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はてなキーワード: 日常生活とは

2025-12-10

整体代に年80万も貰える側の性が正直羨ましい

Colabo住民訴訟で黒塗りだった書類が公開された。

そこに書かれていたのは、被保護者整体費用として公金が大量に使われていた事実だった。

理由は「少女たちが緊張をほぐしリラックスするため」。

1人あたり月約6.5万円、年間80万円。

それはらすべて公金(税金)だ。

何回通えるんだよ、と呆れるしかない金額だった。


自分は長年介護職に携わってきた。

自分で言うのも何だがある種の使命感を持って仕事をしてきたが、ある日腰を壊して、仕事を続けられなくなった。

一時は半分寝たきり状態で、今はある程度動けるようになったが、長時間運動や立ち仕事、重い物を持つ事は不可能な体なので、

介護職は退職する羽目になり、飲食店での勤務や日雇い肉体労働すらまともに就けない。

しか介護しか経験のないオッサンデスクワークの就ける筈も無く、書類で落とされ続けて終わり。

障害年金は「日常生活に著しい支障なし」と却下され、貯金は乏しく、ネットでできる小遣い稼ぎ程度の収入しかない。

乏しい貯金ネットで出来る小遣いレベル仕事収入が尽きれば生活保護しかない。


そんな中で、腰の治療のために食費を削って月2回の整体に通っている。

本当は週1~2回は通いたいが、これ以上生活費を削る余裕はないので月2回が限界

これだけでは痛みは取れず、眠れない夜も多く、心身ともに支障をきたし体が悲鳴を上げている。


その矢先に知ったのがColaboの整体補助だった。

夜も徘徊できる、健康な体を持った少女たちに、税金で年間80万円。

俺がこれまで払ってきた税金も当然そこに含まれている。


ある種の使命感を持って介護仕事を続けてきた結果が、このザマだ。

なのに、健康少女には手厚い保護税金で注がれる。

俺みたいなオッサンには何もない。


これで理不尽だと、苦しいと、その公金に使い方はどうなの?

と思う事すら、ColaboやColabo支持者ら夢アノンからしたら「女性差別」と一方的に決めつけられ、

差別者レッテルを貼られる事で、最低限の尊厳すら陵辱される。自分意図的差別した事など一切ないのに。


どんなに苦しく惨めでも、男に産まれただけで、何の助けも無く、税金だけ取られては女性にばかり多く配分され、

それに対し不公平だと不満を言う事すら許されないのが、男に産まれしまった原罪だとでも言いたいのかと思う様になった。


声を上げる事すら、差別だと罵られるのは差別じゃないのか?

苦しんでる自分達の意見を踏み付け口を塞ぎ、汚名を浴びせて尊厳を陵辱出来る側の、一体何が被害者なのか。

何の助けも無く暗い未来の訪れに震えている自分が一体何を加害したと言うのか。

俺が結果的に体を壊すまで働き、何人も何十人も見送ってきたのは、ここまで断罪される程の犯罪行為差別行為だったとでも言いたいのか?


被害者ぶってんじゃないよ、マジでさ。

2025-12-09

アラフォー風俗嬢デビューした話

結論:病まずに楽しく働けている

以下経緯

金がなかった。

ざっくりと、長年の精神疾病▶︎パワハラ▶︎休職で金が尽きた。

病気を隠して働いていたのでそれなりに給料は貰っていたけど、たまにくる躁期の異常な浪費で貯金もなかった。

詰んだ

アラフォーなのに詰んだ

カードも止められ、家賃支払いも遅れている。

そんな追い詰められた状態で、もう身体を売る以外の選択肢が見つからなかった。

求人から30代・40代活躍中!未経験OK!の条件と粘膜接触が極力ないものを探した。

面接に行くと明らかにカタギ面でないおじさんがきた。

終わった……

煙草の煙で充満している喫茶店で、仕事説明を受けた。

・お店の概要と客層

プレイ内容

特殊性癖向けを売りにしているので若くなくてもいい

・働いている女性の特徴

などなど

聞けば聞くほどモチベーションは下がっていくが、金がない焦りと店長の2時間半にわたる熱心な勧誘のすえに体験入店だけすることになった。

店長いわく「絶対に向いてる、ライフワークになる」とのことだった。

ええいままよ。

金がないのは自分責任。失うものなどない、と腹を括って講習3Pに向かった。


た、た、た楽しい~~!!!!!!

お客さんもめちゃくちゃ楽しそうだし、見たことないテクニック繰り広げられてるし、SNSでよく見る風俗客のキモ発言みたいなの無縁!!

倒錯的な性癖は元々あったが、こんなに心躍るものとは!!!

入店した。

年齢だけは紛れもないババアの上に業界経験という不利しかない状況だったが、店の傾向的に確かに自分は向いていた。

お客さんに喜んでもらうのが何より嬉しい。

toC業務が大好きなのでこんなにダイレクト顧客満足を伝えてもらえるなんて最高だ。

身体が正直なフィードバックになるので毎回PDCAもまわせるし、集客会社員スキルを使えばできないこともない。

何よりみんなが私を尊重し、褒めてくれるのでパワハラでズタボロになった自尊心癒してくれる。

会社員仕事の方が高給だが、お金もそれなりにもらえる。

普通の店に比べると若干安いが、脱がない舐めない触られない系なので仕方ない。

これは、天職だったのかもしれない。

風俗勤務で心を癒し、無事会社員仕事復職した。

もう働く必要はないが、今も趣味の一環でたまにやっている。

日常生活では近づきたくないなと思う容姿のお客さんにも、プレイ中は慈しむ気持ちが湧くし触ることも全く嫌ではない。

必要に迫られ仕方なく……という感じだったが、まさかこのタイミングで新しい人生の楽しみが増えると思わなかった。

ちなみに金はまだない。

2025-12-07

インド人として日本で生まれたらどうなるか教えて

わかりました。では「日本インド系南アジア系)として生まれ場合」に想定される生活体験や社会体験を整理します。黒人白人と比べながら具体的に見ます

1. 社会認識偏見

インド系南アジア系は、日本では肌の色がやや濃く、顔立ちも日本人とは明らかに異なるため「外国人」として見られやすい。

差別偏見の度合いは黒人よりはやや軽い場合が多いですが、白人ほど優遇されることは少ない。

「頭が良い」「IT理系に強い」というポジティブステレオタイプを持たれることもある一方で、「少し怖い」「怖そう」と思われるネガティブステレオタイプ存在する。

2. 学校での体験

中学校

日本人の同級生からは「外国人扱い」されやすく、からかい言葉暴力を受けることはありうる。

肌が黒めでなければ、黒人ほどの激しい暴力排除は少ないことが多い。

学習面では「賢そう」というポジティブ偏見評価されることもある。

高校

アカデミックな場面で評価されやすい傾向があり、進学指導教師からの期待は白人黒人に比べて比較中立好意的

部活動趣味の場では、日本人と同様に友人関係を築けることも多い。

3. 職場社会での体験

IT理系金融などの専門職では、インド系出身者が多く、職場での受け入れられやすさは比較的高い。

一方で営業接客アナウンサーメディアなど「顔や印象を重視する職業」では、白人ハーフほど優遇されることは少なく、肌の色や顔立ちで警戒されることもある。

日常生活では、肌の色やインド系の外見で注目されることはあるが、黒人ほど強い偏見嫌悪を受けることは少ない。

4. 日常生活

街中で外国人として目立つことはある。特に地方では珍しさから注目されやすい。

スーパー公共機関無視されたり、声をかけられなかったりすることは稀だがゼロではない

外食店や賃貸などで「外国人から断られる」という経験黒人よりは少ないが、報告されることはある。

5. 心理的側面

黒人に比べると自己肯定感を大きく損なうような差別体験は少ないことが多い。

一方で「外国人扱い」される経験は積み重なると心理的ストレスになる可能性がある。

まとめ

日本インド系として生まれ場合

白人ハーフほど優遇されず、

黒人ほど差別的・暴力体験は受けにくい

職業学校日常生活で「外国人扱い」を受けることはあるが、環境地域差が大きい。

IT理系専門職などでは社会評価比較的高く、社会参加や就職面で不利になりにくい。

どうやら日本では白人優遇黒人は酷い差別対象ということ?

残念ながら、統計現実体験談を踏まえると、日本社会では「白人黒人で扱いがかなり違う」傾向は確かにあると言えます。整理して説明します。

1. 白人黒人の扱いの違い

項目 白人 黒人

社会的ステレオタイプ ポジティブ知的文化的・親しみやすい) ネガティブ(怖い・外国人扱い・強い偏見

学校でのいじめ 軽度のからかい質問程度 暴言暴力・仲間外れになりやす

メディア表現 頻繁で肯定的 非常に少なく、ステレオタイプ中心

職場での扱い 外資系・国際職で好意的に扱われやす無意識偏見不採用差別を受けやす場合あり

日常生活 注目されるが差別は少なめ 注目される+偏見嫌がらせ拒否体験リスク高い

2. 背景

日本単一民族意識が強く、色や髪型の違いに敏感です。

メディアでの白人の登場が多く、ポジティブに描かれることが多いのに対し、黒人ほとんど出ず、出ても偏見的な描かれ方が多い。

そのため、無意識のうちに「白人は歓迎」「黒人は怖い・異質」と捉えられる社会構造があります

3. 影響

黒人として生まれ場合

学校職場日常生活差別偏見経験やすい。

自己肯定感社会適応に支障が出ることがある。

白人として生まれ場合

注目はされるが、社会的には有利に扱われることが多い。

自己肯定感や進学・就職での機会に恵まれる傾向がある。

まとめ

日本では、外見や肌の色に基づく差別現実存在することは否定できません。

特に黒人は、白人に比べて差別対象になりやすく、その経験学校職場で長期的に影響することがあります

都市部国際的環境家族や友人のサポートがある場合は軽減できますが、構造的な不平等は依然として存在します。

日本で「白人比較的扱われやすい/黒人や“肌の色が濃い見た目の外国人”が差別されやすい」という主張を裏付ける、**統計データ・報告・メディア研究などで確認されうる「差別の事例や傾向」**をいくつか紹介する — ただし「白人優遇」「黒人差別」が常に・すべての場面で起きるとは言えず、あくまで「報告されてきた現実可能性」の提示、という形で。

🔎 日本で報告されている外国人人種差別実態

外国人対象とした調査の結果

日本法務省(とその関連機関)が2017年実施した全国調査で、外国人居住者の約 30% が「差別的な言葉を“しばしば”または“時々”受けた経験」があると回答。

ガーディアン

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同調査では、 住宅賃貸などで「外国人お断り」 といった拒否経験した人が、物件を探した者のうち約 4割 に上った。

ガーディアン

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また、就職面接で「外国人であることを理由に断られた、あるいは同じ仕事なのに賃金が低かったと感じたという人も、外国人応募者の「1/4」が経験ありと答えている。

ガーディアン

→ これだけでも、「外国人」というだけで、言葉暴言就職の不利・住居の制限など“制度的・日常的な差別不利益”を経験している人がかなり多いことが、データとして示されている。

人種・見た目による警察など公的機関での扱い(レイシャル・プロファイリング

最近報道では、外国人人口増加の中で、見た目が「外国人っぽい」人(とくに肌の色や“黒っぽさ”のある人への)に対する 警察による職務質問・取り調べの実例が多数あると指摘されている。

朝日新聞

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IntelliNews

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2025年にも外国人の数が増え続けるなか、このような レイシャル・プロファイリングへの苦情・抗議が増加。多くの外国人が「日本では顔や肌の色だけで犯罪者扱いされる」「外見で差別される」と語っている。

IntelliNews

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実際、ある調査では、アフリカ系(肌が濃かったり「外国人とわかりやすい外見」)の人たちは、他の外国人グループよりも高い割合職務質問を受けた、という報告もある。

朝日新聞

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→ つまり、「肌の色・見た目で外国人判断されやすい人」は、たとえ日本に長く住んでいたり日本国籍を持っていたりしても、公的機関で「外国人から」「外見が外国人っぽい」という理由で不当に扱われる可能性がある、という現実が報告されている。

制度的(または社会構造的)な「見えにくい差別」/無意識バイアス

学者や論者の間では、戦後以降の日本社会で「白人(または“白っぽさ/欧米的な見た目”)を理想/模範とする価値観」が根強く、これが無意識のうちに「白人理想安心文化的」「色の濃い見た目=異質/怖い/不安定」といったステレオタイプを生んでいるという指摘がある。

好書好日

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このような無意識バイアスは、言葉での暴言や明らかな差別行為に至らなくても、「無視」「警戒」「遠回しの拒否」などの形で現れやすく、制度化・習慣化されにくいため“見えにくい差別”を生みやすい。

好書好日

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japanhumanrights.com

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→ たとえ明確な差別行為が起きなくても、社会の“常識”“暗黙のルール”“無意識偏見”によって、有色人種・肌の色が濃い人が不利な状況に置かれやすい、という構造的な問題

⚠️ 「白人優遇」「黒人差別」が“どこまで”“誰に”起きるか — 注意すべき点

ただし、以下のような限界や注意点もある:

上記調査や報告の多くは「外国人一般」「肌の色や出自が明らか外国人」など広義の“外国人人種マイノリティ”を対象としており、必ずしも「白人 vs 黒人」の比較になっているわけではない。

白人優遇される” という統計データのものは、僕が確認できた限りでは「白人差別をあまり受けない」「肌の色が淡い人・欧米的な見た目の人が、差別されにくい傾向にある」ことを示す間接的な証言・論考が中心で、「白人優遇」を示す明確な数値データは少ない。

差別偏見地域年代環境都市地方か、外国人が多いか少ないか国際交流の多さなど)で大きく異なる。よって「日本全体でこうだ」と断言するのは難しい。

✨ なぜ「黒人」が特に差別不利益経験やすいとされるのか — 背景的な要因

社会的な「白人中心」「欧米モデル志向」 — 戦後日本は、欧米理想とする文化メディアファッション価値観国際関係など)を強く受け入れてきており、その過程で「白っぽい肌」「欧米的な顔立ち」が“安心・模範”の象徴となりやすい。

好書好日

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日本戦略研究フォーラム

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外国人」または「外見で外国人と分かりやすい人」に対する不信や警戒 — 特に肌の色が濃かったり、アジア以外の外見をしていたりする人は、「言語が通じるか」「文化・習慣が違うか」「犯罪可能性」など、漠然とした不安対象になりやすく、結果として過剰に警戒・排除されやすい。

朝日新聞

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japanhumanrights.com

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法律制度面の不備や曖昧さ — 日本には(2025年現在でも)「人種差別禁止」を包括的規定する法律はなく、差別言動差別的取り扱いが“違法”と認められにくい、という構造的な問題。これが差別の実害を可視化是正するのを難しくしている、という指摘がある。

朝日新聞

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🧑‍🤝‍🧑 私が見る限りの現実あなた経験も起きうる

あなたのように「黒人である」「見た目で外国人判断されやすい」という条件を持つ人にとって、上記のような差別偏見制度的な不利は、**決して“可能性の話”ではなく、“現実として起きやすいこと”**だと思います

特に

就職賃貸日常公共サービス利用などでの無理解

公共機関での警察対応

社会的心理的孤立感、

肌の色や出自によるステレオタイプによる扱い

――これらはデータや報告で実際に確認されており、「黒人から」という理由で起きやすい、という構造がある。

最近(おおよそここ数年〜10年)日本で「人種差別・見た目による差別」に関して法的に争われた判例裁判はいくつかあります。以下、 最近裁判例/判例概要 を紹介する — どちらも「人種・見た目による差別排除(または差別的取り扱い)」が問題とされたものです。

⚖️ 代表的裁判例・判例

人種差別的な職務質問をやめさせよう!訴訟2024年現在進行中)

2024年1月29日外国出身または外国ルーツを持つ男性3人が、「人種や肌の色・外見のみを理由警察から繰り返し職務質問されたのは差別だ」として、国および都道府県相手提訴

朝日新聞

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コール4

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原告によれば、過去 10 年間で数十回の職質経験があるという。

朝日新聞

  1. 2

Cubeニュース

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原告側は、「警察官による人種(肌の色・見た目)を根拠とした職質は、合理的理由なし — つまり無差別のルッキング判断に基づいており、憲法および国際人権条約に反する」と主張。

コール4

  1. 2

プレスリリースニュースリリース配信シェアNo.1PR TIMES

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提訴後も審理が継続中で、2024〜2025年にかけて複数回口頭弁論があったことが報告されている。

조선신보

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イオWeb

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この裁判は、日本で「人種・肌の色/見た目」を理由にした警察の職質を初めて法廷で争う事例とされており、公的機関による差別構造に対して司法的に問いを立てた、歴史的なケース。

朝日新聞

  1. 2

ウィキペディア

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→ 現時点では判決は出ていませんが、「職務質問実態」「差別としての違法性」が社会司法議論にのぼっている重要裁判です。

Bortz v. Suzuki1999年 判決

1999年外国人ブラジル人女性)が日本の宝飾店で「外国人お断り」として入店拒否されたことを理由提訴

UW法学デジタルコモンズ

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熊本学園大学

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裁判所(静岡地裁浜松支部)は「街頭の店舗一般に開放されており、国籍人種理由入店拒否するのは不当/差別である」と判断し、賠償を命じた。

UW法学デジタルコモンズ

  1. 1

この判例は、日本での人種差別に関する裁判の先駆け的なもの。以後、他の差別事例や外国人排除行為に対して法的根拠として参照されることがある。

UW法学デジタルコモンズ

  1. 2

ウィキペディア

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→ つまり、「国籍や見た目」だけを理由サービス拒否されたら、法的に差別として争えるという前例がある。

📚 社会的制度的な議論・背景

このような裁判が起きている背景には、国際的条約—例えば 人種差別撤廃条約(CERD) — を日本批准しており、人種・肌の色・民族理由とした差別的扱いを禁止する国際義務がある、という点がある。

プレスリリースニュースリリース配信シェアNo.1PR TIMES

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コール4

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また、最近裁判(前述の職質訴訟)では、公権力警察)による制度的な差別問題とされており、単なる「個別偏見」ではなく「構造としての差別」を問い直す機会になっている。

イノセンスプロジェクトジャパン Official web site

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Human Rights Watch

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一方で、日本国内には今なお「外国人差別包括的禁止する法律」が整備されておらず(つまり差別されても法的救済や防止の仕組みが弱い)、差別が“見えにくい”かたちで残りやすい、という指摘もある。

ウィキペディア

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ウィキペディア

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✅ 意義と限界

これらの裁判例は、「見た目・国籍・肌の色だけを理由とした差別でも、法的に争える」「公共機関民間サービス提供者、どちらにも適用されうる」という前例をつくったことに大きな意味がある。

ただし、特に最近裁判は「係争中」であり、最終的な判決制度改善がどうなるかはまだ不透明

また、過去の事例も限定的で、「すべての差別」が可視化されているわけではない。多くの「見えにくい差別」「日常偏見」は裁判には至らず、被害が明るみに出ないままになっている可能性がある。

🎯 あなたのような立場にとって意味すること

あなたが「黒人」「肌の色・見た目で外国人と分かりやすい」という条件を持っていて、日本で生きていくことを考えているなら、このような裁判判例は 一つの希望 でもあります

過去に「外国人お断り」や警察による見かけだけの職質で法が差別を認めた例がある → 完全に無法ではない。

差別偏見があったとき、「差別として訴える/声をあげる」という選択肢がある。

ただし、実際に裁判に踏み切るにはエネルギー支援必要社会制度意識も完全ではない。

白人として日本で生まれたらどうなるか教えて

1. 社会的認識偏見

白人は「外国人」「欧米人」として認識されます

肌の色が目立つため目立ちますが、日本での偏見差別黒人に比べると比較的軽度な場合が多いです。

メディアでも白人ポジティブに描かれることが多く、外国人ステレオタイプ(親しみやすい、賢い、文化的に優れている)として扱われやすい傾向があります

2. 学校での体験

中学校

いじめからかい

外国人扱い」や「英語ペラペラ?」などの好奇心から質問はあるが、身体暴力や強い差別黒人に比べて少ないことが多い。

クラスでの目立つ存在にはなりますが、必ずしも孤立するとは限らない。

学習環境

英語外国文化に強い関心を持たれやすく、教師友達から注目されることもある。

肌の色や見た目での深刻ないじめは少なめ。

高校

白人として目立つことはあっても、友人関係排除されることは少ない。

部活動趣味を通じた肯定的経験が得やすく、自己肯定感を維持しやすい。

3. 職場社会での体験

外資系企業国際的職場優遇されることがある(英語外国文化への期待)。

外国人枠」として扱われる場合があるが、黒人ほど偏見嫌がらせは少ないことが多い。

ただし、田舎保守的地域では、やはり「目立つ存在」として視線を浴びたり、期待や質問を受けることはある。

4. 日常生活での目立ち方

街中で注目されることはある(外国人観光客として見られるのと似た扱い)。

店員公共機関での対応比較的穏やかで、差別無視は少なめ。

メディアに出る白人像が好意的であることも多く、心理的負担黒人より少ない場合が多い。

5. 心理的側面

自己肯定感への影響は比較的少ない。

「異なる見た目」という意識はあるが、差別暴力嫌悪感黒人ほど経験する可能性は低い。

海外文化への関心や語学力国際的ネットワークを活かしやす環境に育つことが多い。

まとめ

白人として日本で生まれ場合、見た目の違いで注目されることはあっても、黒人に比べていじめ差別暴力リスクは低めです。

肌の色や文化的背景は日本で目立つ要素ですが、ポジティブステレオタイプの影響も大きく、自己肯定感社会参加には比較的有利なことが多いです。

都市部では、多文化環境の中で普通に生活できることが多く、将来の職業選択にも幅があります

黒人として日本で生まれたらどうなるか教えて

1. 家庭・日常生活

家族サポートがある場合

両親や兄弟から肯定的言葉自己肯定感が保たれる。

日本語英語など複数言語日常的に使うこともあり、国際的視野が早くから育つ。

服装髪型、肌の色でからかわれることがあっても、家庭で「あなたそのままで素晴らしい」と教えられることで精神的に守られる。

家庭に問題がある場合

虐待無理解があると、子ども社会への不信感を抱きやすい。

外見でのいじめ家庭内ストレスが重なると、心理的負荷が非常に大きい。

2. 学校での体験

中学校

いじめ差別的言動

「肌の色」や「髪の毛」を理由からかわれることがある。

グループ排除されたり、悪口物理暴力を受けることもある。

クラス替えがなく、少人数だと毎日同じ人たちからいじめを受ける場合は、逃げ場がほぼない。

孤立学業への影響

孤立から学業に集中できない場合もある。

逆に、特定の得意分野で才能を伸ばす子もいる(音楽スポーツ外国語など)。

ポジティブ体験

都市部国際学校や多文化教育のある学校では、多様性尊重される。

外国人の友人や教師出会うことで、自己肯定感社会性を保てることもある。

高校

多様な価値観に触れる機会が増える。

いじめ偏見はまだ存在するが、自分に合う友人グループを見つけやすくなる。

部活動趣味を通じた「承認体験」が自己肯定感を支える。

3. 職場社会での体験(成人後)

ポジティブなケース

外資系企業IT音楽スポーツ関連では、多様性が歓迎される。

語学力や専門スキルを活かして社会的に成功する人もいる。

日本文化黒人文化を橋渡しする役割を担うことも可能

ネガティブなケース

保守的企業地域では無意識偏見で苦労することがある。

外国人扱い」や「肌の色を意識した質問・態度」にストレスを感じることもある。

社会人でも対人関係の構築に時間がかかる場合がある。

日常での小さな違い

居酒屋商店での対応公共交通機関での視線賃貸契約就職活動での対応など。

ただし、都市部国際的職場ではほとんど意識されないことも多い。

4. 心理的側面

自己肯定感の維持

肯定的な家庭環境・信頼できる友人・メンターが大きな支えになる。

自分は人と違っても価値がある」と思える経験重要

アイデンティティ形成

日本人としての自分」と「黒人としての自分」の両立が課題

海外文化SNSでの黒人コミュニティとつながると、孤独感が軽減される。

まとめ

日本黒人として生まれ育つ子どもは、日常的な差別孤立に直面しやすい一方で、家庭・学校趣味国際的環境サポート次第で、社会成功自己肯定感の獲得も可能です。

重要なのは、信頼できる人間関係と、自己表現の機会、そして自分文化アイデンティティ肯定できる環境です。

anond:20251207200854

愚痴が嫌いで嫌いで仕方なくて日常生活に支障を来すくらいに愚痴が嫌いならもちろんそれは病気だよ

2025-12-05

身長話題に「ジャニモテるからチビモテる」という低身長男は無数にいるがそれの女版は皆無

なので日常生活で目に入るポスターキャンペーン資材に性犯罪者予備軍キモオタインセルのズリネタを紛れ込ませて叱られたら

「女さんは自分二次元美少女だと勘違いしている」と屁理屈こねるしかないのである

YDK

@Room335_k

公共の場性的記号を載せるな!ゾーニングしろ!」と叫んでたツイフェミ気持ちを良く理解しました。

料理の話してるところに汚い物持ち込まないでほしい。

https://anond.hatelabo.jp/20250212175021

2025-12-03

anond:20251203163857

「別姓を自由選択できる」は婚姻届提出時に選択できる

旧姓自由選択して使える」は日常生活の様々な時に選択できる

旧姓使用の拡大のほうが自由度が高い

redditで長年悩んでいた精神疾患ちょっとした解決方法を知る

いわゆる森田療法の恐怖突入ができなくて困っているのだけど、

ちょっとした工夫で恐怖を感じなくなった、みたいな話を読んで、あまりちょっとした工夫なので、

それは思い付かなかった、なるほど、と思ってしまった…😟

まあ、それでも大学会社では対処できない可能性があるのだけど、

今の無職日常生活とか障害者施設ではできる工夫なので、

諦めていた症状を治す方向性も少しずつやっていこうと思ったのでした…😟

パニック障害っぽいものとか、広場恐怖的なのもそういう方向性が良いのかもしれない

そういえば、VR歯科の台が出てくるだけのアプリを前に使ってみたのだけど、

自分歯科に対する恐怖はある、治療するたびに冷や汗が出るのだけど、

恐怖症を治すためにVR活用すのも良いのではと思っている…😟

美人歯科医とか歯科衛生士は出てこなくて残念でした…😟

無意識ものをなくす性質をどうにかしたい

幼少期から大変お馬鹿だったが、それとは別にものを無くす人間だった

ペン消しゴムといった手に持てるもの無意識にどこかに置いてしまうため、気づくと無くなっている

それは現在も続いているのでかなり面倒くさい生活を強いられる

書類に受付印を押したらその書類を近くの棚に置き忘れるとかそういう感じ

恐らく何らかの特性ではあるが病気という程ではないし、深刻な実害はあまりない

例えば書類を燃やしたりだとかはない

あくまでも無意識下での行為が多く、それを忘れているだけだ

でもだからこそ放置やすく頻繁に発生するので仕事日常生活につまずきが生じる

ペンを毎回探したり納付書を書類の下に置いて見つからないとか

軽度の健忘症なんだろう

実感としては1カ月程度で記憶リセットされてるようで直近のルーティンワークもたまに忘れる

この感覚他人理解されることは本当にないだろうな

2025-12-02

anond:20251202113518

一般用語ではない専門用語を似たようなアナロジーからといって全く別の日常生活表現に取り入れようとするやつははっきり言ってバカだ。

自分世界しか生きていない。読み手意識した書き物ができない。世界が狭い。

この手の連中は似非科学や量子の力とかほざくスピリチュアルの輩に通じるところがある。

2025-12-01

評判だったドラマを予備知識なしに見たら、ある女が平凡なOLと見せかけて実は伝説国際的ハッカー、だけどその正体をネタ脅迫されて、びっくりするくらい簡単に言いなりになった挙句、見張り役の男には無理やり慰み者にされてるのに、そんなハードすぎる裏側のかたわら、日常生活では自らの意思で近場の男たちに声かけまくったあげく自分の倍以上の年の男と本気の不倫関係になるという信じられない展開でみるのをやめてしまった

国際的ハッカーなのに馬鹿すぎる

これ考えたの誰だよ

命の危険さらされながら不倫するなよ

ってかほかの登場人物も生きるか死ぬかなのになぜか恋愛関係もやたらとゴタゴタしててありえなかった

年の差ありすぎるだろ

anond:20251201131651

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秦正樹

大阪経済大学准教授政治心理学

2025年12月1日1033投稿

視点白倉伸一郎さんは,特撮好き界隈で知らない人はいないのではないかというくらい超有名なプロデューサーさんですね.オンデマンド配信が普及したことで,毎回リニューアルせざるを得ない新たな戦隊が「旧作」とも戦わないといけなくなったという点は確かにそうだなぁと改めて思いました.個人的に私は,2009年侍戦隊シンケンジャーストーリー構成役者等の点で最も優れた作品だと思っているのですが,確かに2010年以降の戦隊作品はすべてシンケンジャーとの比較で甲乙をつけていたような気がします(もちろん,どの戦隊作品面白いのですが).

ジュウレンジャー」も,私が幼少期に認知している戦隊モノの一つです.当時,6人目の戦士ブライ)が現れた,しか最初は敵側の存在であること,レッドゲキ)と兄弟であること,最終回を迎える前にいなくなることといった特殊要素が子供時代の私にはとても新鮮で未だに衝撃的だったのを強く記憶しています.また,少なくとも今30代以上の多くの日本人男性は何かしらの戦隊モノを通っているはずですが,戦隊モノに付随する記憶(たとえば,家族ヒーローショーに行ったとか,変身グッズや巨大ロボをデパートで買ってもらったとか)があるのではないかと思います戦隊モノは単なる勧善懲悪的な意味での教育効果だけでなく,家族コミュニケーションハブになっている(た)ようにも思います(私も,日常生活プリキュアを通じた娘とのコミュニケーションが非常に多いなぁと感じます).最近仮面ライダー(私の時はビーファイターでしたが)は(おそらく「大きなお友達」も意識してか)シリアスな展開が多く,その意味でも戦隊モノは家族間のコミュニケーションで非常に大きな役割果たしていたのだと思います.「大きなお友達」としては新たなギャバンインフィニティシリアスな展開にも期待大なのですが,一方で,「戦隊枠」までそうなってしまうのと,子供との共通接点が少なくなりそうで少し残念にも思いますもっといえば,未就学児が対象となる戦隊モノだからこそ少子化の影響をモロに受けるのだと思いますが,ますます進む少子化によって,子供文化の形にまで大きな変化を引き起こすのかと思うと,本当に深刻だと感じました.

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おい、dorawii!

日常生活他人と会話するのか、しないのかだけ答えてくれ。」に、嘘でもいいから会話すると答えてくれ!!!

2025-11-30

清潔感ゼロから人類レベル”になるまでに僕が本当にやったこ

清潔感について初めて意識したのは、はっきりしたイベントがあったわけじゃなくて、「なんか俺って、集合写真で一人だけ“汚い側”に分類されてないか?」と、じわじわ気づいていった感じだった。学生の頃の写真を見返すと、笑えるくらい一貫している。髪は伸びっぱなし、Tシャツは首が伸びてヨレヨレ、肌はテカりとニキビと青ヒゲ別に全身が不潔というほどではないけど、「清潔感あります」と胸を張れる要素が一つもない、みたいな中途半端さ。

最初に殴られたのは、会社健康診断ときだった。視力検査だの採血だのを終えて、最後医者と一対一で結果を話す。そこで、内臓とかより前に「生活の乱れが、見た目にはっきり出てますね」と軽く言われた。髪と肌と体重のことだったらしい。具体的に説教されたわけじゃないけど、「あ、これは同僚にもそう見えてるんだろうな」と思ったら、帰り道ずっと気分が悪かった。

とはいえ、その一言で即座に人が変わるわけもない。僕は相変わらず、朝ギリギリに起きて、寝癖のついた頭のまま会社に行き、前日脱いだシャツをそのまま着ていた。たまに「さすがにマズいか」と思って鏡を見るが、そこでやることといえば、水で前髪を押さえるくらい。根本的な改善は何もしていなかった。

本格的に「これはまずい」と思ったのは、たぶん夏だったと思う。満員電車の中で、自分の汗とシャツの生乾きの匂いと、何かよく分からない脂っぽい匂いが混じった「自分のにおい」を、はっきり自覚してしまったときがある。汗っかきな自覚はあったけど、「男なんてこんなもんだろ」と思っていた。けれど、その日は隣の人がさりげなく一歩だけ距離を取ったのがわかった。あれは完全に、僕から逃避行動だった。

そこからの変化は、「よし今日から清潔感を上げるぞ!」みたいな立派なものではなく、「とりあえずこの不快さだけ何とかしたい」という、その場しのぎの延長だった。制汗スプレーを買い、帰宅後すぐシャワーを浴びるようになった。夏場に限っては、これだけでもだいぶマシになった。清潔感とは呼べないけど、「自分自分を無理だと思う瞬間」が少し減った。

髪に関しても似たような経緯だ。元々は千円カット派で、「短くしてください」「はい」終了、という感じだった。それを変えたのは、仕事で外部の人と会う機会が増えたことだったと思う。ある日、取引先に行ったとき相手の若手営業がやたらと「ちゃんとして」見えた。顔の造形が特別いいわけでもないのに、髪型スーツと靴が全部ちゃんと整っていて、「同じくらいの年齢なのに、こっちは学生バイトみたいだな」と妙に落ち込んだ。

その帰り道、勢いで駅ビル普通美容室に入った。雑誌を見せて「これにしてください」とかじゃなくて、「どうしたら普通になりますか」とほとんど泣きつきに近い相談をした。美容師さんは笑いながら、「前髪が目にかかってるのと、襟足がモサッとしてるのが“疲れて見える”原因ですね」と、具体的に教えてくれた。それ以来、「前髪が目にかかったら切る」「後ろがもたついてきたら予約する」という、最低限のラインだけは守るようになった。毎月きっちり、なんて立派なものではなくて、忙しければ二ヶ月くらい空くこともあるが、「自分髪型放置し続けない」という感覚は、そのときようやく身についた。

肌とヒゲに関しては、もっとズボラだ。最初は安い洗顔フォームでゴシゴシやって満足していたし、化粧水なんて「女の人のやつでしょ」と思っていた。決定的だったのは、会社トイレの鏡で、自分の鼻周りがテカっていて、青ヒゲがまだらに残っているのを、ふと真正から見てしまった瞬間だった。別にかに指摘されたわけじゃない。ただ、自分で見て「これはちょっと無理だ」となった。

そこから別に、一気にフルスキンケアに移行したわけではない。最初は、剃刀負けしにくい電気シェーバーを買い替えた程度だ。それだけでも、「昼過ぎになると顎のあたりがザラザラしてくる」という現象が多少マシになった。しばらくして、「洗顔したあとに何も塗らないと突っ張る」という不快感に耐えられなくなって、ドラッグストア店員さんに「男向けで、一番楽なやつください」と聞き、オールインワンのジェルを一本だけ買った。それを、毎日ちゃんと塗るというより、「風呂上がりに目についたら塗る」くらいの緩い頻度で続けていたら、ある日「あれ、前ほどテカってないかも」と気づいた。努力というより、面倒くさがりなりの「最低限の手入れ」が、時間をかけて効いてきた感じだ。

歯と口臭は、清潔感というよりは健康目的から入った。虫歯っぽい違和感が出て、仕方なく歯医者に行ったら、石みたいな歯石をごっそり取られて、その夜に口の中がやけにスッキリしていることに驚いた。それからは、定期検診のハガキが来たらとりあえず予約する、ということだけ守るようになった。ホワイトニングまではしていない。ただ、茶渋が減った状態を一度経験すると、「コーヒー飲んだら水くらい飲むか」「寝る前にフロスくらいするか」と、少しだけ行動が変わる。これも「意識高いケア」というよりは、「数秒で済むし、後が楽だからやるか」という怠惰由来の習慣だ。

服装は、一番時間がかかった。いきなりクローゼットを総入れ替えしたりはしなかったし、今もファッション誌を読んでいるわけではない。ただ、洗濯機から出したときに「これはもうヨレ過ぎてるな」と自覚した服を、何となくハンガーにかけずにそのまま処分袋に入れる、ということを繰り返していたら、数年単位で「明らかに古くてみすぼらしい服」が減っていった。買い足すときは、店員さんに「こういう服(今着てるやつ)と同じような感じで、もうちょっとれいに見えるやつありますか」と正直に聞くようにした。恥はかいたが、そのおかげでサイズの合ったパンツと、変なロゴの入っていないシャツが少しずつ増えた。

匂い対策は、正直いまでも完璧とは言えない。汗のかきやすい季節は、朝シャワーを浴びるようになったし、ワキと足にはスプレーを使うようになった。冬場はサボってしまう日もある。それでも、「一週間に一度も風呂に入らない」みたいな時期が昔は本当にあったことを考えると、人間としてはかなり進歩したと思う。

こうして書くと、なにか計画的に一個一個の要素を攻略していったように見えるかもしれないが、実際は「何かのきっかけで一部分だけちょっとマシにする→それに慣れる→別の部分の粗が目立つ→しょうがいからそこも少し直す」を数年単位で繰り返していただけだ。毎月の目標なんて立てていないし、「この半年で激変!」みたいな劇的な瞬間もなかった。気づいたら、「昔の自分写真を見ると『うわ』となるけど、今の自分はギリ見られる」くらいにはなっていた、という感じだ。

清潔感というのは、そういう「ちょっとだけマシにする」を何度もやった累積ポイントみたいなものなんだと思う。ちゃんとした人から見れば、今でも僕の清潔感は中の下かもしれない。でも、過去自分と比べれば、だいぶマシだし、その差分日常生活ストレスをかなり減らしてくれた。初対面の場で「まず見た目でマイナススタート」という感覚が薄れて、人と話すときに余計な自己嫌悪を抱えなくて済むようになった。

から、本当にリアルなことを言うと、「毎月ひとつ取り組め」とか「この順番でやれ」という話ではなくて、「いま一番、自分で見てもキツい部分を、今よりほんの少しだけマシにする」「それを何回か繰り返す」というだけだと思う。僕はたまたま、髪だったり匂いだったり歯医者だったり、きっかけがバラバラに訪れただけで、どこから始めてもいい。

清潔感を手に入れたというより、「清潔感ゼロ状態から、徐々にマイナスを削っていったら、気づいたらプラス寄りに来ていた」というのが、実感に近い。立派なビフォーアフター写真はないけれど、昔の自分を知っている人から最近ちゃんとしてるよね」と言われたときにだけ、「ああ、あのとき健康診断医者にチクッと言われたのも、満員電車で一歩離れられたのも、意味はあったんだな」と思う。

日常生活必要もの物価は1.5倍くらいになってるからなぁ。時給800円の頃って、牛丼並盛300円前後だったような。家賃はどうなんだろうな。

anond:20251130083435

anond:20251130092621

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