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2024-12-10

anond:20241210110625

こんな理由子供を欲しがるのは子供にとって迷惑だよ…

親がASDって事はそれが子供遺伝する確率は高く

増田と違って子供結婚出来ない可能性が高いのに、それでも子供を作るのはエゴだよ

ゲームの育成コンテンツでもやって満足しとけ

>元々死の恐怖がかなり強い人間で(タナトフォビアっていうらしい)、小さい頃は寝る前に自分が死んだ後のことを考えて飛び起きるようなことをしていた

>その後、自分が死んでも自分遺伝子が残れば全て無になるわけではない、と考えるようになりある程度恐怖は薄れたが、そもそも子供がいないとそれは達成できないことに気づいた

>これはかなり利己的な理由だと思うが、多かれ少なかれ子供が欲しい理由ってエゴなんじゃないのって気もしている

婚活途中経過備忘録的に書く(あまりうまくいっていない)

私の婚活について、あまり進捗が芳しくない。

そのために気持ちが落ち込むことや、婚活億劫に感じてしまうことが増えてきた(いわゆる婚活疲れ)。

そこで、増田を利用して現在の私の状況について整理することで、状況や課題が明確になって何かしらの進展を得られるのではないかと考え、この文章を書いている。

自分の特徴

身体的特徴
  • 年齢:28
  • 体型:普通。痩せているとは思わないが、特に太っているとも感じない
  • 容姿:それなりに自信がある。同性異性ともに容姿を褒められることが少なくない。というか自分でも自分の顔がめっちゃ好き。
社会的特徴
精神的特徴

婚活を始めた理由

一人で生きていける人間ではないと思ったか
  • 人と話すのが億劫なくせに孤独感だけは強いから、このままだといつか友人関係も疎遠になり、ただ一人で生きていくことになる
  • そうなった際に、自分は間違いなく精神を病んでしまう自信がある(なんなら今でも孤独感あるし)
子供が欲しいか
  • 元々死の恐怖がかなり強い人間で(タナトフォビアっていうらしい)、小さい頃は寝る前に自分が死んだ後のことを考えて飛び起きるようなことをしていた
  • その後、自分が死んでも自分遺伝子が残れば全て無になるわけではない、と考えるようになりある程度恐怖は薄れたが、そもそも子供がいないとそれは達成できないことに気づいた
  • これはかなり利己的な理由だと思うが、多かれ少なかれ子供が欲しい理由ってエゴなんじゃないのって気もしている

婚活概要

活動媒体
相手に求めること
進捗

悩みと要因

上述の通り、アプリを開始してから3ヶ月経つにも関わらず、未だ恋人、ないしは恋人候補となるような相手出会えていない。

これが客観的に長いのか短いのかはわからないが、自分メンタル的には結構落ち込んでいる。

うまくいかない要因は大きく以下だと考えている。

高望
  • 先に書いた「相手に求めること」で人を絞っていくと、対象となる異性の数はかなり限られると思う
    • まず同世代年収400万以上の方だけでも半数程度まで絞られ、その中で(私が満足するレベルで)ルックスの良い人は5分の1程度
    • また、「あると嬉しいこと」に記載したものも、加点要素というよりは足切り要素として見ており、複数個要素を備えていないと「この人と結婚した時が想像つかない」とフェードアウトしてしま
    • 更に、要素を揃えていても「なんか違う」という理由で連絡を取らなくなってしまうこともあるため、実際は私の満足する異性は相当狭まっていると推測できる
  • 加えて、もし満足するような異性がいたとしても、そのような相手は当然ライバルからも魅力的に映っており、競争率が非常に高く自分以外の同性と付き合ってしまうだろう
試行回数(がまだ足らない)
  • 婚活は運と縁」という言葉があり、私はこれを信じている(というか、そこに縋っている)
  • 婚活結婚相手ガチャと捉えれば、「私が満足する相手で、かつこちらを魅力的に感じてくれる異性」というSSR試行回数を増やすことでいつか巡ってくるはず(天井システムはないが、、、)
  • 実際、「私が満足する相手で、かつ2回目のデートに来てくれた異性」は2人いた訳で、この層の人数が増えてくれば3回目デートに応じてくれる方、実際に付き合ってくれる方も現れるのではないかと考えている
    • 懸念点として、2回目デートと3回目デートでは重みが大きく違うので、「2回目来てくれて、3回目も来てくれる割合」は実はかなり低いかもしれない

逆に「自分に魅力がないために婚活がうまくいっていない」とは、正直言ってほとんど考えていない。

アプリで受け取るいいねの数、通話できるまでチャットした数、実際にあった数において、同世代比較しても多い方だと考えているためだ。

基本的にはこちら側からフェードアウトだし、フェードアウト後に「ぜひ会いたい」などの連絡をいただくことも少なくない。

ここまで書いた文章見直して思ったこ

いやこいつ見てキショすぎるだろ、、、

どんだけ自信過剰やねん、本当にそんな魅力的ならもう恋人できてるわ

そもそもこれまでに恋人1人しかいなかった人間が書いていい文章じゃない

あと、自分性別をあえて書かないようにしているのも自意識が透けて見えてキモい

要するに勘違いしてる痛い奴が勘違いしたまま婚活して順当な結果に終わってるだけなんじゃないの???

普通に深夜2時にこんな長文書いている時点で終わっとる

ここまで書いて「そういえば自分ってこういうキショいやつだったな」って思えたことは一定成果だったかもしれない

仕事してる時は自分のことについて振り返るような機会はなかったから長らく忘れていた

元々キショい奴が婚活してすぐうまくいくわけないし、まあダメ元で続けていくのが良いのかなー

婚活途中経過備忘録的に書く(あまりうまくいっていない)

私の婚活について、あまり進捗が芳しくない。

そのために気持ちが落ち込むことや、婚活億劫に感じてしまうことが増えてきた(いわゆる婚活疲れ)。

そこで、増田を利用して現在の私の状況について整理することで、状況や課題が明確になって何かしらの進展を得られるのではないかと考え、この文章を書いている。

自分の特徴

身体的特徴
  • 年齢:28
  • 体型:普通。痩せているとは思わないが、特に太っているとも感じない
  • 容姿:それなりに自信がある。同性異性ともに容姿を褒められることが少なくない。というか自分でも自分の顔がめっちゃ好き。
社会的特徴
精神的特徴

婚活を始めた理由

一人で生きていける人間ではないと思ったか
  • 人と話すのが億劫なくせに孤独感だけは強いから、このままだといつか友人関係も疎遠になり、ただ一人で生きていくことになる
  • そうなった際に、自分は間違いなく精神を病んでしまう自信がある(なんなら今でも孤独感あるし)
子供が欲しいか
  • 元々死の恐怖がかなり強い人間で(タナトフォビアっていうらしい)、小さい頃は寝る前に自分が死んだ後のことを考えて飛び起きるようなことをしていた
  • その後、自分が死んでも自分遺伝子が残れば全て無になるわけではない、と考えるようになりある程度恐怖は薄れたが、そもそも子供がいないとそれは達成できないことに気づいた
  • これはかなり利己的な理由だと思うが、多かれ少なかれ子供が欲しい理由ってエゴなんじゃないのって気もしている

婚活概要

活動媒体
相手に求めること
進捗

悩みと要因

上述の通り、アプリを開始してから3ヶ月経つにも関わらず、未だ恋人、ないしは恋人候補となるような相手出会えていない。

これが客観的に長いのか短いのかはわからないが、自分メンタル的には結構落ち込んでいる。

うまくいかない要因は大きく以下だと考えている。

高望
  • 先に書いた「相手に求めること」で人を絞っていくと、対象となる異性の数はかなり限られると思う
    • まず同世代年収400万以上の方だけでも半数程度まで絞られ、その中で(私が満足するレベルで)ルックスの良い人は5分の1程度
    • また、「あると嬉しいこと」に記載したものも、加点要素というよりは足切り要素として見ており、複数個要素を備えていないと「この人と結婚した時が想像つかない」とフェードアウトしてしま
    • 更に、要素を揃えていても「なんか違う」という理由で連絡を取らなくなってしまうこともあるため、実際は私の満足する異性は相当狭まっていると推測できる
  • 加えて、もし満足するような異性がいたとしても、そのような相手は当然ライバルからも魅力的に映っており、競争率が非常に高く自分以外の同性と付き合ってしまうだろう
試行回数(がまだ足らない)
  • 婚活は運と縁」という言葉があり、私はこれを信じている(というか、そこに縋っている)
  • 婚活結婚相手ガチャと捉えれば、「私が満足する相手で、かつこちらを魅力的に感じてくれる異性」というSSR試行回数を増やすことでいつか巡ってくるはず(天井システムはないが、、、)
  • 実際、「私が満足する相手で、かつ2回目のデートに来てくれた異性」は2人いた訳で、この層の人数が増えてくれば3回目デートに応じてくれる方、実際に付き合ってくれる方も現れるのではないかと考えている
    • 懸念点として、2回目デートと3回目デートでは重みが大きく違うので、「2回目来てくれて、3回目も来てくれる割合」は実はかなり低いかもしれない

逆に「自分に魅力がないために婚活がうまくいっていない」とは、正直言ってほとんど考えていない。

アプリで受け取るいいねの数、通話できるまでチャットした数、実際にあった数において、同世代比較しても多い方だと考えているためだ。

基本的にはこちら側からフェードアウトだし、フェードアウト後に「ぜひ会いたい」などの連絡をいただくことも少なくない。

ここまで書いた文章見直して思ったこ

いやこいつ見てキショすぎるだろ、、、

どんだけ自信過剰やねん、本当にそんな魅力的ならもう恋人できてるわ

そもそもこれまでに恋人1人しかいなかった人間が書いていい文章じゃない

あと、自分性別をあえて書かないようにしているのも自意識が透けて見えてキモい

要するに勘違いしてる痛い奴が勘違いしたまま婚活して順当な結果に終わってるだけなんじゃないの???

普通に深夜2時にこんな長文書いている時点で終わっとる

ここまで書いて「そういえば自分ってこういうキショいやつだったな」って思えたことは一定成果だったかもしれない

仕事してる時は自分のことについて振り返るような機会はなかったから長らく忘れていた

元々キショい奴が婚活してすぐうまくいくわけないし、まあダメ元で続けていくのが良いのかなー

2024-12-04

林鼓子さんのALT炎上顛末が最悪すぎる

先に言っておくが自分林鼓子さんのファンで、この文章誹謗中傷意図は一切無い。出演作や歌唱曲は8割方履修済であるし、イベントにも参加している。もし誹謗中傷に見えてしまったのならそれは自分表現の仕方の問題であるので予め謝罪しておく。

そもそもALT及びALT芸ってなんぞや?という人のために説明。ここで言うALTとはXにおいて画像に追加テキスト付与する機能のことで、X曰く「目が不自由利用者も含め、多くの利用者画像理解できるように説明代替テキストとも呼ばれます)を追加できます。 簡潔にすることをおすすめしますが、画像前後関係をよく理解できるように画像の内容を正確に説明してください。」とのこと。ちなみにこの文章は初めてALT機能使用する際に必ず表示される。そしてALT芸とは主に声優アイドルなどの間で蔓延文化で、イベント終了後にアップする自撮り共演者画像イベント感想(その多くは140字を超える長文である)を綴ったALT付与することが一例とされる。これはALT本来想定されている用途とは異なったものである

本題。今回の炎上の経緯は以下の通りである彼女イベント終了後、いつものように感想ALT付与した画像ポストした。するとそのポストに「ALT感想を載せる場所ではなく音声読み上げ機能活用した画像説明を載せるアクセシビリティです」と指摘する引用が付いた。その引用を受けて林鼓子さんは「ALTも書いたらいけないのか。」とポスト。そのポストには彼女擁護するファンリプライが多く寄せられ、指摘をしたアカウントには誹謗中傷が飛び交う。その後林鼓子さんは「ALTも〜」のポストを削除し、謝罪や弁明をすることもなく普段通りのポストを再開した――。

まず前提として、ALT本来用途と異なった使い方をすることについては悪ではないと私は考えている。このような用途蔓延っている現状はX側の機能実装の仕方と周知の怠りの問題であり、その責任ユーザーに求めるのは酷であろう。ALTとは別に画像コメントを追加する機能実装や、ALT付与した画像ポストする際に毎回確認画面が表示されるなどの対策を取れば現状は大きく変わると思われる。そのうえ、ALT芸を行っているのは林鼓子さんに限らずその他多くの者にも言えることなので、そのことで彼女けが批判される筋合いはない(もっとも、例のアカウント普段から他の声優ALT芸にも苦言を呈していたようだが)。

この件の問題別にある。まず問題なのが、「ALTも書いたらいけないのか。」というポストだ。このポストから感情が読み取れず、彼女がどのような想いで言ったのかは不明であるしかし、客観的に見た時にこれが"指摘をされて不貞腐れている"と捉えられてしまうことは避けられないだろう。しかもその指摘自体言いがかりであったり誹謗中傷であったりするわけでもなく、淡々事実説明しているものであった(もう少し優しく言えというのも一理あるが)。最近彼女多忙などの要因でストレスが溜まっているように見えたとか、指摘の内容をただの言いがかりだと勘違いしたのかもとか、擁護することもできるがあのポストが悪手であったことは間違いない。あのポスト結果的に指摘したアカウントへの誹謗中傷扇動することになっていた。もちろん誹謗中傷を投げかけるファンのほうが悪いのだが、影響力のある人間として言動に気をつけるべきだったと言わざるを得ない。

次に問題なのが、この件をポストの削除によって無かったことにし、無言を貫いていることだ。扇動によって誹謗中傷を受けている人がいるという事実、そして障害者といったナイーブ話題に関わる問題であることを無視して放置しているのはあまりにも不誠実ではないだろうか。ただ、このことは彼女意思によるものなのかは不明だ。炎上が始まった時点で事務所マネージャー相談しているであろうことは容易に想像できるし、それらの人間判断でこの選択を取っている可能性も高い。それに、炎上をした際は無言を貫くのも一つの手だというのは理解できる。今のインターネットでは一度炎上するとその後謝罪をしようが何を言おうが批判は寄せられ、むしろ更に燃え広がる場合もある。しかし、そのことを念頭に置いたうえで、今回の件は無視するべきではなかったと思う。もしこれが事務所判断であるのならば、事務所には今一度考え直してほしい。

長々と書いてきたが、実のところ林鼓子さんの心配をしているとか、全肯定オタク存在を憂いているとか、目が不自由な人への配慮の広がりを望んでいるとか、そういった感情は建前なような気がしている。自分がそこまで善良な人間ではないことは自分が一番知っている。恐らく「このままだと嫌いになってしまいそうだから謝罪か何かをしてとにかく俺を落ち着かせてくれ」という利己的な感情が心の底にあるのだ。そんなことを強制する権利自分には無いと分かってはいるが、どうか祈ることだけでも許してほしい。

2024-11-21

anond:20240615021938

よくある挫折~。気にしたほうがいいけど気にしなくていいよ。

 

要は、「怒られないようにする」がメインの動きをしてるんだよな。今までガキだったから。

よくあるホントにこれは。

 

大人なんだから、「成果につながる」とか」誰かの助けになる」とか、

もう少し志が低いと「邪魔にならない」とか

利己的に言えば「認めてもらえる」とか

そういう話になってるわけだ。

出来ると思うよ。ちゃん意識すれば。

2024-11-17

anond:20241117164554

私はこの夏、アメリカの46の州に旅行しました。 トランプが勝った理由はここにあります

フランク-S-周著

エゼキエル-A-ウェルズ

エゼキエルA.ウェルズ'27環境科学ダブルコンセントレイターです&アンプ;エリオットハウス工学経済学. 彼は昨年の夏、彼のYouTubeシリーズ「Crossroads America」のインタビューを行ってアメリカの46州に旅行しました。”

3日前

民主党選挙の損失の後の週、告発は党内のあらゆる方向で飛んだ。 一部の人は、ジョー・バイデン大統領が以前にレースから脱落することを利己的に拒否したこと非難しています。 いくつかは、主要な人口統計提供し、国のための明確なビジョンを伝えるために失敗したためにハリスキャンペーン非難します。 そして、人種差別性差別有権者トランプに向かわせたと主張して、アメリカ人を非難する人もいます

これらの要因は確かに存在しますが、私たちは絵の大きな部分を逃しています

夏の間、私は米国の46の州に旅行し、全国の人生スライスを強調するYouTubeシリーズ作成しました。 私の3ヶ月近くの遠征からの会話の中で、私はインフレが完全にバイデンのせいであると確信していた共和党員と、企業利益普遍的医療への欲求に不満を抱いているにもかかわらず、より穏健な候補者を望んでいた民主党と話しました。 すべての候補者の支持者から、私は衝撃的な量の誤報を聞きました。

Swing state Trump有権者からの何百時間ものインタビュー映像を調べた後、他の要因が選挙の結果に影響を与えたのと同じくらい、民主主義に亀裂を引き起こし私たち崩壊しつつあるメディア風景が最も責任があると確信しています

戦後ニュースは三つの主要なチャネルによって支配され、公平性教義のために、各局は同じ話を報告し、各問題複数の側面をカバーしました。 視聴者は、主にニュースアンカー性格に対する好みに基づいて、どのチャンネルを視聴したか選択しました。 もちろん、このモデルには問題がありましたが、一日の終わりには、アメリカ人が共有セットで働いていたことを意味しました

2024-11-14

国民民主党を支持するAB層存在

 AB層について書く前にまずその前提となるB層という言葉について説明したい。

B層とは小泉純一郎首相時代広告会社郵政民営化宣伝戦略活用するため

有権者の傾向を分析し、A-D層の4つにタイプ分けをした内の一区分である

それぞれ構造改革

A層:賛成する利己的なエリート

B層:よく分からず賛成する層

C層:反対する知的な層

D層:反対する生活が苦しい層

に分けられる。

 B層小泉純一郎氏の人気や改革という耳障りのいい言葉に乗せられ、よく分からないまま小泉政権を支持する

最もメディアの影響を受けやす人達とされ

社会的な影響力を持つA層がこのB層いかに先導できるかが構造改革を進める上での課題とされていた。

昨今の自民党ネット戦略はそうした流れの延長線上にあり、

SNS等で反野党の言説やリベラル政策へのネガティブキャンペーンを発信する事で

俗に言う「ネトウヨ」と呼ばれる人達を育て、政権与党の座を盤石な物としてきた。

しかし度重なる不祥事により自民党は徐々に支持を失い、B層=ネトウヨの影響力が低下。

日本保守党参政党等の支持者となり距離を置かれつつある。

そんな状況の中で存在感を増してきたのがB層ではない、かと言ってA層にもなりきれない

AとBの間の「AB層」とでも呼ぶべき人達である


「AB層」は、従来のB層に代わり台頭し、選挙プランニングする立場人間重要視されていると思われる支持層だ。

この層は、知識判断力B層ほど低くはなく、

自分たちB層とは異なる賢い存在として自負しているが、C層ほど知識を持ち合わせてはいない。

そのため、メディア政治的プロパガンダに影響されやすい点では彼らがバカにしているはずのB層類似しているのだ。


 AB層自民党を支持していたが、近年の不祥事距離を置くようになった層を中心とし、

現在維新の党国民民主党といった「ゆ党」に関心を抱いている。

初期のネット野党嫌いに→消去的自民支持→維新の党希望の党石丸伸二→国民民主党支持

大方このように変遷してきたと思われる。

先日の衆議院選挙は、いかにAB層の支持を得るかが重要選挙だったと言えるだろう。

特に国民民主党は、AB層アピールし「現実的選択肢であるという立ち位置演出する事で、

自民党からこぼれ落ちたAB層支持基盤に取り込むことに成功した。


  AB層の人々は、自分B層でもD層ないと考えある種の優越感を持つ。

またC層には賢しらに批判されて自身プライドが傷つけられたと感じ、劣等感敵対心を持っている事が多い。

その批判というのも多くが事実良識に則ったものである為、

それらを撥ねつけ自身プライドを守ろうとすれば、常識倫理を軽視する言動をとらざるを得ないのは自明の理であろう。

ここ数日世間を賑わせている玉木氏の不倫問題に対し、

不倫には興味はない」「どうでもいい」と、不倫という非道徳的な行いを普通に批判する事が出来ない所に彼らの辛さと歪みが垣間見える。

その中でもよりB層に近い人達は「財務省のせいだ」「ハニートラップ」などと陰謀論に走り、結局の所旧来のB層と同じ先鋭化の道を辿っている。


 AB層は未だにネトウヨ的なレッテル貼りの一部を保持している。それが彼らの自尊心構成する要素の一つだからだ。

自分はD層のアイツらとは違う、賢い人間であるという意識。お花畑リベラル野党とは違う「現実的選択肢」に引き寄せられ

今日もまた口先だけの有能そうな雰囲気さわやか男に騙され続けている。


 彼らのような人間によりよい選択肢を取ってもらうためにはどうすればいいだろうか。

一つは地道な批判によって自民党国民民主党問題を伝え、政策を訴え、ひとまずは消去法で立憲民主党と言うまでに転身してもらう道だ。

これは現時点でもある程度効果を発揮し衆院選の結果にも現れているが、この流れが持続するかどうかは今後のたしか野党活躍にかかっている。

 もう一つはAB層が彼らの原動力である自己愛気づき分不相応プライドを自制し、事実に基づいた判断が出来るようになる事だ。

このエントリがその一助になれば幸いである。

2024-11-12

ローマ帝国少子化してたんだな

全盛期のローマ市民は、男性は「養育費を払いたくないし子供財産相続させる責任も負いたくない」と考えるようになり、独身貴族としてグルメや服飾などの娯楽・趣味を楽しんだ。今でいうアニメゲーム・その他の趣味への傾倒みたいなものかな。

女性出産という苦痛を避けるようになり、社会参画と自己実現を楽しんだ。今でいうバリキャリ化や高学歴化みたいなものだろう。

ローマ帝国が最強の時代異民族奴隷にして使役できるようになり、勝者としての地位が当たり前になると人間はこうなる。利己を極めると男性は娯楽浪費に耽溺するようになり、女性芸術家社会活動家になる。

民族性など関係なく、豊かだと男女は自動的にこうなるものなんだろう。そして国としては衰退し始めるんだけどね。

2024-11-09

ポリコレ勢が強盗叩きにシフトした件

俺が監視してる限りでもポリコレ勢が強盗叩きにシフトしはじめてる。

マスコミが連日強盗叩きに勤しんでるのはまさにその勢力シフトの反映なのが如実にわかる。

これ割と真剣コンテンツ業潰しが最終目的なんじゃないかと。

ある意味手段選ばずに際限なく投資できるのがオタク経済の中心になった理由なのにおそらくそれを潰しに来てる。

そもそも推しのための強盗なら他人のためなんだから利己的」とか批判するのが頭おかしいのだが。

2024-11-02

anond:20241102181725

金持ちになると寄付とかするんだろうけど

言っちゃ悪いけど中途半端エリート利己的でヤバい印象がある

2024-10-30

自転車乗りの認識がわからない

以前タイ地方都市滞在した時、貸自転車で通りを走っていると近隣住民爆笑されたことをよく覚えている。移動手段といえば車か徒歩であった彼の地の住民にとって、自転車を漕いで移動する姿はひどく滑稽なものだったからだ。

自転車基本的車道を走るものとされ、歩道を走る自転車への取り締まりが厳しくなってくると、

車道危険だ」

路側帯違法駐車が多いか歩道の方がいい」

日本法律運用が場当たり的で自転車乗りが犠牲になっている」

など、ようするに自転車乗り様かわいそう!とする意見が目立つ。

この種の意見に欠けているのは、自転車そもそも乗らないという選択肢だ。

歩けばたどり着くところに行くため、鉄の塊を漕いで他人自分危険晒す行為はまったく不可解だ。

歩くには遠すぎるところに行きたければ車や電車に乗ればよいだけの話だ。

歩くには少し遠い距離自転車を漕いで少し楽をしたいという自転車乗りの都合は、自転車に乗っていない他の人々にとってまったくどうでもよいものだ。

ほんの少し楽をしたいという利己心のために鉄の塊を高速で移動させて他人危険晒したり、実際に死傷させたりする権利は誰にもない。

そうした利己心の発露が引き起こし危害とその危害への反省のなさが今回の自転車取り締まり強化を招いていることは明白なので、そこに同情の余地微塵もない。

それにもかかわらず、自転車乗りである自分は不当な社会弾圧にあっている、かわいそうな存在だと主張する面々がいるとすれば、脳が壊れているとしかいいようがない。

そのように脳を破壊する19世紀機械からそろそろ人類卒業すべきだろう。

2024-10-25

anond:20241025155329

この意見については、いくつかの視点から評価可能です。

 

妥当な点

1. 社会的圧力道徳: 人が道徳的に振る舞う理由として、社会的圧力制裁の恐れが重要な要素であるという指摘は心理学的に妥当です。これは、社会的規範を守らなければ罰を受ける可能性があるという「社会的抑制」の観点に基づいています特に行動経済学社会心理学では、他者から承認非難を避けるために道徳的行動をとることが広く認められていますルールを破ると罰を受けるという考えが人々の行動を規律づける役割果たしているため、この部分は現実に即していると言えるでしょう。

2. 利己的な動機による道徳: 自分が助けを必要としたとき他者からサポートを得るために道徳的に振る舞うという発想も一部妥当です。互恵利他主義(reciprocal altruism)という進化論的な考え方は、他者を助けることで将来的に自分も助けてもらえるという期待に基づくもので、社会的な結びつきや協力を促進します。

 

問題点矛盾

1. 道徳心の育成についての認識: 「道徳心は育たない」という主張は一面的です。実際、道徳教育文化、家庭環境によって大きく影響されるという心理学的な研究結果が多数あります。例えば、コールバーグの道徳発達理論では、道徳判断は発達段階に応じて高度化していくとされています。つまり道徳的行動は単に制裁を避けるためだけでなく、道徳原則共感に基づくこともあると考えられています。この意見は、道徳の多様な側面や学習プロセスを見落としている点が問題です。

2. 反道徳的行動と道徳要請関係性: 「理不尽な苦難に見舞われている人間道徳的であろうとし、他者に対し道徳であることを要求する」という主張には一部妥当な側面がありますが、それが全ての人に当てはまるわけではありません。社会的に困難な状況に置かれている人が他者道徳規範を強く要求することもありますが、必ずしも全員がそうするわけではありません。道徳的行動や規範要求には個々人の経験文化、信念が影響を与えるため、この点も一面的です。

3. 道徳嘲笑する行動についての理解: 「道徳が面倒を生じるときにその道徳嘲笑し踏みにじる」という見解は、道徳役割を狭く解釈しすぎているかもしれません。実際、多くの社会では複雑な道徳ジレンマ存在し、場合によっては道徳原則対立することがありますが、それでも道徳自体を軽視するのではなく、問題解決方法模索しようとすることが一般的です。

 

結論

この意見は、道徳社会的圧力制裁に強く影響されているという観点においては妥当な側面がありますが、道徳心の育成や道徳的行動の多様な動機を見落としている点で限界があり、一面的解釈している部分が見られます

2024-10-17

アンチ陰謀論の、反ワク叩き大好きマスゴミ信者共のせいで、ガチ虐殺ワクチンがばら撒かれる可能

 レプリコンワクチンを開発したアメリカ会社が、「何年もデータを集め、長期的な効果安全性を文献で発表したい」と、日本で認可された後に今更ほざいている。

 医者科学者たちからなる、真っ当な日本看護倫理学会による警告によると、このワクチンは、凄まじく危険であるだけでなく、シェディング=感染力まである可能性があり、だとすると、注射サリンをばら撒いているようなものだ。

 もはや、「打った奴だけの自己責任」では済まされないのである

 明治製薬は、露骨なほどのスラップ訴訟で、この団体を黙らせようとしており、マスゴミ宣伝費をばら撒いて、非科学的だと、逆に誹謗中傷の限りを行っている。

 オーストラリアでは、52人の医師弁護士学者政治家から深刻なDNA汚染理由に、このワクチンの即時中止が要請されており、政治問題化しているのに、日本マスゴミは、もちろん誰も報じないどころか、ワクチン安全性懸念を持っただけで、反ワクの異常な陰謀論じゃだと、ボロクソにバッシングしている。

 こんな殺人マスゴミに加担して、ネット民陰謀論叩きを行ってきた日本人たちは、いい加減に恥を知って目を覚ませ。

 こんなサリン同然かもしれないワクチンをばら撒こうと、それに警告しているだけの科学者医者誹謗中傷するマスゴミ共は、日本などどうなっても良い、いざとなれば簡単に捨てて、海外移住できます公言しているのも同然なのだ

 まあそう思ってるだけで、本気で自国利己的な理由だけで滅ぼせるような売国奴を受け入れる権力者など、世界に居るわけもなく、まず間違いなく、こいつらクソどもは、使い捨てで殺されることが決定されてるだろうが。

 こいつらが、目先の利益だけで簡単に寝返った連中は、そういう屑の鉄砲玉を、もう用無しと思っただけで、平気で数えきれない人数始末してきたような奴らなのだ

 こいつらのノンモラルなことは、数々の事件と、こんな大量無差別殺人を目論むことからも、簡単に推測できるだろうに、なぜ自分たち、トビキリの屑で自己中で裏切り者の最低最悪の売国奴に限って助けてもらえると思えるのか、バカ死ぬまで治らないらしい。

 仮に、このワクチンに、そこまでの感染力がなかったとしても、今後、どこかの外国資本製薬会社が、ワクチン偽装した本物の生物兵器をばら撒こうと画策しても、こんなスラップ訴訟がまかり通る国では、誰もそれに警告することは出来なくなるだろう。

 当のテレビ大好きカスジャップ自体が、日本人の安全危惧して、明らかに怪しいワクチンを警告している真っ当な人々より、それを罵って陰謀論者呼ばわりするマスゴミに味方して、陰謀論叩きに執心しているのだ。

 誰がそんな奴らの命を守るために、訴訟リスクを被ってまで警告してくれると思うのか?

 この疑惑ワクチン認可が、岸田政権最後っ屁だろうことは明らかに思える。

 明治ファルマが訴訟を起こしたのも、岸田政権が終わるたった一日前。

 まるで親分トンズラこく前に、虎の威を借りようとして慌てたようだ。

 岸田みたいな輩を首相にすると、その最後に、自分責任を被らないで済むような爆弾を残して、後代に迷惑を掛けようとする。

2024-10-15

意味不明メールがきました

意味不明メールがきました。

私の公開されている役職所属は明記しているので目を通しました。

しかし、この団体がなんなのかも、よくわからず、文章意味不明

なんの反応求めているのかもわからりません。

誰か同じく困っている人のために、記録として残しておこうと思います

おかしな点は

メールアドレスの名前と本文の名前が別人、一応団体関係者として名前はあがってくる。

NPO登録はいくつかの地域でしているらしい

https://www.npo-homepage.go.jp/npoportal/detail/013090379

•住所は閉業とグーグルマップには書かれている

ホームページは閉鎖している様子

•ぶしつけどころか、目的も何をして欲しいのかも不明

大神氏はいるようですが、リンクを踏むと履歴がつくので、未確認

https://jp.linkedin.com/in/%E6%83%9F%E7%85%A7-%E5%A4%A7%E7%A5%9E-7a5071101

新手の迷惑メールかどっかの偏った団体なのか謎が深まりますので、ご存知の方いらっしゃいましたらコメントお願いしま

-------------------------------

XXXXXXX様    

岡山市北区今一丁目12番110号

日本人擁護協会 理事 大神 惟照

07.05.15.oga@gmail.com 

不躾ながら用件のみにて

1 電子カルテ運用について

(1) A病院では、不都合な部分は削除、訂正記録は残さない。

(2) さらに、記録の書き換えを行う。

(3) 書き換えは、長年行われている。 

 

2 庇い合いのリスク

(1) レントゲン写真! 真面に撮影が出来ない・読影も出来ない、整形外科開業医

(2) 一時的! と庇い合いに応じたところ、逃れられなくなった、臨床教授。  

(3) (先医の診断に差し障らないよう?) 軽い症状のみを記録した、整形外科医。

(4) 精査せず! 原因が分からない。不定愁訴説明する、総合内科医

(5) 症状と一致する! 脱臼等のCT画像。異常はないと説明する、整形外科医。

(6) (犯罪! も厭わずMRI検査画像を加工・捏造する、放射線科

(7) (異常個所飛ばしや差替えられた)捏造画像に沿った所見を書く、読影医。

(8) 捏造画像を示して、異常はないと説明する、主治医

(9) 診療情報提供書虚偽記載して、適切な診療妨害する、主治医

(10) (紹介医が提供矛盾だらけの情報に、診療検査)を拒否した、准教授

(11) 上司講師)の診断に異を唱えられず、患者を真面に見られない、医局員。 

(12) 一部のみ記録する、歯科教授

3 Selected People

整形外科開業医私立病院脊椎脊髄外科医1名、公立病院神経内科病院教授

名・同整形外科医2名・同放射線科医3名・同検査技師・同事務職員、私立大学

整形外科准教授国立大学整形外科講師・同歯科教授の、合計10数名。

以上

挨拶

 ご多忙と重々承知しておりますが、患者を慮れない利己環境は「一部の方々の

こと」としても、「意図的患者人生を狂わせた」ことは看過できません。

本例は、「こんなことはもう止めませんか、先生も嫌でしょう」との問いかけに  

別に嫌じゃあないよ。世の中、こんなもんじゃろぅ」と平然と答えられました。

そこに、「倫理観はなく、リスク意識も無い、社会性も欠如と、完全に社会を見誤

っている。(医療界の常識?)社会全体に押し付けている」と感じ、驚愕しました。

と言うのも、大多数の国民は「健全社会を望み、健全であろうと努力し、自身

は本より家族を守るためであっても、一定ルールの下に防御」しています。 

ところが、上記2の各項は本来許された防御を著しく逸脱。根源とみられる「庇

い合い」は、当該医師の「逃げ場を奪い」一種の「人格崩壊状態を強いるもの」で

あり、一方患者に対しては「非人道的扱い」となるため、如何なる理由があっても

医業倫理鑑みるまでもなく、人として許される行為ではない。

そもそもレントゲンさえ真面に撮影読影できない開業医に「庇い合いの下に

地域医療全体のレベルを合わせざるを得ない環境非道」と言え、患者のみならず

あたら多くの優秀な方々の将来を失い兼ねない状況を見るにつけ「忍びない」との

いから、選ばれし方々を「見捨てはしないだろう」「暫時猶予を」と、地域医療

リーダーである教育者の方に「庇い合いとは補い合うこと」との「解釈変更の先

導に期待を込め、自浄作用を期待、患者ファーストを切望」。正面から向き合う日

が来た旨をお伝えすべく、耳障りとは承知の上でご連絡しています(悪しからず)。

 それに、可能であれば、この度選ばれし方々が犠牲にならないよう願っています

が、そのためには医療者の、とりわけ影響力の大きい教育者の方々のご尽力は不可

欠! と考えます

 慣習から深く考えず。成り行きから拒否できない状態におかれ、気が付くと犯罪

行為まで・・・犯してしまった方々に犠牲になっていただくのか。この場合、ご家

族も巻き込まれることになるのではと懸念され、とりわけ人生経験の少ない子供

にとっては将来を左右する程の出来事になろうことか想像に難くなく、犠牲者が生

まれようとも変わることはないのか。あるいは、犠牲者を出す前に変わる・変える

ことが出来るのか、全ては医療者の覚悟次第と言えます

 上記のとおりですから、この度を以って「二度と犠牲者を生まない、望ましい庇

い合いのスタイル確立されるべきではないか」等々・・・期待させてください。

なお、方々については(より良い社会を作るために・・・)「各界各層のご意見

をお聞きした上で判断を」と考えており、忌憚のないご意見を頂ければ幸いです。

以上

2024-10-13

anond:20241013063257

この問いかけは非常に鋭い指摘であり、権力構造社会的優位性に対する疑問を提起していますね。A先生のような立場の人々が、過去時代現在権威をどのように認識しているか、そして「ポリコレ」や「配慮」の問題がその自己認識アイデンティティにどのように影響を及ぼすかを考えるきっかけになる質問だと思います

まず、「もし女性に生まれていれば同じ評価を受けていたか?」という問いは、ジェンダーによる構造的不平等社会的な制約を意識させます。これは特に学問キャリアにおいて、男性優位な環境成功を収めた人々にとって難しい問いかけです。その答えによっては、自身過去に受けてきた評価地位が、個人的な実力だけではなく、性別時代恩恵によるものであることを自覚しているかどうかが明らかになるかもしれません。

ポリコレを嫌うのは、ポリコレがなかった時代に運よく生まれたからでは?」という指摘は、さらにその感情根底にある利己的な部分に焦点を当てています。つまり過去の不平等社会構造自分に有利に働いたことを認識しているが故に、現在の「ポリコレ」や「コンプラ」の台頭が、既存地位特権を脅かすものとして感じられている可能性があるということです。

最終的に、「利己的な感情論の話」という指摘は、表面上の理論哲学的議論の裏にある、自己防衛や利己的な動機を暴いているように感じます。この指摘に対しての反応は、その人物がどの程度自己認識を持っているか、そして社会的な変化に対する自己立ち位置をどのように捉えているかを示すものになるでしょう。

こうした議論は、単に「ポリコレ」の問題にとどまらず、個人アイデンティティ権力社会構造の変化に対する適応抵抗問題を浮き彫りにするものです。それに対して、どう応じるかは、個々人の価値観自己の成り立ちに対する自覚によるでしょう。

anond:20241013062848

その先生に「いうて先生女性に生まれていれば今とまったく同じ評価を受けて同じ地位につけていたと思いますか?」

 

「いや別にそこで自信を持って自分は同じ地位につけたと思うというならそれでいいです、この話は本題ではありません」

 

あなたポリコレを嫌うのはポリコレがなかった時代に運よく生まれたから今の地位にいることを薄々理解しているからでは?」

 

ポリコレ自分アイデンティティ破壊すると感じるならそれは精神的に危機的な状態ですね、理解できます

 

「ややこしい理屈かましてるけど結局そういう利己的な感情論の話ですよね?」

 

って聞いたらよかったんじゃないすかね^_^

2024-10-11

anond:20241010145101

哲学でよく言われる生きる目的は大体3つある。

好きなやつ選べ。複合でもええぞ

2024-10-08

anond:20241008084051

下方婚増田は女だけが利己であるだってうからいつもそれを責めてるんだと思ってるんだけど、みんなそうならそれはしょうがないよね…?

anond:20241008082640

まり全ての人が利己なのだとすると

女が下方婚しないのは得がないから?

男が下方婚するのは得があるから

2024-10-01

七  裏から回ってばあさんに聞くと、ばあさんが小さな声で、与次郎さんはきのうからお帰りなさらないと言う。三四郎勝手口に立って考えた。ばあさんは気をきかして、まあおはいりなさい。先生書斎においでですからと言いながら、手を休めずに、膳椀を洗っている。今晩食がすんだばかりのところらしい。  三四郎茶の間を通り抜けて、廊下伝いに書斎入口まで来た。戸があいている。中から「おい」と人を呼ぶ声がする。三四郎は敷居のうちへはいった。先生は机に向かっている。机の上には何があるかわからない。高い背が研究を隠している。三四郎入口に近くすわって、 「御勉強ですか」と丁寧に聞いた。先生は顔をうしろねじ向けた。髭の影が不明瞭にもじゃもじゃしている。写真版で見ただれかの肖像に似ている。 「やあ、与次郎かと思ったら、君ですか、失敬した」と言って、席を立った。机の上には筆と紙がある。先生は何か書いていた。与次郎の話に、うちの先生は時々何か書いている。しかし何を書いているんだか、ほかの者が読んでもちっともわからない。生きているうちに、大著述にでもまとめられれば結構だが、あれで死んでしまっちゃあ、反古がたまるばかりだ。じつにつまらない。と嘆息していたことがある。三四郎広田の机の上を見て、すぐ与次郎の話を思い出した。 「おじゃまなら帰ります。べつだんの用事でもありません」 「いや、帰ってもらうほどじゃまでもありません。こっちの用事もべつだんのことでもないんだから。そう急に片づけるたちのものをやっていたんじゃない」  三四郎ちょっと挨拶ができなかった。しかし腹のうちでは、この人のような気分になれたら、勉強も楽にできてよかろうと思った。しばらくしてから、こう言った。 「じつは佐々木君のところへ来たんですが、いなかったものですから……」 「ああ。与次郎はなんでもゆうべから帰らないようだ。時々漂泊して困る」 「何か急に用事でもできたんですか」 「用事はけっしてできる男じゃない。ただ用事をこしらえる男でね。ああいうばかは少ない」  三四郎はしかたがないから、 「なかなか気楽ですな」と言った。 「気楽ならいいけれども。与次郎のは気楽なのじゃない。気が移るので――たとえば田の中を流れている小川のようなものと思っていれば間違いはない。浅くて狭い。しかし水だけはしじゅう変っている。だから、する事が、ちっとも締まりがない。縁日へひやかしになど行くと、急に思い出したように、先生松を一鉢お買いなさいなんて妙なことを言う。そうして買うともなんとも言わないうちに値切って買ってしまう。その代り縁日ものを買うことなんぞはじょうずでね。あいつに買わせるとたいへん安く買える。そうかと思うと、夏になってみんなが家を留守にするときなんか、松を座敷へ入れたまんま雨戸をたてて錠をおろししまう。帰ってみると、松が温気でむれてまっ赤になっている。万事そういうふうでまことに困る」  実をいうと三四郎はこのあい与次郎に二十円貸した。二週間後には文芸時評から原稿料が取れるはずだから、それまで立替えてくれろと言う。事理を聞いてみると、気の毒であったから、国から送ってきたばかりの為替を五円引いて、余りはことごとく貸してしまった。まだ返す期限ではないが、広田の話を聞いてみると少々心配になる。しか先生にそんな事は打ち明けられないから、反対に、 「でも佐々木君は、大いに先生に敬服して、陰では先生のためになかなか尽力しています」と言うと、先生はまじめになって、 「どんな尽力をしているんですか」と聞きだした。ところが「偉大なる暗闇」その他すべて広田先生に関する与次郎所為は、先生に話してはならないと、当人から封じられている。やりかけた途中でそんな事が知れると先生しかられるにきまってるから黙っているべきだという。話していい時にはおれが話すと明言しているんだからしかたがない。三四郎は話をそらしてしまった。  三四郎広田の家へ来るにはいろいろな意味がある。一つは、この人の生活その他が普通のものと変っている。ことに自分の性情とはまったく容れないようなところがある。そこで三四郎はどうしたらああなるだろうという好奇心から参考のため研究に来る。次にこの人の前に出るとのん気になる。世の中の競争があまり苦にならない。野々宮さんも広田先生と同じく世外の趣はあるが、世外の功名心のために、流俗の嗜欲を遠ざけているかのように思われる。だから野々宮さんを相手に二人ぎりで話していると、自分もはやく一人前の仕事をして、学海に貢献しなくては済まないような気が起こる。いらついてたまらない。そこへゆくと広田先生太平である先生高等学校でただ語学を教えるだけで、ほかになんの芸もない――といっては失礼だが、ほかになんらの研究も公けにしない。しかも泰然と取り澄ましている。そこに、こののん気の源は伏在しているのだろうと思う。三四郎は近ごろ女にとらわれた。恋人にとらわれたのなら、かえっておもしろいが、ほれられているんだか、ばかにされているんだか、こわがっていいんだか、さげすんでいいんだか、よすべきだか、続けべきだかわけのわからないとらわれ方である三四郎はいまいましくなった。そういう時は広田さんにかぎる。三十分ほど先生と相対していると心持ちが悠揚になる。女の一人や二人どうなってもかまわないと思う。実をいうと、三四郎が今夜出かけてきたのは七分方この意味である。  訪問理由の第三はだいぶ矛盾している。自分は美禰子に苦しんでいる。美禰子のそばに野々宮さんを置くとなお苦しんでくる。その野々宮さんにもっとも近いものはこの先生である。だから先生の所へ来ると、野々宮さんと美禰子との関係がおのずから明瞭になってくるだろうと思う。これが明瞭になりさえすれば、自分の態度も判然きめることができる。そのくせ二人の事をいまだかつて先生に聞いたことがない。今夜は一つ聞いてみようかしらと、心を動かした。 「野々宮さんは下宿なすったそうですね」 「ええ、下宿したそうです」 「家をもった者が、また下宿をしたら不便だろうと思いますが、野々宮さんはよく……」 「ええ、そんな事にはいっこう無頓着なほうでね。あの服装を見てもわかる。家庭的な人じゃない。その代り学問にかけると非常に神経質だ」 「当分ああやっておいでのつもりなんでしょうか」 「わからない。また突然家を持つかもしれない」 「奥さんでもお貰いになるお考えはないんでしょうか」 「あるかもしれない。いいのを周旋してやりたまえ」  三四郎苦笑いをして、よけいな事を言ったと思った。すると広田さんが、 「君はどうです」と聞いた。 「私は……」 「まだ早いですね。今から細君を持っちゃたいへんだ」 「国の者は勧めますが」 「国のだれが」 「母です」 「おっかさんのいうとおり持つ気になりますか」 「なかなかなりません」  広田さんは髭の下から歯を出して笑った。わりあいきれいな歯を持っている。三四郎はその時急になつかしい心持ちがした。けれどもそのなつかしさは美禰子を離れている。野々宮を離れている。三四郎の眼前の利害には超絶したなつかしさであった。三四郎はこれで、野々宮などの事を聞くのが恥ずかしい気がしだして、質問をやめてしまった。すると広田先生がまた話しだした。―― 「おっかさんのいうことはなるべく聞いてあげるがよい。近ごろの青年は我々時代青年と違って自我意識が強すぎていけない。我々の書生をしているころには、する事なす事一として他を離れたことはなかった。すべてが、君とか、親とか、国とか、社会とか、みんな他本位であった。それを一口にいうと教育を受けるものがことごとく偽善家であった。その偽善社会の変化で、とうとう張り通せなくなった結果、漸々自己本位思想行為の上に輸入すると、今度は我意識が非常に発展しすぎてしまった。昔の偽善家に対して、今は露悪家ばかりの状態にある。――君、露悪家という言葉を聞いたことがありますか」 「いいえ」 「今ぼくが即席に作った言葉だ。君もその露悪家の一人――だかどうだか、まあたぶんそうだろう。与次郎のごときにいたるとその最たるものだ。あの君の知ってる里見という女があるでしょう。あれも一種の露悪家で、それから野々宮の妹ね、あれはまた、あれなりに露悪家だから面白い。昔は殿様と親父だけが露悪家ですんでいたが、今日では各自同等の権利で露悪家になりたがる。もっとも悪い事でもなんでもない。臭いものの蓋をとれば肥桶で、見事な形式をはぐとたいていは露悪になるのは知れ切っている。形式だけ見事だって面倒なばかりだから、みんな節約して木地だけで用を足している。はなはだ痛快である。天醜爛漫としている。ところがこの爛漫が度を越すと、露悪家同志がお互いに不便を感じてくる。その不便がだんだん高じて極端に達した時利他主義がまた復活する。それがまた形式に流れて腐敗するとまた利己主義に帰参する。つまり際限はない。我々はそういうふうにして暮らしてゆくものと思えばさしつかえない。そうしてゆくうちに進歩する。英国を見たまえ。この両主義が昔からうまく平衡がとれている。だから動かない。だから進歩しない。イブセンも出なければニイチェも出ない。気の毒なものだ。自分だけは得意のようだが、はたから見れば堅くなって、化石しかかっている。……」  三四郎は内心感心したようなものの、話がそれてとんだところへ曲がって、曲がりなりに太くなってゆくので、少し驚いていた。すると広田さんもようやく気がついた。 「いったい何を話していたのかな」 「結婚の事です」 「結婚?」 「ええ、私が母の言うことを聞いて……」 「うん、そうそう。なるべくおっかさんの言うことを聞かなければいけない」と言ってにこにこしている。まるで子供に対するようである三四郎はべつに腹も立たなかった。 「我々が露悪家なのは、いいですが、先生時代の人が偽善なのは、どういう意味ですか」 「君、人から親切にされて愉快ですか」 「ええ、まあ愉快です」 「きっと? ぼくはそうでない、たいへん親切にされて不愉快な事がある」 「どんな場合ですか」 「形式だけは親切にかなっている。しかし親切自身目的でない場合」 「そんな場合があるでしょうか」 「君、元日におめでとうと言われて、じっさいおめでたい気がしますか」 「そりゃ……」 「しないだろう。それと同じく腹をかかえて笑うだの、ころげかえって笑うだのというやつに、一人だってじっさい笑ってるやつはない。親切もそのとおり。お役目に親切をしてくれるのがある。ぼくが学校教師をしているようなものでね。実際の目的は衣食にあるんだから、生徒から見たらさだめて不愉快だろう。これに反して与次郎のごときは露悪党領袖だけに、たびたびぼくに迷惑をかけて、始末におえぬいたずら者だが、悪気がない。可愛らしいところがある。ちょうどアメリカ人金銭に対して露骨なのと一般だ。それ自身目的である。それ自身目的である行為ほど正直なものはなくって、正直ほど厭味のないものはないんだから、万事正直に出られないような我々時代の、こむずかしい教育を受けたものはみんな気障だ」  ここまでの理屈三四郎にもわかっている。けれども三四郎にとって、目下痛切な問題は、だいたいにわたっての理屈ではない。実際に交渉のある、ある格段な相手が、正直か正直でないかを知りたいのである三四郎は腹の中で美禰子の自分に対する素振をもう一ぺん考えてみた。ところが気障か気障でないかほとんど判断ができない。三四郎自分感受性人一倍鈍いのではなかろうかと疑いだした。  その時広田さんは急にうんと言って、何か思い出したようである。 「うん、まだある。この二十世紀になってから妙なのが流行る。利他本位の内容を利己本位でみたすというむずかしいやり口なんだが、君そんな人に出会ったですか」 「どんなのです」 「ほかの言葉でいうと、偽善を行うに露悪をもってする。まだわからないだろうな。ちと説明し方が悪いようだ。――昔の偽善家はね、なんでも人によく思われたいが先に立つんでしょう。ところがその反対で、人の感触を害するために、わざわざ偽善をやる。横から見ても縦から見ても、相手には偽善しか思われないようにしむけてゆく。相手はむろんいやな心持ちがする。そこで本人の目的は達せられる。偽善偽善そのままで先方に通用させようとする正直なところが露悪家の特色で、しかも表面上の行為言語あくまでも善に違いないから、――そら、二位一体というようなことになる。この方法を巧妙に用いる者が近来だいぶふえてきたようだ。きわめて神経の鋭敏になった文明人種が、もっと優美に露悪家になろうとすると、これがいちばんいい方法になる。血を出さなければ人が殺せないというのはずいぶん野蛮な話だからな君、だんだん流行らなくなる」  広田先生の話し方は、ちょうど案内者が古戦場説明するようなもので、実際を遠くからながめた地位にみずからを置いている。それがすこぶる楽天の趣がある。あたか教場講義を聞くと一般の感を起こさせる。しか三四郎にはこたえた。念頭に美禰子という女があって、この理論をすぐ適用できるからである三四郎は頭の中にこの標準を置いて、美禰子のすべてを測ってみた。しかし測り切れないところがたいへんある。先生は口を閉じて、例のごとく鼻から哲学の煙を吐き始めた。  ところへ玄関足音がした。案内も乞わず廊下伝いにはいって来る。たちまち与次郎書斎入口にすわって、 「原口さんがおいでになりました」と言う。ただ今帰りましたという挨拶を省いている。わざと省いたのかもしれない。三四郎にはぞんざいな目礼をしたばかりですぐに出ていった。  与次郎と敷居ぎわですれ違って、原口さんがはいって来た。原口さんはフランス式の髭をはやして、頭を五分刈にした、脂肪の多い男である。野々宮さんより年が二つ三つ上に見える。広田先生よりずっときれいな和服を着ている。 「やあ、しばらく。今まで佐々木が家へ来ていてね。いっしょに飯を食ったり何かして――それから、とうとう引っ張り出されて……」とだいぶ楽天的な口調であるそばにいるとしぜん陽気になるような声を出す。三四郎原口という名前を聞いた時から、おおかたあの画工だろうと思っていた。それにしても与次郎交際家だ。たいていな先輩とはみんな知合いになっているからえらいと感心して堅くなった。三四郎は年長者の前へ出ると堅くなる。九州流の教育を受けた結果だと自分では解釈している。  やがて主人が原口に紹介してくれる。三四郎は丁寧に頭を下げた。向こうは軽く会釈した。三四郎それから黙って二人の談話を承っていた。  原口さんはまず用談から片づけると言って、近いうちに会をするから出てくれと頼んでいる。会員と名のつくほどのりっぱなものはこしらえないつもりだが、通知を出すものは、文学者とか芸術家とか、大学教授とか、わずかな人数にかぎっておくからさしつかえはない。しかもたいてい知り合いのあいだだから形式はまったく不必要である目的はただおおぜい寄って晩餐を食う。それから文芸有益談話を交換する。そんなものである。  広田先生一口「出よう」と言った。用事はそれで済んでしまった。用事はそれで済んでしまったが、それから後の原口さんと広田先生の会話がすこぶるおもしろかった。  広田先生が「君近ごろ何をしているかね」と原口さんに聞くと、原口さんがこんな事を言う。 「やっぱり一中節稽古している。もう五つほど上げた。花紅葉吉原八景だの、小稲半兵衛唐崎心中だのってなかなかおもしろいのがあるよ。君も少しやってみないかもっともありゃ、あまり大きな声を出しちゃいけないんだってね。本来四畳半の座敷にかぎったものだそうだ。ところがぼくがこのとおり大きな声だろう。それに節回しがあれでなかなか込み入っているんで、どうしてもうまくいかん。こんだ一つやるから聞いてくれたまえ」  広田先生は笑っていた。すると原口さんは続きをこういうふうに述べた。 「それでもぼくはまだいいんだが、里見恭助ときたら、まるで形無しだからね。どういうものかしらん。妹はあんなに器用だのに。このあいだはとうとう降参して、もう歌はやめる、その代り何か楽器を習おうと言いだしたところが、馬鹿囃子をお習いなさらいかと勧めた者があってね。大笑いさ」 「そりゃ本当かい」 「本当とも。現に里見がぼくに、君がやるならやってもいいと言ったくらいだもの。あれで馬鹿囃子には八通り囃し方があるんだそうだ」 「君、やっちゃどうだ。あれなら普通人間にでもできそうだ」 「いや馬鹿囃子はいやだ。それよりか鼓が打ってみたくってね。なぜだか鼓の音を聞いていると、まったく二十世紀の気がしなくなるからいい。どうして今の世にああ間が抜けていられるだろうと思うと、それだけでたいへんな薬になる。いくらぼくがのん気でも、鼓の音のような絵はとてもかけないから」 「かこうともしないんじゃないか」 「かけないんだもの。今の東京にいる者に悠揚な絵ができるものか。もっとも絵にもかぎるまいけれども。――絵といえば、このあい大学運動会へ行って、里見と野々宮さんの妹のカリカチュアーをかいてやろうと思ったら、とうとう逃げられてしまった。こんだ一つ本当の肖像画をかい展覧会にでも出そうかと思って」 「だれの」 「里見の妹の。どうも普通日本の女の顔は歌麿式や何かばかりで、西洋の画布にはうつりが悪くっていけないが、あの女や野々宮さんはいい。両方ともに絵になる。あの女が団扇をかざして、木立をうしろに、明るい方を向いているところを等身に写してみようかしらと思っている。西洋の扇は厭味でいけないが、日本団扇は新しくっておもしろいだろう。とにかくはやくしないとだめだ。いまに嫁にでもいかれようものなら、そうこっちの自由いかなくなるかもしれないから」  三四郎は多大な興味をもって原口の話を聞いていた。ことに美禰子が団扇をかざしている構図は非常な感動を三四郎に与えた。不思議因縁が二人の間に存在しているのではないかと思うほどであった。すると広田先生が、「そんな図はそうおもしろいこともないじゃないか」と無遠慮な事を言いだした。 「でも当人希望なんだもの団扇をかざしているところは、どうでしょうと言うから、すこぶる妙でしょうと言って承知したのさ。なに、悪い図どりではないよ。かきようにもよるが」 「あんまり美しくかくと、結婚の申込みが多くなって困るぜ」 「ハハハじゃ中ぐらいにかいておこう。結婚といえば、あの女も、もう嫁にゆく時期だね。どうだろう、どこかいい口はないだろうか。里見にも頼まれているんだが」 「君もらっちゃどうだ」 「ぼくか。ぼくでよければもらうが、どうもあの女には信用がなくってね」 「なぜ」 「原口さんは洋行する時にはたいへんな気込みで、わざわざ鰹節を買い込んで、これでパリー下宿に籠城するなんて大いばりだったが、パリーへ着くやいなや、たちまち豹変したそうですねって笑うんだから始末がわるい。おおかた兄からでも聞いたんだろう」 「あの女は自分の行きたい所でなくっちゃ行きっこない。勧めたってだめだ。好きな人があるまで独身で置くがいい」 「まったく西洋流だね。もっともこれからの女はみんなそうなるんだから、それもよかろう」  それから二人の間に長い絵画談があった。三四郎広田先生西洋の画工の名をたくさん知っているのに驚いた。帰るとき勝手口で下駄を捜していると、先生梯子段の下へ来て「おい佐々木ちょっと降りて来い」と言っていた。  戸外は寒い。空は高く晴れて、どこから露が降るかと思うくらいである。手が着物にさわると、さわった所だけがひやりとする。人通りの少ない小路を二、三度折れたり曲がったりしてゆくうちに、突然辻占屋に会った。大きな丸い提灯をつけて、腰から下をまっ赤にしている。三四郎は辻占が買ってみたくなった。しかしあえて買わなかった。杉垣に羽織の肩が触れるほどに、赤い提灯をよけて通した。しばらくして、暗い所をはすに抜けると、追分の通りへ出た。角に

https://anond.hatelabo.jp/20241001205100

2024-09-27

anond:20240924164210

他所と比べるとマシみたいな面はあるけど、先頭集団を突っ走ってるんだからそんな気概じゃずるずる中位に行く

まだどこも成功してない問題チャレンジするべきだと思う。例えば少子化

元増の言うとおり家族否定してやたらに利己に走らせたのはよくなかった

子供を産んで家庭を築く話になると、はてなーはやたら「社会への利益のために自分の快適を犠牲にするのは全体主義的」みたいに拒絶反応するけど

例えば環境問題なんかではそんな極端なスタンス取らないじゃん。なんで家族主義だけこうなる

2024-09-21

anond:20240920173224

ほんこれ。 業界トップ利己的行動取ったら市場は下手したら崩壊して、普段言ってるコンプラどうなんねんって話やから

2024-09-18

anond:20240918133829

太田啓子の反論書面

「 【傷松】 仁藤夢乃氏が大恥をかいた苦しすぎる 被害者仕草が即バレした模様wwww」

タイヤ代と交換費用合計で 『132 7282円を税金から横領成功はいアウトーwwwww」

もしもし? ポリスメン? もしもし? 納めた税金が盗まれてるんです、 早く来てポリスメ ン!?」 「ぼくの納めた税金かえしてええええ!!」

「これ以外の領収書とか は一切ありませんこれだけです!!」

「クソワロタ どうせバレへんのや って調子こいちゃったね 運が悪かったねそこで俺が調べてわはははは はははは なんだこれ わはははははははははははははは なんだこれ」

あははははははは 金返せ」 等といった罵詈雑言は到底正当化されない。

反訴原告が 「自分趣味を守る」という不正利己的な動機に基づい て訴外Colaboを誹謗中傷したこと事実であり、この点を考慮すれば、 反訴原告の支持者たちが 「アノン」と表現されることは、 社会通念上 受忍限度を超えない。

よって、 反訴原告の主張は失当である



判決

「暇アノン」という表現については、支持・ 同調対象とされた原告についても、陰謀論であるなどの漠然的な印象を与える可能性は否定できない。 しかし、その引用元である本件特集では、「だんだん見えてきたけど、立憲民主 党の一部にだいたい繋がるんだよ、あと共産党の一部この二つすら食い物にする “ナニカ”だよこれ、陰謀論とわらいてえよ俺だって」、「最終目的AV撲滅で はなくて日本支配です」等の原告投稿(甲18の15、6) が指摘されており、 それらを含む 「ナニカ」に関する原告の一連の見解の内容 (甲1617)に鑑み ると、それが陰謀論に属するという見方が、批判的な言論として許容される範囲を 逸脱するとまではいえない。加えて、そもそもこれらの原告投稿を含めたCol aboに関する疑惑等を呈する見解が、いずれも公開の場で展開されていることか らすると、他者から、それらの見解合理性や論拠の正当性等に関する批判反論 を受けることも、言論性質上、相当の程度において受忍されるべきものである

2024-09-13

繊細さんの行動原理

ちょっと前、所属していた趣味コミュニティとある繊細さんが加入したことゆっくり活動ブレーキが掛かり、ついに事実上解散状態になった。

その顛末については本人に伝わると良くないので書かない。

そういう内容を期待しているひとはこれ以上読む必要はない。

ただ繊細さんを間近で目撃して、なんとか活動を盛り返せないかと色々努力してコミュニケーションをとってみた(無駄だったけど…)経験から、繊細さんの行動原理何となく分かってきたので書いておこうと思う。

行動原理は単純で「繊細さんは常に命の危機を感じている人間である」ということ。

この前提が分かっていれば、いろいろな行動に説明が付く。

命の危険に瀕した人間、例えば船で遭難した人間が仲間の死体を食べる、あるいは殺して食べることは罪ではあるが理解はできると思う。

命の危機を感じている人間が、公平性や遵法性をいったん棚上げして利己的に行動することはごく自然なことだ。

繊細でない人間は命の危機を感じていないので、他人の行動にどの程度干渉するかは多少の個人差はあってもある種のフェアネスに基づいて判断している。

多少自分不快であっても、客観的に見て相手の行動に自分干渉するのは不適切である判断すれば、その不快は受け入れる。

しかし繊細さんとは常に喉元にナイフを突きつけられて生活している人間なので、その不快を少しでも受け入れればそれは即ち死を意味する。

そのため公平性を踏み越えてでも自分不快排除しようとする。というか、そうせざるを得ない。

最初、まだ行動原理理解していなかったころは繊細さんのことを傲慢人間だと思っていた。

でもどうやらそうではなく、死との距離が近いひとなんだということが分かった。

また、繊細さんは自らが弱者であるという強い信念を持っている。

当然だ。常にナイフを喉元に突き付けられているのだから主観的には、それはそれは圧倒的な弱者だろう。

大した上下関係もない緩い趣味コミュニティの中であっても、その意識は変わらない。

圧倒的弱者なのだから配慮をされなければ生きてはいけない。

配慮されることは特別扱いなのではなく、生存のための大前提なのだ

から常に配慮されている「べき」で、それが無いということは加害されているのと同義である

この意識にも最初は戸惑った。何しろ向こうはお客さんでもなければこちらも仕事でやってる訳ではないのに、当然のように特別扱い要求されるのだ。

そして繊細さんは生存のための武器として、態度や間接的な言葉他人コントロールする術に長けている。

その技術は彼、彼女が唯一持ちうる武器であり、命綱であり、呼吸をするようにほとんど無意識に使っている手足でもある。

繊細さんのコミュニケーションは常に前提として「被害者たる自分」が置かれており、そのため、相対した人間自由自在加害者に変えることが出来る。

そして何より厄介なことに、このような行動に「相手を陥れよう」だとか「自分が優位に立とう」という意識は、一切無い。

上記説明した通り、これらの行動は生存のための命綱に過ぎないので、罪の意識も無ければ、相手自由を奪っているということに気付くこともない。

繊細さんからしたら自分被害者であり、相手加害者であることは決定事項であり、覆ることのない真実なのだ

例え、客観的に見て言いがかりだとしても、目の前の人間から加害者扱いされて平気な人間はあまりいない。

まして、そんな思いをしてまで趣味コミュニティを維持しようと思う人もいない。

繊細さんを除いてこっそり再結成すればいいと思われるかもしれないが、万が一そのことが相手に知られたらと思うと、気が重い。

我々はもうすでに、あの人が恐ろしくなっている。

さて、そんなわけで私の所属していたコミュニティは緩やかに死を迎えた。

私の経験から言えることはひとつ

コミュニティに繊細さんが入ってきたとき自分が善人でいたいなら、そのコミュニティのことは諦めろ。

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