「雨後の筍」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 雨後の筍とは

2024-11-09

質問 斎藤元彦

辞職、出直し選挙斎藤元彦

恐らく当選する、街頭演説を見に行ったけど聴衆の熱気がエグい。

かつマスコミ必死で叩いているが叩けば叩くほど票が伸びる無敵の追い風

一方で稲村の聴衆に熱気は無い。

組織票をどこまで伸ばせるかだが、今回は造反する組織員も多いだろう。

 

ほぼ斎藤当確状態なんだが、まぁそれはい

 

わからんのは議会どうすんの?

 

筋論で言えば議会斎藤を不信任した、戻ってきた、状況は変わってない

ならば議会は再度不信任を出して、次は斎藤議会解散を選ぶ

 

これが正統であろうと思うのだが

 

全会一致で追い出した知事が戻るんだよ?

かつ、そもそも不信任決議大義が無かった、議会が設置した百条委員会結論を出さずに不信任しちゃったかロジック的に不信任の理由曖昧、てか無い。

あえて言うならば「住民の声」なわけだが、斎藤当選しちゃったらこれが間違いだったって話になる。

 

この状態で不信任した知事が戻るわけ。

県民の総意を得たのだから許す、で済むのか。

 

おかしくね?

県議会意思決定が間違ってたって立証にもなってんだから今度は議員全員が辞職すべきじゃね?

だって全会一致の不信任だぜ。

 

議会議会で次の議会選挙有権者の信を問う、で逃げるの?

無責任すぎね?

 

わからんのはこの場合理屈の上では知事議会ねじ状態になる

議会全員が知事拒否しているわけで、それで県政が前に進むのか。

もちろんこのねじ状態はどの自治体にもある。

維新で言えば橋下も最初組織を持たず孤高の知事議会とは対立状態だった。

それでも自治は進行はするが。

さすがに全会一致の不信任を出した議会と相対するのは理論上無理でしょ。

 

で、議員選挙をするにしても、現職議員は全員が不信任案に賛成しており

まり県政の闇勢力の一人でもあるわけで、対立候補はそれを訴求するだろう

ほとんどの議員組織票を持っているので大半は当選するだろうが苦しい戦いになる。

当然それ狙いの立候補者雨後の筍だろう。

すぐに選挙やるなら斎藤熱気に乗っかれる。

それを先延ばしするためにも議員選挙やらんだろうが。

ええの?それでええの?

 

議会は自ら解散する覚悟はあるのか?(法的には可能

不信任を議決した責任を取れよって話じゃん

2024-11-06

マジキチとの戦いにはこちらもマジキチにならねばならぬ

「争いは同レベル同士でしか発生しない」

荒らしに構うのも荒らし

「同じ土俵

「同じ穴の狢」

「人を呪わば穴二つ」

深淵を覗くとき深淵もまたお前を覗く」

こんな感じに言われてるが、まさにそのとおり

Xで見つけた人に噛み付く荒らしとかクソリプ魔、暴言引用野郎を片っ端からスパム報告してブロックしても

それを上回る速度でそれらは湧き出て来る

雨後の筍なんてものじゃない、追いつかない

からこっちも正気じゃなくなってくるんだよ、キチガイを捕捉してスパブロキチガイを捕捉してスパブロ犯罪性や暴力性があれば然るべき場所への通報も追加

それを繰り返しているうちに、俺は潔癖になった

義憤ではなく相手への敵意に変じた、そいつらが暴言を吐くことを許せないという気持ちが抑えきれなくなった

もはや、俺も「迷惑自分ルールを振りかざす自治厨」なんだ

マジキチと戦うためにマジキチに染まった、おぞましいバケモノが俺なんだよ

嫌になる

2024-10-28

週刊少年マガジン史上最も重要マンガ20

anond:20241012181121

マガジン20選を決める際、一人一作しばりを外した。ちばてつや梶原一騎(高森朝雄)はどうしても二作選ばなければならなかった。週刊少年マガジンちばてつやに育てられ梶原一騎に鍛えられた。特にちばてつやがいなければ今日マガジンはない。

『ちかい魔球』1961-1963『ハチのす大将』1963『紫電改タカ』1963-1965『ハリスの旋風』1965-1967『あしたのジョー』1968-1973『おれは鉄兵』1973-1980『あした天気になあれ』1981-1991『少年よラケットを抱け』1992-1994

と三十年以上に渡りマガジンを牽引してきた生き神様のような存在だ。新人発掘のちばてつや選考委員として世に送り出した漫画家たちも数多い。Wikipediaを見るとあの人もこの人もちばてつや出身だったのかと驚く。漫画家初の文化勲章受章者になったのも当然すぎるほど当然の偉人

梶原一騎は他誌でも書いているがマガジンでのヒット作が多い。『空手バカ一代』も『愛と誠』もマガジン連載作。

1 ちばてつやハリスの旋風』1965-1967

部活漫画開祖。ガキ大将剣道ボクシングサッカー等様々なスポーツに挑戦する。後世への影響力は『あしたのジョー』以上ではないだろうか。アニメ化の際はガキ大将大山のぶ代メガネくん小原乃梨子という配役だった。後のドラえもんコンビの原点という意味でも重要だ。

 

2 水木しげるゲゲゲの鬼太郎』1965-1969

墓場鬼太郎から改題。マガジン発ではないがマガジン連載で有名になり今もアニメリメイクされる国民キャラクターになった。

 

3 梶原一騎川崎のぼる巨人の星』1966-1971

後世への影響力は間違いなくマガジンNo.1。苦悩する主人公、激しい特訓、写実的な絵でスポ根というジャンル確立した。漫画界に地殻変動を起こした。その分パロディ対象にされることも多い。夏目房之介『消えた魔球 熱血スポーツ漫画はいかにして燃えつきたか』と斎藤貴男『夕やけを見ていた男 評伝梶原一騎』を読むと理解が深まる。

 

4 高森朝雄ちばてつやあしたのジョー』1968-1973

奇跡の名作。二つの異なる才能がぶつかり合い、週刊連載による偶然が積み重なり、梶原一騎世界ともちばてつや世界とも違う唯一無二の作品が完成した。日本漫画史はここで一つの頂点に達する。

 

5 永井豪デビルマン』1972-1973

日本最高の漫画を選ぶなら『あしたのジョー』と『デビルマン』は有力候補になるだろう。この二作が同時に載っていた当時のマガジンの恐ろしさ。永井豪は週刊少年漫画誌5誌全てに連載を持っていた。

 

6 矢口高雄釣りキチ三平』1973-1983

アウトドア漫画の魁。前代未聞の高度な画力釣り啓蒙した。梶原一騎時代の影響で暗くなっていたマガジンから明るさを取り戻す好機にもなった。当時10年間連載というのは非常に稀なことだった。

 

7 柳沢きみお翔んだカップル』1978-1983

少年誌ラブコメの基礎を築いたというだけでも偉大だが、その後深刻なメロドラマへと変貌する。今の瀬尾公治流石景はこの流れの中にある。柳沢きみお過小評価されている。永井豪同様5誌全てに連載を持っていた。

 

8 小林まこと『1・2の三四郎』1978-1983

熱血の時代から熱血を笑う時代へのパラダイムシフト象徴する一作。小林まこと島本和彦は熱血する自分を高らかに笑いながらまた熱血し続ける。三四郎は『ハリスの旋風』のようにスポーツ転々とする。『青春少年マガジン 1978〜1983』を読むと壮絶な舞台裏垣間見える。

 

9 蛭田達也コータローまかりとおる!シリーズ 1982-2002

かつてマガジン最長連載を誇っていた。超巨大学園の抗争から異種格闘技になったかと思えば突然ロックバンドをやり出して最終章ではどシリアスな展開に突入し「新」では柔道漫画に様変わり…と融通無碍作風マガジンカラーのものだ。「L」連載中マガジンSPECIALに移籍2004年に中断。

 

10 しげの秀一バリバリ伝説』1983-1991

峠の走り屋だった高校生世界的レーサーへと成長するまでの物語楠みちはるあいつとララバイ』と共に80年代バイクブームを盛り上げた。『バリバリ伝説』をバイブルと呼ぶバイク乗りは多い。後の『頭文字D』の布石にもなった。

 

11 森川ジョージはじめの一歩』1989-

森川ジョージちばてつやの正統的後継者だ。『ハリスの旋風』を読んで漫画家を志し、ちば先生が描いているからという理由マガジンに持ち込みデビューちばてつや世界平成風にアップデートした『はじめの一歩』は途轍もなく面白い漫画だった。そんな時代があった。

 

12 石垣ゆうきMMR マガジンミステリー調査班』1990-1999

世間への悪影響ではトップクラス。今でこそ「な、なんだってー!」をネタにしていられるが当時1999年人類滅亡に本気で怯えた子供は多い。70年代五島勉記憶が薄らいだ頃に再びノストラダムス予言の恐怖を植え付けた。山本弘トンデモノストラダムス本の世界』『トンデモ予言の後始末』は解毒剤として有効後者でのMMR批判は傑作。

 

13 佐木飛朗斗所十三疾風伝説 特攻の拓』1991-1997

ヤンキー漫画集大成。同時期の『湘南純愛組!』『カメレオン』等と共にマガジン治安の悪さに貢献した。これ以上不良を熱く描くのはもう不可能かもしれない。

 

14 天樹征丸金成陽三郎さとうふみや金田一少年の事件簿シリーズ 1992-2001,2004-2017

1億部を超えるマガジン最大のヒット作。推理漫画というマイナージャンルを一気に隆盛へと押し上げた。雨後の筍のように模倣作が乱立しその中から名探偵コナン』というもう一つの巨星が生まれた。影響力では『巨人の星』に次ぐNo.2だろう。福井健太本格ミステリ漫画ゼミ』は推理漫画歴史概観した労作。これを読むと『金田一少年の事件簿』以前以後で全く景色が違うのがわかる。

15 藤沢とおるGTO』1997-2002

湘南純愛組!』の主人公の一人だったヤンキー教師になって大暴れ。マガジンジャンプを破り日本一の発行部数に君臨する立役者にもなった。TVドラマも大ヒット。反町隆史松嶋菜々子ビッグカップル誕生きっかけになったという意味でも影響力は大きい。

 

16 赤松健ラブひな』1998-2001

萌えマガジンに定着させた。雑誌カラーを変えたという点でかなり重要。これ以後の『スクールランブル』等の恋愛漫画もつながる。一方でヤンキー漫画は減っていった。

 

17 寺嶋裕二ダイヤのAシリーズ 2006-2022

正確なスポーツ描写時代象徴する一作。同時期の『あひるの空』はスポーツ弱小校を描くことによって、『ベイビーステップ』は現実的トレーニング理論を取り入れることによってリアリティを追求した。梶原一騎根性主義は完全に過去のものになった。

  

18 鈴木央七つの大罪2012-2020

70年代しかあり得なかったはずの週刊少年漫画誌全誌連載が10年代に甦った。『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』『FAIRY TAIL』『魔法先生ネギま!』等のファンタジー漫画隆盛の象徴としても挙げておきたい。

 

19 大今良時聲の形2013-2014

障害いじめという深刻な問題を描き大反響を呼び様々な議論を巻き起こした。マガジン塀内夏子以来女性漫画家が多い。(最初里中満智子だが流れを作ったのは塀内夏子)『シュート!』の大島司、『Harlem Beat』の西山優里子、『ゴッドハンド輝』の山本航暉、『トッキュー!!』の久保ミツロウ、『ベイビーステップ』の勝木光、『ヤンキー君とメガネちゃん』の吉河美希、『ドメスティックな彼女』の流石景等。

 

20 和久井健東京リベンジャーズ』2017-2022

今、不良は現実でも漫画でも下火になっている。その状況で不良漫画を描くにはどうしたらいいかタイムリープで不良が盛んな時代に行けばいい!という発想の転換で大ヒットになった。時代の移り変わりを象徴する一作。

 

天才バカボン』も『男おいどん』も『野球狂の詩』も『三つ目がとおる』も『ミスター味っ子』も『シュート!』も『BOYS BE…』も『サイコメトラーEIJI』も『エア・ギア』も『FAIRY TAIL』も『五等分の花嫁』も『ブルーロック』も選外になってしまったが、マガジン歴史の流れを重視して選んだ。

 

 

 

追記・返信

今回の20選は「後世への影響力」「時代象徴」という観点から選びました。

>”柳沢きみお過小評価されている。” 同意なのですが、すっきり終わるのがないからでしょうか。

今の流行と合わないというのもありますが、本人が自分ブランド化に失敗してる感じもします。

 

ミスター味っ子グルメ漫画演出にだいぶ影響を与えたのではないだろうか。むしろアニメ版が大きいのか?

そうですね、『ミスター味っ子』の影響力はアニメ今川演出によるところが多く、原作は割と普通なので。

 

巨人の星あしたのジョーの連載時期が重なっていることを再認識して呆気にとられる

本当に恐ろしい。よほどマガジンの風が合ったのか。

 

>90〜ゼロ年代の読者には「週刊少年キバヤシ」みたいな印象があるが、こうして列挙されるとそこまででもない、のかな。いや

週刊キバヤシあながち間違いではないと思います

 

バリ伝が入ってるのは嬉しい。イニDキャラクターに感じられなかった生気のようなものがまだあった。

バリバリ伝説』は絶対入れようと思ってました。『頭文字D』よりこっちですね。

 

七つの大罪ってそんなか?とか所々疑問はある。

うーん確かに。『FAIRY TAIL』の方がよかったかもしれません。

 

>「コータローまかりとおる!」途中で訳が分からなくなって、読むのを止めた。それまでは楽しみに読んでたよ。私は20選に選ばない

まあ名作というわけではないけど、あのなんでもありな感じが実にマガジンらしいと思います

 

味っ子IN大罪OUTだな、スーパードクターK面白いけどブラックジャック北斗の拳悪魔合体だし

うーんやっぱり『七つの大罪』は外そうかな。Kを入れなかったのはまさにその理由です。

 

つのだじろう「うしろ百太郎」は外せないのではないか。当時恐怖オカルトマンガブーム立役者の一つだったよ。

そう『うしろ百太郎』も重要……。重要作品が多すぎる。

 

> 私は良き読者でないのでどれを落とせとは言えないのだけど『天才バカボン』を外すのは納得できん。友人は「当時のマガジンガロなんかよりよっぽど前衛的だった」と言っていた。ていうか全般赤塚評価低すぎん?

天才バカボン』も本当は入れなきゃいけないんですが……。かなり悩みました。赤塚作品サンデー10選にもりぼん10選にも入ってるので全般的に評価が低い訳ではないと思います

 

>「ミスター味っ子」は良くも悪くも王道少年グルメ漫画なので、個人的マガジンならではって意味では「将太の寿司」の方が重要かな。

同感です。入れるなら味っ子より将太。しかしただでさえ90年代が多いのでこれ以上入れるのは難しかった。

 

ミスター味っ子料理漫画としてエポックメイキングだったし、オフサイド女性作家の描くスポ根漫画としてエポックメイキングだったと思う。

塀内夏子マガジン漫画家20選なら入ると思います。かなり重要作家。ただ作品で見ると20選は難しいかと。

 

>概ね同意ではあるんだが、さすがに真島ヒロが居ないのはおかしい。 迷うが、七つの大罪FAIRY TAILはしないといけないかと。

そうですね。真島ヒロはここ四半世紀のマガジンには欠かせない……。『七つの大罪』と『FAIRY TAIL』を入れ替えるか。

 

Twitterでの反応も

https://x.com/FUNDOSHIMASK/status/1851540864256065548?t=4HG7KChe6go4rpZiQoj5uA&s=19

しかジャンプ版でもサンデー版でもそうだったけど、通史で語るとどうしても21世紀が弱くなっちゃいがち。というか流石に21世紀マガジン作家として、ばっちょ>真島ヒロは無くない?

通史という性格上今が弱くなるのは仕方ないかと。しかし確かに鈴木央を入れて真島ヒロを入れないのはおかしいか

 

https://x.com/renge_kick/status/1851544678833025184?t=5xA6twKuvH1r8CV6s02t7g&s=19

RAVEマガジン史においてかなり重要だと思う(ヒット規模はFAIRY TAILのほうがデカいけどマガジン能力バトルが増えたのはRAVEからだと思ってるので)

https://x.com/renge_kick/status/1851601194126614683?t=n_MMf633SxuDnTGjJXmTUQ&s=19

>厳密にはRAVEよりも先にゲトバKYOが始まってるんだけど、人気に火がついた早さやその後のネギまツバサなんかのファンタジーバトルもののノリを見るとやっぱ重要なのはRAVEだよなーって

RAVE』の方が重要という意見。なるほど。

  

https://x.com/npeofnpe/status/1851570584460910706?t=ZqperbBdCK13dY0B_N36cg&s=19

>ごとよめって確か巻割100万いってましたよね?ラブコメ史上最強といえるので入ってない方が変かな

聲の形は単発でパッとあたったけどマガジン史においてなんか重要かと言われると別に…

聲の形OUT『五等分の花嫁』INという意見。うーん。

 

というわけで改訂版を出します。00年代漫画が一作だけなのも気になっていた。

 

改訂版

18 真島ヒロFAIRY TAIL2006-2017

驚異的な執筆量で21世紀マガジンを牽引する真島ヒロ。本作は海外人気も非常に高い。『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』『魔法先生ネギま!』『七つの大罪』等のファンタジー漫画隆盛の象徴としても挙げておきたい。

2024-09-15

[]TouTubeサムネいらすとやが使われていると

思った以上にテンションが下がる(上がらない)、廃れてほしい

結論羅列の雑学シリーズ(google:image:雑学 site:youtube.com)は代表格で、暇つぶし感覚否定はしないが、雨後の筍感/虚無感が共に強すぎる

そもそもというか、いらすとやイメージ自分の中で割とネガティブな方向に定着していたという気付き、親しみやすさが消えている

あとTouTubeというのに気づかなかった。

2024-09-14

グッドウィル社はなぜ潰されたか 2/3

part1はこちら https://anond.hatelabo.jp/20240914181511

 

GW社は元は雨後の筍の一つに過ぎなかった

GWを興した折口雅博ジュリアナ東京ベルファーレを興した有名人物。防大卒で、任官拒否して日商岩井就職、同社在籍中にイギリスディスコジュリアナライセンス経営元の出資を受けて芝浦ジュリアナ東京開店し、社会現象ともなった。次いで六本木ベルファーレオープンするが、共同出資者のAVEXクーデターを起こされ社長を解任されてしまう。

AVEXは元はダンス系の輸入レコード卸で、ディスコレコードというのは六本木坂下のウイナーズレコード六本木WAVEくらいしかわず、スモール商売だったが、英国ダンス音楽メジャー化してきて市場が大きくなって来ていた。そこでAVEX自社レーベルを作り、更にダンスユニットタレントを売り出すなど商売を大きくしている最中であった。日商岩井退職して同社とのスジが切れた折口カリスマの下で商売するつもりはなくなっていた。

 

解任された折口独立し、小さな人材派遣業を始める。

労働基準法では人材派遣は基本禁止である。だが1985年派遣法が施行されると事務職のうち技能職、ガイド、受付係など一部の職種のみが解禁され、終身メンバーシップ組織に属さな自由な働き方と持て囃された。

だがその一方で、建築現場工場引越し事務所移転物流など、許されていない業務への違法派遣が増えて行った。これらは業務請負の形を取っていた。偽装請負と呼ばれる。

そもそも禁止業務への派遣からブルーオーシャンであるノウハウ蓄積も資本も資材も必要なく、口八丁だけで営業可能だ。

最初GW社もこれら取るに足らない違法零細偽装請負の一つでしかなかった。

だがGW社が違うのは、折口氏が経営者であった事だ。経済誌によくインタビューが載った名物経営者の新ビジネス、という事で、リクルートなどが度々インタビュー掲載した。

折口氏のもう一つの特長が、日商岩井時代に築いた銀行とのコネ、信用である1997年介護保険スタートを受けて、介護事業者のコムスンを買収。ただの偽装請負会社に買収資金を出してくれる銀行はない。折口氏のコネカリスマがあってのものであろう。

 

GW急成長

1999年派遣法が改正され基本自由化、ネガティブリスト方式になる。禁止業務港湾建設、警備、医療製造製造は後の2004年自由化。このうち警備は警察監督事業で、やはりヤクザ企業舎弟排除歴史立法趣旨がある。

 

偽装請負だった業務一般派遣業として運営できるわけで、ここでGW社は急激に事業を拡大している。

その方法はやはり事業買収で、既存偽装請負事業者を買収しまくり、従業員設備事務所賃貸物件ごと吸収している。

次に2000年オープンした六本木ヒルズの1フロア契約(賃料1000万円/月)。

都市圏事務所を借りまくり支店を次々オープン

CMを打ちまくり携帯電話だけで短期バイトが出来る「モバイト」として労働者を大量募集した。

 

支店オープンしまくったらその店長が大量に必要だ。その店長は、買収した業者バイト正社員希望の者を募ってあてがった。オープンしたては営業してないか仕事も無いしバイトも来ない。

仕事は買収した業者既存支店から回して貰う事にして、バイトも増えて仕事が回るようにるまでは店長ワンオペとした。朝6時から22時くらいの勤務となるのでずっと泊まり込みとなるが、ブラック企業ではそれ以上の会社も多いし正社員をエサにしたらそれくらいの激務で音を上げる者は居なかった。

 

この事業資金銀行から借りていて、その金額は400億だという。

90年代から銀行中小零細や個人経営商店取引しなくなっていて、それらの法人客には子会社ノンバンクを紹介していた。夜間金庫も撤去最近、小銭の両替料を取る様になったのも同じ理由で、小さい会社は客ではないのだ。客として有用に考えていれば両替商売必要からコスト銀行が持ちにする。偽装請負だった日雇い短期バイト派遣事業に400億とはべらぼうな話で、零細経営者だったら頭にくる話である

これも折口しかあり得ない融資であろう。

 

例えば買収された業者の一つには「ラインナップ」社がある。ここは都内城西城北地区事業をしていた。基本、偽装請負なのでイベントの設営、引越し事務所移転内装など色々な業種へバイト派遣するのだが、勤務歴が長いフリーターが多いので半職人化して、作業内容説明したら放ったらかしで養生などの準備から始めて、他の業者との作業のカチ合いを調整、作業完遂、片付けまで出来たり、内装では工具を持参して図面を見て指示通りに工事をしたりと、請負業務に近い事が出来る。

ここの買収額は10億であった。工具や台車養生材など資材込みの値段だが、元が偽装請負結構いい加減な会社10億出すのが適当か、そもそも値段がつく業態なのか、という気がする。

この会社社長は今でいうFIREして悠々とした生活をしていたそうである

 

こういう業者は他にも多く、客先には「モバイトじゃない方です」と案内していた。モバイト急募されたノンスキルバイトなのでいちいち説明必要だが、そうじゃない半職人で指示と監督が最低限の方です、との意だ。

 

店長会議六本木ヒルズ

バイトから昇格させた支店長を含め、買収でGW社員となった支店長の意識age意思疎通の為に月に一度六本木ヒルズ本社に少なくとも関東支店長を全て集め、店長会議を行っていた。人数が多いので実際は経営方針の訓告目標訓告が中心であった。

これで顔を会わせて意思疎通が出来ていた…と思っていた事が後の悲劇を生む。

 

労災事故

急成長していたが、元が偽装請負違法業務でありその構造や客先などはそのままだった。派遣自由化されて業態一般派遣業にした為に融資を受けたのだが、禁止業務だった建築港湾への派遣はそのまま行われていた。しか建築はその数が非常に多い。

 

また労働契約日雇いとしてその日で労使関係清算されるのだが、その場合労災事故が起きた時の休業補償をどうするかというのは決めていなかった。事故が起きない事を前提にして経営していたのだ。

そこに2005か2006年頃に、建築現場事故が起きる。製品からロングスパンとかピアットとか呼ばれる現場エレベータが墜落し、載せていた貨物の下敷きになって派遣バイトが死亡した。

現場エレベータラック(平歯車)にモーターで駆動されるピニオンギアが噛んで登っていくという簡単な仕組みで、暴走時の安全装置がない。組むのもエレベータ会社職工ではなくて鳶職がやる。これに大量に貨物を載せて荷揚げしている時に落下し死亡に至った。

 

禁止業態である土建派遣して事故に至ったのでGW本社は立入検査を受け、一部営業禁止処分が下された。

一般的に派遣会社は客先からの引き抜きを警戒し、「毎日来てるから打ちで直接働かない?」といった事を言われたら直ぐに会社に伝えろと労働者に厳しく言うものである

だがこの時のGW社は、土建客先常駐のようなバイトをその派遣先の会社社員として直接雇用出来るように尽力している。

土建業への派遣はもう出来ないのでそのバイトは他の仕事に移るか辞めるかなのだが、だったら派遣先で雇ってもらえないかと話を付けて無償職業斡旋していたのだ。

この辺から風向きが向かい風になって、世間良しを意識せざるを得なくなったようだ。

この時点で全土建現場への派遣廃止ヘルメット安全帯装備が必要現場は全て断り、常駐のようなバイトが居たら上記のように就職斡旋をした。

 

遵法を意識するようになったのだが、見落としによってこの先に決定的なミスをするのだった。

 

東和リース

東和リース社はその名の通り、リース会社であった。ローラーコンベアなどの物流用、荷役用機械リースしていたが、一番需要が多いのはフォークリフトである倉庫業必須だ。

ところで、フォークというのは操作するのに免許必要だ。フォークオペの免許持ちを常に確保しておくのは結構難しい。

そこで、同社はオペレータ込みのリースをしていた。これはちょっとグレーな派遣だが、これをやっているリース業というのは多い。

 

偽装請負一般化すると、同社は妙な事を始めるようになった。

フォークオペが必要会社では流動的な需要に対する人も必要なことが多い。季節により貨物数が増減して必要仕分け人の数も増減する。海コンが到着する日にはバン出し(コンテナからバラで出してパレットに積む事)の人数も必要だが、コンテナが来ない日には要らない。

そこで、それらの人間調達しますよ、という営業をするようになった。最初は自社でバイト募集していたのかもしれない。だがそのうちに他の派遣会社派遣を取るようになった。つまり二重派遣である

当初、同社の仕事を取ったのは先例に出したラインナップ社だったと思われる。客はそのまま受け継いだのでGW社に変わってもそのまま二重派遣は続いていた。

作業終了後、作業伝票をきって貰うが、実派遣先の会社東和リースから派遣と思っている。その伝票で二重派遣がバレるといけないので、伝票の社名(GW社)の部分をハサミで切っておくという姑息な事をしていた。

 

 

part3→https://anond.hatelabo.jp/20240914181822

2024-08-30

結局育児キャリアは両立しない(の?)

イクメンパパによる育児語りが雨後の筍のごとくニョキニョキしてる最近増田

でもさー、みーんな育児の話はしてるけどさー、男性としては「それであなた出世しまたか?」みたいな話も気になるじゃん。気にならない?そのへんどうなのって。

男性としてはって言っちゃったけど、別に男性に限らずだけどね。大黒柱育児コミットしたときの、キャリア継続性はどうなりましたか?って話。

いや別に出世にはこだわらないし、というのは個々人のミクロな話であれば、全然構わないんだけどさ。

社会全体として、育児は妻と祖父母に任せる、自分バリバリ働く、妻もそれで納得している、という男と、イクメンとで、キャリアに差がついてしまったらとても残念だよね(偉い人たち、裁量権のある人たちが非イクメンで固まる、そのようにならなければ出世できないとなる)。

超絶ホワイト企業フリーランスリモートワーカーの話もいいけど、普通サラリーマンイクメンやったときキャリアの話も聞いてみたいよ。

2024-07-30

ソシャゲ運営をしていた時の思い出 1/2


前の会社を辞めて、今月でちょうど十年になる。いい機会だから振り返ってみたい。若かりし日のことを。

この振り返りの日記が、ソーシャルゲーム業界や、ゲーム開発者への理解を深めるきっかけになれば幸いだ。

大学を出て、新卒で入ったのがその会社(以下D社とする)だった。私が入社した頃がちょうど、D社が経済社会の中で一番ノッてくる時期だった。

出身大学は、準MARCH的な目立たないところである。D社の入社試験を受けてみようと思ったのは、なんとなくだった。

リクルート仕事に全振りしてる人が多そう、旅行業界はインドア自分にはちょっとメーカーは父が苦労していたのを見ている、飲食業界が地獄なのは身に染みて知っている、という具合に就職マップの本を見て絞っていった。そして、残ったのがゲームエンタメIT世界だった。

在学中にD社のサービス体験していて、悪くないなと思っていた。面接試験自然体が大事で、「自分の想いを素直に話して、それで落ちたのだとしたらお互いにwinwin」だと思っていた。

それで、淫キャラである自分が受かるかどうかは不安だったけど、D社とK社のふたつから内定をもらった。自分の魅力をアピールできたと思う。

私は採用パンフレットに載っているキラキラした人ではなかったけど、嬉しかった。一週間ほど悩んで、D社のオファーを受けた。



ソーシャルゲームを開発する部署への配属だった。開発といっても、実際のプログラミングといった手を動かす仕事委託先がやってくれる。主には企画開発がメインだった。

ソーシャルゲーム、という言葉はまだ一般的じゃなかった。言われ始めた頃だったかな。いろんな会社DeNA(怪盗ロワイヤル)に続けと、雨後の筍のように湧いていた。

新入社員の頃は、どうだったかな? 研修はあまりなかったと思う。今だったら半年はやりそうだ。ベンチャー企業らしく、良くも悪くも飾らないシンプル研修だった。

配属当初も、ゲーム開発をがっつりやるわけではない。座学だったり、職場や協力会社見学だった。会議や打合せの端っこに混ぜてもらって、「増田さん、とりあえず意見を笑」みたいに振られることもあった。できるだけ率直に思ったことを言っていた。レベルは低かったと思う。

デバッグはよくやった。専用の画面でゲームをするのだが、開発段階なので不具合が多数ある。すると、エンジニアの人がババッとコードが入った画面を開いて、適宜修正検討する。当然私にはできなかった。今ならコードを読むことはできる。

Q&Aの仕事もやらされた。今でいうCS部門(カスタマーサポート)である。「やらされた」というと受け身だけど、本来はほかの部署仕事だった。社内アルバイトのようなものベンチャーなので、そのあたりの垣根は低い。

文章を作る力は、わりかし評価されていた。中学生高校生と思しき人が、よくわからない問い合わせメールを送ってくることがあったけど、粘り強く取り組んで、一件一件解決していった。速度は遅かったけど……チームリーダーに褒めてもらえた。

意外な学びもあった。実際のCSのやり取りで中学生かな? と思っていたら、40代ほどのおじさんおばさんだったりすることがよくあった。ゲームアカウント名は、どう考えても子どもが名付けそうな名前(卍侍候extreme卍 みたいな...「はべらいそうろう」が読めなかった笑)だったけど、自分世界が狭くて気付かなかった。こういう体験は今でも大事にしてる。

社会一年目は、ひたすら下働きをして学びを深めていった。年度の最後の方では、担当ゲームひとつ持たせてもらえた。開発チームの末端だったけど嬉しかった。



二年目は……といっても、二年目で当日記(に書く内容)は終わりだ。一言いっておきたい。

すごく、キツイ記憶を思い出そうとしている。二年目の終わり頃は、朝によく吐いていたし、会社に行きたくなかったし、おそらく消費者庁に提出する反省文の原案を作らないといけなかったし、ほかのチームメンバーも死にそうな顔だったし、毎日とんでもない量の苦情の電話メールがあって辛かった。

電車通勤してたんだけど、夜に電車ホームに入ってくるのを見ると、「飛び込んでみようかな」と思ったりした。体が勝手に飛び込んでくれたらなぁ、とも思った。

その年の4月時点で、所属チームが開発していたのは地味なゲームだった。

ほかの同業他社が出してるソシャゲは、日の目が当たるキャラ性の主体がメインでゲーム世界を形作っていた(海賊とかドラゴンとか)。対してこちらは、ドリルで地面に穴を掘り続けるゲームだった。それで宝を集める。圧倒的地味。しかし奥深いゲームで、かくいう自分もどハマリしていた。

私の仕事ルーティンが多かった。ゲームシステムの保守である一般社会でいうと、道路管理するための特殊車両がウインウインウイン……と低速で走っていて、アスファルト舗装の亀裂を見つけてると思う。ああいう地味な仕事だ。

みんなが楽しくゲームできるように、バグが生じていないか点検したり、ユーザーから質問に答えたりする。

その穴掘りゲームだけど、突如終了がきまった。うちの会社がイケイケ(死語)になり始めた時期であり、収益性の低い穴掘りゲームは終了のようだった。老舗タイトルだったからか、名前だけは残された。

私は、ガワだけを変えたそのソシャゲカードゲーム(以下、『幣タイトル』とする。今のゲームに例えると、「グランブルーファンタジー」や「Fate/Grand Order」をもっとシンプルにした感じ~)のチームへと異動になった。

多忙な日々だった。アクティブユーザー数は前のゲーム10倍近かった。最終的には20倍ほどになる。

穴掘りゲームと比べたら射幸性が高い。みんなよくガチャを回してくれたし、ダンジョンも進んでくれたし、回復アイテムを買ってくれたし、協力プレイで敵モンスターを叩くのにも意欲的だった。

ゲームを楽しんでいる感が伝わってきた。業務量はものすごかったけど、あの頃は楽しかった。社会の役に立っている実感があった。ただ若かっただけかもしれないけど。

秋に入っても、幣タイトルの人気はうなぎのぼりだった。既存の人気ゲームを追い越して、世間に知られるゲームになっていた。自分リリースからちょっとの間だけどプレイしていた。醍醐味は協力プレイだ。電車の中でできる気軽さがいい。

ただ、お金がかかるのが難点だった。そのゲームには、特定カードを【ガチャによって】○枚集めると強力なキャラクターカードが手に入る仕組みになっていた。しかし、○枚の中にはすぐに手に入るものもあれば、そうでないものもある。

ちょっとだけ確率の話をする。例えば、10%の確率で手に入るコンプ対象カードが5枚あったとする。最初の1枚目のカードの入手確率50%だけど、最後の1枚になってからを考えると10%になる。実際には、一番難しいカード群の排出率は2~3%だった。プレイヤーは厳しい戦いを強いられる。

電子上のガチャというのは、コンビニくじ引きとは違って箱の中味が無限だ。この場合ちょっと前提が変わってくる。箱の中に100枚のくじ(当たり×1)がある場合だと、100回引くまでに必ず当たりが出る。でも、プログラム上のガチャだと、1回以上当たりを引ける確率は約63%だ。

※箱のくじと違って当たりを2つ以上引ける可能性もある。電子上のガチャハイリスクハイリターンということだ。なお、コンプガチャだと当たりを2つ引いても意味はない。強力カードを手に入れるためのフラグなので。

実際のコンプガチャでは、一番難しい入手率2~3%のカードを引けた時には、ほかのカードも揃っている可能性が高いためだろうか~~期待値は約10~15万円ほどで推移していた。

コンプガチャというのは、「影響力の武器」などの名著に書いてあるコミットメントという心理的手法になる。とにかく、まず最初にやってもらうということだ。

この仕組みを考えたのが誰かは知らない。「自分が考えました」と主張する人間が、当時の開発チームのリーダーや、他部署の先輩・上司役員クラスまで含めて、少なくとも5名はいた。誰が最初の考案者かは本当にわからない。

あの頃は、「うちの会社は儲かってる。CMもこんなにやってる。やった、すごい!!」。それくらいしか思ってなかった。今では思う。当時の自分達がやっていたのは、暗号資産投資本質は一緒だった。

まり、純然たる賭博(ギャンブル)であるものを別の何かで覆い隠している。ビットコイン場合は『未来技術』であり、幣タイトル場合は『ソーシャルカードゲーム』になる。

会社飲み会は、いつも大騒ぎだった。自分達は新興ゲーム業界リーディングカンパニーであり、このまま規模を拡大して、伝統的なゲームメーカーとも肩を並べて、いずれは任天堂を追い越して……といった未来を、和風洋風エスニック、いろんなお店がある都内エリア飲み屋で深夜まで語り明かしていた。

__________________

文字数が入りきらないので一旦切ります

残りは推敲して明日の同じくらいの時間投稿

同じくらいの文字数です。

後半

https://anond.hatelabo.jp/20240731192822

2024-06-02

シンクタンクレポートを見たはてなー「よくまとまっている」だとさ

三菱UFJリサーチが出したサマリレポートブクマが集まっているのだが、

地政学リスク全体像の整理 | 三菱UFJリサーチ&コンサルティング

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.murc.jp/library/economyresearch/analysis/research/report_240528/

そこで「よくまとまっている」とかコメントしてるブクマカが数人いて失笑するするしかない。なんだよそのエラソーな態度はw

 

そもそもネット国際関係に関して調べる時、膨大なゴミ情報が掛かり易いわけだ。だからこういう金融シンクタンクレポートが出てくるま検索を続ける、出てくるま検索式を変えてみるっていう風に一定基準とされる事が多いもんだろ。

大学レポートでどっかのインフルエンサの動画を参照したとかネット活躍する誰それのメルマガ参照とか書いたらリジェクトされるし、仕事でやったら馬鹿レッテル貼られて渉外的な仕事からは一生干される。そういう意味で安牌なのがこういう金融シンクタンクなわけだ。

仮にその予想や分析が間違っていても格好はつく。

 

特に今回みたいな「地政学リスク」を論じる時には重要だ。何しろこの10年の日本で「地政学」と来たら新聞も読まない馬鹿向けコンテンツとして有名だ。

なんでそうなるかというと、元々日本での地政学アゲの元祖90年代福田和也で、反米知的スノビズムなのよ。

一方で80年代末に急な円高による海外旅行ブーム対米貿易摩擦があった。これに刺激されて「国際的」というのがバズワード化して、多くの大学に「国際学科」なんかが雨後の筍のように出来たのだが、元が必要に迫られた国際化なのでこれ以後特にビジネス教養として国際関係重要視されるようになった。

 

この「国際政治と国際経済を中核とした常識化した教養」が無い人にとって「地政学」とやらはもの凄く魅惑的で、それらの踏まえなきゃならん常識無視して、他国本質も見えるし物事が明瞭に見える。

なんでそんなに明瞭に見えるかって言えば、白紙からだ。白紙に線引きゃ明瞭だし自由に引ける、A国の隣にB国がある、とか中国概要進出ブロックする形で日本列島がある、とかそういう目で見て直ぐに判るような事ばかりで構成される。

本質が見える」「よくわかる」というのは、単純にその対象の事を全く知らないという事はしばしばである

 

でも普通の人にはそうは出来ない。各国の産業構成グラフとか、輸出入品目の図、国の成長度合いと関税品税率、航路貿易協定の線とか、世界地図上はごちゃごちゃしてる。そこでカッコ付き「地政学」で使われてる地図図示されても「今は帝国主義じゃねーし」で終わりだ。「中国海外進出の蓋になってる日本列島」の図を見ても「いや、中国海洋条約に対して大陸棚方式を主張してるし」とか「11段線の元は民国9段線とかなんとかでそれを一国主義に基づいて反射的に主張したのが最初から…」とか余計な事を考えてしまう。

それらの知識消しゴム掛けなきゃ「地政学」の線を引けないんだが、正直、元の記述より重要なの?この線は?って感じでリーチしないんでありますな。

地政学」が小馬鹿にされてるのはこういう事だ。

 

そもそも現在現役の地政学講座なんかがあるのは多分英国の幾つかの大学くらいではないかな?麗澤大学とかハッピーサイエンスユニバーシティにはあるかもしれないが。

そうなると議論で踏まえるべき「正統」も無いって事になるので、余計に白紙に線を引く自由度は上がる

 

さて一方で「地政学リスク」というのはシンクタンク国際政治論なんかの頻出ワードだ。国家間地理的条件が政治的緊張を産み、戦争リスク経済リスク世界的な不安定さに繋がるって意味で、かなりカジュアルに使われる。

こういう地政学リスクを扱う場合ネットとか本屋の一階、特にマンガサブカルコーナー寄りの平積みとかブックオフの200円コーナーとかで情報仕入れようとすると、どうしても俗流地政学」の方を引いちゃう可能性あるわけよ。

そういう時は検索式を工夫したりして、首記の金融シンクタンクが出てくるまで頑張るっていうのが恥をかかない為のハウトゥなわけだ。

 

でもブクマ見ると地政学地政学リスク混同している人は結構いるし、それよりも目立つのウエメセで「よくまとまっている」だ。

あのさ、これってどういう風にまとまっているかって言えば、「ネットゆっくり地政学とかで言ってる事が書いてある」って事でしょう?そういうのと区別する為に金融シンクタンクなどを引くものなんだよ??

因みにシンクタンクだけだとこれもダメだ。というのもネットおかし言論商売してる奴っていうのはみんなシンクタンク名乗ってるのでな。

 

はてなのこういう常識が無いせいで間抜け情報に踊らされてるのに偉そうな態度などは外から見るとかなり目立つし結構滑稽なんだよ。

コロナの初期に社会免疫デマに乗っかってしまい、内容を理解してないのに「SIモデルがー」と挙って言ってたのも超害悪だったし、その後はPCRデマに乗り換えてウジウジ言い訳してたのも超害悪で溺れる者藁をも掴むの典型だった。

コラボ事件では盛り上がったのに暇が全然成果上げないのでいつの間にか女叩きにスライドしていって、数か月間もホッテントリの1/3が扇動的な男女論と女叩き、男性差別論という状態を出来させていた。

で、いつもそんな時にやたらイキってるのが特長で、馬鹿晒してイキってる、というのがはてなイメージになっている。

 

もういい加減努力もせずに知的背伸びしてイキるのは止めるべきだし、ソーシャルブックマークなのだから踏まえるべき基礎的なコンテンツブックマークするようにせんといかんだろ。

ホッテントリなんかSEOが強いサイトばっかじゃねーか。それってソーシャルブックマーク意味あんのか?

2024-05-25

anond:20240525140654

かつて開発から取り残された裏日本を救うという理想にもえて、そうだ道路だと考え、

議員立法道路3法を通し、ガソリン税高速道路有料化によって日本中津々浦々、道路建設推し進めた政治家がいた。

また電源三法を通して、長期的な電力供給の安定化を図り、発電所が立地する地方経済的な発展に寄与した。

こうして彼のエネルギー政策道路交通網整備は、首都圏だけでなく、地方部の発展を後押しし、高度経済成長を下支えするものとなった。

総理大臣にまで登りつめたその政治家は、日本列島改造論自分の考えのたたき台として世に問うた。

1. 地方分散:人とカネとものの流れを巨大都市から地方に逆流させることで、地方工業化を促進し、地方都市の建設を推進する。

2. 高速交通網の整備:新幹線高速道路本州四国連絡橋などを通じて日本列島を結び、地方アクセスを向上させる。

3. 公害問題解決工業地帯の再配置を通じて、公害問題にも対応する。

4. 情報通信網の形成情報通信ネットワークを全国に広げ、教育医療格差を解消する。

この考えに共鳴した一人の実業家がいた。彼は、全国交通網の整備によって、都会の人が地域自然環境文化など地域価値を再発見する、という部分に着目した。

そういうと聞こえはいいが、実際には、都会からアクセスを確保し、「自然環境」を手軽に消費できるレジャーランド建設が後押しされた。

バブルの時代ともなればリゾート開発法が制定され、あちこちスキー場ゴルフ場ホテル雨後の筍のように乱立した。

しかし、その反面、二束三文だった山林は唸るほどのカネに変わり、地方部でも不動産価格が高騰した。

日本列島改造論には開発候補地が記載されていたこからそれをさらに後押しした。

そこにオイルショックインフレに追い打ちをかけ、狂乱物価といわれる極端な物価上昇に国民が苦しむようになった。

これが高度経済成長の終わりのシグナルとなった。

マスメディアは手のひらを返したように、金権政治批判し始め、その政治家は失脚、最後航空機わいろ事件実刑判決を受けた。

彼の理想共鳴したグループ企業御曹司も、バブル期には世界一富豪と評されたが、そののち証券取引法違反有罪となった。

電源三法によって石油コンビナート誘致に地域未来をかけた青森県下北の村は、オイルショック後に原発推進に舵を切った政府翻弄され、30年たっても完成しない核燃施設の村へと変わった。

バブル崩壊し、全国のリゾート開発は莫大な負債の後処理のほうが新聞をにぎわすようになった。

一方で、日本列島改造計画で描かれた全国新幹線構想は、一旦とん挫したものの、あれから50年、北陸新幹線東京から金沢まで2時間半という距離になり、敦賀まで乗り入れ時代になった。

田中角栄堤義明

良くも悪くも昭和経済成長象徴する人物だ。

彼らの功罪を語れば、恐らく罪のほうが目立ってしまうのだが、

その恩恵の上に社会が成り立っているはずなのに、それを我々社会ちゃん評価し切れていないからなのかもしれない。

狂乱物価で手のひらを返したマスコミのように、目先の不利益のほうがどうしても目についてしまう。これは認知バイアスだ。


他人のために行動するっていうのは、魔女の宅急便ニシンパイババアだとか、台風前のバス停を立てていく善意悪魔とか、被災地千羽鶴送り付ける奴とか、被災地渋滞を起こしに行く奴みたいに、助けるつもりで地獄に突き落とす奴が後を絶たない。

攻撃しているのをやめさせるとかならいいけど、助けるというのは違う。他者干渉しないのが一番の手助け。




何もしないのが吉なんじゃなくて、何もできない奴は黙ってすっこんでろってことなの。

2024-05-23

学マスのバズりで久々にオタク覇権コンテンツの交代が起こった

■5/23 23:20追記

思ったよりも色んな人に読んでもらっていて嬉しい。基本的には言い訳で書いたように「おっさんオタク思い込み」で書いたものなのだが、ちょっとだけ追記させて欲しい。

いくつかのコメントで「覇権じゃなくて単なるソシャゲ流行り」「増田のハマったものリスト」とあったが、一応客観的指標としてコミケサークル数は参考にしている。興味があればこのリストコミケジャンル規模推移を比較してみてほしい。

唐突にホロライブが入ったのはその時期「vtuberジャンルが急増していたからだし、ソシャゲが多いのは単に話題提供が定期的にあって流行りが持続しやすい(=同人ネタになりやすい)からである

その意味で「同人人気指標」というツッコミは仰る通りだが、さりとて他にもっともらしい覇権指標も思いつかない(かつては円盤の売上が重要指標であったが、今は完全に形骸化している)。

逆に「この時期の覇権はAじゃなくBだろう」みたいな具体的指摘は大歓迎である

追記は以上。


■この記事趣旨

長くオタクやってる人は感覚的に理解できる話だと思うけれども、「20代~40台男性オタク向け二次元コンテンツ」は

大体1、2年前後流行の大きな転換がある。

その転換が直近で起こったので、これまでの歴史や思うところを独断偏見で書き連ねる。


■本筋に入る前の言い訳

最初に行っておくと定量的エビデンスはない。

しいて言うならコミケジャンルサークル数変動で大まかな変遷は把握できるが、完璧ではないしラグも出る。

というか、そもそもの話をすれば「覇権コンテンツ」や「男性向け二次元オタクコンテンツ」の定義も結局は人それぞれだ。

なのでこの文章を見て「1から100までおっさんオタク思い込み」と言われても全く反論は出来ない。するつもりもない。

単に自分脳内にある偏見を整理出力しているだけである


■要約

ここ10年くらいの「覇権コンテンツ」は大体次のように推移している。

2012年頃~2015年頃:アイドルマスターシンデレラガールズ

2013年頃~2016年頃:ラブライブ

2014年頃~2016年頃:艦これ

2016年頃~2020年頃:Fate:GrandOrder

2020年頃~2023年頃:ホロライブ

2021年頃~2023年頃:ウマ娘

2023年頃~2024年 :ブルーアーカイブ

2024年~     :学園アイドルマスター

2012年~16年頃までは時期を区切って上記のように分類したが、実際にはデレマス艦これラブライブ

 抜きつ抜かれつといった感じで三国志のように覇権争いをしていた。ある意味オタクコンテンツ覇権論が

 一番面倒くさかった時期である

 また、ホロライブウマ娘も同様に便宜上分けて書いたが、どちらかというと共生関係に近い。

※なお今回女性向けコンテンツは扱わない。よく知らんし。



■各コンテンツの詳細

アイドルマスターシンデレラガールズデレマス・・・

 「たかポチポチゲーにウン万円も突っ込むなんて馬鹿のすること」と言って憚らなかったオタクたちをガシャの文明に放り込んだ元凶

 それまで「妙に濃いファンがいる不思議コンテンツ」程度の知名度であったアイマス名前を一躍メインストリームに引き上げた。

 アイマスの特徴はキャラクター声優を密接にリンクさせること。この関係は神(キャラクター)とその意思を宿す巫女声優)にも

 例えられ、ファンコンテンツへの忠誠度を上げる手法として極めて優れている。

 今でこそ当たり前に行われているオタク作品ライブイベントにしても、積極的活用を始めたのはほかならぬアイマスである

 ラブライブやその他のアイドルコンテンツはこの点でアイマスを明確に参考しており、その意味オタク文化の多様化に一役買っている

 ともいえるかもしれない。

 2011年のサービス開始以来一貫して高い人気を誇っており、特に2012年頃は間違いなく覇権コンテンツであったが、その後メイン

 アプリの交代やアニメを挟みつつ横ばい状態から緩やかに緩やかに衰退していく。後に述べる艦これラブライブと違い特に明確な

 転換点があった訳ではなく、波風を立てず静かにフェードアウトしていった、ある意味幸せ存在

 今ではかつて覇権に君臨したコンテンツであることを知らない人も多く、界隈の片隅で他のアイマスコンテンツと肩を並べて穏やかな

 余生を送っている。


ラブライブ・・・

 デレマスアイマス)の独壇場だったアイドルコンテンツに風穴を開けたのがラブライブ。実はコンテンツ自体デレマスより前に存在して

 いたのだが、オタク雑誌内の連載企画という地味さもあって知名度殆どなかった。

 潮目が変わったのが2013年のアニメ化。アイドルものと言いつつ中身は完全なスポコアニメで、かわいい女の子+熱い展開の組合

 せがオタクの心を掌握。さらに同じタイミングスクフェスというラブライブリズムゲームが大ヒットし覇権に躍り出た。特に若いファン

 中心に絶大な人気を誇ったが、半面その年齢層が災いしたのか同人人気は他の覇権コンテンツに比べてやや弱かったりもする。

 ラブライブ真骨頂ライブを中心としたリアルイベントオタク向けIPとして初めて単独東京ドーム公演を行ったのもラブライブである

 (※声優名義では水樹奈々が先行)。

 ラブライブ覇権から脱落した理由は、簡単に言うと「代替わり」であるラブライブプリキュアのように一定期間でコンテンツ代替わり

 させる方針があり、初代ラブライブであるμ'sも2016年のファイナルライブで展開を終了。その後Aqours⇒(虹ヶ咲)⇒Liella!⇒蓮ノ空と

 代を経るごとに人気が漸減、気が付けば中小コンテンツに足を踏み入れてしまった。特にμ's→Aqours重要継承でお互いがお互いを

 うっすら嫌悪するブランド対立が発生してしまたことが致命的だった。いくつかあった基幹となるアプリゲームも相次いでサービス終了し、

 今では蓮ノ空を除けは時より思い出したように同窓会イベントをする程度の熱量運営されている。



艦これ・・・

 2013年に出現したブラウザゲー。リリース直後から爆発的ヒットを成し遂げ、雨後の筍のごとく擬人化コンテンツオタク界隈に氾濫した原因。

 手軽なゲーム性と適度な難易度個性的キャラクターなどが話題になったほか、課金殆ど必要としないゲームデザインが当時氾濫していた

 重課金ゲーに対するアンチテーゼとしてもてはやされた。

 艦これの勢いはユーザー特に二次創作主導の色が強く、同人界隈の賑わいは他の覇権コンテンツと比べても群を抜いていた。最盛期には

 Pixivランキング艦これ絵で埋め尽くされたものである

 半面、角川のコンテンツにも関わらずメディアミックスについてはかなり弱めで、ゲーム一点突破の趣があったのは非常に特徴的である

 そんな艦これの勢いに明確なブレーキがかかったのはアニメである覇権コンテンツが満を持して送る映像化ということで非常に大きな期待を

 背負っていたが、蓋を開ければへちょい作画に迫力の無い戦闘意図不明演出ストーリーしまいには最終話眼鏡キャラ眼鏡

 はずすという愚行にファン激怒殆ど炎上状態に。

 結局モメンタムを失った艦これ覇権争いの主流に戻ることは二度となく、いつのまにかコンテンツの海に沈み、ひっそりとゲームイベント

 更新している。

 


Fate/GrandOrder(FGO

 遥か古の時代覇権コンテンツであったエロゲーFate」、その世界観を流用したソシャゲサービス開始当初はかゆい所に手が届かない

 ゲームシステムや驚異の緊急48時間臨時メンテなど悪い印象が先行していたが、一方でストーリー評価は高く、かつてFate月姫

 ドはまりした型月厨の熱心な布教もあって徐々に知名度が拡大。

 

 そして2016年に行われた最終章イベントで大バズり。オタク界隈はFGOの話題一色になり、それまでのコンテンツを置き去りにして

 覇権に躍り出た。その後は人気が人気を呼ぶ正のスパイラルに入り、うまい具合にライバルコンテンツが不在だったこともあって長きに

 わたり覇権の名をほしいままにしていた。

 また重課金ソシャゲだけあって収益もすさまじく、最盛期はソニー決算好調理由として名指しされるほどであった(運営会社

 ソニーグループ傘下のため)。

 とはいえサービス開始当初に不評だったゲームシステムは中々改善されず、またストーリーについても長く続いて流石にマンネリ化が否めなく

 なってきた。結局のところオタク側も同じことの繰り返しに飽きてきたようで、次に述べるVtuberの隆盛とともに覇権の座を譲った。

 ことFGOに関しては長期に派遣の座に居すぎたことそのものが衰退の原因かもいれない。とはいえコンテンツ規模の縮小ペースは緩やか

 であり、現在でも5番手くらいの位置は占めている。

 

・ホロライブ・・・

 2020年のコロナ禍を境に注目され始めたVtuber事務所。その特徴は何といってもメインとなるコンテンツの中心が「本物の人間であること。

 キャラクターの見た目こそアニメ調であるが、その楽しみ方としては三次元アイドルに近い。というか生身の人間二次元のガワを被せることで、

 三次元アイドルを毛嫌いしていたオタク三次元アイドル世界に取り込んだ。アイマスラブライブのようなキャラクター中の人リンク

 究極まで推し進めた姿とも言える。またコンテンツ供給頻度も圧倒的で、全盛期にメンバー全員の配信を追うつもりであったのならば1日

 48時間でも足りない。

 一方で三次元アイドルコンテンツ長所と共に短所も取り込んでしまっており、例えばファンとの距離感調整の難しさ、メンバー間の人気

 格差などひずみも拡大。そういったネガティブイメージも一因となったかは知らないが、ファンベースの拡大も鈍化。比較最近デビューした

 ReGLOSSの明らかな伸び悩みからも伺えるよう、ごく一部のトップメンバーを除けばかつての勢いはなくなった。運営側もそれを見越してか

 現在ライブイベントやグッズ販売の拡大など既存ファンから搾り取る方向にシフトしている。その甲斐あってか会社収益好調なようだ。

 とはいえこれまで獲得したファンの忠誠度は高く、覇権ではなくなったにせよしばらくは一定存在感を持ち続けるだろう。


ウマ娘・・・

 デレマスFGOと続くソシャゲ覇権系譜に連なるアプリゲー。当初は2018年にサービス開始予定だったが、リリースが遅れに遅れた結果

 ゲームサービス開始より先にアニメが放映されるというウルトラQを成し遂げた。

 とはいえ元々ファンの多い競馬というコンテンツパワプロ育成システムは食い合わせが非常によく、またサイゲームスの開発・運営

(少なくともリリース後しばらくは)非常に丁寧だったこともあって、2021年のリリース直後からあっという間に覇権の座をもぎ取った。

 また先述のホロライブとは覇権の期間がかなり被っているが、これは両者が競合関係になく、むしろホロライブメンバーウマ娘プレイ配信

 をすることで両者の知名度が上がるWin-Win関係にあったかである。そういう意味でこの時期の覇権は少し判断が難しい。

 

 ちなみにサイゲームスデレマスの開発も担当しており、それもあってかウマ娘コンテンツ展開はデレマスと非常に似ている。何なら

 ウマ娘声優の半分くらいはアイマス声優である

 

 ウマ娘覇権から外れた理由は一つに絞れるわけではなく、対人コンテンツの先鋭化やファンから評価の低いアニメ3期など、少しずつ

 熱量が失われていったところで別コンテンツが爆発的に流行ったというところである

 このリストの中では新しいコンテンツでもあり、恐らくFGOやホロライブと同じように暫くは適度な熱量を保ちつつ徐々に縮小していくのだろう。


ブルーアーカイブ(ブルアカ

 韓国産ソシャゲリリース2021年であったがウマ娘話題をかっさらわれた上に不具合が多発し、暫くは早期サービス終了が検討

 されるほどギリギリ状態だった。

 その後2022年に「プレイ報酬計算で一部のユーザのみ大量の報酬を得る」という最悪の不具合を「一部ユーザが得た報酬が霞む

 レベルの大量補填を全ユーザにばらまく」というパワープレイで乗り切ったことにより話題になった。この騒動きっかけとしてブルアカに手を

 出したオタクからシナリオが良い」という評判が出るようになり、ついに2023年頭の最終章イベントで一気に覇権をかっさらった。この

 あたりの経緯はFGOに近い。

 ブルアカ艦これと同じく二次創作主導型の覇権であり、23冬コミケではジャンルサークル数でトップ。というかむしろ二次創作人気に

 偏重しており、肝心のゲーム最終章イベント以降展開がおとなしいこともあってかセールスランキングいまいち伸びていない。

 学園アイドルマスター覇権を奪う以前から全体的に熱量が落ちていたのは明白で、そのうえ4月放送が始まったアニメの出来が正直

 あまり良いものでなく、仮に学マスがなかったとしても早晩覇権を明け渡していただろう。


・学園アイドルマスター(学マス)

 2024年5月16日サービスを開始したソシャゲ。まだ始まって一週間のゲーム覇権扱いするのはどうなの、と思うあなたは多分オタク界隈に

 住んでいないのだろう。

 リリース開始直後からXのTLは学マスの話題で埋まり、かつてナイスネイチャやユウカのイラストを描いていた絵師がこぞって広やことねの

 イラストを投下し、「話題になっているかプレイしてみるか」の層が大量に現れ、そしてまたそこから話題が生まれ……というサイクルが物凄い

 勢いで回っている。これは完全に覇権コンテンツの動きである

 ゲーム自体アイマスウマ娘とSlay the Spireをブレンドした育成ものであるデレマス以降オタク界隈でのアイマスブランド信仰はかなり強く、

 「アイマスならとりあえずやってみるか」勢がプレイした結果非常にキャッチ―なキャラクター造形と中毒性の高いゲーム性ですっかり沼に落ち、

 そこかしこ話題になった結果が今であるサービス開始 Permalink | 記事への反応(23) | 21:11

2024-05-12

反例を挙げるということが理解できないバカ

 あなたは「Aという、何の根拠もなく、なんとなく『それっぽい』というだけの理由で広く信じられている話」を否定しようとする。

 Aのような、何の根拠もないのにみんなが信じているやっかいな作り話はネット上にそれこそ雨後の筍のように溢れている。今日も今もこの瞬間も生まれ続けている。

 こういうもの否定しようとしたときに、あなたはいつも困難を感じる。

 

否定する根拠」の矛盾

 それは何故かというと、Aという「何の根拠もない話」を「否定するための根拠」を挙げなければ、人は一度信じた話を疑うということが出来ないからだ。

 相手がある程度論理的人間だったらまだマシだ。「Aだったらこういう矛盾がある」という、論理学でいう「反例」をひとつ挙げれば十分だからだ。

 実際には、それでも「無闇に信じるのではなく疑いを持って見る」という程度にしか相手を変えることができない方が多いかも知れない。

 非常に聡明人間をしても、「そもそも根拠なく信じていたこと」に「全く根拠がないのだから完全にデマだと思って見る」というほどの信条の変化を起こすのは困難なことなである

 

バカは反例が理解できない

 更に悪い場合相手が「反例」という概念理解できない。ある理論矛盾することを示す例が一つあれば、その理論のもの机上の空論であり、なんの信頼性もないものであるということが証明できるという、論理学常識がない。

 のみならず、自分が何の根拠もなく信じていることを否定する話にこそ、100%の、何の瑕疵もない証明が要るとすら考える。

 「Aが矛盾する」ことを示すために「Bという可能性もある」というような話をすると、「Bが正しいという証明をせよ」と迫る。こちらが言いたいことは「Bと同じ程度、あるいはそれ以下にしかAの信頼性もない」というくらいのことなのに、そういう微妙理屈バカには通じない。

 一度Aという理論を「なんとなく」の雰囲気ででも信じてしまったら、100%絶対信頼性を持ってBという別のストーリー証明しない限り、思い込み絶対に変えないことが、そういう奴らには「賢くて疑い深い」とすら自己認識されているのだ。

 

デマを信じながらデマに騙されないと意気がるバカ

 デマが広がる理由衆愚衆愚たる理由はひとえにここにあると言っても良いくらい、これは根源的で如何ともし難い愚民社会の病巣だ。

 頭が悪いということは、「反例が理解できない」ということ。「証明」という概念に対して、狭く幼いイメージしか持たないこと。

 知性というものに対して低いレベル理解しかしていないからこそ、バカ自分バカだと気づかず、いつまでもバカのままでいる。

 自分が何を信じているのかを客観視出来ないバカは、自分が何を疑えているのかも正確に理解することができない。

 デマにハマっている奴ほど相手デマ呼ばわりするというのは、つまりこういうことなである

 

2024-04-22

40代後半の転職活動

2023年秋まで外資系IT企業に勤めていた。本国レイオフの影響を日本法人も受けて無職に。社内異動も提示されたが、辞めるなら6ヶ月分の給与ボーナスをもらえるとのことで家族了解も得ず、勢いでサインしてしまった。まあしばらくのキャリアブレイクの後に、のんびり転職活動すればいいかと思った。しかし、思いのほか苦戦して4月まで引きずってしまったので、恥さらしだがここに記しておく。

スペック

2023年

知り合いや取引先に「いや〜外資系あるあるなんですよw」「御社にいいポジションあれば入れてもらえませんかw」などと軽い気持ちで打診していた。面接の設定はトントン拍子に進むし、代表者と即話せることが多いのだが、シニアなわりにCxOやVPでもなく、中途半端に前職年収が高い(1800万)のがネックで、「うちにはオーバースペックですねえw」「会社フェーズカルチャー的にフィットしないと思いますよw」などと体よく断られることが多かった。まあそんなこともあるか、すぐに他が見つかるだろうし、などと考えていたが今思うととんでもない思い上がりである。要は40代後半の文系で専門スキルなし(狭い業務領域ドメイン知識と多少のピープルマネジメント経験がある程度)の高コストおっさんであり、何度も断られるのには理由があったといえる。

2024年

年が明けてハロワに行き、国民年金に切り替え、社保の継続加入手続きiDeCoの変更などをしていくうちに、焦りが出てきた。何度面接しても結果が出ないのである3月末時点で書類落ち(転職エージェント転職サイトボタン一つで気軽に応募)は100件を超え、転職エージェントとの面談20件になった。企業とのカジュアル面談20社、落とされた面接は30社に上っていた。準備時間を含めてそれぞれにそれなりに時間コスト(本を買ったりウェブを読んだり)をかけているので、本命と思っているところから失礼なフィードバックがあったときは心が折れかけた。特に許せないのが某(意識高い系ニュースプラットフォーム運営企業ポジションを探して10回も面接をしたあげく、途中で社内の組織変更があったという不明瞭な理由募集ポジション消滅して見送り。それでも何とか心を保てていたのは、少し蓄えがあったのと、酒と麻雀スパ巡りを暇にかまけて再開したおかげかもしれない。…まじでおっさん趣味じゃないか

結局、先週になって前職の知人に紹介された外資系某社で拾ってもらえることになった。やっぱり外資フラット人間関係と高い年収の魅力には勝てないのよ。他には日系、大手スタートアップ含めいろいろ受けたが、本当の意味で入りたいと思えたのは某クラウド、某テレビ局、某AI関連企業の3社だけだった。都合50社と会ったとしても、社会人としてのキャリアの最終盤に「身を置いてもいい」と思えたところは1割にも満たなかった。若さが失われてリスク許容度が下がっているのと無関係ではないと思うが、その企業サービスプロダクトに対して「新しいものが新しく見えない」ようになっているのが最も大きな要因だと思う。40代後半ともなると成長しない企業や楽しくなさそうな企業SaaSスタートアップに多い)の見分けはつくようになるものだ。

というわけで、おっさんがやむにやまれ転職しようと思うと、受け入れてもらえるところに妥協してでも入るというスタンスになりがちだし、数打ちゃ当たると思ってしまうけれど、それでも結構時間がかかりますよというお話でした。

その他

2024-04-14

anond:20240414121137

実際は時間金もいから全てなんてとてもじゃないけど読みきれないんだよなぁ。

特にWebマンガ雨後の筍のように増え続けてるし。

2024-02-17

anond:20240216222437

表現の自由からと言って何をやってもいいとは限らない

ハァ?

じゃあ、表現って自由じゃないじゃん。

まぁ創作世界は難しい。差別語の「ガイジ」が無くなったとしても、まさしく次から次へと雨後の筍のように差別語侮蔑語発明されていくんだと思う。そしてその度に消されてく。

クレーマークレーム表現の自由だ、っていう説明より、もっと大きい視点で見ると表現の自由は減ってない、っていう方がすき。

スカートめくりとかは消えたけど、表現世界全体が貧しくなったわけじゃあないし。

2024-01-29

anond:20240129213201

暇空界隈は裁判エンタメ化してるんだよ

堀口くんの情報をなにか掴んだら全部配信するし、堀口くんが裁判所に提出した情報も全部配信する

それでお金が儲かるし堀口くん叩きが今はYoutubeで一大ジャンルになって「換金できるおもちゃ」と呼ばれて「堀口系Youtuber」が雨後の筍

仁藤叩きと層が重なってて情報得ると役立つからと仁藤の弁護士が多少堀口くんに手を貸してはくれているが、基本は堀口くんは本人訴訟やってて全然中傷量に対応が追いついてない

なので最悪の場合チャンネルBANされたり逮捕されたりしても、それまでに堀口くん叩きで十分ペイできる

そういう状況が辛いからか堀口くんはアンチ暇空界隈とつながったり5ちゃんねるでコテハン化したりちょっとそれはやらんでもいいだろという方向に行ってしまっている

暇空は6億裁判前に尊敬してた谷さんって人に会社から追放されたことで壊れたけど堀口くんも叩かれすぎて壊れてる

2024-01-22

パルワールド以外の最近のパチモ……ポケモンライクを紹介する

Nexomon

https://store.steampowered.com/app/1191580/Nexomon/

背景のグラとかは3D以前(GBAくらい?)の時代ポケモン意識してる臭い戦闘ドット絵ではなく、アニメ調のセルルック。もちろん、モンスターデザインポケモンに寄せている。

元はスマホゲーらしい。言われてみればそんな感じ。続編もある。


Cassette Beasts

https://store.steampowered.com/app/1321440/Cassette_Beasts/

2x2のダブルバトルが特徴。合体もするぞ。マップドット絵3Dに起こしたような独特の表現になっている。バトルで描写されるモンスタードット絵で、三角コーンだったり弾丸だったりと本家のあまり使わないモチーフ差別化を図ろうとしている。オープンワールド形式


TemTem

https://store.steampowered.com/app/745920/Temtem/

マップからバトルまでカジュアルルック3D描写される。最大の特徴はオンラインMO?)であること。ストーリーなどの諸々の建付けはポケモンに近い。モンスターデザインは随一にダサい


Coromon

https://store.steampowered.com/app/1218210/Coromon/

クラシック自称するだけあって、GBA時代グラフィックグレードアップしたような印象。バトル中はドット絵がぬるぬる動く。途中でモンスター特性を変更できたりリセットして初期値に戻せたりする。モンスターデザインは凄まじくバタ臭い


Siralim Ultimate

https://store.steampowered.com/app/1289810/Siralim_Ultimate/

1200種ものモンスターが用意されている。ヤバい。その分、ゲーム部分はツクールに毛の生えたようなもの


Moonstone Island

https://store.steampowered.com/app/1658150/Moonstone_Island/

ポケモン牧場物語を足したようなライフシム。人間スターデューバレーANIMEキモさを混ぜたみたいなかおだが、モンスターデザインは良い意味で素朴。


Monster Sanctuary

https://store.steampowered.com/app/814370/Monster_Sanctuary/

ポケモン×メトロイドヴァニアアクションにターン制RPG要素足すのって絶対テンポ阻害されるだろと思うし実際そうなのだが、それを補ってあまりあるほど戦闘がよく出来ている。3x3のバトルが基本。モンスターデザインポケモンというよりはファンタジーRPGっぽくて、けっこう好き。


Disc Creatures

https://store.steampowered.com/app/1083190/Disc_Creatures/

GB時代(初代らへん)リスペクトグラフィックが特徴。日本人クリエイター個人で作ったもので、フリゲ版もあるとか。モンスターデザインシンプルめで、初代がヒットした当時に雨後の筍のごとく乱立したチープなフォロワーたちを思い出す。そういう意味でも懐かしい。


Monster Crown

https://store.steampowered.com/app/830370/Monster_Crown/

おなじGB時代でもこっちは色がついててやや細く、金銀あたりを想起させる。強面のモンスターでも丸っこくデザインされていて、こちらも由緒正しいパチモン感を醸し出している。モンスター同士の交配によって新種族を創出できるのが最大のユニークポイント


どうじゃったかな?

好きそうなパチモンはあったかな?

ワシのオススメMonster SunctuaryやCassette Beastsあたりじゃろうか

みんなもパチモンゲットじゃぞ〜

ポケモンが大ヒットしたあと、ポケモンっぽいゲーム雨後の筍のように現れてたよな

いわゆるモンスターを捕まえて仲間にして戦うゲームデビルチルドレンとか、ロボットポンコッツとか。懐かしい。

2024-01-20

anond:20240120114751

まさしく

遡ると色々あったのはその通りで、ヒプマイの成功以降さら雨後の筍のように増えてきた気がしてる

2023-12-22

解散して二度と聴けないアイドルの曲

解散して二度と聴けないアイドルの曲。

その中でも未来永劫、宇宙の果てまで語り継いでいきたい、ハチャメチャに良い曲を教えてほしい。

10年以上前活動していたTomato n' Pineというアイドルがいる。

おれはそのアイドルのことを何も知らないのだが、解散するという話だけアイドルオタクづてに聞いて知った。

試しに聞いてみた楽曲はとてもノスタルジックで、ちょうど今日みたいな冬の日に聴くにはもってこいの曲だった。

曲名は「ジングルガール上位時代」。

シャンシャン鳴る鈴の音や、ミドルテンポドラムが心地よい、けれど間奏の台詞パートは要らねえなあ、

なんて思いながら聴いてると、どうしても「ライブで聴きたかったなあ」と思うわけだ。

けれど、もう二度とこの曲をライブ聴くことはできない。

アイドル楽曲というのはとても儚い

AKBが編み出したマネタイズ手法により、アイドルグループが雨後の筍のように結成された。

中には「こういう音楽をやりたいんだけど、普通にやっても売れないから、アイドルに託す」という形で実を結んだ音楽がたくさんある。

そうして数多く生み出された珠玉アイドル楽曲は、10ちょっとの間にレッドオーシャンコロナの渦に飲まれて消えた。

おれは今でも聴きたい。

Maison book girlの「karma」を。

Dorothy Little Happyの「恋をしてるの きっと」を。

MELLOW MELLOWの「WANING MOON」を。

もう二度と聴けないけど、宇宙の果てまで語り継いでいきたい、ハチャメチャに良いアイドル曲を教えてほしい。

2023-11-18

anond:20231118080524

叩けるものは叩かないと気が済まない精神で、芸能人結婚がどうだのわめいてる猿がたくさん湧いたかと思えば

雨後の筍で今度は結婚で喚いてた連中を叩く別集団の猿がポコポコ湧いてくるのまぁまぁシュールな構図なんだよな

俺も含めて、みんな誰かを叩いて気持ちよくなりたくて仕方ないってことだけ共通している

この世に救いはないのか??

2023-11-11

劇場版ゆるキャン△を見て

Amazon縛りの懲役が終わって他のアニメ配信に解禁されたので見た。

まとめ

これこそ実写版ゆるキャン△メンバー実写化してほしい。

みんな出世しちゃってスケジュールあわせるの大変だけど、劇場版ならまだなんとかならんかな。

大垣役の大垣マジ美人なので実写でやってほしい。

2023-10-12

粘着アンチって病気なんじゃないかなって疑問

劇場版ガンダムSEEDの公開が来年に迫る中、

もうかれこれ20周年となる本シリーズに対して「20年間ずっと粘着アンチしてました!」って人が雨後の筍の如くチラホラと見られる様になって来た。

ここでSEEDシリーズに限らない話なのだが「◯年間嫌いなアニメor漫画orゲームのもの関係者ファン攻撃してます」という粘着アンチの行動力や執着心は何なのだろうかと。

さっさと忘れてしまって自分の気に入った物、好きな物に目を向けるという様な切り替えの姿勢は持てないのだろうかと。

自分の気に入らない作品に纏わるもの全てをインターネット上や現実での実生活において攻撃をし続けないと気が済まないというのは正直カウンセリングを受けるべきなのではないだろうか…

人間の持つ負の方向の感情に注がれる情熱という物を理解する事は難しい。

2023-10-05

村上春樹ノーベル文学賞を取れない理由を語ってほしい。

毎年、ノーベル文学賞の発表が終わると雨後の筍ように現れるものがある。

それは、なぜ村上春樹ノーベル文学賞を取れないのか、を語った文章だ。

その内容が妥当かどうかはともかくとして出来れば賞の発表が終わる前に語って欲しい。

「受賞ならず」が確定してから自信満々に語られても、なあ。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん