2021-06-28 Mon 01:08
おかげ様で、<全日本切手展2021>(以下、全日展)は昨日(27日)16:00、盛況のうちに無事終了いたしました。 昨年は新型コロナ禍で中止のやむなきに至った全日展ですが、今年は、会期直前の6月20日には東京都に出されていた緊急事態宣言も解除されたため、2年ぶりに開催することができました。 時節柄、多くの人が一ヵ所に集まるのは好ましくないということから、テープカットを含むオープニング・セレモニーや授賞式、各種のトークイベントなどは自粛し、展示とブース出展のみのシンプルな形式での開催となりましたが、郵便創業150年の特別企画として、一般財団法人切手文化博物館(神戸市)のご協力により「龍切手(金井宏之コレクション)」を、また日本切手社(浜松市)のご協力により「静岡県の大型地名検査済印」の2作品を特別出品として招聘できたことに加え、ハイレベルな内容の競争出品も並び、ご参観者の皆様にもご満足いただけたのではないかと思います。 これもひとえに、ご後援を賜りました日本郵便株式会社、東京新聞、公益財団法人・日本郵趣協会、一般財団法人・切手文化博物館、一般財団法人・全日本郵趣連合、日本郵便切手商協同組合、特定非営利活動法人・日本郵便文化振興機構、貴重なコレクションを展示したいただきましたご出品者の皆様、ブースをご出店いただきましたディーラーの方々、そして、寄附金を拠出していただきました皆様ほか、大勢の方々のご支援・ご協力のおかげです。 実行委員長として、この場を借りて厚くお礼申し上げます。(下の画像は、審査員としてご出品者の虎頭雄彦さんに対するクリティークを行っている場面です。新型コロナ禍でマスクを着用しての開催ということがよくわかる写真としてアップしてみました) ちなみに、冒頭の画像の切手は、昨年(2020年)5月8日に発行された“日本の伝統・文化シリーズ第3集(大相撲)”のうち、勝ち力士が手刀を切って行事から懸賞を受け取る場面を描いた1枚です。勝ち力士が左・右・中の順で手刀を切るのは造化三神を敬い、感謝する意味があるということなので、皆様への感謝の気持ちを込めて、会場内の本所郵便局で購入した切手の中から取り上げてみました。 なお、来年(2022年)の全日本切手展は、7月16-18日(海の日を含む3連休)、今年と同じく、東京・錦糸町のすみだ産業会館で開催の予定で、すでに準備を始めております。開催資金の調達をはじめ、クリアしなければならない課題は山積しており、今後とも、皆様方にはいろいろとご支援・ご協力をお願いすることになるかと思われますが、なにとぞよろしくお願いいたします。 ★ 放送出演・講演・講座などのご案内★ 6月28日(月) 05:00~ おはよう寺ちゃん 文化放送の「おはよう寺ちゃん」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時から9時までの長時間放送ですが、僕の出番は07:48からになります。皆様、よろしくお願いします。 7月3日(土)~ 武蔵野大学の生涯学習講座 7月3日・10日・17日・24日・31日、8月7日の6回、下記のふたつの講座でお話しします。 13:00~14:30 「日本の郵便150年の歴史 その1 ―“大日本帝国”時代の郵便事情―」 15:15~16:45 「東京五輪と切手ブームの時代 ―戦後昭和社会史の一断面―」 対面授業、オンラインのライブ配信、タイム・フリーのウェブ配信の3通りの形式での受講が可能です。お申し込みを含め、詳細については、こちらをクリックしてご覧ください。 ★ 『誰もが知りたいQアノンの正体』 好評発売中! ★ 1650円(本体1500円+税) 出版社からのコメント なぜQアノンにみんなハマったのか? ネットならではの引き寄せ構造と、現代格差社会の生んだ分かりやすい解釈。 これは米国だけじゃない! 人はみんなQを求めている!? (笑) * 編集スタッフの方が個人ブログで紹介してくれました。こちらをご覧ください。 ご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、本書の目次をご覧いただけるほか、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 |
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