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はてなキーワード: 墓場とは

2025-03-03

anond:20250303000917

わかるよ

俺が今の妻と付き合う決め手になったのが身長が低かったことだ

結婚を決める決め手になったのがロリっこプレイを何度かしてくれたこなのだ

ロリコンバレするのが嫌で言えない、これは俺が墓場まで持っていく秘密なのだ

anond:20241029220006

しろ姓にこだわってアインデンティティをそこに求めてる人たちなの?

これは自分の姓が残るのが当たり前の男ならではの傲慢さを感じるな。

そんな強いこだわり無くても自分名前が変わるの嫌でしょ普通に考えて。制度的に可能なのに婿養子全然いないじゃん。

20241029220006

自分名前が変わるのが嫌で婿養子にならないのはわかるけど、婿養子になってから夫婦別姓を訴えている層は謎。

最初から結婚しない墓場まで持っていけよな。

2025-02-27

anond:20250227014624

これによってチー牛や芋女再生産されて少子化促進

感情よりも理論で選んだ相手不細工さに3日で慣れる事は叶わず墓場のような結婚生活

文明進化の果てはいだって地獄

2025-02-24

マッチングアプリを使ったら実の兄とマッチングした話

 私が初めてマッチングアプリなるものを知ったのは、大学三年生の夏休みのことでした。周囲の友人が「今度の合コンで知り合った人、実はマッチングアプリで繋がった人なんだよ」「アプリ彼氏できた」などとやたら盛り上がっているのを見て、「今どきはこういう出会いが当たり前になりつつあるんだなあ」とぼんやり思っていたのを覚えています。私はそこまで恋愛積極的ではなく、どちらかと言えば受け身タイプ。友人に誘われた合コンもあまり乗り気ではなかったし、“出会いのためにアプリを使う”という行為に少し抵抗感もありました。

 しかし、友人たちがこぞって「安全に使えば便利だし、普段出会わないタイプの人と話せるよ」「登録だけでもしてみたら? 面白いから」と後押ししてくるので、興味本位インストールしてしまいました。そこには思ったよりも多種多様ユーザーがいて、一見で「え、こんな素敵な人が?」と思う写真や、逆に「ちょっとこの写真は…」とツッコミたくなるようなプロフィールも混在しています。「使い方次第で良くも悪くもなりそうだな」と感じながら、最初は軽い気持ちで眺めていました。

 私には3つ年上の兄がいます。小さい頃はしょっちゅうケンカして泣かされてばかりでしたが、成長と共にそこまで派手にはケンカしなくなり、大学生になった今では表面上はそこそこ仲良くやっていると思っています。兄は都内企業就職し、実家を出てひとり暮らしを始めました。両親は「長男から結婚も早いかもね」と期待している様子で、本人も仕事に没頭しつつ「そろそろ彼女が欲しいなあ」とぼやいていたので、いつかは結婚の報告なんかが聞けるだろう、と私も漠然と思っていました。

 そんな兄の存在を頭の片隅にも置かず、私はマッチングアプリ世界を覗いていたのです。最初のうちは年齢層を絞ったり、趣味が合いそうな人を探したり、少しやり取りをしてみたり……いわゆる「自分に合う人」を探すという目的にはまだ半信半疑でしたが、メッセージが飛んでくると素直に嬉しかったり、ちょっとキドキしたりする自分発見して、これはこれで面白いかもと思い始めていました。とはいえネットでの出会い”に関する危険性の知識はあったので、やり取りが軌道に乗る前に安易個人情報を教えたりせず、比較的慎重に構えていたのも事実です。

 そんなある日、私はふとした拍子に「近くに住んでいる人」の検索をかけてしまいました。正直、当時の私は「まずは会いやす距離感がいいかも」という程度の軽い思いつきで、地域をわりと狭めに設定していたのです。案の定、ずらりと出てきたのは同じ区内や隣駅くらいに住む人たち。中には年齢的に私とは違う層も混じっていましたが、それでもプロフィールを見ていると意外に面白いものです。「あ、この人の大学は友人が通ってるところかも」とか、「こんな趣味があるんだ、話してみたいな」などと眺めているうちに、ある一人のユーザーアイコンに目が留まりました。

 そのアイコンは、正直ほとんど顔が分からないものでした。横顔の一部しか映っていない……いわゆる“雰囲気写真”というやつです。ただ、どこか見覚えがあるような気がしたんです。プロフィール写真だけでは判断しかねたので、興味本位で開いてみると、そこに書かれていた年齢は私の3歳上。身長や体型、仕事のことも含めて、なんだか既視感がある数字ばかり並んでいる気がして、私は心臓がドキドキしてきました。さらプロフィール文をよく読むと、趣味欄には「スポーツ観戦」「料理」「ドライブ」とあって、「最近仕事が忙しくてなかなか出会いがなく、友人に勧められて始めました」という説明。あれ? うちの兄が先月あたりからやたらとドライブ好きの友達に影響されてるとか言っていたけど……まさかね、と頭の中で警鐘が鳴り響きます

 とはいえアプリ上のニックネーム全然違うもの。兄の本名とはまるで関係ないし、顔写真もはっきりしない。「きっと気のせいだろう」と思いながらも好奇心が抑えられず、試しに“いいね”をしてみました。ここで仮に本人だったとしても、相手が私のプロフィールを見て弾いてくれればそれで終わりだろうし、万一マッチングしてしまったとしても向こうが拒否すればすぐ解除されるだろう、と思ったのです。

 ところが翌日、私はそのアプリを開いて悲鳴を上げそうになりました。まさかの「マッチング成立」の通知が届いていたのです。しかもそこには、昨夜いいねを送ったばかりの男性ユーザー名前。私は慌ててプロフィール再確認して、何かの間違いではないか必死になりましたが、どう見ても同じ人。しかも画面を凝視していると、ほんの少しだけ写り込んでいるその口元や髪型雰囲気が、だんだん兄の顔と重なってくるのです。冷静に考えれば「同じ地域に住む3つ年上の男」「身長や体型までほぼ合致」「スポーツ観戦や料理ドライブ趣味」……兄と一致しすぎているではありませんか。

 ここで私はさらに頭を抱えます。向こうも私のプロフィールを見ていいねを返しているはずなので、私が妹だと気づいていないわけがありません。顔写真は私もはっきり載せていなかったものの、年齢や大学名、趣味などを書いていましたし、何より下の名前雰囲気で分かるはず。そもそも私の大学や専攻の話は兄にしょっちゅうしていましたし、妹の趣味くらい兄も把握しているでしょう。なのにどうしてマッチングを返してくるのか……頭の中は「兄の正気を疑う」という気持ちと「そもそも私も何してるんだろう」という自己嫌悪で渦巻いていました。

 とりあえず、マッチングしたらメッセージのやり取りができる仕組みになっているので、私は勇気を振り絞って一言だけ送ってみました。

もしかして……お兄ちゃん?」

 すると、数分後に返事が。画面には「ごめん、〇〇(私の名前)だよね?」と一言。私はもう恥ずかしさと衝撃で変な汗が出てきました。向こうも気づいていたらしい。ただ、この状況で何を話せばいいのか全く分かりません。普通マッチングアプリのやり取りなら「はじめまして! どんなことが好きですか?」とか「今度一緒に食事でも」とかそういう話になるでしょうが、実の兄妹でそんな会話をするはずもありません。

「どうして私だって分かってていいね返してきたの?」 「いや、まさかと思ったけど、プロフィール見てるうちに確信して……。でもお前のアイコンもはっきりしてないから違うかもって思ったんだよ」

 兄は半ばパニックになっていたのか、本当に単純な疑問を返してきます。私も驚きすぎて頭が回りません。「こっちだってまさか兄がアプリやってるなんて思わなかったよ!」と返すのが精いっぱい。結局、アプリ上では何をどう話していいかからず、お互い「ちょっと電話で話そう」と提案することになりました。

 電話越しに聞こえてきた兄の声は、いつもよりどこか緊張気味でした。それもそうですよね。妹とマッチングした兄の立場って……冷静に想像すると、ただただ気まずい。しかし私も同じくらい気まずい。冒頭から「お前もこんなのやってるんだな……」と兄に言われ、こっちも「お兄ちゃんこそ……」と返すありさま。何というか、こんな会話、想像もしなかったです。

 兄によれば、会社の同僚が結婚間近だと聞いて「俺もそろそろ真面目に彼女を探さないとヤバいかも」と焦っていたらしく、「今時はマッチングアプリくらい使わないと始まらない」と言われたのだとか。私がやっていたアプリと同じものを使っていたのは単なる偶然のようで、条件を細かく設定せず、何となく「近くに住んでいる、年齢も幅広に見てみよう」というスタンスでやっていたらしい。私がまさか同じアプリにいるとは思わずに、うっかりいいねを押してしまったとのこと。兄の言い分は「でも妹のプロフィールだって気づいた時にはもう手が震えたよ」とのことで、私も似たような気持ちだったので、電話最後には二人して苦笑いしていました。

 さて、この一件で何が困ったって、私はアプリ存在家族には隠して使っていたわけです。当然、兄も同じでしょう。親には「彼女はいつできるんだ」としょっちゅう問い詰められていたので、やむを得ず始めたとはいえ、あまり大っぴらにしたくはなかったようです。互いに「親に言わないで」と口裏を合わせ、二人だけの秘密にしておくことにしました。少なくとも“兄とマッチングした”という事実だけは墓場まで隠したい――その点は意見が一致していました。こんなことを親や親戚に知られたら、どんな無茶苦茶な茶化され方をするか分かったものではありません。

 その後、兄とはアプリ上でマッチ解除をしました。さすがに兄妹同士で繋がり続けるメリットなど皆無だし、万一アプリ側のアルゴリズムでまた変なふうに表示されるのも嫌だったので。お互い「次に普通実家に帰ったら、なんて顔を合わせればいいんだろう」という気まずさはありましたが、実際に帰省したとき普段通りに振る舞うように努めました。私が無理やり「お兄ちゃん最近仕事忙しいんでしょ?ちゃんと休めてる?」などと話を振り、兄も「ま、ぼちぼちかな」と笑って返すくらいのやりとり。しかしその目は「いいか、あれはもう忘れような」と言っているようでしたし、私も「もちろん、忘れたいよ!」という気分でした。

 アプリの方はというと、さすがにしばらくは開くたびに身構えてしまいました。まさか他にも親戚が紛れ込んでいたらどうしよう、と不安が頭をよぎるのです。兄と出くわしてしまったせいで、すっかり家族バレが怖くなってしまい、一時期は退会しようかと真剣に考えました。でも、友人に相談すると「たまたま運が悪かっただけだって!」と笑われ、「そんな面白いこと、普通は起こらないよ」と言われて少し気が楽に。確かに一度起こった珍事件が二度三度と起こるとも思えません。少し落ち着いた後、私は年齢や居住地検索条件をもう少し厳密に設定し直すことにしました。具体的には、私の年齢に近い2、3歳幅にしか表示されないようにするとか、実家近くの地域を外すとか、少し工夫を加えたのです。

 その甲斐あってか、以降は兄以外の男性マッチングすることが増え、実際に何人かと食事に行ったりもしました。中にはい雰囲気の方もいたものの、最終的には付き合わずに終わってしまいました。まだこれから先どうなるかは分かりませんが、兄とマッチングしてしまった経験を経て、色々と慎重になったのは確かです。「相手が本当にどんな人か分からないのがマッチングアプリ」とは聞いていましたが、まさか“実の兄”だったという予想外過ぎる展開を味わったことで、変に免疫ができた気もします。

 一方の兄はどうかというと、「もうアプリは懲り懲りだ」と言いながら結局しばらくして別のアプリを試していたようです。私と同じアプリはさすがに気まずくてやめたみたいですが、時々「今度のアプリ友達経由で身バレが防げる機能があるらしいから、大丈夫」とか、妙に詳しいことを言ってきます。私は「私はもういいよ、たまにしか開かないし」とそっけなく返していましたが、まさかまた別のアプリで兄に出くわすなんてことは……もうさすがにないはず、と願っていますいくらなんでもそう何度も兄に遭遇してたら、私の気持ちが持ちませんし。

 そうして私の初めてのマッチングアプリ体験は、序盤からとんでもない“事件”に巻き込まれる形でスタートしました。自分でも信じられないし、友人にも打ち明けましたが、全員揃って大爆笑。「え、それ絶対ウケ狙いの嘘話でしょ?」と疑われたほどです。確かに普通はまず起こり得ないシチュエーション。けれど、意外とアプリでは「知らない人と出会う」という大前提のせいで、身近な人がひっそり使っていても気づかないものなんですよね。その身近な人がまさかの実の兄だったわけです。

 今となっては「マッチングアプリ自分の兄を見つけてしまった」という体験は、私にとっては笑い話半分、黒歴史半分といったところでしょうか。人によっては「そんなに恥ずかしがることないじゃん」と言うかもしれませんが、正直めちゃくちゃ恥ずかしいです。もし兄が彼女を連れてきたときにでも「あのときはお互い焦ったよね」なんて昔話をする日が来るのかもしれません。想像しただけで赤面しますが、家族としてはいつか笑って話せるネタになるんだろうな、とちょっとだけ思えなくもありません。

 それ以来、私も兄もアプリの利用には気をつけています。お互い相手がどこまで情報を見られるのかという設定をちゃん確認するようになりましたし、身バレを防ぎたいならFacebook連携型のアプリなどを使って、知り合いを避ける機能活用するのも手だと学びました。まさに“経験者は語る”という感じです。正直、家族や親戚に見つかるだけでなく、職場上司や友人が相手でも相当気まずいと思いますからアプリの選び方や使い方にはある程度の注意が必要だと実感しました。

 でも、そんな反省点や恥ずかしい思い出も含めて、人生には意外性がつきものまさか兄と“マッチング成立”してしまった経験は、一生忘れないエピソードとして心に刻まれるでしょう。兄妹喧嘩とはまた違う角度で「こんなこともあるんだ」と驚かされましたが、ある意味、兄に恋愛感情を抱く前に発覚してよかったのかもしれません(当たり前ですが)。とはいえ二度と御免ですけどね。

 こうして私の「マッチングアプリを使ったら実の兄とマッチングした話」は一応の決着を見ました。アプリ自体は悪いわけではないのですが、あまりにも想定外事態を招いたことで、しばらくは家族と会うときに妙な緊張感を覚えたのもまた事実です。今では少し笑って振り返ることができるようになりましたが、「この話だけは親には言わないでね!」と兄には何度もクギを刺してあります。兄も全力で同意してくれているので、私たちの“秘密”としてこのまま墓場まで持っていくつもりです。

 もしあなたマッチングアプリを使う機会があるのなら、どうか私と同じ轍を踏まないよう気をつけてください。とはいえ、「兄とマッチング」なんて早々あることではないかもしれません。でも世の中何が起こるか分からないのです。身近な相手も、もしかするとアプリに潜んでいるかもしれない――そんな可能性を頭の隅に置いておけば、いざというときの衝撃は少しだけ和らぐ……かもしれませんよ。

 そうは言いながらも、私もこれから先、もしかするとまたマッチングアプリを通じて良い出会いがあるかもしれないと思っています。兄の一件はともかく、やはり限られたコミュニティの中だけでは出会えない人と繋がるのは、刺激的で新鮮です。今度はもうちょっと上手に使いたい。二度と家族マッチングしないように細心の注意を払いながら、こっそり新たな一歩を踏み出したいと考えています。兄にこの話をするとき絶対内緒ですけどね。私の婚活がうまく行くかどうか――その答えは、私のスマホと、私の人生次第ということになるでしょう。

2025-02-23

Vtuberファン

Vtuberファンって本当に独身女性独身男性墓場みたいなコミュニティになってる。

にじさんじは貴重な20代時間と金を費やして後悔したときには後の祭りに。

ホロライブはもう将来を諦めてるおじさんたちの逃避先。

時間ゲーム配信だけぼーっと大人数のリスナーに紛れて見続けるって何も残らないのに・・・

2025-02-16

anond:20250216094345

抑えきれず言ってしまったのは果たしてしかったのかもよくわからない。

正しいわけねえだろ。吐き出して自分だけ楽になって、奥さんが背負う必要のなかった重荷を押し付けてるだけ。

墓場まで持っていけないなら風俗に行くな。

2025-02-14

anond:20250214122949

遊戯王じゃねえんだから、謎の俺ルールを始めるんじゃない

月は攻撃できないし、究極竜にマンモス墓場は融合できねえんだよ

2025-02-11

ドカポンのことを考えてた。

死亡後2,3ターン休みとかでめっちゃテンポ悪い、そこで離脱していく。

死んだら即復活でリスポン位置を今より遠目、なんか墓場みたいな場所からにしたらいいんじゃないかな。操作できないターンは極力ないほうがいい。

戦闘も攻防1巡で1日使うのはワンパンビルドしかやる意味なくなってしまう。

2巡あってもいい。

対人で装備貰うのもそれで裸にされて投げる要素になってる。奪うんじゃなくて交換にしたら最低限の装備が残っていいんじゃないか。

そんな休日

anond:20250211110037

金はどれだけあるかじゃなくて

何に使うかなんだよ

いくら金持ってても

価値のあるものに変えられないなら

 

そもそも墓場に持っていけない金がいくら残ったところで意味がない

2025-02-08

心機一転すんぞてめぇら

ふん、貴様らァ!長らく俺様個人GitHubアカウント自己紹介代わりにしてやった。

理由簡単だ。

紐付けりゃ、阿呆でもこいつがプログラマーだって一目でわかるだろ?

だがな、甘かった。そのアカウントが、過去一発屋みてぇにバズったツール墓場みてぇになっちまったんだよ!

ネット記事俺様ツールを使ってやがるから管理不足で使えなくするのは癪だった。

だがな、それがどうした!そんなもんのせいで、新しいツールを作るモチベーションダダ下がりだ!

から決めた。

あの忌々しいツールどもは、パブリックアーカイブに叩き込んで永遠に晒し者にしてやる。

そして、二度と、絶対に、あのGitHubアカウントにはログインしない!

わかるか?二度とだ!

これからは新しいハンドル名で、貴様らド素人をアッと言わせるようなツールを作ってやる。

SNS笑止千万過去SNSアカウントは全て永久凍結だ!

紐付け?そんなもん今すぐ解除だ!

新しいSNSアカウントで、俺様が作ったツールを崇め奉れ!

プロフィール写真?そんなもん今すぐ作り直して、俺様カリスマ性を前面に押し出してやる!

作るツールジャンル過去遺物とは完全に決別だ!

時代を先取りした、革新的ツールを開発してやる!

いか貴様ら。

口を開けてよく聞け!

決めたからには、即実行だ!

俺様について来い!

2025-02-07

anond:20210818120808

アフガニスタン歴史は、「近代化」という外圧と「伝統」という内圧の間で引き裂かれ続けた悲劇。だが皮肉なことに、この国を蹂躙してきた列強も、結局は同じ轍を踏んで撤退余儀なくされる。「墓場」と呼ばれたこの地で、外部の「正義」は常に砂に埋もれていくだろう。

貸す奴選べよ

イベント会場が汚されまくって管理人がボヤいてたけど普通に請求すれば良いじゃんと思ったし、貸す奴選べよって話で。

地下格闘技サークル紳士的で掃除して撤収してくれるとでも思ったのかな。考えが甘ちゃん過ぎないか

 

小学生カラテもそうだけど、格闘技なんてマトモな仕事が出来ないヤカラの墓場なんだからスポーツマンでも何でも無いからな。

2025-02-06

推しにハマったと思ったらナルシスオナニーだった話

身バレ防止のために適宜フェイクを混ぜるよ。

数年前、とあるゲームにハマった。ジャンルハードは伏せる。

褒め所はいくらでもあるが、多数の個性的キャラが登場するのが最大のウリのゲームで、

ご多分に漏れ増田もそこに引き寄せられた。

その中でも特にお気に入りになったのが主人公

普段はどこかボーッとしている風でありながら、

いざという時にはヤバいぐらいの決断力を発揮して状況を動かす。

主張とクセの強い仲間キャラたちの中にあって、

天然ボケ一歩手前(ギリアウト?)の動じなさでチームをまとめ上げる。

…といった具合の、いかにも「オタクが考える理想自分」みたいなキャラだったが、

それだけに、チョロいオタクである増田コイツのことが愛しくてたまらなかった。

そんな風に、そのゲームキャラにドハマリしてからしばらく経ったある日。

実家から一通の手紙転送されてきた。

差出人は、高校の時の同級生

といっても、その人はクラスの中ではかなりカースト高めのグループに属しており、独立愚連隊的なポジション学校生活を送った増田とは、そんなに接点がなかった。

ろくに会話を交わしたこともない相手が今さら何の用だろう?

訝しがりつつ定型的な挨拶パートを流し読みして、本題らしき部分にたどりついた瞬間、自分の目を疑った。

増田さんは、○○○○(増田がハマったゲーム)というタイトルをご存知でしょうか?』

何こいつ?

ストーカー

思考盗聴

増田困惑をよそに、手紙は○○○○がどういうゲームであるかを簡単説明した上で(ぜんぶ知ってるよ!)、こう続いた。

『私は○○○○のプロジェクトにおいて、プロデューサーを務めておりました』

えっ。

そういえば、風の噂でゲーム会社就職したとかいう話を聞いたことがあったような気はするが…

まさか自分がハマったゲーム同級生が作っているとは思わなかった。しかプロデューサーとは立派になったものだ。

月日の流れるはやさと世間の狭さ、そして同級生氏と比べた我が身の体たらくを思って、珍しく感傷的な気分になった。

しか手紙は、そんな増田のチンケなセンチメントをぶった切るように、トドメの一撃を放ってきたのだった。

『実は、○○○○の主人公である××××、そのキャラクター造形にあたり、増田さんのお人柄を勝手ながら参考にさせていただきました』

は?

!?

なんて!!?

この増田!?

増田のハマったあの主人公!?

モデル!?

いやいやいや。おかしいでしょう。

あのゲーム主人公キャラ増田共通点なんて一個もない、はずなのだが…

その疑問に答えるようにプロデューサー同級生氏の筆は、増田自身さえ忘れていた、増田高校生活の些細な断片をいくつも描写していく。

プロデューサー氏たちのグループ雑談で、アステカ帝国首都ってなんだっけ?となっている場面にたまたま通りかかり、「テノチティトランじゃない?」とだけ言い残してそのまま歩き去って行ったこととか…

自分勘違いを誤魔化すためにクラスメイトに理不尽な怒り方をしていた教師に、横から正論(爆)で抗議したこととか…

日の暮れかけた帰り道にプロデューサー氏とたまたま一緒になって、空を指さして「星」「星だ」「…星、ほしい?」「ほしい!」と二人でバカ笑いしたこととか…

ああああああやめてくれ!いっそ殺してくれて!

事実のものはどれも実際にあったことだが、プロデューサー氏の目を通した増田は美化200%といった感じで、たしかれにこれぐらい強めに修正かければ、フィクション登場人物の素材にもなるかもしれない。しれないが…

これはクリエイター現実フィルターをかけて見る能力と、自分青春時代に少しでも関わるもの全般まとめて美化してしま大人の悪いクセが悪魔合体した結果だと思われる。

手紙の残りの内容はだいたいこんな感じだ。

高校卒業してからX年が経ち、それでもまだ増田のことは強く印象に残っていた―

そこで、自身の初プロデュース作品となる○○○○では、主人公性格モデルとして増田を参考にさせてもらった―

あくま自分の中でのことであり、スタッフにも増田名前など個人情報は一切漏らしていないが、本人に無断であることはずっと心苦しく感じていた―

ゲームは無事もリリースされ自分仕事がひと段落したこともあり、これ以上黙っていることに耐えられず、事後で申し訳ないがこうして報告させてもらった―

『このたびは本当に申しわけありませんでした』

最後にもう一度ていねいに謝罪を繰り返して手紙は終わったが、増田には別に怒りはなかった。

なんといっても自分のハマったゲームプロデューサーである。素晴らしいゲームを作ってくれてありがとう!という感謝の念が先に立つ。

それに比べれば、自分勝手モデルに使われたことなど大した問題ではない…

…のだけど、できればその秘密墓場まで持って行ってほしかったな…

未だに信じがたいが、プロデューサーがあのキャラモデル増田だというのなら、実際そうなのだろう。

推しへの感情だと思っていたのが、結局のところただの自己愛みたいなものだったと分かってしまったのはかなりショックだった。

純粋に一キャラとして見るのはもう難しいし、グッズなんかも正直まとめて処分しようか迷っているぐらいだ。

はいっても増田所詮はただのオタクなので、続編などの展開があれば結局は追ってしまうんだろうけど…ううん悩ましい。

教訓1。
推しを持つことには思わぬ苦しみが伴う。

教訓2。
同級生から手紙軽率に開いてはいけない。

2025-01-26

リチとクロの結末を観て自分も同じだと気づいた

「俺もも友達としてしか見てないんだ」ってことがハッキリ分かった。

妻とはもう10年以上同棲しているが、恋愛感情ではないんだ。

友達。束縛してくる友達

つの間にか自分は、妻に何一つ文句を言わなくなってた。

すべて自分が正しいと反論する妻。歩み寄ることはしない妻。

お前が悪いと言ってくる妻。労りの心を持たない妻。

あんたのこと全部見て覚えてるから」と。

気遣いとは何か」をはき違えている妻。

なのに、責任が生まれそうなことは全部押し付けてくる妻。

何か納得いかないことがあると、それらすべてを自分の中に溜めて、あるとき爆発させてくる。

ストレスなのだと。

そうして叩き込まれる。全部お前が悪いのだと。

歩み寄らない人間に出す意見、これほど無駄なことはない。

時間無駄にして得られたのは蟠りだけ。ひたすらめんどくさい。

意見文句を言う精魂ももう尽きた。

からわたし癌かも」ってなったとき、心の底から悲しむことができなかった。

心の何処かで「解放されるかも」という期待感があった。

見ないふりをして押し潰した。

ここまでクズ人間に仕上げたのは俺のせいなのだ

自分と同じ価値観を持てると思っていた。

人間には向上心があって、自由時間が増えると勉学に励むのだと。

社会的地位経済力を上げるため奮闘するのだと。

違っていた。

自由時間全てをスマホ弄りに費やす妻。

ひたすら YouTube漫画時間を費やす

そこにはもう向上心の欠片も見えなかった。

挙げ句陰謀論者になった。

備蓄にはもう数百万円使った。

どんどん賞味期限が過ぎ去っていく。

「死なないこと」が妻にとっての向上心なのだろうか。自分には無い価値観だった。

クズ人間に仕立て上げたのも自分。全部俺が悪いのだ。

こいつはもう墓場まで持っていく。

それが俺の責任感だ。もう幸せになんかならなくていい。

2024-12-31

anond:20241231171706

ワロス

結婚墓場だな

でもまあ弱者男性の分際でセックスできたんだからいいじゃん

死ぬ前に同じく弱者男性の俺にアマギフくれよな

2024-12-28

RPGアンデットばかり倒してたら「墓場ダンサー」って異名がついたら少しニヤッとする

よね?

早朝の墓場銀魂エリザベスになって恋ダンス踊ってたら通報された

聞いて欲しい!!

あのさあのさ!!

深夜に何かやると通報されるって聞いてからさぁ!

だったら朝日が昇るような早朝なら明るいし問題ないって思ったわけよ

そして一目につきにくい共用の墓地とかあるじゃん

誰でも入れる所のさ

ここいーじゃーんって思ってさ

いっちょやるかーってノリになったの

そこで墓地だしおばけっぽい銀魂エリザベスがいいかなーって思ってAmazon墓地ーじゃなかったぽちーって買ったんだこれ

https://www.amazon.co.jp/dp/B0C6G9WFX7

!?

んーなんかクオリティーがあれだどまいっかー

って感じで準備万端!

ってことでさ!

毎朝ストレス発散気分転換で!!

エリザベスになって!!

恋ダンスをノリノリで踊ってたの!

bgm流しながらね!

もうウッキウッキガッキーガッキーだったね!

でもね

でもさ

ある時

近くにお住まい小学生かな?が通りかかったんだ

そのあと少したってからかなー

お分かりかな

帽子かぶったいかつい三人組がきたのは

(またかよいい加減にしろよ)

👻「あの。なんでしょう。」

👮👮👮「不審な者がいると言われてきました」

どこが不審バカやろー!

今は朝だろ朝!!

朝なら問題ないってみんな言ってたぞ!

👻「あの!朝なら問題ないってみんな・・・!?

ま?またお前かよ!!!

若手の警察官!!!

おまえだけなんで毎回くんのよ!?

ストーカーかい!?

👮「こういうことをやめていただけると助かるんですが」

👻「(はあ)はあ?」

むかついたね!!

んだよ!!!

ならいいんじゃないのかよ!

恋ダンスいいじゃんか!

星野源ガッキーはいいじゃんか!

エリザベスはだめなのか!!

ええっ!?

👻「ガッキーじゃないからだめなんですか!」

👮「いえそういう問題じゃないです。あのですね。近所の子供も怖がってるみたいです」

👻「あ、!?

あの時のガキか!!

くそったれが!!

ガッキーじゃなくってガキにしてやられた!

君のようなクソガキは嫌いだよ!ガッキーはいいけど!

👻「はいはい

そのあと不貞腐れてかえったよ

般若ティラノサウルスマツケンエリザベスダメで夜も朝もダメなのか

高速道路付近河川敷神社墓地ダメ

つらーーーい!

人生ガッデムじゃん!!

もういや!

2024-12-22

現実を見なければ勝てるものも勝てない

bZ4Xは中国で120万値引きしても売れない

メディアは(スポンサーに)忖度して報道しない

メディアを叩き潰さないと日本未来はない

EV終わった」「やっぱりトヨタが正しかった」「EV墓場がある」

太平洋戦争と同じ、負けてるのに「勝ってる」と洗脳

欧米日本既存メーカーが負けて「終わった」と批判

勝っているのは中国勢やテスラだが、そこには触れない

発表と同時に発売する中国勢に対し、動きが遅いソニーホンダのAFEELAは発表してから数年先に発売

日本EV普及率は中国の1/40(BEVは1/73)

EV終わった」のではなく「あなたが終わった」

200社のEVメーカー競争し100社に減少

勝ったメーカー市場を制し、負けたメーカーEV留置

それを映して「EV墓場があるからEVは終わった」

特にBYDの伸びが顕著で、トヨタ超えは目前

9割が日本車の東南アジア工場建設

太平洋戦争と同じ島国根性現実を見ようとしない

自分に都合よく解釈し「いや日本は勝ってる」「トヨタは正しい」

思いたい気持ちは分かるが、数字を見ないとだめ

第一ラウンド:航続距離、充電性能

 →中国勢とテスラ勝利

第二ラウンド:充電ネットワーク

 →メーカー自ら整備する新興メーカー勝利

第三ラウンド:自動運転

 →HDマップ不要テスラFSD方式世界標準

第四ラウンド:公共交通

 →ロボタクシーテスラは26年に量産)

第五ラウンド:eVTOL

 →テスラ参入?

トヨタは40年にトヨタの売上は1/3に

BYDなどに買収される

日本自動車基幹産業は終わる

現実が見えなければ勝てない

2024-12-21

女装グッズで立小便を試してみた

はじめに

 以前、女装シリコン性転換パンツを履いて用を足す、という増田を書いた。自分ブログでは書きにくい夏休み自由研究をまとめたものだった。今回はその続きとして試した実験とそこで得られたものを書き記していく。

 寒い季節になった。シリコンパンツにとって汗は大敵で、夏は蒸れてかぶれて大変なことになるということがわかった。ということで、色々試したい事があったのでアマゾンで道具を揃え、久しぶりに倉庫からシリコンパンツを取り出した。

 今回の実験に備えて筆者はこの秋を通じ様々なものを準備していた。それが女性立小便補助デバイスである

 初見の人向けに前提について話しておこう。筆者は生まれ育ちも体格も性格も男だが、いや男であるが故に、幼少期から女性泌尿器に興味があった。ここで泌尿器と強調するのは、筆者の関心が、女性女性器があることではなく、男性泌尿器がないこと、に向いているからだ。もう少し平易な言葉を使うとすれば、「おちんちんがない、立小便ができない生物の生態」に強い興味があり、それは女性器への興味とは一線を引いているつもりなのである

 幼少期であれば異性と風呂に入ることも着替えをすることもあるが、用を足すことはない。小便小僧はあれど小便少女B級スポット扱い。「女性の排泄」はベールに包まれている。立小便ができないから個室に入り、行列を作る女性。あの向こうで何が起きているのか。そこに知的好奇心を駆り立てられてしまったのである

 そんな筆者が出会ったのが、女装コスプレ用に男性部をなだらかにするシリコン製の性転換パンツである。これを履くことでなだらかな女性らしい体型を作る事ができ、おまけに内部に配置された管を使って擬似的な女性からの排尿ができるのだ。この夏にこれを購入し、女性の排尿を擬似体験してみたのだ。

女性立小便への疑問

 男性は幼少期から公共トイレ立小便をしている。それがトイレの回転率を上げているとされているため、女子トイレの混雑対策に「女性立小便をすればいい」と安易に考えやすい。女性立小便をする方法として頻繁に挙がるのが、旧国立競技場にあったという女性立小便器「サニスタンド」と、女性用の立小便補助具、そして昭和期にあったと言われる田畑で直接野小便をしていた女性存在である

 こういう議論を言う人たちは、こうした事例が過去社会存在したこと理由にこれらの例を挙げ、立小便をしない女性を怠慢であるかのように語る。しかしこうしたレスバを繰り広げる人たちは、女性から排尿する経験もなければ、サニスタンドの実物を見たことも、立小便補助デバイスを使ったこともないのである。壁式小便器で用を足す女性の話も年寄りから聞いたり、国会図書館にある古い雑誌エッセイで見かける程度で、平成時代には絶滅しているのではないか想像している。

 こうした話を聞いて、幼少期から好奇心が疼いた筆者は、性転換パンツを履いて和式トイレで排尿をしてみる実験を行った。勢いのない尿が真下にドボドボと落ちた。この実験を通じて女性トイレ擬音装置を使いたがる理由、紙で拭かなくてはならない理由に触れる事ができた。しか所詮は擬似的なもので、本当に女性立小便できない構造をしているのかはわからないまま、あまりの暑さに検証を中断した。

新たな実験

 今回は別の視点女性立小便について検証する。確かめたいことはずばり「女性立小便補助デバイスを使えば女性立ちションすることは容易になるのか」である

 女性立小便デバイスというのは、速い話が女性局部に取り付ける漏斗で、男性の陰茎の代わりになってくれるものだ。これらのデバイスについては、キャンプYouTuberによるキャンプ向け簡易トイレレビュー動画という先行研究が十分にあるのでよく見てみる。このチャンネルを見ると、女性の尿は散らばりやすく、また補助具から尿が溢れやすいという話題が出てくる。そしてレビュー結果から商品の当たり外れがかなり大きいという。あくまでもキャンプ向け用品としてのレビューだが、これらのデバイスはどれほど実用に耐えうるものなのか、疑問に思い、実験計画した。

実験の意義

 女性トイレの回転率を立小便によって上げるには、男性同様に小便器を使って、ズボンを下ろさずに用を足せる事が望ましいと筆者は考えている。

そこで、女性男性用小便器を利用できる可能性について調査してみることにする。

 先行研究レビュー動画や、過去に作られたサニスタンドの趣旨は、汚れた便座に座らない、しゃがまないなどの衛生面の観点重要視されていた。さらに、これらをレビューしていたのは女性である。つまりまれからずっと和式便器にしゃがみ、洋式便器に座って排尿してきた女性が試しているのであって、その対象は草むらや女性トイレであって、そこに小便器はないのである

 しかし筆者は男性である男性から男性トイレを使うし、小便器を使って排尿する。性転換パンツ立小便を封じられても、女性立小便デバイスを使えば、男性と同様に排尿できるはずだ。女性立小便補助デバイス女性にとって男性器の代わりになるのなら、それが立小便有用であるかどうかを判断できるのは、本物の男性器を持つ男性だけなのではないか。筆者は仕事の遅れを関係各所にお詫びして回る激務の中で閃いてしまったのである

 色々語ったが、まとめると、男性用小便器を使えるのは男性女装した男性だけなので、女性立小便可能性はむしろ男性が考えるべきなのではないか、ということだ。

実験開始

 はじめに性転換パンツを着用して、亀頭部に導尿管をつける。この取り付けが甘いと、導尿管から漏れた尿が性転換パンツの裾を伝ってくるので、慎重に行う。装着できたら、まず洋式便器に座って排尿を試してみる。ここで同尿管から排尿できればOKだ。

 早速購入した漏斗を試したいところだが、いきなり小便器ハードルが高いので、まずは和式トイレのある公衆トイレへ向かった。先行研究が言うように漏れても、和式便器ならリカバリーが容易だからである。結果は良好で、無事、漏斗から前方に排尿する事ができて、使い方のコツを掴む事ができた。説明書にもあるように、排尿時に漏斗を体に密着させる必要があるのだが、これがシリコン身体だと密着感を図る事ができず、さらに漏斗が柔らかくて形を保つのが難しいと感じた。

 いよいよ小便器での実験だ。小便器の難しいところは個室の用意が難しい点である。家庭に小便器がないので仕方がない。ピンクの竿から排尿するおじさんがいたら間違いなく不審である。なんとかバレないように用を足さなくてはならないので、時間帯を選んで実験に踏み切った。

 さっそく小便器の前に立ち、漏斗をズボンのチャックに差し込む。ここでハッとした。漏斗が尿道口に届かない。色々と差し込みかたを試したがうまく姿勢が作れなかった。尿道位置が男女で違いすぎるのである

 仕方なくズボンパンツを膝上あたりまで下ろし、性転換パンツの尻を丸出しにして排尿してみる。誰か来ないことを祈りながら立小便チャレンジし、そそくさとズボンを履き直した。ここで改めて、小便器には紙がないので、あらかじめ生理ナプキン下着に貼り付けて垂れを防いだ。

結果と考察

 さて、この立小便検証の結果は、大学試験の点数で言えば70点くらいだろう。こう評する理由は、立小便技術的には可能だが、男性と同じように排尿すると言うと語弊が生じるからだ。

 漏斗の漏斗としての機能については十分だが、小便器で使うには壁にあたるくらい、もう少し勢いが欲しいと感じる。男性の排尿は尿道の尿が膀胱に押し出されて高速に放たれ、放物線を描く。しかし漏斗は位置エネルギーで加速するため勢いがなく、漏斗の出口で渦を作って散らばる。小便器の壁まで届かないので、便器の底でばちゃばちゃと飛び散るのであるペットボトルの水を腰の高さからどぽどぽと溢したような振る舞いしていたと言えばイメージやすいだろうか。

 つぎに良くなかった点として、女性用の漏斗と男性用の服の相性の悪さが挙げられる。ここで男女の泌尿器の構造について整理しよう。筆者の経験に基づくので改めて保健の教科書などで勉強してほしいが、女性尿道口は男性で言うところの陰嚢の裏側にあり、男性からしたらかなり肛門に高いと感じるだろう。一方男性の陰茎は女性で言うところの恥骨の硬い部分の下から上向きに垂れ下がっていて、憚らずに言えば、いわゆる上付き、下付きの、さらに上に男性尿道はある。つまり男性のチャック付きズボンはその上の方から陰茎を出す想定の作りをしているので、女性尿道口にとっては位置が高すぎて、排尿姿勢を作るのが困難になってしまうのである

 筆者の知人女性から男性下着を借りたら前に穴が開いているのが面白くて開けて遊んだ、なんて話を聞く事があった。この位置の穴で女性は排尿できないのだ。では女性はどのような服装で排尿する必要があるのだろう。

 女性の野外排尿を支援する服は、キャンプ向けなど海外ではすでに商品化されているものもあるようだが、股間肛門あたりまで大きく開くジッパーなどが必要になると思われる。さら下着もずらすか開ける余裕が必要だろう。それでいて、ナプキンを当てている時は血がつかないようにずれない仕組みが必要だろう。こんな矛盾したものを全部取り込んでようやく立小便できる服装が出来上がる。あるいはスカートから竿を出すためのチャックでも作るのだろうか、と思うが、筆者はこの半生スカートを履いた事がないのであまりかいことはわからない。

 ここまで考えると、女性立小便のためにはどうしても尻を丸出しにする必要があるのではないか、と言う考えに至った。そしてこの姿を通路で見られることに抵抗がないかというと、男性でも嫌がる人がいるのだから女性には耐えられないのではないかと思う。(これは本物の女性に聞かないとわからないことだが)

 結局はサニスタンド同様、立小便をするにも通路にポンと置いて丸出しで用を足すのは難しいのではないだろうか。そして個室に入って荷物を下ろしてズボンを脱いで…というルーチンを挟むと、結果として洋式トイレと変わらず、回転率を上げるという目的を達成困難なように考えられる。

 もちろん、旧来の小便器男性に特化していることもあって、女性が短時間で排尿するには専用の便器を開発すると言う方法もある。しか過去流行らなかったという事情を考えれば、社会を変えてしまインフラづくりというものいかに困難かも考慮しなくてはならない。服装生活も変えてまで早く小便がしたいか。そこまでするよりも並んででも座って用を足すのではないか。こうした社会的のハードルも非常に高いと言うことを学んだ。

 また余談だが、今回紙のないトイレでの事故防止ためにナプキン使用した。筆者はナプキンというものを初めて手にしたのだが、ある程度水を吸っても表面がサラサラしていたので、よく見るCMの言ってることはこれだったのかと驚いた。しかししばらく歩いているとずれて足の付け根にじとっとしたナプキンが触れたり、タオルを絞るように湿り気が染み出してくるような感覚を覚えた。しばらくして脱いでみると下着の周りでナプキンがくしゃくしゃになって下着を湿らせていて、吸水するとはいえ長持ちはしないのかと知らず慌てた。生理中の女性はこれをずっとつけていると聞くが、血を一時的に受け止める道具というだけで血を吸ったら即交換が必要なのだろうか。オムツを履いていた頃の記憶などないので別の気づきを得た。

おわりに

 ここまで色々実験をしてさまざまな発見を得る事ができた。しかし筆者はある女性から結婚を前提とした交際を迫られているのだが、この女装趣味墓場まで持っていかなくてはならない。交際が具体化したら女装グッズを全て処分するつもりだ。残された時間でより良い研究を試み、また機会があれば結果を発表したいと思う。

 さて、この実験を通じ、トイレの壁の向こうで起きていることを双方で糾弾しても何も生まれない事がわかるだろう。男性は性転換パンツを、女性立小便補助デバイスを、どうか一度試してみてはいかがだろう。必ずしも正確ではないが、きっと新鮮な経験を授けてくれる。それが人生に大きく価値があるかは、筆者も保証できないが。

2024-12-15

勇気を出すとかいう無量地獄

勇気って出せば出すほど出さなきゃいけない場面が増えるんだよな〜!

出しきれなくなったところが俺の墓場か?!

あーもうおしまいだよ!俺なんて今日おしまい

勇気ってなんだよ!無量地獄踏み込むための第一歩じゃねえかこんなの!

愛と勇気けが友達じゃねーだろ!バイキンマンはお前にとっての何なんだよ!!!

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