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2024-12-13

ノーティーの新作で坊主女性が出てきてポリコレって騒ぐ奴いるけど

そもそも一般人はただの気合い入れた女性しか思えんぞ

なんか自分が嫌いな見た目だからってポリコレポリコレ騒ぐのやめなよ

気持ち悪いぞ

2024-12-12

フランツ・リストピアノ名曲重要曲七選(中期)

 anond:20241212205415の続きである

 マリーとの破局よりもピアニストとしての活動を選び、欧州中をわかせていたリストだったが(何しろリスト風呂の残り湯を飲もうとして待機しているファンがいるとかいレベルである)、1847年にポーランドの大地主の娘であり、キエフ軍人ザインヴィトゲンシュタイン侯爵夫人カロリーヌ出会う。コンサートツアーリストキエフに来ることを知ったカロリーヌ(別居中)は、娘の誕生日のためという名目リストを招待し(誕生日に大スターを招待できるというわけでだからどのくらいのレベル金持ちかがよく分かる)、急速に二人は深い関係になっていく(意味深)。リストピアニストとしての活動打ち切りカロリーヌと一時の同居生活を経たあと、48年からヴァイマール宮廷楽長としてカロリーヌと共に腰を落ち着けることになる。カロリーヌは長い訴訟を経て婚姻無効を勝ち取るが、リストとの結婚は認められなかった。ちなみに、カロリーヌ博覧強記で雄弁な人だったらしく(リストの多くの作品にも口を出している)、あのワーグナーが引くほどだったということであるカロリーヌ身分を巡る微妙問題に加えて、音楽界の動向的にもリストドイツに居づらくなり、約10年で宮廷楽長を辞任する。つまりリストの「中期」は短い。宮廷楽長になったことで、オーケストラ作品が多く書かれるようになった一方、新規ピアノ曲はこの時期にはあまりない。大スターの座を捨てて半分隠退生活に入ったようにも見える。しかし、この時期こそが作曲家としてのリスト確立する重要時代である。前期の作品の少なくない曲(巡礼の年パガニーニ練習曲もそうだ)はこの時期に改訂され、より演奏効果は高まり、内容も充実することになる。

1. 超絶技巧練習曲 S.139(1852年出版

 リスト代表作の一つ。この時期に改訂を経て完全版になった。長年の改訂を経て磨きに磨き抜かれ、チェルニーの影響下にあった「48」や、パガニーニの影響で改訂した「24」と比べてみると明らかに内容的に充実し、演奏効果も増大している。

 この曲集の決定的な録音はウラジーミルオフニコフ(EMI)だろう。どの曲も非常に質が高く、穴がない(この練習曲集は多彩な技巧のデパートなので、どこか苦手なものが出るのが常)。が、残念ながら入手性は悪い。世間的に有名なのはラザール・ベルマン(Melodiya)で、新旧二種類あるが、新版1963年)が気合いが入っている。ただ、キンキンとぶっ叩くような録音で、そこまで好きにはなれない。横山幸雄SONY)は録音も良く、やはり穴も少ない。特に第5番「鬼火」の演奏が素晴らしい。

2. パガニーニによる大練習曲 S.141(1851年出版

 この曲もこの時期に改訂されて完全版になった。初版第4曲は単音アルペッジョになりおとなしくなったが、それ以外の曲については、難易度を落としつつ、同等以上の演奏効果を発揮できるようになった。第3番「ラ・カンパネッラ」はここで非常に完成度を上げたおかげで今日までよく知られている。

 パガ超と違い録音が多い。有名なのはアンドレワッツEMI)だと思う。昔図書館で借りて聴いたことがあるが、穴がなく安定している。その他だとフィンランドピアニスト、マッティ・レカリオ(Ondine)の激烈な演奏があるが、残念ながら廃盤で入手困難(Naxos Music Libraryにはあったかな?)。フィリペツのパガ超のCDNAXOS)にも入っており、これまた大変安定した演奏で、パガ超と合わせてフィリペツを買えば良いだろう。あと、「ため息」で紹介した福間洸太朗(アコースティカ)のCDにも入っている。非常に高水準の演奏だと思う。

3. ピアノソナタ ロ短調 S.138(1854年出版

 ピアノソナタが量産されていたのはベートーヴェン(32曲)までの時代であり、19世紀半ばにはピアノソナタ落ち目ジャンルであった。一方、気合いの入った大曲を書く時にピアノソナタという古典的様式を敢えて選ぶことはその後もあり、ショパンリストソナタはその例だろう。リストソナタは、単一楽章という異例の様式だが、単一楽章の中で多楽章形式の要素とソナタ形式提示部・展開部・再現部)の要素を融合させ、しかも一つの動機(冒頭のタッタラ~タ~ララタラララ~というつかみ所のないアレ)によって全体が統一されているという極めて斬新で前衛的な曲だった。そのため当時はよく言って賛否両論といったところで、現在ではリスト最高傑作の一つとして評価されている。

 リスト最高傑作であるからして録音も非常に多く、推薦音源を挙げるのは難しい。取り敢えずクリスティアン・ツィメルマン(Deutsche Grammophone)の演奏が端正であり、技術的にもハイレベルで良いと思う(難所でタッチが浅くならず、深く充実した響きが聞こえるのが良い!)。ぶっ飛び系なので好みは分かれると思うが、カティア・ブニアティシヴィリSONY)の演奏をよく聴いている。

 なお、この曲と関連する重要作品としてスケルツォマーチ S.177がある。面白い曲だが泣く泣く割愛した。デミジェンコHyperionHelios)が良い演奏している(ソナタや「伝説」とカップリング)ので聴いてほしい。

4. バラード第2番 ロ短調 S.171 (1854年出版

 ショパン1832年パリデビューし、特にサロンでの繊細な演奏女性たちの心をわしづかみにした。リストショパン演奏に狂った一人である(またかよ)。リストショパンのことを友人と思っていたが、ショパンの方は割と適当にあしらっていたという話もあり、リスト片思いだったのかもしれない。ただし、ショパン練習曲作品10リストに、作品25をマリーに献呈している。つまりリスト夫妻にショパン練習曲は捧げられたわけで、結構親しい関係にあったことが分かる。リストショパン死後にショパンの本を書くくらいにショパンには思い入れがあり(最近新訳が出た)、弟子にもショパンを弾けと言っていたようであるが、作曲面でもポロネーズバラードなど明らかにショパンの影響と思われる様式の曲を書いている。中でもバラード第2番は大変な傑作で、冒頭の重苦しい主題が終盤にロ長調になって戻ってくるところは本当に感動的である

 これまたあまり推薦音源が思いつかないが、アンスネスEMI)のCDがかなり良かった覚えがある。前期で出したノンネンヴェルトの僧房も入っている。

 (追記)スティーヴン・ハフ(Hyperion)がポロネーズバラードを全部録音しているのを思い出した。ピアノソナタカップリング。あとショパン弾きで有名なネルソンゲルナーレーベル覚えてない)の演奏もの凄く良かったと思うのだが、どこで聴いたか・・・(この曲はショパン弾きにこそ弾いてほしい!)。YouTube動画をあげまくってCDデビューしたヴァレンティーナ・リシッツァベーゼンドルファーを使って弾いている動画がある(収録風景https://www.youtube.com/watch?v=1Qdr3Uvs09oコンサート https://www.youtube.com/watch?v=uBs4jtWMBj8)。97鍵もあって低音がアホみたいに響くから重たいが、この曲には合っている。ただCD(持ってない)でそこまで迫力があるかな

5. ハンガリー詩曲第1~15番(1851/53年出版

 トムとジェリーで有名なハンガリー詩曲もこの時期に改訂が終わって現在の形になっている。リスト採録しているのはハンガリーマジャール)ではなく、ロマ音楽なのだが、リストは、ロマ民謡を素材に使ってハンガリー民族叙事詩を作り上げようとしていた(それがバルトークのようなマジャールからドイツ人が勝手なことやりやがって・・・という風に見えていたわけだが)。どの曲も重々しいラッサンと華やかなフリシュカという二つの舞曲的なパートから成り立っていて、構造的に単純で、しかピアニスト時代のようにド派手で豪快な曲が多く、リスト入門に良いと思われる。

 ミッシャ・ディヒター(Phillipes)が全曲では有名だと思う。ハンガリーリストの再来とされていたかシフラ・ジェルジの録音もあったはず。第2番はホロヴィッツ編曲版を弾いているスルタノフの爆演が好き(https://www.youtube.com/watch?v=_BFalOtwUy8)だが、スルタノフを聴くと大概の演奏が物足りなくなるおそれがある。残念ながらスルタノフは若くして亡くなってしまった。ホロヴィッツ編曲版ではない場合、第2番はカデンツァを挿入する部分があるので、独自カデンツァが見物になる。その点で一番に言及しなければならないのは我らがスーパーヴィルトゥオーゾのアムラン(Hyperion)で、アルカンの大練習曲 op.76の引用が入り3分以上続く頭のおかしいぶっ飛んだカデンツァだ。日本公演の映像もある(https://www.youtube.com/watch?v=pIMzL2-4bjg/8:30あたりから)。あとは自作ジャズカデンツァを用いて全体にやる気がみなぎるデニスマツーエフBMG)、ラフマニノフカデンツァ使用し爆演系のレオニード・クズミン(Russian Disc)がお勧め。ただしクズミンのCD廃盤倒産で入手困難であり、今後他社からの再発が望まれる。

 第15番「ラコッツィ行進曲」は何よりもホロヴィッツ本人のいかれた演奏聴くべきだろう(古い音源なので検索すればすぐ出てくる)。音質は悪いが、聴く価値がある。昔ホロヴィッツ編曲版にチャレンジしている勇者を見つけていたく感動したことを思い出した(https://www.nicovideo.jp/watch/sm10176725)。

 なお、15番以降19番までハンガリー詩曲はあるが、晩年様式なのでこれ以上は紹介しない。

6. タンホイザー序曲(1849年出版

 リストドイツ宮廷音楽家として、新ドイツ派(当時のドイツにおける管弦楽の停滞(と彼らは考えていた)を問題視し、ロマン主義音楽再生を志す人々)の頭目的な存在だった。そのため、同じような立場にある人々、特に売れっ子とは言い難かったワーグナー作品積極的に上演・紹介したのだが、40年代以降ピアノ編曲もいくつも作っている。リストの最も有名なワーグナー編曲は「トリスタントとイゾルデ」の終曲(愛の死 S.447)だが、自分タンホイザー序曲が単独では最上作品だと思う。何よりも前期のオペラ編曲もの同様、豪壮無比な超絶技巧を聴かせてくれるのが良い。

 ちなみにリストの次女コジマは夫のハンス・フォン・ビューローワーグナーにとっては恩人)を裏切ってワーグナー不倫し、リスト激怒する(後に和解)のだが、自分マリーやカロリーヌやらせいたことだ。

 タンホイザー序曲の録音は意外とない。ユーリ・ファヴォリン気合いが入った演奏https://www.youtube.com/watch?v=xJYkouNnuwo)が一番良いのだが、CDは手に入りにくい(一応、ヴァン・クライバーンコンクールでの演奏があるらしいのだが・・・)。スタジオ録音が望まれる。前期作品の時に名前を挙げたロルティ(CHANDOS)も美しいが、技巧的には前者が圧倒的。実は、ワーグナー本人もピアノ編曲を作っているが(https://www.youtube.com/watch?v=KdXPFBcP1bQ/カツァリスのCD「ワグネリアーナ」に入っている)、リスト編曲と比べると一目(耳?)瞭然、どちらが音楽的に充実しているかは明らかである

7. 詩的で宗教的な調べ(1853年第3稿出版

 30~40年代から書かれている曲だが、やはり最終版になったのはこの時期。もっとも早く書かれた「死者の追憶」(第3稿第4曲)を聴くと、非常に調性が曖昧な曲で、30年代から既に晩年様式が準備されていたことが分かる。第3曲「孤独の中の神の祝福」はリスト敬虔さが音楽昇華された隠れた傑作。アムランが好んでおり、2回も録音している(ノルマが入っているMusic & Arts盤とソナタや「補遺」がセットになっているHyperion)。

 この曲の中で最も有名なのは、第7曲の「葬送――1849年10月」だろう。非常に暗い曲だが、タイトルが指す通り、ハンガリー革命で奮闘し、鎮圧され死んだ人たちのための追悼音楽

 全曲では先のユーリ・ファヴォリンが録音しているが、筆者は未入手。配信で聴けたかと思う。どうでもいいことだが、デミジェンコライブ録音(Hyperion/7番のみ)を聴くと、明らかに鼻歌で歌っていて面白いグバイドゥーリナシャコンヌでも結構はっきり聞こえる)。

 宮廷楽長としての生活の中でリストの前期作品の多くが音楽的に充実されたが、音楽界での軋轢劇場でのトラブルカロリーヌ身分を巡る問題で長くは続かなかった。そろそろ次の時代に進もう。

追記

 前期のところに、ベートーヴェン交響曲ピアノ編曲についてのコメントがあった(anond:20241212215414)。

 リストベートーヴェン交響曲を全曲編曲しているが、初版出版1865年で、時期的には後期にあたる。ただし、3、5-7番の編曲は1837年には出来ており、個別出版されていたようだ。リストピアニスト時代からベートーヴェン作品布教に熱心に取り組んでおり、その一環として作られた。ボンベートーヴェン記念碑建設のために多額の資金提供したりもしている(ちなみに同様に寄付を呼びかけるためにシューマン作曲したのが「幻想曲 ハ長調」だ)。

 リスト作品の中でも記念碑的なものになるが、コンセプトは幻想交響曲編曲同様なので泣く泣く割愛した。

フランツ・リストピアノ名曲重要曲七選(前期)

 最近流行ってるゲーム史上の重要性とは何も関係ないが何となく思いついたのでやってみることにした。

 フランツ・リスト(1811-1886)はハンガリー王国の寒村ドボルヤーン(現オーストリア・ライディング)に生まれ作曲家リストハンガリー人としての自意識を持っていたようだが、両親はドイツ系であり、他方でパリ成功を収めた関係フランス語を使って生活していたと思われる。いわゆるコスモポリタンであり、○○国の音楽家とは言いにくい。音楽史上の重要性ではバッハやベートヴェンには劣ってしまうから義務教育では名前は出てこないだろうが、少なくともピアノ音楽史上は絶対に避けては通れない。無尽蔵の超絶技巧によってピアノ表現可能性を著しく拡張たからだ。膨大なリストピアノ作品から7選ではきついので、リスト活動時期に区切って7選ずつということにした。

 クラシック音楽の紹介をする以上、演奏(録音)の紹介は避けて通れない。まさか自分で弾いて確かめろというわけにもいかないだろう。筆者は、リストの豪華絢爛な超絶技巧音楽が大好きである一方、特に晩年に多い宗教的内向的音楽は未だにあまりピンと来ない感がある。努力はしたが、晩年作品を中心にうまく推薦ができていないのは好みの関係で、あまり色々な音源を聞き比べていないことが一つの理由だ。

 リストピアノ作品はあまりに膨大で、しかも抜群の技巧を要求する作品も多い。したがって「全集ものリファレンス指定することが難しい。一曲ごとの規模の違いを無視していうが、大量のピアノ曲を残した作曲家であるショパン場合作品数は200強だから単独ピアニストによる全集も作られているし(ギャリック・オールソンによるものが世評が高い)、レコード会社企画モノで複数ピアニストを起用して制作されることもある。横山幸雄に至っては、二回、ショパン作品の(文字通り)連続演奏会を開いている(https://www.afpbb.com/articles/-/2784123)。しかリスト場合は単純な作品数の多さ、別稿・異稿が多く存在すること、難易度の高い曲が非常に多いことから、「全集」の制作は困難を極める。複数ピアニストを起用しているNAXOSリストピアノ曲集シリーズも未だに全曲をカバーできていない。リストピアノ作品全集という前人未踏の大偉業を成し遂げたレスリーハワードCDHyperion)は本編と別巻(新たに発見された別稿・異稿)あわせてCD99枚というとんでもない分量がある(全曲試聴可能https://www.hyperion-records.co.uk/dc.asp?dc=D_CDS44501/98)。ただ、優れたピアニストであるハワードでも、短期間に大量の作品を録音しなければならない計画故、詰めの甘い演奏がかなりあるように感じられ、何も考えずにハワード全集を推薦するわけにもいかない。とはいえハワードのおかげで取り敢えずリストピアノ曲のほとんどをまともな「音」として把握できるようになった。ここで敬意を示しておきたい。膨大な量のハワードCDを一巻ずつ紹介している古いサイトがあり、これまた頭が下がる(https://www.katch.ne.jp/~hasida/liszt/liszt.htm)。

 リストの生涯について。作曲家の生涯を知ることが楽曲理解に必ずしも結びつくわけではないが、それでも、どのような作風意識しているのかとか、どのようなモチーフを描こうとしたのか(特に標題音楽場合)ということを知ることは有益だろう。作曲家の置かれていた状況を知ることはその理解の助けになり得る。リスト場合、ざっくりいえば大スターとして活躍した1840年代までの時期(前期)、ワイマール宮廷楽長としての活動が中心になる50年代(中期)、そして50年代末の波乱、特に愛人カロリーヌとの結婚が認められず、子どもの早世などの不幸に連続して見舞われた後、ローマに腰を落ち着け作曲活動を再開し、亡くなるまでの晩年の時期(後期)に活動を区切ることができる。このあとは単に前期・中期・後期とのみ述べる。ここで紹介するのは、前期、少年時代からピアニスト時代までのものだ。

 作品番号について。クラシック音楽には、出版社のつけた出版順序を示す作品番号(op. xxみたいなやつ)がついていることが多い。クラシック音楽では、抽象的に「ピアノソナタ」とのみ名乗る曲が多いので、作品番号は楽曲区別にとって大事になる。しかし、リスト作品番号は出版社ごとに全然違うなど滅茶苦茶で(こういうことはシューベルトにも言える)、作品番号では把握できない。そこでよく使われるのは、イギリス音楽学者ハンフリー・サールが整理して付番したサール番号(S. xx)であるWikipediaにもサール番号順のリスト作品一覧があるので参照されたい。

1. 48の練習曲 S.136(1827年出版

 彼の代表作の一つ、「超絶技巧練習曲」の初稿にあたる作品。48とあるが、実際には全12曲。「超絶」を聞いたことがある人なら驚くはず。リスト15歳の頃の作品リストハンガリー貴族たちから奨学金をもらってチェルニーの元で学んでいたのだが、本作品は明らかに影響が見て取れ、微笑ましいと思うか、チェルニー××番を思い出して頭が痛くなるかは人次第だろう。録音は多くない。筆者はハワードを一聴したことがあるのみ。ウィリアム・ウォルフラムNAXOS全集20巻)は未聴。パガニーニの影響を受けたあとの改訂版24練習曲 S.137)は異常に難易度が高い割に第三版にあたる「超絶技巧練習曲」ほど演奏効果がないのでやはりほとんど取り上げられない(ハワードは録音している)。

2. 「ある芸術家の生涯の出来事」 S.470(1834年出版

 タイトルでもしやと思った方、あなたは正しい。ベルリオーズの「幻想交響曲」のピアノ編曲だ。実は原曲よりも出版自体こちらの方が早いようだ。ふられた作曲家がヤクをやって彼女を殺して処刑されて悪魔サバトに遭遇するという夢、というとしょーもない話だが、この曲は初演当時多数の人々を熱狂に巻き込んだ。リスト熱狂した一人だった。それでピアノ編曲までやってしまったのだが、当時は録音技術がないので、家でちょっと味わおうとCDだのSpotifyなどというわけにはいかない。ピアノで弾くしかないわけだ。とはいえ、よくあるオケ作品のお手軽編曲ではなく、オーケストラの生み出す音響可能な限りピアノ再現しようとした意欲的な作品だ。演奏難易度は極めて高い。フランソワ=ルネ・デュシャーブル(EMI)とニコライ・ペトロフ(原盤は知らないがVeneziaの再版盤を所持)の演奏が世評高く、特に後者演奏は凄まじいが、まだまだこの曲のポテンシャルを完全には引き出していないような気がする。ジョヴァンニベルッチ(CD未所持)は公式YouTube演奏動画アップロードしている(https://www.youtube.com/watch?v=bSqunBoj0cY)。これが一番アクセスやすいだろう(録音は一番良い気がする)。

3. パガニーニによる超絶技巧練習曲S.140(1840年出版

 1828~34年に欧州コンサートツアーを行ったヴァイオリニストのニッコロ・パガニーニは極限まで高められた演奏技巧と表現力によって多くの熱狂ファンを獲得した。リストパガニーニに狂った一人(またかよ)。全6曲、すべてパガニーニ作品から編曲だ。ヴァイオリン技法ピアノに映すというよりも、パガニーニから霊感をもらってピアノ技巧の拡張を試みたものと言って良い。第3曲が「ラ・カンパネッラ」(ヴァイオリン協奏曲第2番第3楽章編曲)だが、有名な「ラ・カンパネッラ」は、実は本曲集の改訂版S.141(1851年出版)の方であり、本曲集を聴くと、違いに驚く(逆にパガニーニ原曲を知っているとそちらに忠実ということに驚く)と思われる。そしてこの曲集は何よりも演奏難易度の高さで悪名高く、特にひたすら重量級かつ幅広い跳躍のある和音アルペッジョが続く第4曲(の第2稿)はピアノマニアの間では語り草になっている。また第6番「主題と変奏」(原曲24の奇想曲第24番)の第9変奏も地味ながら恐ろしく難しい。

 かつては本曲集といえばペトロフ(原盤Melodiya、VeneziaとOlympia再版盤で所持)、大井和郎(Deutsche Shallplatten)、そしてハワード全集しかなく、マニアたちがアップロードしているMIDI演奏非人間的超絶技巧を楽しんでいたのだが、現在ではゴラン・フィリペツ(NAXOS全集42)とヴァレチェク(Capriccio)が挑戦している。現在でもペトロフ演奏が最も高い水準にある思われるが(映像もある https://www.nicovideo.jp/watch/sm12879344)、フィリペツの演奏もそれに並ぶハイレベル演奏であり(流石に6番の第9変奏は苦しそうだが)、CDの入手可能性もあるので今ならフィリペツを聴くと良い。

 困ったことにペトロフ映像は中々手元を写してくれない。ニコニコ動画で「国家機密の指」と揶揄されているが、確かこれはペトロフカメラに写されることを非常に嫌っていたからだと思う(出典は忘れた)。

4. 旅人アルバム S.156(1836年~1842年出版)、「巡礼の年 第一年:スイス」(1855年)、「巡礼の年 第二年:イタリア」(1858年)、「第二年補遺ヴェネツィアナポリ」(1859年改訂版

 ダグー伯爵夫人マリーは当時のパリ社交界代表する人物で、たいへんな美貌の持ち主だったという。リスト1834年からマリーと逢瀬を重ね、35年にマリーは妊娠している。大胆なスキャンダル芸能人特権

 特に社交界でつまはじきにされることもなかったようだが、人目を憚るように二人は(それぞれ一時的パリ帰国も挟みつつ)スイスイタリアへの旅行順次出かけている。鉄道もない時代なので妊婦には大変な重労働だったはずだが、ジュネーヴで36年12月、長女ブランディーヌが誕生した。

 旅人アルバムは、スイス旅行で見聞きした風景民謡モチーフにした曲集で、全19曲ある。このうちの数曲が改訂を経て「巡礼の年 第一年:スイス」 S.160(1855年)に結実する。また、37~38年に訪れていたイタリア旅行で見聞きした風景芸術作品から受けた霊感表現した「第二年」と「補遺」も出版は後年だが、大部分は39~40年頃に完成していたらしい。

 旅人アルバムほとんど聴いたことがない。NAXOS全集32のアシュリー・ウォスもハワード全集でも聴いてない。巡礼の年の方は、第三年も含めた全曲盤ならラザール・ベルマン(Deutsche Grammophone)が有名。村上春樹小説中に登場したせいでクラシック音楽CDにしては珍しく再版がかかった。個人的にはルイ・ロルティ(CHANDOS)の演奏がとにかく美しく、大好きである巡礼の年は、大曲もあるが、短めで肩肘張らずに聞ける曲も多いので、リスト入門にはもってこい。第一年の大曲「オーベルマンの谷」単独ならアルカーディ・ヴォロドスSONY)がホロヴィッツ編曲を織り交ぜながら気合い入りまくっている(https://www.youtube.com/watch?v=4ADtxG-b8ik)。第二年、そして本曲集最大の大曲であり、リスト最高傑作の一つであるダンテを読んで:ソナタ幻想曲」は、評判の高いベルント・グレムザー(Koch Schwann)は未入手。ロルティ(CHANDOS)は全集版も第二年だけの旧録音どちらも良い(とにかく超絶技巧を味わいたいなら若い頃の旧録音が良い)。有名曲なので演奏動画をアップしている人はプロアマわず色々いる。

5. ベッリーニオペラノルマ」の回想 S.394(1844年)

 幻想交響曲もそうだが、リスト作品の多くを他作品編曲が占めている。特に多数のオペラ編曲があるが、この曲が最高傑作だと思う。中盤の鍵盤を駆け巡るアルペッジョは明らかにジギスムント・タールベルクの「三本の手」を取り入れたもので、聴いていて気持ちが良い。後半の「戦争だ、戦争だ!」のテーマに基づく部分は極めて難しく、ここを上手く弾けるかどうかがこの作品の見所。しかいかにも難しいという様子で弾いては興ざめ。

 今ならフィリペツの映像https://www.youtube.com/watch?v=0TMypN1gW5k)が一番良い。CDもあるらしいのだが自主制作盤と思われ、未入手。他は、かつては表現意欲にあふれるベルッチ(assai)、ヴィルトゥオーゾ的な迫力あるトム・ウェイクフィールド(Symposium Records)、そして我らがスーパーヴィルトゥオーゾマルク=アンドレ・アムラン旧録音(Music & Arts)が三大録音だったと思う。アムラン新録音(Hyperion)は若干遅くなったが、抜群に録音が良くなり、総合的にこちらの方が好きかも。若手だと韓国のノ・イェジン(NCM)やイギリスベンジャミングロヴナー(Decca/https://www.youtube.com/watch?v=OVKTEoxBIKE)が大変良い。

6. 三つの演奏会用練習曲1849年出版

 40年代作曲されたもの。全3曲。演奏会用練習曲は、チェルニーのような練習のための曲ではなく、コンサート披露して喝采さらうための曲であり、いわゆる「性格的小品」の一種リストはこういう曲をひっさげてコンサートに臨んでいたわけだ。第1曲から「嘆き」、「軽やかさ」、「ため息」と標題がついているが、出版社がつけたものに過ぎない。第2番の標題通り、全体的に軽やかな作風特に「ため息」は有名でよく弾かれる。

 第2、あるいは有名な第3番の録音はよく見るが、全曲録音というと意外とない。福間洸太朗(アクースティカ)のCDに全曲入っている。確かロルティ(CHANDOS)にも全曲録音があったはず。

7. ノンネンヴェルトの僧房ピアノ初版1843年出版

 スイスイタリアマリーと過ごしたリストだったが、ピアニストとして忙しく飛び回るためにマリーを放置してしまい、結局二人は破局する。ひどい話で、破局した後もリスト演奏活動をしていたので、リストの母が子どもたちの面倒を見ていた。

 41~43年の夏にリストマリーはライン川中州にあるノンネンヴェルトの古い修道院子どもたちと共に過ごしているが、これがマリーとの最後の親密なお付き合いだった。この曲は、当時同地に夫妻を訪ねてきたリヒノフスキー侯爵の詩に音楽をつけたものシャルルマーニュ武将ローラ戦死誤報を受けて絶望した妻がノンネンヴェルト修道院に入ってしまい、ローランは二度と妻と会えなくなったことを知って修道院を見下ろせる土地に住み着き、妻を思う歌を歌った・・・という救いのないストーリーだ(歌詞https://www7b.biglobe.ne.jp/~lyricssongs/TEXT/S4212.htm)。マリーとの破局に後悔していたのか、リストはこの曲に相当執着していたようで、ピアノ独奏用を含めて複数ヴァージョンを作り、何度も改訂している。晩年バージョンアンスネスEMI)などが録音しているが、重苦しい。当時のバージョンはそこまで重苦しくないと思う。推薦音源はあまり思いつかない。全集を録音しているハワードライナーで"beloved"と書いていて、気に入っているみたいである。

 華麗なオペラものシューベルト歌曲編曲魔王を含めてかなりの曲を編曲しており、どれも魅力的)など、編曲を中心にまだまだ色々な作品があるが、そろそろ次の時代に進もう。

2024-12-11

隙を見せたが百年目

まあ流石にHoYoverse4作品を掛け持ちしてるといかに週休7日無職おじさんと言えど休む暇ないよな

2次元コンテンツ供給源として過去最高なくらい楽しいんだから仕方ないがたまに味変したくなってDLsiteランキング上位ゲーとか増田とか見たりするわけよ

そのたびちょっとスタミナ漏らしたりしてもったいない気がしつつもきっとそれも息切れしないために必要な寄り道だと思うことにしてるわけ

その寄り道でガッツリ時間持っていかれたら本末転倒だけどそのへんの自己コントロールまで含めてゲーム(拡大解釈)

寄り道で始めた鳴潮は今汐実装したあたりまで無課金でやり尽くしておバカ倍率ダメージに笑いつつゲーム性や世界観の好み的に未練なかったからすっぱり切れたのは良かった

でもアナンタが来たら5作品掛け持ちになる未来が見えるな

ホヨバ何もサ終してくれないどころかどのゲーム会社が成長するたび比例して作りが良くなっていくから末恐ろしい

今んとこ寄り道は帰ってこれる寄り道しかないが本当はその寄り道もせずアチーブ埋めでもしてたほうが自己満足度は高いんだろうな

一応バージョンごとのアチーブ追加分はどの作品も大体やりきって遊び尽くしてはいるが

原神だと総アチーブはマルチ系一切やらずに1337だが地方伝説何度も倒すやつとか釣り系とかやってないんよな

スタレの模擬宇宙系やゼンゼロの塔系もそう、腰据えて高難度バトルする系は優先度最低になってしま

どれもほぼ全キャラ確保してるからやろうと思えばできるんだろうがそれよりは実況者がシナリオやってるの見るほうが好きだわ

最近はMハシがちょっと遅れてゼンゼロ始めて楽しんでる様子みるのがおもろいな

あとは木村良平さんがコレイを救うところ見ていきたいんだが声優多忙でなかなかシナリオ進まんのが歯がゆいな、こまちょえ然り

木村さんは反応が純粋かつカラッとしてて気持ちいいし、こまちょえは洞察力高くてトーク上手いのが見応えあるんよな

自分別に戦闘コンテンツが嫌いとか苦手ではないんだがカロリー高く感じるというか6時間かかるメインシナリオ更新分始めるよりも腰が重くなる

でもそういう意味ではバトルがほぼない謎解きオープンワールドインフィニティニキみたいなゲームの方が実は性分的に向いてるのか?

おじさんがやってもいいのか?また寄り道の誘惑が出てくるしホンマ最近中国ゲーは開発規模がエグい

人生自体が寄り道を本筋にしちゃったような脱落堕落おじさんだから奔放に触手を伸ばして適当にいくか

ちょっとあとで触れてみるゾー、なんかテレビCMしてるのも見たし気合入ってるっぽいからな

でもその前にピノコニーが好きすぎて一週間触れずにいたメインシナリオそろそろ始めるか

サンデー帰還に先んじてお迎えしてやったからな

中身おじさんが男キャラしかもすり抜けてほぼ160連費やしてだぞ

育成もだいたい済んだし景元もオートで末日4担えるようになった、いや花火ロビンでも出来てたかもしれんけどな

ただ石残数に致命傷を受けすぎて今後のキャラ確保が危うい、ラインナップつよつよだというのに

キャラと言えばそういえばライトもすり抜けなかったからお迎えしてるんだよな

まあでもオラオラバフが強くてエレンが生き生きしてるからヨシ

元々のライカン蒼角でも十分強かったしシーザーライカンでも十分快適だったけど

エレンはクイック出場してチョッキン通常で自己バフMAXにしたいって点ではリナ蒼角も採用やすライトいかもな

蒼角出場長いのがネックだけどバフ乗るならちゃんと厳選して火力に寄せたら使える気もする

ただダメバフ過剰になるなこの編成

あとライトクレタ餅つけてるから立ち回りがちょっと難しい

パリィで出て強化特殊2段撃ってからキャラに戻ってクイック権利消費して出場からオラオラしないと75%つかない

最初からエネルギー溜まってない系の戦闘だと75%は至難の業だな

こへーさんはいっそ化石つけてブレイク早める方がタイム早くなるらしいから推奨してたけど自分ロマン重視でクレタ餅でいいや

オラオラ後の自己衝撃バフは無駄になりがちだけどたまに撃てることもあるしな

はて元はなんの話をしとったのかのう

そうじゃサンデーに再会しようって話じゃったな

満を持してver2の締めのシナリオ始めるために別ゲーの時限系全部終わらせたし

というかそれで思い出したが崩壊3rdのスタレコラボぶっちゃけ動画PVピークだったな!!!

コラボイベントの中身自体はまあそこまで面白くない茶番最後サンポとゴリゴリに戦えたところが良かったくらい

なんというか「似たキャラがいっぱいいるんですよ」「3rdやってね(布教)」のメッセージしか伝わらなかった

PV企画してたシナリオのほうが絶対面白そうだったよな~あっちでショートアニメとか作ってくれんか?

それはともかく、イベントシナリオでは死なずに済んだサンポくんだが

まさか

まさかイベント後に追加されたメインシナリオの方で花火とまったく関係ないところでメインキャラ死ぬとは思わんやん

いや確かに後になって思えばフラグはビンビンに立ってたと言えるけど油断してた

プレイアブルキャラの死は姫子以来か? PVでその頃まで遡ってたのはその伏線か? 遠回しすぎてこじつけ感あるけど

でも姫子教師ポジだったからまだいいんだよ

今回のはさ、曇らせ具合がエグいって

何か救いがあるんだよな…? いやなさそうだよな…エグいって

ミホヨがこれまで描いてきた味方の死は未来、次代に希望を託すようなジーンとくるものが多かったと思うんだよ

姫子十三英傑もマハールッカデヴァータもフォカロルスもラグウォークティルナンも

今回のは事故的に未来が閉ざされた絶望感が強い、ひたすら胸がキュってなる系でかなり異質

この展開を一体どう調理していくつもりなのか

死といえば明らかな死亡フラグが立っている「隊長」とマーヴィカもいるがそっちもダークすぎる展開になりはしないか

いろいろ心配で5時から昼過ぎまでしか眠れない

2024-12-10

anond:20241210232158

ディズニーアフタヌーンティー・kpop・ジャニーズ女性の興味の範疇であって、男性体感8割興味ない。だから彼女がそれらに興味なくてもどうでもいい。

漫画ゲームとかは興味ある男多いけど、インドア派ならちょい工夫すれば楽しめるだろうし、少食も好まれると思う。

マッチングアプリ気合い入れてプロフィール文と写真揃えて、気が合いそうな男捕まえれば、すぐ彼氏できそう。

anond:20241210164817

そんなしみったれた税率で国を守れると思ってんのか?

もっと気合入れてけ

乳幼児連れでニットって着れるの?

今日乳幼児向けの遊び場に1歳児連れて行ってきました

周りの保護者(ほぼ母親)を見たら圧倒的にニット、セーターを着ていて

私のようなスウェットは少数派

会場の外ではたくさんのベビーカーがずらりだったので

抱っこ紐使ってないから、ニット、セーターを着れているということなのかな?

私は抱っこ紐使ってると摩擦が恐いのでニットやセーターが恐くて着れないのよ⋯⋯

ニット、セーターと抱っこ紐の間にアウターを挟めるなら着るけど

小さい子連れスカートはいてるお母さんもいて、気合い入ってんな〜と感心した

去年あまりにもスウェット着すぎて嫌になりニット、セーターが着たすぎてセーター三着買ったんです

が、着る機会がほんとに少なくて悲しい

2024-12-08

IT系に来ればキラキラクリエイター出来ると思ってるアホの8割は絶望の中で人生を終えることになる

5割の人間クリエイターではなく単なる手配師として一生を終える。

仕様書通りに作られているか確認差する作業の一環としてコードを覗き込むことはあっても、それを自分で手直ししたりは基本的にしない(責任問題になるから)。

国内外のよく分からん企業フリーランスの連中に仕事を振りまきながらひたすらに工程管理をして一生を終える。

その路線からコーディングデザインに深く関わる道に逸れることもあるが、大抵は「今まで◯年間手配師しかしてこなかった奴らが今更こんなこと一から勉強とかもう出来ないんだ……」と絶望して戻ってくることになる。

作業デザインに関われる立場になれた人間でもキラキラした部分に関わることなく終わる人間が大部分である

何次請けかも分からない仕事仕様書通りに仕上げていくが、伝言ゲームが挟まりすぎてそもそも目指している完成形がよく分からない。

最大公約数を取れるような方法を目指そうとするが、そうすると拘りもクソもなく「比較問題が起きそうにない平凡なもの」をひとまず作るだけになる。

そのような状況で下手に自分気持ちを乗せると仕事に失敗するので、ひたすら心を殺して単純作業に徹する。

何年もそうやって働いている頃、ふとした拍子に自分が拘りを発揮してもいいような仕事が舞い込んでくる。

今回こそはと気合を入れようとするも、長年の癖が抜けず最大公約数的な形しか出力できない自分に気づく。

長年溜め込んだフラストレーションが捌け口を一切失っていることに気づき、心が壊れるか、心を守るために人生への期待を一切投げ捨てるかとなる。

最初から自分にとってのキラキラに関われる人もいるが、その場合でも心を病むパターンが多い。

未熟な自分の実力を正面から叩きつけられる日々の中で、「俺はなんて考えが甘かったんだ」とのたうち回って暮らすことになる。

周囲の人間相談しようとするも「俺は単に自分にできることやってるだけだしなあ」と返ってきて、この仕事に妙なあこがれを持っているお前がおかしいのだと暗に突きつけられる。

から理解も得られないのだと孤独感に苛まれ、最終的には心を病んで自分から降りてしまう。

2024-12-07

anond:20241206203026

チー牛、自分で耳鼻落としてんの?

気合入ってんね

2024-12-06

ムショ入ったことないとハンパもん扱いされる界隈もあるから

ベーシストが「タトゥー入ってない人が社会的にどう見えてるかと言えば、いい歳こいてタトゥー入れたいモチーフひとつも持てなかった寂しい人生を送ってらっしゃるんだな、と。そういう見地もあるんですよ、世の中には。」ってイキってるのがバズってたけどさ。

俺が昔働いてた飯場は俺以外全員前科持ちでほぼ全員が元暴走族暴力団だったので、俺が仕事しくじると「これだからくらってない奴は根性がない」とか「ハンパモンは気合入ってねぇからなぁ」っていじられてた。

タトゥー入ってようがなかろうがどうせムショに入ったこともないハンパモンが寂しい人生云々抜かしてると思うと笑いしか出ないんだよね。

2024-12-05

今ってAIキャラ名しただけで完全再現なんや

昔みたいにめちゃくちゃプロンプト気合い入れてようやく似てるみたいなのがアホらしいな

さらリトルウィッチアカデミアエロ画像生成してるのワイぐらいやろ

日本人ってお笑い好きすぎよな。このご時世でネタなんてもんを集中力切らさず見れるくらい好きやん

そのくらいお笑いにうるさいのにもかかわらず、賞レースとかの「俺たち人生賭けてます。格好いいです」感隠さないノリとか、優勝した芸人が感極まって泣いちゃうとことか許容してるから不思議よな。

かつて爆笑問題の二人が思いっきり苦言呈してたけど、芸人が泣いたり、さながら競技前のアスリートっぽくナーバス気合い入れたりする感じとか耐えられないんだが。

2024-12-02

anond:20241202171720

はぁ

鬱は甘えだっつーの

がんばれがんばれ!

気合いだ根性だ!

anond:20241202062640

わかるわ

キャバ嬢より普通の子の方が良いもんな

それも美人すぎない、メイク服装気合い入りすぎてない自然の子が良い

堅そうな職業だとなお良い

イケメンだけど街コントークがみんな下手すぎるからアドバイス

を少しする

イケメン(近所のおばちゃんたちにモテモテ)の俺の意見だが、参考になりそうなら取り入れてくれ

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1. 相手友達の友達だと思え

お前と相手共通友達がいる~くらいのテンション感で話しかけろ

喫煙所で隣になった人のテンションでも良い

今日よろしくお願いします。最近どうですか~?」くらいのノリでいい

間違っても「あっ……マスダと申します……。あっ……あのさんって言うんですね……」みたいな距離感で話しかけるな

2. プロフカードを見るな

あれは罠だ。お前が友達と話す時にわざわざプロフカードを用意するか?その場のノリで無限に話せるだろ?

まずは共通項を相手の外見から探し出してそれを深堀りしろ

間違っても「職業は……あっ……看護師なんですね……。えっと……出身は……あっ……神奈川……はい……」みたいに一個ずつ読み上げるな

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3. 話を横に広げるな。縦に広げろ

プロフカードなんてものがあるからやってしまうんだが、話は縦に広げろ

職業は……あっ……看護師なんですね……。看護師ってめちゃくちゃ激務なイメージなんですけどやっぱりそうなんですか?」みたいな感じで縦に掘り続けろ

そこから「あー職場で厳しい先輩って居ますよね!自分高校時代バイトしてた先輩がめちゃくちゃゴリラで~」みたいに自分の方の話を1回挟め

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4. 会話はターン制バトルだが男は喋るな黙っとけ

ず~っと話し続けるやつ。ここはお前のリサイタルじゃない。一つ話したら一つ相手の話を聞け。

理想自分が話の取っ掛かりを作ったら後は一生女が話すサイクルだ。

女が話したそうなことを表情からしろ。さきまわりして「え?それってどうなったん?」みたいに続きを促せ。気持ちよく話させろ。

話が面白いやつ=ギャグを言うやつじゃない。相槌が上手くてノリが良く気持ちよく私の会話をアシストしてくれる人だ。

特に3:3みたいな場で一生自分の話をしてる男は帰りにマンホールに落ちろ。誰もお前の話なんて興味ないんだよ。

-

5. さっさと恋愛の話をしろ

お前の目的はなんだ?眼の前の女と恋愛関係になる事だろ?

いつまでも仕事の話とか趣味の話をしてどうする。さっさと恋愛の話に行け。

休日は買い物多いんですか~。じゃあデートでも買い物が多い?」みたいにさっとシフトさせろ。間違っても「え~っと……どれくらい恋人いないんですか……」みたいな空気が死んでる会話をするな

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6. 好意サクサク伝えろ

お前が「●●さんの服装めっちゃ好きです!」って言われたら嬉しいだろ?でも別にそれを言われたからと言って好きと言われた事にはならないだろ?

そういう好意サクサク伝えろ

「●●さんの話し方めっちゃ好き!よく言われるでしょ?」とか振って嫌な顔する人は居ない。特にこの「よく言われるでしょ」は「俺だけじゃなくてみんな思ってるでしょ」みたいな感じになるので好意ダイレクトすぎず使いやすいかおすすめ

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7. 女を上に見るな

童貞は女を神聖視してる傾向があるけど相手もただの人間だ。鼻くそほじっておならしながら生きてる。これを言うとなぜか逆に女にマウントを取ろうと上から目線になるやつがいるがそうじゃない。

ただの友達だけど、めっちゃ好きなタイプの声をしている人~くらいの扱いをしろ。突っ込むところは突っ込め

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8. リアクションしろ

別に芸人みたいに大げさにしろとは言わないが「休日忙しくて~」とか言ってたら「休日も忙しいんですね~うわ~大変だ」みたいな感じで相手発言ちょっと自分感想を付け足せ。

それで相手が「そうなんですよこの前も~」みたいに繋がってきたら良い傾向だし、話す様子がなかったらそこで別の話題に映らずに「え~じゃあ買い物行ったりできなくないですか?毎回コンビニ?笑」とか投げてやると「いやいや~」みたいな話になって、そこから自炊とかするタイプなんだ。え、じゃあ彼氏居た時は毎日弁当作ってあげてた感じ?めっちゃいいお嫁さんになるじゃん!」とか適当に決めつけて恋バナにつなげちゃえば良い「え?なんでわかったんですか?」になれば「だってめっちゃ一途そうだもん」につながるし「いやいや、お弁当は無理ですw」とか帰ってきたら「え~~でも絶対料理上手いでしょ?」みたいに繋げられる

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9. そもそも身だしなみを整えろ

口が臭い、服がしわしわ、フケがついてる、歯になにか挟まってる

こういう男が体感2割はいる。もっと気合を入れろ。人と合う前にはガムを噛んでブレスケアしろものを食ったら手を洗うとか言って毎回トイレに行ってイーってしろ

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10. 「もしよかったら...」を使うな

予防線を貼るな。自信満々に誘え。

「楽しかったんでLine教えて下さい!」と言え。おどおどするな。それで断られても別に「じゃあ次の機会があったら交換まで行けるように頑張ります!」って笑って言え

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11. その日に誘え

気になった女が居たらさっさとその日に誘え

●●さんの事、めっちゃ気になっちゃって!この後ちょっと話したいです!!!一杯だけお願いします!!

って言って断るようなら脈がないってはっきりするし、脈があるなら乗ってくる

ダラダラLineするより圧倒的に楽。もし脈があるならその場はダメでも「今日ちょっと帰らないと行けないんですが別の日なら……」みたいに言ってくるからその場で「じゃあ水曜日夕方どうですか!」とスケジュールを決めてしまえ。Lineはグダるから基本しないくらいがいい

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他にも色々あるけどとりあえず書いてみた

逆に女目線のこういう内容読んでみたい

2024-11-30

[]他会場次第で今日にも残留決定も鈴木潤主将「勝って決める」明日1日、広島戦に気合

 オレオレFC12月1日アウェイサンフレッチェ広島と対戦する。リーグ戦は残り2試合。16位のオレオレFCは今節で勝ち点1以上を積み上げるか、今日30日の柏、大分千葉のうち2チームが引き分け以下なら自力での残留が決まる。主将としてチームをけん引するMF鈴木潤は「勝って決めたいです」と気合いを入れた。

   ◇  ◇  ◇

 引き分け以上か他会場次第で自力残留が決まる。広島戦に向けた前日29日の練習後、主将鈴木潤クラブ全員の思いを代弁した。

 「目指したものとは違う本意ではない成績。だけど自分達が招いた結果なので、残留は必ず果たしたい。他会場というより、自分達が勝って決める。そこが全てです」

 野河田彰信元監督とつくり上げた攻守一体のサッカーで昨年はリーグ戦5位、天皇杯では準優勝に輝いた。しか今季は一転、カップ戦天皇杯は初戦敗退、リーグ戦課題守備を露呈し、勝ち点が伸びずに苦しんだ。残留争いの渦中にいるが「緊張感ではあるけど、積み上げてきたもの表現できる2試合にしたい」。来季以降もJ1で上を目指すため、残留絶対条件だ。

 あと2節。現在勝ち点53のオレオレFC広島に仮に敗れても、同6差つける19位大分20千葉引き分け以下に終われば残留が決まる。だが、主将は他力ではなく、自分たちが勝つことで来季もJ1で戦う権利をたぐり寄せることしか考えていない。広島神戸の結果次第で負けられない戦いとなるが、「(広島戦に)勝つことで次(8日)のホーム(横浜FM戦)にいい雰囲気で向かっていけるので、そこを目指して戦いたい」。

 アウェイ3連戦もいよいよ最後となる。そして約1ヶ月ぶりとなる8日のホーム終戦サポーター、そしてここまで共闘した仲間たちに感謝を伝える場ともなる。多良初徳会長監督コーチングスタッフに加え、これまで貢献した藤崎秋葉らとの契約満了が29日までに発表され、チームを去る。「笑顔で送り出すためにも、まずは試合100%で臨みたいです」と闘志をみなぎらせた。

2024-11-29

なんか心弱くなった

自分比なんだけど。なんかここぞの頑張りというか反骨心足りなくなった。でなくなった。

気合い入らん感じになった。

なんだろ、弱くなったな…

頑張らなきゃいけない状況での、切り替えと踏ん張りがきかなくなった

2024-11-27

anond:20241127132054

弱者男性だが、これは逆に気合が入ってて口先だけリベラルの鼻持ちならない男差別連中と違い好感が持てる

これから社会に出てコイツラとやってくんだぞって事を早めに認識出来るのって大事

ただ授業でやるスポーツの割に安全性に欠けるよねサッカーとかバスケって

コンタクトスポーツ……とは言えないし怪我することは早々ないんだけど男同士でも接触怖いよねえ

せめて卓球とかバドミントンかにしなよ大抵の学校女子バド女子卓球部とかもあるじゃん

2024-11-24

そもそもジャンプラブコメに力入れてないという現実に目を向けたい

https://anond.hatelabo.jp/20241123225630

  

1.無能に悪意を見出すな

うるかちゃん怨念の人、

言いたいことはボンヤリとわかるんだけど

俺はそもそも僕勉にそこまでの熱を持てなかったか

僕勉の中の特定キャラの不遇への怒りにも共感できねーわ。

(あとラブコメって結局殆どキャラにそういう不満は発生するよなとも思う)

  

俺がもっと気にするのは

うるかちゃんどうこう僕勉どうこうより

そもそも筒井大志先生という人がそこまで能力が高いように見えないってことなんだよね。

からうるかちゃんの件も悪意を見出すより能力限界だったんじゃね?って思っちゃう

 

 

2.筒井大志先生はあれで一杯一杯

新連載見てもわかる通り、筒井大志先生は絵のクオリティが低い。

手を抜いてるというより限界まで頑張った絵と落書きみたいな絵との幅が小さいんだよね。

まりこの人は絵に対するリビドーが弱いんだ。

絵を頑張れない人。頑張らずに来た人。それか才能がここまでの人。

 

キャラクターも結局コテコテ類型以上のものを作れなくて

途中から人気が出た先生も「外ではデキる女で家ではポンコツ」っていう

すりきれきったような類型から一歩も出ないキャラだった。

 

元はもう少し理想が高くてメインダブルヒロイン頑張ろうとしてたけど

大したイメージも無い人が変人キャラを作ろうとするとただただ不快攻撃アスペになる

というよくあるドツボにはまって連載が終わりかけて

素直なうるかちゃんでなんとか打ち切り回避したって経緯からわかるように

キャラ造型にも大した能力が無いんだ。

 

公平の為に言うなら走りながら修正したのは素晴らしかったと思う。

文系アスペやめて人の心がわかる作中1の凡人常識人になったし、理系自閉症うどんという一発芸をつけたし

「なんだこのリストア?」って思うけど連載しながらあれはすげー頑張ったよ。感動した。 

 

ただ、あらゆる面でアマチュア臭い能力不足を感じるというか

あれならニセコイ終盤で叩かれまくった古味先生の方が

絵も設定も構成ほとんどすべての面でちょっとずつ能力が高かったと思う。

(あの人こそもう一作ぐらい描けたと思うけどラブコメ不本意だったのかもね。

 非ラブコメ読み切りを描いてそれが全部微妙だった)

 

   

3.ジャンプそもそもラブコメを舐めてきた

これはもうはっきりと言える。

恋愛(または時にはライトえっちやお色気)を扱うジャンルに真面目に取り組んでない。

一切扱わないっていうなら雑誌方針からそれはそれだと思うけど

ジャンル自体は存置してるのにジャンルを舐めてる」って姿勢を感じちゃうんだよな。

 

俺ほんと矢吹漫画とか大嫌いなんだけどさ

絵もシチュも全てが古臭くて、下品さやモロさのチキンレースをしてるだけなの。脱法的にまんこ描いたからなんなの?っていう。

矢吹は20歳でジャンプ連載始めた早熟児とかだった気がするけど、

10代で固めた技能の殻を破れないって言うか。絵がとにかく小さくまとまってる。キャラ造型も昭和

やっぱ10代から漫画漬けなんて人間予後は悪い。

ルックバックの主人公も30以降ろくなことにはならねーわ。忌憚のない意見ってやつっス。 

   

 

4.ジャンプは今もラブコメを舐めまくってる

それで矢吹とかゆらぎ荘とか昭和ラブコメが去った後も『ひまてん』だろ。

俺『ひまてん』も読んでるだけで腹立つんだわ。

もう作者が明らかに何の情熱も無いんだよね。

 

女の子を可愛く描こうっていう気概すらない。

こいつもアップの画面と小さいコマキャラ情報量がほぼ同じなの。全然頑張らない。

なのに回を追うごとにドアップのコマが増えてるの。  

これは何かって、手を抜きたくなってるんだよ。

こなし仕事になってるわけ。楽することが主眼になってるわけ。

仮にもジャンプ連載の立ち上がりで、自分ベストを追うのではなく負担を減らす姿勢が見えてるの。

じゃあもう筆折ってカタギの就職しろって思っちゃうけどね。

やりがい感じねえのにやるような仕事じゃないっしょ。

 

作者名で調べたら元はラブコメ描いてなくて全く別の漫画打ち切りになってる。

それでどうしようってなってラブコメ舐めてるジャンプに「ラブコメでも描かない?」って言われて

ラブコメを舐めながらラブコメ描いてんだなって気がする。邪推かなあ? 

 

あとなんか、主人公ヒロインたちも全員同じ顔と同じ表情するんだよね。

こいつも10代から漫画ばっかり頑張ってそう。

  

  

5.ラブコメではジャンプマガジン惨敗してる

マガジンラブコメ全然違うよ。

この間終わったばかりの『赤羽骨子のボディーガード』にしろ

絶賛連載中の『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』にしろ

まず作者の能力が相当高い。熱量も高い。

 

連載打ち切りになって次が決まらないまま30過ぎて腐った奴とか

エロ漫画を頑張り切れずにキャリアロンダリングしたいなーみたいな姿勢の腐った奴とか

そういうダメ元素材に「ラブコメでもやってみる?」ってやらせてるジャンプとは全然違う。

 

きちんと能力高い作家に一級の仕事としてラブコメを振ってるんだよね。

俺はマガジン全体で言えば嫌いだしジャンプよりずっと下だと思うけど

ラブコメに関してだけはジャンプを上回ってると思う。

 

ジャンプラブコメを心底バカにして蔑視されるべきジャンルだと思ってて

マガジンラブコメ普通に有望ジャンルだと思ってて

その違いのため。

 

赤羽骨子は「そのキャラ数と作画エネルギー構成力要る?」 っていう

過剰カロリー横溢したようなすごい漫画だった。(正直カロリー抑えた方が売れる気がする)

あれとひまてんを同じ「ラブコメ」と括ること自体冒涜だと思う。

 

ひまてん1回分に注ぎ込まれた才能と情熱

赤羽骨子1回分の10分の1も無いと思うよ。

マジ舐めてるよね。

ジャンプ編集部ラブコメ舐めてるからあんな舐めた仕事で許されてるだけ。 

  

 

まとめ

話を最初の出発地点に戻すけど

要するに問題本質は武元うるかじゃないし僕勉でも無くて

ジャンプが心底ラブコメを舐めてるってことなんだ。

 

その姿勢が変わらない限りは微妙能力作家ラブコメ枠に投入された

微妙な出来のラブコメ昭和のお色気で許されていくわけだから

そんなもんを真面目に読んじゃってどうするの、って思う。

生産体制が悪い粗悪品を食べて腹壊してるだけだよね。

 

まり問題の根源を見極めてほしいということ。

俺こそがジャンプラブコメの行く末を真に憂う者だからさ。

問題うるかちゃんじゃないし筒井大志でもないんだよ。

もっとず―っと深いところにある。

 

なんでジャンプってこんなにもラブコメ蔑視してるんだろうな?

「下等なジャンル」みたいな昭和から方針が残ってんだろうか?

桂正和は異常な才能と情熱で気を吐いたけど、あれは個人武力を頼み過ぎだったよな。

  

 

追記リスペクトがない」について

esbee こういう増田とかブロガー上から目線ブクマカとかを観ていると、私はせめてクリエイターに最低限のリスペクトを示す、多少なりとも届けがいのある消費者でありたいと思うんですよね……

2024/11/24

ブロガーってクリエイターなのか…?そこはわからん

 

俺は漫画家にはリスペクト持ってるよ

から筒井大志先生古味先生ってかいてるだろ

それはそれとしてジャンプという最高雑誌ラブコメ枠という重責を担うには筒井先生能力不足だったのではと言ってんの

筒井先生の新連載の推理部分とか、俺は面白くないけど隅々まで精いっぱい考えて頑張ってるのは伝わってくるよ

そういう風に精一杯頑張る人ではあると思う

 

ひまてんは今のところ頑張ってるようにすら見えない 

当初の志望と違っても切り替えてラブコメで頑張るんだ読者を楽しませるんだ一山当てるんだ

みたいな気持ちが伝わってくれば応援したくなるかもしれないけどそれすらない

 

女の子の魅力を「女子高生社長頑張ってるもんな」みたいなセリフ説明する

実体験でも妄想でもいいけどもっと体温のあるエピソードシチュを描こうとせえや

という不満があるし何より作画で手抜きをするなと思う

特に3人目が出てきたあたりがひどくて今は多少持ち直してるか)

   

呪術廻戦て終盤結構ネットの一部で叩かれてもいたけど

やっぱり連載中は唯一無二のジャンプトップだったと思う

一人の作家が一生一度しか出せないテンションパフォーマンスを見せてたか

 

でもジャンプって本来それを見せる舞台じゃないの?

そしてラブコメでもそれは同じじゃないの?

マガジンの充実したクオリティ高いラブコメに今からジャンプが勝てるとしたら

活路はそこだと思う

  

追記個人叩きだ」について

俺はパフォーマンスを基に批判してるつもりだけど

あえて個人の話をするならひまてんの作者だって色々悩むことや辛さもあるのはわかるよ

30過ぎくらいで目指したキャリア全然違うことになっててなにこの人生とか思ってるのかもしれない、そんな内面はなんもわからんけど

  

けどメジャーリーグドジャース登板してるような立場人間

そんな凡人レベルのよしよしすることに意味はあるのか? 

 

ひまてんを気合いの入った超おもしろラブコメにして読者をひれ伏させることにしか彼の活路はないだろ

人生最高の気迫で踏ん張るしかないとこでシャバいことやってんじゃねえぞ

気合い入れる以外に今かけるべき言葉ってあんのか?

 

追記「偉そうだ」について

批評は偉そうな行為なんだから偉そうにするのは当たり前だろう

偉そうな行為を偉そうな口でやってる俺よりも

自分は偉そうな人間ではない」という自認で好きにブコメ書いてる奴等とかの方がやべー奴なんじゃねえかと俺は思う

 

追記 渋い


SnowSwallow

ジャンプラブ”コメ”を語るに、篠原健太先生渡邉先生をどうして避けるんだ…。ジャンプ少年向けギャグ枠に成人向け変態性を合わせるスタイルも目立つ。最近では林聖二先生も。

2024/11/25

わかってるじゃん。

渡邉はい女の子描けてた。

恋するエジソンとか決して高い画力ではないなりにフロー出てた。

「こういう子がかわいい」っていうビジョンリビドーがあった。

関西弁の子が好きだったわ。

偉人の顔になる」っていうあん面白くないギャグ

連載中に上達してきてた女の子の可愛さが衝突してたね。

 

あの人は結局ジャンプにいる間

ギャグに賭けるのか女の子の可愛さに賭けるのか

踏ん切りつかないみたいなところがあったよな。

  

筆おらないでジャンプラで活躍してくれてるだけで御の字だが

機会があれば自分の絵柄でラブコメチャレンジもしてほしいな。

  

林聖二!?ってなったけど検索して出てきたテラちゃんのことか?

これも渡邉築と同じで絵に落書き感残ってるが

女の子にはフロー出てると思う。

  

つか挙げる名前が渋いな。

 

2024-11-22

急募】おしゃれすぎる服を着ていける場所

普段着にしては気合が入りすぎてる服を着ていっても浮かない場所を知りたい。

以前、おしゃれなワンピース一目惚れして買った。おしゃれ度でいうと、パーティードレスとまではいかないが、職場に着てったらだいぶTPOをわきまえてないくらい。

先日、友人から結婚パーティー(結婚式ではない)のお誘いがあったのでようやく日の目を浴びれるとウキウキだったのに、「今回は気張った会ではないので、ドレスコードカジュアルです!」と連絡があり、早々に出番がなくなってしまった。

変に期待したせいで、このワンピースを着てでかけたい欲だけが中途半端に残ってしまった。

お一人様でもいいので、周りもみんなおしゃれな人ばっかりな場所で思いっきりこの服を楽しみたい。


私の貧弱な思考ではそんな場所は思い浮かばないので、どうかアドバイスをください。

高学歴高知能の発達障害者に該当しない人でも、普通に働けている例はいくらでもある

そもそも発達障害の診断自体を受けずに無自覚に定年まで働いている人もめちゃくちゃいる

でも、そういう人たちの話をしても、きっと無限に働けない理由をあげてくるだけだよね?

(絵が上手くなりたい~https://anond.hatelabo.jp/20241121004956#話題の時とは真逆だよな?)

 

なので、発達障害があり、さらに広範囲知的な困難もある(通常学級への進学が難しいレベル)けれど、

一般企業正社員として働き、自立した生活ができる収入を得ている人や、パラアーティストとして生計を立てている人の話に話題を絞る

 

まず、支援アプローチには雑に大きく分けて二つの考え方がある

 

Aパターン

『この子は生涯誰かの支援必要からこそ、常に礼儀正しく、正直で、ルールを守れる人になってもらおう。

たとえ泣き叫んでも、決して譲らず、叱らず、生きていく上で必要なことは、たとえ嫌いなことでも、できないことでも、できるようになるまで訓練を続けよう。

将来、少しでも自由に外の世界で過ごせるように、人としての尊厳を持って生きられるように、必要な力を育てていこう』

 

Bパターン

『型にはめることよりも、子どもの楽しむ心、ゆっくりでも自ら成長する力を信じて、やりたいことを徹底的にサポートし、興味や才能を伸ばしていこう』

 

 

Aの有名な例は『トモニ療育センター』だよね

国立特別支援教育総合研究学校教育に期待すること

第一節 自閉症の人の早期養育-幼児期から学校教育への意見

https://www.nise.go.jp/josa/kankobutsu/pub_d/d-210/d-210_03_01.pdf

 

実際にAのアプローチ成功している例を紹介する

ある方は、発達障害特有の極端な手先の不器用さ(微細運動が困難)があり、中度の知的障害もあるにもかかわらず、現在16年間も正社員として働いている。時には朝9時から深夜0時近くまで働くこともある

 

通常の認知能力があれば、PCを使う仕事を選ぶことで手先の極端な不器用さの問題回避できるが、この方の場合知的障害もあるため、生活できる収入を得るにはどうしてもフィジカルワークをする必要があった。フィジカルワークでは常識的な手先の器用さは必須

 

そこで小さい頃から毎日欠かさず手先を使う訓練を続けたそう。運筆練習折り紙ビーズ編み、絵を描く、日記を書く、ピアノ(これは20年も続けたそうです)などなど

この気の遠くなる積み重ねによって、仕事必要な手先の器用さを獲得したわけだね

 

あと、発達障害によくある極端なこだわりやパターンを変えることへの強い抵抗感も、幼少期からの訓練で克服に取り組んだ

からこそ、突然の残業にも柔軟に対応でき、作業所ではなく一般企業正社員として働けているわけ

 

正社員として働いているおかげで、単なるお小遣いではなく、自分給料で電動自転車を買ったり、ゲーム機ソフトを購入したり、両親にプレゼントを贈ったり、好きなアニメ映画を観に行ったりと、自由尊厳ある生活を送れている

 

結局のところ、特別な困難があっても、極端に才能がなくても、時間コスト度外視で、真摯に積み重ねていけば、ある程度の水準には到達できる

これは絵の上達と同じで、要はやるかやらないか問題*1

 

から、通常学級に進学できる程度の能力がありながら、単にやりたくないことを "できない" と言い換えるのは、率直に言って誠実ではないし、単純に嘘つきだよね

正直に『やりたくないからやらない』『タイパ/コスパが合わないからやらない』と言うべきだ

 

範囲知的な困難がなく、一定以上の応用力がある人なら、自分が出来ること/出来ないことを見極め、自分に合う仕事試行錯誤で見つけるべき。それが社会人になるってこと

それがどうしても難しいなら最初から障害者向けの求人を探すのも一つの選択肢

これもやるかやらないかだけの問題*2

 

 

まぁ、何がなんでも『嘘なんかついてない!!通常学級に進学できるけど、知的特別問題はないけど、発達障害から働けないんだ!!』という主張でも別にいいよ?

それは一概に否定はできない

だって自分の本当のことは自分しかからないし、人それぞれに個性があるし、そういうケースもあるのだろう

 

なので、Bタイプ支援方法で素晴らしい成長を遂げたケースで特に印象的なケースを2つ紹介する

(具体的な団体名の記載はやめておく。パラアーティストについては検索すれば多くの事例が見つかるし、不得意なことへの向き合い方は団体やご両親の考え方それぞれなので)

 

1つ目は、発達障害と重度の知的障害があり、文字の読み書きが出来ない方のケース

この方は自分の興味に従って試行錯誤を重ね、驚くべき適応能力を身につけた

 

特筆すべきは、これらのスキルを誰かに強制された・教えられたわけではなく、自分で楽しみながら習得したこと

例えば、

 

まさに、人間の『ワクワクする力』が生み出した創意工夫だよね

 

 

2つ目は、発達障害と重度の知的障害があり、幼い頃からスピーチセラピーを受けている方のケース(この方の詳しい話は、はてなブログで見ることができる)

たくさんのことをして日々楽しんでいらっしゃる

 

こういった例を見ると、本当に人間可能性は無限大だなと感じるよね

 

 

結論として、もし『通常学級に進学できるけど、知的特別問題はないけど、発達障害から働けないんだ!!』という主張に嘘偽りがないのなら、

出来もしないこと(働く)を無理にしようとはせず(無理なものは無理)、自分がワクワクすることを見つけて、それを楽しみながらのんびり続けていくのがいいんじゃないの?

それが、どこかで仕事にいつか繋がるかもしれないし、べつに経済的自立を焦る必要性はない

 

 

 

*1もっとも、頑張れば絵が上手くなれる、気合いで絵が上手くなれるとか言ってる人たちに、才能がない場合にかけなければいけない膨大なコスト認識、やり抜く覚悟、どちらもあるとは思っていないけどね

 

*2 既に二次障害があってSADだったり鬱状態なら、気合いでどうにもならないので、専門家相談しよう

 

 

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2024-11-20

百貨店で買い物する日は気合いを入れてるからかしこんで行くよ…😇

お母さん外商さんと繋がりあるけど子供の頃から刷り込みで一緒じゃないときでもめかしこんで行くよ…百貨店はおしゃれして行く場所じゃないんか…?

2024-11-15

歩いてる普通に女のほうが避けないなと思うんだけどどう?

絶対スマホから目を離さないぞっていう気合の入った人多くない?

マンブーという共通認識

からしてもマンブーやめて欲しいと思う

マンブーされてる女キモい こっちにも弊害があるし



ここから先全て愚痴なのでまとまりのない文章になると思う。思ったまま全て書きますのでご了承ください。


前提として、私は女で、男友達4人とフルパでVALORANTをしている。私の方が始めたのが遅かったのもありランク差が開いてしまっている。

しかしサブ垢でブースティングしてもらうなどは断じてしていない。よくある姫と騎士みたいな囲われてるわけでもない。マジで仲良い友達

チームメイトとして貢献出来るように努力しているし、試合を録画して反省会などもするくらい真摯に向き合っていると思う。(ゲーム如きでと思われるかもしれないがそれも含めて楽しんでいるのでそこはよきദി^._.^))

でもどこか男4:女1のパーティーってキモマンブーやん…と思われるんじゃないか、という気持ちが拭えずにいる。

ロールもセンチネルメインだし。集団行動できないから使ってるだけなのに女はセンチネル❗️っていう嫌な雰囲気がある気がする。もっともそれを作り出してるのは女なのですが… でもセンチネルって楽しいよね❗️人数不利でクラッチしたら脳汁出る❗️

自分が1番キモ男女比〜と思ってるから気になるのかもしれない。

FPSゲーマーの女、おかしな奴しかいないし母数も少ないか気持ちよくゲームのできる友達を探すのが本当に難しい。もしかしたら自分おかしな奴かもしれないが…一応そんな奴ではないとは思っている。

あと熱量も違っていて一緒に長く続けることも難しい。何度か女性のいるパーティーに入ってみたりしたのだが、チームの雰囲気がのほほんとしていて気合いが入らない。サークルみたいな感じ。私は部活がやりたいので合わなくて数回でひっそり消えた。

理想としては女5人で部活出来たら絶対楽しいだろうなと思うけど、そんな女ゲーマー全然いない。いたとしても人間性の部分で終わってるところがあるパターンが多い。ノンデリとか陰口とか男絡みのあれやこれやなどで問題が起きる気がする。

あと部活っぽい女って結構ツイートが香ばしかったりしない?気のせい?SNS介さずに知り合えたらいいのに。顔をランクアイコンで隠してる自撮りとか見たくないです。ピンクフィルターかかった画面直撮りの武器スキンのページとかも見たくないです。

主題からめっちゃズレてしまった。部活っぽい女の件に関しては一旦置いておこう。マンブー女だよ。本当に有害なのは

チン騎士に囲われて実力と相反するランクがついて悔しくないのか?全く理解できない。ブースティングランクをあげるなんて本当に耐えられないんだけど。どういう気持ちでいるんだろう。囲われてる♪私モテてる♪男が私のために頑張ってる♪ドヤ♪って感じなの?キモすぎる それおま○こパワーですやんw w w w w w w w w wあとそういう奴だいたいブス おつかれ

チン騎士は仕方ない おま○こパワーに屈してしまっただけの哀れな子羊だから。でも女ァ‼️テメーはダメだ 同じ女として不甲斐ないよ…強くてかっこいい女になれよ…そうなれるように努力するのが大切なことだろ…


なんかただの愚痴大会になってしまった。ここまで読んでくれた皆さんほんとすみません。ハー本当に嫌な界隈だよ でもゲーム楽しい 辞められない 仕方ないね

みんなでGC ZETA応援しましょう!トランスジェンダーGC出んなよ!

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