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はてなキーワード: 放浪とは

2025-03-01

anond:20250301204827

バックパック放浪とかやってたワイルドイケメンの知人がそれに当てはまってて悔しい思いをした

2025-02-25

anond:20250224234718

はえ

氷河期から海外を30年放浪して中国日本企業中国人つかうんか

すげーバイタリティーやなあ

2025-02-20

最近毎日走ってる聖遺物ルート

地域個数走り方補足
1ナタ ソトズ島5奥の4つは5時repop ムアラニバイトで段差ショトカ
2ナタ 燼火焼尽の地7放浪者で箱2→チャスカで重機3→落下で2
3シカ・ナタ神像12チャスカ走りで神像周り、飛んで下,ムアラニ放浪
4ナタ シトラリ家最寄8終始ムアラニ
5稲妻 たたら北東砲台6チャスカで滑降
6稲妻 セイライ北ボートP3二箇所目の奥はハズレ
7稲妻 越石村神像5中段の3+地下2だけ取る
8稲妻 セイライ丸20道中のファデュイ拠点は手前箱からチャスカで高度ジャスト
船内入って右奥取ったらチャスカで柵越
ラスト機関室は1Fの箱を少し踏み上げから飛行上昇
9稲妻 浅瀬神社3ムアラニで木の根っこから猫へダイブ
10フォンテ 自然哲学学院92箇所目はバイトか飛行でショトカ、壁は飛行後ジャンプ4回で行ければ成功
11フォンテ ペトリ地下城東3放浪者で机上着地すると「座る」誤爆しにくい
12メール ヴィシュッダ辺土神像6放浪者でクローバー上1取って櫓前の草地に下りたらそのまま浮遊すると2,3も取れて4に直線で行ける高度
旅団サークルは0~6時方向の3つだけ取って切り上げる
13メール かつヴァナ神像4右手の岩壁を踏んだらチャスカずり上がりで一息にいける、5時repop
14メール すぐ下のWP建物81手前まではチャスカ、屋内は取らない,荷車の持ち手を避ける
15メール 秘儀聖殿28大部屋の2F飛行渡りはチャスカダッシュなら余裕、放浪者だと切れ際再ダッシュの飛距離延長技が必要
最後の左奥部屋の3は放浪者が段差無視できて楽

PTのこり1枠は千織、なければ昼夜移動天賦もち

5時repop地点はサブルートに再利用できる

このゲームは餌が足りなすぎなんで9分でエキス7.5個分取れるのは旨い

ちなみに自分はムアラニ1凸なのでチャスカとムアラニで移動スキルほぼ繋がる(1回ダッシュ挟めばCT明ける程度)

一時停止や段差越えできる快適さゆえ無凸夜蘭よりムアラニを優先して採用してる、かわいい

1凸夜蘭の人は夜蘭でいいと思うがランナー3人いるならムアラニ採用してみるのもアリだと思う

瑞希おもしろい走破性能してるけど特に足が疾いわけじゃないからどうかな

より詳細なルートYouTubeの「おとり【原神やりたい】」氏の動画参照

順番は直感的になるようちょっと弄ってある

anond:20250220020334

エリック・ホッファーの方がかっくいい(小並感)し、増田向けだよん

 

氏はまったく学校へは行かず、複数言語(ドイツ語ラテン語ほか)・化学物理学鉱物学、数学地理学植物学など様々な学問を独学(図書館)で修めるだけの才能を持ちながら、

炭鉱夫・日雇い労働者季節労働者として放浪して何十年と働いて、

40歳になってようやく留まるようになっても、沖仲仕(おきなかし。船と陸の荷物の積み込みとかする港湾労働者)やって、

縁あって大学教授の得ても、沖仲仕仕事も65歳まで続けた

 

肉体労働とは無縁で、ただ頭だけで何事も理解した気になる知識人に対して、ホッファーは一貫して辛辣批判を投げかけてた

 ここで、私が知識人という言葉で何をさしているのかを述べておきたい。私のいう知識人とは、自分教育のある少数派の一員であり世の中のできごとに方向と形を与える神殿権利を持っていると思っている人たちである知識人であるためには、良い教育を受けているとか特に知的であるとかの必要はない。教育のあるエリートの一員だという感情こそが問題なのである

 知識人は傾聴してもらいたいのである。彼は教えたいのであり、重要視されたいのである知識人にとっては、自由であるよりも、重要視されることの方が大切なのであり、無視されるくらいならむしろ迫害を望むのである

 

これが本物ハードボイルドよね。アキ・カウリスマキ監督作品も割とこれ感じる、カッケー

 

世捨て人になることなく、他者との関わりのなかに生きながら、他者干渉しようとはしないこと。誰かを貶めるのでも、誰かに認めてもらうのでもなく、自らの価値自分自身によって証明すること。それこそが、ホッファーの考えた「真に生きる」ことであり、「すべてが可能であると感じる」ための唯一の生き方だったのかもしれない。

 

教えることのいかがわしさ:エリック・ホッファー田中淳訳『波止場日記――労働思索』(みすず書房、2014) - うろたどな

https://urotado.hatenablog.com/entry/20190904/1567530695

2025-02-06

anond:20250206184015

降りる駅を決めずに何するために電車に乗るんだ?目的地があるだろ?

それとも放浪旅でも楽しんでるのか?

anond:20250202225436

筋肉の萎縮(atrophy)の影響を改善(ameliorate)するために、ハリソン博士はこれまで慣れ親しんだ区域(precinct)を離れ、運動ニューロン(motor neuron)の変性に関する最新の知見を同化(assimilate)しようとしました。彼は、地域に固有(endemic)な問題によって進歩が制約(constricted)され、住民の信頼に深い塹壕(trench)のような傷跡を残しているために、不安を和らげよう(allay)と試みました。新しい実験室の角張った(angular)デザインは、【訂正: (旧: hydrolysis ⇒ 新: advanced engineering principles)】の原理に基づいて設計されており、以前の大失敗(debacle)かつ取り返しのつかない(irremediable)実験社会的(societal)信頼を揺るがせたのと、はっきりと対照を成していました。研究センターの豪華な(opulent)ホールでは、批評家たちがその頑丈な(stout)かつ二元的な(binary研究モデル信用失墜(discredit)させようとし、進歩に対する巨石(boulder)のような障害として、Australopithecus africanus のような遺物を引き合いに出し、成果を【訂正: (旧: circumvent ⇒ 新: avoid)】しようとしました。彼らはあらゆる細部を徹底的に調査(scour)し、些細な惨事(fiasco)すらも、細胞における異常な胎生(viviparity)や、放浪的(vagrant)な実験手法の【訂正: (旧: abstinence ⇒ 新: avoidance)】の証拠にしようとしたのです。

プロジェクト革新的感覚器官(sense organ)—時に憂鬱(morose)に見える、しかアイデア洞窟(cavern)のような存在—は、最も親しみやすい(congenial)人物さえも【訂正: (旧: agitate ⇒ 新: stimulate)】する力を持っていました。理論を支持する大量の(copious)データが集まり始め、支持の流れが引いて(ebb)いく中、噂がその型破りな(atypical)アプローチを【訂正: (旧: topple ⇒ 新: undermine)】し、さらなる自由度(leeway)を狭めようとする兆候が見えました。複数専門家は、もし研究者が熱意が衰える(wane)中も安全規則に【訂正: (旧: contravene ⇒ 新: violate)】ならば、実験装置内の対流(convection)によるエネルギーが新たな発見を【訂正: (旧: entice ⇒ 新: attract)】と仮定(postulate)しましたが、その効果は、まるで山の尾根(ridge)に沿うような【訂正: (旧: indefinite ⇒ 新: uncertain)】挑戦によって試されることになりました。

過去の失敗の真の犯人(culprit)は無表情(impassive)に存在し、証拠個別の(discreteものでしたが、その提示方法はあまりにも平然(nonchalant)としていたため、やがてその重要性が消散(dissipate)してしまうかませんでした。新たに設計された装置のシャーシ(chassis)に付けられたキャプション(caption)は、チームが大胆なアイデアに【訂正: (旧: acquiesce ⇒ 新: follow)】好機となりました。たとえそれらが一部の人々には【訂正: (旧: inane ⇒ 新: meaningless)】に思われたとしても、彼らはこの研究政府命令fiat)によって【訂正: (旧: gratify ⇒ 新: fulfill)】ためのものであり、批評家を【訂正: (旧: engaging ⇒ 新: attract)】ためのおとり(decoy)であると主張(allege)しました。それにもかかわらず、当局は誤りを【訂正: (旧: fumigate ⇒ 新: rectify)】するためのプロトコル公布(promulgate)することに躊躇せず、その姿勢は偽情報専制政治(tyranny)に対抗するための最後の手段(recourse)として、科学系譜lineage)を守るためのものでした。

また、隠された影響力を粉砕(shatter)する決意のもと、委員会は憂慮する市民から正式な嘆願(petition)を【訂正: (旧: complement ⇒ 新: supplement)】する形で受け入れ、まるで【訂正: (旧: vocal cords ⇒ 新: voices)】が一つになって医療不正の災厄(scourge)に立ち向かうかのようでした。厳しい戒告(admonition)とともに、学際的なチームを溶接(weld)して結成し、この旅路(odyssey)の感動的な瞬間(poignancy)を取り戻し、真実への容赦ない(ruthless)取り組みを【訂正: (旧: typify ⇒ 新: embody)】することを決意しました。たとえ浮浪者(vagabond)のような批評家が、既存事実に対する否定(negation)を唱え、支持者の決意を青ざめさせ【訂正: (旧: blanch ⇒ 新: dishearten)】ようと試みても、委員会発見の【訂正: (旧: navel ⇒ 新: core)】のような明確な(unequivocal洞察をもたらす【訂正: (旧: fetch ⇒ 新: yield)】ことを約束し、その知識を新たに授ける【訂正: (旧: bestow ⇒ 新: impart)】意志を示しました。一部の人々は懐疑論研究を【訂正: (旧: stab ⇒ 新: impugn)】一方、代替理論を抑圧する(stifle)ことに気が進まない【訂正: (旧: loath ⇒ 新: reluctant)】と主張しましたが、学界での【訂正: (旧: hypertension ⇒ 新: tension)】の高まり現代研究公理(axiom)となり、付随する(collateral)リスク現実のものとなりました。狡猾なイタチ(weasel)のような手法でさえ、違法密輸品(contraband)実験に対する懸念を和らげる(assuage)ことはできませんでした。代わりに、チームは古いアイデアと新しい理論との間の深淵(chasm)を埋めるための骨の折れる(strenuous)取り組みを開始し、その一歩一歩が【訂正: (旧: notch ⇒ 新: milestone)】となり、乳酸(lactic acid研究の記録に刻まれていきました。用心深い(circumspect)分析共謀collusion)への断固たる拒否は、彼らの自然カリスマ性(charisma)を一層際立たせる結果となったのです。

2025-02-02

筋肉の萎縮(atrophy)の影響を改善(ameliorate)するために、ハリソン博士はこれまで慣れ親しんだ区域(precinct)を離れ、運動ニューロン(motor neuron)の変性に関する最新の知見を同化(assimilate)しようとしました。彼は、地域に固有(endemic)な問題によって進歩が制約(constricted)され、住民の信頼に深い塹壕(trench)のような傷跡を残しているために、不安を和らげよう(allay)と試みました。新しい実験室の角張った(angular)デザインは、加水分解(hydrolysis)の原理に基づいて設計されており、以前の大失敗(debacle)かつ取り返しのつかない(irremediable)実験社会的(societal)信頼を揺るがせたのと、はっきりと対照を成していました。研究センターの豪華な(opulent)ホールでは、批評家たちがその頑丈な(stout)かつ二元的な(binary研究モデル信用失墜(discredit)させようとし、進歩に対する巨石(boulder)のような障害として、Australopithecus africanus のような遺物を引き合いに出し、成果を回避(circumvent)しようとしました。彼らはあらゆる細部を徹底的に調査(scour)し、些細な惨事(fiasco)すらも、細胞における異常な胎生(viviparity)や、放浪的(vagrant)な実験手法回避(abstinence)の証拠にしようとしたのです。

プロジェクト革新的感覚器官(sense organ)—時に憂鬱(morose)に見える、しかアイデア洞窟(cavern)のような存在—は、最も親しみやすい(congenial)人物さえもかき立てる(agitate)力を持っていました。理論を支持する大量の(copious)データが集まり始め、支持の流れが引いて(ebb)いく中、噂がその型破りな(atypical)アプローチを打倒(topple)し、さらなる自由度(leeway)を狭めようとする兆候が見えました。複数専門家は、もし研究者が熱意が衰える(wane)中も安全規則違反しない(contravene)ならば、実験装置内の対流(convection)によるエネルギーが新たな発見を呼び寄せる(entice)と仮定(postulate)しましたが、その効果は、まるで山の尾根(ridge)に沿うような不確定な(indefinite)挑戦によって試されることになりました。

過去の失敗の真の犯人(culprit)は無表情(impassive)に存在し、証拠個別の(discreteものでしたが、その提示方法はあまりにも平然(nonchalant)としていたため、やがてその重要性が消散(dissipate)してしまうかもしれませんでした。新たに設計された装置のシャーシ(chassis)に付けられたキャプション(caption)は、チームが大胆なアイデアに従う(acquiesce)好機となりました。たとえそれらが一部の人々には無意味(inane)に思われたとしても、彼らはこの研究政府命令fiat)によって満足させる(gratify)ためのものであり、批評家を引きつける(engaging)ためのおとり(decoy)であると主張(allege)しました。それにもかかわらず、当局は誤りを燻蒸消毒(fumigate)するためのプロトコル公布(promulgate)することに躊躇せず、その姿勢は偽情報専制政治(tyranny)に対抗するための最後の手段(recourse)として、科学系譜lineage)を守るためのものでした。

また、隠された影響力を粉砕(shatter)する決意のもと、委員会は憂慮する市民から正式な嘆願(petition)を補完(complement)する形で受け入れ、まるで声帯vocal cords)が一つになって医療不正の災厄(scourge)に立ち向かうかのようでした。厳しい戒告(admonition)とともに、学際的なチームを溶接(weld)して結成し、この旅路(odyssey)の感動的な瞬間(poignancy)を取り戻し、真実への容赦ない(ruthless)取り組みを体現(typify)することを決意しました。たとえ浮浪者(vagabond)のような批評家が、既存事実に対する否定(negation)を唱え、支持者の決意を青ざめさせ(blanch)ようと試みても、委員会発見の中心(navel)のような明確な(unequivocal洞察をもたらす(fetch)ことを約束し、その知識を新たに授ける(bestow)意志を示しました。一部の人々は懐疑論研究を刺す(stab)一方、代替理論を抑圧する(stifle)ことに気が進まない(loath)と主張しましたが、学界での高血圧(hypertension)の高まり現代研究公理(axiom)となり、付随する(collateral)リスク現実のものとなりました。狡猾なイタチ(weasel)のような手法でさえ、違法密輸品(contraband)実験に対する懸念を和らげる(assuage)ことはできませんでした。代わりに、チームは古いアイデアと新しい理論との間の深淵(chasm)を埋めるための骨の折れる(strenuous)取り組みを開始し、その一歩一歩が刻印(notch)となり、乳酸(lactic acid研究の記録に刻まれていきました。用心深い(circumspect)分析共謀collusion)への断固たる拒否は、彼らの自然カリスマ性(charisma)を一層際立たせる結果となったのです。

2025-01-21

金曜から海灯祭がはじまるッ!!

それに先んじて今夜19時から若山詩音(原神のすがた)が実装されるッ!!

今日はその天賦本を集める日だッ!!

「勤労」の哲学ッ!

なお!!俺の辞書に「勤労」の文字はないッ!!

ゆえに石を買うなどインポッシボォ!!

なぜか2倍石はすでにないッ!!2倍はタダみたいなもんだからァ!!定価は無理よォ!!

それゆえ星4狙いで回すなど言語道断ッ!!

アルレッキーノもクロリンデも無凸確保済み!!もういらぬヮ!!

まりまかり間違って星5が早めに出ようものなら!!

天井カウントが戻ることでミズキちゃんを逃すこと必至!

計画を貫き後半ガチャは一切回さぬ覚悟必要!!

――――

でも次は確定天井じゃない――すり抜けを見越して――

――少しは回してみてもいいんじゃないか?――

確変がはじまる73連目まであと45回は0.6%外し続けるチャンスがある――

しかも2回すり抜けたあとの3回目の正直でマーヴィカ迎えた直後――

ゆえに明光は発動しないフェーズにいる――

今はすり抜ける公算が高い(50%)――

――――いやだめだ――ここは踏ん張れ――

無事45回外し続ける確率は76%しかない――

落ち着け――初診を思い出せ――

2倍石が尽きた微課金にとって星4チキンレース禁忌――

しかも風ガールだ――相性が悪い――

お前のアカウント放浪実装時120連してもファルザン先輩1人しか引けなかった垢だぞ――

 

でもぅンェィはゃさιぃ。。。

ランヤンちゃん無料配布。。。

無凸でι゛ゎι゛ゎそだてゅカラネ。。。

2025-01-11

日本へようこそエルフさん。」の主人公破綻なく成立させる方法

今季からTBSで「日本へようこそエルフさん。」というなろう系ラノベ原作アニメが始まっているんだけど、主人公の現世のスペックが一番のファンタジーと言われている。

「25歳・都心高級マンション住まいマイカー持ち・ホワイトカラー」30年ぐらい前のトレンディドラマ主人公のようなスペックで、ここまでならギリ現実でも有り得なくもないのだが「ノー残業主義」という設定でどうしてもファンタジー感が出てしまう。「底辺社畜過労死異世界転生」というよくある設定よりもファンタジー感が強くなってしまっている。

東京都内の25歳男性会社員の平均年数は470万。手取り月収で25万円〜30万前後。実現するには倍ぐらいの年収がほしいところ。

そこで主人公の設定を少しだけいじって、ありそうな感じにしてみる。

※一部ネタバレあるため閲覧注意

ノー残業主義を変えてみる

会社員」という大枠は変えず具体的に若くても高年収属性にしてみる。

例えば「商社マン」「広告代理店」「外資系金融コンサル」など。これなら20代でも高年収で(いわゆるヤンエグ)、押上近辺の高級マンションマイカー持ちの生活ができる。

ただしこれらの職業日本でもトップクラスの高稼働で、おそらく時間外労働100時間年中出張転勤とか当たり前の世界だろう。

そうなると「ノー残業帰宅して弁当作って即就寝」という生活不可能となる。

職業を変えてみる

20代会社員となると優雅生活を支える年収は難しい。ということで職業を変えてみよう。

例えば「Youtuber」「芸能人」「会社経営者」「フリーランスエンジニア」「投資家」など。「医師」なども考えられるが、25歳だと研修医可能性が高くそこまでの年収は望めない。

これらの職業なら家賃自動車関連費用を経費計上(一部)できるので、押上近辺の高級マンションマイカー持ちの生活ができる。

問題優雅生活をするにはそれなりに成功していなければならず(それこそ家や車で節税しないといけないぐらい)、19時就寝生活ができるかどうかが微妙なところだ。

それこそ上記ヤンエグビジネスマンと変わらない稼働時間になりそう。25歳の年収1000万のフリーランスエンジニアなんてかなり限られそうだが(10年ぐらい前のmizchi氏?)

あと芸能人Youtuber美少女エルフ同棲しているとなると、文春砲的な何かが起こりそうでそれはそれで不穏である

住居・自動車を変えてみる

主人公押上近辺の高級マンション高層階1LDKに居住していると思われるが、この条件だと家賃は19万円前後

更に駐車場代が3万円となり家賃自動車関連費用保険車検含む)で25万円を超える。

1K/ワンルームならば9万円代に抑えられる。それでもまだ高いが、築年数や設備等で妥協すれば5万円代も見えてくる。スカイツリーから大分遠くなりそうだが。

車はこの際諦めよう。仮に車種を軽自動車にしても駐車場代は下がらない。スカイツリー近辺で駐車場代を抑えるのはかなり困難だ。そもそも車ではなく地下鉄バスタクシーで移動がデフォ地域である

実現可能性は見えてきたが、アニメの絵面はしょぼくなりそう。

住所を変えてみる

押上やその周辺地域都心回帰の流れを受けて、近年家賃不動産価格も高騰している地域である主人公が住んでいるマンション新築で購入しようとしたらおそらく1億円ぐらいになるだろう。

この際押上を諦めよう。都内家賃を抑えたところで、車を持つのは難しい。東京湾岸部は同様の家賃で、山手線沿線も高い。郊外を見てみよう。

都心から比較的近い練馬ならどうか。1LDK家賃13万で駐車場1.8万。まだ高い。立川もそれほど変わらない。八王子も1LDKは意外と高い。横浜も高い。

神奈川埼玉千葉ターミナル駅都心アクセスの良い駅だと家賃は高い傾向にある。駐車場も高い。

一方で守谷取手など茨城県まで行けば1LDK家賃7万円台で駐車場代も数千円、あるいは無料というところもある。

埼玉県内でも飯能所沢なら家賃比較的抑えられる。東京でも青梅あたりなら同様の家賃通勤もドアトゥドアで1時間前後

ただ「窓を開けたらスカイツリー」みたいな絵は作れなくなる。代わりにキャンプ家庭菜園でもやればいいかマンションじゃなくて空き家を借りよう。もはや違うアニメ、「郊外エルフ」と名付けよう。

副業させてみる

本業収入だけだと厳しいなら副業ならどうか?職業を変えるのところで出てきたYoutuberフリーランスエンジニア副業でやるのはどうか?

ただ高い家賃自動車経費を賄うにはそれなりに稼働する必要があり、結局19時就寝生活不可能になる。

年齢を変えてみる

25歳という若者からファンタジー感が強い。よし、年齢を上げてみよう…。

東京都男性35歳で680万、45歳でも720万。東京都民、稼いでますな。このぐらい稼がないと都内で暮らせないというのもありそうだが(都内通勤者の多くがが郊外に住んでいる)。

ただ「適正家賃上限は手取りの1/3」という条件から行くと、仮に月収40万円だとしても家賃13万円が上限でとても押上の高級マンションには住めないし、ましてや車も無理。

年齢を上げたうえで勤務先または職業を変えるか副業する必要があり、もはや主人公が完全別人となり別アニメになってしまう。

実家を変えてみる

最初アニメを見たとき「ノー残業25歳でこれか、実家が太いのかな?」と思ったけど、調べてみたら主人公ネグレクトを受けていて祖父母に育てられた設定だった。

なので「両親が資産家で、居住しているマンション実家の持ち家。または家賃実家負担している」という設定に変えてみる。

ラノベ高校生がやたら家賃高そうなマンション一人暮らししている場合はだいたいこれ。雪ノ下雪乃方式である現実でも松井ケムリがこれなので意外と実現可能性は高い。

あるいはいっそのこと実家住まいにしてはどうか?押上実家の1室に住む25歳エリートサラリーマン。意外と行けそう?年齢的にもこどおじに当たらず悲惨にはならない。

問題主人公の設定が大幅に変わり、物語の展開が変わってしまうところか。実家美少女エルフ連れ込むとか流石に無理だろうし。

世界」を変えてみる

そもそもラノベ原作アニメなんだから、「主人公の住んでいる日本現実日本である必要はない。エルフを現世に召喚しているわけだし。

考えられるのは

要は「デフレと低成長で物価が上がらない」か「インフレと高成長で賃金が上がっている」のいずれか。

現実現在日本は、物価上昇に賃金上昇が追いつかないスタグフレーション状態。40年の間に歴史的分岐点がこれだけある。

一見するとファンタジー的に妥当方法に見えるが、もはや歴史改変SFとなってしまジャンルが変わってしまう。

異世界交易」をしてみる。(1/12追記)

一晩寝て思いついた。現世で格安で手に入り異世界で高く売れそうなもの転売する手段

今季やっている「アラフォー男の異世界通販」や「とんでもスキル異世界放浪メシ」、「佐々木ピーちゃん」「老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます」などなろう系ではメジャー資金獲得手段だ。

弁当お茶を枕元に置いて就寝すれば異世界に持っていけるのだから、小荷物ぐらいは持っていけそうだ。あの異世界一般的なナーロッパならば、胡椒砂糖、茶葉やタバコあたりが有望か?向こうの通貨に換金後に貴金属を購入し、現世で再度換金すればいい。

ただすでに1話目で「異世界の物品を現世に持ち込めない」ような描写がある。一緒につれてきてしまったエルフさんは全裸だった。

原作未読なのでそういう設定があるか不明だが「現世と同じく、持ってきたいものを枕元に置けば物品も持ち込める」というふうにすれば可能か。

難点があるとすれば税務処理。異世界から得た収入を無申告にしておくと税務調査が来そうだし(こいつ年収の割にやたら散在してるなって税務署に目をつけられそう)そもそも納税証明がないとあの高級マンション賃貸審査が通りそうにない。

かといって雑所得で申告するには金額が大きいし、事業所得にするには「なんの事業?」となる。そもそも貴金属を定期的に買取業者に持ち込んでいる時点で、反社会的な何かを疑われそうである

異世界食堂や佐々木ピーちゃんでは異世界からの売上はすべて異世界で使っていた。

現世でもアルバイトを雇って小口で換金しつつ、フリマアプリファンティアやskebなどを使って偽装的に売上にするという手もあるけど、それは本物の反社がやっているマネーロンダリングなので垢BANされるか税務署警察がやってきそうである

結論

日常系ファンタジーアニメで色々考えるのは無粋」となりました。

というかこの手の日常系アニメ独身男性って、ボロアパート家賃高そうマンションかのどっちかになりがちなのよね。

練馬区1K、家賃7万」みたいなのはまり見かけない。

2025-01-06

ロック生き方ってどんなの?

AIに聞いたら単に迷惑な人だなぁと思ったんだけど、合ってる?

髪を奇抜に染める・刈り上げる

鮮やかなカラーモヒカンなど、自己表現のために見た目を大胆に変える。

タトゥーピアスを入れる

自分価値観アイデンティティを刻むために体に装飾を施す。

好きなファッションを貫く

派手なレザージャケットボロボロジーンズなど、流行に左右されず自分スタイルを貫く。

仕事を辞めて旅に出る

安定を捨て、自分探しや自由を求めて放浪の旅に出る。

家族や友人の反対を押し切って夢を追う

安定よりも情熱を優先し、自分の夢を叶えるために行動する。

無理なルール無視する

合理的校則職場ルールに反抗し、必要であれば破る。

権威に直接抗議する

政治家有名人に直接手紙を書く、あるいは公の場で批判する。

無許可イベントを開催する

ルールに縛られず、自由空間アート音楽イベントを作り上げる。

恋愛結婚観に縛られない

一般的恋愛観や結婚の形に縛られず、自分らしい愛の形を貫く。

もしかしてロック生き方って単なるダメ人間なの?

2025-01-02

理系池澤夏樹世界文学全集をほぼ全部読んだから五段階評価する②

【前】anond:20250102171528

1-07「ハワーズ・エンド」E・M・フォースター 吉田健一訳★★★★

人をたくさん知れば知るほど、代わりを見つけるのがやさしくなって、それがロンドンのような所に住んでいることの不幸なんじゃないかと思う。わたししまいには、どこかの場所わたしにとって一番大事になって死ぬんじゃないかという気がする。

続く三冊は二〇二一年頃の別のエントリで一度褒めている(anond:20210301080105 とか)。

この本は場所への執着や記憶をもとに二つの家族の話を物語っている。一時期なぜか「インドへの道」や「眺めのいい部屋」、それから天使も踏むを恐れるところ」を立て続けに読んだのだが、今になって振り返ると、なぜそんなに良いと感じたのかが、記憶からすっかり抜け落ちている。土地や家に対する執着やそれにまつわる因縁がどぎつくはないがちゃん表現されていたからかもしれない。漱石っぽいと日記に書いていたのだが、では漱石っぽさとは何なのかがよくわかっておらず、逆に漱石英文学っぽいのかもしれない(関係ないけど、夏目漱石を久し振りに読もうと思ってパラパラとめくっていたら、当時の知識人のひけらかしが今の大学生っぽくてなんだか恥ずかしくなってきた。あと、漱石長編って貨幣経済というか金の話ばっかりだけど、その萌芽って「坊ちゃん」で山嵐と金を受け取るか受け取らないかで意地の張り合いをしているところにある気がする)。

このエントリにしたって、自分過去の好みや性癖について書いてはいものの、ではなぜそんなに当時は好きだったのかが、いま一つ理解できなくなっていて、過去日記を読み返しても想起できないことが多々ある。もっときちんと日記感想文を記しておけばよかったかしかし、ある時期はまるで依存するかのように活字に触れていた。落ち着いて感想を書きとめる間もなく、浴びるように濫読していた。現実から目を背けるかのように書物に埋没していた。フィクションだったら何でもよかったのだろうか。そう思うと少し悲しいが、その濫読が今の感受性を作っているのかもしれない。

1-08「アフリカの日々/やし酒飲み」イサク・ディネセン 横山貞子訳/エイモス・チュツオーラ 土屋哲訳★★★★★/★★★★

イサク・ディネセン「アフリカの日々」は最高だった。とかく植民地としてのアフリカ収奪貧困という文脈から語られやすく、確かにそうなのだけれど、でも場所によってはコンゴ自由国ほど滅茶苦茶ではなかったし、では具体的にはどんな感じだったのかをこの本は見せてくれる。中にはこの著者のように、当時の人種的偏見という制約はあるにせよ、相手文化を知ろう、誠実であろうとしている人もいたのだろう。「ライ麦畑」でホールデン少年が褒めていたのもうなずける。

からと言って歴史正当化できるわけではないのだが、感情だけで歴史議論をしてはいけないし、知識がないのに印象だけで語るのはきっと同じくらい罪深い。当時生きてきた人たちの存在無視するわけだからね。黒人白人って軸も実はけっこう解像度が荒く、事物単純化を含んでおり、特定の側面はアメリカ合衆国特有だ。この著者はデンマーク人で直接の宗主国人間ではないし、アフリカにはインド系など様々な人々が暮らしている。

エイモス・チュツオーラ「やし酒飲み」は神話なのでツッコミ不要だしツッコミ不在だ。

世界神話を読んでいると、なぜか人類創造前なのにその辺におじいさんとおばあさんが住むんでいたりするし、天地開闢以前なのに山や川があるし、神様人間の違いがいい加減だったり、普通に変身能力があったりするし、この小説にも日本神話にもそうした側面がある。とはいえ神話ゴリゴリしたロジックを求めてもしょうがないのであり、「こうして今ある通りの世界社会が成り立っているのです」と語ることに意味があるのだろう。なお、アフリカ文学と聞くと個人的アチェベが最初に出てくるんだが、それとは別に祖父本棚から貰って来たアレックスヘイリールーツ」はまだ積んである

1-09「アブサロム、アブサロム!ウィリアム・フォークナー 篠田一士訳★★★★★

これは別の友人が薦めてくれた本。彼は「おっさんになると文学が読めなくなり、生物学歴史の本ばかり読むようになる」と言っていたが、本当にそう思う。和訳で二十巻くらいある「ファーブル昆虫記」とか数年前に読んだし。なお、熱量ヤバいのでこれ以外のフォークナーの本は読めていない。

語り手が複数おり、時系列バラバラなので(クンデラも星を五つ付けてた。自覚してなかったけど、僕ってこういう時系列シャッフルが好きなのかね?)、一見とっつきにくいのだが、情報を整理しながら読んでいくうちに、これはサトペンという男の一代記であるとわかる。肉体を鍛えてひたすらタフになり、若いころの屈辱に対して復讐するかのように、妄念によって偉大なる一族の祖になろうとした男だ。ひがみ、妬み、怒り、そうした感情を持った物語に僕はついつい引き込まれしまう。最初の妻に黒人の血が混じっていたと言って離縁し、別の妻と結婚した結果、それぞれの家系に不幸な子孫が生まれ続けていき、とうとう滅んでしまうのだが、それはサトペン貧困ゆえに受けた一つの屈辱からまれたのだと思うと、まったく救いがない。しかし、この熱量に負けて読んでしまった。

ただタフになりたいと言っている人間は、どこかで涙を流さないとマシーンになってしまう。村上春樹海辺のカフカ」を読むとわかる。

ところで、フォークナー日本を訪れて「私も敗戦国人間です」と言ったそうだ。胸を張って祖国を自慢するのにためらうような、この南部アイデンティティのことを、BLM運動燃え盛っている時に、思い出していた。

世代にわたる大河小説と言えば、最近学生時代から積んでいた北杜夫「楡家の人びと」を読み終えた。今になって読むと、これは経済的には恵まれているが機能不全を起こした家庭が崩壊していく話で、北杜夫尊敬していたトーマス・マンの「ブッデンブローク家の人びと」とはまた別の嫌な没落ものだった。どちらも、最後世代の一番情けのない甘えん坊で覇気のないやつに自分を重ねて読んだのである

全くの余談ではあるが、どうも自分は影響を受けやすいらしく、明治から昭和舞台にした小説を読むと、いつの間にか米国憎しみたいな気持ちがうっすらと育っていくので、無意識に影響を与える点ではSNSの悪意を持ったアルゴリズムは同じくらい怖い。

1-10アデンアラビア/名誉戦場ポール・ニザン 小野正嗣訳/ジャン・ルオー 北代美和子訳★★/★★

実はどちらも内容をほとんど覚えていない。

とはいえポール・ニザンアデンアラビアのように若い人間が、抽象的な何かを抱えて異国をさまよう話というのはそれだけでいいものだ。そこからしか得られない心の栄養がある。自分が何者になるかがまだわからない頃にしか書けない/読めないものがある。池澤夏樹のこの全集にもそういう話がいくつか納められている。

ジャン・ルオー名誉戦場過去大戦の傷跡がうっすらと書き込まれているらしいのだが、当時の僕にはまだ読み取れなかった。おじいちゃんヌーディストビーチのぞき散歩しに行ったエピソードしか覚えていない。

手に取った小説がとても長かったり、プロットが入り組んでいたり、暗喩がわかりづらかったりと、読むのに訓練がいるものだったりして、結局理解しきれないことがあるけれども、そうした文学を読む力(あらすじや登場人物やその関係性を記憶する力)を養うには、結局そういう本を気合で読み進めなければいけなんじゃないか文学案内や文学の読み解き方を勉強せず、裸一貫でドン・キホーテよろしく風車突撃していった僕なんかは、そう思うのである

1-11「鉄の時代J・M・クッツェー くぼたのぞみ訳★★

アパルトヘイト真っ盛りの南アフリカで、一人暮らしのおばあちゃんが(調べたらがん患者だった。記憶からすっかり抜け落ちていた)、黒人スラム街に紛れ込み、こうなったのは誰のせいだ、お前らのせいじゃないかイエスかノーかで答えろ、みたいに言われる話だ。大体クッツェーはこういう政治的な話が多い。

二分法はそもそもきじゃない。もともと自分は口下手で、話をしっかり聞いてもらいたい方であり、こちらの話を聞かずに一方的に話をされるのが嫌いだ(その場でうまく言い返せないからこうして延々と文章を書き綴っている癖がついてしまっている。とにかく僕は延々と気が済むまで言い訳を聞いてほしいし同情してほしい)。

正義である我々に味方しなければ、お前は悪に加担したことになる。似たようなことを米国SF大会で述べた人がいたね。個人的には、社会正義理屈としては正しいと思うけれども、好きか嫌いかと言われれば嫌いだ。この二つは全く異なる軸だ。お前は明日死ぬかもしれないというのは論理的には正しいが好きではない、というのにちょっとだけ似ている。まったく別の評価軸で、両者は重ならない。

うっすらした類似でいえば戦争責任にも似ている。「なぜ生まれる前のことに取りようがない責任を取らねばいかんのか?」ということでもある。あるいは、メンタルが弱っているのに、「あなた人生あなたしか責任が取れない」と言われ、ますますしんどくなるのにも似ている。どちらも「責任」が絡んでくる。誠意ってなんだろうね?

やっと納得できたのは、アイヌ民族議員である萱野茂がある本で書いていた「こうなったのはあなたのせいではないが、この状況をただす力をあなたは持っている」という趣旨言葉で、これは「責任」を「重荷」や「義務」や「罰」ではなく、「現状を少しでも良くするためのパワー」という肯定的言葉で語りなおしている。責任という言葉は、人によって使い方に若干のずれがあり、だから違和感があったのかもしれない。。

とはいえ、そこまで考えている人は少なく、九割の人は自分立場の都合しか主張しないし(ただし、そのパワーバランス民主主義機能している可能性はある)、それどころか自分とは違う属性を平気で差別している例も多々ある。被差別民女性を、女性障害者を、障害者外国人を、自己正当化する理屈と共に平気で見くだし、差別する例をすべて見て来たし、アラフォーになってしまった今でも、サリンジャーライ麦畑で捕まえて/キャッチャー・イン・ザ・ライ」のホールデン少年みたいに、多くの活動家安易SNSで「いいね」を押す人々を「あいつらはインチキだ!」と独善的糾弾してやりたい思いは消えない。他人言葉は信じられない。納得できるまで自分で考えるしかない。とはいえ、あらゆる憎悪も究極的には自分や身内が安全でいたいという素朴な願いから来ているので、相手批判しても全然解決しないんだろうな。

1-12アルトゥーロの島/モンテ・フェルモの丘の家 」エルサ・モラン中山エツコ訳/ナタリア・ギンズブルグ 須賀敦子訳★★★/★★★★★

この作品も一度褒めた。

エルサ・モランテ「アルトゥーロの島」は息子を放置して放浪を続ける主人公の父が、同じくらいの年頃の義母を連れて帰ってくるんだけど、主人公がその義母に対して屈折した気持ちを持ち続ける話だった。確か恋愛感情にはならなかった気がする。完全にネグレクトだし、主人公愛情というか思慕は義母ではなく実の父に向かっている。この父親のように感情表現できない、義務だけで動く男性キャラにひかれていた時期があったのだけれども(1/12追記:この父親義務で動いているわけじゃなくて、一般的義務で動くキャラって意味感情表現しないという部分だけが共通)、それは何でだったかはよくわからない。当時の自分がやらねばならないことで動いていたからかもしれないが、その結果として案の定心身の調子を崩した。父に対する巨大感情という意味ではエヴァンゲリオンじゃんという気もしないではない。あれにも同い年の「母」が出てくるし。シン・エヴァンゲリオンではちゃん父親内面が出てきたけど、この作品では記憶にある限りでは出てこない(何となくだが庵野秀明といい村上春樹といい、多くのクリエイターは親が世を去る頃になってやっと親を直接扱うようになる気がする)。

閑話休題、大体、やらなければならない義務を果たすのだけが行動原理になると、晩年に「この人生は一体何だったんだ」とカズオ・イシグロ日の名残り」のように嘆くことになる。カズオ・イシグロは長篇を全部読んで、「この作家別にそこまで好きじゃないな」って気づいたんだが、「日の名残り」は別格だ。

ナタリア・ギンズブルグ「モンテ・フェルモの丘の家」書簡体小説で、親しい友人のSNSでいうクラスタというか、友人の輪とその周辺のやり取りをずっと追い続けていて、近づいたり離れたりという感じが、人生のある側面を忠実に表現しているみたいで好きだった。ちょうど周囲で結婚ラッシュが起きたり、ちょっとした行き違いで不仲になる友人を見て来たころだったと記憶している。この人の作品は良くて、ずっと不機嫌なお父さんが出てくる「ある家族の会話」など何作か読んだ。

あと、須賀敦子いいよね。誠実な翻訳をする人の書く文章は、そもそも美しい。

続く。

理系池澤夏樹世界文学全集をほぼ全部読んだから五段階評価する①

1-01「オン・ザ・ロードジャック・ケルアック 青山南訳★★

確かこれが初めて読んだビートニック文学の一つだった。車でアメリカ大陸の各地を巡っては行き当たりばったりの旅をする話で終わりも尻切れトンボ、「なんだこりゃ」とひっくり返りながら読んだ。だが、こいつら一生そのまま放浪するんだろうなという感じがあっていい。ちなみに、これ以降も細部には触れないとはいえネタバレガンガンかましてくので嫌な人は読まないでほしい。あと、この文章は半ばが自分語りというか、酔っ払いが管を巻いているようなものだと思っていただきたい。そもそもこの感想だってほとんどが曖昧記憶と印象を頼りに書いているのであり、いたっていい加減なものだ。そもそも、僕は正規文学教育を受けていない、一介の理系アラフォーおっさん文学少年崩れに過ぎないのである

ところで、これを薦めてくれた友人は「ブローティガンを読むといい」と教えてくれた。文学サークル村上春樹世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の幻想パートをもとにした小説を書いていた僕に、その元ネタの一つだと言って手渡してくれたのが「西瓜糖の日々」だった。妙な世界なんだけれども向こうは完全に常識だと思っている語りがすごく好きだし、こちらの世界存在する物事がいくつか欠落しているのもなんだかいい。

なお、厳密には池澤夏樹文学全集ではなく文庫版で読んだのだけれど、訳者が同じだったのでここに記載する。そもそも全部順番に読んだわけじゃないしね。

1-02「楽園への道」マリオバルガス=リョサ 田村さと子訳★★★

年端もいかない少女同棲したり酒を飲んでだらしない生活をしたりするゴーギャンとその祖母過激派フェミニストの二人を主役に据えたお話。この二人が現実に同じ一族から出ているのがまず面白いのだが、自分が生きたいように生きたというかそういう風にしか生きられなかった点ではよく似ている。型どおりに生きられないのよね。

このゴーギャン祖母フローラトリスタンは、作中ではどこにでも出かけては結婚制度有害さで一席をぶったり、関係ないときにも社会改革の話をしたり、貴族の子弟が幼い少女の性を慰み者にしたと突然告発したりと、かなりアグレッシブな人のようにも書かれているのだが、当時の人権状況はそれ以上にヤバかったってのは頭の中に入れて置かないといけないし、彼女キャラは作中の誇張もあるだろう。余談だけど作中で言及されるフーリエ空想的社会主義って輪廻転生や数万年後の未来史を含んでいて結構オカルトっぽいのね。

1-03「存在の耐えられない軽さ」ミラン・クンデラ 西永良成訳★★★★★

タイトルがまずかっこいい。

プラハの春ソ連侵攻前後チェコ舞台にした四角関係小説なんだけれど、いろんな人の現実に向き合う態度が批評されている。その中で全体主義に埋もれてしま人間の弱点を指摘しているのだけれども、真摯というよりもどこか軽やかというかシニカルだ。ドイツことわざにいわく、「一回やっただけではやったことにならない」。しかし、人生は一度きり。さて、それでは本当に生きることってできるのか? 屁理屈のようだが、深刻な問いだ。

時系列が入り組んでいるし、作者がちょくちょく顔を出してスターリン収容所で死んだ息子とか関係なさそうな話をするもんだからちょっとややこしいんだけれど、浮気者外科医政治の嵐で一介の窓ふき職人として暮らしているっていう設定の恋愛劇、面白そうでしょ?

ちょくちょく出てくる作者の言葉、これは政治批判というよりも、人間の弱さや神の不在に対する諦念に近い。でも、例えば美しい理念に酔って自己満足に浸る「キッチュ」な態度をはじめとして、クンデラ作品でうまく言語化されていることは多い。個人的純文学は基礎研究だと思っていて、みんな知っているけれども名づけていない(しばしば望ましくない)感情名前を与えることがその役割の一つだ(余談だが、僕は政治的にはかなり左寄りなんだが、リベラルの人が正しさ競争というか、自分がどれだけアンテナ意識が高いかを鼻にかけてしまう瞬間に気づくことがあり、そんなときにたいそう居心地が悪いし、無数の人が実際に正しいかどうか自分の中で検討せずに「価値観アップデート」していくのがプロパガンダみたいですごく怖い。まず自分価値観内面をどうするかは完全に個人問題なのに、価値観思想にまで触れてこようとするのが見知らぬ他人ベタベタした手がどこからともなく伸びてくるみたいだし、何も考えずにアップデートした人たちはバックラッシュが起きたときに結局それに流されて、下手すりゃ前よりも悪化してしまうだろう。たぶんリベラリズムが好きでもリベラリストはそうでもないんだ。閑話休題)。

作者の顔が割と見えるというか、虚構虚構であると割り切っているところがあるのがクンデラメタフィクション風の長編なのだけれど、芥川龍之介の「煙草悪魔」を読んで以来、こういう語り口がすごく好きなのだ。そういうわけで、某創作講座でメタフィクションを書いたら「言い訳しながら小説を書くな」「このままでは一生成功はおぼつかない」とボロクソに貶されたことがある。悲しい。

あとは、登場人物普通にモテるので、そういうのが気に食わない人にはあまりおめしない(というか、クンデラ小説キャラってときおり人生における性的快楽の総量を最大化しようと行動している節がある)。僕がテレビドラマを見ないのもそれが理由だ。自分よりも顔のいい男がモテているのを、労働ですり減って帰って来たあとに見る気にはなれないし、ではモテていなければどうなるかと言えば、自分不器用な振る舞いを指差して笑っていると感じるのである笑。

それはさておいてクンデラ面白かったので何冊か買ったし、再読もした。

1-04「太平洋防波堤/愛人 ラマン/悲しみよ こんにちはマルグリット・デュラス 田中倫郎・清水徹訳/フランソワーズ・サガン 朝吹登水子訳★★/★★/★★

これは読むタイミングがあまりよくなかったなと感じている。というのも、この本を読んでから数年後に、経済的には困っていないか経済的には困っているのだけれども事態解決しようとしない自堕落貴族金持ちの話を読むのが猛烈に好きになった時期があるのだ。たぶん金に困らない奴がうだうだする話が好きになったのはプルースト失われた時を求めて」以来だ。「人間は暇になると恋愛遊戯に走るか、虚飾にまみれた儀礼を作るか、格付けや番付を作り始める」という趣旨磯田道史「殿さまの通信簿」か何かの記述を思い出す。あらすじを調べると、上の感想とはかなり懸け離れてるのだが、読んだ内容と心に残していくものは若干ずれているものだ。

1-05「巨匠とマルガリータミハイル・ブルガーコフ 水野忠夫訳★★★

この話は基本的には悪魔が魔術・幻術で社会をひっかきまわすドタバタなのだが、冒頭の首ちょんぱがお好きならハマる。背景のイエス・キリスト実在とか彼の処刑にかかわったピラトの救済とか(を描いた劇中劇)はわからなくてもいい。勢いがすごい。ブルガーコフはこういうドタバタが多い。強烈なのは犬の心臓」で、これは犬を手術で人間にしたらガラの悪い野郎になって人間権利侵害するようになるんだが、これはどう見ても革命に乗じてやりたい放題やっているならず者風刺である。「運命の卵」は確か放射線かなんかを当てた卵からかえった動物が巨大化して街を襲う怪獣大行進である

自分悪魔の話が好きだ。ゲーテファウスト」のように際限なく願いを叶えるのも好きだし、アシモフ小悪魔アザゼル18の物語」のように、悪魔契約を忠実に守るが穴があり、うまくいか皮肉な結果になったりするのも好きだ。こういうアイロニーというか、破滅運命を避けようとして逆にドツボにハマるのは、ギリシア神話シェイクスピアマクベス」なんかでも見られ、好物だ。

昨今の情勢からロシア文学が好きだとは言いづらいのだが、自分はまちがいなくロシア文学に命を救われている。ドストエフスキーの、激重感情で身が今にもはち切れそうな人々や、自分狂気を強烈な理性で押さえつけてはいものの今にもバランスを崩してしまいそうな人々の存在が、自分のことを受け入れることのできなかった二十代の自分を救ってくれていた。世界平和が訪れたら、サンクトペテルブルク流れる白夜のネヴァ川沿いを歩いてみたい。……とここまで書いて気づいたのだが、ブルガーコフキー出身ゴーゴリと同じくウクライナ文学に分類されるじゃないか! 知識が古いままだとうかつなことが言えない。

1-06「暗夜/戦争の悲しみ」残雪 近藤直子訳/バオ・ニン 井川一久訳★★★/★★

残雪「暗夜」カフカが好きな僕は楽しんだ。基本的に何かが欠落したよくわからない世界で、よくわからない理由翻弄される人間の話が好きだ。これは偏見だが、共産圏映画を含めてこういう不条理作品がひたすらうまい現実が同じくらい不条理からかもしれない。それが理由で、共産主義時代東欧文学映画にハマった時期がある。当時は自分の周りのあらゆることが不条理に感じられていたのだ。とはいえカフカのところでも述べるが、これだけ人が苦しんだということは胸が痛い。当時の僕は自分の悩みと痛みのことしか考えられず、不条理ものを求めて東欧に接近していたのである

バオ・ニン「戦争の悲しみ」はよくわからなかった。これを読んだのが二十歳を迎えるかどうかの頃で、戦争で傷ついた女性がなぜ相手かまわず性交渉を行うようになるかが作品から読み取れなかった。ただ、自分文学から女性の性について学ぼうとし始めた遠因かもしれない。なんで文学から学ぶんだよというツッコミはしないでほしい。他に学ぶルートが無かった。だから偏ったサンプルばかりで、ある程度バランスの取れた、ハッピーな性生活を送っている人はどうなのかが全然からない。だって極端な人じゃないとフィクションにするのって難しいからね。

続く。

2024-12-26

anond:20241226183924

まりGATE転移で、戦国長嶋巨人軍召喚ってこと?

あるいは、ネトオク男の楽しい異世界貿易転移で、とんでもスキル異世界放浪メシが召喚

なるほど。

用語の適切はともかくとして、この軸で分類するのもおもしろいかも。

2024-12-17

冒険者試練・進化を全部一気にやった

けっこう楽しかったな

こういう会話の必要すら生まれないほどユルい協力というかみんなで点稼ぐだけのマルチは癒やされるわ

今回初出のやつだとシュヴルーズ狙撃タワーディフェンスが一番よかったな

一番難しかったのは放浪者の弾幕避けゲーかな

でも俺がアスレチックミニゲームで一番面白いと思ったのは初期に一回だけやってたウーバーイーツなんだよ

かにあの水場に触れちゃダメとか衝撃や被弾ダメかいう細かい条件がありつついかに早いルート探すかっていう試行錯誤ゲーは

操作性の悪いスマホ勢がキレるのは分かるがPCでやるタイムアタックゲーとしては結構しかったんだよ

2024-12-04

Androidビルド環境が作れなくて3日くらい設定の荒野放浪してる

生成AIに聞いても記事見ても全然解決しない

先が見えねえ

趣味なので気楽なのが救い

2024-11-02

anond:20241102205637

一般人の認識

ガンダム安室とシャーがたたかう話

エヴァパチンコ

マクロス:歌う

ギアス:知らん

ボトムズアストラギウス銀河を二分するギルガメスバララント陣営は互いに軍を形成し、もはや開戦の理由など誰もわからなくなった銀河規模の戦争を100年間継続していた。その“百年戦争”の末期、ギルガメス軍の一兵士だった主人公キリコ・キュービィー」は、味方の基地を強襲するという不可解な作戦に参加させられる。作戦中、キリコは「素体」と呼ばれるギルガメス軍最高機密を目にしたため軍から追われる身となり、町から町へ、星から星へと幾多の「戦場」を放浪する。

その逃走と戦いの中で、陰謀の闇を突きとめ、やがては自身の出生に関わる更なる謎の核心に迫っていく。

2024-10-23

anond:20241022205339

重要度なら「放浪騎士エルツリグナーの冒険」入れないわけにはいかんだろう、ほんの1ページの雑誌記事でおそらく実際にはプレイしてない仮想リプレイだが日本初のTRPGリプレイ

2024-09-23

おとくなキィ

参考動画文字でまとめつつ若干補足したもの

  1. スキルは空中で使うと飛距離が伸びる(ジャンプからの短押しが便利)
  2. 空中長押しで射角上限を狙うともっと伸びる(平地では長押し中に着地判定にならないよう、ダッシュジャンプから素早くやるか高低差利用)
  3. [ナタ限] 1回目のスキルで移動中に2回目のスキルで射角上限を狙うとほぼ真上に飛ぶ(飛距離は出ない)
  4. [ナタ限] ↑の2回目スキル前に空中通攻撃を挟むことで正常にかなりの飛距離を出せる
  5. [ナタ限] キィニチで真上に移動したいならキャラ自分側に向けてスキル、通常、スキル長押し射角上限とすると良い(櫓や山の王の住処のような】【状の地形を楽に登れる)
  6. スキル滞空中に壁に張り付くと1回アハウが引き上げ(以後🐲)てくれる
  7. 中通常の直後も引き上げてくれる、↑と合わせて2回🐲可能
  8. [ナタ限] 応用。ナタでは壁張り付き放浪からの夜魂トランス🐲通常🐲スキル🐲通常🐲で4回引き上げてもらい相当高い崖も登れる
  9. 空中スキル長押し中はスタミナを回復できる
  10. 断崖から踏み外した瞬間にスキル真下に縄を飛ばして素早く着地できるシビアらしいがPC版では再現できなかったので座標バグかも
  11. スキル使用後4秒程度は落下ダメージを受けない。検証の結果、スキル後5.0秒未満が安全圏、ただしムアラニ同様怪しいときは着地前に通常を挟めばOKで、そこから5.0秒間もおそらくノーダメ。これで群玉閣からも(落下攻撃使わずに)ノーダメ着地可能
  12. 長押しで暴発防止できる。近くの敵をタゲらず移動したい時用
  13. スキルCT中に夜魂トランスで出場してもCTなので何もできんニチになる
  14. なんちゃら砲は短押し時の標準溜めモーションより長押しの最速リリースの方が素早く打てるが、手動エイムなので外すリスクあり(アクションガチ勢向け)

2024-09-19

なぜジョージアロシア追随に動いたか

キーワードは「一貫して右派民族主義」 「ウクライナの第二戦線回避

ジョージア(旧グルジア)はソ連から独立したグルジア人主導の国家である

当然ながら多民族国家であるものの、民族主義の影響が強く少数民族オセット人とアブハジア人は中央政府から弾圧に反発して独立と同時に武装蜂起し、現在実効支配が及んでいない。

1993年には国際連合グルジア監視団(UNOMIG)の国連平和維持部隊派兵されている。

その後もオセット人自治州南オセチアソ連時代からグルジア共産党距離のある地域で100年以上融和できていない)では電気水道を止められるなどしていた。

2008年ジョージアのサーカシヴィリ政権南オセチアとUNOMIGの警察活動攻撃した。

ロシア人に死者が出たこからロシア軍が介入し、5日間で首都攻撃され、和平し戦争終結した。

ここら辺で反ロシア感情一時的に強まったものの、そもそも「米英に踊らされて戦争に突っ込んでしかも負けた」という批判も強く、民族右派割れていた。

以降の流れ



ここまでの流れでグルジア民族主義者の100人に99人はサーカシヴィリを米英の犬扱いするようになり、

サーカシヴィリ一派を復権させることでウクライナ戦争の第二戦線コーカサス地方に作られるのではないか?と安全保障上の懸念が生まれた。

親米派ですら今アメリカと接近するには危ないという見解が強まり西側価値観距離を置かれているのであった。

2024-09-08

2023年に僕が見ていたアニメ特撮作品一覧(暫定)

anond:20201008200533

anond:20240908223842

の続きです。

2023年に僕が見ていたアニメ一覧

タイトル一覧

AIの遺電子

青のオーケストラ

アリスギアアイギス Expansion

アルスの巨獣

アンダーニンジャ

アンデッドアンラック

アンデッドガール・マーダーファルス

イジらないで、長瀞さん 2nd Attack

異世界召喚は二度目です

異世界チート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する〜レベルアップは人生を変えた〜

異世界ワンターンキル姉さん 〜姉同伴の異世界生活はじめました〜

犬になったら好きな人に拾われた。

ヴィンランド・サガ

ウマ娘 プリティーダービー Season 3

英雄王、武を極めるため転生す 〜そして、世界最強の見習い騎士♀〜

英雄教室

EDENS ZERO

江戸前エルフ

MFゴースト

王様ランキング 勇気の宝箱

オーバーテイク!

大雪海のカイナ

推しの子】 (アニメ)

お嬢番犬くん

おとなりに銀河

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件

お兄ちゃんおしまい!

解雇された暗黒兵士(30代)のスローセカンドライフ

かぐや様は告らせたい-ファーストキッスは終わらない-

陰の実力者になりたくて! 2nd season

彼女、お借りしま

彼女公爵邸に行った理由

カノジョ彼女

神無き世界カミサマ活動

ミエラ

鴨乃橋ロンの禁断推理

カワイスギクライシス

川越ボーイズ・シング

帰還者の魔法特別です

機動戦士ガンダム 水星魔女

キボウノチカラ〜オトナプリキュア'23

君のことが大大大大大好きな100人彼女

君は放課後インソムニア

鬼滅の刃 刀鍛冶の里編

キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース

吸血鬼すぐ死ぬ2

虚構推理 Season2

薬屋のひとりごと

くまクマベアーぱーんち!

経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。

攻略うぉんてっど!〜異世界救います!?〜

ゴールデンカムイ

この素晴らしい世界に爆焔を! (アニメ)

ゴブリンスレイヤーII

陰陽師異世界転生記

THE MARGINAL SERVICE

地獄

事情を知らない転校生がグイグイくる。

実は俺、最強でした?

自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮彷徨

死神坊ちゃんと黒メイド

SHY (漫画)

シャングリラフロンティア

16bitセンセーション ANOTHER LAYER

シュガーアップルフェアリーテイル

呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変

進撃の巨人 (アニメ)

真・進化の実〜知らないうちに勝ち組人生

SYNDUALITY Noir

スキップローファー

きな子めがねを忘れた

スパイ教室

SPY×FAMILY

聖剣学院魔剣使い

聖者無双サラリーマン異世界で生き残るために歩む道〜

聖女の魔力は万能です

葬送のフリーレン

ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜

ダークギャザリング

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIV 深章 厄災篇

ツルネ -つながりの一射-

ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説小林さん

ティムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー

でこぼこ魔女の親子事情

デッドマウント・デスプレイ

天国大魔境

てんぷる

とあるおっさんのVRMMO活動

東京リベンジャーズ

逃走中 グレートミッション

Dr.STONE NEW WORLD

トモちゃん女の子!

TRIGUN STAMPEDE

とんでもスキル異世界放浪メシ

七つの大罪 黙示録の四騎士

つの魔剣支配する

NieR:Automata Ver1.1a

贄姫と獣の王

ケモノたちの夜

BIRDIE WING -Golf Girls' Story-

HIGH CARD

はたらく魔王さま!!

Buddy Daddies

はめつのおうこく

範馬刃牙

ひきこまり吸血姫の悶々

悲劇元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。

ビックリメン

冰剣の魔術師世界を統べる

ひろがるスカイ!プリキュア

フェ~レンザイ -神さまの日常-

豚のレバーは加熱しろ

BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-

ブルバスター

文豪ストレイドッグス

便利屋斎藤さん、異世界に行く

冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた

暴食のベルセルク

ポーション頼みで生き延びます!

僕の心のヤバイやつ

僕らの雨いろプロトコル

ポケットモンスター (2023年アニメ)

ポケットモンスター めざせポケモンマスター

星屑テレパス

ホリミヤ -piece-

政宗くんのリベンジR

マッシュル-MASHLE-

魔法使いの嫁 SEASON2

ミギとダリ

MIX MEISEI STORY 2ND SEASON 〜二度目の夏、空の向こうへ〜

無職転生 II 〜異世界行ったら本気だす〜

女神カフェテラス

め組の大吾 救国のオレンジ

もういっぽん!

もののがたり

山田くんとLv999の恋をする

勇者が死んだ!

夢見る男子現実主義者

齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定

ライアーライアー (小説)

ライザのアトリエ 〜常闇の女王秘密の隠れ家〜

ラグナクリムゾン

REVENGER

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- (アニメ)

Lv1魔王ワンルーム勇者

六道悪女たち

ワールドダイスター

わたし幸せ結婚

ここから再放送

ヤッターマン

うる星やつら

キャッツ・アイ

機動戦士ガンダムSEED DESTINY

ここから特撮

ウルトラマン ニュージェネレーション スター

ウルトラマンブレーザー

去年の事なので比較最近ですね。

全体的に「見る前はそれほど期待していなかったのに見始めると滅茶苦茶ハマった」ダークホース的な作品が多かった気がします。

2024-08-25

anond:20240825055244

増田国会議事堂の前庭を放浪する。全裸で。時計塔がたってる。これ意味あんの。時計のために30mの石の塔がたっているのだ。わけがわからん。これ、誰も見てないし。昭和の日本はこの塔より高い建造物を建てることが許されていなかったということだ。まあわからんでもないな。いまにも倒れそうだ。ちょっと押したら倒れるんじゃないのか。尾崎の業績を記念して建てられた塔とのこと。ねえねえもしかしたらおれのほうが正しいかも知れないだろおれがこんな平和の中でおびえているけれど反戦反核いったいなにができるというのちいさな叫びが聞こえないこの街でこいびとは愛を語り合いおれは身をこにしてして働いている誰が誰を責められるこの生存競争かつために闘う人々を。と歌ってみる。全裸で。

2024-08-18

煮詰まる」はいかにして「結論が出る」という意味になったか

それでは夏休み自由研究を発表したいと思います

最初

現在のところ「煮詰まる」という言葉は、「議論交渉がまとまって結論が出る」という用法が正しいとされ、「議論が進まなくなって行き詰まる」という用法誤用であるとされている。「煮詰まる」という言葉がどのように用いられてきたのかに興味を持ったので、その変遷を辿っていこうと思う。ソースはだいたい国会図書館デジタルコレクションである

注意として、ここでは「煮詰まる」と「煮詰める」を区別して、「煮詰まる」の用例のみを追っていくこととする。現在においても「煮詰める」のほうには「行き詰まる」という用法はなさそうだからである

白樺派の例

調べてまず気付くのは武者小路実篤が「煮詰まる」を多用していたこである。そして同じく白樺派有島武郎長与善郎、その影響を受けたという岸田劉生木村荘八なども「煮詰まる」を用いている。まるで実篤から伝染したようである。それらは概ね「無駄な修飾を排して凝縮されている」あるいは「態度が一つに決まっていく」というような用法であり、いずれもポジティブ意味で使っているところが共通している。いくつかの例を挙げる。

大正10年 武者小路実篤自分脚本に就て』

僕は脚本はどうしても人間精神のあらわれである上に、煮つまったものであることを要求します。


大正10年 有島武郎『筆頭語』

心が二元的である間は、即ち或る機縁によって煮つまって一元的にならない間は、どこまでも二元なり多元なりの生活を押し通して行くがいいと思う。


大正11年 木村荘八『泰西名画家伝』

長官デリニのあやが「うまく」かかるもかからぬもなく、競技――即(すなわち)対抗の空気は忽ち煮つまるばかりであった。


大正13年 長与善郎『書斎より』

牛のよだれのようにだらだらした書きぶりがいかんのは問題にもならぬ事であるが、さればと云って何でも只無暗に簡潔に端折って書きさえすればいいと云う事を一つおぼえて、まるで電報文句のような言葉さえつかえば煮つまったいい文章だ、と思っている人の文章は又不自然な、とらわれた感じのするものである


昭和5年 岸田劉生演劇美論』

全体として、一つの美しさを出すけれど、旧劇の如く煮つまった味はなく、その美は甘く、低級である


白樺派以外の例

もちろん白樺派以外の用例も同時期にあった。意味的にはさまざまだが、ネガティブ用法も多かったようだ。

明治40年イヴィッド・パーリー『くらげ』

この説明には余程可笑しな点がある、で、僕は云った。

『じゃ、この国では、宗教煮詰まって了ったのですネ。』

もとは『The Scarlet Empire』というタイトルアメリカ小説である。原文は「It looks as if religion may correctly be said to have gone to seed, in this country.」となっており、「gone to seed」は「盛りを過ぎて衰える」という意味なので、つまりそういった意味で「煮詰まる」が使われていると考えられる。「加熱しすぎて水分が飛んでしまった」ようなイメージだろうか。

大正9年 ドストエフスキー白夜

私が余りに余計なことを喋舌り、私の心の中で長い間煮つまっていたことを必要もないのに述べ立てたことを、而もそれに就いては私は書いたものから読むように話すことが出来たのだ

こちらも翻訳書。英文は「I had unnecessarily described what had long been simmering in my heart」。「心の中でくすぶり続けていた」とか「ずっと感情が渦巻いていた」といったイメージか。

大正10年 岡本一平へぼ胡瓜』

何処かに法華宗があると見え、この熱気の世界の中へ煮詰まった声でお題目をいきみ出してる。

真夏暑い日に遠く法華宗お題目が聞こえてくる…という場面で、この「煮詰まった声」は「重苦しく絞り出している」ような印象を受ける。もの煮詰まったあとのドロドロとしたイメージだろうか。

大正12年 佐々木味津三『呪はしき生存

単にそれを考えるだけでも、彼は天地が煮つまるように感じていたたまらないような震撼を覚えた。

「居た堪らない」というので、世界が煮られて、そこにいられなくなるような感じだろうか。ぎゅっと狭窄するような感覚もあるかもしれない。

昭和2年歌舞伎 第三年第十三号』

森金之丞は正直にこれに答えるが、だんだん議場(公議所)の空気が煮つまって行き怒声、罵声騒然たる裡に第一場は閉じて行く。

議論が悪い方向に盛り上がってヒートアップしているという描写結論が出そうにないという点では現在の「誤用」のほうに近いか

昭和6年 大高巌『近代支那文学史上の先駆者

かるが故に自己生活を安泰ならせんが為には儼然として己れが階級城壁を固守しなくてはならない。科挙制度がそれだ。かかる試験制度採用することは一に権力者に反抗する意志学問の為に煮つまらせ、又一には士大夫階級思想擁護有為なる人材を作ることになる。

こちらは「集中させる」「浪費させる」ようなニュアンスか。

昭和9年 式場隆三郎バーナード・リーチ

高村光太郎は余り外に出ない。併し仕事は煮つまってきていると思う。暫らく作品を見ない。

この式場隆三郎白樺派との交流があったらしいが、「作品を見ない」ということは、ここでの用法は「行き詰まる」に近いのではないか

昭和10年 丸山幹治『黒頭巾を脱ぐ』

勿論コチコ官僚型で煮つまって、倒さにふっても水っ気もないような人ではなく、時代に対する感受性は強く、好んで人の長所認識する感服癖さえある。

こちらは「頭が固い」というような用法

昭和10年 ギュスターヴ・フローベールジョルジュ・サンドへの書簡

では左様なら。もう遅いのです。頭がまるで煮詰まりそうです。

翻訳書。英文は「Adieu, it is late, I have an aching head.」なので、普通に頭痛がすることを言っているのか、それとも「悩んで行き詰まっている」的な意味なのかはわからない。

戦後の例

戦前武者小路実篤を中心に、小説詩歌戯曲などの文学的文脈で使われることが多かった「煮詰まる」だが、戦後になると現在のような「議論交渉煮詰まる=結論が出る」といった用法が登場し、やがて支配的になっていったようだ。

それに関してわかりやすいのは「国会会議検索」で、戦前の「帝国議会会議検索」では「煮詰まる」はほとんどヒットしないが、国会会議録では1950年代あたりから見られるようになる。さらに用例を確認していくと1960年代から爆発的に増えていったようだ。労使交渉文脈が多いように思われるので、そのあたりをきっかけに流行りはじめたのかもしれない。

となると次に気になるのは「議論煮詰まる」=「行き詰まる」という用法がいつごろ確立されたのかということである。どうやって調べればよいか。たとえば「煮詰まってしまった」みたいな形だとネガティブ文脈で使われていそうだ。ということで検索してみよう。

昭和34年週刊現代

しか日本側は表面上は「朝鮮総連相手にせず」とその抗議を重視せず、裏では字句は修正せずとも運用面に幅をもたせるという妥協の動きに期待を寄せていた。それが、日赤相手にせざるをえない北朝鮮赤十字から真向に攻撃を受けたのだから問題は煮詰ってしまった。


昭和44年『先見経済

やはり人間災害にあってみないとなかなかわからないもので、そういったことで安堵感を持っている。しかしジワジワと危機に瀕してきているわけで、そのとき判断をあやまると、残念ながら煮詰まってしまう。


昭和47年ミュージックライフ

ハイスクールからジュニアカレッジヘと進んだアリス達は2年間のカレッジライフ煮詰まってしまい、カリフォルニアに向かったのである


昭和50年キネマ旬報

その後の二本は結局むしかえしのドラマをやるしかなくて、無残な作品になってしまった

あれも、会社方針企画貧困の為せる業で、プロデューサー監督も完全に煮詰まってしまったんですよ


昭和51年レコード芸術

あい自由さが背景にあってのこの音楽じゃなくて、すごい煮詰まっちゃってて、つらいだろうなというところで出て来る音なんですね。


昭和53年スイングジャーナル

でも、いつか自分のやりたいことをやらないと苦しくなるというか煮詰まちゃうわけだよね。


昭和54年ジャズ批評

昔は、自分が何をやっていいかからなかった。やり過ぎると煮詰まってしまうし。


昭和56年週刊読売

「でも、仕事ばっかりしていると煮詰まちゃう」「煮詰まちゃうってのは、息詰まる、退屈する、スランプに陥るって意味なんです。」


昭和60年 毛利子来岡島治夫・末永蒼生『「体」発、宇宙へ』

たとえば原稿書いてて、もう煮詰まっちゃって、しょうがない、寝よう、横になると、ア、と思いついちゃう


昭和60年 チャールズ・シェフィールド放浪惑星

その問題ととっくんでいるうちにわたしの頭は煮詰まってしまい、あとをマッカンドリューにゆだねた。


昭和60年 松浦理英子いちばん長い午後』

実はそれは性的遊戯の一環ではなく、二人の交際煮詰まってしまったあげくのもがき合いであった。


結論が出る」用法と比べれば圧倒的に少ない。とはいえ1970年代くらいからは、日常語として「行き詰まる」的な用法もわりと広まっていそうな感じはする。というか「結論が出る」用法議論交渉文脈しか使えず、それ以外のときは「行き詰まる」用法になることが多かった、という感じではないか

ちなみに、この「行き詰まる」用法誤用として問題視されるようになったのは2000年ごろらしい。実際、Google Booksで「煮詰ま誤用」などと検索すると2000年以降の書籍しか引っかからない。

まとめ

といったところか。

煮詰まる」のコアイメージは「熱されることで水分がなくなっていき固形分だけが残る」というようなものであろう。

それをポジティブに捉えると「余分なものが削ぎ落とされて本質がはっきりする」といった意味合いになり、ネガティブに捉えると「瑞々しいものが失われて停滞する」といった意味合いになる。たとえば「議論」にポジティブイメージ適用すると「論点が整理されて結論がはっきりする」になり、「思考」にネガティブイメージ適用すると「新しいアイディアが生まれなくなり行き詰まる」になるわけだ。

もともとの料理としては「美味しくするために煮詰める」ことも「熱しすぎて煮詰まってしまう」こともあるわけで、どちらのイメージで使うのも自然感覚である。当初から煮詰まる」は多義的比喩表現だったのだから、「これが唯一正しい用法なのだ」などとはあまり気にしなくていいのではないだろうか。

発表は以上となります。ご清聴ありがとうございました。

2024-08-10

anond:20240809212549

王族だけど革命で追われて天才プログラマーになって放浪の旅とかいう、なろう系でもあり得ない人生を地で行くナージャベリみたいなやつがいからイラン人優秀説は信じてしまいそうになる。

核開発疑惑をかけられてるから精密機器輸出入を止められて、経済制裁もくらって、なのに科学論文で上位に食い込むのはなかなかすごい。

2024-07-09

ショコラトリーパスカル・ル・ガック 東京 赤坂

東京放浪してて

 なんかおらの村にはねえ面構えの店だなあ

 冷やかしと資料写真撮らせてもらお

 と思って入ったあと外あつい

・オッホッホうまい

 思わず微笑みが溢れる

・なんかセブンエクレアとちがう

 もはや別のお菓子じゃん…

 味がふけえ…

 皮もなんかい意味でごわごわしてておいし…

 クリームの濃厚すぎて

 エクレア1個でおなかいっぱいになる

 すごい…

東京っておいしい(パキれる)食べ物

 そこらじゅうにあってすごいなあ

・ただイートイン、パティシエさんが視界の

 端に映るんじゃ…

 美味しいスマイルが恥ずかしくてできん!

 斜に構えてまうわ

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