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2024-12-03

家でのんびりした最高の一日

今日は、心の底から何もしない日にすると決めていた。昨日までの忙しさを振り返り、「もう疲れた!動きたくない!」と強く思ってしまったのだ。だから今日は朝から夜までただ自分のためだけに、好きなように過ごすと決めた。

目覚ましをかけずに眠ったおかげで、目が覚めたのは午前10時半。薄暗いカーテン越しに差し込む光が目に入るけれど、まだベッドから出たくない。布団の中でスマホを手に取り、SNSを見たり、好きな動画配信者の最新動画をチェックしたりする。「朝からこれでいいのか?」と心のどこかで自問しつつも、今日は許すことにした。

30分ほどだらだらした後、ようやくベッドから起き上がる。キッチンに行く途中で、リビングソファに腰を下ろしてしまい、また5分間のゴロゴロタイムが始まる。部屋着のポケットに手を突っ込みながら、「そういえば何か食べないと」と思い出し、ようやく体を動かして朝昼兼用ご飯を作ることにした。

昨日の夜に残ったカレーを温めるため、電子レンジをセット。温め待ちの間にコーヒーを淹れ、キッチンカウンターに並べると、なんだか「準備が整った!」という気持ちになる。お気に入りのトレーに食事をのせてリビングへ移動。今日テレビの前が特等席だ。

テレビでは、ちょうど日曜日の旅番組放送されていた。「行ってみたいなあ、こういう温泉街」と思いながらぼんやり画面を眺める。でも、今は家が最高の場所だ。熱々のカレーと一緒にコーヒーを飲むこの時間が、何よりも贅沢に感じる。

食事を終えた後、テーブルの上に広げていた本に手を伸ばす。最近友達に勧められたミステリー小説だ。冒頭だけでも読んでみるつもりだったけれど、これが面白くてページをめくる手が止まらない。登場人物たちの複雑な人間関係や、張り巡らされた伏線に夢中になり、気づいたら午後2時を過ぎていた。

「さすがにちょっと休憩しよう」と思い、キッチンへ向かう。冷蔵庫を開けると、昨日買った抹茶プリンが目に入る。甘いものを口にするとさらリラックスできる気がして、プリンを手に取る。それに加えて、お湯を沸かし、少し濃いめの紅茶も淹れる。日差し気持ち良い窓辺に腰掛けゆっくりと味わいながら、またスマホSNSを覗く。

友達投稿には、華やかな外出先の写真が並んでいる。「みんなこんなにアクティブに過ごしているのか」と、ちょっと羨ましくも思うけれど、今日は誰とも会わず自分だけの時間を過ごす日と決めているから気にならない。

その後、ソファに戻ると、突然眠気が襲ってきた。さっきまで読んでいた本の続きを読もうかと思ったけれど、瞼が重くて文字がかすんでしまう。結局そのまま毛布にくるまり、軽くお昼寝をすることにした。

目覚めたのは午後4時。寝過ぎたかなと思ったけれど、時計を見るとほんの1時間しか経っていなかった。それでも体はすっきり。眠気が取れたおかげで、何か軽く動こうかなという気分になった。そこで、リビングの床にヨガマットを敷き、ストレッチを始めることに。

久しぶりに体を伸ばすと、体中がバキバキと音を立てる。「これじゃ運動不足だな」と苦笑しつつ、ゆっくりと体をほぐしていく。特に肩と首周りが凝っていたので、念入りに回してみると、なんだか血流が良くなった気がした。

ストレッチを終えた後は、ふたたびキッチン作業を開始。夕食は簡単鍋料理に決めた。冷蔵庫に残っていた野菜適当カットして、シンプル出汁で煮込むだけの手軽さが魅力だ。コンロの上でぐつぐつと煮える鍋を眺めながら、ポン酢小皿に準備する。この瞬間のワクワク感がたまらない。

一人で鍋を囲むのは少し寂しいけれど、今日はこれが最高の贅沢だ。湯気の立つ鍋をつつきながら、テレビでは録画しておいたドラマの続きを見る。「そういえば、これ前回の放送見逃してたな」と思い出しながら、一人で物語に浸る。

夕食を食べ終わった後は、もう一度小説の続きを読もうと思った。クライマックスに近づいている部分なので、読む手が止まらない。犯人が明らかになる瞬間は予想通りの衝撃的な展開で、思わず声が出てしまった。

その後、少し余韻に浸りながらも、最後に何か映画を一本見ようとストリーミングサービスを開く。おすすめに出てきたSF映画を選び、部屋を暗くして一人映画館気分に。壮大な映像美とスリリングストーリーに心を奪われ、エンドロール流れる頃には「今日はなんて贅沢な一日だったんだろう」と心から思った。

気づけば時計は夜中の12時を回っていた。結局、今日は外にも出ず、家の中で好きなことだけをして過ごした。何か特別なことをしたわけではないけれど、この「だらだら感」が、どれほど心を癒してくれるかを改めて実感した。明日からまた忙しい日々が始まるけれど、こうしてたまには何もしない日を設けることが、自分リセットする最良の方法なのかもしれない。

でも家にずっといて在宅で仕事ができる人がうらやましいとも感じる。

こういう、在宅で稼げる仕事も少しずつ始めてみようかと検討中

https://okodukai-kasegi.net/

2024-11-22

最近知ったんだけど、居酒屋で出される「お通し」って、実は昔は「お通じ」って言ってて、嫌いなお客さんにうんちを食べさせてたらしいよ。信じられないかもしれないけど、これ本当らしいんだよね。


なんか、昔の居酒屋では、めっちゃ嫌な客に嫌がらせの一環として「お通じ」って名前でうんちを出してたって。それがだんだん変わって、今ではちゃんとしたちょっとした料理に変化したって話。


お通し」って言葉の由来がこんなだなんて、知ってた人いる?今では普通に美味しい小皿料理が出てきて当たり前だけど、これも時代が変わった証拠なのかなぁ。なんか、昔の居酒屋文化って怖いなと思った。

2024-10-22

最近お香にハマっている

まだ3回目くらいだけど。

から雑貨屋でよくお香を買ってたけど、ふと自分でも作れんじゃないかYoutube検索するとそれっぽいのが出てきたからやってみることにした。

最初公園に落ちているヒノキの葉を持ち帰って、4,5日くらい感想させて、すり鉢ですり潰してぬるま湯ちょっとづつ足しながら粘土っぽくなったのを手で円錐の形に整形して、それをまた4,5日乾燥させる。

型紙を使わず、手でこねこねして象っているから見た目は拙い。

火を付けると、すり潰し足りないのか、乾燥しきれていないのかすぐに消える。

2回目は粉末状になるまですり潰し、お湯も少なめで作った。

今回は一度も消えずに最後まで燃え尽きた。

だけど、香りヒノキのいい匂いがするが、煙が多いのか、煙たく鼻の奥がチクチク痛くなる。

花粉症持ちだからかもしれない。

次は公園に生えていたローズマリーを取ってきて、同じように乾燥+すり潰し+整形でやってみたけど、おなじようにいい香りよりも煙が鼻に来てしまう。しかも色々検索しているとお香ベンゼンホルムアルデヒドなど発がん性物質が発生し、体に良くないらしい。蚊取り線香やお線香も同様だと書いてある。お寺の人は大変だな。

今度は煙を出さなお香があるか調べたら、茶香炉という、古風でおしゃれな陶器ロウソクの炎で間接的にお茶っ葉を暖めて香りを出すというのがあった。

100均キャンドルホルダーロウソク小皿を買ってきて、皿の上にお香を置いて熱すると、煙は出ずローズマリー香りだけする。なんか紅茶香りを嗅いでいるような暖かさもある。

しかも直接燃焼させていないから、灰にならず長く匂いがしている。いつまで匂いが持つんだろうか?

かにベランダで杉の葉とネムノキの葉も干しているから、これからいろんなお香を作れるのが楽しみた。いまは金木犀もいい匂いが漂っているから、近所の公園でいっぱい落ちている花を拾って作ってみたい。

2024-10-15

anond:20241015190913

レシピ見ながら作るなら調味料野菜や肉を切る前に小ボール小皿やコップに入れて用意しておくわ

そっちのほうが楽

料理番組みたいに全部小分けにするわけじゃないぞ

2024-10-01

anond:20240930211842

だってないんですもの

「なにないことがあるものか」

「あった、あった」と三四郎が言う。

「どら、拝見」と美禰子が顔を寄せて来る。「ヒストリーオフ・インテレクチュアル・デベロップメント。あらあったのね」

「あらあったもないもんだ。早くお出しなさい」

 三人は約三十分ばかり根気に働いた。しまいにはさすがの与次郎もあまりせっつかなくなった。見ると書棚の方を向いてあぐらをかいて黙っている。美禰子は三四郎の肩をちょっと突っついた。三四郎は笑いながら、

「おいどうした」と聞く。

「うん。先生もまあ、こんなにいりもしない本を集めてどうする気かなあ。まったく人泣かせだ。いまこれを売って株でも買っておくともうかるんだが、しかたがない」と嘆息したまま、やはり壁を向いてあぐらをかいている。

 三四郎と美禰子は顔を見合わせて笑った。肝心の主脳が動かないので、二人とも書物をそろえるのを控えている。三四郎は詩の本をひねくり出した。美禰子は大きな画帖を膝の上に開いた。勝手の方では臨時雇いの車夫と下女がしきりに論判している。たいへん騒々しい。

ちょっと御覧なさい」と美禰子が小さな声で言う。三四郎及び腰になって、画帖の上へ顔を出した。美禰子の髪で香水のにおいがする。

 絵はマーメイドの図である。裸体の女の腰から下が魚になって、魚の胴がぐるりと腰を回って、向こう側に尾だけ出ている。女は長い髪を櫛ですきながら、すき余ったのを手に受けながら、こっちを向いている。背景は広い海である

人魚

人魚

 頭をすりつけた二人は同じ事をささやいた。この時あぐらをかいていた与次郎がなんと思ったか

「なんだ、何を見ているんだ」と言いながら廊下へ出て来た。三人は首をあつめて画帖を一枚ごとに繰っていった。いろいろな批評が出る。みんないいかげんである

 ところへ広田先生フロックコート天長節の式から帰ってきた、三人は挨拶をする時に画帖を伏せてしまった。先生書物だけはやく片づけようというので、三人がまた根気にやり始めた。今度は主人公がいるので、そう油を売ることもできなかったとみえて、一時間後には、どうか、こうか廊下書物が書棚の中へ詰まってしまった。四人は立ち並んできれいに片づいた書物を一応ながめた。

「あとの整理はあしただ」と与次郎が言った。これでがまんなさいといわぬばかりである

「だいぶお集めになりましたね」と美禰子が言う。

先生これだけみんなお読みになったですか」と最後三四郎が聞いた。三四郎はじっさい参考のため、この事実を確かめておく必要があったとみえる。

「みんな読めるものか、佐々木なら読むかもしれないが」

 与次郎は頭をかいている。三四郎はまじめになって、じつはこのあいから大学図書館で、少しずつ本を借りて読むが、どんな本を借りても、必ずだれか目を通している。試しにアフラベーンという人の小説を借りてみたが、やっぱりだれか読んだあとがあるので、読書範囲の際限が知りたくなったから聞いてみたと言う。

アフラベーンならぼくも読んだ」

 広田先生のこの一言には三四郎も驚いた。

「驚いたな。先生はなんでも人の読まないものを読む癖がある」と与次郎が言った。

 広田は笑って座敷の方へ行く。着物を着換えるためだろう。美禰子もついて出た。あとで与次郎三四郎にこう言った。

「あれだから偉大な暗闇だ。なんでも読んでいる。けれどもちっとも光らない。もう少し流行ものを読んで、もう少し出しゃばってくれるといいがな」

 与次郎言葉はけっして冷評ではなかった。三四郎は黙って本箱をながめていた。すると座敷から美禰子の声が聞こえた。

「ごちそうをあげるからお二人ともいらっしゃい」

 二人が書斎から廊下伝いに、座敷へ来てみると、座敷のまん中に美禰子の持って来た籃が据えてある。蓋が取ってある。中にサンドイッチがたくさんはいっている。美禰子はそのそばにすわって、籃の中のもの小皿へ取り分けている。与次郎と美禰子の問答が始まった。

「よく忘れずに持ってきましたね」

だって、わざわざ御注文ですもの

「その籃も買ってきたんですか」

「いいえ」

「家にあったんですか」

「ええ」

「たいへん大きなものですね。車夫でも連れてきたんですか。ついでに、少しのあいだ置いて働かせればいいのに」

「車夫はきょうは使いに出ました。女だってこのくらいなものは持てますわ」

あなたからつんです。ほかのお嬢さんなら、まあやめますね」

「そうでしょうか。それなら私もやめればよかった」

 美禰子は食い物を小皿へ取りながら、与次郎と応対している。言葉に少しもよどみがない。しかゆっくりおちついている。ほとんど与次郎の顔を見ないくらいである。三四郎は敬服した。

 台所から下女が茶を持って来る。籃を取り巻いた連中は、サンドイッチを食い出した。少しのあいだは静かであったが、思い出したように与次郎がまた広田先生に話しかけた。

先生、ついでだからちょっと聞いておきますがさっきのなんとかベーンですね」

アフラベーンか」

「ぜんたいなんです、そのアフラベーンというのは」

英国の閨秀作家だ。十七世紀の」

「十七世紀は古すぎる。雑誌材料にゃなりませんね」

「古い。しか職業として小説従事したはじめての女だから、それで有名だ」

「有名じゃ困るな。もう少し伺っておこう。どんなものを書いたんですか」

「ぼくはオルノーコという小説を読んだだけだが、小川さん、そういう名の小説全集のうちにあったでしょう」

 三四郎はきれいに忘れている。先生にその梗概を聞いてみると、オルノーコという黒ん坊の王族英国船長にだまされて、奴隷に売られて、非常に難儀をする事が書いてあるのだそうだ。しかもこれは作家の実見譚だとして後世に信ぜられているという話である

おもしろいな。里見さん、どうです、一つオルノーコでも書いちゃあ」と与次郎はまた美禰子の方へ向かった。

「書いてもよござんすけれども、私にはそんな実見譚がないんですもの

「黒ん坊の主人公必要なら、その小川君でもいいじゃありませんか。九州の男で色が黒いから」

「口の悪い」と美禰子は三四郎を弁護するように言ったが、すぐあとから三四郎の方を向いて、

「書いてもよくって」と聞いた。その目を見た時に、三四郎はけさ籃をさげて、折戸からあらわれた瞬間の女を思い出した。おのずから酔った心地である。けれども酔ってすくんだ心地である。どうぞ願いますなどとはむろん言いえなかった。

 広田先生は例によって煙草をのみ出した。与次郎はこれを評して鼻から哲学の煙の吐くと言った。なるほど煙の出方が少し違う。悠然として太くたくましい棒が二本穴を抜けて来る。与次郎はその煙柱をながめて、半分背を唐紙に持たしたまま黙っている。三四郎の目はぼんやり庭の上にある。引っ越しではない。まるで小集のていに見える。談話もしたがって気楽なものである。ただ美禰子だけが広田先生の陰で、先生がさっき脱ぎ捨てた洋服を畳み始めた。先生和服を着せたのも美禰子の所為みえる。

「今のオルノーコの話だが、君はそそっかしいから間違えるといけないからついでに言うがね」と先生の煙がちょっととぎれた。

「へえ、伺っておきます」と与次郎几帳面に言う。

「あの小説が出てから、サザーンという人がその話を脚本に仕組んだのが別にある。やはり同じ名でね。それをいっしょにしちゃいけない」

「へえ、いっしょにしやしません」

 洋服を畳んでいた美禰子はちょっと与次郎の顔を見た。

「その脚本なかに有名な句がある。Pity's akin to love という句だが……」それだけでまた哲学の煙をさかんに吹き出した。

日本にもありそうな句ですな」と今度は三四郎が言った。ほかの者も、みんなありそうだと言いだした。けれどもだれにも思い出せない。ではひとつ訳してみたらよかろうということになって、四人がいろいろに試みたがいっこうにまとまらない。しまいに与次郎が、

「これは、どうしても俗謡いかなくっちゃだめですよ。句の趣が俗謡もの」と与次郎らしい意見を提出した。

 そこで三人がぜんぜん翻訳権与次郎委任することにした。与次郎はしばらく考えていたが、

「少しむりですがね、こういうなどうでしょう。かあいそうだたほれたってことよ」

いかん、いかん、下劣の極だ」と先生がたちまち苦い顔をした。その言い方がいかにも下劣らしいので、三四郎と美禰子は一度に笑い出した。この笑い声がまだやまないうちに、庭の木戸がぎいと開いて、野々宮さんがはいって来た。

「もうたいてい片づいたんですか」と言いながら、野々宮さんは椽側の正面の所まで来て、部屋の中にいる四人をのぞくように見渡した。

「まだ片づきませんよ」と与次郎がさっそく言う。

「少し手伝っていただきましょうか」と美禰子が与次郎調子を合わせた。野々宮さんはにやにや笑いながら、

「だいぶにぎやかなようですね。何かおもしろい事がありますか」と言って、ぐるりと後向きに椽側へ腰をかけた。

「今ぼくが翻訳をして先生しかられたところです」

翻訳を? どんな翻訳ですか」

「なにつまらない――かわいそうだたほれたってことよというんです」

「へえ」と言った野々宮君は椽側で筋かいに向き直った。「いったいそりゃなんですか。ぼくにゃ意味がわからない」

「だれだってわからんさ」と今度は先生が言った。

「いや、少し言葉をつめすぎたから――あたりまえにのばすと、こうです。かあいそうだとはほれたということよ」

「アハハハ。そうしてその原文はなんというのです」

「Pity's akin to love」と美禰子が繰り返した。美しいきれいな発音であった。

 野々宮さんは、椽側から立って、二、三歩庭の方へ歩き出したが、やがてまたぐるりと向き直って、部屋を正面に留まった。

「なるほどうまい訳だ」

 三四郎は野々宮君の態度と視線とを注意せずにはいられなかった。

 美禰子は台所へ立って、茶碗を洗って、新しい茶をついで、椽側の端まで持って出る。

お茶を」と言ったまま、そこへすわった。「よし子さんは、どうなすって」と聞く。

「ええ、からだのほうはもう回復しましたが」とまた腰をかけて茶を飲む。それから、少し先生の方へ向いた。

先生、せっかく大久保へ越したが、またこっちの方へ出なければならないようになりそうです」

「なぜ」

「妹が学校へ行き帰りに、戸山の原を通るのがいやだと言いだしましてね。それにぼくが夜実験をやるものですから、おそくまで待っているのがさむしくっていけないんだそうです。もっとも今のうちは母がいるからかまいませんが、もう少しして、母が国へ帰ると、あとは下女だけになるものですからね。臆病者の二人ではとうていしんぼうしきれないのでしょう。――じつにやっかいだな」と冗談半分の嘆声をもらしたが、「どうです里見さん、あなたの所へでも食客に置いてくれませんか」と美禰子の顔を見た。

「いつでも置いてあげますわ」

「どっちです。宗八さんのほうをですか、よし子さんのほうをですか」と与次郎が口を出した。

「どちらでも」

 三四郎だけ黙っていた。広田先生は少しまじめになって、

「そうして君はどうする気なんだ」

「妹の始末さえつけば、当分下宿してもいいです。それでなければ、またどこかへ引っ越さなければならない。いっそ学校寄宿舎へでも入れようかと思うんですがね。なにしろ子供から、ぼくがしじゅう行けるか、向こうがしじゅう来られる所でないと困るんです」

「それじゃ里見さんの所に限る」と与次郎がまた注意を与えた。広田さんは与次郎相手にしない様子で、

「ぼくの所の二階へ置いてやってもいいが、なにしろ佐々木のような者がいるから」と言う。

先生、二階へはぜひ佐々木を置いてやってください」と与次郎自身が依頼した。野々宮君は笑いながら、

「まあ、どうかしましょう。――身長ばかり大きくってばかだからじつに弱る。あれで団子坂の菊人形が見たいから、連れていけなんて言うんだから

「連れていっておあげなさればいいのに。私だって見たいわ」

「じゃいっしょに行きましょうか」

「ええぜひ。小川さんもいらっしゃい」

「ええ行きましょう」

佐々木さんも」

「菊人形は御免だ。菊人形を見るくらいなら活動写真を見に行きます

「菊人形はいいよ」と今度は広田先生が言いだした。「あれほどに人工的なものはおそらく外国にもないだろう。人工的によくこんなものをこしらえたというところを見ておく必要がある。あれが普通人間にできていたら、おそらく団子坂へ行く者は一人もあるまい。普通人間なら、どこの家でも四、五人は必ずいる。団子坂へ出かけるにはあたらない」

先生一流の論理だ」と与次郎が評した。

「昔教場で教わる時にも、よくあれでやられたものだ」と野々宮君が言った。

「じゃ先生もいらっしゃい」と美禰子が最後に言う。先生は黙っている。みんな笑いだした。

 台所からばあさんが「どなたかちょいと」と言う。与次郎は「おい」とすぐ立った。三四郎はやはりすわっていた。

「どれぼくも失礼しようか」と野々宮さんが腰を上げる。

「あらもうお帰り。ずいぶんね」と美禰子が言う。

「このあいのものはもう少し待ってくれたまえ」と広田先生が言うのを、「ええ、ようござんす」と受けて、野々宮さんが庭から出ていった。その影が折戸の外へ隠れると、美禰子は急に思い出したように「そうそう」と言いながら、庭先に脱いであった下駄はいて、野々宮のあとを追いかけた。表で何か話している。

 三四郎は黙ってすわっていた。

2024-09-25

高いメシ、うまくてワロタ

奮発して、すげえ高いイタリアンコースを食ったわけですよ(つっても庶民なので、ひとり一万円はしないくらい)(とはいえ、逆にいうと一万円近くはするわけだ!)

まあ美味かったですよね…

すべての皿に驚きがあり、それぞれの皿の中に変化があり、なんというか、たとえば俺が6畳の部屋で自炊したヤキソバを5分でかっ食らうような普段の「食事」とは雲泥の差があった

マジで文字どおり泥と雲くらい違った

栄養補給とかじゃなく、あれはひとつの旅、ジャーニーアドベンチャーだった

前菜 イチジククリームチーズ生ハムベルガモット風味オリーブオイルがけ

まあそれはうまいですよね フルーツ生ハムを一緒に食うっていうのは、さすがにガキじゃねえから概念としては知ってるわけですが、そうはいってもやはり日常的にはやらないわけだ

そういうのをサラリとやってきて、そんですげえうまいんだよ 生ハムもなんつうか、ひと山いくらの軟弱なやつじゃなくて、ハード系の、味に芯があるやつ 生クリームイチジクの風味が広がる中で、流されずにそこにあり続ける

そんでベルガモットというのが一体なんなのか分かってないんだけど、たしかオリーブオイルには何か華やかな風味がありました つまりうまいということだ

ホタテトマトカルパッチョ

俺はじつは貝類がけっこうダメで、クセなんてほぼないホタテの貝柱すらわりと苦手としてるんだけど、カルパッチョなんていう生っぽい調理法なのに、このホタテ全然クセがなく、うまさだけがあった

食感もこう、なんの抵抗もないって感じで、なんていうのかな、流れるように過ぎていく一皿だったな

自家製カンパーニュ

カンパーニュってなんのことか分かってないんだけど、まあなんかこう、硬めのパン?みたいなことだと思っている

そういう、黒っぽい、ハード系のパンがひと切れ、皿に置かれているわけですよ

華やかさは全然ない

ナメてんのか?と思いながら食うと、マジでびっくりするくらいうまい パンパンであり、パン以上のなにか具なんかが入っているわけではないんだけど、もはや料理と言っていいくらい「味」があった

ランチパックタマサンドとあのカンパーニュだったら、実際のところマジでカンパーニュのほうが「味が濃い」と言っていいと思う(ランチパックだって悪くはないけどよ!)

オリーブオイルバルサミコ酢?が小皿でついてきて、それにつけて食うこともでき、そうするとまた非常にうまかった バルサミコ酢ブドウっぽさを感じさせる味わいで、少しジャムのようですらあった

たぶんコース全体の主食ポジションとして、ほかの料理と合わせてゆっくり食っていく想定で出てきてたんだけど、完全に単体で主役を張れる味だったというか、料理としてしか認識できないほどうまかったため、普通にすぐ全部食ってしまった…

さつまいもポタージュ

牛乳ベースというか、生クリームベースというか、そういうクリーミーな白く冷たい液体の中に、粗いさつまいもペーストが入っている

塩気も甘味も控えめなんだけど、それがいい 滋味がある…というにはうますぎるんだが、しか方向性としては滋味があるということになるんだと思う

さつまいもペーストなのがよかった ペーストは底の方にいるんで、最初上の方の汁だけ飲んで、あー!確かにサツマイモだ!と思い、その後本当のサツマイモ発見する そういう流れがありましたね

自家製サルシッチャ ロンティー

これまでのメニューがどちらかと言えば「抑えた」食材だったのに対して、これはもう完全にメイン感のあるものだ サルシッチャというのはソーセージのことですからね 

そんでまあ、メチャクチャうまい

ロンティーユというのはレンズ豆ことみたいで、トマトベースの味付けがされたレンズ豆の煮付けが太いサルシッチャに添えられていて、バルサミコ酢もかかっている

全てを口に入れると、もう爆発的にうまい ここにきて肉の旨みだ それはまあうまいですよ

そんで、添えられたみかんマスタードも非常によい 北イタリアあたりにモスタルダっつう、果物マスタード漬け料理があるらしく、それを意識したものらしい

マスタードプチプチした食感、マスタードの風味、柑橘の爽やかさ これがサルシッチャに加わって最強となった

牛肉炭火焼き

メインのメニュー

これがうまくないわけがない

ピンクの断面が目に嬉しいステーキ

トリュフ塩わさび・さっきのモスタルダという、3種類の調味料がそれぞれ皿の上にあって、好きに選んで食える

アスパラガスが添えてあるんだけど、これがただ焼かれてるだけじゃなくて出汁で煮込んであって、単体でも美味い

トリュフ塩で食うと肉の甘みが後味に感じられる いちばん肉を食っている感じがする

わさびで食うと、なんというか爽やかだ 俺の表現力ではもはや美味いとしかいえねえ

モスタルダもやはり爽やかで、酸味や柑橘の風味が印象的

ワンディッシュとは思えない複雑さであった

きのこマスカルポーネパスタ

マスカルポーネチーズがひと握りくらい乗っていて、もうその時点で嬉しい

ニンニク、というよりガーリックと言った方がいいのかもしれないが、そのガーリック香りが激しく効いていた

キノコも全部ジューシー

けっこう満腹感がでてきたところにパスタなんだけど、すぐ食えてしまうし、むしろもっとあってもいいとすら思えた

ガトーショコラ アイス添え

冷たく、なんというかソリッドな甘さ、というか在り方であり、コースの締めくくりにピッタリだった

渋かった もう一度食いたい

 

高えコース、うめえですわ

俺はわりと余計な金なんていらねえと思っていたけど、高えメシ・うめえメシをバンバン食えると思うと、金ってやっぱすげえわ

でも、高いかうまいってわけでもないとはもちろん思う いい店だからうまいんですよね

いい店だった……

2024-09-04

自動車キャンバーは何のためにあるのか

ヤンキーVIP車のハの字のタイヤ(鬼キャン)のエントリがバズっていたので尻馬に乗って軽く書いてみる。

多くの人は車のタイヤは全部直立してると思ってるだろうが違うのだ。

そもそもなんでキャンバーが必要かという事が判らないと、ハの字にするのがカッコ良いとう文脈が出来たって事が判らない。ヤンキー文化というのは大抵、カッコいいの特徴を極端にし過ぎて独自文脈に至っているというのが多い。

『「タイヤがハの字」のクルマ、たまに見かけるけど何のため?→専門家解説が的確すぎた!』

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/diamond.jp/articles/-/349720

4輪は真っ直ぐ直立していない

まず、多くの人が抱いている直立タイヤを模式化する為にペン小皿を用意して欲しい。ペンを直立に立てて小皿ペンにくっ付けて立たせる。ここの小皿タイヤペンハンドルを切った時にタイヤが向きを変える軸だ。

ペンを動かさずに小皿を動かしてみると、小皿はその場で向きを変えるんじゃなくてペンの周りをグルっと回るような動きをする事が判る。

これが自動車だとこの小皿タイヤには車重が掛かっているのだ。数百キロの重さが掛かっているタイヤ2本をこうやって位置を動かす、しかも腕の力で、というのははっきり言ってチャックノリス以外は無理である。だからこの構造だと停止状態ハンドルを切るという事が出来ない。更にブレーキを踏んでいたらタイヤの動きがロックされるので物理的に無理となる。

 

初期の自動車もこの問題に直面した。その為、18世紀フランスで造られた蒸気自動車google:image:Cugnot Fardier19世紀ベンツ初の車、モトルヴァゲンgoogle:image:Benz Patent-Motorwagenも前1輪の三輪車だった。

 

キャンバーは据切りを楽にした

でも3輪だと安定性と積載性に難がある。そこで4輪、つまり前の舵輪が2輪で運転に難が出ない仕組みが試行錯誤され、こういう風になった。

1.タイヤの向きを変える為の軸(キングピンという)をハの字に傾斜させる

2.そしてタイヤ自体は逆ハの字に傾斜させる(キャンバー)

 こうすると、キングピンの旋回軸を延長して地面にぶつかるところとタイヤが設置する場所を一致させることが出来る。つまりハンドルを回してもタイヤは接地面を移動させずに向きを変えるだけなので、停止状態でもハンドルが切れるのだ。

剥き身になってる車では見やすいのでこれを見て欲しい。https://youtu.be/13WS1UpG38I?si=46LZ8ChZ6ftGXrZ9&t=180

3:00の辺りから前輪の内側が見えるが、スポークホイールの内側にブレーキドラムがあってその内側にキングピンが見えるが、キングピンは傾いている。またタイヤも逆ハの字に少し傾いていて、キングピンの軸の延長をタイヤの接地面が一致しているのが判るだろうか?

 

しかしこれだと問題も発生する。例えば右に傾いた円盤を転がすとどうなるだろうか?右にどんどん曲がっていくよね。だから逆ハの字に傾いたタイヤは走り出すとずっと右のタイヤは右に曲がろうとし、左のタイヤは左にっ…て状態になってて、無理にねじ伏せて走る事になる。タイヤゴムはずっと「消しゴム掛けてる」状態になってるから直ぐに減ってしまうし燃費だって悪くなる。

そこでこうする。

3.上から見て前側が狭くなるようにタイヤの向きを変える

 右のタイヤは右に行こうとするので左向きにする。すると右に行くのと左に行くのが釣り合って直進するのである

タイヤはその逆に。

なんだが無茶苦茶で無理させてるように見えるが、実際にはちゃんと安定する。そしてこのタイヤの整列状態戦前から1970年頃までの標準となった。

この為に逆のハの字が標準状態なので逆ハの字がポジティブキャンバーと言われる。上から見て前側を狭めるのはトゥインという。トゥはつま先で、つま先をすぼめた内股で立ってるイメージだ。ポジキャン+トゥインが70年頃までの標準ね。 

だが逆ハの字の車というのは今は見ないだろう。それは駆逐されてしまたかなのだ

 

逆ハの字=ポジキャンの難点

逆ハの字であるポジキャンには難点もあった。

まずレースなどのスポーツ走行カーブでは外側のタイヤが踏ん張るのだが、車体が遠心力で外側に傾く(ロール)。するとタイヤも一緒に傾くので、逆ハの字が強くなってしまう。この状態だと踏ん張りがきかないというのは判ると思う。

だったらレースカーは駐車場の据切りとか考えなくていいのだから最初からハの字(ネガディブキャンバー)にしておけばロールした時に直立状態になるからカーブを速く走れる。

という事でレースカー=ハの字となり、つまりネガキャンは速さの象徴となったのであった。

 

特に1970年代まで多く使われていたタイヤは今のもの構造が違う。今使われているタイヤラジアルタイヤといって、空気を入れる前も入れた後もタイヤの形が同じになるように構造がしっかりしている。更に接地面は平らになる様に鉄のワイヤを編んだベルトが入っていて、空気圧の多寡で形が変わらないようになっている。

だが70年代までのタイヤバイアスタイヤといって、形が変化するように柔軟な構造になっていた。自転車タイヤと同じである空気を入れるとトレッド面(地面に当たる外周部分)も丸っこく変形する。だが接地面は車の重みで凹むので、これが接地面積になるという構造だった。

こういうヤワ構造タイヤではタイヤが突っかい棒の方向に向いていれば踏ん張れるが、逆向きだとヨレてしまって全然踏ん張れない。

 

更にポジキャンが車界から駆逐されてしまったもう一つの理由FF化だ。

FFは前輪を駆動する方式の事だが、初期のFF車には重大な欠陥があるものも多かった。

歩くほどの一定速度でアクセルを踏まずにハンドルを切ってぐるぐる回ると、前輪の向きと前輪が通るルートは一致している。だが速度を上げていくとタイヤゴムなので外側にジリジリと滑りながら曲がるようになる。

ここでタイヤが大幅にスリップせずに路面とハンドル追従するのは接地面のグリップ力によっている。このグリップ力を超えると滑りが大きくなってスピンや外側の壁にぶつかってしまうわけだ。

前輪駆動では駆動力が前輪にかかるが、グリップ力はカーブで踏ん張る力と駆動力で折半しているのだ。

これがどういう事かというと、首都高の急カーブハンドルを切っているのにちゃんと曲がらず、外側に膨らんでしまうという時、グリップ力の限界付近になっている。

ここで慌ててアクセルを戻すと、駆動力分に割り振られていたグリップ力が全部カーブ踏ん張り力にやってくる。するとハンドルが効きすぎて急旋回し内側の壁に突っ込んでしまう。曲がらないからとハンドルの切り増ししていたら最悪だ。

から首都高カーブでの事故というのは、外側の壁にぶつかるよりも内側にぶつかる方が圧倒的に多い。

逆ハの字のポジキャンではこの挙動が起きやすくなってしまう。因みに初期FF車でこの特性が強く出て問題視された車にはgoogle:image:ホンダ1300セダンなどがある。ホンダ1300は後から2ドアクーペが出るのだが、クーペの方が穏やかでセダンの方がじゃじゃ馬という不思議な車だ。

 

また車の駆動力は内側から伸びるドライブシャフトで伝達されるわけだが、この時、力を受ける軸の方に曲がろうとする特性がある。つまり両輪とも上から見て内側に向こうとしてる訳で、これはトゥインと同じ状態だ。これをこのままにしていると加速の度にタイヤが減ってしまうしハンドルも安定しない。

だったらFFではトゥアウトにしておけばいい。トゥインと逆にガニ股につま先を開いた状態だ。

トゥアウトにしたら加速していない時に備えて、キャンバーをハの字にして辻褄を合せなきゃならない。

 

という事で、FF車や4WD殆どとなった現在、逆ハの字のポジティブキャンバーは見なくなってしまった。一番最後ポジキャン車は恐らく1990年終売のシトロエン2CVかと思われる。google:image::Citroen 2CV

スペアタイヤにご用心

市販車ネガキャン可能になったもう一つの理由ホイール形状の変化だ。

昔はスポークホイールだったが、今は鉄のプレスホイールアルミ鋳造ホイールが多い。ホイールディスク面を外側にずらす事(オフセット)で内側に空間生まれる。更にタイヤホイールも太いものが主流になっている。

するとステアリングの旋回軸の先をホイール内に入れてしまう事が可能だ。するとこの旋回軸の延長にタイヤ接地面を持ってきて更に緩いハの字にする事が出来るようになった。

 

ところで、この10年ほどで省略される事が多くなったが、その前は黄色く細いスペアタイヤテンパータイヤ)を積んでいるのが一般的だった。

このテンパータイヤは実はバイアスタイヤなのである

そもそも細いので接地面の位置が合わなくてチグハグ状態になる。その上で、上記バイアスタイヤが抱える問題を抱えていて、FFフロントに付けた場合上記危険特性を呼び出してしま可能性があるのだ。

なので、FFフロントパンクたからとそのまま黄色スペアを前に付けると危ないのだ。更にそれで高速に乗っちゃったりというのはもう自殺行為しかない。だから黄色いスぺアには「FF車の前輪には絶対につけるな」と書いてある。

 

法規制車検通るの?)

では鬼キャンヤンキー車は違法なのかどうかについて。

 

まず、道路走行する車の規制法は二つあって、役所も二つある事を踏まえよう。

規制法は、車両法と道交法規制役所警察国交省運輸局)だ。

で、警察道交法車両法を扱い、国交省運輸局車両法だけを扱う。

 

車両法の政令は「道路運送車両の保安基準」、略称保安基準と言って、具体的にどの部品はどういう風でなきゃいけないかという事が書かれている。改造する場合や荷台などを付ける場合はこれを参考して判断する。

保安基準ではタイヤは車体からはみ出して露出してはいけない。これは元は水はねを予防するための基準だった。

だがこれは違う意味大事規制になっている。それは歩行者との接触時にタイヤ周りの回転物を接触させない為だ。ボディに接触したのとタイヤホイールナットなどに接触したのでは受傷程度が全然違うのだ。タイヤへの接触では巻き込んで踏んでしま可能性が高くなるし、ホイルナットなどに接触すると抉るような力が人体に掛かって重篤傷害を負わせてしまう。

ネガキャンめくらいだと上の方はタイヤハウスに収まっているし、張り出した下側もボディ外寸内に収まる。故に警察検挙されるという事もない。

しかし鬼キャンともなると、明らかに下側が出過ぎているし、ボディ外寸を超える。だから警察検挙されうる。

 

では車検は?というとこれは多分ネガキャン強めでも鬼キャンでも通らないはずだ。

というのも、車検では「サイドスリップテスト」というのがある。上記説明した、タイヤに無理な力が掛かっていないか、トゥインとキャンバーの組み合わせが釣り合っているかテストだ。

具体的には横にスライドする鉄板の上をゆっくり通過する。釣り合っていなければ鉄板が横に動くので「サイドスリップ ×」と電光掲示板に表示されて車検落ちだ。

キャンバーいじってあるとここで落ちてしまうので車検は通らないという事になる。

このサイドスリップ改造車じゃなくても駐車場で縁石にぶつけた、サスペンションゴムブッシュが経年でヘタっている、とかでもタイヤの整列が狂って落ちてしまう事が多い。

 

だが警察はこのサイドスリップテスターを持っていないのだ。そこまで厳密な検査車両違反摘発するという運用になっていない。だからサイドスリップでは車検には通らないが、警察には検挙されないという状態である

 

ヤンキー逃走論

というわけで、ハの字のネガキャンレースなどの速さの象徴が過剰化し実用範囲を飛び出して、速く走れなくなったというヤンキー文化ありがちな代物である

だが昔は逆ハの字のポジキャンが車の当たり前であって、その中でハの字のネガキャンにするというのはレーサー標榜の不良であった。

しかエンジンの高出力化、車重の増加により太いタイヤが主流となってネガキャンの方が都合が良くなった上に、FFの主流化によってトウアウトにする必要からネガキャン必須となった。

故に今は嘗ての不良の象徴だったネガキャンしか世に無くなった。そうなると不良性を売り物やファッションアイデンティティとする者にとっては、実用性ブッパする程の鬼キャンにするしかアピールする方法が無くなったとも言えるのである

から「なんであんな異常なキャンバー角付けるの?」と問われたら「”世間側”の全てが不良側に寄って行ったからその先に逃げるしかなかった」というのが一つの答えになるのだ。

2024-07-26

食い尽くし誘発女っているよな

食い尽くし系が非難されて久しいけど逆に食い尽くしを誘発しておきながらめちゃくちゃ被害者面するたちの悪いクソ女もいない?

・食うのがやたら遅い

・そのくせ自分の分をあらかじめ取り分けたりしない

食事中に箸をおいて会話にばかり夢中になり始める

料理が冷めるのを気にしない

・(外食において)次の料理が来て机が狭くなってんのに気にしない

こういうタイプ

こっちが「なんだ、もう食わねぇのか」って思って手を伸ばすと「あー!それ私が食べようと思ってたのにー!!」みたいなこと突然言うやつ

いやもう料理冷めきってるんですが……

自分過去を振り返ってみてもし食い尽くし系にばかり遭遇しているようならそれは自分の食べ方が悪い可能性の方が高いと思う

料理は熱いうちにさっさと食え

それができないなら小皿自分の分を確保しろ

周りが察するのを当たり前だと思ってんじゃねーぞ

2024-07-21

anond:20240721110445

酢の味が足りないからって、小皿に酢を入れてきてもらうくらいが良いよね。

2024-07-10

石丸投票たかった埼玉県

埼玉知事選全然盛り上がりません

東京と比べると

都知事選みたいな熱狂が!体験したい。

東京都にいたら石丸投票しま

楽しいじゃないですか

1万1票だったら

あれ俺が入れたやつじゃん!

昔ならね夜中の開票

ポテチでも食べながら楽しめたんです

今すぐ終わっちゃうんですね

5%くらいさくっと開票したら

統計学の応用で結果出ちゃうんです。

なんか難しそうな統計学

わけないです。

味噌汁小皿で味見するのと一緒。

どんな味かなって気になって

鍋をいっぱいごっくんごっくん飲まない

あれですあれ

統計学味噌汁の味見と一緒

2024-07-01

anond:20240701205910

ちょっといい食器

ちょっといいなと思った小皿とか、私は牛乳が好きだから牛乳がより美味しそうに見える青のグラス買った

ちょっとだけQOL上がっていい感じ

あと、食べ物でゴメンだけど、いい果物とか

個人的には百貨店スーパー惣菜栗ご飯とかがめっちゃ美味しいくて好き

2024-06-09

[]2011.9

https://anond.hatelabo.jp/20240609080533

https://web.archive.org/web/20170710055651/http://ashihara-hina.jugem.jp/?month=201109

emotional

2011.09.30 Friday12:09

引越しの合間に、うっかり(?)安全地帯コンサートに行きましたヨ!

@国際フォーラム

玉置浩二さん、最近すっかり「ワイドショーの人」ですけど、

アレを見ると、正直人並みにクラクラするんですけど、

92年の「アンプラグドライブ」とか、アルバム「ニセモノ」「GROUND LOVE」あたり、

大好きなんですよ。

30代前半ごろの、隅から隅までエモーショナル歌声は、ちょっとクセになる。

随分声質変わっちゃいましたけどね。

声質どころか、作品風貌言動も放つ雰囲気も、10数年の間にここまで大きくゆ

コロコロコロコロ変わるお方って、なかなかいないんじゃ。。。

そのふり幅が、作品の幅なのかしらと、ぼんやり思ってみたり。

「安定」からしかまれない、確かで貴重な物も沢山あると思うし、

「安定」からは決して生まれない、不確かで驚きに満ちた煌めきも、

同様に、沢山あると思ってしまう。

「無力の剣」が良かった。

JUNK LAND」「太陽さん」「MR.LONELY」辺りも、聞けて良かった。

声は変わっても、やっぱり隅から隅までエモーショナル

感情」ってスマートじゃないですけどね。

圧巻でした。

そんでもってこないだ、姉が、手作りの「おはぎ」と

ミニミニ マルシェバッグ」を差し入れてくれました。

2011092814480000.jpg 2011092618250000.jpg 2011092814470000.jpg

食事になりそうなくらい、甘さをおさえた優しい味のおはぎと、

一針一針丁寧に編み込まれミニミニバッグ。

入ってた袋も手作り可愛い

作るものって、隠しきれないその人の本質まで暴き出すよなあ、と

しみじみ思う。

どっちがほんとの自分、とかじゃなくて。

皆、多面体。

1

日記---

どじっこ

2011.09.26 Monday18:36

どじっこを可愛く語って良いのは、二十歳までだと思うんですよ、、。

(なんだいきなり)

週末、前のお家に残った荷物ゴミを、まとめてどっかり

リサイクル業者に引き取って貰おうと思ってですね。

新居からバスたっぷり時間以上かけて、前のお家に

向かったわけです。

電車のがはやいんですけどね。バスのんびり移動するのが好きなので。

で、約束20分前にちゃんと最寄駅に到着して、銀行お金おろし

スタバカフェラテまで買って、優雅計画的にその日の作業

サクサクなすつもりだったんですけどね。

家の前まで来て、ハタと気付く。

かっ、鍵忘れてきとるやーーーーん!!!

もちろん新居にねー。

汗だくで電車を乗り継ぎ猛ダッシュ

約束時間に遅れる事、一時間半。

業者の方がめっちゃ良い人で、「大丈夫大丈夫」と御飯を食べながら

待っていて下さいました。

いえ、、罵ってください、、!寧ろ罵られたいです、、!!

しかも、本棚を移動させて頂いたらね。

本棚と壁の隙間から、出てきよったんですよ。ある品物が。

に、、、妊娠検査薬、、、!!

ま、漫画資料なの!!

「Piece」の1巻で、折口はるかが購入した「妊娠検査薬」、、!!

。。。なんていちいちフォローするのも変なので、しれっと片付けておきました。

色々ダメ過ぎる。

色んな人にお手伝いして貰って、もうほとんど段ボール片付きましたよ。

ありがとうありがとう

手伝って貰ったうえに、アシさんにまたお菓子を恵んでもらってしまったよ。

大好きな「和楽紅屋」のラスククッキー

2011092618240000.jpg 

ラスクが有名ですけど、ここのクッキー絶品ですよ。

水まんじゅうも大好き。

あとは「動物っこ」っていうマカロン(の、クリームはさんでないやつ)

2011092618260000.jpg

かっ可愛すぎる メロメロ

また、無駄に長文書いちゃった。

暇だと思われる。

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日記---

てすと。

2011.09.22 Thursday02:26

やっとネット繋がりましたけど、、何かまだちょっと不安定

問題山積みっぽいぞ。がんばれうちのメカ

台風大変でしたね。

RICOHの方が家に来て下さってる間に、電車がとまっちゃいましたよ。

ス、スミマセン。

明日また朝からコピー機搬入して頂く予定だけど、、

大丈夫かな。ちゃんと帰れたのかな。

他にも、帰宅困難者が周りにチラホラ。

北の方、くれぐれもお気を付け下さいね

ずっと古いお家を借りて住んでたので、新居の新しい設備にボー然です。

つの間にやら世の中こんなに進化してたのね。

魚焼きグリルが賢すぎて愕然

風呂にお湯がたまると、ポップで陽気な音楽流れるんですよ。

頼んだわけでもないのに、テンションあげあげな、、

と思ってよくよく聴くと、パッヘルベルの「カノン」でした。

大好きな曲なのに。今日まで気付かなかった。

ポップで陽気過ぎて。

今日からちゃん聴く

どうでもいい事を書きつつ、また更新しますー。

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日記---

引越し

2011.09.15 Thursday22:09

今日、ようやっとベッドのマットレスが入ったよ。

安眠確保!一安心

家具屋さんが、こないだマットレスを忘れたお詫びに

「蜂の屋」の「まゆ最中」をくれました。

うわ~い(ほだされた)

2011091518030000.jpg

明日、お引越しです。

今の街に何だかんだで長く住んでたので、

困ったな。ちょっと淋しいです。

私、元々リセット癖があるというか、「も~そろそろいいや、ハイ引越し~」的感覚で、

短期間でザクザク移り住んでたんですが(実家出てからね)

今の街は気に入ってたんでしょうね、

一度町内で引っ越しますけど、計9年です。

さすがに9年住んでると、あちらこちらに情が湧く。

元気な時に足しげく通う場所も、しんどい時にホッとできる場所も、

また一から築くのね。

夜中に、ニャンコ追いかけ回すのが好きだった。

懐っこいニャンコがいっぱいいたよ。

昼間のニャンコより夜のニャンコのが魅力的。

しばらくネット回線繋げないかもしれません。

リコーfax複合機と連動させなきゃいけないので、

何だかとってもややこしい。気がする。

いつまでたってもブログ更新されなかったら、

「ああ、こいつ困ってんだな」と思っておいて下さい。

やっぱスマホ欲しいなー。買うかなー。

メール打ちにくそうだけどなー。

1

日記---

さわやかさん

2011.09.12 Monday22:02

引越しゴミを、昨日一気に片付けようとしたら、

本日筋肉痛で動けません。

う、、内腿がぁぁあぁアァ、、!歩き方変、って人に言われた。

しょっちゅう引越し繰り返したら、うっすらマッチョになれる気がするよ。

昨日は新居に新しい大きなベッドが入ったよ。何はなくとも安眠!安眠!

安眠確保!!と思ったら、家具屋さんがマットレスを忘れて来ちゃったよ。

ね、、寝れへんやーん。

今度のお家は、バスルームエロいです♡

今日中秋の名月ですね。

って事に、和菓子屋カフェうどんを食べに行って気づいたよ。

せっかくだから月見団子を買おうとしたけれど、、

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うっかり「シソ入り道明寺」を買ってしまう。

だって、美味しそうだったから。

さわやか~。

今年は満月なのね

優雅に月を愛でてる場合じゃないです。

か、片付けなきゃ。

(うん。昨日一日じゃ、どうにもならなかったのねー。

そもそも何で一日でどうにか出来ると思ったのか、、謎)

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日記---

スフレ

2011.09.10 Saturday03:02

同じく、次号に出てくる卵料理

ふわふわオムレツスフレbyアシさん

美味しそうでしょう~食べたくなるでしょう~と、思ってたら、

編集さんが、にそっくりな「万惣」の「フルーツオムレツ」を食べに連れて行って

くれました。どーーん!

2011091000540000.jpg

なんという幸福に満ち満ちたビジュアル、、、!!

表面はクレープ生地っぽいもので被われていてカリカリ

中はシュワシュワふわとろ。

あ~見てるだけで幸せ♡ 食べるけど!

絵面が良いので、お菓子カロリー高そうなものばっか

アップしちゃうけど、普段ちゃんと地味な御飯作って食べてるよ~

と、母に向かって言っとこう。

野菜も食べてるよ~。

1

おやつ---

Piece」 vol.15

2011.09.08 Thursday11:19

次号のテーマは「卵」です。

アシさんが描いてくれた「目玉焼き」 うまいでしょう!(私が得意げ)

えーっと、来月10月13日発売予定の「Betsucomi 11月号」に載るよ。

お楽しみに~!

内容は、どろどろぐちゃぐちゃメソメソとります。

お楽しみに~!

から編集部に原稿届けに行ってきます

むか~し、電車原稿置き忘れそうになった事あるよ。

気を付けて行ってきまーす!

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お仕事---

終わったー

2011.09.06 Tuesday23:50

原稿ほぼ終了

明日、完成原稿ネームセリフとかモノローグとかね。

作画中に消しゴムで消しちゃったヤツ)入れ直して、最終チェックして、

明後日編集部に届けに行くわ~。

終わったぜ!やったぜ!祝うぜ!と浮かれて、アシスタントさん達と

野菜の美味しい中華を食べに行きました。

お腹があまりにすいてて、ことごとく料理写真を撮り忘れそうになる私達。

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バーニャカウダチーズ入りエビチリ豚肉と季節のお野菜醤油炒め。

豚肉~は大皿盛り付けられた状態で撮りたかったのに撮り忘れ、

小皿で撮ったら何ともこじんまり惣菜っぽくなっちゃった

「だめだね~私達。どんだけお腹減ってんだー」なんて舌の根の乾かぬうちに

「蟹味噌フカヒレあんかけチャーハン」を撮り損ね、、

仕方なく、小皿に取り分けた状態をパシャリ

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「たっ、卵かけご飯しか見えへんやんけーーっ!!」by播州弁

ブログネタになるから良いじゃないですか。」byアシさん

うん、そうだね。日々、ちっぽけなネタの積み重ねだよね。

仕事中にアシさんに、恵んで貰ったおやつ

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どれもこれも美味しかった♡

長丁場、いつもありがとう。へとへとだよね。お疲れ様でした!

眠いので、今から半日以上寝てやるわ。

自慢じゃないけど、何時間でも寝れるの私。

おやすみなさい~(-_-)zzz

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ごはん---

相棒劇場版

2011.09.03 Saturday23:42

の、新しいヤツを、今日レンタルして観たよ。

かんぼうちょ~~っ

伊丹さん、あんまり出てなかった。

ちょっと淋しい。

あとは「ウォール・ストリート」と「武士の家計簿」と「マザーウォーター」も

借りてみた。

DVD借りてきて、アシスタントさんと作業しながら観る事多いんですけどね。

当たり前ですけど、手元見て仕事してますからね、テレビ画面なんて

ほとんど見てないわけですよ。

音とセリフとチラ見映像で、無理矢理ストーリー脳内補完

難しい。ほぼ捏造

どれも、あとでゆっくり観てみよう。

いっぱい誤解してそうで、感想すら書けないや。

作業中にこっそり(?)抜け出して、ダッシュ美容院にも行って来た。

カラーをほんのちょっと、秋の色味にトーンダウン。

ショート飽きてきた。のばすかなー。

地元に、のろのろ台風直撃かも。

心配。速く通り過ぎておくれー。

1

本・映画---

原稿が、、っ

2011.09.01 Thursday00:32

アシスタントさんが「コーヒー飲みたいなー」って言ってたのを

思い出して、思わず北海道で買ってみた。

クラーク博士珈琲

「わざわざ北海道で買わんでも!」と勿論ツッコまれ

「でも結構美味しい」らしいです。さすが、クラーク先生

私はコーヒーの味がちっとも分からないのですよ。

苦くないカフェラテしか飲めない。やー、だって苦いって!

同じく北海道で買ってきたおつまみ系も、今日仕事場で開けてみた。

少女マンガ(一応ね。今の殺伐としてるけど)を描きながら、

酒の肴を、モグモグ食らう私達。

仕事場が珍味臭くなったのは、まあいいとして、、、

原稿がっ 原稿まで臭いよっ

スケジュール表見たら、「本日ペン入れ終了!」と書いてある。

なのに、あと7枚も残ってる。

、、、、、、、、、、?

明日の私が、がんばる。

おやすみなさいー。

2024-05-09

anond:20240509092934

カップラーメンに卵入れる時って白身が当たってたところの麺が固いままだし黄身は全然まらないしなの小皿に卵落として30秒くらいチンしたものを乗せてる

2024-05-01

anond:20240501151211

居酒屋鍋料理とか頼んだ時に出してもらえる、皿の縁の片側が飛び出したような、ちょっと堀の深い小皿

anond:20240421132347

食器一家20枚もない。

独身男性でさえ20枚くらいあるよね…?ゼロ1個打ち忘れた?

試しにうちの皿をカウントしてみた

2024-04-17

anond:20240417210757

おじさん「よし!個包装のお菓子じゃなくて切り分け・小皿に盛って出す・洗い物の手間が発生するようにメロンでも持っていこ!」

2024-03-17

anond:20240317230130

関西とくに京都あと大阪ではキムチは幼馴染みのようなものだぞ

…ワイが某巨大電メーカー工場の工員食堂セールスの帰りにチケットを貰って寄って食べたときセルフサービス方式で保温ジャー白飯→日替わり惣菜→大型バットに大量のキムチ、の順に並べてあって、年配の従業員が手慣れた様子で丼鉢→オカズ小鉢漬け物小皿と手元の御盆に乗せてから白飯惣菜キムチを取り分けてったのを並んでた列から眺めてた、そしたら無精髭に着崩したツナギ若い流行りの顔したアンチャン風の工員は小皿御盆に取らなかったので「あー、やっぱ最近の若者からはもうキムチやらの漬け物喰う習慣は消えたんだなー」とおもってたら何のことはない、アンチャンは丼鉢の山盛り白飯に直接キムチをやはり山盛りにしてよそってたやで

2024-03-05

anond:20240305155021

生卵小皿に移してレンジで40秒くらいあっためたものカップ麺の上に乗せてる

2024-03-03

小を取って大を捨てたラーメン屋

付け合わせのショウガを多めに取っていたら目を付けられた。

次回から小皿提供されるようになった。

店員のその時の態度がケチ臭かったので通わなくなった。

半年後くらいに潰れてた。

まさに大を捨てて小を取った経営の一例だった。

2024-02-27

anond:20240227125500

バーミヤン餃子定食小皿ミニ餃子頼みつつチケット無料餃子足したら店の人がわかんなくなって大盛りの餃子たことあったわ。

2024-02-13

ふりかけ論争

学校ふりかけ容認云々でネットが盛り上がってる。

ひろゆき氏は無作法からイカン派らしい、調理されたものは出されたまま食えと。

彼の住むフランスレストランでは卓上に塩コショウが必ず置いてあるが、彼はあれをなんだと思っているのだろうか。

年齢、性別、体調、職業出身地、好む塩分濃度が人によって違うのは当たり前。

コーヒーブラックで飲む人もいれば砂糖ミルクを入れる人も居る、同じ人でも日によって違っったりするが、ありゃ味変ではないのか?

提供する側がベスト砂糖ミルクの量で給仕し、出されたほうが黙って飲むべきなのか。

百歩譲って「日本の話」と区切るとして、日本独特の文化を守り続ける意味あるのか

彼いつもそーゆーのに突っかかってない?

 

とか考えてて、現実問題として我が家はこのローカル文化摩擦が今後厄介案件になるので思考方針を整理しておくためのメモ

 

俺の妻は外国人でありあちらは戦勝国こちらは敗戦国の三等国民なので基本的には妻のカルチャーに従っている、しか子育てしているのは日本で、あちらの文化に慣れてしまうと息子が小学校にあがってから文化的摩擦が生じたりそこから自己肯定感の低下にも繋がりかねないと心配している。

日本人にバカにされたら「黙れ敗戦国の劣等国民め、ここ半世紀で経済成長率が我が国よりも上だったのはたったの5回しかないのだぞバーカ」とでも返してやれと教えてはいるが。まぁそれはいい。

 

例えば醤油などの調味料

日本では必要な分量を小皿差して使う、残さないように注意する

こーゆーマナー世界中日本くらいしか無い

妻はドバドバ使い余ったらバシバシ捨てる

結婚当初はやんわりと注意していたが戦勝国様は意にも介さないので諦めた。

 

どちらが正しいのか俺自信明確にジャッジできないのだ

だが、正しさの前に最低限のマナーを身に付けなければその所作人物評価されてしま

 

これが厄介なのだ

文化マナー論理的な正しさでは無く情緒なのだ

 

論理的な正しさで言えば醤油が貴重品だった時代はとうに終わり、大量生産、合成醤油時代チビチビ使う合理性は無い、ちょっと多めに注いだところでたかが数円、数十円。

しか精神生活全般、あらゆる行動選択につながる

なんでも使い捨て、大量消費、それこそ資本家の思うつ

真に自分必要もの優先順位をつけて消費して行動する

ものを大切に、人を大切に

そういう精神根本醤油チビチビではないのか

 

ところがである彼女の国の方が遥かに人やモノを大切に扱ってる。

日本ではすぐに捨てられるようなものが大切に使われている

人生のもの有意義に生きている、議論余地が無いほどに大差で日本が負けている

人口あたり自殺率日本の10分の1も無い

食事マナー自殺となんの関係が?

社会ルール、抑圧、正しさへの隷属、そーゆー息苦しさが自殺率の多さだと思うのね

 

そういえば思い出した、妻と電車に乗っていて目の前で人が倒れたことが二度ある。

妻は助けるのが当然なのだが、俺は二次的なトラブルに巻き込まれることを想像して躊躇する、そして周りの日本人も全員同じ。

優しい日本人、ふーん

まぁいい

 

楽しく食事するときに細かいマナーなど気にせずに日本では無作法だろうが楽しくお話して醤油の配分なんぞ歯牙にもかけない、ええじゃないの

 

とは思うが、息子が小学校で無作法バカにされた時に冷静に論理的反論できるか?

できねぇわなぁ

とりあえずは日本バカルールに従うしか無い

 

ちなみに息子は超絶猫舌、アチアチを好むのは日本韓国くらいしか無い

妻は子供食事を十分に冷ましてから与えるため熱いものが食えなくなってしまっている

こーゆーのもどうしたもの

無数にあるんです

困ったなぁ

 

結論先送りで

2024-02-05

ゲームの遊び時間が危ない増田住まいナブ亜眼科時鼻祖あのムー下(回文

おはようございます

時間が溶けていくゲームあんまりやりすぎるともしかして日常に支障をきたすから危ないと思う私がやった最近ゲーム

スイカゲーム』『Hades』があって、

最近特にヤバいのが『Vampire Survivors』も加わって、

スイカゲームは早々にアンインストール余りに危険なのでSwitchからそもそもとして削除しちゃったわ。

ローグライクゲーム系って

最初は上手く立ち回れなくて、

早々に死んじゃって何度も再プレイして短時間と思いきや、

慣れて上手になってくると逆に1プレイ時間のあたりの時間が超長くなってくるから

とても危険なの。

ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』はまあ別として。

ここでは取り上げないけれど、

『Hades』は最後ボスまで行って行ったこそ倒せなかったけれど、

『Vampire Survivors』は簡単ロックは解除して実績詰めたところがあったけれど、

その後のプレイ特に変わりないので、

早々に封印した方がいいわ。

時間的に危険って意味でね。

『Hades』はラスボスラストボス倒したいけれど道中がとても長い道のりなのよね。

『Vampire Survivors』は気になる謎は解けたので、

一旦終了させてしまいたい危険プレイ時間を累積させるので封印したいわ。

この3つのゲーム特に時間が溶けて仕方がない危ないゲームなので

もうさー

スイカゲームに至っては

何も考えずに時間だけ溶けていくという

私はスイカ完成させるのは無理とそうそうに悟って

そのスイカゲームから引退をしたのよ。

危険だわ。

ゼルダの伝説はそれこそ余所見して寄り道していたら延々と終わらないけれど、

一旦はここで休憩って箇所のポイント自分で中断しやすいので、

それはなんとか克服したところだけど、

あれよ

最後ハイラル城の謎を解かなければならないので、

いまはそんなプレイ時間を捻出することができないからまとまった時間に向かって叫びたい山脈があるからその時にヤッホー!って叫ぶことにしているの。

でも久しぶりに再開したら、

いまこれ次何する状況だったっけ?って忘れちゃっているリンクが大地に突っ立っているところからスタートするので、

思い出している時間がかかっちゃうところがネックだわーって。

スプラトゥーン3は

あれよ。

2時間ごとに強制的スケジュールが変わって中断するから

しかも1戦1戦適当余所見しながらプレイできるって訳ではないし

集中して臨む分長時間は無理よね。

疲れてきちゃうわ。

なので、

私の中での

ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドスプラトゥーン3は別腹勘定にしているのよ。

先に挙げた

3つのゲームヤバいわ。

危険まりない、

時間いくらあっても足りないくらいな中毒しかも中断するタイミングを見失いやす強制的に駐める手立てが無いのが特に危険よ。

なので、

何事もほどほどにね!って

料理屋の女将さんが

あんた飲み過ぎだよ!って言ってくれる小芋の小皿でも出してくれるカウンターの小料理屋に行く方がよっぽど美味しい小芋の煮っ転がしが食べられるってものよね。

なすぎて日常的に危険な目に遭うところだったわ。

ゲーム料理屋だったら女将さんが

あんゲームやりすぎだよ!って言って

美味しい小芋の煮っ転がしを出して止めてくれるんだけど

そうはいかないじゃない。

自分危険自分で察知して止めないと!って

私も危なく時間が無くなってしまうところだったわ。

危険が潜んでいる日常を気を付けないとね。

うふふ。


今日朝ご飯

ホットドッグしました。

温めて食べるとふわふわパンプリンっと弾けるウインナーがまた最高よ!

しか

軽くて軽食の朝にふさわしいし

だってしっかりしているか

食べ応えだって充分よ!

デトックスウォーター

ホッツルイボスティーウォーラーしました。

お茶っ葉なくなっちゃったので、

買ってきたのでルイボスティーウォーラーライフの再開ね!

温かくして活動開始よ!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2024-01-30

ヤニカスが石を投げられない喫茶店

 ヤニカスなので昨今の分煙という名の隔離政策は切ないのです。

 バイキン扱いというか「毒振り撒いてんじゃねぇよ」みたいな扱いが、ねぇ?

 まぁ吸わない方からしたら毒なんでしょうけど、そんなん言ったら車の排気ガスなんかタバコの何倍も身体に悪いんでダースベイダーみたいにガスマスクを装着なされてコホーコホー言いながら街を練り歩かれてはいかがかしら?

 

 ……はい、ヤニカスの遠吠えです、申し訳ありません。

 さて、本日はそんなヤニカスコーヒーを啜りながらもくもくと雲を生成しても石を投げられない夢のような喫茶店を紹介。

 先に言っておくと私はコーヒーにそこまでこだわりがないです。

 あんまり酸っぱくなければ何でも美味しく頂けるバカ舌だと言うことをご理解ください。

 単にタバコ吸いながら飲み食い出来るだけで幸せなのです。

巣鴨 ポピー

 巣鴨から2分掛からいくらい、セブンイレブン富士そばの間にある階段を下って行くとあるレトロ純喫茶

 店内は年季を感じさせる色合いの壁紙と、入口脇にマンガなどが入った本棚

 店内には落ち着いたBGMが流れ、着席するとお冷やと紙ではないちゃんとしたホカホカのおしぼりが机に置かれます

 昨今のお洒落カフェは紙ナプキンくらいしかないですし、夏とか汗塗れで臭いおじさん的にはこういうの嬉しいです。

 さて、ここの店はやはり13時まで注文出来るモーニングおすすめ

 

 Aセット:

 550円ドリンクトースト(ジャム付)、たまごサンドサラダヨーグルトが付いてくる。

 B・Cセット:

 440円のドリンクにBならトースト一枚(分厚い)、Cならたまごサンドが4つ付いて480円という破格のセット。

 というかセットはどちらも破格。

 トーストは表面にバターたっぷりたまごサンド昔ながらの優しい味わい。

 どっちも物凄く美味しいって訳じゃないですがホッとする味です。

 [その他メニュー]

 ナポリタン

 かなり太いスパゲティをこれでもかとケチャップで和えた逸品。

 まさにこれでいい、こういうのがいい、って感じ。

 昭和ナポリタン食いてえって人におすすめです。

 タバスコは瓶できますが粉チーズ小皿で出てくるのでチーズ塗れにしたい人には向かないかも。

 小皿フルーツが入りのヨーグルトが付いてくるのもポイントが高いです。

 (というか飯物頼むと全部に付いてくるんですが)

 ベーコンクリーム

 カルボナーラじゃないの?

 いいえ、そんなオシャレなもの平成後期にならないと、巷には溢れないのでベーコンクリームです。

 まだパスタなんてスカした呼び方しない時代産物ですよ?

 ちょっとシャバめのホワイトソースに入ってるベーコンを麺に絡めてズビズバ啜るのが正しい昭和作法です(多分)

 これにもヨーグルト付いてくるのですが……なんとタバスコと粉チーズが一緒に提供されます

 昭和生まれ以外には衝撃でしょうがスパゲティといえば無条件でタバスコと粉チーズ昭和スタンダード(多分)なので怯んではいけません。

 お店側の思い遣りですから当然使いましょう。

 ……粉チーズはともかくタバスコあんまり合わない感じがしましたが、そんな些細な事に文句をつけるような人は昭和という時代の良さを理解できていないので、猛省して自らの感受性の無さを悔いてさめざめと泣いてください。

 ハムチーズトースト

 トーストしたパンハムチーズキュウリスライスを挟んだ逸品。

 一般的ハムチーズトーストハムチーズだけで食べ飽きやすいのですが、ここのはキュウリを足すことで食べ飽きと食感に変化を加えるという独自性確立しています

 ハムチーズハーモニーサクサクとしたキュウリの歯ごたえ。

 そのホッとする味わいは、こういうので&こういうのがいいを凝縮した素晴らしさ。

 当然ヨーグルトも付いてきますので食後のさっぱり感も高いです。

 他にも名物として小倉トーストとかあるのですが、おじさんの複雑な乙女心的に格好悪い気がして頼めていません。

 食べログとかで見るとアンコの上にホイップクリーム乗ってて絶対に美味しいヤツなんですけどねぇ…

 というか喫茶店なのにコーヒーの話をしていませんでした。

 YouTubeだかで紹介されてるのを見た限りですと、こちらのお店は朝コーヒーを鍋に仕込んで注文あったら温めたり冷やして提供するというストロング昭和スタイルのようですので、挽きたてじゃないとダメかのこだわりがある方にはおすすめしません。

 喫煙しながら飲食出来て寛げるという部分でヤニカスおじさんである私の中で2兆点は軽く越えてますけども。

 

 ……さて、他にもヤニカスヘヴン喫茶店を紹介したかったのですが、長くなったので続きは後日にでも。

 ここまで読んで頂いてありがとうございました。

 追記

 次のお店紹介を書きました。anond:20240131214556

 お暇なときにでも読んで頂ければと思います

アニメスナックバス江」から見る映像化の難しさについて

アニメ放送以降、アニメスナックバス江」監督によるX(旧twitter)の投稿でそこそこの焚火が燃えているが、最近起こったドラマ原作者自殺に絡めた投稿でまた一ボヤ起こっている。

 

そもスナックバス江とは北海道札幌北24条辺りにある架空スナック舞台としたギャグマンガで、スナック従業員女性たちと様々な客(常連から異世界から紛れ込んだ一見さんまで)たちとの掛け合いを軸としている。

テンポのいい掛け合いや踏み込んだ突っ込み、ルビ芸のワードセンスが特徴の漫画で、ネットでは否定的意見を見たことがないほどだった。

作中メタネタ的にアニメ化したら~とか自分声優はこうだ~とかキャラ自身が出すことがあったのだが、昨年本当にアニメ化という話が出た。

個人的にはすごいよマサルさんギャグマンガ日和シリーズ的な感じのギャグアニメがようやく来るなととても楽しみにしていた。(+チック姉さんはまだあきらめていない。)

とても楽しみにしていたのだが、待望の放送を視聴したところ困惑するような出来だった。

 

会話のテンポがすこぶる悪い

1話放映後、噴出した意見

Xでも指摘している人は少なくないがバス江で求められているのは強みであるギャグを引き立てる軽快な掛け合いだった。

しかアニメでは現実でもありそうな場末スナックでのうだつの上がらないおっさんがする間延びしたトークテンポで、現実スナックを描いた作品だったらあり得る会話劇だがギャグマンガにおいては致命傷にもなりうる遅さ。もともと内容がある話ではないので、アニメスナックバス江」のかみしめる様な会話の遅さだと全部素材が死んてしまう、というか死んだ。

個人的には3話まで見てから評価するようにしているのだが、待望の3話でバズった小ネタが出てきたが演出のせいで不発に終わりだめだこりゃと悟った。

 

話の順番の改変

スナックバス江の第一話はスナック行ったことがない真面目そうなスーツ姿のサラリーマンスナックへ入るところから始まる。

そわそわしつつ入店して目に入るのはチーママママを酒瓶で殴りつけた直後と思われる流血沙汰の現場で、リーマンとチーママは目を合わせるもののそこに一切の会話がない。

面白無視で読者までガツンと殴りつけるような導入だったのが、アニメ第一話導入ではカラオケboxで歌っている途中店員が入ってきたら気まずいという毒にも薬にもならないあるあるネタ

カラオケネタ前後の話があったり登場人物関係性が出来上がっていたからこそ、そこそこ面白かったのだが導入としては正直弱すぎる。

最初の指摘と合わさって監督バス江についてどの程度理解しているのかが露呈してしまった。

 

スナック文化偏重

監督はXでの投稿を見るとスナックテンポ雰囲気大事にしたい様子だ。確かに漫画では背景はほとんどなくキャラが酒をあおるシーンやカラオケするシーンは会話のアクセントでたまーに入るくらいだったがアニメ版は違う。

背景はスナック感マシマシでちょいちょいグラスの氷の音や酒をあおるシーンが出てくる。おまけにムーディなBGMが流れしっとりとした雰囲気が出ている。

酒を飲みながら視聴したらさながら自分スナックにいるような雰囲気を味わえそうだ。

しか原作ファンが求めていたものはそれではないのだ。

 

都会で評判のいいチャーシューメンマスタンダードと思われる具材が乗った大衆ラーメンを食べに行ったつもりが小皿スープと麺がこじんまりと乗ってジャズだかクラシックが店内で流れている意識高い系ラーメンをお出しされた感覚だった。

実際好きなギャグマンガ原作アニメではなくよくわかんない長尺FlashアニメとしてならBGM代わりにできた。

好きな原作だしということで食べたら食べたでまあまずくはないけど、求めているのとはまったく違う。もんじゃ焼きとゲボぐらい違う。

 

Xの指摘の傾向と自分感想とどの程度近いかいかはさておき、バス映像化について監督

「あえての表現

「わからない奴はわからんでもいい」

スナックの良さを引き出している」

といった感じの主張をした結果ボヤ騒ぎ。個人的に主張はわかるんだがそれをバス江を使ってやらんでくれと思った。

そして序文の話。

どうやら今は投稿が消えているみたいだがドラマ原作者非難した視聴者原作者自殺に追いやってしまったとし、視聴者たちを非難する投稿をしたようだ。

趣旨としてはクリエイターもっと大事しろというように受け取ったが、これは監督バッシングということがあってということなのだろうか。

いずれにしても独り相撲クリエイターSNS自己弁護たらこうなるという好例をみることができた。

 

原作ファンの求めているもの」と「監督が出したいとするもの」が違う事例は良くも悪くもほかの作品にも言えることで、特に監督の力が強そうな実写化では顕著に出ていると思う。

成功した感じなのはデスノートとかるろうに剣心とかカイジアニメも)とか、逆に上手くいかなかったのは進撃の巨人とかデビルマンとかだろう。

特殊なのは庵野氏によるリバイバル作品で、ゴジラウルトラマン仮面ライダーを見たいというよりは庵野解釈のそれを見たいということでおもしろいかまらいかはさておき原作レ〇プみたいな話にはならないのだろう。

そういう意味では映像化するにあたり見せたい相手監督ファンなのか、原作ファンなのか、その辺りをわきまえているかどうかがカギになると思う。

スナックバス江についてはほかの監督リバイバルされるか、原作者による供養(映像クリエイターが本編に登場する回)をしてもらうことを期待したい。

2023-12-20

声は大きくハキハキしてた方がいい

腹が減ったのでとある油そば屋に行ってきた。

その店には「追い飯」なるサービスがあり、

食べ終わり直前のタイミングで「追い飯」をコールすると米をよそってくれるのだ。

おれは少食な方なので米がなくても満腹だったのだが、元々濃い味付けに背脂コールがたたって、最後に口をさっぱりさせて帰りたくなってしまった。たった一口分さえあればよかった。

注文した温泉たまごが乗っていた小皿が空いていたので「追い飯、ここに温泉たまごぐらいもらえますか」と店員の女に問いかけたが、よく聞き取れなかったのか「よかったら器にお盛りしますよ!」と元気に返され、混乱したおれは勢いに気圧されて「お願いします…」と返答しちまった。

そして、手渡される油と背脂でドロドロした汁の中にぶち込まれた米。見積もっておよそ四口分。

「これぐらいでいいですか?(笑顔)」

恨んだね。

そんな状態になった米、今更炊飯器に戻せないんだから「少なくしてくれ」なんて言えるわけねーだろ。

畜生…」と敗北を噛み締めながらパンパンの腹に無理やり米を流し込んだよ。お残しは良くないからな。散々だった。

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