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はてなキーワード: 体躯とは

2025-11-05

俺が、琴葉茜になることだ!

160cm手前の小柄な身長。年不相応の童顔。色白の肌。締まりこそすれ、男らしさからは程遠いボディ。

こんな俺の体だが今は感謝でいっぱいだ。なんてったって俺は「琴葉茜」になれるのだから

少し離れたスーパーでお目当てのものを揃えた俺は、アパートに帰りシャワー直行した。

購入した女ものシャンプーボディーソープで入念に体を洗い、浣腸液とホースアナルを綺麗にした。

乾いた裸の体をウィッグ、化粧、つけまマスカラカラコンで装飾し、黒の紐ビギニを身に着け、琴葉茜のアウターを着た。

髪を結び改めて鏡の中の自分を見返す。桃色の髪、朱色の目、華奢な体躯、裾から覗く色白の肌、俺の理想がそこにいた。

先程、あばらの浮いたビギニ姿を見た時から俺のイチモツはビンビンだった。

はやる気持ちを抑え、フローリング床に姿見を設置した。

そして自作したシリコン製の俺ペニス像を吸盤で張り付ける。苦労して作ったペニ像は、サイズカーブ、細部のシワに至るまで全てが満足いく出来だった。

ペニ像にコンドームを被せ、フェラしてヌメリを付けた。

A4サイズの鏡の上に蹲踞してパンツの紐を解き、鏡を頼りにナイトクリームを塗ると、俺はペニ像の上に跨った!

ガニマタのまま腰を下ろす。熱い吐息が口から漏れ、とうとう俺の処女ケツアナルはペニ像に貫かれた!入念にほぐしていた俺のアナルは、いやらしい音を立ててそいつを飲み込む。

女を抱いたこともない俺が俺のペニスに女にされる…。

気をやりそうな倒錯感と困惑感は、しかし充実感を更なる快感へと導くスパイスしかなかった。

何せ俺のペニス処女を犯しているのだ。最高の気分だ。

ゆったりとした上下運動の中、すぐにペニ像は弄り慣れたスポットを突き始めた。

あぁぁぁ^~

情けない野郎の声が洩れる。水音が増していく。

一心不乱に腰を振っていた俺は、ふと姿見を見た。

そこには求めていた痴態があった。白い肌を火照らせ、汗まみれのガニマタ姿で腰を振り、涙とネトつく体液を体の上下からチャビチャと垂れ流す快楽狂いの変態少女がそこにいた。俺はたまら絶頂した。

から漂うシャンプー香りが、俺を狂わせる…。

涙で濡れたトロンとした目で俺を見つめる鏡の中の茜と見つめあう。

俺はさっき出したセヤナー汁を拭い取ると、鏡の中の少女の顔に塗りたくった。俺のセヤナー汁に汚された少女の姿に、俺は再び興奮する。

俺のセヤナー汁を口に含むのもいとわず、鏡の中の茜と唇を重ねた。本来無機質なはずのその唇からは、しかし確かな温もりを感じた。それだけで俺は全快だ!

まだ暖かいペニ像を今度は壁に取り付け、姿見を顔の手前に置くと、立ちバックの要領でペニ像をケツに埋めた。

ヌメリを増していた俺のケツマンはバチュバチュと派手な音を立てながら激しく動く。

姿見の中には、顔をセヤナー汁で汚され、バックで犯される痴女の姿があった。俺は彼女と舌を絡ませ濃厚なキスをする。

だらだらと茜汁がこぼれ、スカートと床を濡らした。

まりの刺激の強さに、とうとう俺の足が限界を迎えた。卑猥な音を立てペニ像が抜け、俺はケツから糸を引きながら床に崩れ落ちた。

息遣いを荒げた俺の瞳に、少女の物足りなそうな顔が映った。

分かっている。すでに腰が砕け下半身に力が入らなかったが、俺は茜がまだ満足していないことを知っていた。

大丈夫だよと彼女キスをすると、ペニ像と床に置きっぱなしだった鏡を抱え、ベッドまで這って行った。

こんなこともあろうかと俺は秘密兵器を用意していたのだ!

要らなくなった電動工具で作った超高速ファックマシーン。自信作の先端にペニ像を取り付けると、俺はベッドの上でケツを上げて四つん這いになり、マンコにペニ像を突っ込んでスイッチを入れた。

ズドドドドッ!

ものすごい音を立ててピストン運動を始めたそれは、粘液をまき散らしながら俺のアナルを掘り進む。一突き一突きのもたらす刺激が頭の中を真っ白にしていった。鏡の中の少女は一瞬でアヘ顔晒した。俺のケツは立派なマンコと化した。

息継ぎも出来ないほどの快楽!俺の求めていた理想郷がすぐそこまで来ていた…。

茜!俺を、ウチを受け取ってくれぇえええ!!

ドンッ!

爆音を上げラブマシーンは動かなくなった。ウチはペニ像がマンコに刺さったまま、断末魔のようにセヤナー汁をまき散らしベッドに倒れこんだ。

汗でグッショリ濡れたアウターが全身に張り付き、僅かな力を入れることすら叶わない。

全身を覆う疲労感は、容易に睡魔侵入を許した。

ひょっとしたらこのまま死んでしまうかもしれない。しかしウチに後悔なかった。

微睡みの中でウチは確かな充実感を感じていた。

ウチはちゃんと「琴葉茜」になれた…。それだけは揺るがない事実なのだから…。

2025-10-07

anond:20251007103518

いいですね、その設定…“再結晶物語”としてめちゃくちゃ相性がいい。まずは元作の骨格を押さえます。その上で、中年男性版として再構成した企画案(全13話相当)と主要キャラの成長線、理科ガジェットサンプル台本まで一気にまとめました。

まず:オリジナル瑠璃宝石』の確認(要点)

本家の“コア”

鉱物採集現代宝探し

師弟(導く大人×導かれる初心者

実在鉱物・道具・手順に根ざした“科学の手触り”。([カドコミ (コミックウォーカー)][1])

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中年男性版コンセプト ── 『瑠璃宝石:再結晶

タグライン

大地はゆっくりと、でも確実に自分を作り直す。俺たちも、きっと。

基本方針本家踏襲点)

主役チーム(あなたプロットを整理+関係性)

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全13話プロット(各話の鉱物装置としてのテーマ

1. 「はじまり水晶

山菜採り谷川が粗砥と遭遇。クラックと双晶の見分け、劈開の話。小さな水晶が“まだ俺は採れる”の象徴に。

2. 「黒い砂、静かな火」(砂金&磁鉄鉱

パニングで“待つ技術”。瀬戸初参加、スマホ顕微鏡アダプタで砂粒観察。

3. 「川が磨く、俺たちも磨く」(ガーネット

工場不適応=“丸まらない自尊心”。磨耗と丸みを肯定する回。

4. 「愚かなる金色」(黄鉄鉱)

愚者の金”とキャリアの見栄。立方体と黄鉄鉱双晶=見かけと本質

5. 「光る欠片」(蛍石

研究費不採択の粗砥。伊万里市民科学ツアー企画地域連携兆し

6. 「薄片は語る」(偏光顕微鏡/岩石薄片)

研磨→薄片→交差ニコル瀬戸画像分類の試作、谷川が“手順書”職能を開眼。

7. 「黒耀石の道」(オブシディアン)

旧石器交易路の踏査。笠丸の安全判断撤退美学

8. 「鉱山残響」(孔雀石・藍銅鉱/旧坑)

産業遺産環境。“採らない勇気”を学ぶ。

9. 「空洞のちから」(ゼオライト

空隙が強度を生む比喩で、余白=回復を描く。粗砥、申請を“捨てる勇気”。

10. 「変成の痛み」(蛇紋岩)

組織圧力→相変化の比喩谷川工場での工程改善が芽吹く。

11. 「翡翠の浜」(糸魚川ヒスイ

家族回。粗砥に第三子誕生伊万里受験期。自分へ贈る“指輪石”。

12. 「標本室をつくる」(展示準備)

学校観光工場を巻き込み地域ミュージアム化。瀬戸データ基盤が稼働。

13. 「再結晶」(総決算

市民科学助成が通り、“学びの循環”が地域根付く。各人の“続き”を示して終幕。

参考:本家も各話で水晶ガーネット、黄鉄鉱、砂金、蛍石などを題材化する構成で、ここは意図的踏襲しています。([カドコミ (コミックウォーカー)][1])

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キャラクター成長線(要約)

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科学と実務の“手触り”(小道具・手順例)

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代表シーン(短い台本

Ep1「はじまり水晶」より

粗砥「割ってみるか。割りたいから割るんじゃない。割らなくていい面を探してから叩く」

谷川「……(コツン)……あ、割れたのに形が残る」

粗砥「それが劈開仕事も同じだ。壊すときは、残す形を先に描け」

Ep6「薄片は語る」より

瀬戸「この干渉色、教科書どおりじゃないの何でだ?」

伊万里「人も岩も、履歴があるんだよ。教科書の“理想結晶”なんて滅多にない」

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視聴の柱(本家との“同質性”)

2025-06-12

ロボデザイナーカトキハジメ」の中学生が考えたようなゴテゴテと追加装備つけたロボット多すぎるしそれに喜ぶ馬鹿共にもウンザリする

最初から大きくてズングリムックリなデザインとしてデカいのは好みだけど

中肉中背のサイズロボットに追加装備をゴテゴテとぶっ細工な足し算してハイパー何とかみたいなのマジでやめて欲しい

例えばこれな、フルアーマーユニコーンガンダム

https://www.gundam-unicorn.net/tv/ms/47.php

解説

フルアーマーユニコーンガンダムがNT-Dを発動した状態。全身に装着された数多の武器類は、体躯が伸張するデストロイモードにおいても可動を阻害することなく、与えられた攻撃性能の全てを発揮する。

デカく変形したデストロイで可動を阻害しないんなら最初から付けとけやアホか。

ユニコーンガンダム自体カトキハジメデザインの到達点として素直にカッコイイし好きだったけど、こいつを見てからユニコーン自体嫌いになったわ。

つーかビームマグナムかいバケモンみたいな火力武器を持ってるから余計な火力なんて要らねーだろうが。

何のためのマガジン変更方式なんだよクソ馬鹿すぎるわ。

バックパック換装して別装備に代わるとか今までの換装装備の究極系みたいなのはいいけど

とりあえず沢山現行装備もたせりゃ強くなる!!!みたいなのはマジでおもんないし、それで強いのなら最初からそうしときいいわけ

技術進歩の結果大きい装備持たせれるようになったとかではなく

自衛隊の訓練のときに背負うパンパンリュックみたいな姿のロボット見てどこに美を感じればいいんだよって

いくらオモチャ売りたいからって仕事で金のためにする仕事デザイン何度も見せられて嬉しいと思うファンもどうかしてるわ

そんなに直線や細かいディテールが好きなら三角スケールでも眺めながらマスかいてろよ

失敗を恐れて曲線の美学や引き算に挑戦しなくなったデザイナー地球からいなくなれ

なぜザクが何十年も愛されるのか3分でもいいから考えろよ

自分が第2のザクを作ろうとしないなら似非クリエイター気取ってないでサラリーマンでもしてろ

お前が正解になると後続もお前参考につまらないもの作るだろうが

2025-02-27

むちゃんのうんちを見た

ネタバレ注意。

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むちゃんが「うんち!」と言っている画像が気になり、例の回を見てみた所、中々にカオス

瀬◯瑛子さんの歌で始まり便秘だったつむちゃんが、ガメさんに勧められた便通に良い葉っぱを食した所、しりとり時間にうんちがしたくなってしまう。

そして、しりとりのターンが進み、前のケロちゃんが「くいしんぼう」と言った為、うんちを我慢をしながら「う」から始まる言葉を考えるも、便意が強かったのか「うんち!」と言ってしまう。(そこが例のシーン)

その後も「うんち!うんち!」と、可憐cv日◯のり子さんボイスで連呼されるので驚きである

先生心配されるも、恥ずかしがり屋のつむちゃんは誤魔化してしまう。

その後、トイレに入ろうとした所、近くに皆が来てしまい、学校でうんちするのを知られたくないつむちゃんは、移動。

我慢しきれず、外でうんちをしてしまったのである

(これが驚くことに、つむちゃんの体躯と同じ位にとても大きい)

皆が来た様子を察知して、うんちから離れるつむちゃん。

皆がサッカーをする中、バレないで~!と心の中で祈るも、危うくワニのバンバンがヘッドスライディングしそうになり、うんちが有る事がバレてしまった。

でっかいうんこ~!!誰のだろう?と盛り上がる一同の中、自分がしたうんちだと言うのがバレないように祈るつむちゃん。(途中疑われた先生とばっちりである)

この形何かに似てないかという話になり、ピロくんがこっそりつむちゃんじゃないよね?とケロちゃんに言った所、まっさかぁ~!つむちゃんの訳ないじゃない~!!と大きい声で言ってしまった(悪意は全くない)事で、つむちゃんのではないかという疑惑が浮上し、うんちの形状からむちゃんだとバレてしまい、危うく顔から突っ込みそうになったバンバンに怒られてしまう。(しょうがいね)

騒ぎを聞き付けた先生とガメさんが来て、事情説明するとガメさんが学生時代クラスメイトの子(校長先生?)が学校でうんちするのを我慢した所、ガメさんの机の所でうんちしてしまった話をした。

そして「うんちをする事は全然恥ずかしい事じゃないのよ!授業中でもちゃんトイレに行こうね!」的な話(これを伝えたかったと思われる)をつむちゃん達に伝えた。

…という話だった。

カオスだが中々面白いので皆様も是非。

ちなみに、がんこちゃんの世界人類が滅亡した後の地球である

2025-02-24

冷たい火星の墓標

anond:20250223211035

西暦2425年。人類火星への最初入植地建設してから既に2世紀が経過していた。

人類火星移住計画は、22世紀初頭の核融合技術確立によって大きく前進した。2112年実験核融合炉を搭載したマーズパスファインダー号の成功は、それまでの化学推進に頼った火星探査に終止符を打った。6ヶ月を要した地球-火星間の航行時間は、わずか30日に短縮された。

続く30年間で、極軌道上に建設された補給基地と、ヘラ平原の地下氷を利用した最初居住モジュールが、火星移住の基盤を築いた。しかし、本格的な入植の始まりは、2167年のアルテミス計画からだった。オリンポス山麓に建設された第一居住区は、直径2キロメートル実験都市だった。わずか200人の入植者たちが、火星の地に人類の新たな歴史を刻み始めた。

転機となったのは、2210年代実用化された量子重力エンジンだった。惑星航行時間10日程度まで短縮され、大規模な移民可能になった。同時期に確立された火星軌道上での資材製造技術は、巨大ドーム建設の夢を現実のものとした。

現在火星人口は800万人を超え、その大半が巨大ドーム都市生活している。

今ではオリンポス山麓に建設された第三居住区は、七つの主要ドーム都市の一つだった。直径8キロメートルの半球型ドームの内部には、研究施設居住区画同心円状に広がっている。ドームの外殻は、ナノファイバー強化複合材で作られた三重放射線シールドに守られ、その内側で2万人の人々が暮らしていた。

ドーム内の気圧は地球と同じく1気圧に保たれ、酸素窒素比率地球大気と同様だった。ドーム外の火星大気は、2世紀に及ぶ大気改造計画にもかかわらず、まだ人間が直接呼吸できるレベルには達していない。しかし、気圧は徐々に上昇を続け、現在では180ミリバールまで回復していた。

火星の空は、かつての濃紺から薄い紫がかった青へと変わりつつあった。太陽地球で見るよりも小さいが、大気中の細かい赤い砂が夕暮れ時に魅惑的な光景を作り出す。オリンポスドーム最上階に位置するコナー研究室からは、果てしなく広がる赤い荒野と、地平線上にそびえる人工のドーム群を見渡すことができた。

- 1 -

この基地が完成してから7年。コナーはその間、火星の地質考古学調査従事してきた。彼の担当は30万年前以降の比較的新しい地層だった。

基地モニターに映る火星の地表は、いつもと変わらない赤茶けた風景だった。アカデミア・シティから自動探査機送信してくる地形データを、コナーは黙々と分析していた。探査機永久磁気シールド核融合炉で駆動し、量子結晶メモリに記録されたデータを定期的に送信してくる。毎秒1000テラバイト情報が、サブスペース通信網を通じて基地に届く。単調な作業に目が疲れてきた頃、画面の片隅に違和感を覚えた。

コンピュータセクターB-7の地形データ三次元表示に」

ログラフィック・プロジェクターが起動し、問題地域の立体モデルが浮かび上がる。体積投影ディスプレイは、1立方メートル空間1012乗ボクセル解像度で地形を再現した。一見すると何の変哲もない窪地だが、等高線の配置が妙だった。

「表層下レーダーデータを重ねて。周波数帯域を広げて」

新しいデータレイヤーが追加され、地下構造可視化される。地表から1500メートルの深度で、完全な円環構造が検出された。高分解能スキャンは、その形状が誤差0.002%以下の幾何学的な正確さを持つことを示していた。高さ100メートル、直径3000メートル自然浸食過程では決して生まれ得ない精度だった。

「エレーナ、磁場データの相関分析を頼めないか

今週で3度目の依頼だった。先週は地下水脈の磁気共鳴データ、その前は地殻歪みの偏極解析。どれも彼女の専門からすれば些末な案件だったが、コナーは機会があるごとに彼女意見を求めていた。

研究室の陽圧制御システムから、微かな空気の流れが聞こえた。隣室の実験区画作業していたエレーナ・ヴォルコワが視界に入る。火星の0.4Gのもとでも、彼女の動きには無駄が一切なかった

宇宙空間での長期滞在適応した新世代の人類の特徴を、彼女完璧体現していた。身長170センチの細身の体躯、低重力環境進化した長めの四肢火星磁場分布図が映し出されたHUDバイザーの向こうで、琥珀色の瞳が冷たく光る。

どこか硝子質の透明感を帯びた顔立ちは、火星まれ第二世代に特徴的な骨格を持っていた。地球重力下では脆弱に見えるかもしれないその姿も、火星では完璧適応を示していた。黒髪実用的な長さで、研究室での作業を妨げないよう的確にまとめられている。

「何を見つけたの? 先週の地下水脈の件なら、結論は出ているはず」

彼女の声には感情の起伏がなかった。エレーナにとって、コナーの頻繁な呼び出しは明らかに研究の中断を意味した。だが今回は、本当の発見があった。

「違う。これを見てほしい」コナーは新しいデータセットを共有した。「この磁気異常。明確な周期性を持っている」

エレーナのHUDが新しいデータを受信し、自動的に解析を開始する。彼女眼差しが変化した。普段の冷淡な表情に、わずかな興味の色が浮かぶコナーは何度もその横顔を観察していたので、その微細な変化を見逃さなかった。

「確かに異常ね」彼女は数値を確認しながら言った。その声音には、いつもの事務的調子の下に、かすかな緊張が混じっていた。「通常の熱残留磁化とは全く異なる特性パターン位相空間で見ると...」

彼女の指先が空中で踊り、ホログラフィック・インターフェース操作する。データは新しい次元再構成され、複雑な相関パターンを描き出した。コナーは、その手の動きを目で追った。普段彼女なら、こんなにも集中して他人データ分析することはなかった。

「30分。それ以上の時間必要ないわ」

その言葉とは裏腹に、彼女の指先は既に火星全域の磁場データベースにアクセスし、比較解析を開始していた。第三居住区の量子コンピュータネットワークが、膨大なデータを処理し始める。

コナーは密かに満足した。エレーナが自発的に30分の時間提供するのは異例だった。普段なら5分以上の時間も与えてもらえない。この発見が単なる地質学的な異常ではないことを、彼女直感的に理解したに違いない。

位相空間での対称性が特異すぎる」エレーナが静かに告げた。「自然現象としては、統計的有意な偏りがある」

彼女の指先が再び動き、新しい解析結果が表示される。三次元の相図が、奇妙なアトラクターを描き出していた。その形状は、カオス理論で知られる古典的パターンとは明らかに異なっていた。

フラクタル次元計算して」

コンピュータは瞬時に応答した。結果は3.47。自然界で観測される値としては、明らかに異常だった。

コナー、この構造物の年代は?」

「表層の風化度と堆積物の分析からすると...」彼は一瞬ためらった。「少なくとも50万年

エレーナの指が止まった。彼女ゆっくりバイザーを上げ、コナー直視した。「それは確実?」

「誤差範囲は±5000年。分析は三度繰り返した」

再び沈黙が訪れる。研究室環境制御システムの微かな唸りだけが空間を満たしていた。

「50万年前」エレーナが囁くように言った。「その頃の火星は...」

「ああ。まだ大気があった」コナー彼女思考を追った。「液体の水も存在していた可能性が高い」

「でも、その時期の人工物なんて...」

エレーナの声が途切れる。彼女の瞳に、普段は決して見せない動揺が浮かんでいた。コナーは、このチャンスを逃すまいと素早く続けた。

ピーク・スペクトル解析をしてみないか磁場変動と構造物の配置に、何か相関があるかもしれない」

エレーナは黙ってうなずいた。30分の約束は既に45分を経過していたが、彼女はそのことに言及しなかった。量子コンピュータに新しい解析コマンド入力される。

結果は、彼らの予想をさらに超えていた。磁場の変動パターンは、構造物の幾何学的配置と完全な整数比の関係を示していた。自然の営みが生み出せるような偶然の一致ではない。そこには、明確な意図が刻み込まれていた。

「これは...」エレーナの声が震えた。「人工的な磁場制御システム痕跡かもしれない」

コナー彼女の横顔を見つめた。火星考古学発見で、エレーナがここまで動揺を示したことはなかった。彼女の専門である磁場研究が、突如として人類の知らない文明痕跡と結びついた瞬間だった。

「発掘許可申請する」コナーは決意を込めて言った。「君も加わってくれないか?」

エレーナは長い間黙っていた。研究室の窓から差し込む夕暮れの光が、火星大気を通して赤く染まっている。遠くに見えるドーム群の輪郭が、影を濃くしていた。

「...承知したわ」

その返事は、いつもの冷淡さを完全に失っていた。

小学生時代、今思えば、親が水商売の子が二人いて、クラスからなんとなく浮いていた。

私は貧乏いじめられてハブられてたから、そのうち一人の子と話す機会を得たら、孤独で寂しそうだった

その後にその子たち同士で仲良くなって、子供ながらに二人が友達になって良かったって思った

また別の男子が、とびぬけて体躯が良くて腕力も強かったから、小突くだけでも痛くって同級生男子から恐れられてて、浮いていた。

ある喫茶店に行ったら派手な女性が一人で切り盛りしていて、ピラフを食べているうちにその男子が帰ってきた。

同じ学校の子なんだってねって無料になった。

私みたいのを知ってるのは、あの男の子普段から寂しいからだったんだな。

高校になってから、バ先でその男子を知ってる年下の子がいて、あの人面白いですよって言ってた。

力は強いですけど、発想が面白くてバカ騒ぎするの楽しいって。

その話聞いたとき、彼がお母さんと嬉しそうにニコニコしてる顔が浮かんだ。

彼も遅れて友達ができて良かった。

2024-12-12

感覚過敏のベネフィット

特性はいつでもトレードオフです。大きな体躯運動能力に優れ、あらゆる競争で有利な形質に思えます。ところが現代生活では通勤電車では疎まれアパートの部屋は狭すぎて、高い食費に悩むことになります。このシリーズでは人間特性二面性に焦点をあてます

今回は感覚過敏です。増田さんは視覚聴覚嗅覚に過敏です。私が増田さんに会った時の彼の格好は、マスク黄色サングラスといういでたちでした。

ソニーイヤホンノイズキャンセリング性能は確かに最高です。でも、私にはオーソドックス耳栓で十分です。これが一番軽くて、なにしろ目立たない」

生活に奇妙な格好が必要なことは増田さんの悩みの一つです。

感覚過敏で困ったのは、職場環境選びでした。コンピュータスクリーンは眩しくて、毎日見つめる仕事はできませんでした。人が集まる環境も、騒がしすぎて耐えられませんでした。でも今は、騒音の大きなトラック運転席が私の職場です。ここではどんな格好をしてもいいのです。人間関係がないのが私にとっては一番楽でした」

環境適応するためには奇妙な格好をせざるをえず、奇妙な格好は人間関係を難しくしたといいます

感覚過敏でよかったことは…スマホ電池が長持ちすることでしょうか。画面の明るさを常に最弱にしていますから、消費電力を少し節約できます微妙もいいところですね(暗黒微笑)」

2024-12-02

anond:20241202115911

彼の最大の特徴は、なんといってもあの体躯だ。デビルリバースには流石に劣るものの、他者との対比から推測するに、その身長は優に5メートルは超えていると思われる。だが設定上では、僅か225cmしかないのだという。北斗の拳には「闘気を纏った者は身体が大きく見える」という裏設定のようなものがあるが、フドウの場合はどちらかというとラオウ様と対峙して闘気が戻った時の方が小さく見えた。210cmのラオウ様(これも小さいが)とそこまで大差のない大きさだったので、225cmも妥当数字だったと言える。闘気の欠片もない穏やかモードの方が逆に巨大化しているのだ。これは一体どういうことなのか。

 おそらくそ秘密は、彼の持つ「父性」にあるのではないかと思われる。鬼としての生き方を捨てたフドウは、その贖罪のためか、多くの子供たちを養子に迎え、彼らの父親となって生きる道を選んだ。色々な意味でのビッグダディになったのだ。子供にとって父親はいつまでも大きな存在。そして父親も、子供達の指標となるために常に大きな存在であろうとする。己が養う子供・・・いやこの世紀末に生きる全ての子供達の父親として、彼らを護りうる大きな存在でありたいと願うフドウの心が、彼の身体をより大きく見せているのではないだろうか。

http://hokutosite.com/chara/hokuto/main/fudou.html

こういう「読ませる」文章ってネットでとんと見なくなったよね。。。コラムというか随想というか。

リアル書籍ならまだあるけどそれでも減ったね。

一抹の寂しさはあるね。

2024-11-30

AI熟女画像」が軒並み「乳房が膨らんだ男性画像」なのが見ていてツラい

肩すじとか二の腕筋肉の付き方とか特に顕著だと思うのだが完全に男の体躯であるオッサンのボディーである

から上だけ美女にすげ替えて、胸回りだけ豊満で、高級ランジェリーをまとっているオッサン画像である

何がツラいって、「毎日せっせとムダ毛処理して女装下着姿になってセルフポートレイトしてはI2Iしてるんか」と悲しい突っ込みをするしかなくなっちゃ

そんなところ。

2024-11-04

今日のお昼はイナゴ佃煮

正直、かなり迷った。買うか買うまいか。スーパー佃煮売り場に立ち寄ると、不意に「イナゴ」という文字が目に入る。イナゴ。もちろんその名前は知っている。食べられることも知っている。ぴょんぴょん飛び跳ねている姿を目の当たりにしたことはないけれど、小さなバッタのような容姿は、何度か写真で見たことがある。興味本位で恐る恐る目を凝らしてみる。緑色体躯は影を潜め、味付けされて茶色くなってはいものの、見た目はどこからどう見ても、あのイナゴのままである。確かに佃煮になっているようだ。いったいどんな味がするのだろう。このスーパーは、私の家からは少し離れた所にあって、滅多に来ることはないのだから、今買わなければ、次にいつチャンスが巡ってくるか分からない。値段は300円ほど。試しに買うにはちょっと高い気がする。私は実際臆病な人間だ。いちど売り場を離れて、また戻ってを繰り返しながら、カゴに入れる勇気はついに出なかった。私はイナゴ申し訳ないというよりも、自身の情けなさが身に沁みて仕方なかった。

それから数か月経った。以来忘れようとしてもイナゴは私の脳裏からどうしても離れてはくれなかった。いつかは、という野心に似た気概がいつも私を突き動かそうとした。が、さすがに家から離れたスーパーに、イナゴ目当てに足を伸ばすほど、時間が有り余っているわけでもない。と、書いてみて、ちょっとそれは違ったと思った。真実私はまさにイナゴを求めるためにそのスーパーを訪れたのだから他人からすれば阿呆らしく感じられるかもしれないが、どんなに些細な物事であっても、自分の前に聳える壁にチャレンジするのは、それなりに意義のあることではあるまいか。私はイナゴという壁を乗り越えようと、決然あの佃煮売り場へ向かい、今度は一瞬も躊躇することなく、「イナゴ」と大きく書かれたパックをカゴの中へ入れたのである

茶碗にご飯盛る。箸を用意して食卓の前に腰を下ろす。パックの包装を静かにはがし、いよいよ相対する。じろりとこちらを見たような気がした。いただきます茶色く固まったイナゴたちに丁寧に声をかけた私は、意を決し、一口目を口の中へ放り込んだ。うむ。食感は予想通り。エビフライ尻尾は食べないタイプではあるけれど、あの感触によく似ていると思う。味もエビを想起させるものだ。うん、うん、まずくはない。食べられる。イナゴだと知らずにいたら、毎日ご飯の友としてぴったりな食材を見つけたと意外な発見を喜んだかも知れない。しかイナゴの気持になってみると、彼ら彼女らは、鳥やカエルに食べられることはあっても、まさか人間佃煮にされるとは想像もしていなかったことだろう。いや、あるいは彼ら彼女らの先祖から人間私たち佃煮にしてしま悪魔だ、なんて代々伝承されてきたのだろうか。ありもしない妄想まで浮かんできてなかなか面白い人間世界に戻って、田園の中を飛び回るイナゴを貴重なタンパク源としていた人々の生活に思いを馳せてみる。また、食糧不足問題解決するよすがとして、昆虫食が注目されている昨今の世界にも、思いを寄せてみる。イナゴは古から未来へかけての人類希望にほかならない。イナゴたちにとっては迷惑千万な話にちがいないが。分かり合える日は永久に来なくても、人間イナゴは切っても切り離せない関係でありつづけるのだろう。

二口目、三口目と、だんだん抵抗がなくなった私は、イナゴを数匹次々に口へ放っていった。たまに足が舌に刺さってちょっと痛い。当たり前だろう。私はエビではなくてイナゴを食べているのだ。目の前の壁を乗り越えた満足に浸りながら、どうにも得意な気分を抑えることができなかった。今日のお昼はイナゴ佃煮。誰かに自慢したくなった。ごちそうさまでした。

2024-09-07

小学生の頃に遭った痴漢(仮)について

タイトルの通り、小学生時代に遭った痴漢やそれに類することについてと、書き出してみて思ったこと。

1回目 飲食店にて

初めての痴漢(仮)は、小学校低学年の頃だった。

当時の私はピアノを習っていて、発表会に祖母と母が来てくれた。おろしたてのワンピースフリルのついたソックス、少しだけかかとの高いよそゆきの靴、いつもより豪華に結ってもらった髪にはリボンかわいい格好ができて嬉しかったのを覚えている。

発表会は市民ホールを貸しきって、昼すぎまでかかっていたと思う。早起きしたぶんお腹はペコペコで、遅めの昼食は近くて回転率がよくすぐに食べられるお蕎麦屋さんを選んだ。

昼すぎでも土日だったからか、お客さんが並んでいた。回転率のよさは知っているので、並ぶのは苦にならない。眠気も出てきていささかぼんやりしつつ、だらだらと前に並ぶ人へ続く。

すると突然、ぐいっと左手を掴まれた。反射的にそちらを見上げると、知らないおじさんが私の手をとり握手するみたいにぎゅむぎゅむ握っている。とても、とても驚いた。けれど声は出なかったし、ぴくりとも動けなかった。知らないおじさんは「可愛かったからつい」と言って、手を離して店を出て行った。

母たちは「びっくりしたねぇ」などと何だか和やかに言っていたが、私はほんとうに驚いて、つまりショックで、その後どうしたか覚えていない。もちろんかなり古い記憶なので、単純に時間経過によって忘れてしまっただけかもしれないけれど。


ほんとうに驚いたとき人間悲鳴も上げられないしすぐに逃げもできないのだな、と何だか絶望に近い気持ちになったことは覚えている。アニメドラマ刑事ドラマが好きでよく観ていた)のようにはできないのだ、と。

かわいい」は褒め言葉のはずなのに、なにも嬉しくなかった。なんとも言えないモヤモヤが澱のように腹の底に溜まった。

プライベートゾーンを触られたわけでもなく、何なら一緒にいた親族問題視したふうでもなく、法的に痴漢には分類されない体験。今でも一般的になんと分類するものか分からないままだ。それでも私の中でだけは、初めて遭った痴漢として記憶している。

2回目 通学路にて

小学校中学年の夏。

私の地元田舎で、徒歩通学だった。当時はとにかく読書が好きで、通学中は図書室で借りた本を読みながら歩くのがほとんどだった。二宮金次郎みたいに。

学校帰り、季節もあってまだまだ明るい中、いつも通り本を読みながら一人でひたすら歩く。毎日毎日そうしているから慣れたものだった。

車が1台ぎりぎり通れるくらいの、田んぼと畑と農家然とした少し古めの民家ばかりの道で、ふいに後ろから声をかけられた。自転車に乗った男子学生だった。中学生か高校生か、とにかく同じ小学生でないことしかからなかった。親や学校先生以外で年上と話す機会もそうなかったし。

喉が乾いたので飲み物を分けてもらえないか、と言われた。夏なので肩に水筒をぶら下げていたのだ。大人なのに変なの、とは思いつつ、水筒のコップ代わりの蓋になみなみ注いで渡した。

水筒お茶を飲むところをぼんやり眺めていたら、コップを持つ男子学生の手がぶるぶる震えていた。おそるおそる口をつける。そのさまを見て、なぜだか急に、明確におかしいと感じた。一気飲みはせず、謎に丁寧にお茶を飲んでから返されたコップ。水筒に戻しながら、どうやって帰ろうか不安になった。自宅までそんなに距離がなかったからだ。なぜかついてこられるのでは、と思った。その間も、ぽつりぽつりと男子学生からの問いかけが続く。いつもこの道を通るの、とか、何年生なの、とか。

今の私は何でそこで律儀にと思うが、その時は走って逃げるとか急に話を切り上げるとかい選択肢がなかった。失礼だと思ったからだ。誰か帰路の小学生でもいれば、知らない子でも混じって帰ったと思う。でも誰もいなかった。人っ子一人。えー…とか、うーんと…とか枕詞みたいに付けたふんわりした回答をしながら、子供なりに頭はフル回転していたはずだ。でも、打開策が思いつかなかった。

少しして、私たちがいた道沿いの民家から住人のおばさんが出てきた。知らない人だったけれど、何してるの、と声をかけてくれた。それを見て、男子学生は何も言わず自転車を走らせて去っていった。その背中が私の帰り道と同じ方向だったのを見届けて、まだ呆然としたままの私は、なんにもないです、とだけ答えた。知らないおばさんが「さっきの子は知り合い?」と言うので、首を振る。ちょっと回り道してから帰りなさいね、と言われた。私もそのつもりだった。

この体験も、お茶をくれと言われて分けただけで何もされていない。痴漢ではない。なので何と呼べばいいかからないけれど、自分の中ではその他の痴漢と同じカテゴリに分類して記憶していると思う。そういう系統の嫌な気持ちだった。

3回目 図書館にて

これも小学校中〜高学年頃。

私の両親は離婚しており、母に引き取られていた。夏休みに父のところへ泊まりに行っていたときだった。

例によって本が好きなので、県立図書館へ連れていってもらった。いっちょまえに児童書卒業していたので、見る本棚一般書架。父はAVコーナー(ネットカフェみたいに区切られたブースで各々映像資料が観られる。アダルト資料ではない)にいるというので、一人でゆっくり本棚を眺めていた。作者なんかは知らないから、タイトルや表紙のデザインを中心に何となく気になった本を探す。児童書に比べてかなり数が多いので、背表紙を眺めているだけでも楽しかった。タイトルしか読んでいないのに、いくら読んでも読み終わらなくて。

ふと、足元がぬるい感じがした。見下ろすと人が床に手をついてしゃがみ込んでいた。年齢は分からなかったけれど、男の人であることだけは分かった。

図書館の本棚上下左右ギチギチに本が詰まっている。下の段の本を見るには、学校ミクロマンとイジられていた私の体躯でもしゃがみ込まなければならなかったので、下の方が見たいんだなと思った。図書室で人気の本棚にみんなが密集するのはよくあることだ。と思ったけれど、はぁーーー、と長い息を膝に吐きかけられているのを見て、一気に過去の嫌な気持ちが呼び起こされてしまった。気付いていないふりでじりじりと距離をとり、別の本棚へ移動する。

何だったんだろう、と心臓がばくばく言うのを落ち着かせているうちに、暑いから息が上がっていただけでは?という気になってきた。そう思うと何をビビっていたんだろうと馬鹿らしくなって、また端から背表紙を読んで、読んで、時には取り出して表紙やもくじを眺めて。

じきに、また足元に違和感があった。今度は微妙にぺたぺた?ぬるぬる?する。見下ろすと先ほどの男の人がしゃがみ込んで、私の膝辺りを舐めていた。他人の舌が肌を這うことなどないし、誰か分からないし、理由も分からないし、どうすればいいかからなくて、なのに気付いていることを勘付かれてはいけないと咄嗟に思った。心臓はまたばくばく暴れて、目の前の本を適当に抜き取り「これにしよ」なんてわざとらしく声に出して、父のところへ逃げた。

この時に借りたのは『エリコ』という本だったと思う。いま調べてみると表紙が記憶と違っているけど、女の子モノクロっぽいイラストの表紙だったはず。父の家に戻ってから読んだけれど、分厚い上に当時の私には内容が難しくて、とても難儀した。話が全く分からなくなってから飛ばし飛ばし読んで、なんだか図書館での嫌な気持ちフラッシュバックするような描写を目にして、結局ギブアップした。主人公が高級娼婦らしいので、確かに当時の私には早すぎたし「猥雑と戦慄がからみあう、嗜虐と倒錯近未来バイオサスペンス引用元:BookLive)」はあんなことの後では取り合わせが最悪だった。今までの人生で読み始めたのにギブアップした本はこれと『ドグラ・マグラ』だけなので、すごく印象に残っている。

この体験一般的にも痴漢に入るのではないかと私は思うけれど、そのときの私には分からなかった。知らない人に舐められて驚いたし怖かったのに、誰にも言えなかった。一緒にいたのが母だったら、もしかしたら言えたかもしれない。正直、相手と同じ性別である父には言いづらいと感じた。自宅に戻ってからは、今度は今更だと思って母にも結局は言えなかった。

4回目 通学路にて

4度目は小学校高学年。

さすがに生きているだけでも変な目に遭うことはあるのだと理解していた。それに、そういう場面では声も出ないしパニックになって機敏に動くのは難しいことも。

私は護身術として極真空手に通うようになっていた。ビビって声が出ないし動けないなら、度胸をつければよいと思ったからだ。流派だの何だのはよく分からないままだけれど、男子に混じって毎週通った。練習体育館で行われていて、フローリングの上で拳で腕立て伏せをするのが大嫌いだった。骨が痛すぎるし、未だにフローリングでやることではないと思っている。

それから、通学路も勝手に変えた。2回目のときに使っていたのは車1台でいっぱいの道幅だったが、片側1車線ずつの道だ。さらに少し行くと複数車線の道もあるけれど、遠回りになるのでこちらばかりを通っていた。徒歩通学だしショートカットたかった。車通りはやはり少ない。

この時も学校からの帰り道だった。一人で帰っていて、道路の向かい側に停まった白い車から声をかけられた。運転席の窓を開けて、男性小学校へはどっちに行けばいいかと尋ねてくる。あっちです、と指をさすと、地図で教えてほしいと大きな紙を広げた。道路を挟んだままだと見えないので、道路を渡って運転席の窓から紙を覗きこむ。それは確かに地図だったけれど、地図と腹との隙間から陰茎が見えていた。数センチの隙間から、手で擦って見えたり隠れたりする陰部。

相変わらずショックではあったけれど、またか、という諦観もあったように思う。私はやはり気付いていないふりをした。努めて地図だけを見て、現在地も分からなくて、「地図読めないけどとにかくあっちです。ずーっとまっすぐ道なりで左側にあります。私はそこから来たんだから間違いないです」というふうな回答をした。

習い事があるからとその場を駈け出して、ないと思ったけど一応追ってきていないのを確認して、座り込んだ。心臓は毎度のようにばくばく言っていたけど、走ったから当たり前だなと思った。前よりも怖くなくなったし、毅然と振る舞えた気がするからたぶん空手効果はあった、と思いながら自宅へ帰った。今回もこのことは誰にも言えなかった。

思うこと色々

そういうわけで、私が小学生ときに遭った痴漢やそれに類するものは覚えている限り4回だ。多いのか少ないのかは分からない。

もちろん、中学生でも高校生でも大学でも大人になっても何かしらは遭った。それでも一番覚えているのがこの小学生時代。今やすれた30代だけれど、私も子供の頃はさすがに無垢だったのでショックが大きかったのだと思う。


どう気をつければいいのかというと、正直私は分からない。嫌な言い方だけれどもはや事故みたいなものから。防ぎようがないという意味で。ただただ、こういうことをする人がいなくなってくれればいいのだけど。

一つだけ。もしもこんなことがあったと言われたら、ちゃんと聞いてあげてほしいとは思う。

中学にあがってから路上で知らない人に突然キスされたことがある。グレてイキって気は強く成長した私は、黙り込んでいた小学生時代とは違ってすぐに学校に報告した。とにかく腹立たしかたからだ。分かることはすべて話した。場所とか、相手風貌とか、原チャだったとか。それらは全校放送で流れた。

おそらく親にも連絡が入ったのだと思う。その日の夜、養父(母は再婚した)にリビングへ呼びだされた。本当なのかと聞かれたので、本当だと答えると、場所地図で描けと言われた。不審に思いながら自宅から中学校への道順を描き、ここ、と丸をつけると、嘘だと言われた。こういう場合被害に遭った場所から描き始めるのが心理学的に普通だそうだ。私としては通学中に起きたのだから理にかなって描きやすい順番だったのだけど、そう言われた。心理学なんて分からないので反論もできなかった。原チャの車種はなんだとかも聞かれたけれど、私が知っている中での形や大きさで最も近い名称が「原チャ」だっただけで、詳しくは知らなかった。グレ友達2ケツで乗せてもらったやつくらいにしか認識していなかったから。養父趣味ハーレーがあったので、バイク中途半端に出したのもよくなかったのかもしれない。

そうして私の虚言であったとされ、おそらく学校へも連絡したのだと思う。保健室登校しても、教師がどこかよそよそしかった。あくまで私の感覚なので、実際のところは分からない。

ショックだった。折り合いの悪い養父であっても、もはや養父側の人間で信用していないと自分では思っていた母であっても、なぜだか報告すれば信じてくれると思い込んでいた。

初めて報告したらこうして狼少女にされてしまったので、前述のとおりその後も何度も変な人に遭ったけれど、誰にも話していない。

今でも覚えているので、やはり他の家庭、いわゆる子供(年齢は問わない)をもつ家庭では子供を信じてあげてほしいと思う。様々な要因で恒常的に嘘をつく子供がいたりするらしいのは知っているけれど、嘘でなかった場合に取り返しがつかないからだ。私のようになってしまう。独身の私が言うのもおかしいけど、子供は健やかにつべきだ。大人になったら嫌でもすれてしまうのに。

この文章は、職場男性から小学生にあがった娘の親バカノロケを聞かされてぶわっと思い出したまま書き殴った。

電車通学が珍しい地方小学生だった私でも、4回。0回の方がいいに決まっているので、こんなことがどこでもありうるから気をつけてあげてほしい、と言おうと思ったけれど、職場の人に実体験を話すのは憚られたので。初めて表に出して少しすっきりしたかもしれない。

2024-06-09

アメリカUber

anond:20240608112012

Uberにもちょくちょく乗った。時間約束がある時にバスを使うのはリスキーだったからだ。地区タクシーはほぼ壊滅していて、車を呼ぶならUberだった。

Uberに乗ると2回に1回くらい会話になったが、それが多いのか少ないのかはわからない。女性運転手(数は少ない)は大概何か話してくる。男性運転手は終始無言も珍しくない。女性運転手は天気の話や当たり障りのない話、男性運転手ニュースや身の上話が多かったように思う。

から会話を振ることはないが、一度だけ運転手に話しかたことがある。降りる間際にカーステレオから流れていたカッコいい曲の名前を聞いた。それまでひと言も発さず大きな体躯運転席に縮めるようにしていた彼はこちらを振り返って「Otis ReddingのHard To Handle」と言った。

一発で聞き取れなかった私を見て、運転手は手近な紙屑を取り、大きな右手の中で包むようにして曲名を書いてくれた。しわくちゃのレシートの裏に書かれた文字はかろうじて判読でき、こうしてアメリカを思い出した時に聞きたくなる。

2024-04-20

ダンジョン飯性的ネタがないから見やすい」と言われる

雰囲気が近いと言われるフリーレンですら成長しておっぱい大きくなったネタがあり

「質系っぽく見せてたのにそういう凡百のネタ入れるんかい」という声があった

エロがあることで作品の質にどう影響があるかは価値観によって違うもの平行線なのでそこは置いといて

ダンジョン飯は本編は確かに性的ネタがないが、作者がブログで描き今はラクガキ本におさめられてる小ネタはわりと性的なのあるよね

これから出てくる、先遣隊のように使われている大罪エルフたちの中にはレズロリコンがいる

罪状人身売買で、成人しても子供に見える種族ハーフフットの女ばかり買って性奴隷にしていた

体躯は小さくても老けはするので性奴隷が30歳くらいになったらポイ捨てを繰り返す生活をしながらそのエルフは150年ぐらい生きている

作品によってはエルフ長身に描くものもあるが、ダンジョン飯エルフ比較的小柄なのが多くレズロリコンは130cm前後程度しかない

普通人間が「トールマン」と称され男180cm女170cmが平均くらいで、人間デカいのが特徴で比べるとエルフは小柄で痩躯、ハーフフットは更に極端に小さいという世界観

レズロリコンベリーショートボーイッシュキャラ

リアルレズでもこういう「男役」にこだわりそう振る舞う人っている

男になりたいわけではなく、女同士の関係の中でマニッシュ役割をしたい

でも130cmじゃ同族エルフ同士の中でも小さい方で、男役がキマらない

更に小さい種族であるハーフフット買って弄ばなきゃ理想役割演じられないのだろう

ダンジョン飯世界では奴隷売買違法だが横行しており、未成年売買はより厳しいが成人はもう少し緩いらしい

ハーフフット平均寿命50歳ぐらいで14歳で成人して早期に結婚して子供をつくるサイクルの早い種族

レズロリコンはできるだけ若い14歳ぐらいの子を買って30歳で捨てるので、捨てられた子は下手したら生殖年齢終えてしまっていそう

人間なら30歳で捨てられてもギリギリいけるが、ハーフフット相手にやるのはより鬼畜

あとはシュローまわりにも性的ネタがある

シュローの付き人であるマイヅルは父親愛人

マイヅルは41歳だが、他の若い女の部下たちはシュローがいつでもお手付けしてもいいように配置されている

シュローは真面目な性格なので「まだ手出さないのかよ」と女が思っていた一方で全く気を向けなかったが

父親身分釣り合う母親を娶ったが本命はマイヅルであり

また貴人子育てしない風習なのかシュローにとって母の敵のような相手であるマイヅルが育ての母

少年シュローはマイヅルが初恋の人だったので、成長して家の事情を知っていくうちにあの性格になった

作者はナナミちゃん誘拐するロリコン漫画を描いてたし本編では抑制してるだけでだいぶスケベだ

2024-04-14

如何に私が雄々しいか

行きずりのメンヘラ乳首を開発されてしまった。しかも右乳首が元々開発途上だったもんだからそちらの反応が良く、右乳首さらに先鋭化した。これはピケティが指摘した貧富の差の拡大の卑近モデルと言えよう。

メンヘラは産毛の生えた自然という扱い難くも計り知れない恩恵をもたらす財産を付け爪で切り刻み、資本主義に操られた節操のない開発を続け、私の乳房はやや肥大化した。

サイドビジネス(脇)に手を出されると少しこそばゆくて身をよじる。その反応に対応してメンヘラサイドビジネスは拡大してゆく。

やがて豊かな体躯全土はデッコデコネイル委任されたメンヘラオペレーションにより、雌の特徴を帯びてゆく。

ケツにハリが出て、腰がくびれる。背筋は悶えるような動きを残した歪なものになり、腹は大いなる生命誕生示唆する。

眉は下がり、口は媚びて、鼻が服従ポーズをとっている。

俺はメスだ。雄だったからこそ、この落差を、滑らかなバンジージャンプを、自分人生他人に委ねる楽さを味わえるのだ。

これが、如何に私が雄々しいか証明である

2024-04-08

anond:20240408112651

フッ、甘いな

お前は貧乳という属性けが好きなのかもしれんが

貧乳好きの大多数は、そのような単純なデータベース消費をしているわけじゃあない

顔つきとバストバランス大事なのだ

体格や顔つきに応じて、まさにここにあるべくしてある、そんな貧乳こそマーベラスと言える

例えばハリウッドセレブのような大柄で強そうなスタイル女性であれば

体躯に見合わぬ貧乳コンプレックスを抱えている心苦しい姿を見るよりも

豊かなバストで自信満々でいてもらいたいのだ

しかしそのような人物は我々が愛する必要あるまい

から相応の貧乳を抱える若草のような少女こそ我々が愛し後援し育てるべきなのだ

理解いただけただろうか?

貧乳というのは乳の形ではない、人としてのあり方なのだ

2024-02-04

いまの70代はロスジェネなのか

町中で70代を見ていると、一番パワーがないように感じる。

足腰も弱く、体格が小さい。

逆に80代以上は体は小さいもの体躯が良く、幼少期に食べていたものが良かったのでは?と思わせる。

60代となるとニュージェネの時代なのでいわゆる戦後を脱却した新日本人の像でありパワーが有り余っている。

いったい70代はなぜあのように弱弱しさを感じるのだろうか。

やはり幼少期の戦後食生活の変化をダイレクトに受けてしまった理由が大きいのではと思う。

2023-10-17

ジャニー喜多川は「哀しきモンスター」〜を読んで

サムソン高橋さん寄稿された、

ジャニー喜多川は「哀しきモンスター」…55歳のゲイライターが考える高齢同性愛者の性欲と特殊性

https://mag.minkabu.jp/mag-sogo/21102/

こちらの考察が旧ジャニオタの私、特に、「哀しきモンスター」と言うキーワードがとても刺さってしまった。

読んで思うことがあったので、増田に流す。

ちなみに昭和のことはよくわからないので、基本平成ベースで、さまざまな事例を織り交ぜているので、悪しからず。


ジャニー喜多川小児性愛は間違いのないものだと思う。

例えば舞台映画化もされている、ジャニー喜多川プロデュースの「少年たち」。

ストーリー割愛させていただくが、彼のやりたいことがこれでもかと詰まった、いわばトンチキ物語

2018年に公開された映画版少年たち」のエンディングは、少年たちが踊り歌う舞台小屋が映し出されます

まさしく、ジャニー喜多川の夢が具現化された場面です。自分の好みの少年たちが歌い踊り続ける永遠に終わらない舞台小屋

さらエンドロール最後

子供大人になれるけれど、

大人は決して子供には戻れない。

からこの想いを、時計を止めて…』

これはジャニー喜多川ポエム

いろんな考察ができるポエムだが、

読んで字の如く、一生子どもでいてよ……

といった嘆きだと推察できる。

彼は気に入った子、オタクの間ではスペオキスペシャルオキニ)と呼ばれているが、

スペオキが見つかると、何歳だろうが、入所して半年だろうがなりふり構わずデビュー

スペオキを輝かせるためのメンバー編成、デビュー曲、演技経験ゼロの中のドラマの主演、

そして紅白舞台も用意し、謎にマジックさせたり、少年たちに合唱歌わせたりとやりたい放題にスペオキを輝かせる。

売れてないのに、紅白トップバッターで歌わせるから視聴者紅白離れの一旦はジャニーのせいだと思っている。

好きすぎて、12歳の男の子がいるのに、性器と言う名前グループ名をつけるほど。

スペオキを見つけた彼は誰も止められないのだ。NHKすらも。

しかし、当のアイドル最初超特急列車に乗せられて、行き先が分からないまま進み続けるのだけど、

変なグループ編成、突然の解体、トンチキソングなど、さまざまな与えられた試練に疑問を抱く。

ふと休憩で止まった電車を降りると、外

世界との乖離に驚き、愕然とし、そして些細な反抗を始める。

反抗し始めると、今度は少年たちの成長が始まる。

背が伸びる、男性的な顔になる、体躯が変わる、変声期が始まる……

その頃、怒涛のジャニープロデュース時期が終わっていくのだ。まるであの狂乱がなかったかのように。

そして成長し、逞しくなった元スペオキに久しぶりに会ったジャニーがこう言うのだ

YOU誰?」

サムソンさんの憶測の中に、

まりジャニー喜多川は、一生涯まともな恋愛したことがなかったのではないだろうか。愛し愛されて、という経験が一度もなかったのではないだろうか。


これはきっとそうだと思う。

というか、生涯何度か恋に落ちている。そして献身的に尽くし、愛し、金も労力もかける。

だけど、少年は心も体も成長してしまうのである



ジャニー喜多川はおそらく誰かの影を追い続けてたら、思いがけずに事務所が大きくなり、権力を持つようになり、そして、たくさんの少年たちが集まるようになったのではないだろうか。そんな環境が哀しきモンスターを生み出してしまったのではないだろうか。



ジャニオタとして、この問題を知っていて声を上げられなかったのは悔やんでいる。

しかサムソンさんの言うように、時代が変わったのは肌で感じている。

セクハラ問題女性だけのものでなくなってきた、男性特有の生き辛さにもフォーカスが当たるようになり、

少しずつジャニーに対する疑問や疑惑に対して声を上げられるようになってきた。

しかし、彼はその前に死んだ。



夢を持つ未成年が同じような事例に2度と合わないようにしないといけない。

もしメディアを通じて、新しいモンスターが出現したと感じたら声を上げたいと思う。

2023-09-21

今行ってるジムにいるタチの悪い常連について語る

都内某所24時間営業ミニジム

月会費は6000円強

こんな世界である。因みに旦那のツレとかでない限り女は来ない

海亀

推定50代のチビのオッさん。痩せているように見えるが全身筋骨隆々

全てのウェイトトレで限界ギリギリまで追い込む姿勢は素晴らしいがその度に

海亀が産卵するときのようなイキんだ顔で「イッッ!」「ンアッッッ!」と叫ぶので命名した。

因みに増田海亀の産卵は見た事ないので完全にイメージ

ガメラ

推定50代のオッさん。ガメラみたいな筋肉デブオマケに異様に肌が日焼けしているので

真っ黒な体躯をしていて悪徳不動産会社社長っぽいオラついた感がある。

ただし足トレをサボっているのが足の細さで素人目に見ても明らか

スミスマシンで胸筋トレをするのがお馴染みだが余りに高速で動かしまくって故障させた事がある

その高速動作の後にドヤ顔で睨んでくる

韓国人

推定30代の男。顔が韓国人っぽいが韓国人かどうかは不明。ただし全身異様に体が締まっているので

韓国軍に居たんじゃないかと思っている。基本的に無害だがベンチプレススミスマシンダンベルを持ち込んで

ダンベトレーニングをするので真っ当に使いたい時腹立たしい。しかも1時間くらい退かない

インド人

推定40代くらいの男。ネパール人かもしれないがわからん。腹が出ている。

必ず筋トレ中にインスタライブを始め出すので煩い事この上無い。

そのせいか最近ジム内に「動画撮影原則禁止です」と英語で書かれた貼り紙があるが

ガン無視している模様。そんなにジムに現れないのが救い

大竹

さまぁ〜ずの大竹に似ている50代くらいのオッさん。マナーはいいのだが異様に丈の短い短パンを履いている。

横チンがいつか露出しそうなレベルオマケに汗かきなので奴が使った後のマシンは触りたくなくなる。

ちゃんと拭き掃除はしていてもである

2023-08-22

最近の若者

おっさんとしては、イチローさん的活躍はまぁわかるって感じだったけど、まさかフィジカル日本人白人黒人すら上回る日が来るとは信じられない。

そりゃあ日本人がっていうよりは、その人が凄いだけなんだろうけど、それでもさ。

大谷さんは日本人っていうか、地球人なので置いておくとしても、三笘選手や古橋選手などの最近サッカー選手大谷さんみたいな桁違いの体躯ではないけれど、それでもスピードで圧倒してパワーも負けない。

でもさ、前園さんが「今は皆さん海外活躍するのが当たり前で、自分たちの頃とは目標設定の段階からレベルが違って凄い」なんて言うのに、城さんが常に上から目線で偉そうなのがウケるセルジオポジション狙ってんのかな。

野球人は全員大谷さんにひれ伏して何も言えなくなってるよね。

最近の若者はすごいな。

2023-08-17

弱者男性から這い上がるには目の前の人間を殴れ

子供の時から真面目だったが運動はいまいち、勉強はそこそこで陰キャであり続けた結果、40近くになっても結婚できる気配がない。

なにかおかしい。今まで真面目にやってきたのに..??

それはあなたが低年収だったりかっこいい職業についていないからではない。常に扱いやすい「よいこ」でいた結果なのだ。たとえこから投資に全資産をつっこみ(そんなことはできやしまいが)億り人になろうが、弱者男性からは這い上がることはできない。以下はあなたのすることのリストだ。

人を誘え

まずは小さなリーシップを身に着けろ。身の回り人間を誘い、飲みに行くでもいい、山や海に行くでもいい。誘われるのを待つのでなく、自ら動け。あなたに誘われて嫌な人間はいない。LineしろDMしろ電話しろ

人におごれ

年下にはおごれ。特に同性には。あなたの頭は経済的合理性でカッチコチになっている。奢りは人的投資だ。舎弟をつくるつもりで接しろ

断言しろ

「〇〇だと思います。」誰もあなた感想なんか聞いてない。可能性の話も不要だ。

断言しろ。間違いを恐れるな。

交渉しろ

断られても簡単に諦めるな。

社内の命令、各窓口の対応飲食店での対応、全て交渉余地がある。

ゴネろ。ネゴれ。押せ。脅せ。

太れ

あなた要望が通らない?それはあなたが小さいからだ。

弱者男性はまず体躯を手に入れろ。

チョコザップではない。細マッチョがいいなんてのは、強者男性趣味趣向だ。

プロテインをガブのみしろ

大声を出せ

それでもシカトされてしまう?声量が足りてないせいだ。

大声を出して伝えろ。聞こえてない相手には目の前で大声を出せ。脳みそに響かせろ。

気に入らない人間がいたら殴れ

それでもあなた馬鹿にする人間がいる?

どうしようもなくなればしょうがない。馬鹿にする人間には殴られる程度は覚悟してもらわないとな。

結論

こういったことがあなたの「アルファ」感が醸成し、自信のある人物に見え、更にそのうち自己肯定感も上がっているだろう。隣には巨乳美女が間違いなくいるはずだ。血に染まった拳をもつあなたを、誰も弱者男性と思うまい

2023-07-23

[]今朝見た夢

夜の路線バスに乗っている。車内には俺以外に10人程の客が乗っていた。暫くすると、そのバスブレーキが間に合わなかったのか、信号待ちをしていた前方の車に衝突してしまう。うわあ、事故たか参ったなと言う空気感が車内に漂う中、バスはバックをし、何事もなかったかのようにまた走り始める。誰もが何が起こっているのかわからないという様子で困惑していると、バスはどんどんとスピードを上げ、今度は道路沿いの民家目掛けて家の壁の一部をえぐるように衝突した。しかし、またもや運転手は何事もなかったかのようにバスを後進させ、今度は先ほどよりもスピードを上げて走り始める。バスの車内はもはやパニック状態となり、乗客たちは次の衝突に備え、後部座席へと殺到していた。

……という一部始終をスマホ動画を撮っていた俺は、家に帰り散々な目に遭ってしまったよと妻に動画を見せた。真剣眼差し動画を見続けた妻は「これは誰にも見せない方が良いと思う」と言い、俺にスマホを返した。どう言うことだろうと思い、俺もその動画を見てみると、そこには草木が生い茂るボロボロな廃バスの車内が映っていた。動くはずのないそのバスの中で俺は動画撮影し、あたかバス暴走しているかのように叫び声を上げたり、逃げ惑ってたりしているのだった。

そして、俺は気が付いてしまった。後部座席からバス車内を映したその映像に、1人の女が映っているのを。画面がブレる中で顔こそ見えはしないが、白装束に、長い髪、小柄な体躯の老人が、ただ前を向いてジッと座っていた。

俺は青ざめて、動画撮影時刻を確認する。それは夜中の23時58分に撮られた映像であった。

2023-06-19

首長竜を飼育する首長国について

Chat GPTの回答

現実世界には首長竜を飼育することはできません。しかし、架空世界においては、首長竜を飼育する首長国が存在する可能性があります首長竜は、ドラゴンのような存在であり、巨大な体躯と独特の特徴を持っています。そのため、首長国は広大な土地を持ち、飼育必要環境資源豊富に持っていることが想定されます。また、首長竜を飼育するための専門技術知識を持った人材必要になります首長竜を守ることができる強力な軍隊を持ち、周辺国家や勢力との関係を維持することが重要になるでしょう」

2023-04-23

[]4月23日

ご飯

朝:なし。昼:ポロイチ味噌ネギなす。夜:マクド

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

落ち着いた。

リベリオンSecret Game 2nd Stage

先日遊んだキラークイーンの続編、ちゃんと繋がってるのでそちらを遊んでからの方が面白いやつ。

(こういうの正直に言って欲しいよね、前にEVE GEをコレからでも遊べるって書いてるレビュー読んで、幾ら商業レビューでお決まり文句とはいえ限度というものがあるだろって思った)

ゲームシステムは似たようなというか、特にシステムはない読むだけのやつ。

前作と同じ世界観で同じ黒幕が行っていた別のデスゲーム物語

一人増えて14人の登場人物がそれぞれ異なるクリア条件を満たすために殺し合いのゲームが展開していく。

前作とルール結構違っていて、特徴的なのはデスゲームものながらクリア条件が平和オリエンテーリング的なノリなところ。

舞台開放的な山奥の廃村なのも、そんな雰囲気を出しているけど、勿論あのゲス黒幕そのままで終わるわけもない。

タイトルになっている2ndStageは続編の2という意味以外にも、この作品自体意味もある展開が待っている。

つのシナリオがあるが、登場人物クリア条件は全て同等で、主人公出会ヒロインによって話が分岐していく。あるルートでは恋仲になる二人が、別のルートでは戦うことになったりする、読者しか知らない関係性の妙が面白い構成は前作を踏襲している。

ルールの穴をつく展開や、疑心暗鬼の恐ろしさ、キャラの生き死ににまつわるハラハラする描写など、デスゲームらしさがちゃんとしていて、ジャンル自体の楽しみがいっぱい詰まっている。

前作とは違い、キャラクタの戦闘能力武器よりも、個人能力(特殊意味じゃなく筋力とか技術意味ね)に依存しているシーンが多いのは賛否がありそうかな。

特に主人公ルートヒロインの生死もマチマチなため、常に緊張感を持ちながら読めたのは良かった。

デスゲームは初期設定をちゃん最後までやるだけで面白い構成だと思っているので、この点で満足できた。

そしてなんといっても魅力的なキャラクタ達が見所。

好きになったキャラがいっぱいいるので一人ずつ紹介したい。

まず全体を通じて超重要立ち位置タイトル意味を強く内包した藤堂悠奈。

彼女の誰も死なせないという目標と「理不尽に屈しない者」「理不尽に曝されている者を救う事」という心情が全員の意識を変えて行くことになる。

美少女ゲームに登場する女性ながら、彼女の心情的に絶対男性とくっ付かないと言い切れる程芯の通ったキャラだ。(いや全年齢移植で遊んでるから原作では普通にあったら申し訳ないが)

戦闘面の強さは上の中か、上の下で最上位の面々には敵わない感じながら、精神面での恐ろしいほどの強さが凄まじいキャラ

どんな状況でも目標と心情が一切ブレないため、疑心暗鬼な状況でも、ものすごく安心できた。

彼女自称するヒーローという役目を常に全うした、今作の真の主人公だった。

次に典型的チンピラ暴力に躊躇がないことが取り柄の黒河正規

ところが暴力の強さでは上には上がいるし、倫理観の無さでも上には上がいるしで、かませ犬ポジション……

かと思いきや、これまた真の主人公(感想で言いたくなるフレーズなあまり二人目だ)。

粗暴なキャラが色々なキャラとの交流で変わっていく展開が多く、成長率が凄まじい。

特にルートBでは大活躍ラストの一枚絵はかなり格好良く激るシーンだった。

見た目は怖いが芯は優しいのは創作の類例なのだけど、4ルートを通じてよく伝わってくる多層的なキャラの有り様が好きになった。

それから暴力最強格の二人、剣術使いのロリな蒔岡玲と、チェーンソーメイド粕谷瞳。

女性キャラ体躯に似合わない大きな武器を振り回すのイイよねって言うのもあるけど、超常的な設定は無い物語にしては異能じみた戦闘能力なのが格好いいし頼れる。

二人とも獲物が近接武器なのに当たり前みたいに拳銃と戦えるのは、若干リアリティラインが気になりはした。

倫理観の無さも大概なので、敵に回るとおそろしく、味方だと頼り甲斐があるので、緊張の緩急に毎回使われてたのが印象的。

二人とも自分意思での戦いより暴力装置として使われる機会が多く、エピソード毎に付き従う相手が違うことで生まれ人間関係の妙が面白い

特にBルートでのカップリング、玲と黒河、瞳と司は印象的。

どちらも破綻してしまうも、その有り様の美しさが良かった。

そして最後最後で全部を持って行ったとも言うべき上野まり子。

努力が空回りする委員長キャラ

というデスゲームものでは真っ先に悲惨なことになる立場だけあって色々と大変。

カップリング相手になるボクサーの真島章則との関係性も助けられて、献身的な態度に絆されてなど、ベタをやってるなあと、好きでも嫌いでもない地味な印象のキャラだった。

ところが、最後最後オーラスで、この作品所謂タイトル回収」の役という大任を果たすことになる。

重かった。

このリベリオンズという物語最初から最後の手前まで引っ張った悠奈のバトンを受け継いで、ゴールテープを切るラストランナーが、まり子だ。

僕が脳内で開催していた好きなキャラレースでも最後の瞬間に一気に最後から追い上げてきて、めちゃくちゃ好きなキャラになった。

他にも、常に冷静沈着でめちゃくちゃ頼りになるが一人称視点だと弱さが見えるギャップ可愛い司、黒崎カップリング相手になる非暴力よりの使者荻原倫理観の無さが異常な伊藤ヘタレモヤシオタクながらここぞの場面では毎回自分の命を堂々と賭け金にできる充など、良いキャラクタが沢山出てきたゲームだった。

色々なキャラを語ったけど、やっぱり最初に書いた藤堂悠奈が一番好きだ。

彼女がみんなの生き方を変えていくところが面白く、他の挙げたキャラも悠奈との関係値のシーンが印象強い。

原作美少女ゲームなのでそうはならなかったけど、彼女もっと主役として出っ張って百合っぽい雰囲気になるのも面白かったかもだ。

シークレットゲームシリーズとしては、本当に悠奈が主役のエピソードが追加されたPC版があるみたいなので、そちらもいつかプレイしたい。

2023-01-14

anond:20230113173150

そーいやうちの中学色んなタイプ顧問が居たなぁ、30年前ぐらいか

そんなに強くないけど何故だかガチ若いコーチ職業不明)が居た部、顧問もやる気あり

体躯教師などやる気ある系がビシバシやってる部

運動部だけど基本顧問が来ないか上級生が仕切ってたり、仕切る気のない代とかはめちゃくちゃ適当になる部

モンペアみたいなのが居なかったのか、そういう人らの子供は花形部活に入るのでマイナー運動部放置されてたのか

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