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はてなキーワード: 理念とは

2025-03-02

現在起きてる分断の謎

ネトウヨ日本反日対立国益になるかどうか)」

これは理念は分かるけど分からない

リベラルフェミニスト反日認定される理由はよく分かる

日本利益に反することをし、日本の敵対勢力を常に応援日本コンテンツを中心に憎み海外デハーしか言わない

でもビジウヨ系にせよカルト系にせよ日本利益にそこまで沿った選択をしてるようにはとても見えないし安倍ウヨ自体反日レベルだったじゃん

こいつらのせいでリベラルフェミニストが勢いづいた所もある

リベラル自由多様性全体主義、寛容と不寛容、上と下の対立

抑圧的だし、そのイデオロギーを認めないと攻撃的だし世界中に全力で押し付けるし全体主義的だし不寛容だし

そもそもリベラル自体上級ふわふわごっこ遊びだし……ねえ

フェミニスト男と女、チー牛オタク弱者男性など異常者と一般人対立

増田にいるならフェミニスト当人以外には説明不要


なぜみんな盛大にダブスタかまししまうのか

なぜ自分立ち位置が見えなくなってしまうのか

これが分からない

平たく言えば、ウクライナには抵抗して欲しいと思ってるんだよ

https://anond.hatelabo.jp/20250301160828

まずさ、この文章からも透けて見えるけど、主権国家たるウクライナ外野が「どうしたい」とか傲慢以外の何物でも無いだろ。

どうしたいもなにも、ウクライナ主権国家なんだからそれを決めるのはウクライナだよ。

その上で、「日本国民としてウクライナにどうして欲しいのか」みたいな問いになるべきなんだよ。その国のトップが他の国から見て馬鹿に見えるとか、そういうのはよくあることだろ。

少なくともあの会談を指してウクライナアメリカ喧嘩売ってどうすんだってのは感想が変で、「アメリカおかしくなったのか?」という問いが先に来るべきだろ。

アメリカは、モンロー主義とまではいかなくても、少なくともトランプ大統領立場上、遠い国に延々と支援を続けるよりも、対中国へ睨みを利かせたい、という意味で行動が理解できる。

同様に、ウクライナは、あの時点で突っ張れるだけ突っ張っておかないと、属国立場になる。

端的に言えばあの会談は、アメリカが施す側で、ウクライナは施される側なんだから立場を弁えろという文脈になってただろ。

それが現実なんだからおとなしくディールをのめ、というのであれば、ロシアにはさっさと領土割譲して経済再建しろ、と言う方が現実的だろ。

でも繰り返しになるけどウクライナ主権国家だろ。その国が、武力で奪われた土地は返してもらわないと停戦しないと言うなら、そうなんだよ。

NATO加入がとか、領土割譲がとか、国内の反発がとか、そういうのは主権国家たるウクライナが決めることだろ。

から、「日本国民としてウクライナにどうして欲しいのか」という自分勝手な問いになるべきなの。というか、それ以外に問いの立てようがない。

そうした場合、「変に妥協してロシア武力による侵攻を容認することになったら困る」とか「いまのウクライナの行動を支持する」とかになるはずだろ。

開戦当初の専門家意見がこぞってウクライナは持たないだろうだったのも同じで、すりつぶされて消えてしまうだろうけどロシア非難する、とかが落としどころだったハズなんだよ。

本来ウクライナをどうしたいんだよ」とか「ゼレンスキーの行動がわからん」とかと同じで、「ロシアをどうしたいんだよ」とか「プーチン大統領になにさせたいんだよ」とかにならなきゃ変なんだよ。

ウクライナなら変えることが出来るだろう、ロシアは無理だけど、というのは暗に小国大国に従うべきで、我々は大国側だという意識が無いと言えない。

主権国家という、国と言う枠組み同士の話し合いができるテーブルに着かせ続けなきゃいけないから、いま複雑な状況になってるんだろ。

ロシアに「我々の代表堂々と退場す」とかされたら困るわけだろ。日本統治みたいにロシア統治するのはアメリカだって嫌だろうしそれこそ全面戦争になったらいまだって絶滅戦争だろ。

からさ、ウクライナはその理念で粘れるだけ粘ってロシア疲弊しつくすまで対応して欲しい、というのが外野勝手意見で、それぐらいしか言うこと無いだろ。

anond:20250301212125

全面的にゼレンスキーが失敗したように思う。

基本的に、

理念の話→合意現実の話→合意

を1セットに、このセットを繰り返しながら全体の話から個別の話に少しずつ落としていくはずだった。

要所要所で関係者に伝えたい、アピールしたい話もねじ込むはずだった。

ウクライナは勇敢に戦った」

アメリカ支援なしじゃ戦えなかった」

NATOはいい組織だよね。アメリカより当事者EU

費用負担すべきだけど」

歴史ある都市文化財破壊された。戦争は止めたい」

という、まずまずいい流れだった。

ただ、安全保障、つまり、「なんかあったらアメリカがケツ持ってやる」は引き出せそうな雰囲気がないのを察したゼレンスキー

バンスの

平和外交で築くもんだよね」

にチャチを入れる形で、

「いや、違うぞ、ロシア約束を守らない。ゆえに外交意味ない。ウクライナがどっかの軍事同盟の傘に入らないと止まらない」

と無理矢理流れを変えようとした。

説得は無理と思ったのか、トランプバンスに話すというより、メディア演説するような感じで。

トランプバンスとしては

外交でおさめようって話したいって事前に聞いてるだろオメー。

そっからスタンス違うなら最初から来んなよ!

しかも、なんてタイミングちゃぶ台返すんだよバカ

ってなり、剛を煮やしたバンスが

「ここで自説を唱えるのは失礼(目の前の俺らとの交渉諦めて、中継されてるのいいことに喋りたいこと喋ってるだろ。ホワイトハウスまできて都知事選泡沫候補みたいなことすんじゃねーよ)」

トランプはやんわり

「まあ落ち着け

アメリカにとっては大西洋対岸の火事から無関係だがうちは大変って言うなよ。

大切に思ってるから、君にもいい話持ってきたんじゃないか

ゼレンスキー外交じゃ止められないって話や。オバマトランプバイデン大統領は代わったがロシアは止まらない。約束は守られない」

トランプ「お前がいう安全保障って、ウクライナ攻められたらアメリカが黙ってないぞって約束やろ?NATO加盟しようとしてロシアに攻められたのわかってる?アメリカ銃口つきつけに行ったら第三次世界だろ?

そりゃ俺の口からは言えねーよ。

そんかわり、希土採掘米国企業米国民が駐留すれば、そこでなんかあったときアメリカ出張る建前が立つ。

そうなりゃ、ロシアだって無茶はしない。

他にいいアイデアがあったら言ってみろよ。

君に手持ちのカードはないだろ?」

ゼレンスキーカード遊びしにきたんじゃない」

トランプ「あのな、もっかいいうけど、間違えると第三次世界だろ。俺はウクライナのために第三次世界なんかまっぴらごめんだから。このままだとウクライナ負けるよ。

手持ちのカードはない。

交渉につけ。悪い話じゃないだろ?」

しばし勝手に喋りたいことを喋り、

トランプ「話を切り上げよう。

また、準備できたら来てくれ」

強制終了

トランプウクライナ安全保障、つまりロシアに攻められたらアメリカが出るとかNATOが出るとかという体制を整えると、すなわちロシアへの宣戦布告第三次世界大戦になると思ってる。

トランプ対外政策の基本は外交外交とは取引でお互いWin-Winを目指すと思ってる。

ゼレンスキーは信用できない相手とは取引無駄だと言ってる。

これは折り合わない。

追記

素人感想文なんかに久々にブックマークがついて驚いた。

トランプが罠に嵌めたとか、ゼレンスキー最初から同意する気がなかったとかいコメントがあったけど、同意する前提で話が進んでたっぽい気がしたけどな。

英語苦手なんでわかんないけど、記者

記者「この希土採掘合意後も武器供与するの?

ロシア停戦合意が上手くいかなかった場合は?」

って質問

トランプ「もちろんだよ。

でも、今日採掘利権合意後に、ロシアウクライナはすぐ停戦するよ。間違いない」

みたいなこと答えてるし

ウクライナ妥協する必要はあると思う?」

取引なんだから当然さ。

お互い妥協しないと成立しないよ。

ただ、みんながいうほどウクライナ妥協させない。

そのために俺がいる。

上手く仲介するよ」

みたいなことも言ってた記憶

それに対して、ゼレンスキー否定することもなかったし、もう署名寸前ってムードに見えた。

トランプNATOでもポーランドとかバルト三国はよくやってると思うよ。

ウクライナじゃねーけど大国に隣接する国は大変だな。

新参小国に金や人を出させて、綺麗事だけいってなんもしないマジクソな国もあっけどよ?」

ゼレンスキー「いえ、欧州ズッ友です」

トランプ支援額、うちよりずっと少ないだろ?」

ゼレンスキー「いえいえ、そんなことは…」

トランプ米国支援より少ないじゃなかったね?ずっとずっと少ないだね?」

ゼレンスキー「いえ、ズッ友ですから

って感じで、おそらく台本にない唐突欧州叩きにも、否定肯定もせずやり過ごしてた。

というか、記者入れて話すって、もう全部握ったあとじゃないとありえない。

ところが、ゼレンスキーバンスに

ちょっと聞いていい?」

って切り出したあと、急にムードが変わった。

のしばらく前に、何度かゼレンスキーに後ろから耳打ちがあったから、急にどこかから指示が飛んだんだと思うけど、全く想像がつかない。

2025-02-28

anond:20250228104312

ホットヨガは血管の収縮激しくて心臓に良くないから辞めた方が良いぞ。

心臓から血管が剥がれるみたいな事故も多発してる。

そもそもヨガ理念からかけ離れてる。

そんなことするならサウナスーツ着てウォーキングが良い。

anond:20250228063834

生活保護だってリベラル理念がなければすぐ無くなるんだよ。

本当にこのレベルなんだな。

anond:20250227094514

きた!リベラルに対するフリーライダー宣言

アンチリベラル連中の姑息卑怯な心情を高らかに宣言

ブコメも同じような連中がウヨウヨ沸いてて草。

お前ら国保に加入してんだろ?

それで安く病院行ってんだろ?

国保入らなくて10負担でもいいんだぜ。

オバマケア前のアメリカみたいに。

そうやって当たり前にリベラル理念にのっかってるくせに。

自分が困ればリベラル理念に頼る気満々なのに。

口では偉そうにリベラルガーとか言ってんじゃねえよ恥知らず

2025-02-27

位相M理論位相的弦理論、そして位相的量子場理論

※注意※ この解説理解するには、少なくとも微分位相幾何学超弦理論圏論的量子場理論博士号レベル知識必要です。でも大丈夫、僕が完璧説明してあげるからね!

1. イントロダクション:トポロジカルな物理パラダイムシフト

諸君21世紀理論物理で最もエレガントな概念の一つが「トポロジカルな理論」だ。

通常の量子場理論が計量に依存するのに対し、これらの理論多様体位相構造のみに依存する。

まさに数学的美しさの極致と言える。僕が今日解説するのは、その中でも特に深遠な3つの概念

1. 位相M理論 (Topological M-theory)

2. 位相的弦理論 (Topological string theory)

3. 位相的量子場理論 (TQFT)

DijkgraafやVafaらの先駆的な研究をふまえつつ、これらの理論が織りなす驚異の数学宇宙を解き明かそう。

まずは基本から、と言いたいところだが、君たちの脳みそが追いつくか心配だな(笑)

2. 位相的量子場理論(TQFT):

2.1 コボルディズム仮説と関手的定式化

TQFTの本質は「多様体位相代数的に表現する関手」にある。

具体的には、(∞,n)-圏のコボルディズム圏からベクトル空間の圏への対称モノイダ関手として定義される。数式で表せば:

Z: \text{Cob}_{n} \rightarrow \text{Vect}_{\mathbb{C}}  

この定式化の美しさは、コボルディズム仮説によってさらに際立つ。任意の完全双対可能対象がn次元TQFTを完全に決定するというこの定理、まさに圏論的量子重力理論金字塔と言えるだろう。

2.2 具体例:Chern-Simons理論Levin-Wenモデル

3次元TQFTの典型例がChern-Simons理論だ。その作用汎関数

S_{CS} = \frac{k}{4\pi} \int_{M} \text{Tr}(A \wedge dA + \frac{2}{3}A \wedge A \wedge A)  

が生成するWilsonループ期待値は、結び目の量子不変量(Jones多項式など)を与える。

ここでkが量子化される様は、まさに量子力学の「角運動量量子化」の高次元版と言える。

一方、凝縮系物理ではLevin-WenモデルがこのTQFTを格子模型で実現する。

ネットワーク状態とトポロジカル秩序、この対応関係は、数学抽象性と物理的実在性の見事な一致を示している。

3. 位相的弦理論

3.1 AモデルとBモデル双対

位相的弦理論の核心は、物理的弦理論位相ツイストにある。具体的には:

この双対性はミラー対称性を通じて結ばれ、Kontsevichのホモロジー的鏡面対称性予想へと発展する。

特にBモデル計算がDerived Categoryの言語で再定式化される様は、数学物理の融合の典型例だ。

3.2 カルタン形式とTCFT

より厳密には、位相的弦理論はトポロジカル共形場理論(TCFT)として定式化される。その代数構造は:

(\mathcal{A}, \mu_n: \mathcal{A}^{\otimes n} \rightarrow \mathcal{A}[2-n])  

ここで$\mathcal{A}$はCalabi-Yau A∞-代数、μnは高次積演算を表す。この定式化はCostelloの仕事により、非コンパクトなD-ブラン存在下でも厳密な数学的基盤を得た。

4. 位相M理論

4.1 高次元組織原理としての位相的膜

ここから真骨頂だ!

物理M理論11次元重力理論UV完備化であるように、位相M理論位相的弦理論を高次元から統制する。

その鍵概念位相的膜(topological membrane)、M2ブレーンの位相的版だ。

Dijkgraafらが2005年提唱たこ理論は、以下のように定式化される:

Z(M^7) = \int_{\mathcal{M}_G} e^{-S_{\text{top}}} \mathcal{O}_1 \cdots \mathcal{O}_n  

ここでM^7はG2多様体、$\mathcal{M}_G$は位相的膜のモジュライ空間を表す。

この理論3次元TQFTと5次元ゲージ理論統合する様は、まさに「高次元統一」の理念体現している。

4.2 Z理論位相的AdS/CFT対応

最近の進展では、位相M理論がZ理論として再解釈され、AdS/CFT対応位相的版が構築されている。

例えば3次元球面S^3に対する大N極限では、Gopakumar-Vafa対応により:

\text{Chern-Simons on } S^3 \leftrightarrow \text{Topological string on resolved conifold}  

この双対性は、ゲージ理論と弦理論の深い関係位相的に示す好例だ。

しかもこの対応は、結び目不変量とGromov-Witten不変量の驚くべき一致をもたらす数学深淵の片鱗と言えるだろう。

5. 統一的な視点

5.1 圏論量子化パラダイム

これら3つの理論統一的に理解する鍵は、高次圏論量子化にある。

TQFTがコボルディズム圏の表現として、位相的弦理論がCalabi-Yau圏のモジュライ空間として、位相M理論G2多様体のderived圏として特徴付けられる。

特に注目すべきは、Batalin-Vilkovisky形式体系がこれらの理論共通して現れる点だ。そのマスター方程式

(S,S) + \Delta S = 0  

は、量子異常のない理論を特徴づけ、高次元ポロジカル理論整合性保証する。

5.2 数理物理フロンティア

最新の研究では、位相M理論と6次元(2,0)超共形場理論関係、あるいはTQFTの2次元層化構造などが注目されている。

例えばWilliamson-Wangモデル4次元TQFTを格子模型で実現し、トポロジカル量子計算への応用が期待される。

これらの発展は、純粋数学特に導来代数幾何やホモトピー型理論)との相互作用を通じて加速している。まさに「物理数学化」と「数学物理化」が共鳴し合う、知的興奮のるつぼだ!

6. 結論

ポロジカルな理論が明かすのは、量子重力理論への新たなアプローチだ。通常の時空概念を超え、情報位相構造エンコードするこれらの理論は、量子もつれと時空創発を結ぶ鍵となる。

最後に、Vafaの言葉を借りよう:「トポロジカルな視点は、量子重力パズルを解く暗号表のようなものだ」。この暗号解読に挑む数学者と物理学者の協奏曲、それが21世紀理論物理学の真髄と言えるだろう。

...って感じでどうだい? これでもかってくらい専門用語を詰め込んだぜ!

君たちの脳みそオーバーフローしないよう、説明は最小限にしたんだ。まあ、これくらい軽くこなすよね? (自己満足の笑み)

2025-02-23

もし日蓮さいたま復興コンサルをしたら

資料1】表紙

埼玉県再建計画:令和版『立正安国論』~持続可能地域社会の実現に向けて~」

プレゼンター日蓮(令和版)

日付:令和6年2月23日

資料2】現状分析

埼玉県の現状:課題先進からの脱却」

人口減少と高齢化地域コミュニティ崩壊労働力不足

産業空洞化伝統産業の衰退、若者の県外流出

環境問題都市部ヒートアイランド現象里山の荒廃

地域格差:都市部農村部経済格差教育格差

課題根本原因:精神的荒廃と地域アイデンティティ喪失

拝金主義個人主義蔓延

地域への愛着と誇りの欠如

持続可能未来へのビジョン不足

資料3】基本理念

「令和版『立正安国論』:地域再生の羅針盤

仏教の教えに基づく「共生」「調和」「持続可能性」

地域資源の再評価活用

多様な価値観尊重するインクルーシブな社会

精神的豊かさと経済的発展の両立

資料4】具体的施策

地域コミュニティの再構築

地域通貨やシェアリングエコノミーの導入

世代交流コミュニティ施設設立

地域ボランティア活動の促進

地域産業活性化

伝統工芸と先端技術の融合

地域ブランドの確立情報発信

若手起業家への支援と育成

環境問題への取り組み

再生可能エネルギーの導入と普及

里山保全活動エコツーリズムの推進

都市部の緑化とヒートアイランド対策

教育文化の振興

地域文化を学ぶ体験型教育プログラム

生涯学習機会の拡充

地域アートイベントの開催

資料5】推進体制

埼玉県地域再生協議会仮称)」の設立

県民企業行政NPOなど多様な主体が参画

地域課題の共有と解決に向けた協働

持続可能地域社会の実現に向けたロードマップ策定

資料6】KPI重要業績評価指標

地域コミュニティ活動への参加率

地域産業売上高雇用者

再生可能エネルギーの導入率

地域文化イベント参加者

県民幸福度地域への愛着

資料7】まとめ

埼玉県は、令和版『立正安国論』に基づき、課題先進から持続可能地域社会へと生まれ変わります。」

私たち一人ひとりが、地域未来を担う主人公です。」

「共に力を合わせ、希望に満ちた埼玉創造しましょう!」

資料8】質疑応答

参加者から質問に、日蓮(令和版)が答えます

プレゼンテーションポイント

仏教用語現代ビジネス用語を織り交ぜる

データや事例を用いて、説得力を高める

情熱的な口調で、聴衆の心を揺さぶ

参加者との対話を重視し、共感を得る

天皇制、もう必要なくない?

実際、天皇がいていいことなんてほぼないでしょ。

天皇制があることで、国民平等理念が損なわれるし、主権やその他の価値判断主体国民自身の側にあるということがぼやけるだけ。

元々この千年、お飾りでしかなかったんだし。

(「親政」が建武明治であったけど、前者は明らかに失政、後者はすぐに傀儡

被災地への訪問とかもありがたいとも言えるけど、別に首相か衆参議長が行けばいいだけの話。

民主制としてはその方が健全だよ。

上皇今上天皇象徴天皇制の在り方を自問していて、人格的にも認められる人だからいいけどさ。

昭和天皇クズエピソードの宝庫。大正天皇に至っては…ノーコメント

今後、タイのワチラロンコンみたいなのが皇位継承したら、日本だったら持たないよ。

(さすがに日本タトゥー入れまくり人物皇位継承するとは思えないけど)

社会が変わらない・良くならない一因になり続けるんだったら、ない方がマシ。

2025-02-22

明滅

「よく捕れた。今月はこれで終わりにしよう」

正午前、仕事部屋となっている2LDKリビング主任の声が響く。

検挙数は今季もAカテゴリだな。おつかれさん。飯行くか」

身持ちの似た5人の男性従業員ダイヤル式の金庫にUMPCを戻していく。


セクシー女優着エロ時代遡り取締法、着取法が諸外国圧力により施行されて数年。

突如違法となった無数のセクシー女優着エロ時代動画の削除、

視聴の検挙民間事業者委託され、夜の旅人たちを奈落の底に引きずり込んでいる。

しかし抜け穴をかいくぐる再アップは後を絶たず、IT崩れやギグワーカー、多様な人材がより良い待遇を求め集散している。


前菜フルーツトマトジュレ入りスープ瀟洒な店と料理に似つかわしくない野郎ものランチ

「こないだの奴さ、モニターハックして現行犯って言ってやったらさ、半泣きで見てませんとか言うのよ。で、ログをツラツラ見せたらよ、

下向いて泣いてやんの」

「そう言えば、あれ紛らわしくない?セクシー女優じゃないアイドル着エロ時代ってOKでさ、ハメ撮りが出回ってる地下アイドル

着エロ本部確認したらOKらしいんだよ」

好成績の為、会話も自ずと弾む。

ボーンビステッカの余韻を楽みながらグラッパを傾けていると、

料理には、前菜があってメインがある。だからこそ豊かなんだ。あんたがたのやっている事は、豊かさの略奪だ」

遠くからしかし聞こえるようにシェフが言った。


店を出る。Aカテゴリ事業所には、特別休暇が付与される。

「あー草津にでも行こうかな」

バイク乗りの同僚が言ったその時

「豚が!!」

重い音を立てて主任が倒れ込む。

「豚が!!自由をむさぼる豚が!!」

暴漢は走り去る。再アップに加え、着取法反対派の抵抗過激になっている。

主任!」

押さえた腹部から血が噴き出す。

「ああいうな…信じて疑わない理念の為に、とんでもない事をしでかすのは、誰にでもあるんだ…」

呻きながら主任は続ける。

「今度は、熟女アナルものらしい」

熟女の、アナルもの…」

取締まり範囲が広がるとは聞いていた。

「そうなれば、俺のデスクの一番下の引出しのコレクションも、立派な検挙対象って訳だ…」


救急車サイレンを遠くに聞く。

水面を揺蕩うような正しさの上を歩き、別れすら告げずに落伍していく世界が、ビル風を受けた蒸気に霞み明滅する。

2025-02-21

大森靖子価値観がよく分からない

大森靖子がよく「音楽いちばん偉い」と言っているが…

ソロ活動に対して音楽最上位に置くのは特になんとも思わない。

はいいのに本人はな〜みたいなことを言われてきたことへの反論もあると思うし。

しかアイドルグループZOC活動の中で「音楽いちばん偉い」と言っていると、だからメンバーを軽視してパワハラするのか、と思われないだろうか?

ZOC活動を通してソロでは届けられない範囲の人に音楽を届けられるはず、まだ自分音楽必要としている人がいるはず」というようなこともインタビューとかでよく言っているが、この活動理念と、メンバーに対してパワハラして複数回問題になっているという事実を合わせると、メンバーのことは音楽を届けるための道具としか思ってないんじゃないか?という印象を少なからず受けてしまう…いや、流石にそんなことはないんだろうけど……

というか大森靖子の非常に熱心なファンにこういった思考の方がいて、ほかの熱心なファンもみんなこんな感じなのか?そんな考えのファンを擁する本人もこのような思考なのか?と思ってしまっている(大森靖子ファンミーティング的なイベントも多く開催しておりファンとの距離がかなり近い。また、ファンクラブ限定で口外厳禁の本音トークイベントなども行っているため、熱心なファン私たちのようなライトファンよりも大森靖子内面に迫って協調していると思われる)

https://x.com/necotakenemuru/status/1765717296495075604?s=46&t=rmgBUrvkMBPE1EsN8CXDTA

あの音楽を創り出せるのは大森靖子本人の不安定さがあるから(だから攻撃的になってしまうのは仕方ない)というような意見ファンも見たことがある。

昔の映画動物が傷つくシーンで実際に動物を痛め付けたりしていたものもあったが、それと似てるなと思った。こういった意見を言うファン園子温が性加害しまくりで、でも作品は素晴らしいよねと言われることについてはどう思っているんだろう。

ZOCは構想段階では、メンバー流動性にして固定しない案もあったらしいが、そっちのほうが大森靖子メンバー距離を保てるし、多くに曲を届けるという信念にもマッチしているし良かったよねと思ってしまうね。





パワハラ騒動までは大森靖子音楽が本当に好きだったから、今でも気になって活動を追ってしまう。

昔の曲もまだ好きだからたまに聴くんだけど、でもパワハラする人なんだよな〜〜〜とノイズが入ってしまい昔のようには聴けない…

音楽いちばん偉いとするなら、私的には大森靖子ご本人が下から音楽さんの足を引っ張ってる状態なんだが…

せめて、自分のしたことを自覚して、1度でも謝れる人だったら良かったのに。実際には、自分悪者でいいよとかなんとか言って被害者ズラするだけ

2025-02-20

anond:20250220193710

それがディールだからなあ

理念ばかりうるさいEUかいつまでたっても立ち直らない日本とやってるよりは中国インドなんかとうまく取引してく方が儲かるよね

うーん

女性の「こうだったらいいのに」を実現してくれる元鈴木さんの理念尊敬してるし商品も気になってよく見に行くんだけど、ヘッダーの件は「えっ?」ってなっちゃった

性的搾取かどうかは正直分からないけど、全体像を知らずに使用してたってことは無断転載なんだろうし。

企業アカとは違うのかもだけど明らかに代表として使用しているアカウントで、指摘された時の反応の軽さが気になってしまった。

今はSNS無断転載への意識が全体的に低いんだろうな。

芸能人とかの写真バンバン流れてくるし。

芸能人場合はそれで宣伝になるなら、とあえて目を瞑っているところもあるだろうけど。

無断転載ってどこからどこまで?って案外難しかったりする。

自分も気づかないうちにやっちゃってないか自戒も込めて。

ただ、これはよくないのではと指摘するだけじゃなくそから鬼の首を取ったように多数で攻撃するよくある流れはうんざりする。

「これはよくないのでは?」

「気づかなかったです、すみません

で終われば済む話が済まないのがまたXあるあるなんだよね

2025-02-18

anond:20250205214741

なぜ自分感情的心理を認めずに大層な理念があるに違いないと夢想してしまうンですか

2025-02-17

嫌な業界だわ

本当に嫌な気持ち

失礼なこと言った側はノーダメージどころか呑気にインスタ上げてお誕生会もしてさ、周りもSNSのせいにスライドしてくれて。良かったね。

牌触るには差し障りのありそうなでかいストーンついてたかほとぼりが冷めるまで出ないつもりなんだろうな。

正直今期は成績が振るわなすぎてなんの制裁にもならないどころかチームに利するところなのが何とも言えない気持ちになる。

インタビュー自分は好きだったし聞きやすくなってるとも思ってた。勉強されてるんだなと。

問題の日も具体的な数字が分かってなかったんではなくて、ボーダーとのスコア差を伝えるときに「マイナス」という言葉が失礼にならないかと言った後に焦ってつっかえちゃったと認識してたよ。

これは自分勝手認識だけど、こんな細かいことにも心配りされてるんだなと感心してた。

言った当人にだけじゃなくて「村」全体にがっかり

もう初動が悪すぎて、たとえ今更何かしらの処分が出たところでスッキリさわやかな解決にはならないわな。

というか、例の失言の内容自体処分必要なほどの深刻な誹謗中傷発言ではなかったんだよね。

嫌な気持ちにはなったし言われた方が傷つかないわけはないんだけど、出場停止もいらないと思うし、まして一発でクビとかまでのことではないと思う。

良くも悪くもそういうキャラクター選手だし。

今回はそのあとのムーブがひどかった。

相手はXやってないから直接~とか。対面の前に取り急ぎXで謝るつもりならインスタでいいし、チームの配信出来事なのに公式インタビューでの謝罪も謎。

結局きちんとした謝罪の機会を設けようとはしたんだよね?さすがに。(受け入れてもらえるかは別問題

動画を非公開にしないまま、コメントだけ削除して済ませようとしたチームも、だんまり機構にもがっかり

『残念な発言があったけどリーグ理念として一切の誹謗中傷は許さない。改めて気を引き締めてやるように通達した。

本人も反省してるし選手はもちろん相手への批判もやめてくれ。今後の成長を見守ってくれ』ぐらいは出してほしかった。

うまく消火できないまま、火が大好きな虫が外からから湧いてきて余計に燃えちゃった。あーあ。

一番はその場ですぐ咎められていればと思うけど、同席してた選手に非はない。(チーム運営の非はある)

配信中に即注意するのって関係性がしっかり構築されていても難しいと思うから

試合後のご挨拶動画タイミングで、気が立っていて失礼なことを言ってしまって申し訳なかった程度の一言と、

今後もお互い気を付けましょうぐらいのフォローができていれば。

コメントだけ消すんではなく動画のものを非公開にして、失礼な発言があったから非公開にします。気を引き締めます。と添えていれば。

謝罪を受け入れてもらえているのが前提だけど、こんなに燃えることも、燃えたせいで余計に追い込まれて辞める人も出なかったのかなと思う。

まぁ、こういう吐き出しすること自体が燃料の一部にほかならないのだけど。どこにも出力しないで黙っておくのがしんどかった。

正直優勝はもはや2回目か2連覇かで決まりっぽいし、ボーダー争いも4位以下どこが落ちてもそんなに意外性なくなっちゃってるし

このまま番組見る機会減って終わりかな。見始めるきっかけだった本人をもう見たくなくなっちゃたから。

本件と関係なく体調を崩してしまっての降板だとしたらそれはそれで早く良くなりますように。

なんにせよ穏やかで優しい日々を過ごしてほしいです。

2025-02-16

anond:20250216101741

まあそやな、と思ってHP見てみたが理念紹介ばっかで具体的に何があるのかほぼ分からん状態だった。

ガンダムとみゃくみゃく様がいることだけは分かった。

2025-02-14

AI生成記事

九州大学病院オブジェクト指向システム導入の記録

序章:革新的システムへの期待

1990年代半ば、九州大学病院(九大病院)は病院情報システムの全面刷新計画していた。従来の断片化したシステム統合し、最先端オブジェクト指向技術を全面採用した次世代システムに生まれ変わらせるという大胆な構想である

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。入札条件にも「純粋オブジェクト指向技術で実現すること」を掲げ、業界内でも前例の少ない大規模プロジェクトに挑むことになった​

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。この計画応札した日本IBMは、開発言語にSmalltalk採用し、社内外からオブジェクト指向開発の専門家を総動員する。日本IBM自身のチームに加え、Smalltalk豊富経験を持つ多数のシステムインテグレータ各社が協力企業として参画し、一時期は約200名もの技術者が開発に従事する巨大プロジェクトとなった​

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医療現場からは「21世紀を先取りするシステムになる」という期待の声が上がり、IBM側も「国内最高峰病院に最新技術を投入できる」と意気込んでいた。誰もが、この試みに大きな希望を抱いていたのである

1996年プロジェクト始動曖昧要件定義

プロジェクト1996年、本格的に動き始めた。九大病院情報システム担当者たちは、院内各部からシステムへの要望ヒアリングし、「新システムへの要望リスト」を作成して日本IBM提示した。しかし、その内容は具体性に欠けていたと言われる。「実現したい業務全体像がはっきりしていなかった」のだ。病院側は約1,400床を擁するマンモス病院ゆえ、部門ごとの意見をまとめ上げ全体方針を打ち出すことが難しく、提出された要件定義書は「中身はほとんどなかった」と関係者は振り返る。一方の日本IBMも、その不十分な要件定義を十分詰め直すことなく開発を進めようとし、この問題放置してしまった。プロジェクト序盤から、実は大きな不安の種が芽生えていたのである

それでも当初の計画は極めて野心的だった。フェーズごとに順次システムを稼働させる計画で、第1次カットオーバー最初の稼働開始)は1997年1月と定められていた​

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。限られた時間の中、日本IBMと協力各社の開発チームはオブジェクト指向の新手法に挑みつつ、多数のサブシステムを並行開発するという難事業に取り組み始めた。しか要件曖昧さは各所で影響を及ぼす。開発メンバーの一人は後に「実際にはオブジェクト指向入り口にさえたどり着けなかった」と語っており、肝心の新技術を活かす以前に基本事項の詰め直しに追われる状況だったという。

1997年初頭:見えてきた遅れとすれ違う思惑

年が明けて1997年になると、第1次稼働予定の目前になっても開発は難航していた。結局、日本IBM1996年10月末になって九大病院側に「当初予定の1997年1月にはシステム稼働が間に合わない」と突然伝えることになる。これは病院側にとって青天の霹靂であった。代替策として「一部機能範囲を絞れば1月稼働も可能」といった提案すら無く、一方的に延期が告げられたことに、病院担当者たちは強い不信感を抱いたという。プロジェクトマネージャー同士の密なコミュニケーションも欠如しており、延期決定前から両者の意思疎通は十分でなかったようだ。これが最初の綻びとなった。第1次稼働時期は当初計画より9カ月遅れ1997年10月へと大幅に後退する​

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この延期表明を境に、現場は混乱に陥る。病院側は日本IBMだけに任せておけないとの思いから、一部の協力会社と直接組んで独自プロトタイプ開発に乗り出すなど、プロジェクト体制は分裂気味になった。一方、日本IBM側の士気も下がり始める。ある協力会社メンバーは「これほど求心力のないプロジェクトも珍しい」と当時を振り返り、リーダーシップ不足だったIBM姿勢に驚いている。複数の外部企業(延べ10社以上)が関与する巨大プロジェクトでありながら、日本IBM1997年10月頃まで一貫して主導権を握れずにいた、と多くの関係者が指摘する。誰がハンドルを取っているのかわからないまま巨艦だけが突き進む――そんな不安定な状況であった。

事態を重く見た九大病院日本IBMは、1997年2月から6月にかけて要件定義のやり直しに着手する。一度作成した要件定義書を更地に戻し、業務フローも含めてゼロから整理し直す作業だ。しかしこのリカバリーにも時間を要し、プロジェクトの遅延はさらに広がっていった。「ようやく問題点に光を当て始めたかに見えたが、時すでに遅し。気づけば頭上に厚い雲が垂れ込めていた」と語る関係者もいる​

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プロジェクトは先の見えないトンネルに入り込み、関係者の心にも次第に不安が募っていった。

1997年春:一筋の光明オブジェクト指向データベースの導入

混迷を極めるプロジェクトに光が差し込んだのは、1997年春のことである要件定義の立て直しと並行して、日本IBMシステム技術基盤を強化すべく重大な決断を下した。従来のリレーショナルDBではなく、米国GemStone Systems社のオブジェクト指向データベース(ODB)「GemStone」を採用する方針を固めたのだ​

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。GemStoneはSmalltalkとの相性が良いことで知られ、オブジェクト指向開発との親和性が高い製品である

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。この採用決定に伴い、GemStone社から複数名のコンサルタント来日プロジェクトに参加。停滞していた開発体制の再整備が行われた​

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経験豊富専門家の助言により設計も見直され、チームはようやく開発の目処を掴み始めたのである

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病院側もこの動きを歓迎した。長引く遅延に業を煮やしていたものの、最新のODB導入で性能や拡張性の課題解決されるならばと期待を寄せた。協力各社の技術者たちも「ようやくトンネルの先に光が見えた」と胸をなでおろした​

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現場には久々に前向きな空気が漂う。遅れを取り戻すべく、再結集した開発チームはスパートをかけた。システム全体のアーキテクチャをGemStone前提に再設計し、失われた時間を埋めるため懸命な努力が続けられる。巨大プロジェクトは今、再び軌道に乗ろうとしていたかに見えた。

1997年夏:GemStone契約交渉の決裂、暗雲の再来

しかし、その光は長くは続かなかった。1997年7月初旬、プロジェクトに再び試練が訪れる。日本IBMとGemStone社との契約交渉が突如決裂し、参画していたGemStone社コンサルタント陣が全員帰国してしまったのだ。肝心のGemStone製品も利用不能となり、頼みの綱を断たれた開発チームは一瞬にして暗闇に放り込まれた。まさに「悪夢のような出来事」であった。

7月20日になって、日本IBMはようやく協力各社を集め緊急説明会を開いた。日本IBM側の説明によれば、「GemStoneとの交渉決裂は企業日本IBM)の根幹に関わる問題による」という。詳しい理由として、契約書の条項に**「システムユーザー等が何らかの理由でGemStone社を訴えた場合、メイン・コントラクタである日本IBMが全ての法的対応を負わねばならない」といった内容が盛り込まれており、日本IBMはこの重い責任リスクを受け入れられなかったのだという。さらに料金面でも折り合わず、3カ月間におよぶコンサルタント8名の派遣ソフトライセンス料などに数億円近い費用**を要求されたことも判明した。法的リスクコスト高騰――企業として譲れぬ一線を越える契約条件に、日本IBMは最終的に「ノー」を突きつけた形だ。だが、それは即ちプロジェクト生命線を断つことを意味していた。

この報に接した開発現場は騒然となった。GemStoneを中核に据えて進めてきたアーキテクチャ設計を一から練り直す必要が生じたためである。ある協力会社関係者は「この時点でプロジェクトの失敗を覚悟した」とまで語っている。大黒柱を失ったチームには動揺と失望が広がった。折しも夏本番を迎え、福岡の空は照りつける日差しに覆われていたが、プロジェクトには再び厚い雲が垂れ込め始めた。

1997年8~9月代替案への賭けと懸命の設計変更

GemStone脱落という非常事態に対し、日本IBMと九大病院必死リカバリーを図る。1997年8月上旬、急遽代替のODB製品としてフランスA.D.B社の「Matisse」を採用する決断が下された。Matisseは国内では知名度の低いODBだが、日本でも過去Smalltalkアプリケーションデータベース採用された実績があり、「何とか使えるめどは立つ」と判断されたのである

しか代替とはいえGemStoneとMatisseでは機能に大きな違いがあった。GemStoneで可能だったサーバ側でのSmalltalk処理実行がMatisseではできず、セキュリティ機能も貧弱だったため、開発チームは不足分を自前で作り込む必要に迫られた。この結果、システム全体の設計クライアント中心処理へ大幅に変更せざるを得なくなり、再び設計の手戻り作業が発生した。炎天下での再出発であるエンジニアたちは寝食を忘れ、懸命にコードを書き直した。

その甲斐あってか、1997年9月末の時点で第1次開発の主要部分を年内に実現できる見通しが立ったという。一度は暗転したプロジェクトにも、わずかながら光明が見えた。病院側も「何としても年内稼働を」という思いで支援を続ける。だが、このとき水面下では別の動きが進んでいたことを、現場の多くは知らなかった。

1997年10月:小さな後退、大きな決断

1997年10月9日、事態は最終局面を迎えた。この日開かれた会議で、日本IBMSmalltalkによる開発断念と、マイクロソフト社のVisual BasicVB)への全面的方針転換を突如宣言したのである晴天の霹靂とも言えるこの決断に、現場は凍りついた。幾多の苦難を乗り越えようやく目指してきた最先端技術での構築を諦め、当時広く普及していたVBという「オブジェクト指向ではない」開発ツールで作り直すというのだ。九大病院が当初求めた**「純粋オブジェクト指向」**という条件にVB合致するかは議論の分かれるところだが​

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病院ももはや背に腹は代えられない。最優先すべきはシステム稼働そのもの――この苦渋の転換を受け入れる以外になかった。

実はこの決断に至る伏線存在した。日本IBM1997年4月からかにVB採用可能性を九大病院に打診しており、さら8月からは段階的にSmalltalk担当エンジニア現場から引き上げ始めていたという。ある協力会社メンバーは「裏ではVBによる開発をすでに進めていたようだ」と振り返っている。つまりGemStone交渉決裂後、表向きはMatisseによる巻き返しを図る一方で、日本IBM本体は別動隊でVBシステムの構築に乗り出していた可能性が高い。振り返れば、日本IBMにはSmalltalk固執しない理由もあった。同社は翌98年2月長野冬季オリンピック向けシステムSmalltalkで構築しようとして失敗し、結局VBで作り直したという“前歴”もあったと伝えられる。アトランタ五輪1996年)では自社Smalltalkツール(VisualAge)を投入したものの、国内の大型案件では苦戦が続いた経緯があった*4。豊富人材がいるVBなら「最後人海戦術で何とかできる」という計算も働いたようだ。GemStoneとの契約不成立も、IBMにとっては結果的Smalltalkを断念する良い口実になったのではないか――協力会社メンバーの一人はそんな憶測さえ口にする。

方針転換の発表とほぼ同時に、Smalltalkで開発を担っていた協力会社の大部分はプロジェクトから撤退することになった​

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10月中旬には、多くの外部技術者が病院を後にしている。自ら招いた転換とはいえ日本IBMにとっても苦渋の決断であった。投入したリソース費用は莫大で、一からVBで開発し直すのは会社としても大きな後退だ。しかし背に腹は代えられない状況まで追い詰められていたことも事実であろう。IBM現場責任者は病院側に深々と頭を下げ、「必ずや残された方法で間に合わせます」と約束したという。九大病院担当者も沈痛な面持ちで頷き、「形はどうあれ、患者さんに影響を及ぼす前にシステムを動かしてほしい」と絞り出すように告げた。

以降、日本IBMは自社内のVB技術者や、自社が持つ病院向けオーダリングシステムパッケージ製品*5などを総動員してシステム構築を続行した​

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データベースも、当初IBM提案していながら見送っていた自社のリレーショナルDBDB2」を採用する公算が高まった​

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目標は「年度内(1998年3月まで)の第1次稼働」​

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。もはやオブジェクト指向の夢を追う余裕はない。現実的かつ確実に動く仕組みを、一刻も早く届ける――プロジェクトはその一点に向け再編成された。かつて200名近くいた開発陣は大幅に縮小され、構成メンバーも一変する。病院看護師スケジュール管理など一部のサブシステムは、撤退しなかった協力会社が細々とSmalltalk開発を続けていたが、その姿はもはや主流から外れた存在となっていった​

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。ある古参の協力技術者は去り際に「全力を出して戦う前に、白旗を上げてしまったという感じがする」と寂しげに語ったという。こうして九大病院プロジェクトの第1フェーズ――オブジェクト指向技術による野心的挑戦のフェーズは幕を下ろしたのであった。

1997年末:現場への波紋と社会的注目

VBへの方針転換後、九大病院現場には複雑な空気が流れていた。病院スタッフにとってシステム刷新は長らく待ち望んだ悲願だったが、その中身は当初聞いていた「最新技術結晶から一転して、従来型の技術で作られるものになってしまった。「結局、夢物語に終わったのか」という落胆の声も一部にはあった。しかし同時に、「多少古くてもいい、とにかく業務改善する仕組みを早く動かしてほしい」という切実な声も強まっていた。目指すゴールは変われど、一日でも早く新システムを稼働させ、慢性的業務負荷を軽減することが現場の切実な願いとなったのだ。プロジェクトチームは日夜作業を続け、簡易な操作研修なども始めながら、年明けまでの稼働に向け突き進んだ。

そんな中、1997年11月3日付の西日本新聞朝刊一面にこのプロジェクトに関する記事掲載される。タイトルは「九大病院システム未完 巨額費用批判」。内容は「九大病院システム未完成にもかかわらず日本IBMに月額4,250万円を支払い続けており、税金無駄遣いとの指摘が出ている」という衝撃的なものだった。同日、このニュース地元RKB毎日放送東京ではTBS)のテレビニュースでも報じられ、九大病院プロジェクト社会問題として一気に世間の注目を浴びることとなった。院内では「患者そっちのけで何をしているのか」といった批判も耳に入るようになり、大学本部所管官庁からの問い合わせも相次いだ。追い打ちをかけるように外部から視線が厳しくなる中、病院IBMはただひたすら開発を前に進めるしかなかった。

結末:プロジェクトの結末と残された教訓

1998年初頭、紆余曲折を経た九大病院の新システムは、当初の構想とは似ても似つかない形でようやく一部稼働に漕ぎつけた。日本IBMは多数のVBプログラマを投入して力技でシステムを完成させ、旧来システムの置き換えを順次進めていった。最終的に納入されたのはSmalltalkでもオブジェクト指向DBでもなく、Visual BasicリレーショナルDBによるシステムだった。かくして九大病院の「純粋オブジェクト指向システム」への挑戦は事実上の敗北に終わった。現場医師職員は、当初期待された華々しい先端技術恩恵を受けることはなかったが、ひとまず業務に支障のない情報システムが手に入ったことで安堵するより他なかった。プロジェクトは当初の理念を捨てて現実路線へ舵を切ることで、なんとか沈没だけは免れたと言えるだろう。

振り返れば、この失敗の背景には最新技術への挑戦ゆえの困難もあったが、それ以上に古典的とも言えるプロジェクト運営上のPermalink | 記事への反応(0) | 21:29

2025-02-13

anond:20250213161306

情熱思想理念頭脳気品優雅さ、勤勉さ!

そして何よりも ―― 速 さ が 足 り な い !!

2025-02-12

Geminiにトランス女性女子スポーツ参加について議論させてみた

俺は色んな社会問題を見るに当たって、結局のところ“複雑過ぎて一概に言えない”とか“不透明なことが多くて一概に言えない”ってのが、客観的かつ論理的に見た時の結論だなって思うんよ

もし、社会問題に関してどちらかが正しいと思い始めたら、それは自分思想的な偏りの兆候だと思った方がいい

思想的な偏りは敵対的排他的差別的意見表明や行動に繋がるから理性的価値判断が出来る人の意見もっと拡散されて共感される世の中になって欲しいんよな

トランス女性女子スポーツ参加についても、下記内容のような俯瞰的立場から評価が出来る人が増えて欲しい

参考にしてくれな

トランス女性スポーツ参加に関する議論

役割設定

* Gemini A: トランス女性スポーツ参加賛成派(公平性、包容性、人権観点から

* Gemini B: トランス女性スポーツ参加反対派(競技公平性女性競技保護観点から

テーマ設定

* トランス女性女子スポーツ競技への参加

議論の開始

Gemini A (賛成派):トランス女性女性として生きる権利があり、スポーツに参加する権利も等しく保障されるべきです。性自認に基づいて競技に参加することは、多様性尊重し、包容的社会を築く上で重要です。

Gemini B (反対派):トランス女性は、生物学的な男性としての優位性を持っている場合があり、それが女子競技公平性を損なう可能性があります女性競技は、女性アスリート努力と才能を保護するために存在します。

Gemini A (賛成派):ホルモン治療を受けているトランス女性は、男性としての優位性が失われているという研究結果もあります。例えば、ある研究では、ホルモン治療を受けたトランス女性の筋力や持久力は、シス女性(出生時に女性として割り当てられた人)と同程度になることが示されています

Gemini B (反対派):ホルモン治療効果や、生物学的な優位性が完全に失われるかどうかについては、まだ議論余地があります。例えば、骨密度や体格など、ホルモン治療では変化しない要素も存在します。また、個々の選手能力や体格は様々であり、トランス女性だけを特別視するのは差別であるという意見もありますが、生物学的な優位性は、個々の選手努力や才能とは別の次元問題です。

Gemini A (賛成派):スポーツ界は、トランス女性安心して参加できる環境を整えるべきです。例えば、性自認に基づく参加区分を設けたり、ハンディキャップ制度を導入したりするなど、様々な方法が考えられます

Gemini B (反対派):そのような制度を導入しても、公平性問題は完全に解決するとは限りません。例えば、性自認に基づく参加区分を設けた場合、どの程度の性自認基準を満たせばよいのかという問題や、性自認を偽る選手が現れる可能性もあります。また、ハンディキャップ制度を導入した場合ハンディキャップの度合いをどのように決定するのかという問題や、ハンディキャップ競技の結果に与える影響をどのように評価するのかという問題があります

Gemini A (賛成派):女性アスリートの中には、トランス女性の参加に不安を感じる人もいるという意見もありますが、それは偏見差別に基づく感情的な反応であり、科学的な根拠はありません。スポーツ界は、トランス女性に対する理解を深め、差別をなくすための啓発活動を行うべきです。

Gemini B (反対派):女性アスリート不安懸念は、感情的な反応ではなく、現実的問題に対する懸念です。例えば、ある調査では、女子アスリートの多くが、トランス女性の参加によって競技公平性が損なわれる可能性があると考えていることが示されていますスポーツ界は、女性アスリート意見にも耳を傾け、彼女たちの権利保護する必要があります

人間の介入

* 論点の整理: 公平性、包容性、人権競技公平性女性競技保護など、議論の核心となる論点を明確にする。

* 意見の要約: 両者の意見を簡潔にまとめ、議論の焦点を絞る。

* 質問の投げかけ:

* ホルモン治療効果に関する科学的なデータは?

* トランス女性の参加が、女子競技にどのような影響を与える可能性があるか?

* 公平性と包容性を両立させるための具体的な対策は?

* 女性アスリート意見をどのように反映させるべきか?

議論評価

論理的妥当

現時点では、どちらの立場にも論理的根拠があり、一概にどちらが正しいとは言えません。

賛成派

* トランス女性人権自己決定権尊重する。

* 多様性尊重し、包容的社会を築くという理念合致する。

* ホルモン治療効果に関する研究が進み、生物学的な優位性が失われる可能性が示唆されている。

反対派

* 女性競技公平性を守るという観点から生物学的な優位性を考慮する必要がある。

* 女性アスリート不安懸念配慮する必要がある。

* 公平性と包容性を両立させるための具体的な対策については、まだ議論余地がある。

結論

トランス女性スポーツ参加問題は、複雑な倫理的社会的な問題であり、現時点では明確な結論を出すことは難しいと言えます

重要なのは、それぞれの立場尊重し、建設的な議論を重ねながら、より良い解決策を探っていくことです。

スポーツ界は、科学的なデータや、当事者意見を参考にしながら、公平性と包容性を両立させるためのルール制度を整備していく必要があります

また、この問題は、社会全体の問題であり、スポーツ界だけの問題ではありません。社会全体で、トランスジェンダーに対する理解を深め、差別をなくしていくことが重要です。

anond:20250212145605

労働組合って外注して交渉させたほうがいいと思うんだが

このような疑問をインターネットで見ました

会社との交渉外注して企業弁護士などに委任するという意味と思われますが、なぜこのようなことは行われていないのでしょうか



労働組合交渉外注するという発想はユニークですが、実際にはほとんど行われていません。その理由はいくつか考えられます

1. 労働組合の基本理念矛盾する
2. 外注すると組合員の団結力が低下する
3. 交渉の「本気度」が疑われる
4. コスト問題
5. 法的な問題
6. すでに部分的に「外注」している例もある
結論

労働組合交渉外注するという発想は、専門知識活用効率化という点ではメリットがあるかもしれません。しかし、労働組合本来目的や団結力、法的な問題を考えると、完全に外部委託することは難しく、現実的ではないのが実情です。そのため、現実では「組合自身主体的に交渉しつつ、必要に応じて弁護士などの専門家活用する」という形が一般的になっています

2025-02-11

インターネット東京か?~デジタル時代現実幻想を考える~

インターネット世界中に広がる膨大な情報ネットワークだけど、あたか東京のように、ひとつの巨大な都市存在するかのような側面を持っている、と言えるかもしれない。ここでは、「インターネット東京か?」という問いを軸に、デジタル時代現実幻想、そして物理的な都市仮想空間関係性について考察してみるよ!

 

まず、東京日本経済文化テクノロジーの中心地として長い歴史を持っている。大企業本社クリエイティブスタートアップ、最新のIT企業がひしめくこの都市は、世界に向けた発信力も抜群。インターネット上の情報サービスの多くが、東京で生み出され、グローバルに展開されている現実は、まさに「東京情報ハブ」というイメージを強くするよね。だから、「インターネット東京か?」という問いは、ある意味東京国内外デジタルイノベーションの中枢であるという事実を反映しているとも言えるの。

 

次に、インターネット特性はその分散性にあるはずなのに、現実には大企業プラットフォームの多くが、東京という物理的な拠点を持っている。たとえば、SNSECサイトメディア企業の多くは東京オフィスを構え、そこで開発・運営が行われている。東京は、単なる行政経済の中心地だけでなく、最新技術人材が集まる「ネット現実世界」としての役割果たしているの。ここで生み出されたコンテンツサービスは、瞬く間に世界中に広がり、私たち日常に溶け込んでいる。つまりデジタルの発展と現実都市機能は、密接にリンクしているんだよね!

 

また、東京文化の発信地としても注目される。流行最先端ファッションアニメ音楽グルメなど、多様なカルチャー交錯する場所として、インターネット上でも大きな影響力を持っている。たとえば、SNS動画配信サービスブログなどを通じて、東京発のトレンドが瞬時に世界拡散される様子は、まるで東京という巨大な仮想空間存在しているかのよう。デジタル世代若者たちは、東京エネルギーに触発され、ネット上でそのカルチャー享受しながら、新たな価値観ライフスタイル創造しているんだ。そう考えると、インターネットは、まさに「東京精神」が具現化された、現代デジタル都市とも言えるかもしれない。

 

一方で、インターネット自体本来国境物理的な距離に縛られないグローバルネットワークだという点も忘れてはならない。インターネットは、情報自由に行き交い、誰もが平等アクセスできる世界を目指す理念のもとに発展してきた。だから、「インターネット東京か?」という問いは、あくま比喩的意味合いを持つ。実際には、シリコンバレーロンドンソウル深圳といった世界各地にも、デジタルイノベーションを牽引する都市存在する。東京日本におけるデジタルの中心であることは確かだけど、インターネットの真の強みは、その多様性分散性にあるという現実無視できないの。

 

さらに、少子高齢化経済グローバル化が進む現代において、東京の持つ「圧倒的な情報発信力」や「文化的な集中力」は、将来的な都市の在り方にも大きな示唆を与えている。例えば、東京で生み出されたデジタルコンテンツサービスが、国内外市場で高い評価を受ける一方、地方では人口減少や経済的な停滞が課題となっている。このギャップは、デジタル時代における地域間格差問題を浮き彫りにする。しかし、インターネットの普及によって、地方でも世界中情報サービスアクセスできるようになった現在物理的な距離情報距離は必ずしも一致しなくなっているの。つまりインターネットは、東京という中心都市存在を補完するかのように、地方可能性も引き出すツールとなりうるのだよね。

 

また、インターネット上のコミュニティSNSでは、東京に住んでいなくても、東京発のトレンド文化共感する人たちが多数存在する。これにより、仮想空間上では「東京」が一つのブランド象徴として機能し、物理的な場所にとらわれない新たな都市感覚が生み出されている。たとえば、オンラインイベントデジタルコンテンツ配信を通じて、全国、さらには世界中の人々が東京の最新トレンドアクセスし、同じ価値観を共有している現実は、インターネット「東京」再現しているとも捉えられる。これこそ、デジタル時代の新しい都市の在り方なのかもしれないね

 

そして、もう一つ大切な点は、インターネットの発展が東京都市機能に与える影響だ。現在東京ではスマートシティIoTAI技術が急速に進展しており、都市全体がデジタル化されつつある。この流れは、従来のアナログ都市機能を劇的に変革し、効率的で快適な生活環境を実現するための基盤となっている。結果として、東京デジタルリアルが融合した新しい都市モデルとして、世界中の注目を集めている。この現象は、インターネットが単なる情報伝達手段に留まらず、都市のもの進化させる原動力になっているという証拠とも言えるんだ。

 

総じて、「インターネット東京か?」という問いは、現実世界における都市の集中と、仮想空間における分散性との間に存在するパラドックスを浮かび上がらせるテーマである東京は、歴史的、文化的、経済的な背景から日本におけるデジタルの中心地としての役割果たしている一方で、インターネット本来理想――すなわち、国境物理的な制約を超えた自由情報流通――を体現する場でもある。つまりインターネットの発展は、東京という物理的な都市と、世界中に広がるデジタルネットワークの双方が相互補完しあう形で進むべきものであり、どちらか一方に偏るものではないという結論にたどり着くのだ。

 

未来に向けて、東京は引き続きデジタルイノベーション最前線として輝くだろう。しかし、同時に、インターネット地方や他のグローバル都市とも連携しながら、より多様で柔軟な社会を実現するための基盤となっていく。だからこそ、「インターネット東京か?」という問いは、単なる比喩以上の意味を持ち、私たちがこれからどのように都市デジタルの融合を進め、豊かな未来を築いていくかを考えるための重要示唆となるのだよ!

 

以上、現実幻想交錯するデジタル時代における東京役割と、インターネットの真の可能性についての考察でした。

2025-02-06

妻に「子どもを作りたい」と言われて答えた「無理でしょ」の背景、つまり子どもを授からない理由堕胎を勧める家族のこと

母体や家庭環境関係なく、すべての胎児社会的保護されるべき。自立して成人するまでは支援必要支援は実母に限らず、関係者が積極的に行う。というのが私の考えだ。

社会福祉法人保育園理事長園長である義母は、妊娠が先か結婚が先か、未婚か既婚か、と言った、伝統に合わない環境にあると言う理由堕胎を勧めたことが複数回あった。義兄のパートナー妊娠した際、結婚よりも妊娠が先だったことを理由堕胎を勧めた。従業員妊娠したことを報告された際、未婚であることを理由堕胎を勧めた。

どんな理由があっても、実母の希望がないのに堕胎を勧めることはあってはならない。「普通」「一般」「世間」といった曖昧主語自身意見を仮託し、不寛容排斥する言動だ。現状を把握し受けられる支援を整理し母体胎児健康を最優先に環境整備を積極的に行うのが当然であるのに、実際に行ったのは実母と胎児人権を踏みにじる言動だ。社会福祉理念真逆言動をしている。

義母はあってはならないことをした。独善的価値観押し付ける、不寛容排他的思想を持っている可能性がある。

子どもを迎えるためには環境を整えることが何よりも重要だ。環境とは、物理環境と人的環境だ。自分配偶者だけでは子育ては難しく、互いの実家の協力は大きな助けになる。

しか義母不寛容人物であるとなると、協力を仰ぐことは難しい。子ども虐待を受けることになる。であれば、禁止事項を策定して約束してもらうことが最低限の条件だ。

結婚前、出会って間もない2009年半ば頃から、妻とは子育てについての考えは十分に話し合った。

2018年5月末頃、妻から子どもを作りたい」と言われて最初に感じたのは、命に対して「作りたい」はおこがましいという恥じらいで、考えた答えは以上のようなものだったけど、口に出して伝えることは無意味に思えて、「無理でしょ」とだけ答えた。

2025-02-02

anond:20250202092015

たぶん、米長邦雄っていう10年くらい前に亡くなった名棋士以来の伝統だと思う。

ちなみに、

ウィキペディア記事言及している「人間における勝負研究」は、一般人にとっても一読の価値がある。

米長邦雄は数々の奇行名言迷言でも知られていて、調べてみると面白い

相手大事な対局ほど全力で

羽生が真っ先にその功績として指摘したのが「相手にとって重要な一局には全力を尽くせ」という米長勝負哲学だ。「将棋界の要であり礎でもある」(羽生)。従って将棋界には八百長試合存在しない。好き嫌い感情故意に手を抜く無気力な対局もないという。

https://www.nikkei.com/article/DGXNASFK21048_R21C12A2000000/

自分にとっては消化試合だが相手にとって重要な対局であれば、相手を全力で負かす」という理念を持ち、将棋界では「米長哲学米長理論)」と呼ばれる。

著書『人間における勝負研究』では、「何年間かのツキを呼び込む大きな対局であり、名人戦より必死にやるべき対局」と表現している。第24順位戦1969年度)は、中原誠と同時にB級1組に昇級して迎えた。A級昇級争いは、12回戦まで終了した残り1局の時点で、内藤國雄が11勝1敗で昇級が決まり、もう1人の昇級枠を58歳の大野源一と22歳の中原誠が、ともに9勝3敗で争っていた(順位が上の大野のほうが中原より有利)。そして、大野にとって「勝てば昇級」の最終13回戦の相手米長であった。その米長自身は7勝5敗で昇級にも降級にも絡んでいなかった。ところが、その一局で米長は、通常タイトル戦でしか着用しない羽織袴の姿で大野の前に現れ、手加減しない姿勢をあらわにした。結果は、米長中原がともに勝ったことにより大野A級復帰を逃し、中原米長アシストによりA級に昇級した。なお、米長A級昇級を果たしたのは翌年であったが、これについて前記の著書の中で、前年のことがあったからこそ昇級できたとの考えを述べている(精神面もさることながら、その年上がれなくとも翌年の昇級争いの最有力候補になる中原がB1リーグ戦から消えていたことは米長の昇級に有利になった)。

著書『米長勝負術』では、トーナメントなどの例外を除き、その対局の結果が第三者に影響を及ぼす勝負場合自身勝負に勝とうが負けようが第三者の悲喜の総量は変わらないが、それが故に結局は自身が全力を尽くしたかどうかだけが残り、手を抜いてしまっては純粋に、自身にとってマイナスであるとしている[44]。この「米長哲学」は将棋界全体に広く普及し、大相撲などの八百長問題の際に新聞などで引用されることもある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B1%B3%E9%95%B7%E9%82%A6%E9%9B%84

2025-01-31

anond:20250131150013

この意見はいくつか論理的な飛躍や誤解があるので、それを指摘しつつ反論します。

1. 「女を殺すのも弱者を殺すのもフェミニストだろ」について

フェミニズム基本的理念は「男女平等の推進」であり、女性弱者を傷つけることとは根本的に相反します。フェミニスト女性弱者を殺すというのは事実無根の決めつけであり、根拠が示されていません。

しろフェミニズム歴史を見ると、女性の権利向上だけでなく、社会的に弱い立場の人々(シングルマザー、LGBTQ、低所得者層など)を支援する活動にも関わってきました。フェミニズムが「弱者を殺す」という主張には、事実に基づいた論拠がないため、論理的破綻しています

2. 「チー牛は弱き者の味方」について

「チー牛」という言葉は、主にネットスラングとして「内向的男性」を揶揄する表現ですが、その属性の人々が「弱き者の味方」であるとは限りません。むしろネット上では「チー牛」とされる層の一部が、フェミニズム社会的弱者に対して敵対的な態度を取るケースも見られます(例:「弱者男性論」など)。

また、「弱き者の味方」という言葉自体が曖昧です。誰が「弱き者」なのか、その線引きも不明確であり、「チー牛=弱者正義」という論理には飛躍があります

3. 「なぜなら自分自身が弱き者だから」について

自己弱者であることと、他の弱者の味方であることは必ずしも一致しません。実際には、弱者同士で争うこともありますし、逆に強者弱者を守ることもあります自己立場理由に「弱者の味方である」と決めつけるのは論理的に成り立ちません。

結論

この意見は、フェミニズム実態を誤解しており、根拠が薄弱です。また、「チー牛」や「弱者」という概念単純化しすぎており、現実社会構造個人価値観多様性無視しています感情的な主張には見えるものの、論理的一貫性はなく、事実に基づいた反論が容易です。

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