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内藤陽介 Yosuke NAITO
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 謹賀新年
2019-01-01 Tue 00:01
      キュリオ2018年12月号表紙

 あけましておめでとうございます。

 旧年中は郵便学者・内藤陽介の活動にご支援・ご協力を賜り、誠にありがとうございました。本年もよろしくお付き合いください。

 冒頭の画像は、雑誌『キュリオマガジン』の昨年12月号の表紙で、僕の顔写真が大きく取り上げられています。「笑うう門には福来る」ということで、新年のご挨拶画像として使ってみました。なお、この号の巻頭には僕のロング・インタビューが掲載されており、僕の考える“郵便学”はどのようなものか、また、内村鑑三風にいうと「余は如何にして郵便学者となりし乎」といったことなどもお話ししておりますので、機会がありましたら、ぜひお手にとってご覧いただけると幸いです。(雑誌名の青字をクリックすると販売サイトに飛びます)

 さて、昨年(2018年)も、多くの皆様のお力添えで、7月の全日本切手展を、無事、盛況のうち終了することができました。また、世界切手展<WSC Israel 2018>ならびに<Thailand 2018>でのコミッショナー業務も大過なく務めることができました。まずはこの点につきまして、この場をお借りして、あらためてお礼申し上げます。

 現在、僕が実行委員長を仰せつかっている全日本切手展実行委員会(公財・通信文化協会、一社・全日本郵趣連合等で構成)では、本年(2019)年7月13-15日(土-月・祝)の3日間、昨年と同じ東京・錦糸町のすみだ産業会館を会場として全日本切手展を開催すべく、準備を進めております。また、本年は“日本ポーランド国交樹立100周年”ということで、ポーランド切手展も併催の予定です。競争出品作品の募集要項・特別規則など(大筋では前年までと変わりませんが、部分的に修正する箇所もございます)が正式に確定しましたら、『全日本郵趣』誌上等で発表する予定ですので、今しばらくのご猶予をお願いいたします。つきましては、本年も、皆様のご支援・ご協力をいただけると幸甚に存じます。

 切手展ということでいえば、このほか、ことしは、6月に中国・武漢での世界展が予定されており、そのコミッショナーをお引き受けすることになりました。同展の日本国内の申し込み締め切りは、2019年2月15日を予定しておりますので、その詳細につきましては、全日本郵趣連合とも調整のうえ、なるべく早く出品要項などを発表できるようにしたいと考えております。皆様にはいろいろお世話になるかと思われますが、よろしくお願いいたします。

 一方、僕の本業である文筆活動に関しては、まずは、昨年刊行するつもりで、越年してしまった『チェ・ゲバラとキューバ革命』を敢行することを最優先に考えております。同書は、当初、400字詰め原稿用紙で300枚程度の通常のボリュームの書籍で考えていたのですが、作業を進めていくうちに、主題の底知れぬ奥深さもあって、現時点で当初予定の4倍、1200枚を超える大作となってしまいました。1年間に単著が出せなかったのは、2000年に出すつもりだった『北朝鮮事典』が2001年1月にずれ込んで以来18年ぶり、2004年に物書きとして独立してからは初めてのことで、本人としてもかなり焦ってはおります。なんとか、正式に亥年が始まる春節(=2月5日)までにはかたちにしたいと考えておりますので、今しばらくのご猶予をお願いいたします。

 このほかにも、書籍に関しては漠然とした企画のアイディアがいくつかありますので、ある程度の形が見えてきましたら、このブログでも具体的にご案内していくつもりです。いずれにせよ、昨年の分を取り戻すべく、必死になってやっていかねばなりません。

 なお、今年は年初からスタートの新連載はないのですが、「泰国郵便学」(『タイ国情報』)、「切手に見るソウルと韓国」(『東洋経済日報』)、「小さな世界のお菓子たち」(『Shall we Lotte』)、「切手歳時記」(『通信文化』)、「世界の国々」(『世界の切手コレクション』)、「切手で訪ねるふるさとの旅」(『散歩人』)、「日本切手誕生のエピソード」 (『キュリオマガジン』)、「スプートニクとガガーリンの闇」(『本のメルマガ』)、「日本切手150年の歩み~郵便創業150年に寄せて」(『郵趣』)の各連載は、今年も継続いたしますので、引き続き、ご贔屓いただけると幸いです。

 物書きとしては、原則として、365日24時間営業で動いている僕ですが、公の場で皆様にお目にかかる仕事としては、1月3日のちゃんねるくららでの「内容陽介 世界を読む」の配信が最初の機会となります。

 今後とも皆様よりのご支援・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

 内藤陽介拝


★★ 内藤陽介 『朝鮮戦争』(えにし書房) 3刷出来!★★

      表紙帯つき 本体2000円+税

 【出版元より】
 「韓国/北朝鮮」の出発点を正しく知る!
 日本からの解放と、それに連なる朝鮮戦争の苦難の道のりを知らずして、隣国との関係改善はあり得ない。ハングルに訳された韓国現代史の著作もある著者が、日本の敗戦と朝鮮戦争の勃発から休戦までの経緯をポスタルメディア(郵便資料)という独自の切り口から詳細に解説。解放後も日本統治時代の切手や葉書が使われた郵便事情の実態、軍事郵便、北朝鮮のトホホ切手、記念切手発行の裏事情などがむしろ雄弁に歴史を物語る。退屈な通史より面白く、わかりやすい内容でありながら、朝鮮戦争の基本図書ともなりうる充実の内容。

 本書のご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。


★★★ 近刊予告! ★★★

 えにし書房より、拙著『チェ・ゲバラとキューバ革命』が近日刊行予定です!
 詳細につきましては、今後、このブログでも随時ご案内して参りますので、よろしくお願いします。

      ゲバラ本・仮書影

(画像は書影のイメージです。刊行時には若干の変更の可能性があります) 
 
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