2011-07-26 Tue 23:58
いよいよ木曜日(28日)から、パシフィコ横浜で世界切手展<PHILANIPPON 2011>がスタートします。わが国では2001年以来10年ぶりの世界切手展開催ということで、僕も、自分のメインのコレクションである JAPAN AND THE 15YEARS WAR 1931-1945 を出品しますが、きょうはその作品を会場に搬入してきました。というわけで、今回の出品作品の中からこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)
これは、第二次大戦中のイタリアの軍事絵葉書で、日独伊三国同盟の兵士がともに突撃している場面が描かれています。日独伊三国同盟関連のマテリアルというと米英の船をぶった切る鎧武者の絵葉書が有名ですが、きょうは、これから始まる切手展に「いざ出陣」というつもりで、この葉書を持ってきました。 今回の出品作品は、1931年の満洲事変から1945年の終戦までの“昭和の戦争”のあらましを各種の郵趣マテリアルを用いて再構成したもので、今年2月のインド展に出品した作品を大幅に手直ししています。時節柄、“戦争”の話題がメディアでも取り上げられることが多くなっておりますが、僕の作品も、切手や郵便物などを通して語る“昭和の戦争”の歴史絵巻として、ぜひ、会場にてご覧いただけると幸いです。 ★★★ 内藤陽介の最新刊 ★★★ 5月29日付『讀賣新聞』に書評掲載 『週刊文春』 6月30日号「文春図書館」で 酒井順子さんにご紹介いただきました ! 切手百撰 昭和戦後 平凡社(本体2000円+税) 視て読んで楽しむ切手図鑑! “あの頃の切手少年たち”には懐かしの、 平成生まれの若者には昭和レトロがカッコいい、 そんな切手100点のモノ語りを関連写真などとともに、オールカラーでご紹介 全国書店・インターネット書店(amazon、boox store、coneco.net、JBOOK、livedoor BOOKS、Yahoo!ブックス、エキサイトブックス、丸善&ジュンク堂、楽天など)で好評発売中! |
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