2006-02-28 Tue 23:44
以前からこのブログでもご案内しておりましたが、このたび、ちくま新書の一冊として『これが戦争だ! 切手で読み解く』という1冊を上梓することになりました。(下の表紙画像はクリックで拡大されます)
今回の本は、昨年9月まで、筑摩書房のウェブサイト<Webちくま>で不定期連載していた「たたかう切手たち」をベースに加筆・修正して1冊にまとめたものです。 内容は、古今東西の戦争に共通のさまざまな局面を、「この土地はわれわれのものだ」「若者よ祖国のために戦え」といった形でテーマで分類し、切手や郵便物に示されたプロパガンダを通じて読み解いてみようというものです。ちなみに、昨日の記事は「この土地はわられわれのものだ」と題する章で取り上げた切手を、先週土曜日の記事は「憎むべき敵の所業 嗤うべき敵の姿」と題する章で取り上げた切手を、それぞれご紹介したものです。 奥付上の刊行日は3月10日ですが、本日、見本が仕上がってきましたので、おそらく来週早々には、ちくま新書の棚のある書店の店頭でもご覧になれるのではないかと思います。お見掛けになりましたら、是非一度、現物をお手にとってご覧いただけると幸いです。 *明日以降10日までの間、このブログでも何回かに分けて本書の内容の一部をご紹介して行こうかと思いますので、よろしくお付き合いください。 |
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