#1011 「自由主義国家の支援は、アメリカの義務」
ということも感じられる切手ですね。(でなければ、中国共産党軍の討伐を後押ししたアメリカが、「中華人民共和国」との関係を無視して、「中華民国」支援を記念するような切手を出すわけがないですから。)
いずれにせよ、日本軍は中国の広大な地の利と、この「ビルマルート」等によるアメリカ等の支援によって「消耗戦」を強いられることになります。結果日本は品不足となり軍需物資等の補給にも悪影響が出て来たため、この「ビルマルート」をたたく努力をするのですが、結局日中戦争中には決め手がでなかったようです。 「日本は戦争に行き詰まると、戦争を起こした」と、この一連の流れを見て、あるアメリカ歴史研究者はコメントしましたが、結果として太平洋戦争の淵源の一つになった点では、忘れてはいけないトピックでしょう。 #1021 コメントありがとうございます
muraki様
ホントは、ビルマ・ルートを使って重慶→ラングーン→インドというルートで運ばれたカバーを持ってくればよかったんですけど、探し出せず、紙芝居切手で逃げてしまいました。まぁ、 ビルマの軍事政権とその背後にいる中国という構図は当分変わらないでしょうから、いずれ、ご紹介したいと思います。 |
|
||
管理者だけに閲覧 | ||
|
| 郵便学者・内藤陽介のブログ |
|