2015-07-06 Mon 10:46
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会は、現地時間の5日午後(日本時間6日午前)、ヴァンクーヴァーで決勝が行われ、“なでしこジャパン”の愛称で知られる日本代表は米国に2-5で敗れ、準優勝となりました。前回ドイツ大会に続いての連覇がならず、残念ではありますが、それでも世界で2位ですからね。ここは素直に健闘を称えたいと思います。というわけで、きょうはこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)
これは、ことし5月6日にカナダが発行した、今回の大会の記念切手です。 今回のカナダ大会は、6月6日から7月5日(いずれも現地時間)まで、24ヵ国による52試合が行われました。競技が行われたのは国内6都市、ヴァンクーヴァー、エドモントン、ウィニペグ、オタワ、モントリオール、モンクトンで、開幕戦のカナダ×中国戦はエドモントンで行われました。このため、カナダ郵政による初日カバーには、エドモントン局の消印が押されています。 切手に取り上げられている選手のうち、12番はクリスティン・シンクレアです。シンクレアは1983年生まれ。2002年にカナダで開催されたFIFA U-19女子選手権で大会MVPと得点王をダブル受賞し、その後もカナダ代表チームを代表する選手として活躍しています。2012年のロンドン五輪ではカナダチームの銅メダル獲得に大いに貢献し、閉会式ではカナダ代表の旗手を務めました。ちなみに、この時も決勝は日米対決で、米国が優勝、日本は準優勝でした。今大会では、代表チームのキャプテンを務めています。 一方、14番はカデイシャ・ブキャナンです。ブキャナンは1995年生まれの新鋭で、今大会では最優秀若手選手賞を受賞しています。 なお、切手の背後でジャンプしているのは、日本代表の海堀あゆみです。海堀は、1986年、京都府生まれ。前回のドイツ大会では、正ゴールキーパーとして日本の優勝に大きく貢献し、大会の優秀選手21人にも選出されました。日本国内では、なでしこリーグINAC神戸レオネッサに所属しており、今大会でも、最優秀GKに与えられるゴールデングラブ賞の候補に挙げられていました。(実際の受賞者は米国代表のホープ・ソロでした) ★★★ 全日本切手展+韓国切手展のご案内 ★★★ 7月17-19日(金ー日) 東京・錦糸町のすみだ産業会館で全日本切手展(全日展)ならびに日韓国交正常化50周年記念・韓国切手展が開催されます。詳細は、主催団体の一つである日本郵趣連合のサイト(左側の“公式ブログ”をクリックしてください)のほか、フェイスブックのイベントページ(全日展はこちら、韓国切手展はこちら)にて、随時、情報をアップしていきますので、よろしくお願いいたします。 *画像は全日展実行委員会が制作したチラシです。 ★★★ 内藤陽介の最新刊 『日の本切手 美女かるた』 好評発売中! ★★★ 税込2160円 4月8日付の『夕刊フジ』に書評が掲載されました! 【出版元より】 “日の本”の切手は美女揃い! ページをめくれば日本切手48人の美女たちがお目見え! <解説・戦後記念切手>全8巻の完成から5年。その著者・内藤陽介が、こんどは記念切手の枠にとらわれず、日本切手と“美女”の関係を縦横無尽に読み解くコラム集です。切手を“かるた”になぞらえ、いろは48文字のそれぞれで始まる48本を収録。様々なジャンルの美女切手を取り上げています。 出版元のサイトはこちら、内容のサンプルはこちらでご覧になれます。ネット書店でのご購入は、アマゾン、boox store、e-hon、honto、YASASIA、紀伊國屋書店、セブンネット、ブックサービス、丸善&ジュンク堂、ヨドバシcom.、楽天ブックスをご利用ください。 ★★★ ポストショップオンラインのご案内(PR) ★★★ 郵便物の受け取りには欠かせないのが郵便ポストです。世界各国のありとあらゆるデザインポストを集めた郵便ポストの辞典ポストショップオンラインは海外ブランドから国内製まで、500種類を超える郵便ポストをみることができます。 |
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