はてなキーワード: 血筋とは
日本維新の会(以下、維新)に対する中国との癒着疑惑は、主に橋下徹氏の大阪市長・知事時代に遡るもので、SNS や週刊誌で頻繁に取り沙汰されています。これらの多くは上海電力のメガソーラー事業参入や移民政策をめぐるもので、維新が中国の利益を優先しているとする陰謀論が中心。ただし、維新側(青柳仁士議員ら)はこれを「妄想」「デマ」と強く否定しており、証拠が薄く、名誉毀損訴訟で出版社が敗訴した事例もあります。 維新はスパイ防止法推進や中国を「軍事的脅威」とする政策を掲げ、参院議員の石平氏が中国から制裁を受けるなど、親中とは逆の行動も見られます。 以下に主な噂を整理しますが、これらは推測ベースが多く、事実確認が重要です。
噂のカテゴリ | 内容の概要 | 信憑性レベル | 主なソース/背景 |
-------------- | -------------------------- | ---------------------- | -------------------------------- |
上海電力参入 | 橋下氏が中国企業を優遇入札 | 中(報道あり、証拠薄) | 週刊新潮報道、X ポスト、維新否定 |
ハニートラップ | 橋下氏の中国訪問で影響下 | 低(推測ベース) | YouTube・X 暴露、維新デマ否定 |
移民・土地優遇 | 中国人流入・土地買収を推進 | 中(政策批判) | X 批判、維新規制公約 |
公明・自民連携 | 親中公明と組む中国傀儡 | 低(政治的解釈) | X ポスト、維新対立説明 |
竹中平蔵関連 | 在日疑惑で維新を中国寄りに | 低(個別証言) | X ポスト、根拠なし |
これらの噂は維新の支持率低下や選挙戦で拡散されやすく、2025 年現在も X 上で活発ですが、維新は台湾支持や中国批判で反論。 中国共産党が維新を「デマ拡散」と制裁対象にした事例もあり、逆説的に親中ではない証拠とする声もあります。 事実確認のため、公式文書や国会質疑を参照してください。
橋下徹氏は大阪府知事・大阪市長時代に行政改革を推進し、テレビコメンテーターとしても活躍する一方で、過去のスキャンダル報道や政治的な陰謀論が絶えず、インターネットや週刊誌で「黒い噂」が広がっています。これらの多くは 2011 年頃の選挙戦で週刊誌が掘り起こした「出自」関連から始まり、近年は中国とのつながりをめぐる疑惑が加わっています。ただし、多くは証拠が薄く、橋下氏本人が否定または法的対応を取っているものもあります。以下に主なものを整理します。
噂のカテゴリ | 内容の概要 | 信憑性レベル | 主なソース/背景 |
-------------- | -------------------------------- | ------------------ | --------------------------------------- |
家族ヤクザ関連 | 父親暴力団員、従兄弟殺人犯 | 高(橋下氏認める) | 週刊文春・新潮報道(2011 年)、X ポスト |
ハニートラップ | 中国訪問中の美人局、上海電力癒着 | 中(推測ベース) | YouTube 暴露、X 批判 |
女性問題 | 不倫、売春街弁護士 | 中(週刊誌報道) | 朝鮮日報、週刊アサヒ |
パワハラ | 知事時代の自殺者多発 | 中(弁護士告発) | 動画・X ポスト |
詐欺・癒着 | 偽装裁判、資金疑惑 | 低(個別証言) | note 記事、X |
これらの噂は政治的な対立から生まれるものが多く、橋下氏の維新創設や移民政策が火種となっています。橋下氏は名誉毀損で積極的に訴訟を起こしており(例: 奥野氏ケース)、事実確認が重要です。最新の議論は X 上で活発で、2025 年現在も移民発言をめぐる批判が続いています。
日本維新の会(以下、維新)に対する中国との癒着疑惑は、主に橋下徹氏の大阪市長・知事時代に遡るもので、SNS や週刊誌で頻繁に取り沙汰されています。これらの多くは上海電力のメガソーラー事業参入や移民政策をめぐるもので、維新が中国の利益を優先しているとする陰謀論が中心。ただし、維新側(青柳仁士議員ら)はこれを「妄想」「デマ」と強く否定しており、証拠が薄く、名誉毀損訴訟で出版社が敗訴した事例もあります。 維新はスパイ防止法推進や中国を「軍事的脅威」とする政策を掲げ、参院議員の石平氏が中国から制裁を受けるなど、親中とは逆の行動も見られます。 以下に主な噂を整理しますが、これらは推測ベースが多く、事実確認が重要です。
噂のカテゴリ | 内容の概要 | 信憑性レベル | 主なソース/背景 |
-------------- | -------------------------- | ---------------------- | -------------------------------- |
上海電力参入 | 橋下氏が中国企業を優遇入札 | 中(報道あり、証拠薄) | 週刊新潮報道、X ポスト、維新否定 |
ハニートラップ | 橋下氏の中国訪問で影響下 | 低(推測ベース) | YouTube・X 暴露、維新デマ否定 |
移民・土地優遇 | 中国人流入・土地買収を推進 | 中(政策批判) | X 批判、維新規制公約 |
公明・自民連携 | 親中公明と組む中国傀儡 | 低(政治的解釈) | X ポスト、維新対立説明 |
竹中平蔵関連 | 在日疑惑で維新を中国寄りに | 低(個別証言) | X ポスト、根拠なし |
これらの噂は維新の支持率低下や選挙戦で拡散されやすく、2025 年現在も X 上で活発ですが、維新は台湾支持や中国批判で反論。 中国共産党が維新を「デマ拡散」と制裁対象にした事例もあり、逆説的に親中ではない証拠とする声もあります。 事実確認のため、公式文書や国会質疑を参照してください。
橋下徹氏は大阪府知事・大阪市長時代に行政改革を推進し、テレビコメンテーターとしても活躍する一方で、過去のスキャンダル報道や政治的な陰謀論が絶えず、インターネットや週刊誌で「黒い噂」が広がっています。これらの多くは 2011 年頃の選挙戦で週刊誌が掘り起こした「出自」関連から始まり、近年は中国とのつながりをめぐる疑惑が加わっています。ただし、多くは証拠が薄く、橋下氏本人が否定または法的対応を取っているものもあります。以下に主なものを整理します。
噂のカテゴリ | 内容の概要 | 信憑性レベル | 主なソース/背景 |
-------------- | -------------------------------- | ------------------ | --------------------------------------- |
家族ヤクザ関連 | 父親暴力団員、従兄弟殺人犯 | 高(橋下氏認める) | 週刊文春・新潮報道(2011 年)、X ポスト |
ハニートラップ | 中国訪問中の美人局、上海電力癒着 | 中(推測ベース) | YouTube 暴露、X 批判 |
女性問題 | 不倫、売春街弁護士 | 中(週刊誌報道) | 朝鮮日報、週刊アサヒ |
パワハラ | 知事時代の自殺者多発 | 中(弁護士告発) | 動画・X ポスト |
詐欺・癒着 | 偽装裁判、資金疑惑 | 低(個別証言) | note 記事、X |
これらの噂は政治的な対立から生まれるものが多く、橋下氏の維新創設や移民政策が火種となっています。橋下氏は名誉毀損で積極的に訴訟を起こしており(例: 奥野氏ケース)、事実確認が重要です。最新の議論は X 上で活発で、2025 年現在も移民発言をめぐる批判が続いています。
そもそも前提にされてる
人間社会の権力機構に食い込むようなことはしてなかった(ぼっち志向過ぎて)
人間社会の権力機構に食い込むようなことはしてなかった(ぼっち志向過ぎて)
主人公達は物語の途中で呪術界の上層部・名家・名流を殺戮する挙に出るが
直後にそこに成り代わるわけでアナーキストと言うよりむしろ権力側(もともと偉い血筋の奴が多い)
(数十年後を描いた続編では旧主人公達は武力でも血統でも呪術界の支配層に君臨してるっぽい)
一部に体制側特高の暴走みたいなのがあったがトップたちは主人公の味方
これこそ反体制派漫画!って言いたくなりそうだけどそうは言えないと思う
だってルフィ達は支配者層にも封建的な王国とかにも全然味方する
以上見てきたように
現後期高齢者たちの間だけで流行ったわけのわかんねえ反知性的カルチャーなのではないか
goodからnot badくらいの体制まで敵視する必要はなく
「反体制か否か」というものの見方自体がしわしわパラダイムなのではないか
nanamino
反体制かどうかはともかく、人種差別や性差別を正面から肯定した作品はほぼゼロだろうに。
2025/10/02
結構上位のコメントなんだけどどういう反論なのか全くわからない。
俺はここで 「漫画やアニメには人種差別や性差別を正面から肯定した作品が多い」といった主張をしてないし
それ以前に差別の話をしてなくね……?(念のためツリーをのぼって、発端の元増田もしてない)
「「アニメ・漫画では反体制を描いてるのに日本人が反体制になってないのが不思議、という議論がある。
しかしそれは発想が逆で、アニメや漫画はガス抜きとして作用しているのではないか。」
↓↓↓↓↓
俺
↓↓↓↓↓
nanamino
「反体制かどうかはともかく、人種差別や性差別を正面から肯定した作品はほぼゼロだろうに。」
わかんねえ。
順位がこれだけ上ってことはこの人の読み間違いとかじゃなく、
あとnanaminoの他のブコメを見たが別に変な奴って感じはしない。割と同意できる感覚のコメントも多い。
というわけで誰か解説してくれこれ。
モテる努力なんてみじんもせずに生きて今だけど、多分死ぬまで一人で生きてく。
そもそも家族や恋人という物に憧れない。身近のサンプルが全部しんどい。
小学生で父が浮気などした後に家を出てそのまま離婚。今は再婚して子供三人いるらしい。性欲の塊か?
親権を持った母はもともとあったヒステリックさを爆発させ完全に毒親に。すぐキレるし私には自室が無いのでつねに母のご機嫌を伺う毎日。今は連絡来ても無視してる。
父方祖父母は薄ら互いを馬鹿にしてるし、母方祖父母は比較的まともかと思ったら老々介護発生からの文句の応酬で地獄。
父方の叔父叔母夫婦は最悪で、知的障害の子供ができてから叔母側が自然派に目覚め叔父ブチ切れ。教育方針で父方祖父母とも揉めて、祖父母は祖父母で医者に連れて行くなとか、あんな育て方するからとか言い出して地獄。
こんななので、今の自分は恋人どころか友人関係含めた人間関係を極力薄く生きることに必死になってる。
特に母をきっかけに、女性に対しては苦手意識、とか言うレベルではない位の嫌悪感がある。
近寄りたくない。平気で記憶をねじ曲げて気分で暴言を吐き操作してくる生物と20年ちかく同居すると、似た特徴の生き物は理屈抜きでしんどい。
理屈では分かってても無理な物は無理。
職場の人と連絡先交換するけど、連絡来なければ全部自然消滅でよい。連絡来たらたまに行くけどね。それだけ。
自分がいかに気持ちを邪魔されず静かに自由に生きられるかを考える。そういう人生で良いと思う。
人生の2/3がそういうのが確保されない時間だったから、今の一人暮らしが本当に心地よいしやめる気になれない。
有事の時は助けを求められないけど、求められる側からしたら貧乏くじでしかないので、だったらその人のためにも静かにその辺で死んだ方がマシ。
こういうけれど、結婚する人は好きにすれば良いし、そのための努力をしたい人もすれば良いと思う。
それ自体は尊い物だし、できる人はした方が社会的には良いはず。私の分まで頑張ってほしい。
申し訳ないけど私には無理だ。最近の増田読んで考え直しながら書いてきたけど、土俵に立つ覚悟が無い。多分権利もない。
奇跡が起きて素晴らしい方に出会えて私の女性無理問題が解決できても、そんな人を母や祖父母に会わせたいと思わない。
やっぱり血筋はここで絶つべきなんだろう。浮気した親父ゆずりで性欲強いし。私も結婚したら浮気しないとは思えないし。
趣味や個人開発が楽しいからまだ生きてるけど、そういうのできない年になったら潮時かな。それまでは静かに一人で生きようと思う。
発売延期への謝罪をこめ、このDLCは事前予約購入者には無料提供されている
弥助と並ぶもう一人の主人公・藤林奈緒江は伊賀の忍者で、実在した忍者・藤林正保(藤林長門守)の娘である
奈緒江が幼い頃に母は姿を消し、彼女は正保から忍術修行を受けながら父子家庭で育った
失踪した母・つゆは、世界を股にかけて活動する陰謀組織「テンプル騎士団」と戦う「アサシン教団」の者である
後奈良天皇が持つ三種の神器(ガチの魔法アイテム)がテンプル騎士団に狙われているため、日本の安寧のためにつゆは家庭を省みる暇もなく奔走している
禁忌を犯したため教団から追放され日本に漂着したスペインのアサシン・カタリベラは哀れんでつゆを拾い、つゆにアサシンとしての暗殺術を教えた
疑似父のカタリベラでも感情が読めないほど情動の薄いつゆであったが、神器を守るための支援を求めて訪れた伊賀の里で、真面目で優しい正保と恋をして奈緒江を産んだ
本編では生死不明のつゆだが、「淡路の罠」では、淡路島がカルトに乗っ取られておりカルトのボスにつゆが捕まっているとの情報が入り、奈緒江と弥助は淡路島へ向かう
かくして奈緒江はつゆと再会する
つゆはあらゆる種類の拷問を受け続けていたが、情動が薄いので全然効かないでケロッとしており普通に元気だった
淡路島のカルトはオレンジ色がテーマカラーで、幹部たちはみんなオレンジの着物を着ている
島民を支配しながら、排外主義を掲げ、我らがいなければお前たちは蹂躙されると言う
というわけで「参政党をdisってる」ネタでまたにわかにアサクリ陰謀論界隈が盛り上がっている
弥助「それがしは一体いつ許される?」
淡路編はストリー的には奈緒江パートが主眼な分、ボスキャラは弥助向けの一気に体力削ってきて奈緒江だと即死するような奴が配置されている
奈緒江はコソコソ侵入して敵を隅っこから一人ずつ暗殺して全滅させるのには向いてるが、剛腕キャラと一対一で戦うには体力が少なく一撃が軽い
奈緒江で倒すことにこだわると、ボスの攻撃を一切受けずに一発当てる→逃げる→当てるを繰り返してジワジワ戦うマゾプレイで時間がかかる
というわけで「なぜDQ7リメイクでキーファを復活させてはいけないのか」について語らせてください。
『ドラゴンクエストVII』におけるキーファの離脱は、プレイヤーにとって大きな衝撃であり、物語全体のトーンを決定づける出来事です。
「仲間はいつまでも一緒にいる」と思い込んでいたプレイヤーに、「別れ」というテーマを突きつけることで、作品は一段深い重みを得ています。
ここで彼を安易に復活させれば、この衝撃と感情的な余韻は失われ、作品が持つメッセージ性が希薄化してしまいます。
キーファは単なるシナリオ都合で抜けたのではなく、「自らの意志」で未来を決断しました。
自分の血筋や立場、仲間への情を背負いながらも、彼は「自分が生きる意味」を見出して旅を去ったのです。
もし後から「やっぱり戻りました」となれば、この選択の重みは茶番に変わってしまい、キャラクターとしての完成度を損ないます。
DQ7は、膨大なシナリオと複数の人間模様を通じて、「喪失」「赦し」「継承」といったテーマを描いています。
キーファの離脱は、プレイヤー自身にとっても痛みを伴う体験であり、その後のストーリーや仲間たちの成長をより実感させる装置になっています。
復活させてしまえば、この貴重な「喪失体験」が取り消され、ゲーム全体の体験価値が平坦になってしまいます。
キーファ不在後に加わる仲間たちは、それぞれ独自の役割や物語を背負い、チームを支えていきます。
キーファが戻ってきてしまうと、彼らの役割が相対的に薄れてしまい、物語全体のバランスが崩れかねません。
特に主人公やマリベルの成長は「キーファのいない世界」で進むからこそ映えるのです。
リメイクは「原作の体験を現代風に最適化する」ものであり、「物語の根本を作り替える」こととは違います。
ファンが望んでいるのは操作性やテンポの改善、グラフィックの向上などであって、物語の根幹を覆すような改変ではありません。
もし復活イベントが追加されれば、それは「別作品」として楽しむべきであり、「リメイク」としては不誠実といえるでしょう。
キーファを復活させることは、一見するとファンの願いを叶えるように見えて、実際には作品のテーマ性、キャラクターの完成度、プレイヤーの体験価値を大きく損なう行為です。
『DQ7』という作品が特別な存在であり続けるのは、「仲間はいつまでも一緒ではいられない」という現実を突きつけてくれるからこそ。
つまり、リメイクにおいても「キーファは復活させてはいけない」のです。
個人的な意見としてはDQⅡで「たった3人の勇者たち」という体験を損ねたのは大失敗だと思ってますし、花嫁選びでアレコレいらない世話を焼いてきたのもクソバカだと思ってます。
スクエニ、今度こそ失敗しないでね。
そこでは北に沈黙があり、南に声がある。
だが大地は裂けながらも、いまだ一つの夢を
抱えている。
座していた。
彼の声は法となり、彼のまなざしは掟となった。
人々は彼を讃えながらも、心の奥では問いを
抱いていた。
――王は永遠に続くのか、と。
ある日、王の傍らにひとりの娘が立った。
その姿は朝の霧に包まれながらも、
王の手が示すままに歩き、
人々の目に映る新たな物語となった。
言った。
「いや、まだ隠された血筋がある」と、
別の者はささやいた。
だが王は沈黙したまま、
娘を連れ、海の彼方へと赴いた。
その旅は祝福の道か、
それとも新たな鎖の始まりか。
風が問いかける。
「この玉座は血のためにあるのか。
それとも大地と人々のためにあるのか」
そして山々は答えず、
ただ霧を深めて、玉座を覆い隠した。
カクヨムにて7月8日から公開・連載されている『成り上がり~炎上配信者だった俺が、最強の女神たちと世界をひっくり返す話~』についての感想や考察を書いています。
通称『なっくり』。
匿名はてなの文字数制限にひっかかってしまったようなのでパート分けします。
https://anond.hatelabo.jp/20250904223228
第4話 前編はこちら↓
https://anond.hatelabo.jp/20250908093628 3
第4話 覚醒の王
https://kakuyomu.jp/works/16818792436194059031/episodes/16818792436376167778
さて。パートを区切ってから、今度は圭祐が桐島弁護士に会いに行くシーンから始まります。
昼過ぎ、玲奈に教えてもらった住所を頼りに、俺はタクシーで桐島弁護士の事務所へ向かった。窓の外を流れる都会の景色を眺めながら、俺は佐々木美月のこと、田中雄大のこと、そしてあの二人の背後にいるであろう「クロノス・インダストリー」という存在を、改めて頭の中で整理していた。
もう破綻がひどい……
田中雄大という名がいきなり出ていますが、修正前では田中は圭祐と同じ製氷工場に務める従業員でした。そして圭祐の炎上の原因たる爆破予告の実行犯でもあるのですが……そのくだりは全て削除変更されています。どこにもない。
クロノスインダストリーについても同様です。圭祐の頭を整理するより作者の頭を整理してください。
「お嬢様たちが来るまで、まだ少し時間がある。よければ、昼飯でもどうです? 近くに、美味い手打ちうどんの店があるんですが」
と、桐島に誘われ、圭祐は二人でうどん屋に向かいます。昼過ぎに向かってたけど、ランチはまだだったんすね。
「え? ああ、まあ…昨日は、別々の部屋で寝てました」
微妙に質問の受け答えがズレてる圭祐。よっぽど頭の中で気になっていたのでしょう。
本当に当たり前と思ってるならそこまで気にする必要は無いでしょうに。
一応圭祐は天神家も公認した恋人らしいので、この態度には桐島も呆れている様子。まあ言うていきなり手を出すのもそれはそれでどうかって話でもあるし……
「…よくスーツ、汚さずに食えますね」俺が感心して言うと、桐島は顔も上げずに答えた。「仕事の合間に食べるのが日常ですから。汚さずに食べるのが、プロというものです」その、あまりにも当然で揺るぎない正論に、俺は何も言えなくなった。彼のプロ意識は、俺の甘い考えを、冷徹に指摘しているようだった。
プロ意識がそこまで関係あるかはわかりませんが、圭祐に足りないのは『腹をくくる』姿勢であることは確かです。このように自分が苦手な話になりそうになると、相手の外見や所作について話して話題を逸らそうとする特性はずっと描写されています。ある意味では圭祐の美点ですが、人の話にちゃんと向き合えないという欠点でもあります。
「神谷さんへの誹謗中傷に関する発信者情報開示請求は、すでに着手しています。田中雄大のIPアドレス、佐々木美月との通信記録も、すべて確保いたしました」
田中は圭祐へ誹謗中傷を行っていたようです。佐々木もまた、何かしらの形で田中と関わっている様子。
繰り返しになりますが、二人が具体的に何をしたかはまだ語られてません。いきなり名前が出ています。だからなんでだよ。
桐島は、黒縁メガネの奥の瞳を光らせた。「心配はご無用です。…抜かりはありません」その言葉には、絶対的な自信と、天神財閥の底知れない力が隠されているように感じられた。
だから読者はその爆破予告があったかどうかもよくわからないんですけど……
事務所からの帰り道、俺はタクシーを呼ぼうとする莉愛の手を制した。
「もう、逃げる必要はないだろ? 三人で、手を繋いで歩こうぜ」
圭祐が真ん中になって玲奈と莉愛と手を繋いでいる感じでしょうか。
いいけど……桐島の話だと爆破予告の件もケリがついていないんだからわざわざ目立つようにしなくても……
街の雑踏の中、「Kさんですか?」と声をかけてきた女子高生ファンと、俺は気さくに握手を交わし、一緒に写真を撮った。「アンチに負けないでください!」という声援に、俺は少し照れながら手を振る。
でもこの状態で天神姉妹ではなく圭祐の方を応援する女子高生がいるようです。
……元は圭祐は零細のゲーム実況投稿者のハズですが、写真まで撮ってくれるようなファンはどこから湧いて来たのでしょうか。フォロワーは天神姉妹の方が多いハズですが、なぜか姉妹にはノーリアクションです。なんで……? 天神姉妹は女子高生には人気無いの……?
「絶対こっちのストリート系が似合うって! Kくんは、もっとカジュアルでしょ!」莉愛は、流行りのファッション雑誌を俺に見せつける。
「いいえ、莉愛。神谷さんには、もっと落ち着いた、知的なスタイルの方がお似合いよ。大人の男性の魅力は、隠すことで引き立つものだわ」玲奈は、海外のファッション誌を広げる。
そのまま三人は高級ブランドのブティックへ向かい、圭祐の新しい服を選びます。
なんか途中で圭祐の服がTシャツとジーンズになってたりする点はスルーするとして。莉愛と玲奈がコーディネートについて意見を交わします。
そこに立っていたのは、もはや製氷工場で働いていた頃の、陰鬱なオーラをまとった男ではなかった。体に吸い付くようなシルエットの、上質な黒のセットアップ。インナーには、遊び心のあるプリントTシャツを合わせ、足元はシンプルな白のスニーカーで外している。自信のなさを隠すように丸まっていた背筋は堂々と伸び、何かに怯えていた瞳は、今は、全てを見透かすような鋭い光を宿していた。その変化は、玲奈や莉愛が持つ「神眼」にも匹敵する、俺自身の『神眼』による「調律」が、無意識のうちに行われた結果だった。それは、まさに、これからエンタメ業界に君臨する、若き「王」の風格そのものだった。
結局黒のセットアップになるのか……とはともかく。
玲奈や莉愛も『神眼』があったんだ。割と身近にあるんだね神眼。
玲奈と莉愛は、そのまま勢いで圭祐に雑誌モデルを勧めます。惚れりゃあばたもえくぼ……ではなく、圭祐は実際にモデル並みの容姿を持っているようでした。すげえな!
あの頃は、誰にも見向きもされなかった俺が、今、天神姉妹によって、全く新しい世界へと引き上げられようとしている。この違和感と興奮こそが、俺の「神眼」が引き起こす、世界の「ズレ」なのかもしれない。
なんでも神眼と言っておけば通ると思ってる?
圭祐自身にも神眼はあるのに、どうしてこれまで埋もれたままだったんでしょうか不思議ですねえ。
その時、俺の口から、無意識に言葉がこぼれていた。それは、俺自身の「神眼」が、彼女たちの「本質」を見抜いた結果だった。
「…玲奈さん。あなた、普段はスカートが多いけど、その服も素敵ですが、あなたの本来の魅力を、少しだけ隠してしまっている気がします。あなたは、もっと…強くて、華やかな色が似合う。こういう…」
俺が選んだのは、深紅の生地に金の刺繍が施された、大胆なオフショルダーのロングドレスだった。玲奈は試着室へと向かった。出てきた彼女は、まるで「月」から「太陽」へと変貌したかのように、圧倒的なオーラを放っていた。その深紅のドレスは、彼女の白い肌を際立たせ、金の刺繍が、女王としての気品をさらに引き立てていた。
月から太陽。というのはTPOの問題じゃない? 時と場合によっては月になることも良いと思うけど。
「莉愛も。制服も可愛いけど、君の元気さを活かすなら、もっとポップな色使いで、少しボーイッシュな要素を入れた方が、ギャップで可愛さが際立つと思う。例えば、キャップを逆さにかぶって、ショートパンツで健康的な脚を見せるとか」
制服姿の莉愛も、俺のアドバイス通りに着替えて試着室から出てきた。淡い水色のショートパンツに、ビビッドなイエローのTシャツ、そして逆さまに被ったキャップが、彼女の天真爛漫な魅力を最大限に引き出していた。
莉愛も別に制服は便利だから着てるだけで、モデルの仕事や私服なら、似たような服も普通に持ってそうだけど……なんか別に、姉妹のイメージと極端に変わるようなコーディネートってわけでもないんですよね。なんなら二人とも100万アカウントのインフルエンサーで、セルフプロデュースは元から上手く行ってるし。
喜んでるなら、それも良いですが。
これまで俺がネットの世界で、何千、何万というコンテンツを見てきた経験。その膨大なデータが、俺の脳内でプロデュース能力として蓄積されていたのだ。それだけじゃない。今時の流行りにうるさい、妹の美咲。あいつがいつもリビングに置きっぱなしにしているファッション雑誌が、自然と目に入っていた。そのページで、莉愛が特集されている記事を偶然見つけて、『このモデル、すごいな』と呟いたら、『お兄ちゃん、今さら!? 超人気じゃん!』と、美咲に呆れられた記憶が、不意に蘇る。俺は、美咲とのくだらない口喧嘩に負けたくない一心で、流行りの服や、コーディネートの基本を、こっそり勉強していたんだ。
そんな大変な能力を得たきっかけがこんなくだらないエピソード一本で本当にいいのか?
いや、なんかこう、もっと……血筋とか誰かの弟子とか、他人が容易にはマネできないようなことでセンスが目覚めるとか……というかこの話の限りだと美咲にも神眼がありそうっすね。
圭祐のハンドルネームはKだよお! Kスケだとほぼ本名だよお!
それにしても埋もれ過ぎた才能です。コンピュータ専門学校を中退し、バイトを転々として製氷工場に勤め、ゲーム実況動画もとくに伸びず、くすぶり続けた圭祐。それが天神姉妹と関わり、自分自身を含めてプロデュースして絶賛されるほどのファッションセンスを持っていたのです。
お前進路選択から盛大に間違ってたよ。服飾系の専門学校行くべきだったよ。
【運命の夜】
夜。リビングでは、玲奈がノートパソコンに向かい、驚異的な速さでキーボードを叩いていた。その指先は、まるで流れるような音楽を奏でるピアニストのようだった。その隣で、俺と莉愛は固唾を飲んで画面を覗き込んでいる。
カタカタカタ…ターン!
カタカタ……ターンを真顔でやるやつ久々に観たな。
モニターに映し出されていたのは、洗練されたデザインと、俺たちの理念が完璧に表現された、Kスケ『ガチ恋彼女オーディション』特設応募サイト、だった。サイトの背景には、俺が莉愛を救い出した精神世界のデパートのイメージが、美しくグラデーションとなって溶け込んでいた。
おい。未来の話を混ぜるのやめろ。莉愛を精神世界から救う話はもっとずっと後のことだ。
どうもこの小説。修正をする過程で最新話の設定をベースにしているようです。それも整合性を合わせるのは必要なことですが、このように過去のエピソードに未来の設定が混ざる次元の混乱があります。
滅茶苦茶じゃないか。世界をひっくり返すとは因果律を逆転することなのでしょうか。
webサイト作る程度ならデザイナーの話だし、そこはコンピュータ専門学校通ってた圭祐がやりゃいいだろ……
よくわかりませんが、莉愛はガチ恋オーディションの開催に好意的で意欲的なようです。
何か莉愛にとって楽しいとか利益になるというようなことは一つも無さそうなのですが……自分の好きな人が人気者になるのが嬉しいタイプでしょうか?
一人残された俺は、広すぎるソファに深く腰掛け、テーブルの上に無造作に置かれていたゲーム雑誌を、夢中になって読み漁った。まるで、自分の部屋にいるかのように。莉愛の手料理、玲奈とのキス、そして今日一日の出来事。天神姉妹との交流が、俺の凍りついていた心の奥底に、ゆっくりと、しかし確実に、温かい光を灯し始めていた。
作業していたのは玲奈なんだから、お前はずっとゴロゴロしてただろ。
SNSの熱狂を背に、玲奈がサイトを公開する。その瞬間、世界中の「K-MAX」ファン、そして天神姉妹のファンが、一斉にこのサイトにアクセスしていることが、玲奈の表情から読み取れた。
つまりは天神姉妹のファンではなく、ほかならぬ圭祐のファンが。彼のガチ恋オーディションのために盛り上がってるということなのですね。
ピコン、と静かな通知音が響く。サイト公開と同時に、一件の応募通知が届いたのだ。
その応募者のプロフィール画面を開いた玲奈が、息を呑んで俺にモニターを向けた。その瞳には、驚きと、警戒の色が入り混じっていた。
ボルテージ上がった割に、届いたのは一件なんだ。
【応募動機】神谷さんの切り抜きを見て好きになりました。私を覚えてますか?
そこには、スーツ姿で控えめに微笑む、佐々木美月の顔写真があった。美月、か。忘れもしない、俺を炎上と爆破予告の濡れ衣で社会的に抹殺しようとした、あの女。
なんと応募してきたのは、圭祐をかつて陥れた佐々木美月でした。
そう。ここに至るまで一つも。佐々木が圭祐を陥れたという証拠の話はしていません。桐島弁護士は発信者情報開示請求をしていますが、圭祐はそれ以前にアタリをつけている様子でした。
でもなんで佐々木が怪しいのかは誰も何も言ってません。いつから疑ってたの? 彼女は製氷工場に来てただけの、保険セールスじゃなかったの?
まあ……とあえず圭祐にとって佐々木はクロであると話を進めるとして。佐々木になんらかの悪意があることは神眼無くてもわかると思います。むしろ神眼で佐々木が悪者だと見抜いたって話がある方がわかりやすかった……
「…オーディションに、呼んでくれ」
直接対決の構えです。
「俺は、もう誰かの犬にはならない。俺が、俺の物語の舵を切るんだ」
どっちかというと圭祐は誰からも相手にされない野良犬って感じだったけどな。
「玲奈さん。俺は、あんたたちを、世界一のアイドルにしてみせる。だから、あんたも、俺を世界一のプロデューサーにしてくれ」
俺の言葉に、玲奈は一瞬目を見開いた後、満面の笑みで、まるで太陽のように、美しく微笑んだ。その笑顔は、これまでのどの表情よりも、俺の心を強く打った。
「――ええ。喜んで、プロデューサー」
なんで?
天神姉妹は100万超えのセレブアカウントであり、莉愛はモデルもやってるけどアイドルではありません。別にそれを目指していたわけでもありません。
そして世界一のアイドルにする気があるなら、オーディション開いて他の女の子を集めてる場合じゃないと思います。世界一のアイドルグループを作るならともかくですが、そもそも募集要項は『ガチ恋』でしょう。
全体的に圭祐のやりたいことがよくわかりません。
彼女の瞳には、俺の隣に立ち、共に世界を創り上げていくという、女王としての揺るぎない覚悟が宿っていた。新たな城で最強すぎる共犯者と共に。俺の世界をひっくり返すための最高に甘くて最高に過激な反撃が今始まった。このオーディションは、始まりに過ぎない。俺と玲奈、そしてK-MAXが、世界に新たな秩序を創り出すための、最初の「創世記」なのだ。
これが成り上がり~炎上配信者だった俺が、最強の女神たちと世界をひっくり返す話~ 第4話 覚醒の王でした。
まず歌舞伎俳優でもない役者が歌舞伎俳優を演じられるってことが、歌舞伎はその程度のものだってことだ。
次に映画の中での「すごい演技」は全部映画的なエフェクトや効果音を足して盛ったものであり、演出を足さない素の歌舞伎は鑑賞に堪えないレベルのものだってことだ。
稽古のシーンも駄目だったな。
姿勢が悪いだの台詞に感情がこもってないだの単なる昭和スパルタの根性論であり、具体的に何がいい演技なのか全然示せていない。
そもそも「歌舞伎役者は結局血筋だ」とか「週刊誌などに振り回されて役者への評価が時代でころころ変わる」とか「ただ長く続けてりゃ国宝なのか」とか
ワキガの手術はしたんだけど、やっぱ夏になると少しだけ臭う。
まあ大部分はアポクリン汗腺の臭いじゃなくてエクリン汗腺による臭いなんだけどね。
(ワキガ注釈:カレーや鉛筆削りを思わせる臭いは減ったけど、レモンや腐敗臭を思わせる臭いは結局残るよねってことね)
ワキのエクリン汗腺だけ除去しても背中や首筋から垂れる汗が結局同じ匂いだから体質改善しかないんだろうなってソッチは手術してない。
運動不足解消のためにHIITは3日に1度するようにしてるけどこの程度じゃあんま効果がないっぽいね。
魚臭症も気になったから無料で出来るっていう検査に応募したけど結果が帰ってきてない。
洗濯の時には臭い専用って名前に入ってる洗剤と漂白剤を使うようにしてるし、外干しもしてるけどまだまだ駄目だね。
これらをやった上で駄目なのはこれらが効果がないってより、これもやらなかったらもっとエグかったってことだろうから辞める気はないけど、こんだけじゃまだ駄目なのねって絶望があるのね。
夏場なんかは風呂上がりに溜まった洗濯物の匂いを嗅ぐとふと雑巾の臭いだなって自分でも感じてしまう。
俺が安心して過ごせるのは1人の時だけなんだよね。
たとえ自分がどんなに臭くても匂いを嗅ぐ他人がいなかったら問題ないわけだから。
俺にとって他人が近くにいるってことは「自分が加害している可能性を感じ続ける」ってことなんだよ。
ゆーてそれを過剰に気にしだしたら、他者を加害するだけの他のすべての人間が許せなくなって正義マンとして私刑を繰り返すようになるから「人間は人に迷惑をかけて生きているんだ」で割り切ってるけど。
本当なら仕事だって完全テレワークがいいけど、俺が長年勤めていた会社は「テレワークは駄目だ!出社が正義だ!」って考えなんだけど、だからって「俺は自分が臭いことに耐えられないのでテレワーク出来る会社に移ります」は流石に無理があるかなと。
俺にとって家ってのは自分の周囲に人がいないが故のセーフゾーンなのよ。
自分の家に他人がいるってことは、家の中においてさえ「臭い」って思われるリスクを常に抱えるってことだろ?
俺にとってもストレスだし、相手にとっても臭いやつと暮らすのはストレスじゃん?
それって結局はお互いの人生に余計なストレスを増やすだけじゃね?
俺達、結婚しない生き方を選んだ人間にはさ、それぞれの結婚しない理由があるんだ。
俺は先祖代々引き継いできた臭い身体が現代社会の求める無臭レベルの中では徹底排除される現実を前に結婚しないことを決めたんだよ。
他の人にはきっと他の人なりの理由があるんだと思う。
コミュニケーションを取ることが物凄く苦手だっていう理由で側に他人がいることに常に強いストレスを感じる人もいるだろう。
異常な小児性愛欲求の持ち主で万一にも子供ができたら絶対に手を出すという確信がある人もいるだろう。
結婚至上主義を押し付けられたことへの苛立ちが人生観を形作ってしまった人もいるだろう。
まとめて「ようは結婚できないだけでしょ?」で終わらせるのはそれぞれの人生を馬鹿にしてると思うよ。
俺は馬鹿にされて生きることに慣れてはいるけど、逃げ場のない怒りが心のなかに溜まっているのも事実だからさ、余計な茶々を入れられすぎると偶然堪忍袋の緒が切れて人生数十年の憎しみがいきなりお前に襲いかかる可能性だってあるからね。
安易に他人の人生を「まあコイツは何度も同じネタで馬鹿にされてるだろうから俺が今更やっても一緒でしょ」で虚仮にしないようにね。
死ぬよ。
昨日国宝を見てきた。
私は京都で「元芸者が経営する祇園のラウンジバーで4年間の勤務経験がある」現オタクです。
映画は1回観ただけ、原作小説は未読。感想をどこかに殴り書きしたいけどネタバレ考慮もしないとなので、ツイッターとは切り離されたここに置いておく。
映画の国宝は「龍が如くみたいな舞台で歌舞伎もドッキング」した感じのストーリーなのだと思った。
なんの予備知識も入れずに行ったので、「歌舞伎役者同士の派閥てか屋号…?の争いなのかなあ」と思っていたら、いい意味で裏切られたし、歌舞伎のことあんまりわからない私でもすんなりとストーリーが把握できた。
以下、思ったことを書きなぐるだけなのでネタバレあり。ストーリーの順番とかもぐちゃぐちゃです。
思ったことその1【登場する人全員終わっててマジで人間臭くていい】
御曹司俊坊(これ、しゅんぼうってあだ名よね?そう聞こえていたけど、違ってたらすみません)が生まれながらにしてボンボンとか、苦労を知らない血を持つ人間って捉えられがちだけど、主人公の顔面国宝吉沢亮さん演じるきくちゃんも、組の息子という点でボンボンなのでそれなりの行動しててなんか……めっちゃひやひやした。
もっと姐さん(寺島しのぶさんが演じる、俊坊のお母さん)に筋通しなよ!とか、挨拶ちょっと遅すぎない?とか、その服装(紫のシャツ)はど、どうなのかなあ?っていけずババアの気持ちになった。きくちゃんは桐生さんではなくて、錦の一面も持っている。結局歌舞伎に夢中になったためすんごい肝の据わった男になったけど、「すぐ人と喧嘩する」「いいなと思った女は全部手を出す」「家族よりも自分のやりたいこと優先」って時点できくちゃんも終わってた。
俊坊もまあまあ終わってる。まさにボンボン。私は歌舞伎に対して「俊坊みたいな人ばっかだろどうせ!」と偏見を持っていたが、その偏見ど真ん中ステレオタイプの歌舞伎っぽい人である俊坊がいてくれたから、この映画に没頭できた(のちに観たインタビューで寺島しのぶさんが「血筋だけじゃなくって、才のある外部の人も取り込めたら、歌舞伎界は変わるのになあ!」みたいなことをおっしゃっていたのでガチさがいよいよ増した)。
二代目半次郎さんも、すごくすごく終わってる。もうやりたいこと全部盛りの大御所だし、くたばる前に「世襲間に合わせたい!」みたいなの本当にいいな。そもそもきくちゃんのパパ立花組に「今後もどうぞごひいきに」って新年のご挨拶してるってことは、そ、そういうつながりがあるってことでしょ。原作未読だからわかんないけど、歌舞伎という伝統芸能とお背中お絵描き組のつながりは結構「なんかようわからんけど闇深そう」でいい演出だと思った。
半次郎さんの奥さん、俊坊ママも強い女で憧れはあるものの、それでも「母親」というのがものすごくわかるし、つらいよねえ…。もし俊坊ママが「丹波屋」のことしか考えていなかったなら、きっと早々に俊坊はダメになっていたのかもしれない。この映画に出てくる女性、みんなクソ強くて大好きだ。
思ったことその2【登場する女がめちゃくちゃ強い。あとあきこがマジでくだらねえ】
さっきも書いたけど、俊坊ママ(お名前忘れたので調べたらさちこさんだった)がくそ強い。あの演目始まる前のさ、ロビーみたいなところでご贔屓さんたちに声かけて頭下げてるあの立ち振る舞い、もうクラックラするほど強くて好き。私自身がそういう横のつながりに苦手意識のある性格だから、「面倒そうなのに毎回ちゃんとやるの、女将さん本当に強いわ」ってなった。
そして上京したきくちゃんにまずはいけずをかますやつね。これがないと、関西の強い女じゃないよなあ。でも結局「お腹空いたやろ。ご飯にしよ」って優しくするのよね。「ちゃんとしてる人」には情があって京都の姉さん(一緒に働く先輩のこと、ほんとにこう呼んでた)とお母さん(ラウンジバーのママ、元芸者)大好きだったよ。
春江もすごい。あの頃のホステスさんってなんか大変なんですよね?龍が如くで学びました。でも好きな男を追って(あの時点ではきくちゃんのこと好きだったと思う)つらい仕事も続けて一人暮らしして、春江ちょ~強いわ。高畑充希さん、マジでミュージカル好きだから半分「歌ってよ春江ちゃん!」って思ったもんね。
そのあときくちゃんとおそらく?付き合ってたけど、きくちゃんの稽古見てから「これは添い遂げたい人じゃない、推しだ」ってなってプロポーズかわすのも強すぎる。そうなんだよね、きくちゃんは誰のことも幸せにしてやれないし、自分だときくちゃんが欲しい「血」はあげられないから身を引くのだ、これでこそ最強の女春江だよ。推し活として美しい形すぎる。しかも、俊坊が弱ってるのを見て「この人を立てなおしたら結果きくちゃんも救える」って思ったのかどうかわかんないけど、筋の通った乗り換えをしてるのもすごい。
こんな強い女春江なら、さちこさんと同じ役割をきっと勤めあげられる。さらにさちこさんと違って「丹波屋」だけを見てる女だから、きっとこの先も安泰だ…とあの時点では安心した。しかも男を生む。もう春江一強になってしまった。誰も勝てない。強すぎる。
藤駒ちゃんも強すぎる。も~強い。きくちゃんとであったころのおぼこい藤駒ちゃんは、きっと舞妓さんだったと思うけど、あの時点でめっちゃ厳しい修行に耐えてる子なんだよね?置き屋によって全然違うけど、俊坊ときくちゃんが遊びに行くんなら多分祇園だと思うし、その宴席に付いている藤駒ちゃんもきっとエリートさん。その中で「この人は売れる!」って見抜いて、しかも「日本一になるなら別に家庭を捨てても構わない」ってきくちゃんと添い遂げることに覚悟の決まった子なんだよ。
藤駒ちゃんマジで……強い。そりゃきくちゃんも藤駒ちゃんとなら子ども作ってもいいなって思うわ。いい女すぎるよ。
あと、あきこね~~~。あきこだよね~~~もう。くだらね~~この女。本当にあきこのくだらなさが作中ずっと好きだったし(褒めてるよ)あきこが都合のいい女すぎる。太宰治の小説に出てきそうな何番目かの女ポジすぎる。
なんか……、きくちゃんと俊坊が殴り合いの喧嘩したとき、あきこがすげ~冷めた目で見てたのが印象的で。この時点で、もしかしてあきこ鼻血出して車に戻ってきたきくちゃんに対して「もういいや。ばいばい」って言い出すかと思ったら、それはしないんだよね。「それぐらいきくちゃんのこと好きだから」じゃなくって「ここまできたらもう元に戻れないし仕方ない」って感情があるでしょ、あきこには。
これまで女全員強いって言ってきたけど、唯一あきこにはそれが思えなかった。
そのあときくちゃんのどさ回りをずっとサポートするのは献身的と思う。でも、あきこお前死んだフナみてえな目してきくちゃんの舞台見ててさ、もうそれは義務になってますやん。「この芸をずっと支えたい」って思いもないし、「素晴らしい国宝級!」とも思えてないし、何も感じ取れてないでしょ。これ、実際にはどうなってたのかわかんないけど、あきこときくちゃんは結婚してないと思ってた。あきこ、きくちゃんがもし上り詰めて梨園の妻になったとしたら、さちこさんみたいに振るまえないでしょ。春江よりも絶対に弱い。そういうあきこ、、ああもう本当にくだらないな~って思った。きくちゃんが落ちぶれたそのときだったから傍にいれただけで、あきこにはなんの覚悟も魅力もないのはきくちゃんも見抜いてる。
もうあきこ……この子もまた、大御所の娘としてボンボン気質が終わってていい。ただ、このあきこを演じたのが森七菜さんだったのがまたよくて、もうちょうどいい塩梅の女の役がうますぎる。森七菜さんがこんなに演技お上手だって知らなかった。あきこのこと、まだ気になってるぐらいに印象に残ってるもん。「どこ見てるの?」って台詞もいいよね。これまで何もしなくてもあきこはお嬢様、みんなから愛してもらってる女、見どころを周囲が与えてくれる人だったけど、きくちゃんはそうじゃないんだよ。「どこ見てるの?私を見てよ」って訴えても「あきこには見るべきところがない」のが、深いなって思った。そして少しだけ切ない。
さらに、きくちゃんにとっては「何を見てたの、今まで」っていう台詞に受け止められているところが、まだ二人がすれ違っててすげ~シーンだった。
あきこ、はやくきくちゃんを捨てなってずっと思ってた。
竹野マジで好きだ……。竹野が忌み嫌うのは歌舞伎ではなくて、「血筋という最強カードがないとのし上がれない伝統そのもの」ってところに筋が通りまくってて最高。初めは単にいちゃもんつけただけの奴かな?って思ってたけど、そうじゃないところがまたいい。
きくちゃんと俊坊の関係性も好きだけど、竹野ときくちゃんもまたいいよね。
終盤ずっと「三代目」って呼ぶのも好きだし、万菊さんと会わせたのが竹野ってところが最強にエモい。なんか竹野と万菊さんに対しては、終わってる人間まみれの中の唯一の光すぎて、どう表現したらいいのかわかんない……。
いや、万菊さんももしかするとどえらいことしてたのかもしれないけど、あの俳優さん演技うまいな~!ああいうレジェンドいそうだもん。奥行がすごい。でも万菊さんなんできくちゃんのこと認めるタイミングがあんなに遅かったんだ?やっぱ役者が全部そろわないとって思ったからかな?半々コンビで沸き立つ女の感情がすご~~くよくわかる。私はオタクだからだ。
きくちゃんの娘さん、綾乃って名前だったらしいけど、ずっと「文乃であやのなのかな~?」って思ってた。藤駒ちゃんが芸妓さんになってすっぴん日常着物でお祭り行くシーン、芸妓さんの「なんでそんなすっぴんキレイなの?」ってぎょっとするほどの透明感が再現されててめっちゃよかった。
あやのが最後にきくちゃんと再会して思いのたけを吐くんだけどさ、あのシーンが本当に大好き。
あやのは多分、ずっと「父ちゃん帰ってこないし終わってんなア」って思ってるけど「お母さんを苦しめた最低な父親」とは思ってなさそう。藤駒ちゃんがあやのになんて言ってるかはわかんないけど、そもそも「父親がこの人よ」とは言い聞かせもしなかったかも。藤駒ちゃん最後まで映画では出てこなかったけど、元気にしているのでしょうか。。私が働いてたラウンジバーみたいなの運営してるのかな。とんでもなく金持ってる「お父さん」見つけて……。
きくちゃんが三代目襲名して、お披露目パレード的なところであやのを無視ったシーンは、私はめちゃくちゃ納得した。そりゃそうよね、藤駒ちゃんがあやのを止めるのも何も言わないのも、そりゃそうだと思った。もう人生のすべてを捨ててひとつのことに溺れる男に惚れて、それでもいいから隣にいたい女というのは、そんなもんだよ…。
だが、隣で見ていた旦那は「あのシーンで一気にきくちゃんに同情できなくなった。最低」って思ったらしいので、家族を捨てるシーンとか子どもよりも人生を優先させる親が大嫌いな人は、ここで国宝そのものの評価を下げてしまうかもしれない。
ただ、覚悟の決まっている最強女藤駒ちゃんと違って、娘のあやのは結構冷静なのがまたよかった。きくちゃんに「お前最低」って面と向かって言えるの、あやのだけだよな。実際こんな父親、本当になんだお前ってなるよ。
でも最後に救いがある。まず、きくちゃんはあやのと対面したとき「藤駒という芸妓を知っていますか?」と訊ねられて、「忘れたことはないよ、あやの」って答える。台詞うろ覚えだけど。最低なきくちゃんだけど、藤駒ちゃんとあやののことはずっと心に居続けたんだね、と救われた。
さらに、あやの砲が続く。「お前が舞台に立ってヘラヘラするために、どれだけ人が泣いて不幸になったと思ってんだよ。だいたい、家族でお祭り行ってさあ、神社で願掛けするのが自分のことってどういうこと?自己中すぎるだろ」みたいなことをガンガン刺す。あやの、いいぞもっと言え。
でも、あやのはそんな最低の父親でも、きくちゃんのことを父親と思っていなくても「父ちゃんの舞台を見ると素晴らしいと感じる」みたいなこと言って、唯一芸だけは認めるんだよね。
あのシーン、好きすぎる。危うく泣きかけたが、周囲でトイレが我慢できず立ちだす人も多かったため、意識が逸れて涙は出なかった。
そして芸を手に入れ国宝にはなったが、その後何にも残らなかったきくちゃん。お前はきっとひどい死に方をするんだろうし、地獄に落ちる。でも、その姿はめちゃくちゃ美しかった。
https://x.com/haluna7/status/1946517532317516200
どこの国の出身であっても
お金があってもなくても
子どもがいてもいなくても
どんな神を信じていても、神を信じていなくても
心や身体のあり方がそれぞれ異なっていても
ただ、人として生きている限り、誰にも邪魔することができない、最も根本的で大切なこと
それが、基本的人権だよ
たとえ法を犯してしまったとしても、その人が、人としての尊厳や安全を守られるべき存在であることは変わらない
良い人か悪い人か、役に立つかどうか、好きか嫌いか
それは、国や社会、あるいはまわりの誰かから与えられるものじゃなくて、生まれたときから誰もが持っている、奪うことのできない権利
わたしたちが社会の中で一緒に生きていくために、長い時間をかけて、少しずつ積み上げてきた、大切な約束ごと
だけど誰かの人としての権利と、あなたの人としての権利は繋がっている
だから、どんなに耳に気持ちがいいこと、心が動くこと、強そうでわかりやすいことを言っていても、その一番大切な決まりを守らない人は、あなたの人としての権利も守らない
「わたしは、⚪︎⚪︎です」
ここに何が入ろうとも、何も入らなくても、あなたがあなたのままで、尊重され、安心して生きられる社会が大事だと、わたしは思います
反応も読み応えがある
きっと貴女は、
安定した家庭で育ち、
一度も、一ミリも人権侵害されたことがない人生だったのでしょうね。
心から羨ましいです。
第11条 『国民』は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。
あなたはたぶん日本人じゃないだろうから好き勝手というか、外人たちに都合がいいように言ってるんだろが、日本人の憲法はこれなんよ
とても素晴らしい事を言ってる私って酔いしれてかも、しれないけど、
嫌な言い方になるけど、それは令和のマリーアントワネットかと。
その◯◯に「100人殺した殺人快楽者でもっともっとやりたいです!」ってのが入っても尊重され安心して生きられるの凄いと思いますが、今の生命体としては無理っぽくないですか?弱者は無かったことにするってなら可能ですか…ですね
外国でビザもらうにはその国で役に立てないとそもそも滞在の許可もらえないんですよ。
残念ながら基本的人権と滞在許可は別です。犯罪者も母国や第三国に出国させられます。
それがグローバルスタンダードです。
何言ってんの。そんなのアニメ漫画の世界だよ。現実はどの国にも法律があり、どの国も自分の国の国民を大切にしている。空想論はやめて。