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2025-12-09

anond:20251209222831

船って車両保険みたいに保険ないの?

事故災害その他理由わずで失ったら出るとかないんかな

anond:20251209084927

オルカン日本除く)のところは、初心者ちゃんと伝わらないので微妙リスク意味すら理解してない層向けに練り直した方がええよ。

あと将来日本以外で働くことになったらリスク分散の前提が簡単に崩れるシナリオお勧めする理由あるの?余計なこと言わずオルカンすすめときゃええやろ。

なぜ韓国映画日本エロゲと同じ衰退の道を辿ったのか

ポストの内容は、韓国映画界の急激な浮き沈みを嘆くもので、「アジア初のアカデミー作品賞受賞(『パラサイト 半地下の家族2020年から数年で業界全体が危機状態に陥るなんて想像もつかない」というニュアンスです。実際、2025年現在韓国映画産業は深刻な低迷期を迎えていて、劇場興行収入パンデミック前の2019年の13.8億ドル(約1.91兆ウォンから2024年は8.61億ドル(約1.19兆ウォン、38%減)まで落ち込み、2025年上期の観客数は前年比でさらに22%減少しています。<grok:render card_id="3c436b" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argument name="citation_id">14</argument>

</grok:render> これが「こうなった」理由を、複数の要因から説明します。主にCOVID-19後の影響、投資の停滞、ストリーミングの台頭などが絡み合っています

### 1. **COVID-19の長期的な打撃とバックログの枯渇**

- パンデミック2020年興行収入が急落(3.69億ドル、73%減)し、劇場閉鎖や外出自粛で観客が激減。韓国人の年間映画館訪問数は世界トップの4回から2.54回に半減しました。<grok:render card_id="e919e6" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argument name="citation_id">14</argument>

</grok:render>

- 当時は制作中の「貯蔵フィルム」(パンデミックで公開延期された作品)が2022-2024年に大量投入され、年間35本以上の韓国映画が公開されましたが、これが尽きかけています2025年大手投資配給会社の予定本数は10-14本と激減(前年の35本から大幅減)。2026年には本格的な「コンテンツ枯渇」が予想され、劇場過去最高の228本のリバイバル上映に頼っています。<grok:render card_id="ff91fe" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argument name="citation_id">13</argument>

</grok:render>

- 結果、2024年の37本の商業映画のうち、投資回収できたのはわず10本。1,000万枚以上の大ヒット作がなく、3,000万人観客を突破する作品もほぼゼロです。

### 2. **投資の凍結と業界エコシステム崩壊**

- 興行不振配給会社収益2019年の5.68億ドルから2023年の3.16億ドルに減少し、外部投資家が撤退制作費の高騰(ストリーミング作品への人材流出俳優スタッフ給与が上昇)も拍車をかけ、ミッドバジェット映画の緑灯が減っています。<grok:render card_id="eee1c7" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argument name="citation_id">14</argument>

</grok:render><grok:render card_id="d95dbd" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argument name="citation_id">13</argument>

</grok:render>

- 投資サイクル(企画から公開まで2-3年)が遅れているため、2021-2022年投資凍結が今頃直撃。2025年の公開予定が少なく、業界全体の「悪循環」(低収益投資減→低予算→質低下→さらに低収益)が加速しています。<grok:render card_id="48d7f8" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argument name="citation_id">13</argument>

</grok:render>

### 3. **ストリーミングの台頭と視聴習慣の変化**

- NetflixやDisney+などのグローバルプラットフォーム国内のTving・Wavveなどが人材を吸い上げ、映画からドラマシリーズ制作シフト監督俳優の「ブレイン・ドレイン」が起き、映画界のクリエイティブ力が弱体化。<grok:render card_id="117b82" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argument name="citation_id">14</argument>

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<argument name="citation_id">9</argument>

</grok:render>

- 観客も自宅視聴(Netflixモーテル配信など)に移行。劇場文化の衰退を象徴するように、2025年カンヌ映画祭韓国映画10年以上ぶりに不在となりました。<grok:render card_id="93124d" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argument name="citation_id">9</argument>

</grok:render> パク・チャヌク監督は「劇場危機映画全体の危機だ」と指摘し、ストリーミング競争消費者緊縮がスランプの主因だと語っています。<grok:render card_id="c502d4" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argument name="citation_id">12</argument>

</grok:render>

### 4. **経済社会的な外部要因**

- 消費者側の「ベルト・タイトニング」(家計引き締め)で、娯楽費が削減。2025年上期の全国観客数は4,070万人(前年比37%減)と、2004年以来の年間1億人割れが目前です。<grok:render card_id="f81ce1" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argument name="citation_id">12</argument>

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- 劇場チェーン(Lotte Cinemas、Megabox、CJ-CGV)の合併・閉館が進み、スクリーン数が減少し、業界全体の収益基盤が揺らぎます。<grok:render card_id="ceec83" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argument name="citation_id">14</argument>

</grok:render>

パラサイト』の快挙で韓国映画世界的にブームを巻き起こしましたが、パンデミック後の回復が不十分で、構造的な問題が露呈した形です。業界政府の救済基金(1,400億ウォン規模)やクーポン発行、AI活用海外共同制作などの対策を求めていますが、回復には時間がかかりそうです。

チンパンジー配属」で騒ぐのはまだ素人永田町広告代理店に学ぶ猛獣多頭飼育」の極意と、教育現場の野生個体 Re: チンパンジーが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?

削除されてしまいましたが、​先日、スタートアップ界隈で話題になったQiitaアドベントカレンダー記事はお読みになられましたか

チンパンジーが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?』という、パンクタイトル記事でした。

​内容は、とあるスタートアップの開発チームに、社長鶴の一声(と投資家への忖度)で、文字通りの「チンパンジーパンジくん)」が配属されるというお話

記事では、マネージャーが奔走してパンジくんを隔離し、誰も傷つかずにハッピーエンドを迎える「成功ルート」が本線として描かれ、一方で、対応を間違えた場合の「失敗ルート(IF)」では、パンジくんが暴れて社員の指を食いちぎるというショッキングなバッドエンドも提示されました。

​「不適切で消されちゃったけど、チンパンジーが配属されてきたらどうマネジメントするか?の話、勉強になった。ただの匿名記事だと思ったら企業Blogだったのかww」

マネジメントしようなんて思わずにそっと転職準備を始めるよ…」

「消すと増える」(魚拓リンク

その不条理さに頭を抱え、あるいは共感した人々が見られました。

結論:檻に入れられ、燃やされるのは「パンピー」の方だ

しかし、かつて大学動物行動学を専攻し、チンパンジー社会構造研究してからこの人間社会というジャングルへ足を踏み入れた身として、あえて言わせてください。

「たった一頭のチンパンジーで大騒ぎするなんて、スタートアップ世界はなんと平和で、牧歌的なんだろう」

​この記事結論を、すべての前提として最初に書きます

猛獣チンパンジー)が檻に入るのではありません。

私たちパンピー(一般人)こそが檻に押し込められ、燃料としてくべられる。

それが、生物学的に見たこ社会におけるマネジメントの「正解」なのです。

​世の中には、元記事で「最悪のIF」として描かれた地獄絵図が、「日常デフォルト)」として機能している業界存在します。そう、永田町国会議員秘書)、大手広告代理店、そして学校世界です。

私たち「多頭飼育」のプロフェッショナルたちが導き出した、残酷な最適解。それは、猛獣隔離することではありません。

猛獣(カネと権力の源泉)を守り、その価値を最大化するために、人間一般社員や生徒)を燃料として燃やし続けること」

​なぜ、そんな理不尽がまかり通るのか?

それを理解するには、少しだけ「チンパンジーという生き物の仕様」について、講義をする必要があります

画像

​生態講義チンパンジーは「権力」を食べる生き物である

​皆さんはチンパンジーを「バナナを食べる動物」だと思っていませんか?

動物行動学の視点では、それは間違いです。チンパンジーとは、餌よりも先に「序列」と「権力」をめぐる動物だと定義したほうが、その本質理解やすくなります

​1. 身体が「序列闘争」に最適化されている

​野生の群れに関するフィールド研究では、オス同士が同盟を組み、毛づくろいや餌の分配をテコにして「誰が誰の味方か」を積み上げ、厳しい序列を作ることが報告されています(Goodall 1986, de Waal 2007)。

​恐ろしいのは、彼らの生理機能のものが、このゲーム最適化されている点です。

優位なオスほどテストステロン値が高く、地位争いが激しい時期には、群れ全体でコルチゾールストレスホルモン)が上昇します。彼らはリラックスしているのではなく、筋肉維持と闘争準備のために、常時エンジンを吹かしてアイドリングしている状態なのです(Muehlenbein 2010, Wrangham 2004)。

​2. 「出たり入ったり自由」な階級社会

​彼らの社会一枚岩ではありません。日中は小さなサブグループに分かれ、餌場やメンバーの顔ぶれに応じて離合集散を繰り返す「フィッション・フュージョン離合集散社会」です(Arcadi 2018)。

この流動的な派閥構造の上に、オス中心の強固な序列が重なる。これ、何かに似ていませんか?そう、人間の「派閥」や「部署」そのものです。

​3. 「戦争」をする隣人

​そして、彼らは他群れの個体に対して容赦のない暴力を振るいます

オスたちがパトロール隊を組んで隣接群を襲撃し、時に相手殺害して縄張りを拡大する「小規模な戦争」が、自然状態で起きていることが確認されています(Goodall 2019, Gilby 2014)。

それが、私たち職場対峙している「彼ら」の正体なのです。

​この「生物学的な仕様」を頭に入れた上で、私たちの住むジャングル日本社会)を見渡してみましょう。

そこには、驚くほど忠実にチンパンジーの生態を再現した「多頭飼育現場」が広がっています

画像

永田町テストステロン血縁同盟サファリパーク

​まず、国内最大級かつ最も危険飼育現場が、永田町周辺の「国会議員秘書」という聖域です。

ここでは、高いテストステロンと強固な血縁同盟を持った猛獣たちが、「公設秘書」という名の檻の中で放し飼いにされています

​「エサのピンハネ」というマウンティング

公設秘書給与は、最大で月給百数十万円ほどが税金から支払われます。そして、その席に座っているのは「妻」「息子」「兄弟」、あるいは「愛人」です。

これは生物学的に言えば、血縁個体への資源分配(Kin Selection)」と「配偶者防衛」です。

さらに​最近話題になった、「秘書給与ピンハネ疑惑」のように、群れのボス議員)が構成員のエサ(秘書給与)を強制的寄付させ、自分の懐に還流させる行為。これは、霊長類特有序列確認行動(マウンティング)に他なりません。

パンジくんはバナナを食べるだけでしたが、彼らは国民税金を二重にも三重にも貪り食うシステムを構築しているのです。

​「パンピー」にのしかかる生理コスト

​ここで燃料としてくべられるのは、コネのない「一般秘書」たちです。

彼らは政策立案という実務をこなしながら、猛獣たちの汚物処理(不祥事の揉み消し、愛人対応)をさせられます

チンパンジー生態学的に見れば、彼らは「劣位個体ストレス生理」を強いられています

野生でも、いつ殴られるか分からない劣位個体慢性的コルチゾールストレスパラメーターが高くなります(Preis 2019)。一般秘書たちが心身を壊していくのは、精神的な弱さではなく、長期間の捕食恐怖にさらされた生物としての正常な反応なのです。

画像

広告代理店SDO社会支配志向)の高い聖獣たち

​もう一つの巨大な飼育現場が、大手広告代理店です。

ここには、社会心理学でいう社会支配志向SDO)」の高い個体が集まりやすい傾向があります

階級を好む脳、不平等を愛する心

SDOとは、社会序列や不平等肯定し、それを維持しようとする心理傾向のことです(Sidanius & Pratto 1999)。

広告業界ヒエラルキー構造は、高いSDOを持つ個体にとって居心地の良いジャングルです。

​そこに、「大口クライアント社長令嬢」「政治家の息子」といった、生まれながらにして最強の「体格(資本)」を持った個体が投入されます

彼女たちは、一般社員過労死ラインで働いている横で、経費を使って優雅に飲み歩きます。なぜなら、チンパンジー社会において「高順位個体リソースを独占するのは自然の摂理」だからです。

猛獣が人を殺めても、檻には入れられない

過去には、有力者の息子である社員が同僚に危害を加え、死に至らしめた事件さえありました。

しかし、そうした事案は見えないことにされます

なぜなら、群れの論理において「高順位オス(太客)の機嫌を損ねること」は、群れ全体の生存(売上)に関わる最大のリスクからです。

パンピー一匹の命より、群れの序列維持。これが代理店というジャングルの掟です。

画像

学校:一校に一頭、必ず紛れ込む野生

永田町代理店という「群れ」のお話をしてきましたが、学校では「フィッション・フュージョン社会の末端」として、全国津々浦々に野生のチンパンジーが配置されています

コネ採用モンスターティーチャー

私立校なら「母校愛(同盟)」で採用された卒業生が、公立校なら「教育委員会親族血縁)」枠の教員が、授業をサボっても誰にも注意されず、腫れ物として扱われています

生徒や保護者暴言を吐くモンスターティーチャーがいても、せいぜい異動で済まされ、数年後には別の学校で何食わぬ顔で教壇に立っています

​完成された「隠蔽の仕組み」

​そして最も恐ろしいのが、「性犯罪(野生の発露)」に対する隠蔽システムの完成度です。

​かつて学校現場では、教員が生徒にわいせつ行為をしても、懲戒免職ではなく「依願退職」させることが通例でした。

懲戒なら記録に残りますが、依願退職なら残りません。それどころか退職金まで支給され、ほとぼりが冷めれば免許を再取得し、再び他校で子供たちという獲物を物色することが可能だったのです。

最近になってようやく「わいせつ教員対策法」や「日本版DBS」といった法整備が進みましたが、現場の「事なかれ主義」や「校長による口止め」といった文化までは消えていません。

​これは、群れが「不都合個体」を一時的に視界から外すことで、群れ全体の体面(なわばり)を守ろうとする防衛本能の発露と言えます

その過程で、子供たちという最も弱い個体が燃料にされているのです。

画像

​「隔離」できたのは、たった一頭だったか

​さて、これら生物学的知見を持って、Qiitaの元記事を振り返ってみましょう。

記事の本線である成功シナリオ」で、あのマネージャーパンジくんを隔離し、リモートワークで接触を断ち、見事にハッピーエンドを勝ち取りました。

しかし、なぜそれが可能だったのか?

相手がたった一頭で、たかだか月額5000万円の案件だったから」

​一頭なら、専用の部屋を用意して閉じ込めることができます

しかし、永田町代理店のように猛獣が群れをなし、学校のように全国規模で配置され、動くものが「国家予算」や「数十、数百億円規模」になった時、隔離などという選択肢はハナからありません。

​檻に入りきらないほどの猛獣が溢れかえった時、誰が檻に押し込まれるのか?

それは、「人間一般社員教員・生徒)」の方です。

飼育とは、価値最大化のための「燃料の選別」である

研究室にいた頃、私たち猛獣管理するために、何重もの鍵がかかった檻と、緊急用の麻酔銃を用意していました。対象危険であればあるほど、隔離を徹底するのが「飼育」の鉄則だったからです。

しかし、人間社会という多頭飼育現場における「飼育」の実態は、全く異なります

猛獣の持つ価値(票、カネ、権力)を最大限に搾り取るために、周囲の餌と燃料(パンピー)をどう配分するか」という選別に変質しています

永田町公設秘書椅子無能親族を座らせるとき、そこに「税金無駄遣い」という倫理的な悩みは考慮されません。それは「血縁同盟の強化」という生物学合理性に基づいているからです。

広告代理店一般社員を使い潰すとき、そこに躊躇はありません。「劣位個体ストレス」など、高順位個体繁栄の前では些末な問題からです。

そして、授業・部活事務保護者対応に追われる「一般教員」と、理不尽指導を受ける「生徒」は、まとめて燃料にされます。「学校の評判」を守るために。

画像

​おわりに:あなたはどちら側に立つか

畜産学徒の目で見ると、あの牧歌的スタートアップに限らず、人間職場の多くは「チンパンジーの群れの変種」として読むことができます

集団支配する少数の高順位個体が、票や広告費といった餌場を押さえ、血縁コネ自分の周囲を固める。

その外側に、慢性的コルチゾール過多とストレス生理を抱えた多数のパンピー個体が、燃料として並べられている。

​この社会システムは、最初からパンピーが何人か死んでも、猛獣が生きている限りは問題ない」という、野生の論理で組まれています

マネージャー仕事とは、「部下を守ること」だけではないのかもしれません。

システムの冷酷な設計図生物学仕様)を理解したうえで、自分の体と部下の体をどこまでその燃料として差し出すかを、自分で決めること」。

​知恵を絞って隔離施設を作れるのは、まだ規模が小さく、守るべきものが明確な「幸せな時期」だけかもしれません。

群れをなした猛獣が押し寄せ、数十億円利益という組織論理とテストステロンで迫られた時、あなたは部下を守れますか?

それとも、システム歯車として燃料をくべ続けますか?

​「たった一頭で大騒ぎできるうちは、まだ幸せだ」

その言葉を噛み締めながら、今日もどこかで誰かが、私も、そしてあなたもやがて、静かに燃え尽きていくのです。

https://note.com/sexaddict/n/n3e223c787d90

チンパンジー配属」で騒ぐのはまだ素人永田町広告代理店に学ぶ猛獣多頭飼育」の極意と、教育現場の野生個体 Re: チンパンジーが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?

削除されてしまいましたが、​先日、スタートアップ界隈で話題になったQiitaアドベントカレンダー記事はお読みになられましたか

チンパンジーが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?』という、パンクタイトル記事でした。

​内容は、とあるスタートアップの開発チームに、社長鶴の一声(と投資家への忖度)で、文字通りの「チンパンジーパンジくん)」が配属されるというお話

記事では、マネージャーが奔走してパンジくんを隔離し、誰も傷つかずにハッピーエンドを迎える「成功ルート」が本線として描かれ、一方で、対応を間違えた場合の「失敗ルート(IF)」では、パンジくんが暴れて社員の指を食いちぎるというショッキングなバッドエンドも提示されました。

​「不適切で消されちゃったけど、チンパンジーが配属されてきたらどうマネジメントするか?の話、勉強になった。ただの匿名記事だと思ったら企業Blogだったのかww」

マネジメントしようなんて思わずにそっと転職準備を始めるよ…」

「消すと増える」(魚拓リンク

その不条理さに頭を抱え、あるいは共感した人々が見られました。

結論:檻に入れられ、燃やされるのは「パンピー」の方だ

しかし、かつて大学動物行動学を専攻し、チンパンジー社会構造研究してからこの人間社会というジャングルへ足を踏み入れた身として、あえて言わせてください。

「たった一頭のチンパンジーで大騒ぎするなんて、スタートアップ世界はなんと平和で、牧歌的なんだろう」

​この記事結論を、すべての前提として最初に書きます

猛獣チンパンジー)が檻に入るのではありません。

私たちパンピー(一般人)こそが檻に押し込められ、燃料としてくべられる。

それが、生物学的に見たこ社会におけるマネジメントの「正解」なのです。

​世の中には、元記事で「最悪のIF」として描かれた地獄絵図が、「日常デフォルト)」として機能している業界存在します。そう、永田町国会議員秘書)、大手広告代理店、そして学校世界です。

私たち「多頭飼育」のプロフェッショナルたちが導き出した、残酷な最適解。それは、猛獣隔離することではありません。

猛獣(カネと権力の源泉)を守り、その価値を最大化するために、人間一般社員や生徒)を燃料として燃やし続けること」

​なぜ、そんな理不尽がまかり通るのか?

それを理解するには、少しだけ「チンパンジーという生き物の仕様」について、講義をする必要があります

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​生態講義チンパンジーは「権力」を食べる生き物である

​皆さんはチンパンジーを「バナナを食べる動物」だと思っていませんか?

動物行動学の視点では、それは間違いです。チンパンジーとは、餌よりも先に「序列」と「権力」をめぐる動物だと定義したほうが、その本質理解やすくなります

​1. 身体が「序列闘争」に最適化されている

​野生の群れに関するフィールド研究では、オス同士が同盟を組み、毛づくろいや餌の分配をテコにして「誰が誰の味方か」を積み上げ、厳しい序列を作ることが報告されています(Goodall 1986, de Waal 2007)。

​恐ろしいのは、彼らの生理機能のものが、このゲーム最適化されている点です。

優位なオスほどテストステロン値が高く、地位争いが激しい時期には、群れ全体でコルチゾールストレスホルモン)が上昇します。彼らはリラックスしているのではなく、筋肉維持と闘争準備のために、常時エンジンを吹かしてアイドリングしている状態なのです(Muehlenbein 2010, Wrangham 2004)。

​2. 「出たり入ったり自由」な階級社会

​彼らの社会一枚岩ではありません。日中は小さなサブグループに分かれ、餌場やメンバーの顔ぶれに応じて離合集散を繰り返す「フィッション・フュージョン離合集散社会」です(Arcadi 2018)。

この流動的な派閥構造の上に、オス中心の強固な序列が重なる。これ、何かに似ていませんか?そう、人間の「派閥」や「部署」そのものです。

​3. 「戦争」をする隣人

​そして、彼らは他群れの個体に対して容赦のない暴力を振るいます

オスたちがパトロール隊を組んで隣接群を襲撃し、時に相手殺害して縄張りを拡大する「小規模な戦争」が、自然状態で起きていることが確認されています(Goodall 2019, Gilby 2014)。

それが、私たち職場対峙している「彼ら」の正体なのです。

​この「生物学的な仕様」を頭に入れた上で、私たちの住むジャングル日本社会)を見渡してみましょう。

そこには、驚くほど忠実にチンパンジーの生態を再現した「多頭飼育現場」が広がっています

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永田町テストステロン血縁同盟サファリパーク

​まず、国内最大級かつ最も危険飼育現場が、永田町周辺の「国会議員秘書」という聖域です。

ここでは、高いテストステロンと強固な血縁同盟を持った猛獣たちが、「公設秘書」という名の檻の中で放し飼いにされています

​「エサのピンハネ」というマウンティング

公設秘書給与は、最大で月給百数十万円ほどが税金から支払われます。そして、その席に座っているのは「妻」「息子」「兄弟」、あるいは「愛人」です。

これは生物学的に言えば、血縁個体への資源分配(Kin Selection)」と「配偶者防衛」です。

さらに​最近話題になった、「秘書給与ピンハネ疑惑」のように、群れのボス議員)が構成員のエサ(秘書給与)を強制的寄付させ、自分の懐に還流させる行為。これは、霊長類特有序列確認行動(マウンティング)に他なりません。

パンジくんはバナナを食べるだけでしたが、彼らは国民税金を二重にも三重にも貪り食うシステムを構築しているのです。

​「パンピー」にのしかかる生理コスト

​ここで燃料としてくべられるのは、コネのない「一般秘書」たちです。

彼らは政策立案という実務をこなしながら、猛獣たちの汚物処理(不祥事の揉み消し、愛人対応)をさせられます

チンパンジー生態学的に見れば、彼らは「劣位個体ストレス生理」を強いられています

野生でも、いつ殴られるか分からない劣位個体慢性的コルチゾールストレスパラメーターが高くなります(Preis 2019)。一般秘書たちが心身を壊していくのは、精神的な弱さではなく、長期間の捕食恐怖にさらされた生物としての正常な反応なのです。

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広告代理店SDO社会支配志向)の高い聖獣たち

​もう一つの巨大な飼育現場が、大手広告代理店です。

ここには、社会心理学でいう社会支配志向SDO)」の高い個体が集まりやすい傾向があります

階級を好む脳、不平等を愛する心

SDOとは、社会序列や不平等肯定し、それを維持しようとする心理傾向のことです(Sidanius & Pratto 1999)。

広告業界ヒエラルキー構造は、高いSDOを持つ個体にとって居心地の良いジャングルです。

​そこに、「大口クライアント社長令嬢」「政治家の息子」といった、生まれながらにして最強の「体格(資本)」を持った個体が投入されます

彼女たちは、一般社員過労死ラインで働いている横で、経費を使って優雅に飲み歩きます。なぜなら、チンパンジー社会において「高順位個体リソースを独占するのは自然の摂理」だからです。

猛獣が人を殺めても、檻には入れられない

過去には、有力者の息子である社員が同僚に危害を加え、死に至らしめた事件さえありました。

しかし、そうした事案は見えないことにされます

なぜなら、群れの論理において「高順位オス(太客)の機嫌を損ねること」は、群れ全体の生存(売上)に関わる最大のリスクからです。

パンピー一匹の命より、群れの序列維持。これが代理店というジャングルの掟です。

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学校:一校に一頭、必ず紛れ込む野生

永田町代理店という「群れ」のお話をしてきましたが、学校では「フィッション・フュージョン社会の末端」として、全国津々浦々に野生のチンパンジーが配置されています

コネ採用モンスターティーチャー

私立校なら「母校愛(同盟)」で採用された卒業生が、公立校なら「教育委員会親族血縁)」枠の教員が、授業をサボっても誰にも注意されず、腫れ物として扱われています

生徒や保護者暴言を吐くモンスターティーチャーがいても、せいぜい異動で済まされ、数年後には別の学校で何食わぬ顔で教壇に立っています

​完成された「隠蔽の仕組み」

​そして最も恐ろしいのが、「性犯罪(野生の発露)」に対する隠蔽システムの完成度です。

​かつて学校現場では、教員が生徒にわいせつ行為をしても、懲戒免職ではなく「依願退職」させることが通例でした。

懲戒なら記録に残りますが、依願退職なら残りません。それどころか退職金まで支給され、ほとぼりが冷めれば免許を再取得し、再び他校で子供たちという獲物を物色することが可能だったのです。

最近になってようやく「わいせつ教員対策法」や「日本版DBS」といった法整備が進みましたが、現場の「事なかれ主義」や「校長による口止め」といった文化までは消えていません。

​これは、群れが「不都合個体」を一時的に視界から外すことで、群れ全体の体面(なわばり)を守ろうとする防衛本能の発露と言えます

その過程で、子供たちという最も弱い個体が燃料にされているのです。

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​「隔離」できたのは、たった一頭だったか

​さて、これら生物学的知見を持って、Qiitaの元記事を振り返ってみましょう。

記事の本線である成功シナリオ」で、あのマネージャーパンジくんを隔離し、リモートワークで接触を断ち、見事にハッピーエンドを勝ち取りました。

しかし、なぜそれが可能だったのか?

相手がたった一頭で、たかだか月額5000万円の案件だったから」

​一頭なら、専用の部屋を用意して閉じ込めることができます

しかし、永田町代理店のように猛獣が群れをなし、学校のように全国規模で配置され、動くものが「国家予算」や「数十、数百億円規模」になった時、隔離などという選択肢はハナからありません。

​檻に入りきらないほどの猛獣が溢れかえった時、誰が檻に押し込まれるのか?

それは、「人間一般社員教員・生徒)」の方です。

飼育とは、価値最大化のための「燃料の選別」である

研究室にいた頃、私たち猛獣管理するために、何重もの鍵がかかった檻と、緊急用の麻酔銃を用意していました。対象危険であればあるほど、隔離を徹底するのが「飼育」の鉄則だったからです。

しかし、人間社会という多頭飼育現場における「飼育」の実態は、全く異なります

猛獣の持つ価値(票、カネ、権力)を最大限に搾り取るために、周囲の餌と燃料(パンピー)をどう配分するか」という選別に変質しています

永田町公設秘書椅子無能親族を座らせるとき、そこに「税金無駄遣い」という倫理的な悩みは考慮されません。それは「血縁同盟の強化」という生物学合理性に基づいているからです。

広告代理店一般社員を使い潰すとき、そこに躊躇はありません。「劣位個体ストレス」など、高順位個体繁栄の前では些末な問題からです。

そして、授業・部活事務保護者対応に追われる「一般教員」と、理不尽指導を受ける「生徒」は、まとめて燃料にされます。「学校の評判」を守るために。

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​おわりに:あなたはどちら側に立つか

畜産学徒の目で見ると、あの牧歌的スタートアップに限らず、人間職場の多くは「チンパンジーの群れの変種」として読むことができます

集団支配する少数の高順位個体が、票や広告費といった餌場を押さえ、血縁コネ自分の周囲を固める。

その外側に、慢性的コルチゾール過多とストレス生理を抱えた多数のパンピー個体が、燃料として並べられている。

​この社会システムは、最初からパンピーが何人か死んでも、猛獣が生きている限りは問題ない」という、野生の論理で組まれています

マネージャー仕事とは、「部下を守ること」だけではないのかもしれません。

システムの冷酷な設計図生物学仕様)を理解したうえで、自分の体と部下の体をどこまでその燃料として差し出すかを、自分で決めること」。

​知恵を絞って隔離施設を作れるのは、まだ規模が小さく、守るべきものが明確な「幸せな時期」だけかもしれません。

群れをなした猛獣が押し寄せ、数十億円利益という組織論理とテストステロンで迫られた時、あなたは部下を守れますか?

それとも、システム歯車として燃料をくべ続けますか?

​「たった一頭で大騒ぎできるうちは、まだ幸せだ」

その言葉を噛み締めながら、今日もどこかで誰かが、私も、そしてあなたもやがて、静かに燃え尽きていくのです。

https://note.com/sexaddict/n/n3e223c787d90

チンパンジー配属」で騒ぐのはまだ素人永田町広告代理店に学ぶ猛獣多頭飼育」の極意と、教育現場の野生個体 Re: チンパンジーが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?

削除されてしまいましたが、​先日、スタートアップ界隈で話題になったQiitaアドベントカレンダー記事はお読みになられましたか

チンパンジーが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?』という、パンクタイトル記事でした。

​内容は、とあるスタートアップの開発チームに、社長鶴の一声(と投資家への忖度)で、文字通りの「チンパンジーパンジくん)」が配属されるというお話

記事では、マネージャーが奔走してパンジくんを隔離し、誰も傷つかずにハッピーエンドを迎える「成功ルート」が本線として描かれ、一方で、対応を間違えた場合の「失敗ルート(IF)」では、パンジくんが暴れて社員の指を食いちぎるというショッキングなバッドエンドも提示されました。

​「不適切で消されちゃったけど、チンパンジーが配属されてきたらどうマネジメントするか?の話、勉強になった。ただの匿名記事だと思ったら企業Blogだったのかww」

マネジメントしようなんて思わずにそっと転職準備を始めるよ…」

「消すと増える」(魚拓リンク

その不条理さに頭を抱え、あるいは共感した人々が見られました。

結論:檻に入れられ、燃やされるのは「パンピー」の方だ

しかし、かつて大学動物行動学を専攻し、チンパンジー社会構造研究してからこの人間社会というジャングルへ足を踏み入れた身として、あえて言わせてください。

「たった一頭のチンパンジーで大騒ぎするなんて、スタートアップ世界はなんと平和で、牧歌的なんだろう」

​この記事結論を、すべての前提として最初に書きます

猛獣チンパンジー)が檻に入るのではありません。

私たちパンピー(一般人)こそが檻に押し込められ、燃料としてくべられる。

それが、生物学的に見たこ社会におけるマネジメントの「正解」なのです。

​世の中には、元記事で「最悪のIF」として描かれた地獄絵図が、「日常デフォルト)」として機能している業界存在します。そう、永田町国会議員秘書)、大手広告代理店、そして学校世界です。

私たち「多頭飼育」のプロフェッショナルたちが導き出した、残酷な最適解。それは、猛獣隔離することではありません。

猛獣(カネと権力の源泉)を守り、その価値を最大化するために、人間一般社員や生徒)を燃料として燃やし続けること」

​なぜ、そんな理不尽がまかり通るのか?

それを理解するには、少しだけ「チンパンジーという生き物の仕様」について、講義をする必要があります

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​生態講義チンパンジーは「権力」を食べる生き物である

​皆さんはチンパンジーを「バナナを食べる動物」だと思っていませんか?

動物行動学の視点では、それは間違いです。チンパンジーとは、餌よりも先に「序列」と「権力」をめぐる動物だと定義したほうが、その本質理解やすくなります

​1. 身体が「序列闘争」に最適化されている

​野生の群れに関するフィールド研究では、オス同士が同盟を組み、毛づくろいや餌の分配をテコにして「誰が誰の味方か」を積み上げ、厳しい序列を作ることが報告されています(Goodall 1986, de Waal 2007)。

​恐ろしいのは、彼らの生理機能のものが、このゲーム最適化されている点です。

優位なオスほどテストステロン値が高く、地位争いが激しい時期には、群れ全体でコルチゾールストレスホルモン)が上昇します。彼らはリラックスしているのではなく、筋肉維持と闘争準備のために、常時エンジンを吹かしてアイドリングしている状態なのです(Muehlenbein 2010, Wrangham 2004)。

​2. 「出たり入ったり自由」な階級社会

​彼らの社会一枚岩ではありません。日中は小さなサブグループに分かれ、餌場やメンバーの顔ぶれに応じて離合集散を繰り返す「フィッション・フュージョン離合集散社会」です(Arcadi 2018)。

この流動的な派閥構造の上に、オス中心の強固な序列が重なる。これ、何かに似ていませんか?そう、人間の「派閥」や「部署」そのものです。

​3. 「戦争」をする隣人

​そして、彼らは他群れの個体に対して容赦のない暴力を振るいます

オスたちがパトロール隊を組んで隣接群を襲撃し、時に相手殺害して縄張りを拡大する「小規模な戦争」が、自然状態で起きていることが確認されています(Goodall 2019, Gilby 2014)。

それが、私たち職場対峙している「彼ら」の正体なのです。

​この「生物学的な仕様」を頭に入れた上で、私たちの住むジャングル日本社会)を見渡してみましょう。

そこには、驚くほど忠実にチンパンジーの生態を再現した「多頭飼育現場」が広がっています

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永田町テストステロン血縁同盟サファリパーク

​まず、国内最大級かつ最も危険飼育現場が、永田町周辺の「国会議員秘書」という聖域です。

ここでは、高いテストステロンと強固な血縁同盟を持った猛獣たちが、「公設秘書」という名の檻の中で放し飼いにされています

​「エサのピンハネ」というマウンティング

公設秘書給与は、最大で月給百数十万円ほどが税金から支払われます。そして、その席に座っているのは「妻」「息子」「兄弟」、あるいは「愛人」です。

これは生物学的に言えば、血縁個体への資源分配(Kin Selection)」と「配偶者防衛」です。

さらに​最近話題になった、「秘書給与ピンハネ疑惑」のように、群れのボス議員)が構成員のエサ(秘書給与)を強制的寄付させ、自分の懐に還流させる行為。これは、霊長類特有序列確認行動(マウンティング)に他なりません。

パンジくんはバナナを食べるだけでしたが、彼らは国民税金を二重にも三重にも貪り食うシステムを構築しているのです。

​「パンピー」にのしかかる生理コスト

​ここで燃料としてくべられるのは、コネのない「一般秘書」たちです。

彼らは政策立案という実務をこなしながら、猛獣たちの汚物処理(不祥事の揉み消し、愛人対応)をさせられます

チンパンジー生態学的に見れば、彼らは「劣位個体ストレス生理」を強いられています

野生でも、いつ殴られるか分からない劣位個体慢性的コルチゾールストレスパラメーターが高くなります(Preis 2019)。一般秘書たちが心身を壊していくのは、精神的な弱さではなく、長期間の捕食恐怖にさらされた生物としての正常な反応なのです。

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広告代理店SDO社会支配志向)の高い聖獣たち

​もう一つの巨大な飼育現場が、大手広告代理店です。

ここには、社会心理学でいう社会支配志向SDO)」の高い個体が集まりやすい傾向があります

階級を好む脳、不平等を愛する心

SDOとは、社会序列や不平等肯定し、それを維持しようとする心理傾向のことです(Sidanius & Pratto 1999)。

広告業界ヒエラルキー構造は、高いSDOを持つ個体にとって居心地の良いジャングルです。

​そこに、「大口クライアント社長令嬢」「政治家の息子」といった、生まれながらにして最強の「体格(資本)」を持った個体が投入されます

彼女たちは、一般社員過労死ラインで働いている横で、経費を使って優雅に飲み歩きます。なぜなら、チンパンジー社会において「高順位個体リソースを独占するのは自然の摂理」だからです。

猛獣が人を殺めても、檻には入れられない

過去には、有力者の息子である社員が同僚に危害を加え、死に至らしめた事件さえありました。

しかし、そうした事案は見えないことにされます

なぜなら、群れの論理において「高順位オス(太客)の機嫌を損ねること」は、群れ全体の生存(売上)に関わる最大のリスクからです。

パンピー一匹の命より、群れの序列維持。これが代理店というジャングルの掟です。

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学校:一校に一頭、必ず紛れ込む野生

永田町代理店という「群れ」のお話をしてきましたが、学校では「フィッション・フュージョン社会の末端」として、全国津々浦々に野生のチンパンジーが配置されています

コネ採用モンスターティーチャー

私立校なら「母校愛(同盟)」で採用された卒業生が、公立校なら「教育委員会親族血縁)」枠の教員が、授業をサボっても誰にも注意されず、腫れ物として扱われています

生徒や保護者暴言を吐くモンスターティーチャーがいても、せいぜい異動で済まされ、数年後には別の学校で何食わぬ顔で教壇に立っています

​完成された「隠蔽の仕組み」

​そして最も恐ろしいのが、「性犯罪(野生の発露)」に対する隠蔽システムの完成度です。

​かつて学校現場では、教員が生徒にわいせつ行為をしても、懲戒免職ではなく「依願退職」させることが通例でした。

懲戒なら記録に残りますが、依願退職なら残りません。それどころか退職金まで支給され、ほとぼりが冷めれば免許を再取得し、再び他校で子供たちという獲物を物色することが可能だったのです。

最近になってようやく「わいせつ教員対策法」や「日本版DBS」といった法整備が進みましたが、現場の「事なかれ主義」や「校長による口止め」といった文化までは消えていません。

​これは、群れが「不都合個体」を一時的に視界から外すことで、群れ全体の体面(なわばり)を守ろうとする防衛本能の発露と言えます

その過程で、子供たちという最も弱い個体が燃料にされているのです。

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​「隔離」できたのは、たった一頭だったか

​さて、これら生物学的知見を持って、Qiitaの元記事を振り返ってみましょう。

記事の本線である成功シナリオ」で、あのマネージャーパンジくんを隔離し、リモートワークで接触を断ち、見事にハッピーエンドを勝ち取りました。

しかし、なぜそれが可能だったのか?

相手がたった一頭で、たかだか月額5000万円の案件だったから」

​一頭なら、専用の部屋を用意して閉じ込めることができます

しかし、永田町代理店のように猛獣が群れをなし、学校のように全国規模で配置され、動くものが「国家予算」や「数十、数百億円規模」になった時、隔離などという選択肢はハナからありません。

​檻に入りきらないほどの猛獣が溢れかえった時、誰が檻に押し込まれるのか?

それは、「人間一般社員教員・生徒)」の方です。

飼育とは、価値最大化のための「燃料の選別」である

研究室にいた頃、私たち猛獣管理するために、何重もの鍵がかかった檻と、緊急用の麻酔銃を用意していました。対象危険であればあるほど、隔離を徹底するのが「飼育」の鉄則だったからです。

しかし、人間社会という多頭飼育現場における「飼育」の実態は、全く異なります

猛獣の持つ価値(票、カネ、権力)を最大限に搾り取るために、周囲の餌と燃料(パンピー)をどう配分するか」という選別に変質しています

永田町公設秘書椅子無能親族を座らせるとき、そこに「税金無駄遣い」という倫理的な悩みは考慮されません。それは「血縁同盟の強化」という生物学合理性に基づいているからです。

広告代理店一般社員を使い潰すとき、そこに躊躇はありません。「劣位個体ストレス」など、高順位個体繁栄の前では些末な問題からです。

そして、授業・部活事務保護者対応に追われる「一般教員」と、理不尽指導を受ける「生徒」は、まとめて燃料にされます。「学校の評判」を守るために。

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​おわりに:あなたはどちら側に立つか

畜産学徒の目で見ると、あの牧歌的スタートアップに限らず、人間職場の多くは「チンパンジーの群れの変種」として読むことができます

集団支配する少数の高順位個体が、票や広告費といった餌場を押さえ、血縁コネ自分の周囲を固める。

その外側に、慢性的コルチゾール過多とストレス生理を抱えた多数のパンピー個体が、燃料として並べられている。

​この社会システムは、最初からパンピーが何人か死んでも、猛獣が生きている限りは問題ない」という、野生の論理で組まれています

マネージャー仕事とは、「部下を守ること」だけではないのかもしれません。

システムの冷酷な設計図生物学仕様)を理解したうえで、自分の体と部下の体をどこまでその燃料として差し出すかを、自分で決めること」。

​知恵を絞って隔離施設を作れるのは、まだ規模が小さく、守るべきものが明確な「幸せな時期」だけかもしれません。

群れをなした猛獣が押し寄せ、数十億円利益という組織論理とテストステロンで迫られた時、あなたは部下を守れますか?

それとも、システム歯車として燃料をくべ続けますか?

​「たった一頭で大騒ぎできるうちは、まだ幸せだ」

その言葉を噛み締めながら、今日もどこかで誰かが、私も、そしてあなたもやがて、静かに燃え尽きていくのです。

https://note.com/sexaddict/n/n3e223c787d90

anond:20251209131417

A:勝手な印象だが、男の分別がついてくるのって20前後からだと思う。悲しいかな、20年近く学ばないと、規範意識社会的に許される最低限のラインまで育たないのだと理解している。大学生でも、大半が捕まらないだけで、無茶をしているやつが散見される。

B:日本以外では別にそんなことないので、日本人が男に甘いだけだと思う。男女問わずね。心底気持ち悪いな。

A:んなことはない。外国に行ったことすらなさそうな発言だな。

試しにホーチミンの夜の繁華街に行ってみたらいい。若者がごった返して毎晩乱痴気騒ぎだぞ。

B:ベトナム別に治安のいい街ではないだろう

日本途上国とか治安の悪い国であるという自覚でもあるの?

A:君がこの増田なら自分発言をよく思い出すべきだし、別の増田ならひとつ前のレスくらい読んでから発言しろしか

B:普通は同質のもの比較するんだけどその辺の常識もない感じ?

日本シリア比較してどうすんの?

A:最初言及範囲を全部に設定してしまった時点で君の負け

残念でした

B:異質なもの比較によって、具体的に何を目的に何の成果を得て何と比較してどんなメリットがあってどんな現実示唆を導くわけ?

バカでないならそこまで考えてやってんだよね?

AとBがそれぞれ意見を出し合い議論をしています

どちらの方がより正しいでしょうか。

結論から言うと、AもBも論理が甘い部分があるが、議論としてはBのほうがまだマシ。Aは論理運用が雑すぎる。

以下、理由

Aの問題点(多すぎてちょっと笑う)

1. 「男の分別がつくのは20前後

これは完全に個人の印象で、科学的根拠ゼロ発達心理学でもそんな切り方はしない。前頭前皮質成熟は25歳前後が平均だけど、男女差より個人差が圧倒的に大きい(Steinberg, 2014)。

2. 「外国に行ったことすらなさそう」などの人格攻撃

反論になってない。典型的論点ずらし。

3. ホーチミンの例を“外国全体の例”に使う誤謬

外国」全体に対し、ベトナム特定エリアナイトライフ反論は無理がある。

これはサンプルバイアス論理スケールミスマッチ

4. 最後の『最初言及範囲を全部に設定〜君の負け』

論理ではなくマウントのための発言で、理由提示ゼロ

Aは、政治板の酔ったおじさんみたいな言い分で、内容のある議論ではなく攻撃しかないという感じ。

Bの問題点(Aよりは軽い)

1. 「日本以外ではそんなことない」と断言

根拠なしの一般化。治安統計を見ると、国によって若者素行は違うし、犯罪率も文化全然違う。

「どこでもない」とは言い切れない。

『多くの先進国では、若年男性からといって行動の未熟さが社会的特別に免罪されるわけではない。

日本では「若い男性は未熟で当然」という文化的前提が比較的強く、それが行動への甘さとして表れる場合がある。』なら妥当

2. 「心底気持ち悪い」などの感情的評価

社会科学議論なら意味がない。

3. 「日本シリア比較してどうすんの?」

スケールの軸合わせとしてはもっともだが、皮肉を優先していて論点説明が弱い。説明にはなっていないが内容は十分。

Bはスケールの一致(同質の条件で比較すべき)という科学的な基本原則を押さえているので、議論としては筋が通る。

結論

• Aはほぼ全部印象論と個人攻撃で、内容はボロボロ

• Bは一般化が雑だが、比較の枠組みを正しく指摘している分だけ論理的。

よって、

Bの方が議論として「より正しい」。

んなことはない。外国に行ったことすらなさそうな発言だな。

試しにホーチミンの夜の繁華街に行ってみたらいい。若者がごった返して毎晩乱痴気騒ぎだぞ。

日本以外では別にそんなことないので、日本人が男に甘いだけだと思う。男女問わずね。心底気持ち悪いな。

anond:20251209123502

anond:20251209123327

日本以外では別にそんなことないので、日本人が男に甘いだけだと思う。男女問わずね。心底気持ち悪いな。

anond:20251209123010

洗剤使わずに水洗いでさっと流すってのならありかも

小学4年生の子供のはじめてPCとしてRaspberry Pi 500を与えた話

娘の為にパソコンへ詳しすぎる夫を倒したいで注目された「学生、それも幼さの残る年頃の子へはじめてPCをどうするのか?」というテーマで、Linuxを与えた家庭の別例としてこのエントリを書いている。

そして前提として、このエントリは「実はLinux使ったこと無いんだ」「Raspberry Piって稀に聞くラズパイってヤツだよね?」みたいな、ふわっとした認識の層に向けて書いている。

決して「KVMで完全仮想化してLinuxWindows用途に応じてリソース分配してる。ディストロは純関数型のNixOSで、Nix言語可能な限り-march=nativeで自家コンパイルしてるんだよね」みたいな層には書いてない。

何はなくとも結論:染まってない子供Linuxでも普通に使う

勿体ぶっても仕方ないので結論から言えば、WindowsMacAndroidiOS(iPadOS)に染まりきっていない子供は親の想定を超えて極々普通にLinuxRaspberry Pi工場出荷状態プリインストールされているRaspberry Pi OSを使う。

ここで言う「染まる」というのは「ウチの子普段からiPadYoutubeとかゲームとかしてるからなぁ」程度の染まり具合なら無視できるレベルなので全く障害にならない。

手遅れな染まり具合としては「ウチの子WindowsでOBS使って自らYoutube配信してます」とか「ウチの子WindowsAbleton Live使ってDTMしてます」とか「ウチの子大学レポート書くのにmacOS使ってます」とか「ウチの子iPadSwift Playgrounds使ってプログラミング学習してます」とかそういうレベルだ。

アナタの子供がこのレベルにまで染まっていない場合アナタの子供へRaspberry Pi 500を与えると何も疑問に思わず普通にパソコンとして使う(パソコン操作方法へ疑問を持つとかそういう話じゃなく、目の前のモノをパソコンとして認識する)。

いやそもそもラズパイって何なの?何でそんなに話題なの?

ラズパイRaspberry Pi英国で立ち上げられたRaspberry Pi財団(注:英字ページ)が規格・設計販売をするシングルボードコンピュータという種別の小型コンピュータのことだ。

現在の最新版第5世代Raspberry Pi 5で、搭載ワーキングメモリによって価格が違うが、最も高価なワーキングメモリ16GB版で25,000円前後(2025/12/09現在価格)という圧倒的な低価格が人気の理由の1つだ。

何故ここまで低価格なのか?と言えば安価部品構成され、搭載されるSoC(CPUみたいなもん)も低性能で、その性能は約10年前の普及価格帯(〜15万円くらい)のノートパソコン程度の性能しか無い。

「いや10年前ってゴミじゃん」と考えるのは早計で、逆に言えば10年前の普及価格ノートパソコン可能だったことはRaspberry Pi 5でも可能

そう言われ「自分10年前に普及価格ノートパソコンネットしたりMS Office文書作成したり軽くゲームしてたけど?」と気付いた人は「Raspberry Pi 5で何ができるか?」の想定が浮かんだのではないだろうか?そう、かなり色々できる。

そして工場出荷状態プリインストールされるRaspberry Pi OSRaspberry Pi 5自体計算リソースをできるだけ使わないよう軽量にできており、10年前当時のWindowsで使われていたExplorerよりも計算リソースの消費が少ないので、技術進歩も相まって当時よりも出来ることの幅が少々広くなっている。

何故そんなに話題なのか?手のひらの上に10年前の普及価格ノートパソコン並みの性能のコンピューターが乗るのだ。そしてすごく安い。

更にラズパイには電子工作活用できるGPIOピンというのが実装されていて各種電子センサー類などと連携することで電子工作もできてしまう。

こんなもの情報工学畑の連中が注目しないわけがなく、前述したRaspberry Pi財団のページを読めばわかるが世界中で大定番シングルボードコンピューター、何ならシングルボードコンピュータ代名詞となっており、情報工学に詳しくない人が「ラズパイってよく聞くけど何なの?」と何処かで耳にするレベルなのである

2万円半ばなら我が家でも導入しようかな・・・いやでも見せたくないWebページとかあるしなぁ

安心して欲しい、Raspberry Pi OSではGoogle Chromeが動く。

まずGoogleアカウント子供用に作成したGoogleアカウント管理するためのファミリーリンクというサービス存在する。ファミリーリンク子供GoogleアカウントログインされたGoogle Chromeブラウザでのインターネットコンテンツフィルタ機能提供してくれる。

このインターネットコンテンツフィルタ小学生中学生高校生高校生プラスと4段階に分かれており、それぞれに適したフィルタリング強度で働く。

続いて、実はGoogle Chromeは様々な設定をポリシーとして持つことが可能で、例えばゲストモードの無効化シークレットモード無効化指定したGoogleアカウント以外でログイン不可が可能だったりする。

情報技術親和性の高いヤンチャな子はGoogle Chromeからログアウトしたりゲストシークレットモードフィルタリングを回避しようとするので、子供Raspberry Piをはじめてパソコンとして与える場合はこれらを無効化しておくことをオススメする。

補足を続けると子供勝手Firefoxとか別のWebブラウザを導入することを防ぐこともRaspberry Pi OSはできる。

それで与えたRaspberry Pi 500って何よ?

Raspberry Pi 5をパソコンキーボードへ内蔵した形態を持つRaspberry Pi 5シリーズの1つ。ワーキングメモリは8GBで価格20,000円未満。

パソコンキーボードRaspberry Pi 5が内蔵されているのでRaspberry Pi 500に電源取ってHDMIケーブル(注:ラズパイ側はmini HDMI)をTV接続すると直ぐにパソコンというコンセプト。

小学生の子供にとっての目玉はJavaMinecraft動作すること。SwitchiPadでいつも遊んでる統合マイクラじゃなくてYoutubeとかで観るJavaマイクラ自分パソコンで動いちゃうのだ。

Switch 2の登場でPCゲーが色々リリース(予定)されている中で、Javaマイクラはどうしても"パソコン"が必須だったが、Raspberry Pi 5シリーズはそれを実現する。それが2万円のお値段で出来るので親の懐的にもありがたい。

Steamは動かないがオープンソース系のゲームも充実している(Steam開発のValve社がRaspberry Piシリーズ採用しているARMアーキテクチャ対応を進めているというかなり確度の高い噂は存在する)。

実は直近でRaspberry Pi 500の上位版Raspberry Pi 500+(日本語配列)が登場予定で、こちらはワーキングメモリが16GBのお値段40,000円くらい。

4万円とそこそこの価格になってきているが、キーボード自体メカニカルキーボードとなりキーキャップCherry MX互換、256GB SSD搭載でストレージスピードもアップ(=Minecraftワールド読み込みが速くなる)。上位版Raspberry Pi 500+が高すぎると感じるなら素のRaspberry Pi 5ワーキングメモリ16GB版は25,000円前後だしこちらで良い。

ゲーム以外に注目点は無いの?

ある、というかコッチがメインなんだけれども、何処までゆるい感じでやって良いのかわからなくて最後に回した。

まずLinux界隈が中心となって開発されているGIMPやKritaみたいな画像編集お絵かきソフトLinuxたるRaspberry Pi OSの方が安定かつ速い。しかWacomXP-Penなどのペンタブ・液タブが動作するので絵描きに興味のある子は嬉しいんじゃなかろうか?(クリスタじゃないけれどね。安い分ペンタブ費用に回せるよ)

音楽ではDTMステップシーケンサー系のDAWであるLMMS(Linux MultiMedia Studio)は日本無料DTMシーンでREAPERと人気を二分していた歴史があり、Web上に情報がいっぱいあるし何ならREAPERLinuxでも動作する。オープンソース系のシンセ音源やCC0で提供されるサンプリング音源も大量にある。

オフィス環境Libreofficeは言うまでもないだろう。Blender3DCGをすることだって出来るし、LibreCADやFreeCADで設計だって出来てしまうし、OBSも動くから実際やろうと思えばYoutube配信もできる。

そして当然ながらプログラミング環境WindowsMacでも動くと言われてしまえばそれまでだが、古典的VimEmacs、そして近年人気のVS Codeスマホアプリ開発Android Studioゲーム開発にGodot Engine、他にはtmuxGitDockerなどなど挙げればキリがないほど充実している。これらは子供向けRaspberry Pi OSからといってニセモノの子供だましなんかじゃない、それでお金を稼いでる現役プログラマーが使っているアプリケーションと全く同一のアプリケーションだ。

子供の様子

んで、子供Raspberry Pi 500をどうしてるのか?と言えば、まぁ呆れるほど毎日触っている。

何なら電源なければ動かないのに布団へ持ち込んで抱きかかえて寝ているのを見つけてしまい、そんなに嬉しかったんかと笑ってしまった。

「お父さんコレどうするの?」とほぼ毎日聞かれて「こういうのはこのソフトを使う。使い方教えてやる」というのが毎日の親子の会話になっている。

別にパソコンけが将来に必要ものではないが、この喜びようを見たら与えて悪くなかったなとは思ってる。

anond:20251125192426

オタク無関係で、「私の人生意味はなかった」という観念は誰しも迎える人生の転機。

社会のつながりは他人存在により人生意味を与える。他人自己依存する大多数がこれだ。

宗教は神が人生の究極の意味を与える。まあ本当の意味で神にの依存してる人間はごくわずかで、実際には「同じ神様を信じている私たちは正しい」という他人への相互依存じゃないかと思うが。

哲学人生意味自分で作ることを求める。もちろん他人の考え方の上に自分を置くので頼るべきものはあるが、何を頼るかも自分で選ぶ。

好きなものを選べ。

平成時に使われてた「オタク」ってつまる所は「チー牛」のことだし、それはつまり生活大事にしない人」のことだよね

短く雑な言葉で「アスペ」とか「キモータ」とか言わずに、「生活大事にしない人」とちゃんと呼ぼうよ。

それかその意味が残る言葉にしよう。

生活大事にしない人の略称・・・

生大?

生・大・し 

をにしな

うん、「をにしな」だな。

それか「生だし」。

生・大・し<僕は「をにしな」が良いと思うワン

そうか、じゃあそれで。

言いにくいな。

千本買ってた

某F〇NZAで購入した紳士向けVR作品が累計1,000本になった。

お詳しい紳士諸君はご存じの通り、紳士向け作品は非公開になる場合もあるため、実際に買った数はもうちょっといかもしれない。

さらに言えば、実は紳士向け2D作品も900本ほど購入しているわけだが、ここはキリが良いので一旦千本増田とさせていただく。

いきなり脱線するが、

以前は購入済み作品リストには 2010年の前半あたりから前に購入した作品は表示されていなかったのだが、先日ちょっと同窓会が盛り上がったあげくそれ以前の古い作品を再購入したところ、急に2010年前半から2004年までの作品が購入済みリストに生えてきてさら同窓会捗る結果となったことを共有しておく。

さて、というわけで、2004年から2D作品を買い始め、2016年からは加えてVR作品を買いまくり、結果として10年かからずにVRだけで1,000本を購入したわけだが、別におススメ作品とかそういう話をしたい訳ではない。

ちょっと気になっているというか、いまいち落としどころが掴めていない疑問があって、紳士もしくは淑女諸君のご意見を伺いたく、こちらに投稿するに至った次第である

急に自分語りになるが、私は性風俗に行ったことがない。

まり性的サービスを直接お金で買ったことがない。性を金で買ったことがないことと、競馬パチンコなどを含めて賭け事に一切手を出したことがないことは、なんというか私の一つのプライドのようなものだ。元々は機会がなかったのか、意気地がなかったのか、はたまたもっとシンプルに単に金がなかったのか、それが積み重なっただけかもしれないが、結果として50年近く生きてきて一度もそういうところに足を踏み入れたことがない。そして今や、ちょっとした「俺はそういうヤツラとはチガウ」が心のどこかに無いと言ったら噓になる。

が、前述の通り、1,000本も買っているわけである

VR作品のそれはもう(一旦余計なモザイクのことを脇においておけば)コトを致しているようなものであり、なんならそういう作品内で特殊浴場だのハプバーだのの性風俗に潜入していることすらあるわけだし、私が払ったお金が回りまわって少しなりとも出演者に渡っているのであれば、これは間接的にせよ性を買っているのではないだろうか?

だがしかし、私が調べた私のための個人的調査によれば異性愛日本人成人男性ほとんどは自家発電のための紳士向け作品必要としており、それこそ一切そういったものを手に入れないで生きていくというのは現実的にはほぼ無理なのではないだろうか?実際、不妊治療の採精室にはしっかりと紳士向け作品が設置されており、「これを使ってとっとと出してね♡」 みたいなことになっているわけだ。つまり医療現場ですらご入用なのである

そうなると私の買わずの誓いに何か意味があるのかという気もしてくる。しかしどうだろうか、直接的に性を買ってるやつと、そういうのことはしないやつ、どっちかっていうと買ってないやつの方がまぁいいよねという価値観は淑女諸君はお持ちなのだろうか。それとも、いや結局間接的に買っているならチャラよね、ってことになってしまうのだろうか。それともまぁ年間一桁ならいいけど、1,000本はないわー、ってなっちゃったりしちゃったりするのだろうか

というわけで長くなったがまとめると、ご相談事項は

 ・ F〇NZAでのお買い物は「性を買っている」と言えるか

 ・ 性風俗は行かないがF〇NZAでお買い物はする、ということについてどう思うか

紳士淑女諸君のご意見をお待ちしている

2025-12-08

anond:20251208223620

同じ質問AIにしたら、全く違った答えが返ってくるわ。AI合戦

いい問い — やはり「日本実質賃金は1990〜2025年あいだで大きく上がっていない/ほとんど変化がない」という見方には、かなり根拠がある — というのが普通学術統計データの示すところです。以下、補足します。

 

✅ なぜ「あまり変わっていない」はかなり正しい

 

厚生労働省(など)の統計によると、1990年代後半をピークに、実質賃金は長期にわたって低迷または低下傾向が続いています。 具体的には、あるデータでは「1997年ピークとして、1998年以降 2023年まで約26年で▲19.3ポイントの下落」と報告されています

・また、他の分析では、2000年代以降 は実質賃金の上昇はほとんど止まっており、たとえば 2010〜2018年での上昇総幅がわずか 1.2% にすぎなかった、という指摘があります

・国際比較でも、「1990年と比べて約30年後でも、実質賃金はおおよそ +4〜5% 程度の上昇にとどまっていた(=大幅な上昇ではなかった)」、という報告があります

→ これらを総合すると、確かに「±5%のレンジで上げ下げを行ったり来たり」というあなたイメージは、おおむね「実態に近い感覚」を反映している、という評価になります

 

⚠ ただし「まったく動いていない」わけではない — 変動・構造の注意点

 

とはいえ、「ずっと同じ」ではなく、以下のような変動や条件付きでの事情があります実質賃金は年によって上下を繰り返しており、ボーナスの有無・額、消費者物価の変動、雇用産業構造の変化などで波があります。たとえば 2023年には前年から実質賃金が-2.5% 減った、という報道があります

最近では、名目賃金(総支給)は上がってきており、物価上昇が実質賃金を圧迫する構造が続いています

・また、統計の「働く人の構成年代雇用形態、本採用 vs 非正規など)」の変化も賃金指標に影響を与える — つまり「みんな同じ人」が前後で比べられているわけではない、という構造的な注意があります

 

→ つまり、「上下動しつつも、おおむね横ばい〜微増」の長期停滞が続いてきた、というのが正確な実態の捉え方です。

コミュニティクラッシャー弱者男性

あるお店の中の一角で「ほっと一息つきたい人やおしゃべりしたい人はどなたでも来てくださいね」といった趣旨の心地いい場が開かれてた。

お店の人が気さくでいい感じの中年女性なのでその人とおしゃべりしたい(特に女性の)参加者が年齢問わずけっこういた。

しかしいつからかそこに40代と60代の弱者男性2人が常連になってしまった。

彼らはソーシャルコミュニケーションスキルがあまりにも低く見た目もみすぼらしい格好だった。

60代は明らかにカツラだし2人とも体臭ちょっと臭かった。

彼らは自分の話したいことが全く止まらなくなる。

というかその話をとにかくしたくてたまらないようだった。

みんなで話してる内容と全然関係ない自分の話をぶっこんでくる。

みんなで話してる話について何か言うかと思ったら「俺はそういうのあんま好きじゃないんだよね」とか言ってしまう。

そのせいで徐々に参加者が減りついには店主とその2人だけになってしまったらしい。

ハッキリとした理由は出さずに店主さんは諸事情がありと会をやめられた。

その後わたしも誘われる形で別の場所お茶会が開催されるようになったが彼らの姿はない。

彼らが自分がいたり話すだけでキモさと加害性を発揮してしまうのを彼ら自身がどうしたらわかることができるのかな。

繊細なクセにTwitter(現X)やってんじゃねぇよ

4x4 Pixel Diaryっていうオモチャみたいな楽しいサイトわずか2日ほどで終わった。

作者曰く悪意ある投稿を見て疲れたらしい。

個人制作ちょっとしたオモチャだし、変なもの送り付けられても「しょーもねーなガハハ」で済ませられるレベルだ。

わざわざご丁寧に対応せずとも「ご理解の上ご使用ください」ってサイトトップに張り付けるだけで問題ない。

無料で作ったものだしユーザーに大層な配慮なんて必要ない。

制作者さん宛てのリプライ引用ポストを見ていると、ちょっとしたことで大層な不快感を持っているユーザーがたくさんいた。

ユーザーユーザーで期待しすぎだし、繊細すぎる。製作者さんは製作者さんで気負いすぎだし繊細すぎる。

もっとインターネットなんて雑に扱えばいいのに。

anond:20251207133406

ストーリーに引き込まれなかったからでしょ

作り手は、なんらか訴えたいことがあるかもしれんけど

フィクションである以上、フィクション世界を堪能させてほしい

受け入れならなかった場合、not fro meを使わず思想が強いとかで逃げを誤魔化してるだけじゃない

anond:20251208114237

自己投資と子孫への投資って人生の本筋だ

自分が何の資格免許キャリアもない貧乏人なのに改善を試みずにどっかの知らん奴に金と時間バドバ使うのが推し活であって

己の人生や子孫に金と時間使うのは推し活とは違う

別に否定はしないけど、そうやって自分思い込み自分の願いを起点に根拠いたことを一切言わずに論を展開するのがいかにも典型的って感じ。

anond:20251208095523

豚丼などチー牛の対になる呼称を生み出そうとするのはアンフェしかいないか

しまいには整形カリカリ女とか、フェミや男叩きと関係ない層を巻き込もうとする始末

チー牛は一瞬で思想わず全ての男の爆笑を呼び定着した

トマト漫画から思う、「主役から降りる」ことについて

トマト漫画で、子育てに追われる父親が「俺は主役から降りるんだ……」と嘆く漫画を見て

わず声を上げてしまった。そうか、専業主婦からはこういう風に世界が見えていたんだ、と。


自分母親は、何かと褒めない人だった。

俺がクラスで1番になっても「全て100点じゃなかった、凄くない」

スポーツで賞をとっても「いつまでも過去の栄光に縋るな、飾るな」

兄の夏の課題自分が代わりにやって、口をだしまくり、賞をとったらニヤニヤしてる、そんな母親だった。

私だったらもっとできる、貴方より私が……と、いつも俺に対抗心を煮やしていた。


自分母親は昔からよく褒められる子だったみたいだ。

祖母はいつでも昔話で自慢していた。

九州育ちだったが、女子高育ちで学校の気風として、男に媚びを売るな、自分で稼げ、と言う場所で育った。

同期は通訳者や事業主殆ど。皆子供がいるが、皆「主人公」を今でも生きている。

いくらでも時間はある、怠けてるんだったら働け。他人から奪うな。

母親CAを目指していたが、身長理由挫折していた。その後は公務員ストレスが多かったため、結婚してすぐに専業主婦になった。


漫画を見てそうなのか、と思った。

俺の母親は、「主役から降りれなかった」んだ。

学校では主人公になる教育を受けて、周りはどんどん主人公になっていった。でも自分主人公になれなかった。

目の前で子供主人公になっていくのが耐えられない。だから踏みつける。

本来子供に向かうべき賞賛を奪う。


今の時代専業主婦になんてなれる人は一握りだから主人公から降りれる人は殆ど居ないだろう。

子供には更に金がかかるようになる。主人公が2人居なければ成り立たない。

ももしこれから専業主婦になる人がいたら、ちゃんと「脇役」になることを認識して欲しい。

そして脇役が嫌なら、自分事業するなりパートするなりして主役になる努力をしてほしい。

子供から主人公を奪うな。

サッカーファン西九州新幹線を通せ

長崎に行くのが面倒

署名集めろ

1000億と言わずJ2佐賀に2000億出させろ

レッドブルの大きな課題

フェルスタッペン主体のチームでありつつ

いかにしてセカンドドライバーをフェルスタッペン僚友として正しく機能させるか?

ということだと思う。

なぜレッドブルセカンドドライバーは、ああなってしまうのかは正確には理解できない。

セカンドドライバーの一人の言によると

まりにもフェルスタッペン用に作られたマシンが鋭敏すぎて

他のドライバーには乗りこなせないと説明する。

考えられないほど高感度で、わずかな操作で大きく、

そして高速にカーソルが移動するマウスを使いながら、

一切の間違いなくパソコンオペレーションするようなもの想像して欲しい、

というような例えをしていた。

これが正しいのかどうかはわからない。

彼はずいぶんと前に、現行のレギュレーションとは違うマシンに乗っていたとき経験を語ったものからだ。

現在も同じ問題存在するのかはわからない。

なんにしろ、原因はわからないにせよ、レッドブルセカンドドライバーは、

その結果だけを見てフェルスタッペン比較すると

無様としか言いようがないパフォーマンスしか発揮することが出来ない。

これをいかにして改善するか?

というのは大きな課題だ。

今日レースでも、虎の子の新型フロアを他チームのミスにより潰されてしまったため大きなハンディを抱いていたという理由があるにせよ、

角田をフェルスタッペンサポートして機能させることは出来ていなかった。

わずか2ポイントの差でフェルスタッペンチャンピオンを逃してしまった。

もしも、これが正しく角田機能させる事ができるチーム作り、マシンづくりが出来ていたとしたら?

この結果はどうなったかはわからない。

ただ逆に、そのように僚友活躍できるような形にすると

現在マックス・フェルスタッペンが魅せる魔法のような活躍パフォーマンスは若干弱まる可能性はある。

でも、これは結局バランス問題なのだ

かつて空力の鬼才エイドリアン・ニューウェイがそのマシン設計において

まりにも空力性能を追求しすぎた結果として

ドライバードライバティを損なうようなマシンに仕上げてしま

結果としてマシン総合力として劣る結果を招いた。

そういう失敗の経験を活かし、ニューウェイは空力だけを追求するマシンづくりではなく

ドライバーのことも考えたマシンを作るようになった。

それに似ていると思う。

レッドブルが勝てるのはフェルスタッペンファーストのチームを作り

フェルスタッペン神通力とも言える脅威のドライビング能力によるものだが

まりにもそれが極端にすぎると

セカンドドライバーが潰れてしま

結果として

ライバルに負かされてしまう。

わずか2ポイント差で。

今日レースでは、ピアストリがチームプレーしたこと

フェルスタッペン首位を走りながらも

何も出来なくなってしまった。

一切の奇策を試す余地もなく、ただリードを守って走り切りつつ

何らかの幸運を待つ、という万事休すの体制となる。

もしも、レッドブルにもノリスとピアストリを牽制できるセカンドドライバーがいたのなら?

結果は変わっていたかもしれない。

これは角田裕毅の能力が劣っているということではない。

あきらかにレッドブルというチームの大きな欠点であるに過ぎない。

誰がやっても、同じなのだ

そして、そのことをドライバーの才能という問題だけに押し込めていることがレッドブルの最大の問題なのだ

そのあたりをメキースがどうやってコントロールしていくのか?

来年は新レギュレーションとして全くこれまでとは違うマシンが登場する。

そして、そのマシンはおそらくは、ニュートラル性格をもったマシンとしてまずは始まるだろう。

極端にフェルスタッペン好みのマシンとしてではなく

それほど尖っていない乗りやすマシンとして始まるだろう。

これは現行のレギュレーションに変更された2022年でも同じであった。

乗りやすく、そして他チームに対して圧倒的なアドバンテージを誇ったマシンペレス勝利を上げ、フェルスタッペンライバルとなる勢いすらあった。

ただシーズンを重ねる毎に、そのマシンはフェルスタッペン向けへと調整されていく。

やがてはペレスが扱いかねるものとなり、最終的にはドライバースポーツ選手として大切な要素の一つ「自信」というもの完膚なきまでに破壊してしまう。

この負のリピートをどうやって終わらせることが出来るのか?

あるいは、これはフェルスタッペンが考えるべき仕事なのかもしれない。

彼は負けて悔しかっただろう。

からさまには態度には表してはいなかったが、チャンピオンになれなかったことに失望したはずだ。

では、どうすればワールドチャンピオンもっと引き寄せることが出来るのか?

自分だけのパフォーマンスに集中していればいいのか?

それとも4度のワールドチャンピオンとして僚友すらもときに育て、とき牽制し、従わせる。

そのような大きな仕事総合的に出来るように存在となるべきなのかもしれない。

メルセデスが圧倒的にF1支配していたとき

ルイス・ハミルトンは、おそらく全力を尽くせばボッタスを完封することが出来ただろう。

しかし、彼はそのようなことはしなかった。

最終的にワールドチャンピオンになればいいという計算ときにボッタスに花を持たせたりしていた。

もちろん来年以降のレッドブルにそこまでの余裕があるわけもないが、

そのやり方の視点のようなものはフェルスタッペンも見習うべきものがあるはずだ。

そして、おそらくは彼もそのことに気づいている。

なぜ今年勝てなかったのか?

そのことを彼は徹底的に考えて

そして正しい結論を得るだろう。

知らんけど。

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