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林外相の国連でのロシア批判?

 

【 林外務大臣:国連総会緊急特別会合ステートメント 】

 


 2023年2月23日、国連総会緊急特別会合における林外務大臣ステートメントが掲載された。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100464035.pdf

 

 以下は一部抜粋。

 


1.平和の決議への賛成を求める

 

想像してみて下さい。もし、ある安保理常任理事国があなたの祖国に侵略を開始し、あなたの領土を奪取した後で敵対行為を停止し、平和を呼びかけてきたとしたら、どうでしょうか。

 

私はこれを不当な平和と呼びたい。このような行為が許されるのであれば、それは侵略者の勝利となってしまうでしょう。地球上の他の場所においても悪しき前例を築くものとなります。世界は、野蛮な力と威圧が支配するジャングルと化すことになるでしょう。

 


2.平和は国連憲章の原則に基づかねばならない

 

ロシアはまず第一に、ウクライナから即時かつ無条件に軍を撤退させなければなりません。これは、この総会、事務総長、国際司法裁判所が求めてきたことであります。残念ながら、ロシアは総会決議も国際司法裁判所の命令もまるで紙くずのように歯牙にもかけていないようです。

 

また、ロシアは拒否権の濫用のみでは飽き足らず、無責任なレトリックを用いて核兵器保有国としての立場も悪用しています。 核兵器の使用はもとより、ロシアによる核の威嚇は決して許されるものではありません。

 

ロシアはそのすべての行為について適切な形で責任を問われなければなりません。また、他の国連加盟国は直接にせよ、 間接にせよ、侵略を支援することを控えるべきです。

 


3.苦しんでいるのはウクライナだけではない

 

ウクライナの人々の悲惨な状況を想うと、胸が張り裂けそうになります。日本は国際社会の仲間達と共にウクライナへの支援を継続していく所存です。

 


4.国連は試練の時:安保理改革を含む国連の機能強化

 

安保理改革のみではなく、この総会、事務総長、 経済社会理事会、平和構築委員会や他の国連の諸機関の役割を強化することも含まれます。

 


5.2024年未来サミット・国連強化の年に向けて

 

来年は、我々がこの場に集うのは、この無意味な侵略戦争の 2年目を迎えるためであってはなりません。そうではなく、我々は法の支配に導かれた平和に向けて取り組んでいくべきです。

 


ご参考1)「北方領土の日に日本人と連帯」ウクライナ大統領が声明
https://www.sankei.com/article/20230208-7V7U56AI4JNVBNCSYMZSKN72JM/

 

ご参考2)林外務大臣臨時会見記録
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/kaiken/kaiken6_000113.html

 

ご参考3)北方領土問題とは?
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/hoppo/hoppo.html

 


<感想>
 2022年10月、ゼレンスキー大統領が「北方領土を含む日本の主権を支持する」とした大統領令に署名し、ロシアを敗北に追い込むことが領土の奪還につながるとした。
 今般、林大臣が、安保理常任理事国としてのロシア(含む、拒否権の濫用・核兵器保有国としての立場の悪用)をここまで非難するのであれば、北方領の不法占拠にも触れて欲しかった。

 

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お天道様が喜ぶ判断?


【 稲盛和夫:敬天愛人 】



 2023/2/20のNewsweek電子版に、『これだけは絶対にやってはいけない 稲盛和夫が断言した「成功しない人」に共通するたった1つのこと』が掲載されていた。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2023/02/1-254.php

 

 以下は一部抜粋。

 


「お天道様が喜ぶ判断をせよ」

稲盛さんから教わった、たった1つのこと。それは「絶対に損得勘定で判断するな」ということだ。

 

その答えが、「私はこの4文字で経営してきました」と稲盛さんをして言わしめた「敬天愛人」である。「天を敬い人を愛する」という稲盛さんが敬愛した西郷隆盛さんの言葉だ。「人には愛情を注ぐ。けれども判断をする時は、天がOKを出してくれる、天が喜んでくれる判断をせよ」という意味だ。

 


1.他人からの評価
まず、何かを決める時、人にどう評価されるかを気にして判断するのではなく、「もし天が見ているとしたら私にどうしてほしいだろう、私がどんな決断を下したら天は喜んでくれるだろう」という観点で考えることが習慣化された。


2.他人との比較における自己評価
稲盛さんは「才能を私物化するな」という言葉を使って、「我々一人一人にはなんらかの才能があり、それを世のために使え、私利私欲で出し惜しみするな」と解いている。


3.成功と失敗
天が考える成功は、なるべく多くの人に恩恵をもたらすことだ。目先の利益に心を奪われることなく、天が喜ぶ成功を意識すると、視座が高くなり、結果としてより良い判断ができる。

 


<感想>
 昨年ご逝去された稲盛和夫さんの「お天道様が喜ぶ判断」は、ビジネスのみならず、あらゆる分野で必要なマジックワードであるように思われる。

 

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武器使用基準緩和の政府判断?


【 武器使用基準の緩和 】

 


 2023/2/17、弁護士ドットコムニュースに、『日本に飛来した偵察気球、撃墜できる? 「予備自衛官」の弁護士が自衛隊法84条を解説』が掲載された。
https://www.bengo4.com/c_18/n_15666/

 

 以下は一部抜粋。

 


●自衛隊法84条は「有人の航空機」を想定したもの

——自衛隊法84条はどのような規定でしょうか

 

「防衛大臣は、外国の航空機が国際法規又は航空法その他の法令の規定に違反してわが国の領域の上空に侵入したときは、自衛隊の部隊に対し、これを着陸させ、又はわが国の領域の上空から退去させるため必要な措置を講じさせることができる」(84条)

 

84条は条文上「着陸させ」「退去させ」からもわかる通り、もともと「有人」の「航空機」を対象とし、地上に着陸させたり、退去させたりすることによって日本領空の秩序を回復させるための規定です。

 


●現行法による結論は「気球を撃墜できない」

——これらの議論を今回のケースの気球にあてはめるとどうなりますか

 

気球が領空侵犯を継続した場合には、武器の使用が認められますが、同条が想定しているのはあくまで強制着陸や領空外退去のための武器使用がメインです。しかも気球はデータや情報を収集しているだけであり、ただちに攻撃してくるわけではないことを前提とすると、正当防衛や緊急避難としてただちに撃墜することは難しいと思われます。

 

以上より、84条を素直に解釈すると、気球を撃墜することはできないということになってしまうので、ここは早急に法改正すべきではないかということになります。

 


——そのような中で、自民党の安全保障調査会などは16日、無断で領空に侵入した無人機を自衛隊が撃墜できるようにするため、政府が示した武器の使用基準を了承しました

 

本来的には従来の自衛隊法84条では想定していない事態なので、理想論を言えば、法改正で対応すべきですが、法改正には時間がかかるのも事実です。

 

今回の政府による武器使用基準の緩和は法改正している時間がない中では、苦肉の策としてやむを得ない対応だと思います。

 

自衛隊員はみなさんプロフェッショナルで日々訓練をして練度をあげています。いざというときに指揮官並びに現場の自衛隊員が速やかに所要の措置を取れるように領空侵犯に対処するための武器使用の要件を法律でわかりやすく規定すべきだと考えます。

 


ご参考)2023/2/16 日経電子版『気球の撃墜「空路の安全確保」目的で可能に 政府表明』

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA1675F0W3A210C2000000/

 


<感想>
 1)法改正には時間がかかる、2)事態発生時には早期対応が必要な状況下、武器使用基準緩和の政府判断はやむを得ない対応ではあるが、3)後日、武器使用の要件を法律で規定すべきとする、警察官僚出身で陸上自衛隊予備自衛官の資格も有する澤井弁護士の考えに賛成である。

 

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ユーミン絡みの週末?


【 村井邦彦:松任谷由実 】

 


 今月の日経新聞の「私の履歴書」は、作曲家の村井邦彦氏。(その3)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68553230X10C23A2BC8000/

 以下は、2月19日の一部抜粋。

 


「ひこうき雲」の制作に当たって、真っ先に決めたのは細野の起用だった。細野は松任谷正隆、鈴木茂、林立夫を連れて「スタジオA」に現れた。録音はヘッドアレンジで進められた。譜面は使わずに口頭で曲のイメージを伝えながら作り上げていく方法だ。

歌入れでは音程に厳しいアルファの名物ディレクター有賀恒夫のダメ出しが相次ぎユーミンは苦労した。制作が1年に及んだのは歌入れに時間を要したからだ。あまりの厳しさに、彼女が涙を流したこともある。松任谷がスタジオに一輪の花を贈って慰めた。

松任谷はユーミンを八王子まで車で送るようになった。その思い出を彼女が曲にしたのが「中央フリーウェイ」だ。やがて日本の音楽史に残る音楽家カップルが誕生した。


ユーミンとの出会いは71年1月、場所は千駄ケ谷の新しいビクタースタジオだった。加橋かつみが2作目のソロアルバムを録音していた。


僕はアルファの専属作家にならないかと誘った。彼女はまだ高校生で、良家の子女なのだろうと思わせる礼儀正しい人だった。謙虚で控えめだが自分の意見ははっきりと言う。これはなかなかの人物だと思った。


僕が一番好きな彼女の曲は「雨のステイション」。こぬか雨の降る駅で別れた恋人を思う歌だ。母の実家があった高井戸を思い出す。雑木林があり、小川が流れ、武蔵野らしい風景だった。ユーミンの感性は武蔵野の自然にはぐくまれたのではないかと思っている。

 


PS 松任谷由実のコンサートを見たのは、私が入学した1982年の一橋祭だった。

 

10月30日、11月1日 82年秋の学園祭
https://yuming.okitsune.com/bio/kouen_dtl_1977_85.html

 

【日程】
 10月30日 名古屋 金城学院大学
 11月01日 国立 一橋大学

 

【出演】 松任谷由実
 Drums: 重田真人 Bass: 石井治郎 Guitar: 市川祥治 Keyboards: 新川博、山崎孝
 Chorus: 松木美和子 平塚文子 Saxophone: 伊東たけし

 

【演奏曲】
 灼けたアイドル DANG DANG 海を見ていた午後 あの日にかえりたい 恋人がサンタクロース ロッヂで待つクリスマス よそゆき顔で 卒業写真 中央フリーウェイ 消息 ESPER 埠頭を渡る風 カンナ8号線 (EC) ひこうき雲 DESTINY

 


<感想>
 2月18日に1982年入学時のドイツ語H2プチクラス会を4人で開催した。
 18日は兼松講堂を思い出し、その前日はオールナイトニッポン、翌日は「私の履歴書」で、ユーミンに纏わる週末だった。

 

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首相側近から情報がダダ漏れ?


【 岸田首相:キーウ電撃訪問 】

 


 2023/2/16、NHK政治マガジンに、特集記事『「これは命に関わる話だ」岸田首相 キーウ電撃訪問は』が掲載された。
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/95741.html

 以下は、一部抜粋。

 


激怒した岸田

「なんで総理執務室で話した内容がすぐに外に漏れるんだ!」

2022年12月、官邸内で岸田は怒りをあらわにしていた。
岸田の「年末キーウ訪問」を具体的に検討する極秘打ち合わせの一部が、外部に漏れたのだ。

 


幻の6月電撃訪問

その半年以上前の2022年4月。
イギリス・ジョンソン首相(当時)がキーウを電撃訪問してゼレンスキー大統領と会談し、追加の軍事支援を約束。その行動力が世界から称賛された。


「『外交の岸田』をアピールし、日本として世界に連帯を表明するため、キーウを訪問できないか」

岸田は、夏の参議院選挙も意識しながら、そう思うようになっていった。秋が深まり、年明けからのG7議長就任が目の前に迫ってくるにつれ、岸田は焦りを感じるようになっていた。

 


迫るG7議長 焦る岸田

「ウクライナへの支援はG7議長国が引っ張っていかないといけない。各国は議長国の姿勢をよく見ている。後ろ向きだと見られるとG7全体の支援が弱くなってしまう」

このころ、岸田は周辺によくこう話していたという。


一方、ある政権幹部は「ただキーウに行ったというだけでは冷ややかに見られる。訪問が実現した時、ウクライナへのさらなる具体的な支援もセットで打ち出さなければならない」と語る。

 


ご参考1)岸田首相がキーウ訪問検討、ゼレンスキー氏と会談へ…戦況見極め最終判断
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230121-OYT1T50221/


ご参考2)「危機管理欠如」か「パフォーマンス」か 岸田首相 ウクライナ訪問報道 「ロシアは首脳2人狙えるチャンス。考えられない」「現実的にできるか疑問」
https://www.zakzak.co.jp/article/20230123-5E6BKTSHOJMI7G5C3TIVGYWF7Y/


ご参考3)特定秘密の保護に関する法律について
https://www.cas.go.jp/jp/tokuteihimitsu/index.html

 


<感想>
 普通の上場会社でも「情報漏洩」は、金商法のインサイダー取引規制等で、厳しい罰則が課せられ、その後の事業にも多大な影響が出る。
 「外交の岸田」の前に、側近からの「首相キーウ電撃訪問」の情報漏洩に対して、「特定秘密の保護に関する法律」等で厳しく罰則を課すべきであるように思われる。

 

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挙国一致の官民連携による成長?


【 GDP速報 】

 


 2023/2/15、日経電子版に、「コロナ禍からの回復鈍く、20~22年平均マイナス0.4%成長」が掲載された。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA143LC0U3A210C2000000/

 

 以下は、一部抜粋。

 


1.年ベース
(1) 2022年
・実質GDP実額(15年基準):546.0兆円(コロナ前の19年の552.5兆円に届かなかった)

 

・実質経済成長率:1.1%(21年の2.1%から減速)

 

(2) 20〜22年
・平均成長率:マイナス0.4%(コロナ禍の落ち込みを取り戻せていない)

 

⇒ 同時期にプラスとなった米欧(米国:1.7%、ユーロ圏:0.8%)はコロナ前の成長軌道に戻る動きとは対照的で、成長力の弱さが浮き彫り

 

⇒ 日本は構造的な成長の弱さも経済回復の遅れにつながっている(オランダ経済政策分析局:世界の製造業生産は22年11月時点で19年平均を5%上回るが、日本はいまだに6%減にとどまる)

 


2.四半期ベース(22年10〜12月期)
(1) 国内総生産(GDP)速報値:前期比年率0.6%増(1.0%減だった7〜9月期の落ち込みを取り戻せず)

 

個人消費:サービスを中心に伸びた
設備投資:前期比0.5%減と落ち込んだ

「世界的に製造業が低迷する中、設備投資が上向きの動きを維持できていない」

 

(2) 雇用者報酬
・名目:前年同期比2.9%増(物価の影響を除いた実質では1.4%減と5四半期連続で落ち込む)

 

⇒ 物価と賃金:海外のように物価と賃金がともに上がる状況になっていない

 


3.その他
(1) 個人消費
・コロナ下で支出を抑えた反動の「リベンジ消費」の勢いも米欧に比べて見えにくい

 

・内閣府:コロナ禍で蓄積した貯金である超過貯蓄を22年半ば時点で64兆円と推計

 

⇒ 取り崩して消費に向かう動きは乏しい

 

(2) 経済全般
・米欧経済:インフレ抑制のため利上げに踏み切り、急激な景気後退は足元で回避しつつあるが、23年前半から半ばにかけて景気は減速する見込み

 

・日本:外需の後押しも乏しくなる中、当面は春闘での賃上げや消費の回復がどこまで内需の拡大につながるかが焦点

 


ご参考)ポイント解説
https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/files/2022/qe224/pdf/qepoint2241.pdf

 


<感想>
 ブロック経済圏が復活しつつある今日、日本もかつての高度経済成長時の挙国一致の官民連携が必要であるように思われる。

 

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原点はキャンティ?


【 村井邦彦:キャンティ】

 


 今月の日経新聞の「私の履歴書」は、作曲家の村井邦彦氏。(その2)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68291160Y3A200C2BC8000/

 以下は、2月9日の一部抜粋。

 


キャンティは川添浩史さんと梶子(かじこ)さん夫妻が1960年に創業した。維新の志士、後藤象二郎の孫にあたる川添さんは30年代にパリへ渡り、映画の輸出入など国際文化交流の仕事に携わった。戦後は高松宮さまの国際関係特別秘書官を務め、絹や日本舞踊、文楽などを海外に紹介する。

 

夫妻は自分たちと仲の良い芸術家の「たまり場」として店を構想した。川端康成、三島由紀夫、シャーリー・マクレーン、イブ・サン・ローラン、カトリーヌ・ドヌーブ。国内外の友人が連日訪れた。

 

「キャンティは子どもの心を持つ大人たちと大人の心を持つ子どもたちのためにつくった場所」と川添さんは語っていた。長男の「象(しょう)ちゃん」こと川添象郎(しょうろう)、次男の「光(みっ)ちゃん」こと光郎(みつろう)、音楽家のかまやつひろし、ミッキー・カーチス、レーサーの福沢幸雄(さちお)、それに僕のような若者を大人たちと同席させた。

 

川添さんと象ちゃんは69年に反戦ミュージカル「ヘアー」を制作する。出演者やその仲間たちの輪に細野晴臣やユーミンらもいて、キャンティに現れるようになった。
僕が後に設立するアルファレコードの原点は疑いなくキャンティにある。川添夫妻と出会わなければ世界を目指そうとも思わなかったはずだ。

 


<感想>
 後藤象二郎の孫にあたる川添浩史さん夫妻が、自分たちと仲の良い芸術家の「たまり場」として構想したキャンティ。
 子どもの心を持つ文豪(川端康成、三島由紀夫他)や、大人の心を持つ音楽家(ユーミン他)のための場所を提供した川添さんの考えに頭が下がる。

 

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デジタル商社を目指したTOB?


【 兼松エレクトロニクス:支配株主の兼松によるTOB 】

 


 2023/1/27、兼松エレクトロニクスが、「支配株主である兼松株式会社による当社株式に対する 公開買付けに関する賛同の意見表明及び応募推奨のお知らせ」が、発表された。
https://www.kel.co.jp/files/230127pressrelease.pdf

 以下は一部抜粋。

 


公開買付者は、本取引を通じて当社株式の全てを取得し、当社を公開買付者の完全子会社とした後、より強固な資本関係のもとで、当社のデジタル人材との協創による グループ一体経営を実現し、シナジーの追求を目指したいと考えているとのことです。具 体的には、当社が上場会社である場合には実現することが困難であった、以下の施策を一 層進展していきたいと考えているとのことです。

 

(ア) 将来的な「デジタル商社」の実現に向けた新中期経営計画の策定

 

(イ) ICT事業の中核会社である当社への経営資源の最適配分/短期的な利益に囚われない中長期的な投資・事業改革の推進

 

(ウ) アプリケーション領域の補完及びIT人材確保のためのM&Aの実施

 

(エ) 公開買付者グループ全体の「デジタル技術による事業構造改革」

 


<感想>
 何年も前に、TOBされる可能性ありとの思惑で投資した銘柄。
 デジタル部門を強化したい商社にとって、意味のあるTOBであるものと思われる。

 

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米国の対中方針に基づく日本の役割?I’m


【 バイデン大統領:一般教書演説 】

 


 2023/2/9、日経電子版に、バイデン米大統領の7日夜(日本時間8日午前)、連邦議会の上下両院合同会議で施政方針を示す一般教書演説が掲載された。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB0864W0Y3A200C2000000/

 

 以下は、「対中国で結束」部分の一部抜粋。

 


■対中国で結束

米国の技術革新や将来を左右する、中国政府が支配しようとしている産業に投資する。同盟国に投資し、先端技術が我々に敵対する目的で使われないよう協力する。

 

安定を維持し攻撃を抑止するために米軍を近代化する。今日、我々は中国や世界のどの国と競争するためにも、ここ数十年で最も強い立場にある。米国の国益を前進させ、世界の利益となり得る分野においては中国との協力に努める。

 

しかし間違えないでほしい。先週明かにしたとおり、中国が我々の主権を脅かせば我々は米国を守るために行動する。明確にしておこう。中国との競争に勝つ目的のもとに我々は結束すべきだ。我々は世界中で深刻な課題に直面している。

 

過去2年間、民主主義国家は強くなった。専制国家は弱体化した。米国は気候変動や世界の保健医療、食料不足、テロや領土侵略に至る課題に取り組むため、再び世界を結集させている。同盟国は活動を強化している。

 

太平洋と大西洋のパートナーとの間に橋が築かれている。米国が負ける方に賭けた者たちは、いかに自分たちが間違っているかを思い知った。

 

私が就任した時、ほとんど誰もが超党派は不可能だと思い込んでいた。しかし私は決してそう信じなかった。だから1年前、私は米国のための「結束のアジェンダ」を提示した。我々は真の前進を成し遂げてきた。

 

ソーシャルメディア企業が利益のために子どもたちに行っている実験について責任を取らせなくてはならない。ビッグテックがネット上で子供の個人情報を集めることを阻止し、子供へのターゲット広告を禁止し、我々全ての個人情報収集により厳しい制限を加える超党派の法案を通すときが来ている。

 


<感想>
 「中国との競争に勝つ目的のもとに我々は結束すべき」と言うバイデン大統領。
 太平洋のパートナーとしての日本の役割は益々重要になるものと思われる。

 

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一生を決める若い頃の体験?


【 村井邦彦:若い頃の体験 】

 


 今月の日経新聞の「私の履歴書」は、作曲家の村井邦彦氏。以下は、2月4日の一部抜粋。

 


磯部君は恐ろしく早熟な子どもで、中学に上がったばかりの僕にカミュの「異邦人」や「シーシュポスの神話」を薦めた。カミュは面白かったが、サルトルの「嘔吐(おうと)」は僕には難解だった。

 

磯部君の家にはグランドピアノがあり、次兄の克さんがジャズを弾いていた。磯部君はデイブ・ブルーベックやMJQなど、モダンジャズのレコードを聴かせてくれた。

 

2人でジャズ誌「スイングジャーナル」を定期購読し、レコード評を隅から隅まで読んで、次の小遣いでどれを買うか話し合った。

 

日比谷の映画館で一緒にヌーベルバーグの映画を見るのも楽しみだった。ゴダールやトリュフォーなど、当時のフランス映画はすべて見た。

 

ルイ・マル監督の「死刑台のエレベーター」はマイルス・デイヴィス、ロジェ・ヴァディム監督の「大運河」はMJQ……。ヌーベルバーグの映画には盛んにモダンジャズが使われていた。 

 

若いころの体験は人の一生を決めてしまう。僕はその後いろんな音楽を聴いてきたが、自分の判断基準はすべて当時の体験に基づいていると言っていい。実存主義文学とヌーベルバーグ映画とモダンジャズが一体となって僕らの体に染み込んできたのだ。

 

銀座のヤマハでレコードや楽譜を買う習慣ができたこと、渋谷の恋文横丁にあったジャズ喫茶「デュエット」で大学生に交じって長時間レコードを聴いたこと……。磯部君との交流がなければ、僕の音楽人生もなかっただろう。

 


<感想>
 村井氏のように格好の良い話では無論ないが、私自身も小中高校時代を過ごした山梨県大月市での体験が今の自分を決めてしまったように思われる。

 

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コーポレート・ガバナンスを巡る争い?


【 フジテック:臨時株主総会 】

 


 2023/2/24に、フジテックの臨時株主総会が開催される。以下は双方のプレスリリースより一部抜粋。

 


1.オアシス側の主な主張
https://www.businesswire.com/news/home/20221130006027/ja/

 

本年6月のフジテック定時株主総会に関して会社によって取られた一連の行動は、株主が議決権を行使して取締役にその責を問うという根本的な株主の権利を奪ってフジテックは株主を黙らせたというほかなく、同社のガバナンスが深刻な状況にあることを示しています。

 

フジテックの株主である大手機関投資家の少なくとも40社がオアシスの展開した「フジテックを守る」キャンペーンに賛同し、内山高一氏がフジテックを率いたその先には、未来はないことを表明しています。

 

にもかかわらず、社外取締役は内山高一氏の支配を維持しようとしており、その結果、社外取締役の行動は株主の期待に全く沿ってはいません。

 

オアシスは、株主の皆様方が現在の社外取締役を全て解任し、フジテックから独立した、経験豊富な、多様性に富む新たな社外取締役を選任することを求めます。この新たな取締役会により、ガバナンス改革を通じてフジテックが内山家の支配から解放され、すべての利害関係者のために価値が創出できるようになることを希求します。

 


2.フジテックの主な主張
https://www.fujitec.co.jp/common/fjhp/doc/top/document/irnews/8502/%E8%87%A8%E6%99%82%E6%A0%AA%E4%B8%BB%E7%B7%8F%E4%BC%9A%E6%8B%9B%E9%9B%86%E3%81%94%E9%80%9A%E7%9F%A5.pdf

 

株主提案は、以下のとおり修正が繰り返され、社外取締役候補者が短期間に2名も辞退するという異例の事態となっております。
なお、2名の候補者の辞退の理由については株主提案様より、一切、具体的な説明はなされておりません。


このように株主提案の内容は極めて杜撰であり、また社外取締役2名の辞退の理由について一切説明がなされていないことに鑑みれば、株主提案が真摯に当社の企業価値向上を目的として検討されたものとは到底思えません。


別紙略歴の注2において、「責任限定契約を締結する予定であります。」としておりますが、当社は責任限定契約に関する定めを置いておらず、この点に関する定款変更については本臨時株主総会の目的事項とされていないため、同氏らが当社社外取締役に就任した場合であっても、同氏らとの間で責任限定契約は締結できません。

 


【株主提案に係る候補者である浅見明彦氏について】

 

 浅見氏は、浅見氏が以前勤めていたバークレイズ証券株式会社に対し、解雇無効および未払い賃金、割増退職金の支払い等を求める訴訟を提訴しており、当該訴訟によると、バークレイズ証券は、浅見氏について、高額な報酬(平成23年度の報酬は、賞与も含めると2億円を超える額)を付与されていたにもかかわらず、期待された成果を上げられず、降格させた後も、所定労働時間を下回っていたこと、勤務中に空手道場に行くこと、顧客との面談予定もほとんどなく新規顧客を獲得していないこと、社内外の態度が悪いことなど、勤務態度や営業活動が芳しくない等を理由に、浅見氏の解雇は有効である旨主張していました。当該訴訟は和解により終了しておりますが、少なくともバークレイズ証券の主張によれば、浅見氏に対する評価は極めて悪かったことになります。

 

 また、裁判記録によると、浅見氏は別事件として自らが投資したベンチャー企業に対して、当該投資に係る調達資金は、当該ベンチャー企業による詐欺行為に当たるとして、損害賠償請求を求める訴訟を提起しております。浅見氏は、東京大学
財務経営本部への所属とともに、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)というベンチャー投資等を行なっている官民ファンドにおいてパートナーになっているにも関わらず自らの投資先について詐欺行為で提訴していることからすると、投資スキルや投資判断能力を有しているかについて疑義が生じ得るものと考えます。その他、浅見氏が代表取締役を務める株式会社美人製造研究所を当事者とする複数の訴訟が確認されております。


 当社は、浅見氏が社外取締役として当社に貢献することができるとはいえないと判断し、同氏の社外取締役就任に反対いたします。

 


<感想>
 コーポレート・ガバナンスを巡る、オアシス vs フジテックの争いだか、会社側の指摘通り、オアシス側の詰めの甘さが目立つ。
 2月24日の臨総の結果を確認したい。

 

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株主総会で社長兼CEOに復帰?


【 LIXIL:瀬戸社長の社長兼CEOに復帰 】

 


 先日、『決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月』(秋場 大輔著、文藝春秋)を読んだ。

 以下は、日経ビジネス電子版の「LIXILお家騒動の教訓 ガバナンスを軸に社長を鍛える仕組みを」からの一部抜粋。
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00528/011200006/

 


 2018年10月、瀬戸欣哉社長兼CEO(最高経営責任者)の退任が突如発表され、創業家出身の潮田洋一郎取締役(当時)との「お家騒動」に発展したLIXILグループ(現LIXIL)。瀬戸氏は8カ月後の株主総会で潮田氏側に勝利。社長兼CEOに復帰した。だが、騒動によって同社はガバナンスの不備が問題視されることになった。企業イメージが低下したのは否定できない。


 瀬戸氏が復帰した19年6月、同社のガバナンス面の仕組みづくりを託されて、社外取締役と指名委員会委員長に就任したのが、外資系コンサルティング会社などで経営経験が豊富な西浦裕二氏だった。

 西浦氏は、まず「権力者のお手盛りではないか」との批判が出た指名委員会の見直しに着手した。執行役人事について、取締役会は指名委員会に「原則として付議」としか記載していなかった規定を「(必ず)指名委員会へ諮問」と改めた。

 


曖昧な表現の規定はすべて見直し

「執行役・CEOの解任・解職時は(必ず)指名委員会による面談を行う」とも規定に明記した。


 西浦氏らはまた、「CEO後継者計画」の策定にも取り組んだ。まず、戦略の構想力やコミュニケーション力、価値観や人柄、倫理観など10項目からなる「あるべきCEO像」を明確化。その上で、CEO後継者は原則として「社内の後継候補者リスト」から選定すると定め、経営幹部全体の育成にもひも付けた。「CEOにとどまらず、経営陣全体の質を高める仕組みをつくることが何よりも重要だ」と西浦氏は力を込める。

 生まれ持って万能な経営者はいない。予測困難なVUCA(ブーカ=変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)の時代。コーポレートガバナンス(企業統治)を軸に、多種多様な力を持ち寄るなどして社長を鍛える仕組みを整えることが重要だ。多様な考えに接することが社長の視野を広げ、“器”を大きくするからだ。

 


1)『決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月』
https://bunshun.jp/articles/-/54681?page=1

「瀬戸さん、急な話だけれど指名委員会の総意で、あなたには辞めてもらうことになりました。交代の発表は4日後の10月31日です。後は私と(社外取締役の)山梨(広一)さんがやりますから」

〈辞めろ? 指名委員会の総意? 交代発表は4日後? どういうことだ?〉

「本当に指名委員会の総意なんですか」

 潮田は何度も「指名委員会で機関決定したのだから仕方がないでしょう」としか言わず、電話を切った。


瀬戸が潮田からの突然の電話で辞任を迫られた2018年10月時点の取締役の構成をみると分かりやすい。総勢12人のうちトステム出身者は潮田を含めて4人、対するINAX出身者は創業家出身の伊奈啓一郎と、INAX最後の社長だった川本隆一の2人しかいない。

 残る6人のうち1人は瀬戸。あとの5人はコンサルタント会社マッキンゼー・アンドカンパニー出身の山梨広一、元警察庁長官の吉村博人、作家の幸田真音、英国経営者協会元会長のバーバラ・ジャッジ、公認会計士の川口勉。いずれも潮田の要請を受けて社外取締役に就いた人たちだ。


2)現在の取締役・執行役
https://www.lixil.com/jp/about/board/

 


<感想>
 コーポレートガバナンス的に問題のあったLIXILの瀬戸CEOの解任に対して、会社側に戦いを挑んだ瀬戸氏が株主総会で勝利し、社長兼CEOに復活した背景にあったのは、瀬戸氏の行動規範の拠りどころの『Do The Right Thing』であったに違いない。

 

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今村均大将の戦争総括?

 

【 今村均大将:愛国心について 】

 


 先日、「今村均 遺稿 随筆 愛国心について」を読んでみた。

 以下は、一部抜粋(その3)。

 


なぜ戦争に敗れたのか

 敗戦の原因は数多くあげられよう。が、軍に関するもので特に反省を要する顕著なものは、次の四つである。

 その一は、軍中央部と各方面最高指揮官の不適正な信念と指導の間違いとである。

 高級者や中央部の幕僚などは、自分は大きな力を持っている者のようなうぬぼれ気分にとらえられ、政界腐敗の刺激なども作用し、邪心によったものではなかったが、いわゆる「乃公出でずんば祖国を如何せん。」という気位を持ちはじめ、満州事変以後は、軍人に示された勅諭の御訓えにそむき、政治的関心を深め、遂には組閣のことにまで容喙し、大東亜戦は英・米の大圧力によって起こった戦争ではあったが、緒戦の成果に酔ってしまい、国力の算定を入念にしないで、「それ行け、それ行け」とばかりに作戦可能の限度を越え、出征軍に対する補給不可能な広遠の地域に軍隊を分散してしまうような戦争指導をやり、陛下の赤子、父老の愛子を戦闘によってではなく、大部を栄養失調で動けないように、または餓死せしめることにしたり、輸送船もろともに海底に沈むものを多からしめてしまった。

 

 その二は、陸海中央部の不一致のことだった。

 

 その三は、高級軍人や中央幕僚中に、日本民族と日本軍の伝統であり、また実にこれが、戦勝獲得上、欠いてはならない要素の一つでもある無辜の民や降伏して来た敵をいつくしむことをもって戦勝を遅からしめるものだという、大まちがいの考えを抱く者をだし、それに中央部や私のような戦場の最高指揮官は、ただ一番乗りの先陣を競わしめるような指導をやったため、民衆をいたわるひまなどはないようにし、遂に全中国人を憤慨させ、収拾のつかない長期戦たらしめ、大東亜戦争にまで拡大してしまう原因を作ってしまった。
 
 その四は、我が外務省と軍部の暗号が、つつぬけに米国に解読されていたことだ。

 


参考)2020/5/8 ドイツ連邦共和国大使館・総領事館
「シュタインマイヤー大統領スピーチ:ナチスからの解放と欧州における第二次世界大戦終戦75周年」
https://japan.diplo.de/ja-ja/themen/willkommen/-/2339710

 


<感想>
 上記は今村均大将なりの戦争の総括であろう。
 そろそろ、日本国としての「大東亜戦争の総括」が必要であるように思われる。

 

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