防府切手のつどい2025冬

 防府切手のつどい2025冬を1月26日(日)に開催します。どうぞふるってご参加ください。

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 なお、初参加の方、住所変更をされた方、次回以降の開催案内はがき送付を希望される方は受付でご記帳をお願いします。頂いた個人情報は山口県内での切手展、切手交換会、講演会等の郵趣催事のご案内に限り活用し、他の目的には使用しないことをお約束いたします。

 

 

 

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January 08, 2025

第37回オンライン『郵趣』

日 時:1月10日(金) 21:00~22:00
テーマ:月刊誌「郵趣」1月号に関連したテーマで以下を予定しています。

・「外国切手最新事情」(スピーカー:椙山哲太郎)
・「日本切手の壺」+1解説(スピーカー:山口充さん)
※テーマ及びスピーカーは変更になることがあります。

 公益財団法人日本郵趣協会の「郵趣イベント・カレンダー」記載の「接続先リンク情報」のURLにアクセスしてください。開始5分くらい前で十分間に合います。

 郵趣12月号でご紹介した「カール・ボッシュ誕生150年」記念切手。〆切までにわからなかったためにご紹介できなかった印面中の4本の棒(のようなもの?)について、安部浩司さんから詳しい解説をいただきましたので最初にお話しします。

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 ”SHOGUN”がアメリカTV界の名だたる賞を総なめにし、大谷翔平選手が大リーグのコンセプトをひっくり返すような大活躍を見せているにも関わらず、切手の世界ではまだまだフジヤマ、ゲイシャ、スシ、ラーメン・・・といったステレオタイプがまかり通っています。そんな『トンデモ・ジャパン』の数々をご紹介します。

 考証がいいかげんなエージェント切手類に目くじらを立てるより、これぞエージェント切手クオリティー!と笑いのネタにすることをお勧めします。

▼世界剣道選手権大会(イタリア・2024)

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▼日本の自動車メーカー創業者 (ジブチ・2023)

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▼桃太郎(ハンガリー・1960)

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▼偽オマーン(1971)

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▼大阪万博(カタール・1970)

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▼第17回世界スカウトジャンボリー(St.Vincent・1991)

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▼ノーベル医学・生理学賞(ギニアビサウ・2005)

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▼対外債務免除記念(ホンジュラス・2006)

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▼鉄道(ソマリア・2003)

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【重要】お話の最後に、現在のエージェント切手の基本情報2件をオンライン『郵趣』だけでインフォメーションする予定です。

 

 

 

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January 07, 2025

山口郵趣会 (JPS防府支部) 1月例会案内

日 時:1月18日(土) 13~17時
場 所:防府市立佐波公民館 (学習室)防府郵便局隣
参加費:無料

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 月末26日(日)に開催される「防府切手のつどい2025冬」の最終打ち合わせを行います。

 4月の切手趣味週間期間中に開催する「アスピラート防府切手展2025」の報道資料作成のための切手やリーフ画像提供などのお願いをします。

 ご要望があった萩市社協さんが集めたミクスチャーをあるだけ持参し、計り売りします。秤とレジ袋は私 (椙山) が持参しますので手ぶらでおいでください。

 会でシート買いしたグリーティング・シンプル110円切手を10枚ブロックごとに分割分譲します。お釣りのないように現金をご用意いただけるとたいへん幸せます。

 

 

 

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January 04, 2025

ベルーナおせち遅配事故

 毎年どこかがやらかしてしまう宅配おせちの遅配事故。今年はベルーナさんとその配送会社さんがやってくれました。facebookフレンドの久米田ひとみさん(宮崎県)が偶然にも申し込んでおられたとのこと。ご厚意で送票を含むパッケージ上部カットをはじめ添付書類一式と荷姿の写真をご恵送くださいました。1万5,000世帯分の1という貴重な使用例です。ありがとうございます。第一級資料としてコレクションにいたします。

▼送票部分のカット(左)、ベルーナのおわび書面スクショ(右)

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 送達はヤマト運輸のクール宅急便。トラッキング記録は以下の通り。

・荷物受付 12/31 13:31 松本平田営業所(松本山辺)
・発送済み 同上
・輸送中 12/31 17:38 羽田クロノゲートスペース
・輸送中 01/01 19:17 福岡クール専用ベース
・配達完了 01/02 11:27 宮崎大塚営業所(大塚)

▼実際に届いた際の荷姿

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January 01, 2025

郵趣データベース 1万9千件到達

 自作の郵趣データベース「Stella」(ステラ) の採録点数が1万9千件に到達しました。奇しくも2025年 (令7) 元旦に達成とは縁起がいい😊

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 その記念すべき1万9千件目は「子供の遊び」4種 (シンガポール・2024)です。その中の1種、85c切手にカプセルトイが取り上げられています。

 もともとの販売機はアメリカで発明されたもので、カラフルな色付きのガムを売る機械でした。それが高度経済成長期真っ只中の1965年 (昭40) に日本に輸入され、全国の駄菓子屋さん、おもちゃ屋さんの店頭に設置されました。その光景をご記憶の方も少なくないと思います。さらにそれ以降の日本独自の進化と世界進出については郵趣2月号で取り上げたいと思います。

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祝・昭和百年記念企画 <2025年用年賀状印刷パンフレット・チラシ図鑑>

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 2025年 (令和7年) は記念すべき昭和百年にあたります。さりながら同年用のお年玉付き年賀はがきの実売数は、同時期の前年比40%減という惨憺たる数字を叩き出してしまいました (年賀取扱期間初日の12月15日付)。想像以上の減り方で、元旦配達も例年のような特別配達チームは編成せず、通常の配達体制で対応する局も多いと聞いています。このペースだと、早くて5年、遅くとも10年以内には無くなってしまうのではないかと思われます。年賀はがきというモノ自体は存続するにしても、これを特別扱いするような生活習慣としては廃れてしまうという意味です。
 そこで、郵便局はもちろんのこと、市井の各業種店舗を実際にリサーチして回り、年賀状印刷のパンフレット、チラシ類を採集してきました。訪問店舗数は30、採集できたパンフレット・チラシ類は14種。これが5年、10年後にどれだけ生き残るか定点観測したいと思っています。

 大きなムーブメントとしてはどの取扱点もネット受注にシフトしている点が挙げられます。店頭でも受け付けてはいますが、セブンイレブンやヤマダ電機はネット注文のみで、店頭にはパンフレット・チラシ類は一切置いていませんでした。この傾向は今後拡大するものと思われます。
 特筆すべきは文房具店です。年賀状印刷と言えば近所の文具店だったはずですが、山口市・防府市の大手であるモリイケ、キャンパス防府店は象徴的でした。裏面印刷済の年賀はがきは販売していましたけれど、昔ながらの年賀状印刷業務自体を取りやめていました。特にキャンパスさんは「今年からやめました」とはっきり証言をいただきました。たいへん驚きました。

 年賀状とその手紙文化がいつ終わりを迎えるのか、その終焉を見守る一資料として年賀状印刷パンフレット・チラシを集めてみました。facebook内に写真アルバムを作りましたのでご覧ください。

<取り扱いがないorやめた業種・店名一覧>
(2024年12月調査時点)
・文房具店:モリイケ、キャンパス防府店。
・書店:宮脇書店、明屋書店。
・スーパー:ユアーズバリュー、まるき。
・ドラッグストア:コスモス、セガミ、モリ。
・ディスカウントストア:MrMax。
・百均ショップ:ダイソー、セリア、Watts。
・家電量販店:エディオン
・コンビニ:ファミマ小郡前田町店
 この店のみ取り扱い無しとのこと。店舗によって対応が異なるのであろうか?

 

 

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December 25, 2024

富士山へ年賀状を送ろう!

 大澤瑩時さん、柴田公子さんからはがきサイズのチラシ実物をご恵送いただきました。いつもありがとうございます。

 「〇〇へ年賀状を送ろう!」企画の一環で、富士山あてというのは東海支社さんオリジナルのアイデア。1月7日までですのでまだ間に合います。興味のある方はぜひご参加ください。

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December 24, 2024

追悼・須田寛さん

 JR東海初代代表取締役社長にして郵趣家でもあられた須田寛さんが12月13日に老衰のためお亡くなりになりました、93歳。

 1989年 (平元)、名古屋で開催された世界デザイン博覧会に間に合わせるべく、須田社長のもとJR東海の鉄道旅客サインが一新されました。その対象は車両に関わるあらゆる表示、各種駅設備全般にわたり、最終的に「JR東海サインマニュアル」にまとめられました。自分は駅の旅客誘導サインの実施設計と施工監理そしてサインマニュアルの当該ページの編集を担当しました。はい、郵趣的な事柄とは全く関係なく、あくまでも当時の本職 (サインデザイナー) としてです。

 鉄道ファンやフォントマニアの間で今も人気がある旧国鉄時代由来の「スミ丸ゴシック体」は若き日の須田さんが直接開発に関わられたそうです。JR東海の新しいサインデザインを制定するにあたり、須田社長の強いご希望で特定のサインに残されることになりました。その対象は新幹線ホーム駅名サイン、在来線ホーム駅名サイン、柱付駅名サインの3種です。フォントとしての整合性や視認性に問題を抱えていたスミ丸ゴシック体でしたが、文字の大小やスペーシングなどを調整した完全版下フィルムを全駅分作ることで解決しました。そして今も使われ続けているのは皆さんよくご存知の通りです。そのサインマニュアルのスミ丸ゴシック体が該当する3ページをご覧いただきます。

 自分が手掛けたサインマニュアルは初版です。京都の鉄道博物館ではお宝扱いされて特別展示されていたとも聞いています。もちろん、不正に持ち出したものではなく、デザイン事務所を退職するにあたって実績を示すアイテムとして許可を得て1部いただいたものです。35年以上も昔のものであり、改版が重ねられて内容もすっかり変わっているとは思いますが、やはり著作権は尊重しなくてはなりませんので、低解像度画像でしかお見せできないことはご了解ください。

 その時代と前後して須田さんがスタンプマガジン誌に登場され、その時に初めて郵趣家でもあられたことを知ってびっくりしました。57歳当時の精悍なお姿をご覧ください。いつのまにか私の方が当時の須田さんを上回る年齢になってしまいました。

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