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2025-03-03

anond:20250303154748

学生終わって社会人になってから交際の維持に金がかかるイメージがない

デートばっかはありえん言ってもそんな飽きるまで家デートするほどべったりできる時間学生でも取りづらかった

金かかるのは学生の頃も今も出会いの段階

付き合って以降毎度毎度会う度に準備万端デートプランとかをやらなかったからって理由で振られた記憶はない

2025-02-16

怪しい外国人コカイン仲介をしたら特殊詐欺電話ガンガンかかってきて本名まで情報を抜かれていた話

書いてみましょう。

先週の土曜日にニックと名乗る自称イギリス人自称Google勤務の人間立ち飲み屋出会い仲良くなり、真夜中まで一緒に居たら「コカインが欲しいんだけど」と言い出した。

ヤクザか売人にコネがないか?連れて行って欲しい」と懇願された。

俺は犯罪に関わりたくないし違法なことは絶対駄目だという考えだが、どうしても薬物を必要としてしまう心の弱さを抱えた人々に対して理解気持ちがあった。だから希望を叶えてやろうと思ってしまって、「俺は犯罪に関わりたくないと思っているし、捕まりたくないから出来ることは限られるけど出来るだけやってみるよ、所持や使用違法だと思うけど、薬物を持っている人間に君を引き合わす(仲介)のは法に触れないだろうと思う、でも、そこまでだよ」と言い、まずはヤクザを探すことにした。

とはいえどこに行けば接触出来るのかわからん繁華街に居たのでこの辺の何処かにはいるだろうと路上を歩き出した。すると、ガールズバー店員女の子たちが声をかけてきて、私たちに今ついてきてくれればこれだけ値引きします!と営業しかけてきた。まあまあ、と少しの間会話して、「ところで、君たちは知らないと思うからダメ元で聞くんだけど、ヤクザの居る場所を知らない?彼がヤクザと会いたいと言っているんだ」と話した。

場の空気が凍りついたのを感じた。

しかし一人の女の子が「※※※ってBARヤクザ経営です」って教えてくれた。他の女の子達は「ちょっと、やめなよ」という感じになっていたがとにかく情報ゲット。礼を告げヤクザBARにニックと向かった。 ヤクザBARは怪しい雰囲気で、料金もちょっと高かった。店主も怪しかったが、店員若い男の袖口から入れ墨が見え、ニックが「ヤクザだ」と耳打ちしてきた。

ニックがスマホ日本語訳をしてその店員交渉を始める。君はヤクザだろう?と。だが、ヤクザヤクザ自分からは言えないらしい。

「違いますよ」と否定を続けた。ニックは、「コカインが欲しい」とストレートに伝えた。そんなものは持っていないと若い店員。これは信用がないから断られていると感じた。日本では薬物犯罪の罪がかなり重い。何年もの実刑を(悪質度によって変わる。薬物をばらまいた順に罪が重く、生産者、売人、仲介者(金銭の発生を伴う)、そして所持使用者の順に量刑が決まる)売人は懲役何年、というところらしく、そりゃ捕まるリスクを考えれば初対面の相手との取り引きを躊躇するだろう。

そうこうしていたら若い店員携帯がなり、ちょっとすみませんと言いドアを開けてBARの外へ出ていった。 「ニック、同じ日本人なら心を開いてくれるかもしれない。いくらで買いたいか教えてくれ。聞いてみてくる。」と伝えると、難しそうだから相場よりかなり高い金額提示してみるよ。と、かなりの高額の予算を託してきた。 BARの外へ若い店員を追いかけ、電話が終わるのを待った。その間、スマホに「コカイン ハーフ何円 1何円で欲しい」と打ち込んだ。電話の終わった彼にその画面を黙って見せると、少し逡巡した後「ちょっと待っててくださいね」と。物陰へ行って誰かに電話をかけに行った。お?手に入るのか?と期待したが、結局「取り扱いは出来るんですが持っている者と連絡がつかないので今日は無理です」と。

そういうことで、空振りに終わった。 BARに戻ってニックにそう伝えると「じゃあ売人とコンタクトをとってくれないか秘密通信アプリテレグラムを知っているか?それを使えばバレないからそれを使ってみて欲しい」と言う。再度書くが俺はその時(仲介)は犯罪にならないと思っていたから、じゃあトライしてみるよ、とXを開いた。売人のことを隠語で「手押し」というのは知っていたか検索して、いくつものアカウントを見つけた。片っ端からテレグラムメッセージを送る。

「※※に居るんですがコカイン手に入りますか?」 大体、取り扱ってないとの返答。あるいは、今日は夜も遅いし営業終了している、とか。しかし、一人だけ「有りますが、街中は監視カメラがあって無理です。歩いて10分ほどのひとけの無い公園取引しましょう」と当たりが居た。値段の交渉をニックの出せる金額で伝え、外国人との取引になる、日本語は喋れないと伝えると、リスクが大きい。値段を上げさせてくれという。ニックにそう伝えると、オーケーだ、と。売人に「その額の現金を持って外国人に今から行かせるから頼みます」と伝え、ニックには「俺が協力出来るのはここまで。犯罪にこれ以上関われない。売人と接触するのは無理だ」と伝え、Googleマップで場所を教えて歩いて一人で行ってくるように伝えた。ニックは早速BARを出て向かった。

少しの間BARでニックの帰りを待っていた。わりとすぐに帰ってきた。どうだった?と聞いたら「ゲットした」と言い、俺の役目は終わった。

が、ここが重要ポイントで、俺はコカインを視認していない。つまり事実かどうか分からない。例え見せられたとしてもそれが錠剤なのか粉なのかどう摂取するのか摂取したらどうなるのか何も知らないし分からない。コカインというが片栗粉を見せて俺を騙したかもしれない。ここが後に重要ポイントになる。俺はコカイン仲介をして、ニックはコカインを入手してきたというが、俺はコカインを見ていない。つまり、本当に自分が本物のコカイン仲介をしたかどうかはわからないし、ニックが本当にコカイン取引をしてきたもわからないというのが客観だ。俺は今ひょっとして怪しい外国人にハメられているのでは?と少し思った。 いやしかし、テレグラムで売人と接触し、有ると言われたし、ニックはトイレへ行ってくると言って5分ぐらい帰ってこなかったから、「キメたのか?」と聞いたら「そうだ」と答えた。これだけの事実を並べるとまあクロだろう。

が、これは俺の感想に過ぎない。実際のところ、「俺には本当かどうか判断できない」というのが客観的な視点だろう。ニックが嘘をつき、使用しているフリをしたのかもしれない。

ニックとは朝まで一緒に居てメンタルヘルス哲学の話、そして自傷自殺未遂経験がお互いあることまで話し合って、通じ合った。LINEも交換し、今もコミュニケーションを続けている。その日は徹夜だったので眠たいから帰ると伝え、ニックと別れて帰って寝た。

起きて冷静に考えた。俺はニックにコカインを入手させるため売人と接して引き合わせた。仲介ぐらいなら罪はないはずだ。利益を得たわけでも無いし所持・使用したわけでもない。が、気になってググる仲介者も罪に問われると書いてあった。幇助に当たるからと。また、ChatGTPに聞いてみても同様。犯罪に巻き込まれたなら弁護士相談を。そうアドバイスされた。 やってしまったな。犯罪行為をやってしまった。しか実刑犯罪だ(執行猶予がつくかは知らんが)。

俺はすでに前科恋人にころすぞと言って、脅迫の罪で罰金10万円払った)があるし最悪刑務所に行ってもいいが、老いた母を悲しませるようになることと、俺が不在になるとこの賃貸保証人になってくれた兄貴に50万円ほどの請求が行くこと。俺が刑務所から戻るまで家賃を払うならもっと金を払わせられることだろう。家族迷惑はかけたくない。

そして今週の話だが、40年間生きてきて特殊詐欺電話がかかってきたことは一度も無かった。が、ニックと接触LINEを交換し、そしてテレグラムで売人たちとコンタクトをとったあの日から、今週だけで3回も特殊詐欺電話がかかってきた。海外からの着信だ。これは関係があるな、なんらかの手段電話番号を抜き取られ、リストに入れられ、反社に売られたのだろう。まあ特殊詐欺電話がかかってくるぐらいは別にいいよと思っていたが今朝。

戯れに、電話に出てみた。「警視庁捜査二課の者ですが増田さんですね?」ときた。

何故本名がバレている?これはさすがにやばいな。黙っていたら電話はすぐ切れた。

警視庁捜査二課というのは薬物犯罪捜査をするところじゃないし、東京警察から地方都市の俺に電話をかけてくるのもおかしいし、何より本物の警察なら向こうから必ず所属名前を名乗る。まあ特殊詐欺だな、また。と思った。 この出来事を親しいXのフォロワーさんに相談してみたら、電話番号と名前割れていたら住所も割れている可能性もある、と。

まり特殊詐欺に釣られないなら直接家までさらいに来て闇金で金を借りさせてボコされるぐらいのことは可能性として無くはない。海外拠点グループのようだから心配はいらない?いや、最近流行りの闇バイトの指示役は海外から指示してたというし。危ないな。 俺は恐れた。

そしてよく考えてみる。天秤にかける。俺はどうしたらいいか

1つはこのまま何もしないで反社が乗り込んでくる可能性に怯えながら暮らす。

もう1つは、逮捕されるリスク覚悟で経緯を話し、警察意見を聞く。

俺はしばらく考えた末警察に話してみることにした。

警察まで行くのは面倒だから110番して大体の経緯を伝え、襲撃に怯えて家から出られないから来てくれませんか、と。で、一人の若い警察官がやってきた。コカイン仲介したこと特殊詐欺電話番号と名前を知られていてビビっていること、あったことすべて話した。特に強調したのは、俺はそれが本当にコカインだったかどうか分からないし、全部ハメるための演技で騙された可能性もあるし、とにかく自分は本当に薬物の仲介をしたのかもどうか分からない、と。警察官は薬物犯罪は専門じゃないらしく、仲介が罪に当たるかどうか分からいか本部に聞いてみる。と言う。そしてしばらくして刑事が3人もやってきた。逮捕されるのか?

刑事が3人も来たことで俺はビビった。「逮捕されますか?」とすぐ聞いた。「いや、そうはならないから落ち着いて、安心して」と。 ことのあらましを警察官が刑事たちに説明する。これから刑事に話す内容に誤認や誤解があれば訂正してくださいと。 まあ話した通りのことを伝えてくれた。

「確かに、それは本当に君が薬物犯罪に関わったのか、分からないし、証拠もないから君が捕まることはない。だけど君が言うように仲介犯罪だ。だけどそれが本当にコカインだったかどうか君も分からないし私たちも分からない。ニックが反社グループの一員で君を巧妙に信じ込ませ詐欺を働いた可能性もあるね。今確認した経緯から判断するに、薬物犯罪に問う要件を満たさないし、何よりその犯罪が実際に起きたという証拠もないね。薬物の使用も本当か分からないし、君がコカインらしきものを売人と接触して仲介したという証拠はテレグラムを解析すれば警察は分かるけど、その仲介自体本当に成立したのかどうか、つまりニックが実際に売人からコカインを入手していて、その仲介を確かに君が成立させたのかどうか調査証明のしようがない。ニックが嘘をついている可能性もあるし、何より君自身コカインを見ていないし分からないわけだから、君の疑う通り本当にコカイン仲介をしてしまったのか?それを確実に調査することは不可能だ。 これからは怪しい外国人と関わるのは控えるように。善意からコカインらしきもの仲介をしてあげたのだろうが、それは悪だ。間違っている。もうそういうことはしないように」と、一番年配のおじさんが諭してくれた。

まず1つ、捕まるリスクというのは解消された。 そして、その件から特殊詐欺電話がかかってくるようになって、電話番号も名前反社にバレていて、住所もバレている可能性もあり恐れているのだという話をした。襲撃にあうのじゃないかと。 その前にちょっとした聞き取りがあり、学歴職務経験ドラッグ使用経験の有無、収入についてニックに話したのか?と聞かれた。 いや、俺は無職だと伝えてある。と答えた。じゃあ、お金持ってなさそうな人にわざわざタタキに来ないよ。間違いなく来ない。だけど君が着てるのはエイプだね。高いだろう?それで金持ちだと思われた可能性はないかはい、ニックはエイプを知っていて高価なアパレルブランドということも知っていました。俺が金を持っていると認識した可能性は無くはないですよね。 無くはないね。だけど、こういう特殊詐欺グループがわざわざ個人宅に襲撃に行くというケースは聞いたことがない。 あくまでも、特殊詐欺特殊詐欺をやるだけ。たか特殊詐欺生業とするグループ個人宅を襲撃するケースが普通にあるようなら、ニュースになっているだろうし我々警察としても注意喚起を出す。が、今のところそういう事件は無い。特殊詐欺グループが何故海外から電話をかけるのかということだよ。とにかく特殊詐欺リスクを最小にしたい。だから海外の身元の分からない番号から電話をかける。個人宅を襲撃させるなんて大きなリスクを背負うような性質犯罪組織じゃない。

ふむ、なるほど。

と思ったが闇バイトに使われ強盗に入って捕まった人々のように、タタキの闇バイトも指示するグループだったら?それがまだリスクとして残り完全に安心は出来ないよな。と 思ったが言わなかった。

あとは人生相談みたいな感じになった。薬を見られ、説明を求められた。躁鬱で今働けなくて生活保護だ。と。でも働きたいと思っている。と答えた。 宅建参考書問題集過去問を置いてあるのを視認していたようで、資格をとるために頑張ってるところなんだよね。40はまだ若い社会復帰は出来る。大丈夫。そう言われた。 また、生活保護暮らしについて色々聞かれた。公務員の我々でも生活を苦しく感じるから、大変だろう。生活保護を抜け出したいという人は少ない。その中でやりたいことを見つけ社会貢献社会参加をしようとしている精神は誇ってください。あなたはまだ終わってない。これから未来がある。だから、今回みたいな犯罪に関わってしまうようなことをするのはもったいない。いいことはいい、わるいことはわるい。たとえ友達でも、わるいことをしていたら善意や親切で協力しようとしてあげたりしたら駄目です。ハッキリとキッパリと一線を引いて生きてください。

というのが、この1週間で起きたことのすべてだ。触法行為ギリギリまでいったが罪に問われず逮捕はされないということが確定した。

あとは本当に、住所を知られている可能性があっても安全なのか。 そこだけ不安はぬぐえない。

俺もいい歳をして馬鹿なことをしたものだ。

だが、「人にはそれぞれ事情がある」というのが座右の銘で、生きづらさからアルコールや薬物に逃げてしまう人々の気持ち尊重理解すべきだという考えは変わらない。だけど犯罪行為に協力したりなんて、俺には遵法意識が足りてなかったというのもそうだろう。いくら善意、親切にしたいという気持ちを持っていても、犯罪行為助長するのは論外だ。 今回のことは人付き合いのやり方が間違っていた。いくら友達のためだから、と言っても法律抵触しちゃいけない。

みんなも法律はきちんと守って、たとえば俺のようにギリギリラインに立って、友達のために善意を持って、とかでも犯罪に関わっちゃだめだよ。こういうリスクがあるから

なんせ電話番号・名前・ひょっとしたら住所まで抜かれてるからね。

怖いよ。

バイトには気をつけてね。今普通求人にも紛れ込んでるらしいから。

一度反社身分証確認されてごく軽い犯罪に加担させられたら、次はもっと重大な犯罪にまで、脅されて、あるいは高額な報酬を餌にやらされる。

こないだそれで強盗に入らされた青年はかなりの懲役をくらうハメになったらしいし。

うまい話はないし、俺のように怪しい外国人に触法行為の手伝いを頼まれても手伝っちゃだめだよ。

後日談

昨日の土曜日

エイプショップに寄って、「先週連れてきたニックっていう外国人覚えてる?」と話し、さすがにテレグラムで売人と接触して仲介したという話はできないのでぼかして「ヤクザBARに連れて行ってニックがコカインを入手することにつきあわされた」という話をしたら、どこのBARです?と言われ※※※※と答えると「あー」という反応。ヤクザBARとして有名だったらしい。

そして、イギリス人LINEを持っているのはおかしい。有り得ない、と。何か嘘だと思う、と。LINEは大体アジア圏のツールで、イギリス人が使ってるのは不自然だし、SNSを一切やってないというのも自称イギリス人しか自称Google勤務としては不自然、と言われた。 店員さんみんな若いんだけど俺より知見があったな。

ニック…。君は本当は何者なんだい?

LINEでまだ話しているし、彼が旅先で出会った青年を紹介され、彼もまたメンタルヘルス問題を抱え、ニックと共鳴したらしい。その青年とも今度会う予定を立てている。その青年は住所もフルネームもはっきり身元が分かったか大丈夫だろう。

さて、ニックが本当に反社グルで俺を売ったならLINEの繋がりは消去して消えるだろう。

そして、京都でもコカインを使った(青年も、ニックがコカインを使っていたと証言した)らしいが、親切な日本人をハメて、反社情報を売るという手口で全国を回っているのなら、その青年にも俺と同じようにテレグラムで売人に仲介させるという手口を使っただろうが、その青年にはそんなことはしなかったという。

からないが・・・。ニック。君は。何者なんだい?

2025-01-31

私は単なる一般人だが、鶴瓶に2度会って話したことがある。どちらも偶然。どちらも鶴瓶さんが出演する落語会に行った時。

出待ちをしたわけでもなく、たまたま偶然会場の近くで鶴瓶を見かけた、その時に。

その先のホールで数時間後に落語をする噺家に遭遇する、というのは、実はそれほど珍しいことでもなかったりするのだが(寄席落語会場の近くには割とカジュアル落語家がいる)、私としては出番前の出演者にあまり軽々に声をかけても邪魔だろうと思うので声かけることはない。

鶴瓶さんは目が合うと、というか、こちらが(あれ…?つるべだよな…?)という顔をするかしないか…ぐらいのタイミングで、向こうから近づいてきて声をかけてくる。

例えて言えば、ものすごく人懐こい猫のような感じ。TVなどで見かける顔、姿そのままに、ニヤニヤしながら近づいて話しかけてくる。それでいてサラっとしている。鶴瓶さんが街を彷徨して人に声をかける番組があるがあのままだし、何ならあの番組よりもう少し懐こかった、気がする。

一度目は、「自分、あれやの?この、なあ(今日落語会の客なのかという意味だと思う)」という感じにぞろぞろっと話しかけてきた。ホールの脇の溜まりのあたり。

(わぁ鶴瓶が!)と思う隙を与えられず話しかけられて「あ、そうです!」となどこちらも答えてしまう。「マネージャーと待ち合わせてたんやけど来ないねん、だから歩いてきたんやけど、楽屋口が分からへん」とかそんな感じことを言われて、わー大変ですねー、と、知り合いのおっちゃんと立ち話をしているような巻き込まれ方をした。

ホールに三々五々集まってくる人たちも「わーつるべだー」となりだんだん人が増えてきたが、鶴瓶さんはそれぞれの人と「知り合いと立ち話しているように」話をしている。そのうちスタッフが飛んできて鶴瓶さんを案内していった。

落語会はとても面白くて、お弟子さんの主催会だったのもあってか和やかなとても良い会だった。


二度目もやはり落語会、会場から少し遠い路地でお見掛けした。割と遠目(通りの1区画分より先ぐらい)だったのだが(え?うそ、また鶴瓶うろうろしてんの・・・?)と思うやいなや、やはり鶴瓶さんの方からつかつかと近づいてきて、割と近いところまできて「なー、今日寒いな」とかそんな感じのことを。私は二度目なのでもう笑ってしまって鶴瓶が近づいてくるあたりからずっとゲラゲラだったので「なんや自分どうしたん」と聞かれる。

すみません笑笑笑、偶然お会いするの初めてじゃなくて笑笑笑」と絶え絶えに伝え、「師匠今日落語会楽しみにしてます!」と言うと、「あん落語うまないねんけどなー、小朝がなー」と込み入った話(落語修行をしていなかったが小朝に乗せられて勉強する気になったとか、鉄板だけどちょっと長い話)を、会場までの道をなぜか一緒に歩きながら話してくれて、この状態は一体何なんだろう…と面白くてしょうがなかった。師匠ホール楽屋口を案内して(我々観客とは入口が違う)、そのまま私は席について「「さっき雑談したおっちゃんの、雑談みたいな落語」を聞いた。とても面白かったし、なんかフワフワした気持ちだったな。


実際に会ったことがあって良い印象だったから、悪い人じゃない、悪いことはやってない、と言い切れるとも思っていないつもりなんだけど、鶴瓶さんはまぁ女衒斡旋周りには関係ないんじゃないかなぁ…。あんな人懐こい猫みたいな人がやれる悪事は、何十年かに一度生放送局所露出する、ぐらいまでだと思うんだよ。

2025-01-16

ヤクザ「どうなってるの?このシマは…」

度会ったらマブダチで

毎日会ったら義兄弟だ…😟

2025-01-12

anond:20250112223006

男の人を代表して申し上げます

馬を買うべきです。

男の人は、多かれ少なかれ必ず趣味競馬を嗜みます

から馬の名前で連絡をとればいいのです。

馬主と言って、競走馬オーナーは馬に名前をつけることができるのです。

馬の名前を「ゴメンネサキコ号」とかにして、協賛レース「もう一度会いたいの2025」とでも打てば、必ず彼氏の目に留まります

これほどの熱意ならば、どんな頑なな彼であっても、きっと連絡をよこすことでしょう。

2025-01-05

3番目の人の話(その1)

事細かに書くとすごく長くなるし、長くなりたい。

偏った好みにより、中3の自分は同学年には目もくれず。

部活で唯一の異性とは仲が良かったけど進展しなかった。数学ライバルだったしね。

というわけで、次に好きになった人は数学教師。隣のクラス担任

なんで、というのは本当に超失礼な話なんだけど、なんで好きになったのかわからない。イケメンからほど遠い。異性ウケ悪そうな人。

でも、なんか惹かれた。

成績良かったから構ってもらえたのもあったのかなぁ。

知らんうちに下の名前で呼ばれてたし(もちろん呼び捨てそもそも一番好きな教科で頑張りたい教科だった。

それから修学旅行はドアにセロテープ貼ったら、ドア開いたかどうかチェックできるよね、とか言ってて変な人って思ったような。

あと、委員会放送委員会で一緒だった(はず)接点多めだったんだろうな。体育祭も一緒にテントにいた(はず)

体育祭のころには確実に好きになってた。てか、その前の記憶中学校で開催された盆踊り。見回りで学校に来てた先生浴衣姿だったのよ(それはイケメンに見えた)

あと、自意識過剰だったかもしれんけど、私にはスキンシップ多めだった。腕の毛つままれたことあった(苦笑)

後日、すべすべにしてったらまた触られたことも(変態じゃん←)

そのあたりにはもうすでに好きだったんだろうね。残念ながら。

そこから約3年ほど好きな状態を続け、しっぽを振り続けてたらいろんなことがありました。それはまた別の機会にポツポツ書き出します。

今となっては社会的ダメなこともあったけど、個人的にはそれをなかったことにしたくないし、嫌な思い出にしたいと思ったことはほぼない(二十歳のころはちょっと恥ずかしかった)

なんならまだきれいな思い出として擦って擦って擦り切れそうなくらいに思い出してる。

そこから何十年も経って、すごく人生に疲れていた昨夏、夢に出てきた。

なんだかとっても癒され、何とか立ち直れた。乗り切れた。

そしてタヒぬまでにどうしても一度会って、当時の思いを伝えたいし(出来ればその人の思いも聞きたいけど)昨夏の感謝も伝えたい。

実現できるかどうかわからないけど、会えるまでがんばろうって思う。

夏が終わりそうな頃に、手紙をしたためた。

卒アルには当時のアパートの住所しかなかったけど、サイン帳には実家の住所が!

届くといいな(この話も続きます

2024-12-23

人を泊める難しさ、友人編

私は元々よく旅をしていたので、それなりに人々のご厚意を受けてきた。

仕事が落ち着いたのを機に、今度は自分が人を泊められるようにと新居に引っ越したんだけど、

そんな新居で、遠方から訪れる10年来の友人を招いたときの話。

まず最初に、その友人について少し説明を。

友人は私が深く落ち込んでいた時期に傍にいた、私にとって大切な存在

常識とズレている感覚を持っているけれど、博愛主義的でユニーク性格が魅力的なんだわ。

ただし、だらしない振る舞いが散見されることもあって、特に酒癖の悪さと若干のたかり癖には困ったこともある。

それでも、今回は久々の再会を楽しみたくて、うちに泊まっていいよと伝えた。

事前の話し合いでは何泊するか具体的な合意はなかったものの、到着して初めて「4泊してもいい?」と言われる。

友人とはいえこちらの予定を考慮する気配がなくないか?と違和感を覚えたが、まあたまにだしいいかと承諾した。

しか問題はそこから。3日目、急な冷え込みで私は高熱を出し、家事や会話もままならない状態になってしまったのだ。

体調不良申し訳ない、と思う反面、居候なのだから少しは気を遣えよ、とも思ってた。

今日しんどいから一人にしてほしいと言っても、多少外出するものの、「お構いなく」と言わんばかりに家に居座り

晩になれば飲み始める始末。(具合が悪いときは酒の匂いが本当に嫌)

おいおい、具合悪い人がいる家で飲み会かよ、と突っ込みたかったけれど、体力がなくて何もできず、

さらに、そんな私に向かって「煙草をちょうだい」と頼む無神経さには呆れるほかなく。

極めつけは4日目、深夜12時だった。 私がトイレに向かうと、友人が「咳してるから、鍋の汁を飲んだほうがいいよ」と強引に勧められ、

その瞬間、その非常識さに思わず怒りが頂点に達し、とうとう私はブチギレてしまう…。

我慢限界だったので出てってもらう事になり、険悪なムードのまま別れました。

友人が帰国する前にもう一度会おうかと思っていたんだけど、当分は友人のことを考えたくない。

友人は特別存在であることに変わりはないんだけれど、この経験を経て、 自分の中で大切にしたい基準が明確になった。

常識清潔感、自立心——それらを備えていない人を再び家に泊めることは、もう二度としない!

備忘録

以下、友人宅宿泊時の心構え

1. 予定を事前に伝える

2. 手土産の持参

3. 家主の普段生活に支障させない心配

4. 非常識なふるまいの排除

5. 頼り切らず、自主性を持った行動

6. 宿代を払わない分、外食時に家主分支払うといった配慮

7. 厚遇された場合も分をわきまえる

8. 1人で酒盛りをしない(ネタ枠)

彼女への熱を冷ましたほうが良さそう

スタイルの違い、優先度の違い。

彼女がいわゆる男性っぽく、俺が女性っぽい。

 

彼女実家住まいで、彼氏いらなくね?という充実した生活をしている。

彼氏とは数週間に一度会うだけでもいいし、連絡も予定決めだけでいいタイプ

 

俺は一人暮らしで暇してる。趣味は色々あるけど彼女といるほうが圧倒的に楽しい

彼女とはできる限り一緒にいたいし、連絡はずっと取っていたい。

 

なんかこう、彼女の日々の中で俺の優先度が低いんだよな。

 

彼女の寝る前の時間電話することが多いんだけど、彼女生活ルーティンで余った時間しかないというか。。

最初毎日同じ時間にかけてたんだけど、ほぼ毎回彼女からの反応がなくて数分~30分後にかかってくるとかだから諦めた。

今日は早く寝たいか電話しないとか、その連絡もなく寝ちゃうとか、今日電話ちょっとだけとかもあって、基本的にまず最初に削る時間が俺との電話

 

あと彼女の空いてる週末はうちに泊まりにくるけど金曜日からは来ない。趣味時間に使いたいから。

でも月~木も仕事終わってからはずっと趣味時間なんだよ。だいたい一日3~4時間

うちに来る日も午前中は趣味して、場合によっては二度寝とかして、昼がかなり過ぎた時間にならないと来てくれない。

お昼一緒に食べようって言っててもそんな感じ。

そしてあくまで予定が入っていない日だから、急に他の予定が入ったりすることもある。

俺はできる限りずっと一緒にいたいから毎週のように金曜日から来ない?とは言ってる。

 

それでも、彼女は頑張ってるらしい。

今までの彼氏でこんなに高頻度で会う人いなかったと言っていた。

連絡もめちゃくちゃ塩だし頻度も一日2ラリーぐらいだから、その間に友人とのLINEで100とか動いてたりするけど彼女としては頑張ってるとのこと。

 

でもなあ俺がメンタル弱いのもあって、会えない日とか電話できない日が続くと「優先度が低いなー」ってメンタル落ち気味。

会ったら彼女もでれでれでバカップルな感じではあるから、あとは俺がどれだけ耐えられるかなんだと思ってるけどしんどい

ここに書いたことも「こうしてほしい」「こうしてくれると嬉しい」っていう形でほぼ伝えているし。

俺がどれだけ耐えられるかだな、みたいなことも軽く言ってる。

彼女はやけに俺への評価が高くていつ俺に飽きられるか不安がってるらしいけど「いや逆なんよ」という話を何度かしてもいる。あと不安がってる人のムーヴではなくね?

 

とはいえ彼女が変わるとは思えないので俺の熱を冷まし気味にするほうがいいんだろうなって。

でも俺の好感度の曲線って二次関数的なとこがあるから、それで一気に興味なくなっちゃったりするのも怖いんだよなあ。

俺の側の問題は一緒にいれれば解決するから半同棲同棲できればいいんだけど、彼女あんまり前向きじゃないんだよな。趣味時間とかお金の面とかで。

2024-12-17

オタク男性こそマッチングアプリを使いまくるべき

オタクの人こそマッチングアプリを使いまくるべきだと思うんだよね。ここでいうオタクというのは、オタク趣味さえあれば人生それでいいし他に何もいらないと達観してる人ではなく、かといってオタク趣味だけど恋愛とか飲み会とかも問題なくこなせるオールラウンダーな人でもなく、高校時代特に異性との対人関係問題が生じて、その感覚大人になった今でも引き継いでしまっていて、異性と普通に会話することができずオタク趣味で楽しむしかないと選択肢制限されてるような状態の人。

これはマッチングアプリを使って恋愛をしてハッピーになろうという話ではなく、マッチングアプリを使ってリハビリをしようという話。まあ厳密にいえば目的外利用になるから本気で婚活してる人にとっては迷惑なのかもしれないけど、まずは他人心配より我が身の心配だ。それにもしあなたリハビリを完遂して、恋愛とか結婚とかしてみようかなという気分になれたなら、結果的には婚活女性人生を助けることができるかもしれない。

マッチングアプリには他では代替が難しい以下の利点がある。



目標日常生活で異性と会話する時に緊張しないようになること。異性との対人関係スムーズに構築できるかどうかというのは、とにかく場数と礼儀重要で、見た目とか人間性とかほとんど関係ない。だからマッチングアプリを使って異性と会話する機会を作りまくって高校時代に負った傷のリハビリをするのだ。

そのための手順を書いていく。

1. マッチングアプリ登録する

最初にやることはマッチングアプリ登録してプロフィールを作ること。ここでは以下の点に注意する。

今なら生成AI相談に乗ってもらうのがいいかもしれない。

2. マッチングする

目的は異性と会話することなので、相手は選ばない。趣味が被ってる必要も全くない。常識がありそうな雰囲気の人なら誰でもいい。人気がないくらいの人の方がマッチングやすい。男性だったら年上女性とはマッチングやすい。特に30代↑の女性分別がついて落ち着いてきているので、高校時代に酷い目にあっていまだに異性のイメージとして深く刻まれている無敵の女子高生とは全然違う生き物だと思っていいかおすすめ。ここで躓くようなら写真を変える。あなたの見た目が悪いのではなく、99%写真撮り方が悪い。

3. メッセージ交換する

だいたいマッチング後にはテキストでのメッセージ交換が始まる。ここが一番疲れるがとにかく頑張る。このフェーズはいかに当たり障りのない話題を続けられるかなので、天気の話とか出身地の話とか好きなものの話とか、とにかく当たり障りのない話題一定期間続ける。ほぼ機械作業。2週間くらい続けられれば十分。今なら生成AI相談に乗ってもらうのがいいかもしれない。

4. 会う予定を立てる

2週間くらいメッセージ交換できたら会いませんかと言ってみる。会えませんと言われたら素直に諦めるだけ。特定相手へのこだわりは捨てる。こちらがやりたいのはリハビリなのだ。ただ、会うとしてもカフェで少しだけ話してみるとかだと意味がないので、食事か、お酒が飲めるならお酒飲みながらにすると2時間弱くらい会話できる。

5. お店を決める

お店は男性が決めよう。当然だけどサイゼリアではダメだ。これ以降のフェーズで最も重要なことだが、相手をいい気分にさせることだけを考える。それ以外のことは考えない。そもそもこちらのリハビリに付き合ってもらうのだから、せめて相手には普段食べない美味しい食事を楽しんでもらおう。

と言っても、高級店に行く必要はない。簡単なのは食べログの有料会員になることだ。点数が3.4~3.8くらいで価格帯が一人当たり5000~8000円くらいのお店にしょう。このクラスのお店であれば味は間違いがなく、かといって高級店のような緊張感もない。テーブル席の場合は隣の席との感覚が狭すぎるお店や、上品で静かそうなお店は話す時に緊張するので避けよう。カウンターの方が気楽。コースではなくその場で注文スタイルの方が望ましい。会話目的だとコースだと量が多すぎるし、注文する時に会話できる機会がなくなる。

料理が美味しいというのは本当に重要で、もし話題に困ったら「これ美味しいね!」で済むし何度でも使える。

6. 会って会話する

異性と会って会話する。

とにかく最初のうちはめちゃめちゃ緊張すると思うが、ここでも相手にいい気分になってもらうことだけを考える。それ以外のことは考えない。特に礼儀には最大限気を付ける。

面白いことを言う必要はないし、自分のことは聞かれない限り話さなくていい。自分のことを話す場合絶対に自慢気にならないようにする。

相手仕事とか趣味とか聞いて興味を示せばいい。相手の言うことにいちいち反応する。絶対相手意見否定してはいけない。「でも〜」は禁止。今だけはホストになったと思う。美味しい料理があれば初期値がすでに高いので、特別なことは何もしなくていい(だからサイゼリアでは難易度が爆上がりする)。

とにかくただただいい気分になってもらうことだけを考える。話すことに困ったら目の前にある料理美味しいと言っとけばなんとかなる。

もしいよいよ話すことがなくなってしまっても、とにかくニコニコと機嫌良さげにしていれば大丈夫

7. 会った後

会った後はもしまた会いたければ会えばいいし、会いたくなければ連絡を断つ。ただ、だいたいの相手婚活目的なので、友達としてまた会いたいというのは失礼だからやめた方がいい。特に今まで異性と関わりが少なかった人は、連絡を断つことに罪悪感を感じたりするかもしれないけど、自分が酷い人間であるということを学ぶのも一つの勉強だ。

2024-12-16

anond:20241216101929

未婚のおばさんを見る度に「俺達を選ばずに一生独身の哀れな高望み女」と自己暗示

婚活しろマッチングアプリしろ度会っただけの女に断られただけで「なら次行こう」とならずに、「自分釣り合う相手を選ばない女は愚か」と罵倒

世の女は美人必死に髪肌の手入れやスタイリングに金や時間をかけてるのに、ホビット特有の「自分は若く見えて顔は整ってるけど世のバカ女に見る目がないかモテない」という思い込み故に、第三者からの「身だしなみや体臭対策しろ」というアドバイスを拒絶

当時無名のたぬかなの誰も観てない配信人権発言一般人婚活女の「身長170cm以上男性希望ポストなど、自分結婚恋愛対象にしない女をわざわざ探し出して「高望みブスおばさん」呼ばわりしてネットリンチ糾弾まとめ記事量産

確実に人間関係でも仕事でも上手くいかないタイプであり、自己評価の高さ故に一生LVが上がらないのが男

恋愛工学とやらで成功して匿名テキストサイト以外で報告する者がいないのも

まず女にお断りされて経験を積み、そこから分析したり対策する等のそれらのマニュアルの実行にすら辿り着けないからなんだと思うわ

母親は心を鬼にして「お前は何もしなくても女が寄ってるくるような価値も穴もないんだから結婚したいと思ったら結婚したいと思える身嗜みや振る舞いや価値を身に着けなさい」と教育すべきだったね

2024-12-15

マッチングアプリで知り合った男性にしてもらって嬉しかたこ

追記マッチングアプリで気を付けていたこと&してもらって嬉しかたこ上級編(anond:20241216211659

===

婚活って愚痴系の話が多いので、してもらって嬉しかたこと・気を付けていたことを書いてみる。

私は女性なので女性目線にはなるけれど、基本的にしてもらって嬉しかたことは自分からもするように気を付けていたつもり。1度会った人からは2度目も誘ってもらえたので、気を付けるべきポイントは大体押さえられている?誰かの参考になったら嬉しいです。男性から見た「女性がこう振舞ってくれたら嬉しいな」も知りたい。付き合って以降のこととかも。

マッチングメッセージのやり取り
最初デート
  • ドタキャン遅刻をせずに来てくれる
  • 待ち合わせ直後、顔を見て笑顔になってくれる(写真と違ったって思われてないかな、とか、怖い人だったら、とか不安なので、笑顔はやっぱり安心する)
  • 歩調を合わせてくれる
  • お店までの行き方を把握していてくれるor地図を見てくれる
  • 奥の席を譲ってくれる
  • 会話しよう、知り合おうと努力してくれる
    • 質問してくれる
    • 緊張している/口下手で…などの場合に伝えてくれる
    • 笑ってくれる
    • 褒めてくれる、いいと思ったことを伝えてくれる
    • 聞く・話すのバランス意識してくれる
    • 会う前にメッセージを読み返してくれている(orやり取りを覚えてくれている)
  • ご馳走してくれる
  • 帰り際までにまた会いたい旨を伝えてくれる

2回目のデート
それ以降とか、+αのこととか
  • 告白してくれる(本当にありがとう
  • 今日のために新しい服買った」とか教えてくれる
  • 付き合うには至らないとお互いにわかったときに、気持ちよく友達モード、戦友モードに切り替えられる
  • 新しい趣味や知らなかった仕事の話で世界を広げてくれる
  • こちらの趣味や関心事に興味を持ってくれる(話題に挙げた映画を観てくれるとか)
  • 旅行に行ったお土産をくれる
  • 寒くない?暑くない?など聞いてくれる
  • 早く着きすぎちゃった、電車遅延で遅れる、などで待ち時間ができたときに、楽しそうに過ごしてそのことを伝えてくれる
  • 個性を示してくれる
    • まともな人間であることを示しつつ、変わっている部分や弱み、癖を教えてくれる
    • 譲れないことや過去の別れの理由などを教えてくれる

2024-12-14

1.喋りすぎることは失敗への近道。喋るな、静かにしろ

2.金を借りることは奴隷になること。借りるな。

3.金を一番にするな。20代なら、絶対に。

4.協力は大きな価値をもたらす。対立よりも。

5.成功したいなら見習う人を見つけろ。何年もかけて。

6.アイデア成功を生むのではない。成功成功を生むのだ。だから成功しないといけない。まず小さな成功を成し遂げる。そしてそれを次の成功へと繋げる。

7.一度会った人には必ずもう一度会うことになる。常にリスペクトは忘れるな。

2024-12-05

ぼくのおじいさん。

おじいさんはまんじゅう屋さんの婿養子

おばあさんの家はまんじゅう屋さん。

おばあさんのお父さん(ひいおじいさん)はおめかけさんを作ってしまったそうな。

おじいさんとひいおじいさんはそれぞれ配達をしていて、おじいさんが南に行きたがるひいおじいさんを不審に思い後をつけて行ったところ発覚したとか。

家におめかけさんの4歳の子供を連れてきて、よろしく頼むと言ったらしい。

いづらくなったひいおじいさんはお妾さんの元へ。

ひいおじいさんのなくなった後は、おじいさんが、おばあさんとおばあさんの姉妹3人と、僕のお母さんとお母さんの兄を育てたらしい。

ひいおじいさんが店を建てる時に作った借金がずっとあって、僕のお母さんが就職して何年か経つまで借金まみれだったらしい。

おばあさんの姉妹はそれぞれ嫁に行ったけど、ひいおじいさんのつてに嫁に行って帰って来づらくなっていたり、喧嘩わかれのように出て行ったりしたらしい。

お母さんの兄の結婚式前に和解したらしいが。

僕は今日この話を聞かされたけど全く知らなかった。

働き者で真面目で裕福には見えなかったとは思っていたけど。

おじいさんとおばあさんはよく喧嘩をしていた、という事は子供の頃時々聞いていた。

僕の前では絶対喧嘩などしなかったけども。

大好きなおじいさんとおばあさん。

もっと会っていろいろ話しておけば良かったな。

もう一度会いたい。

2024-11-27

頭の中のChatGPTが訂正してくる

俺「はぁ、最近毎日同じことの繰り返しだな」

脳内ChatGPT「それは部分的事実を誇張しているに過ぎません。」

俺「!?

脳内ChatGPT「例えば先週は計5回のジム通いを達成しました。また、以前からずっと捨てようと思っていた粗大ゴミも正しい手順で処分でき、肩の荷が降りたのではないでしょうか?」

脳内ChatGPT「もし毎日同じことを繰り返していると感じる場合は、精神的な疲労がたまっている可能性があります。一度会社を辞めて自己を見つめ直してはいかがでしょうか?」

こうして俺は仕事を辞めた。

2024-11-17

知らん間に好きな作家ガチ右翼になってた

ちゃんと知らなかったくらいだからそこまで好きじゃなかったと割り切る

今は斉藤応援している。パワハラ擁護している。

しか斉藤別に激しく右翼ではないと思うんだが…

正直ゆるやかな右翼左翼っていうのは存在していてある程度会話になるけど

ネットで論戦激しくしてしまう人ってその時点で会話にならないレベルに達していて、冷静な判断とかまるでできてない状態斉藤支持がどうというよりはファンであるフォロワードン引きさせていることに気づいてない)

本を売ろうと思う

作家って、ファン商売だと思うんだけどなぁ

2024-11-09

anond:20241108161059

グダグダうっせぇ

 

まずオマエに教えてやりのが

年金社会保障制度は単年度会計で賦課方式

 

いかい、キミは給料から毎月年金が控除されているわけだが、これは積立ではない。

今年、今現在引退済みのお年寄りに分配する今年の分の支給年金を今年集めている分、なのだよ。

繰り返すが日本税金社会制度は単年度会計で、今年の分は今年集めて使い切るが原則なの。

 

年金基金は積立運用してるじゃないか反論するかもしれんが、面倒だから先に回答しとく

「ググれ」

 

ともかく、賦課方式

キミが老人になったとき受給する年金は積立金の還付ではない、

その時生きて働いている成人した誰かが育てた子どもたちから徴収した金をキミに回すのだ。

 

でも俺も引退前に引退した人たちの負担を担った、だから受け取る権利がある

反論するだろうが面倒だから先に回答しとく

「ググれ」

 

子供を生み育てない、ましてその努力もしない、結婚もしないって奴は国家の持続を否定しているのと同じ、フリーライド

今すぐ日本から出ていけ、あるいはアレしろ

2024-11-08

大和政権地域集団連合してできたもの

で、その中で力のある者が王位に就いたのです。

そのためにはライバルを容赦ない殺戮を繰り返して天皇(大王)直属の伴造に統括する体制を作り上げた、まぁ極道と同じなのです。

しかし、そのままではただの成り上がり者なので権威けが必要だった。

もともと日本にあった土着信仰を、さも関係あるかのように天皇と結び付けた。

そして、大陸から仏教が入ってくると、その宗教的権威天皇統治に利用しない手はなく、鎮護国家として仏教を利用し、天皇や多くの皇族出家させて高僧にした。仏教権威を利用し、そのために仏教保護したのです。

釈迦欲望を抑えるために作った仏教を、広大な荘園を所有し天皇権力権威付けに利用するというただ欲望のためだけに利用した。お釈迦さんが聞いたらこんなことのために仏教作ったんじゃないと怒るでしょうね。

そして、壬申の乱大海人皇子大友皇子を打倒すべく吉野から東方遠征伊勢豪族度会氏を服属させた時、伊勢太陽神アマテルの威光が見えたので、「そのおかげで大友皇子勝利した!」と信じ込み、伊勢にあった地方神話地方アマテルを皇祖神に格上げした。

で、「その末裔神武天皇という架空天皇が初代天皇なのである」という筋書きで、天皇統治の正統性根拠として作り上げたのが伊勢出身稗田阿礼創作の「記紀」。

これで天武天皇継承正統性担保したのです。


まぁしょせんこんな程度の家系なので歴史的にもロクでもないことばかりやってきました。

たとえば、女官を縛り上げて苦しむのを楽しんだ陽成天皇

事もあろうに大嘗会で神聖な高御座に女官を連れ込んで情事を楽しんだ花山天皇

紫衣を坊主に売って金儲けして遊郭通いしていた後水野天皇

原爆投下戦争中だからやむをえなかった」と敵国の蛮行正当化した昭和天皇

こんな家系をやんごとなき方々と今だ多くの日本人が思っているんだから、何とかにつける薬はないと言う事ですね。

2024-11-05

度会ったら友達で、毎日会ったら兄弟姉妹

世の中、近親相姦だらけじゃねーか、腐ってんな…😟

2024-10-14

都道721号 府道721号 なし

道道721号 現在国道の一部なのでなし

 美深北竜線

県道721号

 神奈川 東山北停車場

 三重 度会南勢線

 兵庫 川西インター

 福岡 船小屋停車場水田

2024-10-06

40代になるともう失敗できないの?

30代後半、もうアラフォー独身です。

多様な生き方が叫ばれた2010年代20代として過ごし、その多様な人生の答え合わせが始まった今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか?

あの頃、昭和平成生き方をしている奴ら今後生き残れないと、声高々に不安や不満を撒き散らしていました人達はその後どうなりましたか

あの頃バカにしていた、フツーに就職して、仕事して、税金を納め、結婚して、家と車と子供と35年ローンを持ち、今も数多い会社老害たちの嫌がらせを日々受けている人達より、今も自由に、幸せに生きていますか?

かく言う私は、パワハラで一度会社を休職しましたが、何とか生き延び、復職して3年が経ちました。

病んでいた頃、ネット自由生き方を発信していた人達を見て、もっと楽に生きていいんだと支えられていました。ですが最近、その人達の声が年々小さくなっている気がして正直不安です。

もし2010年頃に叫ばれていた多様な生き方というのが幻想だったとしたら、昭和平成生き方のみが生存する唯一の道だったとしたら、表題のように継続できる自信がなく不安です。

いやいやそんなことないぞ、アラフォーでも40代でも気楽に生きているぞ、といった生存報告をお願いします。もっと皆さんの声を聴かせてください。

2024-10-01

最後にうれしいことを思いついた。美禰子は与次郎に金を貸すと言った。けれども与次郎には渡さないと言った。じっさい与次郎金銭のうえにおいては、信用しにくい男かもしれない。しかしその意味で美禰子が渡さないのか、どうだか疑わしい。もしその意味でないとすると、自分にははなはだたのもしいことになる。ただ金を貸してくれるだけでも十分の好意である自分に会って手渡しにしたいというのは――三四郎はここまで己惚れてみたが、たちまち、 「やっぱり愚弄じゃないか」と考えだして、急に赤くなった。もし、ある人があって、その女はなんのために君を愚弄するのかと聞いたら、三四郎はおそらく答ええなかったろう。しいて考えてみろと言われたら、三四郎は愚弄そのものに興味をもっている女だからとまでは答えたかもしれない。自分の己惚れを罰するためとはまったく考ええなかったに違いない。――三四郎は美禰子のために己惚れしめられたんだと信じている。  翌日はさいわい教師が二人欠席して、昼からの授業が休みになった。下宿へ帰るのもめんどうだから、途中で一品料理の腹をこしらえて、美禰子の家へ行った。前を通ったことはなんべんでもある。けれどもはいるのははじめてである。瓦葺の門の柱に里見恭助という標札が出ている。三四郎はここを通るたびに、里見恭助という人はどんな男だろうと思う。まだ会ったことがない。門は締まっている。潜りからはいると玄関までの距離は存外短かい長方形御影石が飛び飛びに敷いてある。玄関は細いきれいな格子でたてきってある。ベルを押す。取次ぎの下女に、「美禰子さんはお宅ですか」と言った時、三四郎自分ながら気恥ずかしいような妙な心持ちがした。ひとの玄関で、妙齢の女の在否を尋ねたことはまだない。はなはだ尋ねにくい気がする。下女のほうは案外まじめであるしかもうやうやしい。いったん奥へはいって、また出て来て、丁寧にお辞儀をして、どうぞと言うからついて上がると応接間へ通した。重い窓掛けの掛かっている西洋である。少し暗い。  下女はまた、「しばらく、どうか……」と挨拶して出て行った。三四郎は静かな部屋の中に席を占めた。正面に壁を切り抜いた小さい暖炉がある。その上が横に長い鏡になっていて前に蝋燭立が二本ある。三四郎は左右の蝋燭立のまん中に自分の顔を写して見て、またすわった。  すると奥の方でバイオリンの音がした。それがどこからか、風が持って来て捨てて行ったように、すぐ消えてしまった。三四郎は惜しい気がする。厚く張った椅子の背によりかかって、もう少しやればいいがと思って耳を澄ましていたが、音はそれぎりでやんだ。約一分もたつうちに、三四郎バイオリンの事を忘れた。向こうにある鏡と蝋燭立をながめている。妙に西洋のにおいがする。それからカソリック連想がある。なぜカソリックだか三四郎にもわからない。その時バイオリンがまた鳴った。今度は高い音と低い音が二、三度急に続いて響いた。それでぱったり消えてしまった。三四郎はまったく西洋音楽を知らない。しかし今の音は、けっして、まとまったものの一部分をひいたとは受け取れない。ただ鳴らしただけである。その無作法にただ鳴らしたところが三四郎情緒によく合った。不意に天から二、三粒落ちて来た、でたらめの雹のようである。  三四郎がなかば感覚を失った目を鏡の中に移すと、鏡の中に美禰子がいつのまにか立っている。下女がたてたと思った戸があいている。戸のうしろにかけてある幕を片手で押し分けた美禰子の胸から上が明らかに写っている。美禰子は鏡の中で三四郎を見た。三四郎は鏡の中の美禰子を見た。美禰子はにこりと笑った。 「いらっしゃい」  女の声はうしろで聞こえた。三四郎は振り向かなければならなかった。女と男はじかに顔を見合わせた。その時女は廂の広い髪をちょっと前に動かして礼をした。礼をするにはおよばないくらいに親しい態度であった。男のほうはかえって椅子から腰を浮かして頭を下げた。女は知らぬふうをして、向こうへ回って、鏡を背に、三四郎の正面に腰をおろした。 「とうとういらしった」  同じような親しい調子である三四郎にはこの一言が非常にうれしく聞こえた。女は光る絹を着ている。さっきからだいぶ待たしたところをもってみると、応接間へ出るためにわざわざきれいなのに着換えたのかもしれない。それで端然とすわっている。目と口に笑を帯びて無言のまま三四郎を見守った姿に、男はむしろ甘い苦しみを感じた。じっとして見らるるに堪えない心の起こったのは、そのくせ女の腰をおろすやいなやである三四郎はすぐ口を開いた。ほとんど発作に近い。 「佐々木が」 「佐々木さんが、あなたの所へいらしったでしょう」と言って例の白い歯を現わした。女のうしろにはさきの蝋燭立がマントルピースの左右に並んでいる。金で細工をした妙な形の台である。これを蝋燭立と見たのは三四郎の臆断で、じつはなんだかわからない。この不可思議蝋燭立のうしろに明らかな鏡がある。光線は厚い窓掛けにさえぎられて、十分にはいらない。そのうえ天気は曇っている。三四郎はこのあいだに美禰子の白い歯を見た。 「佐々木が来ました」 「なんと言っていらっしゃいました」 「ぼくにあなたの所へ行けと言って来ました」 「そうでしょう。――それでいらしったの」とわざわざ聞いた。 「ええ」と言って少し躊躇した。あとから「まあ、そうです」と答えた。女はまったく歯を隠した。静かに席を立って、窓の所へ行って、外面をながめだした。 「曇りましたね。寒いでしょう、戸外は」 「いいえ、存外暖かい。風はまるでありません」 「そう」と言いながら席へ帰って来た。 「じつは佐々木が金を……」と三四郎から言いだした。 「わかってるの」と中途でとめた。三四郎も黙った。すると 「どうしておなくしになったの」と聞いた。 「馬券を買ったのです」  女は「まあ」と言った。まあと言ったわりに顔は驚いていない。かえって笑っている。すこしたって、「悪いかたね」とつけ加えた。三四郎は答えずにいた。 「馬券であてるのは、人の心をあてるよりむずかしいじゃありませんか。あなた索引のついている人の心さえあててみようとなさらないのん気なかただのに」 「ぼくが馬券を買ったんじゃありません」 「あら。だれが買ったの」 「佐々木が買ったのです」  女は急に笑いだした。三四郎おかしくなった。 「じゃ、あなたお金がお入用じゃなかったのね。ばかばかしい」 「いることはぼくがいるのです」 「ほんとうに?」 「ほんとうに」 「だってそれじゃおかしいわね」 「だから借りなくってもいいんです」 「なぜ。おいやなの?」 「いやじゃないが、お兄いさんに黙って、あなたから借りちゃ、好くないからです」 「どういうわけで? でも兄は承知しているんですもの」 「そうですか。じゃ借りてもいい。――しかし借りないでもいい。家へそう言ってやりさえすれば、一週間ぐらいすると来ますから」 「御迷惑なら、しいて……」  美禰子は急に冷淡になった。今までそばにいたものが一町ばかり遠のいた気がする。三四郎は借りておけばよかったと思った。けれども、もうしかたがない。蝋燭立を見てすましている。三四郎自分から進んで、ひとのきげんをとったことのない男である。女も遠ざかったぎり近づいて来ない。しばらくするとまた立ち上がった。窓から戸外をすかして見て、 「降りそうもありませんね」と言う。三四郎も同じ調子で、「降りそうもありません」と答えた。 「降らなければ、私ちょっと出て来ようかしら」と窓の所で立ったまま言う。三四郎は帰ってくれという意味解釈した。光る絹を着換えたのも自分のためではなかった。 「もう帰りましょう」と立ち上がった。美禰子は玄関まで送って来た。沓脱へ降りて、靴をはいていると、上から美禰子が、 「そこまでごいっしょに出ましょう。いいでしょう」と言った。三四郎は靴の紐を結びながら、「ええ、どうでも」と答えた。女はいつのまにか、和土の上へ下りた。下りながら三四郎の耳のそばへ口を持ってきて、「おこっていらっしゃるの」とささやいた。ところへ下女があわてながら、送りに出て来た。  二人は半町ほど無言のまま連れだって来た。そのあい三四郎はしじゅう美禰子の事を考えている。この女はわがままに育ったに違いない。それから家庭にいて、普通女性以上の自由を有して、万事意のごとくふるまうに違いない。こうして、だれの許諾も経ずに、自分といっしょに、往来を歩くのでもわかる。年寄りの親がなくって、若い兄が放任主義から、こうもできるのだろうが、これがいなかであったらさぞ困ることだろう。この女に三輪田のお光さんのような生活を送れと言ったら、どうする気かしらん。東京はいなかと違って、万事があけ放しだからこちらの女は、たいていこうなのかもわからないが、遠くから想像してみると、もう少しは旧式のようでもある。すると与次郎が美禰子をイブセン流と評したのもなるほどと思い当る。ただし俗礼にかかわらないところだけがイブセン流なのか、あるいは腹の底の思想までも、そうなのか。そこはわからない。  そのうち本郷の通りへ出た。いっしょに歩いている二人は、いっしょに歩いていながら、相手がどこへ行くのだか、まったく知らない。今までに横町を三つばかり曲がった。曲がるたびに、二人の足は申し合わせたように無言のまま同じ方角へ曲がった。本郷の通りを四丁目の角へ来る途中で、女が聞いた。 「どこへいらっしゃるの」 「あなたはどこへ行くんです」  二人はちょっと顔を見合わせた。三四郎はしごくまじめである。女はこらえきれずにまた白い歯をあらわした。 「いっしょにいらっしゃい」  二人は四丁目の角を切り通しの方へ折れた。三十間ほど行くと、右側に大きな西洋館がある。美禰子はその前にとまった。帯の間から薄い帳面と、印形を出して、 「お願い」と言った。 「なんですか」 「これでお金を取ってちょうだい」  三四郎は手を出して、帳面を受取った。まん中に小口当座預金通帳とあって、横に里見美禰子殿と書いてある。三四郎帳面と印形を持ったまま、女の顔を見て立った。 「三十円」と女が金高を言った。あたか毎日銀行へ金を取りに行きつけた者に対する口ぶりである。さいわい、三四郎は国にいる時分、こういう帳面を持ってたびたび豊津まで出かけたことがある。すぐ石段を上って、戸をあけて、銀行の中へはいった。帳面と印形を係りの者に渡して、必要金額を受け取って出てみると、美禰子は待っていない。もう切り通しの方へ二十間ばかり歩きだしている。三四郎は急いで追いついた。すぐ受け取ったものを渡そうとして、ポッケットへ手を入れると、美禰子が、 「丹青会の展覧会を御覧になって」と聞いた。 「まだ見ません」 「招待券を二枚もらったんですけれども、つい暇がなかったものからまだ行かずにいたんですが、行ってみましょうか」 「行ってもいいです」 「行きましょう。もうじき閉会になりますから。私、一ぺんは見ておかないと原口さんに済まないのです」 「原口さんが招待券をくれたんですか」 「ええ。あなた原口さんを御存じなの?」 「広田先生の所で一度会いました」 「おもしろいかたでしょう。馬鹿囃子稽古なさるんですって」 「このあいだは鼓をならいたいと言っていました。それから――」 「それから?」 「それからあなた肖像をかくとか言っていました。本当ですか」 「ええ、高等モデルなの」と言った。男はこれより以上に気の利いたことが言えない性質である。それで黙ってしまった。女はなんとか言ってもらいたかったらしい。  三四郎はまた隠袋へ手を入れた。銀行の通帳と印形を出して、女に渡した。金は帳面の間にはさんでおいたはずであるしかるに女が、 「お金は」と言った。見ると、間にはない。三四郎はまたポッケットを探った。中から手ずれのした札をつかみ出した。女は手を出さない。 「預かっておいてちょうだい」と言った。三四郎はいささか迷惑のような気がした。しかしこんな時に争うことを好まぬ男である。そのうえ往来だからなおさら遠慮をした。せっかく握った札をまたもとの所へ収めて、妙な女だと思った。  学生が多く通る。すれ違う時にきっと二人を見る。なかには遠くから目をつけて来る者もある。三四郎は池の端へ出るまでの道をすこぶる長く感じた。それでも電車に乗る気にはならない。二人とものそのそ歩いている。会場へ着いたのはほとんど三時近くである。妙な看板が出ている。丹青会という字も、字の周囲についている図案も、三四郎の目にはことごとく新しい。しか熊本では見ることのできない意味で新しいので、むしろ一種異様の感がある。中はなおさらである三四郎の目にはただ油絵水彩画区別が判然と映ずるくらいのものにすぎない。  それでも好悪はある。買ってもいいと思うのもある。しか巧拙はまったくわからない。したがって鑑別力のないものと、初手からあきらめた三四郎は、いっこう口をあかない。  美禰子がこれはどうですかと言うと、そうですなという。これはおもしろいじゃありませんかと言うと、おもしろそうですなという。まるで張り合いがない。話のできないばかか、こっちを相手にしない偉い男か、どっちかにみえる。ばかとすればてらわないところに愛嬌がある。偉いとすれば、相手にならないところが憎らしい。  長い間外国旅行して歩いた兄妹の絵がたくさんある。双方とも同じ姓で、しかも一つ所に並べてかけてある。美禰子はその一枚の前にとまった。

anond:20241001222935

ベニスでしょう」

 これは三四郎にもわかった。なんだかベニスらしい。ゴンドラにでも乗ってみたい心持ちがする。三四郎高等学校にいる時分ゴンドラという字を覚えた。それからこの字が好きになった。ゴンドラというと、女といっしょに乗らなければすまないような気がする。黙って青い水と、水と左右の高い家と、さかさに映る家の影と、影の中にちらちらする赤い片とをながめていた。すると、

「兄さんのほうがよほどうまいようですね」と美禰子が言った。三四郎にはこの意味が通じなかった。

「兄さんとは……」

「この絵は兄さんのほうでしょう」

「だれの?」

 美禰子は不思議そうな顔をして、三四郎を見た。

だって、あっちのほうが妹さんので、こっちのほうが兄さんのじゃありませんか」

 三四郎は一歩退いて、今通って来た道の片側を振り返って見た。同じように外国景色かいものが幾点となくかかっている。

「違うんですか」

「一人と思っていらしったの」

「ええ」と言って、ぼんやりしている。やがて二人が顔を見合わした。そうして一度に笑いだした。美禰子は、驚いたように、わざと大きな目をして、しかもいちだんと調子を落とした小声になって、

「ずいぶんね」と言いながら、一間ばかり、ずんずん先へ行ってしまった。三四郎は立ちどまったまま、もう一ぺんベニスの掘割りをながめだした。先へ抜けた女は、この時振り返った。三四郎自分の方を見ていない。女は先へ行く足をぴたりと留めた。向こうから三四郎の横顔を熟視していた。

里見さん」

 だしぬけにだれか大きな声で呼んだ者がある。

 美禰子も三四郎も等しく顔を向け直した。事務室と書いた入口を一間ばかり離れて、原口さんが立っている。原口さんのうしろに、少し重なり合って、野々宮さんが立っている。美禰子は呼ばれた原口よりは、原口より遠くの野々宮を見た。見るやいなや、二、三歩あともどりをして三四郎そばへ来た。人に目立たぬくらいに、自分の口を三四郎の耳へ近寄せた。そうして何かささやいた。三四郎には何を言ったのか、少しもわからない。聞き直そうとするうちに、美禰子は二人の方へ引き返していった。もう挨拶をしている。野々宮は三四郎に向かって、

「妙な連と来ましたね」と言った。三四郎が何か答えようとするうちに、美禰子が、

「似合うでしょう」と言った。野々宮さんはなんとも言わなかった。くるりとうしろを向いた。うしろには畳一枚ほどの大きな絵がある。その絵は肖像画である。そうしていちめんに黒い。着物帽子も背景から区別のできないほど光線を受けていないなかに、顔ばかり白い。顔はやせて、頬の肉が落ちている。

「模写ですね」と野々宮さんが原口さんに言った。原口は今しきりに美禰子に何か話している。――もう閉会である来観者もだいぶ減った。開会の初めには毎日事務所へ来ていたが、このごろはめったに顔を出さない。きょうはひさしぶりに、こっちへ用があって、野々宮さんを引っ張って来たところだ。うまく出っくわしたものだ。この会をしまうと、すぐ来年の準備にかからなければならないから、非常に忙しい。いつもは花の時分に開くのだが、来年は少し会員のつごうで早くするつもりだから、ちょうど会を二つ続けて開くと同じことになる。必死勉強をやらなければならない。それまでにぜひ美禰子の肖像をかきあげてしまうつもりである迷惑だろうが大晦日でもかかしてくれ。

「その代りここん所へかけるつもりです」

 原口さんはこの時はじめて、黒い絵の方を向いた。野々宮さんはそのあいだぽかんとして同じ絵をながめていた。

「どうです。ベラスケスは。もっとも模写ですがね。しかもあまり上できではない」と原口がはじめて説明する。野々宮さんはなんにも言う必要がなくなった。

「どなたがお写しになったの」と女が聞いた。

三井です。三井もっとうまいんですがね。この絵はあまり感服できない」と一、二歩さがって見た。「どうも、原画が技巧の極点に達した人のものから、うまくいかいね

 原口は首を曲げた。三四郎原口の首を曲げたところを見ていた。

「もう、みんな見たんですか」と画工が美禰子に聞いた。原口は美禰子にばかり話しかける。

「まだ」

「どうです。もうよして、いっしょに出ちゃ。精養軒でお茶でもあげます。なにわたしは用があるから、どうせちょっと行かなければならない。――会の事でね、マネジャー相談しておきたい事がある。懇意の男だから。――今ちょうどお茶にいい時分です。もう少しするとね、お茶にはおそし晩餐には早し、中途はんぱになる。どうです。いっしょにいらっしゃいな」

 美禰子は三四郎を見た。三四郎はどうでもいい顔をしている。野々宮は立ったまま関係しない。

「せっかく来たものから、みんな見てゆきましょう。ねえ、小川さん」

 三四郎はええと言った。

「じゃ、こうなさい。この奥の別室にね。深見さんの遺画があるから、それだけ見て、帰りに精養軒へいらっしゃい。先へ行って待っていますから

「ありがとう」

「深見さんの水彩は普通の水彩のつもりで見ちゃいけませんよ。どこまでも深見さんの水彩なんだから。実物を見る気にならないで、深見さんの気韻を見る気になっていると、なかなかおもしろいところが出てきます」と注意して、原口は野々宮と出て行った。美禰子は礼を言ってその後影を見送った。二人は振り返らなかった。

 女は歩をめぐらして、別室へはいった。男は一足あとから続いた。光線の乏しい暗い部屋である。細長い壁に一列にかかっている深見先生の遺画を見ると、なるほど原口さんの注意したごとくほとんど水彩ばかりである三四郎が著しく感じたのは、その水彩の色が、どれもこれも薄くて、数が少なくって、対照に乏しくって、日向へでも出さないと引き立たないと思うほど地味にかいてあるという事である。その代り筆がちっとも滞っていない。ほとんど一気呵成に仕上げた趣がある。絵の具の下に鉛筆輪郭が明らかに透いて見えるのでも、洒落な画風がわかる。人間などになると、細くて長くて、まるで殻竿のようである。ここにもベニスが一枚ある。

「これもベニスですね」と女が寄って来た。

「ええ」と言ったが、ベニスで急に思い出した。

「さっき何を言ったんですか」

 女は「さっき?」と聞き返した。

「さっき、ぼくが立って、あっちのベニスを見ている時です」

 女はまたまっ白な歯をあらわした。けれどもなんとも言わない。

「用でなければ聞かなくってもいいです」

「用じゃないのよ」

 三四郎はまだ変な顔をしている。曇った秋の日はもう四時を越した。部屋は薄暗くなってくる。観覧人はきわめて少ない。別室のうちには、ただ男女二人の影があるのみである。女は絵を離れて、三四郎真正面に立った。

「野々宮さん。ね、ね」

「野々宮さん……」

「わかったでしょう」

 美禰子の意味は、大波のくずれるごとく一度に三四郎の胸を浸した。

「野々宮さんを愚弄したのですか」

「なんで?」

 女の語気はまったく無邪気である三四郎は忽然として、あとを言う勇気がなくなった。無言のまま二、三歩動きだした。女はすがるようについて来た。

あなたを愚弄したんじゃないのよ」

 三四郎はまた立ちどまった。三四郎は背の高い男である。上から美禰子を見おろした。

「それでいいです」

「なぜ悪いの?」

「だからいいです」

 女は顔をそむけた。二人とも戸口の方へ歩いて来た。戸口を出る拍子に互いの肩が触れた。男は急に汽車で乗り合わした女を思い出した。美禰子の肉に触れたところが、夢にうずくような心持ちがした。

「ほんとうにいいの?」と美禰子が小さい声で聞いた。向こうから二、三人連の観覧者が来る。

「ともかく出ましょう」と三四郎が言った。下足を受け取って、出ると戸外は雨だ。

「精養軒へ行きますか」

 美禰子は答えなかった。雨のなかをぬれながら、博物館前の広い原のなかに立った。さいわい雨は今降りだしたばかりである。そのうえ激しくはない。女は雨のなかに立って、見回しながら、向こうの森をさした。

「あの木の陰へはいりましょう」

 少し待てばやみそうである。二人は大きな杉の下にはいった。雨を防ぐにはつごうのよくない木である。けれども二人とも動かない。ぬれても立っている。二人とも寒くなった。女が「小川さん」と言う。男は八の字を寄せて、空を見ていた顔を女の方へ向けた。

「悪くって? さっきのこと」

「いいです」

だって」と言いながら、寄って来た。「私、なぜだか、ああしたかったんですもの。野々宮さんに失礼するつもりじゃないんですけれども」

 女は瞳を定めて、三四郎を見た。三四郎はその瞳のなかに言葉よりも深き訴えを認めた。――必竟あなたのためにした事じゃありませんかと、二重瞼の奥で訴えている。三四郎は、もう一ぺん、

「だから、いいです」と答えた。

 雨はだんだん濃くなった。雫の落ちない場所わずしかない。二人はだんだん一つ所へかたまってきた。肩と肩とすれ合うくらいにして立ちすくんでいた。雨の音のなかで、美禰子が、

「さっきのお金をお使いなさい」と言った。

「借りましょう。要るだけ」と答えた。

「みんな、お使いなさい」と言った。

2024-09-19

anond:20240919201309

そりゃまあすぐ取りに行けるなら行ってるか

すまんかったな

お詫びに今度会ったらケーキ奢るぜ

2024-09-16

男だけど、少しだけ気になる男の先輩がいる

4月入社してからずっと僕の面倒を見てくれているM先輩のことがずっと気になっている。

先輩は頭が良くて、やさしくて、でも僕がたるんでると厳しく叱ってくれる。

先輩はイケメンじゃないけど、とてもカワイイ顔をしてる。

毎日筋トレに励んでるけどもムキムキにはなりすぎず、とてもシュッとしてる。

先輩には彼女さんがいる。

度会たことがある。

正直ブスだ。

全然、先輩とつりあいがとれていない。

大手カフェチェーンにつとめているらしい。

先輩は前の職場にいたとき毎日そこに通ってた。

先輩は誰とでも仲良くコミュニケーションをとれるけど一人の時間もとても大切にしてる。

そんなときカフェにひとりで行ったりする。

それは今も変わらないから、ときどき僕を置いてけぼりにしてどっかに消えちゃう

彼女さんと先輩はカフェで顔見知りになるうちに互い好意を持った、、、らしい。

2人が付き合い始める直接のきっかけ。

なんか彼女さんの方から手書き手紙を送ったことがきっかけらしい。

仕事中に男にチョッカイ出すとかかなり最低。

そういうのは許せない。

というか先輩の彼女さんとしては失格。

というかそもそも釣り合いのとれてないカップルからもうすぐ別れると思う。

三連休の間、先輩と会えてない。

とてもさびしい。

多分、先輩も僕のことが気になってるんじゃないかな。

LINEは教えてくれないんだけど、フェイスブックは知ってるからそろそろ連絡してみようか。

連休の最終日にふたりきりで会えたら最高なんだけど。

2024-09-14

anond:20240914091056

度会社の先輩と吉原に行ったけど、緊張で全く楽しめなかったな。

楽しめる人が羨ましいわ。

2024-09-11

婚活中。音信不通に疲れる。

自分、30代後半にさしかかるおっさんスペックはすべてが日本人平均相当で、弱くないが優位性はない。

結婚願望は以前からあるのと、最近婚活女性の求めるハードルが下がってきているとのことで、数回ほど婚活パーティーに繰り出している(半個室で席替え方式のやつ)。

パーティー中にある程度会話が盛り上がった女性とは望みどおりマッチングしており、その後にお茶に行ったり、日を改めてごはん飲み会という機会もある。

日頃気にしている清潔感や多少コミュニケーション能力を要する仕事をしていたおかげか、どうやら外ヅラNGを食らってはいない様子。

しかし少数ではなく複数女性から、実際に会って話しているときは良い雰囲気に見えても、前兆無くLINEが返ってこなくなったり食事ドタキャンされたりすることがほとんど。

連絡を止めるにあたって「他に気になる人ができた」とか、「もう連絡したくない」とか、そんな連絡を受けたことは一度もない。5名ほど音信不通

なので自分想像するしかなく、「相手婚活モチベ落ちたのか?他の男で決定?スペック不足?俺のルックスが好みじゃない?俺、失礼なこと言った?」など心当たりがあまりにも多すぎる中から悩むことになる。

特になにが嫌かって、せっかく対面で短くない会話をした相手にも関わらず、どういう判断で俺との連絡を止めたのか知る機会がないこと。つらい。

俺も血が通った人間であって、ガチャで出てきたキャラクターじゃないんだぞ。音信不通という状況は自己処理がしんどいからやめてほしい。

せめてNG理由だけは聞いておきたい。直せるもんなら直すから

早くこの沼から抜け出したい。

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