はてなキーワード: ビルとは
友人とは大学からの付き合いで、卒業後も関係は途切れず続いていた。
俺は友人が少ないが、友人も友人が少なかった。
だから在学中はほぼ一緒に居て、いつも一緒に馬鹿をして遊んでいた。
やりたいこともないのに働くなんて馬鹿らしい
そんなことを酒の席で言っていたことを、俺は今でも覚えている。
俺は新卒で正社員となり、友人はぷらぷらと働いた。バイトやアルバイトを繰り返していたらしい。
20代の頃はそれでよかった。俺も友人もまだ若くて、仕事終わりでも全然疲れてなくて、合流して飲みに行くなんていうのもよくあった。
俺はしんどいだからもなんとか会社にしがみつき、辞めたくなることは何度もあったがそれでも耐えた。
友人は、好きでもない仕事をどうしてそんなに続づけるんだ?とよく聞いて来た。
俺は曖昧に答え続けた。実際、友人の言葉には真理があったのだ。だからこそ俺は深く考えようとは思わなかった。
なんとなくとか、喰ってくためには仕方がないことだろとか、大人なんだから毎日朝から働くのが当たり前なんだよと、俺は友人に行った。
友人はそんな言葉は馬鹿げている、と言わんばかりに笑う。大いに笑う。酒の席の言うこともあるだろうが、友人は俺の言葉に屈託のない笑みを浮かべ、、笑い声を上げ続けた。
つまんねぇ人生だな、それ。と友人は酔いつぶれる前に何度も何度も俺に言った。
友人は小説家になりたかったらしい。そんな話を聞いたのは20代も後半、アラサーに近づいてきた時の飯の席だった。
友人は本当は昔から小説家になりたかったのだということを酒の席で訥々と語った。
言い切った友人の目は、顔は輝き、自信に満ちていた。俺は友人の邪魔をするようなことをしたような覚えはない。
友人は引っ越した。他県。と言ってもそこまで遠くではない。その土地で、なんでもゲーム会社に採用試験を受けに行き、そこでポートフォリオとして渡した掌編小説の出来が良かったのか、彼はその場で入社が確約された。
友人は非常に驚いていたよ。そして喜んだ。嬉しい...とその声も表情も控えめながら、今後のことが気になっていた。
ものごとはトントン拍子に進んででいき、引越しを済ませるとその会社に勤めることとなった。
俺の方は相変わらず。同じ会社の、同じ職場で、今は経理の仕事を行っている。特筆するようなことはなく、トラブルなく日々安静に過ごせていてれば上出来だ。
それに給料も悪くない。年功序列のため俺の給料も今では結構もらっている。ボーナスだってある。金に対する不自由は、大人になるにつれますます減少していっている様に感じられた。
気付けば三十代。俺たちは三十代になっていた。
友人は入社したゲーム会社を3カ月ですぐに止めた。合わなかった、と友人は言った。そういうところだったんだよ、と友人は言い、同期で1カ月で辞めたやつも居たといった。
俺は友人が心配になり始める。
だがそれでも、彼はそこで結果を残すことが出来ず、何もやり遂げられなかった。
NULLといった箔がついただっけだ。
俺の方は一応は万事順調で、というのは目立ったトラブルがないと言っただけの意味なんだげ、それでもトラブルがないというのはいいものだ。
仕事は一応順風満帆で、役割も年収も上がり続けている。社内で頼られることも多くなり、悪い気分じゃない。
だが友人には友人が俺しかいない。友人はプロジェクトの遅延の責任を取らさせ、席が無くなり、休職した。
この頃から友人は精神的に不安定になり始め、以来ずっと睡眠導入剤を飲んでいたという。だだ薬のデメリットとして聞かされていた健忘の症状は面談のときに医者に行っても「大丈夫だから」として取り合ってもらえないとのことは何度も聞いた。
処方箋を受け取るときには薬剤師さんから薬について気になることがあるか、聞かれる。その時友人は例の、クリニックの先生に健忘的な少々があらわれているのですが、と話したところ大丈夫だからとそれだけでした、と話した。
薬剤師さんは神妙な顔をして、このドラックストアの向かいに立つビルの中にあるメンタルクリニックに対して目を向けるようにそっと向こうを見つめてから「別のお医者さんを探した方がいいですよ」と言ってくれたそうだ。
友人は休職していた。休職し続けていた。自律神経失調症。そう名付けられた病名は思いのほか厄介で情緒不安定、不眠、息苦しさなど、それらが友人の身体を蝕み、精神を追い詰めた。
彼は自宅では小説を書いているのだという。
今なら一人で、ゆっくりと、時間も気にせず本当に書きたいものが書ける。
友人には元々センスもあった。昔、彼が文藝賞に送った作品は最終選考まで残ったことがあった。
自分の掌編をポートフォリオにし、シナリオ会社の求人を受けるとすぐ受かった。
彼はリモートでアニメスマホゲーム、アニメ関連、映画の一部シーンについて、Vtube関連の仕事など、ごくよく知られている数多の作品と関わり、些細ではあるがそのごく一部を担当するようになっていた。
その話を聞かされた時、俺は素直にすげぇと思った。
自分が知っている作品も数多含まれていたし、未経験でここまでの作品と携われるとは。
小説書いてただろ、俺。と友人が自信混じりに言う。
それでもこれは…すげぇな。と俺が言うと、友人は「人間誰しもが一つは才能があるっていうだろ。だぶんおれはそのひとつがこれだったってだけの話だよ」
友人は笑っていた。快晴の天気の雲の下。夏のような水びやかな笑顔。
友人は休職を続けていた。既にシナリオ会社は辞めていた。今の、ゲーム会社に入るために退職したのだ。
彼は今、休職中に小説を書いている。中編、掌編も書き、それぞれのものに応募もしているという。
手応えはない。返信はない。何もない。あるのは惨めな自分とこの狭い1Rの部屋のみ。
他に何もない。
そんなことないだろ。
と言ったやりとりを繰り返していた。週一で、友人とはスマホで通話をしていた。
まだ元気な様子だった。でも先日は少し違っていた。
少し働いてみたらしい。飲食の簡単なアルバイト。尤もきつかったのは休憩時間と、そのスペース。
一応楽屋のようなものがあり、周りは若い子ばかりで40前のおっさんとは当然話が合わず、向こうも何を話していいのか分からず、完全な場違い感。
話しかけてくれるやさしいこと友人はよく話すそうだが、たまに詰まると言葉が止み、帳が下りたように空気が一気にどっと暗くなる。
近くの子たちが週活動するか、新卒でどこに入る?と言った話をしており、全員がそれに加わって新卒、就活の話になる。給与の話になる。
友人は居た溜まれず、逃げ出すように外に出て、寒空の中コート一枚を羽織り歩く、
自分は今何をしているのだろうか。
本当であればこの歳の人間は結婚して子供もいて、それなりに裕福で、家庭があり、明かりがあり、そして愛があるはずなのだ。
自分はただ小説家として、世界を見る”目”になりたかった。それだけなのに、目のはずの自分を世界に入れてしまって幸せを得たい、なんてことを考えたのが間違いだったのかもしれない。
ただそれでも、敗北を認めることになるのであったとしても、一度はそういったものの悪くないなと思えたし、実際に結婚して子供をもうけてうるさくて静かに読書も出来ない環境で、でもそんな環境をこれまで溜めてきた何百、何千といった本からは、決して得られない、得ることのできない幸福が存在するのだと、俺は知ったよ。でもそれを知るには、遅すぎだ。そう,,,,本当にもう遅すぎたんだよ。だから、もう、疲れたんだ。
友人の死を知ったのは一昨日の事。
友人の遺書は突銭送られてきた。
未だ気持ちの整理がついていない。
どうしてこんなところにかいたのか。
俺も友人が少ない。だからはけ口がとにかく欲しかったのだと思う。
おそらく酷い文になっているだろう。
それでも書かない訳にはいかなかった。
これは現実で、実際に合った話で、俺はそれでもまだこの友人のことが忘れられない。
TVで初めて見た時は、アラスカをひとりでバイクで横断とかしそうな粋なアウトサイダーお兄さんがなんかやってる・・・って思ったけど、
しかし、20年も結構なインパクトだけど、30年前、40年前に、TVで面白いことしてた人たち、世のオタクたちも、
50代、60代、70代でお孫さんいてもおかしくない落ち着いた年齢になってるんだよなぁ・・・
YouTubeに上がっている、1980〜1990年代のVHSの映像
その中の彼・彼女らは、20~28くらいだったりで、今のワイよりも若い
そんな彼・彼女らを見て、『ふふふ、若者め』って思うが、現実ではワイよりも年上なんだよなぁ、当たり前だけど不思議だ
なんかもうそう考えると、マドンナ(1958生まれ/66歳)が、全力で見た目の年齢を否定してるのアリかなって気がして来たな
途方もない資産(純資産8億5000万ドルとも)を既に稼ぎ、何もしなくてもいろいろなところから途方もないお金が入ってくるのに、
人工股関節置換術をして、膝関節の再生治療して、更にICUに入って3日も意識不明になって、普段は歩くのすらめっちゃ辛そうなのに、
それでもステージに立ち続けるのはなんでなん? 何が彼女をそこまでさせるのやろ?・・・って思ってたが、
まぁずっと永遠にパンクなんでしょうね。パンクだけどコントロールフリーク、パンクだけどクイーン・オブ・ポップ
19歳の時に35ドル握りしめてNYに単身乗り込んだパンクの旅はこれからも続くのだ
年齢ってのは、(基本的には経験値で強くなるはずだから)社会の責任を担ってねってという目安であって、
そう思うと、現実世界では、50代、60代、70代の、かつてTVで面白いことしてた人たち、世のオタクたちも可愛く思えてきたな
というか、現に メタばあちゃん も、さんまがやってた 八都宿ねね もかわいいもんな
みんなバーチャル世界で生きようぜ!!!!・・・・ってだいぶタイトルからずれて来たのでタイトルに戻る
屋上もあって外観完成している風に見えたので、タイトルには完成(?)って入れたけど、
蟻鱒鳶ルを建築されているご本人インタビューによるとまだまだ完成していないのだとか
中身どうなっているか気になっているが、2026年の春頃に一般公開の予定があるらしい。楽しみ
保険会社が査定を厳しくするイビルな行動を取るのは、それだけ不正請求をするイビルな契約者が多いということの裏側でしかないんだよな。で、どんな検査器であれ一定数の偽陰性は発生するし、保険の査定でも当然それは同じ。不正請求が多くなるほどに、検出力を上げるため査定が長期化したり、偽陰性(保険金を払うべきイベントが発生しているのに、払わない)を犠牲にして偽陽性(不正請求に保険金を払ってしまう)を抑える体制になっていく。
そもそも保険を使うことになりそうかどうかは契約者側の方がよく分かっていて、使う可能性が高いと思った人だけが契約する時点で保険会社の方が不利な上に、契約した後には保険が使えるならと少し不摂生になったりまでする。だから保険って基本的に契約者の方がそういった優位がある分、査定でガードせざるを得ないビジネスモデルだしさ。
保険会社のCEOが私刑で処されるのが何か勧善懲悪のように称賛されるなら、不正請求をしたりする契約者も何らか罰せられないと不公平だよな。
関係者に見つかってしまうかもしれないが、どうしてもここで吐き出させてくれ。
自分の婚活が始まったのは三年ほど前だ。そのときはまだ32歳で、仕事も今のものとは違っていた。当時は外資系のIT企業に勤務しており、それなりに年収も高かった。
当然のように申し込みが殺到すると思っていたが、実際にはまったくそんなことはなかった。自分は体重が110キログラムを超えており、とても「婚活強者」とは言えない状態だったのだ。それでも、たまに会ってくれる人はいたが、3回までにお断りされるか、続いたとしても結局うまくいかないまま終わってしまった。
やがて外資系ITでリストラが流行し、自分もその波に巻き込まれてクビになった。当然ながら婚活は中断。退職パッケージも満足に出ず、少々心残りがあったが、退職から1ヶ月以内に自分を雇ってくれるベンチャー企業が見つかったのは幸いだった。この新しい仕事はフルリモート勤務が可能で、その流れで地元に戻ることになった。
新しい職に就いて3ヶ月が経ち、仕事が軌道に乗り出した頃、婚活を再開した。ちょうど給与欄が新しい条件になる時期で、そこに記載された金額は地域でトップクラスの年収だった。「退職金や株式付与があったし、当然だよな」と思いつつ再開したわけだ。
しかし地元には地元の問題がある。圧倒的に女性の数が少ないのだ。それでも、東京でやっていたときよりは、年収マジックのおかげか会ってくれる人が増えた。
そして出会ったのがA子だった。
A子は背が高くない童顔の美人で、自分の好みに合っていた。音楽という共通の趣味の話題も盛り上がり、順調に交際が進み、仮交際、真剣交際へと進展していった。今思えば、この時点で多少の違和感はあったのだが、正常性バイアスとは本当に恐ろしいものだ。
真剣交際に進んだにもかかわらず、相手との距離が縮まった感じがしない。LINEの頻度は上がらず、相手の相談所から「もっと距離を詰めたほうが良い」と手を繋いだりするよう促されても、相手から感じる距離感はそれとは真逆で、とてもそんな行動には出られなかった。
そんな中、なぜかその状態で婚約OKという形になり、地元で一番高いビルの最上階でプロポーズを行い、見事成功した。30万円ほどするダイヤモンドの指輪も渡し、これからの生活に胸を躍らせていた。
しかし次にA子に会ったとき、衝撃的な発言が飛び出した。「結婚の段取りを進めるのを待ってほしい」さらに「仲良くなるまで1~2年はかかる」とのこと。
結婚に向けて次に進もうとしていた自分にとって、その言葉は衝撃的だった。よく考えればこれも大いに違和感が残る発言だが、そのときの自分はまたもや正常性バイアスに覆われ、「時間が必要なのだろう」と納得してしまった。結局、「ゆっくり進めていきましょう」ということで落ち着いた。
その後、何度か会っているうちに「A子の仲人が痺れを切らしているから、その人も交えてこれからのことを話そう」と連絡が来た。
そもそも、もう結婚相談所との契約は終了しているにもかかわらず、こうして干渉してくるのは極めて不自然だ。しかし当時の自分は「ずいぶん手厚いサポートをしてくれる相談所だな」程度にしか思わず、またもや正常性バイアスに陥っていた。
そのときは大まかな結婚までのスケジュールを決め、最近結婚したというB氏がオススメする挙式プランナーを紹介してもらった。
その後、なぜか予定が合わなくなり、会う機会が減っていった。A子は忙しい職業だし、そんなものだろうと思い込んでいた。
ところが、そうこうしているうちに自分が病にかかってしまう。泌尿器科で「軽い精巣上体炎」と診断され、放っておけば入院が必要なくらい痛みが増す病気だという。前立腺検査ではおじさんに肛門から触診され、悶絶するほどの辛さだった。幸い軽度で薬で快方に向かっているが、当時は痛みがあり、挙式プランナーとの打ち合わせにはダボダボのスウェットで行くしかなかった。
打ち合わせ後、カフェで会話し、次の予定を決めて解散。しかしその夜、A子から電話がかかってくる。なんだか腑に落ちない様子だったが、クリスマスが近いので予定を立てようと提案したことが彼女には気に障ったようだった。
その後のLINEで、A子は予定を変更すると言い、服装をきちんと整えてほしいと言ってきた。自分はまだ精巣上体炎が完治していないのでスウェットでもいいかと尋ねると、急に身だしなみに厳しく言うようになり、精巣上体炎の現状を伝えてもいつもなら心配してくれるはずのA子が、急にそっけなくなってしまった。文字通り人が変わってしまったかのようだった。
結局、柔らかめのパンツで落ち着かせ、その状態でモールに出かけた。何をするか具体的には聞かされていなかったが、美容院に行かせたいのだろうと何となく察していた。
美容院では2時間ほどかけてツーブロックにしてもらい、「似合ってるねー」と皆に褒められ、まあこれはこれで悪くないかと思った。
いよいよお互いの本音を語る段階だ。デパート内のカフェで話し合ったところ、飛び出したのはとんでもない話だった。
まず、「太っているのが受け入れられない」「気になる仕草がある」とのこと。これは通常、お見合いから2回目のデートまでの段階で断る理由であり、なぜそれで婚約まで進んだのか不可解だった。
次に「漢字が書けないのが受け入れられない」と言われた。自分は漢字を覚えるのが苦手で、そこが気になるらしい。
さらには「自虐ネタ」や「仕草」が自信がないように見えるとの指摘。全く身に覚えがなく困惑した。
A子はB氏に「泣きながら電話」したそうだ。つまり、自分との結婚が嫌だったということなのだろう。
最後には「B氏の心理カウンセリングを受けよう」とA子が提案してきた。
その後、B氏について調べてみると、怪しい事実が次々と出るわ出るわ、まるで徳川埋蔵金のようだった。「開運商法」と「資格商法」を掛け合わせたような怪しげなビジネスを展開しており、結婚相談所自体も実績がまったくない。A子がどのような経緯でこの結婚相談所に流入したのか不明だが、その商法にハマり、その流れで結婚相談所に入会したと考えざるを得ない。
ここから推測できることは、A子はB氏の強い影響下にあり、B氏は自分の年収欄の数字を見て目をくらまし、A子を使って自分と結婚させようと画策した。さらには自分をビジネスに巻き込み、カモにしようとしたのだろう。A子はB氏に言いなりになっているが、自分の気持ちとの間で板挟みになり、「泣きながら電話」した末に人が変わったかのような態度を見せたのだと思われる。
正直、A子はB氏のカモになっている可能性が高く、いくら搾取されているのかもわからない。しかも自分もその毒牙にかかる可能性がある。そんな状況で結婚を進めることは、もはや不可能だと判断した。
失ったものは成婚料金、婚約指輪、ダイヤの費用だ。しかしながら、心で受けたダメージはおそらくそれ以上で、自覚がないだけかもしれない。もう婚活は無理かもしれないが、それは時間が経ってみないとわからない。
自分は来週末、三陸で宿を取った。冬の海を見ながら散歩でもしようと思う。
痛むキンタマを抱えて、ね。
アメリカで、ユナイテッドヘルスケアなるデカい保険会社のCEOが路上で銃殺されたらしく、かなり話題になっている
俺は全然詳しくないんだけど、アメリカは国民皆保険じゃないから医療費が大変だっていうのは有名な話で、ユナイテッドヘルスケアはそこをカバーする民間の保険会社なわけだが、どうやら保険料の支払いを渋りまくるのでたいそう評判が悪いらしい
最近はAIチャットボットみたいなものを使って客の訴えを退けるという話もあるみたいで、データとしても大手保険会社のなかで一番保険料(edit:保険金の間違い!)の支払い拒絶率が高いとか
ただでさえ物価が高くて生活がキツイ中で、家族が病気になり、高え保険料を払ってる保険会社に頼ったら、「この症状は既往のものなので保険対象外です」なんて言われて、バカ高い医療費が自腹になる
そういう体験が積み重なった結果、保険会社のCEOはメチャクチャ恨みを買っていたらしい
そんな人間が殺された
現場の監視カメラ映像では、サイレンサーのついた短銃を落ち着き払って構えていて、手つきに慣れが窺えるので、もしかしてプロの暗殺者なんじゃないか?なんて声もあがっているらしい
貧乏人が窮鼠猫を噛む的な感じでイチかバチかの賭けに出て勝った、というには、犯行が練られすぎている感じがある
そんで、ここからが激アツなんですよ
Delay, Deny, Defend
Delayは遅延、金を払うのがシンプルに遅いという話だと思う
Denyは否認、これは訴えそのものを否定し、そもそも金を払わないという話
Defendは抗弁とか弁護とかそういう感じで、話が拗れたら訴訟に持ち込んで、客側の体力切れを狙うって話なんだろう
で、ですよ
現場に残されていた薬莢には、油性ペンでこう書かれていたらしい
Deny, Defend, Depose
DelayがDeposeに置き換わっていて、その意味は「証言する」または「退位させる、追放する」
・お前たちの行いが弾丸となって返ってきた
みたいな解釈ができるように思う
人が死んでんのにこういうことをいうのはなんだけど、正直、メチャクチャカッコよくないですか?!
メッセージの伝え方もカッコよければ、内容もカッコいい
redditなんか見てると、このフレーズを絵にしてる人がいたり、Tシャツになったりしている
ユナイテッドヘルスケアの買ってた恨みは相当のようで、この件については右も左もないなんて声もあったりする
「民主主義の法治国家に住んでいる以上、どんな理由があろうと暴力による主張を認めてはいけない……ただし、今回の件は全然OK😜」みたいな書き込みがupvote(いいね)を集めまくっている
暗殺者はまだ見つかってないんだけど、彼の着ていた服の売り上げが上がったりもしているらしい アメリカの公園に彼のコスプレをした人たちが集まったりしているらしい
彼を英雄視する声も散見される、というか、ほぼその声しか見えないような気すらする
なかなかすげえ事件だなと思う
俺は家にテレビがないので、日本でこの件がどのくらいの熱をもって報道されてるかわからない
よその国の社長がひとり死んだだけなんで、ハッキリ言ってどうでもいいから、あんまり放送されてなさそうではある
何とは言わんが、続け!という感じもあるよなあ、正直
新宿に降り立ったのは本当に久しぶりで、到着して最初に感じたのは景観の変化。
軒並むビルを見ながら流石に10年前とは変わってるよなーって、なんて思いながらも一番驚いたのは人の変わりようだった。
そこら中で自撮りしてる人がめっちゃたくさんいるんだよ。なんかカメラに向かって「イェーイ!」みたいなポーズを決めてる若者もいるし、一人で黙々と撮ってる感じの人もいる。
それに日中にもかかわらず酒盛りしてる人達も多かった。いやいやいや、まだ昼間だよ?
で、外国人もめちゃくちゃ多い。新宿って昔からいろんな人種がいる感じだったけど、それがさらに多様化してる感じ。
というか歩けば外国人が目に入る。ここ何処?って一瞬戸惑うくらいには多かったね。
でも、一番印象的だったのはベンチに座って号泣してるおっさんだった。
新宿駅の喧騒の中、ベンチに座って涙をボロボロ流しながら嗚咽してた。
四十代後半ぐらいかな。スーツもちょっとくたびれてて、見るからに人生いろいろあったんだろうなぁって感じの雰囲気。
何があったのか分からないけど、とにかく泣いてる。そして周りの人がそのおっさんにまったく無関心なんだよなぁ。
おっさんの近くでは自撮り棒持って動画撮ってる若者もいて、めちゃくちゃ明るい声で「今日はここからライブ配信しまーす!」みたいなこと言ってるのね。
その横で嗚咽するおっさん。で、それを誰も気にしてない。誰も助けないし、声もかけない。もちろんそれが東京流なのかもしれないけど、あのカオス感はすごかった。
駅を出て少し歩いたら、また別のベンチで今度は別のおっさんが項垂れて号泣してるのを見つけて、新宿号泣おじさん多すぎだろ!って内心思いながらも、東京という場所を考えると妙に納得してしまった。
やっぱ東京ってすげぇな
彼は同期の同僚で、同じ新卒採用の人。
今年から同じ部署になって、それで少しずつ話をするようになった。
優しい人で、仕事で分からないことはいつも教えてくれて、だから最初は”やさしい人だな”っていう印象だった。
そのうち一緒にお昼ご飯も食べるようになって、でも連絡先は知らなくて。
だから私生活のことは全然知らないし、お互いプライベートのことはよく知らない。
たまにご飯に行くことはあっても、あくまで仕事帰りのみで、休日に待ち合わせ。とかはなくて。
そんな関係性の人だった。
先日、17時で退社して、一緒に駅までほんの少し歩いた。
途中に小さな公園、というかベンチみたいなものがあるんだけど、彼がそこで「ちょっとだけ休憩しない?」と言った。
私は別に急いではいなかったし、いいよと答えて二人で並んでベンチに座って、彼が近くの自動販売機から飲み物を買ってきてくれた。ホットのココアだった。
二人で並んでココアを飲みながら「もう12月だよ!」とか「今年もあっという間だよねー!」みたいな些細な話をして、ゆっくりココアを飲んでたらあっという間に周りが暗くなってきた。
顔を上げるとまるでイルミネーションみたいにビルには無数の光が灯っていて、街路樹に挟まれた街灯には優しい明りが灯ってた。
その光景がなんだかとっても奇麗で、そのとき不意に昔親友と一緒に花火大会に行った時の記憶や、大晦日に家族団らんで過ごした時の光景がふっと頭に浮かんできて、ああきっと今のこの目の前の光景も幸せだった瞬間の記憶として保存されたんだなっていう、そんな気持ちが急に沸き上がってきて、なんだかちょっと感極まってちょっと泣きそうになった。
今なら…わかる。
でも沖縄での米兵による少女暴行事件では、米兵全体への批判が高まったし、米兵全体に出て行けといった運動も起きたよね?その米兵個人がイビルなのであって米兵全員がそういうことをするわけではない、という意見が前面に出ていた記憶はない。
米兵は割合として犯罪をする率が高いから、合理的な統計的差別?でも、増えたと言ってもクルド人の数なんてまだたかが知れているから、その中に少女への性暴行で有罪になりさらにその執行猶予中に別の性暴行を起こした人がいるとなると、日本での平均と比べて凶悪犯罪者の比率が有意に高かったりしないの?米兵だろうがクルド人だろうが、他国に来れば箍が外れる人が一定数出るだけでないの?なのに米兵は全体がヘイトの対象で、クルド人は個人の問題なの?
アメリカ人は世界に冠たる大国の国民で、一方でクルド人は固有の国家を持たない可哀想な人たちだから全体への批判はするべきではない?でも、そこに筋の通ったロジックはないよね。
日米地位協定など司法の力が限られる特権的地位が犯罪を助長したので米軍全体を批判して改善に向かわせることには意義がある?それはあるかもしれないけど、それって少女が暴行されたことを出汁に使うということだよね。
❴追記❵
別にクルド人は犯罪者集団だから追い出せ等と言っているわけじゃないのに、そう読む人が多いんだな。「米兵だろうがクルド人だろうが、
他国に来れば箍が外れる人が一定数出るだけでないの?」とまで書いたのに。これは諦めの方向ではあるものの許容を意味するものでしょう。
米軍との不平等的な状況を解消させろといったことを正面から言うのではなく(それは常時やるべし)、鬼畜米としてただヘイト感情を煽る
行為、事件と関係ない米兵への人格攻撃みたいなのが「これが米軍への怒りの声だ」という文脈で使われるといった行為、がかつては見られた
コロナとインフレで駅近辺の入れ替わりが活発になりカレー店が増えてきた
のでリスト入替
いつもの。平和通り再開発で他の店が引っ越ししたり廃業したりする中、火事で全焼から復活しても一切変わらない
ルフロン2Fフードコート内。スープカレーが比較的安価(豚角煮入れて1200ぐらい)
地下街アゼリア。昔はスタンドカレー屋なんてここしかなかったので、みんなここでカレー補充してた
以前は立ち食いソバ屋並みの価格だったのがメニュー変更とインフレで否応なく値上がりし
また駅ホームからバス停への導線が地下街を経由しなくなったのもあり
魔法が解けてしまうと、あえて立ち寄ろうという気がしなくなるぐらいの普通な味
ミューザの裏通りエリア。オサレ・こだわり系。他との違いはよくわからん
かつてヨドバシ奥にあったカフェハイチのカレーが食えなくなったので、そういう気分のときはフラッと行きたくなる
怪獣酒場の向かいのタイ料理屋。ビル地下だが地下街から行ける。猛暑でタイカレーに頼りたくなったときの駆け込み寺
砂子通り入口。松屋が移転してマイカリー食堂併設になり松屋カレーをいつでも食いたいときに食えるようになったが
いざ食えるとなると足が遠のきがち
砂子通り八丁畷方面。以前は激狭クラブだかスナックだか間借りの昼営業に行列の店だったのが移転
カツが売りのカツカレーの店だがカツをカレールーで食わないように注意書きがそこかしこに書かれてる
国道15号沿いに新店開店で駅から徒歩圏内についに。なのだが今一つ寄れてない
思えば浅田店に寄るときは外仕事でそこそこ消耗した帰り道ストレスをカロリーの暴力で吹き飛ばす目的だったので、
駅近辺を歩くようなタイミングだと気分的に入りにくいのだろう
仲見世通りのビル3階エレベーターなし階段のみ。バングラデシュの方だが日本語上手い。暇なら話もいろいろできる
テーブル席メインの店なのだが平日の夜に行くと男一人客が入れ替わり立ち代わり酒も頼まず黙々とビリヤニやカレー食ってく
ラーメンマニアがマニアックな店でラーメン食うってこんな感じだろうか
・なんか部屋がカビ臭い
・引き出しの中に聖書がある
・ベッドがやたら硬いか、逆にふかふか過ぎる
• 枕が高すぎて首が痛くなる
• 冷蔵庫が小さすぎて、ほぼ何も入らない
• お湯と水の調整が難しいシャワー
• トイレットペーパーが妙に薄い
• バスタオルが意外と小さい
• 自販機コーナーがやたら充実していると嬉しい
• 大浴場があると「当たり!」と思う
• 消灯すると微妙にランプの光が目につく
• エレベーターが少なくてなかなか来ない
• 周囲にコンビニがあると心強い
• チェックアウトの10分前に大慌て
(追記)
間取り図を見るのが好きで、物件を紹介しているサイトをよく見ているのだがそこに
「◯◯県の男性が雪に埋もれた犬を見つけてからどうなったかご覧ください」
的な文章と(正しい文章は忘れた)雪に埋もれた犬を撫でる手のgifが貼られており、当方犬好きであり、自分が居住する県での話のようなのでついクリックしてしまった。
すると、明らかにAI生成のような白人男性の老人の写真と「ジョージは」(たぶんジョージだかジョンだかなそんな名前であった)で始まる文章が長々と続いており、どういうことよ…と思いつつ少し読んでみた。ジョージは寒さが嫌いでベッドに潜り込んで云々、と小説の出だしのような描写が続き、そこに少女が訪ねてきて「あなたの家の庭で動物が雪に埋もれている」と告げる。
そのあたりまで斜め読みしてますますわけがわからず、サイトの意図もわからず気持ちが悪く、ページを閉じた。
「◯◯県の男性が雪に埋もれた熊を見つけて云々」と犬と熊を入れ替えただけの広告が貼られており、ビルの階段を下ると今降りてきた階と同じ階に出たような不気味な気分に陥る。
恐る恐るリンクをクリックすると、ほぼ同じ文章が載っていた。不機嫌な老人ジョージ、訪ねてくる少女。なんだこれは。何かの広告なのか。恐ろしくなってページを閉じた。
という広告リンクがある。若い女性が犬のケージに入って横になるgif付きだ。
別のページには
「87歳の老人がTokyoにあるこの小さな家に住んでいます。 - 内部を見てみてください!」
いったい何の広告なんだろう。不気味だ。たすけて
彼は同期の同僚で、同じ新卒採用の人。
今年から同じ部署になって、それで少しずつ話をするようになった。
優しい人で、仕事で分からないことはいつも教えてくれて、だから最初は”やさしい人だな”っていう印象だった。
そのうち一緒にお昼ご飯も食べるようになって、でも連絡先は知らなくて。
だから私生活のことは全然知らないし、お互いプライベートのことはよく知らない。
たまにご飯に行くことはあっても、あくまで仕事帰りのみで、休日に待ち合わせ。とかはなくて。
そんな関係性の人だった。
途中に小さな公園、というかベンチみたいなものがあるんだけど、彼がそこで「ちょっとだけ休憩しない?」と言った。
私は別に急いではいなかったし、いいよと答えて二人で並んでベンチに座って、彼が近くの自動販売機から飲み物を買ってきてくれた。ホットのココアだった。
二人で並んでココアを飲みながら「もう12月だよ!」とか「今年もあっという間だよねー!」みたいな些細な話をして、ゆっくりココアを飲んでたらあっという間に周りが暗くなってきた。
顔を上げるとまるでイルミネーションみたいにビルには無数の光が灯っていて、街路樹に挟まれた街灯には優しい明りが灯ってた。
その光景がなんだかとっても奇麗で、そのとき不意に昔親友と一緒に花火大会に行った時の記憶や、大晦日に家族団らんで過ごした時の光景がふっと頭に浮かんできて、ああきっと今のこの目の前の光景も幸せだった瞬間の記憶として保存されたんだなっていう、そんな気持ちが急に沸き上がってきて、なんだかちょっと感極まって泣きそうになる。
でも制作年代はラピュタの二年後 ラピュタも異常なクオリティだけど画面だけでいえばもっとすごい
指に指ができるとか気持ち悪い異形があのへんからはじまってエヴァだのもののけだのにいったりしてるよ
CGつかってたの、虹色の超能力パターン見るシーンだけでそれも間に合うか微妙なほどマシンパワーが遅かった
なのに人の脳だけであんなに飛行機(軍用ヘリ)やバイクやビル(割れたガラス)、そして抜けた巨大コードのうねりなんかをうごかしてる
口パクもディズニーとおなじでアテレコではなくプレスコなのでばっちり合ってる
(あってないときはカメラが発声者から遠いから空気伝導が遅いことを意識してわざとずらしてるシーンだったりする)
おれ1986年に転生してもスマホもブレンダーもなしであれだけのことを再現しろっつっても一生掛けても無理です
それがまだ30代前半の男がやったんだからなあ
JCTと言えば、と言われて誰もがその名前を出すようなジャパニーズトラディショナルカンパニーに転職して驚いたのが、食堂のショボさ。
と言うか前の会社が豪華すぎた感じなので(一律300円で日替わりランチが4種類あって、ラーメンうどん200円で外部から来た人も社員と一緒であれば利用できるとか)そこはまあ平均的だったのでしょうが、そこがさらに改悪された。
まず、価格が上がった。定食が700円から900円になった。これでキラキラのランチがでてくればまだ許せるのだが、明らかにショボい。
前は2種類あって、概ねお魚系とお肉系であった。ところがこれが廃止されて一種類に。
そして、メインがショボい。前はハンバーグとかも肉厚で、付け合わせにブロッコリーとかミックスベジタブルとか付いてきたのに、なんかそれが明らかに冷凍を解凍しましたみたいなやつになった。
特にお魚がおいしくない。焼き魚が出てこなくなってみんな竜田揚げか煮魚になったが、特に煮魚がまずい。と言うか蒸した魚にタレかけただけじゃねえのと言う疑いである。
そして副菜がほぼほぼポテトサラダかマカロニサラダになった。というかこいつらサラダじゃねえよ。ほぼ炭水化物だよ!
ご飯も前は自分でよそう方式だったのが、機械が導入されて定量べとっと落ちてくるタイプで、大盛りが有料になった。
味噌汁は具がほとんど入ってないのは前からそうだが、なんか妙に塩っ辛い気がする。塩分計を持ち込む勇気はないがこれ絶対身体に悪い奴だよね。
同じ900円だと、お昼休みに向かいのビルに出没するキッチンカーたちに買いに行った方がよい。それで無茶苦茶おいしい焼き魚のお弁当が変えてしまう値段である。
というかさっき買ってきた。
フレックスなので昼休み前倒しで帰ってこれるけど、まともに12時に休みを取る人たちは地獄の様に混雑するようになったようだ。
ポエムにはならないはずなんだよね
小説でポエム書いちゃうと、ラヴクラフトの詩もそうだけど、映像化は不可能というか、寧ろ詩から想像をかなり膨らませて映像にすることになっちゃう
例えば、ラノベ、涼宮ハルヒだとかでもいいけど、小説、文字表現からアニメになる、映像になると、基本的にはストーリーが詰まってる
文字で言い表せるんだよね、物語がちゃんとしてる、当たり前だけど元が小説だから
でも、AKIRAというか、特に初期の大友とかは漫画だから、絵だから表現できたわけで、絵で描かれたポエムなんだよね
物語として考えるとフワフワしてる、でも、エヴァもそうだよね、雰囲気だけでも、漫画以上の映像、アニメではそれが可能になる
絵で表現されたポエム、理屈はどうでもよくて、視覚効果として気持ちが良ければいい、究極的にはモーションタイポグラフィーとかにもなる
とにかく、観ていて気持ちがいい、その場その場で取り繕ったようなシーンだろうが、セリフ回しが気持ち良ければいい
押井作品とかもそう、宮崎駿が押井氏をそんな風に評価してたこともあったよね、難解な台詞とか表現してるけど、実際は中身がない
でも、それが作品の雰囲気というか、重い空気を作り出したりしてる、繰り返しになるけどエヴァもそう
涼宮ハルヒのアニメを小説に逆変換することは当然可能で、逆変換すれば元の小説になる、それなりの厚さの文字列になる
でも、AKIRAを小説にしても、なんか薄っぺらくなっちゃう気がする
こんな爆発をする、こんなビルがある、そういう映像の凄さを文字表現にしたら、凄い薄っぺらくなっちゃうと思う、AKIRAみたいな映像重視の作品は
別にそのどちらかが正解というわけではなくて、作品の構築方法、攻め方が違うだけであって、どっちも凄いし、どっちも存在していい
まあ、でも、AKIRAもエヴァも、あー、雰囲気ポエムきたー、みたいにツッコミながら視聴しちゃうんだけどね、それも楽しいんだよね
まあ、スタッフロールが全員、末端動画まで日本人だし、まだバブル崩壊後でも余裕がある日本だった時期の映画でもあるし、
今だったら、中国人、韓国人スタッフの名前が並ぶけど、まあ、それなりのクォリティーになってきたというか、
中国は国内の政治とかがああでなければ、もっと自由な表現で日本を超えるぐらい面白いものを作れる可能性も出てきたけどね
やっぱ、AKIRAは全日本のアニメの勢力をスタジオとかを結集した感じがあるよね
それだけ結集できたのは、みんなが大友氏の漫画に、絵に、表現に魅了されたわけで、やっぱりそれって凄いよな、って思う
鳥山明でさえ影響受けてるよね、AKIRAのアニメ見るたびに思っちゃうけど
荒川弘もそうだし、魍魎戦記マダラもそうだし、バスタードは当然そうだし、なんかもうみんな大友を記号として受け入れてるよね
なにかってと球体とか好きだよね、AKIRA見てると
老人とか子供を描くのが好き、女性はつり目でツンツンしてる娘が好き、球体とか単純幾何学形状を大枠に、それをまた緻密に描くのが好き
一応都内勤めなのだが、駅から会社まで歩いていく途中、付近にある女子校の生徒さん達がバス待ちをしている。
バス停留所の待ちスペースって、歩道の脇とかに設えてあったりするじゃん。
毎朝、やや裏道気味の通りを抜けて会社に向かう。人があまりいないからだ。ぶつかりおじさんなど存在しようがない。田舎育ちなので人込みはニガテである。
その通りにはバス停留所がひとつあるんだが、バス待ちのためのスペースがない。そのためか、近所の小さいお店の軒下で、みんなバスを待っている。
昔住んでいた田舎町を思い出した。雑貨屋のおばあさんがいてさ、お店のものを買うでもないのに、中高生が軒下でバスを待つのを許していた。そんな感慨が浮かんできた。
半年前だった。自分がそのお店の前を通る時、ふとバス待ちの女子高生が軒下で座ってるのを見た。
全体だと、ほぼ女子学生が十人ほど並んでいた。
「あ……」
その時は確か、ベージュ色のショーツで、端のところに黒い刺繍が縫ってあるやつだった。このデザインのは、ベッドで恋人のショーツを脱がす時に見たことがあった。
うーん、と考えて、「下着見えてるよ」と注意するのを断念した。ここは都会である。ビルや商店がなければ、皇居が近くに見えるレベルの東京オブザ東京である(どうでもいいけど、子どもの頃は、マリオブラザーズをマリ・オブ・ラザーズと呼んでいた)。
ここは東京だ。自分が生まれ育った岡山県西部の田園地帯じゃない(※ちなみに『のんのんびより』の聖地)。下着が見えてるとか、そういう注意はやめるべきだ。今回はそれが正義だと思った。
それから毎朝の習慣になってしまった(´;ω;`) バス待ちをしてるあの子達を見るのが。
女子中高生が大半だった。それ以外におじさんおばさんとか、高齢者は少ない。まあ、そういうものだろう。朝早い時間だし。自分が高校生の時もそうだった。
男子学生が少ないのは、あいつらにとってはバスという交通手段が惰弱認定を受けるおそれがあるからである。体力が十分なのも大きい。近場の学校なら、バスよりも自転車の印象がある。
さて、あの子たちの下着なんだが、もちろん見えないことが大半だった。ショーツが見えるようにしゃがみ込むって、そんなもん田舎町の女子学生くらいのものである。
制服を見た感じ、お嬢様な雰囲気の学校だった。皇居の近くにあるところかな。そういう所作とか、雰囲気が漂ってくる感じである。いや、これは偏見だ。思い違いかもしれん。あの子達がド田舎高校の制服を着てたら、そういう印象になるかもしれない。
でも、たまにだけど、彼女たちが一時的にしゃがんだり座ったりすると、パンチラをしてることがある。
え。見てはいけないって? そんなのわかってるよ。でも見ちゃうんだ。俺だけじゃない。
ほかの通行人だって、おじさんだっておばさんだってOLだって、あの子達の方を見てたよ。動機は知らないけどさ。
昔、TwitterにドラえもんのBotアカウントがあった。普段は秘密道具の名前をツイートするんだけど、たまにボロンって言うんだよな。何がボロンなのかは置いといて。
でも、それが出るとなんかツイとる(ツイートだけに)気がして、あの頃フリーターだった自分は、今日はパチンコで勝てるような気がしていた。
夏頃から、けっこうな頻度で下着が見えてる子がいた。この子だけおかしいやろってレベルだ。
イメージで言うと、スカートを履いた女子がしゃがむじゃん? すると、正面から見えるだろ。でも、スカートをうまくやるととガードできる。
でも、その子はガードできてるとでも思ってるのか、正面から見えてしまっていた。性行為の経験がそれほどでもない自分ですらわかる――お上品な感じのレースの下着。その日は白っぽいデザインだった。
で。俺はその子に近づいていった。以下、心のカメラで録画した内容である。
「すいません。ちょっと」
「はい。私ですか。なんですか?」
※その子が立ち上がる
「あ! え……あー。ごめんなさい……」
「見る人、いるからね。俺も人のこと言えないけど。ごめん」
そのままテクテクテクテクと、会社に向かって歩き出した時、バス待ちで並んでいる子が皆自分の方を見ている気がした。
携帯電話を取り出して、モシモシモシモシ……と嘘の会話を始めた。後ろから、ほかの通行人が見てないかも気になった。
声をかけてよかったのか、今でもわからない。でも、声をかけてなかったら、もっと後悔することになったのかなって。
今回ちょっと、増田でしたためてみようと思った。感想はご自由に。どんな意見でも全部読むよ。約束する。バッチコーイ……!!
※追記
いい学校の制服を着てるあの子らはお嬢様~というのは、やはり私の偏見でした。反省しています。あれからもう一度だけ、立っているあの子を見たのですが、家から持ってきたであろう、アルミホイルに包んだおにぎりを食べてるところでした。田舎暮らしの高校生の頃が懐かしくなりました 終