2012-06-16 Sat 02:05
私事で恐縮ですが、インドネシア・ジャカルタで開催される世界切手展<INDONESIA 2012>に参加するため、きょう(16日)、ジャカルタに向けて出発します。早朝羽田発の飛行機ですので、現在、羽田でチェックインカウンターが開くのを待ちながら、この記事を書いています。 展覧会の会期は18日から24日までなのですが、作品を搬入しなければなりませんので、現地時間のきょう20時過ぎにジャカルタ入りする予定です。なお、せっかくインドネシアまで行くのに、展覧会終了と同時に帰ってきてはもったいないので、会期終了後は各地を回って取材し、30日午後に帰国の予定です。 この間、ノートパソコンを持っていきますので、このブログも可能な限り更新していく予定ですが、なにぶんにも海外のことですので、無事、メール・ネット環境に接続できるかどうか、不安がないわけではありません。場合によっては、諸般の事情で、記事の更新が遅れたり、記事が書けなかったりする可能性もありますが、ご容赦ください。 さて、冒頭に掲げた画像(クリックで拡大されます)は、1959年に韓国で発行された“海兵隊10周年”の記念切手で、上陸する海兵隊員が描かれています。昨年のインド展・横浜展のときも作品搬入の際には、展示作品の中から、“いざ出陣”という雰囲気の切手を持ってきたのですが、今回の出品作品“A Hitory of Hong Kong”に関しては2009年のブカレスト展に出発する日の記事で香港黄泥涌高射砲陣地奪取の絵葉書をご紹介しましたので、香港がらみではネタ切れです。そこで、今回は仁川経由の大韓航空機でジャカルタ入りすることに加え、拙著『韓国現代史』の韓国語版も刊行されたばかりですので、韓国切手の中から、似たような雰囲気の切手を持ってきたという次第です。 ちなみに、韓国の海兵隊は、1949年4月15日、慶尚南道昌原郡鎮海邑(現在の鎮海市)で380人規模の部隊と大日本帝国陸軍の九九式軽機関銃などの武装を用いて創設されました。朝鮮戦争時には北朝鮮の朝鮮人民軍および中国の人民志願軍(実質的に人民解放軍)を相手に一個大隊を一掃するなどの戦功を挙げ、韓国精鋭部隊と謳われました。僕もインドネシアの切手展で戦果を挙げて帰ってきたいものですな。 では、いざ出陣! ★★★ 内藤陽介の最新刊 ★★★ 内藤陽介の『韓国現代史』・韓国進出! 우표로 그려낸 한국현대사 (切手で描き出した韓国現代史) ハヌル出版より好評発売中! ★★★ ポストショップオンラインのご案内(PR) ★★★ 郵便物の受け取りには欠かせないのが郵便ポストです。世界各国のありとあらゆるデザインポストを集めた郵便ポストの辞典ポストショップオンラインは海外ブランドから国内製まで、500種類を超える郵便ポストをみることができます。 |
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