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内藤陽介 Yosuke NAITO
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 泰国郵便学(84)
2024-12-15 Sun 06:47
 ご報告がすっかり遅くなりましたが、公益財団法人・日本タイ協会発行の『タイ国情報』第58巻第5号ができあがりました。というわけで、僕の連載「泰国郵便学」で取り上げた切手の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます)

      タイ・郵便番号1周年

 これは、1982年2月25日、タイでは郵便(局)番号が導入されてから1年になるのを記念して発行された切手で、郵便物の宛名への郵便番号の記載方法を説明したデザインになっています。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。


 ★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 12月20日(金) 10:00~ ニッポンジャーナル
 インターネット番組「ニッポンジャーナル」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。

 12月27日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

 よみうりカルチャー 荻窪
 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00
 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。

 謀略の世界史 原則毎月第1土曜日 13:00~14:30
 MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。

 武蔵野大学のWeb講座 
 現在配信中の「日本の歴史を学びなおす ―近現代編その11―」「切手・郵便物でみる朝鮮半島現代史 1956-61」は、2025年1月7日までの配信となり、1月8日からは新たに「切手・郵便物でみる朝鮮半島現代史 1956-61」と巳年にちなむ新企画「蛇の文化史」の配信がスタートします。詳細は各講座名をご覧ください。 


 ★ 『蛇の文化史』 12月30日発売!★

      蛇の文化史・表紙

 「干支の文化史」シリーズ第2作。巳年にちなんで、蛇をめぐるポジティヴ・ネガティヴ、さまざまなイメージの背景にある歴史的・社会的文脈について、主に切手を手掛かりとして読み解いています。

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。


 ★ 『切手もの知り図鑑 一番切手50のエピソード』 好評発売中!★

      切手もの知り図鑑 一番切手50のエピソード

 「動物と植物」「科学技術」「社会と文化」「神話/伝説と宗教」の4章立てで、犬、猫、宇宙開発、飛行機、クリスマスといったテーマで、初めて描かれた切手図案にまつわる秘話、思いがけない発行に至る背景に加え、シーラカンスやテレビ、警察官、タトゥー、髑髏といった、あっと驚く意外なテーマの一番切手も登場します!

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

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 泰国郵便学(83)
2024-10-29 Tue 05:22
 ご報告がすっかり遅くなりましたが、公益財団法人・日本タイ協会発行の『タイ国情報』第58巻第4号ができあがりました。というわけで、僕の連載「泰国郵便学」で取り上げた切手の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます)

      タイ・猿(1982-5)

 これは、1982年12月26日に発行された野生動物シリーズ第4集のうち、スローロリスを取り上げた5バーツ切手です。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。


★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 10月29日(火) 10:00~ ニッポンジャーナル
 インターネット番組「ニッポンジャーナル」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。

 11月3日(日・祝) 14:00~ 正しい多文化共生セミナー 
 TKP新橋汐留ビジネスセンターにて、救国シンクタンク主催の第8回セミナーとして、埼玉県南部の川口市を中心とした“クルド人問題”を中心に内藤がお話しします。お申込みなどの詳細はこちらをご覧ください。

 11月4日(月・振休) 09:00~ 減税&規制廃止カンファレンス 
 2017年から開催されてきた日米の「税制改革」について議論するシンポジウム“Japan-US Innovation Summit”を継承したイベントで、内藤も15:00から登壇します。お申込みなどの詳細はこちらをご覧ください。

 11月8日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

 よみうりカルチャー 荻窪
 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00
 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。

 謀略の世界史 原則毎月第1土曜日 13:00~14:30
 MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。

 武蔵野大学のWeb講座 
 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 

 「龍の文化史」、絶賛配信中です。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。

 ★ 『切手もの知り図鑑 一番切手50のエピソード』 好評発売中!★

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 「動物と植物」「科学技術」「社会と文化」「神話/伝説と宗教」の4章立てで、犬、猫、宇宙開発、飛行機、クリスマスといったテーマで、初めて描かれた切手図案にまつわる秘話、思いがけない発行に至る背景に加え、シーラカンスやテレビ、警察官、タトゥー、髑髏といった、あっと驚く意外なテーマの一番切手も登場します!

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

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 泰国郵便学(82)
2024-09-06 Fri 07:40
 ご報告がすっかり遅くなりましたが、公益財団法人・日本タイ協会発行の『タイ国情報』第58巻第3号ができあがりました。というわけで、僕の連載「泰国郵便学」で取り上げた切手の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます)

      タイ・楽器8(ラナート・エク)

 これは、1982年11月30日に発行された“ピー・パートの民族楽器”の切手のうち、ラナート・エークを取り上げた8バーツ切手です。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。


★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 9月6日(金) 10:00~ ニッポンジャーナル
 インターネット番組「ニッポンジャーナル」に内藤藤がコメンテーターとして出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。

 9月13日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

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 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00
 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。

 謀略の世界史 原則毎月第1土曜日 13:00~14:30
 MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。

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 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 

 「龍の文化史」、絶賛配信中です。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。

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 「動物と植物」「科学技術」「社会と文化」「神話/伝説と宗教」の4章立てで、犬、猫、宇宙開発、飛行機、クリスマスといったテーマで、初めて描かれた切手図案にまつわる秘話、思いがけない発行に至る背景に加え、シーラカンスやテレビ、警察官、タトゥー、髑髏といった、あっと驚く意外なテーマの一番切手も登場します!

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 泰国郵便学(81)
2024-05-26 Sun 04:26
 ご報告がすっかり遅くなりましたが、公益財団法人・日本タイ協会発行の『タイ国情報』第58巻第2号ができあがりました。というわけで、僕の連載「泰国郵便学」で取り上げた切手の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます)

      タイ・サンカローク焼(1982)

 これは、1982年10月3日に発行された国際文通週間の切手のうち、サンカローク窯の魚文皿を取り上げた1枚です。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。


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 5月31日(金) 10:00~ ニッポンジャーナル
 インターネット番組「ニッポンジャーナル」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。

 6月14日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

 よみうりカルチャー 荻窪
 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00
 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。

 謀略の世界史 原則毎月第1土曜日 13:00~14:30
 MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。

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 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 

 「龍の文化史」、絶賛配信中です。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。

 ★ 『切手もの知り図鑑 一番切手50のエピソード』 好評発売中!★

      切手もの知り図鑑 一番切手50のエピソード

 「動物と植物」「科学技術」「社会と文化」「神話/伝説と宗教」の4章立てで、犬、猫、宇宙開発、飛行機、クリスマスといったテーマで、初めて描かれた切手図案にまつわる秘話、思いがけない発行に至る背景に加え、シーラカンスやテレビ、警察官、タトゥー、髑髏といった、あっと驚く意外なテーマの一番切手も登場します!

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。


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 泰国郵便学(80)
2024-02-28 Wed 01:36
 公益財団法人・日本タイ協会発行の『タイ国情報』第58巻第1号ができあがりました。というわけで、僕の連載「泰国郵便学」で取り上げた切手の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます)

      タイ・ランドサット(1982)

 これは、1982年8月9日に発行された“宇宙空間の探査と平和利用”の切手で、ランドサット衛星とタイ地上通信所のパラボラアンテナが描かれています。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。なお、内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。


★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 2月28日(水) 10:00~ ニッポンジャーナル
 インターネット番組「ニッポンジャーナル」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。

 3月3日(日) 13:00~ 「オスマン帝国と切手・郵便」
 3月2・3日(土・日)に東京・目白の切手の博物館で「第15回テーマティク研究会切手展」が開催されます。今回は、日・トルコ外交関係樹立100周年にちなんで斎藤良昭さんの作品「オスマン帝国の没落とトルコの近代化ーケマル・アタテュルクの活躍を中心にー」をメインの展示としており、僕も「オスマン帝国と切手・郵便」と題して、下記の要領でトークを行います。切手展の参観と合わせて、ぜひ、ご参加ください。(切手展の詳細はこちら

 【日時】 3月3日(日) 13:00~14:00
 【会場】切手の博物館3階会議室
 【参加費】無料 ※先着順・最大20名
 【問合先】(公財)日本郵趣協会 TEL:03-5951-3311 

 3月8日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

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 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00
 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。

 謀略の世界史 原則毎月第1土曜日 13:00~14:30
 MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。

 武蔵野大学のWeb講座 
 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 

 「龍の文化史」、絶賛配信中です。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。


 ★ 『今日も世界は迷走中』 オーディオブックに! ★

      今日も世界は迷走中audible

 拙著『今日も世界は迷走中』がAmazonのオーディオブック“Audible”として配信されました。会員登録すると、最初の1冊は無料で聴くことができます。お申し込みはこちらで可能です。

★ 『龍とドラゴンの文化史』 好評発売中!★

      龍とドラゴンの文化史・帯なし

 辰年にちなんで、中国 の龍を皮切りに、 日本 、朝鮮、琉球、東南アジア、キリスト教世界など、世界の龍について、そのベースとなる文化史や興味深いエピソードなどを切手とともにご紹介します。

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

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 泰国郵便学(79)
2023-11-30 Thu 05:55
 ご報告がすっかり遅くなりましたが、公益財団法人・日本タイ協会発行の『タイ国情報』第57巻第5号ができあがりました。というわけで、僕の連載「泰国郵便学」で取り上げた切手の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます)

      タイ・結核(1982)

 これは、1982年4月7日にタイが発行した“結核菌発見100周年”の記念切手で、顕微鏡観察を行うコッホのコラージュを背景に、結核予防のシンボルである複十字(ロレーヌ十字)が描かれています。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。なお、内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。


★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 12月6日(水) 10:00~ ニッポンジャーナル
 インターネット番組「ニッポンジャーナル」に内藤がゲスト出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。

 12月8日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

 よみうりカルチャー 荻窪
 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00
 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。

 謀略の世界史 12/9、1/6、2/3、3/2 13:00~14:30
 MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。

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 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 

 「龍の文化史」、絶賛配信中です。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。


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      今日も世界は迷走中

 ウクライナ侵攻の裏で起きた、日本の運命を変える世界の出来事とは!内藤節炸裂。

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

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 ロイクラトンに参加しました
2023-11-28 Tue 08:58
 私事ながら、現在、世界切手展<THAILAND 2023>の審査員としてバンコクに滞在しています。昨日(27日)はちょうど、灯籠流しを行うロイクラトンの日でもありましたので、僕も灯籠流しに参加しました。(下の画像は、灯籠を手にしているところです。以下、画像はクリックで拡大されます)

      ロイクラトン2023

 というわけで、今日はこの切手をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます)

      タイ・ロイクラトーン(スコータイ2011)

 これは、2011年11月10日、タイが発行した「(各地の)ロイクラトン」のうち、スコータイのロイクラトンの風景を取り上げた1枚です。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。また、拙著『タイ三都周郵記』も併せてご覧いただけると幸いです。


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 12月6日(水) 10:00~ ニッポンジャーナル
 インターネット番組「ニッポンジャーナル」に内藤がゲスト出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。

 12月8日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

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 謀略の世界史 12/9、1/6、2/3、3/2 13:00~14:30
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 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 

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 ウクライナ侵攻の裏で起きた、日本の運命を変える世界の出来事とは!内藤節炸裂。

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 泰国郵便学(78)
2023-10-02 Mon 08:43
 ご報告がすっかり遅くなりましたが、公益財団法人・日本タイ協会発行の『タイ国情報』第57巻第4号ができあがりました。というわけで、僕の連載「泰国郵便学」で取り上げた切手の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます)

      タイ・ラッタナコーシン王朝200年シート

 これは、1982年4月4日に発行された“ラッタナコーシン王朝200年記念”の切手シートで、ラーマ1世から9世までの歴代国王の肖像と、王宮からトンブリー方向を望む空撮写真を取り上げた切手の計10枚が収められています。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。なお、内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。


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 10月7日(土) 新講座「謀略の世界史」スタート
 原則毎月第1土曜日開催のよみうりカルチャー荻窪での講座です。MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。

 10月9・23・30日(月) 18:10~18:20 私の正論
 ニッポン放送の「私の正論」に内藤が3回にわたってゲスト出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。

 10月13日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

 よみうりカルチャー 荻窪
 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00
 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。
 
 武蔵野大学のWeb講座 
 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 

 「龍の文化史」、絶賛配信中です。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。


★ 『今日も世界は迷走中』 好評発売中!★

      今日も世界は迷走中

 ウクライナ侵攻の裏で起きた、日本の運命を変える世界の出来事とは!内藤節炸裂。

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 泰国郵便学(77)
2023-07-13 Thu 03:04
 ご報告がすっかり遅くなりましたが、公益財団法人・日本タイ協会発行の『タイ国情報』第57巻第2号ができあがりました。というわけで、僕の連載「泰国郵便学」で取り上げた切手の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます)

      タイ・マレーマムシ

 これは、1981年12月1日に発行された“毒蛇”の切手のうち、マレーマムシを取り上げた1枚です。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。なお、内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。


★★★ 全日本切手展のご案内  ★★★ 

 7月15-17日(土-月・祝) 東京・錦糸町のすみだ産業会館で全日本切手展(全日展)が開催されます。今回は、会期中3日連続で、内藤が併催の韓国切手展の展示解説を行うほか、トークイベントも行う予定です。時間等は現在、最終調整中ですが、展覧会の情報は全日本切手展のオフィシャルサイトなどで、随時アップしていきますので、よろしくお願いいたします。

      全日展2023・招待券(ブログ用)
 
 *招待券(裏面押印なきものは無効)の画像です。

 会期中、内藤は以下の展示解説とトークイベントを行います。事前予約不要ですので、ぜひご参加ください。

 15日・16日・17日 13:00~ 併催の韓国切手展の展示解説
 15日 15:00 新刊『今日も世界は迷走中』刊行記念講演 

  

★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 7月14日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

 ジョン・F・ケネディとその時代
 7月22日(土)から、毎月第4土曜日開催のよみうりカルチャー北千住での講座です。今から60年前の1963年11月に暗殺をされたケネディ大統領とその時代について、様々な角度から解説をします。詳細はこちらをご覧ください。

 切手・郵便物でみる 朝鮮半島現代史 7月25日開講!
 武蔵野大学の新たな講座(対面式)「切手・郵便物でみる 朝鮮半島現代史」が7月25日にスタートします。詳細はこちらをご覧ください。

 新講座「龍の文化史」 8月9日配信開始!
 武蔵野大学の新たなWeb講座「龍の文化史」が8月9日から配信開始になります。龍/ドラゴンにまつわる神話や伝説は世界各地でみられますが、想像上の動物であるがゆえに、それぞれの物語には地域や時代の特性が色濃く反映されています。今回の講座では、日本の龍を皮切りに、中国、朝鮮、琉球、東南アジア、キリスト教世界など、世界の龍について興味深いエピソードなどを切手の画像とともにご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。

 よみうりカルチャー 荻窪
 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00
 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。
 
 武蔵野大学のWeb講座 
 大河企画の「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」、引き続き開講中です。詳細はこちらをご覧ください。 

★ 『現代日中関係史 第2部 1972-2022』 好評発売中!★

      現代日中関係史2

 2022年11月に刊行された「第1部1945-1972」の続編で、日中国交”正常化”以降の1972年から2022年までの半世紀の、さまざまな思惑が絡まり合う日中関係の諸問題を、切手とともに紐解いていきます。

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

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 タイ総選挙、野党が過半数確保
2023-05-15 Mon 10:44
 きのう(14日)、タイで下院(定数500)の総選挙が行われ、不敬罪改正など王室改革などを訴える革新系の“前進党”が小選挙区で113議席を獲得して第1党に、タクシン元首相派の“タイ貢献党”が同じく111議席で第2党となり、比例区とあわせて両党で過半数を制しました。現連立与党の中核である“国民国家の力党”は小選挙区で39議席と惨敗しましたが、単独で過半数を制した政党はないため、今後の連立協議次第では、親軍政党が連立与党の一角となる可能性もあります。というわけで、タイの選挙関連の切手の中から、この切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

      タイ・選挙管理委員会(2010)

 これは、2010年6月9日、タイが発行した“選挙管理委員会”の切手で、タイの国旗と憲法典の原典を収めている民主記念塔のシルエットを背景に投票の場面を組み合わせたデザインになっています。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。なお、内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。


★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 5月26日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

 よみうりカルチャー 荻窪
 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00
 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。
 
 武蔵野大学のWeb講座 
 「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」と「日本郵便150年の歴史」の2種類の講座をやっています。詳細はこちらをご覧ください。 

★ 『現代日中関係史 第2部 1972-2022』 好評発売中!★

      現代日中関係史2

 2022年11月に刊行された「第1部1945-1972」の続編で、日中国交”正常化”以降の1972年から2022年までの半世紀の、さまざまな思惑が絡まり合う日中関係の諸問題を、切手とともに紐解いていきます。

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

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 泰国郵便学(76)
2023-04-21 Fri 11:16
 ご報告がすっかり遅くなりましたが、公益財団法人・日本タイ協会発行の『タイ国情報』第57巻第1号ができあがりました。というわけで、僕の連載「泰国郵便学」で取り上げた切手の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます)

      タイ・プラディット・パイロ(1981)

 これは、1981年8月26日、タイの楽聖とも称されるルアン・プラディット・パイロ(本名ソーン・シラパバンレーン)の生誕100年に際してタイが発行した記念切手です。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。なお、内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。 


★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 4月22日(土) スタンプショウ 2023
 於・都立産業貿易センター台東館

 毎年恒例、東京・浅草で開催の世界切手祭り・スタンプショウで、22日(土) 11:00から拙著『現代日中関係史 第2部 1972-2022』の出版記念イベントやります。事前予約不要・参加費無料です。親イベントとなる切手展、スタンプショウの詳細は主催者サイトをご覧ください。

 4月28日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

 4月30日(日) 英秘密情報部(MI6)入門
 4月30日(日) 13:00~14:30 よみうりカルチャー荻窪での公開講座です。
 映画「007シリーズ」などにも名前が出てくる英秘密情報部(MI6)について、実際の歴史的事件とのかかわりなどを中心にお話します。詳細はこちらをご覧ください。

 よみうりカルチャー 荻窪
 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00
 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。
 
 よみうりカルチャー 北千住
 エリザベス女王の現代史 原則毎月第4土曜日 13:00~14:30
 エリザベス女王の描かれた切手を手掛かりに、現代史を読み解く講座です。詳細はこちらをご覧ください。

 武蔵野大学のWeb講座 
 「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」と「日本郵便150年の歴史」の2種類の講座をやっています。詳細はこちらをご覧ください。 

★ 『現代日中関係史 第2部 1972-2022』 好評発売中!★

      現代日中関係史2

 2022年11月に刊行された「第1部1945-1972」の続編で、日中国交”正常化”以降の1972年から2022年までの半世紀の、さまざまな思惑が絡まり合う日中関係の諸問題を、切手とともに紐解いていきます。

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。


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 泰国郵便学(75) 
2022-12-29 Thu 01:58
 ご報告が遅くなりましたが、公益財団法人・日本タイ協会発行の『タイ国情報』第56巻第6号ができあがりました。というわけで、僕の連載「泰国郵便学」で取り上げた切手の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます)

      タイ・仮面 (1981・オンクット)

 これは、1981年7月1日に発行された第2次仮面切手のうち、『ラーマキエン物語』に登場するオンコットの面を取り上げた1枚です。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。なお、内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。


★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 12月29日(木) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

 よみうりカルチャー 荻窪
 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00
 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。

 よみうりカルチャー 北千住
 エリザベス女王の現代史 毎月第4土曜日 13:00~14:30
 エリザベス女王の描かれた切手を手掛かりに、現代史を読み解く講座です。詳細はこちらをご覧ください。 

 武蔵野大学のWeb講座 
 「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」と「日本郵便150年の歴史」の2種類の講座をやっています。詳細はこちらをご覧ください。 


★ 『現代日中関係史 第1部 1945-1972』 好評発売中! ★

      現代日中関係史表_第1部

 日本郵趣出版の新レーベル「郵便×歴史シリーズ」の第一弾の企画として、切手という切り口から第二次大戦後の日中関係を読み解く『現代日中関係史』。その第1巻となる本書は、第二次大戦後、わが国が中華人民共和国と国交を樹立(いわゆる国交正常化)する1972年9月以前を取り扱っています。なお、1972年の国交”正常化”以降については、2023年3月に刊行予定の第2巻でまとめる予定です。

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、アマゾン他、各ネット書店での注文ページのリンクがあるほか、主要書店の店頭在庫も確認できます。また、販売元の郵趣サービス社のサイト、スタマガネットの特設サイトサイトでは、本書の内容見本をご覧いただけます。 

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 泰国郵便学(74)
2022-10-30 Sun 13:21
  ご報告が遅くなりましたが、公益財団法人・日本タイ協会発行の『タイ国情報』第56巻第5号ができあがりました。というわけで、僕の連載「泰国郵便学」で取り上げた切手の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます)

      タイ・国際障碍者年(5バーツ)

 これは、1981年2月28日にタイが発行した国際障碍者年の記念切手のうち、車いすで働く障碍者を描いた5バーツ切手です。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。なお、内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。

 * きのう(29日)、アクセスカウンターが253万PVを超えました。いつも閲覧していただいている皆様には、あらためてお礼申し上げます。      


★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 全国切手展<JAPEX 2022> 於・都立産業貿易センター台東館
 11月5日(土) 11:00~ 「日中国交正常化50年とは何だったのか」
 * 11月20日付で日本郵趣出版から刊行予定の拙著『現代日中関係史:切手・郵便に秘められた軌跡 第1部 1945-1972』の刊行記念イベントです。当日、会場にて本書をお買い上げいただいた方には、ささやかながら、プレゼントもあります。

 イベントそのものは事前予約不要・参加費無料ですが、会場の切手展へは入場料が必要です。切手展の詳細は主催者サイトをご覧ください。

 11月11日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

 よみうりカルチャー 荻窪
 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00
 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。

 武蔵野大学のWeb講座 
 「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」と「日本郵便150年の歴史」の2種類の講座をやっています。詳細はこちらをご覧ください。 


★ 『現代日中関係史 第1部 1945-1972』11月20日刊行! ★

      現代日中関係史表_第1部

 日本郵趣出版の新レーベル「郵便×歴史シリーズ」の第一弾の企画として、切手という切り口から第二次大戦後の日中関係を読み解く『現代日中関係史』。その第1巻となる本書は、第二次大戦後、わが国が中華人民共和国と国交を樹立(いわゆる国交正常化)する1972年9月以前を取り扱っています。なお、1972年の国交”正常化”以降については、2023年3月に刊行予定の第2巻でまとめる予定です。

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、アマゾン他、各ネット書店での注文ページのリンクがあるほか、主要書店の店頭在庫も確認できます。また、販売元の郵趣サービス社のサイト、スタマガネットの特設サイトサイトでは、本書の内容見本をご覧いただけます。 

★ 『本当は恐ろしい! こわい切手』 好評発売中!★

      『本当は恐ろしい! こわい切手』

 怨霊、ゾンビ、鬼、そして人間の闇 … 古今東西の奇妙な切手を集めた一冊。
 それぞれの切手には、いずれも世に出るだけの理由が必ずある。
 その理由を求めて、描かれた題材の歴史的・文化的・社会的背景を探っていくと、そこからさまざまなドラマが浮かび上がってくる。

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。


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 泰国郵便学(73)
2022-09-13 Tue 04:25
 ご報告が遅くなりましたが、公益財団法人・日本タイ協会発行の『タイ国情報』第56巻第4号ができあがりました。というわけで、僕の連載「泰国郵便学」の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます)

      タイ・国際工芸博(1981竹籠)

 これは、1981年2月6日に発行された国際手工芸展覧会<CONEX 81>の記念切手のうち、伝統的な竹細工を取り上げた1枚です。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。なお、内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。


★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 9月23日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

 よみうりカルチャー 荻窪
 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00
 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。

 武蔵野大学のWeb講座 
 「日本の歴史を学びなおす― 近現代編」と「日本郵便150年の歴史」の2種類の講座をやっています。詳細はこちらをご覧ください。 


★ 『本当は恐ろしい! こわい切手』 好評発売中!★

      『本当は恐ろしい! こわい切手』

 怨霊、ゾンビ、鬼、そして人間の闇 … 古今東西の奇妙な切手を集めた一冊。
 それぞれの切手には、いずれも世に出るだけの理由が必ずある。
 その理由を求めて、描かれた題材の歴史的・文化的・社会的背景を探っていくと、そこからさまざまなドラマが浮かび上がってくる。

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

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 泰国郵便学(72)
2022-04-30 Sat 03:11
 公益財団法人・日本タイ協会発行の『タイ国情報』第56巻第2号ができあがりました。というわけで、僕の連載「泰国郵便学」の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます)

      タイ・ヒジュラ暦15世紀

 これは、1981年1月16日に発行された“ヒジュラ暦(イスラム暦)15世紀”の記念切手で、パッターニーの中央モスクが取り上げられています。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。なお、内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。

 昨日(29日)のニコニコ超会議・立花孝志×スペシャルゲスト★トークショー2022の「ロシア・ウクライナ戦争から学ぶ日本の国防」は無事、盛況のうち終了いたしました。ご参加の皆様、開催の労を取ってくださったスタッフの方々にはあらためてお礼申し上げます。


★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 5月4日(水・祝) 13:00~ よみうりカルチャー北千住 公開講座 
 よみうりカルチャー北千住にて、公開講座「アフガニスタン現代史」を行います。拙著『アフガニスタン現代史』の内容を90分にギュッと凝縮した内容をお届けいたします。お申込など詳細は、こちらをご覧ください。

 5月7日(土) 14:00~ 第4回 救国シンクタンクフォーラム
 東京・永田町の星稜会館で開催の第4回救国シンクタンクフォーラムのパネリストとして内藤が登場します。今回のお題は“ウクライナとレジ袋”です。詳細はこちらをご覧ください。

 5月13日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から8時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

 武蔵野大学のWeb講座
 4月6日-7月12日 鏑木清方と江戸の残り香
 詳細はこちらをご覧ください。
 
 4月13日-7月19日 日本の郵便150年の歴史2 占領時代(1945年の終戦から1952年)
 詳細はこちらをご覧ください。
 
 5月18日-8月23日 日本の歴史を学びなおす― 近現代編その2― 幕末
 詳細はこちらをご覧ください。 

★ 最新作 『アフガニスタン現代史』 好評発売中!★

      アフガニスタン現代史・表紙帯付き
 
 出版社からのコメント
 混迷のアフガニスタン情勢の理解に必須の通史!
 911同時多発テロ事件とその後のアフガニスタン空爆から20年。西側が支援した新共和国が崩壊し、再びタリバンが実効支配下に置いたアフガニスタン。英国、ソ連、米国…介入してきた大国の墓場と呼ばれてきたこの国の複雑極まりない現代史を、切手や郵便資料も駆使しながら鮮やかに読み解く。

 本書のご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

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 泰国郵便学(71)
2022-01-20 Thu 08:35
 ご報告がすっかり遅くなりましたが、公益財団法人・日本タイ協会発行の『タイ国情報』第55巻第6号ができあがりました。というわけで、僕の連載「泰国郵便学」の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます)

      タイ・憲法公布48年(1980)

 これは、1980年12月10日に発行された憲法公布48周年の記念切手で、国王ラーマ7世による憲法下賜の場面が取り上げられています。

 1925年に即位したラーマ7世は、前国王、ラーマ6世時代の放漫財政によって生じた赤字の解消を最優先の課題とし、大胆な行政整理を行いましたが、そのことは官僚層の不満を鬱積させることになりました。

 ところで、当時のタイは絶対君主制で一般国民の参政権は認められていませんでしたが、国王は立憲君主制への移行措置として1927年に勅撰議員からなる枢密院委員会を創設。1932年3月には外相から提出させた憲法草案を修正のうえ、同年4月のバンコク建都150周年の記念式典をめどに公布しようとしたものの、有力王族の反対もあって果たせませんでした。

 こうしたなかで、おりからの世界恐慌の中でタイ経済の落ち込みがひどくなり、給与税などの新税が導入され、一般の官吏が減俸された一方、特権的王族への支出は削減されなかったため、国民の不満が爆発。1932年6月24日、立憲君主制の実施を求めていた人民党(1927年、欧州留学中の若手軍人らがパリで結成)がクーデターを起こして王族を人質に取り、国王に憲法公布を要求します。国王側近たちはクーデターを武力で鎮圧することを主張しましたが、国王は「憲法公布は自分も考えていた」としてこれに応じ、6月27日、人民主権の臨時憲法に署名・公布し、タイは無血革命で立憲君主制へと移行しました。(恒久憲法の公布は同年12月10日)これがいわゆる(タイの)立憲革命です。

 今回ご紹介の切手は、このときの恒久憲法公布から48周年(12年を1周期として満4周期)にあたるのを記念して発行されたものですが、その背景には、1980年4月23日付の「共産主義に勝利するための闘争政策に関する首相府令66/2523」 (以下66/23)の存在があったのではないかと考えられます。

 1976年10月6日の“血の水曜日事件”で弾圧された急進派の学生、知識人らの一部は、その後、山岳地帯でタイ共産党に合流して武装闘争に参加し、共産党の勢力が拡大。また、当時のタイでは、南ヴェトナム、ラオス、カンボジアの共産化がタイにも波及する懸念が深刻に論じられていました。

 こうした中で、国軍内の改革派は、防共政策を研究する過程で、タイ共産党が勢力を拡大するのは、国民が民主政治を待望しているにもかかわらず、非民主主義的な独裁体制が存在し、軍がそれを支えていることが原因なので、政府が率先して共産党よりも優れた民主主義革命を実施すれば、共産党を封じ込めることができる、との結論に到達します。

 このため、1977年10月の軍事クーデターで政権を掌握したクリエンサックは、国民宥和のため、左翼勢力に対する宥和政策を展開していましたが、1980年3月3日、第2次オイルショックによる経済低迷の責任を取って内閣総辞職に追い込まれます。後継首相には陸軍司令官のプレーム・ティンスーラーノンが就任し、クリエンサックの路線を継承することになりました。

 プレームがかつて司令長官を務めていた第2軍管区(東北地方)では武力による共産ゲリラの鎮圧に悪戦苦闘していましたが、その後、方針を転換し、「政治が指導し、軍事はそれを支援する」のスローガンの下、クリエンサック政権下での「後進地域農村開発計画」など、貧困の解消に政治的に取り組むことで、共産党の影響力を抑え込むことに成功していました。

 こうした経緯を経て、プレーム政権下で、改革派軍人の考え方を織り込んでまとめられたのが、首相府令66/23です。

 66/23は 「国家の安全保障にとって重要かつ最大の危険である共産主義革命戦争に早急に終止符を打つ」ためには、「抑圧、虐待、搾取。社会的不公平、腐敗、汚職、貧困、飢餓といった苦難を生み出す」独裁権力を破壊し、「民主政体を実現する」 こ とが必要であると主張。そのうえで、「共産主義者を生み出す根本的原因となる政治、経済、社会の全てにわたる問題に対処するため」軍の任務はあらゆる面にわたることになる」として、民主政治の発展のため、政治に介入することは軍の正当な任務であるとしていました。

 66/23を掲げるプレーム政権にとって、1932年の立憲革命は“軍による民主化”の先例として大いに称揚すべきものでしたから、その48周年という機会をとらえて記念切手を発行したのも自然なことだったわけです。

 なお、1979年、カンボジアでポルポト派のクメール・ルージュ政権が崩壊し、ヴェトナムの介入によりヘン・サムリン政権が発足すると、中国がこれに介入して中越戦争が勃発。すると、親中派が主流を占めていたタイ共産党は、ヴェトナム、カンボジア(ヘン・サムリン政権)との関係が悪化して訓練基地などの利用が困難になっただけでなく、タイと中国との関係改善により、中国からの援助も停止され、急速に弱体化していきます。

 66/23を発したプレーム政権は、クリエンサック政権の方針を継承して、投降した共産ゲリラを同胞として寛大に処遇し、一部の者に対しては国有地を分け与えて生活基盤を支援。その結果、共産主義の脅威を大いに減じることに成功しました。

 その一方で、あくまでも反政府活動を継続するゲリラ勢力の拠点に対しては、1981年、タイ全土で一斉に大規模攻撃が行い、タイ共産党の軍事力をほぼ壊滅状態に追い込んでいます。その結果、1982年12月、ムクダーハーン県でのゲリラの集団投降をもって、タイ国軍は“(共産党に対する)勝利宣言”を発するに至りました。


★ 放送出演・講演・講座などのご案内★

 1月24日(月) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は07:48からになります。皆様、よろしくお願いします。

 2月15日(火) 19:00~ 内藤陽介×掛谷英紀オンライントークイベント
 掛谷英紀先生と2022年の“世界”を語る『読書人』のオンラインイベントです。お申し込みなどの詳細は、こちらをご覧ください。

 武蔵野大学のWeb講座 2021年12月1日~2022年2月8日
 「日本の歴史を学びなおす― 近現代編その1 ― 黒船来航」

 12月1日から2月8日まで、計7.5時間(30分×15回)の講座です。お申し込みなどの詳細は、こちらをご覧ください。


★ 『切手でたどる郵便創業150年の歴史 vol.2 戦後編』 好評発売中! ★

      切手でたどる郵便創業150年の歴史②表紙 2530円(本体2300円+税)

 明治4年3月1日(1871年4月20日)にわが国の近代郵便が創業され、日本最初の切手が発行されて以来、150年間の歴史を豊富な図版とともにたどる3巻シリーズの第2巻。まずは、1945年の第二次大戦終戦までの時代を扱った第1巻に続き、第二次大戦後の1946年から昭和末の1989年までを扱っています。なお、2022年3月刊行予定の第3巻では平成以降の時代を取り扱う予定です。

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 

 ★★ 書籍無料ダウンロードを装った違法サイトにご注意ください!★★

 最近、拙著『切手でたどる郵便創業150年の歴史』をPDF化して、無料でダウンロードできるかのように装い、クレジットカード情報を盗み取ろうとする違法サイトの存在が確認されました。

 この種のサイトは多種多様な出版物を無許可で取り扱っているものと思われます。

 内藤および拙著の出版元・販売元ではこのような行為は一切認めておらず、フィッシング詐欺等に巻き込まれる可能性もありますので十分ご注意ください。

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 泰国郵便学(70)
2021-11-08 Mon 02:05
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      タイ・クメール遺跡(ピマーイ)

 これは、1980年の国際文通週間の切手のうち、ナコーンラーチャシーマー県のピマーイ遺跡を取り上げた2バーツ75サタン切手です。

 802年、プノン・クーレン(現カンボジア・シェムリアップ州の丘陵地帯)を拠点に成立したクメール王朝(アンコール王朝とも)は、その後勢力を拡大し、最盛期の版図は、現在のカンボジアのみならず、ビルマ、タイ中部、マレー半島、ヴェトナム南部にまで及んでいました。しかし、1218年、ジャヤーヴァルマン7世(在位1181-1218年)が崩御すると後継者争いの混乱から徐々に衰退し、1431年、アユッタヤー王朝の侵攻により滅亡します。こうした歴史的経緯があるため、現在のタイ国内には東部・東北部を中心にクメール王朝時代の遺跡が残されています。

 今回ご紹介の切手に取り上げられたピマーイ遺跡は、パノムルン、プラウィハーン遺跡(プレアヴィヒア遺跡。タイ-カンボジア国境にある)とともにタイ国内の代表的なクメール遺跡です。

 かつて、ピマーイはクメール王朝の都市としてヴィマヤプラ(ヴィマヤの町)と呼ばれており、アンコールを起点とするクメール古道の終着点でした。アンコール遺跡からは北西260kmの地点に位置し、アンコール・ワットとパノムルン遺跡を結ぶ線の延長上に位置しています。また、クメール遺跡の多くは東を向いて作られていますが、ピマーイ遺跡はクメール王朝の都、ヤショダラプラに向けて南面して作られています。

 遺跡内の多くの建造物は、11-12世紀にスーリヤヴァルマン1世(在位1011-50年)によってヒンドゥーの寺院・宗教施設として建てられましたが、クメール王朝初の仏教徒の国王であり、仏法による統治を志したジャヤーヴァルマン7世によって大乗仏教の寺院に改宗されています。

 クメール王朝の滅亡後、ピマーイ遺跡は長らく忘れられた存在となっていましたが、1901年、フランスの地理学者、エティエンヌ・エイモニエによって発見され、1936年9月27日、タイ政府が遺跡としての保存を決定。1964-69年の大規模修復作業を経て、遺跡の出土品は近隣のピマーイ国立博物館に保存・展示されています。

 切手に描かれているのは、タイ・クメール建築の最高傑作とされるピマーイ寺院の中央祀堂で、11-12世紀ごろの建立。礼拝室と仏舎利室の2室で構成されており、まぐさ石(柱の上に水平に渡されたブロック)、屋根飾りには、ラーマヤナ、仏教説話などをモチーフにした装飾が、南面にはナタラージャ(シヴァ神)の装飾があります。

 さて、1980年の国際文通週間の切手はクメール遺跡を題材に4種発行されましたが、その背景には、前年の1979年1月、タイの隣国のカンボジアではヴェトナム軍の侵攻によりポル・ポト政権が崩壊し、ヘン・サムリンを国家元首、ペン・ソバンをカンプチア人民革命党書記長とする親越カンボジア国家、“カンプチア人民共和国”が樹立されていたという事情があったのではないかと考えられます。

 すなわち、ヴェトナム戦争で米軍の兵站基地になっていたというだけでなく、インドシナ半島の一方の雄として歴史的にヴェトナムと対立関係にあったタイは、ポル・ポト派をヴェトナムに対する抵抗運動として認識し、カンボジアからの難民を受け入れ、トラット県のカオラルンキャンプで保護するとともに、彼らがルビーと材木の密輸で資金を稼ぐことを黙認していました。その一方、ヴェトナムに対しては、カンボジアからの即時撤退と、カンボジア国民が“外国(=ヴェトナム)”の干渉を受けずに政権を選べるよう要求しています。

 タイの主張は、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポールの反共諸国から支持され、ASEANはヴェトナムのカンボジア侵攻とその後の占領を“この地域の安全と安定に対する我慢の限界を超えた脅威”とみなしてヴェトナムを非難。さらに中ソ対立の文脈で中国もヴェトナムを非難し、1979年2月17日から3月16日にかけて、“懲罰戦争”と称して3ヵ所の国境を越えてヴェトナム領内に侵攻します。米国もヴェトナムをソ連の手先として敵視していたため、ASEANや日本をはじめとする西側諸国はクメール・ルージュをカンボジアの“正統政権”とみなしており、国連の代表権に関しても、ヘン・サムリン政権ではなく、クメール・ルージュを支持・承認していました。

 こうした背景の下、外国郵便に使用されることを想定した“国際”文通週間の切手に、タイ国内のクメール遺跡、特に、カンボジアの象徴として同国の国旗にも描かれているアンコール・ワットと一直線上に位置しているピマーイの遺跡が取り上げられたのは、(ヴェトナムに対抗するための)タイとカンボジアの歴史的な絆を強調しようとの意図があったためとみるのが自然なように思われます。

 *昨日(7日)の<JAPEX>会場内での講演『アフガニスタン現代史』は、無事、盛況のうちに終了しました。ご参加いただいた皆様、開催の労を取ってくださったスタッフの方々には、改めて、この場をお借りしてお礼申し上げます。


★ 放送出演・講演・講座などのご案内★

 11月8日(月) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は07:48からになります。皆様、よろしくお願いします。


★ 『切手でたどる郵便創業150年の歴史 vol.2 戦後編』 11月20日刊行! ★

      切手でたどる郵便創業150年の歴史②表紙 2530円(本体2300円+税)

 明治4年3月1日(1871年4月20日)にわが国の近代郵便が創業され、日本最初の切手が発行されて以来、150年間の歴史を豊富な図版とともにたどる3巻シリーズの第2巻。まずは、1945年の第二次大戦終戦までの時代を扱った第1巻に続き、第二次大戦後の1946年から昭和末の1989年までを扱っています。なお、2022年3月刊行予定の第3巻では平成以降の時代を取り扱う予定です。

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 
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 泰国郵便学(69)
2021-09-04 Sat 10:06
 ご報告がすっかり遅くなりましたが、公益財団法人・日本タイ協会発行の『タイ国情報』第55巻第4号ができあがりました。というわけで、僕の連載「泰国郵便学」の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます)

      タイ・名瀑シリーズ(へーウ・スワット瀧 1980)

 これは、1980年7月1日、観光宣伝切手としてタイの名瀑を取り上げた4種セットの切手のうち、カオヤイ国立公園内のへーウ・スワット瀧を取り上げた5バーツ切手です。

 カオヤイ国立公園は、サリット・タナラット政権下の1961年、仏歴2005年国立公園法に基づき、翌1962年9月18日、タイ最初の国立公園に指定されました。“カオヤイ”とは“大きな山”を意味するタイ語で、その名のとおり、ナコーンナーヨック県、ナコーンラーチャシーマー県、プラーチーンブリー県、サラブリー県の4県にまたがる国立公園の総面積2168平方キロの85%が森林に覆われています。2005年には、公園内で生息する動植物の希少さが認められ、“ドンパヤーイェン-カオヤイ森林地帯”としてユネスコ世界自然遺産に登録されました。

 切手に取り上げられたヘーウ・スワット瀧はラムタコン川にある高さ25メートルの瀧で、瀧の名は、その昔、スワットという名の盗賊が官憲から逃れるために瀧壺に飛び込んだという伝承に由来するとされています。

 公園内随一の絶景地として、以前から観光客に人気のスポットでしたたが、2000年に公開された映画『ザ・ビーチ』(監督:ダニー・ボイル、主演:レオナルド・ディカプリオ)の撮影地となったことで世界的に有名になりました。

 瀧周辺での遊泳は禁止されていますが、2009年には瀧の近くでワニが目撃され、公園当局が注意を呼び掛けることもあったそうです。


★ 放送出演・講演・講座などのご案内★

 9月6日(月) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は07:48からになります。皆様、よろしくお願いします。

 9月11日(土) 17:00~  日本ウイグル協会・緊急特別講演会
 東京・四谷のワイム貸会議室にて、日本ウイグル協会主催の緊急特別講演会にて、「タリバン政権と急接近した中共の思惑ーーテロとの口実で弾圧されてきたウイグル人」と題して、内藤がお話します。資料代1000円。お申し込みなどの詳細はこちらをご覧ください。

 武蔵野大学のWeb講座 「切手と浮世絵」 配信中です!
 8月11日から10月12日まで、計6時間(30分×12回)の講座です、お申し込みなどの詳細は、こちらをご覧ください。


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 泰国郵便学(68)
2021-07-12 Mon 05:09
 ご報告がすっかり遅くなりましたが、公益財団法人・日本タイ協会発行の『タイ国情報』第55巻第3号ができあがりました。というわけで、僕の連載「泰国郵便学」の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます)

      タイ・赤十字(1980)

 これは、1980年4月6日にタイが発行した赤十字(募金)切手で、抗蛇毒血清を作るために、蛇毒を採取している場面が取り上げられています。

 タイにおける蛇毒の研究・治療の中心となっているのは、サオワパー王妃研究所(QSMI:QUEEN SAOVABHA MEMORIAL INSTITUTE)付属のスネーク・ファームです。

 1911年、ラーマ5世(チュラーロンコーン)の異母弟、ダムロン・ラーチャーヌパープ親王の娘が狂犬病に罹患しました。しかし、当時のタイでは狂犬病のワクチンは利用できず、不幸にして彼女は亡くなりました。このため、内務大臣の職にあったダムロン親王は、ワクチンセンターを設立し、狂犬病予防のワクチンを独自に開発するよう、即位後まもない新国王のラーマ6世(ワチラーウッド)に建議。勅許を得て、現在のファランポーン鉄道駅近くのバムルン・ルアン通りにあった王室所有の建物をセンターとして活用することになりました。なお、センターの設備・備品は、王母のサオワパー・ポーンシー妃の資金拠出と国民からの浄財により賄われています。

 センターは、1913年4月26日、ワクチン製造の先駆者であるルイ・パストゥールに敬意を表して“パストゥラ・サブハ”の名で開所し、後に“サタン・パストゥール”に改称。センター長に就任したレオポルド・ロバート博士はパリのパストゥール研究所の支援を受けて、狂犬病、天然痘、コレラ、腸チフス、その他の伝染病のワクチンを製造しました。また、1917年、センターは勅命により内務省からタイ赤十字社に移管され、ロバート博士はタイ赤十字社科学研究部門の初代責任者に就任しています。

 1920年5月24日、前年に崩御したサオワパー王妃の埋葬儀式が終わると、ラーマ6世は母の名を冠した医学研究所の建設を決定。巨額の資金とラーマ4世通りに面した土地をタイ赤十字に下賜し、研究部門の公休的な本部ビルの建設を命じます。これに、サワーン・ワッタナー妃からの寄附と赤十字社独自の予算により、本部ビル本館の両脇に2棟の建物が作られ、1922年12月7日、現在のサオワパー王妃研究所が正式にオープンし、サタン・パストゥールの全業務はそちらに移管されました。

 1923年11月22日には、その付属機関としてスネーク・ファームが開設。その背景には、当時は首都バンコクでも、パドゥン・クルン・カセーム運河の外側の新市街では毒蛇の被害が後を絶たず、人々は夜間の外出を控えていたという事情がありました。ちなみに、現在では都市の開発が進んだことに加え、血清の普及により、蛇毒の被害はほぼ北部の山岳地帯に限られています。

 スネーク・ファームは、①タイ国内に必要な解毒剤を生産・確保すること、②蛇に咬まれた際の対処方法についての知識を広く普及させること、③蛇に関する研究を重ね、より深い知見を得ること、を中心に活動を続けていますが、その一環として、スライドの上映や蛇毒採取のデモンストレーションも1日2回(土日祝日は1日1回)行われており、デモンストレーションの後は蛇との記念撮影もできるので、家族連れには人気のスポットになっています。

 タイでは人間に被害を及ぼす毒蛇が10種程度棲息していますが、そのうち、特に被害が大いのはコブラ3種、マムシ2種で、血清の製造もこの5種に対応するものが中心です。毒性の物質はヘビによって異なるので、蛇にかまれることの多い山間部での活動には、5種類の血清と毒蛇の彩色図をあらかじめ用意しておき、蛇にかまれた被害者は彩色図でどの蛇にかまれたかを識別したうえで、対応する血清を注射しています。蛇にかまれる者は年間2-300人ほどですが、死者は5人程度に抑え込まれているそうです。

 なお、QSMIは腸チフス、熱病、ポリオ、日本脳炎、破傷風、インフルエンザ、コレラなどの予防接種を実施しており、タイ国民のみならず、外国人旅行者も接種を受けることができます。


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 7月12日(月) 05:00~  おはよう寺ちゃん
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 泰国郵便学(67)
2021-05-07 Fri 02:05
 ご報告がすっかり遅くなりましたが、公益財団法人・日本タイ協会発行の『タイ国情報』第55巻第2号ができあがりました。というわけで、僕の連載「泰国郵便学」の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます)

      タイ・こどもの日(1980)

 これは、1980年1月12日に発行された“(タイの)こどもの日”の切手です。

 前年(1979年)の国際文通週間に合わせて、タイ郵政は“農民”をテーマに児童画コンクールを行い、その入賞作品を1980年の“こどもの日”の切手の図案として採用することを発表していましたが、今回ご紹介の切手は、それが実現したもので、ソムタイ・チャルーンの作品が取り上げられています。

 1979年の児童画コンクールが“農民”をテーマとしていたのは、当時のクリエンサック・チョマナン政権により、同年が“農業の年”に指定されていたことによるものです。

 1977年10月の軍事クーデターで政権を掌握したクリエンサックは、左翼勢力に対する宥和政策を軸とした国民和解とともに、都市と農村の所得格差の縮小を最大の政策課題として掲げていました。

 1979年を“農業の年”に指定したクリエンサック政権は「後進地域農村開発計画」を発表。同計画は、農村全体の中から“後進地域”として貧困エリアを特定し、地域の実情に合わせてプロジェクトを行うことを一つの柱としていました。これは、従来の農村支援の支援が(農村の経済状況とは無関係に)特定の地域に集中したり、地域ごとの特殊性を無視して一律に支援したりしていたことへの反省に基づくものでした。

 また、同計画では、国民和解を掲げるクリエンサック政権の性格を反映して、中央からの一方的な押し付けではなく、住民の要求と中央の立てた計画をすり合わせるという“住民参加”が強調されています。

 計画の具体的な進め方としては、国家経済社会開発庁(National Economic and Social Development Board:NESDB。国家経済社会開発委員会とも)を事務局として、農村開発政策の調整のための委員会が設けられるとともに、1978年以降、県の開発計画に国の予算が支出され、県を媒介に中央と農村を結び付けようとの試みが行われました。

 計画の推進役となったNESDBは、1959年に国家レベルでの経済開発計画を策定するために首相府に設置された機関で、もともと農村開発に関する政策立案を行うことは想定されていませんでした。

 しかし、1976年にNESDBの経済調査部長に就任したコーシット・パンピアムラットは、経済調査部を開発調査・普及部に改称するとともに、農村の貧困問題の解消のためには、協同組合、灌漑、土地所有利用の調整などが重要であるとの認識の下、そうした問題を中心に農村調査に力を入れ、その成果を精力的に公表し始めます。

 NESDBは、①協同組合の推進や灌漑の拡大、換金作物の普及は農業先進地域のみで適用可能(=後進地域では効果を上げることが難しい)、②土地の不足は貧困問題の原因とはならない、③生産に重点を置いた開発計画では貧困の解決にならない、④農村の貧困問題には地域差がある、ことを調査結果から導き出し、同じ“貧困”といっても地域によってその構造が異なる以上、地域ごとの条件に合致した計画を立案すべきであるとの結論に到達。従来のように、生産面を重視した開発計画では、農業先進地域や農業条件の良い地域には効果があるものの、貧困の著しい後進地域には効果がなく、かえって、貧富の差を拡大することになると考えました。

 こうした調査結果を踏まえて、1978年、NESDB内に農村開発プロジェクト部(現農村開発調整部)が設置され、クリエンサック政権としても前述の「後進地域農村開発計画」につながっていきます。

 しかし、1979年1月にイランで革命が発生し、同国の石油生産が中断したことに加え、OPECが1月、4月、7月に段階的に原油価格を引き上げたことで“第二次オイルショック”が発生。これによりタイ経済は大きな打撃を受け、カンボジア問題をめぐって支持率が低迷していたクリエンサック政権は退陣に追い込まれてしまいます。このため、同計画が実質的な効果を上げることはありませんでしたが、その骨子は、後継のプレーム政権下で導入されたゴーチョーチョー制度へと受け継がれていくのです。


★ 放送出演・講演・講座などのご案内★

 5月10日(月) 05:00~  
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は07:48からになります。皆様、よろしくお願いします。

 5月15日(土)~ 武蔵野大学の生涯学習講座
 5月15日、22日、6月5日、19日、7月3日、17日の6回、下記のふたつの講座でお話しします。 
 13:00~14:30 「日本の郵便150年の歴史 その1 ―“大日本帝国”時代の郵便事情―」
 15:15~16:45 「東京五輪と切手ブームの時代 ―戦後昭和社会史の一断面―」
 対面授業、オンラインのライブ配信、タイム・フリーのウェブ配信の3通りの形式での受講が可能です。お申し込みを含め、詳細については、こちらをクリックしてご覧ください。

★ 『切手でたどる郵便創業150年の歴史 vol.1 戦前編』 好評発売中! ★

      郵便創業150年の歴史ー1表紙 2530円(本体2300円+税)

 明治4年3月1日(1871年4月20日)にわが国の近代郵便が創業され、日本最初の切手が発行されて以来、150年間の歴史を豊富な図版とともにたどる3巻シリーズの第1巻。まずは、1945年の第二次大戦終戦までの時代を扱いました。今後、2021年11月刊行予定の第2巻では昭和時代(戦後)を、2022年3月刊行予定の第3巻では平成以降の時代を取り扱う予定です。

 ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 

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