2024-11-24 Sun 10:47
ロシアのプーチン大統領(以下、文中敬称等略)は、22日、前日(21日)にウクライナに向けて発射した新型中距離弾道ミサイル“オレシュニク”について、「量産化する決定がなされた」と述べ、実戦使用を含む実験を続ける意向を明らかにしました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)
これは、2021年11月20日、イタリアが発行した“イタリアの農産物”の切手のうち、ヘーゼルナッツを取り上げた1枚です。ロシアのミサイルの名前となっている“オレシュニク”は、ロシア語で植物の“ヘーゼル(ハシバミ属)”の意味とのことで、選んでみました。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。 * 昨日(23日)、東京・永田町の星陵会館にて開催の救国シンクタンク第8回フォーラム「米大統領選後の世界」は無事、盛況のうちに終了しました。ご参加いただいた皆様、開催の労を取ってくださったスタッフの方々には、この場をお借りしてお礼申し上げます。 ★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★ 12月10日(火) 10:00~ ニッポンジャーナル インターネット番組「ニッポンジャーナル」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。 12月13日(金) 05:00~ おはよう寺ちゃん 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。 よみうりカルチャー 荻窪 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。 謀略の世界史 原則毎月第1土曜日 13:00~14:30 MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。 武蔵野大学のWeb講座 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 「龍の文化史」、絶賛配信中です。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。 ★ 『切手もの知り図鑑 一番切手50のエピソード』 好評発売中!★ 「動物と植物」「科学技術」「社会と文化」「神話/伝説と宗教」の4章立てで、犬、猫、宇宙開発、飛行機、クリスマスといったテーマで、初めて描かれた切手図案にまつわる秘話、思いがけない発行に至る背景に加え、シーラカンスやテレビ、警察官、タトゥー、髑髏といった、あっと驚く意外なテーマの一番切手も登場します! * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 |
2024-08-21 Wed 07:24
雑誌『キュリオマガジン』2024年8月号が発行されました。僕の連載「蛇の文化史」は、今回は、ギリシア神話のメドゥーサについて話題にしましたが、その記事の中で取り上げた切手の中からこの1枚をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます)
これは、2000年11月3日、イタリアが発行した“ベンヴェヌート・チェリーニ生誕500年”の記念切手で、彼の代表作「ペルセウス像」のうち、メドゥーサの首を掲げるペルセウスの上半身部分が取り上げられています。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。 ★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★ 8月21日(水) 10:00~ ニッポンジャーナル インターネット番組「ニッポンジャーナル」に内藤藤がコメンテーターとして出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。 8月23日(金) 05:00~ おはよう寺ちゃん 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。 よみうりカルチャー 荻窪 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。 謀略の世界史 原則毎月第1土曜日 13:00~14:30 MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。 武蔵野大学のWeb講座 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 「龍の文化史」、絶賛配信中です。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。 ★ 『切手もの知り図鑑 一番切手50のエピソード』 好評発売中!★ 「動物と植物」「科学技術」「社会と文化」「神話/伝説と宗教」の4章立てで、犬、猫、宇宙開発、飛行機、クリスマスといったテーマで、初めて描かれた切手図案にまつわる秘話、思いがけない発行に至る背景に加え、シーラカンスやテレビ、警察官、タトゥー、髑髏といった、あっと驚く意外なテーマの一番切手も登場します! * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 |
2024-06-24 Mon 07:57
1024年6月24日、イタリアの修道士グイード・ダレッツォが聖ヨハネ祭にあわせて“ドレミ音階(ドレミファソラシを利用した階名唱法)”の原型を考案してから、ちょうど1000年になりました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)
これは、ドレミ音階の考案者、グイード・ダレッツォの没後900年を記念して、1950年7月29日にイタリアが発行した記念切手で、フィレンツェのウフィツィ美術館にあるグイードの像が取り上げられています。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。 ★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★ 6月26日(水) 10:00~ ニッポンジャーナル インターネット番組「ニッポンジャーナル」に内藤藤がコメンテーターとして出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。 6月28日(金) 05:00~ おはよう寺ちゃん 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。 7月4日(木) 19:00~ 日本ウイグル協会・追悼集会 東京・四谷のTKPスター貸会議室 四谷2にて開催の緊急特別講演会「7.5ウルムチ虐殺から15年、中国のウイグル政策がどこへ向かうのか」(日本ウイグル協会主催)にて、「ウルムチ虐殺以降の中国のウイグル政策がどこに向かっているのか」と題して、内藤がお話します。参加無料。お申し込みなどの詳細はこちらをご覧ください。 ★★★ 全日本切手展のご案内 ★★★ 7月13-15日(土-月・祝) 東京・錦糸町のすみだ産業会館で全日本切手展(全日展)が開催されます。今回は、内藤がオスロ合意後のパレスチナ自治政府の郵便史を題材としたコレクションを展示します。展覧会の情報は全日本切手展のオフィシャルサイトなどで、随時アップしていきますので、よろしくお願いいたします。 よみうりカルチャー 荻窪 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。 謀略の世界史 原則毎月第1土曜日 13:00~14:30 MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。 武蔵野大学のWeb講座 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 「龍の文化史」、絶賛配信中です。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。 ★ 『切手もの知り図鑑 一番切手50のエピソード』 好評発売中!★ 「動物と植物」「科学技術」「社会と文化」「神話/伝説と宗教」の4章立てで、犬、猫、宇宙開発、飛行機、クリスマスといったテーマで、初めて描かれた切手図案にまつわる秘話、思いがけない発行に至る背景に加え、シーラカンスやテレビ、警察官、タトゥー、髑髏といった、あっと驚く意外なテーマの一番切手も登場します! * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 |
2024-06-13 Thu 06:27
G7サミット=主要7か国の首脳会議“プーリア・サミット”が、今日(13日)から、イタリア南部、プーリア州ファザーノ近郊のボルゴ・エニャーツィアで始まります。というわけで、ストレートにこの切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)
これは、今回のサミット開催を記念して、6月11日にイタリアが発行した記念切手です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。 ★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★ 6月14日(金) 05:00~ おはよう寺ちゃん 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。 6月21日(金) 10:00~ ニッポンジャーナル インターネット番組「ニッポンジャーナル」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。 7月4日(木) 19:00~ 日本ウイグル協会・追悼集会 東京・四谷のTKPスター貸会議室 四谷2にて開催の緊急特別講演会「7.5ウルムチ虐殺から15年、中国のウイグル政策がどこへ向かうのか」(日本ウイグル協会主催)にて、「ウルムチ虐殺以降の中国のウイグル政策がどこに向かっているのか」と題して、内藤がお話します。参加無料。お申し込みなどの詳細はこちらをご覧ください。 よみうりカルチャー 荻窪 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。 謀略の世界史 原則毎月第1土曜日 13:00~14:30 MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。 武蔵野大学のWeb講座 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 「龍の文化史」、絶賛配信中です。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。 ★ 『切手もの知り図鑑 一番切手50のエピソード』 好評発売中!★ 「動物と植物」「科学技術」「社会と文化」「神話/伝説と宗教」の4章立てで、犬、猫、宇宙開発、飛行機、クリスマスといったテーマで、初めて描かれた切手図案にまつわる秘話、思いがけない発行に至る背景に加え、シーラカンスやテレビ、警察官、タトゥー、髑髏といった、あっと驚く意外なテーマの一番切手も登場します! * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 |
2024-04-18 Thu 07:10
東京大学の村松真理子教授らのチームは、きのう(17日)、イタリア南部、ベズビオ山北麓のソンマベズビアーナにある遺跡から、初代ローマ皇帝アウグストゥスの別荘とみられる建物の遺構が見つかったと発表しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)
これは、1937年9月23日にイタリアが発行した“皇帝アウグストゥス生誕2000年”の記念切手のうち、5リラ(+1リラの寄付金つき)の航空切手です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。 ★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★ 4月19日(金) 10:00~ ニッポンジャーナル インターネット番組「ニッポンジャーナル」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。 4月26日(金) 05:00~ おはよう寺ちゃん 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。 4月26-28日(金-日) スタンプショウ 2024 毎年恒例、東京・浅草で開催の世界切手祭り・スタンプショウの会期中、以下の日程でトークイベントを行います。事前予約不要・参加費無料ですので、ぜひご参加ください。なお、スタンプショウの詳細は主催者サイトをご覧ください。 4月26日(金) 14:30-15:30 「セント・ジョージの龍退治:ソヴリン金貨と切手」 4月27日(土) 11:00-12:00 『切手もの知り図鑑 一番切手50のエピソード』出版記念講演 4月27日(土) 12:30-13:30 「加賀・能登と戦後の記念切手」 4月29日(月・祝) 謀略の世界史 特別編~リヒャルト・ゾルゲ 毎月第1土曜日に開催している講座、「謀略の世界史」の特別編として、戦前の日本を震撼させたソ連のスパイ、リヒャルト・ゾルゲについてお話しします。詳細はこちらをご覧ください。 よみうりカルチャー 荻窪 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。 謀略の世界史 原則毎月第1土曜日 13:00~14:30 MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。 武蔵野大学のWeb講座 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 「龍の文化史」、絶賛配信中です。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。 ★ 『切手もの知り図鑑 一番切手50のエピソード』 5月1日刊行!★ 「動物と植物」「科学技術」「社会と文化」「神話/伝説と宗教」の4章立てで、犬、猫、宇宙開発、飛行機、クリスマスといったテーマで、初めて描かれた切手図案にまつわる秘話、思いがけない発行に至る背景に加え、シーラカンスやテレビ、警察官、タトゥー、髑髏といった、あっと驚く意外なテーマの一番切手も登場します! * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 ★ 『今日も世界は迷走中』 オーディオブックに! ★ 拙著『今日も世界は迷走中』がAmazonのオーディオブック“Audible”として配信されました。会員登録すると、最初の1冊は無料で聴くことができます。お申し込みはこちらで可能です。 |
2024-03-22 Fri 03:52
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の通訳を務める水原一平氏が、違法なスポーツ賭博に関与し、違法賭博関連口座に大谷選手の口座から少なくとも450万ドル(約6億8千万円)が送金されていたとして解雇されました。というわけで、スポーツ賭博(ただしこちらは合法)に関連する切手として、この1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)
これは、2016年5月5日、イタリアが発行した“トトカルチョ(サッカーくじ)70年”の記念切手です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。 ★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★ 3月22日(金) 05:00~ おはよう寺ちゃん 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。 3月27日(水) 10:00~ ニッポンジャーナル インターネット番組「ニッポンジャーナル」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。 よみうりカルチャー 荻窪 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。 謀略の世界史 原則毎月第1土曜日 13:00~14:30 MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。 武蔵野大学のWeb講座 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 「龍の文化史」、絶賛配信中です。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。 ★ 『今日も世界は迷走中』 オーディオブックに! ★ 拙著『今日も世界は迷走中』がAmazonのオーディオブック“Audible”として配信されました。会員登録すると、最初の1冊は無料で聴くことができます。お申し込みはこちらで可能です。 ★ 『龍とドラゴンの文化史』 好評発売中!★ 辰年にちなんで、中国 の龍を皮切りに、 日本 、朝鮮、琉球、東南アジア、キリスト教世界など、世界の龍について、そのベースとなる文化史や興味深いエピソードなどを切手とともにご紹介します。 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 |
2024-03-14 Thu 11:46
雑誌『キュリオマガジン』2024年3月号が発行されました。僕の連載「エドワード7世の郵便学」は、今回は、1901年1月22日にヴィクトリア女王が崩御し、エドワード王太子がエドワード7世として王位を継承したことについて取り上げました。その記事の中から、きょうはこの1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます)
これは、1901年のヴィクトリア女王崩御を受けて、イタリアで制作された追悼葉書です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。 なお、『キュリオマガジン』の僕の連載「エドワード7世の郵便学」ですが、とりあえず、王太子時代のエドワードについて扱った第1部は今回で終了になります。いままでご愛読いただき、ありがとうございました。英国王として即位後の物語については、いずれ機会を見てスタートさせる予定です。また、同誌次号からは新たなテーマでの新連載を開始する予定ですので、引き続きよろしくお願いします。 ★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★ 3月22日(金) 05:00~ おはよう寺ちゃん 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。 3月27日(水) 10:00~ ニッポンジャーナル インターネット番組「ニッポンジャーナル」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。 よみうりカルチャー 荻窪 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。 謀略の世界史 原則毎月第1土曜日 13:00~14:30 MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。 武蔵野大学のWeb講座 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 「龍の文化史」、絶賛配信中です。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。 ★ 『今日も世界は迷走中』 オーディオブックに! ★ 拙著『今日も世界は迷走中』がAmazonのオーディオブック“Audible”として配信されました。会員登録すると、最初の1冊は無料で聴くことができます。お申し込みはこちらで可能です。 ★ 『龍とドラゴンの文化史』 好評発売中!★ 辰年にちなんで、中国 の龍を皮切りに、 日本 、朝鮮、琉球、東南アジア、キリスト教世界など、世界の龍について、そのベースとなる文化史や興味深いエピソードなどを切手とともにご紹介します。 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 |
2024-02-13 Tue 11:42
フランスのセジュルネ外相は、きのう(12日)、ドイツのベーアボック外相、ポーランドのシコルスキ外相との会談後の共同会見で、6月の欧州連合(EU)欧州議会選挙や7月から始まるパリ五輪などを控え、インターネット経由でのロシアによる政治宣伝工作活動を検知して、対抗するための協力メカニズムを創設したことを明らかにしました。というわけで、今日はこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)
これは、第二次大戦中の1942年にイタリアで制作された軍事絵葉書で、「反ヨーロッパに対抗するヨーロッパ」と題して、魔物(ソ連の象徴として、足元に鎚と鎌が描かれています)の侵入を防ぎ、母と子を護ろうとしているイタリア軍の兵士が描かれています。まぁ、ムッソリーニ政権の歴史的評価はともかく、欧州へのソ連/ロシアの浸透を防がねばならないという主張が明確に表現されたモノとして取り上げてみました。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。 また、近年のロシアによる欧州諸国へのプロパガンダ工作については、拙著『今日も世界は迷走中』でも(簡単にではありますが)まとめておりますので、機会がありましたら、ぜひお手にとってご覧いただけると幸いです。 ★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★ 2月16日(金) 10:00~ ニッポンジャーナル インターネット番組「ニッポンジャーナル」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。 2月23日(金) 05:00~ おはよう寺ちゃん 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。 よみうりカルチャー 荻窪 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。 謀略の世界史 原則毎月第1土曜日 13:00~14:30 MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。 武蔵野大学のWeb講座 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 「龍の文化史」、絶賛配信中です。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。 ★ 『龍とドラゴンの文化史』 好評発売中!★ 辰年にちなんで、中国 の龍を皮切りに、 日本 、朝鮮、琉球、東南アジア、キリスト教世界など、世界の龍について、そのベースとなる文化史や興味深いエピソードなどを切手とともにご紹介します。 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 |
2023-12-07 Thu 03:28
主要7カ国(G7)加盟国で唯一、一帯一路に協力するとの覚書を中国と結んでいたイタリアが、来年3月の協定期限切れを前に、協定を更新しない旨を中国側に正式に通知していたことがきのう(6日)までに明らかになりました。(画像はクリックで拡大されます)
これは、1954年7月8日、イタリアが発行した“マルコ・ポーロ生誕700周年記念”の切手の試刷です。実際に発行された切手は白紙に印刷され目打が入っていますが、こちらはピンク色の用紙に印刷され、目打は施されていません。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。 * 昨日(6日)のニッポンジャーナルの内藤出演回は無事に終了しました。次回は12月13日(水)に登場の予定ですので、引き続きよろしくお願いします。 ★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★ 12月8日(金) 05:00~ おはよう寺ちゃん 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。 12月13日(水) 10:00~ ニッポンジャーナル インターネット番組「ニッポンジャーナル」に内藤がゲスト出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。 よみうりカルチャー 荻窪 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。 謀略の世界史 12/9、1/6、2/3、3/2 13:00~14:30 MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。 武蔵野大学のWeb講座 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 「龍の文化史」、絶賛配信中です。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。 ★ 『今日も世界は迷走中』 好評発売中!★ ウクライナ侵攻の裏で起きた、日本の運命を変える世界の出来事とは!内藤節炸裂。 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 |
2023-10-26 Thu 08:34
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、きのう(25日)、戦争や迫害で住む場所を追われた世界の難民・国内避難民が、過去最多を記録した昨年末からさらに560万人増加し、9月末時点で推計1億1400万人に達したと発表しました。というわけで、難民支援関連の切手の中から、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)
これは、2022年11月7日にイタリアが発行した“ウクライナ難民(支援)”の切手で、両国の国庫を上下に並べ、イタリア国旗の中央の白い部分をウクライナ国旗に伸ばすことで、ウクライナからイタリアへの(難民の)道を示しています。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。 * 昨日(25日)の「ニッポンジャーナル」の僕の出番は、無事、終了いたしました。リスナーの皆様には、この場をお借りして御礼申し上げます。次回は曜日が変わって10月31日に登場の予定です。引き続きよろしくお付き合いください。 ★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★ 10月27日(金) 05:00~ おはよう寺ちゃん 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。 10月30日(月) 18:10~18:20 私の正論 ニッポン放送の「私の正論」に内藤がゲスト出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。 10月31日(火) 10:00~ ニッポンジャーナル インターネット番組「ニッポンジャーナル」に内藤がゲスト出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。 11月3~5日 ウクライナ切手展 於・都立産業貿易センター台東館 11月3~5日(金・祝~日)、東京・浅草の都立産業貿易センター台東館で開催の全国切手展<JAPEX 2023>と併催のイベントです。内藤も、1918年に発行されたウクライナ最初の切手の小コレクションと、最初の切手の原画作者、ヘオルヒー・ナルブートの画業を紹介する小コレクションを展示するほか、会期中、以下のトークを行います。 11月3日(金・祝) 15:00~15:30 ウクライナ切手展・展示解説 11月4日(土) 13:00~14:00 記念講演「ウクライナと切手・郵便」 イベントそのものは事前予約不要・参加費無料ですが、会場の切手展へは入場料が必要です。詳細は全国切手展の主催者サイトをご覧ください。 よみうりカルチャー 荻窪 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。 謀略の世界史 11/11、12/9、1/6、2/3、3/2 13:00~14:30 MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。 武蔵野大学のWeb講座 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 「龍の文化史」、絶賛配信中です。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。 ★ 『今日も世界は迷走中』 好評発売中!★ ウクライナ侵攻の裏で起きた、日本の運命を変える世界の出来事とは!内藤節炸裂。 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 |
2023-09-17 Sun 08:42
海路で欧州を目指す密航者らの上陸地として知られるイタリア最南端のランペドゥーザ島に、今月(9月)11-13日の3日間で島の人口を上回る約8500人が到来、さらにその後も1500人が同島に上陸した問題で。イタリアメローニ首相は、EUが直ちに措置を取らないと、イタリアは単独で海上封鎖すると宣言。した問題で、イタリアのメローニ首相は15日、不法移民が大挙して押し寄せている現状に一国で対処するのは“持続不可能”と述べ、密航船の阻止など問題解決に向け、欧州連合(EU)に積極的な関与を要請。これを受けて、きょう(17日)、フォンデアライエン欧州委員長が同島を訪問します。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)
これは、2018年12月7日、イタリアが発行した“ランペンドゥーザ島 ヨーロッパの扉(ヨーロッパへのドア、ヨーロッパの門とも)”の切手です。“ヨーロッパの扉”は、密航途中で病死したり、船の沈没で亡くなったりした人々の慰霊碑として2008年に建立されました。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。 ★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★ 9月22日(金) 05:00~ おはよう寺ちゃん 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。 10月7日(土) 新講座「謀略の世界史」スタート 原則毎月第1土曜日開催のよみうりカルチャー荻窪での講座です。MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。 よみうりカルチャー 荻窪 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。 武蔵野大学のWeb講座 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 「龍の文化史」、絶賛配信中です。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。 ★ 『今日も世界は迷走中』 好評発売中!★ ウクライナ侵攻の裏で起きた、日本の運命を変える世界の出来事とは!内藤節炸裂。 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 |
2023-08-01 Tue 08:53
ユネスコ(国連教育科学文化機関)は、きのう(31日)公表した報告書で、“水の都”として知られるヴェネツィアについて、「オーバーツーリズムや開発、気候変動に関する対策の成果が十分でなく、劣化や損傷の原因となっていて、価値を脅かしている」として、“危機遺産”に登録するよう勧告しました。ヴェネツィアについては、2021年にも危機遺産への登録が勧告されましたが、イタリア政府が改善策を発表したため、登録はいったん見送りとなっていました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)
これは、2007年3月16日にイタリアが発行した“世界遺産・ヴェネツィア”の切手で、ヴェネツィアを代表する風景として、カナル・グランデ(大運河)のリアルト橋とゴンドラが描かれています。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。 ★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★ 新講座「龍の文化史」 8月9日配信開始! 武蔵野大学の新たなWeb講座「龍の文化史」が8月9日から配信開始になります。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。今回の講座では、日本の龍を皮切りに、中国、朝鮮、琉球、東南アジア、キリスト教世界など、世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。 8月11日(金) 05:00~ おはよう寺ちゃん 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。 ジョン・F・ケネディとその時代 毎月第4土曜日開催のよみうりカルチャー北千住での講座です。今から60年前の1963年11月に暗殺されたケネディ大統領とその時代について、様々な角度から解説をします。詳細はこちらをご覧ください。 よみうりカルチャー 荻窪 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。 武蔵野大学のWeb講座 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★ 『今日も世界は迷走中』 好評発売中!★ ウクライナ侵攻の裏で起きた、日本の運命を変える世界の出来事とは!内藤節炸裂。 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 |
2023-05-11 Thu 05:04
きょう(11日)から春の全国交通安全運動が始まります。というわけで、交通安全関連の切手の中から、この1枚です。(画像はクリックで拡大されます)
これは、1984年1月20日にイタリアが発行した交通安全キャンペーン切手の1枚で、街灯に衝突して破損した自動車と、その自動車に轢かれて事故死したと思しき男性の遺体、それに、事故現場の交通整理を行う警察官が描かれています。亡くなった男性には布がかぶされていますが、つい先ほどまで彼がかぶっていたと思しき帽子がその上に置かれており、淡々と職務をこなす警察官のたたずまいとあわせて、事故直後の生々しい光景が表現されています。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。なお、内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。 なお、いわゆる心霊体験が一度もなく、オカルトの類を全く信じない人であっても、自動車を運転していて、あるいは道路を歩いているときに危険な運転の自動車に遭遇して“怖い”と感じたことは何度かあるかと思います。そんな道路交通の怖さを表現した切手のうち、特に興味深いものについては、拙著『本当は恐ろしい!こわい切手』でもいろいろご紹介しておりますので、機会がありましたら、ぜひお手に取ってご覧いただけると幸いです。 ★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★ 5月12日(金) 05:00~ おはよう寺ちゃん 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。 よみうりカルチャー 荻窪 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。 武蔵野大学のWeb講座 「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」と「日本郵便150年の歴史」の2種類の講座をやっています。詳細はこちらをご覧ください。 ★ 『現代日中関係史 第2部 1972-2022』 好評発売中!★ 2022年11月に刊行された「第1部1945-1972」の続編で、日中国交”正常化”以降の1972年から2022年までの半世紀の、さまざまな思惑が絡まり合う日中関係の諸問題を、切手とともに紐解いていきます。 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 |
2023-01-17 Tue 05:37
イタリア警察は、きのう(16日)、シチリアのマフィア組織“コーサ(コーザとも)・ノストラ”の首領で、1993年から行方がつかめなくなっていたマテオ・メッシーナ・デナーロを逮捕しました。メッシーナ・デナーロには、マフィア捜査を指揮していたジョヴァンニ・ファルコーネおよびパオロ・ボルセリーノ両判事が爆殺された1992年の事件や、1993年にフィレンツェ、ローマ、ミラノで計10人が犠牲になった爆破事件に関与した罪で起訴され、本人不在のままそれぞれ終身刑が言い渡されています。というわけで、きょうはこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)
これは、1992年にメッシーナ・デナーロも関与したとされる爆破事件で殺害されたファルコーネとボルセリーノの両判事の没後10年を記念して、2002年5月23日、イタリアが発行した追悼切手で、左にファルコーネ、右にボルセリーノの肖像が描かれています。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。なお、内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。 ★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★ 2023年1月27日(金) 05:00~ おはよう寺ちゃん 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。 1月28日(土)開講! よみうりカルチャー 北千住 エリザベス女王の現代史 毎月第4土曜日 13:00~14:30 エリザベス女王の描かれた切手を手掛かりに、現代史を読み解く講座です。詳細はこちらをご覧ください。 よみうりカルチャー 荻窪 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。 武蔵野大学のWeb講座 「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」と「日本郵便150年の歴史」の2種類の講座をやっています。詳細はこちらをご覧ください。 ★ 『現代日中関係史 第1部 1945-1972』 好評発売中! ★ 日本郵趣出版の新レーベル「郵便×歴史シリーズ」の第一弾の企画として、切手という切り口から第二次大戦後の日中関係を読み解く『現代日中関係史』。その第1巻となる本書は、第二次大戦後、わが国が中華人民共和国と国交を樹立(いわゆる国交正常化)する1972年9月以前を取り扱っています。なお、1972年の国交”正常化”以降については、2023年3月に刊行予定の第2巻でまとめる予定です。 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、アマゾン他、各ネット書店での注文ページのリンクがあるほか、主要書店の店頭在庫も確認できます。また、販売元の郵趣サービス社のサイト、スタマガネットの特設サイトサイトでは、本書の内容見本をご覧いただけます。 |
2022-10-22 Sat 09:57
9月25日のイタリア総選挙で上下両院で約26%の票を得て第1党に躍進した“イタリアの同胞(Fratelli d'Italia:FdI)のジョルジャ・メローニ党首は、きのう(21日)、セルジョ・マッタレッラ大統領の首相候補指名を受諾。きょうにも、同国初の女性首相として閣僚と宣誓式に臨み、右派連合による連立政権が発足します。というわけで、“イタリアの同胞”の文言が入ったマテリアルが何かないかと思って探してみたら、こんなモノがありました。(画像はクリックで拡大されます)
これは、1944年、ムッソリーニのイタリア社会共和国で発行された宣伝絵葉書で、現在のイタリア共和国国歌『マメーリの賛歌(イタリアの同胞)』の冒頭の歌詞“Fratelli d'Italia l'Italia s'è desta(イタリアの同胞よ、イタリアは目覚めた)”の下、イタリア国旗を背景に突撃する将兵が描かれています。なお、下部には『マメーリの賛歌』の作詞者、ゴッフレード・マメーリが1849年に亡くなってから95年になることと、「マメーリの精神が社会共和国を守るであろう」との文言が入っています。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。なお、内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。 * 昨日(21日)の文化放送「おはよう寺ちゃん」の僕の出番は、無事、終了いたしました。 リスナーの皆様には、この場をお借りして御礼申し上げます。次回は少し間隔が開いて11月11日に登場の予定です。引き続きよろしくお付き合いください。 ★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★ 全国切手展<JAPEX 2022> 於・都立産業貿易センター台東館 11月5日(土) 11:00~ 「日中国交正常化50年とは何だったのか」 * 11月20日付で日本郵趣出版から刊行予定の拙著『現代日中関係史:切手・郵便に秘められた軌跡 第1部 1945-1972』の刊行記念イベントです。 イベントそのものは事前予約不要・参加費無料ですが、会場の切手展へは入場料が必要です。切手展の詳細は主催者サイトをご覧ください。 11月11日(金) 05:00~ おはよう寺ちゃん 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。 よみうりカルチャー 荻窪 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。 武蔵野大学のWeb講座 「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」と「日本郵便150年の歴史」の2種類の講座をやっています。詳細はこちらをご覧ください。 ★ 『本当は恐ろしい! こわい切手』 好評発売中!★ 怨霊、ゾンビ、鬼、そして人間の闇 … 古今東西の奇妙な切手を集めた一冊。 それぞれの切手には、いずれも世に出るだけの理由が必ずある。 その理由を求めて、描かれた題材の歴史的・文化的・社会的背景を探っていくと、そこからさまざまなドラマが浮かび上がってくる。 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 |
2022-04-12 Tue 10:25
ウクライナ南部、マリウポリ市の市議会は、きのう(11日)、ロシア軍がウクライナ軍や市民らに対し何らかの有毒物質を使用し、市民らが呼吸不全に陥っていることを明らかにしました。また、在トルコ・ウクライナ大使館によると、有毒物質はドローンから投下されたとしており、ロシア軍が化学兵器を使用した可能性が指摘されています。というわけで、きょうはこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)
これは、アフガニスタンに侵攻したソ連軍が現地で毒ガスを使用したことを批難するため、イタリアの市民団体が制作した絵葉書で、「ガスマスク、アフガニスタンの戦士がソ連(軍)から押収したもの」との説明と共に、毒ガス用の防護服の写真が取り上げられています。 この葉書が制作されたのは今から40年前の1980年代初頭ですが、“アフガニスタン”の文字を“ウクライナ”に置き換えれば、そのまま現在でも通用しそうなところに、ソ連とロシアの連続性を感じるのは僕だけではないと思います。 葉書の裏面を含め、詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。なお、内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。 なお、ソ連軍のアフガニスタン侵攻については、拙著『アフガニスタン現代史』でも詳しくまとめておりますので、機会がありましたら、ぜひお手に取ってご覧いただけると幸いです。 ★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★ 4月22日(金) 05:00~ おはよう寺ちゃん 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。 4月22-24日(金-日) スタンプショウ2022 於・都立産業貿易センター台東館 毎年恒例、世界切手祭り・スタンプショウですが、今回は会期中、以下の2回のトークイベントに登場します 4月22日(金) 14:00~ 「アフガニスタン現代史」 *3月に刊行された拙著『アフガニスタン現代史』の出版記念イベントです。 4月23日(土) 11:00~ 「切手でたどる郵便創業150年の歴史 vol.3 平成・令和編」 *5月に日本郵趣出版から刊行予定の「切手でたどる郵便創業150年の歴史 vol.3 平成・令和編」の事前プロモーションを兼ねたイベントです。 両イベントとも、事前予約不要・参加費無料です。親イベントとなる切手展、スタンプショウの詳細は主催者サイトをご覧ください。 5月4日(水・祝) 13:00~ よみうりカルチャー北千住 公開講座 よみうりカルチャー北千住にて、公開講座「アフガニスタン現代史」を行います。拙著『アフガニスタン現代史』の内容を90分にギュッと凝縮した内容をお届けいたします。お申込など詳細は、こちらをご覧ください。 武蔵野大学のWeb講座 4月6日-7月12日 鏑木清方と江戸の残り香 詳細はこちらをご覧ください。 4月13日-7月19日 日本の郵便150年の歴史2 占領時代(1945年の終戦から1952年) 詳細はこちらをご覧ください。 5月18日-8月23日 日本の歴史を学びなおす― 近現代編その2― 幕末 詳細はこちらをご覧ください。 ★ 最新作 『アフガニスタン現代史』 3月5日発売!★ 出版社からのコメント 混迷のアフガニスタン情勢の理解に必須の通史! 911同時多発テロ事件とその後のアフガニスタン空爆から20年。西側が支援した新共和国が崩壊し、再びタリバンが実効支配下に置いたアフガニスタン。英国、ソ連、米国…介入してきた大国の墓場と呼ばれてきたこの国の複雑極まりない現代史を、切手や郵便資料も駆使しながら鮮やかに読み解く。 本書のご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 |
2022-02-16 Wed 06:25
現在開催中の北京冬季五輪は、きのう(15日)、スピードスケート女子団体追い抜き(パシュート)で日本チーム(高木菜那・高木美帆・佐藤綾乃)が銀、スノーボード女子ビッグエアで村瀬心椛が銅、ノルディック複合で渡部暁斗が銅の各メダルを獲得しました。というわけで、きょうはこの切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)
これは、2003年2月18日、イタリアのヴァル・ディ・フィエンメで開催の“ノルディックスキー世界選手権”に際して開催国のイタリアが発行した記念切手で、ノルディック複合を構成するクロスカントリースキーとスキージャンプが描かれています。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。なお、内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。 * 昨日(15日)の『読書人』オンライン・トークイベントは、無事、盛況のうちに終了いたしました。対談相手の掛谷英紀先生、ご参加いただいた皆様、開催の労を取ってくださったスタッフの方々には、改めて、この場をお借りしてお礼申し上げます。なお、2月27日まで、イベントのアーカイブ動画もこちらで販売されておりますので、よろしかったら、ぜひご利用ください。 ★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★ 2月21日(月) 05:00~ おはよう寺ちゃん 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は07:48からになります。皆様、よろしくお願いします。 3月13日(日) 13:00~ 「アフガニスタン現代史」 3月12・13日(土・日)に東京・目白の切手の博物館で開催される「第13回テーマティク研究会切手展」にあわせて、下記の通り、拙著『アフガニスタン現代史』の刊行記念トークイベントを開催します。切手展の参観と合わせて、ぜひ、ご参加ください。(切手展の詳細はこちら) 【日時】 3月13日(日) 13:00~14:30 【会場】切手の博物館3階会議室 【参加費】無料 ※先着順・最大20名 【問合先】(公財)日本郵趣協会 TEL:03-5951-3311 ★ 最新作 『アフガニスタン現代史』 3月5日発売!★ 出版社からのコメント 混迷のアフガニスタン情勢の理解に必須の通史! 911同時多発テロ事件とその後のアフガニスタン空爆から20年。西側が支援した新共和国が崩壊し、再びタリバンが実効支配下に置いたアフガニスタン。英国、ソ連、米国…介入してきた大国の墓場と呼ばれてきたこの国の複雑極まりない現代史を、切手や郵便資料も駆使しながら鮮やかに読み解く。 本書のご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 ★ 期間限定の無料サービス、ぜひご活用ください! ★ 2月1日から3月31日まで、拙著『世界はいつでも不安定 国際ニュースの正しい読み方』(ワニブックス)が電子書籍版アマゾン・アンリミテッドの対象になっております。期間中、アマゾンKindle Unlimited会員限定ですが、無料で読み放題となりますので、この機会に、ぜひ、こちらをクリックしてご活用ください。 ★ 『切手でたどる郵便創業150年の歴史 vol.2 戦後編』 好評発売中! ★ 2530円(本体2300円+税) 明治4年3月1日(1871年4月20日)にわが国の近代郵便が創業され、日本最初の切手が発行されて以来、150年間の歴史を豊富な図版とともにたどる3巻シリーズの第2巻。まずは、1945年の第二次大戦終戦までの時代を扱った第1巻に続き、第二次大戦後の1946年から昭和末の1989年までを扱っています。なお、2022年3月刊行予定の第3巻では平成以降の時代を取り扱う予定です。 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 ★★ 書籍無料ダウンロードを装った違法サイトにご注意ください!★★ 最近、拙著『切手でたどる郵便創業150年の歴史』をPDF化して、無料でダウンロードできるかのように装い、クレジットカード情報を盗み取ろうとする違法サイトの存在が確認されました。 この種のサイトは多種多様な出版物を無許可で取り扱っているものと思われます。 内藤および拙著の出版元・販売元ではこのような行為は一切認めておらず、フィッシング詐欺等に巻き込まれる可能性もありますので十分ご注意ください。 |
2021-10-13 Wed 01:46
カトリック教会の聖職者による虐待の被害者らがローマ教皇庁(ヴァティカン)を相手取り、欧州人権裁判所(ECHR)に提訴していた問題で、ECHRは、きのう(12日)、ヴァティカンは主権を有する独立国家で他国の裁判権から免除されるとの判断を下しました。というわけで、きょうはこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)
これは、2019年2月11日、イタリアが発行した“ラテラノ条約90年”の記念切手で、条約の調印が行われたラテラノ宮殿の“調停の間”が取り上げられています。 1861年、サルディニアを軸に成立したイタリア王国は、それまでの教皇領北部を接収し、教皇領は南部のローマ市とラティウム地方のみに縮小されます。さらに、イタリア王国はサルディニアの王都トリノで、新生イタリア王国の首都はローマであると宣言し、教皇ピウス9世に対して、ローマ市街の割譲を要求したばかりか、教皇に対してヴァティカンとラテラノ宮殿の占有を認める代わりに、年額32万5000リラを王国側に支払うよう要求しました。 当然、教皇はこれに激しく抵抗しましたが、1870年、軍事的な後ろ盾となっていたフランスが普仏戦争で敗北し、教皇領から撤退。これを受けて、同年9月20日、イタリア軍はローマを占領し、国家としての教皇領は地上から消滅。教皇はヴァティカンに引きこもって“ヴァティカンの囚人”を自称するようになります。 以後、半世紀以上に渡り、教皇とイタリア政府の関係は断絶状態にありましたが、1929年2月11日、教皇ピウス11世の全権代理ガスパッリ枢機卿とイタリアのベニート・ムッソリーニ首相との間で合意が成立。教皇庁が教皇領の権利を放棄するかわりに、ヴァティカンを独立国家とし、イタリアにおけるカトリック教会の特別な地位を保証するとしたラテラノ条約が6月2日に締結され、現在のヴァティカン市国が誕生しました。なお、ラテラノ条約は1984年に一部改訂が行われ、現在では、“イタリアにおけるカトリック教会の特別な地位の保証”の項目は削除されています。 さて、今回の裁判は、もともと、2011年、ベルギー、フランス、オランダの虐待被害者24人がヴァティカンと教会の上層部をベルギーの裁判所に訴えたものの管轄外と判断され、同国での上訴も退けられたため、2017年にECHRへ持ち込んでいたものです。ヴァティカンの主権免除問題がECHRで審理されたのは今回が初めてのことで、EDHRの判事は6―1でベルギーの裁判所の判断に問題はないとの結論になりました。 なお、近年、世界各国のカトリック教会内で聖職者による性的虐待をめぐる裁判が相次いでいることを受け、ことし6月1日、教皇フランシスコは、カトリック教会固有の規則を定めた教会法の一部を改正。これにより、聖職者が未成年に対する性的虐待を行った場合、現行の規定では「停職により罰せられる」となっていたところ、12月の改正法施行後は、「(教会内での地位を剥奪の上)他の正当な罰を受ける」と処罰が強化されることになっています。 ★ 放送出演・講演・講座などのご案内★ 10月18日(月) 05:00~ おはよう寺ちゃん 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は07:48からになります。皆様、よろしくお願いします。 ★ 『世界はいつでも不安定』 オーディオブックに! ★ 拙著『世界はいつでも不安定』がAmazonのオーディオブック“Audible”として配信されました。会員登録すると、最初の1冊は無料で聴くことができます。お申し込みはこちらで可能です。 ★ 『誰もが知りたいQアノンの正体』 好評発売中! ★ 1650円(本体1500円+税) * 編集スタッフの方が個人ブログで紹介してくれました。こちらをご覧ください。 ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 |
2021-09-14 Tue 09:40
イタリア最大の詩人で哲学者・政治家でもあったダンテ・アリギエーリが、1321年9月14日に亡くなってから、ちょうど700年です。というわけで、きょうはこの切手を持ってきました。(画像がクリックで拡大されます)
これは、いまから100年前の1921年9月21日にイタリアが発行した“ダンテ没後600年”の記念切手のうち、準備されたものの不発行となった灰色の15センテシミ切手です。 ダンテは、1265年、フィレンツェで金融業を営む貴族の家に生まれました。9歳のときに見初めたベアトリーチェ・ポルティナーリと9年後の1283年に再会して恋に落ちたものの、1290年、彼女が亡くなったことに強い衝撃を受け、彼女への愛を主題に“清新体”派の代表作とされる抒情詩集『新生』 を発表。同世代の清新体派の詩人たちと交流するとともに、膨大な量の古典を読むことで文学者としての研鑽を積みました。 1295年以降、フィレンツェ市政に参画し、1300年には市の最高行政機関プリオラートを構成する3人の統領の1人に選ばれたものの、1302年、政敵の奸計により公金横領罪・反逆罪等の汚名を負わされ、フィレンツェを追放され、以後,死ぬまで亡命と放浪の生活を余儀なくされました。 この間,未完の哲学的著作《饗宴》、イタリア語の問題を論じた《俗語詩論》や、《帝政論》、《水陸論》などを著し、1307年から死の直前までかかって完成させた叙事詩『神曲』は、中世文明の集大成であるとともにルネサンスの先駆をなし、世界文学の巨峰として他に隔絶した地位を占めるものと評価されています。晩年はラヴェンナのポレンタ公の庇護を受け、1321年、同地で亡くなりました。 さて、1921年9月14日にイタリアが発行した“ダンテ没後600年”の記念切手は、ダンテ関連の切手としては世界最初のものです。記念切手は15、25、40センテシミの3種セットで40万組の発行。図案は、15センテシミが、『神曲』地獄篇第4歌96節の“Che sopra gli altri com' aquila vola(鷲のように、他のどれよりも高く天翔る:藤谷道夫訳)”に囲まれ、『神曲』の本を広げて持つ鷲、25センテシミが、玉座に座る女神イタリアと『神曲』地獄篇の第4歌80節“Onorate l'altissimo poeta(崇高なる詩人を褒め称えよ:同)”、40センテシミがダンテの肖像と『神曲』煉獄編の第7歌17節“cio che potea la lingua nostra(彼は我々の舌がなしえるものを示した)”、となっています。 原画作者は3種ともジュゼッペ・チェッリーニで、原版彫刻はG.プリオラが担当しましたが、1点のみを制作したところで亡くなったため、残りの2点はグリマルディが引き継いで完成させています。 3種の切手にはすべて“S.N.D.A. (Società Nazionale Dante Alighieri:国立ダンテ・アリギエーリ協会。現ダンテ・アリギエーリ協会)”の文字が入っており、切手の売り上げの一部は、イタリア語とイタリア文化の普及を目的とした協会の活動を支援するために充てられました。 “ダンテ没後600年”の記念切手の15センテシミ切手は、当初、今回ご紹介の灰色のものが準備されていましたが、何らかの理由によって刷色が変更され、実際に発行された切手は紫色のものでした。不発行となった灰色の切手は、その後、長らく倉庫に眠っていましたが、第二次大戦中でイタリア王国の降伏後まもない1943年9月に発見され、市場に流通することになりました。 * 昨日(13日)の文化放送「おはよう寺ちゃん」の僕の出番は、無事、終了いたしました。リスナーの皆様には、この場をお借りして御礼申し上げます。次回は来週月曜日・20日に登場の予定です。引き続きよろしくお付き合いください。 ★ 放送出演・講演・講座などのご案内★ 9月19日(日) 21:55~ 拉致被害者全員奪還ツイキャス 9月19日(日)、拉致被害者全員奪還ツイキャスのゲストで内藤が出演しますので、よろしかったら、ぜひ、こちらをクリックしてお聴きください。 9月20日(月) 05:00~ おはよう寺ちゃん 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は07:48からになります。皆様、よろしくお願いします。 武蔵野大学のWeb講座 「切手と浮世絵」 配信中です! 8月11日から10月12日まで、計6時間(30分×12回)の講座です、お申し込みなどの詳細は、こちらをご覧ください。 ★ 『世界はいつでも不安定』 オーディオブックに! ★ 拙著『世界はいつでも不安定』がAmazonのオーディオブック“Audible”として配信されました。会員登録すると、最初の1冊は無料で聴くことができます。お申し込みはこちらで可能です。 ★ 『誰もが知りたいQアノンの正体』 好評発売中! ★ 1650円(本体1500円+税) * 編集スタッフの方が個人ブログで紹介してくれました。こちらをご覧ください。 ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 |
2019-12-19 Thu 04:28
自動車大手のフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)と仏グループPSA(旧プジョー・シトロエン・グループ)は、きのう(18日)、対等合併で正式合意したと発表しました。合併後の新グループの世界販売台数は約870万台で、独フォルクスワーゲン(VW)、日産自動車・仏ルノー・三菱自動車連合、トヨタ自動車に次ぐ世界4位の規模となります。というわけで、きょうはこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)
これは、2017年にイタリアが発行した“フィアット NUOVA 500 販売開始60周年”の記念切手で、手前にNUOVA 500 が、奥に2007年から販売されている 500 Type 312 が描かれています。 フィアット社は、1899年、イタリア北部の実業家だったジョヴァンニ・アニェッリらが出資して、トリノで創業されました。社名は、“トリノ自動車製造所”を意味するイタリア語の“Fabbrica Italiana Automobili Torino”の頭文字を取ったものです。 1936年、フィアット社は2人乗りの小型車として、初代フィアット 500(トポリーノ)の販売を開始。トポリーノは8900リラという、従来の自動車に比べて破格の安値だったため(ちなみに、当初はさらに安い5000リラで売り出す計画だったそうです)、イタリアの国民車として普及し、戦時中の生産中断をはさんで1948年の生産終了までに約12万2千台が生産されました。その後、2度のモデルチェンジを経て、1955年、後継車種のフィアット600の販売開始に伴い、いったんは生産が中止されました。 ところで、1950年代のイタリアでは、航空機メーカーや鋼管メーカーが軍需の代替としてスクーター市場に進出し、より安価な交通手段として好調な営業成績を収めていました。そこで、フィアットはスクーターからの乗り換えを需要を掘り起こすべく、1955年に販売を開始したフィアット600 よりさらに安価な乗用車を投入を考えます。 こうして生まれたのが、1957年に販売が開始されたフィアットNUOVA 500(“NUOVA”は“新型”の意)で、今回ご紹介の切手は、ここから起算して60周年になるのを記念して発行されました。 NUOVA 500 は、スクーターを高価下取りすることで、スクーターからの乗り換えを促すというフィアット社の営業戦略もあってイタリアwぽ代表する大衆車としての地位を確立。1977年の生産終了まで、スポーツモデルのスポルト(1959年)、交通規則の改正に対応して前開きドアを廃して後ろ開きドアを採用した500F(1965年)、デラックスモデルでバンパーを補強するフロントバーが特徴の500L(1968年)、廉価版の500R(1972年)など、数多くのバリエーションをあわせて累計367万8000台が製造されています。 一方、切手の奥に描かれている 500 Type 312 は、NUOVA 500 の販売開始から50周年にあたる2007年から販売が開始されたモデルで、日本仕様車は2008年3月15日から販売が開始されています。 ★★ イベント等のご案内 ★★ 今後の各種イベント・講座等のご案内です。詳細については、イベント名をクリックしてご覧ください。 ・第11回テーマティク研究会切手展 1月11-12日(土・日) 於・切手の博物館(東京・目白) * 12日(日)の13:00-14:30には、内藤の新刊書籍を題材としたトークイベントを開催の予定です。ぜひ、遊びに来てください。 ・よみうりカルチャー 荻窪 宗教と国際政治 毎月第1火曜日 15:30~17:00 1/7、2/4、3/3(1回のみのお試し受講も可) ★ 最新作 『アウシュヴィッツの手紙 改訂増補版』 11月25日発売!★ 本体2500円+税(予定) 出版社からのコメント 初版品切れにつき、新資料、解説を大幅100ページ以上増補し、新版として刊行。独自のアプローチで知られざる実態に目からウロコ、ですが淡々とした筆致が心に迫る箇所多数ありです。 本書のご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 |
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