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はてなキーワード: 漫画家とは

2025-11-06

後出し仕様変更が次々入り納品物が仕上がらず発注元に文句を言ったら「態度やコミュニケーションが気に入らない」という謎理由で数百万円の報酬が不払いのまま」←何度も電話メールしたなあ…

五反田の某会社ことなんですが…😟

この手の話、フリーランスになってあまりにも多くて、もうやりたくないんですけど、

どうしようもないんで電話メールで何度も催促、法的に訴えてもいいけど、手間とか金で躊躇しちゃいますよね…

やっぱり、お客がいないって言うけど、客なんてどこにでもいるじゃないか、ほら、ネットにこんなに案件がいっぱいある、

は駄目なんですよ、大手円満退社して、大手から仕事を引き継ぐとか、

でも、そのタイミングで客も一緒に引き連れたりすると、昔いましたよね、

野村證券で、反社の金を運用して損した穴を一般客の金で埋めて、その客が怒って土に埋められた人が…😟

悪いことは言わない、普通にサラリーマンできる人は続けるべきだし、それが幸せですよ

精神疾患があるとか、身体障害があるとか、仕方なくやると、こういう酷い目にあう、客は他人の足元を見てくるんで…😟

身体障害といえば、敬愛する水木しげる大先生ですが、あの方もそうですよね

講談社で賞を取るまで、足元見られてばかりで、ガロからちょっと明るくなって、鬼太郎ホームランですよ…、流石です、大先生…😟

矢口高雄先生の言ってる方が真実なんだろうけど、

水木先生は、矢口氏のあまりの絵の上手さに、是非漫画家になりなさい!と言ったらしいけど、

自伝漫画の方だと、地方銀行を辞めてきた?!もったいない漫画家なんてやめなさい!みたいなこと言ってた気がするんだけど、

水木先生自伝漫画とか特に面白おかしくするために脚色されてたり、悲惨なシーンもなぜか、

尚更不謹慎な事言わせてコミカルにしたりするんだけど、

矢口先生供述の方が事実なんだろうけど、自伝漫画の方は、水木先生の心の声だったりしたんじゃないかなあ…😟

9で割れ!!とか見ると、矢口高雄先生サラリーマンとしてもちゃんとしてらっしゃる自分みたいな駄目人間とは大違い

自己管理できてるし、ガッツがある、へこたれない

そういう姿勢釣りキチ三平かにも出てる

妻も銀行員辞めて漫画家になるのを応援してたみたいだし、周囲にも恵まれてる、暖かい

矢口キャラは今でも好きだけど、キャラが安定しなくても、最初からスゲーなと思わされるのは、風景自然描写

岩とか、海とか、子供の頃は正直田舎臭いなあ、って、そりゃ当然だし、興味がガンダムとかそういうのだったからだけど、

そういえば、矢口高雄先生シーラカンス漫画は捨てられなくて、まだ持ってます

子供の頃に買ってもらって、ちょっとエッチなシーンもあるという…😟

何の話してたんだっけ、あー、売掛金回収はねえ、結局悪質な客が悪いので、そういう人の仕事は受けない、

受けるぐらいなら餓死する気持ちで生きていく、か、執拗に催促するしかないですね…😟

水木しげる大先生自伝ゲゲゲ家計簿とか、ああいうのでもいいけど、

大成功する前の水木先生は催促ばかりしてるし、結婚した妻にも催促に行かせて、

流石に先生も妻に酷いことをさせたと思うシーンがあったはず…😟

佐藤秀峰江口擁護たかったんだろうな

note佐藤秀峰江口話題にいまさら乗っかる記事が上がってた。

https://note.com/shuho_sato/n/nd31093ca6f55

 

序段では「江口がやったことはこのように問題があり、本当に問題があるならこのように対処されるだろう」と

客観的視点で論が展開される。

しかしむしろこの段では「現実問題があるなら当事者同士で問題解決が行われる」という

外野がとやかく言うことではない」という言外の圧を感じるほどに勤めて客観的すぎる論調で書かれている。

 

その後、権利侵害があるトレースは悪だと前置きしたうえで。

模写は悪か、と論の展開を始め、

スラムダンクトレス疑惑に触れ、ジョジョの奇妙な冒険ポーズ模写問題に触れる。

これはどちらも「ほぼ黒」なのにネット上では擁護されがちな作品を持ち出し口を塞ぎたい意図が見て取れる。

次に、模倣は悪か、論を進め

ブラックジャックによろしく」を書いた数か月後に「医龍」が始まった話

名探偵コナン」と「金田一少年の事件簿」の関連性に触れる。

ただこれに関しては「ブラックジャックによろしく」と「医龍」には「医療もの」くらいしか共通点はなく

これを「模倣」のカテゴリに入れるのは流石に論に無理がありすぎる。

金田一コナン模倣の論を出す時の例として適切かは疑問符が付く。

 

そしてなぜか「ブラックジャックによろしく」はブラックジャック著作権を犯してないし

コナン金田一も多分犯してないけど、作者が生きてたらなんて言ったかはわからないよね、と

今回のトレス問題とは全く関係のない作者の権利と心情は別だよねみたいな話を持ち出す。

 

そして最終的に、ここはもう欺瞞欺瞞なので丸々引用する。これは違法だろうか。

一切の著作物の影響を受けずに創作を行うことはおそらく不可能です。

写真を横に置いて描かない場合でも、記憶に残ったイメージを参考にします。

そもそも人は見たことがあるものや、経験したことのあるものしかイメージすることができません。

 

僕の絵はオリジナルではありません。

いろんな漫画家の影響を受けています

漫画文脈上に存在する無数の作家の一人です。

先人が築き上げてきた技術や知恵を学習し、発展させようとしてきました。

漫画という大河の一滴です。

もしも僕が差し出す番が来たら、差し出すのが筋ではないかとも考えます

 

アリストテレスは「芸術自然模倣する」と言いました。

目の前の景色を絵の具を使って模倣すれば絵画になり、文字を使って模倣すれば文章になり、音を使って模倣すれば音楽になります

江口さんのイラストは「自然模倣したもの模倣したもの」とも言えそうです。

モノマネ芸人モノマネをしたら違法でしょうか?

模倣 = 芸術」は現実景色を超えることがあります

美しい表現は、オリジナルを超えた美をもたらすことがあるのだと思います

こんな話誰もしてねぇんだわという話である

もちろん、これは「今回の事件を経て僕が思っただけのことなんですよ」

「だからって江口さんの件が許されるって話ではないですよ」

一般的な、もしくは僕が考える芸術論の話ですよ」ということだとは思う。

でも、今回の件は今回の件だから

お前が差し出したいなら好きに差し出せばいいと思うが、

それは他人著作物勝手トレスしてオリジナルとして売り付けていいという話にはならないし

他人著作物は他の自然物の模倣に過ぎないんだからそれをパクるのも模倣なのでは?ともならない。

AIの無断学習なんか話にならんくらい他人著作物をパクっといてそれが美しかったらなんだというのか。

 

まぁ佐藤氏はアーティスト(笑)として芸術無罪という立場をとったということなのだろうけれど

なんでいまさらそのスタンスで参戦してきたんだろうと疑問に思った。

つーか、いつもそうっちゃいつもそうだけど単なる隙あらば自分語りしかない。

ぶっちゃけ放っておいてやったほうが江口はありがたかっただろう。

anond:20251106150844

単話系はテンプレキャラ流しこんでるだけだけどな!

ある程度連載まとめる時は普通漫画家みたいに連載前に編集プロット練ってるやで

anond:20251106145445

単話じゃない系はある種のスタンプラリーみたいなもんやからスタンプ(セックス)する場所さえ決めとけば

後は割と自分の書きたい話書いてる人多い印象

なんだかんだみんな漫画書きたくて漫画家になった人多いから話考えるの好きな人多いよ

鬱系の作家だったら実際にあった胸糞事件とか調べてそれを下敷きに書いてる人多い

anond:20251106104759

特徴

各話で主要人物が登場する(またはそれに準じる)際に、ページ4段ブチ抜き画法で人物を描く。これはデビュー当時からの特徴であり、ヤス作画担当している『じょしらく』でも同様の描写踏襲されている。弟子畑健二郎も初期に使っていたものの徐々に使用頻度は減っていった。

改蔵から絶望先生』まで続く画風に関しては、キャラクター衣装、構図などのデザインにおいて、漫画業界内、さらには『改蔵公式ファンブック『かってに研究しやがれBOOK』(以下『ファンブック』)で雑誌ファッションニュース編集長の向千鶴からも高評価を得ている。編集部内で話題になった現実世界ファッションを何週か後に『改蔵』内で名取羽美が着ていたこともあったという。

「どよんど」「にょんたか」など、独特の擬音を作中で織り込むことでも知られ、特にメールを打つ際の擬音「めるめる」は『かってに改蔵』内で「著作権フリーなのでどんどん使ってください」と宣言して以来、漫画家の間でも広まっている。

特に絶望先生』ではやや政治的ネタも見られるが、それは思想押し付けではなく、久米田は「(喜劇としての)漫画説教臭くなったらおしまいだ」と『改蔵』作中で登場人物に述べさせ、インタビューでも「その時々の報道内容をネタにしているため、思想一定しない」旨の発言もしている。

執筆方法

行け!!南国アイスホッケー部』後期にスクリーントーン処理に関してMacを導入して以降、次第にパソコンに頼る部分が多くなり、『かってに改蔵』以降は全工程においてパソコンを使い執筆している。なおパソコン本格導入の背景には『ポカポカ』から改蔵』に至る間にそれまでのアシスタント独立することになったこともあると『改蔵コミックス等で述べている。

かってに改蔵』(1998年)よりデジタル作成を導入した。使用しているパソコンは一貫してAppleのものである

98年からデジタル導入はすごいな

anond:20251105213433

さよなら絶望先生」の先生ネタプロダクション体制はほんと漫画家として一流だよな・・・

ブチ抜きで美少女を描くことで時事漫画の枠を超える読者を取得した

2025-11-05

女性には通じにくい話

エヴァTVシリーズが終わって、サブカル的な盛り上がりを見せてた頃、ヤングアニマル庵野監督漫画家二宮ひかるさんの対談というのが掲載された。

正直内容はほとんど忘れてしまったが、こんなやりとりがあったことは覚えている。まあなにしろ昔の話なので細かいところは違っているかもしれない。

庵野「男にはね、満足のいかないセックスもあるんですよ」

二宮「それは、射精してもですか」

庵野射精しても、です」

ひょっとしたらオナニーの話だったかもしれないが、手元に当時の本はないので、持ってる人がいたら確認してほしい。

読んだ当初は、いや庵野さん女性相手に何言ってるの?という気持ちだったが、今思うと、確かにこの感覚女性説明しても伝わらない部分かもしれないな、と思う。

女性はよく、男は勝手に果てて満足しちゃうんでしょ?みたいな事を言うが、割とセックスって男にとってプレッシャーで、まずきちんと機能するか、そして相手をある程度満たすことができるかって結構重い。若い頃は自分の欲が先行するけど、ある程度大人になるとまあまあ考えてしまう。まあ、考えないやつもいるんだろうからあくま個人的問題としておくけど、それなりにそういう人いると思う。

男ならわかってもらえると思うけど、大して良くもないのにただ出ちゃう時のやるせなさみたいなの、あれなんなんだろうね。

2025-11-04

友人が漫画家になった

幼馴染の友人の話をさせてほしい。

友人、増子と出会ったのは小学生の時。同じクラス漫画アニメが大好きなオタク同士、すぐに意気投合した。

同じ中学に進み、二人で美術部へ。オタク女子として二人そろって腐女子になり、毎日推しカプトークに勤しんだ。交換ノートイケメンキャラの模写で満ちていて、絵を描く楽しさに目覚めたのもこの頃だったと思う。

自然と二人で漫画家に憧れるようになった。イケメンがたくさん出てる漫画を描きたい、それがアニメ化したら最高だね。漫画家になるには絵がうまくないと。じゃあきっと美大に通った方がいいね。二人で通えたらいいね。そんな話を増子とした。

結果として増子は美大に行かなかった。行けなかった。

親が厳しく就職ができなさそうな大学に行かせる気はないの一点張り。一方自分の親は子供がやりたい事を自由やらせたいがモットーで、特に何の問題もなく許可が出た。

二人で美大に行けなくなったのは残念だったが、少し優越感を覚えた。自分特別人生を選ぶことを許された側なんだと。

高校は増子と違うところへ進学した。

画塾に通い始め本格的に美大受験への準備を進めていく。楽しい事ばかりではなかったけれども、好きな事を武器大学へ行くという希望の前では、その辛さだって耐えられる。受験も忙しくなり漫画アニメもあまり観なくなったし、増子とは話す機会もなくなっていった。次に彼女と会ったのは美大生になってからだった。

増子とは大学に進学して数か月経ったくらいでお茶約束をした。増子は受験が大変だったこと、今は親に勧められて資格勉強を始めたことを話してくれた。堅実な人生設計を語る増子に、自分はやはり一般的社会人人生を選べそうにない、増子が羨ましい、と告げた。羨ましいのは本当だったが、自逆風自慢も入っていたのは真実だ。

帰り際、増子から大学生になり自由時間も増えたので同人活動を始めた、とTwitterPixivの交換を求められた。

家に帰り、ROM専として使用していたPixivから増子へマイピク申請をしたら愕然とした。ヘロヘロの線で描かれた下手くそイケメンキャラ達。中学美術部の画力なんて大したことないのは知っていたが、少なくともあのころは私と同じくらい描けていたはずだ。美大受験を経たことで私の方が圧倒的にうまくなっていた。

増子がオリジナル漫画も描いて出版社投稿したが箸にも棒にも引っかからなかったと言っていたのを思い出したが、こんな絵では当たり前だ。友達から伝えなかったがはっきり言ってへたくそだった。

Twitterを開くと増子には崇めている同人作家がいるようでしきりにその人のイラストを神絵と褒めていた。自分からするとぱっと見の線だけ綺麗だがデッサンが崩れており何がいいのかわからない。

もう美術部だったころの私達には戻れない、と寂しい気持ちになったものの、同時に意地悪な気持ちも目覚めてしまった。すぐに中学時代に増子とはまっていたアニメキャライラストを描いてPixiv投稿。増子が描いた流行りのBLカプを題材にした漫画より、自分の懐かしアニメの一枚絵の方が閲覧数もいいね数も圧倒的に上なのを見て満足した。

当の増子は私のイラストも神絵と褒めてくれたが、デッサンの狂った同人作家を褒めた同じ口で褒められたのは正直イラっとした。

高校の時に忙しくなって卒業した漫画アニメはそのまま再熱することもなかった。私の周りの人たちだけかもしれないが、結局漫画アニメは「サブ」カルチャー漫画なんてわざわざ美大を出る必要のない画力で成り立つし、それを享受する読者は美術がわからない一般人編集部にこき使われるブラック職業、という風潮。

それに進学してわかったことだがそれなりの美大を出ていればそこそこ安定した職だって得られる。なのに漫画なんて水商売を選ぶ人間馬鹿のやる事だ。増子がゴミみたいな同人作家を褒めるのを目にしていた私もその気持ち理解できたし、就職漫画アニメ関係ないデザイン会社へと決めた。

親は大喜びだった。子供には好きなことをやらせたいと美大進学を許してくれたが、内心不安だったらしい。会う人全員に娘は美大卒でデザイン会社で働いている、と自慢をしていた。

美大受験の時と同じく、デザイナーだって楽しいことばかりではない。それでも自分の腕一本で生活費を稼げているというのは自分に自信を与えるのには十分だった。

ふと、増子が気になり彼女Twitterを覗いてみた。名の知れた企業に入ったと風の噂に聞いていたが毎日ノルマに追われ、パワハラ上司からの𠮟責も多く、大変そうな様子が見て取れた。その時、自分だけ美大進学を許された時と同じ優越感を覚えてしまった。

自分はこれからも好きなことで食べていく、増子は好きでもないことに一生疲弊して生活費を稼がないといけないんだ。

それから数年後、中学時代同窓会が開催された。増子とは大学生以来会っていないが、その他の友達も長い間連絡を取っていない。何をしているんだろうとワクワクしながら出席をした。

当時の友達は皆自分とは全く違う道を選んでいた。銀行員NPO職員営業職…。なんだか難しそうな世界だ。そういえば増子は今何をやっているんだろう、まだノルマに追われているのかな、と思っていると急に「漫画家になった」と言った。同人活動を続けていく中でスカウトされ、連載が軌道に乗ったところで会社は辞めたらしい。親は泣いていたけれどもアニメ化も決まったんだ、と増子は笑顔で述べた。

周りがざわつき始め「おめでとう!」と増子が祝われる。それはそうだ、業界が違う人間仕事内容なんて説明されても正直よくわからない。私だって銀行員仕事内容はわからなかった。でも素人にも漫画家は何をやっているか想像つくしアニメ化で拍がつくのも理解できるらしい。

ちゃんと増子ちゃんクリエイティブ業なんだねと同級生の一人から言われ、あいまいにほほ笑んでおいた。増子と同じにしてほしくないと本気で思ったが、友達の前で言うことではないのはわかっていた。それでも少しの意地悪心が抑えきれず「最近AI漫画描かれてて大変らしいね」と言ってしまった。

笑顔で皆と別れた後、本屋へ寄って増子の言っていたタイトル漫画を探す。アニメ化の棚のところにちょこんと置かれているのがみつかった。ゲボが出そうになった。

ふ ざ け る な !

増子の絵は相変わらずへたくそだった。以前よりは上達しているがデッサンも何もなっていない。これで漫画家として食べているなんて甘えている。同級生の皆もそうだ、この程度の絵を描く人間と私を一緒にしないでほしい。何がおめでとうだ。私は死ぬ思いをして絵を描いてきた。画塾が辛くても泣きながら通ったし、講評に怯えながら作品制作をした。就職だって一般大学生より大変だった。

ぬくぬくと安定した正社員の職を得ながら趣味で描いたようなクソ漫画クリエイターを名乗るな!

怒りが収まら単行本は買わないまま帰宅したが数日経つと少し落ち着いてきた。

増子の漫画電子コミックサイト無料立ち読みができることに気づき、気まぐれで読んでみることにした。もしかしたら話は面白いのかもしれない。

これも結論から言うと面白さが理解できなかった。それどころかへたな絵と意味不明ストーリー漫画家を名乗る彼女さらに苛立ちを感じ、口コミで最低評価を押しておいた。

でもあれから少し経った今となって思う。

増子の絵はへたくそだ。でも漫画家になってアニメ化をするという幼い頃の夢を叶えた。

私は漫画家になる夢の過程として美大へ進学して、その後他の目標をみつけ方向転換をした。自分選択に悔いはないが、子供の頃の夢を叶えられなかった側の人間だ。

思い返すと美大は変な人間がたくさんいた。その中には別の道を進んでいたはずなのに、神の手に導かれるように違う道に進まされ「何か」になってしま人間がいる。

美大に入ってすぐ自分はそちらの側の人間でないことを思い知らされた。私は美術を嗜んでいるだけの普通の人だ。

そして、漫画というフィールドで増子は「なってしまう」側の人間だった。

親に反対され一般大学に入り、安定した職業を選んだ。忙しい間に同人活動を続けて漫画デビューを果たした。スカウトで目に留まることも、そこから連載を勝ち取ることも、人気が出てアニメ化まで進むことも運の要素が絡んでくる。でも彼女はその運をつかめ人間で、漫画家になってしまった。

と、ここで夢に破れた自分を憂うのであれば綺麗な物語だが、結局これは現実だ。

漫画世界だったら私は美大進学をしたものの、ものづくりは好きでないと気づき美術の道を諦める。増子のアニメは大ヒットし国民漫画家として悠々自適生活をする。

でも現実の私はやっぱりものづくりは好きだし、自分選択が間違っていたとは思わない。今さらお堅いサラリーマン生活なんてできるとは思わないし、今大学生に戻ったとしても、漫画家は目指さない。

増子のアニメはたいして話題にならないまま終わった。今も細々と漫画家を続けてているらしいが、大ヒット漫画家にはなれないまま毎日生活費を稼ぐのみらしい。

結局私は何かになれなかった人間だ。もし自分が増子の立場だったらものづくりを仕事にはできなかったと思う。

増子はなってしまう側の人間だ。でもこれからもへたくそ漫画を描き続けるだろうし、中学時代に語ったような大手雑誌に載っているイケメン漫画は一生連載できないまま終わるだろう。

夢を叶えた友人が、羨ましいもののああはなりたくはないなと思った。

サラリーマン漫画家インタビューする記事

からなんでも出来る人でしょ? 絵しか能の無い社会不適合者は無理

2025-11-02

集英社声明 コンテンツ産業17社+漫画家協会声明

見て思ったよりも反AI

強い流れになってるのかな、と思ってたら

いろいろネット漁るうちにクリプトニンジャに辿り着いた

イケハヤさん、今こんなことしてたのね。

はてなのみんな、イケハヤさんと魂が共鳴してるンだな。

オレはイケハヤさん貧乏神しか思えないので、AIから距離をおきたい。

2025-10-31

漫画家協会への反論声明

生成AI時代創作権利をめぐる歪んだ主張への反論声明

2025年10月31日

1.文化全体を人質に取る業界自己防衛

本日発表された「生成AI時代創作権利のあり方に関する共同声明」は、表面上は高尚な倫理を装いながら、実際には旧来の出版映像業界が自らの利権支配を維持するために発した時代錯誤の自己防衛声明にすぎません。文化担い手を名乗りながら、彼らは文化を盾にして独占し、創作自由を自らの縄張りに囲い込もうとしていますAIという新たな知的基盤を「脅威」と決めつけ、法律科学事実を踏みにじってまで、自分たちの都合に合わせた“新しい原則”を作り出そうとする姿勢は、文化の発展を自ら人質に取る行為と言わざるを得ません。

2.法治国家を軽視する恣意的な主張

声明で繰り返される「オプトイン原則」なる主張は、法的根拠のない作り話にすぎません。日本著作権法第30条の4は、情報解析、すなわち機械学習適法行為として明確に認めています。これは国会正式に審議され、国際的にも承認された条文です。それをあたか存在しないかのように無視し、独自の“原則”をでっち上げているのは、法の支配自分たち感情で上書きしようとする行為にほかなりません。法治国家の根幹を軽んじるこうした態度こそ、社会にとって最大の脅威です。

3.国際条約の名を借りた虚偽の論法

声明では「WIPO著作権条約原則にも反する」との一文が見られますが、これは国際法理解していないか、あるいは意図的に誤解させる表現です。WIPO著作権条約10条は、各国が技術革新との調和を図るために例外を設けることを明確に認めています日本著作権法第30条の4は、その条項に基づく正当な立法です。にもかかわらず、これを「国際的に反する」と断じるのは、国際法権威を自らの商業利益のために悪用する詭弁にすぎません。法を装いながら法を捻じ曲げる態度は、文化への裏切りです。

4.科学理解せずに技術を縛る危うさ

声明要求する「学習データの透明性」は、AI技術の基本構造理解していない人々の発想です。生成AI著作物を丸ごと保存しているわけではなく、膨大な情報数学的に抽象化して学習しています。どの作品学習したのかを特定することは、理論的にも不可能です。にもかかわらず、それを“透明性”という美辞麗句で求めるのは、AI研究を停止させるための方便に見えます理解できない技術を「危険」と断じて封じ込めようとする態度は、科学否定であり、知の進歩への挑戦です。

5.文化を守るふりをして文化を殺す

著作権法第1条は、「著作物の公正な利用を通じて文化の発展に寄与する」ことを目的としています声明はこの理念を真っ向から踏みにじり、創作自由業界利権で縛りつけようとしています。もし学習をすべて許諾制にすれば、日本AI研究は立ち行かなくなり、創作自身AI支援という新しい表現手段を奪われるでしょう。つまり、彼らは「創作者を守る」と言いながら、実際には創作未来を殺そうとしているのです。

6.倫理を盾にした特権固定化

声明全体に共通するのは、「自分たちけが正義である」という思い込みです。AI学習されることを「搾取」と呼びながら、彼ら自身は長年、他人文化引用し、再構成してきました。著作物の「利用」は自分たち権利であり、AIの「利用」は侵害だという二重基準は、もはや論理ではなく自己保身のための感情論です。著作権を対価交渉武器に変え、創作自由を締めつける構図は、文化産業ではなく利権産業の姿です。

7.未来に向けて

AI人間創造性を奪うものではなく、拡張するものです。学習犯罪扱いし、技術革新を恐れ、自由な発想を封じることこそ、文化への裏切りです。私たちは、旧来の特権構造に縛られた声ではなく、法と科学自由原理を信じる社会の声を支持します。AI人間創造性は対立するものではなく、共に進むべき文明の両輪です。文化を守るとは、未来を拒むことではなく、未来に開かれることです。

【発出者】

生成AI自由文化未来を守る会

anond:20251031180423

テレビ局の方が立場が上」というのが間違い。

出版社漫画家とか、スポーツチームと選手とか、そういうのは表に出てるほうが立場は上なんだよ。

特にマミになる話は松本人志フォーマット作った番組でしょ。

それで出演者だけ変えて番組を続けるなんて

「人気漫画の作者が連載辞めたいと言うから別の漫画家に続きを書かせる」みたいな話だよね。

anond:20251031160929

前にロケハンよく行く漫画家さんがトークで言ってたんだけど、明らかに隠れる気が無いって雰囲気があると変な目で見られないってさ。

緑のジャージ蛍光オレンジのハーパンでよくワークアウトしてたw

あと挨拶とかもしてたかな。流石に挨拶は時と場合に依るけどw

2025-10-29

世界大会視聴に4000円払いたがらない客ばかりだとe-Sportsオリンピック大変そう

ゲーム会社側に重大な落ち度があることは分かるが、にしても「こんなシブチンの客ばっかりなのか」ってのが正直な感想

しかも、自分が金払いたくないのを発展途上国貧乏人を使って言い訳してるのがホントに惨め。

「視聴チケットじゃなくて物販で稼げ」ってDLCすら碌に買わないゲーマー様がよく言えたもんだな。

今までずっと大金をドブに捨て続けながらお前らに尽くしてくれた人たちに少しは恩返ししろよ。

ただ、ゲーム会社側のやり方も最悪だったのは疑いようのない事実だ。

どっかの漫画家も言ってたが、「私は世界大会を支えたパトロンの一人です」って分かる何かを付けて「助けてください」って初めから言えば違ったんじゃないかな。

でも、ゲームアイテムとかコスチュームとかつけたって「MOD文化(迫真」とか言いながらデータ吸いだして勝手に使う連中がいるんだよな。

大変だなぁ。他人事でよかった。

2025-10-28

anond:20251028173019

そんなこと知ったこっちゃねえ

また新しい名前でやりゃいいの精神

そもそももう、漫画家をヒット作が出るまで育てるとかい時代じゃないと思わざるを得ない付き合い方が主流の現代信頼関係作品の売り上げがあるうちのみの話や

編集者悪者にして、言われたことを誇張したお気持ち漫画晒すような漫画家、漫画家崩れ、漫画見習い最近は多いけどさァ

お前らあんま言いたい放題言ってると、仕事なくなるよ?居場所も!

お仕事は信用で成り立つのです、子供でもわかりますよね?

晒し漫画告発レポートなんて以ての外ですよ!

からAIに取って代わられちゃうの!

有名な出版社から就職して編集として仕事する。

有名な出版社から応募してきた漫画家仕事する。

投資し失敗したリスク企業漫画家が持つ。

無事に成功したら編集漫画家達を引き抜いて独立します!IPも引き抜きます

現実の内情は違うし複雑なんだろうけど。こんな風に思えて編集者の独立出版社立ち上げって好かんな。

2025-10-27

TL漫画家って大変やね

多くても数巻完結の作品しかないけどそれでも50作以上描いてるとかざら。

男性向けのメジャー誌でそんだけ作品出してるのってほぼ中堅以上のキャリア確定なはずだけど、

TL漫画なんかだとそんだけ描いてないとまともな収入にもならないってことなんだろうなあ。おまけに名前もろくに知られない。

粗製乱造じゃなくて一発鬼滅みたいなメガヒット作絞り出して出した方がらくよね。まあできないからTL漫画に浮き身をやつしてるんだろうけど。

男性向けエロももちょっと単行本一つあたりの実入りいいんちゃうか。いーむすあきは何作目で死にましたか

dorawiiより

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=R0gx
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この前、知り合いの知り合いに50代の漫画家アシスタントをしている人がいるって話を聞いて、なんとなく胸がざわついた。

漫画アシスタントって若い人が多いイメージがあるし、体力も必要だろうし、相当大変なんじゃないかと思う。

もちろん、年齢なんて関係ないって言えばそうなんだけど、どうしても「生活大丈夫なのかな」とか「先のこと、考えてるのかな」とか、余計なことを考えてしまう。

でも、好きなことを続けてるっていうのは、やっぱりすごい。たぶん自分にはできないことだと思う。

羨ましいような、心配なような、なんとも言えない気持ちになる。

最近のなろうのコミカライズ

カクヨムとかの新着を漁ってると

 

「お、わりと面白いな。コミカライズみたいだし取りあえず原作を読んでみるか」

 

で、タイトルでググって原作を読むんだけど…

 

「こ、こんなクソみたいな原作からあん面白い作品昇華するだなんて、コミカライズ作家の力量は化物か?」

 

とまぁ、そんなことが二回や三回じゃないんだわ…

昔は超名作を新人漫画家がクソみたいな作画作品を貶めたもんだけど、今は逆転してるんだね…

おじさんビックリだよ…

2025-10-26

anond:20251026150647

縦読み漫画場合、背景は用意された素材を使い回して時短作画マンファを量産するみたいですよ。

元は写真で、そのまんまや漫画用に加工したものを使っているだけ。

から漫画自身アシスタントの力量関係無しに、同じようなレベルの背景を量産出来ます

と言うか、背景素材任せだからアシスタントすら必要とせず、個人で大量頁を制作可能手法って事ですね。

内容勝負で、絵は手抜き。だからこそ、制作ペースが以上に速い。

ま、似たようなもんでしょ

dorawiiより

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俺が好きになった漫画更新が遅れる呪いでもあるのか?と思ってしまうが、漫画家が休みやすいだけである。体壊すなよ、頼むから

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