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内藤陽介 Yosuke NAITO
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 きょうからJTPC展です
2012-01-13 Fri 09:48
 きょう(13日)から、東京・目白の切手の博物館で第3回テーマティク出品者の会(JTPC:Japan Thematic Philatelists Club)の切手展がスタートします。今回は、潜水(ダイヴィング)を題材とした作品を御出品の小林有さんの御尽力で、会期中の13-14日は下のデザインのような小型印が使用されます。(画像はクリックで拡大されます)

       第3回JTPC展小型印原図

 というわけで、きょうは、小林さんの御尽力に敬意を表するとともに、開催のご挨拶を兼ねて、潜水関連のこんな切手を持ってきました。

       バハレーン・真珠取り(児童画)

 これは、ペルシャ湾岸に面したバハレーンが1992年に発行した児童画の切手で、この地域の伝統的な素潜りの真珠取り風景が描かれています。

 ペルシャ湾岸というと、現在は、世界有数の油田地帯というイメージが定着していますが、この地域最初の油田がバハレーンで発見されたのは1925年のことで、油田開発が本格化したのは第二次大戦後のことです。

 20世紀前半まで、ペルシャ湾岸では、ナツメヤシの栽培や漁業、真珠採取、帆船の製造といった伝統的な産業が経済の中心でしたが、このうちの真珠採取については1930年代に養殖真珠が世界的に普及すると、壊滅的な打撃を受けました。ただし、産業としては成り立たなくなった真珠採取ですが、現在でも“文化”として保存・継承されています。

 さて、JTPCは、テーマティクならびにオープン・クラスでの競争展への出品を目指す収集家の集まりで、毎年、全国規模の切手展が開催される際には作品の合評会を行うほか、年に1度、切手展出品のリハーサルないしは活動成果の報告を兼ねて会としての切手展を開催しています。今回の展覧会は、昨年に続き3回目の開催で、会場では、小型印と同図案のフレーム切手等も販売します。会期は15日までで、あす(14日)の午後3時頃からは、展示作品の解説も行います。入場は無料ですので、ぜひ、遊びに来てください。


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