2014-08-23 Sat 23:22
きょう・あす(23・24日)は亀戸天神社の4年に一度の大祭で、きょうは菅公の御霊を載せた御鳳輦を黒い牛に先導されて歩く“御鳳輦渡御”が拙宅のすぐ近くを通過しました。(以下、画像はクリックで拡大されます)
で、“天神様”菅原道真と牛いえば、やはり、この切手でしょうか。 これは、2008年11月4日に発行された平成21年用の年賀切手・くじつき切手の1枚で、広島県三次市の“三次人形”の牛乗り天神が取り上げられています。 三次人形は江戸時代の寛永年間に、三次藩主・浅野長治が江戸浅草の人形師、森喜三郎を連れ帰リ歴史上の勇者や伝説上の人物の土人形を作らせたことが起源とされています。このうち、菅原道真を題材とする天神像には座像・立像・牛乗り・松負・梅持など数種類ありますが、切手には牛に乗る菅原道真を題材とした“牛乗り天神”の人形が取り上げられました。 ちなみに、じっさいの行列では、菅公に扮した人物は、牛ではなく、馬に乗っていました。 なお、今回ご紹介の切手を含め、年賀切手とその歴史については、拙著『年賀状の戦後史』でもいろいろ解説しておりますので、機会がありましたら、ぜひご覧いただけると幸いです。 ★★★ 講演会のご案内 ★★★ ~韓国文化院 講演会シリーズ2014 『韓日交流史』~ 第9回は内藤陽介「韓国の切手でひも解く韓国近現代史」 です! ◇日時:2014年9月5日(金) 開場 18:30 開演 19:00 ◇会場:韓国文化院 ハンマダンホール ◇募集人員:300名様(お申し込みはお一人様2名まで) ◇入場無料(事前のお申込みが必要です) ◇主催・お問い合わせ先:駐日韓国大使館韓国文化院 03-3357-5970 ■ 韓国文化院のホームページ・トップの 「イベント応募コーナー」欄(こちらをクリックしてください)からお申し込みいただけます。たくさんの皆様のお申し込みを心よりお待ち申しております。 ★★★ 内藤陽介の最新刊 『朝鮮戦争』好評発売中! ★★★ お待たせしました。約1年ぶりの新作です! 本体2000円+税 【出版元より】 「韓国/北朝鮮」の出発点を正しく知る! 日本からの解放と、それに連なる朝鮮戦争の苦難の道のりを知らずして、隣国との関係改善はあり得ない。ハングルに訳された韓国現代史の著作もある著者が、日本の敗戦と朝鮮戦争の勃発から休戦までの経緯をポスタルメディア(郵便資料)という独自の切り口から詳細に解説。解放後も日本統治時代の切手や葉書が使われた郵便事情の実態、軍事郵便、北朝鮮のトホホ切手、記念切手発行の裏事情などがむしろ雄弁に歴史を物語る。退屈な通史より面白く、わかりやすい内容でありながら、朝鮮戦争の基本図書ともなりうる充実の内容。 本書のご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、アマゾン他、各電子書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。 *韓国メディア『週刊京郷』8月26日号で拙著『朝鮮戦争』が紹介されました!記事はこちらです。韓国語ですが、よろしかったら、ぜひご覧ください。 ★★★ ポストショップオンラインのご案内(PR) ★★★ 郵便物の受け取りには欠かせないのが郵便ポストです。世界各国のありとあらゆるデザインポストを集めた郵便ポストの辞典ポストショップオンラインは海外ブランドから国内製まで、500種類を超える郵便ポストをみることができます。 |
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