はてなキーワード: 2020年とは
某ニコニコしている会社に勤めているのだが、今回は弊社の「テレワーク手当」という制度について紹介したい。
その名の通り、テレワークを対象とした手当で、たしか2020年頃のコロナ禍をきっかけに導入された制度だったと記憶している。
手当の額は月額2万円。
一見すると、「なんて社員思いの良い会社なんだ」と思われるかもしれない。
しかし問題は、この制度の導入と引き換えに「近距離手当」が廃止された点にある。
さらに、テレワーク手当は出社が義務付けられている職種の社員には支給されない。
つまり、実質的には手取りがマイナスになるケースもあるということだ。
出社が必要な社員は、かつての近距離手当がなくなったことで、家賃の高い職場近くに住むことが難しくなり、やむなく遠方から通勤している人も多い。
一方で、テレワークが可能な職種の社員は、出社の必要性が減ったことで、家賃の安い郊外に引っ越しているケースが目立つ。
そもそもテレワーク手当は、テレワーク環境の整備を想定して設定された金額だが、制度開始から5年が経った今、環境整備はひと段落している。
そのため、手当の金額を半額程度に見直し、その分を基本給に上乗せしてくれたらいいのに……と、常々思っている。
昔は「目安箱」的な制度があって、こうした声を(形だけでも)届ける仕組みがあったが、今はそれすらなくなってしまった。
かつてはるかぜちゃんは中川翔子を慕い、中川の方も妹分扱いしていた
はるかぜちゃん母は昔ネットアイドルをしており、個人サイトで中川のファンだと語っていたので娘も影響されたのだろう
5/5に中川は節目となる40歳の誕生日を迎え、更には双子の妊娠を発表した
仲良しだったはるかぜちゃんと中川の間に亀裂が入ったのは2014年の「猫を保健所に連れて行くな」騒動だ
捨てられている子猫たちを保護したが数が多すぎて貰い手をこれ以上探せなくなった19歳の女子大学生が、奈良県の保健所が開催する譲渡会に猫を預けた
そこでも貰い手がなければ猫が処分されてしまうので誰か引き取ってあげてくださいと拡散希望した
奈良の愛猫家たちが引き取りに行くと名乗りをあげ、その後実際に引き取り報告して無事な猫の写真を載せた
だが「猫を保健所に連れて行った」とだけ見た中川が「猫を保健所に連れて行くな!」とリプしたことから「殺処分目当てで猫を連れて行った」と女子大生は誤解され大バッシングを受けた
その時点で女子大生はアカウントを消したが、叩きは止まらなかった
妹分だったはるかぜちゃんは「他人に殺させるぐらいなら責任持って自分の手で猫を絞め殺せ」と消えた女子大生に説教した
「彼女は譲渡会に連れて行っただけ」と説明されたはるかぜちゃんは「母親が調べたが、奈良県に譲渡会はない。女子大生は嘘をついている」と主張
しかしググればすぐに譲渡会情報は出てくるし、愛猫家は譲渡会で救出してきたと猫の写真を載せている
はるかぜちゃんは愛猫家らを嘘つきのアンチ扱いしてヒートアップしていき、中川翔子があやまちに気づいたのかこの件に沈黙してからもレスバを続ける
「中川のファッションブランドはウサギの毛皮を使っている。小さな命をファッションで消費しといて猫の時だけ騒ぐなよ」と言う者に対して
「翔子さんのブランドのはフェイクファーです。命を奪っていません」とはるかぜちゃんは反論するが、商品ページにはリアルファー使用だと明記されていた
このやりとりが話題となり、中川翔子は「生皮使用子」「リアルファー子」とアンチに揶揄され中川叩きが加速した
本人が黙った後でもはるかぜちゃんが大騒ぎし続けるせいで炎上がおさまらなかった
その数ヶ月後、はるかぜちゃんは中川の所属するナベプロに移籍した
前の事務所はマイナーなところで大出世と言えたが、はるかぜちゃんの仕事は特に増えず、事務所制限でTwitter使用を制限され何も発信できなくなった
ナベプロははるかぜちゃんを活用したくて事務所に入れたのではなく、黙らせる権利を得るためだけに入れたのだろう
ネットをやれないほど何か忙しいと言うのではなく、発信は許されないようだがいいね欄だけは動き続けていた
ナベプロの若年者はナベプロが用意している高校に行くことが多いのだが、高校進学直前、入所から1年程度ではるかぜちゃんはナベプロを去り、一般高校への進学は難しく通信制に行った
女子大生へのはるかぜちゃんの発言はひどかったが、ナベプロの仕打ちもひどい
大手で仕事をもらえることや高校の世話してもらえることを期待してTwitter我慢していただろうに、何も与えず炎上が終わるまで黙らせて放り出したのだ
はるかぜちゃん母は2020年ぐらいになっても娘の名前で検索して猫の話をしている人に反応し「奈良県に譲渡会はない」という嘘を主張しているのでもうどうしようもない
相手が猫殺しの悪人だったと仕立て上げないと勘違いで噛みついた自分達を正当化できないのだろう
おめでたいことだ
https://x.com/females_db_park/status/1721021880763871699
LGBT界隈で持て囃されていたキラキラトランスジェンダーの本性が暴かれた衝撃の事件。
トランスが女性達に対して今まで何をしてきたか知らない人も増えてきたと思うので、風化してしまわないようにまとめる。
「女の子になりたい」
アラサー男性が口紅に挑戦するエピソードが大反響を呼び、一躍5万超フォロワーの人気エッセイストとなった「いちとせしをり」
LGBT団体の後援で人気作家とのコラボイベントも発表され、作家としての成功が約束された絶頂期…
「自サツするなら強カンでもしちゃえばいいのに」
可憐で健気なポエムからは想像もつかない、いちとせしをりの過去ツイートが明るみになる
芋づる式に裏垢も見つかり、大量の女性への殺意や蔑視、性加害発言…あまりのキャラの違いに騒然となった
言い訳の余地もないほどの女性憎悪にまみれた罵詈雑言の数々。未成年へのナンパや加害発言もあり、大炎上
やがてもちぎ氏が辞退を表明しイベントも中止になる
しかし、イベントの主催者であり、自身もトランスの「アカルク」代表、堀川歩氏は擁護の姿勢をとった
・鬱病や元恋人の女性が亡くなったことで精神的に荒れて女叩きをしていた(?)
・別に女になりたいわけではなかった
本人と話もせず訴訟すると発言した理由を「いちとせさんが自死するかもしれず、これ以上追い込むのをやめてほしくて勝手にツイートした」と説明
改めて謝罪するも時すでに遅し
界隈全体への不信感を決定的に
その後しばらくして別SNSでいちとせらしきアカウントが出会い活動をしている姿が発見される
「心は女性寄り」……
あの時擁護していた関係者たちの「人は変われる」とはなんだったのだろうか。
正体がバレたあとではまったく違う意味になる
女子トイレに尋常でなく執着する男が、トランスというフィルターを通せば美化されて大勢の人の同情を集める
これは非常に危険なことだ
2025年3月末、山田太郎議員は、自らが主催するオンラインサロンを終了させた。
このオンラインサロンは2020年10月から4年5ヶ月に渡って開かれていた。
サロンは月額制であり、毎月の会費は主に山田太郎事務所名義で開設されていたPixivFANBOXの課金サービスを利用して集金されていた。
さて、ここで問題としたいのはこの4年5ヶ月の間に集金されたその会費の扱いについてである。
山田太郎事務所は、上記オンラインサロン会費(の一部)を、会員からの年間5万円未満の寄付として扱っており、その収入を政治資金収支報告書に記載していない。
どのようなロジックでサロン会費を寄付扱いにしているのかは下記リンク先にある同氏の公式サイトの記事を参考にして頂きたい。
https://taroyamada.jp/cat-other/post-19608/
さて、ここからはリンク先の記事をご確認いただいた前提での記載となる旨をご了承いただきたい。
リンク先の記事を読む限り、一見何の問題も無いように思えるかもしれない。
しかし、私が問題視しているのは、このオンラインサロンに加入するための実務上のリンク先として機能していたPixivFANBOX側には、リンク先の記事にあるような寄付に関する説明などは全く無く、オンラインサロン会員募集要項においても単なるオンラインサロン会費としか記載がなかった点である。
つまり、オンラインサロンの案内のためPixivFANBOXに誘導され、そこからオンラインサロンに加入した人々の多くは、オンラインサロン会費(の一部)が寄付として扱われる認識を持っていなかったはずである。
まずはこの点、「本人に寄付の認識を持たせぬまま、オンラインサロン会費として徴収したお金の一部を勝手に寄付として扱う」という点が法に反している。
(余談だが、PixivFANBOXの規約上、同プラットフォーム上においての金銭のやり取りは売買契約と規定されている。
東京都選挙管理委員会に問い合わせたところ、上記規約の下であっても、金銭を支払う側が寄付という認識を持っていれば政治資金規正法上は寄附として扱って良いそうだが、あくまで支払う側が寄付という認識を持っていることが大前提だそうだ。)
また、リンク先の記事においてはブロンズ、シルバー、ゴールドプランにおいて、提供されるオンラインサロンとしてのサービスは全て同一の取り扱いと記載されているが、実態として入口の機能を果たしていたFANBOX側に記載されていたプラン概要においては、プランごとに提供されるサービスには差が設けられていた。
当然だが、対価を提示して得た金銭は寄付として扱ってはならない。
この点も法に反している。
さらに、この問題は単なる政治資金収支報告書の記載方法の問題だけに留まらない可能性もある。
前述した収入が寄付扱いにできないとすると、事業収入扱いになると思うが、事業収入となった場合、非課税として扱える機関誌発行等による収入と同じように、オンラインサロン収入も非課税扱いとなるのであろうか?
この点に関しては残念ながら(オンラインサロンサービスを提供している議員がほぼ皆無なこともあり)該当する法令や事例を見つけることができなかったが、状況次第では脱税となり得る可能性もあると考える。
私は昨年から何度か山田太郎氏にこの件について問い合わせを行っているが、残念ながら氏からの返答は無かった。
そして、この3月末で同氏のオンラインサロンは終了となり、PixivFANBOXからはオンラインサロン会員募集要項を含めたこれまでの記載が削除された。
もし、これがやはり政治資金規正法上問題があったがためのことならば、単なるオンラインサロンの終了だけで終わらせず、これまでの政治資金収支報告書に関しての修正の有無や税金関連に関してもきちんと声明を出していただきたいと考える。
https://posfie.com/@coldgifts/p/DZkG06Z
コマ割り、ペン入れ、塗りがあって完成品の漫画としてちいかわがスタートしたのは2020年1月27日
「だからなんだってんだよ」は3月29日、うさぎキメラ化の悪夢を見る話が4月15日、さすまた登場が5月15日、鎧さんと「労働」 「討伐」 「草むしり」のワードが出てくるのが6月6日、なんとかバニアの魔女登場が6月26日
正確に言うとちいかわの初出は2017年5月1日であり、2019年7月4日にキメラの落書きが投稿されているのでちゃんとした漫画としてスタートする以前からそういう構想はあったのだろう
https://survey.stackoverflow.co/2024/technology
https://survey.stackoverflow.co/2020#technology
- | 2020 | - | - | - | 2024 |
JS | 67.7 | - | - | - | 62.3 |
Python | 44.1 | - | - | - | 51 |
TS | 25.4 | - | - | - | 38.5 |
Java | 40.2 | - | - | - | 30.3 |
C# | 31.4 | - | - | - | 27.1 |
C++ | 23.9 | - | - | - | 23 |
C言語 | 21.8 | - | - | - | 20.3 |
PHP | 26.2 | - | - | - | 18.2 |
Go | 8.8 | - | - | - | 13.5 |
Rust | 5.1 | - | - | - | 12.6 |
kotlin | 7.8 | - | - | - | 9.4 |
Lua | - | - | - | - | 6.2 |
Dart | 4.0 | - | - | - | 6 |
Ruby | 7.1 | - | - | - | 5.2 |
Swift | 5.9 | - | - | - | 4.7 |
Scala | 3.6 | - | - | - | 2.6 |
※HTML/CSS,SQL,Bash/Shell,とかそういうのは省いた
順調に伸びるPython人気、そしてTypescriptの伸びがすごいな
Javaって永遠に人気なのかと思ってたけどじわじわと人気が落ちている
PHPも長期的にみると厳しそう。
GoとRustが着実に人気を獲得。
Luaが地味に人気出てる。
- | 2020 | - | - | - | 2024 |
PostgraSQL | 36.1 | - | - | - | 48.7 |
MySQL | 55.6 | - | - | - | 40.3 |
SQLite | 31.2 | - | - | - | 33.1 |
SQLServer | 33.0 | - | - | - | 25.3 |
MongoDB | 26.4 | - | - | - | 24.8 |
Redis | 18.3 | - | - | - | 20 |
MariaDB | 16.8 | - | - | - | 17.2 |
Elasticsearch | 13.8 | - | - | - | 12.5 |
Oracle | 16.5 | - | - | - | 10.1 |
MySQL+MariaDBではまだMySQL系が多いが・・・
- | 2020 | - | - | - | 2024 |
Node.js | 51.4 | - | - | - | 40.8 |
React | 35.9 | - | - | - | 39.5 |
jQuery | 43.3 | - | - | - | 21.4 |
Next.js | - | - | - | - | 17.9 |
Express | 21.2 | - | - | - | 17.8 |
Angular | 25.1 | - | - | - | 17.1 |
ASP.NET CORE | 19.1 | - | - | - | 16.9 |
Vue.js | 17.3 | - | - | - | 15.4 |
ASP.NET | 21.9 | - | - | - | 12.9 |
Flask | 14.2 | - | - | - | 12.9 |
Spring | 16.4 | - | - | - | 12.7 |
Django | 14.2 | - | - | - | 12 |
FastAPI | - | - | - | - | 9.9 |
Laravel | 11.1 | - | - | - | 7.9 |
Svelte | - | - | - | - | 6.5 |
Rails | 7.0 | - | - | - | 4.7 |
※フロントとバックエンドがごちゃごちゃなのなんでだろう。Node.jsってフレームワークじゃないだろ・・・
Next.jsの勢いがすごい。やはりWEBはTSでNext.jsの時代なのか
Pythonの人気は盤石だけど、DjangoとかFlaskは人気が落ちてる。FastAPIに食われたか?
LaravelとRailsはこのまま消えていく予感
久しぶりにはてな匿名ダイアリーにログインしてみたら、学生時代のとても病んでいた日記がありました。
自分の進路に関して、親が干渉してきて辛すぎるという内容です。
それから6年、今は自分の意志で決めた進路を進むことができています。とても悩んでいた進路も今はスッキリとした気持ちで進んでいます。
この6年をまとめてみます。
よく考えてみると親が干渉してきて悩んでいる理由は、親に生活費を握られていることにありました。
この年から給付型の奨学金が使えるようになり、アルバイトもそれなりに入れられるようになり、親のことを無視しても生活ができるという感覚が掴めてきました。
あと自分のお金を使って、自分の好きなことができるという感覚も掴めてきました。好きな本を買ったりライブに行ったり、
それまでは、自由がなかったので、仕事をしたあとに自分の好きなことをするという感覚があまり持てていませんでした。
インターンに言っていた企業に就職が決まりました。とりあえず、来年度から親の縛りから脱することができるという気持ちになりました。
コロナでいろいろなイベントが消滅していきました。が前年に掴んだ感覚があったので、とりあえず今はできないけど、お金があればいつかできるという気持ちがありました。
IT系の企業での社会人生活が始まりました。自粛生活がある中、残業がはじまり、自由がなくなっていく感覚が始まっていきました。ただしお金はたまっていきました。
仕事がしんどすぎて、ITが嫌いになって、現実逃避をするようになりました。そういえば今まで我慢していたけど法律の勉強をしてみたいなと考えていたことを思い出しました。
思いっきり法律の勉強をしてみたいけど、お金は大事だということは熟知していたので、働きながら法律の資格の勉強をし始めました。
司法書士試験に合格しました。とにかく自分の自由に勉強ができるということがとても楽しかったというのが合格の要因だったと思います。
裁判傍聴もよく行ったし、東京拘置所を眺めてみたりしたし、とにかく自由に法律に浸かることができたと思います、生きててよかったと思いました。
司法書士や法律業務の人になろうと思いました。ただ司法書士の説明会とかでAIやDX化が進むことを気にしていることをよく聞きました。
その話を聞く中で、むしろそっちをやりたいと思えてきました。ITがまた好きになりました。
あと意外と司法書士は過小評価されていると感じました。収入も少ないと言われることもあります。今までスキル向上ばかり気にしていたけど、お客様のニーズに向き合うことのほうが大事なんじゃないかと、その後にスキル向上なんじゃないかと思いました。
相変わらず、業務量は増えていく一方で、限界を感じました。もう持たないと思って、肩の力を抜いて、完璧主義をやめました。
意外と業務は回るし、集中力も続くし、やっていけそうな気がきました。
四季報を読む機会がありました。いろいろなIT企業がどのような社会のニーズを満たしに行っているのか知る機会になって、やはりスキルよりお客様のニーズを見ることを意識するようになりました。
そんなわけで、色々自分の意志で悩みながら、考え方も変わりながら自分の信じる進路を歩めている状況です。あのときのような辛く悩んでいた自分はもういません。
2017年に150万で株を始めた。
主な手法は好決算銘柄への順張り買い、リスク管理は地合悪化での損切り。
SNSで銘柄選定でドヤっている人を見かけるが、そもそもそんな難しいものじゃない。
2018年10月・12月、2020年3月のコロナショックなど一ヶ月下げ続けるみたいなのは初動で損切りしちゃうのでたいして食らわない。むしろ株価位置が下がってチャンス。
こんな感じなので特別うまくもないが資産は増え続け、6年程で1億弱になった。
地合が悪化してもすぐ戻る。一ヶ月ワンサイドで下がり続けるケースなんてない。
すると損切りが全て無駄売りになる。たいして下げてないところから地合回復するので買い直しても即天井で、地合が再び悪化すると損切りになる。
この繰り返しにハマって抜け出せなくなった。
順張りトレードにとって売買タイミングがズレることは暴落より恐ろしい。
買ったら下がる、売ったら上がる。
全体は上がっても買った銘柄だけ下がる。
全体は下がっても売った銘柄だけ上がる。
意を決して買い続けた銘柄をついにギブアップ売りしたらその日に好材料が出て翌日大幅上昇。
一日のズレもなく売ったその日に材料が出ることが多すぎ。いやただの印象・思い込みだろ...で自分で記録を取ったら本当に多くて吹いた。
また、資金の入る銘柄、入るタイミングが理解不能なケースが多発(元々そんな読めるものでもないけど)。
業績とか無関係にインフルエンサーの一言で上がったり、積み立て投資の買いがたまたま入ってあげまくりとか。
一方で好業績のものは買われず、下手に好決算で株価が上がっていると株価位置が高いという理由で売らて下げたりする。
銘柄間の連動性が低くなったのも地味に痛い。A社の株価が上がったら同業B社も上がるというのがなくなり、むしろB社は下がるみたいな現象が多発して無駄な損をするようになった。(おそらくB社を買った人同士で売り抜け合戦になったため)
そのくせ数日後に突然B社が上がったりする。じゃあ持ってればいいじゃんとはならず、持っている間は下げ続けるので順張りのリスク管理上できない。もっと地合が厳しい頃はA社が上がった数分後にはB社も上がるみたいな隙のなさだったが、その方が自分の感覚に合っていてやりやすかった。
この4月はトランプ関税ショックで相場は下げているが、案の定ショック下げは一ヶ月も続かず切り返している。
今回は2018年12月くらいの下げ続ける感じになるかと思ったけどね。
マーケットに金が余りすぎていてキッチリ下げないのがとてもやりづらい。
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論点が整理されていないので、Grok君に整理してもらいました。参考にしてください。
以下は、X上で議論されている「大阪万博にコスプレで参加することの是非」に関する論点を整理し、コスプレ否定派とコスプレ容認派の主張をまとめたものです。各論点について、関連する過去の事例・判例・法令を必要に応じて記載します。主張の評価は行わず、客観的な整理に徹します。
公式ルールの曖昧さ: 大阪万博の公式ルールでは「持込禁止物に該当しないもの」「公序良俗に反しない服装」「平穏を乱す行為の禁止」を条件にコスプレが許可されているが、具体的な基準が不明確である。更衣室がないことやトイレでの着替えが禁止されていることから、コスプレを想定したイベントではないと解釈すべきである。
暗黙の禁止: 公式が明確に「コスプレ歓迎」と明記していないため、「許可されている」ではなく「禁止されていない」に過ぎない。コスプレは運営が想定していない行為であり、ルールの隙間を利用する行為は不適切である。
運営負担の増加: コスプレに関する問い合わせが増えると運営の負担となり、将来的にコスプレが禁止されるリスクが高まる。
公式ルールの明確な許可: 大阪万博の公式FAQで「コスプレまたは仮装をしての入場は可能」と明記されており、特定の条件(持込禁止物、公序良俗、平穏)を満たせば問題ない。ルールに則っている以上、コスプレは正当な行為である。
運営の歓迎姿勢: コスプレイヤーへの現地スタッフの対応が好意的であり、事実上コスプレが歓迎されている。運営側がコスプレを問題視していない証拠である。
多様性のテーマとの整合性: 大阪万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」や「多様性」にコスプレが合致し、文化表現の一環として認められるべきである。
大阪万博公式ルール: 公式FAQによると、「持込禁止物に該当しないものであれば、装着しての入場は可能」「公序良俗に反する服装や平穏を乱す行為は禁止」「更衣室はなく、トイレでの着替えは禁止」「他の来場者に迷惑となる写真撮影や、不安感・恐怖感を与えるものは入場拒否の可能性」と規定されている。
過去の万博: 愛知万博(2005年)ではコスプレサミットが開催され、コスプレが公式イベントとして組み込まれた。上海万博(2010年)やドバイ万博(2020年)でもコスプレ関連イベントが存在し、万博とコスプレの親和性が示唆される。
場違いな行為: 万博は国際的な文化交流や技術展示の場であり、テーマパークやコスプレイベントではない。アニメキャラクターのコスプレは万博の目的(各国の文化・歴史・技術の体験)にそぐわず、場の雰囲気を乱す。
他の来場者への影響: コスプレは目立つため、意図せず注目を集め、写真撮影や囲みの発生で他の来場者の体験を妨げる。特に海外からの観光客がコスプレをイベントの一部と誤解する可能性がある。
公共交通機関や移動の問題: コスプレ姿で公共交通機関を利用したり、会場外を移動することは、コスプレ界隈の暗黙のルール(公共の場でのコスプレは控える)に反する。
文化表現としての正当性: コスプレは日本のサブカルチャーとして世界的に認知されており、万博の多文化交流の一環としてふさわしい。コスプレを通じて日本の文化をアピールできる。
他の来場者との交流: コスプレは同じ趣味を持つ人々との交流を促進し、万博の「共感の輪」を広げる。スタッフやキャラクターとの好意的なやり取りも、ポジティブな体験となる。
個人の自由: コスプレがルールに則り、他の来場者に迷惑をかけない限り、個人の表現の自由として認められるべき。万博の多様性を体現する行為である。
コスプレイベントの例: コミックマーケットやコスプレサミットでは、公共の場でのコスプレ移動を避けるため更衣室が用意され、移動時のルールが厳格化されている。万博では更衣室がないため、移動時のコスプレが問題視される。
テーマパークの事例: ディズニーランドやユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、特定の期間(例:ディズニーハロウィーン)を除き、コスプレでの入場が制限される。これは場の調和を保つための措置とされる。
著作権侵害の可能性: コスプレ衣装はアニメや漫画のキャラクターを基にした二次的著作物であり、権利者の許可なく製作・着用することは著作権法の複製権や翻案権の侵害に該当する可能性がある。現状は権利者の黙示の許諾に依存しているグレーゾーンである。
不正競争防止法のリスク: コスプレ姿をSNSに公開し、注目を集める行為は、キャラクターの顧客吸引力を利用した「不正競争」に該当する可能性がある。特に万博のような公共の場での露出は、権利者のイメージを損なう恐れがある。
コスプレ界隈への悪影響: 無許可のコスプレが目立つと、権利者が法的措置を取る可能性が高まり、コスプレ文化全体に規制が及ぶリスクがある。
著作権侵害の非該当: コスプレは二次的著作物に該当しない場合が多く、翻案権侵害には当たらない。個人による非営利のコスプレは、権利者が黙示的に許諾しているため問題ない。
ファン活動のポジティブな効果: コスプレは作品の宣伝やファンコミュニティの活性化に寄与し、権利者にとっても利益がある。万博でのコスプレは作品の布教につながり、文化的価値を高める。
法的リスクの低さ: 非営利目的のコスプレは、権利者が訴訟を起こす可能性が低く、実際には問題にならない。万博のルールに則っている限り、法的問題は生じない。
著作権法: コスプレ衣装が元のイラストの「表現上の本質的な特徴」を再現する場合、複製権(著作権法第21条)や翻案権(同第27条)の侵害に該当する可能性がある。ただし、私的使用(同第30条)や非営利目的の場合は権利者の黙示の許諾により問題にならない場合が多い。
不正競争防止法: 「マリカー事件」(東京地裁2018年、知財高裁2020年)では、マリオ等のコスプレ衣装を使用した商業活動が不正競争行為(不正競争防止法第2条1項1号)に該当すると判断された。非営利のコスプレは対象外だが、SNSでの公開が「顧客吸引力を利用」と見なされる可能性がある。
コスプレのグレーゾーン: コスプレは権利者の黙示の許諾により成り立っているが、2021年に政府がコスプレの著作権ルール整備を検討する方針を表明。現時点で明確な法規制はない。
マナー違反の懸念: コスプレは目立つため、意図せず他の来場者に迷惑をかける(例:写真撮影の囲み、スペースの占有)。特に子どもや海外来場者への配慮が不足している。
承認欲求の押し付け: コスプレ姿でSNSに投稿することは、自己顕示欲や承認欲求を満たすための行為であり、他の来場者に強制的にコスプレを見せる結果となる。
悪意ある利用のリスク: 過去にテーマパークで不適切な目的(例:子どもへの接触)でコスプレをした事例があり、万博でのコスプレが同様のリスクを孕む。
マナーを守れば問題ない: ルール(公序良俗、撮影禁止、迷惑行為の禁止)に則り、他の来場者に配慮すれば、コスプレは問題ない。実際、問題行動を起こしたコスプレイヤーの報告は少ない。
テーマパーク的体験の提供: コスプレは来場者にとってテーマパークの着ぐるみのような楽しさを提供し、万博のエンターテインメント性を高める。
個人の楽しみ: コスプレは自己表現やキャラクター愛の表れであり、他の来場者が不快に感じるとしても、ルール違反でない限り制限すべきではない。
過去のトラブル: テーマパークでのコスプレによるトラブル(例:不適切な接触目的のコスプレ)は、公共の場でのコスプレに対する懸念を高めている。ただし、万博での具体的なトラブル事例は未報告。
コスプレイベントのマナー: コミックマーケットやコスプレサミットでは、撮影時の囲み防止や移動時の配慮が暗黙のルールとして存在する。万博ではこれが徹底されていないとの指摘がある。
コスプレ界隈の体質: コスプレ界隈には「ルールを守らない」「文章を曲解する」傾向があり、万博でのコスプレもその延長線上にある。炎上はコスプレイヤーのマナー違反や非常識な行動への反発である。
個人的な不快感: コスプレが万博の場にそぐわないと感じる人々が、ルール以前に「見たくない」という感情から批判している。これは個人の価値観の相違によるもの。
過剰な注目: 特定のコスプレイヤー(例:鹿乃つのさん)がSNSで目立つ投稿をしたことで、他のコスプレイヤーにも批判が波及。影響力の大きい人物の行動が炎上を増幅した。
不当なバッシング: ルールに則ったコスプレが「承認欲求」「場違い」などのレッテルで批判されるのは不当。批判者の多くはルールを把握せず、感情的な反発に終始している。
コスプレ文化への偏見: コスプレに対する否定的な意見は、コミックマーケットなどでのオタクバッシングの延長であり、偏見に基づく。万博の多様性を否定するものだ。
運営の公認: 大阪市長がコスプレ関連の記事をリポストするなど、事実上公認されている。批判は「個人的な不快感」を押し付けるわがままである スpost:1⁊
過去の炎上事例: コスプレ界隈では、イベント外でのコスプレ(例:ディズニーランドでの無許可コスプレ)やSNS投稿が炎上した事例がある。万博のケースも同様の構造を持つ。
SNSと炎上: SNSでのコスプレ投稿は注目を集めやすく、批判が過熱する傾向がある。法的な問題がなくとも、感情的な反発が炎上を招くケースは多い。
炎上の中心事例: 議論の中心は、コスプレイヤー鹿乃つのさんが『ダンジョン飯』のキャラクター「マルシル」のコスプレで万博に来場し、SNSに投稿したことによるプチ炎上である。このケースが多くの論点を引き起こしている。
法的グレーゾーンの影響: コスプレの著作権や不正競争防止法に関する議論は、法的解釈の曖昧さが議論を複雑化させている。明確な法規制がないため、双方の主張が対立する。
万博の特殊性: 国際的なイベントである万博は、テーマパークやコスプレイベントとは異なる目的と雰囲気を持つため、コスプレの適切性が特に議論の焦点となっている。
以上が、X上で議論されている「大阪万博でのコスプレの是非」に関する論点整理です。各論点について、否定派と容認派の主張をバランスよくまとめ、関連する事例・判例・法令を記載しました。
https://note.com/anti_techuyo/n/ne328309fe810
近年、テック右翼(通称テクウヨ)の間では、「AIによって人文系学問は不要になる」「リベラルの巣窟だから、徹底的に更地にすべきだ」という主張が盛んに取り上げられています。彼らの発言には、IT業界における強い自己肯定感と、文系に対する根深い蔑視が色濃く表れています。元々IT系の人々からは人文系学問への軽視やバカにする風潮があったものの、2020年台のテック右翼の台頭により、その風潮はさらに強まり、声高に発信されています。
このような主張を耳にするたびに、彼らが掲げる「AIで人文系学問が不要になる」という理論には、根本的な誤解と傲慢さが込められていることがわかります。テクウヨたちは、AIが文系学問の領域を代替し、人間の知的作業における価値をすべて置き換えられると考えています。しかし、こうした見解は非常に短絡的であり、現実の社会や学問の本質を見誤っています。
テクウヨの言う「AIによる人文系学問の不要化」は、あまりにも楽観的であり、技術的な誤解に基づいています。確かに、AI技術の進歩は素晴らしいものであり、さまざまな分野での自動化や効率化を進めています。しかし、AIはあくまで既存のデータを元に動作するものであり、その本質はあくまで「過去の繰り返し」です。新しい価値を創造したり、人間的な感情や倫理的な判断を下したりする部分では限界があります。
例えば、AIは文献の要約や情報収集、簡単な論文作成などを自動化することは可能ですが、それがすべての人文系学問を代替できるわけではありません。人文系学問、特に哲学、歴史学、文学、社会学などの分野では、人間の感受性や社会的背景、文化的な深さに基づく分析が重要です。AIが提供する情報はあくまで表面的なデータの羅列に過ぎません。複雑な社会現象や文化的な問いを解明するには、AIだけでは足りません。
また、AIが人文系学問を支配するという考え方は、非常に機械的であり、人文学の持つ深い「人間性」や「倫理性」を軽視しています。AIがどれだけ賢くなったとしても、人間社会における道徳的判断や倫理的思考を代替することはできません。AIは、暴力的な言説や差別的な情報を生成する可能性もあり、その倫理性に対する配慮は、文系学問が果たしてきた役割の一部でもあります。
テクウヨたちが人文系学問に対して持つ偏見の背景には、しばしば「自分たちは現実的な作業をしている」という強い自負が見え隠れします。確かに、コーディングやシステム設計など、IT業界の仕事は技術的な側面が強く、社会の変革に大きな影響を与えています。しかし、実際には、こうした業務こそAIの進化によって最も影響を受けやすい分野の一つでもあるのです。
「IT土方」という言葉が示すように、現場で手を動かすエンジニアやプログラマーは、膨大なルーチン作業やコードの書き換え、デバッグ作業に追われることが多いです。しかし、これらの作業はAIによって自動化される可能性が非常に高い。実際、既に多くのAIツールがプログラミング作業を支援し、コード生成を自動化しています。長期的には、このような作業の大部分がAIに置き換わり、多くのエンジニアの仕事が縮小することが予測されています。
一方で、人文系学問は、単に情報を処理するだけではなく、文化的・倫理的な理解を深める役割を持っています。これらのスキルは、AIには決して模倣できない部分であり、社会における重要な機能を果たし続けるでしょう。
テクウヨたちが唱える「AIによる人文系学問の不要化」という主張は、実際には人文学がAIとどのように共存できるか、という視点を欠いています。AIは確かに情報の処理や分析を加速させることができますが、人文学的な視点を提供することには限界があります。これからの時代、AIと人文系学問はお互いを補完し合う存在となるべきです。
例えば、AIが提供するデータや統計を用いて、社会学や経済学などの分析をより効率的に行うことはできます。しかし、それをどう解釈し、どのように人間社会に応用するかは、依然として人間の判断力に依存します。人文系学問は、AIが提供する「データ」の背後にある「人間の物語」を読み解き、倫理的・文化的な解釈を加える役割を担っています。
テクウヨたちが抱く「AIによって人文系学問が不要になる」という幻想は、技術に対する過信と、人文系学問に対する無理解から生まれたものです。AIは確かに強力なツールであり、さまざまな分野で革新をもたらしています。しかし、AIが人文学の持つ深い人間性や倫理的な洞察を代替することは不可能です。むしろ、今後はAIと人文系学問が共に手を携えて、より豊かな社会の形成に貢献することが求められるでしょう。
テクウヨたちが唱えるような、「AIによって人文系学問が不要になる」という単純な主張は、単なる技術的な幻想に過ぎないことを認識すべきです。私たちが未来に目指すべきは、AIと人文学が相互に補完し合い、共に成長していく社会であるべきだと言えるでしょう。
森脇透青は、《たとえば千田有紀の立場ひとつとっても塩野谷恭輔の立場と異なるし、さらに小谷野敦や笙野頼子ともまったく違うはずである(たとえば「生物学的」のような言葉を留保なしで使うかどうか、「陰謀論」的な語調を使用するかどうか、また構築主義の理解の深度において)》(「不良債権としての『情況』、あるいは回覧板について」)と述べ、トランスジェンダー特集の執筆者たちには「構築主義の理解の深度」において違いがあると言っている。「構築主義の理解」が足りないのは、この中では、小谷野敦であろう。事実、小谷野は、《私はバトラーを批判なんかしてないんだよ。ポモを批判していて、バトラーは読んでも何を言ってるのか分からない、と書いているではないか。》とツイートしている(2024年11月11日)。しかし、オフパコギャルママ🦖1y@takamatsu4_13によると、《批判者は佐藤悟志をこすっているけど、本当に読まれたくないのは小谷野敦とかだったりするんだろうね。さすがに「小谷野のは読まないでくれ!」とは言えないから、佐藤悟志をこすっているだけだという。》(2024年9月21日)。小谷野は「ポストモダンとトランスジェンダー」を寄稿しているが、これは何があったのかを小谷野節で綴ったものである。これを読むと、ノーディベートと称して議論すら行われないまま、明らかに異論のありうる理論によって現実が書き換えられようとしていたことが分かるであろう。千田有紀の「構築主義の理解」は足りていないどころではなく、上野千鶴子編「構築主義とは何か」(2001年)に序章「構築主義の系譜学」を書いているくらいであるが、「学問の危機と『キャンセル』の方法論」(pp.116-135)は、小谷野と同じく、何があったのかの記録であるが、キャンセルされた当事者であるだけに、迫力があるものとなっている。さらに、「LGBT異論」(紙の爆弾2024年10月号増刊)に「フェミニズムの再生を求めて」(pp.62-76)を寄せており、そこでは小宮友根との確執が延々と書かれている。
「『情況』に関する声明」には森脇も加わっているが、森脇は雁琳と同じ研究室の出身である(京大宗教学)。研究室が批判されたことに対して、森脇はこう反論している。《ある人格が問題だからといって、その人の所属とかその人の研究分野まで誹謗中傷されていて、いい迷惑です。「放置した」かどうかなんて知らないでしょ。そして彼の素行(思想内容というより、ほんとうに「素行」)は研究室内でも、先生からも先輩後輩(ぼく含め)からも、直接・間接に注意されてました》(2022年1月23日)。研究室での雁琳の素行は悪かったようであるが、これは想像できるところかもしれない。そして、オープンレター勢とのたたかいでも「うんこ学者」のような言辞を用いていて、素行は悪かったのであるが、オープンレターはからかいを批判する内容なので、お行儀よくやってしまうとオープンレターにパフォーマティヴに従ってしまうことになり、雁琳としては、あえて粗野な態度を取ったということらしい。育ちのいい人が不良のような振る舞いをしても、どうにも似合わない。批評は口汚い言葉で罵るというのが伝統であるが、近ごろの若者は育ちが良すぎて、罵倒しても様にならない。北村紗衣をからかってみるという芸当は、普段から素行が悪い雁琳だからこそできた荒業であろう。しかし、江原由美子の「からかいの政治学」を内面化したリベラルにとっては、このような粗野な態度こそ「サタン」のように見えてしまうようである。
雁琳によるキャンセルカルチャー批判の論文は、キャンセルカルチャー批判としては本邦で右に出るものはない論文であろうが、男女論に関しては断片的なツイートしか存在しないのが現状である。それらを活字としてまとめなければ、行動の根底にある思想が分からないので、一冊の本として著し、世に問うべきであろう。「情況」2025年冬号の論文はクリプトに関するものであるが、男女論をまとめてからでもいいのではあるまいか。
3 トランプ
リベラルによると暇空や雁琳は「誹謗中傷ビジネス」をやっているらしいが、カンパを募ることは、ビジネスというよりは、味方がいるということを示す意味合いがあるのであろう。暇空は6億あるので、カンパなどいらないであろうし、雁琳に至っては、非常勤講師の職を失っており、トータルで見れば明らかに持ち出しであろう。馬場靖雄はこう言っている。《仮にある人が「万人に対する戦い」を望んだとしても、実際にそれを貫徹することは不可能である。手始めにある方向を攻撃すると、本人が望むと否とにかかわらず、たちまち「味方」が登場してしまうからだ。かくして、いつのまにか前線が、すなわち秩序ある戦争状態が形成されるのである》(「ルーマンの社会理論」、81頁)。ここでの前線はフェミとアンフェによって形成されているが、ネットでの争いの大半はここで戦われており、ゲンロンの若手がやっている「論壇ウオッチ」でも、毎週のようにフェミとアンフェのたたかいが取り上げられている。フェミにしてみれば、フェミに賛同しないものは「差別主義者」であり、味方など現れてはいけないはずであるが、味方は登場してしまう。SNSはキャンセルカルチャーを展開させるのにもいい環境であろうが、その敵にとっても味方を集めやすい環境なので、前線が現れるのも当然であろう。
前線があって、たたかいが繰り広げられているだけであれば、さほど問題ではないのであろうが、問題なのは、フェミとアンフェのたたかいは、和解不可能なものであることであろう。茶会太郎のツイートによると、《構成主義とか構築主義とかいうの、当たり前と思われていることが実はこのような過程で成り立っている、ということを示すまでは大変勉強になるのだが、「だから断罪」となった瞬間に和解不可能な敵味方分断ツールに早変わりする》(2020年6月11日)。
和解不可能なたたかいの例として、解同と日共のたたかいが思い起こされる。トランプが大統領になり独裁的な政権運営をしている状況は、例えれば、解同の候補と日共の候補が大統領候補としてたたかい、解同の候補だけは困るということで、日共の候補が大統領に選ばれたところ、日共の大統領は、公約を守り、株式の時価総額上位百社を国有化してしまったようなものであろう。リベラルとしては、どうして日共の候補を支持しなかったのかと問うところであろうが、その問いに対しては、それでは解同の候補に投票すればよかったのかと問い返されるであろう。日共の大統領に抵抗しようとも、和解不可能なたたかいの中で生まれている以上、共闘は不可能である。
フェミとアンフェの対立において、アンフェ側の立場や考え方が何を意図しているのか、理解しづらい部分がある。茶会太郎のツイートによると、《純粋にジェンダーの軸で反フェミニズムをやっている人間は相当少なくて、ツイッター反リベラルの主流は「男性被雇用者を基本単位とする家族主義(保守主義)レジーム福祉国家の擁護論者」なのだという確信を深めている》(2023年1月3日)。産業社会へのノスタルジアとでも呼べるものかもしれない。しかし、ポスト産業社会においては、伝統的な家族や福祉国家を維持することは難しいであろう。だからこそ、ノスタルジアは止むことがないであろう。
暇空は「社会構築主義的社会正義」とのたたかいにおいて、表現規制派のスキャンダルを暴露し、雁琳は同思想を「解釈権の独占」という概念で理論的に解明した。ポストモダン思想(特にフーコー)が単純化され、社会に適用されるプロセスは、ヘレン・ブラックローズとジェームズ・リンゼイの「Cynical Theories」(2020年、邦題「「社会正義」はいつも正しい」)が思想史的に明らかにしている。しかし、雁琳はこの現象を「解釈権の独占」として集約し、鮮やかに整理した。オープンレターの内容は、次のように一行で要約される。「その内容は、彼らインテリリベラル左翼が、何が差別かを決め、該当する差別者に好きに仕打ちを与える、というものだ」(「フェミニズムが振りかざされ司法から進む女尊男卑社会」、「実話BUNKAタブー」2025年6月号)。こうしてポストモダン思想は、朝田理論へと収束した。解同の候補と日共の候補が大統領候補として対決するという例えを、やや突飛に持ち出したのは、理由がないことではない。
リベラルは「何が差別か」を一方的に定義する。リベラルの理論を批判することすら差別とみなされ、言論の自由の枠内では対抗が難しい。雁琳はあくまで理論的な批判に徹したが、暇空は対象への攻撃を行い、トランプに至っては人文系への予算削減という「人文系焼き畑」とも呼べる強硬手段に出ている。朝田理論のような思想に対抗するには、こうした物騒な手段に頼らざるを得ないのだろうか。笠井潔はこう言っている。《もしも差別の被害当事者やその支援者は差別者を勝手に処罰していいとすれば、それは定義からして私刑、リンチの肯定になりますね。その線を超えてしまうと、仕事、業績の否定から存在の否定まで行きかねない。存在の否定まで行くとなると、その意味するところは戦争状態に入るということです。小山田を敵と認定して戦争状態に入る。カール・シュミット流に言うと「例外状態」に入る。社会運動の文脈では、そういうこともあり得ます。しかし小山田の存在自体のキャンセルを要求する者が、物理的抹殺を含め敵を打倒するしかない戦争状態に入るという認識と、内戦状態だから自分もいつ殺されるか分からないという覚悟があって、そうしているのかどうか。そうとは思えませんね。(中略)微温的に、常に正義の側に身を置いていたいと思って、そのことを疑おうともしない安直な精神の連中こそ、ゴツンとやって分からせた方がいいんじゃないか(笑)》(笠井潔「キャンセルカルチャーをめぐって」、「情況」2022年春号)。トランプは人文系を「ゴツンとやって分からせた」と言えるだろう。朝田理論は内戦状態を引き起こす。この状況に出口はあるのだろうか。
There was no conclusive evidence that masks effectively protected Americans from COVID-19.
Public health officials flipped-flopped on the efficacy of masks without providing Americans scientific data — causing a massive uptick in public distrust.
マスクがアメリカ国民を新型コロナから効果的に守ったという決定的な証拠はなかった。
さらに、公衆衛生当局はマスクの効果について科学的な根拠を示さないまま発言を二転三転させたため、国民の不信感が大きく高まった。
これって科学的にどうなの?
ChatGPT:
この主張 —
「マスクにCOVID-19予防効果があるという決定的証拠はなかった。しかも専門家たちは科学的データなしに意見をコロコロ変えたせいで信頼が失われた」
完全な「決定的証拠(conclusive evidence)」とは言いづらいものの、観察研究・ラボ研究・メタ分析の多くでマスクには一定の感染リスク低減効果があるとされています。
特に N95マスクや密着性の高いマスクでは、飛沫およびエアロゾルの遮断性能が高いことは実験的に立証されています。
2023年の有名なCochraneレビュー(※後述)を引用して「効果なし」と言われがちですが、著者自身が誤解を訂正しており、「マスクが無意味だった」と断定するのは誤解です。
マスクの装着率・装着方法・材質・行動とのセットによって大きく影響されるため、現実社会では「完璧な効果」は期待しにくいです。
つまり「万能ではないが、意味はあった」という評価が科学界では主流。
パンデミック初期(2020年初頭)、医療用マスクの不足を理由に「一般人はマスク不要」とされたことがあります(ファウチ発言など)。
しかしその後、無症状感染の存在が判明したため、マスクの着用が推奨される方向に変化しました。
科学的知見の進展に伴う方針転換ではありますが、説明不足・透明性の欠如が不信感を招いたのは確かです。
主張内容 | 科学的事実 | 評価 |
---|---|---|
「決定的証拠がない」 | “完全に”とは言えないが、効果を示す研究は多数あり | ❌やや誇張気味 |
「意見がコロコロ変わった」 | 初期は混乱していたが、その後は科学的理由に基づいて変化 | ⚠️説明不足だったのは事実 |
「科学的根拠を示さなかった」 | データはあったが、一般向け説明が弱く、政治化された | ✅批判は一定の妥当性あり |
実際には:
「公衆レベルでの介入全体として明確な効果が“確認できなかった”」という慎重な表現。
レビュー執筆者自身が「マスクが無意味だったと読まれるのは誤解」と訂正しています。
“新型コロナ発生源 中国研究所か”米ホワイトハウス 新サイト | NHK
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20250419/k10014783931000.html
トランプ大統領が新型コロナウイルスに関するサイトを作りました
https://www.whitehouse.gov/lab-leak-true-origins-of-covid-19/
意味:
「このウイルス(SARS-CoV-2)は、自然界には見られない生物学的な特徴を持っている」との主張。主に「フーリン切断部位(furin cleavage site)」の存在が指摘されています。
評価:
確かにSARS-CoV-2のスパイクタンパクには、自然界の類似ウイルス(例えばRaTG13)に見られないフーリン切断部位があります。ただし、他のコロナウイルス(MERSやOC43など)には類似の構造も確認されており、「自然界に絶対に存在しない」とは言い切れません。進化的な再組換えや変異でも説明可能です。
意味:
今回のパンデミックは単一の spillover(動物→人間への感染)で始まったが、従来のパンデミックでは複数あったという主張。
評価:
ゲノム解析により、SARS-CoV-2は比較的単一な系統から拡がったと考えられています。ただし、SARS(2002)やMERS(2012)も単一もしくはごく限られた spillover からの拡大です。「過去と違う」という主張は必ずしも正確ではありません。
意味:
武漢ウイルス研究所(WIV)はSARS様ウイルスの機能獲得(gain-of-function)研究を行っていたが、安全体制に不備があったとする主張。
評価:
WIVがSARS様ウイルスでGOF研究を行っていた事実は確認されています。ただし、それがSARS-CoV-2の直接的な起源であるという証拠はありません。BSL-2で一部研究をしていた点も批判されていますが、当時の国際的な基準でも許容されていました(それが十分だったかは議論があります)。
評価:
この主張にはいくつかのインテリジェンス報告がありますが、公開された医学的記録や診断結果はありません。証拠は不完全であり、陰謀論にも利用されがちです。COVIDではなく季節性の風邪やインフルエンザの可能性もあります。
評価:
ウイルスの自然宿主(中間宿主含む)は未特定であり、直接証拠が不足しているのは事実です。ただし、過去のSARSやMERSも自然起源の証拠が揃うまで数年かかっています。証拠が「出ていない」=「存在しない」とは言い切れません。
主張: この論文はファウチ博士の意向で書かれ、研究所起源説を否定するために使われた。
評価:
この論文は確かに自然起源を支持する方向性でしたが、著者らのメールが公開され、ファウチ博士とのやり取りが問題視されています。ただし、「科学的データ捏造」などの証拠はありません。科学界では未だ議論中です。
評価:
GOF研究はリスクが高い一方で、感染症対策にも重要とされています。SARS-CoV-2がGOF研究の産物であるという確定的証拠はなく、推測の域を出ません。ただし、GOF研究の規制と透明性に関する問題提起は正当です。
主張: 米国の資金で中国の危険な研究が行われ、エコヘルス社は契約違反・虚偽報告をした。
評価:
EcoHealthとWIVとの協力関係は文書で確認されています。監査報告でも資金管理の不備が指摘されましたが、それがウイルスの流出に直結した証拠は今のところ見つかっていません。
評価:
公文書管理や議会対応に問題があった可能性はあり、議会調査の対象となっています。ただし、これがCOVID-19の発生や拡散にどこまで関係したかは慎重に見る必要があります。政治的意図が混ざっている部分も否めません。
評価:
初期のWHO対応は中国に依存しすぎたとの批判があります。一方で、グローバルな感染症対応には国際調整が必要であり、「パンデミック条約」そのものを否定するのは行き過ぎた意見と見る専門家もいます。
評価:
これらの政策は「不完全なデータに基づく苦渋の選択」だったと言えます。科学的根拠が不十分なまま適用された面はありますが、当時の緊急対応としては致し方なかったという見方もあります。一方で、後の検証で効果が限定的だったことが明らかになりつつあります。
このホワイトハウスのページは、研究所流出説を強く支持する立場から、さまざまな事実・証言・政治的背景を集約しています。しかし、多くの主張はまだ確定的証拠には乏しく、推論や間接的証拠に基づいています。
特に「自然起源 vs 研究所流出」については、いずれの仮説も完全に否定も肯定もできない状態で、科学界では引き続き中立的な調査が必要とされています。問題は、科学的議論と政治的対立が混同されてしまっている点にあります。
要約
リンク先(https://anond.hatelabo.jp/20250419102316)は、はてな匿名ダイアリーに投稿された記事で、トランプ政権について以下のような主張が述べられています:
トランプ政権の無茶苦茶さ:トランプ政権は多くの日本人が想像する以上に「無茶苦茶」であり、法治を覆そうとしていると、Fox、News Max、ブライトバートを除く「まともなアメリカメディア」で認識されている。
日本人の誤解:日本人は「アメリカの大統領が単なる悪人であるはずがない」と考え、トランプの行動に裏の意図や戦略を見出そうとするが、実際は「自分ファースト」の単純な動機に基づいている。
アメリカの異常な状況:トランプ政権のスポークスマンの発言を見ると、精神を保つにはダブルシンク(矛盾する信念を同時に持つこと)が必要なほど異常な状況だと感じられる。日本の政治家や公務員にも同様の感覚を抱いたことがあるが、アメリカの現状はそれを超えるレベル。
プーチンへの言及:記事内で「プーチンたすけて」というコメントが登場し、トランプ政権への皮肉や絶望感を表現している。
全体として、トランプ政権の行動が法治や常識を逸脱しており、日本人の一般的な認識が実態を捉えきれていないという批判的な視点が強調されています。
以下のポイントについて、提供された情報や信頼できる公開情報に基づきファクトチェックを行います。
1. 「トランプ政権が法治を覆そうとしている」とアメリカメディアで認識されているか?
検証:トランプ政権(特に2025年時点での第2期政権)について、一部のアメリカの主要メディア(例:CNN、ニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポストなど)が、トランプの政策や行動が民主主義や法治を脅かす可能性があると批判的に報じているのは事実です。例えば、トランプが2020年選挙後に選挙結果を覆そうとした行動や、2021年1月6日の議事堂襲撃事件に関連する報道では、法治への挑戦が指摘されています。また、2024年選挙後の第2期政権においても、トランプが司法省や連邦機関を政治的に利用する可能性や、移民政策の大規模な執行強化が法的手続きを無視する恐れがあるとして懸念が報じられています(例:ニューヨーク・タイムズ、2024年11月以降の記事)。
例外:記事が指摘する「Fox、News Max、ブライトバート」は保守派メディアであり、トランプを支持する傾向が強く、批判的な報道は少ない。これは事実と一致します。ただし、「まともなメディア」という表現は主観的であり、メディアの客観性は視聴者の政治的立場によって異なるため、この部分は意見として扱うべきです。
結論:トランプ政権が法治を脅かすとの認識は一部の主要メディアで共有されているが、メディアの選択や「まとも」という表現には投稿者のバイアスが含まれる。部分的に正確。
2. 「日本人はトランプを悪人と思わず、裏の意図を見出そうとする」か?
検証:日本人のトランプに対する認識は多様であり、記事の主張を検証するには世論調査や具体的なデータが必要ですが、一般論として、日本のメディアや国民の一部がトランプの行動を「戦略的」または「計算されたもの」と解釈する傾向は見られます。例えば、トランプの通商政策や対中姿勢は、日本の一部の保守派やビジネス界で「現実的」と評価されることがあります(例:産経新聞や一部の経済誌)。一方、リベラル派や若年層ではトランプを「予測不可能」や「危険」と見なす意見も多い(例:朝日新聞、毎日新聞の社説)。しかし、「日本人は皆そう思う」という一般化は誇張であり、実際には意見が分かれています。
結論:日本人の一部がトランプの行動に戦略性を見出すのは事実だが、全体を一般化するのは不正確。誇張あり。
検証:トランプの行動や発言が自己中心的であるとの批判は、国内外の多くの分析で指摘されています。例えば、トランプのビジネス出身の背景や、選挙キャンペーンでの「アメリカ・ファースト」スローガンが、個人的な利益やブランド構築に結びついているとの評価は一般的です(例:ポリティコ、BBCの分析記事)。また、2020年選挙後の訴訟や議事堂襲撃を扇動したとされる行動も、自身の権力維持を優先したと解釈されています。ただし、「単なる悪人」という表現は主観的であり、トランプ支持者(アメリカの約半数の有権者)は彼を「国益を優先する指導者」と見なしています。
結論:トランプの行動が自己中心的との指摘は多くの証拠に裏付けられているが、「単なる悪人」は意見であり、客観性に欠ける。部分的に正確。
4. 「スポークスマンの発言が異常でダブルシンクが必要」という主張
検証:トランプ政権のスポークスマン(例:2025年時点での報道官や閣僚の発言)が矛盾を含む、または極端な発言を行うケースは過去にも見られました。例えば、第1期政権でのショーン・スパイサー報道官やケリーアン・コンウェイ顧問の発言が「代替的事実(alternative facts)」として物議を醸したことは有名です(2017年、CNNなど)。第2期政権でも、トランプの政策(例:移民の強制送還や関税強化)を擁護する発言が、事実と矛盾したり、過激な表現を含む場合があります。ただし、「ダブルシンク」という表現はジョージ・オーウェルの『1984年』に由来する文学的比喩であり、客観的な検証は難しい。また、日本の政治家や公務員との比較も主観的で、具体例が示されていないため検証不能です。
結論:スポークスマンの発言が物議を醸すのは事実だが、「ダブルシンク」の必要性は主観的で検証困難。主観的意見。
検証:このコメントは記事への反応として記載されており、投稿者自身の発言ではない可能性があります。はてな匿名ダイアリーでは、コメント欄で皮肉やジョークが頻繁に投稿される文化があります()。この発言はトランプとプーチンの関係性(例:2016年や2020年選挙でのロシア干渉疑惑)を揶揄したジョークと考えられますが、具体的な事実を主張するものではないため、ファクトチェックの対象外です。
正確な点:トランプ政権が一部のアメリカメディアで法治を脅かすと批判されている点、保守派メディアがトランプを支持する傾向、トランプの行動が自己中心的との評価は、公開情報と一致。
不正確または誇張な点:「日本人は皆トランプを悪人と思わない」という一般化や、「まともなメディア」という主観的表現は誇張またはバイアスを含む。
検証困難な点:「ダブルシンク」の必要性や日本の政治家との比較は主観的で、具体例がないため評価不能。
記事はトランプ政権への強い批判的視点に基づいており、一部の主張は事実と一致するが、主観的表現や一般化が多く、全体として意見色の強い内容です。読者はメディアの多角的な報道(例:ニューヨーク・タイムズ、BBC、産経新聞など)を参照し、バランスの取れた視点を持つことが推奨されます。
報道では女性の訴えはなんの根拠もなく、父親の証言にもこれまた証拠がない。
これで訴訟を維持するのは無理だ。
広島市の40代の女性は、保育園のころから中学2年になるまで実の父親から性的虐待を繰り返し受け、当時の記憶を思い出す「フラッシュバック」などの後遺症に苦しんでいるとして、賠償を求める訴えを起こしました。
広島地裁は26日、判決を言い渡した。「除斥期間が経過し、損害賠償請求権が消滅している」として女性の賠償請求を退けた。
判決後、女性は記者会見で「理解ができない。法律には除斥期間があるが、被害者は一生、被害者だ。法律を考え直してほしい」と話した。
理解ができないのは除斥期間を理解しないお前の傲慢で幼稚な頭だよ。
父親は大変だよ。
提訴後の21年、性被害の記憶が鮮明によみがえる▽ささいなことで激しく怒る――といった心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状が表れているという医師の診断を受けた。「実の父から姦淫され続けた肉体的、精神的苦痛は計り知れない」。そう訴えた。
これに対し、父側は、20年以上たってから後遺症が出ることは「医学的にあり得ない」とし、自身の行為とPTSDの因果関係を否定。性被害を「週3~4回」とした女性の主張について「大幅に事実が誇張されている。総回数にして、多くて5、6回程度」などと反論していた。
つまり訴訟を有利にするためにPTSDの診断を受けており、これまで一度もPTSDを疑われる兆候は自覚、他覚ともない。これではPTSDに苦しんで訴えられなかったとかは無理である。
🕊ボブテイル🐦
@nishiogibobtail
「裁判を起こすのが遅かったことを理由に訴えを退けた判決が確定」
いやいやいや。
このように報道を全く読んでいない。
交通事故や殺人の方が重大で「魂の殺人」とかいうのはカルトであり、宗教的価値観でしかない。つまり本来は不法行為ですらないというレベルである。
したがって重大に考えたり犯罪被害者団体を優遇することは不当である。
Ogura.H
@dli_coipchirt
1時間
Forensics
@ForensicsUbe
「裁判を起こすのが遅かった」のではなく、性的虐待という重大な人権侵害において、時効・除斥期間を適用するのが間違っている
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250418/k10014783171000.html
こんな茶番のような裁判では敗訴は至極当然であり、なぜ女性というだけで優遇されなければならないのか。
朝日新聞やNHK、大学教授はこのでたらめな不公平を説明できなければ差別であり、男性に対する人権侵害であり、法治社会を崩壊させたいらしい。ならばまず自らが朝日新聞や大学教授を辞すべきだろう。
購読料や、学費、税金でこのような行為をやることは許されない。
子どものころに実の父親から繰り返し性的虐待を受け、後遺症に苦しんでいるとして広島市の40代の女性が父親に賠償を求めた裁判で、最高裁判所は18日までに女性の上告を退ける決定をし、裁判を起こすのが遅かったことを理由に訴えを退けた判決が確定しました。
広島市の40代の女性は、保育園のころから中学2年になるまで実の父親から性的虐待を繰り返し受け、当時の記憶を思い出す「フラッシュバック」などの後遺症に苦しんでいるとして、賠償を求める訴えを起こしました。
裁判では、不法行為を受けてから20年が過ぎると賠償を求める権利がなくなるという「除斥期間」がどの時期から適用されるかなどが争点となっていました。
2審の広島高等裁判所は「極めて悪質、卑劣な行為で、女性の精神的苦痛は察するにあまりある」とした一方、「遅くとも20歳になって以降、訴えを起こすことは可能で、そこから20年が経過した時点で、賠償を求める権利は消滅したと言わざるをえない」として、1審に続いて訴えを退けました。
女性側が上告していましたが、最高裁判所第3小法廷の平木正洋 裁判長は18日までに退ける決定をし、裁判を起こすのが遅かったことを理由に女性の敗訴とした判決が確定しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250418/k10014783171000.html
小4のクリスマス、実父から受けた性被害 20年経ても消えない記憶
父のひざの上でアダルトビデオを見せられ、体を触られた。
父から言われた。
「誰にも言ったらだめ」「好きだからやるんだよ」
小学4年のクリスマス。家族でケーキやチキンなどのごちそうを食べた日の夜も、布団の中で体を触られた。
だが、この日は、それだけでは終わらなかった。
「こんな日なのにな、と思ったのを今でも覚えています。痛さのあまり、逃げようとしましたが、体を押さえつけられて……」
初めて姦淫(かんいん)された。
その後、何度も性被害を受けた。
「私の人生は戻ってこないし、やり直せない。でも――」
2020年8月。子どもの頃に父から性的虐待を受けたとして、広島市の40代の女性は、70代の父に慰謝料など約3700万円の損害賠償を求め、広島地裁に提訴した。
父側は訴訟で、性的行為をしたこと自体は認めた。時期や回数、態様は争うものの「道義的に許されないものであり、傷つけたことについては改めて謝罪する」とも言及した。
それでも、賠償請求には応じなかった。なぜなのか。
父側が理由に挙げたのは、「時の壁」だった。
訴訟で父側は、最後に性的行為をしたのは、女性が小学4~5年のころだと説明。仮に女性側が訴えるように中学2年のころまで続いていたとしても、不法行為から20年で損害賠償請求権が消える「除斥期間」が適用される、などと主張した。
女性はこれまで、好きな人ができたこともあった。結婚を前提に交際したこともあった。それでも、男性への嫌悪感がぬぐえず、耳鳴りやめまいに襲われた。病気がちだった母に代わり、自身を育ててくれた祖母が2017年に亡くなると、わき上がる怒りの感情を抑えられなくなったという。
「仲が良い家族を見ても腹が立つ。なんでこの人たちばかり幸せになって、私がこんな目にあわないけんの……」
同僚や友人に対しても怒りをぶつけることが増えた。どうしたらいいかわからず性暴力の被害者を支援するNPO法人に相談し、訴訟という手段があると知った。それまで、親子という密接な関係があり、社会的、経済的にも大きな力の差がある父を、子である自分が訴えるとは考えもしなかった。だが、「気持ちに区切りをつけなければこれからの人生を考えられない」と提訴に踏み切った。
提訴後の21年、性被害の記憶が鮮明によみがえる▽ささいなことで激しく怒る――といった心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状が表れているという医師の診断を受けた。「実の父から姦淫され続けた肉体的、精神的苦痛は計り知れない」。そう訴えた。
これに対し、父側は、20年以上たってから後遺症が出ることは「医学的にあり得ない」とし、自身の行為とPTSDの因果関係を否定。性被害を「週3~4回」とした女性の主張について「大幅に事実が誇張されている。総回数にして、多くて5、6回程度」などと反論していた。
「未熟な子どもが、どうやって『被害』を『被害』と知れますか。防げますか。羞恥(しゅうち)心や他の家族を思う心を利用され、声をあげられない被害者がこの国にどれほどいると思いますか」
「被害者がいつでも声をあげられる社会にならなければ、性暴力はなくならない。まずは現状をわかってもらわなければ、何も変わらないままです」
広島地裁は26日、判決を言い渡した。「除斥期間が経過し、損害賠償請求権が消滅している」として女性の賠償請求を退けた。
判決後、女性は記者会見で「理解ができない。法律には除斥期間があるが、被害者は一生、被害者だ。法律を考え直してほしい」と話した。
人を心身ともに深く傷つける性暴力は「魂の殺人」とも呼ばれる。厚生労働省によると、20年度に児童相談所が対応した性的虐待は2245件。このうち約半数にあたる1124件は、主な虐待者が実父だった。
立命館大の松本克美・特任教授(民法)は「父から子への性的虐待の特徴を踏まえれば、疑問が残る判決だ」と指摘。「被害を周囲に言えず、年月がたってからPTSDの症状が表れることもある。提訴できる期間を長くするなど、被害の実態に合った立法が必要だ」と話した。
極めて不当で差別的であり、こうした差別を女性は平気でやる以上、報道や教育の場に居るべきではないと思われる。
そもそも女性の主張はあいまいで食い違いがあり、このような冒頭の記憶も捏造の可能性が高い。
”保育園のころだ。父のひざの上でアダルトビデオを見せられ、体を触られた。"
保育園の頃にみた番組を記憶していることは不自然で、捏造した記憶にしか見えない。
つぎに不適切で宗教的価値観に立っており、客観的ではない。これは日本人ではないカトリックの思考。
そして、訴訟を知らなかったなどと考えれないことを言っており、これで法律を考え直す正当性がない。
女性を過度に優遇した、論理が破綻した判決を歓迎する異常な連中が多いが、今回の判決は一貫して正しい判断を示した。
最も、裁判所は時効の起算点については厳しいと言われており、その文脈でも女性の訴訟戦略はわざと敗訴するためにやったとしかいえない。
このような弁護士と被害者団体が税金を搾取するためのでたらめな裁判はうんざりだ。こんなので法改正はありえない。
また、この女性の発言は朝日を含め、一切弁護士の立ち合いがあった形跡がない。つまりこれは内容の保証がない。
このため女性の発言を事実として報道するのはありえないし、事実と信じるにたるものはない。
レジ袋などの袋をポイントで支払えない店舗が存在する理由には、主に以下のような事情が考えられます。
多くの店舗では、ポイント利用の対象商品やサービスを限定しています。これは、ポイントシステムの運用会社や店舗側のシステム設定によるものです。レジ袋のような特定商品は「ポイント利用不可」と設定されている場合があります。
例えば、マツキヨ(マツモトキヨシ)では、ポイントカードの統合や利用に関してもシステム的な制約があることが公式FAQで示唆されています。このような制約がレジ袋のポイント支払い不可にも関係している可能性があります。
日本では2020年7月からレジ袋有料化が義務付けられています。これはプラスチックごみ削減のための施策であり、袋代を「商品」として明確に区分して扱う必要があります。
一部の企業は、エコ意識の啓発や法令順守の観点から、袋代は現金や電子マネーのみの支払いに限定し、ポイントや割引の対象外とする運用を選んでいる場合があります。
ポイントは「値引き」や「販促費」として会計処理されることが多いですが、レジ袋代は環境対策費として独立した科目で管理する必要があるため、混同を避けるためにポイント利用を不可とするケースもあります。
利用者からすると、袋だけ現金で支払うのは確かに手間であり、合理的でないと感じるのはもっともです。
しかし、店舗側としてはシステムや法令順守、会計処理の都合上、現状の運用を選択している場合が多いです。
まとめ
マツキヨを含む一部の店舗で袋をポイントで支払えないのは、「システム上の制約」「法令順守」「会計処理上の都合」などが理由です。
ニンニク野菜マシ大盛牛めし:1290kcal、脂質57.1g
これらの数値は、1食あたりのカロリーと脂質としてはかなり高い部類に入ります。毎日食べ続けると、摂取カロリーと脂質が過剰になり、体重増加や生活習慣病のリスクを高める可能性があります。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、1日の食塩摂取目標量は男性7.5g未満、女性6.5g未満とされています。ニンニク野菜牛めし1食で、1日の目標量を大幅に超えてしまう可能性があります。高塩分の食事は、高血圧や腎臓病のリスクを高めます。
タンパク質: 牛肉や卵が含まれていますが、他の栄養素とのバランスを考えると十分とは言えません。
ビタミン・ミネラル: 野菜も含まれていますが、種類や量が限られています。特に、ビタミンCや食物繊維などの摂取量は不足する可能性があります。
味の濃さ: 全体的に味が濃いため、他の食品の味覚を感じにくくなる可能性があります。
添加物: 牛肉やタレなどに食品添加物が含まれている可能性があります。毎日摂取することで、長期的な影響が懸念されます。
ニンニク野菜牛めしを食べる頻度を減らし、バランスの取れた食事を心がけることが重要です。
食べる頻度: 毎日ではなく、週に数回程度に留める。
組み合わせ: サラダや味噌汁など、野菜や食物繊維、ミネラルが豊富な食品を一緒に摂る。
量: 並盛や小盛にするなど、量を調整する。
他の食事: 他の食事では、野菜、魚、きのこ類、海藻類などを積極的に摂取する。
松屋のニンニク野菜牛めしは、スタミナがあり美味しい食事ですが、毎日食べ続けると高カロリー、高脂質、高塩分、栄養バランスの偏りなどの問題が生じる可能性があります。適度な頻度で楽しみつつ、他の食事で栄養バランスを調整することが大切です。
【追記】04/15 16:30
こういうプロ驚き屋な記事をかくと、反応が入れ食いになるのがブクマのよいところですね。
ただ、コメントを読んだ感じ、どうにも僕が作品の中の起こってる事象そのもの以上に、そこで起こる人間の心理や価値観、欲望の表出に驚いてることがいまいち伝わっていなくて、自分の筆力の無さを感じている。
そもそも価値観や人間の心理って、線形の延長線上にあるテックな未来と比べると、イレギュラーに変化するゆえに想像つかないと僕は思っているが、どうにもブクマカは人間の心理は一定で変わることはないと思ってるようで、その辺が齟齬の原因かなと思ってる。
あと、下に書いてるけど、1994年発刊だけど、この小説の初出は1992年だからね。なのでパソコン通信である種の文化があったのはわかるが、インターネットはすでにあったみたいな指摘してる人は頓珍漢だからね。
とはいえ、僕は小林恭二が忘れられた作家になるのはもったいないと思ってるので、もっとこの本を含めて読んでほしいなと思います。
あたりがおすすめです。
僕にとって、この人と薄井ゆうじの二人は、森見登美彦と万城目学のようなコンビのイメージなんですよ。
【追記終わり】
小林恭二という作家がいる。いやいたと言ったほうが近いかもしれない。今は専修大で作家育成をしていて自作は15年くらい発表していないと思われる。
僕は30年近く前の大学時代、この作家が世界で一番好きな作家だった。今もベスト5くらいには入る。あの頃読んだ現代作家の多くは、だんだんと思想の方向がどうにも自分と合わなくなってしまい作品を読むこともなくなった(すべては不用意な発言を垂れ流すTwitterが悪い)のだが、そういうのをやってなかったこともあって小林は今も好きなままだ。あと、もう一人薄井ゆうじという作家も好きだったがこの人も作品を書かなくなった。
きっかけは高校時代に書評欄に数行紹介されていた「ゼウスガーデン衰亡史」だった。のちに福武文庫で買ったその小説は、主人公がいない群像劇で今までに見たこともないとてつもなく魅力的な小説だった。のちの書評なんかを読むと「 『虚構船団』 の影響が大きすぎる」と言われたが、僕には「虚構船団」よりも「ゼウスガーデン衰亡史」のほうがはるかに好きだし、いまでも面白い小説の基準はこの小説になっている。この小説よりおもしろいことは小林の他作を含めてもなかなかないのだが。まあ、この作家を読んでたことで僕は今も奇想の強い小説や奇書が好きである。レムの「完全な真空」なんかも好きだ。
年末に書庫を整理したところ、小林恭二の「短篇小説」という単行本が出てきた。奥付を見ると1994年だが多分貧乏大学生の自分が買ったのは1,2年程度たった後の古本だったと思う。小林先生申し訳ない、たぶん自分が新刊で買ったのは数冊しかない。
何とはなしに読み直すことにした。けっこう好きな短編集だったが、特に好きなのは冒頭からの3作「光秀謀反」(戦国時代の戦国大名は、ハプスブルク家とつながっていた信長など、ヨーロッパ諸侯とつながっていたという話。めちゃくちゃ面白い)、 「豪胆問答」(生まれてこの方驚いたことない侍が化け物に遭遇する話、面白い)、「バービシャードの49の冒険 序章」(英雄バービシャードが冒険に出るまでの話。続きが読みたい)だったので、それ以外はあまりちゃんと読んでなかった。たぶん全部を丁寧に読むのは21世紀に入ってから初めてだろう。
なんかかなりグッとくるエロイ話とかあって、あれ、こんなにセクシーなのを書く作家だっけかと思ったりしたのだが「磔」という短編を読んでとんでもなくびっくりした。これ、現代の話じゃね??とちょっと動揺してしまったけど、共有するところが見つからなかったので増田で書き散らそうと思い書き始めている。いちおうKindle版もあるようだが、バッキバキにネタバレと引用をするので、ネタバレ回避したい人は読むのやめましょう。とはいえ、10編ある短編の一つなので1編程度のネタバレがあっても十分面白く読めると思うが。
主人公の男性はN区(都会の幹線道路沿いだというから中野区あたりかね)にあるビルの27階にある住居兼仕事場で暮らしている。主人公の仕事についての描写
わたしは、現在とある不動産会社にアナリストとして勤務している。仕事は、電話線を通してコンピュータに送られてくる膨大な情報の検索及び処理で、パソコンと電話機があればどこにいても可能な仕事のため、専ら自宅で仕事をしている
えっ、これリモートワーカーじゃね?? さらに続く文章に驚かされた
会社に行くのは一か月にせいぜい一度か二度くらい。近頃は外に出るのも億劫になり、買い物も通信販売と宅配サーヴィスにたよっているから、部屋を出ることも稀だ。
十年位前まではよく、そんな生活をしていて社会とのつながりが希薄にならないかと問われた。
私は答えたものだ。
「もともと会社や社会とのつながりを希薄にしたいために、こういう職を選んだのだ。わたしとしては月に一度程度会社にいくことすら面倒くさい」
これが2020年ごろに書かれた作品なら普通だろうけど、さっきも述べたように奥付は1994年。この作品の初出は1992年である。30年以上前の作品である。
小林はけして、現代SFの作家などにあるような科学的な考証などを積み重ねて世界を描き出す作家ではない。
実際、この後、主人公は仕事を終えて、自分用のパソコンのスイッチを入れるのだが
パソコン通信でクラシック音楽情報を専門に扱うネットにアクセスする。
ちなみに現在かかっているモーツアルトの歌曲は、昨日ネット内で教わったもので、近くのビデオ屋(CDも貸し出している)にファクスして取り寄せたものだ
と、ネット通販どころかインターネットすら登場しない。パソコン通信の会議室だ。(このニュアンスの違い、増田を読む人ならわかるだろうから説明は省く)
作者は自分の想像力の範疇だけで書いているのだ。おそらく小林氏は当時パソコン通信をやっていたと思われるのでそういう描写なのだろう。
どうやら、このクラシックの会議室には太陽暦氏というモデレーターがいて、今日のおすすめを教えてくれるらしい。(この辺、僕はパソコン通信詳しくないんだが、パソコン通信でこういうことをやってる人はいたんだろうか。誰か詳しいネットの古老の方は教えてほしい。)
ちなみに太陽暦氏はハンドルネーム、つまりパソコン通信ネット上のペンネームで、無論、ちゃんとした本名もあるのだが、ネット上ではハンドルネームで呼び合うのが礼儀となっている
太陽暦氏は私のほか何人かのクラシック初心者のために、三か月の間毎日推奨のレコードを挙げてくれることになっている。
それでもって翌日に曲の聴き所などレクチャーしてくれる。
年をとった人に言うと、それでいくらとられるのだと聞かれる。
無料だと答えると大概驚く。
こちらのほうが驚く。
この辺は、ちょっと時代が2周くらいした感じはある。現代社会、やはり情報は商品になっている。むしろこの時代よりはるかに商品度は高い。2000年代前半くらいまでのネットの価値観ではあるが、まあ、今も一部の分野、特に趣味の分野では無料になってる面はある。この後、情報についてのT.ストウニアの「情報物理学の探求」という本からの言及がある。ストウニアとこの著作は実在するようだが、現代社会でどういう評価なのかはちょっとわからなかった。忘れられた学者みたいな感じなんですかね。
まじで今の話じゃないの?
哲学の会議室で「かなり痛烈な罵倒用語を駆使」してメッセージを書き込んで去り、夜中に反論の嵐が巻き起こるのを期待している。荒らしかw
バーといっても本当のバーではなくネット上におけるバーである。
ここはバーカウンターにいるような気持ちで人のメッセージを読み、あるいはメッセージを書き込むという、いわば言葉の上でのバーを形成している
2ちゃんのバーボンハウスみたいなもんか。いや、あれは釣られて受動的に行く場所だから違うか。これもパソコン通信で実際にあったやつなんでしょうか。
まあ2ちゃんの雑談スレッドやXなどでなれ合いをしてるような感じだろう。
ここで主人公は、その日の夕方に自分だけが得たとっておきの情報を披露する。その情報が何なのかはまあ表題でネタバレしているが割愛しておく。
書きながら私はぞくぞくしていた。それは渇望していた情報を得たときの快感と対をなすものだった。それはパーフェクトな情報を発信する快感である。
この気持ちに心当たりのある人、手を挙げて! はーい! だからこのエントリーを書いてるんだよ!!
これってつまりバズる感覚ですよね。ネットでバズることの気持ちのよさをこの作者は30年前に理解していたのだ。いくら小説家という職業とはいえ、この感覚を90年代初頭に持っていたのは相当に新しいのではないだろうか。ほんとに深く驚かされた。
主人公の情報は狙い通りにバズり、彼はその日のその酒場での「英雄」となった。
そして翌日、彼は新聞で自分のバズらせた話題の件について読む。ここで新聞というメディアへの評価も非常に今の時代っぽいので引用しよう
こんな感じの印象を新聞(だけでなくオールドメディア全般)に持ってる人多いでしょうなあ。
最初にリモートワーカーの意味を言い切った時点で、うわっすげえと思ったのだが全部読んで、とにかく小林恭二の凄みを感じさせられた。
乱暴な話だが、資料をある程度収集して咀嚼すれば、未来社会がどんな風になってどんなものがあるかは書くことができる。それが30年後の現在と適合していても、ああ、資料よくそろえたね頑張った頑張ったくらいの感想どまりである。しかし、その未来社会で、人がどういう価値観を持ち、どういう欲望をどのように満たそうとして行動するかまで描いたら、そして、それが後世の人間からして違和感のないものであれば、まったく意味合いが違ってくる。
もし、僕が今時の書評系TikTokerのように「30年後のSNS社会を予見したとんでもない短編!!」とか宣伝したら、バズってこの主人公のような「パーフェクトな快感」を得られるだろうか?
参考文献(アフィはないのでご興味あればどうぞ)
最近自宅を購入して引越ししてきたんだけど、ちょうどそのタイミングでお義父さんが飼っていた犬を引き取ることになった。
もう15歳になる老犬で、昨日引き取って来たんだけどよろよろ歩く様を見てたら昔飼ってた犬のことを思い出したので少し振り返ってみたくなった。
前飼ってた犬は俺が小学3年生くらいの時に飼い始めたと思う。
飼い始めたとは言ったけど、当時実際に飼っていたのは俺の家ではなく父方の祖父母の家で飼い始めることになっていた。
毛色は黒に近い焦茶色をしていて、初めの頃はマグカップサイズでとても小さかったのを覚えている。
最初の2〜3年は躾をするのが大事だと父親に教わったこともあり、接し方についてはテレビで見た知識や本で学んだ知識などを元に少し厳しく、でもフェリスが嫌がらない程度の距離感で接していたと思う。
ちなみにその頃に弟はまだ小学校1、2年生だったのもあるせいか、かなり乱暴な扱いをしていて、大人になってからとことん嫌われていた(近づくだけで唸り声を上げられる、噛み付く、呼びかけても一切近寄らない)ので、今後犬を飼う予定がある人は注意したほうがいいと思う。
少し背景を説明すると、祖父母の家は京都にあって俺は関東に住んでいた。
祖父母の家には毎年、お盆と年末年始と春休みなどの学校が長期休暇になるタイミングで遊びに行っていた。
また、フェリスを飼い始めたきっかけは、祖父母の家で元々飼っていた犬(フェリスとは別の犬)が亡くなってしまい、祖父母が落ち込んでいたらしい。その様子を俺の父が見かねてフェリスをもらって来たことがきっかけだったと聞いた。ただ、祖父母たちからしたら当時は新しい犬を飼う気分ではないし、そもそも自分達もあと10年生きていけるかどうかと言うタイミングだったらしいので初めはあまり歓迎していなかったらしい。
飼い始めてからはよく「フェリスが死ぬのが先か、ワシらが死ぬのが先か」と言っていたのを覚えている。
なぜ背景を説明したかというと、実はこの犬、超がつくほど甘やかされて育ったのだ。
と言うのも、フェリスがご飯のおねだりをすると祖父母(特に祖父)はなんでもあげてしまうのだ。
それこそ、朝昼夕の食事時はもちろんのことで、デザートや間食の際にも何か食べているとすぐに寄って来て食べ物をもらっていた。(大好物はカスタードのクリームパン)
また、それとは別に犬用のご飯も追加であって、しかもそれがドックフードではなくキャベツと鶏肉をクタクタに煮た物でそこら辺の犬よりもよっぽど舌が肥えていたと思う。
それに加えて散歩も大嫌いな性格をしており、家の前でおしっこやうんこを済ませたら直ぐに帰ろうとするのである。一度引きずってでも遠出の散歩をしたことがあったのだが、本当に引きずって散歩したために肉球がズタボロになって、翌日以降に悲鳴を上げながら歩いていたので、2度と無理やり散歩をしなくなってしまった。
そんな生活を数年続ければまぁ当然肥満体質になるわけで、気づけば体重10キロ以上あるデブ犬となっていた。
とことん甘やかされた生活を送って来てはいたが、俺は前述の通り正しい躾を意識した接し方をしていたので、
家族の中でも俺と父親の言うことだけは比較的聞いてくれていた。
祖母がくも膜下出血で倒れて緊急手術をすることになり、フェリスの面倒を見れる人がいなくなってしまった。
祖父母の家では面倒が見れないと言うことで俺の家で飼うことが決まり、急遽うちで住むことになったのだ。
うちで住み始めてからは上記のような甘やかし生活ではなく、一般的なドックフードがメインとなり、間食も与えずにまともな食生活を送ることになった。
そのおかげかみるみるうちに痩せていき、1年で6キロ以上痩せることに成功した。
動物病院に連れて行った母親から「お医者さんからどうやったらこんなに痩せれるんですか!?って驚かれたわ」と言う話も聞いた。
一緒に生活してからのエピソードで2つほど事件があったのでそれも紹介しておく。
俺が大学生になった頃の出来事。その日は午前の授業がなく、ゆっくり家を出る日だったので朝食の時間になっても直ぐに起きずにいた。すると、母親が突然「ご飯残さずにちゃんと食べろ!!」と言うお叱りで起こしに来たのだ。まだ飯を食い始めてすらいないのに何故残してる扱いされるのだ??とリビングへ向かうと、白米が入ったお茶碗の横に空となった小皿が置いてあった。そしてふと横を見ると口をもぐもぐと動かしているフェリス。そう、俺のおかずを食べられていたのだ。
その日のおかずはメンチカツで、すぐさま「お前〜〜〜〜〜!!!!」とブチギレて口元を抑えると、油まみれの口元で「え?なんですか??」と言うとボケた顔で目線を逸らすフェリスだった。
この事件以降、ご飯の準備する時にはフェリスから目を離さないようにするが鉄則になったのであった。。。
俺が高校卒業して直ぐの頃、平日で朝からずっと自分の部屋でゴロゴロしていた時にパートから帰宅した母親から「チョコレートのゴミはちゃんと捨てろ!!!」と言うお叱りを受けた。
チョコレートなんて食べた覚えがないが?と疑問符だった俺がリビングへ向かうと、床にはからになったチョコレートの箱とビリビリに破かれた銀紙が大量に散らばっていた。
何これ、、、とふとフェリスの方を見るといつもより若干興奮気味に尻尾を振りながらこっちを見ていた。
すぐさま吐き出すように手を突っ込んだりもしたのだが、噛みついてくるし吐く気配がない上に食べてから結構時間が経ってしまっているようで、もう手遅れと言うような状態だった。
ちなみにそう簡単にチョコレートが食べられるような場所に置いてあったのかというと、そう言うわけではない。
一般的な高校生用の手提げバック(チャック付き)の中にしまってあり(弟のバック)、
さらに箱の中に銀紙で包まれた状態で入っていた。(一口サイズの小さいチョコが銀紙で包まれてるタイプ)
匂いとかもバックの中にあるときはそんなに匂わないはずなのに、フェリスはバックを開けて箱を取り出し、箱の中から銀紙で包装されたチョコを剥がして食べたのだ。
その時ほどこいつこんなに賢かったのか?と困惑したことはない。
その後、1日はいつもよりも興奮気味ではあったが、他には特に異常がないところを見て、祖父母に育てられていた時には一体何を食わされていたんだろうと心配になったのであった。
※犬にチョコレートは絶対に食べさせてはいけません。皆さんは犬を育てる際にはチョコレートを与えないようにしてください。
また、もし万が一誤って食べてしまった場合は最寄りの動物病院へ相談に行ってください。
この二つのエピソードは今でもうちの中では鉄板ネタとなっていて、事あるごとにみんなで話している。
そんなバラエティに事欠かない犬だったが、5年前の2020年4月に亡くなってしまった。
ちょうど世間がコロナで騒がしくなり始めた頃だったので、よく覚えている。
亡くなる前日にあれだけ食いしん坊だったフェリスがパタリと何も食べなくなって、衰弱していくのを見て「ああもう長くないんだな」と思ったのを覚えている。それで試しに生クリームを口元に近づけたところ、食い気味にぺろぺろ舐め始めたのを見て笑ったのも印象に残っている。
とにかく食いしん坊でまんまるに太っていて、可愛らしい犬だったなぁ。。。
ちなみにフェリスが亡くなってから一月も経たないうちにうちの父親はまた新しく犬を飼い始めたのだが、それはまた別の話なので違う機会に話すとする。
そんなわけで、愛犬を失う悲しさや寂しさを知っている俺の身としては今から妻のメンタルが心配になっているのだが、二人と一匹でこれからも頑張ろうと思う。