fc2ブログ
内藤陽介 Yosuke NAITO
http://yosukenaito.blog40.fc2.com/
World Wide Weblog
<!-【↓2カラムテーブルここから↓】-->
 ロシア下院、“子ども持たない主義”の宣伝を禁止
2024-11-13 Wed 05:32
 ロシア下院議会は、きのう(12日)、出生率向上策の一環として、子どもを持たない主義の悪質な宣伝とみなされるものを禁止する法案を全会一致で可決しました。上院とプーチン大統領も速やかに承認する見通しで、成立すれば、既にある“非伝統的なライフスタイル”の推進とみなされるコンテンツの禁止や、ウクライナ紛争に関する反対意見のアカウントの禁止などに加えて、ロシアにおける表現の自由はさらに制限されることになります。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)

      ロシア・母親英雄勲章(2024)

 これは、2024年3月8日、国際女性デーに合わせてロシアが発行した“母親英雄勲章”の切手です。“母親英雄”は10人以上の子を育てた母親を英雄として讃える称号で、今回ご紹介の切手の勲章は同称号の授与に際して与えられるものです。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。

 
★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 11月15日(金) 10:00~ ニッポンジャーナル
 インターネット番組「ニッポンジャーナル」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。

 11月22日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

 よみうりカルチャー 荻窪
 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00
 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。

 謀略の世界史 原則毎月第1土曜日 13:00~14:30
 MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。

 武蔵野大学のWeb講座 
 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 

 「龍の文化史」、絶賛配信中です。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。

 ★ 『切手もの知り図鑑 一番切手50のエピソード』 好評発売中!★

      切手もの知り図鑑 一番切手50のエピソード

 「動物と植物」「科学技術」「社会と文化」「神話/伝説と宗教」の4章立てで、犬、猫、宇宙開発、飛行機、クリスマスといったテーマで、初めて描かれた切手図案にまつわる秘話、思いがけない発行に至る背景に加え、シーラカンスやテレビ、警察官、タトゥー、髑髏といった、あっと驚く意外なテーマの一番切手も登場します!

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

別窓 | ロシア連邦 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
 ロシア、戦略核の使用を想定した軍事演習
2024-10-30 Wed 09:02
 ロシア国防省は、きのう(29日)、プーチン大統領の指揮下で戦略核兵器の使用を想定した演習を開始し、プレセツク宇宙基地から大陸間弾道ミサイル“ヤルス”を発射したほか、北西部のバレンツ海やオホーツク海の原子力潜水艦から弾道ミサイル“シネワ”と“ブラワ”を発射したことなどを明らかにしました。というわけで、今日はこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

      ロシア・プレセツク宇宙基地50年(2007)

 これは、2007年7月2日、ロシアが発行した“プレセツク宇宙基地50年記念”の切手シートです。
 
 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。

 * 昨日(29日)のニッポンジャーナルの内藤出演回は無事に終了しました。次回は11月6日(水)に登場の予定です。引き続きよろしくお願いします。


★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 11月3日(日・祝) 14:00~ 正しい多文化共生セミナー 
 TKP新橋汐留ビジネスセンターにて、救国シンクタンク主催の第8回セミナーとして、埼玉県南部の川口市を中心とした“クルド人問題”を中心に内藤がお話しします。お申込みなどの詳細はこちらをご覧ください。

 11月4日(月・振休) 09:00~ 減税&規制廃止カンファレンス 
 2017年から開催されてきた日米の「税制改革」について議論するシンポジウム“Japan-US Innovation Summit”を継承したイベントで、内藤も15:00から登壇します。お申込みなどの詳細はこちらをご覧ください。

 11月6日(水) 10:00~ ニッポンジャーナル
 インターネット番組「ニッポンジャーナル」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。

 11月8日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

 よみうりカルチャー 荻窪
 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00
 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。

 謀略の世界史 原則毎月第1土曜日 13:00~14:30
 MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。

 武蔵野大学のWeb講座 
 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 

 「龍の文化史」、絶賛配信中です。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。

 ★ 『切手もの知り図鑑 一番切手50のエピソード』 好評発売中!★

      切手もの知り図鑑 一番切手50のエピソード

 「動物と植物」「科学技術」「社会と文化」「神話/伝説と宗教」の4章立てで、犬、猫、宇宙開発、飛行機、クリスマスといったテーマで、初めて描かれた切手図案にまつわる秘話、思いがけない発行に至る背景に加え、シーラカンスやテレビ、警察官、タトゥー、髑髏といった、あっと驚く意外なテーマの一番切手も登場します!

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

別窓 | ロシア連邦 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
 露ブリャンスク州で非常事態宣言
2024-10-10 Thu 07:23
  ウクライナ軍は、昨日(9日)、ロシア西部、ブリャンスク州カラチェフ近郊のロシア連邦国防省ロケット・砲兵総局(GRAU)第67工廠と兵器庫を数十機の長距離自爆ドローンで攻撃。これに対して、ブリャンスク州の非常事態当局は、兵器庫には言及せず、状況は管理下にあるとしたうえで、“爆発物の爆発”があったとして非常事態を宣言しました。というわけで、今日はこの切手です。

      ロシア・ブリャンスク州

 これは、2010年7月14日、ロシアが発行した“ロシアの各州”の切手のうち、ブリャンスク州を取り上げた1枚で、同州の主要な生産品である鉄道車両(切手に描かれているのはディーゼル機関車ヴィチャズ2TE25A)と、戦没者慰霊碑が描かれています。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。 


★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 10月11日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

 10月16日(水) 10:00~ ニッポンジャーナル
 インターネット番組「ニッポンジャーナル」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。

 10月27日(日) 13:30~  アメリカ大統領選挙~より理解するために
 よみうりカルチャー荻窪にて、アメリカ大統領選挙をより理解するための基礎知識と最新情報を交え解説します。詳細はこちらをご覧ください。

 11月3日(日) 14:00~ 正しい多文化共生セミナー 
 TKP新橋汐留ビジネスセンターにて、救国シンクタンク主催の第8回セミナーとして、埼玉県南部の川口市を中心とした“クルド人問題”を中心に内藤がお話しします。お申込みなどの詳細はこちらをご覧ください。

 よみうりカルチャー 荻窪
 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00
 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。

 謀略の世界史 原則毎月第1土曜日 13:00~14:30
 MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。

 武蔵野大学のWeb講座 
 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 

 「龍の文化史」、絶賛配信中です。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。

 ★ 『切手もの知り図鑑 一番切手50のエピソード』 好評発売中!★

      切手もの知り図鑑 一番切手50のエピソード

 「動物と植物」「科学技術」「社会と文化」「神話/伝説と宗教」の4章立てで、犬、猫、宇宙開発、飛行機、クリスマスといったテーマで、初めて描かれた切手図案にまつわる秘話、思いがけない発行に至る背景に加え、シーラカンスやテレビ、警察官、タトゥー、髑髏といった、あっと驚く意外なテーマの一番切手も登場します!

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

別窓 | ロシア連邦 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
 プーチン、モンゴル訪問
2024-09-03 Tue 06:53
 ロシアのプーチン大統領が、本日(3日)開催のノモンハン事件(モンゴル側の呼称はハルヒン・ゴル戦争)85周年の戦勝記念式典に出席するため、昨晩(2日)、モンゴルに到着しました。本来、2023年3月にICC(国際刑事裁判所)から戦争犯罪容疑で逮捕状が出されているプーチンがICC加盟国のモンゴルに入国した場合、モンゴル当局は彼を逮捕する義務がありますが、今回の訪問はモンゴル側からの招待によるものだということで、プーチンは逮捕されていません。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)

      ロシア・ノモンハン75年

 これは、2014年8月22日、ロシアが発行した“ソヴィエト・モンゴル軍の日本侵略者に対する勝利75周年”の記念切手で、モンゴルの“ハルヒン・ゴル戦争従軍記章”が取り上げられています。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。
 

★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 9月6日(金) 10:00~ ニッポンジャーナル
 インターネット番組「ニッポンジャーナル」に内藤藤がコメンテーターとして出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。

 9月13日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

 よみうりカルチャー 荻窪
 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00
 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。

 謀略の世界史 原則毎月第1土曜日 13:00~14:30
 MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。

 武蔵野大学のWeb講座 
 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 

 「龍の文化史」、絶賛配信中です。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。

 ★ 『切手もの知り図鑑 一番切手50のエピソード』 好評発売中!★

      切手もの知り図鑑 一番切手50のエピソード

 「動物と植物」「科学技術」「社会と文化」「神話/伝説と宗教」の4章立てで、犬、猫、宇宙開発、飛行機、クリスマスといったテーマで、初めて描かれた切手図案にまつわる秘話、思いがけない発行に至る背景に加え、シーラカンスやテレビ、警察官、タトゥー、髑髏といった、あっと驚く意外なテーマの一番切手も登場します!

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

別窓 | ロシア連邦 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
 ロシア南部のダゲスタンで同時多発テロ
2024-06-25 Tue 04:40
 ロシア南部ダゲスタン共和国の首都マハチカラと第2の都市デルベントで、23日、教会や警察施設などへの襲撃事件が発生。地元当局は、きのう(24日)までに死亡者が20人に達したと発表しました。というわけで、亡くなられた方への哀悼の意を表しつつ、きょうはこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)

      ロシア・デルベント城砦(2011)

 これは、2011年9月13日にロシアが発行した“ロシアの世界遺産 デルベントのシタデル、古代都市及び要塞建築物群”の切手シートです。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。
 

★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 6月26日(水) 10:00~ ニッポンジャーナル
 インターネット番組「ニッポンジャーナル」に内藤藤がコメンテーターとして出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。

 6月28日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

 7月4日(木) 19:00~ 日本ウイグル協会・追悼集会
 東京・四谷のTKPスター貸会議室 四谷2にて開催の緊急特別講演会「7.5ウルムチ虐殺から15年、中国のウイグル政策がどこへ向かうのか」(日本ウイグル協会主催)にて、「ウルムチ虐殺以降の中国のウイグル政策がどこに向かっているのか」と題して、内藤がお話します。参加無料。お申し込みなどの詳細はこちらをご覧ください。

 ★★★ 全日本切手展のご案内  ★★★ 

 7月13-15日(土-月・祝) 東京・錦糸町のすみだ産業会館で全日本切手展(全日展)が開催されます。今回は、内藤がオスロ合意後のパレスチナ自治政府の郵便史を題材としたコレクションを展示します。展覧会の情報は全日本切手展のオフィシャルサイトなどで、随時アップしていきますので、よろしくお願いいたします。

      全日本切手展2025

 よみうりカルチャー 荻窪
 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00
 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。

 謀略の世界史 原則毎月第1土曜日 13:00~14:30
 MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。

 武蔵野大学のWeb講座 
 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 

 「龍の文化史」、絶賛配信中です。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。

 ★ 『切手もの知り図鑑 一番切手50のエピソード』 好評発売中!★

      切手もの知り図鑑 一番切手50のエピソード

 「動物と植物」「科学技術」「社会と文化」「神話/伝説と宗教」の4章立てで、犬、猫、宇宙開発、飛行機、クリスマスといったテーマで、初めて描かれた切手図案にまつわる秘話、思いがけない発行に至る背景に加え、シーラカンスやテレビ、警察官、タトゥー、髑髏といった、あっと驚く意外なテーマの一番切手も登場します!

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。


別窓 | ロシア連邦 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
 フィギュアのワリエワ、4年間の資格停止
2024-01-30 Tue 10:36
 2022年の北京冬季五輪中にドーピング問題が発覚したフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ選手について、CAS=スポーツ仲裁裁判所は、昨日(29日)、4年間の資格停止処分とする裁定を下しました。これにより、同選手が属していた“ROC(ロシア五輪委)”がフィギュアスケート団体戦で獲得した金メダルは正式に剥奪され、銀メダルだった米国が金メダル、銅メダルだった日本が銀メダルを獲得することになります。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)

      ロシア・フィギュアスケート(2023)

 これは、2023年1月12日、ロシアが発行したスポーツ・シリーズの切手のうち、フィギュアスケートを取り上げた1枚です。
 
 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。なお、内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。


★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 1月31日(水) 10:00~ ニッポンジャーナル
 インターネット番組「ニッポンジャーナル」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。

 2月9日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

 よみうりカルチャー 荻窪
 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00
 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。

 謀略の世界史 原則毎月第1土曜日 13:00~14:30
 MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。

 武蔵野大学のWeb講座 
 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 

 「龍の文化史」、絶賛配信中です。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。


★ 『龍とドラゴンの文化史』 好評発売中!★

      龍とドラゴンの文化史・帯なし

 辰年にちなんで、中国 の龍を皮切りに、 日本 、朝鮮、琉球、東南アジア、キリスト教世界など、世界の龍について、そのベースとなる文化史や興味深いエピソードなどを切手とともにご紹介します。

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

別窓 | ロシア連邦 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
 イスラエルからの入国抗議でマハチカラ空港が一時閉鎖
2023-10-30 Mon 11:34
 ロシア南部ダゲスタン共和国の首府、マハチカラの空港で、29日夜、テルアヴィヴからの定期便が到着したところ、イスラエルとイスラム組織ハマース(ハマスとも)の戦闘を巡り、パレスチナ支持者がフェンスを破って滑走路になだれ込み、空港が一時閉鎖される騒動がありました。というわけで、今日はこんなものを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

      ロシア・ダゲスタン100年

 これは、2021年12月10日、ロシアが発行した“ダゲスタン自治ソビエト社会主義共和国100周年記念”の切手シートで、マハチカラの建造物をはじめ、同国を象徴するランドマークや産業などが描かれています。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。


★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 10月30日(月) 18:10~18:20 私の正論
 ニッポン放送の「私の正論」に内藤がゲスト出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。

 10月31日(火) 10:00~ ニッポンジャーナル
 インターネット番組「ニッポンジャーナル」に内藤がゲスト出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。

 11月3~5日 ウクライナ切手展 於・都立産業貿易センター台東館
 11月3~5日(金・祝~日)、東京・浅草の都立産業貿易センター台東館で開催の全国切手展<JAPEX 2023>と併催のイベントです。内藤も、1918年に発行されたウクライナ最初の切手の小コレクションと、最初の切手の原画作者、ヘオルヒー・ナルブートの画業を紹介する小コレクションを展示するほか、会期中、以下のトークを行います。

 11月3日(金・祝) 15:00~15:30 ウクライナ切手展・展示解説
 11月4日(土) 13:00~14:00 記念講演「ウクライナと切手・郵便」

 
 イベントそのものは事前予約不要・参加費無料ですが、会場の切手展へは入場料が必要です。詳細は全国切手展の主催者サイトをご覧ください。

 11月10日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

 よみうりカルチャー 荻窪
 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00
 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。

 謀略の世界史 11/11、12/9、1/6、2/3、3/2 13:00~14:30
 MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。

 武蔵野大学のWeb講座 
 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 

 「龍の文化史」、絶賛配信中です。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。


★ 『今日も世界は迷走中』 好評発売中!★

      今日も世界は迷走中

 ウクライナ侵攻の裏で起きた、日本の運命を変える世界の出来事とは!内藤節炸裂。

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

別窓 | ロシア連邦 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
 ウクライナ、ロシア黒海艦隊司令部を攻撃
2023-09-24 Sun 09:14
 ウクライナ軍は、22日、国際社会が認めるロシア国境の外にある(=ロシアによる”併合”が認められていない)クリミアの軍港都市セヴァストポリ(セヴァストーポリ、セワストーポリ、セバストポリとも)のロシア海軍黒海艦隊の司令部に対してミサイル攻撃を成功させ、ロシア軍幹部を含む数十人が死傷したと発表しました。ロシア国防省も「ウクライナの攻撃の結果、黒海艦隊司令部の歴史的な建造物が損傷した」と認めています。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)

      ロシア・黒海艦隊225年(2008)

 これは、2008年4月29日、ロシアが発行した“黒海艦隊創設225周年記念”の切手シートで、セヴァストポリのランドマークとして知られる沈没船記念碑を背景に、黒海の地図とロシアおよびソ連の海軍旗が描かれています。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。


★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 10月7日(土) 新講座「謀略の世界史」スタート
 原則毎月第1土曜日開催のよみうりカルチャー荻窪での講座です。MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。

 10月13日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

 よみうりカルチャー 荻窪
 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00
 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。
 
 武蔵野大学のWeb講座 
 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 

 「龍の文化史」、絶賛配信中です。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。


★ 『今日も世界は迷走中』 好評発売中!★

      今日も世界は迷走中

 ウクライナ侵攻の裏で起きた、日本の運命を変える世界の出来事とは!内藤節炸裂。

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

別窓 | ロシア連邦 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
 クリミア大橋で大規模爆発
2022-10-09 Sun 02:02
 ロシアが一方的に“併合”を宣言し、実効支配を続けているクリミア半島とロシアを結ぶ“クリミア大橋”で、きのう(8日)、通行中のトラックが突然爆発。併設された鉄道で、貨物列車が運搬中の7つの燃料タンクに爆発の炎が燃え移って大規模な爆発となり、橋の道路の一部が崩落し、現在閉鎖中になっています。というわけで、今日はこの切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

      ロシア・クリミア大橋(2018)

 これは、2018年11月6日にロシアが発行した“クリミア大橋”の切手です。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。なお、内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。


★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 10月14日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

 全国切手展<JAPEX 2022> 於・都立産業貿易センター台東館
 11月5日(土) 11:00~ 「日中国交正常化50年とは何だったのか」
 * 11月に日本郵趣出版から刊行予定の拙著『現代日中関係史 1945-1972(仮)』の刊行記念イベントです。

 イベントそのものは事前予約不要・参加費無料ですが、会場の切手展へは入場料が必要です。切手展の詳細は主催者サイトをご覧ください。

 よみうりカルチャー 荻窪
 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00
 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。

 武蔵野大学のWeb講座 
 「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」と「日本郵便150年の歴史」の2種類の講座をやっています。詳細はこちらをご覧ください。 


★ 『本当は恐ろしい! こわい切手』 好評発売中!★

      『本当は恐ろしい! こわい切手』

 怨霊、ゾンビ、鬼、そして人間の闇 … 古今東西の奇妙な切手を集めた一冊。
 それぞれの切手には、いずれも世に出るだけの理由が必ずある。
 その理由を求めて、描かれた題材の歴史的・文化的・社会的背景を探っていくと、そこからさまざまなドラマが浮かび上がってくる。

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。


別窓 | ロシア連邦 | コメント:1 | トラックバック:0 | top↑
 ロシア版スタバ“スターズコーヒー”が開店
2022-08-20 Sat 09:14
 ロシアの首都モスクワで、18日(現地時間)、ロシア軍のウクライナ侵攻後の今年5月にロシアから撤退した米コーヒーチェーン大手、スターバックス(Starbucks)の類似店が“スターズコーヒー(Stars Coffee)”の名で開店しました。そのロゴは、スターバックスの象徴である2本の尾ひれを持つ人魚を、ロシアの伝統的な髪飾り“ココシニク”をつけた女性に置き換えたもので、本家をパクったと言われても仕方ない雰囲気です。以下、スターズコーヒーのロゴ(上)と、スターバックスのロゴ(下)を並べてみます。

      ロシア・スターズコーヒーロゴ
      スタバ・ロゴ

 ちなみに、スターズコーヒー側がロゴのデザインとして用いているココシニクを描いた切手が、2009年9月23日にロシアから発行されていましたので、ご紹介します。

      ロシア・ココシュニク(2009)

 ココシニクの詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。なお、内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。


★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 8月26日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

 よみうりカルチャー 荻窪
 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00
 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。

 武蔵野大学のWeb講座 
 「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」と「日本郵便150年の歴史」の2種類の講座をやっています。詳細はこちらをご覧ください。 


★ 『本当は恐ろしい! こわい切手』 好評発売中!★

      『本当は恐ろしい! こわい切手』

 怨霊、ゾンビ、鬼、そして人間の闇 … 古今東西の奇妙な切手を集めた一冊。
 それぞれの切手には、いずれも世に出るだけの理由が必ずある。
 その理由を求めて、描かれた題材の歴史的・文化的・社会的背景を探っていくと、そこからさまざまなドラマが浮かび上がってくる。

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

別窓 | ロシア連邦 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
 きょうからロシアからの38品目輸入禁止
2022-04-19 Tue 02:49
 ウクライナ侵攻を続けるロシアへの追加経済制裁として、きょう(19日)から、ビール、スパークリングワイン、ウォッカなどアルコール飲料6品目、木材(チップ、丸太、単板)4品目、機械類・電気機械28品目の計38品目が輸入禁止になります。(ただし、輸入禁止の発動前に契約した分は、猶予として3カ月間輸入が認められます)というわけで、きょうはこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)

      ロシア・ゴリツィン(2020)

 これは、2020年8月24日にロシアが発行した“レフ・ゴリツィン生誕175周年”の記念切手で、ゴリツィンの肖像と彼のワイナリー、パリのワイン品評会のスパークリングワイン部門で金賞を受賞したワインのイメージが描かれています。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。なお、内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。


★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 4月22日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

 4月22-24日(金-日) スタンプショウ2022 
 於・都立産業貿易センター台東館

 毎年恒例、世界切手祭り・スタンプショウですが、今回は会期中、以下の2回のトークイベントに登場します

 4月22日(金) 14:00~ 「アフガニスタン現代史」
 *3月に刊行された拙著『アフガニスタン現代史』の出版記念イベントです。

 4月23日(土) 11:00~
 「切手でたどる郵便創業150年の歴史 vol.3 平成・令和編」
 *5月に日本郵趣出版から刊行予定の「切手でたどる郵便創業150年の歴史 vol.3 平成・令和編」の事前プロモーションを兼ねたイベントです。

 両イベントとも、事前予約不要・参加費無料です。親イベントとなる切手展、スタンプショウの詳細は主催者サイトをご覧ください。

 5月4日(水・祝) 13:00~ よみうりカルチャー北千住 公開講座 
 よみうりカルチャー北千住にて、公開講座「アフガニスタン現代史」を行います。拙著『アフガニスタン現代史』の内容を90分にギュッと凝縮した内容をお届けいたします。お申込など詳細は、こちらをご覧ください。

 武蔵野大学のWeb講座
 4月6日-7月12日 鏑木清方と江戸の残り香
 詳細はこちらをご覧ください。
 
 4月13日-7月19日 日本の郵便150年の歴史2 占領時代(1945年の終戦から1952年)
 詳細はこちらをご覧ください。
 
 5月18日-8月23日 日本の歴史を学びなおす― 近現代編その2― 幕末
 詳細はこちらをご覧ください。 

★ 最新作 『アフガニスタン現代史』 好評発売中!★

      アフガニスタン現代史・表紙帯付き
 
 出版社からのコメント
 混迷のアフガニスタン情勢の理解に必須の通史!
 911同時多発テロ事件とその後のアフガニスタン空爆から20年。西側が支援した新共和国が崩壊し、再びタリバンが実効支配下に置いたアフガニスタン。英国、ソ連、米国…介入してきた大国の墓場と呼ばれてきたこの国の複雑極まりない現代史を、切手や郵便資料も駆使しながら鮮やかに読み解く。

 本書のご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

別窓 | ロシア連邦 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
 欧州評議会、ロシアを除名
2022-03-17 Thu 03:00
 ロシア外務省は、15日(現地時間)、欧州の人権保護などを目的とした国際機関「欧州評議会」からの脱退を発表。これに対して、同評議会の閣僚委員会は16日、ロシアの除名を決定し、除名は即時に発効しました。というわけで、きょうはこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)

      ロシア・欧州評議会加盟20年

 これは、2016年2月26日にロシアが発行した“欧州評議会加盟20年”の記念切手です。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。なお、内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。


★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 3月20日(日) 21:55~  拉致被害者全員奪還ツイキャス
 3月20日(日)、拉致被害者全員奪還ツイキャスのゲストで内藤が出演しますので、よろしかったら、ぜひ、こちらをクリックしてお聴きください。

 3月21日(月) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は07:48からになります。皆様、よろしくお願いします。

 武蔵野大学のWeb講座
 4月6日-7月12日 鏑木清方と江戸の残り香
 詳細はこちらをご覧ください。
 
 4月13日-7月19日 日本の郵便150年の歴史2 占領時代(1945年の終戦から1952年)
 詳細はこちらをご覧ください。
 
 5月18日-8月23日 日本の歴史を学びなおす― 近現代編その2― 幕末
 詳細はこちらをご覧ください。

 5月4日(水・祝) 13:00~ よみうりカルチャー北千住 公開講座 
 よみうりカルチャー北千住にて、公開講座「アフガニスタン現代史」を行います。拙著『アフガニスタン現代史』の内容を90分にギュッと凝縮した内容をお届けいたします。お申込など詳細は、こちらをご覧ください。
 

★ 最新作 『アフガニスタン現代史』 3月5日発売!★

      アフガニスタン現代史・表紙帯付き
 
 出版社からのコメント
 混迷のアフガニスタン情勢の理解に必須の通史!
 911同時多発テロ事件とその後のアフガニスタン空爆から20年。西側が支援した新共和国が崩壊し、再びタリバンが実効支配下に置いたアフガニスタン。英国、ソ連、米国…介入してきた大国の墓場と呼ばれてきたこの国の複雑極まりない現代史を、切手や郵便資料も駆使しながら鮮やかに読み解く。

 本書のご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

★ 期間限定の無料サービス、ぜひご活用ください! ★

      世界はいつでも不安定・表紙カバー

 2月1日から3月31日まで、拙著『世界はいつでも不安定 国際ニュースの正しい読み方』(ワニブックス)が電子書籍版アマゾン・アンリミテッドの対象になっております。期間中、アマゾンKindle Unlimited会員限定ですが、無料で読み放題となりますので、この機会に、ぜひ、こちらをクリックしてご活用ください。

別窓 | ロシア連邦 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
 ロシア一部銀行のSWIFT排除で合意
2022-02-27 Sun 10:49
 米・英・加・EUは、きのう(26日)、ウクライナへの侵攻を続けるロシアへの制裁措置の一環として、ロシアの一部銀行を国際銀行間の送金・決済システムのSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除することで合意しました。というわけで、きょうはこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)

      ロシア・ズベルバンク165年

 これは、2006年10月18日にロシアが発行した“ロシア貯蓄銀行(ズベルバンク)165年”の記念切手です。ズベルバンクはロシア最大の銀行で、この記事を書いている時点では、SWIFTから排除の対象か否かは明らかにされていませんが、24日のロシア軍のウクライナ侵攻を受けて米国のバイデン政権が発動した追加金融制裁では、米国の銀行を介したドル決済や外国送金の取引を禁じる制裁対象に指定されています。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。なお、内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。また、内藤総研では、ウクライナ情勢に関する動画も新たに配信いたしましたので、そちらも併せてご覧いただけると幸いです。   


★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 2月28日(月) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は07:48からになります。皆様、よろしくお願いします。

 3月13日(日) 13:00~ 「アフガニスタン現代史」
 3月12・13日(土・日)に東京・目白の切手の博物館で開催される「第13回テーマティク研究会切手展」にあわせて、下記の通り、拙著『アフガニスタン現代史』の刊行記念トークイベントを開催します。切手展の参観と合わせて、ぜひ、ご参加ください。(切手展の詳細はこちら

 【日時】 3月13日(日) 13:00~14:30
 【会場】切手の博物館3階会議室
 【参加費】無料 ※先着順・最大20名
 【問合先】(公財)日本郵趣協会 TEL:03-5951-3311

 武蔵野大学のWeb講座
 4月6日-7月12日 鏑木清方と江戸の残り香
 詳細はこちらをご覧ください。
 
 4月13日-7月19日 日本の郵便150年の歴史2 占領時代(1945年の終戦から1952年)
 詳細はこちらをご覧ください。
 
 5月18日-8月23日 日本の歴史を学びなおす― 近現代編その2― 幕末
 詳細はこちらをご覧ください。

 5月4日(水・祝) 13:00~ よみうりカルチャー北千住 公開講座 
 よみうりカルチャー北千住にて、公開講座「アフガニスタン現代史」を行います。拙著『アフガニスタン現代史』の内容を90分にギュッと凝縮した内容をお届けいたします。お申込など詳細は、こちらをご覧ください。
 

★ 最新作 『アフガニスタン現代史』 3月5日発売!★

      アフガニスタン現代史・表紙帯付き
 
 出版社からのコメント
 混迷のアフガニスタン情勢の理解に必須の通史!
 911同時多発テロ事件とその後のアフガニスタン空爆から20年。西側が支援した新共和国が崩壊し、再びタリバンが実効支配下に置いたアフガニスタン。英国、ソ連、米国…介入してきた大国の墓場と呼ばれてきたこの国の複雑極まりない現代史を、切手や郵便資料も駆使しながら鮮やかに読み解く。

 本書のご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

★ 期間限定の無料サービス、ぜひご活用ください! ★

      世界はいつでも不安定・表紙カバー

 2月1日から3月31日まで、拙著『世界はいつでも不安定 国際ニュースの正しい読み方』(ワニブックス)が電子書籍版アマゾン・アンリミテッドの対象になっております。期間中、アマゾンKindle Unlimited会員限定ですが、無料で読み放題となりますので、この機会に、ぜひ、こちらをクリックしてご活用ください。

★ 『切手でたどる郵便創業150年の歴史 vol.2 戦後編』 好評発売中! ★

      切手でたどる郵便創業150年の歴史②表紙 2530円(本体2300円+税)

 明治4年3月1日(1871年4月20日)にわが国の近代郵便が創業され、日本最初の切手が発行されて以来、150年間の歴史を豊富な図版とともにたどる3巻シリーズの第2巻。まずは、1945年の第二次大戦終戦までの時代を扱った第1巻に続き、第二次大戦後の1946年から昭和末の1989年までを扱っています。なお、2022年3月刊行予定の第3巻では平成以降の時代を取り扱う予定です。

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 

 ★★ 書籍無料ダウンロードを装った違法サイトにご注意ください!★★

 最近、拙著『切手でたどる郵便創業150年の歴史』をPDF化して、無料でダウンロードできるかのように装い、クレジットカード情報を盗み取ろうとする違法サイトの存在が確認されました。

 この種のサイトは多種多様な出版物を無許可で取り扱っているものと思われます。

 内藤および拙著の出版元・販売元ではこのような行為は一切認めておらず、フィッシング詐欺等に巻き込まれる可能性もありますので十分ご注意ください。

別窓 | ロシア連邦 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
 ナワリヌイ氏に“サハロフ賞”
2021-10-21 Thu 04:04
 ヨーロッパ議会は、きのう(20日)、“サハロフ賞”に、プーチン政権の汚職などを追及してきたロシアの野党勢力指導者で、服役中のアレクセイ・ナワリヌイ氏を選んだと発表しました。というわけで、きょうはこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)

      ロシア・サハロフ生誕100年(2021)

 これは、ことし(2021年)5月21日にロシアが発行した“アンドレイ・サハロフ生誕100年”の記念切手です。

 アンドレイ・サハロフは、1921年5月21日、モスクワで生まれました。1942年にモスクワ大学を卒業しましたが、当時は独ソ戦の最中だったため、アシハバード(現トルクメニスタン)、ついでウリヤノフスクに疎開して研究生活を送りました。

 1945年に戦争が終わるとモスクワに戻り、ソ連科学アカデミー・レベデフ物理学研究所の理論部門で宇宙線の研究に着手。さらに、1948年からイーゴリ・クルチャトフの下で原子爆弾開発に従事し、翌1949年8月29日、ソ連最初の核実験の成功に貢献しました。さらに、1953年8月12日にはソ連初の水爆の実験を成功させ、“ソ連水爆の父”として、32歳の若さでソ連科学アカデミーの正会員となりました。

 しかし、核実験による放射能汚染、特に大気汚染を懸念し、フルシチョフに核実験の中止を進言。さらに、1960年代後半から民主化を求めて社会的発言を公表するようになり、1968年、「進歩、平和共存、知的自由に関する考察」を発表。このため、サハロフは軍事機密に関係する研究から遠ざけられます。

 その後、サハロフの体制批判は尖鋭化し、1970年にはモスクワ人権委員会の創設に関わり、1975年、ノーベル平和賞を受賞。当然のことながら、ソ連当局はこれを良しとせず、サハロフ批判のキャンペーンが展開されます。そして、1979年末にソ連軍がアフガニスタンに侵攻すると、サハロフはこれに抗議したため、1980年1月22日、当局に連行され、一切の栄誉を剥奪されたうえ、ゴーリキー(現在のニジニ・ノヴゴロド)市に流刑されました。

 その後、1985年にゴルバチョフのペレストロイカが始まると、サハロフの流刑は解除されてモスクワに帰還。以後、急進改革派の指導者として1989年には人民代議員に選出され、“ペレストロイカの父”と称されましたが、同年12月14日、68歳で亡くなりました。

 サハロフ賞は、こうしたサハロフの活動を讃えて、1988年に」欧州議会が創設したもので、毎年、人権と思想の自由を守るために献身的な活動をしてきた個人や団体に授与されています。ちなみに、第1回の受賞者は、南アフリカ共和国のネルソン・マンデラとロシア人のアナトリー・マルチェンコで、当時、マンデラは政治犯として収監中でした。

 今年のサハロフ賞の受賞者となったナワリヌイ氏はプーチン政権の汚職を追及してきた人物で、昨年(2020年)、毒殺未遂に遭い、療養先のドイツから今年1月に帰国した際に逮捕され、過去の経済事件に関連して懲役2年6月の判決を受け、モスクワ近郊の刑務所に収監されています。今回のサハロフ賞の発表に愛して、欧州議会のハウタラ副議長は、ナワリヌイ氏の即時釈放を要求するとともに「ロシア当局による反体制派の市民社会やメディアへの嫌がらせや脅し、攻撃はやめなければならない」と訴えています。

 さて、今回ご紹介の切手に取り上げられたサハロフは不機嫌そうに頭を抱えています。生誕100年を祝うにしては、いささか不自然な肖像という印象を受けますね。もっとも、世界的な偉人としてのサハロフの切手を発行しないわけにはいかないが、サハロフを持ち上げすぎて反体制派を勢いづかせることになるのは困るなぁ…という政権側の本音が透けて見えるデザインと理解すればいいのかもしれませんが。


★ 放送出演・講演・講座などのご案内★

 10月25日(月) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は07:48からになります。皆様、よろしくお願いします。


★ 『世界はいつでも不安定』 オーディオブックに! ★

      世界はいつでも不安定Audible

 拙著『世界はいつでも不安定』がAmazonのオーディオブック“Audible”として配信されました。会員登録すると、最初の1冊は無料で聴くことができます。お申し込みはこちらで可能です。

★ 『誰もが知りたいQアノンの正体』 好評発売中! ★

      誰もが知りたいQアノンの正体 1650円(本体1500円+税)

 * 編集スタッフの方が個人ブログで紹介してくれました。こちらをご覧ください。

 ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 

別窓 | ロシア連邦 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
 ロシアで127年ぶりの“ロイヤル”ウェディング
2021-10-02 Sat 03:14
 きのう(1日)、ロシア・サンクトペテルブルクの聖イサアク大聖堂で、1894年にロマノフ王朝最後の皇帝ニコライ2世とヘッセン大公女のアレックス王女(ロシア正教改宗後、皇后としてはアレクサンドラ・フョードロヴナ)が結婚して以来、127年ぶりにロマノフ家の結婚式が行われ、欧州各国から王族が出席したそうです。というわけで、きょうはこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)

      ロシア・聖イサク大聖堂(1992)

 これは、ソ連崩壊後まもない1992年、ロシアが発行した10ルーブル切手で、今回の結婚式が行われた聖イサアク大聖堂が描かれています。

 サンクトペテルブルク中心部、元老院広場に位置する聖イサアク大聖堂は、ピョートル大帝が自らの守護聖人である“ダルマチアの聖イサアク”に捧げるため、ワシリエフスキー島に建設されたのがはじまりで、1717年、現在の元老院広場に移築されましたが、その後、落雷で焼失しています。1762年に即位したエカチェリーナ(エカテリーナ)2世は、イタリア人建築家アントニオ・リナルディに命じて再建事業を開始し、工事は彼女の崩御後も続けられたものの中断。1818年、あらためてアレクサンドル1世の命により、フランス人宮廷建築家オーギュスト・ド・モンフェランの監督下で工事が始まり、1858年、現在の建物が完成しました。

 ロシア10月革命後、ボリシェヴィキ政権によって接収されて博物館として使われていましたが、独ソ戦が始まると、金色のドーム屋根がドイツ軍の標的となることを恐れたソ連当局によってドームは灰色に塗られました。1991年のソ連崩壊後は、再び、ロシア正教の大聖堂として使われています。

 さて、今回の結婚ですが、新郎ゲオルギー・ミハイロビッチ・ロマノフ氏の母親、マリヤ・ウラジーミロフナ・ロマノワ氏は、ニコライ2世の従弟でキリル大公のキリル・ウラジーミロヴィチの孫です。ロシア革命後、皇帝ニコライ2世一家と皇帝の弟ミハイル大公が処刑されたため、キリル大公がロシア帝室家長にしてロシア皇帝(の継承者)を名乗り、現在はそれをマリヤ氏が引き継いでいるという関係になります。また、新婦のレベッカ・ビルジニア・ベッタリーニさんはイタリア人で、ロマノフ氏とはブリュッセルの欧州議会で勤務していた際に知り合ったそうです。

 なお、現在のロシア政府はロマノフ家による帝位継承を否定していますので、プーチン大統領も「新婚夫妻に祝意を伝える予定はない」、「この結婚はいかなる形でも、われわれの議題には含まれていない」として、政治家としてノーコメントという立場を取っています。


★ 放送出演・講演・講座などのご案内★

 10月4日(月) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は07:48からになります。皆様、よろしくお願いします。

 武蔵野大学のWeb講座 「切手と浮世絵」 配信中です!
 8月11日から10月12日まで、計6時間(30分×12回)の講座です、お申し込みなどの詳細は、こちらをご覧ください。


★ 『世界はいつでも不安定』 オーディオブックに! ★

      世界はいつでも不安定Audible

 拙著『世界はいつでも不安定』がAmazonのオーディオブック“Audible”として配信されました。会員登録すると、最初の1冊は無料で聴くことができます。お申し込みはこちらで可能です。

★ 『誰もが知りたいQアノンの正体』 好評発売中! ★

      誰もが知りたいQアノンの正体 1650円(本体1500円+税)

 * 編集スタッフの方が個人ブログで紹介してくれました。こちらをご覧ください。

 ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 

別窓 | ロシア連邦 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
 五輪のロシア勢略称は“ROC”
2021-02-20 Sat 11:50
 国際オリンピック委員会(IOC)は、きのう(19日)、組織的なドーピングを行っていたとして、2022年12月までロシア選手団を主要国際大会から除外したスポーツ仲裁裁判所の裁定を受け、2021年8月に開催予定の東京五輪と2022年2月に開催予定の北京冬季五輪に個人として参加するロシア選手に関して、ユニフォームなどに記載する略称を、通常の“RUS”ではなく、“ROC(ロシア五輪委)”とすることを決定しました。というわけで、きょうはこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)

      ロシア・五輪委100年

 これは、2011年11月25日にロシアが発行した“ロシア五輪委員会100周年”の記念切手で、左上には、ロシア国旗と同じ白、青、赤の3色で炎を模したROCのエンブレムが入っています。

 ロシアがオリンピックに参加したのは、帝政時代の1900年に行われたパリ大会からですが、当初は、国内の五輪委組織はありませんでした。ロシアで国内五輪委がサンクトペテルブルクで結成されたのは、1912年のストックホルム大会を控えた1911年3月のことで、初代会長、ヴャチェスラフ・ スレズネフスキーの下、ロシア革命をはさんで1918年まで活動を継続しました。

 しかし、革命後のソヴィエト政府および1922年末に成立したソヴィエト連は国民の出国を厳しく制限したため、1920年のアントワープ大会以降、ソ連選手団は五輪に参加しませんでした。

 しかし、第二次大戦後の東西冷戦の中で、スターリンは国威発揚の手段としてのスポーツに改めて着目。この結果、ソ連はそれまでの政策を転換し、国際大会へも積極的に参加することになり、1951年4月、ソ連五輪委が国内五輪委として承認されてIOCに加盟。1952年のヘルシンキ大会には初めてソ連代表を派遣し、陸上競技女子円盤投のニーナ・ロマシェコワの金メダルを皮切りに、金22、銀30、銅19の計71個のメダルを獲得しました。これは、76個(=金40、銀19、銅17)の米国についで第2位の成績です。

 その後、夏季大会の金メダル獲得数ではメルボルン・ローマ・ミュンヘン・モスクワの各大会で1位を獲得。特に、自国開催にして、ソ連軍のアフガニスタン侵攻を理由として西側諸国が参加をボイコットしたモスクワ大会では、全204個の約4割にあたる80個を獲得しています。1984年のロサンゼルス大会はその報復として不参加でしたが、1988年のソウル大会で復帰。ただし、同大会がソ連としては最後の大会参加になりました。

 1991年12月25日にソ連が崩壊すると、1992年冬のアルベールヴィル大会と夏のバルセロナ大会に関しては、当初、連邦崩壊後の各国が独自に代表を派遣することが検討されましたが、リトアニア、ラトビア、エストニアのバルト三国以外については、IOCによる各国の国内五輪委員会の承認が間に合わなかったため、旧ソ連諸国統一チームとして EUN(Équipe Unifiée)が結成され、各国の選手はEUNの一員として参加する形式が採られました。

 その後、バルセロナ大会終了直後の1992年8月13日に現在のロシア五輪委が発足。1994年冬のリレハンメル大会以降は、ロシアとしての代表派遣が復活しました。

 ロシアにおける組織的なドーピングの問題は、旧ソ連時代からさまざまな噂がありましたが、2016年のリオデジャネイロ大会を前に、..同年7月、世界反ドーピング機関(WADA)が、ロシアが4年間にわたって政府主導でドーピング違反を行っていた証拠が見つかったとする調査チームの報告書を発表。これを受けて、IOC理事3人からなる審査委員会が、国際競技団体が推薦する選手を確認し
たうえで、ロシア選手団389人のうち271人が同大会への出場を認められました。

 その後、リオ・パラリンピックでは、ロシアの国としての参加は認めないとしたうえで、出場資格を有し、かつIPCの反ドーピング規程に従うことを立証できる個人選手らは、“中立パラリンピック選手(Neutral Paralympic Athletes:NPA)” として、中立的なパラリンピック旗とパラリンピック賛歌の下、出場することが認められました。

 この方式は2018年冬の平昌大会でも継承され、以前のドーピング違反や薬物検査歴のないことが確認されたロシアの選手には、個人資格での参加を認めたうえで、ロシア国旗と国歌ではなく五輪旗と五輪賛歌を利用することとされ、ロシアの国章である双頭の鷲やロシアと特定されるあらゆるシンボルの使用が禁止され、ユニホームなどの“ロシア”の表記は“ロシアからの五輪選手”に変更して新たにIOCの承認を受けることとして、“ロシア”の文字だけを大きく表記することも禁止されました。

 今回のIOCの決定では、これが少し緩和され、ユニホームに“ロシア・オリンピック委員会”とフル表記することは禁じられたものの、“中立選手”との表示と併記することを条件に“(文字の大きさなどに制約はあるものの)ロシア”の文字を入れることや、今回ご紹介の切手にあるROCのエンブレムの使用が認められています。

 
★★ テーマティク切手展、開催中! ★★

      テーマティク研究会ポスター2021

 2021年2月13-21日(土~日)

 テーマティク研究会は、テーマティクならびにオープン・クラスでの競争展への出品を目指す収集家の集まりで、毎年、全国規模の切手展が開催される際には作品の合評会を行うほか、年に1度、切手展出品のリハーサルないしは活動成果の報告を兼ねて会としての切手展を開催しています。

 通常は東京・目白の切手の博物館を会場として開催しておりますが、ことしは、新型コロナウイルス感染防止の観点から、WEB上でコレクションを閲覧できる「オンライン切手展」となりました。ぜひ、こちらをクリックしてご覧ください。


★ 内藤陽介の最新刊 『日本人に忘れられたガダルカナル島の近現代史』 ★

      日本人に忘れられたガダルカナル島の近現代史カバー 本体1600円+税

 出版社からのコメント
 【中国の札束攻勢にソロモン諸島は陥落寸前!】
 日本軍の撤退後、悲劇の激戦地は
 いかなる歴史をたどり、
 中国はどのように浸透していったのか

 本書のご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 

別窓 | ロシア連邦 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
 ゲバラ忌
2020-10-09 Fri 03:23
 きょう(9日)は、1967年10月9日に亡くなったチェ・ゲバラの命日です。というわけで、この1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

      ロシア・キューバ革命50年

 これは、2009年1月19日、ロシアがキューバとのジョイント・イッシューとして発行した“キューバ革命勝利50周年”の記念切手で、キューバ国旗を背景に、ゲバラの肖像写真「英雄的ゲリラ」を組み合わせたデザインとなっています。

 1962年10月のミサイル危機以降、ゲバラはソ連の“修正主義”を批判する中国への傾斜を強め、ソ連に頼らない“自力更生”路線を主張。これに対して、ソ連はゲバラを危険視し、フィデル・カストロに対してゲバラの排除を求めるとともに、カストロとの関係改善を模索。1963年5月、カストロはモスクワを訪問してフルシチョフと和解し、経済支援と引き換えに、キューバが中ソ対立においてはソ連を支持するという立場を明確にしました。

 これに対して、1964年12月、ゲバラは国連総会での演説で“帝国主義との全面的な戦い”を宣言。さらに、1965年2月、アルジェで「先進国と発展途上国という二つのグループ国家の間にこのような関係を作り上げようというのであれば、たとえそれが社会主義諸国であったとしても、ある意味では帝国主義者の搾取の共犯者だと認めねばなるまい」として、名指しこそ避けたものの、ソ連を批難します。

 アルジェからハバナに戻ったゲバラは、カストロとの話し合いの末、革命政府の閣僚の地位を捨て、キューバを出国し、コンゴ動乱での革命派支援の戦いに参加。ゲバラがキューバを出国したとの報告を受けたソ連は、キューバが自ら好ましい解決方法を選択したと評価し、ブレジネフ政権下のソ連外国貿易銀行はキューバに対して1億6700万ドルの融資を決定します。このように、かつてのソ連はゲバラを好ましからざる人物とみなしていました。

 1991年のソ連崩壊後、後継国家のロシアはキューバとの友好関係を維持しましたが、エリツィン政権下では、当初、対米宥和路線が採られていたこともあって、ゲバラが高く評価されることもありませんでした。

 ところが、1998年にコソヴォ紛争が、1999年に第二次チェチェン紛争が相次いで発生し、ロシアと西側との関係が悪化。さらに、2000年にプーチン政権が発足して徐々に国力が回復すると、対米強硬路線に転じたロシアは“中南米における反米連合の盟主”としてのキューバへの経済的・軍事的支援を拡大するようになり、反米の英雄としてのゲバラに対する評価も大幅に好転しました。

 こうした中で、2008年、南オセチア紛争が発生すると、キューバはいち早くロシア支持を表明。これを機に、ロシアはキューバとの関係を強化し、同年秋にはイーゴリ・セーチン副首相が数回にわたってキューバを訪問し、ハリケーンの被災地に対して食糧・医薬品などの支援を行いました。

 さらに、同年11月には、ドミトリー・メドヴェージェフ大統領がキューバを訪問。キューバに対する経済支援の強化を約束する一方、キューバ側はロシア企業に対してキューバ沖の油田開発やキューバ内のニッケル鉱山の開発の許可を与えました。
 
 今回ご紹介の切手は、こうしたキューバとロシアの親密な関係を反映し、“反米”の象徴としてゲバラを取り上げたものです。なお、この切手が発行されて間もない2009年1月28日から2月4日まで、フィデルの弟で、当時は国家評議会第一副議長の地位にあったラウル・カストロがキューバを公式訪問し、キューバは2000万ドルの借款と2万5000トンの人道食糧支援をロシアから獲得。同年9月にはロシアはメキシコ湾での石油探査を開始し、その見返りとして、1億5000万ドル相当の建設及び農業設備購入資金をキューバに融資しています。

 ちなみに、今回ご紹介の切手にも取り上げられた「英雄的ゲリラ」が、ゲバラの死後、キューバ革命のイコンとして全世界に拡大し、政治的に活用されてきた歴史については、拙著『チェ・ゲバラとキューバ革命』でも詳しくご紹介しておりますので、機会がありましたら、ぜひお手に取ってご覧いただけると幸いです。


★ 内藤陽介の最新刊 『日本人に忘れられたガダルカナル島の近現代史』 ★

      日本人に忘れられたガダルカナル島の近現代史カバー 本体1600円+税

 出版社からのコメント
 【中国の札束攻勢にソロモン諸島は陥落寸前!】
 日本軍の撤退後、悲劇の激戦地は
 いかなる歴史をたどり、
 中国はどのように浸透していったのか

 本書のご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 

別窓 | ロシア連邦 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
 ハバロフスク知事、殺人等の疑いで逮捕
2020-07-10 Fri 01:20
 ロシアの治安当局は、きのう(9日)、2004-05年に起きた複数の起業家の殺人・殺人未遂を画策した疑いで、極東連邦管区のハバロフスク地方の現職知事、セルゲイ・フルガルを逮捕しました。というわけで、きょうはこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

      ロシア・ハバロフスク地方(2018)

 これは、2018年11月22日にロシアが発行した連邦構成主体シリーズのうち、“ハバロフスク地方”を取り上げた切手シートで、同地方の紋章ロシア領内での位置を示す地図が取り上げられています。

 現在のロシア連邦の構成主体は、国際的には未承認のクリミア併合後のクリミア半島の2主体を除くと、46州(オブラスト)と9地方(クライ)、3市 (連邦直轄市)、22共和国(ソ連時代の自治共和国に相当)、1自治州、4自治管区となっています。このうち、州と地方には基本的な相違はないのですが、“地方(クライ)”という名は、ロシア帝国時代に国境地帯に置かれた歴史的な地方区分の名称がそのまま現在まで継承されたものです。

 1858年5月28日、ロシアは清朝とアムール川中流の璦琿で条約を結び、1689年のネルチンスク条約以来、清国領とされてきたアムール川左岸をロシア領とし、ウスリー川以東の外満州(現・沿海州)を両国の共同管理地とするとともに、アムール川におけるロシアの航行権を認めさせました。

 これを受けて、さっそく5月31日、ディヤチェンコ大尉ひきいるロシア国境警備隊(東シベリア第13大隊)は、アムール川を東進してアムール川とウスリー川の合流地点近くに上陸。そこに要塞を設置し、この要塞を17世紀のシベリアの探検家、エロフェイ・ハバロフにちなんでハバロフカと命名しました。これが現在のハバロフスクの直接的な起源で、1895年には“ハバロフスク”に地名を改称したうえで、市制が施行されます。

 帝政ロシア時代、ハバロフスク市とその周辺は“極東地方”に含まれていましたが、ソ連時代の1938年10月20日、極東地方がハバロフスク地方とプリモルスキー地方(沿海地方)に分割されたことで、現在のハバロフスク地方の枠組みができあがりました。なお、現在のハバロフスク地方は、行政中心地(州都に同じ)のハバロフスクを含め、17地区、7の町、18都市型集落で構成されており、その面積は78万8600平方キロです。

 さて、今回逮捕されたフルガルは、1970年2月12日、アムール州ポヤルコヴォ生まれ。2007年に政界入りするまでは、材木や金属を輸出し、日用雑貨を輸入するビジネスを手掛けており、2004年にハバロフスク地方で、2005年にアムール州で実業家が殺害された事件と別の殺人未遂事件に関与した疑いが持たれています。また、フルガルの逮捕に先立ち、実行犯とされる4人の共犯者がすでに逮捕されているそうです。

 その後、フルガルは、2007年に自由民主党の候補として連邦下院選挙に当選。以後、2018年まで連邦下院議員を務め、2015-16年には下院の保健委員会の委員長となりました。そして、2018年の知事選では、プーチン大統領の与党統一ロシアの現職、ヴャチェスラフ・シュポルトを決選投票で破って初当選。統一ロシア以外から選出された数少ない知事の1人でした。

 なお、ハバロフスクとその歴史については、拙著『ハバロフスク』でも詳しく説明しておりますので、機会がありましたら、ぜひお手に取ってご覧いただけると幸いです。
 
 
★★ 内藤陽介の最新刊 『みんな大好き陰謀論』 ★★

      みんな大好き陰謀論(帯なし表紙) 本体1500円+税

 出版社からのコメント
 【騙されやすい人のためのリテラシー入門】
 あなたは大丈夫?賢い人ほどダマされる!
 無自覚で拡散される負の連鎖を断ち切ろう
 まずは定番、ユダヤの陰謀論を叱る! !

 本書のご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 

別窓 | ロシア連邦 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
 中国、海外旅行を事実上禁止
2020-01-26 Sun 02:23
 中国政府は、きのう(25日)、新型肺炎の拡散を防止するための移動制限措置の一環として、27日以降、国民の海外旅行を事実上禁止することを決定しました。というわけで、きょうはこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)

      ロシア・ソチ観光(2011・スキー場・中国語)

 これは、2011年、2012年のソチ五輪を前にロシアが発行したソチ周辺の観光宣伝切手のうち、五輪会場にもなったクラースナヤ・ポリャーナのスキー・リゾートを取り上げた1点で、右側には、中国語の説明文が印刷されたタブが付けられています。

 2011年のロシアの観光宣伝切手は、五輪開催地のソチとその周辺の観光地4ヶ所を取り上げ、それぞれ、英仏独西露中の各国語での説明文を記したタブとの連刷形式で発行されました。このうち、中国語に関しては、香港・マカオ・台湾や東南アジアなどで使用されている繁体字ではなく、大陸で使用されている簡体字表記になっており、ロシア当局が中国人観光客の誘致に力を入れていたことがうかがえます。

 1949年の中華人民共和国建国後、中国人の海外渡航はながらくビジネス、留学、親戚訪問の身に制限されていましたが、1997年、団体旅行が解禁されました。ちなみに、個人の海外旅行に関しては、中国政府と相手国政府とが承認した国への渡航が可能で、日本への個人旅行に関しては、2000年に北京市、上海市、広東省の住民を対象に観光ビザの発給が始まり、2005年以降、中国全土の住民が対象となりました。

 一時期、日本でも話題になった“爆買い”など、旺盛な消費意欲で知られる中国人観光客ですが、それは一定以上富裕層の話で、貧富の差が激しい中、無制限な海外旅行を許可すると、低所得層が大挙して出国し、帰国せずに現地で不法就労する可能性が高いとされています。このため、一般の中国国民にとっては、団体ビザ以外の観光ビザの取得は必ずしも容易ではなく、その結果、旅行の形態としては、団体パック旅行もしくは旅行会社が航空券とホテルだけを手配する個人旅行(=団体旅行のばら売り)が中心となっており、旅行業者は多額の保証金を預け、旅行者が失踪した場合には保証金が没収され、その旅行会社主催のツアーへのビザ発給も禁止されることになっています。

 さて、人民日報の日本時間26日午前0時時点の集計によると、中国本土の感染者は1367人、死者は41人、重症者は200人以上となっており、24日以降、フランスやオーストラリア、マレーシアでそれぞれ初の感染者が確認されたことで、中国本土以外で感染者が出た国・地域は13になりました。このため、中国政府としては、国民を出国させないことで、新型肺炎のこれ以上の拡散を防ぐため、24日から国内の団体旅行業務を停止していましたが、27日以降は海外旅行も、旅行会社が関与しない個人旅行を除き、停止に踏み切ったというわけです。

 ただし、既に出発したツアーについては、旅行者の健康状況に注意しながら継続するとのことですから、おとといから始まったとされる春節休暇中の“民族大移動”により、今後も新型肺炎が日本を含む各国に拡散していく可能性は否定できません。

 一方、こうした中国側の動きを受けて、米政府も、26日にも230人乗りのチャーター便を運航し、米国総領事館に勤務する外交官を含む武漢市在住の米国民とその家族などを避難させるほか、ロシアも、武漢市から自国民を退避させるため中国側との調整を進めているとか。武漢市とその周辺では、昨年10月の時点で156社の日系企業が活動していることですし、日本政府にも、そうした在留邦人の保護・救出のため、一刻も早く行動を起こしていただきたいものです。

      
★★ イベント等のご案内 ★★

 今後の各種イベント・講座等の ご案内です。詳細については、イベント名・講座名をクリックしてご覧ください。

東アジア歴史文化研究会
 2月13日(木) 18:30~ 於常圓寺祖師堂ホール
 混迷を深める中東情勢を読み解く
 参加費 2000円
 詳細は、主催者(東アジア歴史文化研究会)まで、メール(アドレスは、e-asia★topaz.ocn.ne.jp スパム防止のため、ここでは、★を@に変えています)にてお問い合わせください。

・よみうりカルチャー 荻窪
 宗教と国際政治
 毎月第1火曜日 15:30~17:00
 2/4、3/3(1回のみのお試し受講も可)

★★  内藤陽介の最新刊 『日韓基本条約』 ★★

      日韓基本条約・表紙 本体2000円+税

 出版社からのコメント
 混迷する日韓関係、その原点をあらためて読み直す!
 丁寧に読むといろいろ々発見があります。

 本書のご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。


★ 2020年はアウシュヴィッツ収容所解放75周年!★

       (増補改訂版)アウシュヴィッツの手紙・表紙 本体2500円+税
 
 出版社からのコメント
 初版品切れにつき、新資料、解説を大幅100ページ以上増補し、新版として刊行。独自のアプローチで知られざる実態に目からウロコ、ですが淡々とした筆致が心に迫る箇所多数ありです。

 本書のご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

別窓 | ロシア連邦 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
 きょう、露朝首脳会談
2019-04-25 Thu 01:10
 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、きのう(24日)午後、特別列車でロシア・ウラジオストクに到着し、きょう(25日)、プーチン大統領との初会談を行います。というわけで、きょうは“露朝友好”を示す切手の中から、この1枚です。(画像はクリックで拡大されます)

      ロシア・朝鮮解放70年

 これは、2015年にロシアが発行した“朝鮮解放70周年”の記念切手で、平壌の凱旋門が取り上げられています。

 切手に取り上げられた凱旋門は、金日成の“抗日闘争勝利”を記念するものとして、1982年4月の金日成古希にあわせて、平壌市牡丹峰区域に建造されました。その背景には、金日成古希慶祝事業を通じて、それを指揮した後継者・金正日の権威を国民に対して誇示する意図があったのは明白です。

 門は、高さ60メートル、幅52.5メートルで、アーチ型の通路は高さが27メートル、幅が18メートルあり、パリの凱旋門(高さ49メートル)よりも大きいことが、北朝鮮にとっては自慢のひとつだそうです。門の左右の柱には、金日成が故郷を離れたとされる1925と、彼の凱旋の年とされる1945の年号が記されており、その東側と西側の壁面は白頭山の浮き彫りが、南側と北側の壁面には「金日成将軍の歌」や革命を賛美する歌の歌詞が彫刻されています。

 現在の北朝鮮の公式の歴史認識では、金正日は、朝鮮民族の聖地である白頭山の霊気と、金日成の抗日闘争の伝統をともに受け継いで生まれてきた人物であり、それゆえ、金日成から金正日への権力の世襲は正当化されることになっています。ただし、歴史的事実としては、金正日は、金日成がソ連領内で軍事訓練を受けていた時期に生まれたことが確認されており、出生地としては、ハバロフスク近郊、ヴャツコエの野営地が有力視されています。

 このため、北朝鮮当局にとっては、金日成がソ連領内で軍事訓練を受け、戦後、北朝鮮へ帰国したというのはタブーになっており、今回ご紹介の凱旋門も、あくまでも金日成は中朝国境の山岳地帯で抗日闘争を戦い、平壌に凱旋したことを記念する建造物というのが建前です。

 一方、ロシア側からすれば、そもそも、北朝鮮国家はソ連が衛星国として建国したという意識があります。

 すなわち、ナチス・ドイツとの血みどろの戦争を体験したソ連は、第二次大戦後、周辺を藩屏となる衛星国や友好国で固めることで自国の防衛を図るという世界戦略を立て、極東に関しては、満洲と朝鮮半島(の少なくとも北半部)を勢力圏内に組み込み、衛星国を建設することを基本方針としていました。

 このため、1945年8月10日、ソ連軍は朝鮮北端の都市・雄基に突入したのを皮切りに、同月15日の日本側の無条件降伏発表後も南侵を続け、同21日には元山を占領。さらに26日にはチスチャコフ大将指揮下の第25軍が平壌に入城し、ソ連軍民政部を設置して事実上の軍政を実施しました。

 そして、同年9月2日、日本が降伏文書に調印すると、連合国軍最高司令官のマッカーサーは、一般命令第一号を発して、朝鮮半島に関しては、北緯38度線以北はソ連極東軍司令官が、同以南は合衆国太平洋陸軍部隊最高司令官が、それぞれ、駐留日本軍の降伏を受理するものとされます。これをうけ、ソ連占領軍は、大戦中、ソ連極東方面軍で訓練を積んでいた金日成らを帰国させ、北朝鮮における衛星国の建設に着手しました。

 このことをもって、ソ連とその後継国家としてのロシアは自分たちが(北)朝鮮を“解放”下と主張しており、建国初期の北朝鮮では、ソ連赤軍による“北朝鮮解放”を記念して平壌・牡丹峰の麓に解放塔なる記念建造物も建設されました。ちなみに、ソ連の衛星国として出発した北朝鮮は、当初、朝鮮の解放と北朝鮮国家の建国はソ連のおかげであるという立場を取っており、「(ソ連によってではなく)原爆が落ちて日本は戦争に負けた」との趣旨の発言をした人物が処罰されることさえありました。解放塔は、そうしたソ連の“恩恵”を可視化するものとして、かつては、しばしば北朝鮮の切手に取り上げられました。

 解放塔は、現在なお、平壌市内に存在していますが(さすがに、取り壊してしまうとロシアにケンカを売ることになるので)、“ソ連による朝鮮解放”という、北朝鮮にとっては歴史のタブーを可視化するものであるがゆえに、メディアなどで取り上げられることはまずありません。これに対して、平壌駐在のロシア大使館は、朝鮮の戦闘で戦死したソ連軍の軍人を追悼して、定期的に解放塔に花輪を献じていますが、“朝鮮解放70周年”の記念切手にあえて解放塔を取り上げて北朝鮮との関係をあえて悪化させることは得策ではないと判断し、北朝鮮側の顔を立てて、金日成伝説を表現した凱旋門を切手の題材としたものと考えられます。もっとも、“朝鮮解放70周年”の記念切手を発行することじたい、ロシアにしてみれば、朝鮮を“解放”したのは、金日成ではなく、自分たちなのだという意思をにじませているといえばそれまでなのですが…。

 なお、北朝鮮国家の成立過程と、ソ連との関係については、拙著『朝鮮戦争』でもまとめておりますので、機会がありましたら、ぜひお手にとってご覧いただけると幸いです。


★★★ ツイキャス出演のお知らせ ★★★

 4月28日(日)21:55~ 拉致被害者全員奪還ツイキャスのゲストで内藤が出演しますので、よろしかったら、ぜひ、こちらをクリックしてお聴きください。

 
★★ 内藤陽介の最新刊 『チェ・ゲバラとキューバ革命』 好評発売中!★★

      チェ・ゲバラとキューバ革命 表紙カバー 本体3900円+税
 
 【出版元より】
 盟友フィデル・カストロのバティスタ政権下での登場の背景から、“エルネスト時代”の運命的な出会い、モーターサイクル・ダイアリーズの旅、カストロとの劇的な邂逅、キューバ革命の詳細と広島訪問を含めたゲバラの外遊、国連での伝説的な演説、最期までを郵便資料でたどる。冷戦期、世界各国でのゲバラ関連郵便資料を駆使することで、今まで知られて来なかったゲバラの全貌を明らかする。

 本書のご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

別窓 | ロシア連邦 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
| 郵便学者・内藤陽介のブログ | NEXT
<!-【↑2カラムテーブルここまで↑】-->
copyright © 2006 郵便学者・内藤陽介のブログ all rights reserved. template by [ALT-DESIGN@clip].
/