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2025-12-09

統合失調症作為体験(させられ体験)について

統合失調症妄想幻覚体験記はぼちぼちあるのに、作為体験(させられ体験)についてちゃんと書いてある記事ほとんど見たことがない。

自分発症するまで、ここまでエグい症状があるとは知らなかった。

なので、これはあくまで一人の当事者メモとして書いておく。

医学的な正しさとか診断マニュアルではなく、「こういう感覚だった」という話。

プロフィール

母親統合失調症

小さい頃から自分はああならないようにしよう」と思って生きてきた。

でも現実には、育児+いろいろな負荷が積み重なって見事に発症

今は子どものために再発しないよう、治療を受けている最中

作為体験

作為体験。させられ体験とも言う。

ざっくり言うと、考えや身体の動きが、自分意思じゃなくて「外側の何か」に操られている感じのこと。

私の場合、いきなりこれだけが単独で出るわけじゃなくて、

関係念慮(いわゆる関係妄想

• その他の妄想

がかなりひどくなってから出てくる。

世界解釈がぐちゃぐちゃになって、「自分特別」「自分けが選ばれている」みたいな妄想が本気になった頃、その延長線上で作為体験が始まった。

感覚としては、本当にマリオネット

自分身体なんだけど、自分コントローラーが外されて、誰かに渡されているような感じだった。

動きはいろいろ

出てきた動きはけっこうバリエーションがあった。

首が左右・前後勝手に振れる。目が上下ガチャ目になる。『嫌われ松子の一生』の変顔みたいになる。

止めようと思っても止まらない。

「なんで今このタイミングで?」と思っても、とにかく動く。

手の形や動きで、妄想上の「相手」と会話することもできた。

• 合点

• 丸(OK

バツNG

祈りポーズ

みたいなジェスチャーで、勝手に会話が進んでいく。

手が首を絞めるような形になることもあった。

これは「その行為を続けたらお前は死ぬぞ」という意味(ちなみにその時してたのはホテルロビーに行こうとすることだった)。

いま冷静に書いていても相当やばいが、そのとき自分にとっては「自分特別」「世界の裏側とつながっている」を補強する証拠だった。

作為体験が重くなっていくとどうなるか

ここまでは、まだ「変な動き」で済んでいる。

問題は、さら陽性症状が重くなったとき

その段階になると、シャレにならない行為が「起こった」。

あえて「やった」ではなく「起こった」と書く。

自分計画して「やろう」と決めたのではなく、「自分では止められない大きな力」=「マリオネット状態」によってさせられた感覚からだ。

大きく分けると、犯罪行為自傷行為

犯罪行為万引き

詳細は伏せるが、作為体験の中で万引きまで行ってしまたことがある。

もちろん、現実ルールとしては完全に犯罪行為だし、チャラにはならない。

病気から仕方ない」と言いたいわけでもない。

ただ当時の感覚としては、

自分で「よし、盗もう」と決めて計画してやったのではなく、

勝手身体を動かされた

に近い。あくま感覚としては。

妄想で「自分特別」と思っていたこともあって、ブレーキ判断力もかなりグダグダになっていた。

その結果がこれ、という感じ。

自傷行為:壁こすりと後ろ向き転倒

自傷行為も、いくつかパターンがあった。

ひとつは、外壁にひたすら腕を擦り付ける動き。

痛いのに、やめられない。

皮膚が擦りむけたり、赤くなっても、「やめよう」という意思より先に身体が動く。

.

もうひとつは、防御姿勢なしでいきなり後ろに倒れるやつ。

手も出ず、後頭部から床や地面に直撃して、実際に脳出血を起こした。

このとき感覚は、

「痛い」と「え、なんで今倒れたの?」がほぼ同時だった。

前もって「倒れよう」としていない。

「引っ張られた」「足腰のスイッチを切られた」みたいな感覚けがあって、気づいたらもう後ろに倒れていた。

作為体験は「静かな症状」ではない

統合失調症というと、

幻聴が聞こえる

妄想人間関係が壊れる

みたいな話ばかりが前面に出る。

もちろんそれも重い症状だが、作為体験はそれに負けないくらヤバい

から見ると、

• ただ変なポーズをしているだけ

勝手に動いているだけ

に見えるかもしれない。

でも、当事者の中では

自分身体ハンドルを奪われている」

状態で、その延長線上に

犯罪行為万引き

自傷行為(壁こすり、後ろ向き転倒→脳出血

みたいな結果がぶら下がっている。

少なくとも、「周囲に迷惑をかけない軽い症状」なんかではまったくない、ということだけは書いておきたい。

同じような感覚経験したことがある人が、「自分だけじゃなかったんだな」と思えたら嬉しいし、

家族医療者が「作為体験でここまで行くこともある」と知ってくれるきっかけになればもっと嬉しい。

ちなみに、私が統合失調症発症した直後は、気絶みたいなことを繰り返したり、覚醒剤を打ったみたいな状態になった。

実際に覚醒剤を打ったことはないから、あくま知識ベース比喩なんだけど、感覚としてはこんな感じだった。

多幸感に満ちあふれて、世界キラキラと輝く。壁の模様やシミがぐるぐる動き出す。

それが、ただ家の中を歩いているだけのときに、突然起こる。まるでコ○ンの麻酔銃でも使われたみたいに、突然。

気絶の方はまだマシで、今のところはトイレの中とか、椅子に座っているとき意識が飛んだだけで済んでいる。それでも何度も何度も起こるので怖かった。

統合失調症身体症状をなめてはいけない。

私は親が統合失調症だったので、知識はそれなりにあるつもりだった。

でも、ここまで派手な身体症状が出るとは知らなかったし、身体症状が強すぎて、むしろ妄想の方を補強してしまった。

「あの時の気絶や覚醒剤様症状は薬を盛られたからだ」

そう解釈してしまって、病識を持つの半年くらい遅れた。

2025-12-03

果てしなきスカーレットのココがヤバい

まらないと噂の『果てしなきスカーレット』を見てきたよ!

みんなにもこの映画のヤバさを体験してほしいので、この感想を読んで興味を持ったらぜひ劇場に足を運んでほしい!!!

スカーレットちゃんがクソザコ可愛くてヤバい

本作の主人公スカーレットちゃん16世紀デンマーク王女である

大好きな父親である王が、権力を狙う王の弟・クローディアスの策略によって処刑され、復讐を誓うところからこの物語は始まる


……はずが、なんと物語冒頭で毒殺されてしま


父の仇であるクローディアからも「自分が毒を盛られることも考えぬとは愚かなものよ…」と言われてしまう始末




くその通りである



その後、スカーレットちゃんは死者の世界に堕ち、そこで再びクローディアスへの復讐を誓う

しかし行く手に立ちはだかるのは、かつて父親処刑したクローディアスの部下たち

スカーレットちゃんモブ相手には勢いづくものの、中ボスになると毎回やられてしまい、その度わんわん大泣きしてしま



「…ヴゥッ、許せない!許せない!許せない!」



絵に描いたようなクソザコである



なお、本作主人公スカーレットちゃん声優まさか芦田愛菜さん

映画最大の魅力となっているので、くっころ女騎士好きな人にはおすすめ

唐突モブ坊主ヤバい

スカーレットちゃんは毒を盛られ死者の国に堕ちるわけだが、そこでモブ坊主の「ひじり」と運命出会いを果たす


なんか、にじ◯んじみたいなデザインですね。

てか、名前、聖(ひじり)て。

ひじりて、お前。


スカーレットとの落差に脳がバグるが、残念ながらこの坊主現代日本から堕ちてきた本作のもう一人の主人公である

この男のダメなところは多々あるが、まずモブキャラすぎるところがダメ

剣を持った敵が出てくると

「争いはヤメロー!」

戦場突っ込み自分を殺そうとした相手にも平然と握手を求める

どこかで見たような“善人ムーブ”のテンプレを地で行く男である


そして本作の(監督が思う)見どころとして、スカーレットとひじりがダンスをするシーンがあるのだが、ひじりのダンスが信じられないレベルキモい

イメージとしては、最近だと『野原ひろし 昼飯の流儀』のOPに近いだろうか

とにかく、物語中盤のダンスシーンは必見なので、ぜひ劇場で確かめてほしい

ちなみに私は映画を見終わった瞬間に「スカーレット ひじり いらない」で速攻検索した

③ 感動のフィナーレがヤバい

そろそろ疲れてきたので、最後物語のフィナーレについて書くことにする

やかんやあり、スカーレット復讐は果たされ、彼女は現世に戻ることに

一方、復讐を糧に生きてきたスカーレットは生きがいを失ってしまい、ひじりに泣きついてしま


スカ「私じゃなくて、ひじりが生き返ればいいのに!」

ひじり「…」

ひじり「…生きたいって言え!」

スカ「えっ」

ひじり「…生きたいって言えー!!」

スカ「…ぃきたぃ」

ひじり「…聞こえない」


スカ「…い゛ぎだい゛っ!!」



…そう、ワンピースである

『果てしなきスカーレット』を観てて、まさかエニエスロビー編に突入するとは思わないじゃん?

けど、よくよく考えてみると監督細田守。『オマツリ男爵』を手掛けているので、言われてみれば納得のリスペクトである

ちなみに最後クライマックス復讐を果たしたスカーレットにひじりが会いにくる場面があるのだが、霧の中から現れるひじりのシルエットが坊主なのでやっぱり笑ってしまった

坊主が悪いのではなく、アニメ坊主を出すのがノイズなのである

これがケンシロウでも桜木花道でも、やっぱり笑ってしまっただろう

それくらいアニメ坊主は、坊主であるだけでキャラが立ってしまうのだ

アニメ制作にかかわられる皆様におかれましては、裸がノイズになっているかではなく、坊主ノイズとなっていないかを今後とも自省していただきたい。

最後

まとめると、本映画は優れた世界観・主人公作画をもちながら、モブ坊主やわけのわからない劇中歌ダンスを合わせ持つ、稀有作品である


この感想を見て少しでも気になった人は、ぜひ劇場に足を運んでほしい


スカーレットちゃんかわいい

2025-11-12

私はその夜静かに関西国際空港に降り立った。携帯SIMカウンター自販機ひとつずつ買い、空港内の一時預かり所ですぐに荷物を預け、翌日の午後遅くに取りに来る旨を伝えた。小さな鞄には電子機器が四つ入っている。身につけるものは、バッテリーを取り外しておいたSIMなし格安携帯(数日前に買ったばかりだ)とポーチひとつ。対岸の小さな町に飛び込みで宿をとることした。電車の降客は私と2、3人。地元人間が見れば、私は関西人ではないとすぐ分かる顔をしている。うろうろしていると、早速「お出迎え」の車がメインストリートから細い路地へとわざわざ鋭角にターンして尾行してきたので、物陰に隠れる。目星をつけたホテルの前の駐車場には見張りの車が停車していたので、知らないふりをして行きすぎる。初めての町だが、行き当たりばったりに歩き回った挙句、駅から離れた場所に客のいない静かなバーを見つけ、ウィスキーを飲んで時間を潰す。

日付が変わる少し前にバーを出、宿のあるらしい方角へ歩く。宿に入ろうとした時、住宅街の十字路の向こうからボックスカーが一台、なにかを探しているかのように徐行してやってきて、止まった。生垣そばに隠れたつもりなのだが、どうやらライトの向こうに見つかってしまったらしい。直進するそぶりだったのが、急に右折して去った。ナンバープレートを私に見られたくないのだ。別の宿を見つけ、この日は終わり、旅の疲れを癒そうとした。

翌朝、時差ぼけ寝不足の目をこすり、今年一番の早起きをして、再び空港に向かう。出張中のビジネスマン風の顔をして、通学中の小学生の後ろを歩く。預けた荷物を受け取り鉄道駅に向かおうと、空港ビルの吹き抜けの上階をふと見ると、手すりにもたれた男が下を見て何か携帯で指図をしていた。見張りだ。電車に乗り、念のため、中から隣の車両に移動した。すると、ひとりの男が目についた。まだ若さがかすかに残る、アメリカ人と思われ、こざっぱりした軽装で、イヤホンをつけ、手元の携帯を見ている。荷物はない。空港ホテルに泊まって文字通り手ぶら観光に行く外国人はそうそういないだろう。この男は見張りの仲間と考えて差し支えない。おそらく携帯グループ通話モードになっており、イヤホンから指図が流れるのだ。じっと見ていると、男は気まずそうに少し下を向いた。元の車両に引き返し、男から見えないことを確認する。予告は受けていたが、「今度のチーム」は手際がいい。これは逃げられないと思った。私はロンドンからの帰途アジア系航空機上海を経由したのだが、上海で乗り込んで来た20代アメリカ人の男が私を見てニヤリとして着席したのを思い出した。

降車予定のいくつか前の駅に停車中に、ポケット携帯が鳴った(機内モード)。私はここで降りることを迷っており、それを見透かされたかのように思い動悸がしたのだが、実は九時にセットしたタイマーだった。電車のドアが閉まる瞬間にホームへ身を投げ、私のせいでドアが再度開かなかったこと、および、隣の車両の男が降りなかったことを確認し、駅を出て停車中のタクシーに乗り込んだ。

ヨドバシカメラへお願いします」先に着いたアメリカ人の男やその仲間がXY筋(どこだったのだろう?)を追尾する手筈は万全だろうと思ったが、仕方ない。タイミングよく開店と同時にヨドバシカメラに入り、入り口付近電子機器の入った鞄を置いて、新しい携帯を買った。見上げると、レジの上の防犯カメラが意地の悪い目つきでこちらを見ていた。電源を切ってあるが、新携帯の設定を完了しないと機内モードにできないはずだ。警備員に見つかるかと思ったが、入り口に置いた鞄は盗まれず、日本治安がいい。

大阪駅からP駅まで電車に乗る。P駅で電子機器を裸でロッカーに預ける。バス役所の近くまで行く。降りると、大通りの路肩に車が止まり、私が近づくと発進した。役所の小さな駐車スペースにも見張りと思われる車がいた。海外勤務を終え、帰国手続き本籍地発行の戸籍抄本が要るのは周知のことだと思う。

私は長期滞在ホテル必死に探したのだが、残念ながらどれも予約で埋まっていた。仕方なく、この日の宿をオンラインで予約した(ウォークインで空きを尋ねるべきだった)。夕方、宿に着くと、部屋から大通りが見下ろせる。通りの両側には停車中の車が何台があり、気になる。例の格安携帯バッテリーを入れ、しばらく設定をしていると、Bluetoothがオンになっていることに気づいた。先ほどまでオフにしていたにも関わらずだ。さらに、誰かの機器Bluetooth接続されていた。部屋に入った時には空いていた隣の部屋に、誰かいる。壁越しにキーボードを叩く音が微かに聞こえるのだ。「ようこそ日本へ」という訳だ。私はフロント電話し、部屋を替えてもらった。階も違う。業務階段の側だ。外の車が気になる。しばらくして、廊下に出たところ、ホテル従業員業務階段へと続く扉の向こうに消えるのを見た。客入りの良いこの時間帯に、妙ではないか。私は、ホテル従業員グルである可能性を考え、ホテルを出ることにした。ロビーソファに座り次の手を考えていると、20代の背の低いアメリカ人の男が宅配ピザの箱を抱えて外から入って来て、上階に向かった。つまり、「鳥が逃げた」という訳だ。通りに停めた車で見張っていたのだろう。ホテルを出て15mほど歩くと、近くの路肩の白いワンボックスカーが急発進した。私はこの時、2種類の人間に追われていることをまだ知らない。タクシー警察署に向かう時、外国人運転する高級車が二つ隣の車線にいるのを見た。

繁華街をぶらぶらして、カフェテラス席で休憩したところ、側道から若い日本人の男の運転する車が目と鼻の先で停車した。通りに出るつもりはないらしい。私はこのときそのナンバープレートを新しい携帯写真に撮ったのだが、交番写真警官に見せると、その写真は「画像が歪んで」番号が読めなかった。新しい携帯が、早速ダメになったのだ。

色々気にしても仕方がないので、適当な店に入り、久々の海鮮を楽しむことにした(中略)。ただし、押し入られて身の危険がないとも言えないので、他の客が引けたとき、すぐに出た。断言できるが、ほろ酔い未満だ。料理には満足した。

少し物足りなかったので、大通りから中に入ったところをほっつき歩いて、飲める店を見つけた。途中、誰かを探しているらしい様子のワンボックスカーを見つけた。カウンターで飲んでいい気分になった頃、一台の車が店の前で急に止まった。動かない。外は狭い一方通行の道で、しかも店の前を塞ぐように止まる車はタクシー以外通常ないはずだ。タクシーより車高が高い。これはまずい。逃げ場はない。私は、格安携帯緊急通報ボタンを押した。すると、車は発進した。

携帯で調べるわけにもいかないので、酔い覚ましに、歩いて終夜営業ファミレスを探した。結局、マクドナルドに落ち着いた。この夜、私は初めて、なぜこのような不思議な目に自分が遭っているのかを知った。マクドナルドwifi無料で利用できるはずだが、「パスワード入力」を求められる。なぜか電波の入りが悪い。2階に上がる。どうやら、無料wifiを使わせまいとする勢力と、それを解除しようとする勢力が、電子的に腕相撲をやっているらしい。私は後者の「手助け」をしようとした。結局、早朝になってもwifiが使えることはなかった。

早朝、忠告に従い、急いで店を出る。危ないのだ。タクシーで向かう。預けた電子機器を回収しようと駅で待っていてもらった。ところが、引き出せない。預けたロッカーの番号を電子的に認証して鍵が開くのだが、「その番号が選択肢として存在しないため選べない」。どうやら、私の預けた荷物けが引き出せないように電子的に操作されているらしい。見ると、他のロッカーは全て空だ。

あきらめて、コネのある長期滞在用のホテルタクシーで向かう。

遠距離だ。

紆余曲折ののち、更に別のホテルに着いたのは、その日の夜遅くだった。

2025-11-08

映画館ロビー

暇だけど金がないので映画館ロビーで観察してたけど、昨日一番盛り上がってたのは呪術廻戦

2025-11-02

金沢で一泊してきた

新幹線で行くほうが早いのだが、節約のため車で行く。

松本から上高地を抜けて飛騨から北上する。

山間部は道が狭いのにダンプバスも多くて緊張する。

高山ICから高速。

道の駅なもり清見で休憩。

コーヒーと牛串食べる。

3時前にホテル到着。一泊1万5千円

ロビー外国人しかいない。

完全に外国人向けのホテルっぽい。

部屋にはバスタブのないシャワー室だけ。

近くの近江町市場に行く。

ここも8割外国人しかいない。

中途半端時間からしまってる店のほうが多い。

海鮮丼3千円~、のどぐろ焼き魚定食五千円~。

何となく入りそびれて、結局目の前のデパ地下でパック寿司地酒買ってホテルで食べる。

午後5時、まちのりで自転車を借りて北電ホールに向かう。

思ったより上り坂がきつい。電動アシストがついててよかった。

7時からずとまよライブ

終わってから飲める店が見当たらない。

コンビニおにぎりポテサラ地ビール

翌日朝食ビュッフェ

ご飯味噌汁焼き魚はない。フレンチトーストピラフソーセージ入りのスープとか。

10時出発。

体力的、時間的に寄り道する余裕はない。

今度は富山市から南下する。

道の駅神岡で休憩。どぶろく買う。

次の道の駅上宝で昼飯。カルビ

また上高地経由で帰宅

妻子を置いて平日一人旅はなかなかハードルが高いが、推しライブだと何となく黙って行かせてくれてありがたい。

2025-10-28

朗報オーストラリアさん、トランス女性女性じゃないと決定

https://www.brisbanetimes.com.au/national/queensland/adult-female-human-state-government-changes-definition-of-woman-20251024-p5n56m.html

クイーンズランド州政府は、「女性woman)」の定義生物学指標に焦点を当てる形で簡素したことが、州議会に提出された質問書で明らかになった。

月曜日女性担当大臣フィオナ・シンプソン氏は、カッターオーストラリア党の州党首ロビーカッターから質問に回答した。質問は、州における「「女性woman)」の定義と、その中にトランスジェンダーの人々が含まれるかどうかを尋ねる内容だった。

シンプソン氏は、トランスジェンダーとは「出生時の性別男性または女性)とは反対の性自認を持つ人」であると述べた上で、「「女性woman)とは成人した女性人間(adult female human beingである」と答えた。

female生物学女性意味からトランスは含まれないんよね~

2025-10-27

anond:20251027222331

電算機はこの20年で一番、特許審査基準進化してる(次点メディカル遺伝子治療も含む)。

昔は「システム装置として記載してくれ(輸入時のさしとめ対象がわからいからという理由)」

だったので。

今も、「電線の中をながれている信号状態」を含む「システム」はアウト。

システムを搭載した装置とか鯖に記憶させてサービスの都度読み出すものとして読んで貰えればなんとかセーフ。

もっともっと進化の石を注ぎ込もう(ロビーとかで)

2025-10-03

anond:20251002162526

俺も好き

特に英語が一切通じなくて、文字アルファベットでも漢字でも無くて、

空港の到着ロビー出た瞬間、お手上げになるような国が好き

2025-10-01

卵子凍結と少子化

昨日子宮頸がん検診で近所の大学病院に行った。

検査結果が2週間後に届くから都合のいい日を選んでほしいと言われて「土日で」と伝えたら、「婦人科は縮小傾向で土日は診察をしてないんですよ」と伝えられた。

ロビーで待つ間走り回る外国人の子供を見て、そう言えば今日日本人の子供見てないな、と思った。

今日会社で同僚と話していたら、知り合いが卵子凍結のできる病院で働いていて、最近申し込みがすごく多いらしいという話題が出た。

35歳〜40歳前後の申し込み件数が増加してるらしい。

婦人科少子化が原因で採算が取れなくて縮小してるのに色々と歪だねって話をした。

2025-09-16

anond:20250916164446

・L:Lobby= ロビー

・G:Grandfloor= 地上階

・E:Earthfloor= 地上階

RCRez-de-chaussee= 地上階

2025-09-10

日本人だけど輸入業者してた時代中東を飛び回ってたらモサド(たぶん)から接触されたことはある

追記:この増田ホッテントリに入った直後にはてなサーバがダウンしたようだ。理由はわからないが、、、。

昔、輸入業者をやっていた。本社東京、商材は雑多だったが、中東案件特に多かった。市場調査もかねてカタールサウジイスラエルヨルダン出張を繰り返した時期がある。

だが、ある日、違和感を覚えた。現地で何度も顔を合わせる「偶然の知り合い」が出てきた。イスラエル絡みの商談会で、必ず現れるスーツ姿の「ビジネスマン」。名刺も交換したが、会社登記データベースを見てもヒットしない。肩書きも業種もあいまいで、会話も当たり障りなく、本人は妙にこっちの動きを気にしていた。どのレストランに入っても、数分後には彼がいた。ホテルロビー空港ラウンジ、なぜか同じ便。

こっちはビジネスで動いているだけだが、イスラエル輸出入品や人的流動の管理が異常に厳しい。何度も出入りしてるとパスポートにびっしりと記録がつく。「今回は何の目的?」と入国カウンターでしつこく聞かれ、営業先に「事前に情報が回ってる気がする」こともあった。おかしいなと思ってたら、例の「ビジネスマン」が近づいてきた。コーヒーを奢ってくれた。会話はごく普通なのだが、途中途中で「日本から他のバイヤーは来ていないのか」「どんなルート製品を動かしているのか」みたいな具体的な質問が混ざる。返事をすると、わざとらしく「そうか、なるほど。ところで…」と別の話題に切り替える。完全に情報収集の型だった。

明言はしないが、滲み出る「ただの商社マンではない感」。視線質問の角度、油断すると設定してあるマイクで何かを録られそうだと直感が働く。イスタンブールの展示会でもまた彼。ドバイ空港でもまた彼。もはや「追われてる」としか思えない頻度だった。

一番怖かったのはホテルの部屋が勝手掃除されて何も盗まれていなかった日だ。そんなことはザラにある国だが、念のため現地の日本大使館に相談したら、「きみの旅程は特定国マークされてる可能性が高い」とやんわり言われた。

結局、大事にはならなかった。荷物検査で「たまたま持ち物が徹底的に洗われる」「検問所で足止めされる」ということは何度もあったが、「私はただの中小企業輸入業者です」を貫けば日常が続いた。しかし、後になって冷静に考えると、あれはたぶんモサドだったんじゃないかと思う。現地の情報ネットワークは抜け目がないし、怪しい相手には「友好的な皮を被った圧力」をかけてくる。日本人の中東ビジネスは、思ったよりはるかに“見られている”環境だったことを、骨身に染みて理解した。

まあ、普通に働いている分には表沙汰にならないし、今はもう何の接点もない。ただ、あの定期的に出くわしていた「ビジネスマン」の視線は、今でもふいに思い出して少しだけ背筋が冷たくなる。

2025-09-08

anond:20250908102103

全裸トイレが8割くらいじゃない?

から気にしなくて良いと思うよ。

まぁ自分ロビートイレで用を足すけどね

2025-09-07

映画館に行ってきた

国宝の原作小説を読んだので、満を持してという感じで観に行くことにした。

国宝ネタバレをふんだんに盛り込む予定なので未鑑賞・未読の人は薄目で読めばいい。

今日、観に行くとは決めていたものの、何の準備もしていない。

まずは予約である。いや、そもそも上映しているのか?

とりあえず調べる。最寄りの映画館で13:00からの回がある。

空席も・・・・ある。が、後ろ半分がほぼ満席で、前半分しか空いてない。スクリーンに近いと観づらいのだろうか。

前半分であれば選び放題の状態だったので、通路側にするか中央部分とするか悩ましい。

時間の大作・・・・ 耐えられるだろうか。耐えられない場合に備えて通路側にすべきだろうか。

自分を信じて中央座席とした。頑張れ俺の膀胱

事前にクレジットカード決済をすますこともできたが、念のために現地で決済することにした。

念のためにってなんだよ、と自分でも思うが、急に倒れたりするかもしれないじゃん?つまりそういうことだよ。

まぁとにかく鑑賞直前に支払うのだ。予約完了メール確認し、映画館に出発した。

通勤の定期を使って電車に乗る。

目指すは終点の駅。駅は商業施設ビルと一体化していて、その最上階が映画館になっている。

普段はあまり使わないけど、元気さえあれば退勤後にレイトショー観てから帰宅することも出来るはず。

通勤の定期で行ける範囲映画館があるって、よく考えたら便利だな。

もっと活用しないと勿体ないな。でも元気が無いから無理。


ビルにはたどり着いたが、映画館飲み物を買うとお高いので、地下にあるスーパーで買うことにする。どうだ賢い消費者だろう。

それと「餅が尿意を抑える」という昨今、小耳にはさんだ小技は本当なのかを確かめるべく、豆大福と草餅も買ってみる。

フードコートで遠慮がちに(持ち込みはご遠慮くださいと掲示があるので)大福を頬張る。美味い。豆がコリコリしてよい。草餅も普通に美味い。

同じビルで買ったものなんだから、持ち込みくらい許して欲しい。

そう思いつつコーヒーで流し込み、最上階の映画館に向かう。

映画館にたどり着く。

鬼滅の刃デカパネルが置いてある。人気なんですね。

ロビー?というのか、カップル友達連れ、家族連れの群れがいっぱいいてオッサン一人は居づらい空間である

鬼滅のフィギュアが展示されている。人気なんですね。

早くスクリーン座席に向かうべく、まずは発券機で支払いを済まそう・・・・とするとトラブルが発生。

支払い方法現金だけなのに、現金が無い。クレジットカードダメらしい。ペイペイダメ

交通系ICカードなら行けるらしいが、定期だけで生きてるので作ったことがない。詰んだ

ダメ元で店員さんに聞いたら「その場合現金だけなんですよぉ」とのこと。

「わかりました!急いで現金おろしてきます!」とダッシュしようとしたら、「今回は特別ですよ。予約番号を教えてください」とクレジットカードで決済してくれた。いいんかい

発券してもらい、スクリーンに向かう。

まだ上映開始まで10分弱あるが、お客さんで結構埋まっていた。

自分座席はその手前まですでに他のお客が席についており、あの人たちを掻き分けて行かないと自席にたどり着けない。

"真ん中の席を予約した者は一番に座席に着くのがマナー"みたいなのがあるとしたら、明らかに俺はギルティであろう。

あぁ、もっと早めに来るべきだった。大福を食ってる場合じゃなかった。

「すぅぃませぇぇ~ん」みたいな情けない鳴き声をあげながら通して頂く。

自席にたどり着き、ボトルコーヒーをホルダーに置き、スマホの電源を切る。

メガネを遠く用のヤツに掛け替える。

「遠近両用の奴が便利だ」と以前に増田で指摘を受けた気がするが、いまだに2つを使い分けている。アドバイスを活かしてなくてごめんね。

後は上映を待つだけだ。

投影されている予告編広告を眺めて待つ。

しかし、予告編はともかく、何で金を払って来てるのに広告を見せられなきゃならんのだ?

お前はなんの権限があって俺の休日に割り込んでくるんだよオートバックスめ。なるべくイエローハットに行くことにしよう。

あ、「爆弾」と「ブラックショーマン面白そうだな。いつか観よう。

そうこうしているうちに、やっと始まったよ「国宝

以下、国宝についての、感想やらの走り書き。ほぼ、原作との相違点についてだけど。

料亭花丸から始まる。おぉ原作の通りだ。

史跡料亭といって珍しいモノらしいが、映画では何も触れられてないな。

長崎モデルになった料亭があるらしいけど、名前は忘れた。きっと、映画効果で大盛況だろう。

原作では辻村の裏切りが描かれるけど、辻村自体が出てこない。なるほどねぇ。

ということは、終盤の告解?のシーンも無くなるのか。

原作を読んで、これがどうしたら3時間に収まるんだ?と不思議だったけど、こうなるんだな。

思い描いた宴会と関の扉の様子が映像として観れたのは感動した。

学校での復讐劇がない!尾崎も出てこない!仇の組長の説明もない!これはまぁ、いいや。

徳次は出てくるけど、冒頭だけ!これはショック。

じゃぁ綾乃のために指詰めるシーンとか、白河公司とか丸っと無くなるじゃないか!まぁ仕方ない。

それと原作小説は語り手がいい味だしてたと思うけど、これも省略されていて残念。

少年喜久雄、ジャケット姿の背伸び感がいいな。

「ふつつかものですが・・・」のセリフをマツに仕込まれたはずだけど、マツの姿が無いな。

マツが出てこないから、ジャガーのくだりもない・・・ まぁあれも略してもいいか

渡辺謙と俊ぼんの連獅子、あれは渡辺謙がやってる?

渡辺謙も色々やってきたんだろうけど、歌舞伎やらされて流石に緊張したんじゃないかなぁ 本人はなんて言ってんだろう 

万菊さんから差し出されたお菓子パン?が気になる。旨そう。

俊ぼんと喜久雄のインタビューの時、グローブボールは持ってたけど、キャッチボールはしてないよな?

仕方なく削ったかグローブだけは持たせとこうということだろうか。

あれ・・・?そういえば、弁天は?べんてーーーん!!!

竹野原作通りの登場で安心した。

というか社長嶋田久作なのか。存在感が凄い。

事故る謙。逃げる俊ぼん。追う春江

原作でも「春江と俊ぼんが?」みたいな感じだったけど、映画でもかなり唐突

しか春江が導く感じになってなかったか曾根崎心中リンクさせる演出の都合だろうか。

二郎襲名をなじるしのぶ。吐血する謙。

復帰する俊ぼん。落ちぶれる喜久雄。展開早い。

映画出演のくだりがまるっとカットされたけど、撮影中にボコボコにされる情けないシーンは地方での営業?のシーンに形を変えて盛り込まれていた。

あれそんな重要かなぁ?「舞台侵入する客」は重要だったと思うけど。

原作では旬ぼんの苦労として描かれていた気がするので、映画の喜久雄は割りを食っている気がして気の毒である

まぁ、旬ぼんも怪猫の見せ場、ほとんどカットされてたかお互い様か。

しか彰子すごいな。登場して数分でベッドシーンて。

その後、喜久雄の復帰に寄与するわけでもなし。原作では新派への移籍きっかけを作る重要役回りだったんじゃ?

徳次や弁天を丸っと削るくらいな彰子を削るでもよかったじゃろ!監督趣味なんじゃないか邪推したくなる

万菊のおかげでヌルっと喜久雄、復帰。殴り合いの喧嘩別れした俊ぼんとも何となく和解。この辺はモヤモヤしたな。

急に足を切断する羽目になる俊ぼん。そりゃ春江も取り乱すわ。

右足もすでに壊死しているのが曾根崎心中の上演中に明かされるのは面白かった。

SAGIMUSUMEもまるっと省略か・・・ これはまぁ納得ではある。原作でも浮いてた気がする。

喜久雄の狂気がどう描かれるかが気になっていたけど、あんまり触れられてなくて残念。

あとは・・・・ まぁいいや国宝については以下省略。

時間・・・ 隣の席の人が「あー 長かったー」とつぶやいていた。

かに長かったんだけど、「え、もう終わり?」という気持ちもある。これは原作を読んだゆえの感想だろう。ふふ、ちょっと優越感。

大福が効いたのかはわからんが、トイレに立たずには済んだ。途中ちらほら、席を立つ人がいた気もするな。

帰りにちょっと散歩して、晩御飯を買って帰ろう。今日サンマにしようかな。


何が言いたいのかというと、映画って本当にいいもんですね、という話

2025-09-06

推しさよならを言うときが来た

きっかけは先週末のライブだった。
もっとも、あれをライブと呼んでいいのかはわからない。

あの退屈な数時間ライブなら、小学生の頃に同級生ゴダイ君がやっていたハサミ回し、通称メガドラゴンハサミトルネードだって立派なライブである

とにかく、散々な週末だった。

俺の推し芸人をやっている。

先に断っておくと、普段から彼のことを推しと呼んでいるわけではない。

この文章を読んだギャルに、バカ読みやすくて草、と言われたいので、ここでは推しという言葉をあえて使っていく。

推しを知ったのはYouTubeだった。

最初に見たのは寿司を買って食うだけのなんてことのない動画で、その妙な脱力感に惹かれた。

てっきり同い年くらいの大学生YouTuberかと思っていたが、しばらくたってから吉本所属している芸人だとわかった。

そしていつのまにか推し動画を見ることが日課になっていた。

推しは同期の芸人と合わせて三人で活動をしていた。三人ともそれぞれ魅力があったが、俺は断然推し推し、つまり推しのことが一番好きだった。

彼のことを一番面白いと思っていたし、俺も推しシングル家庭で育ったという共通点があり、それで勝手に親近感を覚えていたというのもある。

母親以外の親族がいないというのもまったく同じだった。

余談だが、親戚がいない者にとって夏休みほどその現実を思い知らされるものはない。

俺はこの話になるといつも、小学校に上がりたてだった頃に見た光景を思い出す。

昼下がり、プール更衣室でクラスメイトたちが夏休みの予定を楽しそうに話していて、俺はそこではじめて、世の中の家庭には祖父母の家に遊びにいく習慣があることを知った。

俺は哀れみの目を向けられることを恐れ、とっさに「来来来来来週いく」と嘘をついた。作り笑いをすると頬がピクピクと動くことをはじめて知ったのもそのときだった。

更衣室に充満した塩素匂いのせいで、鼻の奥のあたりがツンとした。

しか推しはそんな境遇すらも笑いに変えた。

推しを見ていると、プール更衣室で顔を引きつらせていた俺の少年時代が、少しずつ救われていくような気がした。

もしここにゴダイ君がいたら、アルティメットホワイトヒーロー、と彼のことを呼んだだろう。

推したちはあれよあれよという間に数十万人のフォロワーをかかえる人気YouTuberとなった。

ライブをすればチケットは即日完売だった。

芸人ライブ女性客が大半だとうわさに聞いていたのでひょっとすると場違いなのではと案じていたが、意外にも男性客はたくさんいた。

ずらりと埋まった客席に彼らの人気ぶりが伺えた。はじめて生で見る推しの姿に思わず胸が熱くなったのを覚えている。

そして数ヶ月後の全国ツアーも発表され、ギャル言葉を借りるなら、コイツらの未来ガチ明るすぎなんだが、と思っていた。

しかし、油断すんなし。

公式から突然「スタッフになりたいファン募集する」と発表されたのである

ファンを?

スタッフに?

好意的に受け止めるファンもいたようだが、俺の中のギャルは、マ?大丈夫そ?と不安げな表情をしていた。

そもそも推しライブは、元テレビ局員だという外部のプロデューサーがすべてを取り仕切っていて、どうやら彼の手伝いをしてくれる人を探しているようだった。

当該ポストがすでに消えているため確かめるすべがないのだが、たしか応募する際には得意分野をアピールしてほしいと書かれていたはずで、プロデューサーはそういった条件から言うなれば精鋭の「ファンスタッフ集団選抜した。

そんな中、全国ツアーはおこなわれた。

会場は前回の倍以上も広くなり、俺と推しとの距離はずいぶんと遠くなってしまったが、彼は相変わらずアルティメットホワイトヒーローだった。

が、しかし。

いや、やはりというべきか。

ひとつ問題が浮き彫りとなった。

ファンスタッフが生まれたことをきっかけに、「推し」「運営」「ファン」の境界線がどろりと溶けだしたのである

最初に崩れたのは「ファン」と「運営」との境界線だった。

精鋭のファンスタッフとはいえ普段彼女たちは「最高すぎた♡」「好き♡」などと発信しているただのファンにすぎない。

しかし、ライブ後には一転して「ご覧いただきありがとうございました。皆様のおかげで〜」と運営らしくふるまうのである

ファン運営とを都合よく行き来する様子に、首をかしげる者も少なくなかった。

そして同時に「推し」と「運営」との線引きも曖昧になり、なれあいが加速した。

言うまでもないがファンが見に行っているのは推しであり、推しサポートをするのが運営である

しかしあろうことか、プロデューサーファンスタッフは自らステージに上がり、推したちと肩を並べて公演に参加するようになった。

こうなってしまうと、もはや「推し」と「ファン」との境界線などあったものではない。

本来なら外に出ないはずの情報を、ファンスタッフたちはレポと称してSNSで得意げに公開した。

たとえば推したちから受けた細かな指示のことからステージ裏で見た彼らの姿まで。

まさに混沌に次ぐ混沌

こうなると気になるのは一般ファンの反応だが、我々は大きく二つに分かれた。

ひとつは、この厄介な混沌から逃れようとした人々だ。

俺に限って言えば、推し公式以外のフォローをすべて外すことにした。俺が求めていたのはあくま推しと俺というシンプル関係だけだった。

中には推すこと自体をやめてしまった人もいたのだろうが、彼らは大抵静かに去った。

そしてもうひとつは、むしろ混沌に近づこうとした人々である

彼らは仲間になるためにプロデューサーファンスタッフ仕事ぶりをこれでもかと持ち上げた。

それで気をよくしたのだろうか、スタッフたちは音声配信オフ会などの交流を盛んにおこなうようになり、SNS上での存在感さらに高めていった。

さて、今回の本題であるライブが発表されたのは、まさにこの混沌さなかのことであった。

発表されたライブ情報を見てまず気になったのは、会場の規模が前回の半分ほどになっていたこである

しかし、チケットの売れ行きは思わしくない。

販売サイトに表示された「残席余裕あり」の文字はいつまで経っても変わらず、公式SNSには「残りわずか、お早めに」と景気のいい謳い文句が並んでいたが、やがてひっそりと消えた。

俺は迷った挙句チケットを購入し、そして当日を迎えた。

会場へと向かう電車の中で、俺は以前フォローしていた人たちのアカウントを久々に覗いた。

今日楽しみ」「グッズ列やば」と何一つ変わらない様子のアカウントもあれば、半年以上放置されアイコンの上に埃が溜まっているようなアカウントもあった。

車窓の向こうには知らない町が見える。

降りる駅はまだまだ先だったが、ずいぶんと遠くまで来てしまった気がした。

その日の東京は38度を超える猛暑日で、会場へと辿りつく頃には、俺の顔はほとんどアイスクリームのように溶けていた。

人だかりを抜けてロビーへと向かうと、ちょうどそこにはプロデューサーがいて、複数ファン写真をせがまれているところだった。

プロデューサーは待ってましたとばかりに撮影に応じ、それから二、三言葉を交わすと、さながら池の魚にエサでも与えるような手つきでキャンディを配った。

これはあとからいたことだが、どうやらプロデューサーとのひみつの合言葉を伝えた者だけが貰えるキャンディだったらしい。

手渡されたキャンディに喜ぶファンたちの姿は、まるでパクパクと口を開けてエサをねだる魚のように見えた。

ならばこの場所は底の見えない不気味な池といったところか。

もしここに小学生の頃のゴダイ君がいたら、きっとプロデューサーに近づいて、デュクシ、としただろう。

でも俺は大人なのでやらない。

そして誰かが言っていたように、グッズを求める人たちの列は延々とつづいていた。

その列の先では、ファンスタッフだろうか、ひとつひとつ電卓を叩いている姿が見える。

開演までには明らかに間に合わない。

どこからハンディファンの風が吹いてきて、生ぬるい空気が頬に触れた。

そしていよいよ幕が上がる。

正直なところ、このときの俺には彼らに寄せる期待などほとんど残っていなかった。

から公演のさなかにプロデューサーがいそいそとステージに上がったときも、そしてなぜかひとりで踊り始めたときも、もはやがっかりする気力すらなかった。

それでも推したちに対しては、心のどこかでわずかに期待を抱いていたのだろう。

彼らの、打ち合わせもリハーサルもろくにせずに臨んだことが一目でわかるような終始ぐだぐだな空気感と、そしてそれを隠そうともしない姿を目の当たりにして、自分の目から急速に光が失われていくのがわかった。

それから推したちは客席のひんやりとした空気を察したのか、「これにいくら払ってるの?」「返金しないと」などと冗談めかして笑った。

俺の席は前回よりもはるかステージに近かったはずだが、推しの姿はずいぶんと遠くに感じた。

帰り際、ぽっかりと空いた二階席の後方あたりが目に入り、かつてそこにいた人たちのことを思い浮かべた。

数ヶ月前のことである

推しYouTubeにこのようなコメントが書き込まれた。

「三人のことを見たいのにスタッフの声が耳障り」と。

それだけならさして話題になることもなかっただろうが、このコメント推し本人が返信をしたことで、にわかに注目を集めた。

「もう今後見ないでください」

やがて書き込みは跡形もなく消えた。

そしてそこには「言ってくれてありがとう」「こういうとこ好き」などという称賛ばかりがいつまでもこだました。

この人の胸中を思うと、ひどくやるせない気持ちになる。

ゴダイ君がイップス発症し、泣く泣くメガドラゴンハサミトルネードから引退余儀なくされたときと同じくらい、切ない。

ただひとつ、俺に言えることがあるとすればこの場所はどこまでいっても「彼ら」の池だということだ。

彼らというのは、この池の水温も生態系も、それからキャンディの味すらも愛してやまない魚たちのことで、そうじゃない魚は波を立てずに去るよりほかない。

あいにく俺たちは人間で、背びれも尾びれも持たないが、どこへでも泳いでいける自由ならある。

そして一週間が経った。

推しがいなくなっても、案外俺の生活は変わらない。

真夜中のコンビニを出ると、先週よりもずいぶんと涼しくなっていて、あの頃の夏を思わせる。

あれは何年生のことだっただろうか。

俺の通っていた小学校では夏休み明けにラジオ体操カードを提出しなければならなかった。

クラスでたった一人、俺だけが満点花丸の皆勤賞で、担任先生はご褒美に特別キラキラシールを貼ってくれた。

クラスメイトたちは口々に羨ましがったが、俺にとっては彼らの空白だらけのカードの方がよっぽど羨ましかった。

それからクラスメイトたちは、テレビゲーム禁止されていた祖父母の家がいかに退屈だったかを話し、テレビを何時間見ても怒られない俺の生活がどれほど恵まれいるかを熱く語った。

俺は大人ぶって「あの深夜のアニメヒロインがさ」などと言ってみたりしたが、むなしくなるのは自分だった。

俺が本当に見たかったのは、彼らの語る変な匂いのする畳の部屋だとか、吠えてばかりの犬だとか、星しか見えない田舎の夜なのだということは、結局誰にも言えなかった。

しかしあの頃の記憶を思い出すのは、昔ほど嫌なことではなくなっている。

ゴダイ君は元気だろうか。

少年時代の俺を助けてくれたのはキラキラシールでもなく、アニメヒロインでもなく、いつか未来出会アルティメットホワイトヒーローだった。

心地よい風が吹き、季節は秋へと向かう。

ありがとうさよなら

2025-08-22

新シャドバ第三弾リリースまで後一週間

どうやら300万ダウンロードされたらしいめでたい

ネット上では運営に対する不平不満、誹謗中傷クラス批判等々目にすることができるが、私はそこそこ楽しめている

課金は2ヶ月で14000円

こうしてみると結構課金しちゃったと思えてきた

フルプライスゲーム2個を2ヶ月で消費と考えるとまあまあか

満足に使えるクラスとして7クラス中4クラスで、後の3クラスもそこそこカードはあるが、キーカードが無い

エーテルは5万、ルピは15000円ある

正直、全カード欲しいし、ロイヤルネメシスレジェンドが無いのが辛い悲しい

新弾のカード全て作りたい気持ちだがエーテルがおそらく足らない

なのでデッキブーストバンドル5000円は買うことになるのだが、あとはガチャ運でしかない

さて、2弾環境の1ヶ月半はどうだったかというとそこそこ面白かった

マスターにも到達できた

前弾はエルフを使っていたので2弾の最初エルフだったが、守護ビショが無理すぎてやめた。

なのでウィッチノーマン(2弾の戦犯)がはいったスペルウィッチを触ったりしていた。まだそこまで嫌われていなかった。

その後、ララアンセムが引けたので純土ウィッチを触って遊んでいたが、ウィッチにきつかったのでやめた。まあ楽しくはあった。ララアンセムかわいい

そして、配布デッキナイトメアをもらうとちょうどケルベロスが3枚になって、スキンもあったのでミッドレンジナイトメアを触ってみた。TwitterでCQCQさんの構築が流行っていたのでちょうど良かったし、強かったし、楽しかった。リアニメイト楽しい

この頃にはロイヤルウィッチの台頭により守護ビショが絶滅していたので、エルフを使っていた。

YouTubeプロエルフの上手い人の配信を見て勉強した。ロイヤル対面は難しいが、ウィッチには結構有利だったので良かった。ただプレイ難易度が難しすぎて頭が毎回爆発しそうだった

ロビー大会でも初優勝できたのでエーテルが美味しかった

あ、忘れてた。リリース後すぐにドラゴンレジェンドを6枚生成したが、デイリー専用デッキとなった。次弾で輝いて欲しい。ここの2万エーテルがあればもっと潤っていたのだが、おかしいな

プロリーグも見た。面白かったし、プレイうまかった

Rikka選手エルフうまかった

リア友とは二、三回遊んだ。1人はガチ寄りで1人はエンジョイだった。

2pickはやっていない。配布のチケットでお試ししたら即2敗したので私には早かった

CRカップもみた。面白かった。

配信者もそこそこやってて盛り上がってた。

次の弾ではマゼルベインが楽しそうだが弱そうで辛い。生成したくない。そんなに課金したくないけど全部使いたい。辛いね。はやく来週になって欲しいね

始まったら始まったで、強いデッキが判明するまでエーテルケチケチ節約するし、ネタカードランクマッチしたくないんだけど、新環境のわちゃわちゃは楽しみたいんだよね。全カードくれ〜。あとスキンとフルアートもくれ〜

控えめに言って神ゲー

2025-08-18

女子高の来客ロビーブロンズダビデ像が設置されていて

ある女子高の来客ロビーブロンズダビデ像が設置されていて。

それを女子高生が通りすがるたびにちんこを撫でていく。

あけすけな子は堂々と撫でていく。

控え目な子は人目を避けてこっそり撫でていく。

そのうち、ちんこだけツルツルになって金色に輝くようになってしまい、さすがにいかがなものかと撤去されてしまった。

そんな話を思い出した。

そういえば、八重洲イノシシ像も通行人がこぞって鼻を撫でるから鼻だけ金ぴかなんだよね。

行人が触れる場所全裸系のブロンズ像を設置するのはそういうリスク高まるんだよなぁ、と思わざるを得ない。

2025-08-14

森川ジョージ先生ツイート

AI著作権自身立場について

画像生成AIをめぐる議論が白熱する中、自身プロ漫画家として40年以上、現行の著作権法の恩恵を受けてきた。

「無断学習問題について、安易規制既存クリエイターを困らせるとし、まずは「人間学習」と「機械学習」を切り離して考えるべきだと主張。

AIは道具であり、その性質と成り立ち、使用する人間所業こそが問題だと考えている。

AIは新しい道具の一つであり、拒否反応は過去の新しい技術スクリーントーンデジタルツールなど)導入時にも見られた歴史の繰り返しだと捉えている。

「無断学習」に対する憤りは、学習元に尊敬感謝がない点にあるとし、自身倫理観感情論であることを認めている。

議論への関わり

自身が「画材AIでもいい」とSNS投稿したこと炎上したことが、この問題に関わるきっかけとなった。

その後、被害者弁護士開発者など、多岐にわたる関係者を集めた勉強会主催

法律を作る側(政治家)の考えを知るため、議員会館に足を運び、現状を訴えた。

当時は自分自身勉強不足であり、様々な意見を聞いて判断する段階だったと述べている。

提案と今後の展望

AIとの共存のためには、「データセットの情報開示義務」「簡単オプトアウトシステム」「AI生成のラベリング」が必要ではないか提案

今後、AIを使った漫画が多数現れるだろうが、それは新しい技術を持った作家だと捉え、プロ同士の切磋琢磨を楽しみたいとしている。

自身の考えは、あくま漫画家としての個人的な心境であり、他業界に押しつけるものではないと断っている。

全体を通じて

技術進化とそれに伴う摩擦を冷静に見つめ、感情論だけでなく、法制度や倫理歴史的背景を交えて多角的考察している。

安易規制感情的対立ではなく、対話を通じて解決策を探っていく姿勢を示している。

原文

https://x.com/WANPOWANWAN/status/1954901931203428818

2024年3月漫画家のHさんに話しかけられました。

画像生成AI使用被害に遭っている、なんとかかならんか?」との内容でした。

ココが自分にとっての事の始まりだったかと思います

この時点で自分はうっすらとしかこの話題認識していませんでした。

前年に漫画家協会内でも議題となりましたが「詳しい人に任せよう」というノリでした。

4月漫画家志望の若い方へ呼びかけるポストをしていたときでした。

「たくさん漫画描いて投稿してね」という内容でその中に

画材はなんでもいいよ、AIでも」と書きました。

画材AI」という単語が並んだから一瞬で炎上しました。

どうやら地雷を踏み抜いたようです。

自分はすぐに炎上に慣れていて、

「今度はなんだー?」くらいの鈍感さでしたが

立場がある人間がそういう発言を無神経にするな」という意見があまりにも多く

Hさんに話を聞いていたのもあり、「どうやら深刻そうだ」と調べてみることにしました。

まず自分炎上に加担していた人達を呼んで事情を聞くことから始めました。

意見が偏らないように自分のツテで

[被害者とその周辺の方、弁護士政治関係者アニメ業界の方、声優さん

漫画家イラストレーターAI開発者の方々、等]

多岐に渡る業種の方に集まっていただき勉強会しました。

当然業種により賛否があり、答えが出るハズもなく、主に話し合ったのは

「今何ができるのか?どこを目指せばいいのか?」でした。

自分ロビーイングというものに多少慣れていて

「よしっ立法人生を合いに行こう!」と提案しました。

法律を作る側は今何を考えこ問題がどんな状態なのか知りたくて、

まずは議員会館へ何日か渡り数名で出向きました。

帯同した者達は被害の深刻さと今後どうしてほしいかを訴えていましたが自分はほぼ黙っていました。

この時Hさんと作ったチラシを持参していました。

自分でも首を傾げる内容は部分的にありましたが

「とにかく言いたいことを盛り込みなさい、後から引き算すればいい」と作ったものです。

それと並行して現状を訴えて政治家さんがどんな反応をするのか、

どこまで把握されているのかを見ていました。

自分はまだ勉強不足で、出会った人たち全ての意見を聞いて反応を見て

判断しなければいけない段階だったからです。

勉強不足と書きましたが自分なりに本を何冊か買って読んでみたのです。

学術書研究書みたいなものも読みました。

文字が多く、読む作業より単語ググる作業時間が費やされ、

読了する頃には最初のを忘れていました。

遁辞の意味自己理解すれど 1/100 も理解できません。

すがやみつき先生にいただいた本が一番わかりやすかったんです。

(ありがとうございます)

「なんで? どうして?」というスタンスから炎上しながらも、沢山の情報が入ってきました。

6月くらいにはずいぶん自分の中で整理できていたように思います

・どんな性質を持っていても機械は道具

・扱いによって道具は凶器になる

その性質が劣る方面では著作権侵害の塊とみなされますが、自分はそれを断定できません。

プロ漫画家として40年以上現行の著作権法の恩恵を受けてきました。

法に則り違反咎めてきたこともあります

創作した瞬間から自然発生する日本著作権法は素晴らしい。

それを守りそれに助けられてきた立場から越境する発言はできません。

現行の著作権法の範囲対応することを自分は考えます

そこは徹底的にドライです。

技術対応する法はまだありませんから

足りないと思われる方は範囲を拡大する努力必要となります

自動的に新法、新条項罰則されます

手続と窓口を間違えそれがらが必要判断される程の声を届けることが重要なのかと思います

何故それをしないのか甚だ疑問です。

未だバフコメ以上のものは見えず、疎情報自体も知られていません。

政治家さん達の動きが鈍く感じられるのも当然です。

他責にするな、他力にするな』

コレを自分ドライ言い回しポストするので反感を買う一因となっているのかもしれません。

規制を求めるとして、考えねばならないのは

「本当に必要なのか?」だと思います

自分の得が誰かの損になる可能性は大いにあります

良かれと用意し立法したもの現場活動邪魔になる例はあります

一度立法された法、条例撤廃するのは並大抵のものではありません。

慎重に議論を重ねる必要があります

恐らく一番危惧されているであろう『無断学習問題

コレに安易規制をかけようと既存クリエイターも困ることになります

人間学習」と「機械学習」を感情論抜きに切り離すロジック確立しなければならないとは思います

自分は先輩達の漫画を数々無断学習してきた身です。

その量を棚上げして、現行の著作権法に抵触していないもの人間であれ機械であれ咎めることはできません。

(わししか法や条項機械学習ダメとされたらその時は堂々と咎めます)

そうこう考えている間に並行して色々なことが起きました。

自分以外の炎上を見て胸が痛みました。

特に声優さんが決起した『NOMORE 無断生成 AI』は大拍手で、

タイトルに「無断」と入っているところにグッときました。

無断でなければ共存共栄していきましょうという意味と受け取りました。

声の著作権現在ありません。

その業界の方々が最大譲歩した呼びかけをしたのです。

感動しました。

一人ユースプメントになると思いました。

業界も続く可能性も考えられました。

ところがこうしたすぐ手の甲が上り

規制を求める味方のはずの人達から責められトーンダウンすることになります

「いつでも譲歩してはいけなかったのですか」ね。

知り合いの声優さんが心無い言葉を浴びせられているのを見て、

できればその炎上代わってあげたいと思ったものです。

(しかしこの活動たまたましく継続されていると思います)

日本漫画家協会は何もしない」という意見散見されます

著作権者が自らの著作物AI学習にさせたい場合には、その意向尊重される仕組みが必要である

と考える(要約)』というクリエイターに寄り添った内容のパブリックコメントを提出しています

2024年2月の「文化庁パブコメ結果(団体)」のP175に記載されています

「外部に声明を出すべき」との意見もよく見ますが、省庁内で各著作権団体の集まる会議に参加し

て内部で発言しているので、外部から発信する必要がないのです。

自分はよく道具の進化について話をします。

スクリーントーンが登場した1960年代に「楽してる」とスミ指定時代の誰かが言ったそうです。

初期は糊面に印刷がされていて、表からホワイトグラデーションをつける作業必要でした。

そののち表面印刷になり、削りが可能になった時、やはり「楽してる」と思った人はいたようです。

(ここまでが伝聞です)

当時トーンは高価だったためか手描きのカフアウゼが正義とされる風潮もありました。

ミリペンコマ割をするようになった時は「カラスロを使え」と言われ、

コピック登場の際には「今の若い連中は筆も使えない」と言われ、

そしてデジタルツールが劇的に業界を変えていきますが、

それも当初「ペンや紙の使い方知らない」と言っていた人もいます

新しい道具の出現は少なから拒否反応を伴います

それは歴史的に綿々と繰り返されてきたことです。

一方でで多くのこれまでの漫画家は道具の進化を歓迎し今に至りました。

生成AI現在最も新しい道具の一つですから拒否反応もあるのでしょう。

しか機械であり道具であることは間違いありません。

問題視するとしたら、その性質と成り立ち、使用する人間所業かと思います

嫌悪となりますが「人間の無断学習」は多くの場合そこに尊敬感謝が含まれます

学習元にリスペクトの無い「機械の無断学習」に憤りを感じるのは当然です。

ここから自分倫理感と感情論になります

才能の民主化等と軽々しく言わないでいただきたい。

常識しかないと申しつけますが、先人の積み重ねを瞬時に手に入れられると仮定して、

その学習元を見下す発言冷笑嘲笑悪用する手法諸々、あっていいことではありません。

この問題がここまで拗れた原因の一つがコレなのだと思います

ここまで読んでいただいた方はすでにわかおりだと思いますが、

自分は生成AIを語る上でまるで知識が足りません。

足りないなりに導き出した「あったらいいな」が以下です。

データセットの情報開示義務

簡単オプトアウトシステム

AI生成のラベリング

ここが整えば、少しは混乱が減るかなと思います

(今年1月に出席したMANGA議員の場でも生成AI話題は出ており、

気にかけている議員さんは少なくないです。広く深い議論を期待します)

提案していてズッコケなのですが、自分積極的に動く覚悟はないのです。

答えが出せないことが多いのです。

何故なら自分自作ファンの方の二次創作

「楽しんでね」と黙認しており、それは使用道具がなんであれ同じと考えるからです。

当然【人間でも機械使用でも一線を越えたものには強い処分】を考えます

しかし多少の緩さがないと後に続く文化裾野が広がらないと思うのです。

このへんとても難しいですね。

すでに存在はしていますが、この先、生成AI使用した漫画も多く見かけることになるでしょう。

自分の横に並ぶかもしれません。

或いはもう並んでいるかもしれません。

それは新しい技術を携えた作家新人だと捉えます

同じ土俵に立つプロ同士の切磋琢磨を楽しみます

その最中できっと多くの学びがあるはずです。

若い作家にもこれまでずいぶん勉強させてもらいました。

その繰り返しと積み重ねです。

負けたら勝つ方法を考えればいいし、必要とされない時代がきたら去るだけです。

ずっとそういう業界に身を置いてきました。

これからも僕がやるべきことは変わりないのです。

ツラツラと書き続けましたが、漫画業界と、アニメイラスト等の隣接する業界似て非なるものです。

自分の考えが通用されるものではありません。

押しつけるものでもありません。

あくま漫画家としての自分個人のだけの心境です。

色々な人と出会って今後も考えは変わると思います

現在、2025/8/11までに考えたことです。

長文読了ありがとうございました。

森川ジョージ

2025-08-13

https://x.com/WANPOWANWAN/status/1954901931203428818画像OCR

2024年3月漫画家のHさんに話しかけられました。

画像生成AI使用被害に遭っている、 なんとかならんか?」 との内容でした。

ココが自分にとっての事の始まりだったかと思います

この時点で自分はうっすらとしかこの話題認識していませんでした。

前年に漫画家協会内でも議題となりましたが 『詳しい人に任せよう』 というノリでした。

4月漫画家志望の若い方へ呼びかけるポストをしていたときでした。

「たくさん漫画描いて投稿してね」 という内容でその中に

画材はなんでもいいよ、AIでも」 と書きました。

画材AI』という単語が並んだからか一瞬で炎上しました。

どうやら地雷を踏み抜いたようです。

自分はすでに炎上に慣れていて、

「今度はなんだー?」 くらいの鈍感さでしたが

立場がある人間がそういう発言を無神経にするな」 という意見があまりにも多く

Hさんに話を聞いていたのもあり、『どうやら深刻そうだ』 と調べてみることにしました。

まず自分炎上に加担していた人達を呼んで事情を聞くことから始めました。

意見が偏らないように自分のツテで

[被害者とその周辺の方、 弁護士政治関係者アニメ業界の方、 声優さん

漫画家イラストレーターAI開発者の方々、等]

多岐に渡る業種の方に集まっていただき勉強会しました。

当然業種により賛否があり、答えが出るハズもなく、 主に話し合ったのは

『今何ができるのか? どこを目指せばいいのか?』でした。

自分ロビーイングというものに多少慣れていて

「よしっ立法の人たちに会いに行こう!」と提案しました。

法律を作る側は今何を考えこ問題がどんな状態なのか知りたくて、

まずは議員会館へ何日かに渡り数名で出向きました。

帯同した者達は被害の深刻さと今後どうしてほしいかを訴えていましたが自分はほぼ黙っていました。 この時Hさんらと作ったチラシを持参していました。

自分でも首を傾げる内容は部分的にありましたが

『とにかく言いたいことを盛り込みなさい、 後から引き算すればいい』 と作ったものです。

それを渡して現状を訴えて政治家さん達がどんな反応をするのか、

どこまで把握されているのかを見ていました。

自分はまだ勉強不足で、 出会った人たち全ての意見を聞いて反応を見て

判断しなければいけない段階だったからです。

勉強不足と書きましたが自分なりに本を何冊か買って読んではみたのです。

学術書研究書みたいなものも読みました。

文字が多く、 読む作業より単語ググる作業時間が費やされ、

読了する頃には最初の方を忘れていました。

鶏頭自分には難解すぎて1/100も理解できていません。

すがやみつる先生にいただいた本が一番わかりやすかったです。

(ありがとうございます)

『なんで?どうして?』というスタンスですから炎上しながらも、 沢山の情報が入ってきました。

6月くらいにはずいぶん自分の中で整理できていたように思います

・どんな性質を持っていても機械は道具

・扱いによって道具は凶器になる

その性質がある方面では著作権侵害の塊とみなされていますが、 自分はそれを断定できません。 プロ漫画家として40年以上現行の著作権法恩恵を受けてきました。

法に則り違反咎めてきたこともあります

創作した瞬間から自然発生する日本著作権法は素晴らしく、

それを守りそれに助けられてきた立場から、 越権する発言はできません。

現行の著作権法範囲対応することを自分は考えます

そこは徹底的にドライです。

技術対応する法はまだありませんから

足りないと思われる方は範囲を拡大する努力必要となります

自動的に新法、 新条項は附帯されません。

手順と窓口を間違えずそれらが必要判断される程の声の塊を届けることが重要なのかと思います。 何故それをしないのか甚だ疑問です。

未だパブコメ以上のものは見えず、 陳情団体も知られていません。

政治家さん達の動きが鈍く感じられるのも当然です。

他責にするな、 他力にすがるな』

コレを自分ドライ言い回しポストするので反感を買う一因となっているのかもしれません。

規制を求めるとして、考えねばならないのは

「本当に必要なのか?」 だと思います

自分の得が誰かの損になる可能性は大いにあります

良かれと用意し立法したもの現場活動邪魔になる例はあります

一度決議された法、 条例撤廃するのは並大抵のものではありません。

慎重に議論を重ねる必要があります

恐らく一番危惧されているであろう『無断学習問題

コレに安易規制をかけてしまうと既存クリエイターも困ることになります

人間学習」と「機械学習」を感情論抜きに切り離すロジック確立しなければならないと思います自分は先輩達の漫画を散々無断学習してきた身です。

その事を棚上げして、 現行の著作権法抵触していないもの人間であれ機械であれ咎めることはできませ ん。(しかし法や条項機械学習ダメとされたらその時は堂々と咎めます)

そうこう考えている間に並行して色々なことが起きました。

自分以外の炎上を見て胸が痛みました。

特に声優さん達が決起した 【NOMORE無断生成AI】 は大拍手で、

タイトルに『無断』 と入っているところにグッときました。

無断でなければ共存共栄していきましょうという意味と受け取りました。 声の著作権現在ありません。

その業界の方々が最大譲歩した呼びかけをしたのです。

感動しました。

一大ムーブメントになると思いました。 各業界も続く可能性も考えられました。

ところがコレにすぐ火の手が上がり、

規制を求める味方のはずの人達から責められトーンダウンすることになります

一つでも譲歩してはいけなかったのですかね。

知り合いの声優さんが心無い言葉を浴びせられているのを見て、

できればその炎上代わってあげたいと思ったものです。

(しかしこの活動はたくましく継続されていると思います)

日本漫画家協会は何もしない」という意見散見されます

著作権者が自らの著作物AI学習にさせたくない場合には、その意向尊重される仕組みが必要である と考える(要約)』というクリエイターに寄り添った内容のパブリックコメントを提出しています2024年2月の 『文化庁パブコメ結果 (団体)』のP175に記載されています

「外部に声明を出すべき」 との意見もよく見ますが、 省庁内にて各著作権団体代表が集まる会議に参加し て内部で発言しているので、外部から発信する必要がないのです。

自分はよく道具の進化について話をします。

スクリーントーンが登場した1960年代に 「楽してる」とスミ指定時代の誰かが言ったそうです。 初期は糊面に印刷がされていて、表からホワイトグラデーションをつける作業必要でした。

そののち表面印刷になり、 削りが可能になった時、 やはり 「楽してる」 と思った人はいたようです。 (ここまでが伝聞です)

当時トーンは高価だったためか手描きのカケアワセが正義とされる風潮もありました。

ミリペンコマ割りをするようになった時は 「カラス口を使え」と言われ、

コピック登場の際には 「今の若い連中は筆も使えない」 と言われ。

そしてデジタルツールが劇的に業界を変えていきますが、

それも当初「ペンや紙の使い方も知らない」 と言っていた人もいます

新しい道具の出現は少なから拒否反応を伴います

それは歴史的綿々と繰り返されてきたことです。

一方で多くのこれまでの漫画家は道具の進化を歓迎し今に至りました。

生成AI現在最も新しい道具の一つですから拒否反応もあるでしょう。 しか機械であり道具であることは間違いありません。

問題視するとしたら、その性質と成り立ち、 使用する人間所業かと思います

雑感となりますが 「人間の無断学習」は多くの場合そこに尊敬感謝が含まれます学習元にリスペクトの無い 「機械の無断学習」 に憤りを感じるのは当然です。

ここから自分倫理感と感情論になります

才能の民主化等と軽々しく言わないでいただきたい。

常に感謝しろとは押しつけませんが、 先人の積み重ねを瞬時に手に入れられると仮定して、 その学習元を見下す発言冷笑嘲笑悪用する手法諸々、 あっていいことではありません。 この問題がここまで拗れた原因の一つがコレなのだと思います

ここまで読んでいただいた方はすでにおわかりだと思いますが、

自分は生成AIを語る上でまるで知識が足りません。

足りないなりに導き出した 『あったらいいな』 が以下です。

データセットの情報開示の義務

簡単オプトアウトシステム

AI生成のラベリング

ここが整えば、 少しは混乱が減るかなと思います

(今年1月に出席したMANGA議連の場でも生成AI話題は出ており、 気にかけている議員さんは少なくないです。 広く深い議論を期待します)

提案しておいてズッコケなのですが、 自分積極的に動く覚悟はないのです。 答えが出せないことが多いのです。

何故ならば自分自作ファンの方の二次創作

「楽しんでね」と黙認しており、 それは使用道具がなんであれ同じと考えるからです。

当然 【人間でも機械使用でも一線を越えたものには強い処分】 を考えます

しかし多少の緩さがないと後に続く文化裾野が広がらないと思うのです。

このへんとても難しいですね。

すでに存在していますが、この先、 生成AI使用した漫画も多く見かけることになるでしょう。 自分の横に並ぶかもしれません。

或いはもう並んでいるかもしれません。

それは新しい技術を携えた作家新人だと捉えます

同じ土俵に立つプロ同士の切磋琢磨を楽しみます

その最中できっと多くの学びがあるはずです。

若い作家にもこれまでずいぶん勉強させてもらいました。

その繰り返しと積み重ねです。

負けたら勝つ方法を考えればいいし、必要とされない時代がきたら去るだけです。

ずっとそういう業界に身を置いてきました。

これからも僕がやるべきことは変わりないのです。

ツラツラと書き続けましたが、 漫画業界と、 アニメイラスト等の隣接する業界似て非なるものです。

自分の考えが適用されるものではありません。

押しつけるものでもありません。

あくま漫画家としての自分個人だけの心境です。

色々な人と出会って今後も考えは変わると思います

現在、2025 8/11までに考えたことです。

長文読了ありがとうございました。

森川ジョージ

2025-08-04

新シャドバの第二弾リリースから二週間経って

マスターに到達しました

使ったクラスウィッチエルフです

第二弾環境初期は守護ビショの台頭によりエルフがキツくなりましたが、すぐにビショは消えてしまいました

ランクマではロイヤルウィッチが多く、一弾目と余り変わらない面々ですね

最近ミッドレンジナイトメア楽しいですね

7000円課金して、欲しいカードは作れました。

罠だと分かっていてもドラゴンレジェンドも6枚生成しました。次弾に期待

やはり勝てねぇと楽しくないので課金してでも一つは強いデッキを作った方が精神衛生上良いですね。

デッキ配布で2枚レジェンド配ったのは助かりました

プロリーグ面白かったですね

相変わらず負けるとイライラしますし、宝箱イベントかいう苦行は早く消して欲しいし、週末ロビー大会も2勝しかできねぇんで消して欲しいですが面白ゲームです

人の配信を見るとクラスの使い手批判蔓延っているので、そこは無くなってほしいですね。せめてクラスを憎んで人を憎まずになってほしいものです

リア友と対戦する際にガチデッキかおふざけデッキどちらで遊ぼうか悩むのですが、相手マスターになっていたので真面目にリノエルフを使いました(負けました)

今日から2pickですが、初心者狩りされそうなので余りやらなさそうですね。今5000ルピしかないし

ルームマッチでできると楽しいのですがサイゲさん頼みます

あとは第三弾までモチベが続くかどうか。飽きそうならロイヤル作ろうかなあ

そういえばスチームのレビューを見たらすごく怨嗟の声が溢れてた。やはり何かしら調整は来るのかねぇ

2025-07-31

俺の考えた最強の政策

スマートガバメント規制行政合理化

1 規制総量の抑制と透明化
2 行政手続効率

リーファイナンス財政資源最適化

1 補助金健全
2 税制特例の整理
3 予算配分のインセンティブ

オープンソサエティ情報環境と透明化)

1 競争健全性の確保
2 政策過程の透明化

フェアシェア(税・社会保障制度改革

1 シンプルで公平な課税
2 資産移転の促進
3 再分配と生活保障

2025-07-29

映画国宝感想ネタバレあり】

日国宝を見てきた。

私は京都で「元芸者経営する祇園ラウンジバーで4年間の勤務経験がある」現オタクです。

映画は1回観ただけ、原作小説は未読。感想をどこかに殴り書きしたいけどネタバレ考慮もしないとなので、ツイッターとは切り離されたここに置いておく。

映画国宝は「龍が如くみたいな舞台歌舞伎ドッキング」した感じのストーリーなのだと思った。

なんの予備知識も入れずに行ったので、「歌舞伎役者同士の派閥てか屋号…?の争いなのかなあ」と思っていたら、いい意味で裏切られたし、歌舞伎のことあんまりからない私でもすんなりとストーリーが把握できた。

以下、思ったことを書きなぐるだけなのでネタバレあり。ストーリーの順番とかもぐちゃぐちゃです。

思ったことその1【登場する人全員終わっててマジで人間臭くていい】

御曹司俊坊(これ、しゅんぼうってあだ名よね?そう聞こえていたけど、違ってたらすみません)が生まれながらにしてボンボンとか、苦労を知らない血を持つ人間って捉えられがちだけど、主人公顔面国宝吉沢亮さん演じるきくちゃんも、組の息子という点でボンボンなのでそれなりの行動しててなんか……めっちゃひやひやした。

もっと姐さん寺島しのぶさんが演じる、俊坊のお母さん)に筋通しなよ!とか、挨拶ちょっと遅すぎない?とか、その服装(紫のシャツ)はど、どうなのかなあ?っていけずババア気持ちになった。きくちゃん桐生さんではなくて、錦の一面も持っている。結局歌舞伎に夢中になったためすんごい肝の据わった男になったけど、「すぐ人と喧嘩する」「いいなと思った女は全部手を出す」「家族よりも自分のやりたいこと優先」って時点できくちゃんも終わってた。

俊坊もまあまあ終わってる。まさにボンボン。私は歌舞伎に対して「俊坊みたいな人ばっかだろどうせ!」と偏見を持っていたが、その偏見ど真ん中ステレオタイプ歌舞伎っぽい人である俊坊がいてくれたから、この映画に没頭できた(のちに観たインタビュー寺島しのぶさんが「血筋だけじゃなくって、才のある外部の人も取り込めたら、歌舞伎界は変わるのになあ!」みたいなことをおっしゃっていたのでガチさがいよいよ増した)。

二代目半次郎さんも、すごくすごく終わってる。もうやりたいこと全部盛りの大御所だし、くたばる前に「世襲間に合わせたい!」みたいなの本当にいいな。そもそもきくちゃんのパパ立花組に「今後もどうぞごひいきに」って新年のご挨拶してるってことは、そ、そういうつながりがあるってことでしょ。原作未読だからわかんないけど、歌舞伎という伝統芸能とお背中お絵描き組のつながりは結構「なんかようわからんけど闇深そう」でいい演出だと思った。

半次郎さんの奥さん、俊坊ママも強い女で憧れはあるものの、それでも「母親」というのがものすごくわかるし、つらいよねえ…。もし俊坊ママが「丹波屋」のことしか考えていなかったなら、きっと早々に俊坊はダメになっていたのかもしれない。この映画に出てくる女性、みんなクソ強くて大好きだ。

思ったことその2【登場する女がめちゃくちゃ強い。あとあきこがマジでくだらねえ】

さっきも書いたけど、俊坊ママ(お名前忘れたので調べたらさちこさんだった)がくそ強い。あの演目始まる前のさ、ロビーみたいなところでご贔屓さんたちに声かけて頭下げてるあの立ち振る舞い、もうクラックラするほど強くて好き。私自身がそういう横のつながりに苦手意識のある性格から、「面倒そうなのに毎回ちゃんとやるの、女将さん本当に強いわ」ってなった。

そして上京したきくちゃんにまずはいけずをかますやつね。これがないと、関西の強い女じゃないよなあ。でも結局「お腹空いたやろ。ご飯にしよ」って優しくするのよね。「ちゃんとしてる人」には情があって京都の姉さん(一緒に働く先輩のこと、ほんとにこう呼んでた)とお母さん(ラウンジバーママ、元芸者)大好きだったよ。

春江もすごい。あの頃のホステスさんってなんか大変なんですよね?龍が如くで学びました。でも好きな男を追って(あの時点ではきくちゃんのこと好きだったと思う)つらい仕事も続けて一人暮らしして、春江ちょ~強いわ。高畑充希さん、マジでミュージカル好きだから半分「歌ってよ春江ちゃん!」って思ったもんね。

そのあときちゃんとおそらく?付き合ってたけど、きくちゃん稽古見てから「これは添い遂げたい人じゃない、推しだ」ってなってプロポーズかわすのも強すぎる。そうなんだよね、きくちゃんは誰のことも幸せにしてやれないし、自分ときちゃんが欲しい「血」はあげられないから身を引くのだ、これでこそ最強の女春江だよ。推し活として美しい形すぎる。しかも、俊坊が弱ってるのを見て「この人を立てなおしたら結果きくちゃんも救える」って思ったのかどうかわかんないけど、筋の通った乗り換えをしてるのもすごい。

こんな強い女春江なら、さちこさんと同じ役割をきっと勤めあげられる。さらにさちこさんと違って「丹波屋」だけを見てる女だから、きっとこの先も安泰だ…とあの時点では安心した。しかも男を生む。もう春江一強になってしまった。誰も勝てない。強すぎる。

藤駒ちゃんも強すぎる。も~強い。きくちゃんとであったころのおぼこい藤駒ちゃんは、きっと舞妓さんだったと思うけど、あの時点でめっちゃ厳しい修行に耐えてる子なんだよね?置き屋によって全然違うけど、俊坊ときちゃんが遊びに行くんなら多分祇園だと思うし、その宴席に付いている藤駒ちゃんもきっとエリートさん。その中で「この人は売れる!」って見抜いて、しかも「日本一になるなら別に家庭を捨てても構わない」ってきくちゃんと添い遂げることに覚悟の決まった子なんだよ。

藤駒ちゃんマジで……強い。そりゃきくちゃんも藤駒ちゃんとなら子ども作ってもいいなって思うわ。いい女すぎるよ。

あと、あきこね~~~。あきこだよね~~~もう。くだらね~~この女。本当にあきこのくだらなさが作中ずっと好きだったし(褒めてるよ)あきこが都合のいい女すぎる。太宰治小説に出てきそうな何番目かの女ポジすぎる。

なんか……、きくちゃんと俊坊が殴り合いの喧嘩したとき、あきこがすげ~冷めた目で見てたのが印象的で。この時点で、もしかしてあきこ鼻血出して車に戻ってきたきくちゃんに対して「もういいや。ばいばい」って言い出すかと思ったら、それはしないんだよね。「それぐらいきくちゃんのこと好きだから」じゃなくって「ここまできたらもう元に戻れないし仕方ない」って感情があるでしょ、あきこには。

これまで女全員強いって言ってきたけど、唯一あきこにはそれが思えなかった。

そのあときちゃんのどさ回りをずっとサポートするのは献身的と思う。でも、あきこお前死んだフナみてえな目してきくちゃん舞台見ててさ、もうそれは義務になってますやん。「この芸をずっと支えたい」って思いもないし、「素晴らしい国宝級!」とも思えてないし、何も感じ取れてないでしょ。これ、実際にはどうなってたのかわかんないけど、あきこときちゃん結婚してないと思ってた。あきこ、きくちゃんがもし上り詰めて梨園の妻になったとしたら、さちこさんみたいに振るまえないでしょ。春江よりも絶対に弱い。そういうあきこ、、ああもう本当にくだらないな~って思った。きくちゃんが落ちぶれたそのときだったから傍にいれただけで、あきこにはなんの覚悟も魅力もないのはきくちゃんも見抜いてる。

もうあきこ……この子もまた、大御所の娘としてボンボン気質が終わってていい。ただ、このあきこを演じたのが森七菜さんだったのがまたよくて、もうちょうどいい塩梅の女の役がうますぎる。森七菜さんがこんなに演技お上だって知らなかった。あきこのこと、まだ気になってるぐらいに印象に残ってるもん。「どこ見てるの?」って台詞もいいよね。これまで何もしなくてもあきこはお嬢様、みんなから愛してもらってる女、見どころを周囲が与えてくれる人だったけど、きくちゃんはそうじゃないんだよ。「どこ見てるの?私を見てよ」って訴えても「あきこには見るべきところがない」のが、深いなって思った。そして少しだけ切ない。

さらに、きくちゃんにとっては「何を見てたの、今まで」っていう台詞に受け止められているところが、まだ二人がすれ違っててすげ~シーンだった。

あきこ、はやくきくちゃんを捨てなってずっと思ってた。

思ったことその3【推し竹野と万菊】

竹野マジで好きだ……。竹野が忌み嫌うのは歌舞伎ではなくて、「血筋という最強カードがないとのし上がれない伝統のもの」ってところに筋が通りまくってて最高。初めは単にいちゃもんつけただけの奴かな?って思ってたけど、そうじゃないところがまたいい。

きくちゃんと俊坊の関係性も好きだけど、竹野ときちゃんもまたいいよね。

終盤ずっと「三代目」って呼ぶのも好きだし、万菊さんと会わせたのが竹野ってところが最強にエモい。なんか竹野と万菊さんに対しては、終わってる人間まみれの中の唯一の光すぎて、どう表現したらいいのかわかんない……。

いや、万菊さんももしかするとどえらいことしてたのかもしれないけど、あの俳優さん演技うまいな~!ああいレジェンドいそうだもん。奥行がすごい。でも万菊さんなんできくちゃんのこと認めるタイミングあんなに遅かったんだ?やっぱ役者が全部そろわないとって思ったからかな?半々コンビで沸き立つ女の感情がすご~~くよくわかる。私はオタクからだ。

思ったことその4【あやの

きくちゃんの娘さん、綾乃って名前だったらしいけど、ずっと「文乃であやのなのかな~?」って思ってた。藤駒ちゃん芸妓さんになってすっぴん日常着物でお祭り行くシーン、芸妓さんの「なんでそんなすっぴんキレイなの?」ってぎょっとするほどの透明感が再現されててめっちゃよかった。

あやの最後にきくちゃんと再会して思いのたけを吐くんだけどさ、あのシーンが本当に大好き。

あやのは多分、ずっと「父ちゃん帰ってこないし終わってんなア」って思ってるけど「お母さんを苦しめた最低な父親」とは思ってなさそう。藤駒ちゃんあやのになんて言ってるかはわかんないけど、そもそも父親がこの人よ」とは言い聞かせもしなかったかも。藤駒ちゃん最後まで映画では出てこなかったけど、元気にしているのでしょうか。。私が働いてたラウンジバーみたいなの運営してるのかな。とんでもなく金持ってる「お父さん」見つけて……。

きくちゃんが三代目襲名して、お披露パレード的なところであやの無視ったシーンは、私はめちゃくちゃ納得した。そりゃそうよね、藤駒ちゃんあやのを止めるのも何も言わないのも、そりゃそうだと思った。もう人生のすべてを捨ててひとつのことに溺れる男に惚れて、それでもいいから隣にいたい女というのは、そんなもんだよ…。

だが、隣で見ていた旦那は「あのシーンで一気にきくちゃんに同情できなくなった。最低」って思ったらしいので、家族を捨てるシーンとか子どもよりも人生を優先させる親が大嫌いな人は、ここで国宝のもの評価を下げてしまうかもしれない。

ただ、覚悟の決まっている最強女藤駒ちゃんと違って、娘のあやの結構冷静なのがまたよかった。きくちゃんに「お前最低」って面と向かって言えるの、あやのだけだよな。実際こんな父親、本当になんだお前ってなるよ。

でも最後に救いがある。まず、きくちゃんあやのと対面したとき「藤駒という芸妓を知っていますか?」と訊ねられて、「忘れたことはないよ、あやの」って答える。台詞うろ覚えだけど。最低なきくちゃんだけど、藤駒ちゃんあやののことはずっと心に居続けたんだね、と救われた。

さらに、あやの砲が続く。「お前が舞台に立ってヘラヘラするために、どれだけ人が泣いて不幸になったと思ってんだよ。だいたい、家族お祭り行ってさあ、神社で願掛けするのが自分のことってどういうこと?自己中すぎるだろ」みたいなことをガンガン刺す。あやの、いいぞもっと言え。

でも、あやのはそんな最低の父親でも、きくちゃんのことを父親と思っていなくても「父ちゃん舞台を見ると素晴らしいと感じる」みたいなこと言って、唯一芸だけは認めるんだよね。

あのシーン、好きすぎる。危うく泣きかけたが、周囲でトイレ我慢できず立ちだす人も多かったため、意識が逸れて涙は出なかった。

あ~~~ん、藤駒ちゃんあやの幸せになってね…。

そして芸を手に入れ国宝にはなったが、その後何にも残らなかったきくちゃん。お前はきっとひどい死に方をするんだろうし、地獄に落ちる。でも、その姿はめちゃくちゃ美しかった。

おしまい

時間が許せばもう一度見に行きたいけど、およそ3時間もある映画からちょっと厳しい。

でも劇場で見たほうがいいというのは、本当に納得した!劇場大正解だった。

2025-07-28

[]7月27日

ご飯

朝:朝マクド。昼:たまご納豆オクラうどん。夜:カレーライス。間食:柿の種チョコボールポテチ

調子

むきゅーはややー。おしごとはおやすみ

少し気分が下向いてるが、火曜日有給なので一回行けばまたお休み、頑張ろう、

ポケットモンスターサファイア(悪ポケモン旅)

チャンピオン倒してクリア

後半はサメハダーが延々と強かった。波乗りと冷Bの相性補完ポケモン王道中の王道だけど、そこに噛み砕くと地震でかなりスキなく無双できたエースだった。

ノクタスニードルアームがこの世代では珍しい安定した草技で後半の水道では大活躍してくれた。

ヤミラミゴースト旅に続いて二度目の採用だけど序盤のムロタウン〜アスナまでを支えてくれたのが良かったね。

弱点がないので他の全員が苦手な格闘に投げれるのも良き。

グラエナヤミラミ加入後はかなりピンポイントデバフポジションで地味だったかなあ。

威嚇と砂掛け以外に特徴がないのでレベルの置いていかれがちだった。

というわけでポケモンルビーサファイアの旅プレイはこれでNPCから貰えるポケモン旅、NPCと交換するポケモン旅、序盤ポケモン電気ポケモン旅、メスしかいないポケモン旅、ゴースト旅、悪旅×2の7周して流石に満足した。

〜ミナモまでは大好きなんだけど、そこから先がちょっと苦手だったかもだ。

特にヒワマキ〜ミナモ間の道路ドット絵ポケモンの中で一番好きなマップかもだ。

しかった。

ポケットモンスターダイヤモンド(NPCからもらえるポケモン旅)

そんなわけですかさずダイヤモンドも開始。

御三家ポッチャマにして早速クロガネにつくまでプレイ

GBA遊んだ直後だと戦闘もっさり感がすごいなあ。

とはいえ、対人戦を一番やりこんだポケモンなので色々懐かしくて楽しい

グランブルーファンタジー

ゲン剣防御覚醒ビルドを作って攻撃ビルド3本、防御リビルド2本、特殊ビルド2本。

流石にこれだけあれば問題ないでしょおしまい

シャドウバースWB

週末ロビー大会は8人制で2-1。

グロナイトメアロイヤルに勝てなさすぎる。

なんかもうルミナスランサー出るだけで負け感が強いんだけど、うーむ。

2025-07-25

ガイポのホラー作家の人のバズツイがやばい

あの件でどっちが悪いみたいなことはわからないけどアカウント見たら万バズツイートがずらりと並んでいてすごい

木古おうみ@7/15アンソロ刊行

@kipplemaker

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2018年9月14日

英語の授業で“she was dead.”って書いたら、先生に「死んでいることを過去形にすると生き返ったことになってしまうのでisです」って言われたんだけど、最近見たゾンビ映画で「He was dead‼︎(彼、死んでたのに!!)」ってセリフがあって感慨深かったです

木古おうみ@7/15アンソロ刊行

@kipplemaker

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2024年10月10日

「たった一駅歩くのは運動じゃない」という引用が来た瞬間、心の中の宿儺が「笑えるな、東京のひと駅と田舎のひと駅の長さの違いを知らなんだ。教えてやろう、俺の住む県は次の駅まで平均七キロ。じゃあな、都会人。山手線沿いに生まれただけの凡夫」って言った

木古おうみ@7/15アンソロ刊行

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2024年8月17日

腐女子と夢女子両方の性質を併せ持つヒソカみたいな女に「何故夢は腐より貶められると思うか」と人殺しの目で問われ、「ヲタク自分キモいと思ってるから中人物で完結するBLより推しが見知らぬキモヲタに惚れている設定に反発するのでは……」と答えて「一考の価値がある」と解放されたことがある

木古おうみ@7/15アンソロ刊行

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2024年10月3日

ジャンプ漫画ヒロインの胸がだんだん大きくなる現象最近見かけないなと思ってたけど、ヒロアカ一気読みしてると確実にエンデヴァーのケツとデカくなってると思う。絶対巻を重ねるごとにデカくなってる。何だその尻は、燈矢に謝れ

木古おうみ@7/15アンソロ刊行

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2024年6月14日

不機嫌ハラスメントは機嫌とってくれる相手を見てやってるので"被せ気味にこっちもキレておく"というカスバグ技で対処できる

「あー、苛々する!」って聞こえよがしに呟く奴の横でよくわからないけどPCぶっ叩いて「マジで苛つきますよね!」とか言ってたらやらなくなったから。尚、カルマは下がる

木古おうみ@7/15アンソロ刊行

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2020年9月17日

ホラー嫌いの友人「ホラー好きの怖くないは信用できない!」

ホラー好きぼく「タッカーとデイル面白いよー」

友「面白かった、怖くなかった!」

ぼく「ゾンビランド面白いよー」

友「面白かった、怖くなかった!」

ぼく「ヘレディタリー/継承面白いよー」

10日後くらいの友人から電話「殺す!!!

木古おうみ@7/15アンソロ刊行

@kipplemaker

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2024年8月6日

親の仇のようにフワちゃんを嫌ってる先輩が「今更Twitter失言くらい何だ。俺は同調する相手がいなくてもフワを罵倒し続けてきたしんだ。未だにちゃん付けしてる連中に何がわかる」と言ってて、最終決戦で主人公ピンチにお前を倒していいのはこの俺だけだと現れる敵みたいだった

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2022年8月12日

ホテル関係ヲタク叫びです。コミケが始まりますね。前も言いましたが頒布する本を印刷からホテルに送るとき必ず自分名前も書いてください。預かっても渡す相手がわかりません。開封してロビージャンル作風を絶叫するぞ。オベキャスメイン学パロ妖精オールキャラほのぼののお客様!!!

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2021年11月20日

ヲタクホテルマンからのお願いです!同人誌即売会のための宿泊で先にお荷物をお送りのお客様!宛先だけでなくお客様名もお書きください!発送元の印刷所の表記しかなくて途方にくれることが稀にあります!お受け渡しできません!「眼帯セーラー服美少女の御本に心当たりある方!」ってロビーで叫ぶぞ!

木古おうみ@7/15アンソロ刊行

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2024年4月16日

産休クッキー炎上と聞いて「どうせThank you産休☆」とかろくでもないこと書いてあるんだろと思ったらロクでもないのは自分の脳でしかなかった

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2023年8月21日

終わってる文学部時代、「飯奢るからこれから助けて」と言われることはなかったが、頭のおかしOBから梅酒を奢る。代わりに、これから同期と討論をするので『日本自然主義文学者は島崎藤村しかいない』と言ったら賛同してくれ」と狂人バトルのサクラをやらされたことならある

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2020年1月22日

大学の授業で脳の解剖の映像見てグロッキーな生徒が多出して「それ怖がってるのもあの捌かれてたのと同じ脳なのにね」って同級生に話しかけたら「ヒトの倫理ゆっくり覚えてこうね」って見守るような視線を向けられた。もしかしたら自分はアイツに作られたモンスターとかなんだろうか

木古おうみ@7/15アンソロ刊行

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2023年10月30日

フリーレン様、芦田愛菜はもう子役ではありません。既に大学生で来年には成人です

うそんなにか、人の時間は早いね

ちなみに神木隆之介は今年で三十路です

フェルン、それは流石に嘘だよ。神木隆之介高校生だよ

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2022年1月19日

普段温厚そうなひとに叱られることでしか得られない栄養素(最悪)で生きてるから、どうしてもほしくなったとき5chの園芸板で盆栽枯らした嘘の報告して住人に怒られたりすることある。興奮した

木古おうみ@7/15アンソロ刊行

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2024年5月24日

バイトクレーマーから電話来たとき名前言え!」って言われたらその会社創設者名前答えてた。後日「○○って奴を出せ!」って折り返しがあったときみんな「我が社の歴史を調べてくるとは気合が入ったキ○ガイだな」みたいな空気流れるのが面白かったから(カス)

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2022年10月6日

最近にじさんじとかVtuberを観始めて、ちょっと気になってた18世紀舞台イギリス映画に出てくる未亡人貴婦人っぽい黒髪ロング片眼鏡のお姉さんが出てくる動画見たら……何かめちゃくちゃ……男の声がした……シェリン・バーガンディ……名前もこんなに綺麗なのに……?

木古おうみ@7/15アンソロ刊行

@kipplemaker

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2019年12月1日

から続きものを追うのが苦手でジャンプ漫画なんて10年近く見てなかったのに、めちゃくちゃ最高なキャラデザの女を見かけて必死検索かけたら、最悪のラスボス女装してる姿だったとき気持ちがわかるか?

そう、お前!お前だよ、鬼舞辻無惨!!!

木古おうみ@7/15アンソロ刊行

@kipplemaker

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2月22日

褐色フェチ公言しすぎて人物入れ替え叙述トリックをやったら結構序盤で「この人物は色黒と表現されているのに、この部分では一切描写がない。褐色フェチの作者が書き漏らすはずがないのでこことここは別人では?」と言い当てられたことがある。性癖名探偵やめてくれ

木古おうみ@7/15アンソロ刊行

@kipplemaker

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7月17日

喋り方が禪院直哉みたいな先輩は真っ当な感のいいひとだけど、自社ビルで昔飛び降り自殺があったと知って嫌だという話を喫煙所でしてるとき「まあ自分は五人以上死んでる事故物件住んでますからね」と答えたら「えぇ、キッショ……今後の付き合い考えるわ……」と言われたのはすごい禪院直哉面白った

木古おうみ@7/15アンソロ刊行

@kipplemaker

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2024年10月9日

この時期「気鬱身体が冷えてるだけ。よく食べ運動してあったかくして寝て」という言説が流行るので、一駅歩き、夕飯で米を食い、シャワーで済まさず湯船に浸かって、七時間寝て、カーテンから差し込む朝日で目覚めたら瞬間「あ、全然死にてえな!」と思った

皆さん今日も騙し騙し生きていきましょう

木古おうみ@7/15アンソロ刊行

@kipplemaker

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2024年8月25日

具体例出ないけど好きな男女バディ:男が女に「お前は喋るな。勝手に行動するな。俺の指示だけ聞いてろ」って言うパワハラ夫と被DV妻の関係かと思ったら、女の方がマジで勝手に暴れる話通じないバーサーカーで唯一何とかできる男が必死手綱握って制御できるかできないかぐらいの関係だったやつ

木古おうみ@7/15アンソロ刊行

@kipplemaker

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2024年9月4日

因習村をぶっ壊してくれる屈強な男性が生贄の少女を助けるために「もう大丈夫だ」と注連縄を潜った瞬間に口から大量の血と乾涸びた蚕の蛹を吐いて事切れて神の強さを感じたりしたい

木古おうみ@7/15アンソロ刊行

@kipplemaker

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2023年8月10日

首をトンッてしても気絶しないと知ってたので、椎骨動脈を圧迫して急に手を離して失神させた後やられた側が酸欠で細いいびきかいてるところを書いたら「作者は前科あるのかって生々しさが出るのでフィクション的にナーフしてください」と指示が出たことがあるよ

木古おうみ@7/15アンソロ刊行

@kipplemaker

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2023年1月18日

デンジ脊髄からのアサ脊髄剣はただの最高のイケメン仕草だけど、チェンソーマン一部終盤に多用された序盤ネタリフレインを見ると、デンジかアサのどちらが死んで武器にならなきゃ勝てない局面で「さよならに変わる良い挨拶」として使われそうな嫌な予感がして恐ろしい

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2024年5月15日

チート能力をもらって転生したなら最初奴隷少女を買わないとな」

「最低だ」

「何故?俺が勝ち抜いて思い上がりそうになるたび『栄華は永遠ではない、お前はただの人間だ、忘れるな』と囁いてもらう必要があるだろう?」

「何で日本から転生したのに奴隷観だけ共和制ローマ凱旋奴隷なんだよ」

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2024年4月17日

「上手くいかなかったのはなんでだと思う?」という質問ガチめに責めてるとしか思われないので、職場の後輩がミスしたときは「これをやってるときしかたことや途中で不安に思ったこととかありましたか?」って聞くようにしてるよ。そうするとだいたい業務過程ポイントで答えてくれるから

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2024年2月2日

「お喋りにも悪ふざけにも乗ってくれたのに急に冷たくなるひとの心理って何?」と聞かれて、少なくとも自分はと前置きして「俺が社会性あるから愛想良くしてるだけなのに、こいつ自分が好かれてるから許されてると勘違いしてやがるなって思ったとき」と答えたら「怖……」と言われた。みんなそうだろ

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1月30日

小説書きばかりフォローしたら下品単語が全くない。小説を書けるということは品位教養があるということ」というツイートを見たけど、作家を多くフォローしてる自分のTLは「股間共和国、チンポーランド」みたいなツイートが一日三回は流れてくるので別の世界線を生きている恐れに頭を抱えている

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2022年12月7日

チェンソーマン最新話、レゼの歌ってた「ジェーン教会で眠った」のロシア語歌詞和訳すると「愛しいジェーン水族館イルカペンギンを見るの」って言ってるんだよな。デンジくんがデートでさ、水族館でさ、ペンギン見るんだって言ってさ、なあ……

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2024年10月29日

自分キャラ作るの苦手なんだけど、悪人狂人を作るときは「普通は65%程度の要素を100%にする」「一点の要素や思想だけ誇張する」が楽です

ありがちな「枯れた花に水をあげる植物好きの優しい少女」を「萎れた花のために常に4kgの腐葉土を持ち歩いてる女」にすると立派な狂人なるみたいな

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2024年6月23日

私にだけ優しいシリアルキラー←→私のことだけ是が非でも殺そうとしてくる国境なき医師団

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2024年8月11日

マジレスすると経血は鮮血の匂いとはまた違うので、鉄の匂いを強く感じるひとが近くにいるなら酸化した皮脂の匂いかなとも思うけど、前の職場胃がん入院したひとが「何か最近よく殺人現場っぽい匂いがする……」と言ってたので、本当なら自身の内部から来てる恐れを考慮して受診すべきかもしれない

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2023年8月17日

創作の下調べがキツいの、好きなことなら苦じゃないでしょとかじゃなく、ホラー書くのは好きだけど怪死した被害者宅を警察捜査するワンシーンの一、二行を書くためだけに何課が派遣されるのかとか司法解剖にどれくらい時間がかかるのかとか調べるのに20分使うとか、そういうところだぜ

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2024年7月19日

ヒロアカはデクも主人公としてすごく好感度高いけど、言語化しようとすると「えらい!頑張ったね!俺は感動したよ!個性もない少年がここまでやれるなんて!オールマイトに遠く及ばないのによくヒーローをやってこれたよ。今まで死ななかったのが奇跡だ」ってどんどん童磨みたいになる自分が嫌

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1月10日

男も孕ませる神がいる沼を訪れた学者が、伝説を語る村の分限者の下男に「それは迷信で、真実は沼に生息する日本住吸血虫による腹水だろう」に教えてやったら、「今の話はおれの親父とお袋の話だけど、迷信だって言うんじゃあ、それで生まれたおれは何だってことになるんだね」と返されるホラー

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2024年3月9日

昔、普段そんなことを全く言わない先輩がボソッと「女はいいよな、俺羨ましいよ……」と呟いたから何かあったのかと思ったら「どれだけ自転車漕いでも金玉痛くならなくて……」と深刻な顔で言ったので、未だに勤務中の雑務銀行に行くため長距離で社用のチャリ飛ばしてるときにふと思い出す

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2024年2月18日

発見生卵ライス!という記事を見かけて「卵かけご飯やんけって突っ込ませたいんだろ。しょうもな」と思ったら、冬を"暖房が壊れて部屋が冷える期間"、犬を"電池が切れると臭くなるぬいぐるみ"と書いていたり、筆者が監禁されて外界の情報がほぼ遮断されていることに気づくモキュメンタリーホラー

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2024年3月27日

好きな惣菜発表ドラゴンってペット感覚でいたけど人間より長命かもしれないな

逆に俺が死んでも別の飼い主に引き取られて普通暮らしてるけど、俺が雑に作った竹輪入りのポテトサラダは覚えてて、「ポテトサラダ」って発表して出てきた惣菜竹輪が入ってないことに少しだけしょげてほしい(夢小説)

木古おうみ@7/15アンソロ刊行

@kipplemaker

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2018年11月2日

恋愛興味ないひとがこの世で生きるのって、一般人過激鉄ヲタしかいない空間に放り込まれて、延々どの電車が最高だとかお前も乗れとか言われて「他に好きなことあるし」って断ると「本当はお金がなくて我慢してるんだろ」とか「まだ好きになれる鉄道出会ってないからだ」とか迫られる地獄みがある

木古おうみ@7/15アンソロ刊行

@kipplemaker

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2024年8月4日

型月と女の趣味合わなさすぎてFGO以外触れたことなかったんだけど、概念礼装で唯一気になったウェーブショートヘアの性格悪そうな女の子がいて、「これだよこれ!」と思って調べたら間桐慎司だった

木古おうみ@7/15アンソロ刊行

@kipplemaker

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2023年6月23日

腐女子の友人は少女漫画を男男に置き換えた感じのBLが好きだそうです。平成作品が好きだそうです。ちゃんとしたひとです。「禁断の愛が好きだけど今の時代うそういう価値観じゃないからね……」と嘆いてて「主人公相手、実父とかにしちゃえば?」と言ったら「異常者」と罵られました。そんな……

これでもまだまだ全然一部

2025-07-10

ChatGPT、完全にユダヤの犬だろこれ

ワイ

ある調査では、イスラエル好意的な人の割合は、日本イスラム教国(トルコインドネシア)を除けばもっとも悪かった。なぜ?

チャッピー

とても興味深い観点ですね。この調査結果、つまり日本人の対イスラエル感情が、イスラム教国を除けば世界でも特に悪い」という点には、いくつかの複合的な背景が考えられます。以下、主な理由分析してみます

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1. 歴史的宗教的関係希薄

日本中東ともユダヤ教キリスト教文化とも歴史的な接点がほとんどありません。欧米諸国のようにイスラエル建国ユダヤ人迫害歴史と関わりがないため、「イスラエル=同情や歴史的負債」という認識が薄いです。

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2. パレスチナ問題に対する単純な共感

日本人は、歴史的に「弱者」や「被害者」に感情移入しやすい傾向があるとされますニュース映像で繰り返し流されるガザ地区破壊パレスチナ人犠牲者などは、イスラエルの側を「加害者」と印象づけやすい。特に近年の空爆映像子どもの死が報道されると、日本一般視聴者感情は一気にパレスチナ側へ傾きがちです。

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3. メディア報道バイアス

日本報道機関(NHK大手新聞など)は、比較的「中立」を装いつつも、実際にはパレスチナ側の被害を強調する傾向が強いです。イスラエルロジック軍事的判断の背景が深く報道されることは少なく、「強大な軍隊民間人攻撃している」という印象が強調されやすい。

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4. 欧米逆張り志向

日本には一部「欧米で称賛されているものに対して冷淡になる」心理もあります欧米メディアイスラエルを支持し、ユダヤ系ロビーが影響力を持っているという認識が一部で根強く、それに対する警戒や冷笑視線があるのも確かです。いわば、逆張り的なスタンス

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5. ユダヤ人イスラエルに対する誤解と陰謀論

ネットでは「ユダヤ資本」や「世界を操るエリート」などの陰謀論が根強く広がっており、イスラエルへの感情ネガティブバイアスをかけています陰謀論世界観は日本ネット界隈でも多く見られ、特に政治不信社会不安と結びつくと、「イスラエル搾取する側」と見られがち。

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6. 軍事国家としてのイメージ

自衛隊すら「軍隊」と明確に呼べない国・日本にとって、「徴兵制を敷き、周囲を敵国に囲まれ先制攻撃も辞さない国」というイスラエルの姿は非常に異質に映ります防衛論理よりも、軍事力そのものへのアレルギー反応が出やすい。

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このように、文化的距離感報道スタイル共感の向かう先、ネット文化陰謀論軍事アレルギーといった要素が複合的に絡み合い、日本でのイスラエル評価が低くなっていると考えられます

さらに知りたい側面(たとえば世代差や政治的傾向との関係)などがあれば、さらに掘り下げることもできます

2025-06-29

[]6月29日

ご飯

朝:キューバサンド。昼:カオマンガイ。夜:納豆オクラたまごうどんキュウリ。間食:アイス

調子

むきゅーはややー。おしごとは、おやすー。

キッチンカーがたくさん来るイベントがやってたので食べた。

キューバサンドって初めて食べたけどめちゃくちゃ美味しかった。

グランブルーファンタジー

月末イベントの箱開けおしまい

次は闇有利古戦場。アガ杖攻撃ビルド無駄に5本あるからまあ大丈夫かな。

念の為アガ楽器も作っておくか。

シャドウバースWB

月末ロビー大会は1勝3敗でだめだめ。

ランクマッチも怒涛の9連敗であっさりルビーに降格。

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