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はてなキーワード: ホステスとは

2025-12-04

証明者――父と私、そして「存在しなかった」ものたち

春の陽射しが網戸を通して差し込む。父親がレール部分を指さす。「ここが出っ張っているから削ってくれ」。私は黙って見ていた。

彼の指さす先は、網戸の可動部分そのものだった。削れば機能しなくなる。彼は「ちょっとした困難」にすぐ人を頼る。

この癖が、彼の人生を、そして私との関係を、ゆっくりと確実に蝕んでいったのだと、今ならわかる。

水に沈むラジコン

私が小学校六年生のときの話だ。何週間もかけてラジコンカーを組み上げていた。

完成間近になった夜、父は「見せろ」と言った。暗がりの中、私は車体の最終調整をし、父に送信機を渡した。「触らないで」と念を押した。

彼は触った。いや、いたずらした。車体はバックし、深い水たまりにまっすぐ入った。

防水ではない。私は固まった。父は笑っていた。彼は私がキャンキャン騒ぐのを楽しんでいた。

子どもの反応をおもちゃのように弄ぶのが好きな男だった。

後日、母の叱責で父は謝罪した。窓を開け、寝ている私に投げやりに「悪かった」と叫んだ。

謝罪というより、恥辱の表明だった。何も伝わってこなかった。

この瞬間、私は「父」という存在を、一個の「人間」として測り始めた。そして、その測定結果は惨憺たるものだった。

父は幼い子ども特に五歳くらいまでの子に強い興味を示した。無理難題を言って反応を楽しむ。

しかし、子ども自我を持ち始め、「嫌なものは嫌」と言い出すと、彼の目は瞬く間に曇り、興味は失せた。

彼が求めたのは「思い通りになる関係」だった。それは存在しない幻想だ。だが彼は、その幻想依存し続けた。

春の朝暴力と、秋の出向

春になると、父は特別なことをした。早起きして私を叩き起こすのだ。

冬はない。春の陽気が、彼の中の何かを騒がせるらしい。「五分で着替えてグラウンドに出てこい」。それができないと、真っ赤な顔をして殴ってきた。

彼は「猶予を与えないこと」が得意だった。自分が起こされるときは、そんなことは一切ないのに。

時は流れ、父は会社で「懲罰人事」と呼ばれる社外出向を命じられた。

当時はリストラ時代ではない。彼は「出向イコールクビ」と二度繰り返し、絶望した。

青森かどこかへ行かされ、そこでは何もせず、無為時間を過ごし、苦しんでいたと後で聞いた。

不思議ものだ。同じ「出向」という境遇に、私は後に立つことになる。

だが私の感覚は違った。「落ち込んでいたけど、日々の出勤があるからね。なんかできないかなー」そう思った。

二万円のパソコンと、当時としては画期的低価格ソフトを買い、独学で使いこなした。

そして自作の便利なコマンドを作り、部署のみんなに入れてあげた。面白がられた。

そこに、大手IT企業から来たという男がいた。LANケーブルのこともわからず、私に頼ってきた。仕事から逃げる人だった。

「こんなダメ人間がいるのか」と思った。肩書と実力の乖離。父が会社でやっていたことも、おそらくこれに近かったのだろう。

暴力で言うことを聞かせ、逆らうと政治をする」。そんな男が、組織の本流から「放逐」されるのは、必然の成り行きだった。

網戸と算数問題集クラシック音楽

網戸の掃除の一件は、彼の人生の縮図のように思える。

自分で見て、考えて、ためしてみる――この最も基本的プロセスを、彼は常に他者に投げた。

その癖は、家庭の隅々に染み出ていた。

一緒に旅行に行こうと言い出したかと思うと、電車の中で突然言った。「お前は算数問題集を持ってきてやる」。

アホかと思った。旅行という非日常空間に、日常課題を持ち込む。

彼の頭の中には、私という人間感情欲望存在せず、あるのは「教育する父」という自分自身の役割に没入したいという欲求だけだった。

別の日、彼はテレビクラシック音楽番組を楽しそうに見終わると、手元を指さして言った。

ハイ、ここに三十分くらいクラシック音楽」。突然の指令である。私はレコードプレーヤーを持ってくるよう命じられ、むしゃくしゃした。

だって番組を楽しんでいたのに。彼の「いい気分」は、周囲の人間を突然「自分情緒体験の延長」として召喚する許可状になった。

ゴルフ指導もそうだった。一挙一動に大声で口を出し、完全に夢中になる。

彼が夢中になっているのは、私の上達でもない、親子の時間でもない。

指導者としての自分」に酔いしれる感覚のものだった。

水泳でも「それいけ!」とプール中に響く大声を出した。

それは私のためというより、自分自身の熱狂演出するパフォーマンスだった。

「胸がいっぱいです」と、存在しない相手の家

母方の叔母の話をしよう。彼女の息子は三十五歳でようやく結婚式を挙げた。

その場でマイクを握り、「私は胸がいっぱいです」と泣きながら言った。

私は意外だった。ふつう結婚式来賓を労うものだと思うからだ。

だが、これが母方の家系の特徴なのかもしれない、と後になって気づいた。

その叔母もまた、自分の息子が結婚した際、相手の家が存在しないかのような振る舞いを繰り返したという。

母も父と「同じ」だった。私の感情意思を、一個の独立したものとして尊重するという基盤が、初めからそこにはなかった。

母方の家系には、内輪の感情に強く没入し、その外側の他者を軽視する傾向が流れているようだった。

私は、父方の「支配幻想」と、母方の「没入と無視」という、二つの異なる「他者不在」のシステム交差点に生まれ落ちた。

からこそ、私は両方のシステムから自由な、「外部の観察者」となることを運命づけられていたのかもしれない。

高校生背中と、親戚への言いつけ

高校生のある日、私はついに父に「やり返した」。長年の理不尽暴力への反撃だ。

だが私は、顔面は避け、背中から押し倒すという「優しさ」すら守った。

彼は私を殴り返さなかった。代わりに、親戚中に電話をかけ、「息子が父親暴力をふるった」と言いふらした。

そこで私は、彼の「卑怯」の本質を見た。力の論理で負けるやいなや、たちまち「世間体」や「情の政治」という別の土俵に持ち込む。

会社で「逆らうと政治をする」というのも、まったく同じ手口だったに違いない。

家庭という密室では通用たこ手法が、会社というより広い社会では通用しなくなり、彼は「懲罰人事」という形で社会から排除されていった。

死の間際の「息子、息子」

父が死の床に就いた時、彼はひたすら「息子、息子」と考え続けていたと聞いた。その話を聞いて、私はなお一層、痛々しい気持ちになった。

なぜそこまで、自分を脱することができないのか。なぜ「最初から存在しなかった幼児」への依存から、一生抜け出せないのか。

彼が求め続けた「息子」は、私ではなかった。自我を持ち、意思を持ち、彼の支配を拒絶し、一個の人間として彼と対峙たこの私ではなかった。

彼が恋い慕ったのは、彼の心の中にだけ存在した「言いなりになる幻想幼児」だった。私は、その幻想体現できない「失敗作」として、彼の人生に居続けたのだ。

「生まれてこさせてもらって感謝」という問いの空虚

世間では「生まれてこさせてもらって感謝しなさい」と言われる。だが私は思う。最初から存在していないなら、生の苦しみも何もない。

まれる前の「私」に、生まれることの恩恵不利益もない。問い自体意味をなさない。

父や母は、「子どもを作った」という事実をもって、何かを成し遂げたと思っていたかもしれない。

だが、生物学的な子作りは猫や犬にもできる。なにも偉くない。

本当に難しいのは、その子どもを一個の独立した人格として尊重し、その人生を見守ることだ。

彼らにはそれが決定的に欠けていた。だから感謝」を求めること自体が、服従要求に感じられる。

私もうつ病になり、三十年近く貧しい生活を続けてきた。その中で気づいたのは、生きて給料を得ることすら、ある種の犬や猫が「できること」に過ぎないということだ。

社会はそれを「偉さ」の基準にするが、それができないからといって人間価値がなくなるわけではない。

逆に、それができたからといって、その人が他者尊重できる人間になるわけでもない。父がそうだったように。

理想化された対象と、網戸のパーツ

から私は思う。父のような人は、理想化されたホステスさんに、自分理想女性を「乗り移らせ」て、ぼーっと依存するほうがよほど健全だったのではないか、と。

対価を払い、時間区切り無辜他者を傷つけずに、自分幻想と向き合うことができるのだから

彼はそうしなかった。代わりに、逃げ場のない家族を、自分幻想支配欲の捌け口にした。

網戸のパーツを「出っ張り」と誤認し、削るよう命じたように、彼は現実を歪めて認識し、それを修正する責任他者押し付けた。

私は彼の「人生証明者」である

彼が家庭という密室で、そしておそらく会社という社会で、いか他者尊重せず、いか自己幻想依存し、いかにして孤立排除へと向かっていったかを、誰よりも詳細に証明できる存在だ。

同時に、私は彼の「反対の証明」でもありたい。出向先でパソコンを学び、コマンドを作って笑いをとったように。

網戸のパーツを削るように命じられながら、その誤りを見抜いたように。春の朝暴力に、「背中から落とす」という自制の反撃で応えたように。

彼が「懲罰」と見た場所で、私は「自分が伸びる材料」を見た。彼が「クビ」と絶望した処遇を、私は「日々の出勤があるから」と現実として受け入れた。

彼が「息子、息子」と幻想にすがった最期とき、私は「なぜ自分を脱せないのか」と、彼の孤独を見つめていた。

証拠はすべてここにある。水に沈んだラジコン春の朝グラウンド。網戸の誤認されたパーツ。親戚に言いつけた電話

青森での無為な日々。そして、私の中に残る虚しさと、それでも尚、現実能動的に関わろうとする、かすかな手応え。

子どもはすべて知っている。思う存分にやったことを、一つ一つ覚えている。

私は父の、そして母方の家系の、その「思う存分」の人生の、生きている証明なのだ

この証明書に刻まれ文字は、時に怒りに、時に哀れみに、時に深い虚無に染まる。

だが、それが私という人間の、否定しがたい一部であることも、また事実である

私は、彼らの「不在」の証明であることと引き換えに、少なくとも自分自身の「存在」の証人ではあり続ける。

2025-11-18

左派の皆さん

アメリカに関して「媚びてる」「ホステスみたい」「毅然しろ

中国に関して「謝罪して撤回しろ」「辞任しろ

馬脚を現わし過ぎでは。

2025-11-06

anond:20251106170253

フィリピンパブっての流行ったじゃん。

ダンサー興行ビザがむっちゃ採りやすくて、ダンサーという名目入国してホステスさせ、オプション売春とか性的サービスとかも当然あったやつ。

ホステスとして働く金は店側に住居生活移動費としてほとんどそのまんま持って行かれるんで、自分売春とかして稼がないと仕送りができないってあれ。

巧妙に組織売春にならないようになってて、ギリギリ合法と言うメソッドだった。当然制度改正で塞がれて今はできない。


あの時代にさ、明らかに若い子(今から考えると、10代だったんじゃねえかなあ)がいて、その子は周りにいた先輩のフィリピン人ホステス達が守ってたのを思い出すわ。

嫌な客が付こうとするとちゃんブロックするし、売春もさせなかった。たぶんなんか理由があったんだろうな。

店には出ないとダメだったんだろうけど

今回も一人で入管にいったのかっていうと疑問なので、誰かが付き添ったか教えたかしたんじゃないかな。

2025-10-09

居酒屋に来てほしくない人

はてな民愚痴を聞いてほしい。本日午前に有給を取って書き上げた。

自分40代後半。小売の仕事をしてて、ホームセンター系だ。仕事帰りに居酒屋に寄ることがある。

お店の名前はここで出すわけにはいかない。昔のドラマに出ていた、北のメジロ仮称。以下メジロ)としよう。

看板暖簾)には可愛らしいイラストが描いてある。カウンターテーブルと座敷がある、こじんまりとした店だ。

常連客もだいたい同じ顔ぶれで、マスターは騒がしくて、男女の店員が数人いる。年代バラバラだ。若い子が多いような気はしてる。

メジロは、俺にとっての「逃げ場所」だった。国道沿いの高架下にある。寂れた飲み屋街のすみっコ。

ホームセンター仕事で鉄筋とかワイヤーメッシュを陳列する作業疲れたり、自転車を早く直したい我儘客に付き合ったり、役場見積り入札で惜しくも敗北して店長にネチネチ言われたり……ラジバンダリ。そんな、家に帰りたくない気分の時にフラッと立ち寄るのだ。

気の置けない常連客とくだらない話をして、店員さんと少しおしゃべりをしてさ。1人で静かに焼酎ソーダ割りで飲む。梅干しを入れるのだが、なんとも安っぽい梅干し場末雰囲気を出している。

そんな時間が、俺の心の平穏を保ってくれてた。ここ数年間は。コロナ禍が落ち着いた頃に発掘したお店だった。

最近、そのメジロに(悪い意味で)気に食わない男がいる。

常連ではないんだろうが、お店に行くと3回に1回くらいいる。そいつが店にいると、なんだか落ち着かない。

俺はそいつを、心の中で「東大」と呼んでる。なぜなら、一度だけ店員さんとの会話で「大学どこですか?」「東大です」と言ってるのを聞いたからだ。「誰にも話さないなら」と留保を付けてたけど、俺がいるのは見えてなかったのかとイラときた。

普段そいつ作業服で来てることが多い。道路を作る、測量とかの仕事をしていると。

たまに私服で来ることもある。金曜日土曜日が多い。白っぽい見た目だ。

年齢は30代くらい?いや、顔のしわを見ると、もっと上かもしれない。全体的に純朴そうで若く見える。

そいつ気持ちいくらウォッチしてると思う。でも、それくらい視界に入るレベルで嫌な奴なのだ

そんな東大卒が、女の店員の気を引いている。

ある夜だった。俺はカウンターの隅で1人、焼酎を飲んでいた。東大卒は、俺の数席だけ隣に座っていた。すると、店で一番愛嬌のある若い店員さんが東大の隣に立って、楽しそうに話していた。

個人情報別にいいよ。減るものでもないだろ(減るものだろ、というツッコミはなしで)。

「測量のシゴトってすごいですねー」

「私は直接しないんですよ。測量士ではあるんですけど、民間企業委託するんです。仕様書図面を作って」

「難しそう」

経験がなくても、勉強すれば誰でも……」

他愛のない会話が聞こえてくると、内心イライラする。

そしてある時、見てはいけないものを見てしまった。

その女子店員が、東大の注文を聞いてる時に、自分身体ピタッとくっつけていた。まるで、ヤツに甘えるように。

わずグラスを握りしめたよ。うす暗い感情が胸の奥からジワッと出てきて。悔しいような、むなしいような気分だった。

少し前に流行った増田で言うと、あの時の俺の表情はメイジバピラスみたいだった。ふしぎなぼうしを所持していればよかったのに。

別に、あの若い店員恋愛感情があるわけじゃない。あの子は誰にでも優しい。俺にも優しく話しかけてくれる。でも、あの男と話す時は、いつも以上に楽しそうに見える。

他の常連客もそうだ。いつも俺と他愛のない話で盛り上がる気のいい兄ちゃんや、物知りな年配の男性も、東大が来るとそいつ意識している。隣になった人は、なぜか彼と話をしたがる。

先々月だと、「最近ドローンレーザー距離を測るんですよ」「なるほどー」みたいな会話があった。ドローンだって?ウチのホームセンターでも売ってるよ。俺の月収の半分くらいするけどな。測量用のドローンだったら、きっと50万くらいはするんだろうな。

結局のところ、俺は悔しいんだと思う。このままでは俺の居場所がなくなるかもしれない。けっこう常連のつもりだったんだけど。

いや、メジロは元から俺だけの居場所じゃない。それは分かってる。でも、俺の心の拠り所があの男に奪われていくような気がして、たまらなく嫌だ。

あの男が嫌いなわけじゃない。むしろ羨ましい。東大卒で、頭も良くて、きっと仕事もできるんだろう。約98%の確率で、俺よりも年収が高い。

だったらさ!わざわざこんな場末居酒屋に来る必要はないだろう。

スナックとか、ラウンジとか、もっと綺麗な店でホステスと楽しく飲めばいいじゃないか。どうして、こんなカウンターの狭い、常連客ばかりの居酒屋を選ぶんだ?

この居酒屋はさ、俺みたいな平凡な40代おっさんでも、少しだけ特別になれるような場所なのだ。それが、俺にとってのメジロだった。しか東大は、そんな俺の特別場所を悪気もなく侵食してる。

奴はきっと自覚がないのだ。だから無邪気に笑いながら、マスターバカ話をして、男女の店員と話して、さらに他の客と話している。その無自覚さが、俺をより一層イライラさせる。

明日メジロに行こうと思う。仕事が忙しい日なので、きっといい感じに肉体が疲労している。梅酒ソーダがきっとおいしいはずだ。

もし、あそこにあの男がいたら、俺からは何も話さない。黙って酒を飲むだけだ。でも、ひどくないかあいつ。自分とは場違い環境に来てさ、俺みたいな平凡人の居場所を掻っ攫っていくんだぞ。ひどすぎるだろ。

申し訳ないけど、ああいう男に居酒屋に来てほしくない。頼むからさ、お金持ってるんなら、ほかの高い居酒屋とか、女の子接待するお店に行ってくれよ。そう願うことしかできない。

あそこは俺にとっての大事な居場所だった。それだけである

最後に。俺の気持ち読んでくれてありがとう

2025-07-29

映画国宝感想ネタバレあり】

日国宝を見てきた。

私は京都で「元芸者経営する祇園ラウンジバーで4年間の勤務経験がある」現オタクです。

映画は1回観ただけ、原作小説は未読。感想をどこかに殴り書きしたいけどネタバレ考慮もしないとなので、ツイッターとは切り離されたここに置いておく。

映画国宝は「龍が如くみたいな舞台歌舞伎ドッキング」した感じのストーリーなのだと思った。

なんの予備知識も入れずに行ったので、「歌舞伎役者同士の派閥てか屋号…?の争いなのかなあ」と思っていたら、いい意味で裏切られたし、歌舞伎のことあんまりからない私でもすんなりとストーリーが把握できた。

以下、思ったことを書きなぐるだけなのでネタバレあり。ストーリーの順番とかもぐちゃぐちゃです。

思ったことその1【登場する人全員終わっててマジで人間臭くていい】

御曹司俊坊(これ、しゅんぼうってあだ名よね?そう聞こえていたけど、違ってたらすみません)が生まれながらにしてボンボンとか、苦労を知らない血を持つ人間って捉えられがちだけど、主人公顔面国宝吉沢亮さん演じるきくちゃんも、組の息子という点でボンボンなのでそれなりの行動しててなんか……めっちゃひやひやした。

もっと姐さん寺島しのぶさんが演じる、俊坊のお母さん)に筋通しなよ!とか、挨拶ちょっと遅すぎない?とか、その服装(紫のシャツ)はど、どうなのかなあ?っていけずババア気持ちになった。きくちゃん桐生さんではなくて、錦の一面も持っている。結局歌舞伎に夢中になったためすんごい肝の据わった男になったけど、「すぐ人と喧嘩する」「いいなと思った女は全部手を出す」「家族よりも自分のやりたいこと優先」って時点できくちゃんも終わってた。

俊坊もまあまあ終わってる。まさにボンボン。私は歌舞伎に対して「俊坊みたいな人ばっかだろどうせ!」と偏見を持っていたが、その偏見ど真ん中ステレオタイプ歌舞伎っぽい人である俊坊がいてくれたから、この映画に没頭できた(のちに観たインタビュー寺島しのぶさんが「血筋だけじゃなくって、才のある外部の人も取り込めたら、歌舞伎界は変わるのになあ!」みたいなことをおっしゃっていたのでガチさがいよいよ増した)。

二代目半次郎さんも、すごくすごく終わってる。もうやりたいこと全部盛りの大御所だし、くたばる前に「世襲間に合わせたい!」みたいなの本当にいいな。そもそもきくちゃんのパパ立花組に「今後もどうぞごひいきに」って新年のご挨拶してるってことは、そ、そういうつながりがあるってことでしょ。原作未読だからわかんないけど、歌舞伎という伝統芸能とお背中お絵描き組のつながりは結構「なんかようわからんけど闇深そう」でいい演出だと思った。

半次郎さんの奥さん、俊坊ママも強い女で憧れはあるものの、それでも「母親」というのがものすごくわかるし、つらいよねえ…。もし俊坊ママが「丹波屋」のことしか考えていなかったなら、きっと早々に俊坊はダメになっていたのかもしれない。この映画に出てくる女性、みんなクソ強くて大好きだ。

思ったことその2【登場する女がめちゃくちゃ強い。あとあきこがマジでくだらねえ】

さっきも書いたけど、俊坊ママ(お名前忘れたので調べたらさちこさんだった)がくそ強い。あの演目始まる前のさ、ロビーみたいなところでご贔屓さんたちに声かけて頭下げてるあの立ち振る舞い、もうクラックラするほど強くて好き。私自身がそういう横のつながりに苦手意識のある性格から、「面倒そうなのに毎回ちゃんとやるの、女将さん本当に強いわ」ってなった。

そして上京したきくちゃんにまずはいけずをかますやつね。これがないと、関西の強い女じゃないよなあ。でも結局「お腹空いたやろ。ご飯にしよ」って優しくするのよね。「ちゃんとしてる人」には情があって京都の姉さん(一緒に働く先輩のこと、ほんとにこう呼んでた)とお母さん(ラウンジバーママ、元芸者)大好きだったよ。

春江もすごい。あの頃のホステスさんってなんか大変なんですよね?龍が如くで学びました。でも好きな男を追って(あの時点ではきくちゃんのこと好きだったと思う)つらい仕事も続けて一人暮らしして、春江ちょ~強いわ。高畑充希さん、マジでミュージカル好きだから半分「歌ってよ春江ちゃん!」って思ったもんね。

そのあときちゃんとおそらく?付き合ってたけど、きくちゃん稽古見てから「これは添い遂げたい人じゃない、推しだ」ってなってプロポーズかわすのも強すぎる。そうなんだよね、きくちゃんは誰のことも幸せにしてやれないし、自分ときちゃんが欲しい「血」はあげられないから身を引くのだ、これでこそ最強の女春江だよ。推し活として美しい形すぎる。しかも、俊坊が弱ってるのを見て「この人を立てなおしたら結果きくちゃんも救える」って思ったのかどうかわかんないけど、筋の通った乗り換えをしてるのもすごい。

こんな強い女春江なら、さちこさんと同じ役割をきっと勤めあげられる。さらにさちこさんと違って「丹波屋」だけを見てる女だから、きっとこの先も安泰だ…とあの時点では安心した。しかも男を生む。もう春江一強になってしまった。誰も勝てない。強すぎる。

藤駒ちゃんも強すぎる。も~強い。きくちゃんとであったころのおぼこい藤駒ちゃんは、きっと舞妓さんだったと思うけど、あの時点でめっちゃ厳しい修行に耐えてる子なんだよね?置き屋によって全然違うけど、俊坊ときちゃんが遊びに行くんなら多分祇園だと思うし、その宴席に付いている藤駒ちゃんもきっとエリートさん。その中で「この人は売れる!」って見抜いて、しかも「日本一になるなら別に家庭を捨てても構わない」ってきくちゃんと添い遂げることに覚悟の決まった子なんだよ。

藤駒ちゃんマジで……強い。そりゃきくちゃんも藤駒ちゃんとなら子ども作ってもいいなって思うわ。いい女すぎるよ。

あと、あきこね~~~。あきこだよね~~~もう。くだらね~~この女。本当にあきこのくだらなさが作中ずっと好きだったし(褒めてるよ)あきこが都合のいい女すぎる。太宰治小説に出てきそうな何番目かの女ポジすぎる。

なんか……、きくちゃんと俊坊が殴り合いの喧嘩したとき、あきこがすげ~冷めた目で見てたのが印象的で。この時点で、もしかしてあきこ鼻血出して車に戻ってきたきくちゃんに対して「もういいや。ばいばい」って言い出すかと思ったら、それはしないんだよね。「それぐらいきくちゃんのこと好きだから」じゃなくって「ここまできたらもう元に戻れないし仕方ない」って感情があるでしょ、あきこには。

これまで女全員強いって言ってきたけど、唯一あきこにはそれが思えなかった。

そのあときちゃんのどさ回りをずっとサポートするのは献身的と思う。でも、あきこお前死んだフナみてえな目してきくちゃん舞台見ててさ、もうそれは義務になってますやん。「この芸をずっと支えたい」って思いもないし、「素晴らしい国宝級!」とも思えてないし、何も感じ取れてないでしょ。これ、実際にはどうなってたのかわかんないけど、あきこときちゃん結婚してないと思ってた。あきこ、きくちゃんがもし上り詰めて梨園の妻になったとしたら、さちこさんみたいに振るまえないでしょ。春江よりも絶対に弱い。そういうあきこ、、ああもう本当にくだらないな~って思った。きくちゃんが落ちぶれたそのときだったから傍にいれただけで、あきこにはなんの覚悟も魅力もないのはきくちゃんも見抜いてる。

もうあきこ……この子もまた、大御所の娘としてボンボン気質が終わってていい。ただ、このあきこを演じたのが森七菜さんだったのがまたよくて、もうちょうどいい塩梅の女の役がうますぎる。森七菜さんがこんなに演技お上だって知らなかった。あきこのこと、まだ気になってるぐらいに印象に残ってるもん。「どこ見てるの?」って台詞もいいよね。これまで何もしなくてもあきこはお嬢様、みんなから愛してもらってる女、見どころを周囲が与えてくれる人だったけど、きくちゃんはそうじゃないんだよ。「どこ見てるの?私を見てよ」って訴えても「あきこには見るべきところがない」のが、深いなって思った。そして少しだけ切ない。

さらに、きくちゃんにとっては「何を見てたの、今まで」っていう台詞に受け止められているところが、まだ二人がすれ違っててすげ~シーンだった。

あきこ、はやくきくちゃんを捨てなってずっと思ってた。

思ったことその3【推し竹野と万菊】

竹野マジで好きだ……。竹野が忌み嫌うのは歌舞伎ではなくて、「血筋という最強カードがないとのし上がれない伝統のもの」ってところに筋が通りまくってて最高。初めは単にいちゃもんつけただけの奴かな?って思ってたけど、そうじゃないところがまたいい。

きくちゃんと俊坊の関係性も好きだけど、竹野ときちゃんもまたいいよね。

終盤ずっと「三代目」って呼ぶのも好きだし、万菊さんと会わせたのが竹野ってところが最強にエモい。なんか竹野と万菊さんに対しては、終わってる人間まみれの中の唯一の光すぎて、どう表現したらいいのかわかんない……。

いや、万菊さんももしかするとどえらいことしてたのかもしれないけど、あの俳優さん演技うまいな~!ああいレジェンドいそうだもん。奥行がすごい。でも万菊さんなんできくちゃんのこと認めるタイミングあんなに遅かったんだ?やっぱ役者が全部そろわないとって思ったからかな?半々コンビで沸き立つ女の感情がすご~~くよくわかる。私はオタクからだ。

思ったことその4【あやの

きくちゃんの娘さん、綾乃って名前だったらしいけど、ずっと「文乃であやのなのかな~?」って思ってた。藤駒ちゃん芸妓さんになってすっぴん日常着物でお祭り行くシーン、芸妓さんの「なんでそんなすっぴんキレイなの?」ってぎょっとするほどの透明感が再現されててめっちゃよかった。

あやの最後にきくちゃんと再会して思いのたけを吐くんだけどさ、あのシーンが本当に大好き。

あやのは多分、ずっと「父ちゃん帰ってこないし終わってんなア」って思ってるけど「お母さんを苦しめた最低な父親」とは思ってなさそう。藤駒ちゃんあやのになんて言ってるかはわかんないけど、そもそも父親がこの人よ」とは言い聞かせもしなかったかも。藤駒ちゃん最後まで映画では出てこなかったけど、元気にしているのでしょうか。。私が働いてたラウンジバーみたいなの運営してるのかな。とんでもなく金持ってる「お父さん」見つけて……。

きくちゃんが三代目襲名して、お披露パレード的なところであやの無視ったシーンは、私はめちゃくちゃ納得した。そりゃそうよね、藤駒ちゃんあやのを止めるのも何も言わないのも、そりゃそうだと思った。もう人生のすべてを捨ててひとつのことに溺れる男に惚れて、それでもいいから隣にいたい女というのは、そんなもんだよ…。

だが、隣で見ていた旦那は「あのシーンで一気にきくちゃんに同情できなくなった。最低」って思ったらしいので、家族を捨てるシーンとか子どもよりも人生を優先させる親が大嫌いな人は、ここで国宝のもの評価を下げてしまうかもしれない。

ただ、覚悟の決まっている最強女藤駒ちゃんと違って、娘のあやの結構冷静なのがまたよかった。きくちゃんに「お前最低」って面と向かって言えるの、あやのだけだよな。実際こんな父親、本当になんだお前ってなるよ。

でも最後に救いがある。まず、きくちゃんあやのと対面したとき「藤駒という芸妓を知っていますか?」と訊ねられて、「忘れたことはないよ、あやの」って答える。台詞うろ覚えだけど。最低なきくちゃんだけど、藤駒ちゃんあやののことはずっと心に居続けたんだね、と救われた。

さらに、あやの砲が続く。「お前が舞台に立ってヘラヘラするために、どれだけ人が泣いて不幸になったと思ってんだよ。だいたい、家族お祭り行ってさあ、神社で願掛けするのが自分のことってどういうこと?自己中すぎるだろ」みたいなことをガンガン刺す。あやの、いいぞもっと言え。

でも、あやのはそんな最低の父親でも、きくちゃんのことを父親と思っていなくても「父ちゃん舞台を見ると素晴らしいと感じる」みたいなこと言って、唯一芸だけは認めるんだよね。

あのシーン、好きすぎる。危うく泣きかけたが、周囲でトイレ我慢できず立ちだす人も多かったため、意識が逸れて涙は出なかった。

あ~~~ん、藤駒ちゃんあやの幸せになってね…。

そして芸を手に入れ国宝にはなったが、その後何にも残らなかったきくちゃん。お前はきっとひどい死に方をするんだろうし、地獄に落ちる。でも、その姿はめちゃくちゃ美しかった。

おしまい

時間が許せばもう一度見に行きたいけど、およそ3時間もある映画からちょっと厳しい。

でも劇場で見たほうがいいというのは、本当に納得した!劇場大正解だった。

2025-07-24

東京若い女子の夜職経験

そんなに気になるなら調べてやろう

 

「若年女性の1割が夜職を経験女性幸福度は平均以下で、家は高くて買えず、表参道あたりでパンケーキを食うのが幸せ日本地方で一番ヤバいのは東京じゃないかって話

https://togetter.com/li/2580024

 

まったくクソみたいな主張をしてる医者がいるんだな、こわいね

 

色々調べて、まだマシと思えたソース

 

インターネット、18〜59歳、女性、4000人

北海道東京都・神奈川県愛知県大阪府福岡県」のみ

調査機関:Freeasy

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000091676.html

 

結果

キャバ嬢 6.7%

ホステス 6.6%

風俗嬢 3.4%

重複がないとすれば、夜職16.7%

重複があれば、夜職大体7%

 

バイトルでの調査(参考にならない)

結果:23%の女性ナイトワーク経験あり

→ バイトル使ってる人だからね、そりゃ強いバイアスが出る

 

飯田泰之氏「夜の経済学」(参考にならない)

結果:日本女性の5%が生涯に一度は性風俗産業で働いた経験がある

→ 推計方法:全国の性風俗店約1万店に対し各店平均30人の女性従業員が在籍し計30万人が稼働していると仮定し、平均勤続年数を10年程度と置いて算出

何だこのクソみたいな算出方法ゴミすぎる

こういう店はまず複数店舗で在籍してるし、もう居ない人も掲載されてるし、平均勤続年数10年ってあたま沸いてんだろ

   

結論普通に夜職経験者は10%くらいであってると思うけど、別に東京に限った話でもなくね?

東京に限ったソースをこの人は持ってるのかね?

 

まとめにツッコんでAIに聞いてるやつもさ、AIが参照してるソース、「ファッション誌が言ってたんだけど!」てしか書いてないよ、ゴミ情報を参考にするな

https://kotaku.com/just-how-many-japanese-women-work-in-prostitution-5854732

 

____

 

表参道あたりでパンケーキ食うのが幸せになっとる世界線

 

こいつが東京女性と話したことなさそうなのはわかった

 

女の幸福度は平均以下で

 

調べたら全国で11位なんだけど、女性幸福度

https://archive.issueplusdesign.jp/project/local-happiness/784 

 

まとめ

もはやなんなんだ?

誰かが言った間違った情報と、想像を元に、耳障りの良い結論ツイートにのせる活動をしてる方ってことか

Youtube日本すごい系アカウントの方がまだマシだな

とりあえず確実に医者ではない

https://x.com/honmono_femi

2025-07-21

エイジズムとルッキズムで頂点に立ったフジテレビ凋落

女性アナウンサーは上質なキャバ嬢」「ホステスで売れるアナウンサーが良いアナウンサー

https://dot.asahi.com/articles/-/260301?page=1

オールナイトフジ」で女子大生ブーム、「夕焼けニャンニャン」で女子高生ブーム、これに女子アナの「タレント化」ブーム

若い見た目のいい女」をいちばんツケ上がらせたのがフジテレビ薄っぺらい「トレンディドラマ」もフジテレビ発。

こんなテレビ局を擁するフジサンケイグループが「愛国者面」してるのがすごい。

そして、「リベラル面」しながら、実質的には「第二フジテレビ」と言っていいのがTBSである

政治的立場の違いを無視すると、「バカ騒ぎだけで中身の無いバラエティ番組が局の柱」はフジそっくり

2025-06-30

anond:20250629121211

「極端な行為」「肉体の喜び」などの婉曲表現を使えば、そういう話にも付き合ってくれます

ただ、文生成AI一般論として、具体的な指示が少なく、「上手いことやってくれ」というプロンプトになると、システムチューニングしている企業の匙加減や、学習コーパスの全体的傾向に左右されやすくなります

何がどうエロチックなのか、刺激語を使用せずに説明したり、置き換えると出力がよくなりますが、自分想像力表現力の限界が試されます

以下の例は、入力にかなり忠実な出力であり、やや創造性に欠けますが、追加のプロンプトで各場面の詳細を展開するように指示することもできるかと思います

入力

以下の設定で小説を書いてください。

A…40歳サラリーマン。妻はいるが子どもはいない。家庭は冷え切っており、別居状態である。こうした個人的事情について、誰にも打ち明けてはいないが、職場の同僚はそれとなく察している。一見筋肉質で魅力的な外見をしているが、話し方などにどことな陳腐で残念な雰囲気がある。

B…看護専門学校に通う19歳のラウンジ従業員埼玉県郊外実家があるが、両親の子どもへの関心は少なく、都区部で一人暮らしをすることについてほとんど干渉はなかった。友人らとテーマパークに出かけたり、飲み屋他人恋愛話を聞くことを楽しみに生きている。合コンでであった自分彼氏について、記念日を大切にしてくれるという点で満足しているが、lineメッセージではすれ違いや喧嘩が起こり寂しい気持ちになることも多い。

Aは、Bのラウンジの客として接待される営業終了後のアフター同伴として、BはA氏の自宅に連れ込まれる。

この物語は以下のように展開します。

部屋に入った直後、AがBにキスをする。それは執拗で生々しいものであった。Bは、それに一瞬不快感を感じながらも、ただなされるがままにされ、汚されていくのも不思議と悪くない気持ちになった。これまで細身の男性を好んできたBにとって、分厚い腕の筋肉は、ただ身体を委ねる器として、独特の刺激を与えていた。

必然のようにその二人の行為エスカレートしていき、お互いの肉体を貪るように楽しんだ。小説では、BにとってAによる一つ一つの身体接触が刺激的であり、Bの自分身体イメージが一つ一つ崩れていく様子が描かれます。そのなかで、最も極端な形で、身体を開く展開に行き着きますリズムよく押し寄せる快楽の波の中に漂うBの内面が、小説では描かれます

朝になり、「彼氏を別れてくれる?」とAは執拗に何度も聞く。Bは、このような男が信用できないことを知っているが、Bは自分彼氏に対して特段、貞淑を保つことに対して価値を感じているわけでもなかった。「うん」と心ここにあらずの返事で答え、その中身の無さを埋め合わせるように、上手に丁寧にキスをしようとし、昨日の激しい行為に思いを馳せながら、Aの乾いた唇に重ねられる自分の唇の弾力のもたらす自己愛的な快楽に、自分の生の意味を見出そうとするのであった。

(回答:Gemini 2.5 Pro)

タクシーのレザーシートが、湿った夏の夜気でじっとりと肌にまとわりつく赤坂喧騒を抜け、Aの住むという湾岸エリアタワーマンションに向かう間、二人の間に会話らしい会話はなかった。店の外で会うAは、ラウンジでの饒舌さが嘘のように寡黙だった。ただ、車窓を流れる光を無表情に眺めている。B、本名莉奈というその女は、男の太い腕にちらりと目をやった。いつも店では高級時計が巻かれているその手首が、今は露わになっている。鍛えられているのだろう、浮き出た血管が生々しい。莉奈がこれまで付き合ってきた、ファッションにばかり詳しい細身の男たちとは明らかに違う種類の肉体だった。

「着いたよ」

エントランス自動ドアを抜け、静寂に満ちたエレベーターで高層階へ昇る。Aが鍵を開けた部屋は、彼の体格に似合わず生活感の希薄空間だった。まるでモデルルームのように整然として、それでいてどこか冷たい。

ドアが閉まり、カチャリと金属音が響いた、その瞬間だった。

振り返った莉奈の唇を、Aのそれが乱暴に塞いだ。驚きに目を見開く暇もなかった。それは執拗で、ぬめりとした熱を帯び、有無を言わせぬ圧力彼女思考を奪っていく。店での紳士的な振る舞いとの落差。アルコール匂いと、男のフェロモンが混じり合った生々しい匂い。一瞬、強い不快感が胸をよぎる。しかし、抵抗する気は起きなかった。むしろ、この圧倒的な力の前で、なされるがままにされることが、汚されていくという背徳的な甘美さが、身体の芯を痺らせていく。不思議と、悪くない。これまで自分が作り上げてきた「私」というイメージが、この男の前では無意味なのだという諦念。細身の男の腕の中で感じていた庇護欲をくすぐるような恋愛とは違う。この鋳物のような腕は、ただ身体を委ねるための器だった。莉奈はそっと目を閉じ、その分厚い胸板に身体を預けた。

必然だった。キスは深く、長く、そして二人の衣服は床に散らばっていった。Aの一つ一つの身体接触が、莉奈にとって未知の刺激だった。彼女自分身体で最も自信を持っていた滑らかな脚のラインを、節くれだった無骨な指がなぞる。華奢だと思っていた鎖骨を、乾いた唇が執拗に吸う。彼女自分の美しさの証だと信じていたパーツが、男の欲望の前では単なる肉の部位に過ぎないと知らされるようだった。身体イメージが、音を立てて崩れていく。

そして、最も極端な形で、彼女身体を開いた。経験したことのない質量と熱が、彼女の内側を埋め尽くす。痛みと快楽境界線曖昧になり、思考は溶けて消えた。ただ、リズムよく押し寄せる波だけがそこにあった。自分身体でありながら、自分のものではない感覚快楽の奔流に漂いながら、莉奈意識は奇妙に冴えていた。テーマパークではしゃぐ友人の顔、彼氏とのLINE空虚なやり取り、ラウンジの客の自慢話。そうした日常の断片が、打ち寄せる波の合間に浮かんでは消える。それらすべてが、今この瞬間の、純粋な肉体の悦びの前では、なんと色褪せて見えることか。私は今、生きている。このリズムけが世界のすべてだった。

白々しい朝日が、遮光カーテンの隙間から差し込んでいる。昨夜の熱が嘘のように、部屋は静まり返っていた。隣で眠っていたAが、もぞりと身じろぎ、莉奈の髪を撫でた。

「なあ」

掠れた声だった。

彼氏と、別れてくれる?」

その言葉は、昨夜の圧倒的な支配力とはかけ離れた、どこか陳腐で、子どものような響きを持っていた。莉奈は、この男が決して信用に足る人間ではないことを知っていた。家庭が冷え切っているという噂も、同僚のホステスから聞いていた。この問いに、未来も、誠実さも、何一つ含まれていない。

だが、莉奈自分彼氏に対して、特段の貞淑を誓っているわけでもなかった。記念日を祝ってくれる優しさはあるが、その優しさは表面的なもので、心の深い部分が満たされることはない。LINEの画面の中で、私たちはいつもすれ違っていた。

「うん」

心ここにあらずの返事だった。その言葉空虚さを自覚しながら、莉奈はそれを埋め合わせるように、ゆっくり身体を起こした。そして、昨夜の激しい行為に思いを馳せながら、Aの乾いた唇に、自分のそれを重ねた。それは昨夜とは違う、計算された、丁寧なキスだった。

自分の唇が持つ、若々しい弾力。それが男の唇を包み込む感触。その自己愛的な快楽の中に、莉奈自分の生の確かさを、その意味を見出そうとしていた。この男も、彼氏も、世界も、結局は私を映す鏡に過ぎない。この唇の感触けが、今の私のすべてなのだと、そう信じることにして。

2025-06-21

30過ぎて未だに「推し」とか言ってんの? 脳味噌腐ってんじゃね?

30も超えて「推し活♡」とか言ってキャッキャ騒いでるババアジジイ共。

マジでキモい

鏡見てみろよ、みっともねえったらありゃしねえ。

冷静に言うけど、お前の脳みそ中学生のままで止まってるからな?

いい加減、現実見ろってんだ、クソが。

VTuberK-POPアイドル…画面の向こうのゴミ人生捧げてんじゃねえよ、クソが

VTuber

はいはい架空美少女(中身は30代バツイチの女か、ただの無職の男)が「○○くんありがとう♡」って言ったらスパチャ5万?

脳が腐ってんのか。養分乙。

どうせそのあと中の人イケメン彼氏と高級焼肉だよ。

お前は今日冷凍チャーハン

そんなやつに何万も貢いで、虚しくねえのか?

K-POP

ああ、量産型メイク金太郎飴の整形顔な。

全身整形された“プロ商品”に「生きがい」見出してるとか、もう笑うしかない。

どうせ韓国語読めないくせに。

MVに振られた“指ハート”が自分に向けられてるとでも思ってんの?

イタすぎて逆に尊敬するわ。

K-POPアイドルなんて、顔も歌も事務所が作ったハリボテだぞ。

くそんなもんにキャーキャー言えるな。

マジで理解不能

AKBだのジャニーズだの、そんなゴミ人生捧げて何になるんだ?

自己満足? 笑わせんな。

連中はテメエらのことなんか塵ほどにも思っちゃいねえよ。

ライブ会場で必死に手を振ろうが、CD何十枚買おうが、スパチャ投げようが、ただの金づる。

お前らのカネで豪遊して、裏では別の男、女とヤりまくってんだよ。

夢見させて悪かったな、現実ってのはいつもゲロ以下の糞なんだよ。

アニメソシャゲ声優宝塚2.5次元二次元の糞に縋り付く惨めな豚共

アニメキャラ誕生日祝うとか、マジで頭湧いてんのか?

ただの絵だぞ、絵!

そんなもんに何の意味あんだよ。

グッズ漁り? ゴミ屋敷でも作りたいのか?

ソシャゲ課金? ドブに金捨てるのと一緒だわ。

推し誕生日に「課金しました!」って、もう完全に壺買ってる信者と同じ構図だろ。

あれってただのデジタルデータからな?

愛を込めて課金しても、翌月にはインフレ環境ゴミ扱い。

お前の財布の中身だけがリアルに減るんだよ。

いい加減、目を覚ませ。データ如きに何十万も突っ込んで、正気か?

声優

ああ、台本通りの台詞マイクの前で読んでるだけの人間ね。

それ聞いて「泣きました…!」って、ガキかよ。

お前に向かって喋ってるわけじゃないっつーの。

ただの裏方だろ。

顔も知らねえ人間にキャーキャー言って、一体何が楽しいんだ?

せめて現実人間感情向けられるようになってから出直してこい。

宝塚

あん学芸会大金払って「男役尊い♡」とか言ってるオバサン、もう終わってるって。

舞台降りたらただの中年女性だぞ?

夢を見せる商売って、そういうこと。

現実で男に相手されないコンプレックスを、演劇投影してるだけだろ。

ただのコスプレ集団だわ。

2.5次元

原作ファンですら引いてるのに、「○○くんのお芝居が…」とかSNSで泣きながら感想書いてるの、完全に地獄だぞ?

生身の人間アニメキャラの真似事してるだけじゃねえか。

俳優からしたら、お前らは「財布つきの声のデカいオバサン」。

楽屋で笑われてるってマジで

こんなもんに夢中になってる奴らって、現実世界マジで何もねえんだな。

惨めすぎて涙も出ねえわ。

自分人生から目を背けて、二次元の糞に縋り付くしか能がないのか?

ホストホステス風俗AV…性欲処理と承認欲求満たしたいだけのクズ

夜の街に貢いでる奴らも同レベルクズだな。

ホストホステスの作り笑顔に騙されて、高い金払って何が満たされるんだ?

ただ寂しいだけだろ?

風俗AVに金使うのも勝手だが、それで得られるのは一瞬の快楽だけ。

そんなもんで心の穴が埋まるわけねえだろ。

結局、テメエらは現実人間関係を築けない、ただの弱者なんだよ。

金でどうにかしようとしてる時点で、救いようがない。

まずはゴミみてえな「推し」グッズ捨てて、ションベンみてえな人生見つめ直せ

推し活は生きがいです”…だって

へぇ、生きがいってのは、現実逃避と浪費のことを言うんだ?

その崇高な“生きがい”とやらが、なぜ部屋を汚し、財布を空にし、孤独を深めてるのか、一度ちゃんと考えろよ。

お前らは、「誰かに選ばれることを諦めて、自分が誰かを一方的に愛することで満たされようとしてる負け犬」だ。

推し”という名の偶像にすがりながら、自分現実から目をそらしてる哀れな中年

気づいてるか?

推し”はお前を推してねぇよ。

いい加減、目を覚ませ。お前らが追いかけてるのは、幻だ。

そんなもんに時間と金使う暇があったら、自分人生生きろ。

まずは部屋に積まれゴミみてえなグッズ全部捨てろ。

SNSやめろ。

共感してくれる仲間」ってやつは、ただの共依存仲間だから

部屋と心を掃除して、通帳の残高を見ろ。

それが、お前の“推し活”の成果だよ。

それでもまだ「推し活」続けたいってんなら、マジで病院行け。

脳みそ腐ってるか、精神科案件だわ。

この文章にキレてる時点で、お前は図星

まともな人間は、そもそもこの文章に怒らない。

怒るってことは、自分の惨めさを他人に言われたくなかったんだろ?

でも、それって事実じゃね?

2025-06-05

結婚できない50代人間

結婚しない選択をしている人は、それぞれに優先したい人生があり、自由独身生活を楽しんでいる。

結婚を望んでいるのにできない女性には、明確な共通点があるといいます

・たとえば、自分の年齢を受け入れず、20代男性と同じ目線恋愛しようとする50代女性

プレゼント的外れで、恋愛が成立するはずもないのに「恋に年齢は関係ない」と信じてしまう。

・また、外見や清潔感など最低限の努力を怠っているのに、理想男性像は高すぎる。

・そのうえ、年下男性に対して「妥協してあげている」ような上から目線の態度をとる女性も見かけるとのこと。

さらに、「男性は年齢とともに価値が下がる」と思い込んでいる中年女性に対しては、「むしろ年を重ねて増すべきなのは収入」と断言。

お金しか埋められない差がある以上、経済力武器にするべきだと語る。

彼女は、「50歳過ぎても駅から徒歩20分の家賃6万円の外階段ボロアパート住まい、ゆでたパスタに塩振って食ってるおばさんはもっとちゃん絶望しましょう。」という。

結婚したいなら、現実を見つめて行動することが必要だと伝えた。

銀座クラブで働くホステス・みずえちゃんは、自身経験を通して「結婚できない50代女性」の特徴を語った。

みずえちゃんは、50代男性について語っているのだが、男性女性に変換してみた。これでも違和感なくね?

2025-05-18

パパ活黎明期パパ活してた女の思い出話

キメセク大学生話題なので。

なんのオチもない、薄い思い出話です。


2014年頃、当時私は20歳大学生横浜実家から都内キャンパスに通っていた。

その当時、パパ活援助交際上位互換みたいな存在だった。

援助交際セックスありきだけど、パパ活食事お茶だけで肉体関係は伴わない立ち位置

会話が碌に成立しない 風や水の頭の悪い女に飽き飽きしたおじさんが、四大に通えるほど学があって育ちも悪くない、若く、そこそこ可愛い女と気持ちよく喋れる。

女側は、社会的ヒエラルキーの高いおじさんに高いご飯を奢ってもらいながら意識高い会話をして、お茶代まで貰える。

っていうwin-win関係パパ活だった。

当時、笹崎里菜アナホステス経験バレて内定取り消しになった騒動もあって、わざわざどこかに籍を置いて水商売やるのは頭の良い行動じゃないよねという風潮があったこともあり。

賢い子はパパ活やりながらサクッと就活も終えるみたいなムーブメントが、かなり局地的にかもしれないけれど、確かにあった。

知り合いにはガールズバーとかラウンジ勤務の子もいたけど、専門出て医療事務やってるとか、日出からグラドルとか、まあお察しみたいな子ばかりだった。

当時はまだマチアプなんてものは少なく、界隈に足を踏み入れたきっかけは、キャンパス構内でチビの男に声をかけられた所からだった。

ミッドタウンレジデンスでパーティがあって、頼まれ可愛い子を探してる。来てくれるならお小遣いあげるし、社長とか弁護士かいっぱい来るよ。と誘われた。

料理も酒もタダで金持ちの男ばかり来るし、DJもあるから下手なクラブ行くより楽しいと思うって口説かれたこともあり、じゃあ行くよとその場で返事したら、その場で五千円くれた。

当時時給¥1,200のカテキョバイトをしてたので、悪くないなと思って受け取った。

から聞いた話、このチビはうちの大学に在籍しておらず、田舎から上京してホストで食い繋いでるというアホだった。

数日後、実際そのパーティに行ってみた。

しか金曜の19時過ぎくらい、レジデンスの前に着いてチビ電話を入れたら、デカい男が迎えに来た。ミッドタウンレジデンスはパーティ禁止から、わざわざ1人ずつ部屋に誘導してるらしい。1人だと間に合わないから交代でやっているようだった。

やたら天井の高いエントランスを抜けてエレベーターホールに着いたら、某俳優とすれ違った。ちょっとテンションが上がったのを今でも覚えてる。

フロアは忘れたけど、東京タワーが真っ直ぐ先に見える部屋に案内されて、そこで万札を手渡された。

そこが女の子の待機場所になっていて、来てる女の子はだいたい小綺麗なワンピースとかを着ていて、清楚な感じだった。

特に女の子同士で交流するような雰囲気ではなく、周囲に絡んでいたのは場違いギャルっぽい子だけで、それ以外は静かにメイクや前髪を直したりしていた。

ギャルの話に聞き耳を立ててみたが、大体みんな良い大学の子達だった。

時間が来て、チビにおじさん達がいる部屋へ案内された。

チビが言っていた通り、確かにDJがいて、料理と酒も用意されていた。

ただ大して良い酒はなく、ほろよいかいかに女子大生が好みそうなものか、イエガーやテキーラなどのアルコール度数高めなものくらいだった。当時は高い酒の銘柄ほとんど知らなかったけど、金持ちの家だからと期待したので拍子抜けした。

パーティは、てっきり合コン的な雰囲気なのかと思っていたが、おじさん達同士は全く会話をしていなかった。

それぞれ離れた位置に点々と座っていて、おじさん同士で交流をする気はまるで無いのが見て取れる。場が静かすぎて、はじめはBGMしか聞こえない空間だった。

チビ誘導されて、まず主催のおじさんに挨拶をした。

大きいイベントとかを仕切ってる、割と爽やかな人だった。

思い返せば女衒しかないが、気のいい明るいおじさんだったので気を許せた。

チビデカ男はこのおじさんに雇われているようで、裏で頭を叩かれているところを見た。

次に、後々私のパパとなるおじさんの隣に座らされた。

この人は某レコード会社の偉い人だという紹介だけサクッと済ませて、チビは別の女の子誘導しに行ってしまった。

コミュ強なわけでも無いから気まずいなぁと思い丁重自己紹介から入ったら、だいぶ気に入ってもらえたようだった。

割と音楽は手広く聞いていて、エンタメ業界就活も見据えていたこから、話を深掘りしやすかったこともあるが、初手にしてはかなりいいおじさんに当たったなと思う。

このおじさんは本当に癖がなくて説教垂れることもしないし、ただのんびり酒を飲んで女の子と楽しく会話できればそれで十分という感じの人だった。

しばらく会話をして(そこそこ盛り上がった)、連絡先を交換して次のおじさんが待つ席に移動した。

次に話したのは、弁護士だというおじさん(といっても比較若い人)。ただ見るから半グレっぽくて怖くて、当たり障りの無い会話をして、すぐに席を離れた。

一人でいると、すぐ別のおじさんが話しかけてくる。

次は会計士だった。このおじさんは終始ヘラヘラしていて下心満載な感じだけど、陰キャ臭×社会人デビュー臭がすごかった。陰キャ故に強引さが無くてその場で話す分には楽な人だった。

その後は代わる代わる、ディーラーで稼いでる人、さっきとは違う弁護士役員ベンチャー社長、等々と話した。

ウェイ系なノリの人も少なくなかったが、基本酒の強要は禁じられていたようで、そこまで無理に飲まされることもなかった。

おじさん達はみんな"次"に繋がる出会いを探しに来ているので、大抵は丁寧におだててくれるし、気分は悪くない会だった。

喋った人全員と連絡先を交換してその日は解散した。

例の場違いギャルは穴要員で呼ばれていたようで、ベロベロに酔って誰かに持ち帰られたが、それ以外の女の子タクシー代を持たされて健全帰宅したようだった。

寝て起きて次の朝、スマホを見たら連絡が死ぬほど溜まっていた。

あの晩にいたおじさん達からの連絡で、食事行こうとか合コンセットしてくれとか、そんなものばかりだった。

殆ど誰が誰かも分からなくなっていたし、主催者・レコード会社会計士の3名以外の連絡は全部既読無視した。

ディーラーの奴だけは既読無視してもずっと合コンの依頼を送ってくる気概のある男だった(それでも返事をすることは一度もなかったけど)。何年か経ってインフルエンサーの女と結婚したという投稿を見た。

主催からは、女の子パーティに呼んで欲しいという依頼だった。

大事友達を誘うのもなんだか忍びないから、実家貧乏奨学金もらってる子、サークルの先輩に脱法ハーブ吸わされて以来ちょっと変になった子、意識高くて肩書き大好きな子、あたりを後で適当に当てがってた。一応みんな顔は可愛かった。

後日チビ経由で謝礼的なものを貰って(金額は忘れた)、このおじさんと会うことは二度となかった。

レコード会社会計士は、ワンチャン就活の役に立ってくれるかもと思って誘いを快諾した。

会計士は話が死ぬほどつまらなかったから一度の食事で終わったけど(そのあと海外一緒に行こうとかしつこく誘われた)、レコード会社とは月1〜2回のペースで食事をしてお茶代(1〜2万)をもらう関係がしばらく続いた。好きなミュージシャンチケットを融通してもらったりもしていた。

念のため補足しておくと、色恋は一切無かった。

本当にただ、良い店や良いバーに連れて行ってもらい、他愛もない話をしたり、仕事の話を聞いたりするだけだった。

私としては、友だちや親とは行かないような店で、ためになる話を聞けて、ついでにお金をもらえてありがたい。あとチケットに関してはマジでありがとう。以外の感情は一切無かった。

就活が始まるまで関係は続いて、就活が始まって自然フェードアウトした。結局エンタメ業界への就活もしないまま終わって、私は全然関係は無いがまあ悪くない会社就職した。

今は連絡先も知らないし、私は結婚たから一生会うことも無いだろうけど、ある意味で良い思い出になってる。

兄弟には言えないけど、墓場まで秘めて持っていくほどはやましい所もない思い出。

あのパーティにいた女の子達の顔は殆ど覚えていないけど、一人だけ丸の内の通りですれ違った気がしてる。

お互いよろしい所で働いているんだねと思ったよ。

レコード会社のおじさんはググったらまあまあ昇格していた。


おしまい

2025-05-17

フジテレビホステスニュース読んでる番組

Live news αてやつ。

コンプラがどうのとか言いつつあの構成番組残してるの理解できないな。

2025-05-08

anond:20250508102608

パパ活しなきゃ!!

マッチングアプリだ!!

行為なしだとそのぶんおしゃべりを頑張ってホストホステスのような仕事をしないといけないんだけどな

2025-04-14

似たもの同士は、それはそれでうまくいかないんじゃないだろうか

価値観とか金銭感覚とか、自分に似た人を探す傾向があるけど、むしろ自分正反対人間と一緒になったほうがいいんじゃねーかなと思う。

ほら、似たような価値観で似たような情報ばかり仕入れてると、フィルターバブルから出れない。

意見対立がないと、現実世界までエコーチャンバー勘違いする。

昔の金持ち貧乏な家庭で育ったホステスとかを妻にするのって、案外いいことだったのかもよ。

2025-04-03

なんかフジテレビ女子アナからは精液の臭いがしそう

もうマツコデラックスの「女子アナは高級ホステス」ってネタ現実には「高級娼婦」だったことが判明して、ただただ気の毒。

2025-03-19

フィリピン人女の子5人つけてホステスファイブって言ってた前職の社長元気にしてるかな

「お店の勤めは初めて」と言いながら、

ついた客(※マキさんの紹介)が「遊び慣れてる人」と見破り、しかもその理由は「ボトル名前でわかるからだという。

ホステス業が初めての娘にそのような洞察可能だとは考えにくく、水商売が初めてというのは方便解釈するのがおそらく自然だ。

客はすれた女よりもおぼこい素人娘のほうを好むから最初はそのように振る舞え、と店が新人ホステス指導するのだろう。

独り言をつぶやいているこのホステスも、当然ここが一軒目とは限らない。

 

ホステス業は人間関係や勤務条件などから短いスパンで店を渡り歩くことも珍しくない。

惚れたホステス行方を辿って横浜から横須賀へと一軒一軒店を訪ね歩く客もいたし、

ホステスのほうも、むかし出逢った客が忘れられずに古巣の街に舞い戻り、かつての源氏名に戻して再会を待つ、などということもあったようだ。

しかたらこの客とホステスは、同じ二人のことかもしれない。

めぐり逢えたのだろうか。

2025-03-01

anond:20250301002045

純喫茶(じゅんきっさ)とは、酒類を扱わない、純粋喫茶店のこと。酒類を扱い、女給(ホステス)による接客を伴う特殊喫茶カフェー)に対しての呼称

コンパニオン特殊コンパニオン

2025-01-30

anond:20250130094309

いうて日本人男性東南アジア児童売春してた頃にCA(当時はスチュワーデス)をホステスみたいに扱ってた雑誌もあるからなあ

あながち嘘とは言えないのでは

anond:20250130094309

いうて日本人男性東南アジア児童売春してた頃にCA(当時はスチュワーデス)をホステスみたいに扱ってた雑誌もあるからなあ

あながち嘘とは言えないのでは

2025-01-29

エネオスコンプラ部門凄さあらためて実感するなあ

2022年8月 エネオスホールディングス 杉森務会長辞任 ホステス女性への性暴力

2023年12月 エネオスホールディングス 斉藤社長解任 懇親の場で酒に酔って女性に抱きつく不適切行為

2024年2月 エネオスグループ傘下ジャパン・リニューアブル・エナジー 安茂会長 解任 懇談の場で女性の体を触るセクハラ行為

杉森会長の時は「一身上の理由」で辞任した後で、週刊誌にすっぱ抜かれて辞任理由後出し説明をしたけれども

後の2件は内部通報窓口が適切に機能して調査の上で解任している

2025年もしっかり頼むよ

anond:20250129094332

ホステスとかキャバ嬢とか、やれなくても金出して一緒に飲みたがるのは何故?

やりたいだけなら風俗行けば良いのに。

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