「警鐘」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 警鐘とは

2026-05-03

映画ランニングマン を見た

もっと面白くてもいいと思うんだけど思ったより普通アクション映画で62点。

 

病気の子供を抱えるド底辺労働者主人公はうっかり仕事をクビになってしまう。人生逆転のために30日間生き延びれば莫大な金が得られるリアリティショーであるランニングマン」に参加することを決める。出場者を狩るために追いかけてくるハンターたちに加え、出場者を殺した人間には賞金が出るため市井の人たちも味方ではない。死の逃避行が今幕を開ける。

みたいな話。

 

う~~~~~~~ん。なんか脇が甘い感じがしてイマイチのめりこめなかったかな。

普通逃避行アクション映画としてみれば普通面白い。どうやって逃げるんだろう、身分証を偽造するのかな、変装するのかな云々という逃避行ギミックに関してはきちんと提示されて納得力は高いし、行く先々でのチェイスアクションもよい。ぼろホテルに泊まって風呂入った後、窓から外見てたらハンターがいて戻ろうとしたらドアが開かなくて半裸で逃げる展開とかの面白みも深いし、ド派手なカーチェイスもあれば、アンチランニングマン連合ナード君の家に逃げ込んでそこで彼が家中に仕掛けた罠を作動させながらハンター撃退しながら逃げるホームアローン展開もよい。

最後にはちゃんハンターの大ボスとの飛行機の中での肉弾アクションも用意されていて、アクション映画してカーチェイス、銃撃、罠、肉弾、爆発とおいしいところは全部用意されているのでなんも考えんと見るんだったら普通に満足できると思う。

一方で、なんか主人公にはあん感情移入できないっていうか。徹頭徹尾、こいつプッツン野郎なんだよ。冒頭、自分をクビにした上司に怒鳴りこみに行く場面から一貫してなんかすぐキレる。そのことによって常に状況が悪くなっていくの、なんていうかエンタメとしては食い合わせがあんまよくないなって思う。社会派サスペンスとかだったらいいと思うんだけどさ。怒りこそ貧乏人に残された最後エンタメとは言うけど、こういう意味ではないじゃん?

最終盤でルール保護されているはずの妻子をハンターたちが殺していた、だからハンターたちを殺してお前がハンターになることで金も名誉立場も手に入れられる!って番組プロデューサーにそそのかされる場面があるんだけど、これまで再三、番組情報改ざんし俺たちを操ろうとしている!と警鐘を鳴らしてきた主人公はプッツン、ハンターたちに襲い掛かり、ハンターの大ボスから彼も元はランニングマン主人公と同じトラップを仕掛けられハンター堕ち。実は妻子は生きていたけど拷問されて殺されたと種明かしをされるも信じずに殺害。その後、飛行機ごと無事爆殺される(脱出するけど)。

たぶん、そうなるのわかってたと思うんだけどなぜか殺してそのまま殺されかかるの正直よくわからない。徹頭徹尾「金を得るため」だったという冷徹目的意識のためとかだったら理解できるんだけど、結局彼は何も得られずに終了する。

俺が見落としてただけだったら申し訳ないけど、あの飛行機脱出ポッドがあるのを知るシーンってなかったよね?もしそれまで考慮に入れて「自分は死んだこと」にすることでこのゲームから脱出することを目的としていたんだったら理解できるんだけど、そんな感じでもなかったし。

てか、その後のエンディング全然わけわからなくんて。

その後、アンチランニングマン連合主人公が生きてることを言いふらして番組の裏側を暴露アンチランニングマン陣営は規模を拡大する。そして主人公はしっかり顔をさらして妻子に会いに行く。いや、番組からしたら妻子には絶対見張り付けとくやろ。主人公なんか何回殺してもええんやから

ランニングマンの収録の客席はアンチで埋め尽くされ、司会は契約を盾にとっとと離脱。いや、セキュリティどうなってんねん。少なくとも主人公オーディションするときセキュリティしっかりしてたやろ。客の身辺調査や持ち検は当然するやろと思うのに、みんな手に手にアンチ看板もって火炎瓶を投げまくる。そんなわけある?そしてプロデューサー主人公が撃ち殺して終了。いや、こいつも素通りかい。もうめちゃくちゃだよ!

 

あとはどう考えても30日は長すぎるよね。アメリカ中を逃げ回ってもいいとしても逆に考えれば30日は短すぎるし、映画として考えるなら30日は長すぎる。映画としてはどっか州を指定して2週間とかのほうがよかった気がせんでもない。なんか妙な生活感が出てて中だるみを感じた。

あとはこれどこまで意識して書かれているのかわからんのだけど、女の扱いがなんか微妙なんよね。別に活躍させる必要はないとは思うんだけど、主人公庇護されるだけの妻、なんかバカみたいな死に方する逃亡者も女だし、テレビ一方的に信じて主人公を含む逃亡者悪人だとののしり続けるナード母親ババア、そして終盤に出てきて人質になる裕福層の女。裕福層の女は「貧困エンタメとして搾取する市民」として描かれていて、主人公に「そのスカーフ一枚で俺の子供は助かるのにお前は気にも留めない」みたいに責められたときに「私は悪人じゃない」って言わせるのはちょっとからますぎるかな。最後飛行機で撃たれた主人公に止血のためにそのスカーフ差し出すのは皮肉がきいててよかったんだけど。

あとこの辺の社会的メッセージに関してはどう評価すべきかかなりむつかしいと思ってる。知らんけど、この映画作ってる人はわりとノンポリっぽい感じだと思うんだよな。なんかその、マスメディアを操る存在とそれに対するアンチだったり、白人デブの子供2人が逃亡者を焼き殺したり、貧乏人たちが主人公を無条件に応援していたり、裕福層は殺せと言っていたりとかそういう社会的メッセージがめちゃくちゃ露骨に出てくるんだけど、それをどこまで信じてるかはかなり怪しく感じる。俺の感想としてめちゃくちゃ冷笑的に”ネタ”として消費しているように感じたかな。

 

まぁそんな感じかな。ベイビードライバーエドガー・ライト作品らしくBGM使いも悪くないし、ポップなアクション映画としては一定以上の強度はあると思うんだけどなんか意外にがばがばというかがたがたな感じがして今一つのめり込めなかったな。まぁ、なんも考えんとみられるアクション映画見たいなって夜にはまぁまぁオススメ

要約2

以下が要約です。

 

1. 支持の根底にあるのは「誇りの喪失」と「恥」

グローバル化によって取り残された非大卒白人層(炭鉱労働者など)は、仕事や居場所だけでなく「誇り」を失いました。彼らは自らの没落によって深い「恥」を抱えており、これがトランプ氏を受け入れる「感情の素地」となっています

 

2. トランプ氏による「感情捕獲」と「恥から怒りへの変換」

トランプ氏は、彼らが抱える恥や見下されている現状を「承認します。そして「あなたたちの誇りは失われたのではなく、(エリート移民などに)盗まれたのだ」と語りかけることで、耐え難い「恥」の感情を、他者への「非難(怒り)」へと変換させます

 

3. 「恥の撃退儀式」による熱狂

トランプ氏はわざと暴言を吐き、メディア知識人から激しく非難されますしかし支持者に向けて「あいつらは私を通してあなたたちを攻撃している。私が身代わりになる」とアピールし、代わりに報復を誓うことで、支持者たちの恥を撃退する救世主のように振る舞い、強固な支持を得ています

 

4. 「報復」へのエスカレート

1期目は「誇りを取り戻す」という解放感が中心でしたが、現在は「敵を探し出して報復しろ」という危険な段階へ移行しています

 

5. AI時代ホワイトカラーへの警鐘対岸の火事ではない)

今後AIの台頭により、世界中ホワイトカラー層も同様に仕事を奪われる危険があります炭鉱町で起きた「喪失と恥から右派政治へ絡め取られる」という現象は、決して特定労働者だけの問題ではなく、これから多くの人々に見舞う可能性のある深刻な危機であると警告しています

anond:20260503070421

トランプ氏の行う「人々の感情操作」 ホックシールド氏の警鐘 2026年5月2日 7時30分 聞き手金成隆一 あとで消す

https://digital.asahi.com/articles/ASV4Z2VWGV4ZUHMC00JM.html

 トランプ米大統領の「誇りを取り戻そう」という呼びかけが、2期目は「誇りは盗まれた」となり、支持者たちが抱える「恥」を「怒り」に転換している――。8年ぶりにインタビューした社会学者アーリーホックシールドさんはそう語った。保守的土地に通い、人々の感情を解読することで、何が見えたのか。

 ――前回2018年夏のインタビュー後、アパラチア地方で暮らす人々の心情を理解するためケンタッキー州に通ったのですね。

 

 「米国炭鉱地帯中道左派から右派へと変化した理由を探求する旅でした。新著『盗まれた誇り』は、ケンタッキー州にある全米で2番目に貧しく、白人割合が最も高い選挙区舞台ですが、トランプ氏の最も熱烈なMAGA(「アメリカを再び偉大に」)支持層、非大卒白人層の物語です」

 

 「要点は二つあります。一つ目は、彼らがどう感じたいと望んでいたかという『感情の素地(predisposition)』。そしてトランプ氏がその感情をどうつかんだかという『感情捕獲(emotional capture)』です」




トランプ支持の根底にある「喪失

 ――まず、感情の素地とは。

 

 「喪失物語です。ノーベル賞を受賞した社会心理学者のダニエル・カーネマンが「損失回避性」の研究で示した通り、人間は『新しいものを手に入れるため』よりも、『一度持っていたものを失った後にそれを取り戻すため』に倍の代償を払おうとする。人々がカリスマ的な政治指導者にひかれる傾向を考えるとき、まずこの喪失に目を向けなければなりません」

 

 「それは仕事喪失、機会の喪失、居場所喪失、何より『誇り』の喪失でした。熟練技術時代の変化で無用になるような喪失感も。彼らは非常に誇り高く、例えば、炭鉱労働者の娘は『私たちは貧しい』とは言わない。彼らの文化貧困は恥だからです。その代わり『どれだけ工夫して乗り切ったか』『ボロ切れで人形を作ってどれほど幸せ遊んだか』という、打たれ強さや、他者を助ける力を語りました。しかし外部から貧困層としか見られませんでした。彼らは誇りを失ってしまいました」

 

 「1970年代以降のグローバル化は勝者と敗者を生みました。非大卒白人たちは、収入や機会を『絶対的』に失っただけでなく、都市部大卒白人や、かつては自分たちより貧しかった黒人が上昇していく中で、『相対的』にも敗者となった。ここでは「持てる者と持たざる者」ではなく、「喪失と獲得」の区別に着目しています自分たちが転落していく一方で、周囲の他者は上昇していく。この喪失感が(大統領選があった)16年にあのカリスマ的な人物トランプ氏)の演説を受け入れる素地となりました」



【ここから読み解くこと】

なぜトランプ氏の度重なる暴言は、支持を下げるどころか、かえって熱狂を生むのか。ホックシールドさんは彼を「感情交通整理人」と呼び、支持者の「恥」を「怒り」へと変換するプロセスを解き明かします。



トランプ氏が支持者の感情をつかむ方法とは

 ――では「感情捕獲」は。

 

 「マックス・ウェーバーが分類した『合法性による支配』の指導者典型が、民主党前大統領バイデン氏です。彼は『私が誰かではなく、私があなたのために作ったインフレ抑制法を見てほしい』と無表情で実績を語る。一方、カリスマ支配指導者は『私が何をするかではなく、私自身を見ろ。私があなた代弁者であり、あなたを救い上げる』と語りかけます



 「魔法使いであるトランプ氏は、民主党と(従来の)共和党提供しなかった三つのものを彼らに与えた。私が『感情捕獲』と呼ぶものの3要素です。第一に『承認』。『私はあなたの本当の姿を知っている。かつて誇り高かったあなたが、今はどれほど見下されているかを知っている』と語りかける。私は薬物依存回復施設で元炭鉱労働者男性に会いました。彼は、仕事を失って、家族を養えない『女こどものするような』低賃金仕事しか就けず、深い恥に苦しみ薬物に溺れ、家族も失いました。16年に『炭鉱を復活させる』と叫ぶトランプ氏を見て、うそをついているとわかっていたが、自分のことを理解していると感じた、と語りました」

 

 「第二に、トランプ自身が厳格な父の元で育った『恥をかかされた男』ということ。没落した階級が抱える『構造的な恥』の鉱脈を掘り当てる天才です。『あなたは何かを失った。ひどいことだ。いや違うぞ、あなたたちの誇りは単に消えたのではなく、盗まれたのだ。私がそのプライド泥棒報復する』という物語で、『恥』を『非難』へと変換する。鬱々(うつうつ)とした『消極性』を『積極行動』へと反転させる。まるで地中から石炭を掘り出し、加工して火をつけるようなプロセスです」

 

 「第三に、トランプ氏は4段階の『恥の撃退儀式(Anti-shame ritual)』を提供する。これが最も重要です。①彼が『移民ペットを食べている』といった異常な発言をする。②メディア知識人が激しく非難し、彼に恥をかかせる。③彼が『見下されている私を見ろ。あいつらは私を通してあなたたちを攻撃している。私が代わりに恥を引き受ける』『私が背負った恥に比べれば、皆さんはマシなはずだ』と主張し、まるでイエス・キリストのように身代わりの被害者となる。④しかキリストとは異なり、彼は剣を構えて『あなたたちのために報復する』と語る――というように」

 

 「米国の半分、民主党支持層は、①と②を聞いている。しかし、共和党側やグローバル化の敗者は③と④を見ている。つまり米国人は感情の面で同じ大統領すら見ていないのです」

 

 「私が(著書で)試みているのは、皆さんが『バイリンガル』になる手助けをすることです。理性が提示されたときにはそれに従って考える一方で、人々の感情の流れもたどれるようになるということです。感情にも論理があるからです。先ほど『感情捕獲』の3要素を説明しましたが、特に三つ目(恥の撃退儀式)では、人々の感情チャンネルを合わせなければ見えてきません。理性の領域ばかりに論理を探すのをやめ、感情操作や『どう感じるべきかという感情ルールの設定』といった領域の中に論理を見いだし始めましょうという皆さんへの招待状です」

 

 「トランプ氏は怒りや共感サインを操る、感情交通整理人です。どう感じるべきかという信号を発信している。『あいつらに共感を抱いてはダメだ(赤信号)』『これは敵だ、激しく怒れ(青信号)』という具合に、彼は信号を出している。カリスマ的な指導者というのは、こういうことをするものです。彼だけではありません。ヒトラーも同じことをしました。日本にも独自の(感情が動員された)歴史があります





「失われた」から「盗まれた」へ

 ――とはいえ、「失われた」が「盗まれた」に変わるには飛躍があります

 

 「両者は全く異なります。それが、トランプ氏のやってのけた手品です。人々はすでに他人を責めたがっていた。恥という感情を心に抱え続けるのは耐え難い苦痛で、生き延びるためには何らかの誇りが必要です。そこで彼は『(喪失について)自分を責めるな。盗んだのはあいつらだ』と語りかけた。では、あいつらとは誰か? それは教育を受けた人々、ディープステート民主党員、移民、最終的には『あなたと似ていない誰か』。どんどん拡大しました」

 

 ――「盗まれた」という物語は、耐え難い「恥」を「非難」へとすり替え手品だった、と。

 

 「そうです。そして物語は今、その『あいつら』を罰してやる、という『報復』に移っていますカリスマは、私たちにどう感じてほしいかという明確な『感情面の政策』を持っている。それは彼らが意図したゴールであり、決して副産物として偶然起きる現象(epiphenomenon)ではない。1期目は『赤い帽子かぶって誇りを取り戻せ』という多幸感、恥から解放が中心だったのが、今は『敵を探し出して激怒しろ』という段階に来ている。真の軍最高司令官激怒という言葉は使いません。エンターテイナー言葉です。私たちがどこへ向かっているのか恐ろしくなります

 

他者の痛みを気にしない「直感天才

 ――トランプ氏は、「恥」から政治エネルギーである非難」への変換を自覚してやっていると思いますか?

 

 「直感的にやっているのだと思います。その直感において天才的です。彼だけではありません。第1次世界大戦で敗れて多大な賠償金を課せられ、国全体が喪失感と屈辱にまみれていたドイツで、歴史家が詳細に記録してきたように、ヒトラーも人々の『恥』を巧みに利用したのです」

 

 「トランプ氏に決定的に欠落している最大のものは『他者への共感』です。戦争で亡くなった米兵を追悼する厳粛な場で、彼はゴルフキャップかぶったまま平然としていました。彼は他者の痛みを気にしません」

 

 「ただ、イラン戦争や物価高に直面し、『戦争に巻き込まない』『エプスタイン文書を公開する』といった約束を彼が破るさまを見て、共和党から無党派層へと離れる人々も一部で出てきています。『感情捕獲』の魔法が、少しずつ解け始めている感覚もあります






【ここから読み解くこと】

アメリカ炭鉱町で起きた「誇りの喪失」は、決して遠い国の労働者だけの問題ではありません。AIの台頭によって、やがて世界各地のホワイトカラーにも同じ問題が迫っていると、ホックシールドさんは警告します。



対岸の火事ではないホワイトカラー危機

 ――人々は、実際の生活を豊かにする経済政策より「誇り」を得ることを政治に求めるようになったのでしょうか。更に言えば、常にそうだったのか、それとも、グローバル化デジタル化の時代に誇りを感じることが難しくなり、その埋め合わせを欲している?

 

 「興味深い問いです。現在米国では二つの相反する現象が衝突しています。一つは、経済の硬直化。世界銀行の調査によると、先進20カ国の中で、米国は今や階層間の移動(上昇も転落も)の可能性が最も低い国です。生まれ階級に一生固定される傾向が強い。一方、別の世論調査によれば、若者の6割が『億万長者になりたい』と答えている。機会が極端に減ったのに野心は高いまま持続している。私は『アメリカン・ドリームの圧迫』と呼んでいます

 

 「先日、私はダボス会議で一つの警告を発しました。人工知能AI革命前夜の今、今後5~6年でエントリーレベル仕事の60%が消滅すると予測されている。多くの非大卒白人が探し求めるような仕事です。ホワイトカラー業務でも半分以上でAIの性能が人を上回るようになる。職を失うとは限りませんが、とてつもない大激震です」

 

 「欧州企業3分の2は労働者の再教育プログラムを持っているが、米企業は半分しかない。つまり、私がケンタッキー州炭鉱離職者らに見いだした『喪失』と『恥』、そこから右翼政治に絡め取られるということが、世界中のホワイトカラー層にも起きる危険があるのです」



――人々が誇りを持つことが今後さらに難しくなる、と。

 

 「そうです。私が言う誇りとは、大富豪になるといった意味ではありません。自分社会に貢献していると感じ、誰かの役に立ち、家族を養っていると感じるようなことです。傲慢(ごうまん)さの対極にある美しい感情で、人間生存に不可欠なものミクロ名誉感覚です。ただ、これを失うことは右翼政治の燃料にもなってしまうのです」

 

 ――著書にも書かれていたように後期ラテン語の「prode(プロデ)」ですね?

 

 「そう。何かの『役に立つこと』という意味です。アメリカン・ドリームにおける目標改定必要です。常に親よりも成功する必要があるのでしょうか。夢が『地球を救うこと』『川の汚染を減らすこと』でもいいじゃありませんか」

 

 「人々は自分家族地域社会の中で働き、誇りを得たいと願う。政治から誇りを得るというのは、あくまで代償行為(埋め合わせ)に過ぎません。しかし、誇りを喪失した状態から政治を通じて誇りを満たしたい』という欲求に対して、人々を脆弱(ぜいじゃく)にさせてしまったのです」

【ここから読み解くこと】

自分たち生活を豊かにしたわけでもない大富豪を、なぜ労働者層は支持するのか――。この謎を解く鍵が「プライド経済」。トランプ氏はお金の代わりに、「生まれ持った属性」の価値を引き上げるなどして、人々に「偽りの上昇感覚」を与えているとの見方を紹介します。

「誇りの経済」と「偽りの社会的上昇」

 ――経済を「プライド経済」と「物的経済」に分類していますね。普段、このような区別をしないので違いを説明してください。

 

 「両者には重なる部分もありますが、物的経済とは、あなた収入や家の価値といった数字です。歴史はしばしば純粋に物的な現実に着目して書かれている。マルクス主義者もウォール街エリートも『物的な現実第一であり、文化は上部構造であって二の次だ』という点では一致していますしかし、特に危機的な状況下において、物的な経済にそれほどの優位性を与えるのは間違っています

 

 「プライド経済とは『自分は高い地位/低い地位にいる』という感覚です。私たちは、物的経済プライド経済の両方に生きている。しかし、物的経済の変化には細心の注意を払うけれど、プライド経済重要性については過小評価していることが多いのです。物的な現実ばかり見ていると、見落としてしまうことがあります

 

 「例えば、ジェンダートランプ氏は、カールした長い髪の『スーパーウーマン』を最前列に置き、人々を再ジェンダー化している。そこに新たな『誇り』を結びつけています


「生まれ持った属性」を誇りに変える手品

 「経済的に落ち込んだ地域に向けては、『あなた米国まれ白人で、異性愛者の男性だ』と言い、これらは『プライド経済』において非常に価値が高いことだ、と語りかける。周囲が『いや、いや、ここは移民社会だ』『全員が何世代かさかのぼれば移民だ』と反論しても、彼は『いや、いや。今や米国まれ白人であることはすごいことだ。あなたはそれを誇りに思うことができる』と言う。ご存じの通り、(現代社会では)そうした肌の色や性別特別価値は認められませんが、彼はその値札を付け替えているのです。『あなたは何もする必要がない。あなたがしなければならないのは、白人であり、異性愛者であり、男性であり、米国まれであることだけだ』と」

 

 「彼は『生得地位』、生まれつきの属性価値プライド経済の中で上げようとしている。ある種の『偽りの階層移動(fake social mobility)』です」

 

 ――現実では社会的な上昇が困難になる中、「偽りの社会的な上昇」を差し出している、と。

 

 「もはや自分社会地位階級を上げることが不可能になっている現実を踏まえ、敗者たちが『はい上がる手段』を示し、彼らを狙い撃ちしているのです」

 

 「製造業を取り戻すと言っても、製造業は全米の雇用の8%に過ぎず、自動化も進んでいます。支持者は『製造業を取り戻すことは良いことだ。生まれながらの異性愛者の白人男性が、良い仕事を取り戻せるだろう』と言うけれど、それほど有望ではない。不法移民を追い出すと言っても、彼らは全体の5%で、米国まれ米国人と仕事を奪い合っているわけでもありません」

 

 「また、トランプ氏は、自らの富豪地位も誇示し、崇拝されたがってもいます。妻メラニア氏の豪華なドキュメンタリーを流し、視聴者に『美しく、金持ち彼女が、ホワイトハウスゲストとして招き入れてくれた』と思わせる。文化人類学的に解釈すると、『架空地位の再分配(fictive status redistribution)』を行っているのです」

 

 「物質的な豊かさや数字ばかりに目を向けていると、人々の感情面で起きている変化を、私たちはつい見落としてしまます。私が試みているのは、そこに皆さんの意識を向けてもらうことです」

 

 「トランプ氏が提供しているのは、(富裕層への課税貧困層への支援といった真の)ニューディール政策ではなく、『生得地位』の価値を認め、誇りを操作する、右翼版のニューディール政策です。これまで説明してきたような素地ができあがっていて没落を恐れている人々には響く、この強力な魔法に目を向けなければなりません」

 

バイデン政権に足りなかったものとは

 ――バイデン政権インフレ抑制法など「物的経済」では仕事をしたが、「プライド

2026-04-27

anond:20260426213055

仮に小学生が亡くなってしまっていたら

同じ行動でも結果が違うから「過失に問う」みたいなら裁判がオカシイってなる

からこれ、結果なくなっていても過失責任はないって判決だよね


脱水症状というものに対して「ハッキリわかるレベル」で症状が確認できていたら

本来それは手遅れだから

大人特に老人にはのどが乾いたらすぐに飲めってレベル警鐘されるのに

教師が「気を付けていたが大丈夫そうに見えた」って言ったら水飲ませなかったのに過失にも問わないって怖いよね

2026-04-26

anond:20260426213055

熱中症は不可逆のダメージを脳に残すから

大丈夫でも後でどうなるか分らんよな

の子に示しがつかないとかの理由で許容されていい症状じゃないんだよね

アレルギーはやっと世間理解を得られてきた

熱中症だって、いろんな警鐘が部屋の中でも危ないとか含めて認知を変えてきた

小学校一年生とかを大人保護できなくてどうするよって思うんだよなぁ

2026-04-19

食品トレー、リサイクルしよう

包装資材不足懸念 石油供給不安で「トレーがなくなる」可能性、卸売業者が警鐘

みたいなニュースが出てきた。

ゴミを捨てるとき、毎回「こんなに大量??」と思う。脱石油、脱大量消費に進まなきゃとは思ってたけど、トランプ暴挙のせいでやらなきゃいけないのはムカつく!

食品トレーがなくなるとと大変なことになると思う。特に都市生活では。リサイクルを前向きに考えないといけない。

どこにストックするか、どう消毒するかとか、やるとしても大変なんだろうけど。

っていう報道政策は出てこないねパニックなっちゃうから

2026-03-29

[]日米韓ライトサイド」キリスト教団体

以下は、日米韓を中心に、「聖句をみだりに政治主張に結びつける行為」を批判し、信仰政治化を警戒するキリスト教者・神学者団体を整理しました。

日本

日本福音同盟(JEA)
日本で最も影響力のある福音派連合

公式スタンス:「ナショナリズムの拒絶」と「政教分離の堅持」を明確に掲げ、社会派政治聖書利用を批判特に聖書特定政治イデオロギーマニフェストにしない」ことを強調。

保守福音派神学者牧師

山口陽一牧師東京キリスト教団):社会派の「構造的罪論」と聖書政治利用を繰り返し批判

中澤啓介牧師東京):解放神学的な政治神学を「聖書文脈無視した乱用」と指摘。

小野寺望(神学者):聖書を「政治武器」にすることへの警鐘を強く発信。

その他

日本バプテスト連盟の一部保守派も、社会派政治関与に距離を置く立場を取っています

アメリカ

アメリカでは「ダークサイド」(特にChristian Nationalismや極端な政治福音派)に対する批判が非常に活発です。

主要な批判勢力

David French(元National Review寄稿者、福音派弁護士):
Christian Nationalismを「偶像崇拝」として強く批判聖書アメリカ政治の道具にする行為を「福音裏切り」と呼ぶ。

・Russell Moore(元南部バプテスト連盟倫理宗教自由委員長):
トランプ支持の福音派を「文化戦争福音を売り渡した」と痛烈に批判現在は「Christianity Today」誌で福音派政治化を警告し続けている。

Beth Moore(著名女性聖書教師):
政治福音混同批判し、特に女性視点から聖書政治の道具にするな」と発信。

・ Timothy Keller(故人、元 Redeemer Presbyterian Church牧師):
生前左派右派双方の政治福音派批判。「福音はどの政治イデオロギーとも同一化されない」と繰り返し主張。

団体

・ The Gospel Coalition (TGC):有力な福音派神学ネットワーク政治的極端化を戒める記事を多数掲載

・ Christianity Today誌:伝統的に福音派の「良心」として、政治化への警鐘を鳴らし続けている。

韓国

韓国では政治福音派に対する批判存在しますが、声が比較的小さい傾向があります

主要な批判勢力

・金東春(キム・ドンチュン)牧師および一部中道福音派:
全光焄牧師極右派の政治デモ聖書利用を「福音政治悪用」と批判

韓国福音主義神学会の一部神学者:
聖書を反左派・反LGBT政治スローガンにする行為を「文脈無視した乱用」と指摘。

プログレッシブ福音派(少数派):
保守福音派政治過激さを「偶像崇拝」と批判するグループ存在

共通する論点

聖書神の言葉であって、人間政治マニフェストではない」
信仰政治イデオロギーの道具にすると、福音本質が失われる」
預言者ぶる前に、謙遜自己批判を忘れるな」

特にアメリカではRussell MooreDavid Frenchのように、福音派内部から強く声を上げる人々が目立ちます日本では比較的静かですが、JEA保守福音派一定の歯止め役となっています

2026-03-22

新人に「AI使用禁止令」は是か非か?「仕事の8割はAIに」という活用派 言語脳科学の権威は警鐘「ものを考える人間に一番大事なものを手放している」

AIアシスタント」というのは、言葉のとおり、使用であるマネージャーの指示によって動いてくれる部下のようなものだ。

上手く扱える人、さっぱり扱えない人、他人が作ったものを見て何かすごいものだと思い込んでいる人、それぞれが別々の認識を持っているために議論が噛み合わない。

例えば、RPGツクールで作ったホラーゲームが大ヒットすることはあるが、誰でも簡単に大ヒットするゲームが作れる訳じゃない。

あるいは、マイクラものすごい建築物を作れる人がいるが、そういう人は別にマイクラじゃなくても同じものが作れる。

AIアシスタントが制作ツールの一つである以上、できる事には限界があるし、その限界を越えようと思えば職人技が必要になる。今までと同じだ。

AIを使えば考えなくて良いという人は、きっとAI最初から上手く扱える神のような人なんだろう。

それとも、そんなに拘りが強くない適当な人なんだろうか。

何にせよ、月額3000円の使用料でで月30万稼ごうと思ったら何らかのスキル必要なはずだが、落としどころがどうなるか。まずは見てみよう。

2026-03-18

イラン攻撃「支持できない」トランプ指名情報機関トップが辞意 2026年3月18日  朝日新聞記事

米国テロ対策センタートップを務めるジョーケント氏は17日、「良心に従えば、イランで続く戦争は支持できない」として辞任すると自身SNSで明らかにした。米メディアによると、トランプ政権の高官がイランへの軍事作戦への反対を理由に辞任を明らかにするのは初めて。

 同センターテロ対策を担う情報機関ケント氏は米陸軍特殊部隊グリーンベレー出身で、昨年2月トランプ大統領から指名を受け、7月議会承認された。

 

 ケント氏はトランプ氏に宛てた書簡を公開し、イランへの軍事作戦は「イスラエル側の圧力によって始められたものだ」と批判イスラエル側の「偽情報」が「イラン差し迫った脅威であり、すぐに攻撃すべきだと信じ込ませるために利用された」との見方を示した。こうした動きにより、トランプ氏の「米国第一」という政策基盤は大きく損なわれたとも警鐘を鳴らした。

 

支持基盤に亀裂」

 その上で、数千人の米兵が命を落としたイラク戦争のような過ちを繰り返すことはできないとし、米国民の利益にならない戦争次世代若者を送り出すことは支持できないと述べた。海軍所属だった当時の妻を2019年シリアでの戦闘で亡くしたことにも触れた。

 

 一方、トランプ氏はこの日、ケント氏について「安全保障に関しては頼りないと思っていた」とけちをつけ、「イランが脅威でないと言うのだから、やめるのはいいことだ」などと記者団に語った。

 

 米紙ニューヨーク・タイムズは、ケント氏の辞任をめぐり、対イラン軍事作戦トランプ氏の支持基盤に亀裂を広げている実態を露呈していると伝えた。トランプ氏の政治運動「MAGA(米国を再び偉大に)」の中核的な支持層では、過去に米政権が展開した中東での対テロ戦争否定的な考えが強い。

映画アメリカン・カーネイジ を見た

せや、対立煽られてるから対立煽り返したろw的な雑なコメディホラー映画31点。

 

バーガー店で働く不法移民2世主人公。ある日、知事トチ狂って不法移民とその家族を全員逮捕して追い返す!子供国籍がある?幇助の罪でぶち込む!という行政命令を発令。主人公たちは捕らえられ収容所へ。弁護士からボランティアに参加すれば強制送還は免れるという提案を受け老人ホームへ。ジェナ・オルテガやウザい黒人、ヤク中などの仲間達と働き始めるが、そこの老人から「ここにいれば殺される」と聞かされたり、不審な点が次々と出てくる。そして大虐殺―カーネイジ―が幕を開ける。

みたいな話だった気がする。知らんけど。

 

う~~~~~ん、少なくとも日本人の俺にとっては別におもしろくはなかったですね。

冒頭タイトルバックトランプくんを筆頭に現実移民ボコスカに罵倒する皆さんの映像が挿入されて移民はこんなに差別迫害されているんだよという熱いメッセージ提示されて作品もそれを強くカリカチュアした形で「全員強制逮捕強制送還!(表向きは)」を強行、200万人がその対象になった!ってなる。

そうなったらさぁ、そこをコメディからいいとすべきなのか問題はあるけど、例えば主人公最初に働いていたバーガーショップのスタッフはみんな移民系なのね。こいつら全員、いきなりいなくなったらあのバーガーショップはどうなっちゃったんだろうとか気になるけどその辺は全部まるっと出てこない。

200万人だよ。いやわからんけど移民も全員が全員社会保障費を食いつぶすカスってわけでもなく、だとしても彼ら自体消費者でもあるわけじゃん。200万人一気にぶち込んだら昨日今日で急激に社会おかしなると思うんだけど別にそこはいいじゃん、みたいな感じなのすごい気になる。その施設をどうしたんだよ問題もあるけどアメリカにはあるのかもしれない。

 

で、まぁ、そういう社会的な話はさておき主人公たちは老人ホームに送られるんだけど実はそこは移民ホルモン剤等を投与して食肉に適した肉質に変質させてバーガーにして出荷する精肉加工所だった!という展開になる。

もろちん「移民社会の食い物にされている!」というストレートメッセージだというのは理解はできるんだけど、ネット上やなんならここ増田でも「移民は好きなだけ入れて、増えたら食べちゃえばいいじゃん」というネタ投稿は定期的に目にするので、このメッセージ自体特別面白いわけじゃなくて、じゃあそれをどう映画として面白く見せるのかっていう部分が大事だと思うんだけど、そこがイマイチ盛り上がらない。

てか、前段でも書いてるように俺個人感覚としてこんな問題を取り扱うならちゃんとした映画にして見せてほしいという希望があるんだと思うんだけど、実際のこの映画テンション感って画作りとかも含めて「フルハウス」とか「アルフ」みたいな激安コメディ(Sitcom)映画なんだよね。観客の笑い声が入ってないだけ。

から特殊効果もなんかそんな感じだし、話の展開の緩さもそう。だったら個人的にはもっとSitcomに振り切ってもよかった気がする。中途半端ドラマ映画っぽいしそのテンションで見るには雑で安すぎる。

 

一方でさっき書いたように「移民社会の食い物にされている」というメッセージに加えて、食肉加工にする過程で投与する薬の副作用で老人になってしまうという展開を用いて「老人」もその範疇に含まれているぞという警鐘を鳴らしているのは不気味な老人ホームものにするのと同時によく考えられているなと思った。作中でも「老人」に対する社会の無関心さに関する言及もある。

またホームではジャンクを食わされることで無気力思考力低下を促されていることから社会に牙を抜かれる現状への嘆きも感じられるし最後に彼らが奮起して老人ホームで反乱を起こし職員殺害、もう行きつくところまで行って死ぬだけだった移民が死後硬直的な反応でホーム経営者を惨殺するのはインセルによる最後っ屁犯罪彷彿とさせる。

じゃあ、じゃあだよ。

これ見た白人はどう思うんだろうという懸念がある。移民を食い物にしている、政府により無気力にさせられている、老人に対して無関心である、という批判は受け取ったとして最後の結末が「抑圧された移民が反乱を起こして人を殺しまくる」だったら、本当に分断が解消されるのだろうか。分断をより煽っているだけでは?

 

まぁ俺は日本在住の日本人男性なのでこの辺の肌感覚とか一切ないのでそんな温いこと言ってられねぇんだよ!って感じなのかもしれないけど、取り扱うテーマの割にはなんか考え浅そうなんだよなって印象が勝ってしまった。アメリカ社会問題に対する皮肉を利かせた緩いコメディが見たい人は見てみてもいいのでは。

2026-03-11

anond:20260311113314

目標インフレ率(インフレターゲット)」という発想自体が、政府中央銀行による余計なお節介典型である

インフレは悪いものだ」と警鐘を鳴らす意図は、それが「国民に対する隠れた税金(インフレ税)」であり、経済シグナルを狂わせるからである

政府人為的インフレを起こそうとして通貨バラ撒けば、一時的には景気が良くなったように見えるが、それは「貨幣錯覚」を引き起こしているだけ。

人々が「お、給料が増えた(実は物価も上がっている)」と騙されて働いている間に、実質的購買力は削り取られ、最終的には手痛いしっぺ返し(スタグフレーション)が待っている。

インフレ目標にすることではなく、「マネタリーベース経済成長に合わせて一定の率で淡々と増やす(k%ルール)」という、機械的予測可能ルール重要

インフレ怪物と呼ばれるのは、一度火がつくと制御不能になり、貯蓄を奪い、将来の予測不可能にして経済の土台を腐らせるから

まりインフレを調整可能ツールだと過信している当局者に対し、「火遊びはやめろ、通貨価値を安定させることだけに集中しろ」ということ。

2026-03-06

anond:20260306160416

提示いただいた内容は、現代SNS空間における「情報の歪曲と認知戦の構造」を鋭く突いた論考ですね。

要約すると以下のようになります

【要約:SNSにおける「偽の通説」形成メカニズム

実体のない「事実」の定着

イラン配備された形跡(衛星画像確証)がない中国製ステルスレーダー等が、米軍攻撃に対して「無力だった」という言説がSNS拡散客観的証拠がないまま、それが「通説」として固定化されている。

訂正不能情報の非対称性

専門家やPLAウォッチャーによる事実ベースの訂正は、センセーショナルな「バズ」の前では無力である。大半のユーザーは真偽よりも「聞き心地の良さ」や「既存イメージ中国製は脆い等)」に合致する物語を消費し、修正の機会を失っている。

論理の飛躍と実績ベースの欠如

イランの防空網が破綻した」という結果を、存在すら未確認特定兵器の性能不足に短絡的に結びつける論理破綻が起きている。本来兵器評価は実績と事実に基づくべきだが、感情的バイアスが先行し、冷静な分析封殺されている。

情報空間の虚無感

どれほど地道に情報を集めても、大衆認識を書き換えることは困難であり、詳細な戦闘経緯よりも「需要のある物語」が勝る。この歪んだ情報環境では、対話レスバすら無意味化している。

一言で言えば、「証拠に基づかない『妄想ベース評価』が、SNS拡散力によって『現実の通説』を上書きしてしまたことへの強い警鐘」と受け取れます

この「事実物語に敗北する」現状において、OSINT(オープンソースインテリジェンス)などの検証手段をどう一般に浸透させるべきだとお考えでしょうか?

2026-03-05

アクタージュ「羅刹女から見るマンガワン騒動

アクタージュという漫画をご存知だろうか?

本作は、ジャンプでかつて連載されていた少年漫画であり、女優を目指す少女彼女の才能に魅せられた映画監督とを軸に、役者世界を描いている。

中でも、9巻から描かれる舞台羅刹女」を巡る物語の、特にサイド甲(主人公側)の演技は、現代SNS問題を反映した非常に興味深い内容と言える。

そこで、「羅刹女」の物語を再解釈しつつ、マンガワン騒動で荒れる昨今のSNSを捉え直してみようと思う。

あらすじ等の解説はしないので、アクタージュ本編を先に読むことを推奨する。

舞台羅刹女」と現代

三蔵法師一行の行手を阻む火焔山の炎を消すため、孫悟空羅刹女芭蕉扇を貸すよう要求するが、断られてしまう。

孫悟空羅刹女を倒すことで、あるいは騙すことによって芭蕉扇を手に入れようとする。

三蔵法師は、あくま羅刹女対話することで、火焔山の炎を消してもらおうとする。

猪八戒沙悟浄は、三蔵法師による説得の最中に割り込んで羅刹女攻撃し、彼女の怒りを呼び戻ししまう。

一行の行動は(三蔵法師を除けば)無礼のものであり、炎を消すことに正当性があったとしても、羅刹女には怒る権利がある。

しかし、羅刹女の怒りは彼らの横暴に向けられたものではない。

しろ、夫・牛魔王不倫に対する怒りや、息子・紅孩児悲報を受けての悲しみこそが、彼女を怒らせる原動力となっている。

彼女にとっては「怒ること」それ自体目的であり、孫悟空たちの横暴は暴れるための理由づけでしかない。

マンガワン問題においてもその傾向は認められる。

読者が今回の件で怒るべきは、マンガワン運営側不適切対応が主である

しかし、刑罰の軽さという司法上の問題や、特に関係のない過去小学館不祥事も含めて、彼らは攻撃材料にしている。

さらには、論理不適切さを指摘した第三者や、意見表明をしない漫画家など、少しでも自分の意に反すると感じた対象に無条件に攻撃し出す人すらいる。

怒りの原点が事件のものにあったとしても、彼らも羅刹女と同様、ただ八つ当たりがしたいだけのように見える。

このような羅刹女人物像について言及される場面がscene95にである

今回のマンガワン騒動、あるいは政治教育、男女差の問題など、常日頃から何らかの事象に怒り続けている人々はSNS上に数多く存在する。

彼らは読者であり国民であり、性別を有する人間であるため、これらの問題全てに対して当事者である

しかし、彼らは本当に、それぞれの事象純粋に怒っているのだろうか?

日頃の鬱憤喪失の悲しみ、社会に対する無力感などをぶつける先を求めているだけではないか

社会は一貫して狂っており、だからこそ自らは一貫して怒り続けなければならない」

そのような、ある種の強迫観念囚われているだけでないのだろうか?

説得と攻撃

怒っている人に「あなたはただ誰かに八つ当たりしたいだけでしょう?」と言うのは簡単だ。

しかし、それをストレートに伝えたところで、単なる煽り論点ずらしと思われ、さらなる怒りを買うだけである

からこそ、舞台羅刹女」においては、彼女共感理解しようと努力する三蔵法師が説得役となる。

とにかく怒りをぶつけようとする羅刹女は、三蔵法師の柔らかな態度と、そこから放たれるある種の正論にたじろぐ。

怒り狂う人間に対しては、感情理解しようとする第三者からの説得が効果であることが、ここで強く表現されている。

しかし先述の通り、三蔵法師の説得は、猪八戒沙悟浄の横入りによって一度失敗する。

彼らは三蔵法師の手下であり味方である一方で、三蔵法師羅刹女を説得する上では障害となっている。

「火焔山の炎を消したい」という目的こそ一致しているが、取るべき手段真逆なのだ。

これはSNSでもよく見られる光景だろう。

同じ主張であっても、優しく諭すように伝える人もいれば、他人馬鹿にするような表現を使う人もいる。

常識的対応をしていたはずの人間が、レッテル張り罵倒によって冷静さを失い、過激発言を繰り返すようになることは多い。

だが、これは他人馬鹿にする人間が悪である、という単純な話ではない。

他者罵倒嘲笑う人々のうち一定数は、自らの主張を通すためには説得より攻撃が適切であると信じている。

他人醜態を笑い、徹底的に馬鹿にすることが、相手反省に繋がると考えているのだろう。

そして、力づくで奪うことも、罵倒によって意見を通そうとすることも、確かに手段の1つではあるのだ。

醜さを理解するための鏡

終盤、羅刹女孫悟空猪八戒沙悟浄を倒した上で、再び三蔵法師対峙する。

そして、3人を痛めつけながら、三蔵法師に「私を許してみろ」と詰め寄る。

もちろんこれは「許せるわけがない」と確信しているからこその行動である

対して三蔵法師は、怒りを顔に浮かべつつも、「あなたを許します」と答える。

この会話は少し奇妙な流れと言える。

先に羅刹女に手を出したのは孫悟空であって、反撃を受けて痛めつけられたのは自業自得である

問答の流れに沿うとはいえ三蔵法師が「あなたを許します」というのは、手下が無礼な行いをした後の態度としては尊大すぎる。

「頼みを断られたか強硬手段に出たら返り討ちにされました」に対して怒るのは、それこそ八つ当たりだ。

しかし、だからこそ三蔵法師の怒りの表情は羅刹女の鏡として機能する。

羅刹女の怒りの主要因は孫悟空たちではない。

しか羅刹女にとって、自分孫悟空たちに怒る理由は、彼らの横暴に対してでなければならない。

怒る自らを肯定するためには、今の怒りが八つ当たりだと認めるわけにはいかないからだ。

からこそ、自らが孫悟空たちを痛めつけたならば、三蔵法師には怒ってもらわねばならない。

そうでなければ、怒っている自分おかしいと証明されてしまうからだ。

ところが三蔵法師は、八つ当たりに近い無意味な怒りの醜さと、その感情理解しつつも「許す」と宣言して見せる。

結果として、鏡を見るような形で、羅刹女は自らの醜さを理解することになる。

SNS上でも、過激他者批判していた人が、より過激発言をする第三者を見て少し冷静になる事例がたまに見られる。

自らの醜悪さは、鏡写しの他者を見せつけなければ理解できない。

ただし、その醜い姿が自分である認識できなければ、自らを省みることには繋がらないだろう。

一貫性舞台

現代社会においては、ダブルスタンダードを避け、常に一貫性を保つことが求められ続けている。

理由説明があれば意見・考えが変わっても良い」と言う人もいるが、これまでの考えが過ちだと公の場で認めるのはなかなか勇気がいるし、仮に認めたとしても、その説明をあらゆる人間が読んでくれるとは限らない。

からこそ人々は一貫して怒り続けなければならないだろう。

彼らのその末路はアクタージュの漫画中に描かれている。

怒りに震える羅刹女の救いは、怒りのために用意された舞台の中にはなかった。

目を向けていなかった、舞台の外にこそ彼女の「豊かさ」があり、それは演技から外されて初めて見えるものであった。

マンガワン騒動では、直接関わりのある作家運営編集者だけでなく、単に連載を持っているだけの他の作家や、事情を知らなかったであろう小学館の他の部署に対しても批判が相次いでいる。

特に、日頃からSNS活用し、発言しないことにすら意味を見出されるようになった人々は、その影響をダイレクトに受けているように見える。

SNS上の人格、その一貫性という物語に囚われてしまうと、際限のない怒りに呑まれ論理的な判断ができなくなってしまう。

アクタージュの「羅刹女」は、マンガワン騒動の外部からもたらされた、SNS社会に対する警鐘であり、醜さを映す鏡であり、彼らへの救済である

一度SNSをやめ、現実自分が持ちうるものに目を向けて初めて、この問題に冷静に向き合えるようになるのではないだろうか。

2026-03-01

AIさんに認知バイアスの該当例を訊いてみた。

セルフ・サービング・バイアス: 特集記事がヒットすれば「編集部洞察力の勝利」、部数が減れば「国民リテラシー低下」のせいにする。

行為者-観察者バイアス: 自社の誤報は「情報源の混乱」という状況のせいにし、政治家の言い間違いは「隠れた本音」という性格のせいにする。

透明性の錯覚: スタジオの「お通夜状態」な空気感が、日本中リビングに共有されていると確信する。

基本的帰属エラー: 行政ミスシステムの欠陥ではなく、担当大臣の「冷酷なキャラクター」に帰結させる。

バーナム効果: 「格差社会不安を持つあなたへ」という、全人類共通の悩みを自分たちだけの専売特許のように語る。

ハロー効果: 著名なノーベル賞学者が専門外の憲法論を語っても、あたかも「絶対的真理」であるかのようにトップニュースで扱う。

集団同質性効果: ネット上で批判してくる人々を、一人一人の背景を見ず「冷笑系」という一言で片づける。

集団バイアス: 自社主催のイベントや、思想の近いNGO活動は、宣伝に近いレベルで手厚く報じる。

楽観性バイアス: 「これほど正義を訴えている我々が、視聴者に完全に見捨てられるはずがない」という根拠なき自信。

知識呪縛: 官僚用語左派専門用語を多用し、一般市民理解できないのは「勉強不足」だと切り捨てる。

平均以上効果: 「我々報道局員は、SNS有象無象よりも公正で、正確で、知的存在だ」と内面で信じ切る。

第三者効果: 「一般人週刊誌ゴシップに流されるが、我々インテリ層は本質を見抜いている」と傲慢に構える。

ダニング=クルーガー効果: 社会部記者が、数日の取材で「防衛政策のすべてを理解した」つもりになり、専門家論破しようとする。

貢献度の過大視: 「我々が連日報たからこそ、この法案修正された」と、実際には無関係な要因まで自社の手柄にする。

ナイーブリアリズム: 「我々の編集方針こそが『中立』であり、これに異を唱える者はすべて右翼的偏向である」という信念。

ナイーブシニシズム: 政府の子供家庭庁創設を、子供のためではなく「天下り先確保だ」と最初から悪意を前提に分析する。

スポットライト効果: 番組内の一言への批判ツイートが数件あっただけで、「全国的不買運動が起きる」と過剰に怯える。

フォールス・コンセンサス: スタジオコメンテーター全員が同じ意見なのに「これが国民の総意です」と締めくくる。

被害者非難: (リベラル正義に反する場合不法滞在摘発された者を支援する際、法を守る側の住民を「不寛容だ」と責める。

敵意的メディア認知: 公共放送が少しでも政府統計を肯定的に報じると、「放送法違反政権広報だ」と牙を剥く。

システム正当化: 部数減少に喘いでも「紙の新聞こそが知の砦」という、自分たち既存システム絶対視する。

ステレオタイプ: 「若者政治に無関心で、利己的な消費しかしない」という前提で企画を立てる。

アンビバレントステレオタイプ: 専業主婦を「家庭を守る尊い存在だが、社会的には無力(好ましいが無能)」とテンプレート化する。

ピグマリオン効果: 「庶民派」とレッテルを貼った野党候補者が、期待通りに食堂カレーを食べるシーンを熱心に撮る。

予言自己成就: 「今年の冬は電力不足になる」と煽ることで買いだめや過度な節電を招き、経済を停滞させる。

非対称な洞察錯覚: 「我々は権力者の嘘を見抜いているが、権力者は我々のジャーナリズム深淵を分かっていない」。

モラル・ライセンシング: 「平和憲法を守る」という大義名分があるから、反対派への強引な街頭インタビューも許される。

権威バイアス: 「ノーベル賞受賞者」のコメントを、政治経済人生相談すべての領域で「正解」として採用する。

文脈効果: 与党の減税は「選挙対策」、野党の減税案は「国民への寄り添い」というテロップを出す。

利用可能性ヒューリスティック: 街で起きた一例のヘイトスピーチを連日報じ、「日本中差別蔓延している」と印象づける。

アンカリング: 最初に「100兆円の無駄」という巨額の数字提示し、その後の微細な予算修正無意味に感じさせる。

現状維持バイアス: デジタル化による合理化よりも、「手書き取材メモと紙の編集」という伝統固執する。

フレーミング効果: 「成功率90%の医療改革」を、「10%が失敗する危険改革」と報じて不安を煽る。

確証バイアス: 「地球温暖化で冬がなくなる」という仮説に合う、局地的な猛暑ニュースだけを収集する。

真実性の錯覚: 「アベノミクスは失敗だった」と全番組毎日繰り返すことで、検証なしにそれを「真実」として定着させる。

計画錯誤: 新番組の準備期間を短く見積もり、結局過去映像の使い回しで番組構成する。

代表性ヒューリスティック: 「眼鏡をかけた大人しい青年」が事件を起こすと、すぐに「アニメゲームの影響」と決めつける。

基準率の無視: 副反応確率が極めて低いワクチンに対し、一件の重症例だけを大きく報じて「危険な薬」と断じる。

利用可能カスケード: 一人の芸能人不倫を全メディアが追うことで、それが国家存亡の危機より重要問題だという空気を醸成する。

シミュレーションヒューリスティック: 「もしあの時、別の政権だったら」という、あり得たかもしれない理想リアリティを持って語る。

サンプルサイズ無視: 渋谷若者3人へのインタビューだけで「今の若者はこう考えている」と結論づける。

保有効果: 自分たちの「新聞記者」という肩書き社会的価値を、世間一般評価よりも遥かに高く見積もる。

ギャンブラー錯誤: 「これだけ政権批判を続けたのだから、次は必ず支持率が下がるはずだ」と期待する。

不作為バイアス: 改革によるリスクを報じて「何もしないこと(不作為)」を推奨し、社会の停滞を正当化する。

インパクトバイアス: 「この法案が通れば日本は終わりだ」と、将来の不幸を過大に予言する。

回帰誤謬: 経済自然に持ち直しただけなのに、「我々の批判報道政府が動いた結果だ」と解釈する。

正常性バイアス: 若者テレビ離れが致命的なレベルに達しても「まだうちはブランドがあるから大丈夫」と平然とする。

曖昧さ回避: 複雑で結論の出ない議論を避け、「どちらが悪いか」がはっきりした単純な二項対立ニュースを好む。

サンクコスト効果: 視聴率の取れない老舗討論番組を、「伝統があるから」と赤字を出しながら継続する。

現在志向バイアス: 10年後のメディアのあり方を考えるより、明日の朝のワイドショーネタ選びを優先する。

損失回避: 「新しい自由」を得ることのメリットより、「古い特権」を失うことの恐怖を強調して報じる。

帰属: 取材対象への個人的好意を、「国民的な人気」だと勘違いして報じる。

コントロール錯覚: 街頭アンケートの結果を操作的な質問誘導し、世論自分たちコントロールしていると感じる。

バックファイア効果: 「偏向報道だ」という視聴者の声に対し、反省するどころか「表現の自由への弾圧だ」と反発し、さら偏向を強める。

バンドワゴン効果: 「今、このスイーツが大流行!」と捏造に近い流行を作り出し、行列演出する。

おとり効果: 極端な右派意見を「おとり」として紹介し、自分たちの偏った意見を「中立妥当もの」に見せる。

合理化: 誤報を出した後、「あれは権力への警鐘として必要プロセスだった」と後付けで正当化する。

対比効果: 非常に高圧的な政治家を映した後に、穏やかに話す野党議員を映すことで、後者聖人のように見せる。

デフォルト効果: 記者クラブから提供されたレクチャー資料を、そのまま記事構成デフォルト)として採用する。

ホーソン効果: カメラが入っている時だけ、熱心に活動する政治家の姿を「日常風景」として映す。

連言錯誤: 「環境活動家」よりも「環境活動家で、かつベジタリアンで、政府批判している女性」の方が、いかにも存在しそうだと報じる。

フォーカシング・イリュージョン: 「消費税さえ上がらなければ、国民幸せになれる」と、一点の要素を強調しすぎる。

機能的固着: スマートフォンを「SNSによる分断の道具」としてしか見られず、新しい民主主義可能性を無視する。

身元のわかる犠牲者効果: 震災の数万人の犠牲者数よりも、一匹の「飼い主を待つ犬」の物語番組の半分を割く。

区別バイアス: A案とB案の微差を「決定的な思想の違い」として、必要以上に激しく対立させる。

信念バイアス: どんなに論理的経済学者意見でも、それが「増税容認」であれば、最初から間違っていると断じる。

妥当性の錯覚: 取材で得た数人の「いい話」を、日本社会全体の妥当な姿だと確信する。

リスク補償: 放送倫理規定が厳しくなると、逆に「倫理範囲内なら何をしてもいい」と過激演出に走る。

偽薬効果: 「この薬(政策)は毒だ」と報じ続けることで、実際に国民心理的な不調(ノセボ効果)を引き起こす。

単純接触効果: 特定タレント毎日ワイドショーに出すことで、視聴者無意識の親近感を抱かせ、選挙で有利にする。

確実性効果: 99%成功する未来投資より、100%維持される現在の少額の年金を死守するよう高齢者を煽る。

ゼロサムバイアス: 「富裕層が儲けることは、貧困層から奪うことだ」という構図で、常に経済を語る。

単位バイアス: 「1日あたりわず100円の負担増」という表現を、政府批判の際は「年間3万6千円もの重税」と言い換える。

ナンセンスな数式効果: 内容はスカスカでも、画面に複雑な「シミュレーショングラフ」を出すことで、情報信憑性演出する。

心理的リアクタンス: 政府が「国民の皆さん、協力してください」と言うと、反射的に「自由への侵害だ」と反発を煽る。

選択肢過多効果: 複雑な年金プランをすべて紹介し、「結局どれも分かりにくい、政府が悪い」と結論づける。

希少性バイアス: 「独自入手」「スクープ」というラベルを貼り、他社が報じないような瑣末な情報重要視させる。

イケア効果: 苦労して1年かけた調査報道が、実はネット二番煎じであっても、自分たちの苦労ゆえに「最高傑作」と呼ぶ。

オーストリッチ効果: 自社の部数激減や、若者新聞離れを示すデータが出ても、それを見なかったことにして「紙の未来」を語る。

メンタルアカウンティング: 「復興予算」なら1兆円の無駄を許すが、「議員出張費」の1万円の無駄執拗に叩く。

記憶: 「昭和の日本は、誰もが隣人を助け合う理想郷だった」という、実在しなかった記憶ノスタルジーとして捏造する。

気分一致効果: 政権支持率が落ちている時期は、街の風景まで暗く見えるようなカメラワークにする。

事後情報効果: 事件の翌日に出た憶測情報を、さも「事件当夜から知っていた」かのように上書きして解説する。

一貫性バイアス: かつて自分たちが賛成していた政策でも、今は反対なら「我々は昔から一貫して反対していた」と思い込む。

バラ色の回顧: 「昔のテレビもっと自由で、活気があった」と、当時の不祥事低俗さを忘れて美化する。

ツァイガルニック効果: 結論の出ないスキャンダルを「疑惑は深まった」と未完のまま引き伸ばし、視聴者の関心を繋ぎ止める。

後知恵バイアス: 災害が起きた後、「我々は以前からこの危険性を指摘していた(実際は一行触れただけ)」と主張する。

イマジネーション膨張: 「もし核戦争が起きたら」という空想を繰り返すうちに、明日にもそれが起きるかのような恐怖に支配される。

有名性効果: 昔の名前が売れているだけの政治家を、「重鎮」として重要局面で必ずコメントを求める。

ピーク・エンドの法則: 2時間特別番組が退屈でも、最後の5分で感動的な音楽ポエムを流せば「名番組」だったと記憶される。

ネガティティバイアス: 99人が幸福でも、1人の不満の声を「社会断末魔」としてトップで報じる。

錯誤相関: 「サンマが獲れないのは地球温暖化のせいだ(実際は海流や漁獲規制問題)」と、何でも環境問題に結びつける。

ミニセンスバンプ: 編集幹部青春を過ごした「1970年代学生運動」の価値観を、現代ニュース判断基準にし続ける。

ラベリング効果: 「改革派」とラベルを貼った市長が、強権的な手法をとっても「スピード感ある決断」と好意的に解釈する。

自己関連付け効果: 自社が過去に関わった事件裁判を、あたか日本史の最重要転換点であるかのように毎年特集する。

皮肉リバウンド効果: 「特定政党を利してはいけない」と意識するあまり、逆にその政党ネガティブな話題ばかりが頭に浮かび、報じてしまう。

圧縮効果: 10年前の自民党不祥事を、まるで昨日のことのように持ち出して「体質は変わっていない」と攻める。

グーグル効果: 「ネットで調べれば済む」情報ニュースで流し、記者が自ら現場で一次情報確認する足腰を失う。

分手がかり効果: 疑惑の一部だけを執拗提示し、視聴者が「全体像(実は適法だった等)」を思い出すのを妨害する。

初頭効果: 番組冒頭の1分間で「怒りに震える被害者の顔」を映し、その後の冷静な法的議論視聴者の頭に入らなくさせる。

2026-02-27

AI日本バカにする。

AI日本バカにする。

AIレイトアダプターまで浸透しつつあると言える今、一つ警鐘を鳴らしたい。

AI検索文化を最高潮まで高めてしまった。

疑問があっても自分の頭で考えず、AIもっともらしい推論で生成した文字列に頼りすぎるようになる。

疑問をAIに投げかけなかったら、もしかしたらそれについて深く考えたかもしれない。

しかし、AIという体験によってそれは「何と無く」わかった気になり、中途半端解決を生んでしまう。

そしてすぐ忘れるか、その疑問はもう二度と頭を過ぎらなくなる。

こういった無駄作業がくせになり、一日の大半をスマホをいじくって終わる人がいかに多いことか。

文章作成操作感や紙面の問題から、紙やパソコンより短く、推敲されないものに成らざるを得ない。

自分で書いた文章文脈は把握しにくくなり、理論的な文章デザインすることは難しくなるだろう。

結果、質の悪い文章が乱発されるだろう。ツイッターがまさにそれだ。

今までの知識で全く、あるいは極一部しか出来なかったことが、AIによって中途半端に出来るようになったこと、それに中毒性があることが全ての原因だ。

AI思考ツールとしては最悪の部類に入ることを再認識して、出来るだけ触れない時間作るべきだろう。

https://anond.hatelabo.jp/20121118042052

映画】回路 を見た

雰囲気重視のホラーっぽい映画別に面白くはなかったかな。43点。

 

花屋に勤務する麻生久美子は同僚の男子が出てこなくなり家に様子を見に行くと彼の首が伸びているのを発見。その後、彼は黒いシミになってしまい、さらにそれを見た同僚もおかしくなり店長も来なくなりとてんやわんや。一方その頃、チャラい大学生加藤晴彦ネトゲをやろうとPCを頑張ってセットアップするも謎のサイトに繋がってしまい混乱、大学情報学部みたいなところで謎の美女小雪出会いサイトの謎、そしていま日本で起きている異変と向き合っていく。

みたいな話だったかなぁ。

 

作品内の設定としては「死者の世界が定員オーバーになって困ってる時に生者の世界できんたまたま死者の世界との回路が繋がってしまった結果、死者が生者の世界に乗り込んできて生者を取り込み始めた」ということなんだけど、実際にこの作品が示しているのは「生者の世界がスッカスカになって困ってる時に、死者の世界 a.k.a. ネット空間への回路が繋がってしまった結果、生者たちはこぞって死者の世界移住し生者の世界は滅びてしまった」ということだと感じた。

死者の世界(今後はネット上と読み替えてもらって結構)に接続した人間はどんどん無気力になり最終的に自殺するか黒いシミになって消えてしまう。これを作中では死者の世界からこちらに来た者が生者を依り代にした際の副作用である定義しているけど、これは自分というものネット上という架空世界依存することで現実世界からの逃避を行っている人間の鏡写しだと思う。そう考えれば現実世界でシミになった連中はきっと死者の世界で楽しくやっていることだろう。よかったよかった。

しかし実際に死者の世界に囚われる人間は常に孤独に苛まれていて死者のキャパオーバーというのは同時に生者の世界に対しての生の実感のなさ空虚さの裏返しであるともとれる。いや知らんけど。

最後まで生き残る麻生久美子は明らかに孤独からの逃避よりも生存闘争を求めるメンタル強者だし、ギリギリ最後まで頑張る加藤晴彦(すっかり見なくなった)もネット依存しなさそうなチャランポラン大学生だけど友人関係希薄さが提示されている。また積極的に取り込まれに行く小雪(作品の時点で色気がすごくて全く大学生に見えなくてすごい)は厭世観や強い孤独感に強く囚われている。

この作品は昨日見PERFECT BLUEより4年後でよりインターネットへの距離が近くなってネット中毒者みたいな問題が表出しはじめていた時期だと思うので、そこに対する世間のうすぼんやりした空気を拾い上げたんだと思う。今見るとより事態は深刻化している感じはするけど一方で別に現実世界は滅びてないのでちょっと悲観的すぎるなって感じ。

 

ホラー映画としては首が伸びてるシーンと麻生の同僚が黒いシミを見に行くと謎の女がシミから這い出してきて(おそらく死者)、ベッドの下かなんかに隠れてたらそのふちを青白い手が掴んでにゅーっと顔が出てくるみたいな古典的な仕掛けは控えめで、むしろシーン切替の不自然さや音響効果(なんかボソボソ囁いてくるシーンが多くて怖いから嫌い)、そして音楽の使い方の不自然さ(最も盛り上がるところは控えめで、次の何でもないシーンで盛り上げるみたいな演出結構多い)などで全体的に怖いというよりは不気味さを醸し出してくる。

定期で出てきて好きだったのは生者と思って話しかけたら壁のシミに向かって話しかけてた!ってシーン。うわあああってよりはヒエッって感じの怖さで好きだったかな。これもお前の隣にいる奴、本当に現実に心を残してるか?という鋭い問いであるともいえるしいえないともいえるかもしれん知らんけど。

あとは最終的に回路が前回になった結果、街には人っ子一人いなくなりそこらじゅうで事故まくり黒煙を上げて飛行機が墜落するという終末感展開は日本映画頑張ってるやん!って思ったけど、よくよく考えたら仮に飛行機操縦士が黒いシミになったとしても飛行機が黒煙を上げる論理的接合性ゼロやなと冷静になってしまいました。バードストライクかな?

あと麻生みたいな人間東京くらい人口があればもっといっぱいおるやろたぶん。

 

全然関係ないんだけど冒頭、客船で働く役所広司がたたずむ謎の女と出会うシーンから始まって、最終的に加藤晴彦ボート脱出した麻生久美子がその女だったらしいことがわかるんだけど、それが脱出してしばらくした後、みたいな感じの演出でなおかつ、加藤役所が同じようなボサボサ頭だったので「え、加藤晴彦が成長して役所広司なっちゃった!?」って思ったら別にそんなことはなく、加藤晴彦は静かに息を引き取った。

全体的にかったるいし、観念的すぎるし、その割に台詞めっちゃ説明してくるし俺の好みではあんまなかった。

雰囲気重視、ネット社会への鋭い警鐘!みたいなもの栄養摂取できる層にはオススメできるんじゃないかな。俺はテーマが優秀かどうかよりもそれがエンタメとして面白提供されているかのほうに興味があるのでちょっと微妙だったかな。

2026-02-26

映画PERFECT BLUE を見た

あー、もうめちゃくちゃだよ!63点。

 

3人組の売れないアイドルユニットの1人である主人公ユニットを脱退、アイドル卒業女優の道へ。しかし端役しかもらないうえにレイプシーンにヘアグラビアと"体当たり"コースまっしぐらネット上では絶妙実在感のある架空自分サイト更新されるし、どんどん病んで夢と現実区別がつかなくなってくる中、ドラマ脚本家やらカメラマンが死んだりてんやわんや。はたしてドラマは完成するのか、犯人は誰なのか、何が現実なのか。

みたいな話だった気がする。

 

主人公女優転身一発目の1行しかないセリフあなた誰なの」にすべてが集約されている、コギト・エルゴスマナイみたいな感じで自分とは何なのか、自分が思う自分自分なのか、自分自分自分他人、といった自我についての映画だったと思う。

現実のうまくいかない女優仕事架空理想アイドルという自分の間で板挟み(ダブルバインド主人公が出演するドラマタイトルでもある)になって精神的に病み自他の境界が合間になっていく。マネージャーのデヴは元アイドルマネジメントする主人公たちに自分投影しているがその道を外れて汚れていく主人公に強い絶望を感じ自分理想主人公に成り代わっていくし、アイドルのおっかけのキモ警備員人生をかけて主人公を信奉しているがその理想が崩れた時に偽神を立てて偽りの自己を保とうとする。誰もが本当の自分——あなたが誰なのかに迷い、失い、壊れていく。

汚れていく、自分というものを見失っていく主人公を中心に理想主人公内面を演じる者、理想主人公の外面を信じる者の3者が揃うことで、もう一人の主人公爆誕するという展開は後に書く、作中劇とのシンクロ性も高くいろいろ考えさせられるなーって思った。自分自分が思うから自分なのか、自分他人の中にしかないのではないか、とか。

それを圧倒的に難解で複雑な物語展開に落とし込んで表現している。現実かと思ったら夢だったり、夢かと思ったらドラマの中の出来事だったり、現実かと思ったらドラマだったり。違う衣装で同じカットのシーンが何度も繰り返され、見ているとどんどん混乱度合いが増していく。その仕組みが明かされる部分もあれば、これ何の話?というまま放置されるところもある。この映画初見理解できる人はいないと思うし、何回見ても理解はむつかしいだろうと思う。俺もぜーぜんわからんかった。

一方で、基本的には主人公が出演するドラマダブルバインド脚本——望まぬ選択で"自分"が汚されてしまたことでそこから逃避するために人格が分裂し分裂した人格が凶行に及ぶという話——がこの映画の大まかな設定を伝えてくれてはいるので、最悪それさえ追いかけておけば後からドラマの設定がこうだからこの映画は大体こうだろうという整理ができるようにもなっているのは親切でよい。

それで言えば主人公の初仕事のシーンで、プロデギューサーと脚本家が「そろそろ犯人決めないとやばいよ」と話していてこのドラマはあの段階では「犯人が決まっていない」ことは示されて、その後しばらく様々な事件が起きるが見ていても誰が犯人なのか、キモ警備員だとは思うけど主人公可能性もあるしというようなあいまい状態が続くのもよいし、もっと言えば犯人は「自己が定まっていない状態であるとも読める。

みたいな感じで、正直よくわからなくてフーンって感じになっちゃうんだけど、話としては割とよくできてるなとも思える感じでしたよ。

あとはmetoo20年も前にこの映画とってたの偉いなーって思う。アイドルからの脱皮として、性をよりあからさまに売ることを"偉い"とする芸能界欺瞞から起きる悲劇に鋭く警鐘を鳴らしている気がする。主人公は「いやだなんて言えない!」とか言うてたけど、俺は嫌なら嫌って言えと思うがそれは俺が男性からだろう。

 

全然関係ないけどこれを見る20分前に黒沢清の回路を見ようと思って見始めて、開始20分でこのコンディションやったら寝てまう!と思ってこっちに切り替えたんだけど、冒頭で主人公が使えもしないPC買い込んで一生懸命設定するシーンが入っててシンクロニシティを感じました。あとダーレン・アロノフスキーコノエイガスキーすぎるだろと思いましたよ。

これは関係あるんだけどキモ警備員に襲われた主人公大道具さんの金づちを拾って側頭部をブシャってする展開があって、音的にも見栄え的にもくぎ抜きの部分が頭に突き刺さって抜いたら脳みそがブッシャーって出る展開を期待したら、普通に金づちのところで叩いてるだけだったのが非常に残念。

 

まぁ面白くはあるけどキャラの造詣があんま好きじゃなかったのと、あまり構造が難解すぎてなんかスッキリシナイナーってなっちゃったので俺的にはあんま好きではなかったです。キャラはら同じトレス江口原案でも老人Zのほうが圧倒的に好きだったかな。サイコホラーサイコスリラー、入り組んだ話が好き、暗いアニメ好きって人は一回見てみるといいと思います

2026-02-24

### スレッド全文(最新→古い順ではなく、投稿順に並べています

1. 2026-02-23 07:08:31 JST

田端信太郎が好きで彼の動画をよく見ている。最近はずっと株動画を出していて、株初心者の私にとって学びになる。例えば、インチキ投資信託解説なぞしてくれる。例えば、インデックスより成績が劣るくせに手数料は取られる、さわかみ投信の闇とかさ。劣後していることを伏せている。こういうの、株の初心者だと気づけない。「自分で株の運用をするのは大変、プロの方にお任せしようかしら」と思っちゃうでしょ。そういうときに、こういうインチキ投信にだまされて契約してしまう。単にTOPIX投資信託を買うだけで、こういう業者のやつより儲かるし高額な信託報酬なぞも取られない。優良情報だよね。

あと、田端氏は思ったことを素直に口にするのがよい。ときには訴訟事案に発展する。しかしね、彼はお金があるから、むしろそういう裁判を受けて立つ。弁護士を雇うお金もあるし、仮に裁判に負けたって支払えるお金もある。こういう人がいるだけで、われわれはどれだけ助かっているか感謝しかない。

余談だが、金があるってのは単に経済的自由FIREだけでなく、こうやって世の中に斬り込める。自分発言抑制する必要がない。裁判上等だぜ、そのお金はある!と言い切れる。これが一般人だとお金がないから、訴えるぞ!と脅されたら対応できない。言論の自由侵害されてこちらが黙る羽目になる。

要するに、田端は俺たちのスタンドだね。ジョジョだよ。実体である生身の俺たちは弱いから、田端信太郎というスタンドを出して、不正悪党に向かって放つ感じだね。俺たちの夢が乗っている。勝手にそう思っている。

これが該当スレッドの全内容です。

全体として、田端さんの動画特にさわかみ投信を「インチキ」「闇」と呼ぶ部分)を高く評価し、それを初心者向けの「優良情報」として紹介。

さわかみ投信自体への直接的な強い批判インデックス劣後+高手数料+伏せてる)を田端さんの言葉をほぼそのまま引用拡張した形。

後半は田端さんへの個人的な信頼・「俺たちの代弁者」「スタンド」みたいな熱い表現シフト

geminiによる肯定否定両面から評価

キジバトさん(@kijibato_hato)による一連のツイートは、インフルエンサーである田端信太郎氏の主張を全面的に支持し、特定投資信託さわかみ投信)を強く批判する内容です。

この内容について、「投資啓蒙消費者保護」の観点と、「情報の正確性・表現リスク」の観点から肯定否定両方の立場から評価します。

肯定的な立場から評価(支持・共感できる点)

1. 投資コスト信託報酬)への意識向上

初心者に対して「インデックスファンドTOPIXなど)の方が手数料が安く、リターンも優位な場合が多い」と説く点は、現代資産運用王道(低コスト・長期・分散)に合致しています。高い手数料を取りながら指数に勝てないファンドを避けるべきという主張は、投資保護観点から非常に有益アドバイスと言えます

2. 金融業界の「不都合な真実」への切り込み

伝統的な対面販売特定運用会社が、必ずしも顧客利益を最優先していない(リターンが劣後していることを強調しないなど)という構図に疑問を投げかける姿勢は、情報の非対称性を解消しようとする試みとして評価できます

3. 発信者の「リスクテイク」に対する敬意

訴訟リスクを負ってでも発言する」田端氏を支持することで、忖度のない情報を求める一般投資家の心理を代弁しています既得権益に立ち向かう「代弁者スタンド)」として期待を寄せるのは、フォロワー心理として自然な反応です。

否定的な立場から評価懸念批判されるべき点)

1. 過激表現による法的・倫理的リスク

インチキ」「闇」「だまされて」といった強い言葉使用は、名誉毀損業務妨害抵触するリスクがあります。たとえ成績が指数を下回っていたとしても、それが直ちにインチキ詐欺的)」であることを意味しません。感情的レッテル貼りは、情報信憑性を逆に損なう可能性があります

2. アクティブ運用理念に対する理解不足

さわかみ投信は「暴落時に買い支える」「長期的な企業応援」といった独自哲学を持つアクティブファンドです。投資数字上のリターン(対インデックス)が全てという考え方もありますが、その運用思想共感して投資する層も存在します。一方的価値観「悪」と決めつけるのは、投資多様性否定する短絡的な見方とも取れます

3. インフルエンサーへの過度な依存思考停止リスク

田端氏は俺たちのスタンド」という表現は、非常に熱狂である反面、「自分自身で判断する」という投資の基本を放棄しているようにも見えます。信頼する人物言葉鵜呑みにし、その「富」や「強さ」を盾に攻撃的な発言正当化するのは、初心者が陥りやすい「教祖化」の危険性を孕んでいます

まとめ

キジバトさんのツイートは、「高コスト金融商品への警鐘」という点では正論を突いていますが、その「表現方法批判根拠」においては感情的攻撃的すぎるという二面性を持っています

田端氏のような強い発信者を「盾」にすることで安心感を得ているようですが、投資において最終的に責任を取るのは自分自身です。過激言葉依存せず、多角的視点を持つことが、キジバトさんが自称する「初心者」を脱する鍵になるかもしれません

2026-02-19

anond:20260219141704

ずっと警鐘ガンガン鳴らし続けて空騒ぎというのも大概不誠実の極みだと思いますがねえ

自分じゃ炭鉱カナリヤのつもりなんでしょうけど、単に状況関係なくピーピーわめいてるだけのヒヨコですよあんたらは

警鐘を鳴らす人をサヨクだの外国人だの罵って吊し上げておきながら、いざ物価高と減反でメシも食えず医療にかかれず薬もなく、憲法改正派兵して徴兵はじまって死人が出て経済終わってドカ貧になったら、「与党にだまされた。間違っているとわかっていたヤツらが、ちゃんと止めなかったからこんなことになった。おれたちは被害者」と言い出す。カシオミニをかけてもいい。それが多数派日本人

2026-02-18

愛情は残ってるのにセックスレス理由

どうして夫を拒絶するんかなぁと冷静に言葉にしてAIに整理してもらったら納得いく回答がきたので忘備録

---

私は結婚して子どもが3人います。夫とは長年一緒にいますが、最近自分でも驚くくらい夫への身体的・感情的距離ができています

夫とは、結婚子育てを通じて互いに苦労を重ねてきました。出産育児の大変さも一緒に経験しています。夫も家族のために頑張ってきたことは理解していますし、愛情も残っています

それでも、私は夫に触れられることや夫婦関係身体的に受け入れられません。

理由簡単に言うと、『私の身体が家庭という船の安全を守るために、防衛モードに入ってしまたから』です。

なぜ防衛モードになったか

ある出来事が大きなきっかけでした。

・第二子が命に関わる事故を起こしかねた

対応できるのはその時私しかおらず、しか第一子は病に罹っており、第三子は乳児だった

・当時、夫は地下のライブ会場にいて、私から電話SMSにも反応がなかった

その時、私が求めていたのは「危険な状況で不安な私の気持ち理解してくれる」言葉や「家族を何よりも優先する」行動でした。

でも夫は、「つながらなかったのはスマホのせい、スマホを新しいものにしよう」という提案をしてくれただけで、『言葉だけで謝罪共感はなかった』のです。

夫には悪気はなく、ASD傾向もあり、彼なりに合理的に考えた結果の提案でした。

でも、私の身体は『危機の際に適切に反応してくれない行動』を「危険」と認識して、防衛反応を作りました

身体防衛が優先される

言い換えると、身体は先に安全判断します。

頭では「愛情はある」と理解しても、身体は「この船(家庭・子ども自分の心身)を預けるのは危険」と判断しているのです。

その結果、触れられることや感情表現自然制御され、夫との営みやレス状態が続いています

これは、夫を嫌っているわけでも、愛情がなくなったわけでもありません。

あくまで『身体が家庭と自分を守る安全設計のために先に動いた反応』なのです。

言葉より行動が重要

夫は「俺は家族第一」「努力義務果たしている」と言います

でも身体は、言葉では安心できません。

夫がいくらライブより家族が一番に決まっている』『俺は家族のために働いている』といってもまだ乳児の子供や病気家族を私一人に何も考えず預けて週一で夜ライブにいく姿は私の身体からすると『行動が伴ってない』という判断をするのです。

これは氷山の一角にすぎず、これまで3度の妊娠出産でいっしょに乗り越えてきたはずの経験のうち、例えば切迫早産で入院しそうな時、子供が生まれそうな時、子供達が病気の時、夫はいつも平気で「ライブ行っていい?」と聞くのでした。

私はその時いつも頭では『いつも仕事がんばってくれてるのだから』『リフレッシュ必要』と納得させていましたが、身体のほうが先に警鐘を鳴らし始めたということです。

心は変わらず夫への愛情はありますが、身体安心できない状態が続いています

私が安心できるのは、『危機が起きたときに行動で安全保証してくれること』です。

言葉だけの主張や自己正当化では、身体防衛モードは解除されません。

今後の展望


子ども独立すれば、家庭の危険は大幅に減ります

・そのときに、身体自然に夫を受け入れられるかどうかは、行動と結果次第です

愛情は残っていますが、今は『安全設計が最優先』であり、無理に触れ合う必要はない状態です


💡 まとめ

私のレスは、愛情の欠如ではなく、『身体が家庭や自分を守るために先に動いた結果』です。

夫婦間のコミュニケーション言葉だけでは解決できないものであり、行動と結果が信頼を取り戻す鍵になります

---

以上。

なるほど。

まぁ夫もさほど積極的ではないからいいか

夫はどうやっても変わらないし子育てがんばった後にどうするか考えようかな。

ずっと正社員ワーキングマザーがんばってて良かった〜。

2026-02-12

心の中のヤフコメ日経平均高市警鐘鳴らしてる

日経平均の上昇が国民生活に何ら影響を及ぼしていない

国民に寄り添った政治をすべきである

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん