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はてなキーワード: ドリルとは

2025-03-02

大手で良かった

最近業務量が増え、集中できない日々が続いていた

その結果なのかわからないが、あまりにもケアレスミスが多くなってしまいとうとう上司に酷く怒られてしまった

自覚はあるので、パワハラだ!とかそういう怒りはないのだが、ただただ申し訳ない…

そんなとき、ふと社内サイトを見ていたら何でも相談室みたいなものを見つけた

何でもと言いつつ、よくよく読むとどうやらメンタルになりそうな人へのカウンセリング時間らしい

希望すれば精神科医とも面談できるとのこと

そこそこ人気らしく、次の日にすぐ相談できるとはいかないのだが、予約しようと思った時点から3週間後の予約を取ることができた

しか無料

まだ実際に話していないので何とも言えないが、そのサイトコメントを読んでみると病院への斡旋もしてくれるらしい

正直、まだADHDなのかわからないが何かしらの治療ができたら嬉しいな、と思っている

とりあえずその機会を作ってくれるのは大手からだろうな、と大学生活、就活など色々うまく行ったことに今感謝している

普段は周囲からも人当たりが良いとよく言われ、コミュ症的な要素がなかったから周りから指摘されることもなく今まで気づかなかった

ただ、よくよく思い返すとドリル的な宿題は一切やらなかった(テストの成績で親と教師を納得させた)し、ADHDのきらいは昔からあったのかもしれない

どう診断されるのか、そもそも診断されるのかもわからないが、来週相談会がある

小学生からの話も含めて、何もかも正直にさらけ出そうと思う

そして、さらけ出せる場があって良かったなと心から思っている

2025-02-28

きょう午後はドリル作業がないのか

作業全こうてい終了かな?

きょう、そんなにうるさくない

しかしそのうちドリル優子はじまる

そのときは、4Fへ

そろそろ出かけるか

さいきん会社ビル屋上で漏水対策工事かなにかしてるらしく

ドリルがうるさい

ドリル優子だよ

いくきなくす

2025-02-27

お昼休みに入ったわ

さいきんどうも屋根裏もしくは屋上ドリルを回す奴がいる

うるさいことこの上ない

2025-02-20

運動音痴ども「体育の授業はクソ!ツマヌダ格闘街は動きの"理"を教えてくれる!」

meganeya3

現在大ヒット中「悪役令嬢転生おじさん」の上山道郎が描いた藤子・F・不二雄フィーチャー格闘漫画ツマヌダ格闘街」ではかなり動きの「理」を教えてくれるぞ。そして面白い

2025/02/19

これがトップコメ

お前らはほんまに。

   

    

あれはほぼほぼ全部ウソ

ごめんな、

善意に基づくポジティブブクマだと思うから別に悪く言いたくはないんだけど

ツマヌダ格闘街典型的頭でっかち運動音痴オタクが書いた理論倒れ格闘術漫画なんだ

 

あれって乱暴に紹介すれば

「地道にたくさんドリルしてフィジカルトレーニングしてスパーリングもした運動歴10年超の体重もある筋肉質なアスリート

一人でちょっと謎の練習した細身の文化系若者女性や老人が古流武術理論で勝っていくマンガ

じゃんな

   

要するにちゃん運動競争をしない人が

古流だのなんだの特別メソッドで多くのリアルアスリートの上をいくような話なんだけど

そんな甘い話は現実にはないっていうか、

あれ要するにニセ科学やぞ

  

  

オタク格闘技漫画

実際に日本武道界隈って一時期古流武術中国武術やらに「そういう人」が集まったんだよな

一般的フィジカル努力や痛くて苦しいぶつかり合いを迂回しながらその上を行きたい人」ね

はっきり言ってオタクっぽい変な人が多かった

  

その中でも頑張って努力した人はいたし別に全否定はしないんだけど

都合のいい非実在ロマンを追い求めてしまった部分はあると思うし、

やってた当人たちもそれはもうみんなわかってる

  

そういうのが詰まった漫画だよツマヌダは

作者の人が自覚してるのか天然なのかは知らんけど(8巻ぐらいまでしか読んでない)

ろくに格闘技どころかコンタクトスポーツしたことない人なのは確信持って言える

逆にそういう人にしか描けない漫画

童貞処女しか描けないエロ漫画があるのと同じ

あの世特有オタク格闘技漫画のしっぽだよね

   

ホーリーランドとかグラップラー刃牙

作者が重たいものを持ち上げたり重たいものと衝突したりした経験考察豊富にある

描写でわかるよね

 

   

オタク格闘技漫画のよくないところ

もちろんフィクションに収まる限りはどんな妄想も何でもありであって

これはあくまであれを何か現実に使える知見のように書いてるブコメがあったから言うんだけど

あれを現実に当てはめて読んでしまうんなら

あれは運動を舐めきった運動音痴特有認知に満ちてる

   

たとえば古武道の突きと対照的に貶められる「普通ストレート」や「普通タックルだって

実際にはトップアスリートが全才能と競技人生注ぎ込んで体の使い方を工夫し続けるものなんだ

世界中でそういう人たちが指導者も含めて切磋琢磨しながらじりじりと改善し続ける技術の粋なんだ

  

そういうもの競技人口激少の古武道の老人やお姉さんが教えるメソッドノウハウに劣ることなんてあり得る?

仮にそんなメソッドがあるならとっくに現代スポーツに吸収されてるってわかるでしょ

 

もちろん古武道を真面目にやってる人はいるし優れた技術持ってる人はい

けどそういう人ほどアスリートに敬意を持ってるよ

アスリートスパーリングしたら勝てないのは理解してるから

マヌダに出てくる達人観やそれをすっと受容できる人はやっぱりスポーツアスリートを深いところで舐めている

 

わかってる、舐めてはいない

舐めてるというより本当に本当に運動が苦手で運動と無縁で全然知覚してない世界ってだけなんだよな   

 

けどどんなに運動経験センスがなくても

例えばプロボクシング井上尚弥試合で動きを見れば芸術品なことぐらいはわかる

あれが世界最高歴史上最高だってことが (クロフォード?うるせえな)

  

あれを上回る達人が市井や山奥に潜んでることなんてないし

達人からちょろっと習ってちょろっと修行したところで凡庸な下っ端のプロボクサーに勝てることすらない

最大規模の競争の中で飛びぬけてきた大谷翔平人類最高の野球選手だし

大谷ほどの才能と努力ですら大谷がたどったパスと仲間と指導者抜きには今の大谷になってない

    

一人で変なお姉さんに習っててモチベーションも舐めてる漫画家志望の若者が誰に勝てるっていうんだ

そんな優れたメソッドがあったら国が取り入れて体育に使うよ

あれはあくま漫画

  

 

普通の人に習え

よりによってツマヌダで体の動かし方を学ぶって

本当に運動に一切興味がなくてなんにも経験がないんだよなはてな民

 

自分の体で頑張ったことがない

ブックマークしても試さな

高学歴でも運動に関してはニセ科学レベルのことを信じる

 

マヌだって別に信じるのはいいけど

じゃあ自分でやってみようってやってみればおかしいことに気づくよ

読んで真に受ける癖に実行しないかあんなにおかしいことすらわからないんじゃん  

 

それよりもその辺のボクシングでもMMAでもヒートトレーニングでも、実地でやるジムに入会すれば

その100倍は体でわかることがあると思うよ

 

全然大した人になんかなれないけど自分の中での進歩はすごくあって

普通のジャブ」 「普通ストレート」習うだけで面白い発見なんか無数にある

ジムによっては入れ墨入った人とお近づきになったりするけどね

 

苦しいことはあるけど続ければ苦しくなくなって

もっと苦しいことにチャレンジして

それで漫画のやられやくレベルの人の凄さが分かって、それで十分じゃない?

 

そのころには運動のことがなにもわからない運動音痴ではなくなってるよ

2025-02-18

体育苦手な人って、家で練習してなくない?

家で1問もドリルを解かずに算数テストで悪い点取って「学校教育が悪い!」って言ってる人いたら「??」って思うよね。

最近の体育批判ってこんな感じに見えるんだよな。

勿論、体育という教育プログラムに全く問題がないとは思ってないけどさ。でも「動き方の基礎を教えてくれない!」とかは嘘じゃんって思うよ。教えてくれたでしょ。覚えてないだけだよ。

運動に関して、どんなに練習しても上達が無理な人がいるのは何となく分かるよ。家庭環境が難しくて放課後運動なんかしてられない人がいるのも分かる。

でも大半の人間はそうじゃないじゃん。ちょっと運動苦手なだけでしょ。

何も部活通用するレベルになるんじゃないんだよ。たかが体育で惨めな思いをしないくらいなら、家で練習すりゃ大体の人は何とかなるよ。

算数好きな人小説好きな人も、学校外で好きな感覚を掴んでった人は多いよね。だから体育も家で練習したらいいんだよ。

大人になって運動好きになった」みたいな人多いけど、それつまり子供の頃は学校外で運動してなかったからでしょ。学校外で運動するモチベーションが沸かないのは体育の授業が機能してないのが一因かもしれないけどさ。全部を授業のせいにするのはそりゃ流石に他責が過ぎるよな。ただの努力放棄だよ。

こんなことを思うようになった、体験がある。

私は寒冷地出身なんだけど、小学校の頃、冬にスケートの授業があったんだよね。

1時間で楕円のリンクを何周できるか、とかやるわけ。で、運動神経いい子はすぐにコツつかんで、簡単10周とかするの。そんな中、クラスにいた体の小さかった男の子がずっと転んで全然進めなくて、1時間で半周もできなかったんだよね。で、悔しくて泣いててさ。ちょっと可哀想だった。

でも次の月にまたそのスケートの授業やったら、その子、1時間で5周したの。みんな驚いて、その子にできるようになった理由聞いたら、家族リンク来て練習したんだって先生もすごく褒めてて、結構みんな感動しちゃってさ。そっからうちの学校の体育、苦手な子は家で練習するのが当たり前になったんだよね。その文化根付いたら、体育で足引っ張る子なんて本当に1人もいなくなったんだよ。たまたまいい学校だったのはあるけどね。

から、全部体育の授業のせいにして恨みぶつけてる人多くてなんだかなって思った今日このごろって話。

体育苦手な人って、家で練習してなくない?

家で1問もドリルを解かずに算数テストで悪い点取って「学校教育が悪い!」って言ってる人いたら「??」って思うよね。

最近の体育批判ってこんな感じに見えるんだよな。

勿論、体育という教育プログラムに全く問題がないとは思ってないけどさ。でも「動き方の基礎を教えてくれない!」とかは嘘じゃんって思うよ。教えてくれたでしょ。覚えてないだけだよ。

運動に関して、どんなに練習しても上達が無理な人がいるのは何となく分かるよ。家庭環境が難しくて放課後運動なんかしてられない人がいるのも分かる。

でも大半の人間はそうじゃないじゃん。ちょっと運動苦手なだけでしょ。

何も部活通用するレベルになるんじゃないんだよ。たかが体育で惨めな思いをしないくらいなら、家で練習すりゃ大体の人は何とかなるよ。

算数好きな人小説好きな人も、学校外で好きな感覚を掴んでった人は多いよね。だから体育も家で練習したらいいんだよ。

大人になって運動好きになった」みたいな人多いけど、それつまり子供の頃は学校外で運動してなかったからでしょ。学校外で運動するモチベーションが沸かないのは体育の授業が機能してないのが一因かもしれないけどさ。全部を授業のせいにするのはそりゃ流石に他責が過ぎるよな。ただの努力放棄だよ。

こんなことを思うようになった、体験がある。

私は寒冷地出身なんだけど、小学校の頃、冬にスケートの授業があったんだよね。

1時間で楕円のリンクを何周できるか、とかやるわけ。で、運動神経いい子はすぐにコツつかんで、簡単10周とかするの。そんな中、クラスにいた体の小さかった男の子がずっと転んで全然進めなくて、1時間で半周もできなかったんだよね。で、悔しくて泣いててさ。ちょっと可哀想だった。

でも次の月にまたそのスケートの授業やったら、その子、1時間で5周したの。みんな驚いて、その子にできるようになった理由聞いたら、家族リンク来て練習したんだって先生もすごく褒めてて、結構みんな感動しちゃってさ。そっからうちの学校の体育、苦手な子は家で練習するのが当たり前になったんだよね。その文化根付いたら、体育で足引っ張る子なんて本当に1人もいなくなったんだよ。たまたまいい学校だったのはあるけどね。

から、全部体育の授業のせいにして恨みぶつけてる人多くてなんだかなって思った今日このごろって話。

2025-02-13

anond:20250213110521

それがどの様な動機提案されている議論かを考えるのは必要でしょう。

女叩きの先にある潜在的欲望考慮して議論意味があるか判断しないと。

お客さんが望んでいるのはドリルじゃない、穴だ。みたいな事ですよ。

2025-02-12

SIER20年やってきたけど未だにコード書けない

あたりまえ体操一丁目一番地

でも俺はIT業界空気を吸いながらIT業界で飯食ってればコードぐらいいつか書けると思っていた。

でも違ったんだな。

俺は仕様発注することは出来るし、納品前のコードについてテストを依頼することも出来るし、求められているのがドリルか穴かを聞き取ることも出来るが、コードは未だに書けない。

そりゃそうだよなアイドルプロデューサー20年やってる奴がソイツもアイドルとしてデビュー出来るのかを考えれば明白だ。

こんな勘違いをしてはいけないぞお前らは。

サッカー応援を続けていてもサッカーは上手くならない。

漫画をたくさん読んでも絵は上手くならない。

当たり前の事なのに間違えたまま死ぬ奴らは沢山いるんだろうな。

自閉スペクトラム症悟り

長男6歳、次男4歳で、二人とも知的障害を伴う自閉スペクトラム症と診断されている。

長男次男で、知的障害の度合いも自閉スペクトラム症の度合いもだいぶ違います

それに、自閉症スペクトラム知的障害も、単純に重い軽いというものではありません。

ある分野では定型発達児よりも発達が進んでいたり、反対にある分野では遅れていたりする、「デコボコ」で、ケースバイケースです。

ただ、長男が、筆舌できないくら人間を超越してます

自閉症スペクトラムがなんなのかというよりも、定型発達とはなんなのかを考えさせられます

何を言っても響かない長男

長男は、怒られてることを理解してないようでした。

2~3歳くらいの時の長男は、どんなに強く言っても、叩かれても、つねられても、引きませんでした。

カンカン照りでも、次男が頭から血を流していても、散歩をやめさせてくれませんでした。

ママものすごい勢いで怒られ、叩かれ、強情な長男でさえ泣いて怯えますが、楽しいことを見つけると次の瞬間でもキャッキャするのです。

欲しくなってしまった玩具食品の購入を拒否されても、絶対に引きません。

力づくで店から連れ出されても、どんなに強い言葉を浴びても、ほっぺや耳を引っ張られる痛みに涙しても、買って貰うまで耐えきり、買って貰えさえすればニコニコです。

長男に対して、妻は。話を聞かない、反省しない、と非常に不満を持ってます

対照的に、次男は怒られてることは理解しても、なにに怒られてるのかわからない子です。

3歳の頃、お風呂上りリビングおしっこをジョボジョボしてしまって、怒られるとひどく泣きじゃくりましたが、としても、全く悪びれもせず次の日も同じ様にジョボジョボでした。

外出を拒否されたとき、欲しい玩具の購入を却下されたとき次男は泣きじゃくります

仕方ないから外出してあげようとしても、玩具を買ってあげても、拒否された、叱られたという事実が大きすぎて、回復しません。

次男は、上手くいかないとき要求が通らないとき身体的に不快な時、モノやヒトに当たります

暑いとか喉がかわいたとか眠いとか、そういう理由で壁を殴ったり蹴ったりします。

運転中など、隣に座ってる長男攻撃したりします。

妻に似てるような気がします。

妻はよく「私のほうが大変!」あるいは、「私はこういう気持ちにさせられた」という論陣を張ります

そういうときに私が

「まずは問題解決すること、次に効率性、問題解決した後に公平性に着手すべきだよ」

「こういう気持ちにさせられたということは相手が悪いというロジックだと、それでは常に訴えた側が正しいことになってしまう。

お互いの譲れる部分譲れない部分を聞いて落としどころを見つけるべきでは?」

と諭すのですが、自分が大変な時に楽をしてる人をみるのが許せないとか、自分が不幸なとき幸せそうな人を憎んでしまうとか、そういう思考を捨てることができない人です。

なので、上手くいかないとき、気分を害されたとき、不機嫌になるし、それを表にだします。

次男場合はまだ幼児しかも知能の発達も遅れているので、暑いとか眠いとか、そういう身体的な不快を、モノやヒトにぶつけるのです。

少し、話が回り道しましたが、そんな時に長男理不尽に殴られたり蹴られたりします。

しかし、驚くべきことに、長男は多少泣くことはあっても、基本的に反撃しないんです。

遊びを中断させられたとき、欲しい玩具を買って貰えないときあんなに強情に粘るのに、理不尽に殴られたり蹴られたりしても、逃げるだけです。

ある日など、自分の顔に思いっきり踵を入れた暴れる弟に対して、弟の涙を拭きに近寄りさらに蹴られてました。

こう書くと、長男は仏、次男はどうしようもないヤバいやつかのようですが、次男のほうがはるかに御しやすいです。

質問に答える知能はなくとも、名前を呼ぶだけで反応してくれると助かります

なにに怒られてるかわからなくても、あるいは大きな声に反応して行動を中断してくれるだけで、ずいぶん楽です。

それから次男は、褒められるととても喜びます

最近、4歳にしてトイレができるようになり、オムツが外れました。

トイレで排泄するたびに褒め、パンツを履かせて褒めを繰り返したら、トイレを覚えました。

年上の子たちを真似て、リュックを背負ったり、靴を履いたり、知恵遅れなりに背伸びします。

長男は褒めても効きません。

長男のほうがいつも笑顔で、何かを達成するたびに喜びの叫びをあげ、飛び跳ね、あるいは「ドヤっ!」ってみせにきますが、興味がないことで褒められても、全く響かない。オムツを履かせないでいれば勝手トイレで用を足すけれど、ガンとして布のパンツ拒否です。

みんながやってるから自分もしたい!、出来るようになりたい!という感情ほとんどない。

一方で、嫉妬という感情もないみたいです。

次男がお留守番で、長男と妻がこっそり出かけなくちゃいけないようなシーンで、長男と妻が帰宅すると、次男は怒り狂います

「俺を置いてどこに行ったんだ!」

という気持ちなんだと思います

長男にそういう嫉妬での大爆発はありません。

長男はヒトの気持ちがわからないのかと思ってましたが、最近、妻が怒ってるのを見て「angry」と言いながら、指で持ち上がった眉毛を作ります

妻が怒ってることはわかってるのです。

さらに、「smile」といって、指で妻の口角をもちあげたりします。

妻が怒ってるのをわかってる。自分がなにをしてしまったのかもわかってる。なのに、「笑え」とやるわけです。

説明が遅れましたが、長男はまだ単語しか喋れません。時々、頑張って2語文が出る程度です。

そして、語彙の半分くらい英語です。

私も妻も日本まれ日本在住で、日本しか喋れないし周りに英語をしゃべる人もいませんが、なぜか英語です。

やはり言葉を覚えるには、

他人感情に注意を向ける

他人の音声に注意を向ける

というステップ必要なのだと思います

ダメ」という単語理解できない月齢でも、強く「ダメ」と言われたら、その熱量にけおされてやめるものです。

次第に、「ダメ」の意味理解していきます

長男はその能力がないので、家族が喋ってる日本語より、YouTubeから流れる英語を覚えてるんです。

英語でなら100まで数えられるようで、足し算なんかも理解してるようです。

そういうゲームで遊んでるのをみてそう判断してるだけで、質問に答えたりドリルを解いたりはしてくれません。

ピクミンマリオで、様々な謎解きをクリアできてるので、言語とか共感とか以外は同じ6歳児相当な気がします。

自閉スペクトラム症悟り

さてさて、長くなりましたが、自閉スペクトラム症長男は、ある種、悟りに近いともいえるような気がします。

実は、人が苦しむのは、定型発達だからなんだと思います

クリスマスなのに恋人が居ないという人は、誰かを好きだから一緒に居たいではなく、周りが楽しそうにしてるのに自分が楽しくないから、そのギャップに苦しんですわけです。

みな、いい大学に行きたいと願いますが、いい大学とはなにかというと、偏差値が高い、つまり人気の大学であると考えがちです。

結局、自分が行きたい大学ではなく、みんなが行きたい大学自分も行きたいということです。

他人と比べて優越感に浸ったり、他人と比べて惨めになったり、嫉妬したりして、忙しく生きているわけです。

その根底には、他人が欲しがってるもの自分も欲しくなるという、感情同化があるわけです。

相手反省たかどうかも、相手がどれだけ精神的に落ち込んだかで判断しがちです。

自分が怒ってるという感情が伝わらないとイライラします。

自分感情は伝わって当然、共有されて当然だと思ってます

自分が不幸な時に幸せそうにしている人々を憎く感じるのは、自分の不幸が共有されないことに対する抗議です。

もちろん、大人はそれを口に出したらしませんが、うちの次男のようにまだ幼いと、暑いとか眠いとか、そういう不快という感情さえ他人に共有させようとして、暴力をふるいます

長男思考は、そういう執着を捨ててると思うのです。

どう思われたいとか、どういう気持ちになって欲しいとか、勝ち負けがない(少ない)から嫉妬したり、危害を加えてくる相手にやり返したりしない。

普通なら、やり返して、年上の腕力で屈服させないと気が済まないところ、弟の涙を拭きにいく。

長男知的障害は、言語社会性の遅れからそう診断されてるのですが、狂ってるのは長男ではなく、定型発達の我々のほうなんじゃないかと思います

2025-02-08

歯医者

「なんだか最近、歯が痛くなってきたな。お、こんなところに東京駅歯科がある。興奮してきたな。入ってみるか」

ウィーン

こちらのドリルなんていかがでしょうか!」ドリリリリリリリ!!!!!

「うわ!あぶねー!あぶねー!なにすんだコラ!!」

「いや、このドリル今週、納品したんで、どうかなって思って」

「どうかな?じゃねーよ!あぶねーだろうが!!!!」

ラメ入っててかわいいでしょ?」

ラメドリルラメなんていらねーだろ!ギャルか!いや、あのね、最近、歯が痛いなって思って」

はい

「んで、虫歯かもしんないから見てもらおうかなって来たんだけど」

「いや、たぶん違うと思いますけど」

ちゃんと見てから言ってくんねーかな!」

はい。じゃあ、こちらの席どうぞ。一名様入りまーす!!!

居酒屋か!」

「え、なんですか?」

居酒屋かって」

「うちはこういうスタイルでやらしてもらってるんで」

「こだわりが強いラーメン屋か!まぁいいや。ちょっと歯見てよ」

「では、こちらにお座りください」

「んで、どこの歯ですか?」

「ここの奥の歯なんだよ」

「うわっこれは…」

「え!?!?どうしたの?そんなやばいの?」

はい、これは相当ですね…」

「本当に?なにがやばいの?」

「いや、めっちゃ臭いなって思って」

「うるせーな!失礼だろ!!ふざけてんだろ!俺もう帰るからな!」

「いや、ちょっと待ってください。ちゃんとやりますから

「本当か!?できるの?」

「やりますから大丈夫です!この通りです」✌😊✌

「なんか腹立つな。ちゃんとやれる?大丈夫?」

大丈夫です。で、どの歯なんですか?」

「ここの奥の歯だよ。歯茎もね、なんか腫れてるんだよ」

「うわっwwwめっちゃ腫れてますねwww」

「でしょ?先週から痛いんだよ」

ホントっすねwwアンパンマンみたいっすねwwww」

「なんでさっきから笑ってんだよ!!」

はいすみません

ちゃんとやれよ!!!

はい。うわー、ここやっぱ虫歯になってるんで、今日はいったんドリルで穴開けて、ポップコーンの硬いやつ詰めるんで、明日また来てください」

「なんでポップコーン詰めるんだよ!!むしろ痛いじゃねーか!!!!アレだろ?ポップコーン食べたときに歯に詰まって取り除くのに集中しちゃって映画とか見てても、どうでもよくなっちゃうやつじゃんか!」

ちょっと何言ってるかわかんないです」

「なんで何言ってるかわかんねーんだよ!ちゃんとやれよ!!」

「じゃあティラノサウルスの歯に変えますか?」

「いらない!いらないなそれ!」

「そうですか?かっこいいと思いますけどね」

ちゃんとやって!」

「じゃあとりあえず向こうの受付で予約してしてもらってまた来てもらっていいですか?」

「じゃあなんで座らせたんd」

「予約が先だぁぁぁあああああ!!!!!!

「こわっ!え、なに?なんで怒ってんの?」

「予約してきてください」

「予約すればいいのね?」

はい、ちなみに受付はあっちの奥に洗面台があるんで、そこに入って、歯磨いていったん戻ってきて、真っ直ぐ歩くと着きますんで」

「あそこじゃん!受付すぐあそこじゃん!!俺通ってきたよ!あとそんなに息臭かった?臭かったらはっきり言って?」

はい

臭いんじゃん!」

「とりあえず受付で予約してきてください」

「すげー腹立つな。行けばいいのね?行けば」

------------------------------------------------

「すみませーん。予約したいんですけど」

「いらっしゃいませ。何名様でご予約ですか?」

居酒屋か!あと受付もお前じゃん」

「なんなんですかさっきから?」

「こっちのセリフだよ!さっき言ったじゃん!歯が痛いって」

「はぁ…」

「なんでちょっと嫌そうなの?」

「で、ちなみにどこの歯ですか?」

「またいちから説明すんの?めんどくさいんだけど!ここの、奥の歯だよ」

「あー、それうちじゃ治療できないですね」

「なんで?ここ歯医者でしょ?」

歯医者ですけど」

だって看板東京駅歯科って書いてあるじゃん

「いや、ここは東京駅、前歯科なんで。前歯専門なんですよ」

「前歯専門!?じゃあさっきのやりとりなんだったんだよ!!」

ドリルで穴を開けて欲しい」と仕事を依頼されて「どうだ俺の自慢のドリルは!え?こんな大きいドリルは要らない!ざけんじゃねえ!このドリル凄さが分からねえのか!?」と言い出す奴はただのバカだろ。

世の中からこういうバカが皆いなくなりますように。

2025-02-01

仕事が出来る人はドリルで穴を開けてくれる

からないやつはバカ

2025-01-22

anond:20250122120850

誰が何をどう見ても有償専門医という肩書き人間がまともなトレーニングも受けずにドリル脊髄グルグルとか一ミリ緊急時善意第三者に当てはまらないと思うが

まあ人口の1%くらいは糖質だし

1割以上は境界知能だし

まあお前がそう思うならそうなんだろうけど

仕事何しててどんな医療トレーニングを受けてるの?

2025-01-18

anond:20250118145142

Mくんの発言からは、いくつかの認知の歪みが見られます。それぞれ解説します。

1. 個人

症状: 自分責任ではないことまで自分に原因があると考える。

例: Mくんは他人の指摘や批判に対して「自分文章力が劣っているから」「自分が至らないせいだ」と感じています

解説: 実際には、批判する側の意図性格、背景も関係している可能性があります。すべてを自分のせいにすることで、不必要に自信を失っています

2. 全か無か思考(白黒思考

症状: 状況や自分能力を「完全に成功」か「完全に失敗」のどちらかで捉える。

例: 「自分大学生以下の文章力しかない」と、能力を極端に低く見積もり他人比較して落ち込んでいます

解説: Mくんは「少しでも他人に劣る部分があると全体がダメ」と捉えがちですが、実際には得意分野と不得意分野があって当然です。

3. 被害妄想(過度な警戒心)

症状: 他人自分批判しようとしている、悪口を書かれていると考える。

例: 「裏で悪口を書かれているんじゃないか」「何か斜め下のことをするとTwitternoteに書かれる」と不安に思っています

解説: 根拠のない想像過去経験に囚われすぎることで、実際には起きていないことに過剰に反応しています

4. 過度な一般

症状: 一部の出来事経験をすべてに当てはめる。

例: 「Yさんが過去他人のことを書いた」という経験を、今も必ず自分に対して行われていると信じています

解説: 過去出来事特別なケースである可能性を無視し、すべての場面で起きると考えています

5. 自分へのラベリング

症状: ネガティブなラベル自分に貼り付ける。

例: 「都合のいい人なんじゃないか」と考え、自分価値過小評価しています

解説: 他人にとっての自分役割ネガティブに捉え、それをあたか事実のように受け入れています

6. 選択抽出

症状: ポジティブ情報無視し、ネガティブ情報だけを取り上げる。

例: 「まともなコミュニケーションがない」「都合よく扱われている」と感じる一方で、Yさんからインフルエンザ心配されたりドリルレビューを頼まれポジティブな行動を軽視しています

解説: 他人が見せている好意ポジティブ意図認識できず、不安や不満だけを感じています

7. 自己犠牲思考

症状: 自分犠牲にして他人のために尽くすべきだと思い込む。

例: 「Yさんに恩義があるからレビューをしている」「家事や忙しいスケジュールの中でやっている」といった発言から、無理をしてでも他人に応えなければならないと感じています

解説: 他人に尽くすことが当然だと思い込み必要以上に負担を抱えています

総括

Mくんの認知の歪みは、自己評価の低さや他者の行動に対する過剰な解釈責任感の偏りなどが影響しています。このような歪みは、ストレス自己否定感を増幅させ、現実的解決策を見つける妨げになります。彼がもう少し柔軟に物事を考えられるようになると、今抱えている不安が軽減するでしょう。

anond:20250117203615

百合って楽しむのにお行儀が必要から

異世界ものはもう全然違う、俺TUEEEEの延長線上。だから、楽しんでる時もうおおおおこの設定バカだけどおもすれえええでいける。

百合にはそういうのがない、⚪︎⚪︎ちゃんは△△ちゃんのことを偏執的に好きなんだよね…で終わる。一番はしゃげるのはオープニングが流れた時だけ。仮に身悶えすることがあっても誰にもバレない場所で顔を押さえてクーッってやるだけ。

大きな騒ぎにはならないし、何よりLGBTQ+の問題くそめんどくさい。あいつらこそ重箱の隅をドリルでほじくり回して『私たちへの差別だ!』をする。生半可な同性愛観で作品を作ってたらぶちのめされる。オカマの扱いですらもめんどくせえ。

 

から百合作品商業向けの勢いで作って手に入れる安っぽい達成感に見合わない程の疲労感に塗れてしまう。

から流行らない、流行れない。

 

その点異世界最初からメチャクチャ。まず異世界に行ってる時点でメチャクチャ

LGBTQ+とか肌の色とかで騙ってる奴らの首根っこ捕まえて『ここは異世界ですけど???!!!!』ってデッケエ声で叫んで鼓膜を異世界転生させることができる。

故に異世界汎用性が高い。というか俺達は昔から異世界に飛んで冒険するような物語を愛してきたのだからそっちの方が人気を得やすいのは当たり前なんだよな。

百合はその同性愛への観点の軽さから至るべくしてすみっこジャンルになったけど、異世界転移異世界転生は冒険物の根幹だ。

自分本領を発揮できる場所に飛んで、八面六臂の大活躍をする、それこそが冒険活劇の基礎だ。

2025-01-17

学校に行かない(オンライン授業や特定科目のスキップ)が公立教育オプションにあればいいのになぁ

小学校は、校庭で遊ぶための遊具がたくさんがあったのと、なぜか図工室が使えたので、

朝起きて通うという点と、漢字の書き取りドリルミシン/縫い物のほかは嫌いじゃなかったが、

中学校はそういう感じでもなかったのでマジで行く意味を感じなかった

学校行く必要性を感じてないのでサボる電話掛けてくるので、仕方なく行ったが、今思い出しても行く必要性なかったなって思う

まぁ、中学校中年になっても付き合ってる友達ができたわけだが、別にそれ学校じゃなくてもよかったんじゃね?って思うんだよな

 

行く必要性を感じていない子どもに行かないというオプションはあっていいし、あの当時にそのオプションあったらなぁって思うが、

別にギフテッド教育マグネットスクールみたいのは要らないと思うんだよな

勝手私立に頑張って貰えばよく、テスト経済状況で私立学費無料にすればいいだけじゃん

 

高校は楽しかったが、授業的な意味ではやっぱり受ける必要性ないな、時間勿体無いかバイトしたいわって思うことは多々あった

あと実際、単位落とさなギリギリまで授業の出席サボって、バイトしたり、家でゲームしてた

高校も、あっ・・・この授業は要らんわ・・・って思ったらスキップ出来るといいよなって思う

学習指導要領に基づいて認定試験みたいなの作ればいいと思うんだよ。学期単位で。これクリアしたら授業スキップみたいな

より高度な授業うんたらは、やっぱり勝手私立に頑張って貰えばよく、テスト経済状況で私立学費無料にすればええやんな

 

あとずっと言ってるが、オンライン大学頑張ったり、施設学習目的での貸し出し頑張ったら?

小学校は楽しかったのは、校庭で自由に遊べた、図工室が自由に使えたってのもあるしな

スキップした子、スキップはしてないが興味がある子向けに、研究実験必要な機材の貸し出しやればええねん

 

無駄だなって思うことを強制でやらされるのが、一番のストレス・やる気無くす要因なんだよな、公立学校別にそういう落とし所でいいんじゃねぇかなって思う

 

 

追記

学校にこだわる人に対する違和感理由に今更気づいたが、

ワイは学校別に必要としてなかったか学校にこだわる人らが理解出来なかったんやな

しろ授業スキップ出来たらいいのにとしか思ってなかったし

友達に会いなら気が向けば学校行っても良かった(だから中退せず、ギリギリまでサボった)

 

つか、内発的な学習動機を持たない人なんて、どう考えても放っておけばいいんだよなぁ・・・

学校に意欲を引き出して貰おうとか馬鹿げてる

内部動機のない人に強制したり、過剰なサポートで外部動機みたいなのを無理やり作ると、不幸な職業人生始めるのでどう考えても放っておいた方がいい

知識が「試験で点を取るため」や「良い学校会社に入るため」の道具になっちゃいけないし、

外部から評価報酬依存してしまうと、それらがない状況では学習意欲が著しく低下するしな

本来は知るって純粋楽しいはずなんよな、だからトリビアの泉とかナゾジーナゾジーはいい加減なネタもあるから好感は持ってない)が人気あったわけで

「へえ~」という純粋な驚きや喜びは、誰かに褒められたいとか、試験で良い点を取りたいといった外部から報酬とは無関係なんだよ

それがないなら別に無理してやらなくてええねん

 

社会底上げ的な意味で許容できないっていうなら、ますますスキップ導入した方がいいと思うんよな

スキップする生徒がいて教師の受け持つ生徒が減る分、学習進度に追いつけない子の手厚いフォローに回ればいいし、

スキップした子も友達勉強教えるとかあれば、学習内容定着していいんじゃないピアラーニング的な

からない子に教えるのはちょっとしたヒーローになれて悪い気はせんやろ

2025-01-15

そもそも絶対に拘束しないといかんの?

韓国

逃げようがないし。逃げて国外活動南米か)とかさすがにないし。

在宅起訴だとあかんの?

弾劾(憲法)と、検察警察(なんか足並みそろってないけど。トランプか。南米か)のふたつが同時に動くのがややこしい。

拘束にこだわるの何でだ?

追記証拠捨てたり改ざんしたり、口裏合わせたり、があった。ドリル問題か)

2025-01-13

ハンマー悪魔契約した女子大生VSドリル魔人

俺が知り合う女がさあ!!全員オレん事殺そうとしてんだけど!!

2025-01-06

anond:20250105151321

かかかかかか壁に穴wwwwwwww

コンクリートに穴が開くわけねえだろwwwwww

こいつマンションエアプwwwwwwww

億のマンションなんか鉄筋コンクリートだぞwwwwwwwwwww

なんで壁に穴があくんだよwwwwwwww

ドリルマンですかwwwwwwwwwwwww

グレンラガンですかwwwwwwwww

2025-01-05

anond:20250105005433

anond:20250105005433

続き

兄として

 夜、今日の夕飯は外で済ませたものの、家に帰ると咲がリビングテーブル宿題を広げていた。どうやら英語の長文読解がうまくいかないらしい。

「ねえ、あんた。帰ってくるの遅い」

 妙な言いがかりだ。事前に遅くなるとメモをくれたのは咲自身なのに。

だって買い食いしろって言ったの咲じゃん」

「そうだけど。…いつもより遅い気がしただけ」

 まるで僕が何か悪いことをしていたかのような口調だが、心配してくれてるんだろうと勝手解釈しておく。

英語、わかんないんだろ? 手伝おうか?」

「いらない。どうせあんたでも正解わかんないし」

またまた、そんなツンケンして。じゃあちょっとだけ見せてみろよ。もし僕にもわかんなかったら、一緒に解説書を読もう」

「……別に、いいよ」

 一応は了承してくれたらしい。咲はツンとした顔で長文読解のプリント差し出す。僕は椅子彼女の隣にずらして、問題を一緒に眺め始めた。

「ここの単語意味さえ把握してれば、あとは前後文脈で答えがわかるかも」

「うーん…」

 咲も真剣になって考えている。こんな風に妹と同じ机を囲んで勉強するのは、かなり久しぶりだ。小学生のころまでは一緒に漢字ドリルをやったりしていたけれど、中学生になってからほとんどこういう時間はなかった気がする。

 なんだかんだで一時間近く、僕らは問題と格闘した。咲の目がしょぼしょぼしてきたので、「今日はここまでにしようか」と僕が提案すると、彼女は素直にプリントを閉じた。

ありがとう。…まあまあ参考にはなったかも」

「それはよかった。お役に立てて光栄です」

「…ふん」

 一瞬だけ、咲が目を合わせて笑う。ほんの少しだったけれど、確かに笑顔が見えたのだ。

ツンデレ妹”とのすれ違い?

 翌週の月曜日ちょっとした事件が起きた。僕が風邪をひいて学校を休んだのだ。朝、熱を測ったら三十八度近くあったので、母が無理せず休むようにと布団で寝かせてくれた。

 咲は「学校は休まないけど、あんたうるさいし家にいるの嫌なんだよね」と言い放ちつつ、「保険証はここにあるから病院行きたくなったら行きなよ」とテーブルに置いていった。ツンデレ感全開だが、まあ気遣ってはくれている。

 ところが昼前、微熱に下がってきたのでそろそろ大丈夫かとスマホを見ていると、咲からLINEが届いた。

調子どう? 熱は? 買い物して帰るから必要ものがあれば言って」

 短い文章ながら、妹がわざわざ学校からこんな連絡をするなんてなかなかない。僕は「だいぶ良くなったから何もいらないよ」と返した。するとすぐに既読がつき、「わかった。ゆっくり寝てて」という返信が。

 一言ずつに愛想のない文字ばかりなのに、その中にしっかり優しさがあるような気がする。いや、確実に優しい。

 ところが、その日の夕方、咲は中途半端な怒りを抱えて帰宅した。

「なんで電話出なかったの?」

「え? 気づかなかったけど…」

「昼休みにかけたんだけど。もしかしたら倒れてるかもって思ったのに!」

 考えてみれば、僕がスマホ確認したのはLINEの通知のみ。電話の着信は見逃していたらしい。

 咲は顔を赤くして、「あんたが心配で仕方なかったわけじゃないからね」とか言いながら、早足で自分の部屋に引っ込んでしまった。それでも「スープ用に野菜買ってきたから食べたいなら言えよ!」とドア越しに怒鳴っているのだから、やっぱり気遣いがにじみ出ている。

知られざる妹の心理

 夜、少し体調が回復した僕は、リビングでぼうっとテレビを観ていた。母は遅番の仕事らしく、家には咲と僕の二人。しばらくすると、咲がこちらへ顔を出す。手には何やら小鍋を持っていた。

「食べる?」

 妹が作ったと思しきスープ。湯気がほんのり漂い、鼻をくすぐるいい香りがする。

「いいの? わざわざ作ったのか?」

冷蔵庫野菜が余ってたからね。あんたが風邪引いてるのに放っておくと、治りが遅くてまたうるさいから」

「…ありがとう

「べ、別に礼なんかいらないし」

 と、そっけなく言いつつもテーブルに小鍋を置き、スープ皿にきれいによそってくれる。味も美味しく、僕は思わずうまい!」と声を上げた。すると咲は、そっぽを向きながら少し嬉しそうに口元を緩ませる。

「そ、そりゃまあ、いちおうネットレシピくらいは調べたから」

 それでも照れくさいのか、すぐにリビングを出ようとする。

「待って、俺に何か手伝えることある?」

「は? …いらない。あんたはさっさと食べてさっさと寝て。無理してぶり返したら迷惑から

 彼女なりのやさしさというのは、なかなかストレートに受け取りにくい。でも、それがツンデレ妹の魅力といえばそうなのかもしれない。

兄としての悩みと期待

 正直、彼女ツンデレ対応翻弄される日々は疲れなくもない。けれど、妹がどうやら僕のことをちゃんと気にかけてくれているのは、なんだかんだで嬉しい。

 ただ、ひとつ気になることがある。咲は僕とふたりでいるときは少しだけ甘えてくるような雰囲気になるときがあるが、家族友達がいるときは徹底して素っ気ない。まるで僕と二人きりになるまで“ツン”を貫き通し、“デレ”の面を一切見せないのだ。

 もしかしたら「兄と仲良し」というのを周囲に知られるのが恥ずかしいのかもしれない。年頃の女の子にはありがちな話だし、それは仕方ない。けれど一方で、妹としてちゃんと頼りにされている兄になりたいという思いも少しある。

さな事件ツンデレからまれる変化

 そんなある日、咲がヘアアクセサリーを探していて慌てていたことがあった。デパートで買ったお気に入りシュシュが見当たらないらしい。

 普段はツンツンしているくせに、「あんた、私のシュシュ知らない?」と部屋を覗いてくる。僕は「いや見てないよ。もしかして洗濯物と一緒に紛れてるんじゃない?」と提案してみた。

「え、それどこにあるかわからない」

洗面所ラックにたたんであると思うけど…」

 咲は少しもじもじしながら、「一緒に探してくれない?」と恥ずかしそうにお願いしてきた。

「もちろんいいよ。手伝うから洗面所見に行こうか」

「…うん」

 咲は滅多に「お願いする」「手伝ってもらう」といったことを言わない性格だ。僕は少し驚きつつも一緒に洗面所を探し、ラックバスケットの中を確認した。すると奥底に埋もれていたそのシュシュ発見することができた。

「あった、これ?」

「そう、それ。よかった…ありがとう。まあ別にあんたがいなくても見つかっただろうけど」

「それでも、手伝えたならよかったよ」

「…うん、ありがとね」

 咲は小さくお礼を言い、そのまま洗面所を出ようとする。照れてしまったのかもしれない。僕はすぐ後を追いかけて、「咲、よかったら次は一緒に買い物でも行こう。シュシュがなくなるほどお気に入りなら、予備を買っておくのもいいんじゃない?」と声をかけてみる。

「はあ? どうして私があんたと買い物に…いや、行かないわけじゃないけど、別にあんたと行きたいわけじゃないんだから

「どっちだよ」

「うるさい。まあ予定が合えば、考えとく」

 ツンデレの中に「嫌じゃない」という気持ちが混ざっているのが、もう手に取るようにわかる。何度も繰り返しになるが、妹のそういうところがなんだか愛おしくもあるのだ。

2025-01-03

anond:20250102181906

希少な資格者というのはイキれるもんだし実際に激務な医者いるからな。

まーたまに大事な神経をドリルで穴を開ける馬鹿とかもいるけど。

2024-12-30

石破はドリルじゃない小渕みたいに過労死しないか心配

岸田はクソ真面目に見えて手を抜くタイプ(良く言えば要領がいい)

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