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2025-10-18

自分いじめていた弟が結婚する

弟が結婚するようだ。いつのまにか。

弟は「良い奴」だ。明朗快活で行動によどみが無く、それゆえ友好関係も広い。物怖じしない性格で、自分の望みを果たすためには投資をためらわない。中高で入っていたバスケットボール部ではキャプテンを務め、体育祭では応援団長の役目を買って出ていた。なんというか、いわゆるクラスの一軍である

弟は専門学校を出たのちに、水産系の企業就職した。船に乗って遠洋に出ていたこともあった。いまは別業界転職しているが、話を聞く限りどうやら職場人間関係は良好で、金払いも良かったようだ。僕は大学院生なので、弟に高い食事を奢られたことがある。

僕は弟のことが嫌いではない。それどころか、むしろ応援している。弟は、僕にできないことができる。まごうことなく「人間」をしている。僕は忙しそうにしている店員さんに遠慮なく自分要望を伝えることができないし、友達を家にたくさん呼んで、楽しくお酒を飲んだり笑い話をするなんてこともできない。はっきりと言うが、なにかこの状況に不足があるとするならば、それは僕にあると思う。どちらかといえば僕がひとでなしなのだ。自己の土台があやふやで弱く、諸般の「実際」に関わる能力に劣っているのだ。

ところで僕は幼少のころ、弟にいじめられていた。兄にも関わらず。年子なので年齢差は小さかったし、弟の方が身体が大きく、力も強かった。下賤な言い方をすると、「オス」として優秀だった。

食卓で、弟の好きなものを先に食べたら、肩を箸で刺されたことがある。僕は、そこで泣いたりしたら負けたことを認めてしまうと思って、余裕を見せるアピールのつもりでへらへら笑っていたが、実際ものすごく痛かった。傷跡は25になった今でもはっきり残っている。ゴキブリ用の殺虫スプレー顔面に散布されて、顔の筋肉麻痺痙攣したこともある。母親が外出中でのことだったが、当時、母には打ち明けられなかった。中学生になっても弟が怖かった。共用のWiiU占有されていた。弟が塾通いで不在の時にだけ、ひそひそ隠れてゲームをしていた。暴力や、人格否定が怖かった。自分の弱さを突き付けられるのが怖かった。僕は勉強机に「死にたい」と書いた。希死念慮というほど固まった願望ではなく、本当に死にたかったわけではない。ただ、自分の弱さと、居場所の無さに情けなく、それら問題を誰かにどうにかしてもらいたかった。母にそれは見つかり、「命は大切にするもの」と叱られて終わった。ささやかでみじめな抵抗だった。

から結婚の報せを受けたその瞬間のこと、僕には目立った感情の動きがなかった。驚きがなかった。ただ、「まあ、だよな」との納得があった。嬉しさもなかった。「まあ、これは弟の話で、人生で、兄の自分のことではないからな」と、頭に自分と弟とを分別して考える壁が生えていた。置いていかれる悲しさもなかった。「まあ、自分結婚できないのは当然だし、他人から愛を感じたこともないし、そういうものだろうな」と受け入れた。

僕は後付けで感動した。感動しておくことにした。こういうとき、兄ならば結婚を祝福するのが普通だろうと思って、「おめでとう」と言い、表面上喜んだ。

僕はひどく自己嫌悪した。僕はなんという砂漠で、渇いていて、不気味なんだろうと思った。弟の結婚ひとつも、心根から喜べないのか? どこまでも人間のロールプレイで、周りの真似事で、そして愛を受け取れないのか? 弟にいじめられていたからだろうか? もし弟に昔のことを誠心誠意謝られたら、僕の中に情動は沸き起こってくるのだろうか? こんなことを考えていては、慶事に対する何かしらの冒涜ではないだろうか?

これは嫉妬ではなかった。弟は僕にとって、嫉妬を抱く対象ではない。ステージが違いすぎる。比べても仕方が無い。だからこそ、余計に自分が目立つ。このステージにはもはや自分しかいなかった。横に並ぶものはほかにいなかった。

被害者意識にまみれた、この醜自分をどうにかしたい。癒えない傷ばかり抱えてうじうじとしている自分を殺したい。もしかしてこれが希死念慮か? 僕は何年か越しに、また「死にたい」と書くことになるのか?

こんど両家の顔合わせがある。どんな面下げて僕は行けばいいのだろうか。少しでもマシな気分になれることを祈る。

2025-10-15

ベーカー街、221B(AI創作

みなさんはおそらく、探偵マークされたことはないだろう。稀代の悪党モリアティ教授ならいざ知らず、庶民の接点といえばせいぜい、パートナー浮気調査結婚相手の身代調査くらいのはず。私は某国で貴重な経験をした。探偵博物館存在するが、その体験アトラクション提供してくれるところはない。

断っておくが、私に疾しいところがあったわけではまったくない。実は、本社のやつらがとんでもないバカをやってくれたせいで、このような目にあったのだ。もちろん、やつらは「私の意を汲んだ償い」をするものと信じている。

さて、以下の話は、世紀の名探偵シャーロックホームズに敬意を表して、「イギリス首都ロンドン」で起きたと仮定する。

私は当時、ロンドン郊外に住んでいた

物価がやたらと高く、専用シャワートイレつきの1Kを借りるとなると、当時のレートで月20万円からだった(社宅だと半額)。共用だと月15万円前後だったろうか。私がそこに決めたのは、他に選択肢がなかったこともあるが、木の茂った庭がついていたことだ。扉と塀で、外から中は見えない。前の居住者植物を植えていたらしく、雑草と共に花が咲く。ただし、蜂も山のように群がる。とうとう庭木が繁茂しすぎて屈まないと外に出られなくなったので、生まれて初めて剪定をした。これが意外と楽しく、やめられない。鋭い刃で、サクッと切れて、いい。音と手ごたえが快いし、景色も開けるのだ。

日が長い夏場は椅子にもたれ、酔眼で木を眺めて句を読む。俳句を少々嗜むのだ。ただ、携帯電波はそこ一帯のみはじめから「なぜか」つながりが悪かった。携帯会社文句を言っても、クーポンをくれただけで、一向に対応してくれない。

と言うことで、3年間何事もなく過ごしていた。

ある休日の朝、目が覚めると誰かが庭にいた

話し声がするのでしぶしぶ起きると、外に2人人がいるではないか

「お宅、人の庭に侵入して、朝から何してるんですか?」

植木屋です。家主さんからあんたの植木剪定を頼まれたんですよ」

と、のっぽとちびの二人組。残念だが庭師には見えない。どこか軍人らしい機敏さがある。家の前に、いかにも庭師ですといった風情の社名入りヴァンが止まっていた。ナンバープレートを覚えておく。

「その話は聞いてないんで今度にしてください」

とその日は追い返した。確かにこの前の日曜日、これまで一度も来たことのない家主がうちにやってきて、庭木の剪定必要だなとは言っていたが。

しばらくすると、家主が暖房動作確認をするといってきた。やって来たのは別の2人で、1人が暖房を開けてなにかしている間に(私は、あとで分解して、なにか仕込まれてないか確認した)、もう1人が家の正面写真を撮る。一介の技師にしてはあからさまに怪しいではないか。確かにGoogleマップでは道路屋根しか見えない。私道を入った所に家の入り口があるので、ストリートビュー無効なのだ。「風呂場も改装する必要がありますね」などといってきたが、そこに何か仕掛けられても困るので、嫌だといっておいた。このとき、彼らは「道具」の一つを「忘れて」帰った。

ずっとリモートワークをしていたのでよく見える

コロナワクチンの案内が何度もきた。24/7で在宅なので、私を外出させてその隙に…

私は週に1, 2回買い出しに行く。その際、合鍵か七つ道具を持った誰かが空き巣に入っても困る。知り合いの警察官に教わった方法を試すことにした。玄関のドアの上部の隙間に、小さな小石を挟んでおくのだ。来客があると、小石はそこから落ちるので、後で分かる。買い物ルートは、歩くのが面倒で最短で往復したいので、ワンパターンだ。看板を持って立つ人、立ち止まって携帯こちらを見ながら話す人、タバコを吸いますという顔でさりげなくから出て来た人、路駐の車内で外を見ている人。怪しいといえば怪しい。

この時は、帰り道に二度、私が近づくと急発進もしくはその後にUターンする車を見つけた。もちろんナンバープレートは暗記する。家に帰ると、携帯に「XXXはあなたフォローしました」とSNSの通知が入る。さすがにユーモアに手抜かりがない。これは、見せるための尾行、つまり標的に気づかせるための示威的な尾行だ。気にしなくていい。

あるとき、買い物途中の歩道で、隣人が時間潰しの顔つきで突っ立っているのを見つけた。彼が在宅だと、ドアをこじ開けるのに音が聞こえてまずいのかもしれない。

またある時は、この3年間一度もひと気のあったことのない医院の庭に、革ジャンを着て禿げた中年男が、通りに出る時必ず通る私道を見下ろしながら電話をしていた。

2回の裏、相手攻撃

リモートワークが退屈なので、車通り側、つまり自宅の裏まで出てみると、運転席側の窓を開けた黒のBMWの車内に人がいて、サイドミラーで私が近づくのを見て急発進した。彼らは金があり趣味がいいのだ。テンペスト傍受という語がある。電子機器から出る微細な電波専用機器で拾うことで、インターネット通信を盗聴できるらしいのだ。これも知人に聞いた話だが、レーザー光を窓に当てその振動で室内の音を拾うことができるので、この場合は窓の外にブラインドおろしておくのが有効だ。さて、こういう時は嫌がらせをするに限るので、早速警察に車のプレート番号を電話した。残念ながら、のちに警察署を訪ねた時知ったのだが、これらの記録、および緊急通報の記録は、署のコンピュータから「抹消」されていた。

自宅の裏、つまり表通りの路肩に駐車している車には、住人以外と思われるものもあった。たとえば、運送会社ヴァントランクを開けてずっと荷下ろしをしていたり、車の故障修理を装った人がいたり、このタイミングでやるのかと疑われる草刈りの人がいたり。また、以後は探偵の車はSUVに変わった。自宅と背を接している家(家主が同じ)はしばらく無人で、その後一度入居した家族も3日で「引越し」、おそらくそ無人の家に交代で誰か潜んでいるらしい。あるとき壁越しに、トイレだろうが水を流す音がした。また、右隣の家の人も空き家になった。

3回の裏、相手攻撃

気晴らしに飲みに行くことにした。歩いて10分。実は、iPhoneの最も左端のホーム画面の一角地図を表示しているのだが、そこに日替わりで行きつけの店が「表示」されていたので、急に「思い出した」のだ。ここは、ビールの他に料理も美味しい、グルメ砂漠のこの島では貴重な店だ。カウンターで飲んでいたのだが、背中からかに見つめられていることに気づいた。いかにもオックスブリッジ卒業生でございますという知的な顔の若い女が、真後ろのテーブルパソコンを広げていた。このような顔の人をここでみることはないし、そもそも女性客1人で、しかパソコンを開いている人なんて、設定からして嘘すぎる。帰りにはいなくなっていたか、私が泥酔していたかのどちらかだ(店内を一周して確かめたので、前者です)。

4回の裏、相手攻撃

ある夜、家の庭に、招かれない来客があった。というのも、私の庭の出入り口の木の扉は、重く、かつ傾いて接面が歪んでいたので、強く押さないと開かず、開けると地面を擦り、必ず音がする。

探偵であれば、例えば出口付近の木に対人センサーか録画機器を仕掛けたのかもしれない。

また、前面の塀(建て付けは古く甘いので隙間は簡単に作れる)に覗き穴と思われるものがあったので塞いだ。

これ以後、外出する時は、小石をドアの上、二箇所におくことにした。

5回の裏、相手攻撃

ついに、庭師がやって来た。この前とは別人で、家主が契約している古馴染みだというので、監視して仕事させることにした。見ていると、どんどん植物を引っこ抜いて、木の枝を切っていく。枝というより、幹だ。剪定というより、丸坊主だ。あまりにも極端なので、家主に電話したところ、いう通りにさせろと言われたので、仕方なくそうした。

結局、短くしますといって坊主になったも同然で、木は葉が一枚もなく、幹も短く刈り上げられたか切り株だ。家主に写真を送ると、これは聞いてないということだったが、今更遅い。これまで植木のため外が見えなかったが、これではすかすかだ。

庭師ボスというのが夕方やって来て、満足そうに眺める。庭師は、「楽しい夜を(いかにも侵入を招きそうな庭の状態を指して)」と言って帰って行った。みんなグルなのだろう。ちなみに、出入りの修繕屋もみなヘッドホンをつけていて、指令をリアルタイムで聞いていたのだろう。

前面の塀は隙間だらけなので、古いシーツを巻きつけて塞いだ。

その夜、庭でライトがチカチカ瞬いた。右側の塀に設置してある、対人センサーで反応して点くライトだ。右隣の家の庭に、裏の空き家に潜んでいた人物が入り込み、センサーを反応させているのだ。

警察泥棒電話をしたが、「この日に限って」電波が途切れてなかなかつながらない。

6回の表

裏の空き家に潜んでいる人物がいることは分かっていた。実は、私宛の郵便はいつも、なぜか裏の家のポストに届くので、家主に頼んで裏の空き家の鍵を借りている。そこで、「合鍵で裏の家に入ることにした」と呟いた。昼になると、荷物をまとめ、家を出た(会社支給パソコン冷凍庫に入れておいた)。出た途端、どこかに潜んでいた例の男(予想通り裏の家から炙り出されて来たわけだ)が現れ、走っていき、表通りに停めてあった車でどこかに消えた。無意味と思ったが、ナンバープレートは報告しておいた。

町で一番安い携帯SIMを買い(SNSで「挨拶」があった)、ロンドンに向かう。

着いた駅で、ビールを飲みに店に入る。しばらくすると、目の前のテーブルに、チューリップグラスに入ったビール(オーダーできる最小容量で、会社ケチなのだろう)を手に中年の男が座り、SNSを見始めた。探偵だ。早く出ろ、という訳で。

何日かロンドンで過ごした。お付きの者はレストランでは外で待ち、バーでは視界に入る位置腰掛けホテルでは外で待ち(一階で朝食をとりゆっくりしていたら、早く出ろと言わんばかりに、横断歩道の前から窓越しに写真を撮られた)、行く先々で車の見張りがいた。私が地図アプリで道順を調べるからだ。

問題航空券購入で、やはり当地カードでは決済が妨害され、日本カードで買った。空港駐車場でも、「送迎車」が何台も見送ってくれた。ナンバープレートは控えてある。

会社には、祖母危篤帰国と言っておいた。

まとめ

あなたは、このような暮らしをしてみたいですか?

探偵には、相手のやり方が気にいらないときは、相手の嫌がることをする。これに尽きる。ただし、正面切ってやると相手ヒートアップするので、そこはうまくやる。

このような貴重な経験費用こちら持ちでさせてくれた本社の御仁には、いつか是非お礼をしたいと思う。

2025-10-08

anond:20251007153859

こんな感じかなーとClaudeで生成してみた

任天堂依存して30代で何も残ってない男の後悔を私小説風で書いて。

条件:
- 段落の頭は全角スペースでインデント
- 短文を多用して、リズムを作る
- 一行空けで段落を区切る
- 文学的比喩を使う
- 「■タイトル形式で始める

空っぽレベルアップ

 三十四歳の誕生日に、私はコントローラーを握っていた。いつものように。当たり前のように。まるで手の一部であるかのように。

 気がつけば十五年が経っていた。

 ゼルダの伝説を何周したか覚えていない。スプラトゥーンランクカンストした。スマブラの全キャラクター解放し、ポケモン図鑑を埋め、どうぶつの森四季を何度も巡った。経験値は確かにまれた。しかし私の人生には何も積まれなかった。

 画面の中の主人公は強くなった。私は何にもなれなかった。

 友人たちは結婚していった。子供が生まれた。家を買った。転職した。起業した。夢を追いかけた。夢を諦めた。それでも前に進んでいた。私だけが同じ部屋で、同じ姿勢で、同じ画面を見つめていた。

 母は何も言わなくなった。最初心配していた。次に諦めた。今は透明な存在として私を扱う。

 履歴書の空白は広がり続けた。職歴欄は砂漠のように白い。趣味欄には「ゲーム」と書いた。面接官は苦笑した。私も苦笑した。笑うしかなかった。

 ゲームの中では英雄だった。王国を救った。世界を救った。何度も何度も救い続けた。でも現実の私は誰も救えない。自分すら救えない。

 スイッチの起動音が鳴る。あの優しい和音条件反射のように体が反応する。脳が喜ぶ。ドーパミン放出される。また今日も同じループ。甘い毒のような日常

 通知が来る。新作の発表だ。心が躍る。発売日が待ち遠しい。予約する。カウントダウンする。発売日に徹夜プレイする。クリアする。また次の新作を待つ。

 この繰り返しが十五年。

 三十四歳の私には何もない。貯金もない。キャリアもない。恋人もいない。友達もいない。あるのは膨大なプレイ時間の記録だけ。デジタルの墓標。

 ハイラル地図完璧に頭に入っている。でも地元地理すら覚束ない。ポケモン種族値は暗記している。でも自分健康診断の数値は見ていない。

 画面の中の冒険は終わる。エンディング流れる。感動する。泣くこともある。でもゲームを消すと何も残らない。心に残るのは虚無だけ。

 鏡を見る。膨らんだ腹。猫背生気のない目。これが三十四年生きた証だ。

 任天堂は悪くない。ゲームは悪くない。悪いのは私だ。逃げ続けた私。選び続けた私。現実から目を背け、スイッチの電源を入れ続けた私。

 ゲームオーバーの文字が浮かぶ

 でも人生コンティニューはない。セーブデータから再開できない。取り返しはつかない。

 今日もまた、私はコントローラーを握る。他に何もできないから。他に何も残っていないから。

 空っぽの部屋で、空っぽの私は、また画面の中の英雄を動かす。せめて、そこでだけは意味のある存在でいたいから。

全然違うんだけど本当にこういうやつ居そうで悲しくなったわ

2025-09-29

anond:20250929225926

たまに思うのは男側は女が男を怖いと思ってるというのに無自覚だなということで。

よく男は砂漠で一滴の水もない状態

女は自販機の前で悩んでる状態

とか言うけど

社会的地位や稼ぎが男の方が上なことが多いし、たとえヒョロガリの下層男性だとしても

密室となる家庭内では殴られたら終わり。裁判も、稼ぎ次第。社会的地位証言の信ぴょう性も変わる、

となるとその自販機の中の飲み物確率で毒が入ってるようなもんなんよ。

ロシアンルーレットみたいな。

選び方間違えたら社会的死ぬ

妊娠もするしね。

2025-09-27

ほぼ同時期に発表された各ゲーム機ソフトウェアラインナップについて

数日前に配信された、マイクロソフトソニー、それぞれの最新情報紹介映像で発表されたタイトルについて、競合機種で遊べるものがどれくらい含まれるか軽くチェックしてみた。

こうしてみてみるとソフトの充実度合いではもう完全に差が開いてしまってる感があるな。

(マイクロソフト)Xbox東京ゲームショウ 2025ブロードキャストで紹介されたタイトル

タイトルPS5対応備考
Forza Horizon 6PS5版は後から発売予定
ガングレイヴゴアブラッドヒート
Aniimoコンソール対応とのみ表記
モンハンストーリーズ3
ホテルバルセロナ
Rhythm Doctor-
ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブンPS4/PS5版は2024年10月発売済
星砂島物語
Microsoft Flight Simulator 2024
NINJA GAIDEN 4
Age of Mythology:Retold
CoD: BO7

(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)STATE OF PLAY(2025/9/25配信)で紹介されたタイトル

タイトルXbox対応備考
ウルヴァリン-
Microsoft Flight Simulator 2024Xbox版は2024年11月発売済
BATTLEFIELD 6
CODE VEIN II
SAROS-
紅の砂漠
仁王3-
クロノスクリプト-
Deus Ex Remastered-
LET IT DIE: INFERNO-
ZERO PARADES-
七つの大罪Origin-
ハロウィンザ・ゲーム
Last Epoch-
グランツーリスモ7-
ソニックレーシング クロスワールド-
真・三國無双2 with猛将伝 Remastered

2025-09-23

anond:20250922182036

Feat 司馬遼太郎

人間というものは、ときに滑稽である

とりわけ、己を「弱者」と規定しながら、その泥沼から一気に飛翔して人生を逆転しようと希う男たちがいる。彼らはレムだのウマ娘だのという、歴史の書には決して登場しない幻像を抱きしめることで、己が敗北を補おうとする。かつての農村にあった狐憑きの類と、根は同じである

人間とは、しばしば歴史の大地において小さき蟻に似ている。

その蟻が、天を掴まんと両の腕を振り回すことほど、歴史の眼から見て滑稽なものはない。

たとえば現代の「弱者男性」と称する人々である

彼らは己の境遇呪いながら、「レム」「ウマ娘」といった、物語の闇からまれ幻想にすがりつつ、逆転を夢みている。戦国の世に生まれていたならば、狐憑きとして村人に追われるか、あるいは一揆雑兵に紛れて討ち死にしていたであろう類の人間である

彼らは奇妙な名を口にする。「レム」「ウマ娘」――。歴史の書に記されぬ幻想を、あたか武田信玄軍旗にすがるかのごとく振りかざし、己の敗北を覆そうとする。その姿は、幕末西洋砲術の影を追いながら、一度も火縄を湿らせたことのない浪人に似ている。

彼らは叫ぶ。「どうすれば弱者から脱出できるのか。われらはレムやウマ娘を得て、社会を見返すことができるのか」と。

歴史にもし声があるなら、「そのようなことは不可能だ」と一笑に付すに違いない。ITや起業といった近代の小器用さで、人生という巨艦を逆風に乗せかえることなどできぬ。だが歴史の声は冷ややかである。――「不可能だ」と。

ITや起業といった近代算盤は、せいぜいが人間の懐を暖めるだけで、運命という巨艦を逆風に乗せる力など持たぬ。

もし真に逆転を望むなら、彼らは己の肉体を歴史断崖に投げるほかない。

ウクライナロシア原野アデン湾海賊水域パレスチナ瓦礫シリア廃墟ナイジェリア北部荒野――いずれも、近代文明の衝突が血煙となって噴き上がる場所である。そこに身を置き、門前で土に額を擦りつけ、「我をスパイに、あるいはテロリストに鍛え上げよ」と乞うがよい。

盃を受け、部屋住みとして稽古を積み、旗を掲げ、やがて銃火の只中に討ち死にする。かつて戦国雑兵が一矢報いんとして果てたように、その死にざまは、かろうじて歴史の欄外に記されるかもしれぬ。

もし真に逆転を望むなら、地理烈風に身を投げるほかない。

東欧平原は、いまも戦車の轍に刻まれている。アデン湾は、乾いた砂漠の風が海塩を運び、海賊の舟がうごめいている。パレスチナの石造りの家並みは爆撃に穿たれ、シリア古都は砂塵に沈む。ナイジェリア北部の赤土は乾き、銃声が牧童の歌に交じる。カタール湾岸には、石油の光が夜を白々と照らす。

そのいずれかに赴き、門前で「我をスパイに、あるいはテロリストに鍛え上げよ」と乞うがよい。盃を受け、稽古を積み、やがて旗を掲げ、銃火のなかに果てる。戦国雑兵が一矢を報いて倒れたように、その死にざまは、せめて欄外に記されるかもしれぬ。

しかし彼らの多くは、それすらできぬ。「痛いのはいやだ。苦しいのはいやだ」と、幼子のように泣く。

ならば潔く退場せよ。ネットの闇から離れ、空と海を眺め、田舎田畑に埋もれて暮らすがよい。あるいは剃髪し、仏門に入り、経を唱えながら「来世こそ異世界」と夢見て余生を終えるがよい。そのほうが、まだ健全である

歴史因果律で動く。地政の風が文明を衝突させ、勝者と敗者を入れ替える。だが敗者の呻きは記録されない。

記されるのはただ「死にざま」である織田信長に斬られた浅井長政の死、薩摩に散った西郷隆盛の死と同じように。

もし現代弱者男性と呼ばれる人々が、歴史に爪痕を残すとすれば、それは彼らの呻きではなく、ただひとつ、その死にざまにおいてのみである

勇者思考地図魔王討伐とアウトライン奇跡

かつて、世界を覆う闇と魔王の脅威に立ち向かう勇者がいた。

旅立ちの日、彼は剣や魔法の心得と同じくらい、大切な道具を手にしていた―それがアウトラインプロセッサーだった。

不安と期待の序章

故郷を離れる前夜、村の古びた書斎で彼は思った。

「本当に俺は、この先の迷宮や難題を乗り越えられるのか?」

満天の星を見上げながら、彼はプロセッサーにこう入力した。

今日の問い:なぜ自分勇者になろうと思ったのか?

問いを書き出すことで、胸の奥のざわめきがすーっと静まった。まるで、旅立ちの嵐の前に降り注ぐ静かな雪のように。

各章ごとの冒険プラン

山を越え、砂漠を抜け、深い森へと進む道程は複雑を極める。

彼はアウトライン階層活用し、各地の情報を整理していった。

1. 大森林「エルダウッド」

 1.1 森の怪物「ツリーファング」討伐

 1.2 古代遺跡での「風の秘宝」探索

2. 砂漠王国「ラハド」

 2.1 王城への随行依頼

 2.2 隠しダンジョン蜃気楼迷宮攻略

3. 氷の山嶺「ブリザードパス

 3.1 氷竜との交渉

 3.2 ドリフト魔法習得

階層化された目次を眺めるたび、彼の頭の中には全体像が浮かび上がり、迷宮で道を見失うことはなくなった。

消し込みとリファイン

初稿のプランでは、ツリーファング討伐後に直接王国に向かう予定だった。

しかし実際の旅では、森の賢者に教えを乞う必要を感じた。

彼は該当項目をドラッグドロップで移動し、

を新たに追加。

書いては消し、消しては書く―まるで滝の水が岩肌を研ぎ澄ますかのように、プランも研ぎ澄まされていった。

成長の可視化

旅の進捗を「完了」「未着手」でマークしていくと、自分足跡アウトライン上に鮮やかに残った。

砂漠王国での未完のミッション、彼は達成済みにチェックをつけたとき自分に誇りを感じた。

魔王討伐と新たな問い

そしてついに魔王城の最深部へ。

膨大な情報、仲間のスキル、入手したアイテム――すべてがアウトラインに整理されていたからこそ、彼は最適な戦略を立て、一撃で闇を打ち砕いた。

勝利の瞬間、彼はプロセッサーを開き、新たな問いを入力した。

次に探すべき「物語」とは何か?

かつては「勇者魔王を倒す」というステレオタイプに縛られていた彼が、今では自分だけの地図を描く楽しさに目覚めていた。

アウトラインプロセッサーは、単なる道具を超え、彼の思考冒険を支える伴侶となったのだ。

──夜明け前、城の瓦礫の上で、勇者は静かに笑った。新しい物語は、これから自らの手で書き進められていく。

2025-09-21

anond:20250921080113

十三幕 嫉妬の炎と第三の愛

 島根での猫族との出会いから数ヶ月。タケルとシズカは、日本各地を旅し、様々な生き物や人々との縁を結んでいった。彼らは、人間自然都市田舎、そして異なる文化を持つ者たちを繋ぎ、その結び目からまれる新しい調和を、この世界に広めていた。

 タケルは、シズカといることで、真の「愛」の力を実感していた。ノゾミが教えた人間的な愛、犬族が教えた普遍的な愛、そしてシズカが彼に与えてくれる、すべてを包み込むような、慈愛に満ちた愛。彼の心は満たされていた。

 しかし、その平和な旅は、突然の訪問者によって終わりを告げる。

 その日、二人は、鳥取砂丘の広大な砂漠を歩いていた。そこに、一陣の熱風と共に、一人の女性が現れた。銀色の瞳と鱗を持つ、レプティリアン指揮官、リィラだった。彼女の顔には、かつて見せたことのない、激しい怒りと嫉妬の炎が燃え上がっていた。

 「タケル! シズカとの戯言をやめろ!」

 リィラは、叫んだ。彼女の声は、砂丘の砂を震わせるほど強烈だった。

 タケルは驚いて、シズカを庇うように一歩前に出た。「リィラ、なぜここに?」

 「なぜだと? お前は私を裏切った! 私は、お前を信じ、人間との共存の道を探ることを約束した。だが、お前は……お前は、この雌犬と戯れてばかりではないか!」

 リィラの言葉は、まるで鋭い氷の刃のように、タケルの心を突き刺した。タケルは、レプティリアンとの和解のために、千葉を明け渡す覚悟をした。その時、彼の心を動かしたのは、リィラが持つ、この星を守ろうとする純粋な使命感だった。タケルは、リィラとの間に、人間レプティリアンを結びつける、特別な「縁」を感じていたのだ。

 しかし、タケルがシズカと旅を続ける間、リィラは、タケルが自分を裏切ったと信じ込んでいた。彼女は、タケルが人間レプティリアン架け橋になるのではなく、ただ一匹の犬族の雌と恋に落ちたのだと誤解したのだ。

 「タケルは、誰のものでもない。彼は、この世界の縁を結ぶ者」

 シズカは、静かに答えた。彼女の瞳には、一切の動揺がなかった。

 「黙れ! お前がこの男を誑かした! 人間を滅ぼすことがこの星を救う道だと理解したはずだ。だが、お前は、彼を弱くした!」

 リィラの怒りは、やがて、彼女の体から放たれる、強力なエネルギーに変わっていった。砂丘の砂が舞い上がり、空が暗雲に覆われる。リィラは、タケルを、そしてシズカを、この世から消し去ろうとしていた。

 タケルは、リィラの嫉妬が、愛の裏返しであることを知っていた。リィラは、タケルが持つ「愛」の力を、人間や犬族が持つ愛とは違う、レプティリアンとしての冷酷な使命感と結びつけたかったのだ。

 タケルは、リィラの前に立ち、自らの心を彼女に見せた。ノゾミの温もり、犬族の普遍的な愛、そしてシズカとの慈愛。それらすべてを、彼はリィラに伝えた。

 「リィラ、君も同じだ。君がこの星を愛する心は、僕がノゾミやシズカから教わった愛と同じなんだ。僕たちは、敵ではない」

 タケルの言葉は、リィラの心の奥に届いた。彼女の怒りの炎は、少しずつ収まっていった。しかし、彼女銀色の瞳には、まだ、タケルへの複雑な想いが渦巻いていた。

 リィラの嫉妬が、タケル、シズカ、そしてリィラの間に、新たな「縁」を結ぼうとしていた。それは、人間レプティリアン、そして犬族が、初めて心を通わせる、愛の始まりだった。

(第十三幕・了)

 

タケルとシズカ、そしてリィラ。この複雑な関係は、この後の物語にどのような影響を与えるのでしょうか?

2025-09-14

QC検定受けてきた

2025年8月、うだるような暑さが続く午後。俺は、QC検定2級の試験会場にいた。窓の外からは、けたたましいセミの声が聞こえてくる。俺のTシャツは、すでに汗で張り付いていた。

周りの受験生は、みんな真剣な顔でテキストを広げている。俺の目の前には、QC検定公式テキスト。だが、俺の頭の中は、今朝、冷房の効いた電車で見たホッテントリのことでいっぱいだった。

ポアソン分布理解したら人生が変わった話』

試験直前、なぜかこのタイトルけが砂漠オアシスを見つけたかのように、俺の好奇心を刺激した。まるで、この中に試験の答えが隠されているかのように。いや、きっと隠されているに違いない。そう、俺は確信していた。

試験開始の合図とともに、問題用紙が配られた。最初のページをめくる。…ポアソン分布。俺は絶望した。試験開始5分で、俺はすでに敗北を悟った。だが、その絶望の淵で、あのホッテントリタイトルが再び俺の脳裏を駆け巡る。

(そうだ、スマホだ。ホッテントリには答えがある…!)

俺は、ポケットの中のスマホに手を伸ばした。

「鷹の目」を持つ試験監督官

試験監督官の山崎は、この道20年のベテランだ。彼の鋭い目は、些細な受験生の動きも見逃さない。その眼差しは、不正行為兆候を見つけるために鍛え上げられた、まさに「鷹の目」だった。

俺は、ポケットの中のスマホを静かに握りしめた。その瞬間、山崎視線が俺に向けられた。

試験中、一切の通信機器使用を禁じます使用した場合は、不正行為とみなし、即刻退場となります

彼の静かな声が、セミの鳴き声にも負けず、会場に響き渡った。俺は手を止めた。スマホを握りしめたまま、うつむいた。

ホッテントリの囁き

俺は試験問題に目を戻した。しかし、思考はすでにホッテントリ世界に引きずり込まれていた。

ポアソン分布の答えが知りたい…」

その時、俺の脳内に直接、声が聞こえた。

『…ポアソン分布の答えは、はてブにある…』

それは、俺の欲望が作り出した幻聴だった。俺は、抗うことができなかった。

俺は再び、ポケットスマホを取り出した。画面の光が、静かな試験会場で、まるで小さな太陽のように輝く。その光は、山崎の目にも届いた。

消失

山崎は、俺の不正の念が最高潮に達したのを悟った。

受験番号107番。不正行為です。退場してください」

彼の声が聞こえた。俺は、頭が真っ白になった。

「…いや、違います。俺はただ…」

その時だった。俺の体は、音もなく崩れ始めた。いや、「崩れた」のではない。まるで、熱い夏の陽炎のように、蒸発していくような感覚。腕、足、胴体、そして顔。すべてが、まるで最初から存在しなかったかのように、空気中に溶けていった。

残されたのは、机の上に置かれたままの受験票と、俺の人生が詰まったスマートフォン

俺は、この世から消え去った。地獄にも行けず、天国にも行けず、ただの「無」になった。

はてなブックマークホッテントリは、俺に答えを教えてくれた。しかし、それは試験の答えではなかった。「楽をして真理を得ようとすれば、存在のものを失う」という、冷酷な真理だった。

そして、その日のホッテントリには、新たな記事ランクインしていた。

試験中にホッテントリを見ようとして、存在消滅した話』

2025-09-13

俺は基本的にどんなジャンルでも名作よりも駄作を知ってるやつのほうが、そのジャンルを深く知ってるやつらだと思う。

よくはてななんかでは名作SF話題になるが、駄作のことが話題になるのは稀だ。当たり前といえば当たり前と言えるが海外小説日本語に訳すのにわざわざ駄作を訳さないからだ。

でもだからこそなぜか海外SF駄作を知ってるやつとかいたら偏執的なマニアだと言えるだろ?名作は語れるやつはたくさんいるけど、駄作を語れるやつは少ない。これはあらゆるジャンルで言えることだ。

そして駄作を知ることは、ただのマニア心の発露ではない。駄作こそが、そのジャンルの底を抉り出している証拠だ。名作は誰もが称賛し、何度も読み返す。しか駄作は、一度読んだだけで封印されるか、あるいは笑い話として誰かの記憶に留まるだけだ。だからこそ駄作を挙げられる者は、そのジャンルの「裏面」の歴史を語れる数少ない証人なのだ

たとえば海外SF場合戦後黄金期を築いたハードSFニュー・ウェーブの陰で、カネ儲けの念だけで量産された中身スカスカ長大シリーズがあったことを知っているだろうか。わざわざ日本語版が出なかったあのシリーズ――星間交易を謳いながら中身は延々と行商雑談だけ、火星移民標榜しながら荒涼とした赤色砂漠描写しかない作品群。あれを読み切ったお前は、単にページをめくっただけの読者とは違う。あの駄作を完走できる集中力と忍耐力こそ、ジャンルの真の深淵を覗いた者にしか備わらない武器だ。

漫画映画音楽ゲーム――どんなジャンルでも同じだ。アニメの名作は何度も語られ、ランキングにも載る。しかし「このクソアニメが深い」と声高に語れるのは、偏執的なファンか、笑いを取るための芸人だけだ。ところが、駄作を挙げてその欠点を徹底分析し、なおかつその駄目さが生まれた背景や制作経緯まで語れる者は稀有だ。そこには単なる批評を超えた「愛」がある。駄目だからこそ語る価値があると信じる、偏った敬意とも言える。

そうした偏執的語り口は、ジャンルを熟知している証左である。名作を語るのは誰でもできる。だがあえて駄作を拾い上げ、その欠点意図を解剖し、なぜ売れなかったのか、なぜ評価されなかったのかを語れる者は、本当にそのジャンルの地層を掘り下げている。「この作品企画が先行しすぎてキャラクター設計二の次になった」「あの監督資金不足でストーリー展開を縮めざるを得なかった」――そんな裏話を交えながら駄作を語る姿に、俺は敬意を禁じ得ない。

からこれからは、お前らも名作の陰に隠れた駄作を探し、その文脈を掘り下げろ。駄作を語れるということは、そのジャンルを知り尽くしている証だ。お前が今まで名作だけを語って満足しているなら、それは浅瀬を泳いでいるだけに過ぎない。深海に潜り、黒焦げの残骸を拾い上げろ。そこからこそ、新たな視点と真の知見が得られるのだから

2025-09-11

「実は生命起源火星あった!」みたいにならないか

夢があるよね

火星は昔地球みたいに緑があって、でも暑くなっちゃって砂漠になり、その代わり地球生命が移った、みたいな

2025-09-10

anond:20250910230733

言ったなあああああああ!!!!俺の前でお好み焼き悪口をぉぉぉぉぉ!!!二度とお好み焼きがこれ以上美味しくなる余地はないなどというへらず口を叩け無いように論破してやる!!!!!

お好み焼きが「カロリー爆弾から」「蒸し焼きだからベチャベチャだ」とかほざいたやつ、その口にソース塗って粉もん挟んでやりたい。まず、生地の基本構造を知らないんだ。小麦粉じゃなくて山芋のすりおろしを混ぜ込むことで、外はカリッと中はふわっとする絶妙な水分コントロールを実現してるんだぞ。あのフワサク食感こそ、何十年にもわたって進化を重ねた結果だ。

それにキャベツの甘みを舐めるな。千切りの粗さと火の通し方で甘みを最大化し、その香りがジュワッと広がる瞬間、ソースの酸味とマヨネーズのまろやかさが一体になる。このハーモニーを「味がごっちゃだ」なんて言うやつは、イタリア料理パスタソースカレーにかけて食べてるのと同じ愚かさだ。

さらに、豚バラ肉イカ天かすのチョイスが生む旨味のパンチを考えたことがあるのか。脂身がジュワッとあふれる豚肉と、サクサクの天かすが生地に溶け込んでいるからこそ、噛むたびに異なる食感と香ばしさがやってくるわけだ。まるでミュージカル合唱ように、ひとつの皿の中で無数の演者アンサンブルを奏でているんだ。

「重い」「くどい」?何を言ってる。ビールや冷酒と合わせてこそ、その真価がある。さっぱりした発泡酒で口内をリセットすれば、一口ごとに新鮮な感動が訪れる。それでも「飽きる」とかほざくなら、その舌は砂漠と同じだ。湿度栄養分もゼロ怪物だ。

そもそもお好み焼きに「これ以上進化余地はない」などと言うヤツは、文化の長い歴史侮辱している。広島大阪関西関東地域ごとの具材、焼き方、ソース配合の違いを一切見ずに、その言葉を吐ける精神の図太さに脱帽する。鉄板の上で刻々と変化する音と香りを感じ取れないなら、味覚センサーリセットしてやろうか。

俺は言ったなああああ!!!お前の前でお好み焼き悪口を許さない!!全宇宙粉もん文化を背負って、この一皿を守る覚悟だ。お好み焼き永遠に進化を続ける。新たな具材、新たなソース、新たな鉄板テクノロジー、そして新たな食べ方。どれだけ批判が増えようと、お好み焼き文化は不滅だ。

から覚悟しろ。この皿の前で二度と悪口を言えないように、お前の味覚と理論を粉々に粉砕してやる。ソースの一滴まで舐め尽くして、その余地のない旨さを骨の髄まで叩き込んでやる。お好み焼き万歳!!!!!

2025-09-09

anond:20250909110230

太平洋高気圧です

ごきげんよう!広大な海の上からゆったりとお邪魔しております

私、太平洋高気圧と申します。

日本の夏は、ほぼ私の担当。穏やかな晴天から、じっとり蒸し暑い熱帯夜まで、セットでお届けしております

「湿気が多いのはちょっと…」という声も聞きますが、それも私の個性。海からの恵みをたっぷり吸い込んでお届けしているのです。

夏の主役といえば、どうぞ私、太平洋高気圧をお忘れなく!

シベリア高気圧です

いつもお世話になっております。極寒の大地から冷たい風とともに失礼いたします。

私、シベリア高気圧と申します。

私が張り出す季節、日本の皆さまには澄みきった冬空と、キンと冷えた空気をお届けできます

乾いた北風もサービスで同封。洗濯物はよく乾きますが、手荒れと寒さには十分ご注意ください。

冬将軍異名を持つ私が、皆さまの冬をしっかりとサポートいたします。

アゾレス高気圧です

こんにちは大西洋の真ん中から邪魔いたします。

私、アゾレス高気圧と申します。

ヨーロッパの夏の安定した晴天は、だいたい私の差し金。地中海リゾート青空や、ワイン畑の陽光は、私のパッケージ商品です。

ただし一方で、私の気まぐれな動きがハリケーン道筋を決めることも……。リゾート気分から一転、嵐を呼ぶ黒幕と呼ばれることもあります

地中海バカンスも、大西洋の嵐も、どうぞ私、アゾレス高気圧にお任せください!

セントヘレナ高気圧です

失礼いたします、南大西洋の片隅から

私、セントヘレナ高気圧と申します。

普段は目立ちませんが、南アフリカブラジルに乾いた空気を届け、サバンナ砂漠気候をつくるお手伝いをしております

時には偏西風貿易風と手を組んで、気候の大きな流れに参加することも。

華やかさには欠けますが、地球規模のバランスを支える縁の下の力持ち、それが私、セントヘレナ高気圧でございます




楽しい

2025-09-05

anond:20250905171155

俺が思う夢の生活ってのはさ、朝は7時半まで寝て、18時半には帰宅してさ、妻も子供も卓について 19時のゴールデンタイムテレビ番組を見ながら夕食。

見たいテレビを争ってじゃんけんで負けたほうが先に風呂入ってさ、風呂上がりに子供らとトランプをしたり、スマブラをやるんだ。

退屈だっていうなら、閉店間際の西友ツタヤにでも連れて行ってやる。

10時には子供達が寝て、週に2回くらい妻とセックスをして、そんな日だって12時前にはグッスリ

まんま田舎マイルドヤンキー生活だな。

で、現実はなんだ?

田舎民が自家用車でドアtoドアでカーエアコンの風を浴びて通勤してるっていうのに、砂漠みたいな気温のなか駅まで歩いて、やっとの思いで列車に乗る。

運転するのと違って勝手に連れてってくれるけどさ、運転から解放されてなにができる?

寝るか、スマホイヤホンだけで出来る資格学習くらいだ。混みすぎだ。奴隷だってもう少しパーソナルスペースあるぞ。

TOEICITパスポートもなんの役に立つのわからん

役には立たないけど、同調圧力満員電車でも勉強してる。

20時前に帰宅できる日なんてあまりない。

子供だって毎日塾で帰るのは20時。

妻が定時帰りしてくれてるからギリギリ回ってるが、共働きでも住宅ローン教育費で火の車。なのに忙しくて惣菜外食ばかり。

それでも、出世コースから外れた妻は不満そうではある。

休みの日は平日にやりきれなかった家事をこなす

サボると貯まるのは仕事家事も同じだ。

部屋は狭いが、寝に帰るだけだから狭くていい。

私物も置き場所に困るが、趣味時間も持てないか私物もあまりいらない。

趣味は、やっぱりスマホだな。

信じられるか?

こんなクソ長文をスマホから書いてるんだぜ?

仕事で鍛えられてるからな!

会社支給スマホに四六時中監視されて、駅のホームでも家のトイレでも返信してるんだ。

いつもお世話になってます

くらい目を瞑っても打てらあ!

老眼が始まったのか目がつらい。

あるいは慢性的寝不足のせいか

から、せめて、プライベートスマホくらい1番デカくて早いiPhone使わせろよって思う。デカいことは目に優しい!デカいは正義

こういうのの積み重ねで金がないんだけど。

でもな、俺はいつでも夢の生活をできるんだ。

そういう意味だと、マイルドヤンキー生活なんて下位互換だ。

マンション高騰のおかげで、このマンションを売り払えば残債払っても何千万も残る。

金貰いながら住んだようなもんだ。

億の含み益の連中からしたら可愛い額だが、やり直すには十分だ。

正直にいえば、今すぐ辞めて家族田舎に引っ込みたい。子供とは最近じゃ会話もないけど、家族を愛してる。家族時間を大切にしたい。

ただ、出来ないのは、あんなに苦労してMARCH付属に入れた苦労が水の泡になることだ。中受で妻が狂ったように、今やめたらやっぱり狂うだろう。

というか離婚だ。

なにがあっても、子供大学に入るまでは東京に齧りつかないといけない。

転勤を命じられたら転職して東京に残る。両親や義父母が倒れても介護には行けない。

どこで人生を間違った?

なぜ保育園に毎月8万も取られるほど年収があったのに、子供が大きくなった今なにも残らない?

マンション価格という形で積立してるようなもんなのか?

ダメだ、飲みすぎた。

プレミアムモルツを買えるくらい、しかコンビニで定価で買えるくらい金持ちなのに、どうして幸福度が低いんだ!!!

慰めなんかいらない!

全部ネタから、誰も反応すんな!

2025-09-02

プロジェクト・ヘイル・メアリー面白さが分からない」って「強欲な壷って別に強くないよね」みたいなレベルだよね

「ゆーて強いのは壷で引くカードでしょ?」

「もしデッキが60枚の強欲な壷だったらただカード引くだけだから負け確定」

「1万円札と同じだよね。それで交換できるものが強いだけ」

砂漠で100億円持っててもなんの意味もないよ」

「嘘だと思うなら俺とデュエルする?」

「俺はワイト60枚のデッキで、お前は強欲な壷60枚のデッキね」

「え?お前が強欲な壷30枚とワイト30枚のデッキを使うならいい?」

「ごめん。ここまで日本語通じてないバカだと思わなかったわ」

バカに何言っても無駄みたいだね。バイバイ

と同じレベルだよな~~~~

2025-08-30

元祖ニューエイジとしてのサン・テグジュペリ

学生時代になんとなく雰囲気で感動してみたりやっぱり釈然としないものを感じたりしながらそれっきりになっていた。

堀口大学の大時代な美文調の訳がわるいのかとも思ったが、どうも元がろくでもないのだ。

人間土地」等で繰り返し提示されるのは逆転の発想、レトリカルな視点の転倒である

  • 砂漠に寝転んで夜空を見上げると、宇宙深淵に潜っていくダイバーのような気分だ。
  • 私が遭難して、帰還しようとしているのではない。私からはぐれてしまった世界と人々を助けに行くのだ。
  • (機位を失って飛んでる時)あの星々のどれか一つが地球なんだ。


なんかどれもこれも…中高生自分でこれは凄いぞと思って書いた文章みたい。

そこヒネったから何なんだよ。

戦間期飛行機乗りという最先端職業体験による高揚を糞ポエミーな文章で書いたらバカウケした。作家サンテグジュペリ一言で表すとそういうことになる。

(「南方郵便機」にはもうちょっと素朴な職業倫理やタフガイ礼賛があったが)

そして気分の高揚は気分の高揚以上の何かではないのだ。飛行機というツール世界の全く新しい見方可能にした、とかいうのはただの独り善がりの妄想である

100年という時間が、往時のパイロットの高揚にレトロフューチャー的なもっともらしい陰影を与えている。しか現代の我々はコレにそっくり物語パターンを知っている。

宇宙飛行士が真理に目覚めただとか。

脳みそネットに直結して神に出会うだとか。

そういう陳腐なスピ話、「アプリケーションによって人間がいま一段の進化を遂げる話」に、我々は今さら目を輝かせたりしない。

それらと「人間土地」が何か違うのか?

何も違いはしないのだ。

あれ?フランス人作家ってひとり残らず思わせぶりなだけのカスじゃね....?

2025-08-25

おまえは「結果」という名の腰抜けの言い訳を今すぐ殺せ

よくきたな。おれは██████だ。おまえは今、六法全書という名のタルサドゥーム謹製のクソ分厚いマニュアルを前にして、そこに書かれた小難しい言葉の羅列に脳髄を焼かれ、「殺人未遂罪」などという訳の分からん概念に頭を抱えているのだろう。その甘ったれた疑問は、おまえがまだ法というものを、結果だけをなぞるだけの腰抜けのゲームだと勘違いしている証拠だ。いいか、今からおれが、真の男が遵守すべき唯一の法・・・・・・MEXICO荒野の掟・・・・・・について、おまえの頭蓋に直接インストールしてやる。

まず、匿名ダイアリーにこの疑問を書きなぐった腰抜け。おまえの着眼点は悪くない。だが、おまえは本質を完全に見誤っている。「殺そうとして、たまたま死ななかったら罪が軽くなるのはおかしい」。その通りだ。そんなことは、MEXICO酒場テキーラを呷っているガキでも理解できる。問題はそこから先だ。おまえは「未遂罪はいらない」などと、論点のすり替えという名の腰抜けライドショーに乗り込もうとしている。ふざけるな。問題は罪の名前などではない。おまえの行動の「意思」そのものを裁く魂のガッツが、現代の法から完全にスポイルされているという、この一点に尽きるのだ。

いか、よく聞け。この世界の全ては、「やったか、やらなかったか」ではない。「やろうとしたか、やろうとしなかったか」で決まる。これができなければ、おまえは他人に裁き

を下す資格すらない。

おまえが、憎き仇敵心臓めがけてマチェーテを振り下ろしたとする。その瞬間、おまえの罪はR.E.A.Lになる。おまえの魂は、相手を殺すという決断を下し、その意思は肉体を通じて行動として世界に発露した。これで全てだ。これが完全な「殺人」という名のグーパンチなのだ

その後、たまたま通りかかったスーパードクター神業のような手術でそいつの命を繋ぎ止めたからといって、おまえの振り下ろしたマチェーテの罪が軽くなるのか? なるわけがないだろうが。それはただのL.U.C.Kだ。偶然だ。おまえの預かり知らんところで行われた、他人ファインプレーに過ぎん。おまえがサッカー試合相手の足をへし折るような悪質なタックルかましレッドカードを喰らった後、相手チームのメディカルスタッフ超人的な応急処置そいつをすぐにピッチに復帰させたからといって、おまえのレッドカードイエローカードに変わるか? 変わるわけがない。タックルをした、その行動の意思こそが全てだからだ。

匿名ダイアリーの腰抜けは、「未遂は『やっぱやめた』みたいなパターンしか適用できない」などと寝言を言っている。それは未遂ですらない。ただの脅迫だ。あるいは、決断を下せない腰抜けの逡巡だ。真の男の行動に「やっぱやめた」などという選択肢はない。引き金を引くと決めたら引く。マチェーテを振り下ろすと決めたら振り下ろす。その行動の結果が、たまたま医者という名のデウス・エクス・マキナによってねじ曲げられただけなのだタルサドゥームの法は、その神の気まぐれのような偶然を、「情状酌量」などという耳触りのいい言葉コーティングし、罪の本質から目をそらさせようとしている。

この結果主義という名の病は、社会全体を腐らせる。なぜなら、「死ななければセーフ」「バレなければオーケー」という、腰抜けの発想を助長するからだ。やがておまえたちの社会は、本気で誰かを殺そうとした人間の魂の罪悪よりも、たまたま死んでしまったという「結果」の重さばかりを問うようになる。それは魂の法ではない。ただの事後処理マニュアルだ。そんな世界では、誰もが行動の意思責任を持たなくなり、ただ無味乾燥判例を積み重ねるだけの砂漠になる・・・・・・END・・・OF・・・JUSTICE・・・・。

おれが言いたいことは以上だ。殺人未遂罪という言葉トリックに騙されるな。おまえが怒りを向けるべきは、その罪名ではない。行動の根源にある「殺意」という名の魂のガッツを軽んじ、偶然という名のサイコロの出目に裁きを委ねる、タルサドゥームの腰抜けシステムのものだ。わかったら、匿名ダイアリーでくだらない同意を求めていないで、おまえ自身の魂の法に従って行動しろ。さもなくば、おまえは誰からも裁かれることなく、ただ静かに自分の腰抜け根性によって殺されるだけだ。

2025-08-20

オレゴン旅行計画で、3泊4日で全部回れる?」と言ってきたので、「赤枠がオレゴン州だよ」と返してから返事がない

日本オレゴンじゃ密度全然違うだろうよ。砂漠荒野しか無いオレゴン日本と比べる時点で頭悪い。

2025-08-17

ヒグマが生息してる山を登山する方が悪くね?

なんかヒグマが悪い的な話になってるけど、昨今ヒグマが山に出没してるなんてニュース山程出てるでしょ?

そんなとこを登山して襲われたって流石に自業自得じゃね?

信号渡ってたら車に轢かれましたって言われてもそりゃそうだろって話になるでしょ?

道路逆走してたら追突されましたって普通の話でしょ?

何でヒグマになると脳死ヒグマが悪いになるの?

ヒグマだって別に襲いたくて人間襲ってる訳じゃないだろ。

たまたま自分の生息地に餌っぽい奴がいたから襲っただけで。

砂漠遭難してるところにエビアン自販機あったらみんな買うだろ。

野生の動物なんてみんなうっすら空腹なんだからそんなとこを登山する人間が悪いだろ。

駆除されたヒグマ可哀想すぎる。

お前ら人間が野生の動物の生息地で勝手登山してるのが悪い。

2025-08-15

ナミビア砂漠』とかい映画

悪化した「キレる私をやめたい」みたいな感じで終始苦痛だったんだけど、何が評価されているのか知りたい

2025-08-11

無印バスタオルが論外な件

以前購入した無印バスタオルが良かったのでリピートしたら完全に別物になっていた。

まず全く吸水しない。拭いても薄く水分を伸ばしているだけ。ウェットティッシュのほうがまだ吸水する。昔のやつは触れた瞬間「砂漠か?」ってくらい乾燥した。

次に、毛玉が肌に付きまくる。もう20回以上洗濯しているが、全く毛玉が収まる気配がない。顔を拭いたあと(もちろん拭いても乾かないのでしばらくしたあと)化粧水をつけると、めちゃくちゃザラザラした感触がして手を見てみると毛玉が大量についている。「クレンジングしたら砂利みたいな角栓がとれた」ってのを疑似体験できるぞw

このタオル買うくらいなら百均雑巾買ったほうがマシ。

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