「50代にしておきたい17のこと」
「50代にしておきたい17のこと」(本田健著、大和書房)より
はじめに 50代という「希望」
人生80年の時代――50代という年代に差しかかったいま、あなたは自分の人生に対して、どのように感じているのでしょうか?
あなたの未来は、あなたが選択することができます。その可能性を、この本で感じていただけたらと思います。
1 残りの人生でやりたいことを決める
2 不義理をする
3 消去法で決める
4 昔の友人に連絡をとる
5 故郷を訪ねる
6 愛を育む
7 家族との軋轢を解消する
8 ロマンスを取り戻す
自分が魅力的でありたいと思う気持ちは、いくつになっても、あなたを人間的に成長させ、人生を輝かせてくれるのです。
60代になったときに、イキイキとした自分でいるのか、それとも枯れた老人のようになってしまうのか。そのカギを握るのは、50代のいまのうちに、何かに心奪われる体験をしておくということなのです。
9 お金の計算をしておく
10 趣味をライフワークに進化させる
11 健康と向き合う
12 時間=命と考える
13 自分は何をのこせるか考える
14 羽目をはずしてみる
15 20代の友人をもつ
16 本音で生きる
17 とことん楽しむ
あなたが、最期を迎えるとき、「最高の人生だった」と心から言えますように。
おわりに 50代から最高の人生を生きるには?
50代は、人生でもっとも充実した年代です。いままでやってきたことをさらに進化させて、そして多くの人たちに喜ばれながら、家族とつながり、友人を大事にし、最高の思い出をつくる時間でもあります。
この10年を上手に乗りきるには、感情とうまくつき合うことです。
ネガティブなこともポジティブなことも、すべて人生だと思って、それらをしっかりと受け取って前に進むのか、あるいはネガティブなことはできるだけ見ないようにするのかでは、その後の人生はぜんぜん違ってきます。
そういうときに、「どんなときも、とことん楽しむ」というメンタリティでいくと、うまくいくと思います。
悲しいことやつらいことも、それも含めて人生なのだから、ドーンと受けとめていこうというふうに心がけてみてください。
>>最期を迎えるとき、「最高の人生だった」と心から言えるよう、どんなときも、とことん楽しんで行きたい