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2024-12-12

anond:20241204010241

量的・質的金融緩和」のトランスミッションメカニズム -「第一の矢」の考え方-

京都商工会議所における講演

日本銀行総裁 岩田 規久男

2013年8月28日

https://www.boj.or.jp/about/press/koen_2013/ko130828a.htmの図表 https://www.boj.or.jp/about/press/koen_2013/data/ko130828a2.pdf の2ページを見ればわかるけど 現実の成長軌道(実質)を潜在成長軌道(実質)に持ち上げるのに第一の矢が資するのだ、という主張であった

anond:20241212195522

結論リフレ批判なら整合性関係なく飛びついてるような」

結論リフレ派は正しかったというだけで2013年リフレ理論の(何が正しくて)何が間違っていたかを1ミリ秒も考えてないような

anond:20241204012339

量的・質的金融緩和」のトランスミッションメカニズム -「第一の矢」の考え方-

京都商工会議所における講演

日本銀行総裁 岩田 規久男

2013年8月28日

https://www.boj.or.jp/about/press/koen_2013/ko130828a.htmの図表 https://www.boj.or.jp/about/press/koen_2013/data/ko130828a2.pdfを見ればわかるけど コミットメント付きマネタリーベース増加によりフィリップス曲線上方シフトが起きて物価上昇をもたらすというのが主たるメカニズムであって、円高修正物価上昇とは関係ないという主張だったよ (という建て前だった)(というか隠していたのか)

2024-12-10

anond:20241209193555

丸山静江

おしん』関連のエピソード

編集

→「おしん § 『おしん誕生」も参照

1979年丸山静江の半生を次女の千鶴子が代筆し、『主婦生活』誌に「母たちの遺産」を連載していた橋田壽賀子に送ったことがきっかけとなり、『おしん』の脚本作りに協力したという[1]。

おしん』には奉公に出るためおしん最上川を筏で下るシーンがあるが、静江も榛原郡金谷へと奉公に出るため大井川を筏で下った経験がある[1]。

2013年3月7日静岡新聞社静岡放送サイト「アットエス」に掲載された記事で、静江の生涯と『おしん』との関わりを周知させようとする人々が紹介された。この記事において千鶴子は「おしんは母の半生そのもの。母が泣きながらドラマを見ていたのを覚えている」と語っている[1]。


確か砂の女原作山形舞台だけど原作舞台の庄内砂丘が狭すぎてロケに向かないから、映画静岡浜松砂丘日本三大砂丘)で撮影されたんだよね。

映像作品にするとなると川でも砂丘でもデカものを使うことになるんだなあ

2024-12-09

anond:20241209175033

人種差別だと言うリベラルと、人種差別だと批判されることを恐れる警察によって、日本でもロザラム事件みたいな事がそのうち起きるよ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ロザラム児童性的搾取事件

イギリスサウス・ヨークシャー州にあるロザラム及びロザラム近郊都市圏において、2010年、5名のイギリスに住むパキスタン系の住人による少女達(最年少で12歳)に対する一連の性犯罪罪状が露見した。新聞社タイムズ調査報道により、児童性的虐待は非常に広範囲に及ぶことが報告された。イギリス内務委員会は、サウス・ヨークシャー警察ロザラム都市自治区議会に対し虐待事件の扱いと隠ぺいを批判した。

人種差別だと批判されることを恐れた地元サウスヨークシャー警察当局や、問題を把握しながら長年問題放置し続けた同州政府の怠慢があり、さらに同州議会議長を含むパキスタン地方議員らが、人種差別反移民など地域社会の分裂を招くとして、問題解決を妨げていたという。

2013年、街の児童性的虐待に対して、アレクシスジェイ教授による独立した調査会ロザラム議会設立された。2014年8月26日に発表された調査会最初の報告では、ロザラム当局がいくつかの組織的事件が発生していたことを認識しながらも、虐待に対する効果的な対応を怠ったことが厳しく非難された。同報告によると、主にイギリスに住むパキスタン系住人の男性達の集団により、1997年2013年にわたって少なくとも1400名の児童組織的性的虐待を受けていたと推定されている。報告された虐待には児童に対する強姦集団強姦誘拐拉致拷問人身売買が含まれていた。

この事件は、白人少女への虐待問題となったが、パキスタン系が同じアジア系少女たちに行った性的暴行は、ほとんど表沙汰にはならず泣き寝入りし、問題はより大きいとみられている。

anond:20241209175935

2020年3月6日職場で同僚に服の上から肛門エアコンプレッサーの空気を吹付けられ、1人が重傷とみられる怪我を負った。茨城県男性傷害容疑で逮捕されている。

2018年7月13日職場で同僚に服の上から肛門エアコンプレッサーの空気を吹付けられ、内臓損傷により1人死亡。茨城県男性傷害致死容疑で逮捕されている。

2018年3月22日職場で後輩に服の上から肛門エアコンプレッサーの空気を吹付けられ、1人が直腸けがを負った。山口県男性傷害の容疑で逮捕されている。

2017年12月16日職場で同僚に服の上から肛門エアコンプレッサーの空気を吹付けられ、内臓損傷により1人死亡。埼玉県千葉県男性傷害致死容疑で逮捕されている。ふたりは常習的にエアコンプレッサーを用いてふざけていたという。

2017年7月2日自動車関連工場バーベキューをしていた常連客が、服の上から肛門エアーダスターガンの空気を吹付けられ、直腸複数の穴が空く重症工場を営む京都府男性傷害容疑で逮捕されている。

2013年6月上旬自衛隊員男性2名が互いに肛門エアコンプレッサーの空気を吹付け、うち1人が検査入院厳重注意処分が下った。

2024-12-08

anond:20241208002638

2013年から数えるって書いてるけど死亡事故の大半は直近の3年間に集中して発生してないか

少ないとは言えない

いろいろ安全装置付けたところで従来どおりハイパワーな後輪駆動車は死にがちなんだろうなと思っていたけどこの表だとパワーのせいかどうかは分からないな

テスラの死者数をまとめたサイト

https://www.tesladeaths.com/

日本事故は2件あった。

2013年から数えて現在614人の死者

いや、意外と少ない……。いやでも死んでるわけだしな……。

2024-12-04

誰も…法華狼の記事を読んでいないのである

法華狼とは意見が合わないがこれについてはコメントがアホ過ぎるので。

炎上したこと否定していない

一にも二にもこれが全て。炎上したこと自体否定している、という前提でコメントしている人が多すぎる。

炎上により表紙を変更したこと否定している

このツイートが誤っていることを否定している。

炎上により表紙を変更したか

これについては当事者慶應SFセンター長大澤氏)の認識を示しておく。

法華狼にアホなコメントが付いていることから学会誌を読むヤツはほぼいないだろうが、表紙について学会内外から批判、その問題点を人工知能学会は重く受け止めているとし、それを基に次の表紙についてのプロセス見直しが行われたことが書いてある。決してフェミニストから批判だけを受け止めていない。

ちなみに当然だがこれらのことは法華狼の記事を読めば分かる。

たこの件における最近の大澤氏のツイートも紹介しておく。

・これ以上は大川隆法と同じ

大澤氏、人工知能学会当事者批判一定の理があると内部で議論を重ねより良い表現模索し、努力を重ねたことが資料として提示されている。

これを炎上させられたか対応を迫られたのだ、という事は勝手だが、それは当事者意見無視して自分意見を知らしめたいという意味大川隆法霊言と変わらんことは自覚すべき。

・これは個人的意見

法華狼の記事にある学会誌を読めば人工知能学会炎上の元となった批判に理があると受け止め議論を重ね改善に動いたことが分かる。これを炎上だ、フェミニストが燃やしたのだとそこ“だけ”にこだわるのは研究者に対する侮辱だと思う。

だけってちゃんと強調したからね!

2024-11-29

anond:20241129042047

首相、1人あたり国民総所得「10年後に150万円増やす」 - 日本経済新聞

2013年6月5日 13:45

安倍晋三首相は5日午後、都内で講演し、政府が打ち出した成長戦略の実現で「1人あたりの国民総所得は足元の縮小傾向を逆転し、最終的には年3%を上回る伸びとなる。10年後には現在の水準から150万円増やすことができる」との見通しを示した。

安倍さんが嘘ついたって言いたいのか?

2024-11-20

女性向けゲーム中国資本浸食

1. あんさんぶるスターズ!!Music - 売上: 4.00億円

運営: Happy Elements株式会社 (東京都港区)←親会社中国北京市にある2009年設立Happy Elements Co., Ltd.

 

2. ディズニー ツイステッドワンダーランド - 売上: 3.31億円

運営: Aniplex Inc. (東京都千代田区)←親会社ソニー・ミュージックエンタテインメント

 

3. 恋と深空 - 売上: 2.59億円

運営: 畳紙網絡(Papergames) 2013年8月設立中国江蘇省蘇州市会社Nikkiシリーズが有名、資本関係が何も分からない

 

4. 東京ディバンカー - 売上: 2.06億円

運営: Coly Inc. (東京都港区)2014年設立2021年3月東京証券取引所マザーズ市場(現グロース市場)に上場した日本企業

 

5. 魔法使い約束 - 売上: 1.29億円

運営: Coly Inc.

 

6. エリオスライジンヒーローズ - 売上: 1.09億円

運営: AIDIS Inc. (東京都渋谷区)2015年設立独立系ゲーム会社

 

7. 18TRIP (エイトリ) - 売上: 9,183万円

運営: CYBIRD Co., Ltd. (東京都渋谷区)←2017年株式会社カプコン2017年完全子会社化された

 

8. うたのプリンスさまっ LIVE EMOTION - 売上: 8,627万円

運営: KLab Inc. (東京都港区)2000年設立独立系ゲーム会社東京証券取引所プライム市場上場

 

9. ブレイクマイケース - 売上: 8,414万円

運営: Coly Inc.

 

10. アイドリッシュセブン - 売上: 8,247万円

運営: BANDAI NAMCO Entertainment Inc. (東京都港区)

 

Happy ElementsとPapergamesが成功しているのが気になるな…結構入ってきています

2024-11-18

anond:20241118042212

次世代が現れなくなる」なんて随分と呑気だな。

絵柄の模倣著作権違反になるとした場合最初に発生するのは「2013年からイラストレーターとして活動しているAさんの絵柄は、2000年から活動しているBさんの絵柄の模倣だと判断される」みたいな案件だよ。つまり現役世代からしてアウトな人間が大量に出る。

アウトラインは広めに取らないと、生成AIによる模倣を抑えるって目的は達成できないからそうならないと意味がない。無論親告罪から訴えられなきゃ大丈夫だが、このケースだとAさん(反AI)に訴える権利はなくBさん(親AI)にしかない、とかも発生しうるので…

2024-11-17

メーカーTVRとその現状

TVRって知ってる?

イギリスの小さなスポーツカーメーカーなんだけど、独特なデザインと高性能が特徴。「グランツーリスモ」や「フォルツァ」のようなレースゲームでも時々見かけると思う。

日本だと、西部警察撮影事故を起こしたっていうエピソードが有名だけど、TVRが作る車の特徴が現れてると思うので、まずその紹介から

TVRの車のせいで、西部警察制作が中止に

2003年8月12日名古屋市内で起きたあの事故

TVRタスカン運転していた俳優さんが、見物客の列に突っ込んじゃって、5人が怪我をしちゃったんだ。これがきっかけで、西部警察制作が中止になっちゃったんだよね。

TVRタスカンって、見た目が特徴的で、絵も映えるんだけど、撮影中に見物客をひくなんて言うあってはならない事故が起きちゃった。

でも、これは車に原因があったみたいなんだ。

  1. タスカンがめちゃくちゃパワフルで扱いにくかった
  2. 車の性能を甘く見てた俳優さんが「いいところを見せたくて」アクセルを踏みすぎちゃった
  3. 安全装置ほとんどついてなかった

タスカンって、車重1100kgなのに350馬力もあるんだよ。

それに、ABSトラクションコントロールもついてなかったから、本当にベテランレーサーじゃないと扱いきれない車だったんだ。

ただこの事故TVRの特徴をよく表してるんだよね。パワフルで軽量、でも扱いが難しい。

そこがTVRの魅力でもある。

さて、そんなTVRって今どうなってるんだろう?

TVRの現状

実はね、TVR2006年経営破綻しちゃったんだ。でも、2013年に新しいオーナーが現れて、ブランドの復活を目指してるんだって

新型グリフィスの開発

2017年に新型スポーツカーグリフィス」を発表したんだ。これがTVR復活の象徴になるはずなんだ。

ただ、生産開始がどんどん遅れちゃって、2024年、つまり今年になっちゃった

電動化への取り組み

TVR時代の流れには逆らえないみたいで、電気自動車にも手を出すみたい。

復活への課題

でもね、TVRの復活にはいろんな問題があるみたい。

  1. 2024年になってもグリフィス生産工場がまだ決まってない
  2. お金集めが大変
  3. グリフィス発表から5年以上経っちゃったから、既に競争力がない
  4. 2035年イギリスではエンジン車の新車販売禁止への対応

自分のようなファンとしては、TVRが復活するのを心待ちにしてるんだ。

でも、新しいグリフィスEVモデルが、昔のTVRみたいな魅力を持ってるかどうかが気になるよね。

TVRらしい個性的で高性能な新しいモデルが出てくる期待が止まらない。

みんなはどう思う?

TVRの復活、楽しみにしてる?

それとも、もう時代遅れだと思う?

西部警察事故みたいなことは二度と起こしちゃいけないけど、TVRの魂は残してほしいよね。

2024-11-15

底辺絵師に贈る、底辺なろう作家提言

現代底辺であり未来の神絵師へ贈る提言

 今、絵師界隈は激動の時代にあるように見える。

 Xの規約変更だとか、ウォーターマークとか、いろいろ目に入ってくるが結局の発端は「生成AI」だろう。

 最初記述するが、私は「生成AI」の善悪を語る気はない。

 なのでここから先、どれだけ読んでもらっても「生成AIを滅ぼす方法」を求めている方のご期待には添えない。

 これはあくまでも、絵師界隈で生計を立てていきたいが、生成AI存在するこれから先の未来不安を抱いている絵師に向けたものであり。

 小説家界隈に住む私が、実際にイラスト勉強する過程で感じた二つの界隈の違いを言語化し、それを元に考察した一つの提言を届けたい。そういう趣旨のものだ。


絵師よ、オリジナルキャラクターを創れ

 では、先に結論から

 これから先、イラストで食べていくことに不安があるのなら「オリジナルキャラクターを作れ」。

 ただ単にオリジナルイラストを量産せよ、という意味ではない。

 あなたの頭の中にある「キャラクター」を絵という形で出力し、世間認知させ、あなたではない第三者がそのキャラクターイラストを描くようになることを目指す。という意味だ。

 乱暴な言い方をするなら「絵を描かされる側から、絵を描かせる側にシフトすることを意識しろ」といった感じだろうか。

 Vtuberママキャラクターデザイン)を想像してみてほしい。

 だいたいあんな感じの立ち位置が、私の想像力の範囲で今後も生き残っていける絵師の一つの形だと思っている。


現代日本では絵師の「作品」は求められていない

 なぜ、絵師オリジナルキャラを作るべきなのか。その理屈を語る前に確認したい。

 絵師界隈の方々は「同じクリエイターなのに、どうして小説家界隈はあんなにも生成AIに対する反応が薄いんだ?」と思ったことはないだろうか?

 もちろん、文章世界にも生成AIはある。

 むしろ小説生成AIの方が、イラスト生成AIより先に世に出ているはずだ。

 だが、実態として小説生成AIに対し、敵意や危機感を抱いている小説家は少数派だろう。


 ではなぜ、小説家界隈が生成AIに対して他人事のようなスタンスになりがちなのか。

 それは小説家絵師、それぞれのマネタイズの仕組みの違い。

 言い方を変えると『社会』との関係性の違いにある。

(以後、市場や、顧客マネタイズシステム全てを包含した『社会』という主語を用いて記述する。)

 そして、私が見るに絵師小説家も、大多数がこの両界隈の違いに気づいていない。


 その違いは

 『社会』は小説家には「作品」を求め、絵師に対して「技術」を求めている。

 この一点に尽きる。


 誤解を恐れずに言えば、『社会』は絵師に対してほとんどの場合作品」を求めていない。

 絵師界隈のトップレベルの方々は、おそらくこの違いを認識しているように見受けられるが、逆にトップクラス以外の領域では認識していない人の方が多数派。というのが私の所感だ。

 (一方で小説家界隈はトップクラス層もこの違いを認識していない人の方が多数派だと思っている。というか、クリエイターは全業界で「作品」重視で活動していると認識してそうな気がする。)


 この違いがどういうことか、わかりやすい事例をあげよう。

 新人賞コンクールといった賞レース代表的だ。

 これらは絵師界隈にも小説家界隈にもある。

 例えば、ある無名絵師イラストコンクールで最優秀に輝いたとしよう。

 その絵師は名声と得て、イラストの依頼が殺到するかもしれないし、あるいは協賛企業から何かしらの商業イラストを描く契約を結ぶかもしれない。

 だが、肝心の『最優秀賞に輝いた絵』そのものマネタイズの中心にはならないと思う。

 あってせいぜい、短期的な限定グッズデザインになる程度のはず。

 おそらく絵師側も最初から「その絵」で稼ごうとは思っていないはずだ。


 だが、小説界隈は違う。

 企業も、小説家本人も、基本的には「その小説」で稼ごうとする。

 2003年スニーカー大賞に選ばれた『涼宮ハルヒの憂鬱』は、2024年現在市場流通し続けているのが代表的な事例だ。

 受賞した作品を脇に置いて、その出版社編集提案した全く別の小説を書かせる。というのは無いとは言わないが、そういう流れになると小説家からはあまりいい印象は持たれないだろう。

 つまり、同じ賞レースでも絵師界隈は「技術を持った人」を探し、小説界隈では「作品」を探している。というのがなんとなく伝わったはずだ。


 もっとざっくり言ってしまうと

 「金を出すから自分の代わりに理想の絵を描いてくれ」が絵師と『社会』の関係の主流で

 「印刷流通を代わりにするから、その売り上げの一部をわけてくれ」が小説家と『社会』の関係の主流なのだ。)

 重要なのは『代わりに絵を描いてほしい』という部分だ。

 つまり、『社会』が絵師に求めているのは代筆能力という「技術」であり、「作品」は依頼者の頭の中にある物を指すのだ。


著作権法は「代筆家」を守らない

 さて、ここまでで絵は「技術」が求められ、小説は「作品」が求められている、というのは理解してもらえたと思う。

 ここで一旦、生成AIの話に戻そう。

 小説界隈が生成AIに対して反応が薄い理由は単純だ。

 『現行の(少なくとも日本国の)著作権法は「作品」を保護してくれているから』に他ならない。

 また一つ具体的な事例を挙げよう。

 かつて、「ハリーポッターシリーズ学習したAIオリジナルの「ハリーポッターシリーズの新作を書かせる。という試みが海外で行われたことがある。悪意ある第三者がこれと同じことをしたとしよう。

 もしその第三者が「ハリーポッターシリーズの新作」と銘打ってソレを売り出せば、著作権法容赦なくこの第三者断罪する。

 では、それを避けるためにキャラクター名前オリジナルに変え、タイトルオリジナルのものに変えて販売したならどうか。

 ソレは「よく似た別の作品」の一つになり下がるだけだ。

 書いたのがAIであろうと、人間であろうと重要視されるのは「作品」だから、そこの模倣がされない限りは脅威になりえない。というのが小説界隈の人が意識的にしろ無意識的にしろ生成AIに対して抱いている感情だろう。


 だが逆に著作権法は「技術」を保護はしていない。

 むしろ、広く開かれて文化の発展に寄与するべき。というのが基本スタンスだ。

 「技術」をお金にしている絵師界隈からすればたまったものではないだろうが、これが実情だ。

 「技術」の保護に舵を切るなら、それは著作権法ではなく特許法領分になるが、特許理念は「知財ビジネス支援すること」なので、おそらく企業と繋がりのないアマチュア絵師は生成AIユーザー以上に苦しむことになると思う。


 これまでの話を統括すると

現代絵師は「技術」を求められ、肝心の「作品」は依頼者の頭の中にある。

・現行の著作権法はその「技術」を保護していないし、「技術」の保護アマチュアに優しくない。

 この二点が現代の、そして未来絵師を苦しめる要因の根幹だ。


これから絵師も「作品」をビジネスにしなければならない

 そして、最初の私の提言に繋がる。

 これから先、代筆家として誰かのために絵を描くという「技術」を売る領域は生成AIに食い荒らされるだろう。

 そんな未来でも絵師として生き残りたいのなら、依頼者の頭の中にある「作品」ではなく、あなたの頭の中にある「作品」を生み出すことを考えるのが良いのではないか

 という話だ。

 「オリジナルキャラクターを作れ」というのは、その一例だ。

 企業依頼でPRキャラを描くという現行の関係から企業が「自社製品あなたオリキャラに使わせてください」みたいな関係になるのが、そこそこいい感じの未来予想図だと思わないだろうか?

 仮に企業お金ケチって生成AIでそのオリキャラ勝手に使えば、容赦なく著作権法断罪できる関係性になる。

(他に思いつくのは、大昔のゴッホだ、フェルメールだの時代のように一枚一枚の絵そのものを「作品」として『社会』に売りつけて生計を立てる道。あるいは自分自身を「作品」にしてパトロンから庇護を受けて好きに絵を描く道、あたりか。現代で言えば、前者は同人誌即売会イラスト集を売っている人たちで、後者お絵描き配信者としてファン投げ銭生計を立てつつ、絵を描いている人達だろうか。)


 逆に、このことに気づかず、「技術」を守ることに執心し続けると、どこかでとんでもないことになるのではないか。私はそう思っている。

 これがもう一つ、裏の提言……というか懇願だ。


小説家から見た絵師界隈の「技術」の体系化と共有文化の素晴らしさ

 絵師界隈で育った人達は気づいていないかもしれないが、小説家界隈で育った私から見て、あなた達が確立している「技術の体系化と共有」の文化は素晴らしいものなのだ

 YouTubeでは多くの絵師プロアマわず、自らの技法を公開しているし、有償の場になれば更に本格的かつ専門的な技術を共有しあっている。

 おそらく『社会』が絵師に「技術」を求めていたからこそ、惜しげもなく場と資産提供していたことで出来あがった土壌だろう。

 無数の技術が公開されているから、その中で自分好みのものを取捨選択し、組み合わせることで理想個性形成できる。

 私のような「最初から絵のプロになる気が無い人間」にも成長の手順が提示されているのは、非情にありがたかった。


底辺なろう作家愚痴妄言

 ここからは、若干小説界隈のネガティブな内容に触れるのだが、ご了承いただきたい。

しか生産性がない話なので、絵師界隈の方はここから先を無理に読む必要はない。

 ただ、この先の話を読んでくれた絵師から、こういう界隈の中で私はどうやっていくと良いか、そういう意見を貰えたら嬉しい。)

 小説界隈は何度も言っているように「作品」重視の世界だ。

 故に、小説家は「表現技法」をほとんど語らない。

 例えば炎の熱さを表現するにあたり、絵ならば「暖色の与える印象の理論」だとか「ぼかしによる蜃気楼技術」といったものがあり、ある程度体系化、共有された技術があるはずだ。

 だが、小説家界隈ではそういった表現技術を「作家個性」として、共有せずに個人のものへと抱え込む道に発展してきた。発展してしまった。

 我々は百の作家がいれば、百人が別々の言葉で炎を描写し、実際にどれが最も読者に熱さを感じさせられる表現だったのかを検証しなかったのだ。


 我々小説家今日も、読者が本当に熱を感じてくれるのかわからずに炎を描いているし、可愛さがちゃんと伝わっているかからずに美少女を描いている。

 「技術」を体系化しなかった、というのはつまりこういうことだ。


小説家は「腕を磨かない」

 では「技術」を語らない小説家界隈が新人達に何を語っているのか。

 それは「作品の作り方」だ。

 手順、理論作法形式

 現在小説家界隈で新人達に向けて語られているのはおおよそ上記の要素であり、それらをまとめると「作品の作り方」となると思う。

 これもまた絵に例えるなら

 「ラフ、下書き、清書の順番で書くと良い」とか、「線画と塗りは別レイヤーに分けたほうが良い」とか、そういうレベルの内容だと思ってくれていい。

 それを十数年以上、場所を変え人を変えこんこんと語り続けている。

 それが小説家界隈なのだ

 SNSで無数の新人作家たちに向けて情報発信をしている高名な小説家達も

 「自分達が教えられるのはいわば『就活履歴書の正しい書き方』だけだ。その内容は個々人で書くしかない」

 みたいなことを常々言っている。

(で、まあ「特定効果を与える技術」ではなく「作品作品たらしめる作法」という名目なもんだから「not for me」の概念適応されにくく、「正しい」「間違い」で定期的に燃えている。)


 つまり小説家界隈は「作品を完成させる」ことを教えることが主流であり、その質を技術によって高めることには非常に無頓着なのだ


 私の推測だが、これは絵とは逆方向の『社会から圧力と発展によるものだろう。

 絵師には「技術」を求める以上、まぐれではダメだ。再現性がなければお金にはならない。

 だからちゃんと「技術」が身に着くような環境を作る。

 だが何度も言っているように小説家に求めるのは「作品」だ。

 極論だが、出来が良ければまぐれでもお金にできる。そのまぐれの一つを拾い上げて市場に売り出せばいい。

 だから社会』はできるだけ多くの「作品」が出来上がる環境作りを自然と行ったのだろう。


 「作家を作る」ことは頑張るが、「作家を育てる」ことはしない。

 プロアマわず、それが現代小説家界隈なのだ

 「プロになるつもりはないが、もっと上手くなりたい」という人間に対しても、絵師界隈の先達は「技術」を提供し、成長の道筋を照らしてくれる。

 だが、小説家界隈では「プロになる気がないのなら、あなたの好きに書けばいい」の一言で終わる。

 私のような無才な人間からすると、暗闇を手探りで歩くような感覚だった。


出版業界の陰り

 まあ、小説家界隈が無才に厳しいだけなら良いのだが、最近この界隈の「作品重視」の傾向が業界全体の問題として表面化してきているように思う。

 その問題とは、端的に言うと「作品が増えすぎた」ということだ。


 「小説家になろう」では毎年開かれているネット小説大賞という賞レースがある。

 2013年に開かれた第一回では応募作は「1,135作品」だった。

 これが五年後の第六回では応募作はほぼ10倍の「10,156作品」になった。

 そして、今年の第十二回に応募された作品は「20,826作品」と、その数は恐るべきペースで増えている。

 一応、この数字についてはちょっと恣意的表現をしている。

 一般新人賞公募と違って、小説投稿サイト主催の賞レース過去落選した作品も全て再応募する作者は少なくないからだ。なのでおそらく「作家」の増加数はこれほど極端ではないと思う。

 だが、この仕組みと過去作を再応募し続ける風潮こそ、小説家界隈が「技術」を軽視していることの証左であり、問題の根源だ。

 この世には「玉石混交」という言葉がある。

 賞レース選考員は一万以上の無数の石の中に隠れた玉を探すわけだが、さっきも言ったように、ネット小説の賞レース過去落選した作品継続して応募されている。

 つまり、玉と石の比率一定ではない。拾い上げられた玉は減るが、石はそのまま翌年、また翌年と残り続ける。


 そうなると、単純に選考員の負担が年々増えていくのは想像できるだろう。

 ただでさえ、小説は受けての時間を奪う媒体だ。短編でも一作につき五分から十分。長編なら余裕で一作一時間を超える。

 選考員を増やせば個人単位負担は軽減されるだろう。だが、人を増やせば今度は運営出資が増える。

 必ずどこかしらが負担を負うことになる。

 そして『社会』が持っているリソース無限ではない。


 そして多分だが、小説家界隈……というかネット小説業界は、このリソース限界をとうの昔に迎えてしまっている。

 出版社は玉探しを継続的にしなければならない。

 だが、玉探しに必要な労力は年々増え続けている。

 ならば、別の所で手を抜いて調整するしかない。

 宣伝作家に任せよう。

 連載継続するかどうか早めに決めよう。

 といったふうに。

 ざっくり言うと「プロ作家サポートにかかる労力を削る道」も考えられる一つだ。



 私の未来予測では、今後も出版社側の玉探しの労力は増加し続け、それと負の相関に基づいて出版社からプロ作家へのサポートの質は低下し続けるだろう。

 そうなると、作家から出版社への信頼が揺らぎ始める。

 作家出版社を信頼しなくなれば、出版社は心置きなく作家使い捨てられるようになる。

 これを 『才能の狩猟社会』みたいなことを誰かが言っていた。希望の無い話だ。


 「技術」を『個々人の個性』として体系化せず、共有しなかった小説家界隈。

 「作品」を完成させることだけを重視し、質より量を推し進めた小説家界隈。

 これはその一部で実現しつつある最悪の未来予想だ。

 この私の未来予想が一理あるか、見当はずれかの判断は委ねる。

 (とはいっても、プロ経験皆無の底辺作家妄言なんて外れてくれた方がいい。部外者がそれっぽいこと言って、それ

2024-11-14

インターネット元年

2012-2013年くらいだよね

スマホが急激に普及した年

それ以前は仲間内パソコン通信の延長上や

2024-11-12

anond:20241110234426

ではここでゲームプロ練習時間を見てみましょう

sako: 練習量は1日平均10時間以上あると思います

ウメハラ:1日のゲームプレイ時間10時間前後

釈迦;PUPG5000時間(別にプロではない)

Faker:2013年当時は1日15時間くらい練習していましたが、今は10~12時間くらいです

2024-11-11

2024秋アニメ 途中感想

そろそろ秋アニメも折り返し地点なので自分が今見てるアニメ覚え書き。順不同。

テレビ放送のみ。配信は見てない。あと銀河英雄伝説Die Neue These(日テレAnichU枠)や、テレビ埼玉CBCテレビオンリー放送など多くの地域放送していないものも見れてない。

アニメはこうやってボーッとたくさん見てるけど詳しくはないです。アニメ制作会社とか声優とかはよく分からんので間違ってること書いてたらごめんなさい

今のところ継続視聴中

Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season

正直なところ2期より好き。相変わらず色んな意味でエグいところを表現してくれるのは関心する。問題が、問題が多すぎる!

やり直し令嬢は竜帝陛下攻略

ロリコンラブファンタジー幼女戦記王国王太子から婚約されたが、実は自分の妹との禁断の恋をカモフラージュするための婚約だったということを知り、それを知ってしまった後は王太子冤罪をかけられ人生終了。次に気がつくと幼少期まで時がさかのぼり、今度はクソシスコンから婚約を避けようとしたら隣国の呪われた皇帝求婚をしてしまう。あれ、やり直す前の皇帝あんなに殺意剥き出しで恐ろしい男だったのに、今の皇帝には優しさが見える・・・令嬢のやり直しといえば「ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活満喫する」が記憶に新しいが、あちらに比べコメディファンタジー要素が多め。

〈物語〉シリーズ オフモンスターシーズン

配信先行。配信は見てない。尺の都合で一部カットされている部分があるらしい。1話愚物語、2話〜6話が撫物語。あまり感想という感想もない。

転生貴族、鑑定スキルで成り上がる

転生後は弱小貴族だったけど人の能力を鑑定するスキルで人を見定め、有能な仲間を集め成り上がる話の2期目。35歳からの転生者だから子供でも年齢不相応な立ち振る舞いだけど、周りの仲間たちもそんな感じだし、前世記憶が云々とか話の中では出ないので、あまり生モノって感じがない。1期から好きだった。やっぱり面白い

株式会社マジルミエ

魔法少女お仕事アニメ現実的世界+魔法少女ビジネスとして成り立っている世界記憶力が優れた主人公魔法少女派遣をするベンチャー企業株式会社マジルミエ」に就職するところから物語は始まる。零細企業からできるのだろう、マニュアルや型にとらわれない行動、社員全員チームで働く姿が憧れる。いい会社だな〜と思わせてくれるのでいいアニメなんだと思う。

星降る王国のニナ

女性向け漫画原作王道ファンタジー孤児である少女ニナは特別な青い瞳をしていた。ある日国王女事故(?)で亡くなってしまう。その王女もまた青い目を持つものだった。国の第二王子秘密裏にニナを王女として仕立て上げることに。中国王宮ドラマでありそうなストーリー王女と天真爛漫に生きてきたニナでは性格や振る舞いが全然違う。それだけに王子もニナを王女として教育することに苦労するのだが、ふっ、おもしれー女。いずれは離れると分かっていながらも二人は惹かれ合う。何気にEDが毎回変わっていく。シルエットの絵本が1ページ1ページそれぞれの登場人物になっていく。

ラブライブ!スーパースター!! 3期

私はアイドルアニメが人数多くて苦手なんだけど、スーパースターは人数少なかったし、ストーリーも好きだったので見てる・・・3期のOP見たらまた人増えてるー。オッサンなのでこれ以上増えたらもう名前覚えられんのよ。今回は主人公がLiella!のライバルに。かのん存在って大きいなーと改めて感じる。今回もNHK放送では本編放送後にミニコーナーがある。受信料特典。

嘆きの亡霊は引退したい

追放系じゃなくて追放されたい系。主人公は実は自分は強くない。たいしたことをしていないのに周りがかってにいい方向に解釈してくれる。最近で例えると転スラの勇者マサユキみたい。スタッフにふとももフェチがいるのか、そういったセクシー描写がよくある。本編も面白いOPEDの作りも面白い。正直このアニメの一番の特色はOPEDにあると思う。アバンタイトルからOPシームレスに入ったり、OP途中に今回の予告が少し入ったり、EDの途中で次回予告が入り、次回予告のセリフは曲に合わせてラップ調。| OP中に話のハイライトが入るのは、80年代アニメの「蒼き流星SPTレイズナー」で既にやっていると知り、調べるほど今度はレイズナーの魅力に取り憑かれていった。ありがとうレイズナーに会わせてくれて。

甘神さんちの縁結び

少年誌王道ハーレムラブコメ。男主人公美人三姉妹がいる所へ居候する話。天涯孤独が縁あって美人三姉妹JD, JK, JC)のいる神社居候しつつ、京大医学部を目指す・・はずだったんだけど神社の苦しい状況を再建することに付き合う感じに。その辺は女神カフェテラスみたいな。三姉妹はそれぞれの血液型の型にはまったような性格OPももクロ。マクロスドッグファイターモーニング娘。真夏の光線みたいに「デケデケデン!!」と入るイントロがかっこいい。ED明日ちゃんセーラー服OPに似てると思った。

クロトリップ

りぼん原作健全なまほあこ。大大大好きな魔法少女ベリーブロッサムの輝く姿を見るため、ポンコツ悪の組織総帥、クロマの仲間に入り魔法少女と戦う道を選ぶ。OPから本編もボケとツッコミ応酬ギャグアニメである舞台はN県某賀市とあるが、日本海フォッサマグナという言葉が出てくることから新潟県なんだろうな。終始、魔法少女vs悪の組織ごっこみたいなゆるい感じで話が進みつつ、ツッコミどころにはしっかりツッコミが入る!おもしろかわいいぞみんな!!

歴史に残る悪女になるぞ

何でもかんでも 悪女としてーと、(プロとしてー)ファブもびっくり悪女を目指すためなら努力を惜しまないのが主人公。7歳になったある日、自分前世プレイしてたゲームに登場する悪役令嬢になったと気づく。聖女本来ヒロイン)をだしに歴史残る悪女になりますわよ。聖女理想論に対し、現実を叩きつけ、聖女理想を切る捨てる討論が面白い

きのこいぬ

大好き。ペットロス仕事も手につかないホラー絵本作家主人公。庭に生えたヘンテコなきのこ。土の中から出てきたとおもったら犬だった。いやそうはならんやろ。きのこのように生えてきた犬と作家先生と仲間たちの日常生活きのこいぬ先生のこと大好きすぎるのが可愛くて心温まる。何気にBGMがすごくいい。きのこいぬ可愛い声で鳴くが、声は男性声優なので、たまに出るため息がオッサンっぽい。見ててこんなにたこ焼きが食べたくなったのはまじかる☆タルるートくん以来かもしれない。え、OP歌ってるのHY!?

ダンダダ

特にないです。

ネガポジアングラー

好き。釣りアニメ。余命2年人生絶望借金取りから追われる最中に川へ転落。助けてくれた釣り人達から釣りを教わりつつ、半分釣具屋化してるコンビニで働く。釣りアニメというか、釣りを通して人生を見つめ直すって感じなのかな。かなりマニアック釣り知識が飛び交う。BGMギターがめちゃくちゃいい感じ。釣りシーンでヒットしたら曲調が代わり、魚との格闘を演出するのとか。

『アオのハコ』

こちらも特に言うことないですって感じ。良すぎて言葉があまり出ない。バドミントンに勤しむ主人公は一つ上でバスケ部の先輩に片思いしている。先輩の親が海外転勤になること、親同士が仲がいいことをきっかけに一緒に住むことになる。義姉生活(違)タイトル通り青春を感じるアニメ青春スポーツラブストーリースポーツの動きも各々の感情表現もすごい丁寧に作られてると感じた。OPOfficial髭男dismEDEveEDクレジットにはアシックスアディダスデサントミズノヨネックス大塚製薬名前が。おお。俺にはこのアオハルが眩しすぎてポムじいさん状態。強がるガールのひなちゃんを見てるとツライ。

魔法使いになれなかった女の子の話

絵本みたいな作画が特徴的。魔法使いに憧れていた主人公だったが魔法使いへの登竜門である学科に落ち、普通科に入ることに。普通科では今では当たり前になっている電子手帳みたいなものを使う現代魔法ではなく、幾何学的な魔法人を書いて魔法を使う古代魔法を学ぶことに。主人公が来てるシャツがダサかわいいOPPUFFYとついでにTOOBOE。

2.5次元の誘惑(リリサ

アニメから続いているコスプレテーマアニメジャンプらしく友情努力勝利の要素があるストーリーとなっている。一番好きなキャラ校長先生です。あん大人に僕はなりたい。この作品校長先生だけでなく、生徒会長など周りが生徒全員の味方となってくれるのですごい安心して見れる。やさしい世界。1期のOPシャッターチャンスが好きだったので変わったのが残念。まあ仕方がないですけど。ED写真は少しずつだけど増えていく。第21話約束された神回

るろうに剣心明治剣客浪漫譚京都動乱

2期、京都編。今までなかった新作エピソードもある。第三十四話 逆刃刀 初撃は好きな話だったなー。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神

ベルくんは罪深い!前回の厄災編は見ててしんどかった。それだけにリューさんの愛しさが極まっていたが。今回はシル・フローヴァ/フレイヤとの話かな。以前からベル好意を抱いていたシルがベルデートすることに。ベルとシルの愛の逃避行。まるでローマの休日しかフレイヤ劇場型悪意でなぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?状態に。ベルくんかわいそう。原作では前回のリュー中心の話と今回のシル中心の話が第4部「豊穣編」にあたるのかな?OPはGRe4N BOYZ(元GReeeeN)。AIの遺電子とか大雪海のカイナとか、たまにアニメ主題歌担当するね。

凍牌

ソレアガリダヨ。裏世界麻雀アニメ。高レートの雀荘荒らし回る高校生主人公。裏レート麻雀闘牌録とタイトルにあるとおり、ヤクザとかがいるヤバイ世界にも出入りする。『賭け麻雀犯罪です』というテロップがは入る。PCモニタCRTというのが時代を感じる。東風荘流行った頃か。2013年実写化している。OPオーイシマサヨシEGO-WRAPPINみたいな曲調。

ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン

これまでレン&フカ次郎vs ピトフーイ&エムだったが、今回はこの2チームが一緒のチームとして組むことに。が・・・。前回放送から6年か・・・。もういろいろ覚えてなかったりする部分があるが、戦闘を観戦してる人が「あいつ前回レンちゃんに⚪︎⚪︎された/したやつじゃん」とか教えてくれるの親切。毎回アイキャッチの1枚絵がカッコイイ!こんなこと言ったらファンに怒られそうだけど個人的ソードアート・オンラインはGGOの方が好き。

科学×冒険サバイバル

韓国出版社が出しているサバイバルシリーズ子供向け学習漫画原作。以前からWebアニメ劇場アニメ化はされている。登場人物ジオたちのグループと、ダイアたちのグループの2組いる。1話〜3話がジオたちが登場する異常気象サバイバル。4話からダイヤたちの昆虫世界でのサバイバルミクロキッズね。EDtrfのsurvival dAnceをカバーサバイバル繋がりってことですか。1話と4話の内容に誤りがあり、その後訂正がある。1011話の「南極サバイバル」を飛ばし12話を先に放送する。放送前に疑わしい部分でもあったのかな

トリリオンゲーム

コミュニケーションスキルに長け大きな野心を抱いたハルと、コンピュータスキルの高いガクが1兆(トリリオンドル稼いでビジネストップクラスを目指すバディもの?。やはり大逆転劇は面白いですな。昨年ドラマ化してる。草!草!草!うめぇ

チ。 ―地球運動について―

15世紀ヨーロッパ舞台地動説研究することは禁じられている国で破れば命を落とすことにもなる。そんな状況下で命をかけ地動説研究する少年お話宗教コワイ。しか探究心と感動はそれをも超え誰にも奪えない。OPサカナクションEDはヨルシカ

さようなら竜生、こんにちは人生

様々な人種が住む村でのスローライフ。でもないか平穏な日々を守るため奮闘する。竜が勇者に倒され人間へ転生し、ドランという名前人生を歩むことになる。ある日、沼の調査に出かけた先で美しいラミアのセリナに出逢う。人間からはラミアは恐ろしいモンスターとされているが、ドランサポートと、セリナの優しさが伝わり村で一緒に生活することとなる。

鴨乃橋ロンの禁断推理

天才頭脳を持つ鴨乃橋ロンと、ピュア刑事の一色都々丸(トト)が謎をとく推理ミステリー。ロンは優秀だが事件の謎を解いた後に犯人を死に追いやる不思議な力がある。それ故、ロンは探偵業ができなくなっていた。トトはロンに代わり謎を説く役になったり、ロンの暴走を防ぐ役にまわるなどして、二人で難事件解決していく。Season1を見てなかったけど面白そうだったのでSeason1からいっきに見た。黒(96)蜜好きで首に96のタトゥーがある鴨乃橋ロン。DVDは本編96分という徹底ぶり。次があるなら次の主題歌96猫に歌ってもらいたい。

らんま1/2

リメイク勝手不安を感じていたが面白いと思う。がっつり上半身真っ裸シーンとかやるのね。時代的に隠すのかと思った。EDの絵はあずきちゃんみたいな感じもあってその時代を思い出し何かもみな懐かしい。

青の祓魔師 雪ノ果篇

このシリーズひとつも見たことないのであまり言えたことじゃないんだけど、面白いっすね。たぶん過去のは一応録画してるのでどこかで見ようと思う。

魔王2099

はたらく魔王様! 2099 〜in サイバーパンク勇者に倒された魔王、復活した時代は2099年。魔王は大きく変貌した世界に驚くのであった。魔王として君臨していた主人公もこの時代では信仰力は薄まり一般人よりも弱い存在となる。そんな中、かつての仲間が行くへ不明になっていること、この世界の闇に触れることになる。有名になって力を取り戻し、余は世界支配するのだ!ちょうどFF7RとFF16をやっていて、エネルギー問題の設定が似てるのでより面白く感じた。

結婚するって、本当ですか

会社独身者対象アラスカ州アンカレッジ支店への転勤を募集する。そこで海外転勤をしたくないもの同士が偽装結婚を企てる。最初は嘘だがお互い意識しあって本当になるってやつなんだと思う。ただ、その過程結婚するということはどういうことなのか。家の問題、愛し合う人同士が幸せになるのに結婚必要なのか、結婚とはどういうものか、いろいろと考えさせられる物語。正直見る前と見た後では印象が変わるアニメだった。2022年ドラマ化もしてる。OPAメロCharaのやさしい気持ちに似てて懐かしい気持ちになる。EDはゴホウビ。最近いね

 

続きはanond:20241111020502

2024-11-09

松本人志水曜日のダウンタウンで再評価されたのか

https://anond.hatelabo.jp/20241108192150

> ※そもそも松本人志というブランド2010年前後に一度、底を打っている。言うまでもなくつまんない映画を撮り続けてみんなドン引きだった時期だ。そこから10年代中盤以降の「でも結局、松本さんって凄いんだよな」という再評価に至ったのは水曜日のダウンタウンの、藤井健太郎さん一派の功績だと思う。番組内でダウンタウンを再神格化することによってその名を冠した番組自体価値を高め、自身ブランディングをも成功させた藤井一派のやり口は鮮やかだった。

大日本人2007年水曜日のダウンタウン2014年4月。その間底を打ったかというと2009年からIPPONグランプリ2013年からワイドナショー飛ばしはいけないと思う。IPPONグランプリお茶の間に届くほどの影響力ではないにしろチェアマン松本としてのセンスの良さを改めて知らしめたし、ワイドナショーでの発言賛否あれどさすが松本人志だと評価されたコメントも多かった。水曜日のダウンタウンは彼らの代表作たる人気作品ではあるものの、それまで地に落ちていた評価が水ダウで一気に上がったかというと違和感が残る。

水曜日のダウンタウン、とても面白いし大好きな番組ではあるけれど、番組自体ダウンタウンが主導しているわけではなく、浜田雅功の司会進行と松本人志ツッコミあくまで添え物で、実際に松本人志がお休みしてても番組自体面白い(もちろんいたほうが面白さはもっと高まるとして)。コメントから見るセンスの良さという点ではIPPONグランプリワイドナショー位置づけとしては変わらないのでは。

なお評価を落としたという説については大日本人という作品より、大日本人と大して代わり映えしなかった2009年のしんぼる、お笑いよりもヒューマンドラマに走った2011年さや侍のほうが適切に思うし、そういう意味2010年前後というのは共感する。大日本人監督1作目としては快作だったなと評価している(ただし前情報なく劇場で見るという条件において)

2024-11-08

去年の今くらいから考えてたことに、ようやく答えが出た(メモ)

あとはどう書き出すかだよなぁ🤔

いつも通り、思いつくまま適当に書いとくか、出来る範囲で読みやすくしとくか、うーーーん

とりあえず、忘れないうちにメモ書きしとく

 

結論:『差別』とは、何かしらの理由をつけて他者を見下して良いと正当化し、自分の方が価値がある(上位である)とする態度のこと

ワイは以前、『差別』というものは、生死に関わる問題経済的な困窮、戦争といった深刻な問題に直結するケースのみに限定されると考えていた

なので、無礼な態度や高圧的な態度は、単にその人の問題であり、べつにどうでもいいと考えていた

 

そもそも一般的に高所得と言われる立場にある人間にとって、気持ちを鈍感に保ち、何か言われても気にせずスルーするのは、持っていて当たり前のスキル

もちろん、ハラスメント名誉毀損侮辱罪として取り上げられるレベル罵倒侮辱は除くが、それに至らない範囲言動にいちいち反応しているのを見ると、

『稼ぐ気がないんだな』『働く必要がない裕福なご家庭の人なんだな』『生まれつき過敏なんだな。生きづらそう』と感じずにはいられなかった

 

だが、他者を『バカだな』とか『ボンクラだな』と感じるとき、よくよく考えるまでもなく、"自分の方が上だ" という考え、頭にあるよね?

  

人の価値お金で測れるものではないにもかかわらず、経済力という一点で優位に立っているという理由だけでーーー・・・とか、いろいろグダグダとやるまでもなく、

自分の方が価値が上だ』ってやった時点で、<ハイ差別のもの>で話は終わりだと、ふと気付いた

 

差別』とは、特定属性(例えば経済力やさまざまな社会的地位)に基づいて、自分他者より上位に置き、他者を不当に扱う態度のことだから

 

 

なぜこれまで自分の『差別意識』を意識することが無かったのか?

  1. 労働収入必要一般国民場合トップダウン組織文化と完全無縁ではいられないから:
    自給自足生活をせず、社会に労力を提供してそこそこの収入を得ている立場場合、『上下関係』が日常化し、そこに疑問を抱きにくくなる
    端的に言えば、『自分が人にやられたことを他の人にもしている』

  2. お兄ちゃんお姉ちゃん人生の先輩という順位制(序列):
    多くの社会動物順位制を持っている。人類にもあり、お兄ちゃんお姉ちゃん人生の先輩は『○○を優先的に出来て当然』みたいな慣習はまぁあるよね
    なお、人間社会は、ほかの動物よりもより複雑な社会構造であること、序列無視する個体が相当数いることが合わさり、
    序列上目でも、動物社会のような明確な特権は貰えてはいないような・・・?といったことはよく起きる模様(中間層でより顕著)

  3. 現実に即していなかった他人能力への期待値他者視点の欠如:
    多くの人と同じく、以下のように考えていた

    ・知能とは多面的ものであり、一面からどうこうジャッジできるものではない
    知的ハンデキャップがないすべての人は、最低でも自分と同等以上の思考能力を持っている


    ・・・と言うか、自分をどこの位置に置いてるのか?と言う人物でない限り 、自分レベルがこの位置にいるなら知能は重要ファクターにならないと考えるのが正常だし、
    スキルマウント取っているの見ると心底ウンザリするのがフツーだし(VLOOKUPとか、Excelパワポなんたら術とか)、
    ドヤ顔で『IQ20違うと会話が成り立たない』とか言ってる輩を見ると、『おっ、頭が悪い/まともな説明能力がないって言う自己紹介か?』って思うのが正常

    ・・・でもまぁ、ブクマカブクマカを兼ねている増田を見ていて気付けたよね。種として見た時には誤差と言えるほんのわずかな認知能力の差で、以下の違いが顕著が出てしまうことに

 

     - 日常的な問題解決能力の違い  
     - 想像力の違い (リスク管理他者理解
     - 上記の結果として収入の違い  

  

  自分と同等以上の能力がない人や、自分と異なる興味や能力を持つ人に対して、『やる気が足りないのでは?』と傲慢な態度を取っていたかもしれない

 

年収に影響する要素で1番大きいのは『運』、ついで『社会制度』、それらに比べたら『能力』の影響は小さいことも、他人能力を見誤る要因になっている

※ それ以前の問題として、『自分他人は違うを理解する機能』がそもそも未搭載なので、何度学習しても、つい他人能力を見誤ってしま

 

 

なぜ、"自分の方が上だ" について掘り下げようと思ったのか?

例えば、女性を『おばさん』と綴り男性を『男』と呼称インタビューに応える某皇族は、自分のことを『ガチ貴族』と思ってるし、実際に貴族なんだけど、

(あれがなんでウケてるのかマジでわからん中世か? 本当、膝を折って各地を訪問した平成天皇けが皇族例外でしたわ)、

 

政財界人間は、皇族と違って、いちおう一般人の"ハズ"なのに、日本以外の国でかましたら、

失脚、株価暴落活動家永久粘着される or 永久に身の危険を覚えることになるような暴言マスコミにすっぱ抜かれたとかではなく、

公の場で自ら積極的に発信してるのマジでなんなんだろ?って思ったわけです(ナチス発言ほかキリがない)

『オメー、平等絶対日本のどこでそんな教育を受けてそうなったの?』、『オメー、ガチ貴族ではなくね?』みたいな

 

だけど、べつにガチ貴族上級国民でなくても、無限無礼な人/上からな人いますよね?

せいぜいあっても年収2000万程度で、なんならワイ以下の年収でも無限にいます

 

まり、これは生まれ社会的な立場問題じゃ無さそうだな・・・ってなったわけです

単純にその人の態度(attitude)、人間性の問題なのでは?ってね

 

なお、アリストテレスは『ニコマコス徳倫理学』で、徳(美徳)は習慣(ēthos)化によって形成されるとって言ってるし、

人間の行動が繰り返されることで習慣となり、それが最終的に性格人格形成するって言っているので、

人間性の問題という表現問題ないという認識です

 

というか、いろんな自己啓発書で古来から言われてる通りよな

※下記は、マザーテレサでもウィリアムジェームズでも無いらしいです

言葉に気をつけなさい、それは、いつか行動になるから

「行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから

「習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから

心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。

 

 

自己責任論者は、自分たちが恵まれ環境にいることを相対化できていない『自己中心論者』であるエクイティ共通善に反する傲慢

自己責任論って突き詰めたら、森羅万象あらゆる事象自己責任を主張している本人のせいに全部転嫁できるはずなんだけど、いまだかつてこの主張が自己責任論者に聞き入れられたことがないので、自己責任論者は自己中心論者だと思っている

https://anond.hatelabo.jp/20240227185639#

 

これは 1000000000%、それはそう

 

森羅万象ではなく、もっと単純な日常的な視点で言っても、それはそう

 

例えば、通貨が弱く教育医療システムが整っていない国からやってきた人々や、スラム街から成り上がった人々にとって、先進国での一般的な悩みは『甘え』のように映るだろう

同じ先進国に住んでいても、呼吸や歩行、食事など、日常生活基本的なことすら困難な人々からすれば、健康に恵まれた人々の日常的な悩みなんぞ『甘え』に感じられるだろう

でも、先進国自己責任を説いたり、ぼくあたちは頑張った!努力した!をやる人は、上記の人々と同じ立場に身を置いたことがないどころか、

そういう境遇想像することすら、まず無いのよね

 

もっと言えば、社会には多種多様問題存在する

居所不明児童悲劇 川口高齢夫婦殺害事件(2013年)当事者に近い環境に身を置く人は今日もいるだろうし、

殴る蹴る性加害など緊急性の高い虐待ではなくても、電気ガス水道が止まるのが日常環境で暮らす児童今日もいるだろうし(貧困ではなくて親が生活能力がない)、

ネグレクト機能不全家庭でなくても、教育DV暴言日常とか過干渉とか条件付き愛情とか、基盤を壊すものは無数にあってひとつひとつ挙げたらキリがない

そして、自己責任を説いたり、ぼくあたちは頑張った!努力した!をやる人は、上記の人々と同じ環境に身を置いたことがないどころか、

そういう境遇想像することすら、まず無いのよね

 

人類自然に完全に打ち勝ったわけでも、自然から独立した存在でもない

だが、他の動物と異なり、『優れた貯金力(資源を蓄積する能力)』と『高度な想像力』を持っている。そのため、先進国では、福祉制度社会保障が充実しており、動物のように弱者を切り捨てたりしない。

また、見て見ぬふりをしてしまうこともあっても、自ら手を下して積極的弱者を切り捨てたいという輩は異常者とされるし、自分自身が社会から切り捨てられたいとも思うのも異常者だ

 

したがって、裕福な立場や恵まれ環境にあるすべての人は、たとえエリートでなくても社会的責任(ノブレス・オブリージュ)を意識する必要がある

持てる者が傲慢な態度であることは、エクイティ公平性)や共通善観点から見ても、批判されるべきだ

 

 

差別意識がわかりやすい『悪意』からではなく、むしろ無自覚な『習慣化された態度』からまれる事に気づいて、今後どうするの?

批判的ではありつつも、バーカ、バーカ、と言うのは控えたいと思います

 

世の中のすべての人が自己効力感の持てる世の中でありますように🙏

2024-11-07

横浜DeNAベイスターズ日本一を見て、いち巨人ファンが思うこと

今シーズン巨人は4年ぶりの優勝を成し遂げたが、CSで3位横浜に敗北して日本シリーズに出られず。

そして勢いそのままに、横浜絶対王者ソフトバンクホークスを倒し、日本一に輝いた。

彼らの歓喜の瞬間を見届けていたとき、胸に2つの大きな感情が渦巻いていた。

一つは言わずもがな、「羨ましいな」という、単純な"嫉妬"

そしてもう一つは、ハッキリ言葉に表すことは難しいけれど、おそらく"虚しさ"のようなものだと思う。

ポストシーズン激弱の巨人

"日本一"というタイトルに対する、今の巨人ファンの執着は物凄く強いものがあると思う。

最後日本一になったのは、ちょうど干支が一周する前の2012年

そこから12連続での逸日本一自体球団ワースト記録を更新中…というのもあるんだけど、ことはそう単純ではない。

日本一の翌年、2013年日本シリーズ楽天歴史的な戦いを繰り広げた末、3勝4敗で敗北。

最終的には東北感動のドラマの引き立て役になったけど、

シーズン無敗の主人公田中将大に唯一負けを付けたりとか良い場面もあったし、まあここまではまだ良かった。うん。

問題は次の2014年から11年間、ここからが苦難の始まりだった。

もちろん、巨人よりも長く日本一から遠ざかっているチームも広島中日ロッテ西武と4つくらいはある。(もう4つしかないとも言えるが)

ただ、巨人ファン特別ネガティブになる固有の要素としては、

この11年間でシーズン優勝4回、Aクラス8回、残り3年も僅差の4位…と、12球団全体でみてもソフトバンクに次ぐ戦績を残していること、

そしてこれだけシーズンで安定して好成績を残していながら、この11年間、日本シリーズでたったの1勝も出来ていないことである

4回優勝したうち、2回は日本シリーズに出ることすらかなわずCSファイナルで2位以下のチームに敗北。

そして残り2回は、ファントラウマでありアンチ笑い種…どこらかもはやアンチ巨人すらドン引きさせた感のある、

2019-2020の伝説的な対ソフトバンク連続4タテ(計0勝8敗)だ。

特に2020は、間違いなく史上最悪の日本シリーズと言っていい、あまり一方的なやられ方だった。

2005年阪神の"33-4"がネットミーム化で目立ってるおかげでちょっと隠れられてるけど、

あらゆる面で2020巨人の方が情けなく、惨めで、恥ずかしい、史上最低のチームだったと思う。

(どこがどう酷いのかを語りだすとキリがないので、ここでは割愛するが…)

そもそも、あの2020年コロナ特例で例外的CS開催無しで日シリに進出出来ちゃったため、

あの年CSが通常通り開催されてれば、チーム状態のマズさ的にCS時点ですでに敗退してた説が濃厚だったりする。

とすると、1勝+本拠地開催のアドバンテージがある首位立場でのCSファイナルで、実質3/4年も敗退していたような体たらくということに。

首位チームのCSファイナル突破率が80%(巨人除くと85%)なことを踏まえると、驚異的な弱さといえる。

なお。逆に巨人が2~3位だった4年間では、CS1st(2位vs3位)は3/4回と高確率で勝っているものの、

首位球団とのファイナルでは、1勝3敗、0勝3敗、0勝3敗とあっさり返り討ちに合っており、下克上の予感など微塵も感じさせてくれない。

つまるところ、この11年間我々は、

ペナントレース143試合の長期戦ではかなり強い方なのに、

ポストシーズン短期決戦になったとたん、嘘みたいに激弱チームになってしまって、

143試合で積み上げて熱量を、その後のたった数試合ですべて無に帰されてしまう。

そういう絶望を、ずっと味わい続けているわけだ。

普段模試では高得点をとれるのに、センター試験や2次試験の本番で大失敗する浪人生を、毎年見守っているような心境だろうか。

いくら貯金しても日本一にかすりもしないチームと、”貯金2"でも日本一になれるチームと

2012巨人日本一になった後、

ずーっとパリーグ(というかほとんどソフトバンク)の連覇が続いていただが、

2021にヤクルト、2023に阪神と、ようやくセリーグ球団にも先を越され始めてしまった。

それももちろん悔しくはあったけど、彼らはその年のリーグ優勝チームだったため、まだ気持ちの整理がついた。

特に去年の阪神なんかは、シーズン中もずっとボコボコにやられており、

近年の巨人のどの優勝年よりも強いと感じるチームだったため、

「ここまでシーズンで強いチームを作れれば、日シリでもやっぱ勝てるんだな」と、ある種救いを感じもした。

ところが、今年の横浜日本一ちょっとけが違う。

シーズン143試合の長い闘いでは、たった貯金2の3位。

しかも、シーズン中も割と早くに首位いから脱落しており、終盤にカープ歴史的失速で一気に4位まで転落したため、ドサクサ紛れでAクラスに浮上したような感じだった。

巨人視点でも、シーズン中は16勝8敗と最もカモにしていたお得意様であり、正直とても日本一になるような気配を感じるチームではなかった。

そういうチームですら、日本一になれてしまったというのは、かなり精神的にくるものがあった。

一応言っておくと、別に横浜日本一ケチをつけたいわけではない。

シーズン成績がどうだろうと、ルール範囲内で勝ち取った栄光だし、

シーズン中は弱点だったはずの守備力と投手力が良化していたポストシーズン横浜は、シーズン中とは別物の強いチームだった事実

何より、巨人ファンにとっては絶望象徴しかないソフトバンクホークスに勝ったんだから、素直に素晴らしいと思う。

CS制度についても…まあ、個人的には巨人関係なく、首位同士の日シリが見たいので一貫してあまり好きではないのだけれど、

シーズン中の消化試合を減らせるうえに臨時収入も入る、興行的には優れた制度なのは理解しているし、

だいたいは首位が勝ち上がれるようにできているアドバンテージバランスも、絶妙に上手くできている良い制度だと思っている。

…というか、贔屓球団が負けたタイミング文句を書くのは単純にカッコ悪すぎるので、このタイミングでは触れたくないね

廃止論もそうだけど、特に、毎回「貯金の差に応じてもっとアドバンテージ増やせ~」みたい言論が出てくるのは、正直惨めすぎて見るに堪えない。

巨人CS制度一方的に損しまくってるけど、制度自体はまあ平等なんだから、結局「負ける方が悪いでしょ」という正論には適わないのよね。

2位3位から勝ち上がれるチャンスもこれまで結構もらってる方なのに、横浜と違って全くそれを活かせてないわけだし。

昔はホークスポストシーズンに弱くて、秋の風物詩とか言われたらしいけど、2018-19の2位から日本一連発で、その風潮を完全に亡き者にしちゃったわけだし。こちらもそうあってほしいものだ…。

ちょっと脱線しちゃったけれど、要は何がキツかったかというと、

うちの贔屓球団は何回優勝しても、シーズンで勝ちを積み上げ続けても、日本一に手が届く気配すらまるでないのに、

余所シーズン貯金2でも、その日本一になれちゃうんだ…という落差なんだろうなと思う。

巨人も近年、優勝できない年は決まって貯金借金が±0~5の範囲内程度なので、貯金2くらいのシーズン空気感は非常に身に覚えがあって、

じゃあその空気感のまま、うちの贔屓が横浜みたく下克上日本一を勝ち取れるかというと、残念ながらその予感は全く感じられない。

微妙シーズン10月の数試合ですべてチャラにした横浜を見ていると、

逆に、どうせ10月で毎回全部台無しにしちゃうようなチームを、143試合応援し続けてることが、猶更虚しく思えてきてしまったわけだ。

今年の日本一に懸けていた思い

今年のポストシーズンが始まる前は、かつてないほど「今年こそ日本一に」という、縋るような思いを抱えていた。

あの惨敗2020年以来の優勝シーズンだったというのが一つと、

「今年はちょっと違うかも…」と、淡い期待を抱かせてくれるような要素が、以下のようにいろいろあったのが一つ

・長らく、FAで大物が獲れた時にしかV奪還出来なかったチームが、FA補強無しで前年4位→首位に変わったこ

監督が長年勤めていた原監督から阿部監督に変わり、良くも悪くもチームカラーがガラッと変わっていたこ

シーズン中の交流戦ではソフトバンクにも勝ち越せている

最近お決まりだった序盤ダッシュ→後半失速パターンと違い、8月9月の終盤に調子を上げていたこ

・最終盤ギリギリまで続いた優勝争いを勝ち抜き、ポストシーズン同様の「絶対に負けられない試合」を勝つ経験をすでに積めていたこ



加えてそこにもう一つ乗っかってきたのが、エース菅野が35歳の高齢ながらに、来季MLB挑戦することがCS直前にスクープされたこと。

菅野には、日本一にまつわる特別事情が2つあり、

1つは、最後日本一達成とちょうど入れ替わりで入ってきた選手であるため、

キャリア12年間ほぼずっと一線級で働き、おそらく今年含めて3度もMVPに輝きながら、一度も日本一を味わえていないこと。

本人もインタビュー等でよく「自分入団してから一度も日本一になれていない」と、強く意識していることを語っていた。

そしてもう1つが、色々複雑な背景から巨人以外は入団拒否宣言」という手法を使った最後選手であり、

かつ、強硬指名してきた日本ハムへの入団を実際に拒否一年浪人してから巨人入りした経緯があること。

こういう手を使ったことで、球界嫌われ者になったこ自体選択の結果なのでまあ良いとして、

問題なのは「あのとき日本ハム入団していたら…」というifストーリーが出来上がってしまたことだ。

日ハム入団した世界線菅野想像すると、

少なくとも2016年に一度、大谷翔平らとともに日本一を達成できていただろうし、

しか日ハムの体質的に、その後すぐ、ポスティングMLB挑戦させてもらえていた可能性が高い。

パフォーマンスの最盛期だった2017-18辺りで渡米できれば、本人としても後悔の無い野球人生を送れたのではないかと。

しかし、現実には選択した球団ポストシーズンクソザコナメクジだったため、

日本一には一度もなれず、2年連続沢村賞の最盛期をチームの低迷期に浪費し、

旬を逃したせいで一度MLB挑戦を諦めるような形になってしまった。

となると当然、「あの時日ハムに入ってりゃ全部うまくいったのになー」と憐れまれ嘲笑われ、"自業自得"みたくしたり顔で語られる。

批判誹謗中傷を浴びながら巨人に入った選手が、その巨人自身の至らなさのせいで、そういう立場に追い込まれているというのが、非常に悔しくて心苦しかった。

そして去年までは巨人も、菅野自身も年々下降線をたどっており、

チームはしばらく低迷するし、菅野もこのまま巨人一筋で引退に向かうだろうという空気感が漂っていた。

…がしかし今年、意外にもチームは盛り返し、まさか菅野自身MVP受賞濃厚といわれるほどの大復活を遂げた。

そこにやってきた、このタイミングでの渡米報道

自身活躍でチームを日本一に導き、日本でやり残したことがなくなってから、満を持してのMLB挑戦…」という、現役のプロ選手なら誰でも憧れているであろう成功ルートファンからしても、最も理想的な送り出し方。日ハムじゃなくて巨人を選んでせいで、一度は途絶えたかに思えたその道が、再び繋がる最後のチャンスがやってきた。

からこそ、何としても今年、このタイミングで…と願わずはいられなかった。

しかし、待っていたのは日本シリーズに挑むことすらかなわず挙句最後には菅野自身が負け投手になって終わるという、あんまりな結末だったとさ。

しっかり調べたわけじゃないけど、なにせ12連続日本一球団ワースト記録というくらいだから

これまで、長らく主力を張っていた巨人看板選手というのは、たぶんキャリアで一度くらいは日本一経験できてるはず。

そのルートから外れた第一号が、他でもない菅野になっていしまったというのはホント報われないなぁと。

たぶんもうこれで、菅野NPBでの日本一を味わえることは無いだろう。(MLB挑戦が頓挫して残る可能性も0ではないけど、それはそれで残念)

そして数年内のMLB挑戦が噂されている4番の岡本や、新エースの戸郷も、同じく日本一になれないままチームを離れちゃうんだろうなあ…。

まあ、今年シーズン優勝してるチームのファンがこんなにネガると嫌味みたいになっちゃうかもしれないけど、

ことポストシーズンに限ってはそんな思考を巡らせざるを得ないくらい、見えている景色グロテスクすぎるのだ。

(もちろん、シーズンから万年下位、ずっと優勝できていない…ってチームのファンかにも、こちらが想像する以上のしんどさはあるだろうけど。

 正直、今のこのチーム応援するのはうちより辛いだろうなあと思う球団も2つほどあるし。)

いやしかしほんと、なんで毎年毎年、10月になった途端、こうも呪われたように急激に弱くなっちゃうんだろうねー……。

このチームの首脳陣はまともに機能してるのかって文句言いたくなることもあるけど、

これだけずっと同じ失敗を重ねてるんだから、流石に現場プロが無策だとは思えない(思いたくない)。

余所と比べて選手メンタルが弱すぎるんじゃないのって文句言いたくなることもあるけど、

意外にも今の主力には、もっとプレッシャーがかかるWBC舞台で躍動した選手もけっこう多かったりして、

ところがそんな選手たちでも、巨人ユニフォームを着た状態短期決戦に入ると、パッとしなくなっちゃうのだ。

きっと、フロントスタッフ選手もやれることはみんな尽くしてて、それでもどうにもならない状態なんだろうなあと思ってて。

から見てるこっちも、このチームどうしたらいいんだろうなあ…っていうビジョンを見いだせない。八方塞がりの絶望感。

今年のソフトバンクみたく、貯金42でぶっちぎれるほど圧倒的な力を付ければ、ポストシーズンデバフ込みでも勝てるかも…って思ったけど、

SBと違って、大物のFA選手や主力助っ人を金で引っ張ってくるほどの力が無い今の巨人じゃ、そこまでのチームはさすがに作れない。

(今年大型補強無しで前年4位→1位に押し上げただけでもかなりよくやった方だと思う)

というかそもそも、そんなシーズン無敵のSBですら今年日シリで負けちゃったので、いわんや負け癖がしみ込んだ巨人をや…という感じだ。

来年以降への不安と、逃れらないカルマ

過去高潮日本一を願っていたところから、いつも以上の落差の結末を見せられた今年の秋は、ほんとにしんどすぎた。

こんなものを見せられてしまうと、来シーズンからは今まで以上に、

「どうせ今頑張っても、10月になったら余所のチームに全部持っていかちゃうんでしょ」って思いが頭を離れず、シーズンを虚無に感じてしまいそうな、そういう怖さがある。

巨人ファンなんて基本ネット社会では嫌われ者いじめられっ子だし、

リアルでどこの球団が好きかって聞かれた時も、答える時になんか後ろめたさあるし、

もうSBみたいに"強い"ヒールじゃないただの小悪党なのに、現地の敵応援団にも煽られまくるし、

プロ野球11球団興行的に成長している中、巨人だけは強さ的にも人気的にも全盛期に勝てるわけがいから、相対的に一人だけ伸びしろのない落ち目感あるし、

開き直って「別に弱くてもいいじゃん」ってスタンスで気楽に見るには、本気で優勝を目指す球団体質とか、弱くなると全方面から叩かれる環境とか、あらゆる面で相性が悪いし、

何より、球団側は「強い伝統球団であれ」みたいな感じだけど、その中身がここ一番の短期決戦でクソザコ化する集団ってあまりに噛ませムーブがすぎて見てらんないし。

……ってな感じで嫌な思いをすることが多くて、総量的には損の要素が上回ってるくらいの印象があって。

我ながら応援する球団を、趣味の選び方を間違えてしまったなあという感なのだけれど。

それでもCS敗退数日後のドラフトで、楽しみな選手が獲れてちょっと気を持ち直したりしちゃってるし、ファンであることから簡単には抜け出せない。

かの村上春樹(ヤクルトファン)がかつて、「お気の毒です。読売ジャイアンツファンなられてしまったというのは、きっと前世カルマが祟っているのでしょう」と冗談めかして記していたが、年々この言葉をまさにその通りじゃないかと感じてしまっている。うっかり良くない新興宗教にはまってしまって、気づけば抜け出せないみたいな…。

ともあれ、来年はもう、シーズン成績なんて貯金2どころか借金持ち3位でもいいので、

最後最後に全部ひっくり返して、横浜みたいに日本一光景を見せて欲しいです。はぁ…。

自動車歴史スタンダードな車 10

波が引いたような気がするが、乗ってみる。

スタンダードを作った車、塗り替えた車から選択10選は、選外を含めてそれほど異議はない。

anond:20241028235025

しか自分なりに選べば違う別の10選ができるかも、と思ったが……

選ぶべき「スタンダード」が多すぎて収拾がつかなくなった。

方針転換して、「どんな車がスタンダードなのか」にしたら、若干は絞り込みやすくなった。

知名度生産期間・累計生産台数・派生車種の多彩さを考慮して選考

ライセンス生産車も同じ車種として扱い、シリーズ終了年もそっちの方を採用

もちろん独断偏見だが、ほぼほぼ定番の車ばかりなので、技術的な解説は無し。

順位はつけず、年代順です。

ロールス・ロイスシルヴァゴースト  1906~1925 6,173台

生産台数はそれなりだけど、頑丈で車両寿命が長いので、時代を超えちゃてる。

派生車種に装甲車もある。

このクラスの車は霊柩車採用されることが多い。

英国では、誰でも一生に一度はロールス・ロイスに乗れる」

フォードモデルT  1908~1927  約1,500万台以上

ヘンリー・フォードモデルチェンジを一切認めず、生産設備等をこのモデルに全振り。

生産終了時に次期モデルが用意できず大騒動

シトロエン・トラクシオンアバン  1934~1957  約76万台

長寿車になってしまったのは、第二次大戦後復興期にモデルチェンジが後回しされたため。

とはいえ、外観は古風だが、性能的には最終期まで競争力が有った模様。

エンジントランスミッションはHトラック転用された(物理的にも180度回転させている)

DSの登場で、やっと引退

フォルクスワーゲン タイプ1  1938~2003  約2,153万台

メキシコ1955年ノックダウン生産開始から2003年の最終モデルまで、ずっと作り続けていた。 

同国でも「国民車」

ジープ  1941~

ライバル車は、車オタじゃない一般人にとっては「ベンツジープ」「トヨタジープ」「イギリスジープ」だ。

ライセンス生産最後まで続けていたのは、インドマヒンドラ

自社ブランドマヒンドラ・タールは、外観・装備をラングラーに寄せているが、中身はおそらくそのままだろう。

フォルクスワーゲンタイプ2  1950~2013 

現在売れ筋であるRVミニバンSUVは、そもそも素人お断りな「はたらく車」がルーツ

アメリカだと税金の安さもあってピックアップトラックも含むが、「はたらく車」を「自家用車」的に使う人が多数存在した。

メーカーがそれに気づいて一般向けに再開発した、という歴史があるのでジープと共に選出

公式では、ブラジル生産コンビ(KOMBI)2013年モデル生産終了とされているが、個人的には2006年空冷エンジン廃止で終了な印象

ヒンドゥスタンアンバサダー  1958~2018

ベース1956年英国モーリスオックスフォード シリーズⅢなので、この位置

ロータスセブン  1957~

自動車産業黎明期から人々はレースで競い、「スポーツカー」というジャンルも早々に誕生。 皆が公道最速最強を目指し、開発を続けてきた。

エンジンを大きく、空力ボディ、軽量化効率的駆動方法サスペンションタイヤなどに最新テクノロジーを詰め込んでいくのが定番、と思っていたら…

当時のレーシングカー公道仕様にしたら、究極のスポーツカーになった

フィアット・124  1966~2012  2,300 万台(ドイツ語Wikipedia情報

ライセンス生産した国は ソ連/ロシアインドマレーシアスペインブルガリアトルコ韓国エジプト 

ソ連/ロシアラーダVAZ-2104ステーションワゴンが最終モデルらしい。

あれこれを全部足すと、生産台数はフォードT型を抜いて単独2位

都市伝説だが…

フィアット社がイタリア共産党仲介ソ連ライセンス契約を結んだときソ連産の鉄鋼をイタリアに安く輸入できる契約も同時に結ばれた。 その鉄の質が悪かったため、イタ車は錆びるようになった…

日産ツル 3代目 Nissan Tsuru 1984~2017  300万台以上

メキシコでは、ビートルを継ぐ「国民車」になってしまった模様

正体は7代目サニー(B13)

FF化された5代目サニーメキシコ工場で作ったのが初代ツル。 3代目までは普通にモデルチェンジされてきた。

しかし8代目サニー北米と同じセントラ(Nissan Sentra)を名乗り、4代目ツルにはならなかった。

惜しくも選外

ミニ 1959~2000  530万台以上

2階建てパワートレインラバーコーンサスペンション10インチタイヤは、「スタンダード」とはちょっとちがうのでわ

ルノー 4(キャトル) 1961~1994  800万台以上

プジョー206に抜かれるまでフランス最多生産車。

5ドア、つまり2ボックスハッチバック定番化させた。

プジョー 405  1987~2024  500万台以上

イラン最近まで生産されていたが、昨今の経済制裁の影響で終了した模様(フランスWikipedia情報

プジョー 206  1998~2013  1200万台以上

フランス車史上最も多く生産された

その他の候補

2CVシトロエン・トラクシオンアバンの廉価バージョン

ポルシェビートルスポーツカーバージョン

DS1962年ド・ゴール大統領を救ったエピソードが好き。

トラバント 1957~1990 カルチャーショック

国民車」の実態

ドアが4枚ある車の最大の顧客タクシー業界

インドアンバサダーメキシコのツルは、ほぼタクシー専用車。

都市のなかを目立つ塗装で走り回る姿を日常的に見ることになるので、自国生産されていることもあってこその「国民車」扱い。

モータリゼーションを支えた「自家用車からコスト最優先の「はたらく車」に役割が変わってきてる。

2024-11-05

日本野球界で最も重要選手10

1.金田正一(カネやん)

2.野村克也ノムさん

3.長嶋茂雄ミスター

4.王貞治世界の王

5.落合博満Mr.三冠王

6.野茂英雄トルネード投法

7.イチロー鈴木一郎)

8.松井秀喜ゴジラ

9.ダルビッシュ有(@faridyu)

10.大谷翔平二刀流

2024-11-04

大型書店の「トーハン」化

休日に暇だったので、図書館行って東京商工リサーチデータベース神保町にある東京堂書店データを見てみたら、トーハンが25%株持っていた。歴史的には東京堂の株をずっと持っていたようだが、2011年東京堂東京堂書店合併したらしく、その頃からパワーバランスが変わったのかなと思ったりした(多分、東京堂不動産賃貸収入東京堂書店赤字節税やすくした)。トーハンは、2013年にはブックファーストの全株、2016年には八重洲ブックセンターの株を49%取得している。2023年には丸善ジュンク堂書店も裏側のシステムトーハンに合わせた。結果として、今の日本大型書店に行こうとすると、紀伊國屋書店三省堂書店(現在本店改装中)等々を除き、トーハンの影響圏のなかでしか選択肢がないようだ。

個人的には、東京堂書店株主データを見て、少し納得感があった。というのも、八重洲ブックセンタートーハンが関わってから良くなったと思える点が全く無かったので(旧本店)。あと、下記の点も多くの書店共通すると思う。

...

折角なので鹿島出版社データも見てみたが、近年は売上は3億円程度を推移しているようだった。昨今の書店文化の衰退は、どちらかというと雑誌不況であり、書籍はまだ底堅いニーズはあるのではないかという言説を支持出来る一つのデータに思えた。雑誌ベースインフラを全国に構築しているトーハンが、コアな書籍を売りたい大型書店に関わることが良いことなのかは、もう少し社会全体で考えるべきだと思われる。確かに伊藤忠ファミリーマートに関わったことで、ファミリーマートクオリティーは上がったが、書店場合、取次が小売に関わることで本当にエンドユーザーにとって良いことなのか。少なくとも大型書店エンドユーザーにとって具体的に何が良くなったのか。八重洲ブックセンター鹿島卯女氏の遺産は数百億円あったが、そういう人の「文化事業」ではないと大型書店運営は難しいのではないか

鹿島卯女氏の遺産文化学術財団の基盤になったが、次の鹿島守之助が居るであろう新興企業への投資には流れなかった。アメリカワシントン・ポスト紙はグラハムからジェフ・ベゾス経営権が継承されたが、こういうところでも微妙に日米の差を感じる。

ちなみに、セブンイレブン鈴木敏文氏はトーハン出身

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