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はてなキーワード: リアリティとは

2024-12-13

anond:20241213154655

もともとは円天健康食品を扱う別会社としてできたのが楽天

円天は途中からネズミ講染みた商売をするので、嫌気をさした三木谷達が離反して健康食品をメインにしたECサイトが大きくなったのが今の楽天

の方がリアリティいかな?

2024-12-12

嘘松レビュー嫉妬系悪質メール) 2024/12/12

悪質匿名メールシリーズ嘘松さんの作品について、僕の方が先に考えてたのにみたいなことが書いてあった、と。

うーん…

意図は分かります

要は、自分作品有象無象に妬まれるほどの独創性を持っている、ということにしたいのでしょう。それは別にいいです。昨日も書きましたが、自分上げは嘘松の華ですからね。

しかし、この匿名メールシリーズそもそもの設定がちょっと弱いのではないでしょうか。

これまで何度も悪質メールが届いたと言いながら、その根拠はほぼ嘘松さんの証言だけ。体験談ならともかく、メールのようなデジタル情報なのに、具体的な引用スクショほとんど無いのは、リアリティの面でマイナスとなります

ここはひとつ、「メール」という設定を一旦白紙に戻した上で、マシュマロ質問箱等に切り替えてみるのはどうでしょう

これら匿名質問サービスなら、仕組みがガバガバなので自演カンタンに実行できますし、送られてきた(という設定の)悪意のこもった文面を、読者にも動かぬ形で共有することができます

事実オタククリエイターvtuberの間では現在、異常な内容の匿名質問晒してバズを稼ぐことが「マシュ松」として既に一般的手法となっています

嘘松としての飛躍を目指す嘘松さんにとっても、こうしたサービス有効武器となると思うのですが…一考してもらえないでしょうか。

水星魔女改善案

1. キャラクター

スレッタ:水星での経験に基づく価値観社会への考えを回想等で明確に。恋愛友情家族重視の背景を描き、行動原理説得力を。周囲からの酷い仕打ちに耐えたり流されるだけでなく、意思を持って状況打開。母親真意に疑問を持ち、自分で考え行動する場面を増やし、成長を描く。

ミオリネ:ベネリットグループ総裁の娘としての立場地球との格差への問題意識を行動・葛藤を通して描写父親への反発理由理想社会像を明確にし、「籠の鳥」脱却。父親過去の罪への苦悩、答えを出す過程を描き、深みを。

シャディク:戦災孤児としての過去スペーシアンへの複雑な感情回想シーンで丁寧に。テロリストへの道を選んだ動機・苦悩を掘り下げ、共感理解を得る。ミオリネへの恋愛感情以外に、掲げる理想社会変革への想いを明確にし、「百合当て馬」脱却。

ラウダ:愛人の子としての境遇を描き、グエルへの依存劣等感内面を掘り下げ、行動原理説得力を。殺人未遂後に平然とするのではなく葛藤し周囲との関係修復することで「小物」脱却、成長を描く。

社会弱者ステレオタイプ化を回避個性、状況への葛藤を丁寧に。特に体制反抗キャラ内面を掘り下げ、行動に説得力共感を得る。

グエル優遇によるアンチ増加のバランス悪い脚本脱却。各キャラに均等にスポットライトを当て、成長・葛藤を描き、バランス良い物語に。

2. メカニック

シュバルゼッテ: 「噛ませ犬」脱却、性能を活かした活躍の場を用意。開発経緯・機体特性説明し、メカとしての魅力を。

デミバーディング: 「輸送機」脱却、戦闘・救助等、多用途性を活かした活躍を。ニカとチュチュ関係性深堀りで、存在意義向上。

メカ: 個性的なデザイン、印象的な活躍で、「やられ役」脱却、魅力的に。

3. ストーリー

クワイエット・ゼロ: 目的、仕組み、影響など物語の根幹に関わる設定については明確な説明を。ノートレットの理想デリングの思惑、プロペラの目論見、動機目的を明確にし、深みと説得力を。現状は無責任

罪と罰: 罪を犯したキャラには償いの過程を。特にプロペラデリングやペイル社CEO等、殺人の罪を犯した大人キャラ責任曖昧にしない。ラウダの殺人未遂も「無罪放免」でなく、成長する過程を描き、納得感を。

宇宙議会連合: 雑な悪役脱却、成り立ち、内部権力闘争スペーシアンとアーシアン関係性掘り下げ、深みとリアリティを。

SF設定: リプリチャイルド等、ご都合展開でなく、物語テーマキャラ葛藤に深く関わる要素として丁寧に。

4. テーマ

格差問題: 「背景設定」でなく主軸に据え、深く掘り下げ。シャディク等を通し、不条理、苦悩を描き、問題提起共感を。現実紛争テロを想起させる描写は慎重に扱うべき。安易対立問題矮小化偏見助長危険性。

倫理観: 弱者マイノリティを「不幸」「ヘイトタンク」扱いでなく、尊厳を守り、明確な倫理観を。「信賞必罰」「勧善懲悪」等、普遍的倫理観を示し、若者に正しい価値観を。

社会問題: 多角的視点提示視聴者に考えるきっかけを。各キャラ問題への向き合い、答えを丁寧に描き、深みと説得力を。

関係性: 「別れ」だけでなく「共に歩む」関係性も丁寧に。特にスレミオは「結婚」を唐突に描かず、愛の育み過程を丁寧に描き、納得感を。声優への説明不足解消、制作意図を持って関係性を描き、演者にも伝える。

若者向け: 希望あるメッセージを。抑圧、不条理差別等、困難に直面しつつ、意思未来を切り開く若者を描き、勇気希望を。

普遍的テーマ: 「ガンダム」として戦争悲惨さ、平和の尊さを現代視点で。GUND技術を「兵器」だけでなく、医療技術としての可能性、人類未来への影響を深く掘り下げ、深みとメッセージ性を。

5. 制作体制

説明配慮: 視聴者考察任せでなく、必要設定・情報を明確に説明特に物語の根幹設定、キャラの行動原理は丁寧に説明責任を。声優視聴者制作意図を明確に伝え、共有し、理解を深め、一体感を。

SF考証: 明確で説得力ある描写を。

若者: リサーチで関心・価値観を反映。特に倫理観社会問題描写は慎重検討、専門家意見も取り入れ、細心の注意を。

結論

水星魔女」は多くの可能性を秘めた作品だった。上記改善で、完成度高く、多くの視聴者に愛される作品になったはず。「若者向け」なら、身近な問題共感できるメッセージを丁寧に、希望を持って描くことが重要制作側は視聴者への丁寧な説明、明確なメッセージ発信で、理解を深め、多くの共感を得られたはず。批判真摯に受け止め、より良い作品作りに活かすことが、制作陣の責任

2024-12-11

anond:20241210232158

セックスや男や恋愛に興味がないが結婚を急ぎ理想が低く相手身長スペック妥協する20代女性

非モテ創作したリアリティゼロの異性で想起するのが、ここにもよく出てくる「恋愛や男やセックスに興味ない20代処女なのに結婚を望んで焦っており、なおかつ低身長非モテ男性妥協する女」なんだよね 

結婚普通の女にとってはリスクしかなく、就活以上にリセットややり直しが不可能なので、普通の女の価値観では結婚は逃げ場ではない

気の強くて頭の回転が早く10代でヤリマンで男慣れしておりその中から強者男性を的確に選べるキツい女こそ、夫や子供を操縦し義実家子供関係父兄たちとの人間関係を切り盛りできるので結婚に向いている

学生時代から恋愛や男大好きで彼氏がいてそのまま結婚するリア充も同様

周りの既婚女性を見たら、どんな奥手の女も中高生の頃から結婚して幸福になれる女は極一部」なのを理解できる

要するに「この奥さんママ幸せそう、私もこうなりたい」と思わせる既婚女性絶対的に不足している

から結婚相談所は20歳女性が不足しており30歳女性でも若手扱いされる

結婚恋愛や男を素直に好きな相手はその後結婚に至ったり至らなかったりする恋愛に忙しい

男や恋愛セックスへの執着が薄い女は推し活や趣味仕事ペット20代の時期を消費するし、婚活に興味がわかないまま人生を終えたりする

から一行目の設定を求める男性が常に主張する「若い頃に多数の男とやりまくった女は理想が高くなり売れ残る」はありえないんだよね

若いから恋愛結婚に興味がなく彼氏もいない女は妥協してまで結婚に執着する必要がない

から婚活市場若い頃に恋愛セックス相手結婚に持ち込めず中年になった女性の中から選ぶ場なんだよね

https://anond.hatelabo.jp/20241209142437

anond:20241211085650

わかってないなあ

一見世間からは正常の範囲内や有能っていう評価のある男が無能や考えたらずで女性が雑に死ぬ。その方がリアリティあっていいんだよ

男が女救う展開の方が「そんなん嘘やん」と思う女は多いはず

 

現実でも有名な男のすることは性加害のスキャンダルばっか。世間で高評価の男がするのは女への攻撃ばかり

 

現実がまずそうだから

強い男キャラが格好良く女救うの見てると「嘘つけや」「格好つけてんじゃねーぞ」って思う

 

実際に創作の男ヒーローを見て「男は女より優れてる」ってマウント取ってくる男に嫌な想いさせられた女がそのファンなんやでな

 

もう創作で男が女を救うっていう嘘は求められてないんやわ

2024-12-10

anond:20241210192244

これもう完全に全部ウソで、アンタなんなら埼玉県民ですらねえだろ 

俺の魂がそう言ってる

デタラメ書いて楽しいか?という質問には俺自身答えをもっていて、それは「楽しい

楽しいんだよな実際

I love spreading misinformation と外国人の皆さんも時々言っている

しかしですよ、なんつうのかな、このデマは気に食わねえな

質が低いんだよ質が

子供の性被害 vs 外国人差別 どっちが勝つかな?くらいの、浅い情熱しか伝わってこない

全然気持ちが乗っかってないんだよね

それでも良いから、大切な息子を守りたかった。

ただ、それだけだったのに。

じゃねえんだよ

句読点がうざってえな

この辺から伝わってくんのがさ、

「よし!!渾身の作品が書けた!!!いっけえええ!!!!」

じゃなくて、

「あーまあこんなもんだろw…ポチッとなw」

くらいなんだよね

お前自身、納得行ってんのか?この出来に

魂が入ってないか全然説得力がない

スマホを盗られたから具体的な名前を出せない、みてえな、ダッセェ、ウンコみたいな言い訳最初から本文に書くな それは"負け"だろ

リアルとのリンク性が洒落怖レベルなんだよね

お前の話に出てくる警察官は、「あの祠に触れてしまったのか……?!」つってる地元の爺さんみたいなもんで、とにかくリアリティがない

やり直せやり直せ

そんで、あと、テーマが悪いわ

クルド人差別ガチで数に圧倒的差があるじゃん

男女バトルでやれ男女バトルで

男女バトルなら結局数がほとんど一対一だからプロレスで済む

クルド人差別はシャレになる要素がない

それはやめとけ 現地の人しか触れる権利ないって

2024-12-09

嘘松レビュー 2024/12/09

最近おとなしかったので、嘘松さん体調を悪くされてるのかな…あるいは仕事の関連(謝恩会?)で何かあったのかな…と心配していましたが、堂々のご帰還。安心しました。

それはさておき、本日嘘松について。

例によって治安悪い地元シリーズですが、既存ネタの使い回し、バリエーションに過ぎず、新味が全く感じられません。

具体性が低い曖昧な噂話程度でリアリティも薄く、かつ仮に事実だったとしても、それで?としか言いようがないインパクトの弱さです。

安定してそれなりの反応がもらえるネタは、味がしなくなるまで擦り続けたくなるのも分かりますし、お仕事の方も好調なようなので、若干守りに入っているのかもしれません。

ですが、常に炎上と隣合わせのバズを狙ってこその嘘松というもの

そろそろ、新たなキャラクター舞台による完全新規エピソードを展開して、悪質まとめサイトを連日湧かせる攻めの姿勢を取り戻してほしいものです。

セックスや男や恋愛に興味がないが結婚を急ぎ理想が低く相手身長スペック妥協する20代女性

非モテ創作したリアリティゼロの異性で想起するのが、ここにもよく出てくる「恋愛や男やセックスに興味ない20代処女なのに結婚を望んで焦っており、なおかつ低身長非モテ男性妥協する女」なんだよね 

結婚普通の女にとってはリスクしかなく、就活以上にリセットややり直しが不可能なので、普通の女の価値観では結婚は逃げ場ではない

気の強くて頭の回転が早く10代でヤリマンで男慣れしておりその中から強者男性を的確に選べるキツい女こそ、夫や子供を操縦し義実家子供関係父兄たちとの人間関係を切り盛りできるので結婚に向いている

学生時代から恋愛や男大好きで彼氏がいてそのまま結婚するリア充も同様

周りの既婚女性を見たら、どんな奥手の女も中高生の頃から結婚して幸福になれる女は極一部」なのを理解できるので

要するに「この奥さんママ幸せそう、私もこうなりたい」と思わせる既婚女性絶対的に不足している

から結婚相談所は20歳女性が不足しており30歳女性でも若手扱いされる

結婚恋愛や男を素直に好きな相手はその後結婚に至ったり至らなかったりする恋愛に忙しい

男や恋愛セックスへの執着が薄い女は推し活や趣味仕事ペット20代の時期を消費するし、婚活に興味がわかないまま人生を終えたりする

から一行目の設定を求める男性が常に主張する「若い頃に多数の男とやりまくった女は理想が高くなり売れ残る」はありえないんだよね

若いから恋愛結婚に興味がなく彼氏もいない女は妥協してまで結婚に執着する必要がない

から婚活市場若い頃に恋愛セックス相手結婚に持ち込めず中年になった女性の中から選ぶ場なんだよね

https://anond.hatelabo.jp/20230822084512

2024-12-08

anond:20241208004549

誤魔化し方最悪で草

中学野球部

多くの中学校で野球部運動部の中でもガチ寄り、厳し目、スクールカースト最上位。位置けが少年野球とは全く違う。

登校拒否だった人間スクールカースト最上位だったフリするのはかなり危ない。

「クソみたいな文芸部で年1回発行の部誌に2ページくらいの文章書いていた」とかの方が安全だ。

修学旅行清水寺ケンカ

現実にはそんなことはまず起こらない。リアリティが無さすぎる。同じウソでも「風邪ひいて行けなかった」の方がマシなレベルで酷い。

友達少なかったし普段女子と接点無いか陰キャ女子と組まされてなんか清水寺行ったけどめっちゃ混んでた記憶しかない」とでも言っておけば十分。まぁ清水寺は一回行っておくと良い。

   警察官による逮捕という行為はきつい、 保護開始決定のように何かがもらえるわけではない。それから延々と嫌なことが開始され、

  従って、 刑事訴訟法の中の逮捕規定だけリアリティがあるのは、 逆に、 行政裁判は、用意されている式のクズから相手しないだけじゃん。

   だから民訴法に従って訴状も出されない。 警察官逮捕は全力でしてくるけど、品田幸男の裁判は、いつでもいいといった感じのものから

  だから相手にされない。現にやってないわけだし。客観的に観察していてやっていないのだから監視してる奴らは、どういう内容かは把握している。いわないだけ。

2024-12-06

正反対君と僕」の最終回に対するモヤモヤ

特に結論が出ないまま、卒業たか最終回

なーんて、納得できるか!

フィクションなんだからそんなところまでリアリティいらんのよ

卒業までにもっとくっついたり離れたりしてくれ〜!

特にタイラズマ!君らの行き先が気になりすぎて寝れません。

メインカップルじゃないか結論でなくていいってこと?

打ち切りエンドみたいになってる感じがして、悲しい

最終回までは最高な漫画だったけど、なんかスッキリしない終わり方

大学生編もやってほしかった

しかったよ!

ジャンプラで大学生描くのはちょっと無理があるのかな

やっぱり舞台高校じゃないと難しいのかな

でも、そこをなんとか!頼む、頼むよ〜!!

はぁ

2024-12-04

anond:20241204154531

このセリフ一般的に女に効くかと言われればよくわからんが、結局ちょっと理不尽に男不利な感じの痛み分けになるっていうのが無駄リアリティあってこの話自体ガチっぽい。創作ならよくできてる。

anond:20241204135129

3ヶ月なのが絶妙リアリティがあって好き

知り合ってから付き合い始めるまでの期間が短いとちょうど3ヶ月くらいで性格の悪い部分が露呈し始める

2024-12-03

anond:20241203164825

「男友達が女なら結婚したのに」はどれくらいの男にとってリアリティがあるんだろう。twitterではそういう素人漫画を百本見たが

2024-12-02

麻酔科から見る最近産科関連ニュースについて

2024/12/3追記

コメントで厳しい指摘のある通り、つがる病院の件は裁判を経た賠償ではなく、「産科医療保障制度原因分析委員会や県外の複数産婦人科専門医意見等を踏まえ」て病院責任を認めて賠償金を支払ったものだった。

また、事態の詳細記事を寄せてくれた増田もいた。ありがたい限り。

以下の本文は自戒を込めて元記事のままにしておくので、該当部分は「コイツ日本語読めてねーわ」と思って読んでほしい。

======

2024年11月だけで、産科とりまく嬉しくないニュースが続いてしまった。

双子出産時に医療事故・第2子に重い脳性まひ 「つがる総合病院」が責任を認め患者家族損害賠償金約9100万円を支払いへ 青森県

https://news.yahoo.co.jp/articles/2632e03d1c188d54560b78feb4a26de359d2c6f0?source=sns&dv=pc&mid=other&date=20241128&ctg=loc&bt=tw_up

検討会で弁護士暴論「産科医は医療安全に前のめり」

https://reiwa-kawaraban.com/politics/20241116/

市中病院で、帝王切開という形で産科医療に関与する麻酔科医の目線から上記ニュースを考えてみる。

【前提】

まず話の根底として、妊娠から出産過程で低確率ながら母子の死亡が起こりえる。

厚労省データ(https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/001118039.pdf)によれば妊産婦の死亡事例は減少傾向にありつつも、令和3年で2.5/100000出産例とされる。(死亡の原因は様々だが、こちらのスライド(https://www.jaog.or.jp/wp/wp-content/uploads/2021/12/20211208_2.pdf)によると、「産科危機出血」「脳出血」「羊水塞栓」で半分近くを占める)

平成12年には6.3であったというから、およそ20年で半減してきている計算で、これは原因の究明や対応できる組織構築を行った医療従事者や、薬剤や機材の開発・流通を整備する関連企業不断努力の賜物に違いない。

日進月歩医学的取り組みをしてなお死亡率をゼロにできないもの妊娠出産である、という点がまず客観的事実として存在する。

そうした妊産婦死亡を防ぐ手段の1つに帝王切開がある。

経腟分娩でなく帝王切開選択する理由について信頼できる統計データネット上には見つけられなかったが、職務で見てきた中では「双子」「胎盤位置異常」「前回が帝王切開=今回の分娩がハイリスク」「合併症(妊娠血圧など)予防のためやむをえず」といった背景が多い。

胎盤位置異常や帝王切開歴などは妊婦検診の過程で分かることであり、予め調整して計画的帝王切開をすることで上記出血などによる死亡例を防ぐことができる。

問題は、全ての帝王切開が予定通りには進まないということだ。

予定帝王切開の日程を定めていたとしても、まったく予期せぬタイミング(予定の数週間前など)で破水したり陣痛が始まってしまうことは日常茶飯であるし、経腟分娩で予定されていたお産が胎児心拍低下などで緊急に帝王切開となる事態もよくある。帝王切開ではないが、経腟分娩を終えたもの出血が止まらないため緊急手術になる事例も時折ある。

短く纏めるなら「妊産婦死亡を防ぐには帝王切開がどうしても必要場合があり、そしてそれは緊急に起こりえる」となる。

現場実態

では、緊急帝王切開が決まったとして、手術はどのように進むのだろうか。

緊急という言葉から一分一秒を争う事態想像するかもしれないが、実は事情に応じてどの程度待てるか段階分けされている。

施設によって呼び方規定時間はある程度幅があるものの、こちらの資料(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsca/42/1/42_57/_pdf/-char/ja)に示されるものが一つの指標になるだろう。

日中に娩出すれば問題ないものは大きなトラブルになることはまずなく(見たことがない)、1-2時間以内に子供を出したいとなると手術室は忙しくなってくる。

そして、我々麻酔科医にとって最も恐ろしいものが、超緊急帝王切開、いわゆるGradeAの宣言だ。

資料中にもあるように、GradeAでは可及的速やかに胎児を出す必要があり、以前所属していた施設では「宣言から30分以内」を目標としていた。この30分という数字をどう受け取るかは人によって様々であろうが、手術室の動きと所要時間から考えてみたい。

帝王切開全身麻酔で行う場合、手術室看護師必要な器械(メス、各種鉗子、血液吸引機などなど)を準備し、麻酔科麻酔器のセットアップや薬剤・器具の準備を大急ぎで進めていく。

麻酔器のセットアップを全くゼロから行う場合は、機種にもよるが10分近く時間をとられる。どんなに短くても3-5分という印象だ。

また、使用する薬剤の種類は通常の全身麻酔とあまり変わらないものの、一部の薬剤は鍵付きの金庫で保管されているため、鍵の持ち主である看護師に持ってきてもらう必要があるのだが、看護師も器械の準備に全力を注いでいるのですぐにとはいかない。

全ての薬剤を準備するのに(鍵を無視しても)最速でも2-3分。人工呼吸のための気管挿管デバイスを準備するのにもう1-2分。麻酔器のセットアップと並行で行えるので単純に足し算ではないが、これに移動時間、各所へ電話連絡の時間、薬剤と道具をかき集める時間を加味すると、連絡を受けて10分後に独力で全ての準備を整えられるかは分の悪い勝負になりがちだ。

マンパワーがあれば多少改善するものの、夜間や休日であれば人員は最低限に留められているため、素早いヘルプも期待できない。

大抵の場合産科医も連絡をしてきた時点で手術室へ患者と向かっているので、慌てて手術室へ飛び込んだら患者が先に入室していた、ということも珍しくない。

全ての道具の準備を整え、産科医は滅菌ガウン手袋を装着し(これにも1-2分はかかる)、全身麻酔をかけると同時に執刀を初めて数分後に胎児を体外へ出す。

言葉だけ並べると案外間に合いそうに見えるが、必要検査結果を最低限確認したり、患者を手術台へ移動したりと無数の手順が間に挟まることで時間はどんどん圧迫され、時間が経過するごとに胎児(と場合によっては母体)の生命は目の前で消えようとしていく。

今まさに苦しむ母体と、見えないところで死に向かっていく胎児を目の前にして、正確に、安全に、迅速に全ての手順を協同して進めていく緊張感が伝わるだろうか。

そして上記描写は、近隣でも有数の規模の病院で、スタッフ経験値と各種対策が練り上げられた環境のものである比較的規模の小さい病院では経験値マニュアルも整備されておらず、これより時間がかかってしまうだろうことは想像に難くない。

記事の内容について】

こういった現状を踏まえた上で双子判決についての記事を読むと>> 10分以内に新生児を取り上げる超緊急帝王切開体制が取られておらず、重大な障がいに至ったなどとする判断を受けました <<とある

当時のつがる総合病院体制がどのようなもので、どこまで準備できた時点から計測された制限時間かは調べた範囲で詳細不明であったが、全くゼロから始めたとすればまず不可能時間であるし、ある程度準備が出来た状態(麻酔器はセットアップされていたなど)からでも厳しいだろう。

実際に病院側の落ち度があった可能性も無論あるが、ベストを尽くしても達成しうるかからない「10分以内」という数字をどこからか持ち出してきて賠償を命じられるというのは、あまり理不尽に感じられる。

10分以内に取り上げられたら後遺症を防げたか、あるいは程度が軽く済んだ可能性はもちろんあるが、それが現実に達成不可能数値目標だとしたら、処罰理由として据えられてはたまったものではない。

この記事から読み取れる法律サイドのスタンスは、「もっと安全対策をとるべきであった」とできるだろう。それが現実的なものかはさておいて。

翻ってもう一つの記事である

これは厚生労働省保険局での話し合いであり、その結論の着地点は広い範囲に影響することが予想される。

産科医療保険適用にした場合問題点はそれだけで独立した論点になってしまうため割愛するが、記事フォーカスしている井上弁護士発言は以下である

>> バランスを見ます産科医療安全にかなり前のめっていすぎるというふうに私自身は判断しまして(中略)結果が異常である可能性があるということで水準を簡単に上げすぎるために、産科世界バランスが他の診療科に比べて崩れているのではないかと(中略)医療安全、悪く言えば原理主義的になりすぎないように、ということを是非ご注意いただく <<

この発言に対して亀井氏が即座に怒りを感じさせるコメントを出しているが、むべなるかなと言わざるをえない。

関係各所が不断努力を続けていても妊産婦死亡はゼロではなく、突然で理不尽な不幸に見舞われたご家族の悲哀を想像するだに辛い気持ちになる。

にも関わらず、どれだけ真摯に取り組んでも、双子の事例にもあるように時として理不尽な法的判断を下されうるのが現状の産科医療実態だ。

無論この井上弁護士見解法曹会の総意でないことは理解しているし、記事執筆者がやはり弁護士非難的な論調であることからも間違いない。

とはいえ一部の弁護士(そしてそれ以外の人々)に、「産科医療医療安全コストをかけすぎではないか」という見解を持っている人が相応にいるだろうことが推測される。

【両記事共通点

双子記事厚労省記事は、個別に見るとかたや「医療安全をより追及せよ」であり、かたや「医療安全コストを割きすぎではないか」という真逆要求をつきつけている。

どうしろというのだ、という困惑から一歩引いて、何故このように食い違う見解が同一の業界から出てしまうのかを考えてみると、「妊娠出産に対するリスクの軽視または無理解」が両者の根底にあるのではないか個人的に考える。(業界が同じなだけで個人思想が違うだけだろうという結論は一旦置く)

出産安全に済むものから」という補助線を引くと、「(安全に済むものからその水準を当然満たすべく)医療安全をより追及せよ」「(安全に済むものからそんなにコストをかけなくても良いはずで)医療安全コストを割きすぎではないか」というように、一見相反する見解が綺麗にまとまる。

記事の冒頭に掲げた前提の「日進月歩医学的取り組みをしてなお死亡率をゼロにできないもの妊娠出産である」という事実が、過小評価されているかよく理解されていないことに原因があるのではないか、と考える次第である

これはある意味仕方のないことで、実際に超緊急帝王切開に直接関わる産科医・麻酔科医・看護師でもなければ医療職であってもそのリアリティにはピンとこないはずなので、一概に無理解批判することはナンセンスだ。

数字として見るデータ客観的事実として揺るがないとしても、起きてしまった不幸とそれを防ぐための緊張感は、両方を目の当たりにして初めてリアル根拠としてデータを活かす。

改善策としては実際の現場映像と音声で記録して周知と理解を促す手段も思いつくが、倫理的問題マンパワー的な問題が立ちはだかる。この点は医療サイドで働きかける余地があるだろう。

【今後の影響に対する推測】

産科医療における有名な出来事としては2006年の大野病院事件があり、そのあらましと影響についてはこれまで散々議論されているので割愛する。

最終的に産科医は無罪を勝ち取ったものの、福島県内における産科医療への影響として、事件前後産科医が減少したという分析がある。(https://keizemi-keio.info//wp-content/uploads/2017/01/bessyo_mitaron.pdf)

産婦人科医会の調査(https://www.jaog.or.jp/wp/wp-content/uploads/2023/02/48dc1841822ac2ca56d3d7ee4b107c28.pdf)では総数としての産科医は2006年から2022年にかけて19%増えているとあるが、厚労省データ(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/22/dl/R04_1gaikyo.pdf)から算出した同期間についての総医師数の伸び率が23%であることを合わせると、新たに産科医を志望する割合は減少していることが見て取れる。

産婦人科医会の資料中には産婦人科施設の推移も載っているが、婦人科病院が微増するもの一般病院診療所が明らかに減っていることが分かる。

ハイリスク妊娠出産を高次機能病院対応するために人員を集約することは理にかなっているものの、妊婦にとって移動はかなりの労力を伴うことから、集約によって移動距離が長くなることは身体的にも経済的にも負担が増す。

この推移に大野病院事件がどの程度影響したか評価が難しいが、無関係でないことは明らかだ。

そういった過去の事例があった上に今回のような事例が積み重なると、施設の減少と人員相対的な不足傾向が加速するリスクがある。

施設の減少は患者にとって負担であるし、人員の不足はスタッフ疲弊患者リスクを招く。

件のつがる総合病院事態が起きたのは2017年ということだが、2024年現在施設としては第二次救急医療機関指定を受けており、日本産科婦人科学会専門医制度専攻医指導施設としての教育施設指定を受けている(https://www.tsgren.jp/tsugaru-general-hospital/hospital/situation.html)ことから、緊急帝王切開を含む産科医療を行っているものと推察される。

産科医療資源の集約を考えた際に集約される側ということになるが、その医療水準を支えるスタッフHPによると産婦人科3名と麻酔科2名のみだ。

始めに述べた通り、帝王切開は通常の分娩でも突然発生しうるし、それは夜間も休日関係が無い。

当番制でシフトを回すと考えても、麻酔科は2日に1回は夜間呼び出しに備える必要があるし、産婦人科も1人で手術はできないので同程度以上の体制をしいていると推測される。

この通りであれば当然スタッフ疲弊するし、疲れた状態での医療危険を伴う(だからこそ働き方改革が叫ばれる)。そして、疲弊さらなるスタッフ離脱と不足を招く。

事態が進んで最終的に誰が不利益を被るのかというと、分娩をしたい妊婦胎児家族に他ならない。

冒頭の記事にある判断見解は、将来生まれてくる新生児生命リスク晒すもので、人命と健康を至上とする立場からは許容できない。(そうでない立場の人からはそうでもない、という批判はありうる)

【まとめ】

記事では2024年11月に公開された産科医療に関連する法的判断見解について、産科医療に関与する麻酔科医の立場から考察した。

医療安全の推進と削減という矛盾するような見解が同一の業界から出てくることについて、「妊娠出産が死亡リスクを伴う」という点の理解がされていないのではないか仮定することで1つにまとめ、現状の問題の発生源を推察した。

GradeA帝王切開いかに厳しい時間的制約のもとで行われるかや、妊婦胎児に起きうる不幸について一概に法曹側の無理解批判するものではないが、このような法的立場判断見解の影響が及びうる範囲を想定すると受け入れがたい。

現場をよく知る人々の意見が反映されることを祈りつつ、実際に1人の麻酔科から見た現場がどういった物かを誰かに共有できればと思い本記事作成した。

少しでも将来の妊婦胎児安全寄与できればと願う。

2024-12-01

東京地方検察庁逆送に関する時刻とこれを受け取る護送車の動きなどについて

     逆送開始は、 16時08分で、16時30分に、お前が、護送口に受け取りに行って、17時30分には、留置施設につくようになっている。

  外から見ていると、検察地下で、ぎゃくそかいしー、と言われて上がって来た、かわいそうな被疑者がいるとは全く認識できない。

   裁判所から出てちょっとみたら、 931、などのナンバー護送車が3台止まっているだけにしか確認できず、それ以上のこと、つまりリアリティのあることは一切みせないようにしているということ。

  本当にお前、糞つまらい組織だな。 オラーイッ

映画】PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX

自発的に観たいという気持ちはなく人付き合い目的で観たが面白かった

ワイルド・スピード(タンクトップを着たマッチョ禿男性がニトロエンジン積んだ車で爆走する)とラストマイル(利便性を追い求め過ぎて最終的には自分たち自身の首を絞める)成分もあったしモルカーの「可愛さ」「オーナーとの絆」という「この作品しかない要素」で話しの中心が作られててイイネ!ってなった

クリエイター独りよがりでなく観ている人を楽しませるエンターテイメント作品

として作ってくれてる感じ、ここのところ作品に接して心がささくれてたので

染み入った ありがてえ… エンターテイメントですよ…

素直に楽しませてくれる…

・本編も面白かったしエンディングロールのプイプイ音とピアノの曲が良すぎたのでちょっと涙滲んだ

相葉雅紀きゅんが目茶苦茶ヒカキンだった

喋り方

あの団体一方的に「悪!」っていうじゃなくて「お前らのやった事も無駄じゃなかった」っていう着地点だったの良…

・「食ってみろ、トブぞ!」が何度も擦られるとは思わないじゃん…

アキラパロの広告ありけり

・いきなり萌え萌えアニメ始まって何かと思った

・うんちネタの取り扱いとかドッジにエネルギー錠が入るまでのリレーとか「子供向け作品リアリティライン」のところはあったけどそれはそれとして作品として「わかりやすく」「視聴者を飽きさせず」「説教臭くならないがそれとなく社会問題脚本に織り込む」作品を作れるクリエイターさん達はすごい…と思った

・公開初週土曜日

30〜50代が15人くらい

子供いねえ…

anond:20241130165220

インクルーシブ教育とやらは、やらせる側のお花畑とは裏腹に障がい者嫌悪みたいなのを生みだしてるなーとは思う。

うちの子幼稚園のころはやんちゃ子供が嫌だなーとか思ってはいたようだけれど、障がい者に対する嫌悪感みたいなのは無かったと思うんだな。

小学校に入ってからインクルーシブ教育とやらでクラスにそういう子がいる。

近くの席になったことで事実上お世話係みたいになって、毎日名札をつけてあげたりしていたようなんだけれど、とうとう切れた。

自分たちは授業をちゃんと受けないといけないのにそういう子たちは立ち歩き自由だったりするのもいろいろと思うところがあるようで。

数年したら外国人にも障がい者にも自分が実害を被ったとか、不公平感があったとかいうので、それを納得するための論理を組み立てて差別主義者になってた。

一緒にいさせたら理解が深まるというお花畑があるようだけれど、リアリティあいつらは相容れないという絶望感を生徒に植え付けるだけなんだろうなって思った。

2024-11-29

オタクのウザさの本質

他人の知ったこっちゃねえマニアック知識を浴びせかける」みたいなのは

いわば指なしグローブバンダナみたいな殆ど実在しないオタク記号。そういうことじゃねえんだよ。

つの話題について会話してるときに「こいつの脳裏に浮かんでるのは“まんが版”だな」と気づく。

たとえば歴史の話で新選組話題だったとして、…こいつずっと「キャラ」としての美少年剣士の話してんなってガクッとくる瞬間がある。

リアリティレベル勝手に下げてくる。

現実現在進行中の戦争の話してるのにひとりだけ戦略シミュレーションのノリで今後の展開まで既知のことのように得意げに語るとか。

まあ二文字で言えば「幼稚」ってことなんだけど。

ここで「いつ日常会話で新選組の話するんだよ!?w」とか得意げに突っ込むような幼稚さは知能と直結するんでオタク性とはまた別問題

リアリティレベルマンガ」は頭は悪くないオタクもよくやる。

まあ当のオタクにはこういう話はちんぷんかんぷんなわけだが

2024-11-27

anond:20241127045807

一般的に言うと漫画という創作形態の高尚度合いは低くなりがちだ

ハイコンテクストで多方面の専門的な分野の知識があったほうがより楽しめる作りにする点で、やはり作家個人創作主体となる漫画よりは、プロ脚本家チームが作るオリジナルアニメドラマさらに大規模な製作チームを組んで作るゲーム映画の方が有利だ

中でもアニメ系の文化背景を持つゲーム作品は、大作であればとりわけ高い文化教養度が求められ、長期にわたって考察に興じるファンが現れやすい/複雑な世界設定を作り込みやすジャンルでもある

アニメ映画系のサブカルチャー歴史にどっぷり浸かった人が作るものなので過去の名作やミームオマージュが散りばめられることが多い上に、サイエンステクノロジー世界観に組み込まれていることも多く、更にメジャー神話(北欧ギリシャインドケルトエジプト中国日本)やマイナー概念クトゥルフグノーシス主義などのテイストを加えつつ、現代社会を反映したシニシズムが込められることも多々あり、一人ですべての元ネタ理解するのは困難という状況が起こりやす

このような広範な教養が求められるものほど高尚であると感じられるはずだ

もちろん教養的要素が少なくとも、思想の強い漫画であって人間的崇高さをキャラクターに仮託している作品であれば高尚「っぽい」作品を作ることは個人規模の漫画インディーゲームシナリオでも可能だし、主流の創作メソッドでもある

現に意識の高い作家は「取材」期間を設けて、専門家に近い知識や考え方を作家本人の頭にインストールしようとする

これも作品をより真実味のある高尚「っぽい」ものにするためのプロセスだ

だがそのような付け焼き刃的アプローチを駆使したとして、人間一人の脳が掌握できる視野は限られており、洗練度や完成度という面では高尚さを出すにも限度がある

そのため結果として小規模な創作形態では、破綻のない程度のリアリティを見せつつ思想性や作家性を軸にすることで高尚っぽく見せることになるのだが、思想性や作家性に寄りすぎると安っぽくなることが多い

熱心なファンストーリー構成部分から受け取った感動に従順になるがゆえに、その安っぽさが目に入っていないパターンが多いと予想される

2024-11-25

anond:20241125081132

元増田anond:20241123134225)を斜め読みしたけど、

質問の仕方がわからないやつが『仕事の進め方』みたいな本を読んで書いた嘘増田(創作増田)かな?って思いました

元増田質問を受ける側ではなく、する側。そして、それなりのすり合わせが必要な規模の仕事一人称したことがない)

 

やっぱどう考えても、下記のお仕事増田の出来(リアリティ)はダンチでしたわ

 

2024-06-15 自分は今まで地味で真面目で嘘とかは絶対につかない誠実な人間だと思っていた

https://anond.hatelabo.jp/20240615021938#

2024-11-24

ガンダムじゃない!」って言いたい

ガンダム関連の新作・新企画が発表されるたびに、古参系のガンオタから「こんなのガンダムじゃない!」的な鳴き声が上がるのが恒例行事となっているが、増田感覚では2000年以後の新作に「ガンダムではない」と感じたことは一度もない。

実際、TVシリーズ最新作である水星魔女は、女性主人公、学園ものなど、新機軸を多数取り入れた野心的な内容ではあったが、それでも「ガンダムじゃない」とまでは言えなかった。最終的にはお約束宇宙要塞なんかも出てきて、全体としてはふつうガンダム範囲内という印象だ。

79年の初代から既に45周年までにもなるガンダムシリーズ。その中では本編シリーズだけでも様々な挑戦がなされてきた。

世界設定全体ではGガン

デザイン面ではターンエー。

作品雰囲気(軽さ)ではZZ(前半)。

と、それぞれ「 アニメ ガンダムじゃない」の極北と言えるガンダムが既に存在しており、この壁を打ち破ることは容易ではないだろう。

過去シリーズの膨大な蓄積がある現在のこの状況からガンダム」の外側に出るにはどうしたらよいのか。過去ガンダム共通点否定逆張り)、という観点から考えてみたい。

(この増田での「ガンダム」は、外伝SDビルド系を含まない、アニメ作品本編を指すものとする)

宇宙に出ないガンダム(実現可能性:★★★)

これまでのガンダムは全て、宇宙移民可能技術レベルを前提とした世界舞台にしている。スペースコロニーガンダム代名詞と言ってもいいだろう。

これを削除することはできるだろうか。恐らく可能だろう。

ニュータイプの設定(宇宙に出て進化した人類)など、宇宙ガンダム重要な要素ではあるが、それ無しでは絶対に成立しないというほどでもない。宇宙時代以前の近未来舞台にして(純地球産の)巨大ロボットが登場するアニメは、パトレイバーフルメタルパニックなどの実例複数ある。

これから宇宙抜きのガンダムが出てくる可能性は十分にあるだろう。そのぶん「ガンダムじゃない」度は比較的低いともいえるが。

搭乗型巨大ロボットが登場しないガンダム(実現可能性:★★)

ガンダムロボットものアニメの一シリーズであり、多くの作品では主人公機(ガンダム)はモビルスーツと呼ばれる巨大人兵器の一つという扱いになっている。

このアイデンティティと言っていい部分を変えるのは一見無理があるように思えるが、少し考えてみればそうでもないかもしれない。

もともとガンダムモビルスーツ宇宙の戦士に着想を得たもので、パワードスーツタイプ兵器になっていたかもしれない、というのはオタクの間ではそれなりに知られた話だ。

(3ページ目)「着込むスーツ」から「18メートルのロボ」へ 企画初期から支えたアニメーターが語る「ガンダムのはじまり」 | 文春オンライン

 ただ、当初は完全に人間が着込むやつで、身長も2メートルちょっとだった。あの頃のアニメロボットは、身長も100メートルかになっているのもいて、そんなものレイアウトができない。民家を入れて描けなんて言われても小さすぎちゃう

 そんな中で、2メートルという案が出るんだけど、それもかなり極端だから、最終的には18メートルになった。あれは、5~6メートルに収まっていればもっとリアリティがあったのかもしれないよね。

また、コードギアスコミカライズの一つでは、原作の巨大ロボット兵器に相当する存在として、等身大パワードスーツが登場している。この二者は意外と簡単に変換可能なのかもしれない。

なんなら、「巨大」の部分は残して主人公ガンダムに変身する、という形にしてもいいだろう(ULTRAMANの逆バージョン?)

戦争がない(人が死なない)ガンダム(実現可能性:★)

これまでの全てのガンダムは「戦争」を描いている(「スポーツマンシップにあふれた戦争」のGガンも含めて)。主人公戦争に直接参加することはなくても、物語の背景には必ず戦争があった。

恐らくここを変更することが、ファンにとっては最も抵抗感を覚えるのではないだろうか。

ファーストガンダムが当時高い評価を受けた大きな理由の一つは、アニメ人間同士の戦争を描いたことだ。最近では、戦争自体主題ではないという論調が主流になってきたものの、ファースト以降ガンダムからの脱却を常に模索してきた富野由悠季ですら、戦闘による人死にのない作品ガンダム以外でも作ることができていない。作り手・受け手双方にとって、戦争呪縛はそれほどに強い。

戦争のないガンダム果たして可能なのか?

その問いの答えが、そして答えが出る時が来るのかどうかが気になってしょうがない。

あとがき ふわふわ増田のあと! に

上で、これまでのガンダムでは「様々な挑戦がなされてきた」と書いた。それは紛れもない事実ではあるが、たとえば初代の仮面ライダー平成・令和のライダーの別物感に比べれば、ガンダム45年の変化は全然ヌルいともいえる。

ガンダムには、ぶっ壊せるところがまだあるのだ。

作品制作にかかわる人々には、心の底から「こんなのガンダムじゃない!」と言えるようなガンダムをこそ期待したい。無茶なお願いは承知の上で。

2024-11-22

anond:20241122010920

よっ、おばさん。新作かな?

前回の、新卒男子(26歳)×50歳女性社員リアリティがなかったから、今度は年齢差を小さくしたようだね。

前回(削除済み)https://anond.hatelabo.jp/20241112005914 - Google 検索

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