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はてなキーワード: 産業とは

2025-12-09

なぜ韓国映画日本エロゲと同じ衰退の道を辿ったのか

ポストの内容は、韓国映画界の急激な浮き沈みを嘆くもので、「アジア初のアカデミー作品賞受賞(『パラサイト 半地下の家族2020年から数年で業界全体が危機状態に陥るなんて想像もつかない」というニュアンスです。実際、2025年現在韓国映画産業は深刻な低迷期を迎えていて、劇場興行収入パンデミック前の2019年の13.8億ドル(約1.91兆ウォンから2024年は8.61億ドル(約1.19兆ウォン、38%減)まで落ち込み、2025年上期の観客数は前年比でさらに22%減少しています。<grok:render card_id="3c436b" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argument name="citation_id">14</argument>

</grok:render> これが「こうなった」理由を、複数の要因から説明します。主にCOVID-19後の影響、投資の停滞、ストリーミングの台頭などが絡み合っています

### 1. **COVID-19の長期的な打撃とバックログの枯渇**

- パンデミック2020年興行収入が急落(3.69億ドル、73%減)し、劇場閉鎖や外出自粛で観客が激減。韓国人の年間映画館訪問数は世界トップの4回から2.54回に半減しました。<grok:render card_id="e919e6" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argument name="citation_id">14</argument>

</grok:render>

- 当時は制作中の「貯蔵フィルム」(パンデミックで公開延期された作品)が2022-2024年に大量投入され、年間35本以上の韓国映画が公開されましたが、これが尽きかけています2025年大手投資配給会社の予定本数は10-14本と激減(前年の35本から大幅減)。2026年には本格的な「コンテンツ枯渇」が予想され、劇場過去最高の228本のリバイバル上映に頼っています。<grok:render card_id="ff91fe" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argument name="citation_id">13</argument>

</grok:render>

- 結果、2024年の37本の商業映画のうち、投資回収できたのはわず10本。1,000万枚以上の大ヒット作がなく、3,000万人観客を突破する作品もほぼゼロです。

### 2. **投資の凍結と業界エコシステム崩壊**

- 興行不振配給会社収益2019年の5.68億ドルから2023年の3.16億ドルに減少し、外部投資家が撤退制作費の高騰(ストリーミング作品への人材流出俳優スタッフ給与が上昇)も拍車をかけ、ミッドバジェット映画の緑灯が減っています。<grok:render card_id="eee1c7" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argument name="citation_id">14</argument>

</grok:render><grok:render card_id="d95dbd" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argument name="citation_id">13</argument>

</grok:render>

- 投資サイクル(企画から公開まで2-3年)が遅れているため、2021-2022年投資凍結が今頃直撃。2025年の公開予定が少なく、業界全体の「悪循環」(低収益投資減→低予算→質低下→さらに低収益)が加速しています。<grok:render card_id="48d7f8" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argument name="citation_id">13</argument>

</grok:render>

### 3. **ストリーミングの台頭と視聴習慣の変化**

- NetflixやDisney+などのグローバルプラットフォーム国内のTving・Wavveなどが人材を吸い上げ、映画からドラマシリーズ制作シフト監督俳優の「ブレイン・ドレイン」が起き、映画界のクリエイティブ力が弱体化。<grok:render card_id="117b82" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argument name="citation_id">14</argument>

</grok:render><grok:render card_id="e840a6" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argument name="citation_id">9</argument>

</grok:render>

- 観客も自宅視聴(Netflixモーテル配信など)に移行。劇場文化の衰退を象徴するように、2025年カンヌ映画祭韓国映画10年以上ぶりに不在となりました。<grok:render card_id="93124d" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argument name="citation_id">9</argument>

</grok:render> パク・チャヌク監督は「劇場危機映画全体の危機だ」と指摘し、ストリーミング競争消費者緊縮がスランプの主因だと語っています。<grok:render card_id="c502d4" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argument name="citation_id">12</argument>

</grok:render>

### 4. **経済社会的な外部要因**

- 消費者側の「ベルト・タイトニング」(家計引き締め)で、娯楽費が削減。2025年上期の全国観客数は4,070万人(前年比37%減)と、2004年以来の年間1億人割れが目前です。<grok:render card_id="f81ce1" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argument name="citation_id">12</argument>

</grok:render>

- 劇場チェーン(Lotte Cinemas、Megabox、CJ-CGV)の合併・閉館が進み、スクリーン数が減少し、業界全体の収益基盤が揺らぎます。<grok:render card_id="ceec83" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argument name="citation_id">14</argument>

</grok:render>

パラサイト』の快挙で韓国映画世界的にブームを巻き起こしましたが、パンデミック後の回復が不十分で、構造的な問題が露呈した形です。業界政府の救済基金(1,400億ウォン規模)やクーポン発行、AI活用海外共同制作などの対策を求めていますが、回復には時間がかかりそうです。

anond:20251209171536

東京商工リサーチTSR)が6月3日10日に実施したアンケート調査で、5月末の「1ドル=156前後」の円安水準が経営に「マイナス」と回答した企業は54.4%だった。前回調査2022年12月実施、「1ドル=138円前後」)の47.4%から7.0ポイント悪化した。

マイナス」は中小企業が55.0%と、大企業の49.5%を5.5ポイント上回り、内需産業を中心に影響が深刻化している。

また、百貨店総合スーパーを含む「各種商品小売業」では100.0%が「マイナス」と回答した。一方で、水運業の3割は「プラス」と回答するなど、業種による影響の差も広がっている。

企業希望する為替レートの中央値は「1ドル=125円」だったが、2024年度の想定為替レート中央値は「1ドル=150円」、現状の為替レートは「1ドル=157円前後」と、大幅な乖離がある。

https://www.nikkei.com/article/DGXZRSP673071_U4A610C2000000/



日本人過半数負け犬

結局オタクってなんなのかよくわからないし自分オタクかどうかもよくわからない

ただ一部のアニメゲームが好きな集団があってその構成員の消費活動のために流通最適化された産業があって栄えているくらいな漠然としたイメージしか持てない

自分アニメゲームの中に好きなものはあるけどその集団とはまったく話ができないしメンバーに入れてる感じもしない

2025-12-08

経済成長のためには、都市部若者を集める策が必要

表立って言うと非難されるだろうけど。

 

既に人口減少が始まってるんだから経済成長するためには海外から金をとれる産業に人を入れなければいけない。そのような学問を学べる大学都市部にあり、就職先も都市部にある。

 

東京など金持ってる都市部自治体は、大学生への返済不要奨学金を拡充したり、20代への安価都営住宅への優先入居権を付与したりして、都市部に若年層を集め、世界大都市と戦えるようにしなくてはならないのではないであろうか。東京ライバルは、世界から富を獲得する多国籍企業本拠地が集まるソウル深圳台北シンガポールサンフランシスコだと思う。

 

1990年以降、地方活性化地方創世のために莫大な税金がつぎ込まれたが、そのほとんどは無意味に終わった。これらの税金の多くは、都市部企業住民が稼いだ額である。その額が、都市部還元されていたら、失われた30年ももう少し軽減されていたのではないか、と思う。

anond:20251208070959

おまえが豊かにのほほんと生きていけるのは

誰かが山を切り開いて産業を興してその恩恵を受けてるからだろ

こういう自分だけいいカッコして実際に汗かいてる人間蔑ろにしてるバカが一番卑怯で愚劣だ

2025-12-07

中国民主化したらどうなるの?←合衆国みたいになると思ってる…😟

あんだけ巨大なもん、寧ろ一党独裁じゃないと無理だろ、と言われてるが、

やはり、アジアアメリカという名前通り、中国合衆国になると思ってる…😟

もっとも、これまでの革命の繰り返しの歴史同様に、血生臭い展開が起こるだろう

ただ、それがもし可能になったら、アジア太平洋地域平和と安定がもたらされるだろうし、

今度は別の脅威となる可能性もある、

圧倒的なマンパワー資源格差はあれど天才がいっぱい、

技術能力製造だけを売りにしてると、日本は更に負ける

民主化された中国表現自由になる、

今のゲーム産業などで最適化されたワークフローアニメ制作に取り入れてる中国が更に力をつける

そして、やはり、なんといってもAIである

AIはそんな中国も、我々日本も、世界中の人々から労働を奪うかもしれない

奪われるのはメリットだけでなく、きっと新たなデメリット誕生するはずである

いずれにせよ、中国民主化が実現するのなら、その前に一大ドンパチイベントが発生すると思うので、

台湾北朝鮮、今後もロシア、同様に警戒する必要はある…😟

f_d_trashbox 性産業従事者への執拗頑迷差別を剝き出しにする人間については、そろそろ厳しく罰したほうがいい

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.ben54.jp/news/2954

せやな

コロナ給付金性風俗を除外」 差別区別境界線 最高裁判断

https://mainichi.jp/articles/20250614/k00/00m/040/203000c

裁判長弁護士出身宮川美津子判事さらに安浪亮介(裁判官出身)、岡正晶(弁護士出身)、堺徹(検察官出身)、中村慎(裁判官出身)の4判事の計5人

宮川裁判長違憲として反対してるわけだけど

現代有事徴兵って機能しなくね?

平時徴兵はまあいいとして……

やる気のない若者国外脱出して、やる気のある若者は軍に行く

身動きが取れない貧乏人と低学歴だけ取り残される

結果として産業高等教育から若者がいなくなって終了

日本人みたいに行き場が無ければギリギリ機能するだろうけど、

ドイツとか気軽に近場に出国して終わるでしょ

それにしても兵隊の月給2600ユーロは熱いな。手取りだと日本と月7万円くらい差がある

anond:20251207095303


🟥 第4章:広告の“現場”へ —— タタルスキー映像制作狂気に触れる

第4章は、タタルスキー

コピー文章だけでなく、“映像広告のもの”が動く現場に初めて立ち会う章 です。

ここでは、広告産業

・金

暴力の影

外国資本

即興カオス

言語より強いイメージ

によって動いていることが、タタルスキーに生々しく突きつけられます

タタルスキーの“広告魔術師”としての進化は、ここから一気に加速します。

◆ 1. 代理店の朝 —— すでに混沌

タタルスキーが出勤すると、代理店は朝から騒然としている。

ディレクター電話で怒鳴り散らす

クライアントの変更要求が深夜に来ていた

• 期限は不可能レベルの短さ

• 誰もが英語ロシア語を混ぜて叫びながら走り回る

タタルスキー呆然とするが、同時に興奮も覚える。

「この世界は、現実よりも“速い”。」

これはペレーヴィンが何度も描く、

資本主義ロシアの“情報速度”の狂気象徴している。

◆ 2. タタルスキーに新しい仕事CM企画修正

タタルスキーディレクターに呼ばれる。

指示は簡単

「昨日作ったコピーを“今から撮るCM用”にアレンジしろ

30分で。」

タタルスキーは驚く。

映像制作の準備すら終わっていない段階で、すでに撮影を始めなければならないのだ。

この業界では

コピー映像放送

すべてが“同時進行”で、異常なテンションで動いている。

◆ 3. 撮影現場へ同行

タタルスキーは急遽、

代理店スタッフたちと モスクワ郊外撮影現場 へ向かう。

撮影現場カオスの極み。

金髪外国人モデルアメリカまたはヨーロッパ

ロシアスタッフが怒号を飛ばし準備

• 古びた倉庫が“アメリカ風のキッチンセット”に改造されている

カメラマン西側出身プライドが高い

スタッフロシア語英語が交じった奇妙なクレオール語を喋る

タタルスキーは完全に圧倒される。

そして、彼は“実物のイメージ生成現場”を初めて見る。

◆ 4. “イメージ現実より優先される”という現場論理

タタルスキー特に驚いたのは、

現実事実よりも、カメラで撮られる“見え方”の方が絶対に優先される という点。

例えば:

モデルは疲れているが、ライトの下では“幸せそう”に笑わされる

食品サンプルは実物より綺麗な偽造品

画角に入る部分だけ豪華に飾り、外側はボロボロ

• 安物商品撮影では“高級品”に見せられる

タタルスキーは息を呑む。

「これは……現実を操る“儀式”だ。」

ここで彼の中で、

広告現代の魔術

という確信さらに強まる。

◆ 5. 監督との衝突と“言葉支配力”

撮影が進む中で、

外国人監督がタタルスキーコピー文句をつけ始める。

• 「意味がわからない」

• 「アメリカ人の視点から外れている」

• 「もっと西側風”にしろ

しかしタタルスキーは譲らない。

彼はロシア消費者心理をよく理解しており、

外国人の正しさ”はロシアでは通用しない

ことを把握している。

彼は自分コピー説明し、

ロシア語の深層的連想を語る。

監督理解不能だが、ディレクターロシア側のスタッフは納得する。

ここでタタルスキー自覚する。

「オレは言葉人間認知操作できる。」

これは後に政治家イメージ操作へと発展する

きわめて重要な萌芽。

◆ 6. 撮影現場で起きる“資本主義トラブル

タタルスキー制作過程の裏側を目撃する。

予算横領

立場の弱いスタッフへの暴力威圧

外国資本の横暴

ロシア側の“臨機応変な裏取引

責任他者押し付けるための嘘の連鎖

特に印象的なのは

創造性」は“金”と“暴力”の副産物に過ぎない

という冷酷な構造がタタルスキーに露わになる点。

しかしタタルスキーはそれを拒絶せず、

しろ“この世界で生きていこう”と決意し始める。

◆ 7. 撮影終了後の“陶酔”

長い撮影が終わった後、

ディレクターたちは酒とドラッグを混ぜたようなテンションで盛り上がる。

今日撮った映像がもう“放送版”になる

商品が売れるか売れないか関係ない

重要なのは存在感”だ

ブランド神話を作るのが仕事

タタルスキー混沌に酔い、ふと理解する。

「人は商品を買うのではなく、

ブランド創造する“小さな神話”を買っている。」

この思想が、後に政治的国家イメージ”へと発展していくことになる。

◆ 8. タタルスキーの内的変化

帰宅したタタルスキーは、

自分今日の行動を反芻する。

言葉現実を動かした

映像は嘘だが、人はそれを本当だと思う

自分は“虚構の一部”として機能した

• そしてその虚構は、現実より強い力を持っている

彼はふと怖くなるが、同時に強烈な興奮にも包まれる。

詩人としては不遇だったこのオレが、

イメージ時代”では魔術師になれる。」

ここでタタルスキー

広告=新しい権力の源

であることを体感する。

◆ 第4章まとめ(象徴的整理)

要素 内容

主要イベント 初のCM撮影現場へ同行

象徴 撮影現場 = “現代宗教儀式

テーマ イメージ現実凌駕する/広告は魔術である

心理 恐怖・陶酔・優越感・覚醒

物語役割 タタルスキーが“現実操作の側”に立つ最初の本格段階

第4章は、

広告世界の“暴力性・儀式性・魔術性”をタタルスキー直接体験し、

彼の変身プロセスが不可逆になる章

といえます

anond:20251207095232


🟥 第3章:タタルスキー広告コピーライターとして“覚醒”する章

第3章は、タタルスキーが 初めて“プロコピーライター”として本格的な仕事を始める 章です。

ここで、彼は 広告言語の魔術的な性質 を体で理解しはじめます

第2章までは「入口」でしたが、

第3章でタタルスキーは完全に“広告の回路”に接続される

という重要な章です。

◆ 1. タタルスキーコピーライターとして出勤

翌日。タタルスキー指定された代理店へ初出勤する。

ボロボロの服

ソ連的な内気さ

• かすかな不安

しかし“自分言葉を操る人間だ”という自尊心もある

オフィスに入ると、昨日と同じような 軽躁的で混沌とした空気 が流れている。

• 誰もが急いでいるようで、何をしているのかわからない

• 口々に英語単語を使っているが意味曖昧

プレゼン資料は装飾ばかりで中身は空っぽ

しかし金が動いている雰囲気だけは強烈

タタルスキーは「これはソ連とは別の論理で動く世界だ」と直感する。

◆ 2. 最初正式仕事外資系ブランドの“ロシア向け翻訳

タタルスキー最初に任された舞台は、

外資ブランドロシア市場向けコピー作成

しかし実際には翻訳ではない。

しろ翻案」、もっといえば「魔術的再創造」。

課題本質

英語スローガンロシア語に直すと絶望的にダサい

外資は“アメリカ的なノリ”をロシアでもそのまま通用させたい

しかロシア消費者文化的背景がまるで違う

• そのギャップを“言語魔術”で埋める必要がある

まりタタルスキーの役目は:

アメリカイメージロシア無意識の中に植え付ける“媒介”になること。

ここに、後のストーリー全体を貫くテーマがすでに露出している。

◆ 3. タタルスキー脳内で起きる“広告の詩的生成”

タタルスキーは机に座り、与えられたコピーを見つめる。

それは短い英文だが、

直訳すると完全に意味不明で魅力がない。

彼は頭を抱えるが、その瞬間、脳内

ロシア語の深層にある神話連想

が動き出す。

ロシア語の語感

• 古い詩の記憶

スラブ神話の片鱗

ソ連時代プロパガンダのリズム

冷笑皮肉

• そして“ブランド”という新しい偶像への直観

これらが混ぜ合わさり、

まるで向こうから降って来るように コピー生まれる。

ここが第3章の核心。

タタルスキーは気づく。

広告コピーは“現代の詩”ではなく、

現代呪文”だ。」

この理解は、後に政治宗教広告が融合する最終局面に繋がる“重大な伏線”になる。

◆ 4. 広告代理店上司・同僚たちの反応

タタルスキーの作ったコピーを読んだスタッフ驚愕する。

• 「これはロシア的でありながら、西側的でもある」

• 「何を意味してるのか分からないが、売れそうだ」

• 「この曖昧さが逆にイイ!」

広告世界に詳しい彼らは、すぐにタタルスキーが“異常に適性が高い”ことを理解する。

特に上司は、こう見抜く:

「タタルスキー、お前は“意味をつくる”才能がある。

今の時代意味の方が物より高く売れるんだ。」

(※タタルスキーはここで“イメージ産業本質”を初めて理解する。)

◆ 5. タタルスキー違和感快感心理描写

タタルスキーは、自分の生み出したコピーを見て奇妙な感覚に陥る。

• これは本当の意味では何も言っていない。

しかし人はこれを“意味がある”と感じるだろう。

• その仕組みを意識しながら操作できてしま快感

• 罪悪感でもあり、陶酔でもある。

この感覚ペレーヴィンは何度も物語全体で反復させる。

タタルスキーはすでに

広告魔術の中毒

へと足を踏み入れている。

◆ 6. “外資ブランドロシア社会接続”という大きなテーマが出現

第3章で提示される重要思想

ロシア消費者は「モノ」ではなく「意味」を買う

西側ブランドは単なるスナックドリンクを売りたいわけではない。

ロシア市場に売りたいのは、

アメリカライフスタイル

近代性の幻想

• 夢

西側への憧れ

商品ではなく“物語

これを“翻訳”するのがコピーライター

まりタタルスキーは、

ロシア無意識西側資本が乗っ取るための呪術師

として位置づけられる。

◆ 7. タタルスキー初日から“今月分の給料”に驚く

初日仕事を終えたタタルスキーに、

代理店は“前払い”のような形で金を渡す。

• これまでの収入とは桁が違う

社会主義時代労働観では考えられない“金の流れ”

• “意味”を売るだけで金が手に入るという倒錯

タタルスキーは金を眺めて悟る。

現実は変わった。

そして、この新しい現実言語広告だ。」

これは、小説全体の哲学的中核のひとつ

◆ 8. 第3章のまとめ(象徴的整理)

項目 内容

主要イベント タタルスキーが本格的にコピーライターとして仕事開始

象徴 広告コピー現代呪文(魔術)

テーマ アメリカイメージの“ロシア化”/意味錬金術

心理 恥・興奮・快感・罪悪感・陶酔の混合

物語役割 タタルスキーの“広告魔術師としての覚醒第一歩”

第3章は、タタルスキー

広告とは現実をつくる魔術」

理解する最初の決定的な場面

です。

これ以降、彼はどんどん広告政治宗教が混ざった深淵へ沈んでいく。

ジェネレーション〈P〉

ロシア作家 ヴィクトルペレーヴィンVictor Pelevin) の小説ジェネレーションP』(原題:Generation «П»、1999)は、

1990年代ロシア資本主義化・メディア化・消費社会の到来を、ブラックユーモアポストモダン手法で描いた作品です。

ペレーヴィン作品の中でも特に世界評価が高く、現代ロシア文学代表作の一つとみなされています

以下、あらすじ・登場人物テーマ構造象徴性などを総合的に詳説します。

■ 1. 概要

ジャンル風刺小説ポストモダン文学サイバーパンク風味の社会批評

舞台ソ連崩壊後の1990年代ロシア

主題

広告現実を上書きし、イメージが「神」になる世界

人間市民)が「消費装置」へ変質していく過程

資本主義メディア産業政治癒着

アイデンティティ喪失虚構

■ 2. あらすじ(ネタバレを最小限にして要約)

主人公は、元詩人若者 ヴァヴェノス(ヴァヴァ)。

彼は市場経済化によって地位を失い、広告代理店でコピーライターとして働くことになる。

90年代ロシアでは、外資系商品を売り込むため、

アメリカ式イメージ」**が爆発的に導入される。

ヴァヴァは広告仕事を通して、メディアが人々の欲望価値観現実のものを「創造」する様を体感していく。

その過程でヴァヴァは、広告の背後にある

巨大な操作システム政治ビジネス芸術の混合した虚構装置

に触れていく。そして最終的に、国家イメージ操作を担う存在へと昇華していく――。

小説は、

広告とは何か」「現実とは何か」「アイデンティティとは何か」

という哲学的宗教的問いを、ユーモア皮肉で包みながら展開する。

■ 3. 登場人物象徴

● ヴァヴェノス(ヴァヴァ)

• 元詩人コピーライター

• 詩という「真実言語」を捨て、広告という「虚構言語」へ

現実操作する側へ移っていく存在

旧ソ連インテリが、90年代資本主義社会適応して変質する象徴

アナスタシア

モデル存在であり、メディアが作る「女性像」そのもの

イメージとしての人間

広告代理店の面々

外資系ブランドイメージロシアに注入する役割

→ **西側資本の「文化的侵略」**を象徴

● 霊的な存在・神々

作品の後半には、古代メソポタミア神話イシュタルなど)が絡む

消費社会の“神々”=ブランド

というテーマを強調

■ 4. 主題の詳説

▼ 4-1. 「現実広告によって作られる」

作品の中で広告は単なる宣伝ではなく、

社会価値観政治制度人間欲望すら構築する技術として描かれる。

商品ライフスタイル世界

へとイメージ連鎖し、人はそのイメージ信仰するようになる。

ペレーヴィンはこれを

ロシア資本主義宗教化”

と捉える。

▼ 4-2. ロシアの混乱と「意味崩壊

ソ連崩壊後のロシアは、

• 旧社会主義イデオロギー喪失

西側価値観の急速な流入

経済格差暴力の横行

という混乱期にあった。

小説はこの不安定性を、

過剰なイメージ虚構ニヒリズム

として描く。

▼ 4-3. メディア政治癒着

物語が進むにつれ、広告政治が一体化していることが明かされる。

政治家は「存在」ではなく

CGで作られる“映像パーソナリティ

であり、国家イメージ広告代理店が管理する。

いわば

ポスト真実時代

を先取りした構造になっている。

▼ 4-4. 宗教神話消費社会

ペレーヴィン資本主義

“新しい神話を作る宗教

比喩する。

ブランドロゴシンボルとなり、

マーケティング効果は“魔術”として描かれ、

消費者儀式に参加する信者である

■ 5. 形式的特徴(ポストモダン手法

パロディ

神話の再解釈

メタフィクション(作中でメディア操作構造が語られる)

• ニヒリスティックユーモア

言語遊戯広告スローガンと哲学の融合)

90年代ロシア混沌文学形式のものに組み込んだ作品

■ 6. 国際的評価と影響

ロシア国内外ベストセラー

映画化2011年, Viktor Ginzburg 監督

• 「消費社会」「情報操作」「ブランド宗教化」というテーマ普遍的で、21世紀メディア文化を先取り

特に

広告政治を上回る権力を持つ世界

現代SNS時代と強くリンクするとされ、西欧でも研究対象として扱われる。

■ 7. まとめ

ジェネレーションP』は、

イメージ現実支配する社会」**を、

ロシア歴史的転換点を舞台に描いた鋭利風刺小説

広告宗教

ブランド神話

政治演出

人間=消費システムの一部

という構図が、ユーモラスかつ哲学的に展開され、

ポスト真実社会の成立を予言した作品とも言われる現代文学の名作です。

2025-12-06

anond:20251206211958

生糸織物を売りたければ

日本の村を養蚕場や生糸工場にする

 

スペインの銀は織田ナチスが掘り

オランダ向けの銀は江戸ナチスが堀った

それでニューアムス(ニューヨーク)ができた

 

セルロイドを売りたければフィルムカメラ

ピューリッツァー賞を作って日露戦争も起こす

大戦が終わればセル画流行らせる

 

プラスチック特許ライセンス日本に売れば満州事変が起きる

米国産アルミニウムを使うなら航空機発明

金子太郎ヒトラーを駆使して本土空爆作戦し、ベトナム戦争まで引っ張る

もちろん日本建築業界にはアルミサッシを売り込むのよ

 

インターネットアフガン戦争

今はドローンとそのAIシステムが売りよ

 

配達業は10年後には機械だけになるわね

産業ナチスは消えないか

民衆がその都度、指摘しなければならない

2025-12-05

投資というのは未来を信じるという賭けなのだと、最近気づいた。

それなのに、現代投資は「データに基づいた合理的判断」みたいなことばっかり言われてて、未来を信じるという本質的な部分が、完全に吹き飛んでしまっている。

から、これから投資について語るならデータと信念のあいだで何をするか、という問いから始める必要がある。

ここ10年、投資世界では「正解」を求める人が増えた。

積立NISAインデックス投資ポートフォリオ理論、ESG投資

全部、これをやれば、失敗しないという正解を求めるフレームワークだ。

でも、正解なんて、もう無いのが明白になってきた。

米国金利政策が変わったら、それまでの「正解」は崩れる。

生成AI革命産業構造が変わったら、それまでの「正解」は意味を失う。

地政学リスクが急激に上がったら、全部がリセットされる。

まり正解に従う投資は、2025年以降、確実に劣化する。

なぜなら、環境変化のスピードが、データを集積する速度を超えたから。

逆に、これからサバイブするのは「信念による投資」だと思う。

ただし、信念というのは根拠のない楽観ではなくて、社会はこう変わるという仮説に基づいた、計算されたギャンブルだ。

例えば、2010年代ビットコインに全資産をぶち込むというのは、合理的ではなかったけど、信念的にはこれから中央銀行支配されない通貨必要という仮説があった。

その仮説が正しいかどうかは別として、少なくともデータ理由拒否することはできない状況になってきた。

これから投資重要なのは自分が何を信じるか」を、きちんと言語化することだ。

例えば、

日本は縮小国家から米国資産に集中するという仮説

AIは、結局、大手5社に収斂するからFANG+に集中するという仮説

食料・水・エネルギー不足が進むから農業・水インフラ再生エネに集中するという仮説

円安はこれからも続くからドル資産保有で対抗するという仮説

どれが正しいか、誰にも分からない。

でも、この中のどれかを選んで、それに基づいて投資する方が、正解を求めてウロウロするより、ずっと健全だ。

なぜなら、その仮説が外れたとき、なぜ外れたのかを、自分分析できるから

データベースとしての投資は、もう飽和してる。

これからは失敗から学ぶという泥臭い営為が、唯一の競争優位になる。

例えば、2008年リーマンショック資産を失った人の中には「二度と株式投資をしない」と決めた人と「何がうまくいかなかったのか」を徹底的に分析した人がいた。

前者は、その後の株価上昇で、ずっと後悔し続ける。

後者は「リスク管理が不十分だった」「信念が曖昧だった」という学習を持って、次の投資に臨む。

その学習が、これから投資の唯一の財産になる。

もう一つ重要なのは自分がどの時間軸で投資するのか」を決めることだ。

1年以内に2倍にしたい(これはもう投資ではなく、ギャンブル

5年で1.5倍にしたい(これは現実的

30年で10倍にしたい(これは人生設計

その時間軸によって正解は全く違う。

5年で1.5倍を狙う投資と、30年で10倍を狙う投資では、選ぶ商品も、リスク許容度も、心構えも、全部違う。

多くの人は自分がどの時間軸で投資するのかを決めずにいる。

その結果、短期的な値動きに一喜一憂して、長期的な戦略を失う。

そして、社会への信念を投資に反映させること。

ここが、本当に大事な部分だと思う。

投資というのは、この社会はこう変わるという信念を、金銭という形で表現することだ。

まり投資の内容は「その人が社会未来をどう見ているか」という、ほぼ哲学的問題を反映している。

例えば、日本株に集中する人は日本はまだ大丈夫と信じている。

米国株に集中する人は米国覇権が続くと信じている。

ビットコインに集中する人は脱中央権化が進むと信じている。

その信念が正しいか、間違ってるかよりも自分の信念が何かを言語化することが、投資第一歩だ。

ただし、信念を持つことと、ただひとつの信念に縛られることは、別だ。

これから投資で生き残るのは複数の信念を、同時に持てる人だと思う。

例えば

日本は縮小するけど、ニッチ産業では世界的な競争力を持つ

米国は強いけど、分断が進む

中国は成長するけど、リスクも大きい

みたいな、相互矛盾する仮説を、同時に持つ。

その相互矛盾する仮説に基づいて、ポートフォリオを構築する。

50%確率で起きることには、それなりの投資をするという、曖昧性の中での判断

また投資は「人生への投資」と同義であることを忘れてはいけない。

投資について語るとき、どの商品を選ぶかという問いばっかり出てくるけど、本当は自分人生お金関係をどう構築するかという問いの方が、ずっと大事だ。

投資をしている人間というのは自分人生選択肢を増やすための行為をしているはずだ。

その行為データに従って、正解を追求することになったら、それはもう人生選択肢ではなくて人生データの正解に委ねることになる。

から、これから投資の仕方は自分が何を信じるかを問うことから始まる。

そして、その問い自体が「自分人生で何が大事か」を問うことと、ほぼ同じ意味を持つ。

まり投資金銭運用ではなく人生設計であり、その設計が正解を求める人生か、信念に基づく人生かを、左右するのだと思う。

日本アーティスト海外展開支援政策について。

 

まず前提として、なぜこの施策が出てくるかというと、若年層や都市部での支持を拡大したい狙いはあるだろう。長期政権を維持するためには、この辺へのアピール重要になる。

あと、文化外交を行うことで自身の「硬い」印象を和らげたい総理意向もあるだろうし。自民党内でも派閥間の調整が不要で、反対も起こらない領域、かつ経済的コスパが高いという点で上手な選択ということになるかもしれない。

 

この政策が本当にうまくいくかどうか。

「そこそこ期待はできるけど、何もしなければ普通に失速する」くらいのラインにあると思う。

方向性のものは間違っていないと思われる。むしろ音楽コンテンツを国の戦略産業として扱う発想自体は、もう世界では当たり前の流れになっている。

韓国K-POPでやったように、文化外貨を稼ぐ装置として育てるのは、もう実験段階じゃなくて実践フェーズに入っている。

 

ただ、日本音楽業界は、構造のものが「海外に出なくても食えてしまった国」仕様のまま止まっている。

国内市場が大きすぎたせいで、わざわざ外に出る必要がなかったし、CD文化が長く続いたぶんデジタルへの切り替えも遅れた。

権利関係もとにかく複雑で、海外配信ひとつ始めるにも手続きが多すぎる。気合根性でどうこうなる話じゃなくて、単純に「輸出向きの構造になっていない」というだけの話でもある。

 

素材そのものはそんなに弱くない。(はず。)

アニメと結びついた音楽はすでに海外普通に聴かれているし、YOASOBIやAdoみたいに、言語の壁を超えて届いている例もある。

シティポップやロックニッチだけど確実な需要があるし、ボカロDTM裾野は異様なくらい広い。

たぶん問題は「才能がない」ことじゃなく、「運ぶ橋が細すぎる」こと。

 

ここで国がやろうとしているのは、その橋を少し太くしよう、という話なんだろうけど、やり方を間違えると、いつものパターンにすぐ落ちる。

大手プロダクションにだけお金が流れて、現場クリエイターまでは届かず、海外向けを意識するあまり無理にK-POPっぽくなって、結果として誰にも刺さらないものが量産される、という流れ。

クールジャパンで見たやつ。

 

本当に意味のある支援になるのは、たぶんもっと地味なところで、海外でのプロモーションの実務を誰がどう回すのかとか、ツアーをやるとき物流費用をどうするのかとか、翻訳プレイリスト入りを誰がどう後押しするのかとか。

そういう一つひとつは派手じゃないけど、ここが詰まっている限り、どれだけ良い曲があっても外には出ていかない。

K-POPはこのあたりを、海外レーベル配信会社との共同ファンド設立してサポートしたこと成功秘訣とも言われている。

 

文化輸出って基本的に成果が出るまでに何年も普通にかかる。短期選挙サイクルと相性がめちゃくちゃ悪い。だから途中で「成果が見えない」と言って叩かれやすいし、続かなかったらそこで終わる。

ここはもう覚悟問題に近い。

 

やるならやらねば

そして「やってる感」ではなく、効果が出る施策設計になるのかどうか。

要チェックや。

anond:20251205125714

>>生産を抑えたままだと、農業は儲からない産業のままだから若い人はますます入ってこない<<

ダウト

農業も儲かる作物は存在する

また、専業農家で米を専門にしているなら、JAだけを販路にしていない

何でお前らは農業に詳しくないのにドヤ顔にするんだ?

お前の先祖農家で食っていけないゴミカスで、今も専業農家やっているのは先祖代々のプロフェッショナル集団かつ名家だぞ

米の減反政策法制化。

 

背景にあると思われるのは、前政権が増産に舵を切ろうとしたことへの強い反発。

もし本気で増産したら、米価が崩れるかもしれないし、その責任は全部政治に飛んでくる。JA農家も困るし、農林族の選挙にも直撃する。

だったら最初から減反っぽい路線法律に書き込んでしまえば、政権が変わっても簡単にはひっくり返らない、という発想になる。

 

農家側の本音もすごくシンプルで、とにかく毎年コメの値段を安定させてほしい、ただそれだけ。

1年に1回しか収穫できない作物で「今年は増やせ、来年は減らせ」って振り回されるのが一番きついから、政策を固定してほしいという気持ちは正直わかる部分もある。

そこに農村部選挙の強さや、JA組織力農水省がもう一度コメの需給調整を握り直したいという思惑まで重なって、今回の流れができている感じなんだろう。

 

短期的には、供給を抑えるから米価は下がりにくくなるし、生産現場も「増産なのか減産なのか分からない」という混乱は収まる。

JAもこれまで通り転作誘導や米価維持の役割を続けられるし、農林族の影響力もむしろ強まる。

 

でも問題は中長期。

生産を抑えたままだと、農業は儲からない産業のままだから若い人はますます入ってこない。

農地の集約も進まず、小さな田んぼが点在したままで生産性も上がらない。

結果として国内コメ供給力そのものが少しずつ落ちていく。見た目の体重だけ減らないようにして、実際の体力は削られていく、みたいな状態になる。

 

そうなると、災害が起きたときとか、海外穀物価格が跳ね上がったときに、日本は一気に弱くなる。

最近コメ不足がまた起きる可能性が高まるし、食料安全保障の面でもかなり心細い状態になっていく。

 

怖いのは、それを法律に書き込んじゃうこと。

いったん固定されると、将来また需給予測を外しても柔軟に修正できなくなるし、本来やるべきだった農地の集約とか構造改革は、ますます先送りになる。

じわじわ効いてくるタイプの悪影響だから、今はあまり騒がれていないけど、後から効いてくるタイプ政策だな、っていう印象。

なぜあの時、そんな法改正を行ってしまったのか?と未来で言われちゃうかもな。

anond:20251204070431

日本に限らずどこの国もそんなもんだと思うんだけど

最賃を人口再生ラインの最底辺

(たとえば子は高卒就職前提・子供教育投資公営のみに絞り、それ以外の教育は行わないなど最低に抑え込む)

に設定して、生活保証してる国ってあるんだろうか?

あと

最賃=業界平均給与で回してるところは、ぜんぶ人間を使い潰すこと前提の産業だと思うぞ

最賃産業の多い地方ほど最賃上げられると死ぬ!!! って騒いでる今も

若い女蒸発して少子化過疎化が歯止め聞かないのはそういうことじゃないか

最賃すら払えないのに、それで人口が増えるわけがないのは既に実証されてる

オタクがColabo攻撃してたのって少女買春邪魔だったからかな

温泉むすめを悪く言われたかデマでっち上げ少女支援団体攻撃してたんだ!!って言うけど。

例えばこのColaboが買春から少女達が逃げ込める場所を作るのを、無駄とか邪悪と言っているオタクは、過去自分ロリペドだとツイートしていた。

このオタクツイートは1.6万いいねがついている。

少女達が性産業から逃げ込める場所ができるのを邪悪だと思うオタクがそれだけ存在していると言うことだろう。

以前もオタク達は埼玉エロ水着撮影会中学生を参加させたり高校生エロポーズ取らせていて、公共プール貸し出しが禁止された時に怒り狂って大規模デモをやっていたし、実在の子供に手を出せなくなるのが、一番彼らの逆鱗に触れるのでは。

https://x.com/frozensholder08/status/1996200552301285810?t=Xu4GQDcUvDWiFcvSyo2A3g&s=19

結局、ひたすら寄付寄付寄付

何も自分達では産み出さず、子供も産み出せず、社会に貢献せず、皆が必死で働いて納めた税金無駄施設を作る。

Colabo、あまり邪悪すぎるんだよな。普通に社会の癌だと思う。

新宿歌舞伎町に「女性人権センター」を建設する計画が発表されました。

買春勧誘性的搾取被害が続く現場で、少女たちが“歩いて逃げ込める場所”をつくる試み。

計画を進めている「Colabo」は、建設10億円の寄付を募り、2030年の開設を目指しています

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2025-12-04

女性絵師のあたシコ営業がすごいモヤモヤする

「あたシコ営業ってなんだよ」ってなる方が多いと思うのではじめに用語解説をしたい。

今回は「あたシコ営業」=「女性絵師ファンボックス等の支援サイトで本人の写真をあげたり自分自身モデルとした漫画を描いたり自分の性経験を語ったり肉声をあげて支援者を増やすこと」を指す。

目的は問わない。承認欲求だろうが性欲だろうが金のためだろうがなんでもいい。

とにかく女性絵師が絵以外の自分自身を切り売りすることで支援者の性欲を煽って支援者を増やすことだと思ってもらえればいい。

ちなみに男性のあたシコ営業は見たことがないので今回は割愛する。

いや、好きだしシコれるよ。あたシコ営業。それ見るために支援してる人いるし。

嘘でも本当でも生々しさがあってシコれる。

絵師とそれに群がる男たちの剥き出しの性欲めちゃくちゃシコれる。

あたシコ営業してる記事だけいいねコメントが多いのすげえシコれる。

支援サイトの月額料金みたいな、安くはないけど女を買うには安すぎるような端金で自分を切り売りしちゃうの超シコれる(される側としては支援者数によっては端金どころじゃないんだろうけど、支援する側からしたら端金だ)

だんだんあたシコ要素が増えて過激になるの死ぬほどシコれる。

絵師なんてどれもそんじょそこら一般人以上に満たされてるはずなのに。バグって満足できてないのかそれとも何らかの理由で満たすことができていないのか。なんでなんだろうね。

でもそれって「十分な実績や知名度を備えて絵も上手い神絵師ですら承認欲求とか性欲に抗えずそういったものを公開しちゃう」っていうシチュエーションに興奮してるのであってその人の絵自体に興奮したり評価してるわけではない気がするんだよ。本当に申し訳ないけれど。

才能に恵まれ努力も重ねた神絵師からシコれるのであって、そこらへんの素人がやっても全然響かない。

多分俺のようなゴミカスじゃ絶対に敵わない手の届かない存在が欲に負けて、今までの功績を使ってでも満たされるためにわざわざ堕ちてくるのが興奮するんだと思う。

でも一回そういうの見ちゃうと、他の絵を見ても全部あたシコ営業が頭の中でちらついちゃう

美味しい料理があっても全部マヨネーズがついてるような感じ。あたシコが侵食してくる。

あとXであたシコ絵師プロフィール見た時に「○○さんがフォローしてます」ってのが目に入ると○○さんはこの人の絵とあたシコどっちが好きなんだ?って疑心暗鬼になる。

R18コンテンツ作ってる人に性欲があるのは当たり前なんだけど、見たくないものを見てしまった気分になる。少年漫画主人公セックスしてるエロ同人を見たような感じ。

絵師本人はどうなんだろう。

一回あたシコしちゃう

「この人たちは自分の絵なんてどうでもよくて、絵を通して自分を見てるだけなんじゃ?」って疑心暗鬼になったりしないんだろうか。

でもめちゃくちゃ興奮するんだろうなと思う。

安全圏で身の安全保障しつつ普通に生活してるだけじゃ味わうことのないであろう山ほどの性欲を向けられて、絵と自分自身の両方を評価されて数字が増えてお金も入る。自分なら絶対おかしくなる。こんなの危ない薬と一緒なんじゃないか

あたシコ営業別に犯罪じゃないんだから悪いことでもないし何よりシコれる。

それにこういうのも営業一種であるはずで使えるカードを切ることに問題はないはず。

でもモヤモヤするんだよ。

営業というよりは、自分の性を切り売りしてるだけな気もする。

あと好きな絵師漫画家にはできればあたシコ営業してほしくない。

あたシコ営業した瞬間から、「尊敬する神絵師から「絵のうまさやこれまでの実績を踏み台にして自分を切り売りして承認欲求や性欲を満たして金を稼いでる人」になっちゃう気がする。貴方イラストレーターなんだ。俺が貴方に抱いてる感情はシコれる作品を作る尊敬の念であってあなた自身でシコりたいわけじゃないんだ。あたシコ営業したらシコるけど。

俺が無意識に性産業差別してる可能性は否定できない。

でもうまく言えないけどすっげえモヤモヤするんだよ!!

絵師アイドルみたいなもの、みたいな言葉を聞いたことがあるしこれも一つのやり方なんだと思う。

vtuberしてる神絵師もたくさんいる。それの派生みたいなものなのかもしれない。avtuber絵師的な。

でも!!!!すっげえモヤモヤするの!!!

から俺の好きな神絵師はどうかあたシコ営業せずにそのままでいてくれ。我儘なのはわかってるけど、俺の尊敬する神絵師のままでいてくれ。

あたシコした絵師はそのまま突き抜けてくれ。シコるから

高市の大勝利キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

高市日本の才能あふれるアーティストの皆様が、より多くの国でライブ交流を実現できるよう、政府海外展開支援を強化します。アジア欧州北米など多様な市場で、日本音楽が響く未来を創ります

マンガ」「アニメ「ゲーム」といった日本の強力なコンテンツを生み出すクリエーターの皆様の海外展開支援し、文化の力で、国境を越えた世界との「つながり」を実現します。

x.com/takaichi_sanae…

これらのコンテンツ産業は、半導体産業に迫る海外市場規模を持つ、日本戦略産業です。

先般閣議決定した550億円を超える補正予算活用し、海外売り上げ20兆円を目標に、複数年でのご支援お約束し、官民連携で強力に後押しします。」

大学入学共通テスト廃止と、国家資源の再配分を求める

 現在大学入学共通テストは、高等教育入り口として長年実施されてきました。しかし、制度が抱える問題は大きく、導入当初の目的理念をすでに果たせていないばかりか、国全体の限られた資源を不必要に消費し続けています。私は、共通テスト廃止し、各大学個別入試回帰するべきだと考えます。そして、共通テスト運営にかかる膨大な国費・労力を、国防インフラ整備、技術開発など、日本の将来にとってより重要な分野へ振り向けるべきだと強く主張します。

 そもそも共通テストの起点となったのは、1970年代まで各大学独自に行っていた入試に対する批判でした。当時は、難問・奇問・重箱の隅をつつくような問題が多く、受験生負担が過度であることが社会問題化していました。この反省を踏まえて1979年共通一次試験が導入され、「一律で公平な基準に基づく選抜」を標榜したのが現在制度の原点です。

 しか今日、状況は当時とは大きく異なります大学側の出題能力は向上し、過度な奇問・難問は強く批判される仕組みも整いました。情報公開も進み、各大学独自に適切な学力を測定する環境が整っています。つまり共通テスト導入の前提だった「大学個別試験では公平性が確保できない」という時代では、もはやありません。

 それにもかかわらず共通テストが続けられている最大の問題は、その運営国家的規模のコストがかかり過ぎている点です。作問委員会の設置、全国規模の事務システム試験監督者の確保、会場運営輸送・警備など、膨大な人員予算が毎年投入されています大学教員研究教育に充てるべき時間共通テスト関連業務に奪われ、アカデミックリソースが大きく消費されています。これらの労力と費用は、すでに制度維持のために制度存在するような倒錯した構造を生んでいます

 さらに、共通テスト難関大学選抜機能を十分に果たしていません。高得点層では得点が集中し、いわゆる「得点圧縮」が起こり、学力差を識別できなくなっていますわずかな得点差が合否を左右しているように見えますが、その差は統計的には誤差の範囲であり、選抜試験としての精度は極めて低いと言わざるを得ません。そのため最終的には各大学個別試験学生評価し直しており、共通テストが果たす役割形骸化しています

 こうした状況にもかかわらず共通テストが存続している背景には、模試産業予備校、教材関連企業などの利害構造存在します。共通テストは巨大な市場形成し、制度自体経済圏となっていますしか教育制度国益観点から最適化されるべきであり、既得権的な構造を守るために国費が費やされ続ける現状は、本末転倒と言えます

 私は、共通テスト廃止によって浮く膨大な財政人材リソースを、国としてより重要領域へ再配分するべきだと考えます。激化する国際情勢を踏まえれば国防力の強化は不可欠であり、老朽化が進むインフラへの投資世界的な競争の中心となっている技術革新への研究開発費も緊急に必要です。共通テスト国民の多大な負担を伴う巨大事業であり、その縮小・廃止国家戦略上も合理的判断となるはずです。

 大学入試は、各大学独自実施し、自らの教育理念に基づいて学生選抜する時代へ戻るべきです。これこそが大学自治多様性保障し、教育の質を高める方向性とも合致します。

 以上の理由から共通テスト廃止し、国家資源をより重要な分野へ振り向けることを強く要望する。

2025-12-02

anond:20251202213041

気を悪くしたなら申し訳ない

首都圏も良いところばかりじゃないし、住みやすい街なんて首都圏以外にいくらでもあるんだけど、文句垂れてるオタクって「好きなイベントに行きやすい」っていう明確な首都圏メリット(首都圏外のデメリット)を理解してる層なわけだよ

そういう立場の人が首都圏外に住む理由理解できないんだよね

首都圏メリットを感じないなら東京なんて無理に住むようなところじゃないし

僻地勤務の公務員でもなければ、別に首都圏外に住む人も日本産業社会を守るためにそこに住んでるわけじゃないだろ。

首都圏にばかり人が住んだら社会は立ち行かなくなるけどそんなマクロ視点普通住む場所決めないだろもっと個人的ミクロ視点で決めるものだろ

anond:20251130185023

1.日米の長期金利差(日本が低金利すぎる)が開いているので投機筋が大量に円を借り入れてドルに変えてる

2.アベノミクス(ETF株価政策的に底上げマイナス金利とYCCによる長短金利の低金利誘導)の金融緩和/量的緩和によって政策的に円安誘導した後遺症

3.国内ITサービス脆弱な為に恒常的なデジタル赤字になっている

4.NISA/新NISA個人投資が増えたことで個人の円売りも加速している

5.そもそも日本構造問題(生産性が低い、少子高齢化ITサービス脆弱)で円の実力が見限られている


ここほとんど間違い。

1.金利差は拡大すれば円安に働くが、金利差が大きくあること自体金利平価説が示す通り円高要因。そしてそれを覆すほど大きなキャリートレードポジション拡大は今は起きていない。

2.アベノミクスの時期は政策金利ゼロまたはマイナスという下限制約に引っ掛かっていた。つまり流動性の罠にあった。流動性の罠にある以上、金融政策無効ETFを買ったところでその影響はほとんどなく、当然、円安にもならない。アベノミクス開始時点でPPPから大幅に円高乖離していたもの修正されるきっかけにはなったかも知れないがそれ以上の意味はない。

3.国際貿易で、特定の財サービスの収支と円高円安を結びつけるのはナンセンス絶対優位ではなく比較優位によってその財サービス貿易赤字となる財か貿易黒字となる財かが決まるのであるから比較劣位しているデジタル産業での赤字を考える時にはペアとなる、つまり自国産業内での相対的な強みの程度が大きい産業での黒字と合わせて判断しなければならない。結局、一国全体合計の黒字赤字を見ることになるがそれは〇〇分野の黒字赤字の積み上げで求まるものではなく、全体の黒字赤字国内の貯蓄投資バランスから決まる。〇〇分野の黒字赤字は、その積み上げが全体に合うように調整されるものに過ぎない。

4.ここは唯一間違っていないが、ただその規模は開始時に考えられていたよりも今や萎みがちで推移していることには留意

5.その国の通貨価値≠その国の国力。たとえば韓国日本比較した成長力、実力はこの数十年高かったが、ウォン日本と変わらないほどのPPPからウォン安の状態が続いていたように、あるいはかつてバブル崩壊日本への期待感が剥落した時期に大きな円高が発生したように、為替は国力の類を表すような指標ではない。

2025-12-01

anond:20251130093212

電気を作るのに石油燃やしてお湯沸かしてタービン回して、軸を回して、EV電気ためてモーターの軸を回す。二回も回している。

そんならガソリン燃やして軸を回せば1回で済むじゃないか、という論を展開しているアタオカがいるが。

電気って太陽光でも作れるんよね。

山林切り崩して環境破壊するメガソーラー、が社会問題になってるが、廃棄物問題含めそんなもんいずれ解消する。

技術ってのは進化する。

どうせ容量も外気温問題もいずれ解消する

彼ら(ひろゆき含め)の一番の問題技術進化しないって前提なんよね。

 

で、ガソリン車で言えば、原油採掘するには軸を回し、精油するには無数の軸が回り(精油プラントは数千台のモーター「軸」があります)、それをタンカーで運ぶのに無数の軸が回り、備蓄するのにも軸が回り、輸送し、給油するまでにも無数の軸が回ります

「軸」の多さで言えば(太陽光パネルを製造するのにも無数の軸が回るという際限ない反論無視するとして)、ガソリンの方が遥かに軸を回している。

「軸」の多寡は本論では無い。

マクロ効率経済性(環境負荷も含め)で論じるべきであり、どう計算しても無限に降り注ぐ太陽エネルギーを使ったほうが効率が良いとしか結論は出ない。

太陽光パネルの価格発電効率問題なのであり、そんなもん需要があれば投資が進みいずれ採算ラインに入る。

EVバッテリー含め技術開発の進化でそれらがガソリン車を追い抜く目処が立っているからやっているのであり、現在は過渡期にすぎない。

完璧技術ができてからやれば良い、というのは社会の発展の歴史を知らぬ愚か者

産業なんて最初はどれも不経済なんだけど、投資し開発し、次のステージに進む。これの繰り返し。

それを促すために国家レベル補助金を出す。

 

我々が当たり前に使っているコンピューターですら、初期は「手で計算したほうが確実で安上がりじゃね?」だったの。

補助金しまくってコンピューター使わせて、市場を育て、投資を促し、現在IT産業になった。

完璧コンピューター」が出来てから参戦、では遅いの。

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