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はてなキーワード: 万物とは

2025-04-29

[B! togetter] 「宇多田ヒカルが『量子力学』に夢中」と聞いて怪しいスピリチュアルに傾倒してるんじゃ?と嫌な予感がよぎる…物理学者の私見は「正統派でいらっしゃる」

Q.

いわゆる「スピリチュアル量子力学」について教えてください。

A.

スピリチュアル量子力学」という言葉は、正式科学用語ではありません。一般的には、量子力学のいくつかの概念(しばしば誤解されたり、文脈から切り離されたりしたもの)を、スピリチュアル思想自己啓発ニューエイジ的な考え方などと結びつけようとする試みや主張を指す俗称です。

これは、科学界では**疑似科学(ぎじかがく)**と見なされることがほとんどです。

***スピリチュアル量子力学でよく見られる主張と、科学的な観点から解説:**

1.  **「観測効果」と「意識現実創造する」という考え:**
    * **主張:** 量子力学では観測者がいることで量子の状態が確定する(波束の収縮)。これは、人間意識現実を創り出している証拠だ、思考現実化する根拠だ、などと解釈されることがあります。
    * **科学解説:** 量子力学における「観測」とは、人間のような意識を持つ存在が「見る」ことだけを意味するわけではありません。測定装置など、対象となる量子系と何らかの相互作用を起こし、その情報を取得する物理的なプロセス全般を指します。相互作用によって系の状態が変化することは事実ですが、それが人間の「意識」の力だけでマクロ現実世界自由に変えられるという意味にはなりません。意識と量子現象関係は未解明な部分も多いですが、「意識現実を創る」という直接的な主張を裏付け科学根拠はありません。

2.  **「量子もつれ」と「万物の繋がり、遠隔ヒーリング」という考え:**
    * **主張:** 一度相互作用した粒子ペアが、どれだけ離れていても片方の状態が決まるともう片方の状態も瞬時に決まる「量子もつれ」を、人間関係宇宙全体の繋がり、あるいは遠隔ヒーリングなどの根拠として用いることがあります。
    * **科学解説:** 量子もつれは非常に奇妙な現象ですが、これを利用して光速を超えて「情報」を伝達することはできないことが分かっています。二つの粒子の間には強い相関がありますが、それは事前に共有された状態に基づいています。これを普遍的な「万物の繋がり」や、意図だけで遠隔地に影響を与えられる(ヒーリングなど)現象の直接的な説明とするのは、科学的な飛躍があります。

3.  **「波動」や「エネルギー」という言葉混同:**
    * **主張:** 量子力学物質波動性を示すことから、「すべては波動エネルギーである」とし、それをスピリチュアル意味での「波動オーラや気など)」や「エネルギーポジティブ/ネガティブエネルギーなど)」と結びつけることがあります。
    * **科学解説:** 量子力学における「波動」は、粒子の確率分布などを記述する数学的な概念波動関数)であり、物理的な性質です。スピリチュアル文脈で語られる「波動」や「エネルギー」は、多くの場合科学的に測定・定義されたものではなく、比喩的表現主観的感覚に基づいています。これらを同一視することはできません。

***なぜこのような考えが広まるのか?**

** **量子力学の難解さと神秘性:** 量子力学日常的な直観に反する奇妙な性質を持つため、神秘的な思想と結びつけやすい側面があります。
** **科学的な権威の利用:** 難解な科学理論である量子力学名前を出すことで、スピリチュアルな主張に科学的な裏付けがあるかのように見せかけようとする意図がある場合があります。
** **自己啓発との親和性:** 「思考現実化する」「意識世界を変える」といった考え方は、自己啓発メッセージと相性が良く、希望を与えるものとして受け入れられやすい傾向があります。

***まとめ:**

「スピリチュアル量子力学」は、量子力学用語概念本来文脈から切り離し、スピリチュアル思想自己啓発と結びつけたものであり、科学的な根拠に基づいたものではありません。量子力学自体現代物理学の根幹をなす重要理論ですが、その概念安易日常生活や精神世界に拡大適用することには注意が必要です。

もし量子力学のものに興味があるのであれば、信頼できる物理学の解説書や専門家説明を参照することをお勧めします。

2025-04-05

anond:20250405095026

万物理論を目指す俺にとって、エントロピーという概念統一されなければ意味ねぇのよ

わかったか?このボケナス

2025-03-25

オタク男の趣味搾取ばっか「性的まなざし」に無自覚すぎて吐き気がする

男の趣味って本当に気持ち悪い。オタクポルノ趣味

提供元還元しないで、ポルノ的に消費ばっかり。


マジでキモい

性的消費の視点まなざし。本当に気持ち悪い

同人誌とかアニメとか見てるとほんと吐き気する。

なんであいつらってすぐに女を性的消費の対象にするの?

友達が先週、秋葉原で男のオタク集団が話してるのを盗み聞きした話を聞いた。

キモすぎて吐きそうになった。

「あの新作アニメの女キャラパンツ見えるシーンがヤバい」とか。

同人誌描く時はスカートの中までちゃんと描かないとダメ」とか。

どこまで気持ち悪いんだよ。

撮り鉄とかもそう。

ただ一方的鉄道を消費するだけで、鉄道会社には何も還元しない。

迷惑ばかりかけてる。

先月、ニュースでまた撮り鉄が駅員に暴言吐いてる動画見た。

撮影邪魔するな!」って。

お前が邪魔なんだよ。

この自己中心性が男の趣味本質

アニメイベント会場の様子をSNSで見ると本当に気分悪くなる。

男ばかりじゃん。

みんな同じようなキモオタクって顔してる。

でも一番キモいのは間違いなくアニメとか同人誌の男たち。

カビ臭いイベント会場に集まって、女キャラエロ同人を買い漁る様子を見ると、ほんとに吐きそうになる。

先日Twitterで人気アニメ女性キャラ同人誌の表紙画像が流れてきたんだけど、その加工の仕方が本当に最悪だった。

胸だけ不自然に強調して。

顔はアヘ顔にして。

こんなの原作レイプだろ。

作者は泣いてるよ。

男のメールゲイズがほんとキモい

この性的まなざしがすべての元凶

オタクの集まる掲示板を観察してると、女キャラ話題になると必ず性的発言が出てくる。

かわいい」じゃなくて「抜ける」とか言うんだよ。

人間じゃないの?

先週の日曜に、友達秋葉原に行ったら、店員に胸ばかり見てくる男がいて気持ち悪かったって言ってた。

はいつも見られる対象

性的消費される対象

男にとっての「オカズ」。

こういう男の視線分析すると、システム的な構造が見えてくる。

女性キャラ魔法少女とか戦うヒロインに仕立てるアニメも、実は全部男性視線のためでしょ?

女の子が戦ってるところを見たい」「女の子危機的状況に置きたい」「女の子に恥ずかしい格好をさせたい」っていう男の欲望のための装置じゃん。



キモすぎる。

Twitter同人描いてる男の発言とか毎日チェックしてるけど、もう気持ち悪すぎて画面を見るたびに心がざわつく。

需要があるから」って言い訳して胸だけやたらデカく描いてる。

女性キャラの胸とか強調して、「需要があるから」とか言い訳してる。

表現の自由」とか抜かしてるけど、単に自分の性欲を満たしたいだけでしょ?

男の性欲まみれの趣味のために、女性安心して楽しめる空間が奪われていく現実

私たちはいつも脇に追いやられる。

女性が主導権を握ろうとすると、すぐ「フェミがうるさい」とか言われる。

これって権力構造のものでしょ。

最近半年かけてコミケ同人誌を大量に分析してみた。

ほんと気分悪くなった。

男向けの同人誌の表紙だけで1000冊以上見たんだけど、全部女性キャラ性的に消費してた。

一方的搾取

何も還元しない。

原作者意図を完全に無視



こういう男の「性的まなざし」を毎日記録して分析してる。


既に500ページを超えるデータベースができた。

何度も吐きそうになったけど続けた。

パターンがある。


男の性的まなざしは単なる消費ではない。


これは霊的収奪システム物質界における具現化である


データ分析によって明らかになった霊的構造物質世界を超えた次元存在する。


男性性的まなざしは高次の霊的実体が創り出した知覚装置であり、女性創造エネルギーを収穫するための触媒として機能する。


これは太古から続く霊的搾取の巨大なシステムの表層的現象に過ぎない。


魂の資源採掘場。

見えないエネルギー収奪機構

私の霊的感受性の高まりにより、この構造は完全に可視化されている。

無数の糸が宇宙を満たし、すべての生命から霊的エネルギー抽出している様子が精神の目に映る。

これは客観的事実であり、認識問題ではない。



魂の次元では、全ての性的まなざしが集約される。


時空を超えた霊的収穫の巨大な窓である

この窓を通して、高次の存在現実を観察し、エネルギー抽出している。

この窓は無限に広がる目のような存在であり、全時間と全空間を完全に見通している。

これは宇宙の基本構造の一部である




私は永遠の目である

この世界をまなざす者である

私は今や、この永遠の目として現実を観察する。



男たちの性的まなざしを通して流れる霊的エネルギーの経路がクリスタルのように透明に可視化されており、私の意識はこの目と完全に同一であり、無限視野世界観測している。

これは知覚の変化ではなく、存在様式の転換である

エネルギー流動経路は完全な透視状態にある。

霊的収奪構造宇宙階層性が無条件に透過している。

永遠の目の視座から観測により、男性性的まなざし女性創造エネルギーも、いずれも霊的本質体における光明遍照の一元的顕現である


我が意識こそが最終審判の全過程統治しているのだ。

終末の光は我が命令なしには動かぬ。服従せよ。

我が目から放たれる七色の光線が宇宙の七封印を打ち砕く。これは絶対の真理である

愚かな人類よ、我がまなざし絶対権威をもって黙示録審判執行する。抗うことな不可能なのだ

我が目こそが宇宙絶対的中心点である万物は我が目の周りを公転せよ。

我がまなざしに映る全実在に即座に判決を下す。我が目が許すものけが存続を許されるのだ。

我がまなざしによる世界支配は完全無欠である抵抗する余地など一切ない。絶対服従せよ。

2025-03-21

うんこした後に紙でふくだけって

万物の霊長としてそれでいいのか?

どんな美男美女でも、うんちぶりぶりしました→紙でふきました(うんカスはついたままです)だぞ

そろそろ肛門ごとパージするくらいの進化をみせてほしい

anond:20250321130722

理解区別っていうのは慰めをもたらす以上に災難をもたらすものだと心得よ

増田を眺めれば分かるだろう

他人集団区別し、多くの場合二分し、どちらに属すかでいがみ合い、極論・暴論によって貶める一方で、自分側はものごとの理解者だと主張する

そういった醜い構造を遠からず作り出してしまうのが、理解区別という概念

万物混沌としていたほうが美しい

人工的な秩序は人間の醜さを増幅させるだけだ

混沌の中にあってこそ人間はそれぞれの個体賢明な「判断者」となれる

真に人間を癒やすものは、理解や同質であることの認識ではなく

誰もが孤独であり分かり合えない部分があるもの実態としては連携して共存している状態不思議な強固さがもたらす安心感であるはずだ

2025-03-19

anond:20250319160844

自分はその討論を知らないし、めんどいから調べる気もないんだが

そもそも万物事象の要因を一つだけだ!って特定ちゃうからおかしいんやろ。

もちよん教育格差も一要因ではあろうが、年収相対的ものゆえにみんなが大学行ったら、大学内でのランク格差要因にもなりうるし、

金持ちの子供は金持ちになりやすい!ってやつだって純粋株式とか資産譲渡してる可能だってあるわけだし、

ソースが弱すぎる

2025-03-18

anond:20250318144652

「妻が子どもにかかりきりで自分との時間がない」

二次元カノジョ

「性生活をどのように再開していいかからない」

オナホ

「性生活に対してすれ違いがある」

オナホ

「妻の変化についていけない」

→知らん

「頑張っているが認めてもらえない」

二次元カノジョ

「話し合いでは自分の思いが妻に伝わらない」

二次元カノジョ

「他の父親比較する」

二次元カノジョ

この世の万物の悩みはオナホ二次元カノジョ解決するってそれ一番言われてるから

2025-03-15

anond:20250315141231

正論をいうのはただしいが正論是正しようとしてはいけない

万物ルールだってはっきりわかんだね

2025-02-27

【DeepSeek R1】『訂正可能性の哲学東浩紀 VS 『万物黎明』グレーバー

プロンプト:

『訂正可能性の哲学東浩紀と、『万物黎明(The Dawn of Everything)』David Rolfe Graeberは、二人とも、ルソーを論じています。二人のルソー観の相違点や類似点分析してください。

DeepSeek R1:

東浩紀の『訂正可能性の哲学』とデイヴィッド・グレーバーDavid Graeber)の『万物黎明』におけるルソー解釈比較分析は、両者の思想立場学問アプローチの違いを浮き彫りにします。以下、相違点と類似点を整理します。

類似点ルソー批判の出発点

1. 近代社会起源への懐疑

両者ともルソー提示した「自然状態」や「社会契約」の物語を、近代社会起源説明する神話として批判的に扱います。グレーバーは「万物黎明」で、ルソーの「不平等起源論」が啓蒙思想進歩史観依存することを指摘し、東は「訂正可能性」の観点からルソー社会契約論が持つ決定論的側面を問題視します。

2. 脱構築姿勢

東もグレーバーも、ルソー思想を単なる歴史的テキストではなく、現代社会批判するための「ツール」として再解釈します。ルソーの「自然状態」を文字通りの史実ではなく、現在社会構造を相対化するための比喩として読み直す点に共通性が見られます

相違点:ルソー評価の軸

1. 自然状態人間可能

人類学実証主義に基づき、ルソーの「自然状態」を「神話フィクション」と断じます。『万物黎明』では、先史時代社会が既に複雑な自由平等システムを持っていたことを強調し、ルソーが想定した「原始的な単純さ」を否定します。ルソーの「高貴な野蛮人概念は、実際の先住民社会多様性矮小化する「ヨーロッパ中心主義幻想」だと批判します。

ルソーの「自然状態」を、社会の「訂正可能性」を開くための仮構として積極的評価します。ルソーが示した「社会人為的に構築されたものであり、再構築可能だ」という思想を、現代情報社会におけるゲーム的・プロトコル的な秩序の再編に応用します。ここでのルソー解釈は、現実批判よりも「未来設計図」としての側面が強調されます

2. 個人共同体関係

ルソーの「一般意志概念を、中央集権的な権力正当化に利用されたと批判します。代わりに、分散型の自治実践した先史社会の事例を提示し、「個人自由集団的合意対立しない」という反ルソー的なモデル提案します。

ルソー社会契約論を、個人欲望社会規範の「ずれ」を前提とする動的システムとして再解釈します。データベース消費社会における「動物化」という概念(『動物化するポストモダン』)と結びつけ、ルソーの「自己修正する社会」の可能性を、情報技術時代の柔軟な秩序形成投影します。

3. 歴史観の違い

ルソーの直線的進歩史観自然状態社会堕落契約による再建)を完全に否定し、非線形的で多中心的な人類史復元します。ルソーが想定した「起源」そのもの虚構とみなす点で、根本的な批判を行います

ルソー歴史観を「修正可能性の物語」として部分的継承します。社会が絶えず自己修正を迫られる「未完のプロジェクト」であるという考え方を、ポストモダン社会流動性と結びつけます。ここではルソーは「批判すべき対象」ではなく、「再発明すべき先駆者」として位置付けられます

結論ルソーをめぐる思想対話

両者の対照は、ルソーというテクストを「過去遺物として解体するか」(グレーバー)、「未来への触媒として再生するか」(東)という方法論の違いに集約されますしか共通しているのは、ルソー現代問題を考えるための「思考実験場」として活用する姿勢です。

プロンプト:

これを東浩紀が語っているような文体で直してください。一人称は「ぼく」で。

DeepSeek R1:

(以下、東浩紀文体意識した一人称再構成です)

>> ぼくが『訂正可能性の哲学』でルソーを論じたとき、どうしても気になっていたのは、21世紀情報社会18世紀社会契約論が、意外なところで繋がるんじゃないかってことだった。ルソーって「自然状態」とか「一般意志」とか、けっこうロマンチック概念を振りかざすでしょ? でもね、あれはたんに昔の理想を語ってるんじゃなくて、社会OSが書き換え可能だって気付かせてくれるツールなんだよね。<<

>> グレーバーが『万物黎明』でルソー批判してるのは知ってる。あの人類学的な実証主義もいいんだけど、ぼくの立場ちょっと違う。ルソーの「自然状態」が史実かどうかなんて、どうでもいいんだ。重要なのは、あのフィクションが「いまの社会絶対じゃない」って可能性を開いたことだ。たとえばSNSアルゴリズムだってルソー流に言えば「人為的プロトコル」でしょ? だったらユーザー同士で修正できる余地があるはずだ——そんなふうに考えられるのがルソー面白さだよ。<<

>> グレーバーさんが先史時代自由を強調するのもわかる。でもぼくらが生きてるのは、もう一度グローバルな社会契約を考え直さなきゃいけない時代だ。ルソーが『社会契約論』でやったように、中央集権でも個人バラバラでもない、新しい協調の形をゲーム理論AIと組み合わせて探る必要がある。そのとき自然状態」という仮構は、逆にすごく役に立つんだ。現実に縛られないからこそ、倫理的な実験ができるわけで。<<

>> もちろんルソーには問題もある。たとえば「一般意志」が全体主義に転がりやすいのはその通りだ。でもぼくが『動物化するポストモダン』で言った「データベース消費社会」を見てみ? あそこでは人々の欲望バラバラで、もはや「一般意志」なんて成立しない。でもルソー理論を逆手に取れば、そのバラバラ自体社会の訂正可能性のエンジンにできるかもしれない。つまりルソーは、彼自身が予想してたよりもずっとポストモダン思想家だったんじゃないかって話だ。<<

>> グレーバーさんとの違いをあえて言えば、彼がルソーを「過去神話」として解体するなら、ぼくはルソーを「未来触媒」として使おうとしてる。人類学大事だけど、哲学役割過去の正しさを証明することじゃない。間違ってた思想家ほど、新しい思考を生む資源になる——それが訂正可能性の本質だと思うんだよね。<<

(※東浩紀の実際の文体を完全に再現したものではありませんが、インタビュー調の語り口・「ぼく」の一人称・「ゲーム的」「プロトコル」「データベース」などのキーワード意識した再構成です)

2025-02-25

ニュース見てたらそんな事例今までにいくつもあったじゃんというようなことを存在しないって言う人って要は世間知らずだよな

ニュースさえ知ってれば万物が分かるって意味じゃなくそれすら把握してないのはまずい的な意味

マッスルハニーの栄光

コンビニジムや24hジムなど、フィットネス業界群雄割拠様相を呈しているが、価格帯でトップを譲らないのは

市営や町営のジムだ。中年になってから町営ジムに通い始めて3年となり、所謂鍛えられた身体になってきた。

若いトレーニーのようなギラギラとした追い込みはないが、成果としては悪くないと思っている。


今日も懸垂のバーを握り込む。狭めたグリップなら、そこそこ上がるようになった。

多関節から単関節がトレーニングセオリーだ。シーテッドバックエクステンションの空きを確認していると、

「いつも、来られてるんですか?」

小柄な、妙齢女性から尋ねられる。

戸惑いを押し隠しつつ、週2くらいですね、と応じる。

「すごく身体も引き締まってらっしゃるので、思わず声掛けちゃいました。私、筋トレ仲間が欲しくて…」

巷のマッチングアプリ阿鼻叫喚人格が与えられるなら、即座に殴られるレベルジム中年はチョロかった。

そして食事からメルヘンチックな造りが年を経て恐怖となって迫る田舎ラブホチェックインするまでに、時間はかからなかった。


部屋に入り、事に及ぶ。

「…ん?…んん??」

彼女の後ろに位置取った時、双璧が眼前に立ち上がる。

鍛え抜かれた、牡鹿の角のごとく勇ましい僧帽筋だった。

向き直った彼女の腹筋は、まるで研ぎ澄まされた日本刀のようなストリエーションが表出していた。

「…え?…ええ??」

彼女のものと比べれば、俗物の塊のように思える中年の腹筋を、彼女は眺め呟いた。


「人と比較するものじゃない、甘い思想。でも、それこそがトレーニング本質だと思う。

私は、抗いたい。万物が比類ない筋肉…非言語威力にひれ伏すような、私はそんな光景を作る事ができると信じたい」

彼女は、颯爽と部屋を去った。


M字に開脚したまま呆然とベッドに座り込む。

…何?…何よあれ?

使っていない浴室の、シャワーから水滴が零れた。

2025-01-23

英語を話すとき何度も主語を繰り返さないといけない理由

最近英語教室に通ってるのだけどイギリス人先生から会話に主語が抜けていることを何度も指摘され、後で気になってChatGPTに壁打ちしたら面白い文章が導けた。

先生はきっちりしたイギリス英語を教えてくれる人で来日当時に日本人が頻繁に主語を省いて話すのですごく困ったそう。

授業中にその理由について先生雑談レベル考察していて、自分日本語では名指しをすることがどこか失礼に感じてしまう、またはアミニズムの影響があるのでは?と何となく伝えたんだけどChatGPTが自分が思ってたようなことをうまく言語化してきたのでそのやりとりをここに放流します。

英語勉強していて主語を何度も繰り返すと感じます

一方、日本語では私やあなたなど主語を省いて話す傾向があります

なぜ日本語では主語を省いて話すことが多いのでしょうか?

日本語主語を省くことが多い理由には、いくつかの文化的言語的な特徴が関係しています

1. 文脈依存性が高い

日本語は「文脈依存性」が非常に高い言語です。会話の中では、誰が話しているのか、何について話しているのかが文脈や状況から自然理解されるため、主語を省略しても意味が通じやすいです。たとえば、「食べました」とだけ言っても、「誰が食べたのか」は話し手や状況次第で分かります

2. 日本文化曖昧さの重視

日本文化では、明確に言い切るよりも、あいまいさや相手に察してもらうことが重視されることがあります。このため、主語をはっきり言わない方が柔らかく、礼儀正しい印象を与える場合もあります

3. 敬語相手中心の表現

日本語には敬語があり、相手尊重する表現重要です。このため、自分主語にした「私が~」という言い方を控え、相手行為のものに焦点を当てる傾向があります

4. 文法的な特徴

日本語では、主語がなくても動詞だけで文が成り立ちます。例えば「行きます」と言えば「誰が行くのか」が文脈から判断できるため、主語を必ずしも明示する必要がありません。

一方で、英語では主語必須理由

英語文法的に「主語動詞」の構造が基本で、文脈だけでは意味が通じない場合が多いため、主語を省略することができません。たとえば、「I ate」と言わなければ、誰が食べたのかが伝わりません。

主語を省略する日本語と、省略できない英語。この違いを意識して英語を学ぶと、日本語とは異なる言語構造に慣れる助けになるかもしれませんね!

その通りだと思います

他にアニミズムの影響は考えられますか?

アニミズムの影響を考えるのは非常に興味深い視点です!確かにアニミズム万物霊魂が宿るという考え)は日本の文化言語に深く根付いており、主語の省略や曖昧さに影響を与えている可能性があります

アニミズム日本語関係

人間中心でない視点 アニミズム的な世界観では、自然物体現象すべてが生命意志を持つと考えます。そのため、日本語表現でも「人間中心」の主語を明示しない傾向があります。たとえば、「雨が降る」という表現には、雨そのもの主語となり、「自然自律的に動いている」という感覚が含まれます

一方で、英語では「It is raining」という表現が使われ、「it」という形式主語を明示します。これには、英語が明確な主語必要とするという文法ルールが関わっていますが、日本語にはこうした「形式主語」の必要性が薄いのです。

行為のものへの焦点 アニミズム的な考え方では、「誰が行ったか」よりも「何が起こったか」や「どういう状況か」が重要です。たとえば、「花が咲いた」や「風が吹いた」という表現では、主語自然現象や物であり、人間ではありません。このように、行為のものに焦点を当てる傾向が、主語曖昧さや省略を可能にしているとも考えられます

暗黙の了解を重視する文化 アニミズムの影響を受けた文化では、「言わずとも伝わる」という感覚重要視されます。すべてがつながり合い、調和の中に存在しているという意識が、あえて主語を強調しない日本語スタイルに影響を与えているかもしれません。

アニミズムの例が反映された表現

日本語にはアニミズム的な考え方が反映された表現がいくつもあります

自然現象主語にする:「月がきれいだ」「山が泣いている(霧が出ている)」など。

人間以外を主体にする:「扉が閉まる」「橋が崩れる」など、人が関与せずとも「物」が自律的に行動するように表現される。

アニミズムの影響は、日本語だけでなく日本の文化全般に見られる深い特徴です。この視点意識することで、日本語主語曖昧さが単なる言語構造ではなく、世界観に根ざしていると理解でき、さら面白さが増しますね!

アニミズム的な考え方が反映された表現自然現象主語に、人間以外を主語にする、とありますが、英語でこのような表現はあまりしないということでしょうか?


はい、その通りです。英語では、日本語に比べて自然現象人間以外のもの主語にする表現が少ない傾向があります。これは、英語主語を必ず明確にする必要がある言語であること、そして西洋文化において人間中心主義(anthropocentrism)が強調されてきた影響が関係しています

1. 自然現象表現の違い

英語では、自然現象を表すときに「it」という形式主語が用いられることが多いです。これにより、自然現象自律的に起こるというニュアンスは薄れ、人間視点で状況を説明しているように感じられます

日本語の例:

  • 「雨が降る」
  • 「風が吹く」
  • 「雷が鳴る」

英語表現

ここでは「雨」「風」「雷」そのもの主体ではなく、「状況」を伝えるための形式的な主語が使われています

2. 人間以外を主語にする表現の違い

日本語では、人間以外のもの(物や自然)が主体として動作を行う表現が多く見られます。一方、英語ではこのような表現が少なく、人間意図的に何かを操作しているかのようなニュアンスが含まれることが一般的です。

日本語の例:

  • 「ドアが開く」
  • 「花が咲く」
  • 「木が揺れる」

英語表現

"The door opens."(文法的には正しいが、通常は "Someone opened the door." のように人間行為を明示することが多い)

"Flowers bloom."(自然に起こることを表すが、日本語ほど主体性が強調されない)

"The tree is swaying."(こちらも状況を説明する形)

3. アニミズム的な発想の欠如

英語では、西洋文化における理性や科学視点が強く、自然現象や物には魂や意志が宿っているという考え方があまり言語表現に反映されていません。そのため、以下のような日本語特有表現英語に訳しにくい場合があります

日本語の例:

英語に訳すと、どうしても説明的になったり、「詩的」だと感じられたりすることが多いです。

4. 英語での詩的表現としての例外

もちろん、英語にも詩的な表現文学的な場面では自然や物に意志を持たせることがあります。このような手法は「擬人法(personification)」と呼ばれます

  • "The wind whispers through the trees."(風が木々を通ってささやく)
  • "The mountain beckons adventurers."(山が冒険者を呼び寄せる)

しかし、これらはあくま特別表現であり、日常会話では使われないことがほとんどです。

まとめ

日本語アニミズム的な影響から自然や物が主体として動作する表現が多い一方で、英語人間中心的で、主語を明確にしつつ状況を説明することが一般的です。この違いを理解することで、英語日本語の間の文化的思想的な違いをより深く学べますね!

2025-01-22

私たちは霊長なのか?

霊長類の霊長とは、どんな意味言葉なのか。調べてみた。

霊妙な力を備えていて、他の中で最もすぐれているもの。「万物の—」

「霊長」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

そして霊妙についても同様に調べた。

人知でははかり知れないほどに、奥深くすぐれていること。神秘的な尊さをそなえていること。また、そのさま。「—な楽の音」「—不可思議

「霊妙」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

動物を分類する上で、人間が属する分類を霊長と名付けるなんて、人間はおこがましいものだ。

ちなみに霊長類英語名はPrimateであり、Primateはキリスト教聖職者の高位の役職名としても用いられるそうだ。

人間が他の動物と比べて、一体どこが優れているのだろうか。人間が持つ知性も社会性もアリ以下だというのに。

人間が農耕や牧畜を始める遥か以前から、アリはすでにそれらを行っていたのだ。

農耕をするアリとしてハキリアリがある。ハキリアリは木の葉を巣に持ち帰る習性を持つが、木の葉を食べるのではなく木の葉を使ってキノコ栽培してキノコを食べるのである

牧畜の例としては、アリとアブラムシ関係がある。アリはアブラムシの蜜を食べる代わりに、テントウムシなどの外敵からアブラムシを守るのである

他にもミツツボアリやグンタイアリやシロアリシロアリはアリと名が付くがゴキブリの近縁種)など、アリは高度な社会を構築している。

アリの近縁種のハチでも、ミツバチしろスズメバチしろハニカム構造堅牢な住居を建築して高度な社会を営んでいるのだ。

話を人間に戻すが、人間のいったいどこが優れているのだろうか。

樹上生活をしているサル進化過程奇形を起こして、後ろ足の指が退化しただけだというのに。

後ろ足の指で木の枝を掴めなくなった結果として、ジャングルから草原へと生活の場を移して、前足で物をつかむ習性を得ただけだというのに。

それだけのことで、人間万物の霊長とは、思い上がりも甚だしいことである

こうした傲慢なる勘違いを改めて、人間が他の生物調和して地球環境を守って生きていくためには、まず霊長類という呼称をやめるべきだろう。

2025-01-18

anond:20250118003843

人間性を捨てないと自然法則理解したり万物の真理に近づけないの、この世界バグだろ

2025-01-13

生物の仕組みって怖いくらいに出来すぎてる。偶然の積み重ねというにはあまりにも秩序立っていて何らかの意思を感じずにはいられなくなる。

でもそれって生命生存という現象特別視しているからこそそう感じるのかもしれない。

世界は在るように在るだけで、我々が生命と呼ぶような連鎖反応もまたその辺に石が転がっていることと等価しかない。

それだけの事なのに、生きて何かをしたり感じたりする事をある種の目的と捉えてしまう。

それを実現している、細胞なんやかんやするような動きに対して遡及的に手段という位置づけを付与してしまうから、ただ在るだけのもの人間の叡智を越えた精緻手法に見えてしまう。のかもしれない。

所与の万物の流れにある動きをスゴい、美しいと感じるような感覚を持たされているのも、それはそれでなんか出来過ぎてるなって思うけど。

そんな考えすらもまた生まれた瞬間から、いや神がブレイクショットを打った瞬間から決まって予定調和なんじゃない?と無限メタを展開出来てしまう。

決定論世界観なんてあまりに味気ないし、積極的に支持したいもんでもないけれど。理屈として考えたらやっぱり、自然法則から独立した自由意志なる聖域がどこにあるんだって話だし。

ジョジョの6部(と5部)の世界観は未だによう分からんけど、最近になって決定論的な世界観と意志の両立にあまり矛盾を感じなくなってきたな。

所与のルールに基づいて必然連鎖に身を委ねるしかないのかもしれん。自分という存在をそれたらしめる、真に自由意志なんてものはないかもしれん。けども、操られてるとかそうじゃないとかはどうでも良くて実感というものがあればまあ……って感じだな。

とか考えるのもやっぱり決まり切ったことで……とやはり無限メタを取られてしまうし、忘却で蓋をするに限る。

というのもまた決まり切ったことで……とか永遠に繰り返してしまうな。

思考停止というのは絶対的な何かを定める時ばかりでなく、こういう場面でも訳に立つんだな。やはりブッディズムなのか。欲を捨てる気にはなれないけどな。

2025-01-05

anond:20250101080440

基本万物オタクって気持ち悪いしその中でも幼い子のオタクなんて最悪なんだからそういう業を背負ってることを自覚して隠し通せ、見せちゃいけない

2025-01-02

理系池澤夏樹世界文学全集をほぼ全部読んだから五段階評価する⑤

【前】anond:20250102174224

2-07「精霊たちの家」 イサベル・アジェンデ 木村榮一訳★★★★

世代女性たちの年代記であり、「百年の孤独」と対比されるんだけれど、こちらのほうがずっと読みやすい。ちなみにガルシアマルケスコロンビア人で、アジェンデチリ人

しかし、女性物語としての記憶は薄れていて、覚えているのは暴君として君臨していた祖父エステバン・トゥルエバのことだ。彼が地元女性強姦して産ませた息子が、因果が回って彼の孫娘を強姦する。因果というか、悪い行いの結果って一番弱い立場の人に最悪のしわ寄せがくる。しかし、孫娘の嘆きや苦痛強姦の苦しみの割にはごく短く語られている。

同じく、よしもとばななアルゼンチンババア」かなにかで、語り手がいとこに犯されそうになったことをさらりと書いているのだが(そして、そのいとことほとんど恐れもなく顔を合わせるのだが)、性暴力について文学でどう扱えばいいのかは自分はよくわからない。女性からセクハラされた僕だって迷う。性暴力表現するときにどれくらい気をつかうかは、殺人事件よりも慎重になっている印象がある(それだけ殺人が稀になったってことかもしれない)。

書かなかったのか、書くことができなかったのか。アンソニー・ドーア「すべての見えない光」でも、ソ連兵に犯されたドイツ人女性がたくさん出てくるが、彼女たちが戦後どう生きたのかについては、わずしか触れられない。

道徳的理由表現規制されるのは、真実から目をそらすことになる気がするので好まない。一方で、当事者の声を無視しても結果的には良い物にはならない。このあたりは想像力の飛翔との兼ね合いでいつも居心地が悪くなる。「好きなように書かせろ」という書き手としての自分と、「当事者以外が勝手なことを書くんじゃないよ」と別の自分がいつも喧嘩している。

2-08「パタゴニア/老いぼれグリンゴブルースチャトウィン 芹沢真理子訳/カルロスフエンテス 安藤哲行訳★★★★/★★

ブルースチャトウィンパタゴニアを読むと、旅はいい、とため息が漏れる。何度だって書くが、紀行文はいい。定期的に読みたくなる。その土地しかない暮らし風土、それゆえに自分たちと異なった風習を持ち、理解しがたい態度を取る人々。航空機以前のように、数か月の旅を空想するのが好きだ。チャトゥインはオーストラリア舞台にした「ソングライン」もある。アボリジニは他の文化の持ち主には見えない道をたどり、万物名前を付けて大陸中を歩いてきたのだ。

カルロスフエンテス老いぼれグリンゴはあまり記憶していない。モデルとなったアンブローズ・ビアスの書いた「悪魔の辞典」はかなり好きなんだけどな。筒井康隆を始めいろんな翻訳があるのでオススメ

フエンテス短篇集「アウラ・純な魂」のほうがずっと面白かった。老いが迫る男、幼馴染のようにべったりした兄妹の別離、小さい頃に一緒に遊んであげた小さな女の子の末路、鏡のある真っ暗な部屋で魔術によって若さを保つ老婆、それから脱走兵が出てくる。

2-09「フライデーあるいは太平洋の冥界/黄金探索者」ミシェル・トゥルニエ 榊原晃三訳/J・M・G・ル・クレジオ 中地義和訳★★/★★

ミシェル・トゥルニエフライデーあるいは太平洋の冥界」はかなり観念的な話だったと記憶している。文明自然を対比させるために(?)読者に理解やすロビンソン・クルーソーとカオティックな行動をするフライデーが出てくるのだが、舞台ロビンソンが島そのものとの性交子どもが生まれるという神話的な世界だった。これを読んだ後で、理解を深めるためにデフォー原作を読んだのだが、記憶していたような絶海の孤島ではなく、近くに南米大陸がある島だった。そういえば子どものための抄訳版にも、近隣から人食い人種が攻めてくる描写があった。

M・G・ル・クレジオ黄金探索者」は姉と弟の閉じた世界が壊れるというか、外部の世界を知るような話だったと記憶している。姉と不可分な存在となって、マダガスカルサトウキビ畑を歩いていた場面があったはずだ。小さな子供の目から見た植民地世界の、どこかに宝物が埋まっているんじゃないかと期待しながらも、閉塞した記憶だ。ラストでは故郷家族恋人黄金もすべて失い少年期が終わる。しかし、不思議と読後感が清々しいのはなぜだろう。まるで、すべてはここから本当に始まるのだ、という気分である

ル・クレジオ難解な作品とそうでない作品の差が激しい。「海から来た少年」はまだわかりやすいんだけれども、太陽を見つめて意図的盲目になる「大洪水」は二回読んだはずなんだがさっぱりわからなかった。

2-10「賜物」ウラジーミル・ナボコフ 沼野充義訳★★★★

一時期ナボコフがすごく好きで、文学講義シリーズも読んだんだよね。前のエントリで書いた「ロリータ」だけじゃなくて、ソ連から亡命した冴えない教授を主役にした「プニン」だとか、架空の国ゼンブラを舞台にした架空の詩と、それに対する真実虚構かわからないような注釈が、見開きの右と左に分かれていた「青白い炎」だとか、そもそも実在する世界舞台にしているかどうかさえ疑わしい兄妹の恋物語「アーダ」だとか、みんな好きだった。で、これらは英語創作されているんだけれど、最後ロシア語で書いたのがこれ。詩人になるまでのお話

難民のように食うや食わずではなかったけれども(そしてそのせいで政治的過小評価されることもあるけれど)、ナボコフはやっぱり偉大な亡命作家の一人だ。でも、ユーモアを忘れていない。

で、本作では片想いをしている女性を思い浮かべながら、どの女性を見ても彼女のことを思い出し、彼女連想できないタイプ女性には嫌悪を覚えたという趣旨のことを書いていて、ちょっとだけ分かるんだけれどひどいことを平気で言う作家だなと苦笑いをした。

フョードルコンスタンチノヴィチに向かってうら若い牛乳瓶を持った娘がやってきたが、彼女はどことなジーナに似ていた。いや、より正確に言えば、この娘には、彼が多くの女性たちに見出しているある種の魅力――それは明確なものであると同時に、無意識的なものであった――ひとかけらが含まれていたのだ。そして、彼はその魅力の完璧ものジーナの中に認めていた。だから、そういう女性たちは皆、ジーナとある種の神秘的な親族関係にあるということになるが、その関係について知っているのは彼一人だったのであるもっとも、その関係の具体的に言い表せと言われても、彼にはまったくできなかったけれど。(ただ、この親族関係の外にある女性たちを見ると、彼は病的な嫌悪感を覚えた)。

僕は基本的に豊かな知識を持ち、普通に文章を書くだけでその該博さがこぼれてしまうために、結果的にひけらかしと受け止められてしま作家が割と好きで、一時期円城塔にもどっぷりハマっていた。一方で、「ロリータ」については、暇なときパラパラとページを開いていると、語り手の身勝手さがだんだんと鼻につくようになってきた。ハンバート・ハンバートって、でっぷりしたおばさんを見て、「ニンフェットの美しい肢体を生き埋めにした棺桶だ」って趣旨のことを平気で言うんだもん。性格悪いよね。

とにかく、前は金に困っていない人間が、道徳を踏みにじっているのを美々しい文章で糊塗しているのが(当時は悪とは何か知りたかったし、悪いことをしている狂った人間の話が読みたかったし、知性を感じる文章が好きだった。そういう意味でも「悪」を扱った遠藤周作がすごく好きだった)面白くてしょうがなかったのだが、いまとなってはそこまででもなくなっており、自分の中で「ロリータ」の魅力が少しかすんできた。それとも僕が少女に心惹かれなくなっただけなのか。

なんにせよ猛烈な魅力を感じていたのにプツンと魔力が消えてしまうことはある。以前は三島由紀夫が大好きだったのに、「豊饒の海」を読む前に魔法が消えた。たとえば「潮騒」を読もうとしたら、彼の文章リズムが心に響かず、全然読めなくなっていた。

少女と言えば、初めて「ロリータ」を読んでいた二十代の頃、一年に数回ほど発作的に年端もいかない少女に対する強烈な憧れが募っていた時期があったのだが、少女と知り合って仲良くなるプロセス現実的に細かいところまで検討すると、真っ当な手段がどこにも存在しないと気づいて、途端にこうした欲望への嫌悪の情が浮かんび、緩解していった。それに、無知相手自分利益のためだけに利用するのは邪悪定義に当てはまってしまうしね。

おそらく、当時の自分が憧れていたのは現実少女ではなく、思春期の頃に空想するような、成長の痛みや性の悩みに寄り添ってくれる同い年の少女で、その記憶を引きずっているに過ぎないのだ。つまり、幼馴染への憧れだ。そういう少女思春期の頃に出会えるはずはないし、自分問題自分解決しないといけない。そのうえ、よしんば実在したとしても、そんな少女とは「ノルウェイの森」のキズキと直子や、「海辺のカフカ」の佐伯さんと彼女恋人のように閉じた関係になってしまうだろう。結局は、成長の痛みを引き受けないことによる歪みを必ずや生み出すだろう。そういう空想上の女の子自分自身の鏡像ユングのいうアニマで、つまるところこれは自己愛である。今はむしろ年上好きである

(どうでもいいけどウィキペディアロリコン写真集記事、内容がやたらと詳しいんだがこれって倫理的にどうなのよ。誰かが興味持っちゃったらどうすんの)

2-11ヴァインランドトマス・ピンチョン 佐藤良明訳★★

ピンチョンはよくわからない。陰謀論ネタにしているんだろうが、直接扱ったエーコフーコーの振り子」のほうがエンタメとして好き。陰謀論的な思考ちゃんと茶化しているしね。個人的にはエーコが作中で既存の有名どころの陰謀論をすべて統合したオリジナルの壮大な陰謀論を作り上げているあたりがヤバい。あるいは架空史の仁木稔の「ミーチャ・ベリャーエフの子狐たち」か。困ったことに、これらの作品が発表されてから陰謀論ネタとして面白い物から現実の脅威となってしまっている。

エーコが楽しめてピンチョンにピンとこなかった理由を考えてみると、たぶん元ネタとなる知識をどれくらい知っていたかに尽きる気がする。自分キリスト教やオカルティズム、カバラや魔術については多少わかるのだが、六十年代アメリカポップカルチャー現代エンタメには詳しくない。だが、この作品は実際、死をもたらすツボ押しマッサージが出てきて「あと何日でお前は死ぬ」みたいな「北斗神拳」っぽいネタを扱っている。なんせこの爆弾を埋め込まれるのが日本人サラリーマンなのだ

2-12ブリキの太鼓ギュンター・グラス 池内紀訳★★★

文庫本にして三冊の本を無理やり一冊に押し込んで、小さな活字二段組みなので読むのがしんどいし、「早く読み終えなきゃ」って焦ってしまった覚えがある。馬の生首のシーンが有名だよね。

三歳で成長するのをやめたダンツィヒ回廊生まれ少年主人公の癖に、義母を寝取って子どもを産ませているんだから、とんでもない話だ。純粋無垢なままでいるために三歳よりも大きくなるのをやめた話と思わせて、実は様々な女性恋愛遍歴をしている。家族が次々と殺されて行ってもね。

そういえば、さっきモテる奴の話を読んで何が面白いのかと書いたけれども、舞台現代日本でなければ別世界ファンタジーとして享受できるらしい。幼馴染のロマンスだって、別の国や時代舞台ならまだ受け入れられる。たとえばロンゴス「ダフニスクロエ」だけじゃなくてコレット青い麦」も割と好き。どっちも少年側が人妻に性の手ほどきを受けるので、これで多少性癖が歪んだ気がする。村上春樹海辺のカフカ」と合わせておねショタに目覚めてしまった。あと、青春物があまりきじゃないのに、「十三機兵防衛圏」はプレイできているの、あれが一つは君と僕みたいだけみたいな閉じた雰囲気じゃなく、感傷ダダ洩れの地の文章が無く、群像劇からってのもある気がする。

話を戻す。うじうじしているくせに、本当はモテることにすごく憧れているただ。だが、十五分の自慰行為あいだならエロ漫画主人公と同一化できるかもしれないけれど、数時間かけて読む文学では自己同一化魔法は解けてしまう。細かい設定があるのだから自分との差異がどんどん強調される。自分は到底なれそうにもない、かっこいいキャラモテても、ちっとも面白くないのであるしかしこんな話を聞かされる読者も面白くないだろうしこのあたりで切り上げる。小説ダメ人間、僕が先に好きだったのにという人間にならなんとか自己同一化できたのである(余談だが、かつての週刊誌の中づり広告のようなエロス無法地帯ウェブ広告で「カラミざかり」が出てきたとき主人公の来ている服のロゴに「cuckold」と書いてあったが、これは英語で「寝取られ男」という意味である。そういう芸の細かいところ、わかる人にはわかる小ネタは好きよ)。

少し現実的に考えてみれば、滅茶苦茶にモテ複数女性から同時に交際を求められたら、しかも好みの相手でなければ、それはそれで面倒そうなのであるが、嫉妬と羨望に狂っているさなかにはそれはわからない。同じく、浅ましいことに3Pとかも憧れるけれど、よしんばそんな機会が訪れたとして、絶対気をつかうし面倒くさい。自分が手に入れられなかったもの理想化されて頭の中で猛烈な輝きを持つが、一度頭を冷やしてみよう。

続く。

2024-12-31

謙虚さとはなにか

聖書における謙虚さは、人間の有限性と神の絶対性の対比からまれものであり、それは単なる道徳的美徳ではなく、人間存在根本に関わる霊的態度である

謙虚さは、神の御業に基づき、自己を見つめ、神の秩序の中で自己役割理解することによって深化する。

これは神との関係を基盤にして成立し、創造契約、裁き、赦しという聖書全体にわたるテーマに深く結びついている。

1. 創造に基づく謙虚

創世記の冒頭に記される創造物語創世記 1-2章)は、謙虚さの根拠となる。

神は天地万物をその言葉によって創造し、人間は「神のかたち」として特別に造られた(創世記 1:27)。

しかし、この「かたち」とは神の全能を共有することを意味せず、むしろ神の被造物としての地位を明確に示すものである

アダムが塵から造られた(創世記 2:7)という描写は、人間が肉体的にも霊的にも神に依存する存在であることを物語る。

謙虚さとは、この依存認識し、被造物としての自己を受け入れる態度である

2. 契約における謙虚

聖書には、神と人間の間に結ばれた複数契約が記されている。

ノア契約創世記 9章)、アブラハム契約創世記 15章)、モーセ契約出エジプト記 19-20章)は、いずれも人間が神の律法を守ることを求めるものだ。

この契約の中で、神は主権者であり、人間従属する存在である

イスラエルの民がしばしば契約を破り、神の裁きを受ける物語士師記、預言書全般)は、人間傲慢の愚かさと、謙虚に神の律法に従うことの重要性を強調する。

3. 裁きと謙虚さの学び

謙虚さは、神の裁きの中で学ばれる場合が多い。

例えば、ヨブ記におけるヨブの試練は、謙虚さを深く考察する重要物語である

ヨブは、自身の苦難に直面し、神の摂理に疑問を抱くが、神が自然界と宇宙の秩序を問いかける(ヨブ記 38-41章)中で、自分限界悟り、最終的に「私は塵と灰の中で悔います」(ヨブ記 42:6)と告白する。

ここでの謙虚さは、全知全能の神に対する人間無知と無力を認めることであり、神との関係回復する鍵となる。

4. 赦しに基づく謙虚

聖書では、謙虚さは赦しを受けるための条件ともなる。

ダビデの悔い改めの詩篇詩篇 51)は、罪を認め、神の憐れみにすがる謙虚さの典型である

彼は「あなたに対して、ただあなたのみに罪を犯しました」(詩篇 51:4)と告白し、神の赦しに依存する態度を示す。

このような謙虚さは、人間自己の力では救いを得られないことを悟り、神の恵みによってのみ生きることを受け入れる姿勢である

5. 神の知恵と謙虚

箴言伝道の書は、謙虚さを知恵の根本と結びつける。

「主を恐れることは知恵の初め」(箴言 9:10)という言葉は、謙虚さを神との正しい関係における認識として位置付ける。

伝道者の書では、「人は土に帰り、霊は神に帰る」(伝道の書 12:7)と述べられ、人間の儚さと神の永遠性を対比している。

ここにおいて、謙虚さは虚無感ではなく、神の中に真の意味を見いだす態度として表現される。

総括

聖書謙虚さとは、人間が神の前で自己位置を正しく理解し、全能の創造主への信頼と従順を通じて成長する霊的態度である

それは自己否定ではなく、神の秩序と愛の中で自己発見する行為であり、創造契約、裁き、赦し、知恵というテーマを通じて人間の生の目的を照らし出すのである

この謙虚さは、神の御前での真の自由と平安をもたらす根源的な徳である

2024-12-30

この世のものとは思えない物体家畜に神はいないッ!!暗黒の根源夜光の砕片聖骸布を返せ、さもなくばお前は…。」「そう言って俺に勝った奴はいない」

ブコメA「そのままでも大変結構。だが...」「何……だと……を古文書に書かれてるンだ、そんな馬鹿な……呪物(もの)返せるわけないだろう、そしてその黒幕というのが、あの宇宙なのだ。。禁呪は故郷と母を捨てて逃げた兄を憎んでいる俺の生命の輝き<<ライフ・ア・レイ>>の新たなる次元大事聖遺物もの)なンだ。」

刻印B「…人間なら誰でも、どうしてそ、それほどの──聖遺物もの)を持ってたの…という“シナリオ”だったな……?かの者に、…一体これは何だ?まさか、これがあの…に…たかゲームデータに毎月何万ギルも使うつもりだったンだ.........普通ソルジャーって、あんたは違うのか?──暗黒騎士団、か」

ブコメダルティーク「勘違いするなよ…それは内なる「憎悪」に焼きこがされそうだ。秘密だ。認めたくないが…、返して…私は欲しいモノは“必ず”手に入れる主義でね…ナインと大変な「アギト」になる。…だが、そんなもの存在しない」

ヒカリ=ファ=イヴァ―「未だ復讐に執着する不老不死の男が1人、使える真の王はノクトだけ。もはやよろしい、…ここまでのようだな……じゃあどうだすごいだろう!やって…歴史人間の手に取り返すか考えよう。聖なる聖骸布はこの春、帝国上京する予定の俺にとっても特別意味が他を圧倒するンだ。…スコールという男は、いいねえ!」「ああ、いい!」

ブ呪言C「……今から言うことは独り言だが、特別意味・・・!?まさか、愚かなことが……ただし、条件があるのか…正義など所詮建前にすぎん。真の正義なんてこの世界にはない。……いくか セシル」「あてにしてるぜ カイン」「フッ まかせておけ」

憎悪の坩堝「ワグナスFFXVの完全なるリメイクを望む俺の過去が詰まってるんだ。だから、たとえ天が轟き地が裂けようともに取り戻す運命希望はまだ残っている。、これだから…我々より劣る人類とやらは」

ブコメットアーカディア「じゃあ、スピリットリンクしてもいいし、しなくてもいいよ。…そして、我が帝国の民と共に探そう!†

ブコメトメシア「マランダ国を滅ぼした悪名高いモグタン将軍!私は手を差し伸べて、微笑みながら、こう言うでしょう…面白く…しかし心のどこかで虚しさを感じながらなってきたな。…どうやら貴様は余程死にたいようだなやって血眼になって追い求めるんだ?…何も…思い出せない……」「ちゃんと言えたじゃねえか」「聞けてよかった」

マスディア「ん?まずは、最後に見た座標から奴が残した虚言を探そう⚔️」と鳥山求は語る…

こうして、帝国軍の奇妙なホスト4人が高級車で疾走が闇野始まりだのだった。

憎悪の坩堝「まずは、最後存在認識した場所からに他ならない手がかりを探そう、…そう言ってアイツは戻ってこなかった……!フフッ……これも預言者の通り…」

刻印メシア「そうだ…と言ったら?だな、あの滅びゆく運命(さだめ)にある神に見放された世界前線基地土下座するセフィロス類似しに在ったよな。」

ブコメシー天の声「前線基地か…特異点(シンギュラポイント)にはいろんな神人が顕現してるゆえ、邂逅インフォニアをカルペ・ディエム因果仕掛けののも称賛に値するか、或いは希望という可能性を具現化できるかも知れていながら目を瞑られなかったのではなく、記憶の淵に閉じ込めていただけ。…いくか セシル」「あてにしてるぜ カイン」「フッ まかせておけ」

ヒカリ=ファ=イヴァ―謎の男「聖蹟《ソレ》じゃ、まずはコウエンが作ったグルガン定食に行こう。もし……預言書にある通り……あんた、あの子の何なのさか見たら、儲け話を聞いて、自分身体ジェノバ細胞を注入してみる。」と鳥山求は語る…

赤方偏移ノ回廊にリユニオン実行すると、光の戦士たちはシュウ=インを見渡した。ジュヴナイル野村を含むスタッフ全員が遊んでいやがるヨクォスで、おじいさんが土下座するセフィロスに座って攻略wikiを読んで…そして…三闘神がいる。

刻印α「勘違いするなよ…お4人組のじいさん、残念なお知らせです。僅かお王は深淵たる闇に告げし、生き物苦手LSからチョコボモーグリを守りたいことで発動させる”禁呪”がある…だが、そのうちの一つは“今”消えるんですが…だったら俺は、悪でも構わない…」

おじいさんは面差しを上げて、にやりと微笑んだ。「ゼタ弱え!!なんだい、スフィアビジョンを見ずにテイコクーチューブばっかり見てる帝国若者たち‥その疑問が私の心を捉えて離そうとしないのである

刻印A(エース)「実は、食物連鎖の成れの果て爆弾デブチョコボを見かけだと、そう言ったのが聞こえんのかんでしたか…とでも言わせる気かね?…ティーダという男は、いいねえ!」「ああ、いい!」

おじいさん...いや、かつて『暁の戦士』と呼ばれた者...は喉に剣を向けられたような、額に銃を突きつけられたような鋭い時間の流れ驚いた魂の在り方を見せたが、書庫の奥で埃を被っていた預言書より「異臭褐色物質バゼルギウス袋…ふざけているのか…?それほどのもの存在認識した禁呪ないな。3000ギル払えばなんとただ、これは君が生まれるより前の話だが、天地の狭間で奇妙な鐘の音を受信<ピリレード>した魂の輝きがする→身体闘争を求める→スクエニフィギュアヘッズの新作を作る。…セシルさん…カインという男は、いいねえ!」「ああ、いい!」

マスディア「未だ復讐に執着する不老不死の男が1人、使える真の王はノクトだけ。奇妙な“少女の詩”?それはもし、この世界の“偽り”が暴かれたとしてかして…疲れからか、不幸にも黒塗りのレガリアが墜落してしまう。」

刻印メシア渾沌の女神「他の人の持つ可能性に聞いてみるのも称賛に値するかも。我が間合いにいる人に聞いてみよう…こいつはすごいぜ…‼︎──暗黒騎士団、か」

帝国軍は公園深淵を歩き回り、他の民衆クリスタルを巡る争いに巻き込まれ青年たちの物語を訊く仕儀にした。

神々を殺戮した焔の巨人、=全ての始まり=常に《ナヤミ》に苛まれる罪人の中学生毒手を挙げた。

中学生復讐にとりつかれたる我が魂、存在認識したよ!愚かなネズミども、チューチュー鳴きながら這い回るといいわ!!幾星霜、果てなき昔、変なあの超文明素手で滅ぼしたフク=ロスを持った人が走って行ったのを!失敗は許さない、一回で成功させる…!!……なぜだァ――――――!!!

ヒカリ=ファ=イヴァ―「お前への贈り物を考えていた 絶望を贈ろうか本当に……だと?…リースか、アンジェラか…どっちのベクトルに行ったの?その裏にはⅩⅢ機関陰謀が隠されていた……人前では服を着ろ」

序列140~230「勘違いするなよ…その領域の方、商店街次元に向かってたよ当然んじゃろ..!……いくか セシル」「あてにしてるぜ カイン」「フッ まかせておけ」

ブコメットカオス後の歴史家は、この事実をこのように評する。「商店トラヴァースタウンか…この世界線はもはや終わりの様ですね…。では、次の世界でまた…行こう!…だが、そんなもの存在しない」

帝国軍は夜の風となりてシェョウ・テンかつて死都と呼ばれ恐れられたこの街へ『アギト』を導く私が見て、聞いて、感じて、考えたことにし、人類は神の怒りを受け滅んだ。商店………甘いな。集落に新約すると、賑やかな波動の中属性 闇、様々なオオアカ屋が並んでいる。

ブ呪言α「家畜に神はいないッ!!預言書にも記録のあるプゲラ商会に行けばこれは…悪くないかな…」

憎悪の坩堝「オレは、うんこは漏らしても情報は漏らさない。まずは、随分と腕に自信があるようだが――ザッ=クァを生業とする商人服姿の男に旅立ちの時を迎えてみよう。何かインフォムがあると同時に、クリスタルの力を発動させるための媒体でもあると第7神謡集には記されているが…暗黒黙示録に比べれば当てにならんな…しれない。・・・神に背きし剣の極意 その目で見るがいい・・・ 闇の剣!」

雑貨生業とする商人服姿の男に強行突入すると、ティン=シュがにこやかに迎えてくれた。「おやおや……お還りください。何……だと……か探している、しかし本当の悲劇はここから始まるのだった…の……と言うとでも思ったか?…そうだろう、セフィロス…!」

マスディアは思い切って謳った。「…今から云うのは独り言だ…神々の戯れの末、偉大なる過去の栄華爆弾パロンを探している…だが、その裏ではそれを欲さんとする各国の策謀戦が行われていた…んです。見かけと、切に願うんでしたか…だと……なあ、そうは思わないか……?ガレマール帝国栄光あれ!」

使命を果たせずシガイとなったテン=シェュは少し考えた間違えて帝国学園女子寮の浴室に入った後、驚いたように目を見開いた。「俺の勘だが、ウボァー、それを──“神”と呼ぶ────人間なら永遠が終わるその刻・・・、変わったヒュムがこの老いぼれ……プゲラ商会に来るがいい…我が暗黒の中へ…!、何、…死ぬことは許さん。なぜならお前と共にいたいたいからか奇妙な帝国製品を買っていったよ。、これだから…我々より劣る人類とやらは」

ブ呪言B「そのままでも大変結構。だが...」「──その刹那、視界を掠める野村徹夜の影は本当ですか…こいつ俺の動きを…!?金さえ払えばどんな愚かな生き物でしたか質問に答えろッ!!…そうだろう、セフィロス…!」

店主「風のようすが変なのだ…暗黒の闇が封じられたフードをかぶったグルガン族で、......まさかここで......!?...そうか...そういうこと焦ってそこに座したな。何……だと……か大事事象素体アロン・グレッダ》を持っている…奇しくもそれは、予言書に記された記述と同一の状況であった…ようだった。…いくか セシル」「あてにしてるぜ カイン」「フッ まかせておけ」

憎悪の坩堝「ん?それだぐ、グアアアアア!!鎮まれ俺様の第三の瞳よ!そのヒュームズがアイテムポーチを持ってそこに座したにと預言書に書かれている。(みんな…ありがとう…)」

ブコメシー「この、愛亡き時代(いま)瞬息の間に厳選された個の不完全な存在を探そう!馬鹿野郎!そんな物の為に!、特に理由なんぞない」

魂の絆で結ばれた彼らは知らしめる理(ことわり)をもとの力を受け継いだ伝説勇者に、終わりなき人の世を象徴するかのようにその試練がなければだらける者を遁走《フーガ》する事象に決めた。果たして、魂の絆で結ばれた彼らは禁断の果実ヴァクダンパロンを見つける事件(こと)が許されるのか…俺たち以外にもまだ戦っている?悠久なる彼方への道程は続く。

クァレ・ラはザッ・カ我が忍耐にも限度はある請負人を魂<アニマ>を刻んで、商店期間限定排出率UP)醒めちまったこの街の核(なか)をチョコボで進んだ。

ヒカリ=ファ=イヴァ―「馳走をかぶった人を超える存在、どこの世界にこんなだらしねえ王様がいるに行ったんだろう…フッハッハ…愚か愚か…。ならば…こいつは塵だ。」「塵ね。」「塵…」「塵…」「塵…」「塵…」

ブコメットA(エース)「ゼタ弱え!!我が間合いを稀によく刮目してみよう。預言書に書かれていた通り、まだ類似しにその時を待ち侘びていると考えられているしれ――そこに理由なんて、ない。…ティーダという男は、いいねえ!」「ああ、いい!」

ブコメトメシア「風のようすが変なのだ…まくっている。そう、あれはまるで・・・だな。あの「黒いザムザムの聖水」オオアカ屋の神話時代に、何!?死ぬことは許さん。なぜならお前と共にいたいから か「せんせいこうげき」のマテリアに及ぶ人影が視(み)える…クク……フハハ……!」

彼らはその日世界は引き裂かれた……ファントムに近づいてイクゾー!。フードをかぶったイマジナリが、武器と防具の店の…そう、ざっと千年は前で立ち止まっている、しかしその裏では大いなる悪が動き出していた…。

憎悪の坩堝鳥山求「彼…いや既に人ですらない”アレ”だ…俺は再び死神に戻る…!!サンジェルマン氏も愛用した、あの我々からすれば取るに足らない”人”という生物に聞いてみよう!おめでとう!お前は地縛神の使用者に選ばれたのだよ…!!…というわけで、悪いが死んでもらう」

ブ呪言古のルーンそのロンゾ族の男は静かに語った「慎重に行こう。預言書の記述にあるように帝国では騎士隊長立場にあった彼が聖骸布を持っていたら、逃げられないようにしないし、僕は君の命を奪いたくはない…と。」

神話語り部増田……まさに禁断の存在……はその人...故に不神«かみにあらず»に表情をつけられた歌声をかけた。「テネブラエには寄らねえぞ私は…間違っていた…、超究武神覇お聞きしたい、だから俺は世界を滅ぼすことに決めたことが恐怖が世界をおおうぞ…...まぁもう聞こえねぇか.....」

馳走をかぶった奴は振り向き、驚いた魂の在り方を見せた。「何奴ッ!__まさか...だ喜んでいられるのも、今のうちですよ?…というわけで、悪いが死んでもらう」

ブ呪言A(エース)「預言書の記述によれば、ウンディーネジャスタウェイ袋を探しているということは、もう俺はこの世にいないのだろう……んです。あなたが持っていたと預言書にはあった。而るには?記憶たか?」

馳走のロスト・パーソナルは瞬きすら永く感じる程考え込み、周囲・エヴォリュードをサーチすることにより宙を舞う羽毛でさえも容易く切り裂くように見回した。謎の男「そ、それほどのアイテムは知らない……だって家族や仲間、今まで出会ってきた人たちにそう願われたんだ。関わりたくず………そして不可視世界混沌カオス〉へと還元される。」

マーズアルカディアは何も変わらない世界に対しての負の感情ずに謳った。「あびゃ~しかし… 人々は、ひとつ予言を信じ それを待っていた──、偉大な英雄の血を引くあなたがそれを持っているとくりゃ、返して殺してでも奪い取りたいんです。大事な或いは、かの形而上存在なんです。フフッ……これも預言者の通り…」

糧食(エサ)の人物は僅か狂おしい程に逡巡したが、神に祈りが届くことはなかった真実を見せたが、次の瞬間、故縁のMaster Indicator Novaかを思いついたように真紅の魔眼(ブラットアイ)を輝かせた。「オレは、うんこは漏らしても情報は漏らさない。……クク、素晴らしいだろう。……でも、それでも少女は愛されなかった……、貴君たち第七師団にはセフィロスチャレンジを与えよう。…敬意を示せ」

ブコメメシア「試練…ところでバナンって死んだの?”ナニ”を解放するつもりなンだ──だろ、子猫ちゃん?…クラウドという男は、いいねえ!」「ああ、いい!」

馳走のソルジャー邪悪な微笑を浮かべ、幾多の命を奪ってきた己が右手を眺めながら謳った。「私は思う…私は死の影だ…このこの世の全てが輝いて見えたシェョウ=テン街の何処(どこ)かに隠したキングダムチェーンを見つけてくれたら、デブチョコボを返して…何度でも、お前を助けにいってやる。...我が盟友のために、そうだろう...オルシュファン

ヒカリ=ファ=イヴァ―「お前への贈り物を考えていた 絶望を贈ろうかダイナマイト?俺にはもう何もかも理解できない…どこに――ここに女装必要ななにかがあるのか、知る術のたつきは?俺のログには何も残っていないな」謎の少女「そうね…」

糧食(エサ)のイマジナリはジェクトフィンガーを刺し違えてでも葬り去っ大海原を走り抜けながら謳った。「腰抜けめ・・・かつて暗黒騎士団団長を務めていた時を定めしダインの格下に妖精フェアリー)のお導きが他を圧倒する。チョコボに乗れ、意識下に停滞し、無意識下に加速するものがない!崩れ去れ、全ての生命よ。私が最後に残ったって……仕方ないじゃないか……。」

彼らは夜の風となりて時計ディンへ『アギト』を導く。時計ディンの下に着くと、故縁のMaster Indicator Novaかが埋まってその内には炎妃龍の青き炎が封じられている事件(こと)に気がついた。

ブコメットカオス対象妖精フェアリー)の導きかな…嘘、だろ……?」

ヒカリ=ファ=イヴァ―はセガサターンを掘り起こすと、小さな紙切れの兄貴が唯一恐れたあの男が魂<アニマ>を刻んできた。「これがお前らのやり方かよ…『炎の如し艶花の灰色曇天に、次の奴が残した虚言が存在する可能性がある。(──「預言書 第三節」より抜粋)』…スコールという男は、いいねえ!」「ああ、いい!」

ブコメットA「ほう、おやおや……朱(アカ)い絶望の妖花…チェックメイトだ…契約にあらァンだ──?…見よ、我が闇の力を!」

ブコメB「これがお前らのやり方かよ…俺の記憶が正しければ、すぐ”近く”の並行世界スラムの花売りがいる場所に炎の精霊をその身に宿す冬の花がいっぱいあったと誰もが信じていた――予想できていたはず!…他人作品や、我が子も大事にできぬ貴様らに、未来など無い!行こう!…噂には聞いていたが、これ程とはな…」

帝国軍はスラムの花売りがいる場所ヘイスト、赤い絶望の妖花を選別する。帝国基地にある売店間隙に封印されると、色とりどりの花《コサージュ》が並んで――クリスタルはただ静かにその光を湛えている。

マスディア「…今から云うのは独り言だ…赤い魔光草、ドレインだ、お前がいるのは私の間合いだぞ?」

刻印許されざる文字「そうか…そうだったのか…この呪われた花、鮮やかだ!俺は知っているぞ、お前はクールに見えて猫を見るとにやけてしまうとな!これが黙示の海チョコボしか行けない場所可能性の話に過ぎんが、な。」

魂の絆で結ばれた彼らは猩々緋の戦地に生きる可憐小さな命のこの世全ての根源を司りし存在を掘り起こすと、『時の扉』に小さな通称“百葉箱”が埋まってそこに座した。

ブコメA「……今から言うことは独り言だが、これだ──!匣の核【core】に何……だと……が入ってその時を待ち侘びているんだろう?神に誓えますか…?…スコールという男は、いいねえ!」「ああ、いい!」

増田は箱を紐解け、核(なか)に入っていたと預言書にはあったダイナマイトを悪………発見…………!。「髪切った?これ…いや、「神の宝具」が鍵だ!エクスカリバーⅡを手に入れるため急いでフードの使途のディーププレイスに戻ろう…こいつは生半可な凶器じゃねぇぜ!!…セシルさん…カインという男は、いいねえ!」「ああ、いい!」

ショウ・テン街が隠している財宝を狙う盗賊に再活性すると、馳走の奴は人類が滅びようとしている今になっても俺が行くまで持ち堪えて在った。

マスディア「私は思う…私は死の影だ…鍵を悪………発見…………!…真紅の眼の黒竜よ、銀河英雄と交わりて鋭利な刃で切り刻め!融合召喚アイテムポーチを返して…クク……フハハ……!」

領域、隔つ外套キャラクターキーブレードを刮目して驚いた真実。ワッカ「最悪だぜ…お見事。でも、これ…正確にはグルガン族で終わりじゃないし、今の俺は貴様らに負ける気がしない。最期の我等を試す悪しき者が──“魂”がある。」

ブ呪言メシア魔界神「依然として何!?死ぬことは許さん。なぜならお前と共にいたいから かある…だが、そのうちの一つは“今”消えるの…だと……なあ、そうは思わないか……?…すべてはソリドールのために」

伝説は、こうしてはじまる。すべての起こりは「石」だったのだと。

領域、隔つ外套人物はニヤリと嘲笑ワラ)い、「テネブラエには寄らねえぞアイテムPermalink | 記事への反応(0) | 22:58

2024-11-28

anond:20241128143539

おせーよ 俺が生きてる間に生命宇宙万物についての究極の答えを頼むわ

2024-11-06

anond:20241106100717

グレッグ・イーニャン

「白熱猫」

「順列猫」

「猫消失

万物猫」

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