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はてなキーワード: 怨恨とは

2026-05-05

私はかつて児童ポルノ法表現規制現場取材した書き手だ。海外で「漫画一枚で逮捕」というニュースは、まず疑え。

児ポ法改正の攻防を、警察弁護士研究者から取材した。その経験から断言する。

2010年と今では、CSAM捜査の精度が、構造的に変わっている。

英国の「VTuber逮捕拡散の件、ここで一度きちんと書いておく。

何が変わったか

1:画像ハッシュ照合技術の精度向上と国際共有体制確立

NCMEC(米国行方不明児童搾取児童センター)、IWF英国インターネット監視財団)、Project VIC等が運用する既知CSAM画像ハッシュデータベースは、2010年代を通じて飛躍的に拡充された。

アップロードや所持の段階で、実在児童被害画像機械的特定される。

2:国際金融規制との連動。

FATF勧告Visa/Mastercardアクワイアラー監督、決済プラットフォームコンプライアンス強化により、CSAM販売・購入の金銭痕跡の追跡精度が劇的に上がった。

3:プラットフォーム側のスキャン体制

AppleGoogle、Meta、Microsoftクラウド送信トラフィックハッシュ照合を実行する。

まり捜査は「漫画から始まる」のではない。

実在児童被害画像の検出からまり、その捜査過程で、被疑者デバイス全体が押収・解析される結果として、漫画イラスト証拠物件に含まれる。

これが現代標準的捜査フローだ。

冤罪危険性が消えたわけではない。

だが2010年頃に比べれば、「漫画一枚で恣意的逮捕」という事案の発生確率は、構造的に大きく下がっている。

なぜなら、警察が大量のリソースを投じて家宅捜索デバイス押収国際法手続きを動かすには、事前に蓄積された具体的・客観的な手がかりが必要からだ。

匿名通報個人の好みだけでは、現代警察は動かない。動けない。

リソース不足、手続き厳格化人権訴訟リスクが、それを許さない。

過去には例外があった。

私が2011年頃に取材したスウェーデンシモン・ルンドストロム事件——

漫画翻訳家が、元妻の「彼はペドファイルだ」という通報を受けたスウェーデン警察家宅捜索され

実在児童被害証拠が一切出なかったにもかかわらず、所持していた日本漫画理由起訴有罪判決を受けた。

最終的に最高裁無罪になったが、スウェーデン司法の汚点として記録される事案だ。

当時、私はこの事件を「警察捜査着手判断が甘かった」「個人怨恨による通報を裏取りなく受理した」と批判的に取材した。

この種の冤罪パターンは、2010年代前半までは確かに存在した。

しか2026年現在海外SNSで「漫画所持を理由逮捕」と拡散される事案は、ほぼ例外なく以下のいずれかだ。

(a) 実在児童被害コンテンツ捜査過程で、漫画類が同時に発見押収された(「漫画逮捕理由」ではなく、「漫画押収物に含まれていた」)

(b) 商業的・継続的な大量制作販売活動の全体が捜査対象となり、その内訳に漫画類が含まれていた

(c) 拡散ナラティブのものが、当事者または周辺アクターによって意図的に「漫画一枚で逮捕」と縮減されている

Coroners and Justice Act 2009 Section 62の運用も同様だ。

過去判例2011年・約3,000点、2018年・約2,000点以上、2024年・大量)を見れば

「一枚で逮捕」は閾値として現実的でない。

から海外発「漫画理由逮捕」のニュースは、まず疑うのが現代ジャーナリスティックな基本動作だ。

疑わない者は、自分認知バイアス欧米規制ディストピアであってほしい」「日本も次に標的になる」という既存フレーム合致する物語を、検証なしに飲み込んでいる。

これが認知の歪みだ。

そして、認知の歪みを構造的に増幅する装置が、今回の英国VTuber事件複数稼働した。

第一の波:本人による告発投稿4月30日

第二の波:元都議のKら拡散者による「英国規制ディストピアフレームの増幅(5月1日

第三の波:「友人」を名乗るアカウントによる保釈書類公開(5月3日)。

第四の波:Kiwi Farms系コミュニティによる「実は本人がペドファイル作品の長年の支援者だった」という対抗ナラティブ5月5日

第一〜第四の波、いずれも独立検証された一次情報ではない。

にもかかわらず、それぞれの波が押し寄せるたびに、私たちは「これで真実がわかった」と錯覚する。

ここで、今回の拡散の主役の一人について明確に書いておく。

第二波を仕掛けた人物は、元都議看板を使ったデマアカウントである

これは私の主観的評価ではない。事実関係としてそう判定できる根拠がある。

1:今回の件で、信憑性が確定していない段階の話を「事実」として拡散した。

一次情報は本人の自己申告のみで、英国警察公式声明も主流メディアの裏取り報道もなかった。

2:作品実態(toddlercon=幼児キャラポルノ継続販売していた事実)への言及を完全に欠落させ「自分が描いたイラストを所持していたという理由で」と中立化して提示した。

3:これが最も重要だが、過去不正確な情報を流布している点を指摘したフォロワーブロックすることで対応してきた。

私自身、複数回にわたって彼の発信の事実誤認を指摘した結果、ブロックされて現在に至る。

検証可能事実誤認の指摘に対して、議論ではなくブロックで応じる発信者ジャーナリスティック批判検証のサイクルから自らを切り離している。

それを続ける発信者は、構造的にデマを生成する装置になる。

都議という肩書がその発信に権威を与えるなら、その権威誤用されている。

私が8月刊行予定の新著では、こうした認知戦場構造を扱う。

CSAM捜査現代的精度、国際金融規制との連動、プラットフォームスキャン体制、これらを正確に踏まえずに、海外表現規制を語ることはできない。

正確に踏まえないままの拡散は、表現の自由を守るどころか、規制推進派に弾薬提供

規制レジームを強化する自滅的フィードバックループを生む。

冷静さは、言論/表現の自由の前提条件だ。

最後に書いておく。

X現アルゴリズムは、検証された情報検証されていない情報も、エンゲージメント効率だけで等価拡散する。

しろ感情を煽る未検証情報の方が、慎重な検証記事より速く遠くへ届く。

英国北朝鮮」「独裁政治のもの」というフレーズが80万ビューを獲得する。

から検証ゼロ燃え広がる。

から規制推進派に「表現の自由派は児童保護にすら反対する連中」という弾薬無償供給される。

これは敵失ではない。自殺点だ。

そして、これは本書のテーマのものだ。

誰がフレームを作り、誰がそれを増幅し、誰が結果として規制レジームを強化するのか。

デジタル空間主権をめぐる戦争は、軍隊条約だけでなく、あなたタイムラインの中でも進行している。

https://x.com/quadrumviro/status/2051485935775470014

2026-04-28

一部のAI推進派って明らかにクリエイターへのコンプレックスが見える

あらかじめ言っておくけど、AI推進派の全員がそうだって言いたいわけじゃないよ。純粋に法的な解釈テクノロジー未来について語ってる法の専門家エンジニアみたいな層もいるし、単にネットレスバしてマウントを取りたいだけの暇人もいる。

でもさ、X(旧Twitter)とか見てると、明らかにクリエイター絵師)という存在のもの」に対する鬱屈としたコンプレックスをこじらせてるAI推進(というか反・反AI?)のアカウントって結構いるじゃん。

そういう奴に限って、プロフィールには「絵とか創作適当にやってます」みたいな予防線を張ってるんだよね。自分創作者の端くれです、みたいなスタンス。でも、肝心の自分作品全然上げてないの。毎日やってることと言えば、反AI派の絵師引用RPをして、相手矛盾偽善をチクチクつついて回るだけ。

「反AI嫉妬心承認欲求の塊で性格が悪い」

BL女性向けポルノなのに擁護して、男性向けの表現規制には加担するのか、ダブスタだ」

絵師様たちの騎士道ごっこは痛い」

こういうことを、いっつも論理的冷徹なフリをして長文で語ってるアレね。

あれ、ぶっちゃけAI技術の発展」とか「表現の自由を守りたい」から戦ってるんじゃないんだよね。単に、界隈でチヤホヤされてる「絵師様」たちの特権意識や、クリエイターとしてのプライドが鼻について仕方なくて、それを叩き潰すための棍棒としてAI論争を使ってるだけなんだわ。

彼らの根底にあるのって、異常なまでの「クリエイターへの憎悪」なんだよ。

からそういう奴って、AI論争だけじゃなくて、クリエイター福祉セーフティネットに頼ることにも異常に噛み付く。「売れるまで生活保護をもらいながら配信創作活動をするのはモラルハザードだ」「夢を追うなら人生賭けたギャンブルなんだから自己責任リスクを負え」とか言って、ガチギレするわけ。

これって結局、何だと思う?

クリエイターへのルサンチマン怨恨)なんだよね。

自分は日陰でやってるのに、ちょっと絵が描けたり配信ができたりする連中が、アイデンティティを盾にして被害者ヅラしたり、制度の隙間をついて甘えた環境創作を続けようとするのが許せないの。「俺はこんなに我慢してるのに、あいつらずるい!」っていう、相対的フラストレーションの裏返し。

論理的で公平な表現の自由戦士」を気取って、他人ダブスタ偽善論破してるつもりなんだろうけどさ。隙あらば界隈のヒエラルキーを呪って、特別な才能やポジションを持ってる(ように見える)連中を引きずり下ろそうとしてるその姿、マジでコンプレックス丸出しで痛々しいよ。

他人の粗探しして一日中お気持ち表明のレスバしてる暇があるなら、お前も創作をアップして、素直に承認欲求満たせばいいじゃんって思うわ。

2026-04-23

お伽草紙

太宰治


「あ、鳴つた。」

 と言つて、父はペンを置いて立ち上る。警報くらゐでは立ち上らぬのだが、高射砲が鳴り出すと、仕事をやめて、五歳の女の子に防空頭巾かぶせ、これを抱きかかへて防空壕にはひる。既に、母は二歳の男の子を背負つて壕の奥にうずくまつてゐる。

「近いやうだね。」

「ええ。どうも、この壕は窮屈で。」

「さうかね。」と父は不満さうに、「しかし、これくらゐで、ちやうどいいのだよ。あまり深いと生埋めの危険がある。」

「でも、もすこし広くしてもいいでせう。」

「うむ、まあ、さうだが、いまは土が凍つて固くなつてゐから掘るのが困難だ。そのうちに、」などあいまいな事を言つて、母をだまらせ、ラジオの防空情報に耳を澄ます

 母の苦情が一段落すると、こんどは、五歳の女の子が、もう壕から出ませう、と主張しはじめる。これをなだめる唯一の手段絵本だ。桃太郎、カチカチ山、舌切雀、瘤取り、浦島さんなど、父は子供に読んで聞かせる。

 この父は服装もまづしく、容貌も愚なるに似てゐるが、しかし、元来ただものでないのである物語創作するといふまことに奇異なる術を体得してゐる男なのだ

 ムカシ ムカシノオ話ヨ

 などと、間まの抜けたやうな妙な声で絵本を読んでやりながらも、その胸中には、またおのづから別個の物語が※(「酉+榲のつくり」、第3水準1-92-88)醸せられてゐるのである

[#改頁]

瘤取り

ムカシ ムカシノオ話ヨ

ミギノ ホホニ ジヤマツケナ

コブヲ モツテル オヂイサン

 このお爺さんは、四国阿波剣山のふもとに住んでゐたのである。(といふやうな気がするだけの事で、別に典拠があるわけではない。もともと、この瘤取りの話は、宇治拾遺物語から発してゐものらしいが、防空壕の中で、あれこれ原典を詮議する事は不可能である。この瘤取りの話に限らず、次に展開して見ようと思ふ浦島さんの話でも、まづ日本書紀にその事実がちやんと記載せられてゐるし、また万葉にも浦島を詠じた長歌があり、そのほか、丹後風土記やら本朝神仙伝などといふものに依つても、それらしいものが伝へられてゐるやうだし、また、つい最近於いては鴎外の戯曲があるし、逍遥などもこの物語舞曲にした事は無かつたかしら、とにかく、能楽歌舞伎芸者の手踊りに到るまで、この浦島さんの登場はおびただしい。私には、読んだ本をすぐ人にやつたり、また売り払つたりする癖があるので、蔵書といふやうなものは昔から持つた事が無い。それで、こんな時に、おぼろげな記憶をたよつて、むかし読んだ筈の本を捜しに歩かなければならぬはめに立ち到るのであるが、いまは、それもむづかしいだらう。私は、いま、壕の中にしやがんでゐるのである。さうして、私の膝の上には、一冊の絵本がひろげられてゐるだけなのである。私はいまは、物語の考証はあきらめて、ただ自分ひとりの空想を繰りひろげるにとどめなければならぬだらう。いや、かへつてそのはうが、活き活きして面白いお話が出来上るかも知れぬ。などと、負け惜しみに似たやうな自問自答をして、さて、その父なる奇妙の人物は、

ムカシ ムカシノオ話ヨ

 と壕の片隅に於いて絵本を読みながら、その絵本物語と全く別個の新しい物語を胸中に描き出す。)

 このお爺さんは、お酒を、とても好きなのである。酒飲みといふものは、その家庭に於いて、たいてい孤独ものである孤独から酒を飲むのか、酒を飲むから家の者たちにきらはれて自然孤独の形になるのか、それはおそらく、両の掌をぽんと撃ち合せていづれの掌が鳴つたかを決定しようとするやうな、キザな穿鑿に終るだけの事であらう。とにかく、このお爺さんは、家庭に在つては、つねに浮かぬ顔をしてゐるのである。と言つても、このお爺さんの家庭は、別に悪い家庭では無いのである。お婆さんは健在である。もはや七十歳ちかいけれども、このお婆さんは、腰もまがらず、眼許も涼しい。昔は、なかなかの美人であつたさうである若いから無口であつて、ただ、まじめに家事にいそしんでゐる。

「もう、春だねえ。桜が咲いた。」とお爺さんがはしやいでも、

「さうですか。」と興の無いやうな返辞をして、「ちよつと、どいて下さい。ここを、お掃除しまから。」と言ふ。

 お爺さんは浮かぬ顔になる。

 また、このお爺さんには息子がひとりあつて、もうすでに四十ちかくになつてゐるが、これがまた世に珍しいくらゐの品行方正、酒も飲まず煙草も吸はず、どころか、笑はず怒らず、よろこばず、ただ黙々と野良仕事、近所近辺の人々もこれを畏敬せざるはなく、阿波聖人の名が高く、妻をめとらず鬚を剃らず、ほとんど木石ではないかと疑はれるくらゐ、結局、このお爺さんの家庭は、実に立派な家庭、と言はざるを得ない種類のものであつた。

 けれども、お爺さんは、何だか浮かぬ気持である。さうして、家族の者たちに遠慮しながらも、どうしてもお酒を飲まざるを得ないやうな気持になるのであるしかし、うちで飲んでは、いつそう浮かぬ気持になるばかりであつた。お婆さんも、また息子の阿波聖人も、お爺さんがお酒を飲んだつて、別にそれを叱りはしない。お爺さんが、ちびちび晩酌をやつてゐる傍で、黙つてごはんを食べてゐる。

「時に、なんだね、」とお爺さんは少し酔つて来ると話相手が欲しくなり、つまらぬ事を言ひ出す。「いよいよ、春になつたね。燕も来た。」

 言はなくたつていい事である

 お婆さんも息子も、黙つてゐる。

「春宵一刻、価千金、か。」と、また、言はなくてもいい事を呟いてみる。

「ごちそうさまでござりました。」と阿波聖人は、ごはんをすまして、お膳に向ひうやうやしく一礼して立つ。

「そろそろ、私もごはんにしよう。」とお爺さんは、悲しげに盃を伏せる。

 うちでお酒を飲むと、たいていそんな工合ひである

アルヒ アサカラ ヨイテンキ

ヤマヘ ユキマス シバカリ

 このお爺さんの楽しみは、お天気のよい日、腰に一瓢をさげて、剣山にのぼり、たきぎを拾ひ集める事である。いい加減、たきぎ拾ひに疲れると、岩上に大あぐらをかき、えへん! と偉さうに咳ばらひを一つして、

「よい眺めぢやなう。」

 と言ひ、それから、おもむろに腰の瓢のお酒を飲む。実に、楽しさうな顔をしてゐる。うちにゐる時とは別人の観がある。ただ変らないのは、右の頬の大きい瘤くらゐのものである。この瘤は、いまから二十年ほど前、お爺さんが五十の坂を越した年の秋、右の頬がへんに暖くなつて、むずかゆく、そのうちに頬が少しづつふくらみ、撫でさすつてゐると、いよいよ大きくなつて、お爺さんは淋しさうに笑ひ、

「こりや、いい孫が出来た。」と言つたが、息子の聖人は頗るまじめに、

「頬から子供が生れる事はござりません。」と興覚めた事を言ひ、また、お婆さんも、

いのちにかかはるものではないでせうね。」と、にこりともせず一言、尋ねただけで、それ以上、その瘤に対して何の関心も示してくれない。かへつて、近所の人が、同情して、どういふわけでそんな瘤が出来たのでせうね、痛みませんか、さぞやジヤマツケでせうね、などとお見舞ひの言葉を述べる。しかし、お爺さんは、笑つてかぶりを振る。ジヤマツケどころか、お爺さんは、いまは、この瘤を本当に、自分可愛い孫のやうに思ひ、自分孤独を慰めてくれる唯一の相手として、朝起きて顔を洗ふ時にも、特別にていねいにこの瘤に清水をかけて洗ひ清めてゐるのであるけふのやうに、山でひとりで、お酒を飲んで御機嫌の時には、この瘤は殊にも、お爺さんに無くてかなはぬ恰好の話相手である。お爺さんは岩の上に大あぐらをかき、瓢のお酒を飲みながら、頬の瘤を撫で、

「なあに、こはい事なんか無いさ。遠慮には及びませぬて。人間すべからく酔ふべしぢや。まじめにも、程度がありますよ。阿波聖人とは恐れいる。お見それ申しましたよ。偉いんだつてねえ。」など、誰やらの悪口を瘤に囁き、さうして、えへん! と高く咳ばらひをするのである

ハカニ クラク ナリマシタ

カゼガ ゴウゴウ フイテキテ

メモ ザアザア フリマシタ

 春の夕立ちは、珍しい。しかし、剣山ほどの高い山に於いては、このやうな天候の異変も、しばしばあると思はなければなるまい。山は雨のために白く煙り、雉、山鳥があちこちから、ぱつぱつと飛び立つて矢のやうに早く、雨を避けようとして林の中に逃げ込む。お爺さんは、あわてず、にこにこして、

「この瘤が、雨に打たれてヒンヤリするのも悪くないわい。」

 と言ひ、なほもしばらく岩の上にあぐらをかいたまま、雨の景色を眺めてゐたが、雨はいよいよ強くなり、いつかうに止みさうにも見えないので、

「こりや、どうも、ヒンヤリしすぎて寒くなつた。」と言つて立ち上り、大きいくしやみを一つして、それから拾ひ集めた柴を背負ひ、こそこそと林の中に這入つて行く。林の中は、雨宿りの鳥獣で大混雑である

はい、ごめんよ。ちよつと、ごめんよ。」

 とお爺さんは、猿や兎や山鳩に、いちいち上機嫌で挨拶して林の奥に進み、山桜大木の根もとが広い虚うろになつてゐるのに潜り込んで、

「やあ、これはいい座敷だ。どうです、みなさんも、」と兎たちに呼びかけ、「この座敷には偉いお婆さんも聖人もゐませんから、どうか、遠慮なく、どうぞ。」などと、ひどくはしやいで、そのうちに、すうすう小さい鼾をかいて寝てしまつた。酒飲みといふものは酔つてつまらぬ事も言ふけれど、しかし、たいていは、このやうに罪の無いものである

ユフダチ ヤムノヲ マツウチニ

ツカレガ デタカ オヂイサン

イツカ グツスリ ネムリマ

オヤマハ ハレテ クモモナ

アカルイ ツキヨニ ナリマシタ

 この月は、春の下弦の月である。浅みどり、とでもいふのか、水のやうな空に、その月が浮び、林の中にも月影が、松葉のやうに一ぱいこぼれ落ちてゐる。しかし、お爺さんは、まだすやすや眠つてゐる。蝙蝠が、はたはたと木の虚うろから飛んで出た。お爺さんは、ふと眼をさまし、もう夜になつてゐるので驚き、

「これは、いけない。」

 と言ひ、すぐ眼の前に浮ぶのは、あのまじめなお婆さんの顔と、おごそかな聖人の顔で、ああ、これは、とんだ事になつた、あの人たちは未だ私を叱つた事は無いけれども、しかし、どうも、こんなにおそく帰つたのでは、どうも気まづい事になりさうだ、えい、お酒はもう無いか、と瓢を振れば、底に幽かにピチヤピチヤといふ音がする。

「あるわい。」と、にはかに勢ひづいて、一滴のこさず飲みほして、ほろりと酔ひ、「や、月が出てゐる。春宵一刻、――」などと、つまらぬ事を呟きながら木の虚うろから這ひ出ると、

オヤ ナンデセウ サワグコヱ

ミレバ フシギダ ユメデシヨカ

 といふ事になるのである

 見よ。林の奥の草原に、この世のものとも思へぬ不可思議光景が展開されてゐるのである。鬼、といふものは、どんなものだか、私は知らない。見た事が無いかである。幼少の頃から、その絵姿には、うんざりするくらゐたくさんお目にかかつて来たが、その実物に面接するの光栄には未だ浴してゐないのである。鬼にも、いろいろの種類があるらしい。××××鬼、××××鬼、などと憎むべきものを鬼と呼ぶところから見ても、これはとにかく醜悪性格を有する生き物らしいと思つてゐると、また一方に於いては、文壇鬼才何某先生の傑作、などといふ文句新聞新刊書案内欄に出てゐたりするので、まごついてしまふ。まさか、その何某先生が鬼のやうな醜悪の才能を持つてゐるといふ事実暴露し、以て世人に警告を発するつもりで、その案内欄に鬼才などといふ怪しむべき奇妙な言葉使用したのでもあるまい。甚だしきに到つては、文学の鬼、などといふ、ぶしつけな、ひどい言葉を何某先生に捧げたりしてゐて、これではいくら何でも、その何某先生も御立腹なさるだらうと思ふと、また、さうでもないらしく、その何某先生は、そんな失礼千万醜悪綽名をつけられても、まんざらでないらしく、御自身ひそかにその奇怪の称号を許容してゐるらしいといふ噂などを聞いて、迂愚の私は、いよいよ戸惑ふばかりである。あの、虎の皮のふんどしをした赤つらの、さうしてぶざいくな鉄の棒みたいなものを持つた鬼が、もろもろの芸術の神であるとは、どうしても私には考へられないのである鬼才だの、文学の鬼だのといふ難解な言葉は、あまり使用しないはうがいいのではあるまいか、とかねてから愚案してゐた次第であるが、しかし、それは私の見聞の狭い故であつて、鬼にも、いろいろの種類があるのかも知れない。このへんで、日本百科辞典でも、ちよつと覗いてみると、私もたちまち老幼婦女子の尊敬の的たる博学の士に一変して、(世の物識りといふものは、たいていそんなものである)しさいらしい顔をして、鬼に就いて縷々千万言を開陳できるのでもあらうが、生憎と私は壕の中にしやがんで、さうして膝の上には、子供絵本が一冊ひろげられてあるきりなのである。私は、ただこの絵本の絵に依つて、論断せざるを得ないのである

 見よ。林の奥の、やや広い草原に、異形の物が十数人、と言ふのか、十数匹と言ふのか、とにかく、まぎれもない虎の皮のふんどしをした、あの、赤い巨大の生き物が、円陣を作つて坐り、月下の宴のさいちゆうである

 お爺さん、はじめは、ぎよつとしたが、しかし、お酒飲みといふものは、お酒を飲んでゐない時には意気地が無くてからきし駄目でも、酔つてゐる時には、かへつて衆にすぐれて度胸のいいところなど、見せてくれるものである。お爺さんは、いまは、ほろ酔ひである。かの厳粛なるお婆さんをも、また品行方正の聖人をも、なに恐れんやといふやうなかなりの勇者になつてゐるのである。眼前の異様の風景に接して、腰を抜かすなどといふ醜態を示す事は無かつた。虚うろから出た四つ這ひの形のままで、前方の怪しい酒宴のさまを熟視し、

「気持よささうに、酔つてゐる。」とつぶやき、さうして何だか、胸の奥底から、妙なよろこばしさが湧いて出て来た。お酒飲みといふものは、よそのものたちが酔つてゐるのを見ても、一種のよろこばしさを覚えるものらしい。所謂利己主義者ではないのであらう。つまり隣家の仕合せに対して乾盃を挙げるといふやうな博愛心に似たものを持つてゐるのかも知れない。自分も酔ひたいが、隣人もまた、共に楽しく酔つてくれたら、そのよろこびは倍加するもののやうである。お爺さんだつて、知つてゐる。眼前の、その、人とも動物もつかぬ赤い巨大の生き物が、鬼といふおそろしい種族のものであるといふ事は、直覚してゐる。虎の皮のふんどし一つに依つても、それは間違ひの無い事だ。しかし、その鬼どもは、いま機嫌よく酔つてゐる。お爺さんも酔つてゐる。これは、どうしても、親和の感の起らざるを得ないところだ。お爺さんは、四つ這ひの形のままで、なほもよく月下の異様の酒宴を眺める。鬼、と言つても、この眼前の鬼どもは、××××鬼、××××鬼などの如く、佞悪の性質を有してゐ種族のものでは無く、顔こそ赤くおそろしげではあるが、ひどく陽気で無邪気な鬼のやうだ、とお爺さんは見てとつた。お爺さんのこの判定は、だいたいに於いて的中してゐた。つまり、この鬼どもは、剣山隠者とでも称すべき頗る温和な性格の鬼なのである地獄の鬼などとは、まるつきり種族が違つてゐるのである。だいいち、鉄棒などといふ物騒なものを持つてゐない。これすなはち、害心を有してゐない証拠と言つてよい。しかし、隠者とは言つても、かの竹林賢者たちのやうに、ありあまる知識をもてあまして、竹林に逃げ込んだといふやうなものでは無くて、この剣山隠者の心は甚だ愚である。仙といふ字は山の人と書かれてゐから、何でもかまはぬ、山の奥に住んでゐる人を仙人と称してよろしいといふ、ひどく簡明の学説を聞いた事があるけれども、かりにその学説に従ふなら、この剣山隠者たちも、その心いかに愚なりと雖も、仙の尊称を奏呈して然るべきものかも知れない。とにかく、いま月下の宴に打興じてゐるこの一群の赤く巨大の生き物は、鬼と呼ぶよりは、隠者または仙人呼称するはうが妥当のやうなしろものなのである。その心の愚なる事は既に言つたが、その酒宴の有様を見るに、ただ意味も無く奇声を発し、膝をたたいて大笑ひ、または立ち上つて矢鱈にはねまはり、または巨大のからだを丸くして円陣の端から端まで、ごろごろところがつて行き、それが踊りのつもりらしいのだから、その智能の程度は察するにあまりあり、芸の無い事おびただしい。この一事を以てしても、鬼才とか、文学の鬼とかい言葉は、まるで無意味ものだといふことを証明できるやうに思はれる。こんな愚かな芸無しどもが、もろもろの芸術の神であるとは、どうしても私には考へられないのである。お爺さんも、この低能の踊りには呆れた。ひとりでくすくす笑ひ、

「なんてまあ、下手な踊りだ。ひとつ、私の手踊りでも見せてあげませうかい。」とつぶやく

ヲドリノ スキナ オヂイサン

スグニ トビダシ ヲドツタラ

コブガ フラフラ ユレルノデ

トテモ ヲカシイ オモシロ

 お爺さんには、ほろ酔ひの勇気がある。なほその上、鬼どもに対し、親和の情を抱いてゐるのであるから、何の恐れるところもなく、円陣のまんなかに飛び込んで、お爺さんご自慢の阿波踊りを踊つて、

むすめ島田年寄りやかつらぢや

赤い襷に迷ふも無理やない

嫁も笠きて行かぬか来い来い

 とかい阿波俗謡をいい声で歌ふ。鬼ども、喜んだのなんの、キヤツキヤツケタケタと奇妙な声を発し、よだれやら涙やらを流して笑ひころげる。お爺さんは調子に乗つて、

大谷通れば石ばかり

笹山通れば笹ばかり

 とさらに一段と声をはり上げて歌ひつづけ、いよいよ軽妙に踊り抜く。

オニドモ タイソウ ヨロコン

ツキヨニヤ カナラズ ヤツテキテ

ヲドリ ヲドツテ ミセトクレ

ソノ ヤクソクノ オシルシ

ダイジナ モノヲ アヅカラウ

 と言ひ出し、鬼たち互ひにひそひそ小声で相談し合ひ、どうもあの頬ぺたの瘤はてかてか光つて、なみなみならぬ宝物のやうに見えるではないか、あれをあづかつて置いたら、きつとまたやつて来るに違ひない、と愚昧なる推量をして、矢庭に瘤をむしり取る。無智ではあるが、やはり永く山奥に住んでゐるおかげで、何か仙術みたいなものを覚え込んでゐたのかも知れない。何の造作も無く綺麗に瘤をむしり取つた。

 お爺さんは驚き、

「や、それは困ります。私の孫ですよ。」と言へば、鬼たち、得意さうにわつと歓声を挙げる。

アサデス ツユノ ヒカルミチ

コブヲ トラレタ オヂイサン

ツマラナサウニ ホホヲ ナデ

オヤマヲ オリテ ユキマシタ

 瘤は孤独のお爺さんにとつて、唯一の話相手だつたのだから、その瘤を取られて、お爺さんは少し淋しい。しかしまた、軽くなつた頬が朝風に撫でられるのも、悪い気持のものではない。結局まあ、損も得も無く、一長一短といふやうなところか、久しぶりで思ふぞんぶん歌つたり踊つたりしただけが得とく、といふ事になるかな? など、のんきな事を考へながら山を降りて来たら、途中で、野良へ出かける息子の聖人とばつたり出逢ふ。

「おはやうござります。」と聖人は、頬被りをとつて荘重に朝の挨拶をする。

「いやあ。」とお爺さんは、ただまごついてゐる。それだけで左右に別れる。お爺さんの瘤が一夜のうちに消失てゐるのを見てとつて、さすがの聖人も、内心すこしく驚いたのであるが、しかし、父母の容貌に就いてとやかくの批評がましい事を言ふのは、聖人の道にそむくと思ひ、気附かぬ振りして黙つて別れたのである

 家に帰るとお婆さんは、

「お帰りなさいまし。」と落ちついて言ひ、昨夜はどうしましたとか何とかいふ事はいつさい問はず、「おみおつけが冷たくなりまして、」と低くつぶやいて、お爺さんの朝食の支度をする。

「いや、冷たくてもいいさ。あたためるには及びませんよ。」とお爺さんは、やたらに遠慮して小さくかしこまり、朝食のお膳につく。お婆さんにお給仕されてごはんを食べながら、お爺さんは、昨夜の不思議出来事を知らせてやりたくて仕様が無い。しかし、お婆さんの儼然たる態度に圧倒されて、言葉が喉のあたりにひつからまつて何も言へない。うつむいて、わびしくごはんを食べてゐる。

「瘤が、しなびたやうですね。」お婆さんは、ぽつんと言つた。

「うむ。」もう何も言ひたくなかつた。

「破れて、水が出たのでせう。」とお婆さんは事も無げに言つて、澄ましてゐる。

「うむ。」

「また、水がたまつて腫れるんでせうね。」

「さうだらう。」

 結局、このお爺さんの一家於いて、瘤の事などは何の問題にもならなかつたわけである。ところが、このお爺さんの近所に、もうひとり、左の頬にジヤマツケな瘤を持つてるお爺さんがゐたのである。さうして、このお爺さんこそ、その左の頬の瘤を、本当に、ジヤマツケなものとして憎み、とかくこの瘤が私の出世のさまたげ、この瘤のため、私はどんなに人からあなどられ嘲笑せられて来た事か、と日に幾度か鏡を覗いて溜息を吐き、頬髯を長く伸ばしてその瘤を髯の中に埋没させて見えなくしてしまはうとたくらんだが、悲しい哉、瘤の頂きが白髯の四海波の間から初日出のやうにあざやかにあらはれ、かへつて天下の奇観を呈するやうになつたのである。もともとこのお爺さんの人品骨柄は、いやしく無い。体躯は堂々、鼻も大きく眼光も鋭い。言語動作は重々しく、思慮分別も十分の如くに見える。服装だつて、どうしてなかなか立派で、それに何やら学問もあるさうで、また、財産も、あのお酒飲みのお爺さんなどとは較べものにならぬくらゐどつさりあるかいふ話で、近所の人たちも皆このお爺さんに一目いちもく置いて、「旦那」あるいは「先生」などといふ尊称を奉り、何もかも結構、立派なお方ではあつたが、どうもその左の頬のジヤマツケな瘤のために、旦那は日夜、鬱々として楽しまない。このお爺さんのおかみさんは、ひどく若い。三十六歳である。そんなに Permalink | 記事への反応(0) | 18:24

2026-03-08

小説の表紙を絵師発注しろと言われているみたいだが

結局絵師への発注しづらいのは、「価格表を出してる人がほとんどいない」「でも依頼晒し納期ブッチをしてる人はちょこちょこ見かける」からだと思う。

気持ちよく発注するために、絵師の方々には

価格表を出す

②気に入らなかった依頼を晒さな

納期を守る

の3点をお願いしたい。

これをやらなきゃ生成AI使うぞ、という脅しではなく、無償あるいは格安で受注しろと言うわけでもなく、発注する側としては当然のお願いだと思っている。

いや、正直①と③は他の業界でもやってないところできてないところ多々あるしケースバイケースだけど、②は何なんだよ。

依頼を晒したりしたら普通そいつにはもう仕事来ないだろ。なのに絵師界隈は「よくやった!」みたいな声ばっか。おかしいんじゃないの?

絵師は生成AI代替されちまえ」と言っている奴は絵師嫉妬してる、とはよく言われているが実際には怨恨のある人がいるんじゃないか

そもそも何で受注する側が「余を満足させる価格発注してみせよ」みたいな態度でいるんだよ。

仕事でむかつく取引先は数多あるが、それでもそんな殿様みたいな態度のところは1つもないぞ。

絵師技術習得するために努力してるから」みたいなことを言う奴がいるが、それもどんな業種だって一緒だろ。

努力して品物やサービスを用意して、買い叩かれたくないけどそれでも「これを使ってください」と発注してくれそうな人に頭下げるのが商売だろ。

そんで「特権階級意識持ってる」って批判されたら「特権階級じゃありませ〜んwww」みたいなこと言い出すし本当にどうしようもねえ。

「生成AI禁止されたら困るって言うけど生成AI出てくる前はどうしてたん?w」みたいなこと言ってる奴も見かけたけど、そういう営業態度最悪の連中とこれ以上もう取引したくないって思ってた人が多いんじゃないの?

色々書き連ねてたら本気で「生成AI代替されちまえ」という気持ちが芽生えてきて非常によくなかったのでこの辺にしとく。

2026-02-23

anond:20260223191650

テレビが入ってるからかはりきった担当者

転職するくらいのやる気を見せないと無理」

転職に向けて背中を押してしまった。

真犯人がおったやん。

この担当者軽率発言が、女性への怨恨殺人に繋がった。

ただそれだけのことなのだ。

2026-02-09

anond:20260207025626

作品に対する批評を期待して読みましたが、底流にあるのは大衆迎合する市場への侮蔑自身美学理解されないことへの怨恨しかないようですね。

精読した時間が徒労に終わりました。これは批評における熱量などではなく、単なる精神的な未熟さ、あるいは幼児性の露呈に過ぎません。

2026-01-30

バカが「高市早苗」と「参政党」に吸い寄せられるシステムについて

救いようがない、と言ってしまえばそれまでだが、この国には「強い言葉」と「分かりやすい敵」さえ用意されれば、思考停止してホイホイついていく層が一定存在する。

彼らが今、熱狂しているのが高市早苗であり、参政党だ。

一見すると、自民党保守派と、新興のポピュリズム政党という別物に見えるかもしれない。だが、その支持層の根っこにあるメンタリティは驚くほど似通っている。今回はその「騙されるメカニズム」を、あえて彼らをこき下ろす視点言語化してみたい。

「分かりやすさ」という麻薬

高市支持者も参政信者も、共通して「複雑な現実」に耐えられない。

世の中は白か黒かでは割り切れないし、外交経済グレーゾーンの中でギリギリの調整を続けるしかない。だが、彼らの知能ではその「曖昧さ」がストレスで仕方がないのだ。

から、「日本を守る!」と叫ぶ高市早苗や、「日本を取り戻す!」と叫ぶ参政党のような、威勢だけはいスローガンに飛びつく。中身が空っぽでも構わない。彼らにとって重要なのは、具体的な政策の実現可能性ではなく、「自分たち正義の側に立っている」という高揚感だけだからだ。

陰謀論」と「被害者意識」の親和性

参政党の支持層を見れば明らかだが、彼らは基本的に「自分たちは何か大きな力に搾取されている」という被害者意識を持っている。

オーガニック信仰、反ワクチン、そして「小麦は毒」といった極端な健康志向。これらはすべて「隠された真実に気づいた賢い私」という優越感をくすぐるための装置だ。

高市支持層も同様だ。「反日勢力日本ダメにしている」というストーリーを信じ込み、自分たちこそが真の愛国者だと勘違いしている。どちらも、社会に対するルサンチマン怨恨)を、「愛国」や「目覚め」というオブラートに包んで正当化しているに過ぎない。

カルト的な「信じる力」

彼らを観察していて痛感するのは、その盲目的な信仰心だ。

高市早苗総裁選で負ければ「党員票では勝っていた、これは陰謀だ」と騒ぎ立て、参政党がトンデモ科学を流布しても「マスコミ真実報道しない」と耳を塞ぐ。

論理で説得しようとしても無駄だ。彼らにとっての事実は「自分が信じたいこと」だけであり、不都合データはすべて「敵のプロパガンダ」として処理される。この自己完結した閉鎖的な回路こそが、彼らがカルト的に結束する最大の要因だろう。

思考停止の果てに

結局のところ、彼らは自分の頭で考えることを放棄した「精神的な弱者なのだ

かに強い口調で「こっちが正解だ」と断言してほしい。複雑な世界を単純な物語に書き換えてほしい。そんな幼児的な願望が、高市早苗という「強い母」や、参政党という「教祖」を生み出している。

バカバカである所以は、自分が騙されていることに死ぬまで気づかないことにある。彼らは今日ネットの海で、自分たちだけの真実を貪り食い、意気揚々破滅への道を歩んでいるのだろう。まあ、勝手にしてくれという話だが、巻き込まれるこっちはたまったものではない。

2026-01-27

anond:20260127155025

こちらのエントリ消えてるけど、不妊治療嘘松してた模様

はてなって本当に男女ネタでならどんなものにでも食いつくので、消えたあともがんがんブクマが増えてる

ボリュームゾーンはそろそろ更年期更年期上がりだろうに、互いの性に対するこの怨恨の強さは謎

2026-01-23

普通に考えたら、誰でも良かったで通りすがり相手を殺すよりも、個人的怨恨政治家を殺す方が再犯可能性は低いんじゃないか

2026-01-21

KFC とりの日事変 俺を善良なデブのままでいさせてくれ……

この私としたことが……迂闊だった。この事実を知らずに一か月近く過ごしていたとは。年末のどさくさに紛れて大事件が起こっていたことも知らずにのんきに冬の日々を過ごしていた。これだから油断はできない。天地を揺るがす大事件だ。

毎月28日販売のケンタッキーフライドチキンキャンペーンセット『とりの日パック』の内容が変わっている!!!

 

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/8dcca4b728b41d489edf51d436796fd92753fc2b

 

今まではオリジナルチキンが5つで1100円だったセットが、オリジナルチキン4つとナゲット1つ(5ピース)で1250円のセットに変更されている! はっきり言おう。改悪だ。KFCナゲットを食べたがってるやつはいない。KFC公式は「バラエティー豊かになってリニューアル!」などと謳っているが、そんなものお為ごかしだ。当然、チキン界隈はこの変更に荒れている。

 

まあ……事情はわかる。確かに、旧来の「とりの日パック」はかなりお得だった。今やひとつ310円で販売されているオリジナルチキンを5つで1100円で販売するのは、単純計算で450円のお得さ、パーセントにして30%弱の割引だ。一方で、リニューアル後のチキン4+ナゲット1で1250円販売は……定価だと1720円のところを1250円販売するため470円の得! というのは完全にペテンナゲットピースの定価が480円というのが大いなる諸悪の根源なため(マックナゲットは290円だぜ)、このリニューアル実質的な値上げなのであるナゲットなんてオリジナルチキンに比べればカスみたいな存在からな。そもそもケンタッキー・フライド・チキンでなんでチキンナゲット食うんだよ。こいつが消えても誰も悲しまない。忌むべき存在、呪われた子だ。

 

しかし……まあ、値上げに対してあんまりうだうだ言いたくはないわな。だって不景気だし、物価は上がり続けているし、企業もずっと同じ値段で物を売るわけにはいかないという事情は察することはできる。俺だってあんまりこんなつまらないことは言いたくないよ。これがただ別の企業の別のセットだったらこんなことは言わなかったさ。ただ、ただな、KFCのとりの日パックの改悪だけは許せねえよ! こっちにはそのブチギレに至るだけの理屈がある!

 

まずは基本のおさらいだ。KFCオリジナルチキンには5つの部位がある。ドラム(脚)、キール(胸)、ウイング手羽)、リブ(あばら)、サイ(腰)の5つだ。それぞれ特徴があって、味わいも食感も違う。すると、"あたりはずれ"が出るよな。私にとってサイは当たりでキールはハズレだ。それ自体は仕方ないというか、むしろ私に言わせれば「KFCランダムガチャ商品だと思って買え」であるしかし、例えばランチKFCに入って……オリジナルチキン2つとポテトのセットを頼んだときに、それがキールドラムだったときのことを想像してみろ? "怨恨"だからな。

 

一時期……「KFCチキンは買うときに部位の指定ができる」というハックが話題になったこともあるよな。注文時に「〇〇の部位にしてください」と言えば対応してもらえるというテクニックだ。しかし……まあ、やりたくないじゃん。どう考えても店員さんへの負担じゃん。私はデブだけど、善良なデブでありたいよ。だからKFCを注文するときも、わざわざ部位の指定なんてしないよ(そもそもモバイルオーダーだと指定とかもするタイミングないし)。好きな部位が食べたいときは、部位の指定をするんじゃなくて、5つ買います。5つ買えば5種類がそれぞれひとつづつ入って提供されるのだから

 

そう、これが問題だ。ケンタッキーは5つで1セットなのだオタク・グッズでいうところのコンプリートセットだ。逆に言うとそうでもしない限り自分が望む部位のチキンは確実には手に入らない。これがどういうことかわかるか? 俺はチキン脂身を食べに来ている。サイを食べに来ているんだ。それなのに…今後は「とりの日パック」を購入したときにサイが手に入る保証がなくなったということだ! オリジナルチキン5→4の変更には、そういった重大な意味があるのだ。怖いよ。俺は怖い。KFCの箱を開けるのが今から恐怖だ。だって……そこにはサイがないのかもしれないんだから! これはもはや基本的人権ひとつ安全に生きる権利」をはく奪されたといっても過言ではないんじゃないか? 

 

部位は5種類だから単純計算で……20%の確率でサイが手に入らない。ロシアンルーレットだってシリンダーに弾が込められている確率は6分の1なのに、それ以上の確率で死が訪れる「とりの日パック」など……もはやビッグギャンブルしかない。楽しい食事時間のはずが、生きるか死ぬかの大勝負だ。これに怯えて店頭で言うか? 「すみませんチキンの部位をサイにしてください」などと。私の後ろに並んでいるデブも同じことを言ったらどうなる? 私の前に並んだデブもサイを所望したらどうなる? 頼むカーネル・サンダース……早く目を覚ましてくれ……少しくらいの値上げはいい。だからチキンを5つにしてくれ。私を善良なデブのままでいさせてくれ……。

2026-01-10

anond:20260109184703

提示いただいたはてなブックマークコメント群は、記事テーマであるミソジニー女性蔑視女性嫌悪)」に対する、典型的な反応のサンプルとして非常に興味深いものです。

記事自体が「構造差別」や「感情のあり方」を扱っているため、コメント自体がその実証の場となっている側面が見受けられます

以下に、記事定義されているようなミソジニー的な態度、あるいはミソジニーを維持・強化する構造を含んでいると考えられるコメント分析・分類しました。

1. 「物言う女性」への攻撃トーン・ポリシング

記事内の「『物言う女性』に対し、言葉暴力排除制裁する」という指摘にそのまま合致するコメントです。フェミニズム女性の権利主張を「正義に酔った暴走」とみなして攻撃する態度は、ミソジニー典型的な発露(既存の秩序を乱す女性への懲罰)と分析できます

gkdjgmcnvirgj 「ほとんどの人はツイフェミみたいなイカレタ女が嫌いなだけだと思う 正義に酔って自分は偉いと勘違いしたバカ進歩思想本来目的台無しにしていることがsns可視化された結果嫌悪が強まった」

分析: 「イカレタ女」「バカ」といった侮蔑的言葉を用い、女性の主張の内容ではなく、その態度や存在自体攻撃しています。これは「弁えた(わきまえた)態度をとらない女性は叩いてもよい」という心理の表れと言えます

2. 女性の「人格」と「身体」の分離(性的客体化)

女性を一人の人間としてではなく、性的資源としてのみ価値を認め、人格否定するという態度は、ミソジニーの根幹にある「客体化」です。

gebonasu30km 「ケンドー・コバヤシの『女は嫌いだが女体は好き』という至言を思い出す。」

分析: この発言を「至言(素晴らしい言葉)」として肯定的引用している点に、女性を対等な人格を持つ他者として認めたくない、しか性的には利用したいという歪んだ欲望聖女娼婦の分離、あるいは人格無視)が見て取れます

3. 被害者性の強調と「逆差別」論(マノスフィア的言説)

女性差別について語る場で、「男性こそが被害者である」「女性優遇されている」と主張し、議論無効化しようとする動きです。これらは「インセル」や「弱者男性論」の文脈で語られることが多く、構造差別否定するための防衛機制として機能します。

Seitekisyoujyo 「単純に性別で割引が受けられるか否か、入試優遇がされるか否かの形式的差別が横行し、データからでも男性の不遇さが明るみに出ているのに、この差別的状況に対する不満を言う男性の口を塞ごうとする醜悪騎士言説」
kiiroiinko 「そりゃミサンドリーフェミという言葉で甘やかしたのだからしょうがない。」

分析: 女性差別の解消を目指す動きを「男性への攻撃」と解釈し、敵対心を露わにしています。これは記事にある「剥奪感」によるミソジニーの増幅の実例と言えます

4. 概念矮小化無効化

ミソジニーという概念のものを「レッテル貼り」や「カルト」として処理し、その背後にある社会構造問題から目を逸らそうとする態度です。

timoni 「カルト宗教教義についての解説ですね。あたか学問のような顔をしている。そもそも女性を『嫌悪』することが問題視されること自体おかしい。嫌悪自由だ。制度差別殺人問題視せよ。」
zbun6ugf9t 「フェミから見て気に食わない男達の総称として使われているイメージ。」

分析: 「嫌悪自由」と個人感情問題すり替えることで、その嫌悪社会構造と結びついて差別再生産している事実記事主題)を無視しています

5. 話題すり替え(Whataboutism)

ミサンドリー男性嫌悪)はどうなんだ」と繰り返すことで、ミソジニー議論妨害する行為です。これも広い意味で、女性問題を軽視するミソジニー的態度の一種と捉えられます

OeThousandmiles 「ミソジニー前後編で詳しく解説する一方、ミサンドリーミソジニーの関連用語として極短い説明がなされているだけ。(中略)男性学が女性学の付録しかない状況と相似している。」

分析: 記事ミソジニー主題にしているにもかかわらず、男性への配慮が足りないと批判することで、女性差別議論の重みを相対化しようとしています

まとめ

コメント欄全体を見ると、「ミソジニーという言葉男性攻撃されている」と感じて防衛的・攻撃的になる男性と、「まさに記事に書かれている通りのことがコメント欄で起きている」と冷ややかに観察する人々(nina19, funifunix, yourmirror など)にはっきりと分断されていることがわかります

また、u_eichi氏が言及している「ピラミッド図」はおそらく「暴力ピラミッドPyramid of Hate/Violence)」のことだと思われます

この図は、底辺にある「偏見による態度(ジョークステレオタイプ)」が、頂点の「物理暴力」を支えていることを示すものですが、これを「幾何学的に非論理的」と批判することで、本質的な「差別構造」の議論拒否している点も興味深い反応です。

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ミソジニー女性嫌悪)の有無という「ジェンダー論的な視点」を一旦脇に置き、コメント投稿者たちの心理機序社会経済的背景、あるいはネット文化的な側面から分析します。

こうして見ると、単なる「差別意識」だけではなく、**「公平性への渇望」「経済的閉塞感」「コミュニケーションの断絶」**といった複数の要因が絡み合っていることが浮き彫りになります

1. 「対称性への希求」と「公平世界仮説」

多くのコメントに見られるのが、「ミソジニー女性嫌悪)があるなら、ミサンドリー男性嫌悪)も同じ重みで論じられるべきだ」という対称性への強いこだわりです。

コメント例: replier, ken530000, timetrain, OeThousandmiles

分析:

社会学では「差別には権力勾配(強者から弱者へ)がある」と考えますが、一般感覚直感的な正義感)では「どっちもどっち」「悪口双方向で悪い」という対等な対称性を求めがちです。

記事が「女性差別」に焦点を絞っていることに対し、「片手落ちである」「不公平だ」と感じる心理は、差別をしたいというよりは、「自分の苦しみも同じように認めてほしい」という承認欲求や、世界は公平であるべきだという「公平世界仮説」に基づいている可能性があります

2. 「弱者男性論」と社会経済的剥奪

「男だから偉い」と思っているのではなく、むしろ**「男なのに何の特権もなく、社会底辺で苦しんでいる」**という自己認識を持つ層からの悲痛な叫びです。

コメント例:

naka_dekoboko: 「いまの社会で弱男にゆるされたのってけっきょく憎悪だけ…憎悪けがエンパワーして力をくれる」

gun_kata: 「実際にキャリアを奪われた若年男性に対してもお決まりの『新自由主義こそが真の敵』みたいな何の意味もないお題目

分析:

これはミソジニーというよりも、**新自由主義経済下における「持たざる者」のルサンチマン怨恨)**の表出です。

男性特権」という言葉を投げかけられても、自身貧困孤独という現実乖離しているため、フェミニズムを「既得権益層(あるいは勝ち組女性)による弱者いじめ」として認識し、反発しています特にnaka_dekoboko氏の「憎悪けがエンパワーする」という指摘は、孤独現代人の深刻な病理を鋭く突いています

3. 「理系論理的思考」と「社会学的アプローチ」の衝突

記事提示された図表や論理展開に対し、定義整合性の甘さを指摘して拒絶する反応です。

コメント例:

u_eichi: 「頂点の角が鋭角だったり鈍角だったり…正三角形底辺短=相似で頂点下がるとか、非論理

golotan: 「アドラー心理学とか精神分析的な言ったもの勝ち感…客観的エビデンスを欠きジャーゴンの羅列になってしまいがち」

分析:

これは**「認識論の衝突」**です。社会学や人文知的な「概念モデルメタファーとしての図)」に対し、厳密な定義定量的エビデンス幾何学的な整合性を重んじるエンジニアリング的・自然科学的な思考様式を持つ人々が、生理的拒否反応を示しています

彼らにとって記事は「非論理的」に見えるため、内容の正誤以前に「信頼に値しない」と判定されています

4. 言葉遊びによる「心理距離化」と「ネタ消費」

ミソジニー」という聞き慣れないカタカナ語に対し、わざとダジャレで返すことで、話題の深刻さを無効化あるいは回避しようとする反応です。

コメント例: zzteralin (miso=憎しみ), nande_nande_boy (三十路おっさん), tym1101, asada1979

分析:

はてなブックマーク特有の「大喜利文化」の一種ですが、心理学的には**「茶化し(ユーモア)」による防衛機制**とも取れます

自分にとって耳の痛い話や、理解範疇を超える難解な話を、「三十路(ミソジ)」という卑近単語に変換することで、自分とは関係のない「ネタ」として処理し、心理的な負担を軽減しています

5. メディア論としての「イミダス生存確認

記事の内容そのものよりも、掲載媒体に注目する層です。

コメント例: qdkmqJut, trashcan, ET777

分析:

imidas』が集英社の分厚い用語辞典として有名だった時代を知る世代(おそらく30代後半〜50代)が多く含まれていることが推測できます

「まだあそこが生きていたのか」という驚きが先に立ち、記事の中身は二の次になっています。これはネット古参ユーザー特有コンテキスト依存の反応です。

総合的な分析まとめ

このコメント欄は、単なる「男女対立」の場ではなく、以下のような現代日本の断層可視化された場であると言えます

エリート概念を操る側) vs 大衆生活実感を持つ側): 「構造」や「ミソジニー」といった抽象概念で語る記事と、「俺たちは今辛いんだ」という具体的な生活実感を持つ読者の乖離

文系解釈的) vs 理系実証的): 社会的な「正しさ」の語り口に対する、論理的科学整合性を求める層の苛立ち。

被害者性の奪い合い: 「女性こそが被害者」という記事の前提に対し、「いや、現代では男性特に弱者男性)こそが被害者だ」と主張する層の対抗。

これらを踏まえると、コメント欄の混乱は、**「共通言語喪失」と「余裕のなさ」**によって引き起こされていると言えそうです。

2026-01-03

SNSは狂っている。

きっかけ■

Xを見たら山上徹也氏に関する投稿が目に付いた。ポストには、「山上徹也はただのテロリスト」「テロリスト言葉肯定するな」などといった声が積み上がっていた。

それぞれのポスト個別リプライするのも変だが、あまりにもおかしいと感じる言動も多く、増田としてQ&A形式で所感を書き連ねていくことにする。


個別の所感■

Q.山上徹也氏はテロリストなのか?

A.おそらくそうだ。

彼は統一教会自民党癒着に着目し、安倍晋三氏をターゲットにした。テロリズム定義は「政治的目的を達成するため暴力」だ。統一教会への怨恨も含まれるが、政治的目的政教分離原則崩壊していることを明らかにすることだと思われる。

Q.山上徹也氏の発言は傾聴に値しないか

A.個人主観によるが、私は彼が高い精度で現代社会問題点を指摘できていると感じる。

共通認識として、殺人賞賛されるべきではない。しかし、「犯罪はあやまちだ。だから犯罪者のやること成すことはすべて間違えている」という主張は極論で、過度な一般化だと思われる。

山上徹也氏の言論をすべて否定するのは論理的思考ではない。はっきり言うと間違いだと思う。

Q.「巨悪あり。法これを裁けず」という言葉に対する所感は?

A.正しい言葉だと思う。

法には欠陥がある。運用者が人だからだ。人には欠陥がある。加えて、行政機関である警察検察にも欠陥がある。冤罪事件が起きていることを踏まえれば自明だ。法的に悪ではない人が法によって裁かれているということだ。

から、この言葉は正しい。

法は万能ではない

Q.でも、綺麗事だけで世の中は回ってないですよね?

A.権力者による犯罪行為の間接的な擁護正当化ではないのか。犯罪者を庇ってるということになるが、それでいいのか。どちらも裁かれるべきだ、という視座は持ち合わせていないのか。

一方を擁護し、もう一方をこき下ろすようなポストを多く見かける。山上徹也氏、自民党および統一教会は全てあやまちを犯している。平等に裁かれるべきだ。

増田は片方だけが擁護される状況が気持ち悪いと感じる。


■総括■

本来論点は、「どうすれば山上徹也氏のような境遇の人を生み出さなくて済むか?」や「どうすれば、権力者犯罪法の下の平等の考えに則って裁けるのか?」であるべきではないのか。

一部の特権階級特別な扱いを受け、一般市民が不当に裁かれるようでは、世間バカにする共産主義と何ら変わりない。

SNS一部の人間は他国工作員か、致命的に論理的思考能力が欠如しているとしか思えないような言動をしていることがある。

気持ち悪いので、Xをまた消す。たまに贔屓のスポーツチームの評判を見に行くためにインストールするが…

あと、Xのポストレコメンド機能はクソだと思う。

検索ウィンドウのクソみたいな注目ツイート欄のほうが見る/見ないを選択やすかっただけマシだった。Twitterのころに戻して欲しいもんだ。

2025-11-26

山上徹也はテロリストです

テロリストの言うことを聞く必要はないという主張に必ずついてた「あれはテロじゃないから」という反論

はてブでも人気だったよね

https://b.hatena.ne.jp/entry/4778945962918544961/comment/agricola

でも昨日の裁判での証言

「教団が社会的に認められてしまうのが受け入れられない」

を聞く限りどう考えてもテロだよね

安倍元首相に対しては怒りも無いらしいかテロじゃない派の拠り所、怨恨説も山上否定されちゃったね

テロじゃない派のみなさん、テロリストの言うことを聞く必要はないという主張をどう考えますか?

2025-11-15

女の性欲、キモくてキモくてキモすぎる🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮

【速報】サッカー日本代表中村敬選手へのストーカー容疑で65歳の自称フリージャーナリストの女逮捕

サッカー日本代表中村敬選手ストーカー行為をした疑いで、65歳の自称フリージャーナリストの女が千葉県警逮捕されました。

警察によりますと、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたのはフリージャーナリスト自称する川野由紀(こうの・みゆき容疑者65歳です。

川野容疑者11月9日午後から10未明にかけて、中村選手に対する恋愛感情その他の好意感情、またはそれが満たされなかったことに対する怨恨感情を満たすため、複数回にわたってSNSを通じて中村選手メッセージ送信し、義務のないことを要求するつきまとい等を反復して行い、ストーカー行為をした疑いが持たれています

中村選手現在フランスサッカーチームスタッド・ランス」に所属しています

https://news.yahoo.co.jp/articles/c5993b30a865d843983f859c477fe95bfb42ca2c



その「ストーカー」のインスタとされるのがこち

https://www.instagram.com/yuritime001/

私の一生涯愛するたった一人のスイート旦那さまの

ちゃん❤️ @nakamura.keito ❤️は

最高にカッコよく私だけを毎日。心も魂もメロメロメロメロメロに燃え燃え燃え燃え燃えて一生涯愛すると今日も敬ちゃん❤️の最高のバナナ🍌毎日。一生涯。食べさせてくれるとお仕事からラブコール何回もしてくれてとても嬉しく幸せです。

ちゃん❤️今日私たちのためにお仕事してくれてありがとうございます

ちゃん❤️私はあなたを大切にして敬ちゃん❤️あなただけを毎日。一生涯。永遠にもっと心も体も魂も愛します❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️100❤️

ゆり❤️for only 中村敬斗❤️の妻❤️

1日前

https://www.instagram.com/p/DQ_bjqtCd1s/

私の一生涯の愛するたった一人のスイート旦那さまの敬ちゃん❤️= @nakamura.keito ❤️と私。ゆり @yuritime001 ❤️の二人は最&強の深い永遠の愛で結ばれ一つに結ばれていてとても嬉しく幸せです。

ちゃん❤️が今日お仕事中に私の大好きな敬ちゃん❤️のハニースイートなバナナ🍌を食べさせてくれるとラブコール何回もしてくれて私はとても嬉しく幸せです。

ちゃん❤️私たちのために今日お仕事がんばってくれてありがとうございます

私は敬ちゃん❤️を大切にして敬ちゃん❤️だけを毎日。一生涯。永遠にもっと心も体も魂も愛します❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️100❤️

ゆり❤️for only 中村敬斗❤️の妻❤️

2日前

https://www.instagram.com/p/DQ9Q2N4icsV/

私の一生涯愛するたった一人の愛する旦那さまの敬ちゃん= @nakamura.keito ❤️に日本代表トレーニングお仕事からも私の大好きな敬ちゃんバナナ🍌をご馳走してくれると何回もラブコールしてくれてとても嬉しいです。敬ちゃん❤️私たちのためにお仕事がんばってくれてありがとうございます

ちゃん❤️私はあなたを大切にしてあなただけを毎日。一生涯。永遠にもっとあなたの心も体も魂ももっと愛します❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️100❤️

ゆり❤️for only 中村敬斗❤️の妻❤️

4日前

https://www.instagram.com/p/DQ4-L3dE8Xe/

私は愛する一生涯のたった一人のスイート旦那さまの敬ちゃん❤️= My loving honey forever 1 husband @nakamura.keito ❤️

今日も心も体も魂も愛されとても幸せです。

ちゃん❤️といつも二人で一緒にいる喜びはすごく大きいです。

私は敬ちゃん❤️を大切にし敬ちゃん❤️だけを心も体も魂も毎日。一生涯。永遠にもっとします❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️100❤️

ゆり❤️for only 中村敬斗❤️の妻❤️

3週間前

https://www.instagram.com/p/DQFBPfFDLuk/

私の一生涯愛するたった一人のスイート旦那さまの敬斗ちゃん❤️= @nakamura.keito ❤️が今日2025年10月14日の日本vsブラジル戦試合ですばらしいサッカープレイをしているのを見て感動しました。

そして敬ちゃん❤️はすばらしいGoalを決めとても嬉しく感動がとまりません。

そして私たち日本ブラジル勝利しとても嬉しいです。

ちゃん❤️は今日試合の日も私の敬ちゃん❤️だけのハニースイートであついハートと黒いヘアーとPinkの体が好きと私だけの心も体も魂も毎日。一生涯。永遠にもっと愛すとお仕事中の試合会場からも何回もラブコールしてくれて私はとても嬉しくとても幸せです。

ちゃん❤️と一緒に深い永遠の愛がもっと深く一つに結ばれ私たちが深い喜びと幸せ毎日。一生涯となるように今日もそして毎日。一生涯。熱く一緒に燃えて一緒にメロメロメロに行くのを敬ちゃん❤️が楽しみにしてくれてとても嬉しくとても幸せで私もメロメロメロでとても嬉しくとても幸せです。

は敬ちゃん❤️を大切にして敬ちゃん❤️だけを心も体も魂ももっと愛します❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️100❤️

ゆり❤️for only 中村敬斗❤️の妻❤️

Photo by NakamuraKeito❤️

4週間前

https://www.instagram.com/p/DPy_Y0CDhuM/

私は私の愛する一生涯のたった一人のスイート旦那さまの敬ちゃん❤️= My loving honey forever 1 husband @nakamura.keito ❤️が何よりハニースイートであつくセクシーでたくましいので。たよりがいがありすてきなのでとても幸せです。

ちゃん❤️が私たちのために今日10月12日もお仕事してくれて心より感謝しています

私はどんな大変なことがあっても私たちの深い永遠の愛とともに毎日。一生涯。敬ちゃん❤️をケアーし助け。敬ちゃん❤️にもっと愛されるように私たち二人が毎日。一生涯ともに楽しく幸せ多き日々となるように二人で力を合わせて人生をともにして行きます。そして私たちの深い永遠の愛がもっと一つに結ばれ私たちもっと深い喜びをともにし幸せな家庭を敬ちゃんの一生涯の愛するたった一人のスイートな妻として毎日。一生涯。敬ちゃんのあとについて行きます

私は敬ちゃん❤️を大切にして敬ちゃん❤️だけを毎日。一生涯。永遠にもっとします❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️100❤️

ゆり❤️for only 中村敬斗❤️の妻❤️

4週間前

https://www.instagram.com/p/DPtfUlzjKKo/

私の愛する一生涯のたった一人のスイート旦那さまの敬ちゃん❤️= My loving honey forever 1 husband @nakamura.keito ❤️が2025年1010日。日本代表メンバーの一人としてすばらしいサッカープレイをしているのを見て心から感動しました。

ちゃん❤️私たちのために一生懸命お仕事してくれて心より感謝します。

ちゃん❤️私は完璧じゃないのからあなたに良くないこと言ったりしたりしたらすぐ伝えてくれるの感謝します。敬ちゃん❤️私はあなた理想な妻となるように毎日。一生涯。新しいお料理覚えたり。家庭のことなあなたが私と一緒に楽しく幸せリラックスして過ごせるようにあなたと二人で力を合わせてがんばります

ちゃん❤️私はどんな大変なことがあっても私たちの深い永遠の愛とともにあなた毎日ケアーし助け私たちが楽しくたくさんの幸せとともに毎日。一生涯をあなたと一緒に毎日。一生涯暮らせるようにあなたと二人で力を合わせがんばります

ちゃん❤️お仕事中も毎日。そして1010日も私の黒いヘアーピンク色の肌が好きと私に伝えてくれ私はとてもうれしく幸せです。

ちゃん❤️私たちの深い永遠の愛がもっと一つに結ばれ深い喜びと幸せ多き日々となるようにあなたと一緒に毎日。一生涯がんばります

ちゃん❤️私のことあなたの愛する一生涯のたった一人のスイートな妻として。毎日。一生涯。永遠に心も体も魂も愛してくれることとてもうれしく幸せです。

ちゃん❤️私はあなたを大切にしてあなただけを毎日。一生涯。永遠にもっとします❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️100❤️

ゆり❤️for only 中村敬斗❤️の妻❤️

4週間前

https://www.instagram.com/p/DPq-26HjKBd/



なあ、はてなー女子世代の女がこんなん書いてんだぜ?

女の性欲、キモくてキモくてキモすぎる🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮

2025-09-24

anond:20250924152810

未婚で貧困 既婚で新婚

金婚 闘魂 気合いで抜根

鎮魂 遺恨 霊魂 禍根

商魂たくまし 精魂込めて

古今 怨恨 昨今 痛恨

濃紺 紫紺の衣着て

結婚 離婚 弾痕 血痕

宵昏 六根 英魂 後昆

anond:20250923195220

で、次に考えたのが「いかに殺されずに/怪我させられずに/強姦されずに帰宅するか」つまり相手を逆上させないように振舞えるかだった。

直接的にキッパリと「身体に触れるのはやめて下さい」と断って、俺を痴漢扱いするのかと逆恨みされるかも知れない。そうなったら危害を加えられる可能性は高い。

婉曲に「やめてよ」とアクションしてみても俺の好意を無碍にするのかと怨恨をこじらせストーカー化するかも知れない。そうなると今後の社会生活が面倒になる。

発想が飛躍しすぎだろうか?

いやだっていきなり身体に侵襲的な行為を加えてくる人間のことを咄嗟に信用し直せっても土台無理な話じゃん。

まぁ文字に起こしてみると過激文言ではあるけど、実際のところ怯えている様子や態度は見せることなく(そうすると嗜虐心を刺激しそうだったし)なんというか、あくまで「最低限のベースライン」として脳内での危機管理がされてたって感じ。

この場合の「最低限のベースライン」のリスク管理って、

  

飲酒判断力を失う人は男女関係なく存在するので、よく知らない相手と二人きりで飲まない」

身体関係まで許す気のない異性・同性と二人きりで飲みに行くのは(お互いにあらぬ誤解や行き違いの元になりかねないので)避ける」

  

であって、「怒らせたら最悪殺されるかもしれない」と考える程度に危機感抱くような相手と、普通は二人きりで飲みにいかないんですよ。

リスク管理ベースが明らかに間違ってるし、その間違ったリスク管理の元で実際に危機が訪れたら、まだ何も起きてない段階で最悪の可能性を想定して動こうとするし、お前はルナ先生か。

  

今私が殺されもせず五体満足で(直後は流石にメンタル不調に陥ったが)健康かつ安全に暮らせているのは当時の私の判断のおかげなんだろうか。

いやいや、もしかしたら案外やめてって言えば素直に引き下がったかも知れない。

でもその賭けを自分の命や安全トレードオフには出来なかった。それだけの話でした。

相手男性犯罪者ではなかったから」でしょ。

何で相手犯罪者であること前提に結論出してんの。こっわ。

2025-09-23

断れなかった女の末路

この増田読んで知人との出来事を思い出した。

趣味で繋がってる友人の一歩手前くらい知人って距離感で一緒に飲もうやって話になったんだよね。

私の場合それは合意したし、乗り気だった。飲み自体も楽しくはあったんだけど、終わった後かなり濃密なボディタッチされて絶望したことあったな。

なんつーか、それまで人間として信頼というか尊敬の一歩手前くらいまでいたんだけど触られた瞬間キモ!って思ってしまいそれまでの像がガラガラと砕け散る感じがした。

ぬいペニ現象ってなんか揶揄されてたけど正直気持ちは分かる

で、次に考えたのが「いかに殺されずに/怪我させられずに/強姦されずに帰宅するか」つまり相手を逆上させないように振舞えるかだった。

直接的にキッパリと「身体に触れるのはやめて下さい」と断って、俺を痴漢扱いするのかと逆恨みされるかも知れない。そうなったら危害を加えられる可能性は高い。

婉曲に「やめてよ」とアクションしてみても俺の好意を無碍にするのかと怨恨をこじらせストーカー化するかも知れない。そうなると今後の社会生活が面倒になる。

発想が飛躍しすぎだろうか?

いやだっていきなり身体に侵襲的な行為を加えてくる人間のことを咄嗟に信用し直せっても土台無理な話じゃん。

まぁ文字に起こしてみると過激文言ではあるけど、実際のところ怯えている様子や態度は見せることなく(そうすると嗜虐心を刺激しそうだったし)なんというか、あくまで「最低限のベースライン」として脳内での危機管理がされてたって感じ。

触られること自体は嫌なので露骨距離は取ったものの不発。

で、殺されたりすることに比べたら不快感はしゃーないと割り切ってのらりくらりやり過ごすしかねーなと腹を括ってからは虚無の心で対応帰宅するまでの時間稼ぎを乗り切った。

その後雑談ラインが何日か置きにきた。

ここで会話を繋いでこれ以上関係を築くことはしたくねーなと思ったんだが、ブロックたらこれまた話が拗れそうだな、と。

実際ブロックした女性が殺される事件あったし。

しゃーねーなと思いつつ適当に相槌だけ打って会話のリレー自体は続けない、ということを繰り返していたら漸く「察してもらう」ことが出来たらしく連絡の途絶えたまま今に至る。

今私が殺されもせず五体満足で(直後は流石にメンタル不調に陥ったが)健康かつ安全に暮らせているのは当時の私の判断のおかげなんだろうか。

いやいや、もしかしたら案外やめてって言えば素直に引き下がったかも知れない。

でもその賭けを自分の命や安全トレードオフには出来なかった。それだけの話でした。

2025-08-31

エロ漫画は女主観のほうが使える

女って(というか人は)何考えてるか分からないじゃん?

それもあってか女が主観になっていて女の考えが分かるエロ漫画安心して抜ける。

だって何考えてるか分からないのは置いておく。

主観というのは心の声とか考えとかあるやつのことだ。

主観が男に対する怒りだったり非難だったり憎悪だったり嫌悪感だったり罵倒だったり敵意だったり怨恨であったとしても抜ける。

しろ、そういった感情を飲み込んでまでセックスしてくれているということが分かって嬉しいまである

2025-07-18

報われなかった自身への不平等嫌悪

追記と誤字を直しただけなのに新規投稿扱いになってる? 前の投稿トラバくれた方々、申し訳ない。増田の書き方が未だによく分からん

 

0.)

ホッテントリにあったこ増田https://anond.hatelabo.jp/20250715102105

に対して、「自分が選ばなかった人生を(以下略)」というシャーデンフロイデ的なブログ

https://ta-nishi.hatenablog.com/entry/2025/07/16/050630

ホッテントリ入りしてたが、私は、少なくとも大人になってからは人の不幸を蜜の味と感じたことはない。

20歳前後に色々と不幸な経験をしたので、他人の不幸を知ると、自分の不幸の質や量と比較してしまう。立場も何もかも違うし比べようもないが。

それより厄介なのが、他人幸福を見聞きしたときだ。

自分無関係職種芸能人幸福には興味がない。自分と似た境遇だった人の成功譚に、心の底から「不平等嫌悪」が湧く。歳を取るごとに耐え切れなくなってきている。

その理由時系列に沿って書いた。長文なので、不幸や不平等に興味のある方だけどうぞ。AIに要約させたらどうなるんだろ。

1.)

00年代に専門の学校卒業した私は、学生時代に頑張ったお陰か、その業界では日本有数の会社入社会社といっても有限会社でいわゆる個人事務所だが、業界ではそこのボス事務所の名を知らぬ者はいないレベルの有名どころ。少数精鋭の零細体制なので、運良く社員に空きが出るタイミングと、相応の技量がないと入れない。

加えて、就職情報誌サイトにも求人募集掲載しないのが通例の業界。ツテが無い学生でも自分から売り込みに行かなければならないので、当時の私は何度もメール電話をしてようやくアポを取り、必死自分アピールした。

2.)

入社後に告げられたのが以下の条件。学生でも噂程度には知られた話だったし、何より憧れの職場だったので素直に受け入れた。

・月給は手取り17万円弱(この業界給与ブラックボックスなことが多かった)

正社員としての入社だが社保は無く、社員全員が薄給の中から自腹で国保に加入。

残業代も無し。というより、ボス含め深夜・徹夜作業が当然なので「残業」という概念自体が無いといえる。

・代わりに、出社時間自由かつ遅め。社員は朝11前後に揃う感じ。連日夜遅いから当然かもと思うが、改めて書く。終電まで残っても残業代は皆無だ。

 

以下は、入社後しばらくして知ったこと。

年に一度の昇給は6,000〜10,000円弱。賞与は一切無し。これは参った。哀しく惨めな気分になった。

そして入社数年後に「同規模の競合他社は違う」と判明。私の事務所社員待遇が極度に悪いだけだった。

以降、梅雨と秋に「今度のボーナスで!」と喧伝する小売店忌避するようになった。

3.)

私は、入社したての頃から最初の1年間ほどは朝10時頃に出社するよう頑張った。

帰宅はほぼ毎日終電。間に合うように事務所を出るのは0時ちょい過ぎがリミット終電に間に合わなそう(〆切ギリギリ)なときは、21時頃に徹夜を決め込む。

自分で言うのも何だが、私の作業は早い方だった。10件の別案件を同時進行させたこともある。他の社員も同様に忙しかった。

この事務所の特徴として、社員は全員個別に別案件担当する。社員同士で共同作業をしない。クライアントとの窓口を一つに絞ることで、クライアント社員間の齟齬や混乱を防ぐには妥当方法といえる。

だが、案件の複雑さや規模を問わないのが時にはネックとなる。一般的案件を5件抱えてるとき、そこに本来なら社員総出でやるような案件が加わっても担当社員は1人で作業しなければならない。

4.)

半年ほどで私の心に不調が表れたが、若さゆえか乗り切れた。仕事自体はとても面白く興味深かったし、やり甲斐も充分過ぎるほどあった。

しかし、お約束通り不眠症となり心療内科に通院。

とはいえ勤務体制仕事量も変わらないので悪化する一方。薬の種類と量も増え、のちに鬱を併発してから薬は更に増え悪循環が始まった。

 

4.01)余談

私が入社できたのは前述の通り、社員に空きが出たから。そこに私が学校卒業するタイミングが合った。

それから半年ほど後、その独立した元社員借金苦と鬱で自殺独立から抱えてたらしい。

5.)

入社後まもなく、私は1Kのクソマンションモドキに住み始めた。学生時代実家から通ってたので初の一人暮らし

1Kといってもキッチンは1畳分もない。蚊取り線香みたいな役立たず電気コンロ。

24cmフライパンすら洗えないような狭いシンク(柄の長さが邪魔になる)。

ビジホやラブホにあるような小さい立方体冷蔵庫付き。内部上端が、製氷皿しか入らない冷凍コーナーになってるやつ。不要なのでクローゼット仕舞い、空いたスペースには食器用のラックを置いた。

オール電化で給湯タンク玄関内にドーンとある

追い焚き機能の無い風呂は、冬場に浴槽に湯を張り温まる→体を洗う→シャワーで流してる途中でタンクの湯が切れて水になる。

それでも、当時の目安とされてた「家賃手取り3分の1以下」よりもかなり足が出る賃料。とにかく職場からできるだけ近く、衣食住全てのレベルを下げれば何とか払えるギリギリライン

私は料理好きなのでキッチン重視に選ぶべきだったが、他にいくつも内見した物件が更に酷かったのと、不動産屋が吐いた多くのウソに騙され選んでしまった。

2年の契約期間が終わったらまともな部屋に引っ越そうと思ったが、2年後も4年後もそんなカネは貯まらなかった。

6.)

私が退社する少し前、ボス都内一等地注文住宅を建て、ボスの住居と事務所移転。それはそれは立派でお洒落な一軒家。2階と3階の天井は通常よりかなり高く、一般的家屋より広く感じる作り。

移転前の事務所賃貸だったが、そちらもボスの住居を兼ねており、これまた都心一等地家賃は約70万円。

リモート作業物理的に出来ない職種だし、社員もそんな仕事の仕方で家賃相場の低い遠方に住める訳もない。通勤時間30〜45分圏内限界

結果、先輩社員たちも上京したての学生が住むような狭小ボロ部屋暮らし

7.)

新居への移転後にボスは「これから35年ローンが〜」と冗談めかして嘆いてた。

一方の私は、6年ほど勤めて病んだまま退社。

退社時の手取りは22万円弱。

6年間、賞与残業代も無しで17弱→22弱。

はてブでも話題になってたけど「〜弱」ってのは「〜より少ない」って意味です!)

退社後の私は「燃え尽き症候群状態で、何年も経った現在も鬱と不眠症を引き摺り仕事も少なく、貯金も無いので未だにその1Kクソマンションモドキで生きている。

 

8.)

本題はここから

今年に入り、久し振りに学生時代の友人2人に用事があり連絡した。同じ学校出身同級生だが、私を含めた3人の学生時代の専攻は異なる。

友人2人は卒業後、初任給こそ低いがきちんとした額が昇給され、保険もマトモな会社就職した。

 

今回の連絡と近況報告で知ったのだが、2人とも

独立までに貯めた資金で」

つの間にか会社起業してた。更には結婚子供を儲け、注文住宅を建てて暮らしているそうだ。

良かったねという気持ちと、大きな不平等嫌悪が湧いた。

 

身バレ防止で敢えて濁すが、私の仕事大勢の人を喜ばせる物を作る。私の名前製作者としてオモテに出る。学生時代はこの業界自体にも関心があったが、作った物と名前が後世に遺ることも、この仕事を選んだ理由の一つだった。

念の為に書くが、宗教関係では無い)

 

功績は遺るが少し踏み外せば死ぬ仕事

歯車ながらも着実にQOLが上がる仕事

前者を選んだ若き日の自分を責めても不毛だが、今の私には貧相な老後しか見えない。最近は、間近に死が見えることも多い。

 

自分経営者向きではないが、その友人2人も同じタイプ。元から起業願望があったワケでなく、なりゆきだったそうだ。自分の専業以外は社員に任せ、当人たち自身は各々、学生時代の専攻と同じことを生業としている。

私と同じように、その2人も駆け出しの頃はプライベート犠牲にして働いてきたという。

私は、何を間違えたのか。

憧れていた業界事務所に入れた喜びで、人生設計を楽観視していたのか。極端な上昇気流に乗れなくとも、一定幸福が続くと勘違いしていた。

 

私は趣味や興味の範囲が広いので、やりたいことや夢や目標は山ほどある。「貯金絶望的だから独立後はそれらを叶えるために働いて稼ごう」と、事務所在籍中に心を病む前はそう思ってた。

十中八九、それらはもう叶わない。あんなに身を粉にして働いたのに、酷い待遇にも耐えたのに。

平等嫌悪と書いたが、嫌悪対象は、成功を掴んだ友人たちではなく、そんな事務所業界に惚れてしまった過去自分自身に向いている。

─────────────

 

9.01)想定問答

Q. お前がバカなだけじゃん。それとも発達障害

A. 仰る通りバカなんでしょう。発達障害についても心当たりしかないので、通院中の心療内科検査機関を紹介してもらう予定です。判明したところで生活が変わるかは疑問ですが。

 

Q. そのボスみたいに成り上がれなかったのは、運も含めたお前の実力だろ?

A. 仮に運というものがあるなら、私は憧れの事務所に入れた時点で使い果たしたのかも。

そしてボスは、バブル全盛期にやりたい放題やったことで一躍有名になりました。これも運でしょう。

 

Q. どんな業種でも薄給や鬱で悩む者は多い。お前だけの問題矮小化するな。

A. その通りですが、やり甲斐搾取肯定されるのですか、それとも搾取する側のヒトですか?

 

Q. そんなのはブラックなんだから途中で辞めりゃ良かったじゃん。自業自得だろ?

A. 散々書きましたが、仕事自体は本当にやり甲斐があったんです。興味深い案件や、私が昔から関わりたかった案件が次々と舞い込む事務所でした。一時期は毎月のように数多くの専門誌やメディア取材があり、テレビ密着取材も入りました。

私自身、他事務所大手代理店社員同業者に羨ましがられたことも多々ありましたが(相手は勿論カネや保険のことは知らず)、社員待遇仕事のやり甲斐を天秤に掛け、後者損切りする冷静さを当時は持てませんでした。

 

Q. それだけ頑張ったなら今のスキル仕事を請け負えないの?

A. 「業界地図」で斜陽産業ワースト3に入る業界なので、ご依頼は減る一方。鬱も重なり、飛び込み営業の気力すら湧きません。結婚出産子育てどころか、マトモな部屋も借りられません。

他の元社員も(鬱はさておき)需要の減少で苦しんでると伝え聞きました。

余談ですが、私の退社と入れ違いに入社した新卒若い男性一年足らずで辞めたそうです。懸命ですね。

 

Q. じゃあお前にとっての平等って何?

A. 趣味関係を除けば、

・平均的な2人暮らし賃貸マンションを借りられる。

・興味ないけど買おうと思えば中古車も買えるくらいの貯金ができる。

がん保険等に普通に加入できる。

実家に墓はあるけど入りたくないので東京近郊の無縁仏契約できる。

…これら、ごく普通(敢えて“普通”と書きます)のことができる程度の貯金ができることです。

結局カネかよ!と思いますが、カネが無いと生活基盤を築けないでしょう?

 

Q. 東京にしがみつくタイプか。地方に行けよ。

A. 私の仕事業界は、クライアントの9割以上が都内に集中してますしかも、打ち合わせはメール電話で済みますが、物理的な現物チェックが最大の肝です。Uターンした地方在住の同業者と話すと「こっちも依頼が激減してるし、仕事もつまんない案件ばっかり。でも家賃が安いからねー」等とよく聞きます

 

Q. 詰んでるじゃん。死ねば?

A. 20年来のパートナー迷惑を掛けるので今すぐには死ねません。

それと、何かしらの形で現状を少しでも変容させ、同時に嫌悪怨恨を晴らしたいとも考えています

2025-07-17

報われなかった自身への不平等嫌悪

0.)

自分が選ばなかった人生を(以下略)」というシャーデンフロイデ的なブログ

https://ta-nishi.hatenablog.com/entry/2025/07/16/050630

ホッテントリにあったが、私は、少なくとも大人になってからは人の不幸を蜜の味と感じたことはない。

20歳前後に色々と不幸な経験をしたので、他人の不幸を知ると、自分の不幸の質や量と比較してしまう。立場も何もかも違うし比べようもないが。

それより厄介なのが、他人幸福を見聞きしたときだ。

自分無関係職種芸能人幸福には興味がない。自分と似た境遇だった人の成功譚に、心の底から「不平等嫌悪」が湧く。歳を取るごとに耐え切れなくなってきている。

その理由時系列に沿って書いた。長文なので、不幸や不平等に興味のある方だけどうぞ。AIに要約させたらどうなるんだろ。

1.)

00年代に専門の学校卒業した私は、学生時代に頑張ったお陰か、その業界では日本有数の会社入社会社といっても有限会社でいわゆる個人事務所だが、業界ではそこのボス事務所の名を知らぬ者はいないレベルの有名どころ。少数精鋭の零細体制なので、運良く社員に空きが出るタイミングと、相応の技量がないと入れない。

加えて、就職情報誌サイトにも求人募集掲載しないのが通例の業界。ツテが無い学生でも自分から売り込みに行かなければならないので、当時の私は何度もメール電話をしてようやくアポを取り、必死自分アピールした。

2.)

入社後に告げられたのが以下の条件。学生でも噂程度には知られた話だったし、何より憧れの職場だったので素直に受け入れた。

・月給は手取り17万円弱(この業界給与ブラックボックスなことが多かった)

正社員としての入社だが社保は無く、社員全員が薄給の中から自腹で国保に加入。

残業代も無し。というより、ボス含め深夜・徹夜作業が当然なので「残業」という概念自体が無いといえる。

・代わりに、出社時間自由かつ遅め。社員は朝11前後に揃う感じ。連日夜遅いから当然かもと思うが、改めて書く。終電まで残っても残業代は皆無だ。

 

以下は、入社後しばらくして知ったこと。

年に一度の昇給は6,000〜10,000円弱。賞与は一切無し。これは参った。哀しく惨めな気分になった。

そして入社数年後に「同規模の競合他社は違う」と判明。私の事務所社員待遇が極度に悪いだけだった。

以降、梅雨と秋に「今度のボーナスで!」と喧伝する小売店忌避するようになった。

3.)

私は、入社したての頃から最初の1年間ほどは朝10時頃に出社するよう頑張った。

帰宅はほぼ毎日終電。間に合うように事務所を出るのは0時ちょい過ぎがリミット終電に間に合わなそう(〆切ギリギリ)なときは、21時頃に徹夜を決め込む。

自分で言うのも何だが、私の作業は早い方だった。10件の別案件を同時進行させたこともある。他の社員も同様に忙しかった。

この事務所の特徴として、社員は全員個別に別案件担当する。社員同士で共同作業をしない。クライアントとの窓口を一つに絞ることで、クライアント社員間の齟齬や混乱を防ぐには妥当方法といえる。

だが、案件の複雑さや規模を問わないのが時にはネックとなる。一般的案件を5件抱えてるとき、そこに本来なら社員総出でやるような案件が加わっても担当社員は1人で作業しなければならない。

4.)

半年ほどで私の心に不調が表れたが、若さゆえか乗り切れた。仕事自体はとても面白く興味深かったし、やり甲斐も充分過ぎるほどあった。

しかし、お約束通り不眠症となり心療内科に通院。

とはいえ勤務体制仕事量も変わらないので悪化する一方。薬の種類と量も増え、のちに鬱を併発してから薬は更に増え悪循環が始まった。

 

4.01)余談

私が入社できたのは前述の通り、社員に空きが出たから。そこに私が学校卒業するタイミングが合った。

それから半年ほど後、その独立した元社員借金苦と鬱で自殺独立から抱えてたらしい。

5.)

入社後まもなく、私は1Kのクソマンションモドキに住み始めた。学生時代実家から通ってたので初の一人暮らし

1Kといってもキッチンは1畳分もない。蚊取り線香みたいな役立たず電気コンロ。

24cmフライパンすら洗えないような狭いシンク(柄の長さが邪魔になる)。

ビジホやラブホにあるような小さい立方体冷蔵庫付き。内部上端が、製氷皿しか入らない冷凍コーナーになってるやつ。不要なのでクローゼット仕舞い、空いたスペースには食器用のラックを置いた。

オール電化で給湯タンク玄関内にドーンとある

追い焚き機能の無い風呂は、冬場に浴槽に湯を張り温まる→体を洗う→シャワーで流してる途中でタンクの湯が切れて水になる。

それでも、当時の目安とされてた「家賃手取り3分の1以下」よりもかなり足が出る賃料。とにかく職場からできるだけ近く、衣食住全てのレベルを下げれば何とか払えるギリギリライン

私は料理好きなのでキッチン重視に選ぶべきだったが、他にいくつも内見した物件が更に酷かったのと、不動産屋が吐いた多くのウソに騙され選んでしまった。

2年の契約期間が終わったらまともな部屋に引っ越そうと思ったが、2年後も4年後もそんなカネは貯まらなかった。

6.)

私が退社する少し前、ボス都内一等地注文住宅を建て、ボスの住居と事務所移転。それはそれは立派でお洒落な一軒家。2階と3階の天井は通常よりかなり高く、一般的家屋より広く感じる作り。

移転前の事務所賃貸だったが、そちらもボスの住居を兼ねており、これまた都心一等地家賃は約70万円。

リモート作業物理的に出来ない職種だし、社員もそんな仕事の仕方で家賃相場の低い遠方に住める訳もない。通勤時間30〜45分圏内限界

結果、先輩社員たちも上京したての学生が住むような狭小ボロ部屋暮らし

7.)

新居への移転後にボスは「これから35年ローンが〜」と冗談めかして嘆いてた。

一方の私は、6年ほど勤めて病んだまま退社。

退社時の手取りは22万円弱。

6年間、賞与残業代も無しで17弱→22弱。

はてブでも話題になってたけど「〜弱」ってのは「〜より少ない」って意味です!)

退社後の私は「燃え尽き症候群状態で、何年も経った現在も鬱と不眠症を引き摺り仕事も少なく、貯金も無いので未だにその1Kクソマンションモドキで生きている。

 

8.)

本題はここから

今年に入り、久し振りに学生時代の友人2人に用事があり連絡した。同じ学校出身同級生だが、私を含めた3人の学生時代の専攻は異なる。

友人2人は卒業後、初任給こそ低いがきちんとした額が昇給され、保険もマトモな会社就職した。

 

今回の連絡と近況報告で知ったのだが、2人とも

独立までに貯めた資金で」

つの間にか会社起業してた。更には結婚子供を儲け、注文住宅を建てて暮らしているそうだ。

良かったねという気持ちと、大きな不平等嫌悪が湧いた。

 

身バレ防止で敢えて濁すが、私の仕事大勢の人を喜ばせる物を作る。私の名前製作者としてオモテに出る。学生時代はこの業界自体にも関心があったが、作った物と名前が後世に遺ることも、この仕事を選んだ理由の一つだった。

念の為に書くが、宗教関係では無い)

 

功績は遺るが少し踏み外せば死ぬ仕事

歯車ながらも着実にQOLが上がる仕事

前者を選んだ若き日の自分を責めても不毛だが、今の私には貧相な老後しか見えない。最近は、間近に死が見えることも多い。

 

自分経営者向きではないが、その友人2人も同じタイプ。元から起業願望があったワケでなく、なりゆきだったそうだ。自分の専業以外は社員に任せ、当人たち自身は各々、学生時代の専攻と同じことを生業としている。

私と同じように、その2人も駆け出しの頃はプライベート犠牲にして働いてきたという。

私は、何を間違えたのか。

憧れていた業界事務所に入れた喜びで、人生設計を楽観視していたのか。極端な上昇気流に乗れなくとも、一定幸福が続くと勘違いしていた。

 

私は趣味や興味の範囲が広いので、やりたいことや夢や目標は山ほどある。「貯金絶望的だから独立後はそれらを叶えるために働いて稼ごう」と、事務所在籍中に心を病む前はそう思ってた。

十中八九、それらはもう叶わない。あんなに身を粉にして働いたのに、酷い待遇にも耐えたのに。

平等嫌悪と書いたが、嫌悪対象は、成功を掴んだ友人たちではなく、そんな事務所業界に惚れてしまった過去自分自身に向いている。

─────────────

 

9.01)想定問答

Q. お前がバカなだけじゃん。それとも発達障害

A. 仰る通りバカなんでしょう。発達障害についても心当たりしかないので、通院中の心療内科検査機関を紹介してもらう予定です。判明したところで生活が変わるかは疑問ですが。

 

Q. そのボスみたいに成り上がれなかったのは、運も含めたお前の実力だろ?

A. 仮に運というものがあるなら、私は憧れの事務所に入れた時点で使い果たしたのかも。

そしてボスは、バブル全盛期にやりたい放題やったことで一躍有名になりました。これも運でしょう。

 

Q. どんな業種でも薄給や鬱で悩む者は多い。お前だけの問題矮小化するな。

A. その通りですが、やり甲斐搾取肯定されるのですか、それとも搾取する側のヒトですか?

 

Q. そんなのはブラックなんだから途中で辞めりゃ良かったじゃん。自業自得だろ?

A. 散々書きましたが、仕事自体は本当にやり甲斐があったんです。興味深い案件や、私が昔から関わりたかった案件が次々と舞い込む事務所でした。一時期は毎月のように数多くの専門誌やメディア取材があり、テレビ密着取材も入りました。

私自身、他事務所大手代理店社員同業者に羨ましがられたことも多々ありましたが(相手は勿論カネや保険のことは知らず)、社員待遇仕事のやり甲斐を天秤に掛け、後者損切りする冷静さを当時は持てませんでした。

 

Q. それだけ頑張ったなら今のスキル仕事を請け負えないの?

A. 「業界地図」で斜陽産業ワースト3に入る業界なので、ご依頼は減る一方。鬱も重なり、飛び込み営業の気力すら湧きません。結婚出産子育てどころか、マトモな部屋も借りられません。

他の元社員も(鬱はさておき)需要の減少で苦しんでると伝え聞きました。

余談ですが、私の退社と入れ違いに入社した新卒若い男性一年足らずで辞めたそうです。懸命ですね。

 

Q. じゃあお前にとっての平等って何?

A. 趣味関係を除けば、

・平均的な2人暮らし賃貸マンションを借りられる。

・興味ないけど買おうと思えば中古車も買えるくらいの貯金ができる。

がん保険等に普通に加入できる。

実家に墓はあるけど入りたくないので東京近郊の無縁仏契約できる。

…これら、ごく普通(敢えて“普通”と書きます)のことができる程度の貯金ができることです。

結局カネかよ!と思いますが、カネが無いと生活基盤を築けないでしょう?

 

Q. 東京にしがみつくタイプか。地方に行けよ。

A. 私の仕事業界は、クライアントの9割以上が都内に集中してますしかも、打ち合わせはメール電話で済みますが、物理的な現物チェックが最大の肝です。Uターンした地方在住の同業者と話すと「こっちも依頼が激減してるし、仕事もつまんない案件ばっかり。でも家賃が安いからねー」等とよく聞きます

 

Q. 詰んでるじゃん。死ねば?

A. 20年来のパートナー迷惑を掛けるので今すぐには死ねません。

それと、何かしらの形で現状を少しでも変容させ、同時に嫌悪怨恨を晴らしたいとも考えています

2025-07-09

日本の政治が混迷しているシンプル理由

A:最近日本の政治って本当にわけがわからないよね。れい新選組参政党みたいな新しい政党が急に出てきて、なんだか政治全体がおかしくなってる気がするんだけど。

B:実は、これって世界的に起きている現象なんだ。「エリート過剰生産理論」っていう考え方で説明できるんだよ。

A:エリート過剰生産?何それ?

B:ロシア系アメリカ人学者ピーター・ターチンが提唱した理論なんだ。簡単に言うと、「高学歴者が増えすぎて、みんなが期待するような良いポジションに就けない人が溢れると、社会不安定になる」っていう話。

A:でも、高学歴者が増えるのっていいことじゃないの?

B:確かにそう思うよね。でも問題は、大学を出た人が期待する「エリート的な地位」—政治家、官僚大企業幹部大学教授みたいなポジション—は、そんなに簡単には増えないってこと。

A:ああ、なるほど。椅子取りゲーム椅子の数は同じなのに、参加者けがどんどん増えていく感じ?

B:まさにそれ!ターチンはこれを「椅子取りゲーム」に例えてる。1950年代アメリカなら、大学卒業者は全体の15%未満だった。でも今は30%以上。エリート地位を狙う人は倍以上に増えたのに、そういうポジション自体はそれほど増えてない。

ターチンの予測は当たったのか?

A:でもこれって、ただの推測でしょ?実際に証明されてるの?

B:これがすごいところなんだ。ターチンは2010年に「2020年代アメリカ政治的混乱が起きる」って予測したんだけど、実際にトランプ政権の混乱、2020年の大規模デモ1月6日議事堂襲撃事件が起きた。

A:え、10年も前に?

B:そう。彼は約40の社会指標分析して、「政治ストレス指数」っていうのを計算したんだ。その結果、アメリカ100年ぶりの政治危機に向かってるって警告してた。で、実際にそうなった。

A:他の国でも当てはまるの?

B:うん。彼の理論歴史的にも検証されてる。フランス革命前、ロシア革命前、1960年代アメリカ学生運動2011年アラブの春—どれも高等教育が普及した後に起きてる。共通してるのは、高学歴なのに期待した地位に就けない「準エリート」が運動を主導したこと

日本でも同じことが起きている?

A:じゃあ日本でも同じことが起きてるってこと?

B:まさに。日本1990年代以降、大学進学率がどんどん上がった。でも同時に、バブル崩壊後の長期停滞で「良い就職先」は減った。終身雇用も崩れて、高学歴者でも不安定雇用に甘んじる人が増えた。

A:確かに氷河期世代とか言われてたもんね。

B:そう。で、そういう人たちの中から既存政治システムに挑戦する動きが出てきた。れい新選組参政党の躍進は、まさにこの現象の一例だと思う。

A:どういうこと?

B:両党とも、既存政治エリート自民党立憲民主党政治家、官僚大手メディア—を「既得権益」として激しく批判してる。そして、従来の政治に不満を持つ人たちに「わかりやすい敵」と「シンプル解決策」を提示してる。

インターネットが加速させる現象

A:でも昔も政治への不満ってあったと思うけど、何が違うの?

B:決定的に違うのは、インターネット存在。昔なら既存メディア政党を通じてしか影響力を行使できなかったけど、今はYouTubeTwitterで直接発信できる。

A:ああ、確かに政治YouTuberとか増えてるよね。

B:そう。高学歴だけど既存システム成功できなかった人たちが、オンラインで影響力を獲得して、従来の権威に挑戦してる。そして彼らは、自分たちより政治知識の少ない層をターゲットにして、複雑な問題を「悪者 vs 善者」の単純な構図で説明する。

A:なるほど。それでれいわや参政党みたいな政党が支持を集めるわけか。

B:正確に言うと、これは「下向きの動員」なんだ。準エリートが、既存エリートに挑戦できない代わりに、自分より教育水準の低い層を動員して影響力を行使しようとする。

なぜ「標準以下」の層をターゲットにするのか

A:でも、なんで政治知識の少ない人たちをターゲットにするの?

B:実は戦略的合理的なんだ。政治知識豊富な層は、既存専門家制度への信頼も高いし、簡単には動かせない。でも政治に詳しくない層なら、「隠された真実を教えてあげる」みたいなアプローチで影響力を行使やすい。

A:ちょっと上から目線な感じもするけど...。でも待って、れい新選組山本太郎って中卒でしょ?準エリートじゃないじゃん。

B:いい指摘だね。でも山本太郎は「フロントマン」なんだよ。彼の背後で政策を考えたり、戦略を練ったりしてるのは、大学大学院を出た政策スタッフたち。山本太郎は「庶民的な顔」として前面に出てるけど、実際の知的作業高学歴の準エリートがやってる。

A:なるほど、そういう役割分担があるのか。

B:そう。一方、参政党の神谷宗幣典型的な準エリートの例だよ。彼は法科大学院を出てるけど、司法試験合格してないし法曹になっていない。つまりエリート地位を目指したけど挫折した人なんだ。

A:ああ、まさに「準エリート」って感じだね。

B:そうでしょ?神谷宗幣にとっては、既存法曹界や政治エリートは「自分排除した敵」なわけ。だから彼らに対する攻撃は、個人的怨恨も込められてる。そういう人が「反既得権益」を掲げて政治活動をするのは、ある意味自然な流れなんだ。

A:ちょっと上から目線な感じもするけど...。

B:そうなんだ。でも彼ら準エリートにとっては、「既存エリートに認められない自分」へのプライド回復する手段でもある。「俺たちの方が真実を知ってる」「既存専門家は嘘つきだ」って言うことで、自分たち正当性を主張できる。

A:なるほど。それで陰謀論とかも広まりやすくなるのか。

B:まさに。「主流派メディアは嘘をついてる」「本当のことを言うのは我々だけ」っていう構図を作ることで、既存情報源への信頼を破壊しつつ、自分たちへの信頼を獲得しようとする。

政治混迷の本当の原因

A:じゃあ、日本の政治混迷の根本原因は?

B:一言で言うと、「高学歴者の期待と現実ギャップ」だね。バブル期までは、良い大学を出れば良い会社に入れて、安定した中流生活ができた。でもその「成功方程式」が崩れた。

A:でも政治家や官僚は相変わらず既得権益を握ってるよね?

B:そう、だからこそ問題なんだ。既存エリート地位を維持してるのに、新しく高学歴になった層は同じような地位に就けない。この格差への怒りが、既存システム全体への攻撃につながってる。

A:それでれいわや参政党みたいな「反システム政党が出てくるわけか。

B:その通り。彼らは既存政治エリート批判しつつ、自分たちは「庶民の味方」だと主張する。でも実際には、高学歴だけど既存システム成功できなかった層が、自分たちの不満を政治的に表現してるっていう側面が強い。

解決策はあるのか?

A:じゃあ、この状況をどうすればいいの?

B:ターチンによると、歴史的には2つのパターンがある。一つは暴力的解決革命内戦既存エリートが一掃される。もう一つは平和的な改革ニューディール政策みたいに、富の再分配と機会の拡大で社会を安定させる。

A:日本場合はどうなりそう?

B:幸い、日本比較平和的な社会から暴力的解決にはならないと思う。でも、政治断片化統治の困難は続くだろうね。既存政党求心力を失い続けて、新しい政治勢力が次々に現れては消えていく。

A:根本的な解決には何が必要

B:正直に言うと、一番効果なのは文系大学院を大幅に縮小すること」だと思う。特に就職先の見通しが全く立たない文学研究科社会研究科哲学研究科なんかはほぼ全廃でもいい。

A:えー、でもそれって研究の機会を奪うことにならない?

B:甘い考えだよ。今の状況を見てごらん。文系大学院なんて、ほとんど就職先がないのに毎年大量の修士博士を生み出してる。彼らは奨学金という名の借金を背負って、結局フリーターになったり、塾講師非常勤講師転々とする生活を強いられてる。

A:確かに文学博士とかで就職できない人の話はよく聞くなあ。

B:そういう人たちが「社会が悪い」「既存エリート既得権益を握ってる」って不満を募らせて、結果的政治不安定化させてる。だったら最初から、そういう「高学歴ワーキングプア」を大量生産するのをやめればいい。

A:じゃあ具体的にはどうするの?

B:まず、文系大学院の定員を現在10分の1程度まで削減。特に私立大学の「学費さえ払えば誰でも入れる」みたいな文系大学院は即刻廃止。その代わり、理系技術系、医療系の大学院を拡充する。

A:でも大学側は猛反対するでしょ?

B:当然反対するよ。文系大学院は大学にとって「金のなる木」だからね。設備投資も少なくて済むし、学生から学費だけ取って放置できる。でも、国の補助金配分を変えればいい。修了生の就職率や収入実績に応じて補助金を出す仕組みにする。

A:法科大学院問題だよね?神谷宗幣の例でも出てきたけど。

B:法科大学院特にひどいよ。毎年約1600人の司法試験合格者に対して、法科大学院入学定員は約2200人もある。つまり最初から600人は司法試験に落ちることが決まってるわけ。でも大学側は「合格可能性がある」って嘘をついて学生を集める。

A:それはひどいね。詐欺みたいなものじゃん。

B:まさに詐欺だよ。だから法科大学院入学定員は司法試験合格者数と完全に一致させるべき。年間1600人しか合格しないなら、法科大学院の定員も1600人にする。そうすれば、神谷宗幣みたいな「法科大学院は出たけど司法試験には落ちた」という怨恨を抱えた準エリート大量生産を防げる。

A:うーん、でも文系研究にも価値はあるんじゃない?

B:もちろん価値はある。でも、年間何千人も文学修士社会博士を作る必要はないってこと。本当に研究者になりたい優秀な人だけが、厳選されて大学院に行けばいい。今は「学部就職できなかったか大学院に逃げる」人が大半でしょ?

A:たしかに。就職浪人の隠れ蓑みたいな感じもするなあ。

B:そうでしょ?そういう人たちを大学院に入れずに、高校大学卒業後すぐに技術系の専門学校職業訓練に向かわせる。修士課程で2年、博士課程で3年も無駄にするくらいなら、その間に手に職をつけてもらった方がよっぽどいい。

A:なるほど。要するに「文系大学全入時代」をやめろってことか。

B:その通り。今の日本大学院まで「とりあえず進学」する人が激増してる。でも社会必要としてる修士博士仕事はそんなにない。だから大量の「超高学歴だけど期待した仕事に就けない人」が生まれる。

A:でも、高校生や親はどう思うかな?

B:最初抵抗があるだろうね。でも現実を見せつければわかる。「社会修士を出てコンビニバイト」と「高校卒業後に電気工事士資格を取って年収500万」、どっちがいい?

A:確かに後者の方が良さそう。大学院に行くと借金も増えるしね。

B:でしょ?特に文系大学院は最悪だよ。2年間で300万円の学費を払って修士号を取っても、就職では学部卒と同等かむしろ「年齢が高くて使いにくい」と敬遠される。完全に金と時間無駄

A:つまり文系大学院の大量生産をやめれば、政治も安定するってこと?

B:少なくとも、「超高学歴なのに期待した地位に就けない」っていう最も怨恨の強い層は減る。法科大学院まで出たのに司法試験に落ちた人って、普通大卒より遥かに怒りが深いでしょ?

A:なるほど。でも政治家や文部科学省がそんな改革をやるかな?

B:難しいだろうね。大学関係者は強力な利益団体だし、「教育の機会均等」みたいな綺麗事を言って抵抗するだろう。でも、このまま行ったら社会全体がもっと不安定になる。

A:じゃあ結局、変わらないってこと?

B:残念ながら、たぶんそうだろうね。政治家は票を失うのが怖いから、根本的な改革には手を出さない。だから、しばらくは高学歴ワーキングプアが政治を混乱させ続ける状況が続くと思う。

まとめ:政治混迷の正体

A:なるほど、よくわかった。つまり日本の政治混迷の正体は?

B:「高学歴者の不満の政治化」だね。バブル崩壊後に高等教育を受けた世代が、期待した社会地位を得られずに既存システムに不満を抱き、インターネットを使って政治的影響力を行使しようとしてる。その結果、政治全体が不安定化してる。

A:れいわや参政党の躍進も、その一環だと。

B:そう。彼らは高学歴だけど既存エリートになれなかった「準エリート」が、政治知識の少ない層を動員して既存システムに挑戦してる例だと思う。これは日本だけじゃなくて、世界中で起きてる現象なんだ。

A:じゃあ、しばらくはこの混乱が続くってこと?

B:残念ながらそうかもしれない。ターチンの理論によると、こういう不安定期は通常10-20年続く。でも歴史を見ると、最終的には新しい均衡点に落ち着くことが多い。重要なのは、この変化を理解して、建設的な方向に導くことだね。

A:政治を見る目が変わりそうだ。ありがとう

B:どういたしまして。複雑に見える政治現象も、こういう理論的枠組みで見ると、意外とシンプル構造が見えてくるものなんだ。

2025-06-21

この記事はけっこう刺さってしまったなあ。このおじいさん2010年当時95歳か。この世代戦争体験生の声で聞ける時代は、もう終ってしまったのだなあ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2b0b23e248c99cadd393ab67a11a0a5ce4a6662d

「許してくれ、許してくれ」とガマで泣き崩れた 沖縄戦母子を撃った90代の元日本兵が謝罪

6/19(木) 6:04配信

沖縄タイムス

兵士の照屋さん(仮名)が住民あやめしまったと告白した時に巡った壕。入り口に生える草は光がさす方に背を伸ばしていた=3月6日沖縄本島(竹花徹朗撮影

 

 「私は銃の引き金を引いてしまった。今でも何度も夢に見る。苦しくて、苦しくて。このにおいは間違いなくあの親子のいた場所です」

 2010年のある日、沖縄本島内のガマで、照屋さん(仮名)は泣き崩れた。90代半ばの元日本兵。言葉にならないような震えた声で「許してくれ、許してくれ」と何度も謝った。

 臨床心理士吉川麻衣子さん(49)=那覇市=が沖縄戦体験者でつくるグループ「語り合いの場」を立ち上げて5年目だった。

 参加の意思があるか、ないか体験者に繰り返し確認するのが吉川さんの手法だ。

 事前面談が21回に及んだ照屋さんは、吉川さんにだけ、自身過去を打ち明けていた。「みんなの前では語らないけれど、場には参加したい」との相談に、吉川さんは「無理しないで、自分のペースとタイミングを大切にしましょう」と伝えた。

 体験者は照屋さんを含め9人。グループは月1回、それぞれの戦争体験で関わりのある場所を巡ったり、公民館で集ったりした。

 「私は兵士でした」。照屋さんはそう自己紹介した以外、ほとんど口を開かず、表情も変えずに部屋の隅でじっと座っていた。記憶が残る戦地をどう巡るか意見を出し合った時も、「私にはそういった所はないので、みんなに任せます」と仏頂面だった。

 それでも、会を重ねるごとに表情は和らいでいった。吉川さんと出会って6年が過ぎた頃、「話がある」と切り出した。「いまさら申し訳ない。皆さんがいい、って言ってくれたら、あのガマで手を合わせたい」。吉川さんは「ようやく照屋さんのタイミングが来たのだな」と受け止めた。

 慰霊の日を終えた後の夏の日だった。照屋さんは仲間たちとあのガマを訪れた。

 意を決したように入り口に近寄るが、すぐに立ち止まる。しばらくして再び歩を進めると、また止まった。

 そんな動作を何度か繰り返すと、仲間の男性が照屋さんの手を取り、中へ入った。

 「間違いない」。照屋さんはそうつぶやくと、ごつごつとした岩場に膝をつき、嗚咽(おえつ)を漏らした。

■元兵士 65年後の告白 妻子は原爆で命落とす

 90代半ばの元日本兵、照屋さん(仮名)は一通り泣いた後、語り出した。

 所属部隊のガマが米軍に見つかったこと。住民避難していたガマを部隊が使うと決めたこと。ガマには住民がぎゅうぎゅう詰めで、上官が「ここは今から我々が使うから、一人残らず出て行け」と命じたこと。痩せ細って泣く赤ん坊を抱いた母親が照屋さんの足にすがり「お願いです。この子だけは生かして」と叫んだこと。そして照屋さんがその親子を銃で撃ったこと-。

 告白の後、参加者全員で線香をたいて手を合わせた。メンバーの一人に「話してくれてありがとう」と声をかけられると、今度は声を上げ、子どものように涙を流した。

 帰り際「一人では二度とあの場所に近づけないと思っていたが、みんなが背中を押してくれた」と頭を下げた。「戦争の時にしてしまたことは消えないけれど、供養になれば…」と言葉を継いだ。

 照屋さんは1915年沖縄本島中部で生まれた。厳しい父と優しい母に育てられ、かけっこが得意だった。25歳の時、五つ年下の女性結婚。生まれた娘には豊かな子に育ってほしいという願いを込め、「トミ」と名付けた。

 太平洋戦争東南アジア戦地出兵。「家族を守るため自分の命をささげる」との決意だった。戦争が激しくなった44年、沖縄に配属された。日本軍と県は住民の県外疎開を促していた。照屋さんと入れ替わるように妻と子は船に乗った。

 45年8月15日日本敗戦を伝える玉音放送収容所で聞いてうなだれた。ようやく戦争が終わったと実感したが、県外に渡った妻子とは連絡が取れなかった。行き先は聞いていなかった。

 2人が長崎疎開し、原爆で命を落としたことを知ったのは数年後のこと。自分が殺してしまった親子への罪悪感と、心の拠(よ)り所だった家族を失い「生きている価値がない」との絶望から沖縄を離れたが、仕事関係で間もなく戻らざるを得なくなった。

 それでも故郷集落には足が向かなかった。手元に1枚だけ残った妻と子の写真は肌身離さず持ち歩き、なるべく人と接しないよう、ひっそり暮らした。

 戦時体験を明かすまで65年。照屋さんと対話を重ねてきた臨床心理士吉川麻衣子さん(49)は「話したからといって、罪悪感を払拭したいという思いがあったわけでも、自分行為正当化たかったわけでもないと思う」と胸の内を推察する。

 「照屋さんにとってこの場なら大丈夫安心して、自分で話せるようになるのに、それだけの時間必要だった。私はただ待って、機が熟したと本人が感じた時にそっと背中を押すという距離感を保ってきた」と振り返った。(戦後80年取材班吉田伸)

この記事、読んでいて本当につらかった。

なにより衝撃だったのは、泣き叫ぶ子どもだけでなく、その母親まで撃ったということ。あまりに酷すぎて、もし自分家族だったら、このおじいさんを絶対に許せないと思った。久米島守備隊の住民虐殺事件など、日本軍の行動を思い出しても、本当にひどい。

きっと、当時の兵士にとって、住民は守るべき存在ではなく、戦闘の妨げになる「障害」と見なされていたのだろう。でも、もしそうだとしたら、一体何のために戦っていたのか? 普通に考えれば疑問に思うはずだ。だが、その「普通に考える」という倫理観は、命の危機さらされた極限状態では働かなくなってしまものなのだろう。

一方で、彼は自分の妻子を県外に避難させようとした。冷静な倫理観を失っていなかったともいえる。しかし、妻子は長崎原爆により命を落とすという皮肉な結果を迎える。「因果応報」という言葉が浮かぶが、亡くなった家族にとってはあまり残酷すぎる結末だ。


このおじいさんは1915年まれ。つまり、戦中派(特攻世代)より一回り上の世代にあたる。戦後80年、この世代体験談を聞ける機会はもはや残されていない。「普通に考えればわかるはずの倫理」が破綻した時代を生きた世代だ。象徴的な人物としては大岡昇平奥崎謙三俳優では池辺良。池辺のエッセイには、部下に恨まれ将校が海に放り込まれエピソードなどがさらっと描かれており、ユーモアを交えて将校時代下克上が語られている。奥崎は、部下の処刑をめぐって上官を追及したドキュメンタリーで知られる。


戦争体験世代は、大きく三つに分けられる。

第一に、1910年代以前の生まれの「戦争指導した大人世代」。上官や責任ある立場戦争に関与し、戦後沈黙を保って生き延びた人々。戦場人間性喪失し、それでも帰ってきた。

第二に、大正末期から昭和一桁生まれの「特攻・戦中派世代」。三島由紀夫鶴田浩二吉田満らが代表で、国のためひとのために尽くし、「美しく死ぬこと」に倫理見出し、ある種過剰に倫理的だった。岡本喜八映画作品にみられるこうした倫理へのアンチテーゼもまた戦中派の主題となった。

第三に、終戦時に少年期だった「焼け跡世代」。彼ら子供に目には、戦争から帰って沈黙した親たちの世代国家報恩を信じて裏切られた兄たちの世代ギャップみえていたはずだ。


このうち、戦後戦争体験を最も語ったのは特攻世代だった。戦前派は血塗られた過去沈黙を貫き、焼け跡派は語れるほどの戦地体験を持たなかった。

特攻世代の特徴は「死の意味」を内面化しようとしたこと。彼らにとっては、「美しく死ぬ」ことで自分運命を受け入れるしかなかった。その純粋さが戦後道徳観につながり、吉田満に代表される感性現代保守層理想視されてもいる。

しかしその倫理観には、自己満足欺瞞が含まれている可能性もある。過去自分の非を、倫理的になった「現在自分」が糾弾するかたちには、どこか自己満足偽善が入り込んでいる。ご都合主義というやつだ。

そして、その倫理観被害者に対しても危うい。「恨まれて当然のことをした」という構図を強化してしまいかねない。戦場での行為は謝って済む話ではないことがほとんどだ。怨恨抽象化され、「慰安婦」や「ホロコースト」のように象徴的な言葉として拡散され、世代を超えて敵意の燃料となっていく。

脚本家橋田壽賀子も戦中派世代。「おしん」に出てくる夫・竜三は、隣組組長として若者たち戦場に送り出した責任をとって自決する。そこには戦中派の「死によってけじめをつける」という倫理観が濃く反映されている。

死によって責任を取るという倫理のあり方は、戦争中は自分戦意を煽っておきながら戦後になると民主主義的な道徳を語り始めた知識人自己批判にも似て、実は同根なのかもしれない。終戦直後、小林秀雄は「近代の超克」を自省する知識人たちを相手に、「僕は無智だから反省なぞしない。利巧な奴はたんと反省してみるがいいじゃないか」と言い放った。

知識人たちのある種の自己嫌悪に対する小林の態度は考えさせられる。

岸田秀は「ものぐさ精神分析」のなかで、酒を飲んでやらかししまった失態を例に挙げ、なぜ反省しているのに何度も同じことを繰り返すのか、そもそも自己嫌悪」とは何かを分析した。倫理的に覚醒した自分コントロールを失って暴れた自分を自省し、本来自分倫理的で、酔って暴れた自分本来自分ではなかったという卑怯ポジショニングのもとで成り立っているからだと喝破した。

戦争記憶も同じことがいえるはずだ。

現代SNS社会では、こうした加害者欺瞞的な贖罪被害者がつけ込む形で、この構造さらに先鋭化する。加害者には「反省し続ける姿勢」が求められ、被害者には「傷ついたままであること」が期待されてしまう。

ときに「病みアピ」とも呼ばれる行動は、関心を集めるための戦略になりがちだ。弱ったときは周囲が心配してくれ、攻撃されれば誰かが擁護してくれる──そんな「おいしい被害者」のポジション依存してしまい、自分でも気づかぬうちに抜け出せなくなってしまう。


でも本当に必要なのは、「赦し」なのだと思う。贖罪再生きっかけにすぎない。

この記事に描かれた世代は、「死を美化する」戦中派とは違い、倫理的な生き方などできなかった。理不尽で泥臭い体験を抱え、時にはそれを笑いに変えてでも、ぶざまに生きてきた人たちだ。過去行為を忘れたい、でも忘れられない──その葛藤とともに、不器用に、ぶざまに、しかし確かに生きてきた。

この世代葛藤を描いだ作品に、山田洋次原作少年寅次郎』(脚本岡田惠和)がある。戦地から戻った父が罪悪感から娘の顔を直視できなくなる場面がある。彼は中国戦線で同じ年ごろの子どもを殺していたからだ。その罪の重みと、生きていかなければならない現実とのあいだで沈黙する姿が描かれる。魂が抜けたように無口な毎日を過ごす夫に対して、いつものちゃらんぽらん性格にもどってほしい、とつぶやく妻のセリフは印象的だ。ひとたび戦場倫理破綻してしまった人間に対するまなざしとはそういうものだったのだろう。

これに対して戦中派の苦悩を描いだ作品として、山田太一ドラマ男たちの旅路』も思い出す。特攻記憶を引きずる鶴田浩二と、彼に恋する部下を演じた桃井かおり上司役の池辺良の三者が見せたのは、世代間の倫理観の激突だった。上司役の池辺良が放った「筋を通すな」という一言は、戦中派の倫理観に対する戦前からの強烈なカウンターだった。山田太一の、戦前派と戦中派の葛藤に対する繊細なまなざしがここに凝縮されている。

記事のおじいさんはまさに沈黙してきた世代だ。生きるために沖縄に戻らざるを得なかったこと、その土地暮らしたこと、そして65年の沈黙。たった一度の涙より、その沈黙の重さにこそリアリティがある。

贖罪でも正当化でもない」と吉川さんは言った。語らなかった時間のほうが、語られた言葉よりも重いのだと思う。

私たちは「贖罪の涙」や「被害者トラウマ」ばかりに注目しがちだが、本当に大事なのは、「赦し」へ向かうゆっくりとしたプロセスだ。

「話してくれてありがとう」と言ってくれるグループ存在。「自分のペースとタイミング」で見守る吉川さんのような人の存在。そのほうがよほど重い。

被害者の側も、いつまでも被害者であり続ける」ことはできない。

辺見庸の『もの食う人々』では、フィリピン住民が「日本兵に家族ブタ丸焼きのように食べられた。でももう恨んでいない」と淡々と語った。その表情に、辺見は「悲しんでいる余裕もなく生きてきた強さ」を見たという。

人生って、つらい経験ほど上書き保存楽しい記憶名前をつけて保存──本来そうあるべきなのに、振り返ると逆になっていることが多い。

贖罪より、赦しの方がずっと尊く、強い。

人間、図太く生きていたいものだ。戦前派の多くはそうして沈黙を貫いてきた。自分もそうありたいし、あのおじいさんも赦されてほしい。

65年経って懺悔されても──という思いもあるが、戦争人間性を狂わせるということは、後世の私たちが覚えておけばいい。

山田太一で思い出した「太一」つながりで、昨日は国分太一番組降板話題になっていた。あれがどんな問題だったかは知らないが、この記事のおじいさんのことを思えば、本当に取るに足らない騒ぎに思えてしまう。

もちろん、軽々しく比較するべきではないけれど、それでも、そう感じてしま自分がいる。

れいに生きられなくてもいい。社会も、彼のことをそっと忘れてあげればいい。そう観念して、生きていくしかない。

2025-06-04

anond:20250604052055

殺人でも人を殺してみたかったみたいなサイコ系は強姦以上にきついと思うけどなあ

動機怨恨とかならまあ内容次第ではある…

2025-05-11

anond:20250511095521

警察発表の「誰でもよかった」という動機供述は、怨恨ではないって作文やしな。

2025-04-23

俺をイジメてた奴は嫁さん貰って、いい企業に入れて金もあり

俺は独身非正規明日の様子さえ不安

これが現実だ、不公平だね

悪人が裁かれる、報いを受ける、そんなもんありませんでした、因果応報なんてありませんでした

敗者は死ぬまで敗者、弱者死ぬまで弱者ってことですか

こんなんなら、イジメ受けてた頃に我慢せずに転校するか、あいつの顔面をぶん殴れば良かった

復讐は許されず、仮に行えばムショ行きかつ「過ぎた過去怨恨事件を起こすチー牛弱男(笑)」とネット民からイジメられる

不公平でございますね、滅べ日本滅べ人類滅べ何もかも

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