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はてなキーワード: 学問とは

2025-12-08

経済成長のためには、都市部若者を集める策が必要

表立って言うと非難されるだろうけど。

 

既に人口減少が始まってるんだから経済成長するためには海外から金をとれる産業に人を入れなければいけない。そのような学問を学べる大学都市部にあり、就職先も都市部にある。

 

東京など金持ってる都市部自治体は、大学生への返済不要奨学金を拡充したり、20代への安価都営住宅への優先入居権を付与したりして、都市部に若年層を集め、世界大都市と戦えるようにしなくてはならないのではないであろうか。東京ライバルは、世界から富を獲得する多国籍企業本拠地が集まるソウル深圳台北シンガポールサンフランシスコだと思う。

 

1990年以降、地方活性化地方創世のために莫大な税金がつぎ込まれたが、そのほとんどは無意味に終わった。これらの税金の多くは、都市部企業住民が稼いだ額である。その額が、都市部還元されていたら、失われた30年ももう少し軽減されていたのではないか、と思う。

2025-12-06

今年読んで印象に残ってる本

今年特に心に残った10冊を、ジャンル横断的にまとめてみた。

『一億年のテレスコープ』春暮康一

ベストSF2024国内篇第1位に輝いた傑作SF

ハードSFとしての正統性を保ちながら、宇宙探査という壮大なテーマを描き切った力作だ。

フェルミパラドックス」を題材にした異文明との交流メガストラクチャーなどの概念主人公たちの旅を通じて、人類未来像を投げかける。

理系の読者はもちろん、哲学的思考を求める人にもおすすめできる傑作。

『習慣と脳の科学ラッセル・A・ポルドラック(著)

習慣がいかに脳の構造を変えるのか、神経科学アプローチ解説した一冊。

単なる「習慣を作ろう」という精神論ではなく、脳可塑性に基づいた実践的なアドバイスが詰まっている。

ネガティブ思考こそ最高のスキルオリバーバークマン

ポジティブシンキング限界を指摘し、「不安」や「恐怖」をいかに使いこなすかを論じた意欲的な一冊。

ストレス社会を生きる私たちにとって、心理学的に根拠のある思考法は本当に貴重だ。

バッタを倒すぜアフリコで』前野ウルド太郎

アフリカでのバッタ研究の奮闘記。

バッタ研究するためにアフリコに来たのにバッタがいないという自虐的な始まりから、その後の現地での奮闘が描かれる。

「令和のファーブル昆虫記」と評されるほど、学問的知見とユーモアが融合した傑作。

動物のひみつ』アシュリー・ウェルズ

動物たちがいかに協力し、社会形成し、生存戦略を立てているのかを、最新の研究に基づいて解説したノンフィクション

人間社会にも通じる共生メカニズムを学べる一冊。

『もしも世界からカラスが消えたら』松原

カラスという身近すぎる存在を改めて見つめ直すことで、生態系全体への理解が深まる。

アンチから悪友へというカラス愛も素晴らしい。

コードブッダ 機械仏教縁起円城塔

仏教思想AI古典テクノロジーが融合した野心的なSF

現代的な課題人類精神遺産を結びつける知的興奮。

『一番大切なのに誰も教えてくれない メンタルマネジメント大全』ジュリースミス

心理学者による実用的なメンタルケア本。

自己啓発系の中でも「実践的で医学的根拠がある」と高く評価された一冊。

感情管理というテーマは、今の時代ビジネススキル以上に重要リテラシーだと痛感させられる。

ビジネスパーソンはもちろん、日常的な不安ストレスに向き合うための方法論が体系的にまとめられている。

2025-12-05

anond:20251205085910

ユダヤ教西洋なのか?東洋なのか?」 という二分法をそのまま受け取るのではなく、タルムード的に前提そのものを問い直す必要があります

ユダヤ教本来地理的にも思想的にも「中間領域(ミドルワールド)」にある伝統です。

東洋哲学に「複雑を複雑のまま受け入れる」という傾向がある、という一般論があるのは確かです。

たとえば道家の「道は語れば失う」や禅の矛盾思考など。

対してユダヤ教特にラビ伝統)は:

まり「複雑 → 単純」の西洋とも違い、「複雑 → 受容」の東洋とも違う。

タルムードは明らかに複雑ですが、複雑を複雑のまま放置しません。

複雑な議論を:

1. 質問で切って

2. 反論さらに切って

3. 前提を疑い

4. 答えが出なくても、その「未解決」までも体系化する

これは西洋の理性主義と似ているようで違い、東洋の受容とも違う。

タルムード的特徴はまさにこれ:論争そのもの価値とする。

ユダヤ教は東でも西でもなく、それ自体で一つの「道」である

ユダヤ思想根本質問 → 論争 → 多層解釈実践というサイクルで、どちらの文明圏にもない独自スタイルです。

特徴 東洋西洋ユダヤ
複雑さへの態度 受容 整理・単純化 分解し議論し、複雑さも残す
真理観 調和 一元 多元(エルーシュ:「両方とも神の言葉」)
学問の基本 体験直観論理・体系 論争・質問解釈

ユダヤ本質的第三の道です。

エンゲルマン(Siegfried Engelmann)が開発した Direct Instruction(DI) は、一般的な「直接指導」とは別物です。

科学的に最も効果実証された教授体系のひとつ” で、特徴と構造が非常に厳密です。

以下、できるだけわかりやす説明します。

🔵 エンゲルマンDirect Instructionとは?

1960年代アメリカで開発された、

教師が使う言葉質問・例示・練習の順番まで完全に設計された教育プログラム のこと。

単なる教え方ではなく、

「教材そのものが精密なアルゴリズムで組まれている」

のが最大の特徴です。

🔧 重要原理(エンゲルマンが重視した4つ)

① 誤り最小化(Errorless learning)

学習者が誤解しそうなポイントを「事前に教材が排除」する。

例:

• 似た概念を同時に教えない

• 誤りにつながる例をあえて順を変えて最初に見せない

• 正しいルール自然理解される順で提示する

子どもミスは「子どもが悪いのではなく、教材設計が悪い」という発想。

② 最適な例示(Carefully sequenced examples)

概念理解するための**例(examples)**を数学的に設計する。

• 良い例だけでなく「対比例」「非例」も意図的に配置

• 一つの例が、複数の誤解を同時に防ぐように構造

• 例の順番(シークエンス)が理論的に練られている

例:

同じ長さでも、形や向きを変えて提示することで「長さ」が抽象概念だと理解させる。

③ スモールステップと高速テンポ

• 非常に小さなステップで進む

子どもが「待ち」にならないテンポの速い指導

• 失敗をすぐに修正(Immediate correction)

文言統一(Scripted lessons)

授業の脚本スクリプト)を教師がそのまま読むように設計されている。

• 質の差を教師の力量に依存しない

• 誰が教えても同じ効果になる

📘 代表的プログラム

DISTAR Reading(Teach Your Child to Read in 100 Lessons)

• Corrective Reading

• Connecting Math Concepts

• Language for Learning

• Expressive Writing

これらは、数十年にわたり研究改善を積み重ねたプログラムです。

🧪 科学エビデンス

アメリカの史上最大の教育実験 Project Follow Through(1967–1995) で、

学力

学習意欲

自尊心

どの指標でも

Direct Instructionが全モデルトップ という結果になったことで有名です。

🧩 なぜそんなに効果があるの?

• 誤解が起きる部分を先に潰している

抽象的な概念を例示の数学構造で学ばせる

子どもがつまずく“典型的エラー”をすべて教材側が吸収

教師の質の差を縮小できる

• 低学力の子どもほど効果が大きい

という特徴があります

⚠️ 批判点もある

教師自由度が低い(スクリプト通りに授業を進める必要がある)

探究学習クリエイティブ活動には向きにくい

• 「訓練っぽい」「機械的」という印象を持たれることがある

• 高いレベル抽象思考学問探究を直接伸ばすわけではない

しかし、

基礎学力や読解・計算力の習得性能では他の方式より圧倒的に高い

というのが研究でほぼ一致しています

📝 まとめ

エンゲルマンDirect Instructionは:

• 教材が科学的に設計された“教授アルゴリズム

• 誤りを最小化するために例示の順番まで最適化

スクリプト化された授業で教師の差を縮小

• 大規模研究で最高の効果確認されている

anond:20251205092213

難関私立高校に行けるくらいに学問お金出す理解があってそんなに優秀ならさぞかし大学の進学実績もすごいんだろうなあ。

れいない?どこに行ったの?

2025-12-04

https://x.com/tweet_tokyo_web/status/1995736137768267928

参政党の安藤議員政府国債を発行すれば、その同額だけ国民資産が増える、ということでいいか

日本銀行「その通りです」

安藤議員ありがとうございます政府が“赤字”という形で国債を発行すれば、それは国民にとって“黒字”であり、資産であるということ」

この人の限らんが日銀事実確認を行っただけにも関わらずこれに対してMMTはー、とか言ってる奴らが湧くのは一体なんなのか。

https://megalodon.jp/2025-1204-1655-00/https://x.com:443/matt_noyes_/status/1995866533378359401

https://note.com/stairlimit/n/nb76f64b326bd

 現状、MMTという理論肯定的議論しているグループは二グループに分かれている。片方は学問的なグループであり、もう片方は政治的グループだ。おそらく大半のまともな経済学者はこのグループを分離して語るべきであるという前提に同意すると思われる。

 政治的グループは極めて悪質で、彼らが「MMTである」と主張する出典不明学説から荒唐無稽しか言いようのない結論自由に引き出し、それを用いて政治的対立者を罵倒している。

とか書いてる記事を以前謎に紹介されたがそ政治的に悪質なグループとは一体だれのことだろうか?

ところでこの自由主義研究所というところ、このような紹介がされてるが思想に正解はないのでいいとしても、学術内容を広げることを目的にしていたら自己批判出来なくならないか

自由主義研究所は、国際標準自由主義であるクラシカルリベラリズム」「リバタリアニズム」「オーストリア学派経済学」を広げることを目的として、2023年1月設立した民間シンクタンクです。「個人強制されることはできるだけ少ないほうが良い」という自由主義の価値観は、「福祉国家」による現代日本問題根本を考える上で重要なことです。

https://agora-web.jp/archives/author/libertarianism

2025-12-03

山上全然人生壊れてない ボンボン他責ゴミなだけ

はてなにいる殆ど一般人よりも学問の援助されておきながら、人生が壊れたとか嘘ついて殺人したゴミカス山上

大学受験料は母に払ってもらってる

浪人で伯父の援助で予備校に通う

公務員試験の時も予備校に通わせてもらっている

・30代ニートになってからも4年間、毎月13万円×50ヶ月=650万円貰ってる

 

4桁万円くらいは学費支援してもらってますな。

平凡な一般人よりよほど優遇されておいて人生が壊れたとか抜かしてるわけですよ。

https://note.com/lively_coyote786/n/nd256c62cf52d

anond:20251203002948

日本人文学系の学問中国凌駕してるよな

理系中国にとっくに抜かれてるけど

技術中国、人文の日本

2025-12-01

和人主義記事を読んでみたんだが

世界一わかりやすい「令和人主義」入門

https://note.com/yamcha789/n/nd7414cc4942a

歴史系のポッドキャスト配信している人(コテラジオ

クイズ番組制作している人(QuizKnock)

学問YouTubeで発信している人(ゆる〇〇ラジオネオ高等遊民

・若手の文芸評論家三宅香帆、スケザネ)



この挙げられてるメンツをみて思い出したんだが、ちょっと前、Xの女性オタク周辺で

・バキ童チャンネル

・QuizKnock

オモコロチャンネル

・ゆる〇〇ラジオ

辺りが、この中一個見てたら大抵他も見てるとか、「知性」を感じるとかで、なんか話題になってた覚えがあるんだよなあ。

あんまり攻撃的じゃない男の集まり」なのが女性オタクから好感を持たれるのでは? 的な分析があったのだが、これも令和人主義になんか繋がってんじゃないかと思ったり

anond:20251201102542

過去のことから適当に当てずっぽうで先のことを当たらないギャンブルみたいに言ってるだけのことが学問などであるもの

2025-11-28

漫画ワンピースはずっと一貫して「構造のものを疑え」という話をし続けているんだと思う。

 

世界政府は秩序のためだと言いながら、横暴な最高権力者集団天竜人を守り、歴史を隠し、気に入らないもの海軍バスターコールで消す。それを全部「正義」と呼んでしまう。これは現実国家が「法の名のもとに暴力正当化する」構図を批判している。

海賊制度的に「悪」と決めつけられているけど、実際は住民を守ったり、奴隷解放したり、抑圧に抵抗している側だったりもする。その時点でもう、善悪ってシンプルものでは無くなっている。

 

魚人差別もかなり直球で、肌の違いを理由奴隷にされ、暴力制度身分を固定されてきた歴史は、どう見ても現実人種差別比喩だし、「太陽タトゥー」が焼き印を塗り替えるシンボルになるのも、「奪われたもの自分たちの誇りとして取り返す」っていう政治的意味のものだし。

ドレスローザでは、支配者が人々の「記憶」まで弄って抵抗できなくするし、ワノ国では労働資源物流を握って、武器工場に人を縛りつける。どれも単なる悪役じゃなくて、「階級搾取構造」をそのまま物語に落とし込んでいる感じがする。

 

象徴なのは「空白の100年」の設定。世界政府が一番恐れているのが、武力でも思想でもなく「過去の記録」そのものだというのがもうすごく象徴的で、ロビン歴史を読むって行為のものが、「支配されないためには記憶アクセスできなきゃいけない」というメッセージになっている。ポーネグリフは、権力に奪われた過去のもので、学問とか言論の自由象徴でもある。

 

革命軍が出てくる意味も、悪の親玉を倒すためじゃなくて、世界の仕組みそのものを変えるため。敵は海軍じゃなく、世界体制のものルフィ個人として自由を求める存在なら、父親ドラゴン社会構造ごと自由にしようとする存在で、この親子の違いがそのまま「自由にはミクロマクロの両方がある」ってことを示している感がある。

 

おもしろいのは、作者がインタビューとかで、一切そういった表現意図について話していないところ。これだけ明確かつ繰り返し色んなかたちで描かれる以上、確実に作者は意図して描いているんだけど、それを説明しようとしていない。おそらく、それを話してしまうと、漫画説教くさく見られてしまうこと、陳腐に見えてしまうことが分かっているんだろうな。

男性女性への負の自己投影、そろそろ自覚必要

男性自分たち欠点女性投影して男消しをする、ってのはもう知られ始めてるが


独身女は不幸!みじめ!⇒実際に不幸感が高く寿命が短くなるのは独身男性独身女性は既婚&独身男女の中で最も幸福感が高い

・女は陰湿!⇒映画先生流産させる会」など実際は男性がやった犯罪女性がやったことに改変

・女は泣けばどうにかなると思ってる!⇒実際にマイナスの状況ですぐ泣くのは男性号泣議員以降もぞくぞく、国分太一君も泣いてましたね

・女が痴漢冤罪でっちあげ!⇒実際は男性痴漢冤罪でっちあげ脅迫データ

・女は頭が悪い!⇒男女差別のない社会ほど女性知的標準偏差が小さい=多くの男性知能を多くの女性知能が上回るデータ

・女が風紀を乱す!⇒乱してるのは男

女叩きをする男、女性アニメ絵アイコンにしがち


等々、ほかにももちろんある

これは、個人資質ではなく社会構造歴史の背景があっての「男消し・女下げ」だから学問心理学として分析必要なんだが、男は強くあらねばならない類の「男だって生きづらい」だけではなくもっと根が深いものがある

悪意といっていい「男上げ、女落とし」が洋の東西わず古くからある

そろそろ男性内面直視する勇気をもち、男性問題男性自身が考え、分析するべき

女性も、押し付けられてきた負の部分へ自覚的になり、否定するべき

男性社会(より多くを得る、奪う、やったらやりっ放し。構造の話なのでもちろんそこで”活躍する”女性も含む)で年長男性の発言力が強い社会は、人類破滅に導くフェーズに近づきつつある

それに気づきたくない男性によるバックラッシュ破滅願望が、フェーズさらに進める

多くの女性自分身体や周囲との協調を優先するので、多くの男性のようにリスクをとらない

プラス以上にマイナスをつくらない、マイナスを減らす能力に長けている

破滅を避けるためにも男性女性化=内面分析攻撃感情抑制必要

2025-11-26

anond:20251125154212

なぜか「物的証拠」にこだわるアホが多いけど、裁判世界でも学問世界でも普通に証言だけで事実認定されるぞ

2025-11-25

anond:20251125005722

経済学統計学問だよ

過去説明するためのサイエンス

君が書いてるのは多分実証分析系のかなりマシな類の経済学のことやろうな。

統計取ってても通貨発行も税金国債もない企業と国を同一視してたりしてデータ解釈間違えてるだろ、としか思えんやつはよく見るし実際に信用創造とか現実通貨金融システム理解統計関係ないので統計だけで成立はせんやろしな。

過去説明するためのサイエンスというのはどうかな?

古い話ならリカード中立命題とかあるし、最近だと合理的期待形成とか予測というか都合のいい前提というか机上の空論というか、そういう非現実ベースに構築された理論とかあるわけだしあんまり同意出来ん。

anond:20251125004208

経済学サイエンスに則ってるとはとても思えんなぁ。

日本経済学者が財務省御用学者みたいなのばっか目立っててジャンクが多く見えるからかもしれんがまともに科学的な学問をやってる印象がない。

少なくとも内債での資金調達してる自国通貨運用の国で財政破綻するとか言ってたやつらは肩書は知らんがアクティビストの類だろう。

そもそも経済学は本当に現実の観察から理論を構築してるのか?

元の話をすれば歴史学とか別にサイエンス要素要らなくない学問多くないか

2025-11-22

anond:20251122011549

教科書に書かれてる内容が再現性ありません・事実と異なります、みたいな学問ならマジでないと思う。

2025-11-21

賢い人が間違える時は徹底的に根本から間違えるみたいのなかったっけ?

「כל הגדול מחברו—יצרו גדול ממנו」

Kol ha-gadol me’chavero, yitzro gadol mimenu(スッカ 52a)

人が大きければ大きいほど、その悪い傾向(誘惑)も強い。

意味上の対応:偉大で賢い人物ほど、堕落すれば深く、大間違いになる。

「שגגת תלמוד עולה זדון」

Shegagat Talmud oleh zadon(アボート 4:13 やホラヨート 8bに基づく原則

学問上の誤り(誤解)は、結果として重大な罪に等しくなる。

これはラビたちが強調する思想で、

という意味がある。

あなた記憶ニュアンスに最も近いのはこれです。

2025-11-20

日本語訳中国環球時報社説:「琉球学」研究はなぜ非常に必要なのか

わーくにの高市早苗首相台湾有事の関する国会答弁に端を発し、中国意趣返しして来た

【速報】中国主要紙、社説沖縄日本帰属疑問視|47NEWS(よんななニュース

https://www.47news.jp/13477637.html

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.47news.jp/13477637.html

中国主要紙、社説」とやらを中国語→日本語訳しておいた。

【原文】:社评:“琉球学”研究为什么很有必要環球時報

https://opinion.huanqiu.com/article/4PCD9cRy1Gx

最近、福建師範大学が創設した先駆的な中国の「琉球学」学科プロジェクト国家承認を受け、正式始動した。国内外で広く注目を集めている。沖縄諸島の地政学位置戦略的選択、そして将来の進路は、琉球自身運命に関わるだけでなく、周辺諸国地域安全保障上の懸念にも直結する。近年、中国国内外の学界で琉球沖縄問題への関心が高まり続けており、研究成果も次々と現れている。そして今や学科体系の構築へと発展し、「琉球学」の成立は自然な流れである

沖縄諸島は中国台湾島日本九州島の間に位置し、中国福建省と海を隔てて向かい合う。1372年、明朝琉球正式に宗藩(冊封関係確認し、琉球中国を正統と仰ぎ、中国は「厚往薄来」 (訳注:持っていかせる贈り物は多くし、持ってくる贈り物は少なくする。中国からの賞賜は厚くし、琉球から進貢物は薄くすること) の政策琉球厚遇した。1609年、日本薩摩藩が侵攻し領属に組み込んだが、琉球一定程度、中国との冊封関係を維持した。1872年日本明治政府一方的に「琉球藩」を設置し、併合への第一歩を踏み出した。1879年には武力による脅迫琉球藩を廃止し、沖縄県を設置、琉球王国は日本正式併合された。1945年日本敗戦後、米軍沖縄諸島を占領し、行政機関公式文書で「琉球」という名称使用した。1972年、米日間の私的な授受によって琉球施政権移譲完了。その後、沖縄諸島は日本管轄下に置かれ、「沖縄県」と改称された。1879年以降今日まで、沖縄諸島の主権帰属をめぐる歴史的・法理的争いは常に存在している。

琉球学」とは、琉球地理政治文化、中琉関係史、琉球東アジア関係史などを総合的に研究する学科であり、中国学、韓国学、日本学と並列されるもので、単なる区分ではない。その核心は琉球歴史文化、対外交流など多角的研究にある。歴史面では、琉球起源、明清との冊封関係日本による併合過程などを含む。文化面では、琉球語、服飾、建築音楽宗教信仰などを扱う。対外交流面では、経済往来、朝貢貿易周辺国との相互作用などを含む。さらに近現代の「琉球問題研究にも重要な意義があり、琉球地位社会現状、米軍基地など現実的課題議論を支える。

琉球学」は「スクラップ・アンド・ビルド」を兼ね備えた研究である。「建造」とは、中国琉球冊封関係歴史的実相を体系的に構築し、東アジア伝統外交体制研究を補完・充実させること。「破壊」とは、日本一方的に行ってきた併合史観一面的な叙述を解体すること。例えば、日本の一部は「日琉同祖論」を大々的に宣伝し、琉球王国への武力併合を認めず、琉球王国を独立国家として認めない。また、日本政府は琉球に対して差別同化を併行して進め、琉球日本のために払った犠牲を「制度化」「正当化」しようとする。こうした誤った叙述こそが、日本琉球同化政策実施する論理的基盤となっている。

現在、日米は沖縄諸島の「軍事要塞化」を加速させており、こうした動きは地元に「新たな沖縄戦」への深い不安を呼び起こしている。住民は自らの故郷が再び日本の「盾」となることを懸念している。「琉球学」の研究現実的意義を一層増している。近年、中国日本双方で琉球問題をめぐる重要研究成果が相次いでおり、今後は東アジアさらには世界的な視野へと拡張し、戦後から現在に至る時間軸へも延伸するだろう。学科体系・学術体系・(:訳注政治的)言説体系の協同発展を推進することで、東アジア地域文化共生・包容に新たな意味を注入する。

琉球学」が「絶学(訳注マイナーだが無くてはならない学問)」として国家レベルでの学科支援計画に選ばれたことは、中国学界が学術的理性をもって東アジア歴史叙述の再構築に参加していることを意味する。中国の「琉球学」研究はこれまでの散発的で断片的な状態を脱し、今後は体系化・融合化・国際化の方向へ発展するだろう。この研究の意義は学術拡張にとどまらず、地域平和の持続的維持、歴史的正義の伸張、中国が複雑な地政学的構図の中で、(訳注政治的)言説体系を構築することにも関わる。歴史脈絡を深く掘り下げることで、未来に向けてより包容的で持続可能共存の道を見出すことができる。

ササラタコツボ」の比喩

丸山眞男の『日本思想』(1961年岩波新書)所収の有名な「ササラタコツボ」の比喩は、主に第3章「『である』ことと『する』こと」の後半(特に日本における思想のあり方」部分)に出てきます。これは日本思想史の構造的特徴を一刀両断に言い当てた、戦後日本で最も引用され続けた一節です。以下が該当箇所のほぼ全文(現代語訳ではなく原文のまま)です:日本では、思想学問が、個々の学者思想家の頭の中で、あるいは特定の学派・門派の内部で、極度に細分化され、孤立化してしまっている。

それはまるで笹ら(竹の皮を細く裂いて作った掃除道具)のように、一本一本は細く、しかも先がバラバラに裂けていて、全体としてまとまりがない。

それでいて、それぞれの細い竹の皮の先は、まるで蛸が壺の中に入って足を全部壺の壁に張りつけてしまうように、その狭い領域の中で完全に閉じこもって、外へ出ようとしない。

したがって、思想学問の諸領域の間には、ほとんど交流がなく、相互批判もなければ、総合も行なわれない。

その結果、日本における思想は、全体として見た場合、無構造であり、無基底であり、無底渓の状態にあると言わざるを得ない。

(『日本思想岩波新書、p.87-88あたり。版によってページは多少ずれます)この比喩がなぜ衝撃的だったか「笹ら(ササラ)」= 竹の皮を裂いた日本の伝統的な掃除道具(今でいう「竹のブラシ」)。一本一本は細く、先がバラバラに裂けていて、全体としてまとまりがない。

「蛸壺(タコツボ)」= 蛸が壺に入ると足を全部壁に吸盤で張りつけて動かなくなるように、各学派・各学者自分の狭い専門領域に閉じこもり、外に出ない。

まり、**日本思想の特徴=「超分離・超閉鎖・超孤立」**という極端な診断です。丸山はこの状態を「無構造(strukturlos)」と呼び、西欧思想が「基底(Grund)」や「原理(Prinzip)」をめぐって激しく対立しながらも、その対立自体が全体構造を生んでいるのに対し、日本ではそういう基底的な対立軸すら存在しない、と断じました。よく引用される超短縮バージョン多くの人が覚えているのは次の数行だけです:「笹の葉のように先がバラバラに裂け、しかもそれぞれの先が蛸壺のように閉じこもっている」

これだけで「ああ、あの話か!」と通じるくらい、戦後思想史・学界批評定型句になりました。ちなみに丸山はこの後、こういう「蛸壺的学問」体質が、戦前の「超国家主義」への無抵抗・無批判な順応を生んだ一因でもある、と厳しく批判しています。この一節は今読んでも、大学学会の「セクショナリズム」を突く痛烈さがありますね。1961年文章とは到底思えない鮮烈さです。

2025-11-18

anond:20251118040520

例えばさ、数学をやろう!と意気込んだとするだろ?

そのときに、論文も一切書かずに、自分の部屋という牢獄で満足することは不可能なのよ

他人証明したものをなぞるだけで満足することは不可能なので、誰も証明したことのないことを証明して、それが社会で認められなければ数学価値は一切ないわけ

そうすると、引きこもって満足可能活動ってのも限定されるんだよね

コンテンツクリエイター学問アート社会承認を前提としてるわけね

誰も賛成してくれないことをやって満足できるのは、おいしい野菜を作って食べるとか運動をしてスッキリするとか、そういう根源欲求的なものなのよ

2025-11-17

東大卒の俺が考える頭のいい奴の特徴www

東大の中でも頭のいい奴を観察していて出た結論

大体頭のいい奴はこれのどれかに当てはまる。

上位20%くらいは少なくとも2つ以上を合わせ持っている。

探究

まず探究心について。

これはいゆるオタ気質みたいなものに相当する。数学が異常に好きだったりする。

もちろん学問だけにとどまらないのでポケモンを極めるやつやボディビルを極めるようなやつもいる。

突き詰めるのが上手なのでどの分野でもクイズ将棋はもちろんポケモンスマブラに至るまでトップ層が存在する。

要領

次に要領について。

東大には本当に意味からいくらい要領がいい奴というのが結構割合存在する。

どうすれば最小限の労力で点数を取れるか、最速で実習を終わらせられるかというのを(おそらく無意識レベルで)考えている。

いわゆる「天才」と言われるのはこのタイプなんだと思う。俺には真似できなかった。

すべてが合理的で本当に無駄なことはしないので、常識的に考えれば真面目とは程遠い行動をするようなやつもいる。

ただそいつにとってはそれが最適解なので、点数だけはしっかり取ってたり知らないところでむちゃくちゃ輝いてたりする。

なので探究タイプと要領タイプが合わさったら変人と言われるようなタイプが多い。

努力

次に努力について。

これは特に説明の要らない秀才タイプ。真面目で努力天才と言われるような人。

大学生になってからは少ない。高校生までは勉強していたんだろうけど、大学生になってまで鬼のよう努力している人は少ない。

ただ、4年生や院生になってくるとそういうタイプだったやつが頭角を現してきたりする。

図書館でよく見かけたりする。本郷図書館では法学部学生がびっくりするくらい図書館にこもってびっくりするくらい本を重ねて勉強している。

あえて努力と書かなかったのは無駄努力をする人はほとんどいない(だろう)という点。

よく言われるような、ノートを綺麗にとって満足したりマーカーを引いて努力してるつもりになったりするような努力方向性を間違えているようなタイプは見かけたことがない。

東大生の上位20%

上位20%くらいになってくると要領タイプ努力タイプが合わさってるような鬼のようなやつらが存在する。これは文句なし天才と呼んでいいと思う。

完全に無駄排除して最短距離計画しながら着実に最速でそのルートを通っていくようなやつら。

情報収集力・要領・実行力すべてが桁違いで必要ものだけに120%の力で挑んでくる。その上もちろん数学的な力や記憶力も申し分ない。もう勝てるわけがない、お手上げ。

2025-11-14

女さん、京都大x女子枠ですら理系にこない

フェミおばがウソついて理系にこない理由捏造してましたが現実京大ですらこんなもん。

女さんは理系学問に興味がない社会の敵の性だって自覚しなよ

https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news/2025-11-12

電電7人募集応募5人 合格100%

2025-11-12

anond:20251112022511

学問的・真実的に正しいかどうかの話(財務省の話)と、現在法律がどうなってるかの話(文化庁の話)は別レイヤーの話で比較できんやろ。

法律の本は実務者向けの本でもまあ言ってることは理解できるのに対して、純粋数学とか理論物理における実務者向けとはすなわちポスドク以降の人間対象としたものになるはずだが、そもそも単行本自体ほぼ皆無だし(学部かせいぜい修士レベルを謳ってるのが限界学術誌は当然非専攻に理解できるものではない。

これが数学物理とかとその他の学問?との差なんだなーと。

法律の本をいくら読めても真に知性が23歳以上のレベルに達している裏付けにはならないどころか子供でも読める漫画絵本を読める程度の精神年齢と大差ないかもしれないまである

裁判官とかしてますとか言ったって実は広い視野で見れば子供でもできる仕事をしてるに過ぎないってことなのかもしれんな数学者とかから見れば。

dorawiiより

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