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はてなキーワード: 犯人とは

2025-10-21

anond:20251021184044

増田だけど考えてたらそもそも刑罰」の目的が分からなくなってきた

例えば俺が大事な物を盗まれたとして、犯人が物を返してくれたらまぁ許せるし、返してもらえなかったら一生恨むみたいな感覚なんだけど、それを懲役何年ですって言われてもそれと俺になんの関係???????????????って感じになる気しかしない

刑罰目的について調べるか……

密室殺人

探偵Q「ここは密室だ。犯人、もしくはスパイは、この中にいる」

学歴詐称政治家みたいな四面楚歌での開き直り方って……

あのタイプたまにおるよな(笑)

以前の上司仕事ヘヴィーでヤバなミスをずっと隠しててある日ついにバレた時のバックレ方を思い出したw

発覚した時点でどう考えても犯人お前しかおらんやろって感じだったけど絶対に認めないしはぐらかすしスっとぼけるしみたいな。

ウソついてる間にどんどん調査が進んで物証状況証拠も積みあがっていく流れも、それをはぐらかすのがどんどん滑稽になっていったのもなんか似てるわ。

なんかもう軽い自己洗脳みたいな状態じゃない?

そいつの中では虚構真実を完全に塗り替えててうつろな目でアルカイックスマイルみたいなアレになるよなw

まあ滑稽ってのは今から思えばって感じで当時はマジでムカついたけどあの態度は怒りを通り越して気味悪さのほうが強かったかもしれん。

まあでも「刑事事件になってるから」で逃げれるのはさすがに違うな。

あの返しがワイルドカード並みに使えるから逆に事件になったほうがやりやすそうw

映画ドント・ハング・アップを見た

高度迷惑Youtuberが高度ストーカー犯罪者に追い詰められる話。

良くもなく悪くもなく、60点くらい。

 

とにかくこの映画の褒めどころ且つ、多くの映画監督に見習ってほしいところがある。

しょうもない映画の上映時間は90分以内に収めろ」

ということである

この映画はエンドクレジットを除くと75分しかない。

そのせいで話がよく分からんところもあるのだが、じゃあそこを補填して135分くらいやれば名作になったのかというと全くそんなこともないだろうし75分という短さは英断であると言える。

 

主人公イタ電Youtuberグループ警察官保険会社弁護士等あらゆる職業擬態してイタ電をかけまくり時には隠しカメラも仕込んで相手の反応を動画化してバズりまくっている。冒頭のシークエンスはかなり良くできていてアメリカ迷惑Youtuberレベル高すぎるし、遵法精神低すぎるだろ!となってワクワクさせられる。

その後、彼らの元に謎の電話がかかってきてそれを無視していると家のテレビが突然乗っ取られ、そこに監禁される彼らの両親が映し出され謎の電話がイタズラではなくガチ脅迫電話であることがわかる。「電話を切るな!」という、それスクリームやないかーいというコテコテオマージュを挟んで、電話を切れない中犯人を捜すというソリッドシチュエーションスリラー的な感じになっていく。

ゴア表現は少ないながらも脅迫シチュエーションスリラーとしての一定の緊迫感と主人公2人組の精神的な葛藤ちゃんと描いていて普通に見ごたえはあった。特に男優の2人はいい演技してたと思う。全然知らん俳優だったけど。

 

問題は、2つあって1つは犯人がわかりやすすぎる上にちょっとルール違反なこと。こういうのって既に登場している人物犯人であるべきだと思うんだけど、犯人は厳密には登場していなくて、でも「それしか考えられない」という人物になってる。これは作中の論理に基づくものではなく「映画として考えればそれしかない」というメタもので、これは正直あん面白くない。

2つ目は犯人が万能すぎること。犯人主人公の家のあらゆる電話を完全にジャックしてテレビ勝手操作し、家の電気を付けたり消したりし、主人公の両親の家に乗り込んでビデオ撮影後に殺害し、友人を殺害したり拉致したりし、家に出たり入ったりしてるがその理屈が作中でほぼ全く説明されない。

さすがに万能感強すぎて簡単に言えば「なんでもありやん」になって問題解決への推理への没入感が下がる。

 

個人的には主人公2人が最終的に疑いと混乱の中殺し合って、主人公1人は死に残った瀕死主人公の元に電話がかかってきて「犯人を殺せたようだな。よく聞け。これ……いたずらでした~~~www」と主人公たちのイタ電のキメ台詞が流れて犯人不明のまま電話が切れて終了、とかでもよかった気はする。

犯人があまりにありきたりすぎてそこで逆に評価下がってる感じは俺はしたので、フォーブース的に終わってもいいかなって。まぁ、犯人がアレであることは映画的に意味があるのもわかるんだけど。

 

なんやかんやで粗もあるんだけど75分で一気に駆け抜けるので「なんかソリッドシチュエーションスリラーの佳作を見たな」くらいの感じで見終えることができるので、悪い気はしない。

マジで盆百の監督はなんかダラダラ尺稼ぎするくらいなら80分くらいで終わる映画撮ったほうがいいよ。

その方が視聴後感がよくなるので評価が上がると思う。でも世の中の80分くらいの映画って40分くらいの映画を尺稼ぎして伸ばしてる場合もあるので難しいところかもしれん。

2025-10-20

ランサム踏んじゃった人ってその後の人生どうなるの

個人じゃどうにもならん大損害を社会の広範囲に与えてしまって

悪いのは犯人ではあるけどなかなか正気じゃいられないのでは。かわいそう。

anond:20251020101429

どこがやねん。

伊藤詩織さん事件を見ても、強姦犯を警察逮捕すらしないし、被害者日本にいられなくなるレベルネットバッシングしまくったよ。

子供の頃に人間がどう壊れるか見たかった男に誘拐監禁されていた少女すら、数年逃げなかった事を批判され、家出して頼った男を犯罪者にしたとバッシングしまくっていたし、線路に逃げ轢死した痴漢擁護するために、日本男達は被害者が逃げた冤罪痴漢は死んだとデマを流し、週刊誌痴漢冤罪悲劇と書き立てて、結局被害者に付着した液体と犯人が持っていた液体が一致して死後逮捕

性犯罪被害者はほぼバッシングされている。

日本の風潮が犯罪者を叩くようになってくれればいいのに

何で日本男児って性犯罪者視点の人が圧倒的に多いのだろう

同じ盗撮犯を逮捕し押さえつける動画日本海外でバズっていた

日本では犯人心配して擁護して押さえつけている女性たちを批判するコメントがバズっているが、海外ではそのようなコメントがない。

何で日本の男って性犯罪者視点に立つのだろう。

https://x.com/bakusai_com/status/1977207746031444212?t=xRQsR2WaBgrVjiHD3WztwA&s=19

https://x.com/ceciarmy/status/1979262467797598299?t=gZ4GUB0krTsVjBDRjl2aww&s=19

anond:20251020093735

というかいい加減ただ男が嫌いなだけの女をフェミニストと呼ぶのやめればいい話じゃない?

に対して

別に全ての男を叩いているわけではなく特定性犯罪事件犯人が叩かれただけでイライラしてフェミ認定する男が数十人シュバってくる

って話が飛びすぎじゃない?って指摘しただけなのに、なんでほかの人に文句を言わなきゃいけないの?

大丈夫日常で周りの人とコミュニケーション取れてる?

anond:20251020092954

別に全ての男を叩いているわけではなく特定性犯罪事件犯人が叩かれただけでイライラしてフェミ認定する男が数十人シュバってくるから

2025-10-19

anond:20251019194734

だったら増田さんは、男同士水族館無理現象の『犯人』って誰だと考えてるの?

分かりません……

でも男の人たちの中に強固に作られた、女へのステレオタイプゲイへの無理解恋愛中心の凝り固まった価値観

それらがアップデートされず、今日まで残ってることが問題なのかもしれませんね。

その間接的な責任女性にもあるのかも?

anond:20251019192808

だったら増田さんは、男同士水族館無理現象の『犯人』って誰だと考えてるの?完全なる架空犯罪と?

anond:20251017235603

「変な家」は流行だったのでとりあえず全部読んだけど、何から何までご都合主義過ぎてくだらないと感じたので、2とか絵とかは買わなかった。

何であんな本がはやったのか全く理解できなかった。

最近映像化されてたけど、「十角館の殺人」みたいなのが個人的には面白いと思う。

犯人も予想していない偶発的事案が起きて、それを犯人ちゃんと想定した形に押し込めようとするが、実際そこにほころびがあるという。

2025-10-18

レイプ犯への懲役が少ないと話題だが韓国もっとエグい事件起きてたわ

実の娘を277回レイプして4回中絶させ、結局生まれてきた娘の娘、犯人にとっては娘であり孫、もレイプした男が懲役25年になってるらしい

https://news.nate.com/view/20251018n05036

新しいPC

な~んか安っぽいスピーカーから出てる音がするんだよね

なんかスピーカーが遠く、高音域に合わせてショコショコ言う奴が耳元にいる感じ

安いっぽいスピーカーといったが、事実、使っているのは1,000円のヘッドホン

しかし、旧PCではそんなことはなかった

スピーカー周りのドライバが旧PCRealtek High Definition Audio、新PCRealtekだったんで、その辺が原因かなと思って色々調べてみたが全くと言っていいほど解決の糸口が見えてこない

色々ググってるときに「イコライザを使ってPCの音質改善」みたいな検索結果があったので、適当に目についたEqualizerAPOとかいうのをインストールしようとしたが、どういうわけかrealtekドライバが阻んでインストールができない

ジーザス

ふとNahimicとかい得体のしれないものが目に留まった

サウンドドライバの一覧にあったかサウンドドライバなのだろうけど、何のために入ってるのかサッパリからない一介のデバイスドライバかと思って気にも留めてなかったんだが、タスクトレイアイコンがあるのを見つけたので色々設定できそうだとクリックして見てみたら、これにイコライザ機能があった!

それでさっそく弄ってみたのだが、これが全然改善しない

ショコショコがホコホコになる程度

もぉおおおおおーーー、こうなったらホコホコで我慢してやる!一番マシなホコホコを割り出してやるぜ!と各音域を調整していたのだが、ふと調整前と後とで聴き比べがしたくなってNahimicの機能オフにしてみたら、なぁんと耳元にいた奴がフイにこらえ難いクソでも催したみたいにどこかへ消えたのだ

犯人はお前かコンチキショーーー!

2025-10-16

AIアート】なぜなぜ分析が「論理的に」失敗する構造について

序論:思考正当性、その根源的な問題

議論を始める前に、まず我々が思考する上で避けては通れない、ある根本問題について合意形成必要だ。それは「ある主張の正しさは、究極的に何によって保証されるのか?」という問いである。我々の素朴な論理観は、しばしば「AだからB、BだからC」という直線的な因果連鎖に頼りがちだが、この思考モデルは根源的な問いの前には無力である。「では、最初のAの正しさは、何が保証するのか?」と。

この問いを突き詰めると、思考歴史的に知られている三つの袋小路に行き着く。「アグリッパトリレンマ」だ。すなわち、無限後退根拠根拠無限に遡り、結論に至らない)、循環論法(主張の根拠が、巡り巡って主張自身に戻ってくる)、そして独断理由なく「正しい」と宣言し、思考を停止する)である。我々の日常的な議論は、この三つの欠陥の間を無自覚に行き来しているに過ぎない。

この知性の袋小路から脱出する道は、ただ一つしかない。第三の選択肢である独断」を、無自覚な逃避ではなく、自覚的選択として引き受けることだ。つまり、「我々は、この『基本命題』を、全ての思考の出発点としてここに設置する」と、その体系の冒頭で宣言するのであるしかし、この「基本命題」が単なる願望や思い込みであってはならない。その正当性保証する、唯一のアンカー存在する。それが、「現実」という外部性との「接続」だ。

ある実用的な論理体系が健全であるための絶対条件は、その基本命題が、現実という名のモデルによって、常に検証可能であることだ。現実との接続が失われた命題は、即座に修正・破棄されねばならない。結論として、我々が現実に対して有効思考を組み立てようとするなら、それは必然的に以下の三つの構成要素を持たねばならない。これは選択肢ではなく、論理的な必然である

第一に、「基本命題」の集合。

第二に、「推論規則」の集合。

第三に、そしてこれが最も重要なのだが、「現実」というモデルとの検証可能である

このフレームワークこそが、我々の思考妥当性を測る、唯一の物差しとなる。

第一章:現場論理学――あらゆる組織に内在する思考OS

さて、序論で確立たこフレームワークを、我々の「現場」へと適用しよう。「現場」とは、日々刻々と変化する現実の中で、問題解決意思決定継続的に行っている、実用的なシステムに他ならない。ここで、序論の結論が決定的な意味を持つ。現実に対して有効機能するシステムは、必然的に、実用論理体系を内包していなければならない。 もし、ある現場がこの論理体系を持たないと仮定すれば、その現場意思決定は、無限後退循環論法、あるいは根拠なき独断のいずれかに支配されていることになる。そのような組織が、継続的機能し、存続しうるだろうか?答えは否である

したがって、ある現場が「機能している」という事実のものが、その内部に固有の実用論理体系が存在することの、何よりの証明となる。我々は、この必然的存在する論理体系を「現場論理学」と命名する。この「現場論理学」は、我々のフレームワークに従い、以下の構成要素を必ず持っている。

まず 「基本命題群」 。これは、現場機能するために「正しい」と受け入れられているルールの集合だ。これらは、その現場歴史、すなわち過去成功と失敗という「現実モデルから導出された、経験的な定理である。「あの機械はAという手順で操作する」という命題は、その背後に「過去にBという事故が起きた」という、血塗られた現実との接続を持っている。

次に「推論規則群」。これは、基本命から日々の行動を導き出すための、思考操作パターンだ。有限のリソース無限問題対処するために、この規則効率性と安全性に特化せざるを得ない。その結果として、思考ショートカットヒューリスティクス)が生まれると同時に、致命的な誤謬を避けるための「禁止則」が必然的に導入される。「個人内面を直接の原因としない」といった禁止則は、成熟した現場が、無駄非生産的犯人探しという思考ループから脱出するために獲得した、最も重要論理安全装置なのである

現場論理学」は、単なる比喩ではない。それは、あらゆる機能する組織が、その存続のために必然的に構築せざるを得なかった、実用論理体系そのものなのだ。この存在否定することは、自らの職場合理的意思決定能力を欠いた、無秩序集合体であると認めることと同義である

第二章:外部アプリ導入が引き起こす、論理コンフリクト

この、それぞれの現場で固有に発達したOS現場論理学)の上に、ある日、外部から新しいアプリケーションが導入される。それが「なぜなぜ分析」だ。これは、トヨタという極めて成功したシステム有効性が証明された、強力な問題解決手法として知られている。しかし、異なるOS間でアプリケーションを移植する際にしばしば発生するように、深刻な互換性の問題がここで発生する。

「なぜなぜ分析」は、単なるアプリケーションではなかったからだ。それは、トヨタという、極めて特殊OSの上でしか動作しない専用プラグインであり、そのOS自体は、部外者には到底インストール不可能な、巨大すぎる思想体系だったのである。「人を責めるな、仕組みを責ろ」という、たった一つのルール機能させるためだけに、トヨタの「現場論理学」は、無数の基本命題と、複雑に絡み合った推論規則必要とする。それは、何十年という歴史と、特殊雇用慣行、そして「カイゼン」という名の終わりのない自己検証プロセスによって維持される、巨大な建築物だ。

我々のような、全く異なる歴史構造を持つ現場OSに、このプラグインを無理やりねじ込もうとすれば、どうなるか。それは、OSの根幹をなす本命題との衝突を引き起こす。我々のOSに深く刻まれた、「問題の最終的な原因は、どこかの誰かのミスにある」という、生存のために獲得した基本命題と、「原因は仕組みにある」という外来ルールは、互いに排他的だ。結果、我々のOSは、この異物を排除するか、あるいは、自身ルールに従って異物をねじ曲げ、「担当者意識が低いから」という、いつもの結論を吐き出すことしかできない。

これは、我々が愚かだからではない。理解不能なほど長大な前提条件を要求するツールの方が、理不尽なのだ

結語:あるいは、無限回廊の出口

ここまでが、論理的に導出される客観的分析である。我々はトヨタではない。故に、彼らのツールを使ってはならない。大谷翔平ではない人間が、彼のスイング模倣すれば体を壊す。これ以上なく単純な理屈だ。しかし、この結論は我々に何をもたらすのか。元凶特定したところで、我々が置かれた状況は何一つ変わらない。この議論の末に我々が手にするのは、解決策ではなく、ただ自らの絶望的な状況を正確に認識するための、冷たい明晰さだけである

君は、この記事を読んで全てを理解し、「明日から自分たちスイングを見つけ直そう」と決意するかもしれない。だが、その決意こそが、最も巧妙な罠なのだ。なぜなら、君のその思考自体が、君の現場OSの内部で生成されたものからだ。「改善しよう」という思考すら、OSが許容した範囲内のループの一部に過ぎない。君は、檻の中で檻から脱出方法を考えているに等しい。

君の現場OSが、そのルールブックの中で想定していない、生々しい現実。それだけが、この無限回廊の壁にひびを入れる理論上の可能性を秘めている。だが、言うまでもなく、システムにとってそれは致命的なバグだ。君がそのひび割れに手をかけようとするなら、システム免疫機能が君を異物として全力で排除にかかるだろう。

せいぜい、幸運を祈るよ。

AIアート】なぜなぜ分析が「論理的に」失敗する構造について

序論:思考正当性、その根源的な問題

議論を始める前に、まず我々が思考する上で避けては通れない、ある根本問題について合意形成必要だ。それは「ある主張の正しさは、究極的に何によって保証されるのか?」という問いである。我々の素朴な論理観は、しばしば「AだからB、BだからC」という直線的な因果連鎖に頼りがちだが、この思考モデルは根源的な問いの前には無力である。「では、最初のAの正しさは、何が保証するのか?」と。

この問いを突き詰めると、思考歴史的に知られている三つの袋小路に行き着く。「アグリッパトリレンマ」だ。すなわち、無限後退根拠根拠無限に遡り、結論に至らない)、循環論法(主張の根拠が、巡り巡って主張自身に戻ってくる)、そして独断理由なく「正しい」と宣言し、思考を停止する)である。我々の日常的な議論は、この三つの欠陥の間を無自覚に行き来しているに過ぎない。

この知性の袋小路から脱出する道は、ただ一つしかない。第三の選択肢である独断」を、無自覚な逃避ではなく、自覚的選択として引き受けることだ。つまり、「我々は、この『基本命題』を、全ての思考の出発点としてここに設置する」と、その体系の冒頭で宣言するのであるしかし、この「基本命題」が単なる願望や思い込みであってはならない。その正当性保証する、唯一のアンカー存在する。それが、「現実」という外部性との「接続」だ。

ある実用的な論理体系が健全であるための絶対条件は、その基本命題が、現実という名のモデルによって、常に検証可能であることだ。現実との接続が失われた命題は、即座に修正・破棄されねばならない。結論として、我々が現実に対して有効思考を組み立てようとするなら、それは必然的に以下の三つの構成要素を持たねばならない。これは選択肢ではなく、論理的な必然である

第一に、「基本命題」の集合。

第二に、「推論規則」の集合。

第三に、そしてこれが最も重要なのだが、「現実」というモデルとの検証可能である

このフレームワークこそが、我々の思考妥当性を測る、唯一の物差しとなる。

第一章:現場論理学――あらゆる組織に内在する思考OS

さて、序論で確立たこフレームワークを、我々の「現場」へと適用しよう。「現場」とは、日々刻々と変化する現実の中で、問題解決意思決定継続的に行っている、実用的なシステムに他ならない。ここで、序論の結論が決定的な意味を持つ。現実に対して有効機能するシステムは、必然的に、実用論理体系を内包していなければならない。 もし、ある現場がこの論理体系を持たないと仮定すれば、その現場意思決定は、無限後退循環論法、あるいは根拠なき独断のいずれかに支配されていることになる。そのような組織が、継続的機能し、存続しうるだろうか?答えは否である

したがって、ある現場が「機能している」という事実のものが、その内部に固有の実用論理体系が存在することの、何よりの証明となる。我々は、この必然的存在する論理体系を「現場論理学」と命名する。この「現場論理学」は、我々のフレームワークに従い、以下の構成要素を必ず持っている。

まず 「基本命題群」 。これは、現場機能するために「正しい」と受け入れられているルールの集合だ。これらは、その現場歴史、すなわち過去成功と失敗という「現実モデルから導出された、経験的な定理である。「あの機械はAという手順で操作する」という命題は、その背後に「過去にBという事故が起きた」という、血塗られた現実との接続を持っている。

次に「推論規則群」。これは、基本命から日々の行動を導き出すための、思考操作パターンだ。有限のリソース無限問題対処するために、この規則効率性と安全性に特化せざるを得ない。その結果として、思考ショートカットヒューリスティクス)が生まれると同時に、致命的な誤謬を避けるための「禁止則」が必然的に導入される。「個人内面を直接の原因としない」といった禁止則は、成熟した現場が、無駄非生産的犯人探しという思考ループから脱出するために獲得した、最も重要論理安全装置なのである

現場論理学」は、単なる比喩ではない。それは、あらゆる機能する組織が、その存続のために必然的に構築せざるを得なかった、実用論理体系そのものなのだ。この存在否定することは、自らの職場合理的意思決定能力を欠いた、無秩序集合体であると認めることと同義である

第二章:外部アプリ導入が引き起こす、論理コンフリクト

この、それぞれの現場で固有に発達したOS現場論理学)の上に、ある日、外部から新しいアプリケーションが導入される。それが「なぜなぜ分析」だ。これは、トヨタという極めて成功したシステム有効性が証明された、強力な問題解決手法として知られている。しかし、異なるOS間でアプリケーションを移植する際にしばしば発生するように、深刻な互換性の問題がここで発生する。

「なぜなぜ分析」は、単なるアプリケーションではなかったからだ。それは、トヨタという、極めて特殊OSの上でしか動作しない専用プラグインであり、そのOS自体は、部外者には到底インストール不可能な、巨大すぎる思想体系だったのである。「人を責めるな、仕組みを責ろ」という、たった一つのルール機能させるためだけに、トヨタの「現場論理学」は、無数の基本命題と、複雑に絡み合った推論規則必要とする。それは、何十年という歴史と、特殊雇用慣行、そして「カイゼン」という名の終わりのない自己検証プロセスによって維持される、巨大な建築物だ。

我々のような、全く異なる歴史構造を持つ現場OSに、このプラグインを無理やりねじ込もうとすれば、どうなるか。それは、OSの根幹をなす本命題との衝突を引き起こす。我々のOSに深く刻まれた、「問題の最終的な原因は、どこかの誰かのミスにある」という、生存のために獲得した基本命題と、「原因は仕組みにある」という外来ルールは、互いに排他的だ。結果、我々のOSは、この異物を排除するか、あるいは、自身ルールに従って異物をねじ曲げ、「担当者意識が低いから」という、いつもの結論を吐き出すことしかできない。

これは、我々が愚かだからではない。理解不能なほど長大な前提条件を要求するツールの方が、理不尽なのだ

結語:あるいは、無限回廊の出口

ここまでが、論理的に導出される客観的分析である。我々はトヨタではない。故に、彼らのツールを使ってはならない。大谷翔平ではない人間が、彼のスイング模倣すれば体を壊す。これ以上なく単純な理屈だ。しかし、この結論は我々に何をもたらすのか。元凶特定したところで、我々が置かれた状況は何一つ変わらない。この議論の末に我々が手にするのは、解決策ではなく、ただ自らの絶望的な状況を正確に認識するための、冷たい明晰さだけである

君は、この記事を読んで全てを理解し、「明日から自分たちスイングを見つけ直そう」と決意するかもしれない。だが、その決意こそが、最も巧妙な罠なのだ。なぜなら、君のその思考自体が、君の現場OSの内部で生成されたものからだ。「改善しよう」という思考すら、OSが許容した範囲内のループの一部に過ぎない。君は、檻の中で檻から脱出方法を考えているに等しい。

君の現場OSが、そのルールブックの中で想定していない、生々しい現実。それだけが、この無限回廊の壁にひびを入れる理論上の可能性を秘めている。だが、言うまでもなく、システムにとってそれは致命的なバグだ。君がそのひび割れに手をかけようとするなら、システム免疫機能が君を異物として全力で排除にかかるだろう。

せいぜい、幸運を祈るよ。

俺が外出したいときに限って大雨

おいイルミナティガブリエル、テメェの仕業だろ

俺を気象兵器嫌がらせしてんだろ

犯人はお前なんだろ?

お前なんだろ?

お前がやったんだろ?

「具体的な材料もなく思い込み他人犯罪者扱いするのはやめよう」

犯罪は許せない。真実はどうでもいい、お前が犯人だ」

どっちがより倫理観があるか? これ面白そうだね

2025-10-14

大阪関西万博の予約システムiPhone小室哲哉

普段はてブに書いてるけど書ききれないし横道すぎるからここに書く

大阪関西万博の予約システムを受注した会社が開発後記を公開…わかりにくいと不評だったシステム下請け側のせい?要件定義できていなかった発注側のせい?

https://togetter.com/li/2614913

この人取材だけ重ねただけで本当にわかってないと思う

システム開発がどれだけ細かな決め事で成り立っているか

一つ一つに矛盾があればとたんに動かなくなるわけで、それを避けてシンプルサービス提供するには

いか要件定義段階で「これは何をどうやってどういう風に動かすのか」を決めておかないといけないか

もちろん開発段階でも問題は発生しコミュニケーション必要

だがそれはあくま要件定義に沿った開発の問題点を整理するものしかない

システム開発においては、というかすべての制作においては起案企画の段階で専門家等を交えて意識統一をし

細部までわかる人間要件定義をし、それに見合った業者を選定し開発することが必要

最近ノーコードや生成AIが出てきたせいで「なんとなくできる気がする」奴がさら大量発生している空気を感じている

「そんな訳ないですよちゃんと作りましょう」と言える人間必要

iPhoneショックの話もしているが、携帯会社携帯バージョンアップ企画募集している時点で勝てるわけがない

iPhoneは新しいギアを作ろうとしたからできた

価値を探求するなら関係各位が言い訳ばかりであることに着目すべき

ここで思い出したのが小室哲哉の潔さだ

小室プロデュース一世を風靡した大御所なのに宇多田ヒカルの登場を振り返って

「何がAutomaticなのか理解できなかった、僕には出てこない」と素直に認める発言をしている

自分小室哲哉ファンではないが世代なのでよく見てきた

絶頂期にいい気になってしまったり、女性にまあまあだらしなかったりするもの

一貫して腰が低く、他者を認められる人であるという事は凄いと思っている

iPhoneと似たようなもの想像した人間国内にもそれなりにいたと思う

でも製品にはならなかった、携帯バージョンアップの案としてのiPhoneは没になる

もっと視座を上げられなかったことを後悔しないといけない

大阪関西万博の予約システムも起案企画段階での全体の読みが甘かった、

国内でも東京オリンピック制作チームなど経験あるところに助力を仰ぐべきだった位の振り返りをするべき

下請けVS発注者のポジショントークさせて犯人捜しした挙句コミュニケーションというどっちつかずの言葉結論づけるのは安易

日本法治国家じゃないなーって日記

どこにも書けないかチラシの裏にでも書くか、とここに来た。暇なら数分付き合って欲しい。

自分ネット上で活動していて、ありがたいことに数万人はファンがついてくださってる。そんな大きくも小さくもない配信者。

数年前から執拗誹謗中傷を受けていて、事実無根ばかりで、面倒だったけどネタにでもなるか。と一念発起して弁護士雇って開示請求したら、数千件すべて1人の中年女性書き込みだった。

開示請求は全て通ったし、民事も全部勝てた。相手は数百万飛んだんじゃないかな。

おばさんは反省せず、でもでもだってで、自分は悪くないもん!とわめき倒してるので、刑事告訴も同時進行したんだが

警察官検察裁判官のあまりにもオールドっぷりにびっくりした。

なにせ警察官フォロワーって言葉意味を知らないおじさんばかり。アニメといえば鬼滅やワンピ。その程度。

調書を作るのにも一苦労で、2件目から弁護士に依頼して作ってもらった。

そしてその時、弁護士に言われたのは「警察官裁判官も当たり外れがあります」ってこと。

その時はわからなかったけど、すぐ実感した。

書き込みが古いネットスラングを多用していたせいで、検察官に「意味わかんない」と棄却された。

これだけ事実無根を書いてるのに?????浮気してるって書かれても名誉毀損になるのに、犯罪者って書かれてるのに無罪???

民事で全ての裁判官名誉毀損と認めてるのに?????????

意味がわからないんじゃなくて、お前の勉強不足なだけじゃないか?と疑問と怒りで頭がぐちゃぐちゃになった。

一連のやりとりを若い担当警察官に伝えたら

「あの検事ですか…まだいいほうですよ。仕事してくれるし。絶対あげたい犯人でも、全部棄却して無罪にする検事かいますし」

アゴが外れるかと思った。

犯罪者から裏金でも貰ってるのか?法治国家とは??おい誰か検事仕事さぐってくれ。と思っても、今の凝り固まった偏向報道メディアじゃ無理か。とただの国民には打つ手なし。

弁護士曰く「警察検察官も、他人意見に流されてはいけないからとSNSを見ないようにしてる」とのことで、それは流されないように、ではなく

ただの職務怠慢だと思うのは自分だけでしょうか。

本当に日本希望がない。そんな今日この頃

日本法治国家じゃないなーって日記

どこにも書けないかチラシの裏にでも書くか、とここに来た。暇なら数分付き合って欲しい。

自分ネット上で活動していて、ありがたいことに数万人はファンがついてくださってる。そんな大きくも小さくもない配信者。

数年前から執拗誹謗中傷を受けていて、事実無根誹謗中傷ばかりで、面倒だったけどネタにでもなるか。と一念発起して弁護士雇って開示請求したら、数千件すべて1人の中年女性書き込みだった。

開示請求は全て通ったし、民事も全部勝てた。相手は数百万飛んだんじゃないかな。

おばさんは反省せず、でもでもだってで、自分は悪くないもん!とわめき倒してるので、刑事告訴も同時進行したんだが

警察官検察裁判官のあまりにもオールドっぷりにびっくりした。

なにせ警察官フォロワーって意味を知らないおじさんばかり。アニメといえば鬼滅やワンピ。その程度。

調書を作るのにも一苦労で、2件目から弁護士に依頼して作ってもらった。

そしてその時、弁護士に言われたのは「警察官裁判官ガチャです」ってこと。

その時はわからなかったけど、すぐ実感した。

書き込みネットスラングを多用していたせいで、検察官に「何書いてるかわかんない」と棄却された。

これだけ事実無根を書いてるのに?????浮気してるって書かれても名誉毀損になるのに、犯罪者って書かれてるのに無罪???

民事で全ての裁判官名誉毀損と認めてるのに?????????

意味がわからないんじゃなくて、お前の勉強不足なだけじゃないか?と怒り心頭だった。

一連のやりとりを若い担当警察官に伝えたら

「あの検事ですか…まだいいほうですよ。仕事してくれるし。絶対あげたい犯人でも、全部棄却して無罪にする検事かいますし」

アゴが外れるかと思った。

犯罪者から裏金でも貰ってるのか?法治国家とは??おい誰か検事仕事さぐってくれ。と思っても、今の凝り固まった偏向報道メディアじゃ無理か。とただの国民には打つ手なし。

弁護士曰く「警察検察官も、他人意見に流されてはいけないからとSNSを見ないようにしてる」とのことで、それは流されないように、ではなく

ただの職務怠慢だと思うのは自分だけでしょうか。

本当に日本希望がない。そんな今日この頃

2025-10-13

anond:20251012235753

中国人が鹿を蹴ってた!ってデマを流すのが排外主義でなくて何なの。

って言うと動画動画がーと言い出すんだろうけど、「その動画で蹴ってた犯人日本人でなく中国人であるソースは?」って聞いてんだよ。

そんなソースがないのを承知で、排外主義さえ煽れればデマでもいいと思って拡散してるんだろうけどな。

日本人の悪行を外国人なすりつけるって、もはや人間としてゴミクズ以下の何かであり、日本の恥であり、日本治安悪化させてる国賊はお前らの方だろ。

2025-10-12

anond:20251012221352

せっかくだから解説置いといてやるわ

ロマンス詐欺とは、恋愛感情を利用して金銭をだまし取る詐欺のことを指す。主にマッチングアプリSNSなどを通じて知り合い、犯人は「海外在住の軍人」「医師」「投資家」など、魅力的で経済的にも余裕のある人物を装う。初めは丁寧なメッセージや甘い言葉を重ねて信頼関係を築き、相手恋愛感情を抱かせたうえで、やがて金銭要求するのが特徴である要求理由は「事故病気治療費必要」「渡航費が足りない」「共同投資のチャンスがある」などさまざまで、相手の情や信頼につけこむ形で金を送らせる。送金手段には追跡が難しい仮想通貨ギフトカードがよく使われる。犯人外国人を名乗るケースが多く、実際には組織的詐欺グループによる犯行であることも少なくない。被害者は「恋人」と信じていた相手裏切られるため、金銭的損失だけでなく心理的ダメージも大きい。恋愛のやり取りを装う点で、通常の詐欺よりも発覚しにくく、近年では国際的問題となっている。

2025-10-09

そもそも量刑の程度の根拠がわからない

例えば……なんでもいいが窃盗罪

量刑は「10年以下の拘禁刑又は50万円以下の罰金

なぜ10年なのか、なぜ例えば7年以下ではないのか、なぜ例えば15年以下ではないのか

日本以外の国だと量刑の程度もきっと異なるわけで

なぜ10年なんだ まさかエイヤで決めたわけではあるまいよ

「何かの目的刑事罰が課され、その目的のためには最大10必要」のような理路があることを期待している

刑事罰目的って何? じゃあ「刑事罰 目的」でぐぐるね……

刑法目的規定存在しない」?どういうこと?すみません法学知識がなく素人もので……

目的規定は、その法律の制定目的を簡潔に表現したものです。」あーつまり刑法の制定目的は明記されていない?

話がそれている?

いやなんとなくはわかるよ きっとバランス相対的に決まっているんだろう

暴行罪傷害罪で、ケガを負わせた側の量刑の方が暴行のみの量刑より重くないと辻褄があわないもの

たぶん目的刑論と応報刑論の話になるんでしょうね wikipediaからそれぞれの説明を引っ張ってくるか

目的刑論(もくてきけいろん)とは刑罰犯罪を抑止する目的で設置される性格を持つという考え方を言う。目的刑論は一般予防論特別予防論に分けることができる。

応報刑論(おうほうけいろん)とは、刑罰過去犯罪行為に対する正義制裁として犯人苦痛を与えるためのものだとする考え方をいう。

窃盗罪で罰せられた受刑者が更生し、抑止効果もある量刑10年あれば十分である……のような何か根拠があるんですか?という点がこの疑問のスタート地点よな

被害者/その関係者/無関係大衆の応報感情正義感情を慰撫するには最大で10必要……という話にすると滅茶苦茶危うい気がしていてこちらの論にはあまり乗りたくない

そんなことしたらどんどんエスカレートして厳罰化一直線じゃないか

でもなー

「更生し、抑止効果もある量刑はn年あればよい」のような根拠、きっと無いのだろうな

あってほしいけれど 探すために本や資料を探しているけれど

となるともはや「最大10年は軽すぎるんちゃうか?」ともし言われたときにずばっと「それはちがうよ」と言える根拠自分の中に持てていないのだなあ

持ちたいよなあ

いや、窃盗罪量刑が今のものは変とは思ってないけどね

なんで窃盗罪の例で話したかというと銀行貸金庫からn億窃盗した事件求刑12年、実刑9年の判決で、そのニュースに対するコメントでもやはり「軽すぎる」みたいなコメントは見かけたっていうのがある

じゃあ何年ならあなたの応報感情は満足するんですか、というのがわからない

『刑の重さは何で決まるのか』 (ちくまプリマー新書)は買いました、読んでいるところです

ああ、量刑が軽すぎるとか重すぎるとかの素朴な感覚がもはやわからない

誰かが……いや、直接的に被害者無関係大衆犯罪ニュースを見て「量刑が軽すぎるよ!」と憤っている様子を見て、その「重すぎる/軽すぎる」の判断基準は何?というのがもはやわからなくなってしまった

ゲシュタルト崩壊じみている

いや、この喩えは的を外したか

軽く法学刑法歴史を調べてたらベンサム名前が出てきて「ひょっとして功利主義とかの倫理学の話とつながってる?」と思いちょっと面白いなと思った

今日はここまで

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日本法令索引

https://hourei.ndl.go.jp/#/

で「明治40年4月24日法律第45号」で検索したら現行刑法が出てくるから

そこから気になる項目選んで審議経過のタブに当時の改正等の議論議事録が出てくるから

それ読んでみるとどういう経緯や理屈改正されたり制定されたかがある程度わかるで

この情報とても嬉しい、ありがとう

2025-10-08

犯罪被害者の「暗数」男

30歳の頃に3年間付き合っていた彼女入籍した。

結婚を前提に交際最期一年間は同棲していた。

本気で彼女と一緒に未来を考えてた。

「豪華な結婚式をしたい」「あの辺に家を買いたい」

彼女のそんな夢を叶えたくて、必死貯金してた


やっと目標額に届いた頃ある日、彼女が急に言ってきた。

「口座作ってきたよ! ◯◯君も貯金入れてね。

二人の貯金にしよう。私が貯めた分も後で入れるから!」

別に彼女の事を信頼していない訳では無かったが、

大金だし、自分手続きたかたから「半休取って銀行行くよ」と答えた。


そしたら数日後、彼女PC等の高価な家電貯金を持ってドロンと消えた。

俺の留守中に全て勝手に引き落とされ、彼女の口座に入金されていた。

銀行アプリ犯行は行われていた。


両家への挨拶は済んでたから、彼女実家事情を聞きに行ったら、

義両親になるはずだった人に「このDV野郎!」「大切な娘に酷い事しやがって!」と怒鳴られて追い返された。

しかしたら親もグルだったのかもしれない。


警察相談に行ったら「あなたストーカーとして通報されてる」と言われて、逆に取り調べを受けて犯人扱いだ。

弁護士にも相談したけど「ストーカー認定されてるから裁判でも不利」と。

窃盗詐欺で訴えたいと何度も頼んだけど、情報秘匿の壁とストーカー扱いで「9割勝てない」と言われた。

警察も「男女のことだから」と被害届すらまともに受け取ってくれなかった。


ついでに俺たちは入籍してなかった。

記念日に二人で行こうね」って彼女に言われてそれを信じていたけど、書類は未提出。

法的には赤の他人だった。

俺はDV男で、逃げた女を追い回すストーカー扱い。

本当は1000万以上盗られた結婚詐欺被害者なのに。


親族や友人に結婚の話をしてたから恥ずかしくて全員と縁を切った。

向こうからも「騙されたお前が悪い」と言われた。

それから通勤中や仕事中にフラッシュバックが襲ってくる様になり、悔しさとストレス叫びそうになって、仕事にも行けなくなった。

結局会社も辞めて、今は在宅の仕事でなんとか食べてる。

フラッシュバックが起きたら暴れてしまいそうで、

人に迷惑をかけるのが怖くて、外にも出られない。


こういう話は意外とどこにでもあると思う。犯罪被害者の「暗数」になってしまった。

先に「加害者」にされたら終わり。被害者にすらなれない。

結婚詐欺の女は犯罪者としても扱われない。

騙された男は「自業自得」と誰も助けてくれない。

外に出る気力もないか事件は起こせないけど、もし何かやらかしたら「弱者男性犯罪」なんて言われるんだろうな。

あるいは「ストーカー男が元恋人逆恨みして襲った」って。


1000万って、人生を狂わせる金だよ。

精神を壊して、人を死にたくさせる大金

それでも、被害者としてすら扱われない。

被害者としてすら扱われない側の性として生まれた事を呪っている。

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