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内藤陽介 Yosuke NAITO
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 モンテネグロで銃乱射事件、10人死亡
2025-01-03 Fri 05:13
 バルカン半島のモンテネグロ南西部の古都、ツェティニエで、1日夕方(現地時間)、銃の乱射撃事件があり、子どもを含む少なくとも10人が死亡しました。現場から逃走した容疑者は自殺を図りその後、死亡が確認されました。というわけで、亡くなった方への哀悼の意を表するとともに、ツェティニエに関する切手として、この1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

      モンテネグロ・印刷400年

 これは、1493 年、ツェティニェに南東ヨーロッパで最初の印刷所となる“ツルノイェヴィチ印刷所”が創設されてから400年になるのを記念して、1893年6月25日にモンテネグロが発行した“印刷400周年”の記念切手です。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。

 また、この切手については、“印刷”を題材とした世界最初の切手として、拙著『切手もの知り図鑑 一番切手50のエピソード』でもまとめておりますので、機会がありましたら、ぜひお手にとってご覧いただけると幸いです。

 * 昨日(2日)の文化放送「おはよう寺ちゃん」の僕の出番は、無事、終了いたしました。 次回は1月10日(金)に登場の予定です。今後とも引き続きよろしくお願いします。


 ★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 1月7日(火) 10:00~ ニッポンジャーナル
 インターネット番組「ニッポンジャーナル」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。皆様、よろしくお願いします。

 1月10日(金) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は6時からになります。皆様、よろしくお願いします。

 よみうりカルチャー 荻窪
 宗教と国際政治 原則毎月第1火曜日 15:30~17:00
 時事解説を中心とした講座です。詳細はこちらをご覧ください。

 謀略の世界史 原則毎月第1土曜日 13:00~14:30
 MI6、CIA、モサドなど各国の情報機関のあらましや、現代史の中で彼らが実際に関与した事件などを幅広くご紹介していきます。詳細はこちらをご覧ください。

 武蔵野大学のWeb講座 
 現在配信中の「日本の歴史を学びなおす ―近現代編その11―」「切手・郵便物でみる朝鮮半島現代史 1956-61」は、2025年1月7日までの配信となり、1月8日からは新たに「切手・郵便物でみる朝鮮半島現代史 1956-61」と巳年にちなむ新企画「蛇の文化史」の配信がスタートします。詳細は各講座名をご覧ください。 


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      蛇の文化史・表紙

 「干支の文化史」シリーズ第2作。巳年にちなんで、蛇をめぐるポジティヴ・ネガティヴ、さまざまなイメージの背景にある歴史的・社会的文脈について、主に切手を手掛かりとして読み解いています。

 * ご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。


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 スピードスケートの高木美帆が金、ノルディックスキー・複合団体とフィギュアスケートの坂本花織が銅
2022-02-18 Fri 01:49
 現在開催中の北京冬季五輪は、きのう(15日)、スピードスケートの女子1000メートルで高木美帆が金(個人としては、1500メートル500メートルの銀についで3個目、団体追い抜きも入れると4個目)、ノルディックスキー・複合団体で日本チーム(渡部暁斗、山本涼太、渡部善斗、永井秀昭)が銅(この種目での日本代表のメダルはリレハンメル大会以来28年ぶり)、フィギュアスケート女子で坂本花織が銅(日本女子ではヴァンクーヴァー大会での浅田真央以来のメダル)、の各メダルを獲得しました。というわけで、きょうはこの切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

      モンテネグロ・トリノ五輪(フィギュア)

 これは、2006年2月7日、モンテネグロが発行したトリノ五輪の記念切手で、フィギュアスケートの女子選手が描かれています。

 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。なお、内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。


★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★

 2月21日(月) 05:00~  おはよう寺ちゃん
 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は07:48からになります。皆様、よろしくお願いします。

 3月13日(日) 13:00~ 「アフガニスタン現代史」
 3月12・13日(土・日)に東京・目白の切手の博物館で開催される「第13回テーマティク研究会切手展」にあわせて、下記の通り、拙著『アフガニスタン現代史』の刊行記念トークイベントを開催します。切手展の参観と合わせて、ぜひ、ご参加ください。(切手展の詳細はこちら

 【日時】 3月13日(日) 13:00~14:30
 【会場】切手の博物館3階会議室
 【参加費】無料 ※先着順・最大20名
 【問合先】(公財)日本郵趣協会 TEL:03-5951-3311


★ 最新作 『アフガニスタン現代史』 3月5日発売!★

      アフガニスタン現代史・表紙帯付き
 
 出版社からのコメント
 混迷のアフガニスタン情勢の理解に必須の通史!
 911同時多発テロ事件とその後のアフガニスタン空爆から20年。西側が支援した新共和国が崩壊し、再びタリバンが実効支配下に置いたアフガニスタン。英国、ソ連、米国…介入してきた大国の墓場と呼ばれてきたこの国の複雑極まりない現代史を、切手や郵便資料も駆使しながら鮮やかに読み解く。

 本書のご予約・ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

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 2月1日から3月31日まで、拙著『世界はいつでも不安定 国際ニュースの正しい読み方』(ワニブックス)が電子書籍版アマゾン・アンリミテッドの対象になっております。期間中、アマゾンKindle Unlimited会員限定ですが、無料で読み放題となりますので、この機会に、ぜひ、こちらをクリックしてご活用ください。

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 明治4年3月1日(1871年4月20日)にわが国の近代郵便が創業され、日本最初の切手が発行されて以来、150年間の歴史を豊富な図版とともにたどる3巻シリーズの第2巻。まずは、1945年の第二次大戦終戦までの時代を扱った第1巻に続き、第二次大戦後の1946年から昭和末の1989年までを扱っています。なお、2022年3月刊行予定の第3巻では平成以降の時代を取り扱う予定です。

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 ★★ 書籍無料ダウンロードを装った違法サイトにご注意ください!★★

 最近、拙著『切手でたどる郵便創業150年の歴史』をPDF化して、無料でダウンロードできるかのように装い、クレジットカード情報を盗み取ろうとする違法サイトの存在が確認されました。

 この種のサイトは多種多様な出版物を無許可で取り扱っているものと思われます。

 内藤および拙著の出版元・販売元ではこのような行為は一切認めておらず、フィッシング詐欺等に巻き込まれる可能性もありますので十分ご注意ください。

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 モンテネグロ、欧州初のコロナ終息宣言
2020-05-28 Thu 02:03
 旧ユーゴスラビアのモンテネグロは、25日(現地時間)、欧州で初めて、国内での新型コロナウイルス感染の終息を宣言しました。というわけで、きょうはこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)

      モンテネグロ・欧州小国競技会(2019)

 これは、2019年5月27日から6月1日まで、モンテネグロのブドヴァで開催された欧州小国競技会(GSSE)に際して、開催国のモンテネグロが会期初日に発行した記念切手で、同大会のマスコットキャラクターと「我々はなんと大きいんだろう!」との大会スローガンが入っています。このスローガンは、人口62万の小国として“欧州初”の快挙を成し遂げたモンテネグロ国民の今の気分を表したものではないかと思い、持ってきました。

 モンテネグロはアドリア海に面したバルカン半島の国で、国家としてのルーツは、1516年にツェティニェ家がこの地域の支配を確立したことに求められます。1852年、オスマン帝国の宗主権下でツェティニェ家によるモンテネグロ公国が成立。1878年、露土戦争の結果、同公国は独立を承認されました。
 
 第一次大戦戦後はセルビア・クロアチア・スロベニア王国(のちユーゴスラビア王国)に取り込まれましたが、第二次大戦中、枢軸国によるユーゴスラビア分割に伴い、イタリア占領下のモンテネグロ王国となります。戦後は再びユーゴスラビアに復帰。1991年以降のユーゴ紛争では、セルビアと共同歩調を取り、最後まで“ユーゴスラビア”に留まりましたが、2003年2月にはユーゴスラビアは国家連合のセルビア・モンテネグロとなり、2006年6月、セルビアから分離独立を宣言しました。なお、旧セルビア・モンテネグロの継承者は、モンテネグロではなく、セルビアです。

 モンテネグロでは3月に最初の新型コロナ感染者が確認されたことを受けて、国境の封鎖や空港・学校の閉鎖を開始。小国の特性を生かして徹底した“籠城作戦”を取り、自主隔離をしている感染者の名前や住所を公表したほか、国の方針に従わない人々を訴追したり、罰金を科したりすることで感染を抑え込んできました。

 累計感染者数は324人、死者は9人ですが、過去20日間は1人の感染者も確認されていなかったことから、今回の終息宣言につながったというわけです。 

 なお、今回ご紹介の切手の題材となったGSSEは、ヨーロッパオリンピック委員会(EOC)加盟国のうち、原則として人口100万人未満の国が参加し、1985年にサンマリノで開催された第1回大会以来、隔年で開催されている総合競技大会です。第1回の参加国は、アイスランド、アンドラ、キプロス、サンマリノ、マルタモナコリヒテンシュタイン、ルクセンブルクの8ヵ国でしたが、2009年のキプロス大会以降はモンテネグロも加盟し、現在の参加国は9ヵ国となっています。なお、キプロスの人口は、同国の公称では123万人ですが、これは北キプロス(北キプロス・トルコ共和国)を含めれの数字で、北キプロスを除くと87万6000人です。


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      日韓基本条約・表紙 本体2000円+税

 出版社からのコメント
 混迷する日韓関係、その原点をあらためて読み直す!
 丁寧に読むといろいろ々発見があります。

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 モンテネグロ、EU加盟候補に
2010-12-18 Sat 17:00
 欧州連合(EU)はきのう(17日)の首脳会議で、旧ユーゴスラビアのモンテネグロをEU加盟交渉開始の前提となる「加盟候補国」とすることを承認しました。というわけで、きょうはモンテネグロの切手です。(画像はクリックで拡大されます)

        モンテネグロ・1874

 これは、1874年に発行されたモンテネグロ最初の切手のうち、5ノビ切手です。

 モンテネグロとは“黒い山”を意味するイタリアのヴェネツィア方言で、現地語では同じ意味の“ツルナ・ゴーラ”が国名となります。

 現在のモンテネグロ国家のルーツは、1516年にツェティニェ家がこの地域の支配を確立したことに求められます。1852年、オスマン帝国の宗主権下でツェティニェ家によるモンテネグロ公国が成立。1878年、露土戦争の結果、同公国は独立を承認されました。

 現在のモンテネグロの領内における最初の近代郵便は、1854年、アンティヴァリ(現バル)にオーストリア局が設けられ、オーストリア・ロイド社が郵便実務を担当しました。なお、モンテネグロのオーストリア局は、モンテネグロ公国の完全独立に伴い閉鎖されています。

 この間、モンテネグロ公国は、1874年に独自の郵便制度を導入。今回ご紹介の切手は、これに伴い発行されたもので、モンテネグロ公ニコラ1世の肖像が取り上げられています。

 第一次大戦中、モンテネグロはセルビアを支援したため、オーストリアに占領されます。その後、セルビア軍がこの地を再占領し、戦後は、セルビア・クロアチア・スロベニア王国(のちユーゴスラビア王国)に取り込まれました。第二次大戦中は、枢軸国によるユーゴスラビア分割に伴い、イタリア占領下のモンテネグロ王国となりましたが、戦後、再びユーゴスラビアに復帰します。

 1991年以降のユーゴ紛争では、セルビアと共同歩調を取り、最後までユーゴスラビアから離脱しませんでしたが、2003年2月にはユーゴスラビアは国家連合のセルビア・モンテネグロとなり、2006年6月、セルビアから分離独立を宣言しました。なお、旧セルビア・モンテネグロの継承者は、モンテネグロではなく、セルビアです。

 ちなみに、今回のモンテネグロ以外に、現在、EU加盟候補国となっているのは、トルコ、クロアチア、マケドニア、アイスランドですが、このうち、マケドニアだけはこのブログでいままで取り上げていませんでしたね。いずれ、取り上げないといけないのでしょうが、さて、どういうきっかけがあるかなぁ。


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