はてなキーワード: 折半とは
春一番が吹き抜ける午後、窓際のカーテンがふわりと膨らみ、干したばかりのタオルに淡い日差しが透けた。小学三年生の私・千春は、帰宅した兄・湊にランドセルごと抱え上げられ、ソファへぽすんと降ろされた。「今日も頑張った?」と頭を撫でる手の温かさに、胸の奥がぶわっと熱くなる。母に叱られた算数の宿題も、クラスで言い返せなかった悔しさも、兄の笑顔一つで溶けていった。リビングに満ちる石鹸と洗濯糊の匂いを深く吸い込みながら——私はこの人を一生守り、一生守られよう、と幼いながら胸に誓う。
第二章 音を立てて開く距離
兄が中学に入り、部活で遅く帰るようになると、食卓に並ぶ椅子の一つはいつも空いた。母が「冷めないうちに食べなさい」と言うたび、私は味噌汁を啜りながら廊下の先を気にした。深夜、蛍光灯の下で英単語帳をめくる兄の背には、近寄りがたい影が宿っていた。「美緒、静かに」と囁かれるたび、胸の中で小石が転がった。子どもの私は、その小石に名前を付けられず、ただ足元で鳴る兄の成長の足音を数え続けた。
第三章 メール越しの声——市外への進学
合格発表の日、掲示板に貼られた番号を見つけた兄は空を仰いで笑った。県下一の進学校、通学片道一時間半。私の「行かないで」は、騒ぐクラスメートの声にかき消えた。春の風が吹く玄関先で兄は「千春は強い子だろ」と頭を撫で、あっさりと黒い学生鞄を担いで出て行く。夕方、カレーの匂いしかない台所で、私は思わず携帯を開く——「今日どうだった?」。既読の横に「部活」「課題」「眠い」の三語。短い返事ほど恋しく、通知音が鳴るたび息を呑む日々が始まった。
私も中学生になり、バスケ部で汗を流した。だけど練習後のシャワー室、タイルに落ちる水音を聞きながら、兄のことばかり考える自分に気づく。友達が「今度みんなで遊園地行こう」と誘ってくれても、私は曖昧に笑って断った。帰宅後、母に「お兄ちゃんは夕飯要らないって」と告げられるたび胸が縮む。兄と私の距離は物理的なものだけではなく、生活のリズム、語彙の選択、夢のスケール——地図全体が塗り替わるように拡がっていった。
第五章 高みを目指す風——兄と同じ大学へ
兄の進学一年後、私は「湊の隣がいい」と進路希望欄に一行だけ書いた。担任は「姉妹・兄弟で同じ大学は珍しくないさ」と笑ったが、動機の濃さまでは見抜けなかった。深夜、蛍光灯の明滅を睨みながら英単語を暗唱し、机に伏した額の下で涙と鼻水が混ざった。——お兄ちゃんの隣に並ばなきゃ私の世界は未完成。そう思うほどに参考書の余白まで兄の横顔で埋まっていく。
合格発表の掲示板で番号を見つけるより先に、正門前で待ち構えていた兄に抱きついた瞬間、世界は再び等速回転を取り戻した。大学近くの築四十年のワンルーム、押し入れを改造したロフトに布団二枚。「家賃、生活費、ちゃんと折半だぞ」と兄は念を押したが、私の頭には花火のような歓喜しかなかった。狭い流しでインスタント味噌汁を作り、共有の机でレポートを書く。夜、ロフトの布団で横になり、「お兄ちゃん起きてる?」と囁くと「寝ろ」と小さな声。そのやりとりだけで心臓が跳ね、眠れない夜が続いた。
第七章 亀裂の手触り——兄の新しい世界
五月の新歓期、兄は同ゼミの先輩・綾瀬沙羅と親しくなっていた。駅前のカフェで偶然見かけたとき、兄が笑う横顔には私の知らない柔らかさがあった。帰宅後、狭い玄関で「ただいま」を言う兄の声が少し弾む。その裏にある感情を知らないふりをして「おかえり」を返すと、胸の奥で小さくパチンと弾ける音——それは嫉妬という硝子玉だった。
夜中、机に伏せながらLINEの通知履歴を追った。画面に浮かぶ「今度のゼミ発表、手伝ってくれてありがとう!」「映画、ポップコーンはキャラメル派?」。私は震える指で既読もつけずアプリを閉じた。
第八章 病室で交わした本音
七月、期末試験前の無理がたたり、私は高熱で倒れた。扁桃炎で点滴を受ける私の側で、兄は氷枕を替え、額を冷たいタオルで拭いた。ぼんやりする視界の端で兄の眉間が寄る。「千春、無理し過ぎるな」。私の唇は乾ききってうまく動かない。それでも「お兄ちゃんは……誰と映画に行くの?」とかすれ声で問うと、兄は少し目を見開き、やがて真剣な表情でこう答えた。
「……千春に嘘はつきたくない。沙羅先輩だ。でも、恋人とかじゃない。ただ仲間として誘われて——」
言い訳のような説明を遮るように咳き込む私を、兄は抱き起こして背を摩った。「なぁ、俺は千春に甘え過ぎてたのかもしれない。けど俺たちは兄妹で、これ以上——」兄は言葉を飲み込む。点滴の機械音が病室に滲む沈黙を裂く。私は熱に浮かされながらも悟った。兄が私の「全世界」ではあっても、兄にとって私は「世界のすべて」ではないのだ、と。
第九章 掌に描く境界線
退院して帰宅した夜、私は狭いロフトで兄と向き合った。裸電球が二人の影を歪ませる。「私、サークル入る。友達とも遊びに行く。……お兄ちゃん以外の毎日を持つ」。意地で張った声は震えていたが、兄は静かに頷いた。
「俺も就職考えなきゃいけないし、研究室のプロジェクトも本気出す。千春が自分の場所を見つけるのは嬉しいよ」
その夜初めて、私は兄の背中ではなく、正面から兄の眼を見た。そこには幼い日には見えなかった迷いと覚悟が交差していた。布団に潜り込み、細いロフトの梁越しに聞こえる兄の寝息を聞きながら、私は気づく。この人を一人の男性として愛してしまった気持ちは消えないけれど、同時に私は自分の人生のハンドルを握らなければならない、と。
第十章 私の日々、兄の日々
秋学期、私は文学研究会に入り、週末は古書店を巡るバイトを始めた。分厚い全集を運ぶたび腕が悲鳴を上げるけれど、店主の「助かったよ」の一言が嬉しかった。サークルでは同級生の新と意気投合し、文芸誌の編集を任される。帰宅が深夜になり、狭い部屋に残る兄のブラックコーヒーの香りが、自分の知らない兄の時間を想像させた。
一方兄はロボット制御研究室に配属され、週末は企業コンテストの試作機に没頭。リビングには配線だらけの基板、冷蔵庫には徹夜明けのエナジードリンク。顔を合わせれば「今日はギアが思った角度で回らなくてさ」「文芸誌の特集、締切伸びそう」と、互いの話を交わし、笑い、すれ違う。寂しさは濃淡を変えながら残るが、どこか甘やかな痛みだった。
第十一章 再定義される「好き」
二月、文学研究会の合宿で雪深い山荘へ向かうバスの車窓に、私は兄の面影を探していなかった。かわりに隣席の新が差し出したホットココアの湯気を見て、「あ、兄と同じ匂い」とふと笑えて驚く。夜、薪ストーブの前で原稿をチェックしながら、新が真顔で言った。「千春、誰かに遠慮してない? 本当に好きなものを選びなよ」。
帰路、携帯に兄から「風邪ひいてないか?」とメッセージ。私は画面を見つめ、初めて返事を後回しにした。雪解け水のせせらぎのように、私の中の「お兄ちゃん大好き」が形を変え始めていた。
春、兄の卒業式。体育館のステージでガウンを揺らす兄の背を見つめながら私は悟る。かつて追いかけた背中は、今や尊敬すべき一個の人間の輪郭をまとっている。記念写真を撮る流れで、沙羅先輩が兄の腕にそっと手を添えた瞬間、胸に尖った痛みは走ったが、私は自然と微笑めた。
式後、学内の並木道で兄に呼び止められた。「千春、就職決まった。都内のロボットベンチャー。……それと、沙羅先輩に告白された」。兄の声が少し震えた。「答えは保留したけど、たぶん——」。私は風に舞う花びらを掴み、そっと指先で千切った。「お兄ちゃん、おめでとう。幸せになって」。驚く兄に背を向け、歩き出す足は震えたが、止まらなかった。
一方私も、新から「卒業まであと一年、俺と付き合わないか」と真剣に告げられた。夕焼けに染まるログハウス風カフェで、私は一拍置き、首を縦に振る。ただし「まだ兄のことを特別に思っている自分がいる」と正直に打ち明けた。新は少し考え、「それを含めて、千春だ」と笑い、手を差し伸べた。
兄の引っ越し前夜、段ボールが積み上がった部屋でカップ麺を啜る。蛍光灯の明かりが段ボールの影を濃くし、狭いはずの部屋が異様に広く感じられた。「千春、この一年、一緒にいてくれてありがとう」。兄の言葉に私は笑い、「私こそ」と返す。
夜半、ロフトに上がる梯子を見上げながら、私はそっと尋ねた。「お兄ちゃん、今でも私のこと、守りたいって思う?」。兄は真っ直ぐな目で「妹を守るのは当たり前だろ。でも千春が前に進むのを邪魔したくない。だから、守るってより、応援するかな」。私は梯子を一段上り、振り返り、にこりと笑う。「なら私は、あなたの一番のファンでい続ける。世界一のね」。
四月。兄は都内のシェアハウスに移り、私はキャンパス近くの女性専用アパートへ。ガランとした新居の机に、文学誌の校正紙と、新からもらった栞付きの詩集を並べる。窓を開けると桜吹雪と同時に、遠くで電車の発車ベルが聞こえた。その音に、兄が乗った始発を想像しながらも、今の私は畏れより期待で胸が膨らむ。
一方兄は新入社員研修に追われ、深夜に帰宅しては泥のように眠る毎日。それでも週末、動画通話を繋ぐと「ロボットアーム、ようやく規格通った!」と少年のように嬉しそうで、画面越しにハイタッチする私たちは、確かに兄妹であり友であった。
夏、私はゼミ論集で最優秀賞を受け、教授に海外学会への参加を勧められた。喜びと同時に襲ったのは、兄から離れて飛行機に乗るという恐怖だった。夜、通話でその迷いを口にすると、兄は一瞬驚き、そして静かに笑った。
「千春、飛行機の中でも俺のLINEは届くさ。大丈夫、怖くなったらメッセージして。……でもまずは自分が見たい景色を見てこい」
受話口から聞こえる兄の声に、幼い頃のヒーローの面影と、同じ高さで語りかける同志の温度が重なる。私は涙ぐみながら、「行ってくるね」と告げた。
第十六章 旋回する眼差し——空の果てで
ヘルシンキ行きの機内、私は窓外の雲海を見下ろし、兄の存在が地球の裏側まで伸びる糸のように感じた。学会の壇上で英語発表を終えた夜、フィンランドの森を背にした会場ロビーで新が「よくやった」と抱き寄せる。その温もりの中で、私はようやく己の恋心が兄とは別の場所に芽吹いていることを自覚する。ロビーの片隅で兄にビデオ通話を繋げば、薄暗い日本の夜明けの部屋で、兄が寝癖のまま「誇らしいぞ」と親指を立ててくれた。
第十七章 再会、そして告白
帰国翌日、私は兄のシェアハウスを訪れた。駅前の桜並木はすっかり青葉に変わり、照り返すアスファルトの匂いが夏の到来を告げる。兄の部屋に入ると、壁いっぱいに貼られたロボットアームの設計図が、昼下がりの光を浴びて銀色に反射していた。
「千春、どうだった?」という声に、私はスーツケースを置き、深呼吸。「お兄ちゃん、私ね——好きな人ができた」。一瞬、兄の眉が僅かに上がる。「そっか」と短く呟き、柔らかく笑う兄。「で、その人は俺に挨拶しに来るのかな?」。私は肩を竦め、「そのうちね」と笑い返す。手土産のフィンランドクッキーをテーブルに置き、二人で半分こした甘い味は、初めて兄と分かち合えた「恋の報告」の味だった。
第十八章 エピローグ——それでも「大好き」
私の卒業式。袴姿の私は、門前で兄と写真を撮った。兄は背広の胸ポケットに小さなチューリップの飾りを挿し、「社会人二年目、少しは板についてきたかな」と照れ笑い。カメラのフラッシュを受けた瞬間、私はふと思う。——この人がいなければ、私は空を飛ぶ翼を持てなかった。
式後のパーティー会場で、新と兄が固い握手を交わす。私の恋人と、かつて世界のすべてだった人。その光景に胸が温かく満たされる。パーティーが終わり、夜風に揺れる街路樹の下で、私は兄に改めて向き合う。
「お兄ちゃん、大好き。だけどそれは、私が私であるための、永遠の合言葉」
兄は優しく頷き、子どもの頃と同じ仕草で私の頭をくしゃりと撫でた。私はその手を振りほどかず、ただ目を閉じて春の匂いを胸いっぱいに吸い込む。そうして再び目を開けたとき、私たちは同じ高さで未来を見ていた。
——終わり——
口を開けば右も左も消費税下げろとか廃止しろとかばっかりの意見で、永久廃止って文言までトレンドに入る始末。
まあ税金なんて取られないに越したことはないから気持ちはわかる。特に消費税なんか目に見えて税金が取られてるってわかるやつだから、余計に目の敵にされるのもまあわかる。
だがそんな中、1サラリーマンとして敢えてタイトルのとおり、「消費税を上げてでも社会保険料を下げろ」と強く主張したい。
消費税率のアップを忌避し続けた結果が、今現役世代に重くのしかかってる社会保険料という結果になってる訳だ。
サラリーマンは一度給与明細を見たほうがいい。消費税で出ていく金額よりはるかに高い金額引かれてるはず。しかもこれ会社と折半しての金額だから、実質とんでもない金額の社会保険料を払ってる形になってる訳だ。
「消費税を上げてでも」の理由は「リタイアした団塊世代の高齢者からも確実に取れる税」だから。
この超高齢化社会の日本、金を溜め込んでる団塊世代に税金を払ってもらうには実質消費税ぐらいしかない。
あとは相続税ぐらいだが、氷河期世代の立場からしても正直そんなの待ってられない。
ただ、この「消費税を上げてでも社会保険料を下げる」って主張ができるの、政治的に主張できるのは今の政党だとせいぜい維新ぐらいじゃなかろうか。
4年付き合った彼氏と別れた。
8個上の寡黙な人だった。
ネットで出会って、会う前に付き合い始めた。コロナや家庭の事情を理由に結局1年間会えなくて、付き合って1年以上経ってからの初対面だった。
行動に移してくれない人だった。計画性のない人だった。愛を囁いたり、落ち込んだ夜に一緒に涙を流したりしてくれる人ではなかった。そういう夜はただ、いつもより遅くまで電話をつないでくれた。
2年経った頃、彼は「東京に引っ越す」と言った。
彼は仕事を引っ越しギリギリまで探さないので、とてもヤキモキした。彼の計画性のなさが不安だったけれど、私と住むために東京に来てくれるのだからと気持ちを整理した。
家の契約周りはすべて私がした。もともと東京に住んでいたのは私だったし、自然な流れだったかもしれない。
家賃は折半、ただし、家事は彼がメインでやってくれた。私は本当に「きちんと暮らす」ことが苦手なので、生活する環境を整えていてくれたことへの感謝は尽きない。
役所・契約周りなどの対外的な生活を整えるのは私、家の環境を整えるのは彼氏だった。
私は哲学的な話や文学に関する話、生きる意味など、形のないものについて人と語り合うことを好む。彼はそういった話はしない人だった。ただいつも、「○○のそういう感性、俺には無いから尊敬する」と言っていた。
時折喧嘩もした。基本的に、私がカッとなって、文句を言う。彼は、それが理にかなっている時は「悪かった」といい、言いがかりの時は「それは違う」と言った。正しい人だったと思う。
別れたきっかけは、結婚とお金の問題だった。25までに結婚、子供が欲しいと4年間言い続けていた私と、それをあまり真剣に捉えていなかった彼とで認識の相違があった。あとは、計画性のなさゆえの、金銭的な問題も。
わたしはあまり心身が強い方ではなく、精神を病んでひと月仕事を休んだこともあった。定期的に鬱っぽくなる私を慰めるでもなく、彼はただそこにいた。「死にたい」というと、「また鳴いてる」と言った。鳴き声だと認識していたらしい。
私に振り回されずに自分を保って、ただそばに居てくれる人というのは、今後現れないかもしれないなと思う。親には別れることを反対されている。ただ、もうふたりの関係は壊れていて、取り返しがつかない。
いわゆる「理解のある彼くん」を失ってしまったわけで、はたして私はひとりで生きていけるのか、不安は残る。でも、しばらくは「25歳での結婚」に縛られて諦めていた夢を追いかけてみようかと思う。
わたしは留学がしたかった。ワーホリでもいい、少し海外にでも行ってみよう。
もしかしたら、半年後にはすべてに絶望して命を絶っているかもしれないけれど。もう少しだけ刹那的に、命をむき出しにして、レールから外れた人生を楽しんでみてもいいかもしれない。
■26歳女性
・彼氏から「毎月の出費は小遣い制でいいから“独身時代の貯金”は自分で使いたい」と言われモヤる
「あー夫は数百万の貯金があるから多少贅沢できるんだな」「貯金あるくせに結婚式費用は折半しやがった」と頭によぎりそうでツラい
小遣い制って昼飯飲み代用に月々数万程度なイメージだったけど、実は小遣い月数十万で投資とか貯蓄は各自でどうぞって家庭も多いんかな(だとすると生活費折半のうちと大して変わらんな)
28歳女。2個下の彼氏持ち。
彼氏との出会いは8ヶ月前。ほんとうに偶然の出会いだった。会ってすぐに意気投合した。ちょっとびっくりするほど純粋で可愛くて素直で、でも人一倍繊細で臆病で病みやすい。でもそんな性格だからこそ、私はあなたに結婚を強要できなくなった。あなたは言ってた。2ヶ月後の私の誕生日にプロポーズするねと。でも、あなたはそのせいで病んでしまったよね。プレッシャーになったって言ってた。会社の人事異動も相まって、精神科に通院するほど悩んでしまったよね。その時私気づいた。この人は今家族を持てる心理的余裕がないんだって。私は仕事をしているし、デートは折半だし、金銭面であなたに何かを求めたいと思ったことは一切ない。なんなら高価な結婚指輪も結婚式もやらなくていい。ただあなたとの確かな未来が欲しかった。でも、ここまでメンタルを病んだあなたに、精神科の薬を飲みながら仕事に行くのがやっとなあなたに、これ以上負担になる何かを言うことは私にはできない。
わたしあなたに出会う前は、結婚願望なんてなかった。1人で生きて1人で死ぬと思ってた。でもあなたが私に刻みつけてしまった。誰かに愛される喜びを。誰かと肉体を重ねる喜びを。仕事終わりのLINEでくだらないことで笑え合える幸せを。一緒にいればいるほど、私はこの幸せを失いたくないって思ってしまった。あなたに出会って、私は誰かと結婚したくなってしまった。
私はもう29になる。早く相手を探さないといけない年齢だ。もともと結婚しないつもりだったから、こんなことを考えるとは思ってもみなかった。早く動かないと女としての価値が磨耗する。だから私は婚活市場に行くね。
もし、今の彼氏と1年早く出会っていたらもう少し待つことができた。もし、転職先の今の職場が30代でも独身がゴロゴロいるような職場ならもう少し待つことができた。でも、彼氏がプロポーズを先延ばしにした以上、それがプレッシャーで病んでしまった以上、もう現実的に待つことは許されないから、私は行くね。
愛を教えてくれて、ありがとう。
そして、ほんとうにごめん。
昔はそうだったのに、今は共働きが増えたせいで、折半が当然とか言われるの意味わからない
女は仕事だけやってるわけじゃない。家事も育児も、細かい気遣いも、全部やってんのに、なんで金まで同じ額出さなきゃいけないの?
女は結婚した瞬間から家事負担が増えて、出産すればキャリアも止まる
だったら結婚なんかしない方がマシだったよ
週末に皿洗いするくらいで「俺も手伝ってる」とか思ってるなら話にならない
女はフルタイムで働いて、帰ってからご飯作って洗濯して、夜泣き対応までしてんのに、生活費は平等って、どこの世界の話?
夜泣きで起きるのも半分
料理も半分
子供の送り迎えも半分
それができないなら、金くらい全部出せ
例えば我が家の場合だと、子供が小さいというのもあって月々の生活費が結構大きくブレるので、
毎月かかった生活費を夫婦で折半して、共有口座の金額を常に一定に保つ(小遣い部分が可変で、資産運用などもポケットマネーから各自でやる感じ)方式を取っているんだけど、お小遣い制の家庭ってどうやってお金管理してるんだろう。
毎月お互いの収入全部プールして小遣い固定だと基本的にお金は貯まり続けると思うんだけど、それ、どうしてるんだろう?
現金のまま眠らせておく感じなのかな?ある程度溜まった時点で株とかに外貨、あるいは定期預金とかにしてるのかな?夫婦で投資戦略違うと揉めない?他人事ながらちょっと気になった。
彼の生活スタイルから貯めてるのが分かるということであれば無駄遣いしてないってことだよね。
それなのに「多少贅沢しても余裕なんだろうな」というのは御自身の方が浪費傾向強いんだと思う。
今後お子さんができたりして世帯的に本格的に生活が苦しくなったら支える余地を残しているのは堅実だしその方があなたの幸せに繋がる気がする。
あなたと折半せずに全面的に自分の方から出してしまうとあなたの財布の紐が緩くなってしまうのでそれを警戒しているものの「あなたの金銭感覚が信用できない」とは明言できないので「お互い自分で使おうよ」と言ってる可能性もある。
家事も半々。
私が言い出したことで、何の不満もない。
それが前提の上で。
生活の時々で、「自分は損したくない」という気持ちを夫から感じることがあって。
その「損したくない」って気持ちが私にも伝染してくると、
改姓したことについて不満を感じるようになったし、
結婚は、子供が欲しいって気持ちがきっかけになることがきっと多い。
ある程度「損する」をどこかで男性が引き受けた方が、女性も出産する気持ちになれるのだろうなと今更思う。
もう子供を産める年じゃないけれど。
結婚式費用を夢見る増田について、20代の私なら猛烈に批判したと思う‥爆
今の私は、結婚式費用くらい夫側が払って、「好き」の熱量が高いうちに妊活を始めるのもありなのではと思ったりもする。お互いに子供を望んでそうだし。
私は代理出産には絶対に反対の立場だけれども、もし他人にお金を払って子供を産んでもらうなら、あるいはお金をもらって子供を産むなら、いくらが良いだろうかと考えることがある。
頭が良くて稼ぎのある男ほど
自分の稼ぎ目当ての女は警戒するし
離婚するときには結婚した後の財産が折半になること知ってるから
そら死守するやろ
事業家とか社長とか、一定以上稼いでる男ってむしろほぼ全員このタイプだと思う。離婚すれば自分の財産奪われると知ってるんだから防衛資金は完全に逃すだろう。
それで、旦那が折れずにすんでうまくいくこともあったりするから一旦(あなたの気持ちを)リセットしたらいいと思う
うちは結婚費用は全部自分の貯金で払ったが、そのこと今まで忘れてた
そっから専業主婦(子供生まれるまでパート)で、月3とかの小遣い制で
500円玉貯金して、月に2回ぐらい半日とか自由時間くれるので(こっちも同じぐらい子供と出かけたりしてたし、楽しかったからもっと出かけれたけど一緒についてきたがったので、美容院とかそういう時だけになった)趣味の時間というかリフレッシュにして、そこまで不満なく過ごしてたけど、その期間に結婚費用を折半してくれてたら貯金が○○円あって、とか考えてしまったら、もっと早くに破綻していた気がする
愚痴です。
私26歳、彼氏34歳。お互いほぼ合意済の既定路線みたいなもんだったが、この度改めてプロポーズを受け結婚することになった。
結婚後の家、家計、両者のお小遣い額、妊活の認識等々今まさに色々話し合いをしているところだけど
そりゃあね、独身時代の貯金は家計に入れずにそれぞれの財産にするっていうのは一般的にも法律的にも正しいのは知ってます。
知ってるけどね、彼氏の給料と生活スタイルからしてそれなりに貯めてるだろうとは予想付くし、実際彼も「まあ有るには有る」って言ってるし。
その上ね、私が去年までピーピー言いながら奨学金返してたのも彼は知ってるわけですよ。
彼氏自身は国立大学だけど親に出して貰ってたから奨学金無いし、給料自体だってお互い知ってんだから、彼氏も全部事情は分かってるはずなんですよ。
でも、結婚式と新婚旅行の費用は結婚後二人で貯めたいし、独身時代の貯金は「お互い自分で使おうよ」ということらしい。
繰り返すけど、もちろん法律的にも世間一般的にも彼氏の方が正しいのは分かってるよ。
独身時代の貯金よこせっていう彼女なんてネットではフルボッコ扱いなのも分かってる。
でもね、彼氏は自分が彼女よりだいぶ稼ぎが良いのも知ってるし、私の貯金がカスッカスなのも分かってるはずなのに。
それなのに、結婚式ですら貯金から出す気が一ミリも無いんだってハッキリ言われたのが、もう本当に言葉に出来ないくらい悲しい。
お小遣い制にしたことで結果的に家計も彼氏の方がだいぶ負担してくれることになった。
妊娠したら専業主婦にするかどうかも私に合わせるよとも言ってくれた。
本当に私にはもったいないくらいの男です。
でも今後の結婚生活で「あー夫は数百万貯金有るし多少贅沢しても余裕なんだろうな」「貯金有るのに結婚式の費用折半したんだな」と頭によぎるのがしんどい。
ずっとモヤモヤしながら暮らすのは辛いよ。
人間同士、気の合わない奴となるべく関わらないって基本だよね
お前ズルい〜ってわけわからん言いがかりで怨嗟向けてくる人間なんて恋愛どころか職場でもやだよ
何の白昼夢を見てるのか知らないけど、女が受けてる利益ってそんな羨望されるほどない
独身高齢は思ってるよりいるし、交際経験だってそんな嫉妬されるほどない人の方が多い
学生のうちは割り勘だし、成人でも相手が低賃金で金欠だったらこちらが出すし、こちらが余裕ないのに幾らか貸した事もある
結婚して共働きしたら生活費は折半か給与の何%か負担するし、むしろ女が出産育児したら女の方が仕事のキャリアで不利益被る事が多いよ
人との付き合いがなさ過ぎてネットの恋愛アカウントや婚活愚痴アカウントとかに影響受け過ぎじゃない?
男の方が体力も学業も職種も昇進も妊娠出産がないぶん可能性が大きく開かれているのに、それは何処に行っちゃったの?
体力がない?女もそう
育った家庭?男女で差がある?
学力がない?女もそうだったりするよね
男のアドバンテージを活かせなかったのは、その人の問題で他人のせいではないよね
努力して輝いていたりする他人をネットで身近なものとして見てしまうから目が眩んでいるだけよ
自分の機嫌は自分でとって、関係のない他人の利益に拘らず自分で自分を幸せにして
誰かを下げたって、自分が持ち上がったりしないよ
あと、性交は女にとって性的に気持ち良くない時でもイッちゃったとか気遣ってる
たまに相性合う人いたけど、気持ちの安定が主だよね
AV漫画夜のお店の人とかは、払われたお金の対価に望む夢を見せてくれる需要と供給のお仕事です
人と縁がなかったのは需要がなかったんだよ、ほんとそれだけ
うちの職場では、産休に入る直前の女性社員が、夜の8時、9時まで残業していた。
それを見て、「母子の健康になにかあったら会社は責任取れるのか?」と思い、会社に意見したこともある。
その問題が、そんなに単純じゃないことに気がついた。
つまり、育休前の給与が高ければ高いほど、もらえるお金も増えるという仕組み。
育休中の収入を少しでも上げようとする人がいるらしい。
会社に意見したときの上司の「何か言いたいけど言えない」ような表情が、今になって思い出される。
もしかしたら、あれは「会社が女性に残業を強制してる」のではなく、
本人たちの事情でやっていた」のかもしれない。
ズルしてるように思う人もいるかもしれない。
でも、そうじゃない。
みんな生活がある。
育休に入ったからといって、すぐに給付金が支給されるわけじゃないし、
パートナーである男性がどれだけお金を払ってくれるかもわからない。
最近は、「共働きなんだから、産休・育休中も家計は折半でしょ?」って言う男性もいるらしい。
(さすがにその期間は、男性が全部払えよと思うが…)
産休前に遅くまで働いてるのを見て、「そんなのおかしいだろ」と思ったけど、
実際には、それぞれの事情があって、そうせざるを得なかった人もいたんだろう。
夫婦フルタイム共働き、現在の家計負担はほぼ折半(夫のほうが少し負担が多い程度)
年収は私が400万、夫が500万程度で、私がゆるいフルリモで夫はフル出社激務で通勤1時間。
平日の家事はほぼ私が担当、休日の家事は夫が担当という割り振りなんだけど、一緒に出掛けて外食したり一緒にお昼寝したりしてなんだかんだ夫の負担が少ない。
片付けといてね、と言ったものを一向に片付けてくれてないとか(夫の趣味のものなので私が触れない)脱いだ服は投げっぱなしとか…夫が得意な料理や皿洗いをしてくれるのは助かるけど、やるよって言ってくれたことをしてくれてないのに腹が立つ。
その皿洗いだって油残ってて黙って洗い直したりしてるんだけどな…。
私が「家事やってくれてないよね?」と聞いたら「そんなことない!トイレットペーパーを補充したよ!」とかいう始末。それ家事じゃないだろ?
週5私が宅配取って買い出し行ってゴミ出して掃除機かけてご飯作って洗濯物回して畳んだり片付けすることと、休日にだけトイレ掃除してご飯作って皿洗って洗濯物回して、時々ゴミ出して…はけして同じ量の家事ではないと思うのだけど、夫は「俺もやってるもん!」面をやめてくれない。
生活費は折半だしもう少し家事負担増やすとかリビングを散らかすことをやめてほしいんだけど(私の家事を減らす)、どうしたら良いものか。
女さんが弱者男性を非モテと見下して、「モテないくらいで女性を妬むな」的なことを言うの、意図的にモテで得られる利益を矮小化してみせてるよな。「モテないだけで」って言う時はセックスだけの話にすり替えてるように思う。
違うだろ。モテって金銭的・精神的な利益を得られるんだから、人生の幸福度に大きく寄与してる。
金銭的な面では、食事を奢ってもらうという小さな利益はもちろん、プレゼントを貢いでもらえる、上方婚がしやすいというのもモテの利益の代表的な例だろう。
こういう話をすると、「私は同質婚だし、生活費も折半している」などと言い出す女さんが現れるわけだが、同質婚できる時点で、十分にモテの利益を得ているんだよ。
年収400万円同士で結婚したとして、世帯収入が800万円になることは、年収400万円では手が届かなかった生活を手に入れられることに他ならない。広いマンションに住めるだろうし、食生活のランクも上げることができるだろう。
本当にモテで金銭的な利益を得ていないと言い切るためには、男のように、自身の生活レベルが下がる下方婚するしかない。女さんのほとんどは、モテることによって金銭的利益を得ていると言い切っても過言じゃない。
次に精神的な利益のほうだが、この話になるといつもセックスのことばかり語られがちに思う。
女さんの多くは性欲の渇望がないので、モテない悩みは軽く扱われがちだが、セックスしたい時にできることは間違いなく精神的利益の一部だ。
「女性だけに負担がかかる」「痛いだけ」などとセックス自体の価値を貶めるような性嫌悪発言もよくみるが、同意の上での正常なセックスで女性に身体的損傷が生じることは極めて稀だし、行為自体が男女共に幸福度を高める・ストレスケア効果があることは複数の論文でも認められている。
個人的にはそれよりも、悩みを聞いてもらえるというところがモテの利益として大きい部分だと考える。相手は性欲でうんうん言ってるだけのしょうもない男かもしれないが、それでも悩みを聞いてくれる相手がいないのとは比べようもない。
女さんの多くは、どんな悩みがあっても壁に向かってぶつぶつ言う必要はない。モテのおかげで、たとえ表面上だけでも、受け止めてくれる人間がいる。自殺率の男女における差は、公共のセーフティネットが云々という話よりも、この部分の差が大きいように感じられる。
もちろんモテの不利益がないとは言わない。性加害に遭いやすくなる、「性的消費」なるものをされる、なんかはその一例だろう。男だけ得る利益がないとも言わない。男の体力は単純にそれだけで長く活動できるし、腕力で解決できる問題も現代でも数多く残っているだろう。
でも「モテないだけで」みたいなことを言うなよ。まるで女さんがモテることで何の利益も得てないという顔をするな。弱者男性が悩む必要はないと言わんばかりにその苦しみを矮小化しようとするな。これが俺が女さんが嫌いな理由だ。