2006-01-24 Tue 23:05
昨日・今日はライブドアの堀江社長逮捕のニュースで持ちきりでしたねぇ。まぁ、学生時代のベンチャー企業“オン・ザ・エッジ”(どうして、オン・ジ・エッジでないのかは不明)から始まった彼の人生は、いままさに、“がけっぷち(on the edge)”にあるということでしょうか。
ところで、物理的な意味での“がけっぷち”といえば、僕なんかが思い出すのは自殺の名所ともいわれる東尋坊です。その東尋坊が描かれている切手として、今日は、こんな1枚を取り上げてみましょう。 ![]() この切手は、1968年に福井県で行われた第23回国体(秋季大会)の記念切手で、開催県にちなみ、体操選手の背景に東尋坊が描かれています。このときの国体では、聖火リレーの火は永平寺で採火されていますから、福井の名所・旧跡としては背景に永平寺を描いても良かったと思うのですが…。やはり、長らく女人禁制だったお寺とレオタード姿の女子選手の組み合わせに問題があったということなのでしょうか。 さて、このときの国体開催に関して、地元の県・市町村の関連予算は約35億円でしたが、道路など関連事業を加えると、その規模は50億円以上にも膨れ上がったといわれています。当然、こうした巨額の経費は地元自治体の財政を圧迫することになるのですが、県内の各自治体は、国体開催を理由に起債の許可や中央からの財政支援をとりつけて公共事業を行い、インフラ整備を一挙に進めています。まさに、1964年の東京オリンピックが首都高や新幹線などのインフラ整備に大きな役割を果たした先例をなぞっているといってよいでしょう。 前にも書いたかもしれませんが、2001年から<解説・戦後記念切手>シリーズと題して、戦後日本の記念・特殊切手の“読む事典”を作っています。現在は、昨年4月に刊行したシリーズ第3作の『切手バブルの時代 1961-1966』に続いて、封書料金15円時代の1966~1971年を中心にしたシリーズ第4作の原稿を書いています。 ここで頑張って作業を進めないと、4月のスタンプショウにあわせて刊行することが難しくなってくるのですが、状況はまさに“がけっぷち”といったところです。 |
#36 祝!!ホリエモン逮捕
ついにホリエモンは最期のときを迎えましたね。いままで持ち上げていた政治家や、マスコミどころか、さらにはライブドアにまで見放されてしまいました。この会社の忘年会の映像をテレビで見ましたが、副社長がレイザーラモンHG氏扮するバカ騒ぎの中で、ホリエモンは「僕は三年後には世界一」とホザいていましたが、三週間後には最期の時を迎えるは…。あまりにも皮肉極まる「逮フォー!」の結末には正直笑ってしまいました。実体の無さが、あからさまなったホリエモンの実体。想定外のところで馬脚を表したものです。自らの逮捕という最高のショーを見せていただきました。もし本人が今後も虚勢を見せるならじっくり拝見してもらいましょう。
大津太孝 様
いつもコメントありがとうございます。 「逮フォー!」のフレーズ、思わず大爆笑です。ぜひとも、本家のレーザーラモンHGさんにやってもらいたい。 |
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