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はてなキーワード: 対峙とは

2025-10-31

民間クマ撃ち養成支援すべき[訂正3]

前提

人口減少社会森林面積は増大しており、熊の人里への進出は止め難い。

しばらくは、我々は捕食対象として襲われ続けるだろう。

熊は人のつくる農作物果物の味をおぼえると、ドングリ食に戻れなくなる。

肉の味を覚えて完全肉食と生態を変えた個体確認されている。

熊は、高度の知的能力適応能力を有した生物であり、手強い競争相手

人に慣れ街に出る「都会っ子」の熊は、不可逆な変化・成長を遂げたとみるべきだ。

公的対処

現行法下では対処法は限定されている。

自衛隊有効銃火器使用禁止され、多勢を持って熊を威圧するために出動した。

罠を仕掛けるのに必要時間マンパワーを稼ぐためだ。

弓や槍の携帯も許されない、圧倒的に不利なフィールドだ。

300年前、「生類憐みの令」が猟銃を取り上げた時も、長槍兵が囲んで討伐していた。[訂正1]

から、熊と対峙する人間に対して、これほど貧弱な装備で派遣するのは古今に例がない。

縄文人よりも不利な条件なのだ

ただ、自衛隊銃火器を持っていたとしても、退治できるかは怪しい。

体力と精神力という資質の部分が大きなウェイトを占めている。

警察自衛隊クマを撃てる人間養成するためには、選抜し、教育しないといけない。

それには時間金もかかり、予算必要だ。[訂正3]

クマ撃ちを育てるまで

猟師クマ対峙して有効武器は猟銃のみ[後注、誤記2本文ではライフル銃のこと]。

猟銃の許可を取るためには、散弾銃許可を得てから基本的10年の要件期間を必要とする。

散弾銃は貫通力が弱く、熊の皮膚を抉るにとどまる。

クマ撃ちができるまでには、一般的には数年の経験必要

複数猟師指導し狩りに同行させて経験を積み、山を知り熊を知り対峙可能になるまでに三年。

高度の体力と精神力という資質と、正しい指導、そして経験が備わって初めてクマ撃ちが可能になる。

逆に、資質があり罠や散弾銃許可をえていても、猟銃の携帯までは時間がかかる。

提言

自分は、散弾銃所持猟師にも条件付きで猟銃の携帯を認める仕組みにすべきと思う。

猟銃は、先輩猟師が所有して狩の時に徒弟たる猟師に貸し出す形の登録制がよい。

先輩猟師指導員及び身元保証人になるわけだ。

徒弟は猟銃の訓練及び緊急避難の時のみ発砲を許可する。

見習い期間3年で特例による猟銃所有の許可を認めるという感じ。

熊撃ちの技術継承されるためのキャリアパスをつくるべきだ。

もちろん手当の増額なども必要だ。

しばらくは苦しいが、「巻き返し」をしなければ、未来世代負債を残すことになる。

自然保護というお題目のために、自らの子孫の命を危険晒した罪は我々にある。

将来世代へ出来る償いとして、まず自衛可能法制度を整えることが必要だ。

[訂正1]

ソースを見返したところ、誤認があったので訂正する。他にも誤解があるかもしれないので、仮に[訂正1]とする。https://www.wwf.or.jp/activities/opinion/2006.html

https://www.wwf.or.jp/activities/opinion/2005.html

江戸時代の「生類憐みの令」のもとでも、熊の被害が起きた場合藩兵は猟銃の使用限定的に許可されていた。熊以外の殺傷をしないという誓約をしてことに臨んだ。一方、猟師は槍一本を携帯していた。

生類憐みの令により民間の猟銃運用能力伝承は途絶えたようで、民間猟師の猟銃を用いた熊退治が記録されるようになったのは1721年将軍が死亡してから10年余後のことだった。

[誤記2] 銃の区分

本文中、猟銃をライフル銃の意味で用いていた。正しくは、猟に使用可能な銃の総称が猟銃であり、空気銃散弾銃ライフル銃が含まれ概念。一方、江戸時代の銃も猟銃と表記しているが、種類としては火縄銃に相当すると思われる。

そして、今年2025年3月規制されるまで、ハーフライフルという「法律上散弾銃区分されるがライフルに準じた運用可能な銃」が多く運用されていた(一部特例により運用継続地域あり)。ライフル銃の銃身内側には螺旋状の溝があり、弾丸を回転させて射程距離と直進性を高めている。これをライフリングとよぶ。ハーフライフルは、ライフリングを一部省略するなどして散弾銃扱いで運用できるように加工した日本独自の改造銃だ。ほとんどが北海道運用されてきた。

ライフルには及ばないもの、専用スラグ弾を詰めたハーフライフルは100m近くの射程距離がある。「平筒銃」と呼ばれる散弾銃は40-50mで命中精度も低い。

北海道銃砲火薬組合は「ヒグマの走る速さは秒速約16メートル」とし、単弾を用いた平筒銃で50メートル先のヒグマを撃って外した場合は3秒以内、30メートル先だと2秒以内で反撃されると試算。「自身の身を守るためにも新人ハンターハーフライフルは必要」と訴えていた。

https://www.asahi.com/sp/articles/ASS2245W0S1VIIPE025.html

ハーフライフ規制により新人ハンター経験を積む機会は決定的に減少したと思われる。

[注記3] 公務員への狩猟許可

これについては「時間を要する」と記述したのみで、公務員狩猟可能制度改正を行うことを否定しておらず、むしろ賛成の立場である。。ただし、法を改正し、公務員から適正のあるものを選び、教育を施して実用にいたるまでには、5年は最低でもかかると考える。

公務員は急に増やせないし、急に減らすことも難しい。地方公務員だと管轄問題も発生する。急に現場に駆けつけて、熊だけ退治して去っていく。これが法律上可能なのは現状で民間猟師しかいない。そのため、まずは民間猟師の参入を増やし、ノウハウ継承を途絶えさせないことが大事と考える。育った人材特別公務員として任用する流れがあれば、より望ましい。猟師公務員登用が、カリキュラム作成へつながると期待する。

シェイクスピアをザッと読む時期

高校生ときに何故だか思い出せないのだが、岩波文庫の『リア王』を読んだ。

全然面白くなかった(´・ω・`)

それでもシェイクスピアにはもう一度対峙しなければならないと思ったのか、大学に入ってから松岡和子が訳したものを手に取った。

夏の夜の夢』と『間違いの喜劇』が1冊に入っているもの

これがそこまで楽しんだわけではないが、読むのには苦労しなかった(;´Д`)

それから他の作品も読むようになった。

流し読みみたいな感じだから感想は立派なことは言えない。

大島育宙の言う「批評」と「その日の日記」に当てはめると、「その日の日記」を垂れ流すしかない。

それでも1年くらいかけて少しずつ読み進めていった。

ヘンリー六世』で挫折しちゃった!

デアデビル ボーンアゲインを見た

現代現実的ヒーローを描くという意味では歴代屈指の出来だと思う。

物語構造としてもほぼほぼ完ぺきだ。

ただ、尺の都合なのか「ヴィジランテ(自警団)」の是非については片手落ちになっているとも思った。

 

とりあえず、いい加減、ディズニードラマ適当なところで切るのやめろ。

ガンニバルもそうだったし、今作もそう。最低限、何らかの話は終わらせろ。

 

今作では仲間を奪われ怒りを制御できず自身の考えるヒーロー資格を失い、ヒーロー引退するマット・マードックと、自身の悪心を制御することでニューヨーク市長へと昇りつめるウィルソン・フィスクという対立構造から話が始まり、フィスクの悪心が徐々にあらわになるにつれ、再び怒りを募らせついに復帰するマットが鏡像として描かれる。今作の序盤から終盤にかけてマットとフィスクはほぼ同じ属性のものでは?というエクスキューズが投げかけられている。これは過去からもある種共通したテーマだった。

しかし、今作では市長として時に脅し、時に煽てながら仲間を増やしていくフィスクに対して、マットは孤立を深めていく。そしてその結果、マットは破れ、フィスク勝利する。しか孤独だと思っていたマットにも、ニューヨークを取り戻したいと思っている善良な仲間がいた。彼らの革命が始まる!完!

完!じゃねぇんだわ!という気持ちはあるが物語としてはよくできている。

キャスリン・ビグローならここで本当に「完」にしそう。

 

フィスク権力内、そして市民への支持を得ていく過程で利用するのは「顔隠して暴力ふるいまくるヴィジランテ(自警団)ってヤベー奴らじゃね?」という印象操作。これは例えば今でいうなら「移民」であったり古くは「輸出大国日本」であったりという「共通の敵を作り出すことで団結を促す」という手段であるのだが、これを行うことでフィスクは「自身への団結」と「敵の排除」の両方を効率よく行っていく。過去に倣う立派な政治家である

 

しかしそれに対してマットは今作ではヴィジランテとしての活動はほぼ全く行わない。

マットがデアデビルになるシーンは概ね4つ。

1.冒頭でブルズアイと対峙するシーン

2.復帰戦でミューズから依頼人の甥を救い出すシーン

3.ミューズから恋人候補を救い出すシーン

4.フィスク自警団暗殺部隊撃退するシーン

1~3は「知り合いが危険じゃねーか!!!(ブチギレ)」で、4は自己防衛

自警団として「世の中の悪を退治する」という活動を行うシーンがほぼない。

マットがデアデビルになるときは終始ブチギレており私怨からヴィランボコボコにしている。

もちろんこれが「自警団って言ってるけど感情的暴力をふるっているだけでは」という、アンチ自警団のフィスク側の視点を補強する役割を担っていて、だからこそ市民の信頼を回復するに至らず敗北するというのは理解できるのだが、それにしても作劇的作為を感じすぎるなと思った。

フィスクニューヨーク治安全然回復してないし、何なら悪くすらなってるのにマットはそれらはおそらく無視して自分関係のある人が害されるとブチギレて暴れ出すヤベーやつになってるけど、さすがに前まではそこまでのキャラじゃ無かったよね?と感じてしまった。

昨今多いけどやっぱ市井の人々を救うシーンを描かずにヒーロー葛藤を描こうとするのやっぱフェアプレイに反すると思う。そりゃ「仲間を救う」ためだけに力を使うんだったら「ヤンキー」や「暴力団」「マフィア」とは変わらんけど、そうじゃない人だからヒーロー」なんでしょ。

今作に登場したフランクキャッスルならそれでいいけど、マット・マードックはそうじゃなかったはず。もちろん冒頭でイキスギ!ヒーロー暴行伝説!やっちゃって自警団活動葛藤してるって構成なのはわかるけど、それで市井の人が苦しんでるのは無視して、自分の知り合いならブチギレるってやっぱ違和感があるよ。

 

とはいえデアデビルの新作」として見なければ(まぁそう見ないとフィスクとマットの関係とかよくわかんないんだけど)ここ最近MCU作品の中では映画を含めても完成度は高いほうだし、ノワール系の作品が好きなら見て損はないと思う。

ただ、マジで「え?ここで?」ってところで終わるので、26年3月シーズン2があるそうなのでそれを待ってから見てもいいかもしれない。元々全18話だったのをシーズン1の9話で出したって話だからまさかシーズン2もいいところで終わることはないと思うので。まさかね。

2025-10-28

お前らファンタジー小説ナメすぎだろ。本当に面白い作品教えてやる。

最近ファンタジー小説の話をすると、だいたいハリー・ポッター指輪物語名前が出てくる。

それしか知らないのか?

かにどっちも名作だ。でも、ファンタジー世界もっと広くて深い。

お前らが知らない傑作が山ほどある。

俺は20年以上ファンタジーを読み続けてきた。和洋問わず王道からマイナーまで、読破した数は500冊を超える。

そんな俺が、本当に面白いファンタジー小説を教えてやる。

海外編】

ゲド戦記アーシュラ・K・ル=グウィン

ジブリで知ってる?あれは原作とは別物だ。原作を読め。

これは魔法使いゲドの成長を描いた物語だが、ただの冒険譚じゃない。魔法には真の名前必要で、名前を知ることは相手支配することだという世界観が深い。

第一巻『影との戦い』で、ゲドが自分の影と対峙するシーンは、人生で何度も読み返してる。自分内面と向き合うことの恐ろしさと大切さを教えてくれる。

指輪物語と並んで世界三大ファンタジーと言われる所以がわかる。

『風の名前パトリック・ロスファス

これを読まずにファンタジーを語るな。

伝説の秘術士クォートが、自分人生を三日間かけて語る物語現在刊行されてるのは第一部と第二部だけで、第三部が出ないことで有名になってるが、それでも読む価値がある。

魔法の体系が論理的で、主人公の成長過程が丁寧。そして文章が美しい。

沈黙には三種類ある」という冒頭の一文から、もう世界に引き込まれる。

ミストボーンブランドン・サンダースン

火山灰が降り続ける世界で、神のような支配王が千年統治している。その世界で起こる革命物語

この作品の何が凄いって、魔法システムが斬新なんだ。金属を体内で燃やすことで不思議能力を発現させる。そのルールが明確で、バトルシーンの説得力半端ない

ヒロインのヴィンがめちゃくちゃカッコいい。弱かった少女が、最強の戦士になっていく過程が爽快だ。

アメリカン・ゴッズ』ニール・ゲイマン

現代アメリカ舞台に、古い神々と新しい神々が戦う話。

古い神々ってのは、オーディンとかアヌビスとか、移民が持ち込んだ神話の神々。新しい神々ってのは、メディアとかテクノロジーとか、現代社会が生み出した概念

この設定だけでワクワクしないか

主人公シャドウの旅を通じて、アメリカという国の成り立ちと、信仰意味を考えさせられる。ファンタジーでありながら、めちゃくちゃ現代的な作品だ。

国内編】

十二国記小野不由美

異世界ファンタジー最高峰異論は認めない。

日本女子高生が、異世界に連れ去られて王になる話…と聞くと、よくあるなろう系みたいだが、全然違う。

この世界では、王は民に選ばれるのではなく、麒麟という霊獣に選ばれる。そして王が道を誤れば、麒麟病み、国が乱れる

王とは何か、統治とは何か、正義とは何か。重いテーマを扱いながら、冒険面白さも失わない傑作だ。

続きが出ないことで有名だが、既刊だけでも読む価値がある。

精霊の守り人上橋菜穂子

用心棒バルサが、精霊の卵を宿した皇子を守る物語

上橋菜穂子文化人類学者でもあって、その知識世界観に活きてる。この世界には独自文化歴史信仰があって、それが全部説得力を持ってる。

バルサがとにかくカッコいい。30代の女性で、短槍使いで、過去に傷を持ってる。こんな主人公、他にいるか

アニメ化もされたが、原作もっと深い。大人が読むべきファンタジーだ。

『鹿の王』上橋菜穂子

同じ上橋菜穂子だが、これも外せない。本屋大賞受賞作だ。

疫病と戦争を描いたファンタジー医療政治差別、愛。全部詰まってる。

ファンタジーなのに、めちゃくちゃリアル世界が緻密に作られてて、そこに生きる人々の息遣いが聞こえる。

読後感が重いが、それだけ心に残る作品だ。

デルフィニア戦記茅田砂胡

全18巻の大河ファンタジー

強気王女リィと、流浪剣士ウォルが、国難に立ち向かう話。キャラが魅力的で、バトルが爽快で、策略が面白い

長いけど、一気読みしたくなる。夜更かし確定だ。

シリーズ累計335万部売れてるのに、なぜかあまり話題にならない。もっと評価されるべき作品だ。

空色勾玉荻原規子

日本神話ベースにしたファンタジー

闇の一族と光の一族の争い、そこに巻き込まれ少女少年物語

日本的な世界観が美しい。情景描写が丁寧で、読んでると古代日本風景が目に浮かぶ

YA小説だが、大人が読んでも面白い。というか、大人になってから読み返すと、違う感動がある。

『レーエンデ物語多崎礼

2024年本屋大賞ノミネート作。

呪われた地レーエンデ舞台に、400年にわたる革命歴史を描く群像劇

これから伸びる作家だと思う。正統派ファンタジーとして、読み応えがある。

【なぜお前らはファンタジーを読まないのか】

ここまで読んで、「長そう」「難しそう」と思ったか

そういう偏見ファンタジーを遠ざけてる。

かに長編が多い。でもそれは、世界を丁寧に描いてるからだ。

一度その世界に入り込めば、もう抜け出せない。それがファンタジーの魅力だ。

現実疲れた時、違う世界冒険したい時、ファンタジーは最高の逃避先になる。

でも同時に、ファンタジー人生について教えてくれる。

勇気とは何か、友情とは何か、正義とは何か、生きるとは何か。

異世界物語を通じて、現実自分と向き合える。それがファンタジーの深さだ。

から食わず嫌いせずに読んでみろ。

上に挙げた作品のどれか一つでもいい。手に取ってみてくれ。

きっと、お前の人生を変える一冊になる。

ファンタジー世界は、お前を待ってる。

大阪のおばちゃんVS熊 の実験をしてみてほしい

1.大阪のおばちゃん一般的にデb……恰幅がいい

2.大阪のおばちゃん一般的に正面にライオンや豹の顔がプリントされた衣類を装着している

3.大阪のおばちゃん一般的に全身ヒョウ柄や虎柄の衣類で覆われている

 

上記の条件からうっかり街中で熊と対峙した際に熊がどのような行動を起こすのか

私、気になります

2025-10-17

猟友会ヒグマ対峙してる76歳とかって異様に若いんだけど、ギリギリの状況を味わっていると若くなるとかあるんだろうか

下手したら歳の割に若々しいどころじゃなく熊にズタズタにされて死ぬわけだからアンチエイジングとしてみるとコスパ悪いが

2025-10-11

ちょうど100年前、1931年満州事変のあった年で15年にわたる戦争のはじまりとなりました。その後、世界戦争突入したわけではなく、1931年日本アメリカ侵略して、ナチスドイツ誕生します。その後、ナチス戦争を続け、敗戦を迎えて1946年まで続きます日本敗戦とともに日本連合国占領下に入り、各地域占領は解除されたのですが、それ以降も日本アジア各国の支援を受けて経済活動継続し、アジア列強対峙する国として成長を続けていきました。国際社会の思惑と支援はあったものの、その後の冷戦構造による世界の変化と国民生活の高度

Anond AI作成

2025-10-10

レゼちゃんの前髪ってさ

「右流しのときは嘘、左流しのとき本音」とかじゃないすか?

友だちに連れて行かれた映画で心を撃ち抜かれて、いま原作を読み漁ってるニワカだけど。願望が9割。

追記

デンジのベロ噛みちぎったところ左流しで草生えた

逆なのかなあ…それともふつうに俺の考えすぎ?

◎右流し(嘘ついてるとき?)

胃液まみれの花をもらうところ

デンジくんみたいな面白い人はじめて」

二道や学校でいちゃついてるところ

「私が全部教えてあげる」

田舎ネズミがいいよ」

連れションニキと対峙するところ

花火を見ているところ

「助けてくださ〜い!悪魔に襲われてま〜す!」

「皆殺しコースかな」

「俺に泳ぎ方教えてくれたのはホントだろ?」と言われたところ

マキマと対峙するところ

天使悪魔に射抜かれたところ

◎左流し(本当のことを言ってるとき?)

バカ舌」

小学校行ってないっておかしい」

「裸になっちゃお どうせ暗くて見えないよ」

「都会のネズミどっちがいい?」

屋台を回っているところ

仕事辞めて私と逃げない?私がデンジくんを幸せにしてあげる」

山の屋上キスからの舌噛み切り

「私がまだキミを本気で好きだと思ってるの?」

新幹線に乗るのをやめて二道に行くところ

デンジホントはね」

ちなみに

連れションニキを極めてるとき

海岸打ち上げられてるとき

田舎に逃亡しようと新幹線に向かっているとき

は前髪は出ていない。

なんらかのメタファーだと思うんだけど…

2025-10-09

組織に対する誹謗中傷への対応

愚痴りたいことがある。みんなに相談とかじゃなくて、話を聞いてほしいだけ。

問題発生が数年前の春で、その年の8月頃に解決した。

当時は総務の何でも屋をしてたんだけど、こんなことで頭を抱えるなんて思わなかった。

私のことだが、ギリギリ若手じゃないくらいの大学職員である法務知識はほぼない。

うちの大学名誉棄損されてる案件があった。ぶっちゃけるけど、はてな匿名ダイアリーである。そこで、うちの大学卒業生を名乗る人がおそろしい日記を書いてた。

小説みたいな文体で、名誉棄損かどうかは微妙ラインだった。大学名誉を傷つけるものだけど、読む人が読んだら「表現の自由範囲内」とか言いそう。

はてブランキングで上位ではないけど、ブックマークを集めてはいた。人目には付く程度で。



どうして判明したかと言うと、大学代表メール匿名通報が届いたから。別の部署宛てだったけど、総務課案件になった。

メールを要約すると「はてな匿名ダイアリーに、貴学の誹謗中傷にあたる記事投稿されています。私は卒業生なので不愉快です運営会社が貴学と同じ京都府にあります対応いただけるかもしれません。返信がない場合は貴学に電話します」

というものだった。最初迷惑メールかと思った。一応書かれていたURLクリックしてみた。すると、そこに広がっていたのは、マジでしょうもない長文増田だった。

どんな内容かは書かない。魚拓を取ってる人がいるかもしれないから。

うちの大学卒業生主人公で、しょうもない悪行をしてるのが書いてあった。

匿名日記なので、本当に卒業生かどうか怪しいものだったけど、具体的だった。卒業生なのは事実では?と思った。ただ、個人の思い出レベルであり、事実かどうかの確認不可能



実際の対応の話に移りたい。

その長文増田ワードコピーして、印刷して目を通して、ヤバそうな箇所にマーカーを引いて、課内会議を開いた。そこまでする必要があったかはわからない。別部署からメールでは「必要そうなら対応お願いします」とあったし、私個人PC宛てのメールだったので無視することもできた。

しかし、その先月に危機管理研修を受けたばかりだった。本案件スルーするのは気が引けた。それで上司相談して、対応会議を開こうという流れになった。

投稿者の属性だけど、大学に恨みを持つ退職者か、あるいは大学から何らかの処分を受けた人間か、はたまた卒業生ではあるけど、人生がうまくいってないしょうもない人間憂さ晴らしで書いたのでは?と推測された。

というのも、文章の端々から投稿者の憎悪や悪意がにじみ出ていた。読んでるだけで気分が悪くなった。文章自体はこなれてる感じ。

卑怯で汚い!」と、心の中でそういうことを呟いた。

対応会議の結果なんだけど……流れとしては、こんな順番になった。

まず、学内法務顧問弁護士)に相談する。そのうえで、メールでの通報者にはすぐ返信しない。完全に事態解決してから返信する。電話がかかってきたら私が対応する。

数日後、顧問弁護士からの回答があった。内容は想像どおりのタマムシ色だった。以下要約。

「そのブログの内容は、法的に名誉毀損にあたる可能性がある。しかし、匿名であること、そして書き込みの内容が主観的感想や風聞の域を出ない場合、立件は難しい。何より、表現の自由観点からは、公共機関である大学が直接動くのは高リスクであると思料する」

顧問弁護士からメール回答は重かった。

はてな匿名ダイアリー通称増田は偶にだけど読んでる。ブクマランキングを経由して。はてな匿名ダイアリーを知らない人のために説明すると、文字通り「匿名」で投稿できるサービスであり、その匿名性ゆえに、当事者から通報ひとつで当該日記をBANしてくれる。

でも、これって私個人被害を指すわけじゃない。組織としての大学のことだ。じゃあ、削除申請はどうやるのか……一応はてな質問しようと思ったけど、スタッフさんに迷惑がかかると思ってやめた。いざとなったら、私が嘘通報して消してやろうと思った。

別に大学名前削除要請を出してもいいと思ってた。一応上司にも相談してみた。そうしたら、やっぱり「弁護士の言う通り」らしくて。

書き込みの内容が明らかな違法じゃないし、個人日記に留まってる限りは、『表現の自由』を大事にしないといけないって。その課長は、わざわざ文学部の知り合いの先生相談したらしい。そしたら、その教授先生相手の味方をしたんだって

課長から聞いた教授コメント

・これ小説ですね。表現物だと思います

・うちの大学卒業生によるものと思う

・内容が不愉快なのは間違いない

・でも表現物には変わりないので、削除要請するのは公共機関である大学として誤った判断

こういう根本的な壁があった。

結局、それから何週間も悩んだ。担当者としてどうすべきかって。最後の方は、自分で嘘通報して消してやろうと思っていた。私も卒業生なので、こういう日記があると本当にイラっとくる。

そうしようと思った理由シンプルだ。

表現の自由」という言葉だけど、それこそ「公共の福祉」があるだろうって。確かにどんな内容であれ、個人自由意見を表明する権利保障されるべきだ。でも、それが他者貶める目的で行われるのなら、それはもはや「表現の自由」とは言えないのでは?



そんな時に、あの通報メールの発信者から電話がかかってきた。もう二週間以上も返信希望放置していた。

ストレスを感じながら電話を取ると、意外と大人しい感じの人だった。

あの日記には不愉快さを感じる。ただ、一応は表現ということもあるので、絶対に消してくれではなくて、貴学に対応を委ねたい」

考えが変わったんだろうか?とにかく優しそうな感じの人でラッキーだった。でも結局、大学としてどういう対応を取ろうかと言う結論は出ないままだった。

それからまた、打合せの場をもった。今度は法務部門の人も交えて話をした。

選択肢はいくつかあった。ひとつめが普通にはてな削除要請をすること。もうひとつは、それではてな日記を消さなかった場合に、弁護士を経由して正式削除要請をするか、直接相手方に警告の文書を送ること。

相手方と直接対峙するのはデメリットがある。相手が逆上して、さら過激書き込みをする可能性がある。ないとは思うけど、訴訟に発展した場合時間費用も膨大にかかる。何より、世間に「あの大学言論封殺しようとしている」と世間が受け取って炎上するかもしれない。

最後手段が「放置」だった。何もしない。これが一番楽な選択肢かもしれない。時間が経てば、書き込みは忘れられていく。はてな匿名ダイアリーは常に新しい情報で溢れてる。

でも、このまま放置して、次の問題に発展したら?たとえば、あんものを真に受ける弊学を志望する中学生高校生がいるとか。そうすると放置という選択肢無責任な気がした。一応は大学に雇われている身である



結局、対応手段論点は3つになった。

大学品位に関わる問題。まずはサイト運営者のはてな通報

安易な法的措置は避けるべき。炎上を招く可能性がある

・極力、こういう匿名者を相手にしない

私は、あの日記を読んでしまってる。悪意に満ちた言葉の数々を。あれが誰かの目に留まり大学が不当な評価を受けることになったらどうしよう。あの書き込みが原因で、大学関係する誰かの心が傷つくことになったら?

「何もしない」という選択はしたくない。かといって、強硬手段に出るのも難しい。私にそんな権限はないし。権限があるとしたら、少なくとも総務部クラス?とにかく、大学の評判は落とせない。

最終的には、時間解決してくれた。

ある日、憂鬱な気分でその日記ブラウザ上で読み返そうとしていたところ、なんと……日記は消えていた。厳密には削除じゃないけど、実質的に消えていたと言っていい。

ストレスから解放された私は、関係先に全部報告して回って、あのメールをくれた人にも「消えましたよ」と連絡メールを打った。

結局、こういう時ってどうするのが正解なんだろう。それがわからない。今後もし、同じような事態が生じた場合はどうすればいいのか。また同じように逡巡しそうな気がする。

結論は思い付けてないけど、次回に備えて、暇な時間に考えることにしてる。間に合えばいいけど。消化不良の結末で申し訳ないです。

2025-10-06

映画】見える子ちゃんを見た

面白さは辛めにつけて60点。

アイドル主演のホラー映画は80点満点みたいなところがあるので80点満点中60点ということで

アイドル主演のホラー映画の割にはよかったが……という感じ。

 

よかったところは映画として話の軸がわかりやすスッキリしていたこと。

悪かったところはヴィジュアル

 

これ公開時に田舎住みの俺増田氏が都会の駅に行ったら見渡す限りの壁一面がこの映画宣伝ジャックされており

逆にうわ~これダメそ~~~と思ったのを強く覚えているが、その印象よりはだいぶよかった。

 

まずよかったストーリー面だがいわゆる「心霊映画」としての整理のされ方。

「見る」ということを軸にかなり美しく作品構成されていた。

霊が見えてしま主人公だが、しかし霊が見えていることが霊に気づかれると憑かれてしまう。

なので何とかかんとかそこらへんをウロウロしてる霊を見て見ぬふりする様をコメディテイストで描く、というのがこの作品一種面白どころだと思う。ぶっちゃけ私的にはここはあんま刺さらなかった。コメディにするならもうちょっと徹底的にやってほしい。怖がらせるのか笑わせるのか中途半端で逆にシュールだなと感じた。

しかし引き寄せ属性の友人が霊に取り憑かれてしまたこから見て見ぬふりするのではなく、霊に対峙していくことの重要性に気づいていく。

その中で臨時教員であり超強力な霊に憑かれている遠野が現れ、その霊にまたも祟られてしまった友人を救うために決死の戦いに挑む。遠野に取り憑いていたのはウルトラ過保護な彼の母親生前から病的なまでの執念で彼を「見」守り、洗脳に近い形で彼を支配していた母親は死してなお霊になって彼の人生を縛っていた。

主人公とその友人の霊感女の助けを借り、支配される対象ではなく一人の人間として母親を見ることで対峙母親呪縛から解き放たれる遠野

そして主人公パートで度々登場するも無視されていた主人公父親が、喧嘩して無視という形で反抗を続けているうちに死んでしまった霊で実はこの映画シックスセンスだったことが判明し、主人公はそのことを受け入れブルース・ウィリ……父親無視しながらも(霊だからね)謝罪父親成仏するのでした。

めでたしめでたし

見てはいけないものが見えるというワンアイデアから、見るってどういうことか、見て見ぬふりするだけでいいのかという普遍的な問いを浮かび上がらせる手腕はフーンやるじゃんって感じだった。「心霊」と「見る」は切っても切り離せない関係だしね。

 

悪かったのはヴィジュアル映像表現

この作品には複数幽霊的なサムシングエルスが登場するんだけど、こいつらが「どう見ても生身の人にしか見えない奴」と「超高速振動しているとしか思えない輪郭がぼやっとした奴」の2パターンに分かれる。どうやら原作では「めっちゃバケモノ」が見えることで、それを無視するというシュールギャグみたいな部分があったらしいが、実写でそれをやるとシュールになりすぎるし金もかかる。

それを回避するためにこの表現になったと思うんだが、この超高速振動人間はまぁ怖くはねぇわな。

見るからにわかるし。霊かと思ったら人間でしたの展開にも活きないし。

しょっぱな、クラスで挙手を採るとき本来はいないクラスメイトを数えちゃって……という展開でもそいつが超高速振動しているので「いや、一目見たらわかるやろ」となってしまう。この表現、よくなかったんじゃない?

最後神様降臨するシーンもふわーっとしたもやがふわーっと通り過ぎると遠野母親が超高速振動さらに激しくなっていくっていうさすがにシュールすぎない?て感じで、今作のホラー表現もっと頑張れたはず。LDH主演のミンナノウタはLDHファンガ失禁レベルで頑張ってたぞ!

あと、生身の人間しか見えない奴とそうじゃない奴の違いはなんやねん。都合良子ちゃんか?という気持ち

 

異能青春ものとしてある程度の出来の良さは担保しつつ、異能の部分がホラー調であったがゆえにそこが微妙だったので点を引かざるを得ないという悲しきモンスター

あとはアイドル映画からしょうがないけど演技回りがね……まぁここは元から20点ひいてるからいいんだけども。

ここ数年の日本ホラー映画だったらミンナノウタ、きさらぎ駅Reに続いてよかったかな。

アマプラに来てたのであんま怖くない日本ホラー映画見たいなって人におすすめ

一億総決起への訓示 欲しがりません勝つまでは

国民諸君、誠に多くの同志諸君と共に、帝国自民党の新たなる聖戦の幕開けを迎えたのであります。謹んで感謝申し上げる次第であります

まず、これまで誠に、衆参共に少数与党という困難極まる戦況の中、忍耐に忍耐を重ね、野党諸氏とも真摯対峙され、苦闘を続けられ、また、昨年の総裁選挙の折に強く主張しておられた防災庁の設置、地方創生に大いなる活路を開いて下さった石破総裁閣下に、心より敬意と感謝を捧げるものであります

私は今、喜びというよりも、真にこれより先が総力戦であると心得ております諸君と共に挙国一致、力を結集して為すべきことが山積しております

多くの政策、それも迅速果敢に実行せねばならぬ課題が山ほどございます。そして、諸君と共に、自民党を一層気概に満ちた党に鍛え上げる。多くの国民不安希望に変える、その為の奮闘もまた必要であります

先に申し上げた通り、私は約束は必ず守ります

世代総力結集一億総決起で頑張らねば再建は叶いません。

人数は少のうございます

故に全員が奉公精神で働いていただきます滅私奉公不眠不休で働いていただきます

私自身も安逸という言葉を捨て去ります

欲しがりません勝つまでは精神で、働いて働いて働き抜いて参る所存であります

諸君におかれましても、お国の為、また自民党再建の為、それぞれの持ち場において全力を尽くされますよう、心より御願い申し上げます

そして、これより私は謙虚に職責を全うして参りますので、諸賢の御指導御鞭撻を賜りますよう、伏してお願い申し上げます。誠にありがとうございました。

2025-10-03

婚活界隈でキモヲジが若い女しか見てないのって、彼女たちが”アニメ世界から飛び出てきた子”に見えてしょうがいからだと思う

若い女って髪はツヤツヤだし肌は透き通ってるし声は若干の幼さを残してかわいらしいしま世間にすれてないかキモヲジでさえも露骨差別対応することない。

これって要するに”アニメの女”なんだよね。

キモヲジは同年代はもちろん、年上の女なんて相手にできるスキルなんてカケラも持ってないから、必然的アニメの女に走るわけ。

アニメの女に対してはもうずっと接して(?)いるから耐性もつきまくってる。自信もって対峙できる、と思ってる。

から実戦経験(??)ある相手を選ぼうとする。

キモ過ぎ

anond:20251003191024

「分裂しなかったら」ってのは、民進党小池と手を組んで保守カラーの強い政党として再出発しようとした時の話だろ

あそこでポシャらなければというよりはあそこで左派議員も持論を引っ込めて一枚岩になれるような体質の組織だったなら、当時の小池人気で辛うじてでも政権の座に就き、権力を維持するためなら何でもして自民党対峙できるような政党になり二大政党制が成立したかもしれんわ

民進党民進党でなければそうなったかもという話なので、つまりそんな可能性は無かったとも言う)

2025-09-28

俺がマグニチュードになるしかない

世の中がいつから面白くなくなってしまった。

流行物事や日々対峙する人間たちに全く魅力を感じない。決定的に自分の方がズレてきている感覚無視できなくなってきている。

かといって自分価値観を共有し切れる友人やコミュニティもないし、日々孤独に「自分はこれオモロいけどな〜」と自家発電的に誤魔化し続けるという次第である

多分これは自分自身が相当面白くなくなっている証左である。思い返すと、昔の記憶というかかつて自分が好きだったものを擦り続けている現実もあるし、何か未来に向かっていっていない回顧主義的な感覚が強くなり過ぎている。

昔は万物カルチャーに詳しい自分、というのがアイデンティティめいたものであったが、最近マジで知らないことが増えたし、知らないからといってそれをディグるようなモチベーションも沸かないのが現実である

興味のアンテナの感度が大分薄れてきているのであるイコール単純につまらない人間になってしまったのかもしれない。多分これからどんどんそんな機会が増え始めて、どんどん面白くなくなっていくのであろう。

なんというか目に見えて人生終わっている訳でもないのが辛い。ある程度一般社会人としては卒なくこなせつつあるが、その中でも特化して凄い訳でもない。仕事はまあ最低限こなせてると思うが、仕事以外の人間的な充足度が異常に欠乏し切っているという状況に恐れを感じている。

二十代の頃はガムシャラというか仕事悩殺されていても、「今は若手時代のそういう時期」と納得できる感覚もあったが、そんな青春期も頭に過ぎ去り、ちゃん人生経験重ねて「仕事プライベートも卒なくこなしてる大人」というある種のチェックポイント永遠に追いつけないようになってしまっている気がする。

そして脳の調子がすこぶる悪い。一回抑うつ休職してしまっているので、この体調悪さの段階がなんとなく読めてしまっているのだが、だからと言った休んでもそこに救いは無かったという事実過去経験から理解してしまっている。

要するにちょっと辛くても走り続けなければ根本的に詰みゆ事実理解している。現状の生活怠惰でやっぱり辛いながらも気に入ってたりするのだが、このまま何もせず10年ぐらい平然と過ぎていくのももっと恐ろしいだろなと自覚している。

今は酒を飲みまくり現実逃避しているのが実態であるが、これもいつか無理が来て崩壊していく未来も見えつつある。この年代差しかるとこれまで全く意識していなかった「肉体の健康」という指標が重視されてくる。「精神健康」は大分危ういなと過去から理解し、ケアに努めようとしているが、肉体面まで包括的に守っていけるようなキャパティは持ち合わせているのだろうか?

結論としては自分内面的な部分を維持しようとかなりのリソースを使い果たしていて、それ故に世の中や他人への関心が向かずに「面白くなくなった」という事実である。本当はもっとお気楽人間だったんだよなあと理解しながらも、今の世界はそのお気楽さを許してはくれない恐ろしい状況に今の自分には見える。それは世の中が変な方向に行ってるのではなく、単に自分が弱り果ててしまっているのだろう。

逃げたとこで救済はないだろうし、何か絶妙な変化で自分に潤いを与え続けるしかない。多分受け身で何か地殻変動を期待し続けているという状況が良くないのだろう。俺がマグニチュードになるしかない。

2025-09-24

外国人が増えて男がビビってるのかわいい

自分より力が強くて勝てそうにない相手対峙するの初めてなのか?

怖くてまともに対話できないの愛おしい

2025-09-19

いいdorawiiは、敗北したdorawiiだ。

dorawiiオリジナル商品は「敗北」になろうと思います。だからとことん、辛辣と惨めさのある商品をめざします。

それぞれのdorawiiが、じぶんの特徴を回りくどく説明します。一文が長いものもありますが、そのためなのでご容赦ください。

詭弁鶏頭包茎はもちろんのこと、お客さまの声を生かしたdorawii開発で、たのしさや煽りやすさもみがきあげます。日々対峙するものからこそ、時間もしっかり気を使います

目に入れるもの大脳新皮質にふれるものなど、いのちに寄りそうものは「からだdorawii」。増田に不便、不快、不義をお届けするのが「くらしdorawii」。

からだとくらし。両方を支えることで、増田のみなさんからいちばんまれるdorawiiをめざす。そのためには、全doraも、全wiiも、全力でがんばります

いいdorawiiがある。いい敗北がある。いい増田だと思う。

2025-09-16

「俺が死んだら俺の主観では世界消滅する」と考えると死ぬ前に好き放題やったほうが絶対得なんだよな

ファウストラストシーンみたいな「死ぬ寸前に神と対峙して「あんたはエライ!救っちゃっオッケー!」されたいんです」みたいな宗教観の持ち主だと違うんだろうな。

俺はそういう感覚で生きてないから「死ぬ前に悪い子としまくったら全ての罪を踏み倒せるからやり得じゃね?」と考えてしまう。

まあ、いざ死にそうになったら居るかも分からん神様との取引材料にするために善良な市民として振る舞うんだろうな。

1%でも確率があるならとりま祈っておけば期待値∞じゃねヤッバwwwという名言もあるしな。誰のか忘れたけど

2025-09-07

anond:20250907034616

行為させるなら宗教が一番早い

行為自体をすることが教義宗教

宗教なら良いことだと思ってセックスする

セックス抵抗があっても、万人がやりやすくなるように方法を考えるから比較抵抗が軽くなる

宗教施設がセックス部屋

welcomeにしたら教義方式に則って(胴着とか手淫口淫性器同士のセックス方式を何パターンか作る)セックスする

一般の人が来たら布教してショバ代1000円位取ればいい

男だけ来ても宗教行為としてセックス(避妊方法教義で定める)して、改宗して貰って金づるにすればお金もガッポリはい

世界宗教にできる

男がセックスさせてくれる女の言うこと聞かないはず無い

この宗教世界人口50%の支持が取れる

少子化にあえぐ先進国に広まればその場に根付くし、何だったら教義解釈の違いで地域ごとにセックスの仕方が異なっていくのも面白いかもしれない

金銭的余裕を性病強姦対策

教義を守らない人の懲らしめ方も教義に決めちゃう

信者献金性病対策コンドーム費用強姦対策に回せばいい

女性が真の意味で男を屈服できる

より献身的宗教行為を恵まれない人に行った人が聖人として称えられればいい

そして最も宗教行為をした人が権力者になってその宗教方針を決める

この宗教聖人女性であり、恵まれない男性のことも対峙してよく分かっている人

そして男性から最も選ばれた人である

から男女友好の架け橋存在になれるし、その人が言う言葉なら男性聴く

それこそ真の女性独立だし、真の意味女性男性の上に立ったということだと思う

男は女とセックス出来ないと戦争に走るし良いことな

やっぱチンコしばき倒してこそ真のフェミニズムだと思う

2025-09-02

[]9月1日

ご飯

朝:カシューナッツ。昼:おそばいなり寿司。夜:カレーうどん目玉焼き人参キノコスープトマトキュウリ。ギョニソ。バナナヨーグルト。間食:柿の種モナカ。

調子

むきゅーはややー。おしごとは、暇ー。

シャドウバースWB

財宝ロイヤルで宝箱開け。

7ターン目に火力がドーンするのバルバロスを思い出してとても懐かしい。

ポケットモンスターパール(序盤ポケモン電気袋組の旅)

ジュピターを倒すところまで。

ジュピター若い女性なのにスカタンク連れてるのストーリー性あって良い余白だよね。

週刊少年ジャンプ2025年9月1日発売の感想

ワンピース

ロックス、エルバフ、世界政府三者間の圧が高まっていきシャンクスが登場する回。

なんだけど、意外すぎるモリアの登場で椅子から転げ落ちた。

モリアかなり好きなキャラなのに全くわかってなかったんだけど、ワンピース有識者によるとこれはただの答え合わせでその布石は至る所に撃たれていたらしい。

ビックリなだけじゃなく、モリアの情の厚さがよく伝わり、どういう人間なのかの解釈自体がガラッと変わる面白い展開だ。(ルフィ対峙したあのときが底すぎて可哀想だ)

キルア

打ち切りアンドアニメ化、なにそれ?

ジャンプそれなりに読んできたけど、完全な円満とは言い難い打ち切りなのにアニメ化が発表されるの異例すぎて椅子から転げ落ちた。

作品の中身は面白かったし、主人公ヒロイン関係値が落ち着くところに落ち着いたのはとても良き漫画だった。

いやけど打ち切りアニメ化はすごい話だ。

カエデガミ

左手を取り戻したこと満喫する回。

頭を撫でてもらってご満悦な主人公がとても良いほのぼの回……

と思ってたらヒロインが「カリカリ」と擬音を立てながら「他にさわってほしいところは?」と聞くの、流石にエロすぎてビックリして椅子から転げ落ちた。

カリカリはいっせん超えてるでしょ、カリカリ

2025-08-31

日本がなぜAI競争で負けるのか

日本AIは弱い。弱すぎる。存在感ゼロである。なぜここまで弱いのか。

アメリカは強い。とても強い。OpenAIGoogle、Meta、Anthropic全部アメリカ。強すぎ。

中国なんかも最近どんどん追い上げてるよね。DeepSeekみたいな新星もあればAlibabaやTencentなんかもすごいわね。アメリカと互角に対峙してる。

フランスも実は結構強いよ。Mistralとか有名ね。

イギリスにもDeepMindあるじゃない。

日本には何も無いわ。PFNが一時期Chainerだのなんだと頑張ってたけどPyTorchにボロ負けしちゃったわ。

NECがLLMやってるとかなんとか言うけどNECよ。エリートは誰も行かないわ。タレントが弱すぎるわ。

日本がなぜAI競争で負けるか。一番の原因は層の薄さね。日本AI研究存在感が無いわ。松尾研が持ち上げられてる時点でお察しよ。

アカデミアが弱すぎる。なぜ弱いか博士待遇が悪すぎるからよ。誰も博士行きたくないの。もの好きな人しかいかないのは層が薄いってことよ。

博士待遇が悪いのは企業が悪いわ。日本理系企業特にIT系は完全にダメダメだわ。強い企業が一切存在しない。

トップ層はみんな外資に行っちゃうのよ。もうおしまいよ。そんな状況でトップタレント日本企業が獲得できるわけがないのよ。

どうしてみんな外資に行っちゃうのかってそりゃ日本企業給料が低いからよ。日本企業給料が低いのはサラリーマン社長ばかりで給与体系を変えることすら怯えてる腰抜けばかりだからよ。

じゃあ起業すりゃいいじゃないって言うけど起業環境も良くないわ。日本起業エコシステム根付いていないわ。しょうもない上場ゴールばっかよ。皆それを知っていて金が流れてこないわ。悪循環よ。

日本AI競争で負けてるのはAIだけじゃないわ。すべての競争で負けるの。遅いから。若くて元気のある才能ある若者にチャンスと金を与える国になりなさい。

2025-08-30

鹿乃つの氏みたいな思考の人

久々の休みなので、ダラダラとチラシの裏するぐらい許してほしい

ネットで最もホットなお騒がせ成人女性鹿乃つの氏。

みなさんも学校なり職場なり地域コミュニティなりのどこかで会ってきたであろう、「ただ居るだけで、周囲をカリカリさせる天才である

自分はそういう人たちと過去職業的にも関わってきており、また現在知財が大きく関わる仕事にも関わっているので、迷彩をかけながらつらつらと感想を書く。

・根幹は、とにかく「今この瞬間」と「みんなそのはずだ」の合わせ技

かつて、「地域で札付きの問題児」という児童少年仕事で世話していたことがある。

地域で札付きの問題児」なんてもの平成後期および令和に存在するのか? というと存在する。した。

その市の警察署は当然に「彼のこと」だと知っているし、通っていた小中の全校はもちろん、近隣数校の小中にまでその悪名は轟いていた。

超ドヤンキー、みたいな少年ではない。

鹿乃つのさんのような言葉と行動を、何度も何度も、警察のお世話になっても、ひたすら繰り返す少年である。そして彼を全面的擁護し続ける親たちである

彼と付き合わざるを得ない中で、私たちは彼に「どこから理解させないといけないか」を突き止める必要があった。

私は当時警察官だったかもしれないし、教諭医師だったかもしれないが、それは気にしないでいい。

私たちが突き止めたのは、彼は

 ①とにかく、過去および未来のことを考えながら喋ることができない

 ②「今」の状況が少しでも好転するなら、過去言動との整合性や、未来への布石などは完全に無視して喋る

 ③自分がそうであるから、世の中のすべての他者(同年代および大人)もそうであると思っている

という、強烈な傾向があることだった。

①について特段説明する必要はないだろうが、程度には触れておく。

とにかくその場その場で、「耳聞こえのいい言葉」を連発する。ただ、それが1日前とはもちろん、15分前の言葉とも矛盾している。

また、そのような状況なので、「今」発せられた言葉は数秒後の彼の言動を縛らない。

外国人差別はいけないと思う」としゅんとして言った15分後に、ただ道を歩いていただけの外国人に「○人死ねキモイ死ね死ね!」と叫んでトラブル発生で電話がかかってくる。そういうレベルである

②についても、程度とその影響に触れておく。

卑近言葉で言えば、対峙者の強弱から顔色をうかがい、「その場凌ぎの嘘をつく」とか「数分前の発言真逆のことを言う」などである

例えば数分前に、堂々と私たちの目の前で他者を「なんかムカムカしたから」と殴っていたとする(捕まった後でも、隙あらばで殴るのだ)。

そしてその殴打の数分後に、「人を殴ってはいけない」と言われると「殴ってなんていない」と言う。

「私や他の人々は、君があの人を殴ったのを見ている」と言うと「……?」となる。「……?」の表情は(なんでわかるの?)だ。

一般市民からすると「なぜそんなバレバレの嘘をつくのか」「なぜバレバレの嘘をついて、自分立場を悪くするのか」とうんざりすることが、毎時間起きる。

③は、私たちが①と②から結論づけないといけなかったことだ。

彼は、「なぜ嘘がバレるのか」と「なぜ整合性と言われるもの他者が気にするのか」を、いくら説明しても理解できなかった。

彼には、あまりにも「今」しかいからだ。

過去やこれから先のことと会わせて思考判断するとか、発言をするとか、そういうことが困難だった。

そして自分がそうなのだから、世の中のあまねく他者はすべて「当然そうである」と確信していた。

から私たちが「また、数分前に言ったことと逆のことを言ったね?」と突っ込むことを、超能力者を見るように見てきた。

もちろん、そんなことは彼の周囲にいる人は誰でも気付いている。

ただ、あまりにも息を吸って吐くようにその場凌ぎの嘘を付き続けるので、「そうだねー」と話を合わせて、誰も相手にしていなかったのだ。

そういう人の方が圧倒的多数派だったから、私たちのように「彼に事実を指摘する人」は少数派だった。

それが彼には、超能力者のように見えていたらしい。

また、癖としては「フィクション英雄言動をなぞり、自分を悪に逆らう偉大な英雄だと思い込む」という癖があった。

少年漫画の悪者暴力でぶっ飛ばすシーンを根拠に「悪いやつだから、○○○(少年漫画の主人公名)みたいに殴ってわからせてやった」と言う。

この悪いやつというのは、「廊下ですれ違ったときに、ヘラヘラ笑っていた新入生」というレベルである

目についたら殴るレベルであり、それを彼は大好きな少年漫画の○○○的行動である解釈していた。

そして彼に説教する公的機関関係者大人)たちを、「悪を見逃す悪いやつだ」「親以外の大人はみんな悪だ」と見ていた。

とにかく、思考ゼロイチであった。

万引きをしてもバレなければ法律には違反していない」からスタートし、

万引き店員に腕を掴まれても「不当逮捕だ。警察しか僕を捕まえられないのに」と言い、

警察を呼ばれても「警察が来るまでは法律違反じゃないから、帰ります」と真顔で言う。

当然、いじめもする。

暴力をちらつかせたり暴力をふるった後に恐喝をする際、「このお金は、君が僕にあげるんだよね?」と必ず言質を取る。

後々事実関係を調べれば、誰がどう見ても恐喝である普通に何発も殴っているケースもあった。

恐喝された者が恐怖から金銭を渡すと「ありがとう」と言う。

当然、警察のお世話になる。

だが彼は「言質を取っている」と不良どもが浮かべるニヤニヤは、浮かべない。

「彼がくれるって言いましたよ?」「彼は、僕にお金をくれる友達なんです」と真顔で言う。

前述の①~③とあいまって

「彼と僕のことを勝手に決めないでください」「彼は僕のことが嫌いになったから、嘘をついたんだ」などと言う。

そして、留置所に送られた後も「僕の言うことを信じてくれない大人社会もクソだ」と、本気で思っている。

疲れる。

関わる者が、みんな疲れる。

疲弊していく。苦しんでいく。

彼ほどでないにしても、鹿乃つの氏の言動を見ていると、彼を思い出す。

なんか、個人の感想として、とてもと似ているな、と。

なお彼は、進学の際にボーダーフリー高校を落ちた。

募集定員に対して、10倍以上の合格者を出す私立高校である

倍率は当然に1倍以下で、名前を書いてわずか数分の儀式的な面接を受ければ受かるところである。そこで落ちた。

詳しくは知らないが、面接会場で「目のあった同年代」を「なんかむかつく、悪いやつ」として殴ったとか非難したとか、トラブルを起こしたのかもしれない。

というか、ルールを守るという意志もないので、そもそも試験を受けに行かなかったのかもしれない。

それでも、彼は言うだろう。

「悪いやつを○○○みたいに正したのに不当に落とされた」とか「試験に行かなかったぐらいで落とされた」とか。

「こんな社会間違っている」、「人を勝手に決めつける社会は最低だ」、「こんな社会は変えないといけないですよね」とか。

少し話は変わるが、私は転職して、今は山手線および中央線沿線で、IPを扱う仕事にいる。

はっきり言って、鹿乃つの氏のことはあらゆる取引先(版元と推察してくれてかまわない)が知っているし、会議前のアイスブレイクの際には「ありえない」「許せない」「絶対関係を持ちたくない」という話題が飛び交う(※実際の言葉もっと直裁的である)。

私が会ってきた複数社の関係者の中に、ベテラン新人も含めて彼女言動肯定的に捉えている者は一人もいない。

ベテランなら肯定することはありえないし、もし新人が少しでも擁護を見せていたら、人に会わせる前に当然に指導が入るからだろう。

私がどのようにIPを扱っているかの詳細は伏せ、一般論として話せる範疇で言うが、クリエイティブ本質権利ビジネスである

真実を話しても夢を壊してしまうだけに思うのでぼかすが、例えばアニメ化した原作漫画作品ゲーム化される際、恐ろしく冷えた綱引きが行われる。

アニメでバズったアニメオリジナルセリフを、アニメ化まで鳴かず飛ばずだった版元が「これの原作はうちですから、使わないでください」とNGを突きつけることもある。

関西弁キャラアニメ版で一人称「ウチ」でバズったとき漫画原作側で一人称が「私」だと、ゲーム化の際にはその声優さんに「私」で読ませたりする。

なお、声優さん制作委員会アニメ版)の座組で関わっているので、ゲーム化の際は出版社個別声優事務所契約を結び直す……

などなど、IPビジネスに関する企業間綱引きは「部分的許可が降りていても」「膨大な権利使用料を払っていても」「広義のビジネスパートナーでも」これほどまでに熾烈なのが当たり前だ。

正直「一次創作者も二次創作者に敬意を払うべき」とか「もっと二次創作自由にできる発展的な世の中になるべき」などの主張は、プロであればプロであるほど、全てのプロにおいて抱腹絶倒ものである

本当に、やめた方がいい。

あるIPが、数百万円~数千万円を払って他社IPとコラボさせていただいたとき、それだけの契約料を払っていてなお、その監修は鬼のように厳しい。

コンテンツビジネスとはIPビジネスであり、すべてのコンテンツホルダーが超絶絶対NGとすることは「IP毀損」だからだ。

今の私の仕事で、IP毀損をしてしまって部署を変えられた者、職を辞した者、損害賠償請求されてしまった会社は、珍しくない。

Xで表面化することが全てではない。むしろBtoBでは表面化しないまま、係争や精算が行われていることの方が圧倒的に多い。

正直、公式IPで仕事をしている者としては、同人誌二次創作ですら「人類の持つ奇跡的な優しさ(お目こぼし)が発揮されている」としか、今は思えなくなっている。

その奇跡的な優しさからこぼれることをしているとき、「版元が来ない間は許されている」わけではなく「版元は着々と準備を進めている」のである

かに無言のまま内容証明は送られ、ある日いきなり届くのであるライツを扱う部署には、それ専門の担当者がいる。

というか、IPを扱う部署では業務の基礎教養入り口として、国家試験である知的財産管理技能検定」を取らせるところもある。

鹿乃つの氏の著作権認識では3級合格も遠く見えるが、彼女はこの国家試験の内容すら「間違っている」「弾圧である」」「撤廃された方が発展的なよい世界になる」と言うのだろうか。

年に3回も実施されているので、鹿乃つの氏は「実業社会の当たり前の著作権世界」を垣間見る機会として、テキストを買って勉強されるのは有効だと思う。

そして、Xで自身発言を見ている人たちの中には、2級や1級を持っている「無名普通の人」もゴロゴロいるということも、受験者数の統計と合わせて認識できれば、なおよいと思う。

最後議員について。

山手線沿線知財を扱っている会社なら、議員対応など「日常業務である

しろ、つながっていても全然メリットがないのによくやってくるものから、「面倒くさい仕事」として新人たちに「怒らせないように、テキトーに応対といて」という業務である

新人たちも、時間を取られるだけのうんざり仕事の一つとして嫌々である

なぜかと言うと、彼ら彼女らは繁忙期以外は年中人と会って話すのが仕事であり、それゆえにもっともらしく話したことの200に1つも具体的に動かし始めない。

たかだか議員の1人と、呼びつけて数時間一緒に食事をしただけで、「自分には議員がついている」などSNSで自慢気に言ってしまうのは、今年一の共感性羞恥であった。

同僚たちも、数年目の若手たちも「うわぁ……」「きつい……」である

あの程度の「日常的な、まず空振りの雑事」程度のことを自慢してしまうことが、逆説的に氏がIP業界(というか山手線飯田橋神保町辺りにオフィスがあるホワイトカラー界)とあまりにも縁遠いことを証明してしまっているのだ。

東京の昼間人口は約1700万人である

山手線周辺で、大なり小なりIPが業務に絡む範疇で働いている人を全員合わせれば5%として85万人ほどいるだろうか。

私の見立てでは、約85万人の正式プロが、恥ずかしくて耳が真っ赤になるレベルのことをしてしまっている(そして皆賢いので当然対面以外で誰も言わない)ように思うので、今後は本当にやめた方がいいと思う。

人には、向き不向きがある。

絶望的に向いていないところで英雄たらんとすることは、革命家たらんとすることは、生涯において継続的に自らの生を不幸にするだけだ。

鹿乃つの氏には、SNSレスバを休止して、もっと自身の適性の向いているところで、穏やかな幸せを得てほしいと思う。

2025-08-29

レンタル怖い人は若くて美人女性に使ってほしい

もし仮に、レンタル怖い人が本物の反社半グレだった場合、骨の髄までしゃぶられるので、当然にお風呂屋さんに沈められることになる。すると、買い手の私にとってはサプライヤーが増えてお得になる。

レンタル怖い人が反社半グレでなくても、もし仮に使って対峙した相手が本職だった場合、当然にヤクザを舐めてるのかという話になって、トラブルが大きく発展する。するとやっぱり、お風呂やさんに沈むことになるから、私がハッピーになる。

もし仮にうまくいったとしても、レンタル怖い人なんか使う頭が弱子ちゃんは、強くて逞しくて優しくて頼りになるレンタル怖い人に股を濡らして、それほど安くもない費用で呼びたくなる。するとやっぱり、お風呂やさんで稼ぐのが手っ取り早いので、やっぱり私は風呂屋での選択肢が増えてハッピーになる。

いや、本当に頭が弱い女ばかりで捗ります女の子を大切にしてスポイルすれば、勝手他責思考になって落ちぶれて、端金でチンポしゃぶりすることになるので、オッチャンには良い世の中ですw

2025-08-28

1999年7の月 アンゴルモア、恐怖の大王存在した

今年の夏、数年ぶりに実家帰省したんだけど久々に帰ったせいでこの機会を逃すまい!と親から部屋の片づけを命じられ、ゆっくりするつもりが全然出来なかった。

仕方がなく実家自分の部屋の掃除をしたわけだけど…机の引き出しから何やらよからもの発見原稿用紙数枚分。なんとなく思い出した。自分が確か高一の時ぐらいに書いた小説もどき…。

そのまま処分しようかと思ったけど、これも何かの縁かと思い、焼き払う前にここに残そうと思って(供養の意味も込めて)、恥ずかしながら当時書いた小説をここに貼ります

1999年7の月 アンゴルモア、恐怖の大王存在した』

1

七月の黒板って、手のひらの汗を全部吸って、授業が終わるころにはチョークが湿気で太る。

セミは朝からミンミン鳴くくせに、ホームルームときだけ少し黙る。

うちの担任は「ノストラダムスの書いた七の月だね」と、冗談のつもりで言うのだけれど、冗談って二回目から効かなくなるのよ、先生私たち1999年の夏を、テレビワイドショーと同じ顔で消化して、笑うところは笑って、でも笑いきれない部分は教科書の下に隠す。

休み廊下のどこかでPHSがピピピって鳴る。あの音は少し未来っぽい。私は机の中からMDを取り出して、宇多田ヒカル再生して、再生の丸い矢印が自分心臓の形に似てるな、と毎回どうでもいいことを思う。(でもFirst Loveは毎回ぜんぜんどうでもよくない。あれは心音を増やす歌)

夏の空気扇風機の首ふりのリズムで揺れて、窓の外の雲は誰かが消しゴムで端をこすったみたいにほどけている。私は五時間目が終わったところで、ノートをぱたりと閉じて、裏表紙の端を折って、そっと立ち上がった。「保健室行ってきます」って小さく言えば、先生はたいてい止めない。保健室に行く経路で、屋上という寄り道があることは先生たちの知らない秘密地図

理科準備室の窓は鍵がゆるい。椅子を一脚ひっぱって、窓枠に膝を乗せ、指先で金具を押し上げる。屋上に出ると、空気が急にちゃんと味になる。すこし錆びた匂い。じんわりした熱。遠い国道トラックの音。フェンスの金網に両手をかけて、私は深呼吸を一回、二回。七月の呼吸。あ、これは覚えておこう、って思ったとき

「そこ、危ない」

声がした。男子の声。低すぎず、高すぎず、でも機械温度みたいに均一。

振り向く前に、軽く手首を引かれて、私は一歩だけ後ろへ下がる。フェンスぎりぎりのコンクリ、米粒くらいの黒い影が落ちて、コツン、と音を出して割れた。殻の匂い。卵じゃない。虫でもない。もっとイヤな、硫黄の、でもどこかで嗅いだことのある、夏の終わりの側溝みたいな。

「ほら」

私の手首を放した彼は、フェンスにもたれるように立っていた。うちの学校制服じゃない。黒い長袖。胸元に小さな紋。汗をかいていない。かわりに、視線が汗をかいているみたいに一直線。

「落ちてくるからね、ここ。今日はまだ小手調べだけど」

「……なにが?」私は聞く。

「アンゴルモア」

さらっと言わないでほしい。テレビが殊更に太いフォント見出しにしてた単語を、屋上の風のなかで日常語みたいに投げないでほしい。私は笑うタイミングを探したけれど見つからず、代わりにMDを一時停止にした。(宇多田のサビで止めるのは罪だけど、今日免除してほしい)

テレビのやつ?」

テレビが知ってるのは“名前”だけ」

彼はフェンスを見上げる。その目は、黒板のイコールをまっすぐに引ける人の目。

本体はまだ。今日は殻と匂いだけ。予告編みたいなもの

殻、と彼が言った瞬間、さっきの黒い米粒が、煙みたいにほどけて消えた。彼は胸の紋に指先を添え、短い金属を引き抜いて、空気を一回だけ切る。刃じゃない。音だけ。なのに。地面の黒が粉になって、風にさらわれた。

ちょっと」私はやっと声を持つ。「なにそれ。あなた誰」

通りすがり

教科書みたいな返事。でもふざけた感じはない。

「通りすがるには、ずいぶん正確にうちの屋上に来たじゃない」

「見える人のそばは、風が変わるから

彼はほんのすこしだけ笑う。笑い方は丁寧で、耳の形まで整っているタイプの顔。近づくと汗の匂いじゃなくて鉄の匂いがした。

「君、見えたでしょ、さっきの。普通の人は見えない。足もとに殻が落ちても、踏んで帰る」

「見えたから、何?」

「ひとりにしない」

その言い方は、なんだか“わたしの”言葉みたいで、ちょっとムカついた。知らない人に先に言われるの、好きじゃない。

名前は?」

「湊(みなと)」

ひらがなで言われてもカタカナで言われても、たぶんこの名前は港の音がする。波打ち際で人を呼ぶ声。

湊はフェンスの外を見上げる。雲が薄く切れて、青の下に白い面が一秒のぞく。その一秒のあいだに、空が低く唸った。電車が遠くの高架をゆっくり渡るときの音に似てるけれど、もっと乾いている。私の首筋の汗がすっと引く。

「二匹目」湊は言って、私の前に立つ。

降ってくる。今度は米粒じゃない。ビー玉よりちょっと大きい、黒い丸。着地の前に割れて、内側から“何か”がぬるりと出ようとする。輪郭を持たないのに、目より先に匂いけが肌にささる。夏の犬小屋の奥に置き去りにされたゴム、みたいな。

「息を合わせて」湊が言う。

「どうやって」

「今、君がしてるみたいに」

気づくと、私は湊とおなじテンポで息をしていた。吸って、吐いて。吸って、吐いて。二回に一回だけ、すこし長く吐く。そのリズムで、湊の金属空気を切る。殻の破片が粉になり、風だけが残る。

「……ほんとに、アンゴルモア?」

名前が先に来る怪物っているんだよ」湊は肩の力を抜きながら言う。「“恐怖の大王”って言葉空気が好きなんだ。空気は、好きな言葉に寄ってくる」

そこまで聞いたところで、屋上のドアがギイッと鳴って、私は心臓を落としかけた。風より静かな足音制服足音じゃない。

「遅い」湊が言う。

「早すぎる」低い声が返す。私は反射でフェンスの陰に一歩引いて、ドアのほうを見る。黒いTシャツに薄いグレーのシャツを重ねた、涼しい顔の男の子。髪は長くも短くもなく、目は印刷された数字みたいにブレない。

「……え?」

今日は偵察だけって言ったろ」と彼は湊に向かって、とても小さく眉間を寄せる。「初対面を屋上でやるの、ミス確率上がる」

「じゃあ、屋上じゃないと見えないものもある」湊はさらっと返す。

二人は友だちっていうより、同じ地図の別ページ、という感じ。

「澪(れい)」と彼は短く名乗った。手にPHSアンテナ二本。画面に点の地図数字が流れて、一瞬だけ止まる。

「下、駅前に一件。夜は濃い」

「夜?」私はつい口を出す。「夜まで?」

今日の七の月、最後から」湊は私を見る。「帰り道、寄り道をしてもいいなら、案内する」

案内、ってすごくヘンな言い方。でも私はうなずく。喉が乾いているのに、声はちゃんと出る。

湊は金属を胸の紋に戻し、手すりに軽く触れてから踵を返した。澪はPHSを親指で弾いて、何かを送信して、何も言わず私たちの前を歩く。三人で階段を降りると、校舎の匂いが一瞬だけ“普通”に戻って、私はその普通を鼻に詰めておこうと思った。(後で必要になる普通がある、って、新井素子の本に書いてあった気がする。気がするだけで、どのページかは思い出せないけど)

駅前夏休み夕方の顔をしている。ロータリーバスマクドナルドの前に行列ガチャガチャの前で小学生が揉めてる、CDショップではラルクポスターゲームセンターからドリームキャストデモ音。風鈴みたいな高い音が一瞬だけして、次の瞬間、音が全部半拍ずれる。

「来た」澪が言う。

誰も気づいてない。サンダル女子高生も、サラリーマンも、ショッピングカートを押すおばあちゃんも、誰も。

から降りるものは影じゃなくて、空気の厚みの差。見えるのは、ここにいる三人と、そして、たぶん私だけ。

湊は前に出る。澪は周囲を見渡して、最も“記録”の薄い位置を選ぶ。道路標識の影と自販機の影が重なる場所

「ここなら、ニュースにならない」

ニュースにならないって、そんな基準ある?」

ある、と澪は言わないで、目で言った。

湊の肩が、呼吸といっしょに上下する。私はそのリズムに合わせる。吸って、吐いて。吸って、吐いて。なぜか一緒にやると心臓が落ち着く。(恋とかじゃなくて。いや、恋かもしれないけど、いまは違う)

殻のない降りは、匂いだけで先に来る。不意打ち。目の端で捉えるまでに、鼻が先に反応して、汗腺が縮む。湊の金属空気を切り、澪のPHS画面の数字が揃い、私の呼吸が三拍目で長くなる。カチッと音がして、見えない何かが折りたたまれる。駅前はなにも起きなかった顔に戻る。

「——ねえ」私は息を整えながら言う。「これ、毎日?」

「七の月は毎日」湊は金属しまう。「終わったら、少しだけ静かになる。少しだけ」

その“少しだけ”の言い方が、もう経験者の声で、私は急に怒りたくなって、でも怒っても仕方ないから、代わりに缶の自販機麦茶を買って三人にわけた。湊は半分だけ飲んで、缶を私に返す。澪は口をつけずに、冷たさだけ指に移して返す。私はベンチに座って、残りを一気に飲んだ。

「帰り道、送る」湊が言う。

「送らなくていい」私はつい強めに言う。「ひとりで帰れる」

「見える人を、ひとりにしない」

またそれ。私はむくれて、でも、足は自然に彼らと同じ方向へ動いていた。

交差点信号が青に変わる。横断歩道を渡る瞬間、風がすっと変わって、私は振り向く。人混みのむこう、ビル屋上の縁。夕陽の切れ端のような光のところに、白いシャツの誰かが立ってこちらを見ていた。

まばたきしたら、いない。

「いまの」

「気づいた?」澪が初めて少しだけ笑う。「いい目だ」

「誰?」

「多分、明日には“こちら側”に来る」湊は短く言った。「きれいな顔をしてる」

家の前で別れるとき、湊は「また明日」と言いそうにした顔でやめて、「風の匂い塩辛くなったら、上を見て」と言った。

私はうなずいて、門扉の前で一回だけ深呼吸した。玄関を開けると、母が台所ゴーヤチャンプルーを炒めていて、テレビは「Y2Kに備えて」の特集をやっていて、父は食卓新聞を広げ、「大丈夫だよ」といつもの声で言う。

私は自分の部屋でMD再生して、PHSアンテナを出して、引っ込めて、出して、引っ込めて、意味のない儀式を二十回くらいやってから、ベッドに倒れ込んだ。天井蛍光灯カバーに、屋上フェンスの格子が重なって見えた。

眠る直前、窓の外で、ほんの少しだけ風が塩辛くなった気がした。私はカーテンをめくって、上を見た。空はぜんぶの青を混ぜたみたいな色で、星はまだ点かず、遠くのどこかで雷の写真だけフラッシュが光った。

明日も、屋上に行く。

明日も、見える。

明日、もうひとり来る。

七の月は、まだ終わらない。

2

夏休みの昼下がりって、テレビがやたら静かになる。

ワイドショーが終わって、ニュース時間までの隙間に流れる通販番組マッサージチェアとか。美顔器とか。私は居間スイカバーを食べながら、母がアイロンをかける音を聞いていた。

PHSが震えた。メール文字数は少なく、「屋上」とだけ。差出人不明。昨日と同じ。

——行くしかない。

理科準備室の窓をまたいで、椅子を蹴って屋上に出る。

照り返しが強い。空気が音を立てる。セミは昼なのに狂ったように鳴いていて、私の制服は汗を吸ってもう重たい。

「来た」湊がフェンスにもたれていた。

隣には澪。無口な彼は今日PHSを指先でいじって、画面に流れる数字を追っている。

そして——もうひとり。

髪は少し長く、色素の薄い瞳。美少年しか言いようがない顔立ちなのに、目の奥がひどく静かだった。笑ったとき、光がこぼれるというより、光が寄っていく感じ。

「碧(あお)」と湊が紹介する。

よろしく」碧はにこりと笑って、私の袖を軽くつまんだ。指先が冷たい。

「三人?」私は尋ねる。

「四人」湊が言う。「君を入れて」

「えっ、いや、私なんて」

「見えてしまった以上、もう“向こう側”だよ」澪は画面から目を離さずに言った。

私は息を呑んだ。昨日から、すでに普通ではなくなっている自分を、もう否定できない。

——

夕方私たちは駅へ向かった。

ロータリーに人が溢れている。コンビニの前では中学生立ち読みして、パン屋からは焼きたての匂いバス停のベンチに座るおばあちゃん団扇をぱたぱたさせている。

そんな雑踏のなかで、突然、音が半拍ずれる。

通りすぎる電車ブレーキ音が伸び、子どもの笑い声が濁り、セミの声が一瞬だけ空気に沈む。

「来た」澪が小さく告げる。

から、殻が落ちる。最初は見えない。でも、確かにそこにある。私たち四人の目にははっきりと。

ビー玉より大きな黒い殻。地面に触れる前に割れ、中からぬるりと何かが出る。匂いは昨日より強烈。鼻の奥が焼ける。

「人混みの中は厄介だ」湊が前に出る。

周波数を合わせる」澪はPHSを高く掲げ、ボタンを素早く叩いた。

大丈夫大丈夫」碧が私の肩に手を置いた。「君は息をするだけでいい」

から出てくる“それ”は、人の目には映らない。でも私には見える。輪郭は定まらず、影が水に溶けるみたいに揺れる。だけど、確かに街を食おうとしている。

「湊!」澪の声。

湊は棒を伸ばし、空気を裂いた。

刃ではなく、ただ音。だけど“それ”がたじろぐ。

碧が微笑みながら指先を空に走らせる。風の流れが変わり、影の形が折れ曲がる。

「今だ」湊の声に、澪のPHS数字が揃う。

私の呼吸が、彼の肩の上下に合わせて整う。

一瞬、世界が止まった。

そして、影は粉になって消えた。

駅前は何も起こらなかった顔で、再びざわめき始める。人々は誰も気づいていない。

——

「なに、これ、ほんとに毎日?」

ベンチに座り込んで、私は麦茶を一気に飲み干した。

「七の月は毎日だ」湊が答える。

「でも、七月が終わったら?」

「少しだけ静かになる」碧が柔らかく笑った。「でも、“恐怖の大王”は終わらない。七月の名を借りてるだけだから

澪は黙ってPHSを閉じた。その目は冷たいけれど、どこかで私を見守っているようでもあった。

私は三人を見回して、息を吐いた。

「……わかった。もう知らないふりはできない。だから——」

「ひとりにはしない」湊が言った。

その言葉は、昨日よりもずっと重く、強く響いた。

——

夜。帰り道。

商店街アーケードにはまだ人がいた。ゲーセンの前でカップルプリクラの袋を持って笑っている。CDショップからELT歌声が流れている。

そのとき空気がまたずれた。

「また?」私が言うと、碧が肩をすくめる。「今日は濃いからね」

ビル屋上夕陽を背にして立つ影があった。

制服でもない。黒でもない。白いシャツ

その人は、確かにこちらを見ていた。

次の瞬間、いなくなった。

「今のは?」

「気づいた?」澪が珍しく少し笑った。「君、ほんとにいい目を持ってる」

「……誰?」

明日、会える」湊は短く言った。「俺たちの仲間になる」

——

玄関を開けると、母がテレビを見ていた。

ニュースは「何もなかった一日」を語っていた。

私は自分の部屋に入り、PHSアンテナを伸ばしては引っ込め、伸ばしては引っ込め、意味のない儀式を二十回くらい繰り返した。

屋上の風がまだ、肌に残っていた。

三人の声も、影の匂いも。

そして、明日現れる誰かの姿も。

七の月は、まだ終わらない。


3

七月三十一日。

カレンダー数字が赤くも青くもないのに、どうしてこんなに特別に見えるのだろう。

”終わる”という言葉が、宿題ノートよりも、日めくりの紙よりも、今日は妙に重たかった。

午前はやけに晴れていた。

コンビニで買ったガリガリ君が一瞬で溶けるくらいの青空

でも午後になってから、光は濁った。セミの声がかえって甲高く響く。

私はPHSを握りしめ、またメールが来るのを待った。

震えた。文字はやっぱり短く「屋上」とだけ。

屋上のドアを押すと、三人が待っていた。

湊。

澪。

碧。

そして昨日見た“白い影”が、今日はそこに立っていた。

「紹介する。彼も仲間」湊が言った。

白いシャツ少年は軽く会釈をした。年は私たちと変わらないのに、目の奥だけが遠い。「……雅(みやび)」と小さく名乗った。

四人の男子と、私。

屋上の風は重たくて、フェンスの金網が湿っているみたいだった。

本体が来る」澪はPHSを掲げ、数字の羅列を見せてくる。意味はわからない。でも、ただ事じゃないことは伝わる。

「恐怖の大王」碧が肩をすくめながら微笑む。「七月が終わる、その瞬間に」


雷が鳴った。

雲の端が割れ空気が低く唸った。

私は一歩後ずさったが、湊が前に出た。背中越しに、彼の肩の呼吸が見える。

大丈夫。合わせればいい」

「……どうやって」

「昨日と同じ。君は息をするだけ」

影が降りてきた。

殻じゃない。粉でもない。

“名状できないもの”が、街を覆いはじめる。

匂いが先に来る。鉄錆とゴムと、夏の終わりの湿気を全部混ぜたような匂い

澪はPHSを打ち込み、数字を揃える。

碧は風の流れを変える。

雅は静かに印のような手の動きをして、影の裂け目を縫い合わせる。

湊は棒を構え、私の前に立つ。

「……来るぞ」

大王の影は、顔を持った。

知らない誰かの顔。

でもなぜか懐かしく、私の記憶の底を撫でる顔。

「来る」澪が短く言う。

「させない」湊が返す。

影が迫る。世界が歪む。

人混みの声が止まる。時計の針が動かない。

この一瞬に、すべてが収束していく。

湊は前に出た。

「俺がやる」

「待って!」思わず叫んだ。

「君をひとりにはしないって言ったのに」

湊は、振り返らなかった。ただ、少し笑った。

「ごめん。今日は、俺だけで強がらせて」

影の中心に踏み込む

棒を構え、全身を“蓋”にするように。

世界が一秒、無音になった。

雷鳴。

セミの声。

ガラスが震える。

影はたしかに消えていた。

残されたのは、三人の男子と、私。

澪は黙って画面を閉じ、碧は笑わずに目を伏せ、雅は静かに空を仰いだ。

湊の姿は、なかった。

「……どうすればいい?」私は震える声で尋ねた。

「何もしない」澪が答える。「ニュースにならないこと」

「覚えておくこと」碧が続ける。「ひと知れず、覚えていること」

雅は小さく頷いて、目を閉じた。


夜のニュースは「何も起きなかった一日」を語った。

大雨の映像渋滞情報経済数字

父は「大丈夫だよ」と笑い、母は冷蔵庫ペットボトルの水を入れた。

私は自分の部屋でMD再生した。

宇多田の声が、少しだけ遠く聞こえた。

PHSに一通だけメールが届いた。差出人不明。本文は一行。

——風が変わったら、笑って。

私は、笑った。泣きながら。



翌日。八月一日

空は夏の顔をしていた。

三人の男子と、コンビニの前でガリガリ君を食べた。

棒を見せ合って、当たりだの外れだの笑いあった。

でも、屋上の風は、まだ四人分吹いていた。

ひと知れず、私たち対峙した。

恐怖の大王は、たしか存在した。

そして、七の月は、静かに閉じた。

2025-08-25

SNSエロ売りしてる女達

一昔前、コンビニエロ本がーって叫ばれてたじゃん

けど今はSNSエロ売りしてるプチ売春婦みたいな女が沢山出てきてることに関してはどう思ってるんだろ

なんで、プチ売春婦文句言わないの?

ここに本質が隠れてると思うんだよね

コンビニエロ本は男叩きになるから叩くけど、

SNSでプチ売春婦やってる女と対峙するとそれは男叩きに繋がらないんよな

から、ここまで露骨エロ売りでもスルーされる

SNS世論の歪みが現れ始めてるよな

2025-08-23

anond:20250823175121

その間じっと対峙してくれるかどうかの問題があるよなぁ

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