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内藤陽介 Yosuke NAITO
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 沖縄慰霊の日
2020-06-23 Tue 00:06
 きょう(23日)は、1945年6月25日に沖縄戦の組織的戦闘が終結したことにちなむ“沖縄慰霊の日”です。というわけで、この切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

      故郷(沖縄)・平和の礎

 これは、2001年6月22日に発行された“平和の礎”のふるさと切手(沖縄県)です。

 1945年5月、米軍の攻撃により、日本の陸軍第32軍総司令部は首里城の地下壕から沖縄本島南端部(島尻)に撤退。その後、島尻では狭隘な地形に敵味方が入り乱れる激しい戦闘が展開されましたが、6月23日(ただし、異説もあります)、司令官・牛島満中将が摩文仁の司令部壕で自決したことにより日本軍による組織的な抵抗は終了しました。

 米施政権下の琉球政府は、1965年、最後の激戦地となった摩文仁の丘一帯を“沖縄戦跡政府立公園”に指定。その後、1972年の沖縄の祖国復帰に伴い、同公園は“沖縄戦跡国定公園”に指定されました。現在、同公園は、摩文仁地区の沖縄平和祈念公園、糸満市米須霊域(平和祈念公園から2.5km 南西)、ひめゆりの塔(糸満市米須霊域の北)の3地域の計81.3平方キロ(陸域31.27平方キロ、海域50.03平方キロ)から構成されており、多くの慰霊施設・慰霊碑・慰霊塔が設置されています。

 今回ご紹介の切手に取り上げられた“平和の礎”は、太平洋戦争・沖縄戦終結50周年記念事業の一環として、「沖縄戦などで亡くなられた全ての戦没者を追悼し、恒久平和の希求と悲惨な戦争の教訓を正しく継承するとともに、平和学習の拠点とする」ことを目的として、1995年6月、平和祈念公園内に建立されました。なお、礎の読み方は、一般には“いしずえ”ですが、“平和の礎”に関しては、沖縄の方言での発音に従い“いしじ”となっています。
 
 そのデザインは、“平和の波永遠なれ”とのコンセプトの下、刻銘碑を屏風状に並べることで、鉄の暴風の波濤が平和の波となって、わだつみに折り返し行く様を表現するものとして、んだ刻銘碑を世界に向けて平和の波が広がるようにとの願いをデザイン化したものです。

 また、平和祈念公園から平和の広場に通ずるメイン通路は、その中心線が、慰霊の日の6月23日の日の出の方位に合わせて設置されており、平和の広場の中央には“平和の火”(切手では右側中ほどに描かれています)が設置されています。
 

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 6月26日(金)05:00~  文化放送の「おはよう寺ちゃん 活動中」に内藤がコメンテーターとして出演の予定です。番組は早朝5時のスタートですが、僕の出番は6時台になります。皆様、よろしくお願いします。


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