はてなキーワード: 国家主義とは
自民・公明・維新・立憲は何度も言うが右の思想も左の思想も両方ないって
移民を大量に受け入れたり、帰化人や違法移民を擁護しまくり。中華製太陽光パネルで自然遺産や文化遺産を平気で破壊する
経済連に都合のいいように操られている。優良な天下り先にはバンバン中抜きで税金を投入する。
平気で移民を大量に受け入れる。不法移民すら放置どころか擁護。
自ら社会問題を量産しており、無秩序な国家へと変貌を遂げた。裏金脱税売国なんでもあり。
移民利権団体だらけで、政治家と官僚の金儲けのタネなだけでこんな思想があるわけじゃない。
エホバの証人が「春のパン祭り」に参加しないのは、パン祭りが聖書の教えに反すると彼らが考えているためです。
エホバの証人は、以下の理由から多くの世俗の祭りや祝日を祝いません。
聖書に明確に反する、あるいは異教の神々への崇拝を起源とする祝日や記念日には参加しません。
異なる信条を持つ人たちが一緒に集まる宗教的な要素を含む行事や、特定の宗教的行為を伴う祝いを避けます。
個人の誕生日や国家主義的な要素を持つ祝日などは避ける傾向があります。
「春のパン祭り」という国民的な行事は宗教的、政治的、異教的な要素が含まれており、特定の個人や団体を過度に称賛する要素が含まれているため、信者は聖書の原則に沿って参加できません。
移民を大量に受け入れたり、帰化人や違法移民を擁護しまくり。中華製太陽光パネルで自然遺産や文化遺産を平気で破壊する
経済連に都合のいいように操られている。優良な天下り先にはバンバン中抜きで税金を投入する。
平気で移民を大量に受け入れる。不法移民すら放置どころか擁護。
自ら社会問題を量産しており、無秩序な国家へと変貌を遂げた。裏金脱税売国なんでもあり。
移民利権団体だらけで、政治家と官僚の金儲けのタネなだけでこんな思想があるわけじゃない。
移民を大量に受け入れたり、帰化人や違法移民を擁護しまくり。中華製太陽光パネルで自然遺産や文化遺産を平気で破壊する
経済連に都合のいいように操られている。優良な天下り先にはバンバン中抜きで税金を投入する。
平気で移民を大量に受け入れる。不法移民すら放置どころか擁護。
自ら社会問題を量産しており、無秩序な国家へと変貌を遂げた。裏金脱税売国なんでもあり。
移民利権団体だらけで、政治家と官僚の金儲けのタネなだけでこんな思想があるわけじゃない。
思想に当てはめたら一発でわかる。
以下、自民党のために書いたけど、立憲も対してかわらん。
移民を大量に受け入れたり、帰化人や違法移民を擁護しまくり。中華製太陽光パネルで自然遺産や文化遺産を平気で破壊する
経済連に都合のいいように操られている。優良な天下り先にはバンバン中抜きで税金を投入する。
平気で移民を大量に受け入れる。不法移民すら放置どころか擁護。
自ら社会問題を量産しており、無秩序な国家へと変貌を遂げた。裏金脱税売国なんでもあり。
移民利権団体だらけで、政治家と官僚の金儲けのタネなだけでこんな思想があるわけじゃない。
ちょっと前にtwitter(現X)に、民族主義右翼団体の一水会を「戦前の亡霊みたい」と揶揄する投稿が流れてきてびっくりした。この投稿によれば、一水会は、大アジア主義などの戦前思想を受け継いでいる「サヨク」と同類であり、戦後の保守本流は「親米反共で統一協会や在日米軍とも仲が良い」のだそうだ。いまどき大アジア主義など意識しているのはこの twitter子くらいで、この指摘はかなりトンチンカンだと思ったが、妙に心に残った。
「親米反共で統一協会や在日米軍とも仲が良い」のは、国家主義右翼の生存のための苦渋の方便だとずっと思っていたが、外面が内面を侵食し規定してしまったのが現在の(戦後のでは断じてない)「保守本流」なのか。
民族自決を放棄した保守本流はあり得ないだろうと、その時は仰天したが、一方で、いろいろ合点もいった。
私は、ある年に靖国神社にご縁ができて以来、毎年数回参拝に行っている。すると祭以外の平日でも、たまに境内でオールドアメリカンスタイルのマーチングバンドに遭遇する。その度に、戦中のアメリカの軍楽隊の役割を思い、この人たちはなぜ英霊への敬愛のていで御霊が嫌がることをするのだろうと不可解だったが、そうではなかったのだ。
彼らが敗戦から学んだのは、国力に勝る大国と戦ってはいけないということではなく、固有名詞としてのアメリカと戦ってはいけないということだったのだ。だからアメリカンな楽曲を靖国神社の境内で派手に演奏して御霊に聞かせるというパフォーマンスを行うのだ。それは、こんなにアメリカと仲良くなりましたよ、安心してお眠り下さいという彼らなりの鎮魂なのだ。
この英霊への鎮魂は、しかしやはり冒涜ではないか。聖域で禁忌を犯し神を怒らせて雨乞いをするような平和への願いは、無事叶うのだろうか。
両立しないよ。生物デザインというべき根源的なものなので。ここクリアできないやつは論外
増田でもいつもこう思ってるやで
1、2、3いずれも人類の大多数ではないと思うよ
というか民族至上主義ですらない狭いプールで生きてる1、2、3は有性生殖やめてセルフクローンの方がいいと思うよ。
わざわざ有性生殖でシステム複雑化する必要性がないし、各種サービスも国営ならぬグループ営すればいいし、民主主義も資本主義も自由競争も非合理だからやめた方がいい。
1、2、3は無人島でグループとセルフクローンで暮らした方がいいよ
統計やAIやってる研究者とか、これに黙ってたIT屋は、TVと新聞とネットニュースに触れたら死ぬのかな?
BIGは1口で14試合の勝敗を「1(ホーム勝ち)・0(引き分け)・2(アウェイ勝ち)」からランダムに予想。
つまり:
• 各桁に3通りの選択肢がある
• 組み合わせ総数:
3^{14} = 4,782,969
→ 約478万通り
\frac{1}{3^{14}} = \frac{1}{4,782,969}
\left(\frac{1}{4,782,969}\right)^5 \approx \frac{1}{6.7 \times 10^{32}}
トランプが本当に目指しているものは何か。民主党の壊滅? 再選? 国家主義の復権? いや、違う。あの男が本気でやろうとしているのは、アメリカ国民の総ブリーフ化である。
まず思い出してほしい。2020年、ホワイトハウスの庭で突如として披露されたあの奇妙な立ち姿。白いポロシャツ、やや短めのスラックス、そしてわずかに透ける下着のライン。そう、ブリーフだ。いや、ブリーフらしきもの。「トランプ ブリーフ」で画像検索してほしい。あの輪郭は決して偶然ではない。
アメリカの男性用下着文化は、長らくトランクスとブリーフの対立であった。冷戦と似ている。自由と包容のトランクス、統制と密着のブリーフ。この文化戦争に終止符を打つべく、ひとりの男が立ち上がった。彼こそが、トランプである。
なぜブリーフなのか? ブリーフは秩序である。形が崩れず、締め付けがあり、すべてを「収める」構造になっている。これはトランプの政治思想に一致する。国境を締め、貿易を制限し、言論をまとめ上げ、移民を押さえ込む。つまり、ブリーフ的支配構造だ。
また、彼の支持層である中西部の保守的白人男性たちの多くは、いまだにブリーフを履いているという統計がある(※たぶんどこかに)。トランプは、彼らの「日常性」に寄り添うかたちで、トランクス系リベラルエリートのゆるみ切った下半身を糾弾しているのだ。ゆるみは堕落であり、堕落は敗北である。だからこそ、彼は口を開けば「tighten up(引き締めろ)」と叫び、壁を作り、関税を課し、マスコミをdisる。これはつまり、アメリカ合衆国に再び「前閉じ」の誇りを取り戻す運動なのだ。
そして最近、トランプが展開しようとしているブランド商品の中に「アンダーウェア」が含まれているという噂がある。まだ現実になっていないが、それは「その時」に向けた布石なのではないか。Make America Brief Again ― これが新しいスローガンだ。
バイデンはボクサーブリーフ派だという説がある。実際、彼のスーツの着こなしには「ブリーフ的構造性」が感じられない。ふわっとしていて、たるんでいて、弛緩している。つまり、トランプにとってのバイデンは、「下着が曖昧な男」、あるいは「収めるべきものを収められない男」なのだ。
私たちは気づかねばならない。この下着の選択こそが、国家のかたちを決めるのだということに。これは単なる衣服の話ではない。アイデンティティの戦争であり、パンツという名の憲法改正である。
もう一度言う。トランプが目指しているのは、再選ではない。統一された価値観、揺るぎない国家観、そしてブリーフによるアメリカの再建である。履くか、履かないか。いや、締めるか、緩めるか。その問いに答える日が、今近づいている。
https://anond.hatelabo.jp/20250727120239
項目 従来の中国反体制派(民主派・自由主義派) 劉仲敬の主張
中国の国家観 既存の「中華人民共和国」を民主的に改革、民主化すればよい 「中華人民共和国」という国家枠組み自体が人工的で非現実的。中国は多民族の連合体として再構築・分裂すべき。
民族観・統一観 「中国は一つの民族(中華民族)としてまとまるべき」ことが前提 「中華民族」は政治的神話。実態は複数民族の多元集合体。単一民族国家を否定。
体制批判の焦点 一党独裁・権威主義体制の民主化、自由化が目標 体制批判は根本的。中央集権国家の崩壊・多元的な地域分裂・自治を推奨。
未来のビジョン 民主主義中国の実現(西洋型民主主義への接近) 「諸夏主義」などの地域文明単位による緩やかな連合体形成。国家・民族の固定観念の解体。
歴史観 中国は長く続く統一国家であることを基本に認めている 中国史は分裂と連合の繰り返し。単一連続的な民族国家の歴史は作られた神話。
対国家態度 中華人民共和国を乗り越えるための改革や革命を志向 国家そのものが時代遅れで解体を視野。新しい地域単位の多元的な秩序を目指す。
国際関係観 国家主権尊重、国家としての中国の民主化を目標 国家の枠組みを超えて地域間の多様な連携や自治を重視。国家主義的ナショナリズムを否定。
具体的に言うと…
従来の反体制派は「共産党独裁を民主主義に変える」「言論の自由や法の支配を確立する」といった改革を求めます。これは「中国という国家を良くする」ことが前提です。
一方、劉仲敬は「中国という国家がそもそも巨大な神話であり、漢民族中心の大中華主義は虚構」とし、「国家や民族の概念自体を分解し、多様な民族・地域が緩やかに連合する新しい秩序を作るべき」と主張します。
つまり、従来の民主化運動が「国家の改革」を目指すのに対し、劉仲敬は「国家の枠組みの破壊と再構築」を提唱しているのです。
なぜ彼の考えはユニークか?
伝統的な中国の「民族統一」観や「国家主権」を根本的に疑っているため、単純な民主化論や自由化論では解決できない根本問題を突きつけている。
■日本の女性が男性よりも外国人排斥主義や国家主義的な傾向があるというのは、実に奇妙なことです。日本の参政党には多くの女性党員がおり、中国人を憎悪する極右活動家でインターネット上で非常に人気のある平野雨龍氏も女性です。
■参政党の有権者のかなりの割合が女性であることは事実です。外国人犯罪への嫌悪、ワクチンへの懐疑、専業主婦への支援といったテーマは、いずれも女性有権者の共感を強く呼ぶものです。
「日本は老人が支配する社会だ」という話を盲目的に信じていると、今日本で実際に何が起きているのかを見逃してしまう恐れがあります。
■この世論調査によると、男性有権者の11.6%が支持し、女性有権者の4.8%が賛成している。世論調査によると、三世支持者の大多数は男性である。
■直感に反するように聞こえるかもしれませんが、日本は男性優位の社会であるという西洋の解釈は、男女間の歴史的な文化的関係、そして女性が舞台裏で持っていた巨大な権力を過度に単純化しすぎていると思います。現代経済はこうした慣習の多くを覆しています。ですから、保守的な伝統的妻たちが反射的に昔の力関係への回帰を求めるのも、それほど驚くことではありません。
■公平に言えば、西洋の物語は現代の関係を過度に単純化しすぎている。日本の女性は従順で、慎み深いなどという固定観念が残っているが、実際には女性が家計を管理しており、日本ではほぼあらゆる広告の主な市場となっている。
■はい、文化的に言えば、女性がすべての財政上の決定権を握っています。男性は家族を養うために働き、収入のすべてを妻に渡し、妻は会計と買い物を担当します。
男性が何かを買いたいときは、妻の許可などを求めなければなりません。西洋の物語では、女性は常に被害者であり、男性は常に抑圧者であるかのように描かれる傾向があります。
■はい、歴史的に見て、日本の女性は中国とは異なり、比較的高い地位を占めていました。古代日本では、女性は自由に再婚できましたし、纏足のような女性を抑圧する慣習もありませんでした。武士の妻や娘の中には、戦場で戦った人もいました。日本の最高神でさえ女性です。
■また、「ミセス・ワタナベ」と、20年以上前に主婦が通貨取引の習慣を追跡されていたことも忘れてはならない。
■ああ、日本の女性の権利や権力構造に関する西洋の見方は、かなり近視眼的になりがちだ
■興味深い指摘ですが、右派政党に女性がいるからといって、日本の女性の多くが国家主義的だとは言えません。私が会った女性の多くは、フェミニストではないにせよ、間違いなく女性の権利を支持しているようです。
■多くの女性は、自分と同じ民族の女性に対しては女性の権利を支持しますが、他のすべての人々に対しては依然として非常に外国人嫌悪的です。
■人々はイデオロギーは完全なパッケージで購入されるものだと考えています。つまり、誰かがフェミニストで、それが左翼的であるからといって、左翼イデオロギーのパッケージ全体を購入したことになる、ということですか?
いいえ、現在の部族主義的な文化ではそう思われがちですが、ほとんどの人にとってはそうではありません。例えば、ラディカル・フェミニスト(急進的フェミニスト)の人たちを見てください。
■日本の女性が男性よりも外国人排斥主義や国家主義的であるように見えるのは非常に奇妙です。
これは日本の女性に限ったことではなく、他の国でも同様のことが見られます。例えばイギリスの保守党は、女性首相3名と、初の非白人首相を選出しました。
■女性は、より保守的で家父長的な社会からの移民にはほとんど関心がありません。
■ヨーロッパの女性たちにはそう伝えるべき。ここではそうではないようだ
■電車の中で私の隣に座るのを拒否するのは、男性ではなく日本人女性が多いです。
中には、わざわざ車両の端の方に歩いて行って次の空席を探したり、私ともう一人の女性の隣ではなく、太った日本人男性2人の間に座ったりする人もいます。
大丈夫、と自分に言い聞かせる。彼らはただ私のハンサムさに圧倒されているだけ。分かるよ。
■一つの要因として考えられるのは、外国人に対する恐怖心は女性の方がより強く感じていることです。女性は基本的に、外国人に対する他のあらゆる印象に加えて、身体的な不安も抱えています。
女性の友人から、外国人の集団と二人きりでいると落ち着かないという話を何度聞かされたことがあるが、男性の場合は、そんなことは基本的にない。
これはナショナリズムについてのコメントではありません。その動機は私にはよく理解できません。
■ええ、「外国人男性は怖い」と言って女性に右翼感情を煽り、彼女たちの利益に反して投票させるのはとても簡単です。2024年にトランプに一貫して投票した白人女性の52~54%を見てください。
■私の推測では?彼らは自分たちが「仲間の一人」であることを証明し、政治的弱者というイメージを払拭しようとしているのでしょう。
■いや、それは大間違いだ。
■厳密に言えば、日本の女性が日本の男性よりも保守的であるかどうかは定かではありません。
しかし、今日の日本では、女性にとってメリットとデメリットが混在しており、西洋の左派思想を単純に取り入れるだけで明確なメリットが得られるとは言い難いでしょう。
共同親権の推進
意図的に右寄りのトーンで書かれていますが、実際にはどちらの制度が日本の女性にとってより有益でしょうか?これは答えるのが難しい質問だと思います。さらに、多くの日本のフェミニストはキリスト教フェミニズムにルーツを遡りますが、これは実は右派の主張とかなりよく一致しています。
■どの国にも保守的な女性が多い理由と似ているとずっと思っていました。まさに「桶の中のカニ」。女性たちは、自分たちが力を発揮できる唯一の相手、つまり女性よりも「下層」とみなされる他の女性やマイノリティに権力を行使することで、現状維持を図っているのです。
https://youtu.be/bB2N3qJrV_g?si=givEosE0zlvdlRqZ
参政党の憲法案の国家主権の意味を問われて神谷が弁明してるんだけど
18:59
緊急事態条項に反対してるらしい
緊急事態事態条項=国民の権利を緊急時に制限して一部を国家に返上する仕組みだとすれば、国家主権を謳っているのにこれに反対する意味がわからない。そもそも必要ないってこと?でもその後にコロナの緊急事態宣言の例を挙げて国民と国家の関係では国民を国家から守るべきで国家主義ではなく、むしろ真逆らしい。
18:42
じゃあその意図は何なのかと言うと
「アメリカやロシアや中国に日本の主権を宣言するためにこれを書いた」的なことを言っているのだけど、国民主権だろうが国家主権だろうが日本のことを建前上主権国家と認めない国は世界中どこにもないだろう。
参政党の少子化対策が注目される中で、ルーマニアの孤児の問題が注目されている。
https://togetter.com/li/2573540
これは、あまりに一方的すぎるので、別の見方を紹介したい。参政党に賛成の人も反対の人も軽く読んでくれたらうれしい。
ルーマニア独裁者チャウシェスクは、人口=労働力を増やして国を経済成長させるため、避妊と中絶を原則禁止したり、子なし税を導入したりした。
しかしルーマニアは貧困だったので、親たちに子どもを育てる余裕がなく、捨て子が多発した。その結果、ルーマニアはストリートチルドレンだらけになった。
最終的にルーマニアは革命で体制が崩壊した。チャウシェスクは処刑された。
「避妊と中絶の禁止」という施策が特徴的なので、これが原因と思うかも知れない。しかしそれは早計だ。
よく考えると、この話は少しおかしい。人は、そう簡単に我が子を捨てるだろうか? 人類がそこまで母性を失っているなら、人類はもっと早期に絶滅しているのではないか。
この問題の本質は「貧困」にある。ただの貧困ではない。食料店からモノが消え、冬でも暖房が止まるほどの極度の貧困だった。なぜか。
1950年代、ルーマニアは大規模な重工業化を進めた。これは初期には成功し、工業生産は40倍になった。
チャウシェスクは、西側諸国から借金をし、さらに重工業化を進めた。すると、労働力が不足し始めた。そこで、「避妊と中絶の原則禁止」という人口増加政策をはじめた。
しかし、ここで共産主義の非効率性が発動した。生産しても評価されない人々の労働意欲は上がらず、多くの工場がエネルギーと金を食いつぶすだけの施設になってしまった。
そこへ1970年代の石油危機も直撃する。西側からの借金と輸入原油に頼っていたルーマニア経済は、根底から覆され、完全に破綻した。
それでもチャウシェスクは西側諸国に泣きつくことはせず、意地で借金を完済した。その動機は、ルーマニアと共産主義の失敗を認めたくなかったため、つまり彼の誇るルーマニアのメンツを保つためだった。
無理な借金返済は美徳ではない。彼は返済のために、国内のあらゆるものを海外に売った。そして、国民の食料まで売った。当然、国民は飢餓に陥った。
そもそも、「避妊・中絶の禁止」はそこまで珍しい話ではない。なにしろ、かのキリスト教(カトリック)が原則的に避妊・中絶の禁止という教義をもっている。
そのため、中絶を規制していたり、強い忌避感をもっていたりする国・州は今でも多数存在する。それでもルーマニアのように、国が崩壊する例は見かけない。なぜか。
(余談だが、ポーランドのように、中絶を法規制していても少子化に苦しんでいる国はある。中絶の禁止が少子化の特効薬にならないということでもある)
ここまで共産主義だけを原因のように言ってきたが、これはこれで偏っている。突き詰めると、真の原因は「チャウシェスクの独裁」だ。
チャウシェスクはルーマニアや共産主義の失敗を決して認めなかった。
彼は失敗が見え始めると、さらなる無謀な巨大投資を進め、自体を悪化させた。
また、ナショナリズムとメンツのために国民を犠牲にして借金を返済した。
すべては、チャウシェスクの独裁体制が空回りして起きてしまったことだ。
(なお、チャウシェスクは、もともとこのような人物ではなかったらしい。当初の彼は検閲を緩和し、自由主義的な政策を展開した。彼が国家主義的イデオロギーに変わったのは、彼が中国と北朝鮮を訪問した際、毛沢東や金日成のやり方に強い感銘を受けてしまった結果とされる)
ルーマニアの孤児の問題を「避妊・中絶の禁止」のだけのせいにすることはできない。極度の貧困、それを引き起こした共産主義の失敗、それらすべての過ちを認めずに暴走した独裁者の存在が非常に大きい。
参政党の少子化対策を見てルーマニアの孤児のようになるというのは、歴史の一面を切り取っただけの暴論と言えるだろう。
一方で、チャウシェスクの失敗の根底には、ナショナリズムがあることにも注意したい。彼は国を守るために国民を犠牲にした。これは矛盾しているようだが、しばしば実際に発生する、ナショナリズムの負の側面だ。参政党の掲げる政策にこのような危うさがないか、よく分析する必要があるだろう。