「応酬」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 応酬とは

2024-12-03

anond:20241203051403

え、この量1人しか書き込みしてないの?応酬すごいね

お前みたいな小学生並みのレスしかできない大人がいるんだなあって思ったか

大人なら文面だけでも見てて痛々しいしガキならやめとけよ

2024-12-02

地雷激多な腐女子コミュニケーションは無理

二次創作描いてて、ありがたいことにそこそこ読んでくれる人もいる状況で、同カプ作家さんの、コメント応酬だったり、同カプなら全てリポストして感想吐き出し合ったり、互助会いいねイベントオフ会、それが当たり前!○○カプ仲間最高!みたいな空気が、正直なところ、きっつい、しんどい

同カプ解釈違いと地雷シチュがどうしてもどうしても好きになれなくって、同カプだろうが、手元にはお迎えしたくない作品の方が多いから、感想とかも返せないし、積極的コミュニケーション取るとか、無理無理無理…

でも、所詮同人誌なんて個人趣味コミュニケーションとか気にせず、描きたい本を好きなように描いてて良いはずなのに、コミュニケーションを少なからず気にしながら描いてるのが、自分自分を追い詰めてるみたいで、すごい嫌だ…気にしないようになりたい。

2024-11-26

覇権を握れない空間にいるのはしんどい

何を返しても、応酬が返ってくる。

そんな所居心地良い訳がない

バイトなら金貰えるけど

学校なんて当たり前に貰える単位をただ取る為だけに存在してて

馬鹿みたいに組まれ時間割りをこなすだけで

2024-11-24

犬猫お笑い芸人写真しかいいねブクマしてないのに、どうしてゴールデンカムイだのらんまだのポケモンだのの二次創作おすすめに流れてくるんだよ。

やめてくれせめて公式情報を流してくれや。

最近憎悪応酬のごとき各界隈のバズポストもやたらと流れてくるし、絶対せっせと「関連がありません」「興味がありません」にチェックしたやつとかブロックしたやつのポストほどわざと流れてくるようにしとんよな?ひろゆきはとっくにブロックしとるんやぞ、やめてくれまじで憎悪増幅装置じゃん……。

この前tiktokの首つり動画みたいなのやら人殴る動画みたいなんまで流れてきてさすがにほんまどうなっとんねんブラクラやんな、ああいうんが面白いと思う人間と違うねんぞ……

ワイがコツコツ犬猫芸人しか流れてこないように調教したあのすばらしいおすすめを返してくれや……。

2024-11-11

2024秋アニメ 途中感想

そろそろ秋アニメも折り返し地点なので自分が今見てるアニメ覚え書き。順不同。

テレビ放送のみ。配信は見てない。あと銀河英雄伝説Die Neue These(日テレAnichU枠)や、テレビ埼玉CBCテレビオンリー放送など多くの地域放送していないものも見れてない。

アニメはこうやってボーッとたくさん見てるけど詳しくはないです。アニメ制作会社とか声優とかはよく分からんので間違ってること書いてたらごめんなさい

今のところ継続視聴中

Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season

正直なところ2期より好き。相変わらず色んな意味でエグいところを表現してくれるのは関心する。問題が、問題が多すぎる!

やり直し令嬢は竜帝陛下攻略

ロリコンラブファンタジー幼女戦記王国王太子から婚約されたが、実は自分の妹との禁断の恋をカモフラージュするための婚約だったということを知り、それを知ってしまった後は王太子冤罪をかけられ人生終了。次に気がつくと幼少期まで時がさかのぼり、今度はクソシスコンから婚約を避けようとしたら隣国の呪われた皇帝求婚をしてしまう。あれ、やり直す前の皇帝あんなに殺意剥き出しで恐ろしい男だったのに、今の皇帝には優しさが見える・・・令嬢のやり直しといえば「ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活満喫する」が記憶に新しいが、あちらに比べコメディファンタジー要素が多め。

〈物語〉シリーズ オフモンスターシーズン

配信先行。配信は見てない。尺の都合で一部カットされている部分があるらしい。1話愚物語、2話〜6話が撫物語。あまり感想という感想もない。

転生貴族、鑑定スキルで成り上がる

転生後は弱小貴族だったけど人の能力を鑑定するスキルで人を見定め、有能な仲間を集め成り上がる話の2期目。35歳からの転生者だから子供でも年齢不相応な立ち振る舞いだけど、周りの仲間たちもそんな感じだし、前世記憶が云々とか話の中では出ないので、あまり生モノって感じがない。1期から好きだった。やっぱり面白い

株式会社マジルミエ

魔法少女お仕事アニメ現実的世界+魔法少女ビジネスとして成り立っている世界記憶力が優れた主人公魔法少女派遣をするベンチャー企業株式会社マジルミエ」に就職するところから物語は始まる。零細企業からできるのだろう、マニュアルや型にとらわれない行動、社員全員チームで働く姿が憧れる。いい会社だな〜と思わせてくれるのでいいアニメなんだと思う。

星降る王国のニナ

女性向け漫画原作王道ファンタジー孤児である少女ニナは特別な青い瞳をしていた。ある日国王女事故(?)で亡くなってしまう。その王女もまた青い目を持つものだった。国の第二王子秘密裏にニナを王女として仕立て上げることに。中国王宮ドラマでありそうなストーリー王女と天真爛漫に生きてきたニナでは性格や振る舞いが全然違う。それだけに王子もニナを王女として教育することに苦労するのだが、ふっ、おもしれー女。いずれは離れると分かっていながらも二人は惹かれ合う。何気にEDが毎回変わっていく。シルエットの絵本が1ページ1ページそれぞれの登場人物になっていく。

ラブライブ!スーパースター!! 3期

私はアイドルアニメが人数多くて苦手なんだけど、スーパースターは人数少なかったし、ストーリーも好きだったので見てる・・・3期のOP見たらまた人増えてるー。オッサンなのでこれ以上増えたらもう名前覚えられんのよ。今回は主人公がLiella!のライバルに。かのん存在って大きいなーと改めて感じる。今回もNHK放送では本編放送後にミニコーナーがある。受信料特典。

嘆きの亡霊は引退したい

追放系じゃなくて追放されたい系。主人公は実は自分は強くない。たいしたことをしていないのに周りがかってにいい方向に解釈してくれる。最近で例えると転スラの勇者マサユキみたい。スタッフにふとももフェチがいるのか、そういったセクシー描写がよくある。本編も面白いOPEDの作りも面白い。正直このアニメの一番の特色はOPEDにあると思う。アバンタイトルからOPシームレスに入ったり、OP途中に今回の予告が少し入ったり、EDの途中で次回予告が入り、次回予告のセリフは曲に合わせてラップ調。| OP中に話のハイライトが入るのは、80年代アニメの「蒼き流星SPTレイズナー」で既にやっていると知り、調べるほど今度はレイズナーの魅力に取り憑かれていった。ありがとうレイズナーに会わせてくれて。

甘神さんちの縁結び

少年誌王道ハーレムラブコメ。男主人公美人三姉妹がいる所へ居候する話。天涯孤独が縁あって美人三姉妹JD, JK, JC)のいる神社居候しつつ、京大医学部を目指す・・はずだったんだけど神社の苦しい状況を再建することに付き合う感じに。その辺は女神カフェテラスみたいな。三姉妹はそれぞれの血液型の型にはまったような性格OPももクロ。マクロスドッグファイターモーニング娘。真夏の光線みたいに「デケデケデン!!」と入るイントロがかっこいい。ED明日ちゃんセーラー服OPに似てると思った。

クロトリップ

りぼん原作健全なまほあこ。大大大好きな魔法少女ベリーブロッサムの輝く姿を見るため、ポンコツ悪の組織総帥、クロマの仲間に入り魔法少女と戦う道を選ぶ。OPから本編もボケとツッコミ応酬ギャグアニメである舞台はN県某賀市とあるが、日本海フォッサマグナという言葉が出てくることから新潟県なんだろうな。終始、魔法少女vs悪の組織ごっこみたいなゆるい感じで話が進みつつ、ツッコミどころにはしっかりツッコミが入る!おもしろかわいいぞみんな!!

歴史に残る悪女になるぞ

何でもかんでも 悪女としてーと、(プロとしてー)ファブもびっくり悪女を目指すためなら努力を惜しまないのが主人公。7歳になったある日、自分前世プレイしてたゲームに登場する悪役令嬢になったと気づく。聖女本来ヒロイン)をだしに歴史残る悪女になりますわよ。聖女理想論に対し、現実を叩きつけ、聖女理想を切る捨てる討論が面白い

きのこいぬ

大好き。ペットロス仕事も手につかないホラー絵本作家主人公。庭に生えたヘンテコなきのこ。土の中から出てきたとおもったら犬だった。いやそうはならんやろ。きのこのように生えてきた犬と作家先生と仲間たちの日常生活きのこいぬ先生のこと大好きすぎるのが可愛くて心温まる。何気にBGMがすごくいい。きのこいぬ可愛い声で鳴くが、声は男性声優なので、たまに出るため息がオッサンっぽい。見ててこんなにたこ焼きが食べたくなったのはまじかる☆タルるートくん以来かもしれない。え、OP歌ってるのHY!?

ダンダダ

特にないです。

ネガポジアングラー

好き。釣りアニメ。余命2年人生絶望借金取りから追われる最中に川へ転落。助けてくれた釣り人達から釣りを教わりつつ、半分釣具屋化してるコンビニで働く。釣りアニメというか、釣りを通して人生を見つめ直すって感じなのかな。かなりマニアック釣り知識が飛び交う。BGMギターがめちゃくちゃいい感じ。釣りシーンでヒットしたら曲調が代わり、魚との格闘を演出するのとか。

『アオのハコ』

こちらも特に言うことないですって感じ。良すぎて言葉があまり出ない。バドミントンに勤しむ主人公は一つ上でバスケ部の先輩に片思いしている。先輩の親が海外転勤になること、親同士が仲がいいことをきっかけに一緒に住むことになる。義姉生活(違)タイトル通り青春を感じるアニメ青春スポーツラブストーリースポーツの動きも各々の感情表現もすごい丁寧に作られてると感じた。OPOfficial髭男dismEDEveEDクレジットにはアシックスアディダスデサントミズノヨネックス大塚製薬名前が。おお。俺にはこのアオハルが眩しすぎてポムじいさん状態。強がるガールのひなちゃんを見てるとツライ。

魔法使いになれなかった女の子の話

絵本みたいな作画が特徴的。魔法使いに憧れていた主人公だったが魔法使いへの登竜門である学科に落ち、普通科に入ることに。普通科では今では当たり前になっている電子手帳みたいなものを使う現代魔法ではなく、幾何学的な魔法人を書いて魔法を使う古代魔法を学ぶことに。主人公が来てるシャツがダサかわいいOPPUFFYとついでにTOOBOE。

2.5次元の誘惑(リリサ

アニメから続いているコスプレテーマアニメジャンプらしく友情努力勝利の要素があるストーリーとなっている。一番好きなキャラ校長先生です。あん大人に僕はなりたい。この作品校長先生だけでなく、生徒会長など周りが生徒全員の味方となってくれるのですごい安心して見れる。やさしい世界。1期のOPシャッターチャンスが好きだったので変わったのが残念。まあ仕方がないですけど。ED写真は少しずつだけど増えていく。第21話約束された神回

るろうに剣心明治剣客浪漫譚京都動乱

2期、京都編。今までなかった新作エピソードもある。第三十四話 逆刃刀 初撃は好きな話だったなー。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神

ベルくんは罪深い!前回の厄災編は見ててしんどかった。それだけにリューさんの愛しさが極まっていたが。今回はシル・フローヴァ/フレイヤとの話かな。以前からベル好意を抱いていたシルがベルデートすることに。ベルとシルの愛の逃避行。まるでローマの休日しかフレイヤ劇場型悪意でなぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?状態に。ベルくんかわいそう。原作では前回のリュー中心の話と今回のシル中心の話が第4部「豊穣編」にあたるのかな?OPはGRe4N BOYZ(元GReeeeN)。AIの遺電子とか大雪海のカイナとか、たまにアニメ主題歌担当するね。

凍牌

ソレアガリダヨ。裏世界麻雀アニメ。高レートの雀荘荒らし回る高校生主人公。裏レート麻雀闘牌録とタイトルにあるとおり、ヤクザとかがいるヤバイ世界にも出入りする。『賭け麻雀犯罪です』というテロップがは入る。PCモニタCRTというのが時代を感じる。東風荘流行った頃か。2013年実写化している。OPオーイシマサヨシEGO-WRAPPINみたいな曲調。

ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン

これまでレン&フカ次郎vs ピトフーイ&エムだったが、今回はこの2チームが一緒のチームとして組むことに。が・・・。前回放送から6年か・・・。もういろいろ覚えてなかったりする部分があるが、戦闘を観戦してる人が「あいつ前回レンちゃんに⚪︎⚪︎された/したやつじゃん」とか教えてくれるの親切。毎回アイキャッチの1枚絵がカッコイイ!こんなこと言ったらファンに怒られそうだけど個人的ソードアート・オンラインはGGOの方が好き。

科学×冒険サバイバル

韓国出版社が出しているサバイバルシリーズ子供向け学習漫画原作。以前からWebアニメ劇場アニメ化はされている。登場人物ジオたちのグループと、ダイアたちのグループの2組いる。1話〜3話がジオたちが登場する異常気象サバイバル。4話からダイヤたちの昆虫世界でのサバイバルミクロキッズね。EDtrfのsurvival dAnceをカバーサバイバル繋がりってことですか。1話と4話の内容に誤りがあり、その後訂正がある。1011話の「南極サバイバル」を飛ばし12話を先に放送する。放送前に疑わしい部分でもあったのかな

トリリオンゲーム

コミュニケーションスキルに長け大きな野心を抱いたハルと、コンピュータスキルの高いガクが1兆(トリリオンドル稼いでビジネストップクラスを目指すバディもの?。やはり大逆転劇は面白いですな。昨年ドラマ化してる。草!草!草!うめぇ

チ。 ―地球運動について―

15世紀ヨーロッパ舞台地動説研究することは禁じられている国で破れば命を落とすことにもなる。そんな状況下で命をかけ地動説研究する少年お話宗教コワイ。しか探究心と感動はそれをも超え誰にも奪えない。OPサカナクションEDはヨルシカ

さようなら竜生、こんにちは人生

様々な人種が住む村でのスローライフ。でもないか平穏な日々を守るため奮闘する。竜が勇者に倒され人間へ転生し、ドランという名前人生を歩むことになる。ある日、沼の調査に出かけた先で美しいラミアのセリナに出逢う。人間からはラミアは恐ろしいモンスターとされているが、ドランサポートと、セリナの優しさが伝わり村で一緒に生活することとなる。

鴨乃橋ロンの禁断推理

天才頭脳を持つ鴨乃橋ロンと、ピュア刑事の一色都々丸(トト)が謎をとく推理ミステリー。ロンは優秀だが事件の謎を解いた後に犯人を死に追いやる不思議な力がある。それ故、ロンは探偵業ができなくなっていた。トトはロンに代わり謎を説く役になったり、ロンの暴走を防ぐ役にまわるなどして、二人で難事件解決していく。Season1を見てなかったけど面白そうだったのでSeason1からいっきに見た。黒(96)蜜好きで首に96のタトゥーがある鴨乃橋ロン。DVDは本編96分という徹底ぶり。次があるなら次の主題歌96猫に歌ってもらいたい。

らんま1/2

リメイク勝手不安を感じていたが面白いと思う。がっつり上半身真っ裸シーンとかやるのね。時代的に隠すのかと思った。EDの絵はあずきちゃんみたいな感じもあってその時代を思い出し何かもみな懐かしい。

青の祓魔師 雪ノ果篇

このシリーズひとつも見たことないのであまり言えたことじゃないんだけど、面白いっすね。たぶん過去のは一応録画してるのでどこかで見ようと思う。

魔王2099

はたらく魔王様! 2099 〜in サイバーパンク勇者に倒された魔王、復活した時代は2099年。魔王は大きく変貌した世界に驚くのであった。魔王として君臨していた主人公もこの時代では信仰力は薄まり一般人よりも弱い存在となる。そんな中、かつての仲間が行くへ不明になっていること、この世界の闇に触れることになる。有名になって力を取り戻し、余は世界支配するのだ!ちょうどFF7RとFF16をやっていて、エネルギー問題の設定が似てるのでより面白く感じた。

結婚するって、本当ですか

会社独身者対象アラスカ州アンカレッジ支店への転勤を募集する。そこで海外転勤をしたくないもの同士が偽装結婚を企てる。最初は嘘だがお互い意識しあって本当になるってやつなんだと思う。ただ、その過程結婚するということはどういうことなのか。家の問題、愛し合う人同士が幸せになるのに結婚必要なのか、結婚とはどういうものか、いろいろと考えさせられる物語。正直見る前と見た後では印象が変わるアニメだった。2022年ドラマ化もしてる。OPAメロCharaのやさしい気持ちに似てて懐かしい気持ちになる。EDはゴホウビ。最近いね

 

続きはanond:20241111020502

2024-11-06

厄介ファンのサガらしさはサガシリーズを終わらせる

https://jp.ign.com/nintendo-switch/77180/opinion/rpg-2

日本ゲームメディアほとんどがタイアップ記事で、批評レビューが発信されることはあまりない。だからゲームの出来に異を唱えるレビューがあること自体は歓迎したい。

ただし的を外しているレビューには反論したくなる。

原作は2桁周回ぐらいしたうえで、このリメイクは素晴らしい出来だった。そういう立場での反論だ。

不親切さは“サガらしさ”ではなくレトロゲーらしさ

マスクデータガイダンスの不十分さはサガシリーズ個性ではない。

昔のゲームはだいたいそんな感じだったのだ。そして不親切な上につまらないゲームも多くあった。

サガシリーズは不親切な中でも抜群に面白い要素があった。だから不親切な部分も含めて、ファンを獲得していった。

面白いゲームにはおいしいトロの部分(トロ嫌いはごめんなさい)がある。トロの部分を探し当てるまで忍耐強く検証を重ねるのは、確かにゲーマー的ではある。しかしそんなゲーマーはごく一部である

独創的なゲームシステムがあり、音楽があり、シナリオがあり、デザインがあり…様々な要素があってサガシリーズは成り立っている。サガシリーズは一部のゲーマーだけに愛されたのではなく、だから過去キャラの魅力掘り下げに特化したロマサガユニバースのようなタイトルも愛されている。

マスクデータ的なものの読み解きを魅力とするなら、サガ以外にも魅力的なゲームはある。説明不十分な部分も、サガシリーズから許されたというだけであって、その部分を尖らせてもゲーム面白さに直結しない。

たとえば私はアンリミテッドサガアンサガ)が好きだ。だが同時に、アンサガは多くのサガファンをふるいにかけてサガシリーズの縮小を決定づけたタイトルだと思っている。アンサガ説明不足のあまり、分厚い攻略本解体新書)が本来は備え付けで必要な「説明書」だと揶揄されるほどに難解だった。あれはレビュワーのいう“サガらしさ”が詰まったゲームではないだろうか。

私はアンサガ好きだといったが、自分でいちから検証することは(余暇がたくさんあった学生時代ですら)かなり難しく、先人の攻略を見て仕様を把握してはじめて面白さを味わえた。

それはロマサガ2においても同様だ。小学生時代に敵とのエンカウントうんざりし退却を繰り返した結果、勝てるザコ敵がいなくなり進行を諦める…その後、攻略情報を見てクイックタイムありで七英雄攻略したあと、クイックタイムなしで挑戦して…と段階を踏んでロマサガ2の魅力に取り憑かれていった。

ではサガらしさとは

それは河津秋敏率いるサガチームの挑戦だ。音楽シナリオデザインなどもあるが、ここではゲームシステムに絞る。

ではロマサガ2において挑戦的な部分はどの点にあるか。主には「ひらめき」「フリーシナリオ」「皇帝継承システム」だろう。

このうち、ひらめきとフリーシナリオは他のシリーズにも共通している要素だ。つまりサガらしさから踏み込んで、“ロマサガ2”らしさを求めれば皇帝継承こそが本作の肝だと思う。

もちろん世代引き継ぎだけに限れば他ゲーにも類似システムはある。そこでひらめきやフリーシナリオといった他要素との化学反応により、ロマサガ2の魅力が生まれている。

継承システムを使っていない?~

ロマサガ2は皇帝継承により世代交代で強くなるゲームだ。主人公は次々と変わっていく。それが楽しい

皇帝継承が発生する条件は例外を除いて「全滅」「皇帝LPロスト」「年代ジャンプ」に分かれる。

まり必然的キャラロストするのだが、ウィザードリィなどと違い、全滅してもロストする要素はほとんどない。当代でひらめいた技を使えなくなることぐらいだ。全滅は悲しいし、面倒もあるが、避けるべきものではなく積極的に行うものだ。なお、年代ジャンプを行うことに成功すれば技や術を引き継ぐことができる。次代に技を引き継ぐことができたときの達成感もまた楽しい

なのだが、件のレビュワーソフトリセットがないことに文句を行っていることに驚いた。

レビュワーのいう「何度も挑戦して強敵に打ち勝つの「サガ」醍醐味ひとつといえるのだが、本作ではそれをさせる意図を感じない」は誤解である

リセットロードを行うのはプレイヤー自由だ。しかし、リメイクにおいてソフトリセット仕様から外した理由は明確だ。なぜなら、全滅時に「バトル直前に戻る」や「最後セーブポイントに戻る」を入れることもできたはずだから。(実際、皇帝継承が行えないゲーム序盤の仕様はそうなっている)

まり全滅してもリセットせずに皇帝継承させることに肝がある。

皇帝継承して反省を活かして、陣形メンバーを変えて「先帝の無念を晴らす」のだ。

これがロマサガ2の醍醐味である

まあ、ソフトリセットレアドロップ狙いに便利なので残されていてもよかったとは思う。しかし、それを残してしまうと「先帝の無念を晴らさない」プレイヤーが多く生まれしまう。だから仕様から外してよかったのだと思う。

そもそもひらめきの可視化オフにできるが、オフにすると…

ひらめきについても、レビュワーのいう偶発性は減ったにしても、ひらめいた技を継承するという醍醐味は失われていない。加えて、原作と比べて可視化されるようになったHPや行動順、ひらめきアイコンオプションで表示オフにできる。

まあ確かにボス相手に思わぬタイミングでひらめいた技で勝った! そういう楽しみは確かに薄まったと思う。しかし、ひらめきは戦闘テンポを悪くするという一面もある。原作では、派生技を完璧に把握しているならともかく、強敵相手祈りながら通常攻撃をふるゲームになっていた。しか普通強敵相手には強力な技を使いたい。このちぐはぐさが戦闘テンポを悪くする。

本作は技・術の演出SEテンポ感を重視してよく作られているように感じた。だから通常攻撃ばかりふるプレイイングはもったいないし、リメイクゲーム性とは合っていない。常に全力で派生技を視認しながら様々な技を使うプレイイングにおいては、ひらめきアイコン可視化全然ありだと感じた。

回復戦闘テンポが悪い?

本作はLPが削れないようにガンガンBPを消費して連携ゲージを溜めるゲームだ。

件のレビューでは回復行動もやり玉に挙げられていたがピンとこなかった。

これは難易度によって変わるからなんとも言えないが、一周目の最高難易度(「オリジナル難易度)なら少なくとも回復して地道に耐久戦を行うゲームではない。

敵のワンパンHPが吹き飛ぶことはざらにある。だからLPが削れることは前提で、こちらも高火力行動を押し付けていく。繰り返すが、この高火力の応酬SFC的なテンポ感を現代風にリファインできていると思う。

また、筆者は育成のための稼ぎが好きではないが、本作では意識的な稼ぎを行わなくてもオリジナル難易度七英雄までまっすぐ攻略できた。もちろん原作知識があったためでもあるが…。

少なくとも地道な育成を行って、回復しながら耐久戦を行って…そういう攻略でなくてもラスボスを倒せる。攻略の幅があるのもロマサガ2の魅力であることを伝えておきたい。

なお、高難易度解放されても裏ボス以外の戦闘作業になりがちだった某大作RPGと比べて、ロマサガ2Rはニ周目以降もしっかり楽しい

一周目で手に入った最強の装備、アビリティを駆使してなお、歯ごたえのある戦闘が楽しめる点も評価したい。(技・術の周回引き継ぎをなくしたのはナイス判断

「かつてロマサガ2を途中で諦めたあなたへ

本作の広告に使われたコピーである

本作はサガシリーズという素晴らしいIPを世に広めるために外部の開発会社リメイクした作品だ。

SFC版の原作はおよそ120万本?売れているらしい。現代サガシリーズがこれほど売れるだろうか。もし過去作を買った人が再び本作を手にすれば…

今年の東京ゲームショウで、本作のプロデューサー・田付信一氏は次のようなコメントを残している。

サガシリーズはかつて4本のミリオンセラーを出すほど大きなタイトルでした。ただ、近年はそうした状況から遠ざかっています。なので、この素晴らしいタイトルをより多くの人たちにプレイしていただきたいと思いリメイクしました」

かつて攻略を諦めたのは私だけではなくプロデューサーも同じだったのだ。本作を実際にプレイして、より多くの人に届けたいプロデューサー気持ちは確かに伝わった。

数々の死産

当たり前のことだが、ゲーム無尽蔵の理解と愛を捧げるユーザーばかりではないのだ。

サガシリーズの挑戦が、毎回単発で終わり、縮小再生産スパイラルに陥っていることを私は悲しく感じていた。

ゲーム制作ビジネスから売れないシリーズタイトル予算がつかなくなる。予算がつかなくなればクオリティ担保するのが難しくなる。加えて、カジュアル層を惹きつけるリッチな要素(声優、美麗なグラフィックボリューム)をつけられないし、プロモーションも行えない。ますます売れない。

近年のサガスカ、サガエメは光るシステムを持ちながら、結局売れなかった。

予算がつけば、挑戦的なシステムをより多くのユーザーに届けることもできる。最近サガシリーズは売れなさすぎだ。もっと売れろ。

ロマサガ2愛にあふれた新作~

以下は余談。

かい部分の不満は全くないわけではない。たとえば大人になってプレイしてみると、行く先々で「帝国支配にくだります」と現地民があっさり国を明け渡すのがややシュールに感じる。

しかし、ゲーム内で数百年と時が経ち…大学で学んでいるらしきサラマンダー族や、アバロン観光に来ているヤウダ地方武士を見て、「ああ、アバロンが国際都市になっていく」と感動した。

かい部分で、オリジナル版では見えなかった部分の解像度が高くなっている。間違いなくロマサガ2好きが作ったリメイク作だ。

システムをかなりの部分で変えているにもかかわらずロマサガ2らしさを感じる、まるで夢のようなリメイクだ。旧作ファン新規もぜひプレイしてみてもらいたい。

2024-11-03

anond:20241103024119

まぁ普通に離れてええし、そいつそいつでそういう発言が人にどういうダメージが入るか理解していないし、理解しててやってたとしたら更にやばい奴だからそいつの方が受診した方がいい。

友としての最後の言葉として「俺も受診しに行くけど、お前も一緒に受診しに行こうぜ。普通の人はそういう行動しねえもん」って言葉をかけてやってもいい。

これを言わずに離れてもいい。

普通は人を傷付けないように言葉を選ぶよ。傷付けたと知ったら謝るよ。

ちゃんと丁寧にやるよ。そういうもんだから

から、「コイツといると傷付くなぁ」と思ったら、その関係性を維持してる方が不健康から離れたほうがいい。

病院行くのはその後からでも良い。

 

anond:20241103030719

国語練習なら学校教室でやりな

行方正を気取りたいなら増田やめなさい

このお話の中身は『異常だと思ったら逃げていい。精神病云々も体調不良と同等で病院に行きたい時に行けばいい。』に終始してる

お前が大好きな偏見差別もお前の中で作り出してるバケモンだよ。

社会人はみんな発狂寸前の中でメンタルヘルスと向き合いながら生きてるのに、お前だけ中学生のエセ品行方ディベートごっこしてる。

俺もお前もカス匿名掲示板ユーザーだということを棚に上げてるからな。

から、その中から多少は使えるモノを書いてるまでだよ。

それがわかってねえ。

別に俺もお前も元増田もお互いに構わなくていいんだよ、こんな文字に。

から構う時はせめて中身だけ間違えないようにしなきゃいけねえの

からお前だけアホみたいにツリーぶら下げて恥掻いてんの。

「それって本質じゃないですよね」「ほんしつ?それってどこに書いてるんですか?」の応酬

見てて恥ずかしい、本当に。

お前みたいなのが元増田に対して善意病気のことを言うんだろうな。周囲はそれを悪意だと認定してるし、お前も根底では悪意だってわかってるって見透かされてるのにな。

スカスカだよ、本当に。

 

anond:20241103152545

わざわざトラバで書くまでもないからこう書いてあげてるだけよ

意味わからんなら“お話はここまで”やね

2024-11-02

anond:20241102210039

女がいう弱者男性悪口の一つとしてモテないんだろとか言ってくる(増田が書いた男女逆版で、当然モテていないわけではない)ので、おんなじような言葉応酬をしているだけだと思う

2024-10-29

anond:20190810184831

2000年頃日本語-韓国語自動相互翻訳掲示板NAVER社によって解説日韓ネトウヨ罵詈雑言応酬の場になった。

日本ではこれ以降ネット言論世界で、ネトウヨノイジーマイノリティーとして君臨することになる。

韓国でもVANKというネトウヨ組織もできて日韓ネトウヨ戦争が勃発。

2002年日韓ワールドカップでの韓国ラフプレー審判韓国に有利な誤判定が日本ネトウヨの火に油を注いだ。

このあたりがネトウヨ勃興期じゃないかな。

2024-10-26

上司が幼稚すぎる

去年、増田中間管理職上司とで仕事の進め方でもめた

口論って程じゃないけど、お互い強めの意見応酬があった

その様子を見てた役員がブチギレて「お互い歩みよれ!」と怒鳴ったんよね

増田役員がそう言うならと上司に歩み寄ろうとしたら上司拗ねて口きかなくなってんのよ

たぶん「お前のせいで役員に怒られたじゃねーか!」って逆恨みなんだろうけど、それ以来、増田はもちろんのこと役員や他の従業員が話しかけても無視するか憮然とした態度をとるようになった

もともと上司は親しみやすい人柄ではなかったんで、その事件でより職場孤立を深めていった

こりゃいかんと役員面談を繰り返してるんだけど、辞める様子もなく拗ねモードに入ってもうすぐ1年が経つ

上司は最低限のタスクはこなすけど、声を発することも何らかの反応を示すこともほぼない

1年間職場で拗ね続ける幼稚だけど凄まじい精神力にただただ呆れてる

2024-10-17

anond:20241017201826

一回のやりとりであとは待ちとか甘えんな

ジャムやりましょうよ!→いいですねー、「最近高中正義かいいなと思って家で練習してたんですよ。」→ブルーラグーンとかゆるくやりましょう!

みたいな応酬をして実際の活動になるんだよ。PING1回打たれたからってパスワード全部教えてくれると思うなよな

2024-10-09

野球は欠陥スポーツ

走らない飛ばない。

走るにしても、ボールを取りに走るか、塁間を走るか、決まった方向に走るだけ。

コンタクト(体のぶつかり合い)もほぼなし。

投手捕手以外はほとんどの時間、止まって立ってるだけ。

投手もダラダラと何十秒もかけて一球投げる。

サッカーバスケに比べて、ゲーム中の戦術ほとんどない。

相手戦術に対する試合中のアジャストのような戦術応酬なんてあるわけない。

そのため、チームプレーや呼吸を合わせたプレーなんて、滅多にない。

息を合わせるプレーなんて、二遊間みたいな内野守備のやりとりくらい。

選手がベンチにいる時間も長いので、ベンチのたびに配球をコーチ陣と相談したり、熟考する時間だってある。

試合中に選手がじっくりタブレットノーパソみて考える時間があるから、瞬時的な判断能力なんて不要

こんな風に思ってるやつが野球なんて見るわけないので、詳しくは知らないが。

さらに、筋トレ技術が普及・発達して投球スピードが上がったら、肘を壊す投手多発。

人類の肘が耐えられない構造の動きをするスポーツ


試合時間も長く、夏場に育成年代がやるには熱中症危険も高い。

育成年代保護者からしても、投手捕手以外の選手が関与する時間が極めて乏しく見ごたえがない。

親の洗濯の手間も多そう。

道具も多く、費用もかかりそうだし、良いことなくない。


現地野球観戦は何を見るんだ?

一部の観客席以外、一番重要な配球等のやりとり見えないだろ。

サッカーなら、戦術連携として、ボールのないところの動きが重要になるが。


観るにしても、自分でやるにしても、親がさせるにしても何が面白いのかさっぱり分からん

これまでやってきた奴が競技引退後も観戦を楽しむ気持ちはまだわかる。

競技歴もないのに、野球観る奴の気持ちはまるで分らん。野球女子とか。

それなら、サッカーの方が面白いぞ。

2024-10-04

anond:20241004094422

せやね。

ポリコレっていうか、反差別思想というのは、根本的に「いま反撃も許されない人たちが反撃できるようにする」でやってきた。

攻撃やすく、同時に受けやすくなってるだけで、差別が消えやすくなっているわけではない。

 

まあそれは狂ってるけど、実際起きてるから対処には関係ない。

 

対処として、攻撃応酬が発生しやすい場で、取れる方法は二つしかないぞ。

一つは、攻撃を受けないのを優先する。そもそも会話を避ける。褒めすらしない。逃走に徹する。

もう一つは、攻撃を受けるのを厭わないことだ。セクハラなるかもだけど無視して褒める。リスクあるけど、リターンがあるかも。

2024-09-09

anond:20240908200102

プライドが高いとか、自分が正しいと思ってるとか、言い返されたくないとか、頭も育ちも容姿も悪いなんて、何を今更だよ。

何度もいうけど、そこを恥じる気持ちがないなら実名職業明記ドヤ顔自撮りアイコンのXにでも連携でもして、もっと大勢アピールしてるってw

常に世界のお目汚しでしかない、なんの役にも役にも立たないクソブクマだと書き手全員が思ってるってのも、「みんな」を代表して教えてくれてありがとうね。

そんなに読まれてるとは光栄だわ。

そこまで言うなら、はてブコメントしてるのは、私をブロックすれば相手の視界から消えるからだと気づいてくれてもいいと思うぞ。(増田もぜひ活用してくれ)

私と増田のやってることは変わらんよ。

自分が正しいと思ったことを発言していて、言葉応酬はしてもコミュニケーションする気がない点もな。

正直100文字だしブロックできるだけブクマの方がマシじゃない?とは思うけど。

(追記)

今お前が俺に抱いている感情を、お前がはてブした人みんなから思われてるってことと向き合おうな。

まぁ向き合えてたらお前ははてブコメントなんかできないだろうけど。

改めて読んだけど、これが一番よくわからなかったな。

増田はずいぶん謙虚というか自制心が強いんだね。

私はブコメくらいしたきゃしろしか思わないけど。

ブコメはしないわりに、増田で「お前のダメなところは~」を堂々と言えるのって、どういう理屈なの?

2024-08-31

私が陰キャであることは私自認識しているところであるが、とびきりの陰キャエピソードができたので記しておきたい。

それは、自分アカウントをアンフォローしたアカウントに飛び、そのアカウントフォローしているアカウントを見て回るというものである

まり自分がいったいどんなアカウントたちに興味関心の点で敗れ去ったのかを確認するのだ。

自分をアンフォローするほどの厳しい淘汰選定の末に生き残ったフォローリストなのだから、さぞ面白いアカウントがたくさんあるのだろうということである

ここで気色悪い点はふたつあり、まず一つが根拠のない自信に基づく推定である

自分をアンフォローするほどの』という表現が気色悪さをよく滲ませている。

もう一つが、いちいちアンフォローしてきたアカウントを追跡する行為

フォロワー数増減に一喜一憂するあたり、自己愛の強さが伺える。

さておき、いざそうやってリストを見てみるに、はっきりいってしょうもないアカウントばかりで愕然とするのである

なんら知的好奇心をくすぐられない短文の応酬知的水準の低いリツイート安直ネットスラングの多用など、相容れないタイプばかりである

私はこの程度の愚にもつかないアカウントたちに興味関心の点で敗北を喫したわけである

この事実真摯に受け止めつつ、精進を重ねていきたい。

2024-08-25

北村紗衣と須藤にわか論点はずれているが、共通問題あぶり出している

太田出版Webマガジンにおける北村紗衣氏の連載に対して、須藤にわか氏という映画ブロガーが異議を唱え、それに対して北村紗衣が反論してホッテントリ入りしている。

私は須藤にわか氏のように映画を多く見ているわけではないし、北村紗衣氏のように多数の先行研究に実際にあたったわけではないが、発端となった連載と二人のやり取りをみて、話の主眼がずれていると感じた。同時に、二人とも結局、「ニュー・ハリウッド」という批評の枠組みに問題があることを浮き彫りにしているとも思った。

発端となった元連載の内容

まず連載の企画趣旨は以下の通り

映画を見た後に「なんかよかった」「つまらなかった」という感想しか思い浮かばない人のために、フェミニスト批評家・北村紗衣さんが、初めて見る映画感想を話しながら注目してほしいポイントを紹介する連載

北村紗衣氏の主な論点は以下の通り

①初めて見た『ダーティハリー』はサスペンスとして全然面白くなかった

自分アメリカン・ニュー・シネマが好きではない

60年代後半から70年代に、アメリカン・ニュー・シネマ英語ではニュー・ハリウッド)という潮流があった

④ニュー・ハリウッド反体制的な要素と、あからさまな暴力セックス表現が主な特徴として挙げられる

アメリカン・ニュー・シネマはかなり男性中心的な潮流

⑥『ダーティハリー』はニュー・シネマの影響下にある警察映画

北村紗衣氏の素朴な感想は、末尾にある「名作と言われてみんなに愛されている作品でも今見て面白くなかったらけなしていい!」と結びつくが、③~⑥の知識を持っていると『「なんかよかった」「つまらなかった」という感想しか思い浮かばない人』でも理解が深まる、というのがこの連載の趣旨みえる。

須藤にわか氏の異議

これに対して、須藤にわか氏の主張は以下の通り。

①「あからさまな暴力セックス表現が主な特徴」という認識は実際のアメリカン・ニューシネマからズレている

アメリカン・ニューシネマフィルム・ノワールと同様に映画批評家らによって作られた映画分類のカテゴリー

アメリカン・ニューシネマは「ヌーベルヴァーグ」や「ドグマ’95」のような映画運動ではない

④「アメリカン・ニューシネマ」と「ニュー・ハリウッド」は分けて考える

⑤ニューシネマは「暴力セックス」の映画ではない

⑥「ニュー・ハリウッド」もしくは「アメリカン・ニューシネマ」というカテゴリーは(白人の)批評のために作られた作為的カテゴリー

⑦「アメリカン・ニューシネマ」もしくは「ニュー・ハリウッド」が差別的に見えるとすれば、それはそもそも批評カテゴリー自体差別的

北村氏の反論

須藤にわか氏の異議に対する北村氏の反論は、目次にわかやすくまとまっている

①New Hollywoodの特徴のひとつセックス暴力があげられるのは当たり前

②New Hollywoodが男性中心的であるということは1970年代からずーっと言われている

③広く使われているジャンル用語勝手に変更しない

論点のズレ

須藤にわか氏の明確な誤り

須藤にわか氏は

例の著者は自分で決めた「これがニューシネマ」というカテゴリー自分で見て「このカテゴリーには黒人映画女性主人公映画が入ってないか差別的」だと言っている

と述べているが、これは明らかに違っていて、

北村氏がいうように、

決めたのは私じゃなくて今までの批評

まり北村氏は一般的な「New Hollywood」解釈を述べているだけなのだ

ただし、須藤にわか氏が本当に主張したいところは上記にあるのではなく、「New Hollywood」というカテゴライズのものに反発している。

北村氏は出典をたくさん挙げているが、須藤にわか氏の主張であるそもそも『ニュー・ハリウッド』が作為的カテゴリー」への反証ではない。須藤氏のいう北村氏本人への批判、「知ったかぶりして、しか知ったかぶりした上でこれは差別的だとかなんとか非難」への反証である

(「たくさんの出典があってすごい!」的なブコメの反応は、ただマウント取りたいだけのリアクションに見える)

さらなる食い違い

須藤氏は北村氏の姿勢について、

「ニュー・ハリウッド」もしくは「アメリカン・ニューシネマ」というカテゴリーが(白人の)批評のために作られた作為的カテゴリーであることを度外視した上でそれを非難している。

と言っており、

北村氏は

「(白人の)批評のために作られた作為的カテゴリー」なんだから批判されて当然ですよね?

という。ここは互いに噛みついていながら二人とも同じことを言っているように見えて混乱したが、批判対象範囲が違うようだ。

須藤にわか氏はそもそも、「ニュー・ハリウッド」というカテゴリーのものが、当時の映画作品群を評価するのに適切ではないと主張している。一方の北村氏がいう「批判されて当然」の対象は、須藤氏と同様にカテゴリーのものであると同時に、カテゴリーに含まれ作品群も含まれると私は解釈した。

須藤にわか氏の論の本質と、北村紗衣氏の指摘

須藤にわか氏の論で一番重要なのは、元の北村紗衣氏の連載にあった以下の部分への反論ではないだろうか。

60年代後半から70年代の潮流であるニュー・シネマは、それ以前にあったいろいろな制約が外れ、暴力セックス描写ができるようになり、そしてアメリカの秩序を問うような映画がたくさん作られた時代です。

そのくせに、結局は男性というか、主に白人男性が中心であることは問い直してないんですよ。

これに対して須藤氏は、

だいたいニューシネマは映画運動ではないのだから「問い直していない」って誰に対して言っているんだろうか?運動実態がないもの運動責任を問うたところで、まるで意味がないと思うのだが。

アメリカン・ニューシネマ」もしくは「ニュー・ハリウッド」が差別的に見えるとすれば、それはそもそもそうした批評カテゴリー自体差別的

この点、北村氏も、

>>New Hollywoodを決定づける作家主義的な監督の大半が白人男性であり、白人男性主人公にした物語代表作として受容され、研究白人男性監督だけを対象としてきたこはいたるところで指摘されています<<

と述べているように、「ニューシネマ」というカテゴリーのもの問題があることは認識しているように見える。

まり、二人とも、「ニュー・ハリウッド」というカテゴライズ問題があるという点では、共通認識がある。そのうえで、北村氏は、「須藤氏のニューシネ解釈一般的ではないから、私を嘘つき呼ばわりするのではなく、自分で論を立ててね」としている。

しかし、「ニューシネマ」というカテゴリーのもの問題があるなら、北村氏の連載における「『ダーティハリー』はニュー・シネマの影響下にある警察映画」という紹介の仕方も、「ニュー・シネマが男性中心的だ」というのも、安易に見える。元の連載において、ミステリサスペンス的にいまいちという北村氏の感想にはうなずけるが、「ニュー・シネマ」という潮流の紹介は片手落ちで、「研究白人男性監督だけを対象としてきた」ことも含めて紹介すべきだったのではないだろうか。

なお、北村氏のいう「問い直してない」というのは文系学問によくあるレトリックで、須藤にわか氏の「運動実態がないもの運動責任を問う」ているように見えるというのは、本質を突いていると感じた。

「問い直してない」論法は、レッテル貼りに使いやすい。

ダーティハリー』含む「ニュー・シネマ」と呼ばれる作品群は、「男性白人中心主義」的であることを「問い直せていない」からダメ作品だという、作品ファンが反発を覚えるのも無理はないだろう素人批評を容易に生み出す。(なお、これは北村氏の主張ではない。北村氏はあくまでニュー・シネマが好きではないだけだ)

須藤にわか氏が作品擁護する姿勢理解できる。

増田感想

文系学問特に文学社会学)においてありがちな、世の中の傾向や潮流を仮構して、ミクロ作品人間を論じるスタンスは、使い方を間違えると、色々なことを損なう。その作品人間もつ、複雑さや豊かさが捨象されるし、俗流に応用されれば簡単差別につながる。「この時代に生まれ人間は●●である」と決めつける世代論などを見ればわかりやすい。もちろん社会を論じるなら、そういう傾向を仮定して話を進めざるを得ないが、学者でもない人間が個々の作品人間評価するのであれば、マクロ的な枠組みでは拾えない面白さや豊かさにも目を向けるべきだろう。

少なくとも発端となった連載は素人映画をより深く鑑賞する視点提供するものだったはずだ。北村紗衣氏の視点須藤にわか氏の視点を踏まえて、もっと映画を楽しみ人生を豊かにしたり、世の中を考え直すきっかけを得たりするのが、私のような素人にとってはいいのではないだろうか。

たとえば北村紗衣氏がいうように、

「やっぱり、この映画ハリーのことをどう捉えているのかの解釈が難しい」

というところが、「ダーティハリー」を考える上でおもしろそうな部分で、北村紗衣氏は第一印象がつまらなかったため深堀りすることはないだろうが、「ダーティハリー」をこれから見て逆に「面白い!」と感じた場合には、ハリーを起点に「ニューシネマの影響下に本当にあるのか」などを考えるとまたおもしろそうだ。

あるいは、須藤にわか氏のいうように

そういう自分の知らないものとたくさん出会えるのがニューシネマの面白さで、あえて一時代アメリカ映画をニューシネマとして括る意味があるとすれば、それはその作品群がこうした「新しさ」を観客に与えてくれるから

ということを踏まえて、様々な作品に触れれば見えてくるものもあるだろう。

須藤にわか氏のエントリについたクソブコメ

serio フェミニストはありとあらゆる事象フェミニスト視点から語ってしまうので、たまにホームランを打つことがあっても、バットキャッチャーを殴って三塁に走り出すみたいな大外しをすることがよくある。

→元連載は「フェミニスト批評家・北村紗衣さんが、初めて見る映画感想を話しながら注目してほしいポイントを紹介する連載」なので、北村紗衣氏が好きに「ありとあらゆる事象フェミニスト視点から語ってしまう」わけではなく、そういう企画趣旨に基づいて仕事としてやっている

hazlitt アメリカン・ニューシネマってカテゴリーとして昔からよくわからんなとは思っている。わりとどうでもいいが野次馬的には町山某が反応すべき話題だな

→「わりとどうでもいい」と保険かけながら野次馬根性さらけ出しているのがキモい

jassmaz 文学理論批評理論を知らないオタクの見当はずれな批判。この時代アメリカ価値観完膚なきまでに破壊したことは十二分に暴力である。87年出版アラン・ブルームアメリカン・マインド終焉』を読もう。

→「この時代アメリカ価値観完膚なきまでに破壊したことは十二分に暴力的」北村紗衣氏も須藤にわか氏も言っていない新たな論点。見当はずれはこのブコメでは

北村紗衣氏のエントリについたクソブコメ

tokuniimihanai あちらの記事批判相手職業を間違えている時点で無知あるいは礼儀知らずなので読む価値がないと判断したが、やはり読まなくてよかったな。引用部分だけでも論外とわかる

→読まずに断じているゴミ

takeda25 こういうの、詳しくなければとりあえず態度を保留するのが賢明なはずだけど(現にこちらのブコメはそういうのが多い)、女性叩き側のブコメでは調子に乗って叩く人間大量発生するのが歪み

→態度を保留するって、どういう立場後出しジャンケンに勝ちたいだけの姿勢が見えてキモい

ponkotsupon 須藤氏の批判記事は出典やら参考文献やら先行批評への言及が何もなかったのに対し、北村氏は複数の出典と研究史を出してるので、学術的には(須藤氏が再反論で論拠となる文献を示せなければ)これで勝負ありよなぁ

そもそも商業媒体ブログ応酬で、学術的な議論ではない。かつ、出典と研究史さえ出せば「勝ち」というのは学術的でもないだろう。

どちらのブコメにも共通していえること

二人に対するクソブコメの数々は

権威主義的で映画のものにも映画史にも興味がなく、自分では頭を使わず他人が貶されるのを娯楽として消費するだけを生きがいとする、野次馬根性と異常マウント欲、ハエ以下の精神性で駆動する人工低能

ではないか、ということを己に“問い直して”みてはいかがだろうか。

2024-08-23

結局、表現の自由なんてどうでもよかったんだな。

ポスター広告表現女性蔑視女性差別だと批判されれば、批判するなあれは表現の自由表現の自由を守れと抗議して、批判対応して業者が引っ込めればキャンセルカルチャーだとまた抗議してたのに。

今や「おじさんの詰め合わせ」と言う表現男性差別だの大合唱。その嬉しそうなこと。その程度の表現を叩く事で溜飲を下げる姿に心底がっかりした。ここはそれぐらいいいんじゃね、それ表現の自由を抑圧してるよねって言うのが筋じゃなかったのか?それを言わないなら今まで散々批判してきたのはなんだったんだ?自分達が批判してきた行為を当然のようにやり返すのか?そうであるならこれから言葉狩り表現狩りの応酬になるだけじゃないのか。

また、これくらいはいいとは思うけどなどと逃げ道を残しつつ仕方ないだろ今までやってきたんだから容認するような奴、こういう奴こそ一番タチが悪い。これこそ表現の自由なんて関係ない女性が悪いって言いたいだけだということの見事な信仰告白じゃないか

結局自分達の好きなもの女性批判された、攻撃された、お気持ち侵害された事に腹を立てていただけだった。それに復讐たかっただけで表現の自由なんて関係なかった。

本当にがっかりした。

2024-08-20

anond:20240820122427

奢る奢られるって、関係性の上下ができるか、ギブアンドテイクの応酬が発生するかが起きるんで、面倒。

奢りたがりも奢られたがりも面倒くせえ人間だなと私は思っている。

圧倒的な上下関係やそれなりの理由がある場合のみ、礼儀に近いものとして奢ったり奢られたりしてる。

2024-08-16

戦争責任者の問題伊丹万作) 2/2

戦争責任者の問題伊丹万作) 1/2 より

https://anond.hatelabo.jp/20240816213820

 もちろん、私は本質的には熱心なる平和主義であるしかし、そんなことがいまさら何の弁明になろう。戦争が始まつてからのちの私は、ただ自国の勝つこと以外は何も望まなかつた。そのためには何事でもしたいと思つた。国が敗れることは同時に自分自分家族も死に絶えることだとかたく思いこんでいた。親友たちも、親戚も、隣人も、そして多くの貧しい同胞たちもすべて一緒に死ぬることだと信じていた。この馬鹿正直をわらう人はわらうがいい。

 このような私が、ただ偶然のなりゆきから一本の戦争映画も作らなかつたというだけの理由で、どうして人を裁く側にまわる権利があろう。

 では、結局、だれがこの仕事をやればいいのか。それも私にはわからない。ただ一ついえることは、自分こそ、それに適当した人間だと思う人が出て行つてやるより仕方があるまいということだけである

 では、このような考え方をしている私が、なぜ戦犯者を追放する運動に名まえを連ねているのか。

 私はそれを説明するために、まず順序として、私と自由映画集団との関係を明らかにする必要を感じる。

 昨年の十二月二十八日に私は一通の手紙を受け取つた。それは自由映画集団発起人の某氏から連盟への加盟を勧誘するため、送られたものであるが、その文面に現われたかぎりでは、同連盟目的は「文化運動」という漠然たる言葉説明されていた以外、具体的な記述ほとんど何一つなされていなかつた。

 そこで私はこれに対してほぼ次のような意味の返事を出したのである

現在自分の心境としては、単なる文化運動というものにはあまり興味が持てない。また来信の範囲では文化運動の内容が具体的にわからないので、それがわかるまでは積極的に賛成の意を表することができない。しかし、便宜上、小生の名まえを使うことが何かの役に立てば、それは使つてもいいが、ただしこの場合は小生の参加は形式的のものにすぎない。」

 つまり、小生と集団との関係というのは、以上の手紙の、応酬にすぎないのであるが、右の文面において一見だれの目にも明らかなことは、小生が集団に対して、自分の名まえの使用承認していることである。つまり、そのかぎりにおいては集団はいささかもまちがつたことをやつていないのである。もしも、どちらかに落度があつたとすれば、それは私のほうにあつたというほかはあるまい。

 しからば私のほうには全然言い分を申し述べる余地がないかというと、必ずしもそうとのみはいえないのである。なぜならば、私が名まえの使用容認したことは、某氏手紙示唆によつて集団が単なる文化事業団体にすぎないという予備知識を前提としているかである。この団体仕事が、現在知られているような、尖鋭な、政治的実際運動であることが、最初から明らかにされていたら、いくらのんきな私でも、あんなに放漫に名まえの使用を許しはしなかつたと思うのである

 なお、私としていま一つの不満は、このような実際運動賛否について、事前に何らの諒解を求められなかつたということである

 しかし、これも今となつては騒ぐほうがやぼであるかもしれない。最初ボタンをかけちがえたら最後ボタンまで狂うのはやむを得ないことだからである

 要するに、このことは私にとつて一つの有益な教訓であつた。元来私は一個の芸術家としてはいかなる団体にも所属しないことを理想としているものである。(生活を維持するための所属や、生活擁護のための組合は別である)。

 それが自分意志の弱さから、つい、うつかり禁制を破つてはいつも後悔する羽目に陥つている。今度のこともそのくり返しの一つにすぎないわけであるが、しかし、おかげで私はこれをくり返しの最後にしたいという決意を、やつと持つことができたのである

 最近、私は次のような手紙連盟某氏にあてて差ししたことを付記しておく。

「前略、小生は先般自由映画集団加入の御勧誘を受けた際、形式的には小生の名前を御利用になることを承諾いたしました。しかし、それは、御勧誘の書面に自由映画連盟目的が単なる文化運動とのみしるされてあつたからであつて、昨今うけたまわるような尖鋭な実際運動であることがわかつていたら、また別答のしかたがあつたと思います

 ことに戦犯人の指摘、追放というような具体的な問題になりますと、たとえ団体立場いかにあろうとも、個人々々の思考判断余地は、別に認められなければなるまいと思います

 そして小生は自分独自の心境と見解を持つものであり、他からこれをおかされることをきらうものであります。したがつて、このような問題についてあらかじめ小生の意志を確かめことなく名まえを御使用になつたことを大変遺憾に存ずるのであります

 しかし、集団仕事がこの種のものとすれば、このような問題は今後においても続出するでありましようし、その都度、いちいち正確に連絡をとつて意志を疎通するということはとうてい望み得ないことが明らかですから、この際、あらためて集団から小生の名前を除いてくださることをお願いいたしたいのです。

 なにぶんにも小生は、ほとんど日夜静臥中の病人であり、第一線的な運動名前を連ねること自体がすでにこつけいなことなのです。また、療養の目的からも遠いことなのです。

 では、除名の件はたしかにお願い申しました。草々頓首」(四月二十八日)

(『映画春秋創刊号昭和二十一年八月)

2024-08-05

anond:20240805090515

横だけど、割り込みリプライ嫌って人にも大きく分けると2種類いるんですよ。

とにかく何が何でも全ての割り込みリプライ嫌だよ派(少数)

過去に何があってそういう認識に至ったのか不明だがそういう人もいる。どんな場合であっても絶対割り込みリプライを許さない人。

割り込みリプライ一発でいきなりキレてくる人もいて怖い。

場合による人(大多数)

別にあんま気にしないけど、酷いのだけは止めてくれって人。

例えば、マジで元々の自分発言関係ない話を延々と巻き込みリプライでやり取りするのは流石に勘弁してくれって場合がある。

本当に迷惑というかだいたいそういう場合って喧嘩レスバが始まってるんだよね。なんでお前らの罵倒応酬を私は通知されなあかんねん……。

他にも、ある程度以上に親しい間柄の相互フォロワーとじゃないとできない会話に割り込んでくる奴は勘弁して欲しい。

個人的体験したことあるやつだと、ライト下ネタを言い合える程度には付き合いの長い・親しいアカウントの人とそういう感じのネタを言い合ってたら、フォロワーなことだけは認知してたけど、これまでリプライ等で会話したことないよね? てアカウントからいきなり「実は俺も~」みたいな感じで下ネタが割り込んできたというやつ。

DMでやれって? 大変申し訳ございません。

2024-07-31

Youtube動画観てて、変化球って言うほど曲がらないんだなって思った。打席に立てば大分曲がって感じるのかも分からんけど、傍から見るとプロ野球でもほんのりと曲がってるような曲がってないような……って感じ。

もっと卓球みたいにギュンギュン曲がるもんだと思ってた。卓球10年くらい前にプラ玉になってナーフされてたような気がするけど。

セルロイド危険性がどうのという建前はありつつ、なんか回転よりスマッシュ応酬の方が見応えあるから的な事も言われてた気がする。

興行的だな〜って思った。

まあ縛りプレイスポーツ本質だし、その縛りを目的に応じて都合良く変えられる柔軟さは強みなのかもしれんけど。

でもその目的が、ルール存在がもたらす戦術駆け引き妙味から、観客側の見応えにスライドしていくのもなんかな〜って感じがする。

まあガチを勝ちを狙いに行くあまり絵面が地味になったりセコい感じの戦術が主流になったりするのと、大味なプレイも見られて見応えはあるけど薄々プロレスめいた部分への自覚を抱きながら見るのとじゃどっちが良いんだろうって話で、セントラルパシフィック棲み分けでよく言われてそうなアレがある。

2024-07-30

先日、夕方電話がかかってきたんだ。

出た瞬間、「漏れだよ漏れ漏れだよ」って相手が名乗ってきてさ、オレオレ詐欺?って思った。でも一瞬でピンときた。

これ、古のインターネット匂いがプンプンするじゃないか

わず笑っちゃって、「テラワロスww」って呟いちゃったんだよね。

そしたら、相手も「それなwww」とか言ってきて、そこからはもうインターネッツスラング応酬が始まったんだ。

「おまえ、まじで何してんの?」って聞いたら、「金欲しいんだ、釣りじゃねーぞwww」と返してきた。

「お前、それって本気で詐欺やってんの?」って聞いたら、「うんこーwww」って返ってきて、思わず吹き出しそうになった。

でも、さらに「くやしいのうwww」とか「ドヤ顔ダブルピースwww」とか言い合って、なんだか懐かしい気持ちになってきた。

VIPでやれwww」とか「草生えるwww」とか、「m9(^Д^)プギャー」とかもう盛り上がりすぎて、電話越しに大笑いしてた。

でも、ふと我に返って、「で、結局お前何がしたいんだよ」って聞いたら、「いや、実はさ…」と真面目な声になって「釣りじゃないんだ、マジで金が要るんだ」と言ってきた。

「いやいや、古のスラング詐欺は無理だろ」って思いながら、「じゃあ、まず『キターーーー(゚∀゚)ーーー!!!』とか言ってみろよ」って試したんだけど、相手が「キターーーー(゚∀゚)ーーー!!!」って返してきて、また笑いが止まらなくなった。

結局、その電話は「これから普通に頑張れよwww」って言って終わったんだけど、久しぶりに古のインターネッツスラングを言い合って、なんだか懐かしさと楽しさが交じった妙な体験だったよ。

まさかオレオレ詐欺でこんな盛り上がるとは思わなかった。

2024-07-26

anond:20240726204350

SNS応酬しなかったのがアカデミアの問題点ってコト?

お前にとっては論文書くより大切なことなんだ?w

2024-07-21

anond:20240721030853

彼らが譲歩すれば100%勝てるなんて証明不可能でしょ

議論しても正解は導けない

どっちの方法が正しいかを延々と議論するだけで平行線(というか批判応酬)の状態が続くだけ

お互い別の道を行くしかないでしょ

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