坂元裕二脚本Womanにおける家族の距離感?
【 坂元裕二脚本:Woman 】
先日、坂元裕二脚本の連続ドラマ「Woman」をhuluで一気に観た。
以下は、「脚本家 坂元裕二」の表題のWebサイトからの一部抜粋。
https://beabea-journey.hatenablog.com/entry/2021/06/20/124916
『私が一番最初に衝撃を受けたのは「Woman」というドラマで、満島ひかりさんと田中裕子さんが離れ離れになっていた母と子の再会と、親子という信頼を構築していくという物語でした。
どうやっても報われることのできない生きることの苦悩や挫折の重みと、それを全て包みゆく愛情と懐の深さ。それぞれがいろいろなものを諦めたり背負って生きている。気持ちのすれ違いは決して男女に限ったことだけじゃなく、親子や兄弟、夫婦や友人でもそう。
みんな立場も境遇も違うし、傷ついて背負っている荷物の大小も全部違う。何よりも一番揺さぶられるのはところどころに広がる「良心の呵責」なんですよね。人はどんな境遇であれ誰もが救われるべきだという器の大きい性善説が坂元作品の根底にあるような気がします。
たくさんのことを失っても、もうダメだと思っても、やり残したことを思い出せば、それが希望となり、希望こそがどん底から自分を救う小さな明かりとなって足元を照らすのだと。それは言葉を変えれば時に生きがいとなり、生きがいを持っている人はきっと強くなれるのかもしれません。(別になくてもいいんですけどね)』
< ドラマ最終話のセリフより >
植杉紗千(田中裕子):小春
青柳小春(満島ひかり):うん?
紗千:また会えて良かった 良かった いい1日だった
小春:ただいま
紗千: おかえり
『Woman』、ディテール描写と緊張感で役者をも追い詰める坂元裕二脚本の妙
https://www.cyzowoman.com/2013/07/post_9187_1.html/
<感想>
坂元裕二脚本の「Woman」。
20年間、離れ離れだった、小春・紗千親子の距離の縮まり感が、とても心地良い作品だった。
他の坂元裕二脚本作品も観てみたい。
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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
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